JP6418105B2 - 車両用シフト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シフト装置に関し、特に、多数決判定を利用したときにおいてシフトレバーの移動操作が途中で停止した場合でも、運転者に違和感を与えない正確な位置判定を実現するための改良に関する。
位置センサからの出力信号に応じてシフトレバーの操作位置を判定する車両用シフトレバー位置判定装置が知られている。例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3に記載されたシフトポジション判定装置がその一例である。この技術によれば、規定のポジションに対応する電圧値の範囲と、その隣のポジションに対応する電圧値の範囲を予め定めておき、位置センサからの信号の電圧値が、何れの範囲に含まれるかを判定することで、シフトレバーの操作位置を判定することができる。
上記シフトレバーは、非操作状態に機械的に戻されるM操作ポジションから、前記M操作ポジションにセレクト方向に隣接する位置に設けられたN操作ポジション、前記M操作ポジションに前記セレクト方向に交差するシフト方向に隣接する位置に設けられたB操作ポジション、前記N操作ポジションに前記シフト方向の両側に隣接する位置に設けられたD操作ポジションおよびR操作ポジションのいずれかへ選択的に操作されるようになっている。そして、シフトレバー位置判定装置は、そのシフトレバーの操作位置に応じて変化する位置センサからの出力信号の大きさと予め設定された位置判定値との比較に基づいて前記シフトレバーの操作位置が検出されるようになっている。
特開2013−224693号公報 特開2008−002561号公報 特開2009−216215号公報
ところで、上記位置センサは、位置固定の回路基板およびシフトレバーの基板側の端部の一方に固定された磁気センサから構成され、他方に固定された磁石から発生する磁気の強さを検知するものであり、シフトレバーの操作ポジションに対応して連続的に変化する電圧値を出力する。そして、この電圧値と予め設定された閾値との比較結果に基づいてシフトレバーの操作位置が判定される。しかしながら、シフトレバーに取り付けられた磁石の特性のばらつき、位置センサの特性のばらつき、基板に固定された位置センサの位置のばらつきなどに起因して位置センサからの出力信号の大きさにバラツキが発生し、操作位置の判定精度が十分に得られないという不都合があった。たとえば、シフトレバーの操作位置が所定の操作ポジションとそれに隣接する操作ポジションとの中間に位置するときには、位置センサの出力信号の大きさが互いの操作位置に対応した出力信号の中間値を示すべきところ、上記のばらつきに起因していずれか一方の操作位置に偏った値が出力されるという不都合があった。
これに対し、複数の位置センサからそれぞれ出力される出力信号から所定のシフトレバーの操作位置をそれぞれ並列的に判定し、その判定結果の多数決で操作位置を判定することが、考えられる。これによれば、位置センサのいずれかが故障或いは異常となったときや、シフトレバーの操作位置が所定の操作ポジションとそれに隣接する操作ポジションとの中間に位置するときでも、多数決判定により、信頼性の高い位置判定が得られる利点がある。
しかし、上記のように多数決方式で操作位置を判定する場合において、未だ改良の余地が残されていた。たとえば、位置センサが正常であっても、前述のように、シフトレバーの操作位置が、相互に隣接する操作ポジションの中間に位置する場合は、位置センサからの出力信号のばらつきに起因して、各位置センサからの出力信号に対応する操作位置が異なるので、たとえば4つの位置センサのうちの2つに基づく判定結果と他の2つの判定結果とが相違するとき、結果として多数決判定が成立しない場合があった。
このように多数決判定が成立しないときに、仮にMポジションと一律に判定するようにした場合においては、たとえば、Rレンジ状態で運転者がM操作ポジションからD操作ポジションへシフトレバーを操作したときにシフトレバーがD操作ポジションとN操作ポジションとの間に停止して多数決判定が成立しない場合に一律にMポジションと判定されるようにすると、Rレンジが維持される。このため、運転者はD操作ポジションへの操作によりDレンジを成立させて前進走行を行いたいという意志のあるときにRレンジが維持されるので、運転者の意志とは反対方向の駆動力が発生する可能性があった。Dレンジ状態で運転者がM操作ポジションからR操作ポジションへシフトレバーを操作したときにR操作ポジションとN操作ポジションとの間に停止して多数決判定が成立しない場合においても、同様にDレンジが維持されるので、後進走行を行いたいという意志のあるときにDレンジが維持されて、運転者の意志とは反対方向の駆動力が発生する可能性があった。
