JP6422672B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は表示装置に関し、特に信号線の機能を回復するリペア技術に関する。
表示装置はアレイ基板を有する。アレイ基板は透明基板を有し、その透明基板の上には、画素ごとに表示電圧を印加するための回路が形成される。このアレイ基板において、製造工程内で発生した配線の欠陥は、表示画面において点欠陥または線欠陥となり得る。そこで、例えば隣り合う配線同士の短絡(短絡欠陥)に対しては、その短絡部分を切断および除去して正常化するリペアが実施されており、また、配線の断線(断線欠陥)については、その断線箇所を結線して正常化するリペアが実施されている。
断線欠陥のリペアについては様々な手法が実施されているが、リペアされた箇所(リペア部)の信頼性確保および接続抵抗が大きな課題となっている。さらにリペアを実施するための、アレイ基板上に必要とされるスペースを低減すること、あるいは、リペア部が製品に与える影響を極力低減させる手法についても様々な検討が行われている。
例えば特許文献1,2はアレイ基板の配線の断線欠陥に対するリペア方法について記載されている。特許文献1では、リペアに使用する予備的な配線の本数を低減しており、特許文献2はシールによってリペア部が覆われるようにすることで、リペア時の金属の飛び散り、突起または光漏れの影響を回避している。
特開2001−166704号公報 特開平9−033937号公報
しかしながら、特許文献1,2では、表示領域内の配線の欠陥をリペアの対象としている。
一方で、近年、表示装置はドライバーICの高密度化、狭額縁化に伴い、特にCOG(Chip On Glass)実装採用機種においてはドライバーICから表示領域までの配線(以下、引き出し線とする。)が顕著に細線化されている。その結果、引き出し線の断線が生じやすい。また製造時において完全な断線が生じていなくても、衝突等などのストレスにより、断線が生じるような配線欠陥(半断線欠陥)も、引き出し線において生じやすくなる。
このような配線の欠陥は光学式欠陥検査装置(AOI:Automatic Optical Inspection)や電気式欠陥検査装置(アレイテスター)にて、製造工程の途中で検出することが考えられる。
しかるに特許文献1,2の技術では、引き出し線についてのリペアはできない。しかも特許文献1,2では、表示領域の両側にリペア用配線が延在しているので、リペア用配線の配線長が長く、これにより、抵抗値の増大を招く。
そこで、本発明は、この問題点を鑑みてなされたものであり、低抵抗で引き出し線の機能を回復できる表示装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる表示装置は、互いに並行して延在する複数の第1信号線と、互いに並行しつつ、前記複数の第1信号線と交差して延在する複数の第2信号線と、前記複数の第1信号線と前記複数の第2信号線との交差部の各々に設けられる画素用スイッチング素子の複数と、前記複数の第1信号線の各々への信号を入力する駆動端子の複数と、前記駆動端子の複数と前記複数の第1信号線とを一対一に接続して延在する複数の引き出し線と、前記複数の引き出し線と並行して延在する導電性の部位を有し、1つ以上の前記引き出し線の前記複数の第1信号線側の端部と、前記1つ以上の前記引き出し線に対応する前記駆動端子とを、前記部位を介して接続可能であるリペア用配線と、前記1つ以上の前記引き出し線の前記複数の第1信号線側の端部に接続される第1リペア用端子と、前記第1リペア用端子が設けられた前記引き出し線に対応する前記駆動端子に接続される第2リペア用端子と、前記1つ以上の前記引き出し線とは表示領域をはさんで反対側において、前記複数の第1信号線のうち前記1つ以上の前記引き出し線に対応する第1信号線と接続される第1アレイ検査用端子と、前記リペア用配線に接続される第2アレイ検査用端子とを備え、前記リペア用配線は、前記第1リペア用端子と接続可能な第1端子と、前記第2リペア用端子と接続可能な第2端子とを有し、前記リペア用配線は前記第1アレイ検査用端子とは前記表示領域をはさんで反対側のみに形成され、前記第2アレイ検査用端子は、前記リペア用配線を介して複数の前記第2端子と接続している

本発明にかかる表示装置によれば、1つ以上の引き出し線のうち1本に断線が生じた場合に、その1本の引き出し線の第1信号線側の端部と駆動端子側の端部とを、それぞれリペア用配線に接続させる処理を行うことで、その1本の引き出し線の機能を回復することができる。
しかも、リペア用配線が第1信号線と引き出し線の1本とを接続する構造に比して、リペア用配線の長さを短縮することができる。これにより、低抵抗で引き出し線の機能を回復することができる。