また、多数決判定が成立しないときに一律にNポジションと判定するようにした場合においては、たとえば、Dレンジ状態で運転者がM操作ポジションからB操作ポジションへ操作したときにM操作ポジションとB操作ポジションとの間にシフトレバーが停止して多数決判定が成立しない場合に一律にN操作ポジションと判定されると、運転者はBレンジの成立によりエンジンブレーキを効かせたいのにNレンジへと切り替わるので、エンジンブレーキを効かせることができないという不都合があった。
すなわち、多数決判定が成立しない場合にはN操作ポジション側でシフトレバーが停止しているのか、Mポジション側で停止しているのかの区別がつかないため、その場合に一律にN操作ポジション又はM操作ポジションと判定するようにすると、運転者がDレンジにより前進走行したいのに、Rレンジが維持されて逆の駆動力が発生したり、運転者がBレンジにより大きくエンジンブレーキを作用させたいのに、Nレンジに切り替わってエンジンブレーキを作用させることができず、運転者に大きな違和感が発生するという不都合があった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、複数の位置センサの出力信号に基づいてシフトレバーの操作位置を多数決判定を行う場合において、シフトレバーの移動操作が途中で停止した場合でも、正確なシフトレバーの操作位置判定をすることができて運転者に違和感を与えない車両用シフト装置を提供することにある。
本発明の要旨とするところは、(a)非操作状態時に機械的に戻されるM操作ポジションから、前記M操作ポジションにセレクト方向に隣接する位置に設けられたN操作ポジション、前記M操作ポジションに前記セレクト方向に交差するシフト方向に隣接する位置に設けられたB操作ポジション、前記N操作ポジションに前記シフト方向の両側に隣接する位置に設けられたD操作ポジションおよびR操作ポジションのいずれかへ選択的に操作されるシフトレバーの操作位置を、前記各操作ポジション間の前記シフトレバーの移動に応じてそれぞれの操作ポジションに対応する出力信号を連続的に変化する出力信号をそれぞれ出力する複数の位置センサを用いて検出する車両用シフト装置であって、(b)前記複数の位置センサは、前記M操作ポジションと前記N操作ポジションとの間では、前記シフトレバーの移動に伴い前記複数の位置センサからの出力信号間の大小関係を反転させるものであり、(c)前記複数の位置センサからの出力信号のうち過半数の出力信号が同一の操作位置に対応する場合には、該過半数の出力信号が同一とされた操作位置が前記シフトレバーの操作位置であるとする多数決判定を行うが、前記多数決判定が成立しない場合には、前記複数の位置センサからの出力信号の大小関係に基づいて、前記シフトレバーの操作位置が前記セレクト方向において前記M操作ポジション側であるか前記N操作ポジション側であるかを判定するシフト操作位置判定部と、(d)前記シフト操作位置判定部の判定結果に応じて、前記N操作ポジション側であると判定された場合にはニュートラルレンジを成立させ、前記シフト操作位置判定部により前記M操作ポジション側であると判定された場合には既に成立していた走行レンジを保持させる電子制御装置とを、含む、ことにある。
本発明によれば、前記複数の位置センサは、前記各操作ポジション間の前記シフトレバーの移動に応じて連続的に変化し、それぞれの操作ポジションに対応する出力信号を出力させるものであるが、前記M操作ポジションと前記N操作ポジションとの間では、前記シフトレバーの移動に伴い前記複数の位置センサからの出力信号の大小関係が反転するものである。これにより、シフト操作位置判定部は、前記複数の位置センサからの出力信号のうち過半数の出力信号が同一の操作位置に対応する場合には、その過半数の出力信号が同一とされた操作位置が前記シフトレバーの操作位置であるとする多数決判定を行うが、その多数決判定が成立しない場合には、複数の位置センサからの出力信号の大小関係に基づいて、シフトレバーの操作位置がM操作ポジション側であるかN操作ポジション側であるかを正確に判定することができる。このため、正確なシフトレバーの操作位置判定をすることができるとともに、運転者の意図に沿って適切な走行レンジの切り替えを実現できる。