表示装置の回路構成の一例を概念的に示す図である。 一つの画素に対応する部分の回路構成を概念的に示す図である。 ソース信号線とリペア用配線の概念的な一例を示す断面図である。 ソース信号線とリペア用配線の概念的な一例を示す断面図である。 比較例にかかる表示装置の回路構成の一例を概念的に示す図である。 表示装置の回路構成の一例を概念的に示す図である。 表示装置の回路構成の一例を概念的に示す図である。 駆動端子と駆動装置との概念的な一例を示す断面図である。 表示装置の概念的な一例を示す断面図である。 引き出し線とリペア用配線との一例を概念的に示す平面図である。 引き出し線とリペア用配線との一例を概念的に示す平面図である。 表示装置の回路構成の一例を概念的に示す図である。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係るアレイ基板1に形成した回路の一例を概念的に示す構成図である。このアレイ基板1は表示装置(例えば液晶表示装置)に用いられる。
アレイ基板1は不図示の基板(例えば透明基板であり、より詳細な一例としてガラス基板)を有しており、この基板の上に後述する各種の構成要素が設けられる。図1に示すように、本実施の形態1に係るアレイ基板1には、表示領域10および半導体チップ搭載領域20a,20bが形成される。
表示領域10には、複数のゲート信号線12aと、複数のソース信号線12bとが設けられている。複数のゲート信号線12aは互いに並行して延在している。以下では、ゲート信号線12aの延在方向をX方向と呼ぶ。複数のソース信号線12bは互いに並行しつつ複数のゲート信号線12aと交差して延在している。例えば複数のソース信号線12bは、X方向に略直交するY方向に延在する。
また図1の例示では、アレイ基板1には複数のコモン配線16が設けられている。複数のコモン配線16はX方向に延在しており、その各々は各ゲート信号線12aと間隔を空けて隣り合っている。複数のコモン配線16は、X方向における一端同士および他端同士において、互いに接続されている。図1の例示では、アレイ基板1にはコモン配線用端子19も設けられている。コモン配線用端子19はコモン配線16に接続され、このコモン配線用端子19を介して、コモン配線16に共通の電位が印加される。
ゲート信号線12aおよびソース信号線12bによって囲まれる各領域は、画素に相当する。この画素は全体として例えばマトリクス状に形成されている。図2は、一つの画素に含まれる回路構成のより詳細な一例を示している。図2に示すように、ゲート信号線12aとソース信号線12bの交差部には、画素用スイッチング素子(ここでは表示用TFT(Thin Film Transistor))18が設けられる。画素用スイッチング素子18の制御電極(ゲート電極)はゲート信号線12aに接続され、画素用スイッチング素子18のソース電極はソース信号線12bに接続されている。また画素用スイッチング素子18のドレイン電極は、不図示の画素電極に接続され、この画素電極は保持容量C10を介してコモン配線16と接続されている。画素電極は表示素子(例えば液晶)に電圧を与えるための電極である。画素用スイッチング素子18は、ソース信号線12bと画素電極との間の導通/非導通を選択する。
ゲート信号線12aに信号が入力されることで、画素用スイッチング素子18がオンする。この状態で、ソース信号線12bに信号が入力されると、保持容量C10に電圧が充電される。保持容量C10に充電される電圧は、画素(より詳細には当該画素に対応する表示素子、例えば液晶)に印加される電圧に相当する。表示素子はこの電圧に応じて表示を変化させることとなる。
なお図1の例示では、構成を見やすくするために、画素用スイッチング素子18および保持容量C10の図示を省略している。図2の回路は、例えば複数のゲート信号線12aと複数のソース信号線12bの交差部の全てに形成され、全体として例えばマトリックス状に配置される。
半導体チップ搭載領域20a,20bは、半導体チップ(ゲート駆動装置(Gate Driver IC)またはソース駆動装置(Source Drive IC))が搭載される領域である。例えば半導体チップ搭載領域20aには、ゲート信号線12aに信号を出力するゲート駆動装置(不図示)が搭載され、半導体チップ搭載領域20bには、ソース信号線12bに信号を出力するソース駆動装置(不図示)が搭載される。
半導体チップ搭載領域20aには、複数の駆動端子22aが設けられている。駆動端子22aは例えばY方向に沿って並んで設けられており、それぞれ引き出し線24aを介してゲート信号線12aに接続される。つまり引き出し線24aはゲート信号線12aと駆動端子22aとを接続する。複数の駆動端子22aはゲート駆動装置の複数の出力端子(出力バンプ)とも接続される。これにより、駆動端子22aおよび引き出し線24aを介して、当該ゲート駆動装置とゲート信号線12aとが電気的に接続される。
なお、ゲート信号線12aと引き出し線24aとの一組は1本の配線を構成するところ、ここでいう引き出し線24aとは、駆動端子22aに最も近い画素用スイッチング素子18と、駆動端子22aとの間の配線部分をいう。
半導体チップ搭載領域20bには、複数の駆動端子22bが設けられている。駆動端子22bは、例えばX方向に沿って並んで設けられており、それぞれ引き出し線24bを介してソース信号線12bに接続される。つまり引き出し線24bはソース信号線12bと駆動端子22bとを接続する。複数の駆動端子22bはソース駆動装置の複数の出力端子(出力バンプ)とも接続される。これにより、駆動端子22bおよび引き出し線24bを介して、当該ソース駆動装置とソース信号線12bとが電気的に接続される。
なお、ソース信号線12bと引き出し線24bとの一組は1本の配線を構成するところ、ここでいう引き出し線24bとは、駆動端子22bに最も近い画素用スイッチング素子18と、駆動端子22bとの間の配線部分をいう。
図1の例示では、ソース信号線12bの相互間の間隔は駆動端子22bの相互間の間隔に比べて広い。よって、引き出し線24bの相互間の間隔はソース信号線12bに近づくにつれて広くなっている。図1の例示では、引き出し線24bは、駆動端子22bの近傍においてY方向に沿って延在する端子側部分と、ソース信号線12bに近づくにつれて、隣り合う引き出し線24bとの間隔を広げながら延在する傾斜部分と、ソース信号線12bの近傍においてY方向に沿って延在する信号線側部分とを有している。
また、アレイ基板1にはリペア用配線40が設けられる。リペア用配線40は、複数の引き出し線と並行して延在する導電性の部位(以下では、リペア用配線とも呼ぶ)43を有し、引き出し線24bのソース信号線12b側の端部と、引き出し線24bに対応する駆動端子22bとを、部位43を介して接続可能である。リペア用配線40は例えばリペア用配線41〜43によって形成されている。リペア用配線41は、ソース信号線12b側において、1つ以上の引き出し線24bと交差して延在する。例えばリペア用配線41はX方向に沿って延在しており、全ての引き出し線24bと交差する。図1の例示では、リペア用配線41は、引き出し線24bのうち、ソース信号線12bの近傍においてY方向に沿って延在する部分(信号線側部分)と交差する。なお、図3に示すように、リペア用配線41と引き出し線24bとの間には絶縁層30が介在している。
リペア用配線41は、後述するリペア処理により、引き出し線24bの各々と電気的に接続可能である。
リペア用配線42は、リペア用配線41よりも駆動端子22bに近い位置において、後述するリペア処理により、当該1つ以上の引き出し線24bと電気的に接続可能である。より具体的には、リペア用配線42は、リペア用配線41よりも駆動端子22bに近くを例えばX方向に沿って延在しており、全ての引き出し線24bと交差している。リペア用配線42は駆動端子22bの近傍を延在する。図1の例示では、リペア用配線42は、引き出し線24bのうち、駆動端子22bの近傍においてY方向に沿って延在する部分(端子側部分)と交差する。なお、リペア用配線42と引き出し線24bとの間にも絶縁層30が介在している。
リペア用配線43はリペア用配線41,42を接続する。図1の例示では、リペア用配線43は複数の引き出し線24bが設けられている領域の外側において延在しており、リペア用配線41の一端と、リペア用配線42の一端とを繋いでいる。
このようなリペア用配線40によれば、リペア用配線41,42の間の領域において、一つの引き出し線24bに断線が生じた場合でも、所定のリペア処理によって当該一つの引き出し線24bの機能を回復することができる。例えば図1では、引き出し線24bのうち一つの引き出し線241bに断線が生じている。この断線箇所は、平面視において、リペア用配線41,42の間に在る。
そして、引き出し線241bとリペア用配線41との交差部の絶縁層30を絶縁破壊し、引き出し線241bおよびリペア用配線41を当該交差部において溶融させて互いに接触させる。これにより、図4に例示するように、当該引き出し線241bがリペア用配線41と電気的に接続する。このような処理は、例えば外部からレーザーを照射することによって実行される。同様のリペア処理によって、引き出し線241bとリペア用配線42とを、その交差部において電気的に接続させる。
これにより、当該引き出し線241bに接続される駆動端子22bおよびソース信号線12bが、リペア用配線40を介して電気的に接続されることになる。よって、引き出し線241bの断線部を迂回して、ソース信号線12bへと信号を出力することができる。
比較例として図5を示す。図5は比較例にかかるアレイ基板1’に形成した回路の一例を概念的に示す構成図である。図5においては、リペア用配線40’はリペア用配線41’〜43’によって形成される。リペア用配線41’は、表示領域10に対して駆動端子22bとは反対側において、全てのソース信号線12bと交差して延在している。リペア用配線41’とソース信号線12bとの間には絶縁層が介在する。
リペア用配線42’はリペア用配線42と同様に、駆動端子22bの近傍を延在する。またリペア用配線42’と引き出し線24bとの間には絶縁層が介在する。