本発明が好適に適用される動力伝達装置の概略構成を説明すると共に、その動力伝達装置に設けられた制御系統の要部を説明するブロック線図である。 図1の動力伝達装置に備えられたシフト操作装置におけるシフトレバーの操作位置を例示する図である。 本発明の一実施例である車両用シフトレバー位置判定装置の構成の一例を概略的に示す図である。 図3の車両用シフトレバー位置判定装置に備えられた複数の位置センサに係る電気的構成の一例を説明する回路図である。 図3の車両用シフトレバー位置判定装置における電子制御装置に備えられた制御機能の一例の要部を説明する機能ブロック線図である。 図3の車両用シフトレバー位置判定装置における、シフトレバーの各操作位置に応じた位置センサと磁石との相対位置関係の一例を示す平面図である。 図3の車両用シフトレバー位置判定装置における、シフトレバーの操作位置に応じた位置センサの出力特性の一例を示す図である。 図3の車両用シフトレバー位置判定装置における、シフトレバーの操作位置に応じた位置センサの出力特性の一例を示す図である。 図3の車両用シフトレバー位置判定装置における、シフトレバーの操作位置に応じた位置センサの出力特性の一例を示す図である。 本実施例のシフトレバー位置判定制御の効果について概略的に説明する図である。 本実施例のシフトレバー操作位置判定制御作動の要部であってN操作ポジション判定の例を説明するフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。以下の説明に用いる図面において、各部の寸法比等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明が好適に適用される動力伝達装置10を構成するエンジン12から駆動輪14までの動力伝達経路の概略構成を説明すると共に、その動力伝達装置10に設けられた制御系統の要部を説明するブロック線図である。動力伝達装置10は、例えばFF型車両に好適に適用される駆動機構であり、図1に示すように、切替機構16及び自動変速機18等を備え、電気制御により自動変速機18のシフトポジションすなわち走行レンジを切り替えるシフトバイワイヤ(SBW)方式を採用している。自動変速機18は、例えば、走行用の駆動力源としての内燃機関であるエンジン12から出力された動力を、カウンタギヤ対20の一方を構成する自動変速機18の出力回転部材としての出力歯車22から、カウンタギヤ対20、ファイナルギヤ対24、ディファレンシャルギヤ26、及び一対のドライブシャフト28等を順次介して一対の駆動輪14へ伝達する。自動変速機18、カウンタギヤ対20、ファイナルギヤ対24、及びディファレンシャルギヤ26等により動力伝達装置としてのトランスアクスルが構成される。
動力伝達装置10には、切替機構16の作動状態や自動変速機18のシフトポジションの切替え等を制御する電子制御装置50が備えられている。電子制御装置50は、例えば、CPU、RAM、ROM、入出力インターフェース等を備えた所謂マイクロコンピュータを含んで構成されており、CPUはRAMの一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って信号処理を行うことにより動力伝達装置10の作動に係る各種制御を実行する。電子制御装置50は、例えば、エンジン12の出力制御、自動変速機18の変速制御、シフトバイワイヤ方式を用いた自動変速機18のシフトポジションの切替制御、切替機構16の作動状態の切替制御等の車両制御を実行するようになっており、必要に応じてエンジン12の出力制御用や自動変速機18の変速制御用等に分けて構成される。電子制御装置50は、図3等に示す位置センサ52a、52b、52c、52d(以下、特に区別しない場合には単に位置センサ52という)から供給される出力信号に応じてシフトレバー32の操作位置を判定するシフト操作位置判定制御を行う。すなわち、本実施例において、電子制御装置50は、位置センサ52と共に車両用シフトレバー位置判定装置60の一部を構成する。
電子制御装置50には、位置センサ52からの出力信号の他にも、動力伝達装置10に設けられた各種センサにより検出された各種信号が供給されるようになっている。例えば、Pスイッチ34からその操作に応じた操作位置(Pスイッチオンポジション)Pswに対応する操作信号としてのPスイッチ信号Spsw、車速センサ54から自動変速機18の出力回転速度に対応する車速Vを表す車速信号、ブレーキスイッチ56から常用ブレーキであるフットブレーキペダル36が操作されたブレーキオン状態を表すブレーキ操作信号Sbra等が供給される。電子制御装置50からは、動力伝達装置10に設けられた各装置の作動を制御する各種信号が出力されるようになっている。例えば、エンジン12の出力制御のためのエンジン出力制御指令信号Seng、切替機構16の切替制御のためのP切替制御指令信号Splock、自動変速機18の変速制御のための変速制御指令信号Sshift、自動変速機18のシフトポジションを切り替えるためのシフトポジション切替制御指令信号Spos、インジケータ40を作動させて自動変速機18のシフトポジション(Pポジションを含む)を表示するためのシフトポジション表示信号Sindi等が供給される。