リペア用配線43’は例えば引き出し線24bが設けられる領域よりも外側の部分および表示領域10よりも外側の部分を延在して、リペア用配線41’の一端とリペア用配線42’の一端とを繋ぐ。したがって、リペア用配線40’は表示領域10の外側の周りを延在することとなる。
図5の例示であっても、リペア用配線41’,42’の間の領域において、一つの引き出し線241bに断線が生じたときに、所定のリペア処理によって、機能を回復することができる。すなわち、例えばレーザー照射によって、引き出し線241bとリペア用配線42’とを電気的に接続し、引き出し線241bに接続されるソース信号線12bと、リペア用配線41’とを電気的に接続する。図5の例示では、引き出し線241bとリペア用配線41との接続箇所401と、引き出し線241bとリペア用配線42との接続箇所402も示されている。これにより、駆動端子22bからの信号を、リペア用配線40’を介してソース信号線12bへと入力できる。
ただし、図5の例示では、リペア用配線41’が、表示領域10に対して引き出し線24bと反対側においてソース信号線12bと交差するので、リペア用配線41’,42’の間隔が比較的広く、ひいてはリペア用配線40’(リペア用配線41’〜43’の一組)の配線長が長くなる。よって、配線の抵抗値が増大し、ひいては、リペア用配線40’を介してソース信号線12bに入力される信号の遅延を招く。これにより、表示領域10に表示される画面の表示性能が低下する。
一方で、本実施の形態1では、リペア用配線41は引き出し線24bと交差して延在する。よって、リペア用配線41,42の間隔はリペア用配線41’,42’の間隔よりも狭い。つまりリペア用配線40(リペア用配線41〜43の一組)の配線長はリペア用配線40’よりも短い。したがって低抵抗で引き出し線241bの機能を回復できる。よって信号の遅延を抑制し、ひいては表示性能の低下を抑制することができる。
なお上述の例では、リペア用配線40は全ての引き出し線24bをリペア対象としている。しかしながら必ずしもこれに限らず、リペア用配線40は1つ以上の引き出し線24bをリペア対象とすればよい。要するに、リペア用配線41がリペア処理によって1つ以上の引き出し線24bの各々と電気的に接続可能に設けられ、リペア用配線42がリペア処理によって、リペア用配線41よりも駆動端子22に近い個所において、当該1つ以上の引き出し線24bの各々と電気的に接続可能に設けられ、リペア用配線41,42が互いに接続されていればよい。
また上述の例では、引き出し線24bに対してリペア用配線40を設けているものの、引き出し線24aに対して同様にリペア用配線を設けてもよい。
<実施の形態2>
図6は、本発明の実施の形態2に係るアレイ基板1に形成した回路の一例を概念的に示す構成図である。図6のアレイ基板1には、図1のアレイ基板1と比較して、リペア用端子411,412,431,432がさらに設けられている。
リペア用端子411は例えば複数設けられており、その各々が引き出し線24bの各々と接続する。図6の例示では、全ての引き出し線24bにリペア用端子411が設けられている。例えばリペア用端子411は、引き出し線24bのうちソース信号線12b側の端部(例えばY方向に沿って延在する部分)と接続している。
リペア用端子412はリペア用端子411に対応して設けられており、それぞれ対応するリペア用端子411の近傍に設けられる。互いに対応するリペア用端子411,412は対をなしており、これらはリペア処理によって互いに電気的に接続可能である。
リペア処理としては例えば次の処理を採用できる。即ち、所定の導体(例えば半田)を、互いに対応するリペア用端子411,412のいずれにも接触させる。これにより、リペア用端子411,412を電気的に接続できる。このようにリペア用端子411,412同士が電気的に接続されることで、引き出し線24bとリペア用配線41とが互いに電気的に接続されることとなる。
リペア用端子431は例えば複数設けられており、その各々が、引き出し線24bに接続される。図6の例示では、リペア用端子431は駆動端子22bに接続されており、駆動端子22bを介して引き出し線24bに接続される。なお、リペア用端子431は必ずしも駆動端子22bに接続される必要はない。リペア用端子431は、リペア用端子411と引き出し線24bとの接続箇所よりも駆動端子22bに近い個所において、引き出し線24bに接続されていればよい。例えばリペア用端子431は、引き出し線24bのうち駆動端子22側でY方向に沿って延在する部分と接続してもよい。
これらのリペア用端子431は、リペア用端子411が接続された引き出し線24bに対して設けられる。図6の例示では、リペア用端子411が全ての引き出し線24bに設けられているので、リペア用端子431も全ての引き出し線24bに対して設けられている。
リペア用端子432はリペア用端子431に対応して設けられており、それぞれ対応するリペア用端子431の近傍に設けられる。互いに対応するリペア用端子431,432は対をなしており、これらは後に述べるリペア処理によって電気的に互いに接続可能である。このようにリペア用端子431,432同士が電気的に接続されることで、駆動端子22bとリペア用配線42とが互いに電気的に接続されることとなる。
リペア処理としては例えば次の処理を採用できる。即ち、所定の導体(例えば半田)を、対をなすリペア用端子431,432のいずれにも接触させる。これにより、リペア用端子431,432を電気的に接続できる。
リペア用端子411,412,431,432の大きさ、材質、形状および表面状態(表面精度など)としては、上記導体(例えば半田など)にとって適したものを採用すればよい。
図6の例示において、引き出し線24bの1本に断線が生じた場合、次のようにして、この1本の機能を回復させる。すなわち、図7に例示するように、断線が生じた引き出し線241bに接続されたリペア用端子411と、これに対応するリペア用端子412とを、導体60を用いて、互いに電気的に接続させる。より具体的には、当該導体60をリペア用端子411,412に接触させて、これらを電気的に接続させる。同様に、引き出し線241bに接続されたリペア用端子431と、これに対応するリペア用端子432とを、導体60を用いて、互いに電気的に接続させる。これにより、引き出し線241bに接続されたソース信号線12bは、リペア用配線40を介して駆動端子22bに接続される。よって、駆動端子22からリペア用配線40を介してソース信号線12bへと信号を出力することができる。
なお実施の形態1においては、レーザー照射などによって、絶縁層30を破壊しつつ、上層のリペア用配線41,42の各々と下層の引き出し線24bとを溶融させることで、これらを電気的に接続させた。よって配線材料や絶縁材料の飛沫等が生じえる。飛沫等が生じた場合には、これを除去するための洗浄工程が必要となる場合がある。
一方で本実施の形態2では、上述のように、それぞれ導体(例えば半田など)60によって、リペア用端子411,412を接続させ、リペア用端子431,432を接続させる。よって、上述の飛沫が生じない。したがって、製造コストを低減できる。
またレーザーによるリペア処理では、絶縁層30を介してリペア用配線42を引き出し線24bと交差して延在させる必要があった。他方、本実施の形態2では、リペア用配線42を引き出し線24bと交差させる必要はない。つまり、リペア用配線42をどのように配線するかの自由度を向上することができる。図6,7の例示では、リペア用配線42は引き出し線24bとは交差しておらず、駆動端子22bに対して引き出し線24bとは反対側の領域を延在している。
なお実施の形態2においては、リペア用配線41,42の両方にリペア用端子を設けているものの、少なくとも一方に対してリペア用端子が設けられれば良い。
<実施の形態3>
実施の形態1または実施の形態2において、引き出し線24bとリペア配線40とが互いに電気的に接続されるか部分(即ち、リペア処理を施した部分)が外部に露出することは信頼性の観点からは好ましくない。そこで実施の形態3では、リペア処理を施す対象となる部分(以下、リペア処理対象部と呼ぶ)を封止することを企図する。
まずリペア用配線42について述べる。実施の形態3では、リペア用配線42のリペア処理対象部を半導体チップ搭載領域20bに設ける。例えば図1では、リペア用配線42は半導体チップ搭載領域20bにおいて引き出し線24bと交差して延在している。つまり、リペア用配線42と引き出し線24bとの交差部(リペア処理対象部)は半導体チップ搭載領域20b内に位置している。また図6の例示では、リペア用端子431,432(リペア処理対象部)が半導体チップ搭載領域20b内に位置している。
この半導体チップ搭載領域20bには、ソース駆動装置が設けられる。図8は、駆動端子22bを通る位置での、アレイ基板1の一部の断面を示している。図8では、一つの駆動端子22bに相当する部分のみを拡大して示している。
ソース駆動装置26bは出力端子261bを有しており、その出力端子261bが駆動端子22bと一対一で対向するように配置される。出力端子261bは複数設けられており、この複数の出力端子261bが、複数の駆動端子22bと対向する。また、その出力端子261bと駆動端子22bとの間には、異方性導電膜50が介在している。
異方性導電膜50は樹脂と導体粒子(例えば金属粒子)とが混在して形成される。例えば樹脂としては熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂などが採用され、ソース駆動装置26bを半導体チップ搭載領域20bに固定する。導体粒子は、出力端子261bと駆動端子22bとの間における電気的な接続を良好にする。
この異方性導電膜50は出力端子261bと駆動端子22bとの間のみならず、例えばソース駆動装置26bが設けられる領域(半導体チップ搭載領域20b)の全面に渡って設けられる。よって、異方性導電膜50はリペア処理対象部を被覆することとなり、この部分を封止する。