動力伝達装置10は、例えば運転席の近傍にシフト操作装置30を備えている。このシフト操作装置30は、例えば、自動変速機18における複数のシフトポジションに対応した複数の操作位置(レバーポジションPlev及びPスイッチオンポジションPsw)に対応して運転者により選択的に操作される操作子としてのシフトレバー32及びPスイッチ34を備えている。これらシフトレバー32及びPスイッチ34は何れも、外力が付与されていない非操作状態では元位置(初期位置)に戻されるモーメンタリ式の操作子、すなわち運転者によって操作されていないときは初期位置に戻される操作子(換言すれば操作力を解除すると初期位置へ自動的に復帰する自動復帰式の操作子)である。シフトレバー32は、自動変速機18のシフトポジションを、非操作状態において機械的に戻されるMポジションから、パーキングポジション(Pポジション)以外の所望のシフトポジション(R、N、Dポジション)とするために運転者により複数のレバーポジションPlevへ択一的に操作される。Pスイッチ34は、シフトレバー32の近傍に別スイッチとして備えられた操作子であり、自動変速機18のシフトポジションをPポジションとしてパーキングロックするために運転者により操作される。
図2は、シフト操作装置30におけるシフトレバー32の操作位置(ゲートパターン)を例示する図である。シフト操作装置30には、例えば図2に示すように、シフトレバー32の操作位置として、車両の前後方向又は上下方向(以下、シフト方向という)に配列された3つのレバーポジションPlevであるR操作ポジション(R操作位置)、N操作ポジション(N操作位置)、D操作ポジション(D操作位置)が定められている。以下、これらの操作ポジションをセレクト側操作位置という。前記セレクト側操作位置に平行に配列されたM操作ポジション(M操作位置)及びB操作ポジション(B操作位置)が定められている。以下、これらの操作ポジションをホーム側操作位置という。シフトレバー32は、R操作ポジション、N操作ポジション、D操作ポジションの相互間でシフト方向に操作可能とされている。M操作ポジションとB操作ポジションとの相互間でシフト方向に操作可能とされている。M操作ポジションと前記N操作ポジションとの相互間で前記シフト方向に直交する車両のセレクト方向(以下、セレクト方向という)に操作可能とされている。M操作ポジションは、シフトレバー32の初期位置(ホームポジション)であり、M操作ポジション以外のレバーポジションPlev(R、N、D、B操作ポジション)へシフト操作されていたとしても、運転者がシフトレバー32を解放すれば(すなわちシフトレバー32に作用する外力が無くなれば)、バネ等の機械的機構によりシフトレバー32がM操作ポジションへ復帰させられるようになっている。
本実施例においては、図2に示すように、シフトレバー32が5つの操作位置すなわちM操作ポジション、B操作ポジション、R操作ポジション、N操作ポジション、及びD操作ポジションの何れかに操作されるシフト操作装置30について説明するが、本発明は、他の態様のシフト操作装置にも好適に適用される。例えば、シフトレバー32が5つの操作位置すなわちM操作ポジション、B操作ポジション、R操作ポジション、N操作ポジション、及びD操作ポジションの他にも操作ポジションを有するシフト操作装置にも、本発明は好適に適用される。前述したようにモーメンタリ式の操作子を備えたシフト操作装置30に限定されるものではなく、本発明は、ホームポジション(前回値を保持する位置)を有するシフトパターンを備えたシフト操作装置に広く適用される。例えば、シフトレバーに対する操作力を解除しても所定の操作位置に復帰しない形式のシフト操作装置にも本発明は好適に適用される。
Pスイッチ34は、例えばモーメンタリ式の押しボタンスイッチであって、運転者によりPスイッチオンポジションPswであるP操作ポジション(P操作位置)まで押込み操作される毎にPスイッチ信号Spswを電子制御装置50へ出力する。Pスイッチ34が押込み操作されていない状態は、Pスイッチ34の初期位置(ホームポジション)であり、PスイッチオンポジションPswまで押込み操作されていたとしても、運転者がPスイッチ34を解放すれば、バネ等の機械的機構によりPスイッチ34が初期位置へ復帰させられるようになっている。