なお半導体チップ搭載領域20b内の他の電気素子同士の距離(例えば出力端子26b同士の距離、出力端子26bとリペア用配線42との距離など)は、出力端子261bと駆動端子22bとの間の距離に比べて長く、異方性導電膜50は当該他の電子素子同士の電気的な絶縁を阻害しない。
また異方性導電膜50は必ずしも半導体チップ搭載領域20bの全面に渡って設けられる必要はなく、半導体チップ搭載領域20bを囲っていてもよい。これにより、ソース駆動装置26bと基板との間の内部空間を密閉することができる。リペア処理対象部は当該内部空間に位置するので、異方性導電膜50によって封止されることとなる。
以上のように、上述の構造では、リペア用配線42のリペア処理対象部が封止されるので、配線の信頼性を向上することができる。しかも上述の例では、リペア処理対象部を封止するための専用のシール材を別途に設けるのではなく、異方性導電膜50を流用してリペア処理対象部を封止している。よって製造コストを低減することができる。
次に、リペア用配線41について述べる。リペア用配線41のリペア処理対象部は、液晶を封止するシール材を流用して封止することができる。図9は液晶表示装置100の概念的な構成の一例を示す図である。液晶表示装置100はアレイ基板1と対向基板2と液晶3とを備えている。液晶3はアレイ基板1と対向基板2との間に介在している。液晶3は平面視において表示領域10に設けられており、その液晶3を封止すべく、シール材4が設けられている。このシール材4はアレイ基板1と対向基板2との間において、液晶3を、ひいては表示領域10を囲うように設けられる。
そこで、リペア用配線41のリペア処理対象部をシール材4によって囲まれる領域内に配置する。図1の例示では、リペア用配線41は表示領域10の内部において引き出し線24bと交差して延在している。つまり、リペア用配線41と引き出し線24bとの交差部(リペア処理対象部)は、平面視において、シール材4の内部に設けられる。また図6の例示では、リペア用端子411,412(リペア処理対象部)は表示領域10内に位置している。つまり、リペア用端子411,412は平面視においてシール材4によって囲まれる。
これにより、配線の信頼性を向上することができる。しかも上述の例では、リペア用配線41のリペア処理対象部を封止するための専用のシール材を別途に設けるのではなく、液晶3を封止するためのシール材4を流用して、当該部分を封止している。よって製造コストを低減することができる。
なお、リペア用配線41のリペア処理対象部は平面視において必ずしもシール材4によって囲まれている必要はない。例えば、平面視においてシール材4と重なる位置に、リペア処理対象部が設けられてもよい。この場合、リペア処理対象部がシール材4によって被覆されることとなり、リペア用対象部が封止されることとなる。
また、実施の形態3においては、リペア用配線41,42のいずれか一方が上述の手法により封止されればよく、他方が他の手法により封止されていてもよい。この場合であっても、一方の効果を招来することができる。
<実施の形態4>
図1,6においては、1本のリペア用配線40が全ての引き出し線24bに対応して設けられている。より具体的には、図1の例示では、リペア用配線41,42の各々が全ての引き出し線24bと交差している。これにより、どの引き出し線24bの1本に断線が生じたとしても、その1本に対してリペア処理を施すことができる。また図6の例示では、全ての引き出し線24bにリペア用端子411,421を設けており、リペア用配線41,42には、全ての引き出し線24bに対応して、それぞれリペア用端子412,422を設けている。これにより、どの引き出し線24bの1本に断線が生じたとしても、その1本に対してリペア処理を施すことができる。
実施の形態4では、複数の引き出し線24bを複数のグループに分け、そのグループごとにリペア用配線40を設ける。図10は、引き出し線24bとリペア用配線40a,40bとの一例を模式的に示す平面図である。
リペア用配線40aはリペア用配線41a〜43aを備えている。リペア用配線41aは複数の引き出し線24bのうち、紙面左半分の引き出し線24bと交差して延在している。リペア用配線42aは、リペア用配線41aよりも駆動端子22b側(紙面下方)において、紙面左半分の引き出し線24bと交差して延在している。リペア用配線43aは複数の引き出し線24bが設けられた領域よりも紙面左側において延在しており、リペア用配線41a,42aを接続する。
リペア用配線40bはリペア用配線41b〜43bを備えている。リペア用配線41bは複数の引き出し線24bのうち、紙面右半分の引き出し線24bと交差して延在している。リペア用配線42bは、リペア用配線41bよりも駆動端子22b側において、紙面右半分の引き出し線24bと交差して延在している。リペア用配線43aは複数の引き出し線24bが設けられた領域よりも紙面右側において延在しており、リペア用配線41b,42bを接続する。
このような構造によれば、左半分の引き出し線24bの1本に断線が生じたとしても、リペア用配線40aを用いたリペア処理により、当該1本の機能を回復することができる。同様に、右半分の引き出し線24bの1本に断線が生じたとしても、リペア用配線40bを用いたリペア処理により、その1本の機能を回復することができる。よって回復可能な引き出し線24bの本数を向上することができる。
しかも実施の形態1〜3のリペア用配線40に比してリペア用配線40a,40bの配線長が短い。例えば図1において、紙面左半分に位置する引き出し線241bに断線が生じた場合、引き出し線241bを流れる信号は、比較的長い距離でリペア用配線40を経由する。一方で、図11に示すように、紙面左半分に位置する引き出し線24bの1本(引き出し線241b)に断線が生じた場合には、信号は、比較的短い距離でリペア用配線40aを経由する。したがって、信号の遅延をさらに抑制することができる。なお図11においては、引き出し線241bとリペア用配線40aとの電気的な接続を、黒丸で示している。
また上述の例では、引き出し線24bを右半分と左半分との2つのグループに分けたものの、そのグループは任意に設定できる。
<実施の形態5>
実施の形態5では、ソース信号線12bおよび引き出し線24bの断線を検査するための構成をアレイ基板1に設ける。図12は、実施の形態5にかかるアレイ基板1の回路構成の一例を概念的に示す図である。
図12のアレイ基板1は、図6のアレイ基板1と比較して、アレイ検査用端子28b,30bをさらに備えている。アレイ検査用端子30bは、表示領域10に対して引き出し線24bとは反対側において、ソース信号線12bの一端に接続されている。図12の例示では、アレイ検査用端子30bは複数設けられており、その各々が、2つのソース信号線12bに共通して接続されている。図12の例示では、一つのアレイ検査用端子30bは一つ飛ばしで2つのソース信号線12bに接続されている。
アレイ検査用端子28bはリペア用配線42に接続されている。例えばアレイ検査用端子28bはリペア用配線42の一端(リペア用配線43とは反対側の一端)に接続されている。
図12に示すように、駆動端子22bの各々は静電容量部C20bの各々を介してリペア用配線42に接続される。この静電容量部C20bはいわゆるコンデンサであってもよいし、あるいは、リペア用配線42と引き出し線24bとが絶縁層30を介して互いに交差している場合には、その交差部が静電容量部C20bとして機能してもよい。
このアレイ基板1によれば、次で説明するように、アレイ検査用端子28b,30bを用いてソース信号線12bおよび引き出し線24bの断線検査を行うことができる。まずアレイ検査用端子28b,30bに検査針(プローブ)を当てる。そして、一つのアレイ検査用端子30bとアレイ検査用端子28bとにそれぞれ異なる電位を印加する。例えば当該一つのアレイ検査用端子30bのアレイ検査用端子28bとの間に直流電源を接続する。
このとき、当該一つのアレイ検査用端子30bとアレイ検査用端子28bとの間の経路に断線が生じていなければ、当該経路に電流が流れる。図12の例示では、当該一つのアレイ検査用端子30bは2つのソース信号線12bと接続されるので、当該一つのアレイ検査用端子30bとアレイ検査用端子28bとの間には、経路が2本形成される。各経路は、ソース信号線12b、引き出し線24b、駆動端子22b、静電容量部C20bおよびリペア用配線42によって形成される経路である。
もし、これら2本の経路のうち一方に断線が生じていれば、他方の経路のみに電流が流れる。このときの電流の値は、2本の経路に電流が流れる場合の値に比べて小さい。したがって、この電流を検出し、これが基準値よりも小さいときに、他方の経路に断線が生じていると判断できる。また電流が流れていなければ、両方の経路に断線が生じていると判断できる。かかる検出および判断はプローブを有する周知の検査装置によって行なうことができる。
ただし、このアレイ検査用端子30bに接続される2つの経路のうち、どちらの経路に断線が生じているかを、検査装置が判断することは困難である。よって検査装置はいずれかの経路を特定することなく、両方の経路を作業員に通知する。当該通知を受け取った作業員は、これらの経路を例えば目視により確認し、断線箇所を特定する。
上述の検査を、複数のアレイ検査用端子30bに対して順次に電位を与えることで、繰り返し行なう。これにより、全てのソース信号線12bおよび引き出し線24bの断線を検査することができる。
以上のように、本アレイ基板1によれば、アレイ検査用端子28b,30bおよびリペア用配線42を用いて、ソース信号線12bおよび引き出し線24bの断線を検査することができる。したがって、リペア用配線42とは別の配線(断線検査専用の配線)を設ける場合に比べて、回路規模および製造コストを低減することができる。