シフト操作装置30において、シフトレバー32或いはPスイッチ34が各操作位置へ操作された際には、電子制御装置50により、その操作位置に対応した操作信号に基づいて自動変速機18のシフトポジションが切り替えられると共に、図1に示すように、現在の操作位置すなわち自動変速機18のシフトポジションの状態がインジケータ40に表示される。本実施例のシフト操作装置30では、シフトレバー32及びPスイッチ34に作用する外力が無くなればそれらシフトレバー32及びPスイッチ34が初期位置へ戻されるので、シフトレバー32及びPスイッチ34を視認しただけでは選択中のシフトポジションを認識することは出来ない。そのため、運転者の見易い位置にインジケータ40が設けられており、選択中のシフトポジションがPポジションである場合も含めてインジケータ40に表示されるようになっている。
以下、自動変速機18における各シフトポジション(P、R、N、Dポジション)について説明する。Pスイッチ34がPスイッチオンポジションPswまで押込み操作されることにより選択されるPポジションは、自動変速機18内の動力伝達経路が遮断され、且つ、切替機構16により駆動輪14の回転を機械的に阻止するパーキングロック(Pロック)が実行される駐車ポジションである。シフトレバー32がR操作ポジションへシフト操作されることにより選択されるRポジションすなわちRレンジは、車両を後進させる駆動力が駆動輪14に伝達される後進走行ポジションすなわち車両を後進走行させるための後進走行レンジである。シフトレバー32がN操作ポジションへシフト操作されることにより選択されるニュートラルポジションすなわちNポジションは、自動変速機18内の動力伝達経路が遮断されるニュートラル状態とするための中立ポジションである。シフトレバー32がD操作ポジションへシフト操作されることにより選択されるDポジションすなわちDレンジは、車両を前進させる駆動力が駆動輪14に伝達される前進走行ポジションすなわち車両を前進走行させるための前進走行レンジである。シフトレバー32がB操作ポジションへシフト操作されることにより選択されるBポジションは、前進走行中にエンジンブレーキ効果を発揮させ駆動輪14の回転を減速させる減速前進走行ポジションすなわちエンジンブレーキレンジである。
図3は、シフト操作装置30に備えられた車両用シフトレバー位置判定装置60(以下、単に位置判定装置60という)の構成の一例を概略的に示す図である。図3においては、セレクト方向をx軸で、シフト方向をy軸でそれぞれ示している。前述のように、シフト操作装置30において、シフトレバー32は、図3にy軸で示すシフト方向と、その方向と直交する図3にx軸で示すセレクト方向とに2次元的にシフト操作される。斯かるシフトレバー32の操作位置を判定するため、本実施例の位置判定装置60は、シフト操作装置30の図示しないフレームに位置固定に設けられた基板62上に図3にy軸で示す前記シフト方向に略等間隔に配設された複数(図3では4つ)の位置センサ52a、52b、52c、52dを備えている。換言すれば、シフトレバー32におけるR操作ポジション、N操作ポジション、D操作ポジションの配列方向に、複数の位置センサ52が配列されている。以下、斯かる態様の位置センサ52を備えた位置判定装置60について説明するが、本発明の車両用シフトレバー位置判定装置に備えられる位置センサとしては、他の態様も考えられる。例えば、シフトレバー32に係る前記シフト方向の移動を検出するセンサと、前記セレクト方向の移動を検出するセンサとを有し、それらのセンサの組み合わせに応じて以下に詳述するようなシフトレバー位置判定制御を行うものであってもよい。前記シフト方向に関して2組のセンサを備え、それら2組のセンサの判定が一致した場合にシフトレバー32の操作位置を判定するものであってもよい。
シフトレバー32における基板62側の端部には、永久磁石(以下、磁石という)64が取り付けられている。この磁石64は、基板62上に設けられた複数の位置センサ52とは非接触とされつつ、それら位置センサ52の周囲に磁場を発生させることができる位置関係とされている。磁石64は、好適には、それぞれ矩形状(長手状)に形成された4つの永久磁石が組み合わされ、その長手方向が図3にy軸で示すシフト方向に一致するように構成されたものである。例えば、図3に示すように、4つの磁石片64a、64b、64c、64dそれぞれの長手方向が図3にy軸で示すシフト方向に一致するように、シフトレバー32における基板62側の端部に取り付けられている。シフトレバー32は、好適には、磁石64の平面視における略中央に取り付けられている。すなわち、磁石64におけるシフト方向中央且つセレクト方向中央に取り付けられている。