なお、上述の例では、アレイ検査用端子30bは2本のソース信号線12bに接続されているものの、1本のソース信号線12bに接続されてもよく、3本以上のソース信号線12bに接続されてもよい。
また、図12の例示では、ゲート信号線12aおよび引き出し線24aの断線検査のために、アレイ検査用端子28a,30aと断線検査用配線32aが設けられている。断線検査用配線32aは各静電容量部C20aを介して各駆動端子22aに接続されている。アレイ検査用端子30aは、表示領域10に対して引き出し線24aとは反対側において、ゲート信号線12aと接続され、アレイ検査用端子28aは断線検査用配線32aの一端(駆動端子22aとは反対側の一端)と接続される。
かかる構造によって、ソース信号線12bおよび引き出し線24bの断線検査と同様にして、ゲート信号線12aおよび引き出し線24aの断線を検査することができる。
なお引き出し線24aに対するリペア用配線を設ける場合には、そのリペア用配線の一部を断線検査用配線と兼用するとよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 アレイ基板、4 シール材、12a ゲート信号線、12b ソース信号線、18 画素用スイッチング素子、22a,22b 駆動端子、28b,30b アレイ検査用端子、40〜43,40a〜43a,40b〜43b リペア用配線、50 異方性導電膜、26 ソース駆動装置、411,412,431,432 リペア用端子。

Claims (4)

  1. 互いに並行して延在する複数の第1信号線と、
    互いに並行しつつ、前記複数の第1信号線と交差して延在する複数の第2信号線と、
    前記複数の第1信号線と前記複数の第2信号線との交差部の各々に設けられる画素用スイッチング素子の複数と、
    前記複数の第1信号線の各々への信号を入力する駆動端子の複数と、
    前記駆動端子の複数と前記複数の第1信号線とを一対一に接続して延在する複数の引き出し線と、
    前記複数の引き出し線と並行して延在する導電性の部位を有し、1つ以上の前記引き出し線の前記複数の第1信号線側の端部と、前記1つ以上の前記引き出し線に対応する前記駆動端子とを、前記部位を介して接続可能であるリペア用配線と、
    前記1つ以上の前記引き出し線の前記複数の第1信号線側の端部に接続される第1リペア用端子と、
    前記第1リペア用端子が設けられた前記引き出し線に対応する前記駆動端子に接続される第2リペア用端子と
    前記1つ以上の前記引き出し線とは表示領域をはさんで反対側において、前記複数の第1信号線のうち、前記1つ以上の前記引き出し線に対応する第1信号線と接続される第1アレイ検査用端子と、
    前記リペア用配線に接続される第2アレイ検査用端子と
    を備え、
    前記リペア用配線は、前記第1リペア用端子と接続可能な第1端子と、前記第2リペア用端子と接続可能な第2端子とを有し、
    前記リペア用配線は前記第1アレイ検査用端子とは前記表示領域をはさんで反対側のみに形成され、
    前記第2アレイ検査用端子は、前記リペア用配線を介して前記第2端子と接続している、表示装置。
  2. 前記複数の駆動端子と電気的に接続される複数の出力端子を有する駆動装置と、
    前記複数の駆動端子と前記複数の出力端子との間に介在する異方性導電膜と
    を備え、
    前記1つ以上の前記引き出し線の各々および前記リペア用配線が前記駆動端子側において互いに接続される部分は、前記異方性導電膜によって封止される、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記複数の第1信号線、前記複数の第2信号線、前記画素用スイッチング素子と、前記複数の駆動端子、前記複数の引き出し線、前記リペア用配線が設けられるアレイ基板と、
    前記複数の第1信号線と前記複数の第2信号線と前記画素用スイッチング素子とを含む前記表示領域に設けられる液晶と、
    前記液晶を、前記アレイ基板とともに挟持する対向基板と、
    前記対向基板と前記アレイ基板との間において前記液晶を囲んで封止するシール部材と
    をさらに備え、
    前記1つ以上の前記引き出し線の前記複数の第1信号線側の端部および前記リペア用配線が互いに接続される部分は、前記シール部材によって封止される、請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記複数の引き出し線と並行して延在する導電性の第2部位を有し、前記複数の第1信号線のうち、前記複数の引き出し線のうち1つ以上の第2引き出し線の前記複数の第1信号線側の端部と、前記1つ以上の第2引き出し線に対応する前記駆動端子とを、前記第2部位を介して接続可能である第2リペア用配線をさらに備える、請求項1から3のいずれか一つに記載の表示装置。
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