磁石片64aにおけるS極がR操作ポジション側となるように(N極がD操作ポジション側となるように)組み合わされている。磁石片64aに対して基板62側に、磁石片64bが、その磁石片64bにおけるN極がR操作ポジション側となるように(S極がD操作ポジション側となるように)組み合わされている。磁石片64aに対してセレクト方向側に、磁石片64cが、その磁石片64cにおけるN極がR操作ポジション側となるように(S極がD操作ポジション側となるように)組み合わされている。磁石片64cに対して基板62側すなわち磁石片64bに対して前記セレクト方向におけるセレクト側に、磁石片64dが、その磁石片64dにおけるS極がR操作ポジション側となるように(N極がD操作ポジション側となるように)組み合わされている。以上のように構成されることで、磁石64は、シフトレバー32の移動すなわち操作位置の変更に追従して移動させられ、基板62上に設けられた複数の位置センサ52に対する前記シフト方向及び前記セレクト方向の相対位置が変化させられるようになっている。
図4は、複数の位置センサ52に係る電気的構成の一例を説明する回路図である。位置センサ52は、好適には、ホール効果を利用して磁場(磁力)の強さを検出するホール素子(ホールIC)であり、周囲の磁場の方向及び強さに応じて例えば0〜5.0Vの電圧である出力信号を出力する。例えば、第1の磁極方向に対応する所定値以上の強さの磁場に応じて、最大出力信号である5.0V或いはそれよりも小さい4.5V程度の電圧である出力信号を出力する。前記第1の磁極方向とは反対の(すなわちS極とN極とを反転させた)第2の磁極方向に対応する所定値以上の強さの磁場に応じて、最小出力信号である0V或いはそれよりも大きい0.5V程度の電圧である出力信号を出力する。磁場が存在しない(磁場の強さが零である)場合、中間出力信号である2.5V程度の電圧である出力信号を出力する。そして、前記第1の磁極方向に対応する磁場の強さに応じて、前記最大出力信号から前記中間出力信号までの間の電圧であって、磁場の強さが強いほど大きな電圧である出力信号を出力する。前記第2の磁極方向に対応する磁場の強さに応じて、前記中間出力信号から前記最小出力信号までの間の電圧であって、磁場の強さが強いほど小さい電圧である出力信号を出力する。位置センサ52から出力された出力信号としての電圧は、電子制御装置50に入力されるようになっている。電子制御装置50に入力された位置センサ52からの出力信号は、ディジタル信号に変換され、電子制御装置50におけるCPUに供給されて以下に詳述するシフトレバー操作位置判定制御に用いられる。
図5は、電子制御装置50に備えられた制御機能の一例の要部を説明する機能ブロック線図である。この図5に示す多数決判定部70、シフト操作位置判定部72、及び出力信号比較判定部74は、好適には、何れも電子制御装置50に機能的に備えられたものであるが、それらのうち一部或いは全部が、電子制御装置50とは別体の制御部として備えられ、相互に情報の送受信を行うことで以下に詳述する制御を実現するものであってもよい。
図6は、シフトレバー32の各操作位置に応じた複数の位置センサ52と磁石64との相対位置関係の一例を示す平面図である。図6においては、図3と同様に、前記セレクト方向をx軸で、前記シフト方向をy軸でそれぞれ示している。M操作ポジションを「M」、B操作ポジションを「B」、N操作ポジションを「N」、R操作ポジションを「R」、D操作ポジションを「D」でそれぞれ示している。前述のように、シフト操作装置30において、シフトレバー32の操作位置が変更されると、シフトレバー32に取り付けられた磁石64と複数の位置センサ52との相対位置関係が変化する。これにより、複数の位置センサ52の周囲における磁場が変化し、各位置センサ52から出力される出力信号としての電圧が変化する。すなわち、本実施例の位置判定装置60においては、複数の位置センサ52からそれぞれ出力される電圧のパターンが、予め定められた各操作位置に対応するパターンの何れに相当するものであるか判定することで、シフトレバー32の操作位置を判定することができる。
具体的には、図6にx軸で示す前記セレクト方向に関して、シフトレバー32が前記ホーム側操作位置にある場合には、複数の位置センサ52が平面視において磁石片64a(64b)に対応する位置となる相対位置関係となる。シフトレバー32がM操作ポジションにある場合には、位置センサ52a、52bが磁石片64aのS極側(64bのN極側)に、位置センサ52c、52dが磁石片64aのN極側(64bのS極側)に位置する相対位置関係となる。シフトレバー32がB操作ポジションにある場合には、位置センサ52a、52b、52cが磁石片64aのS極側(64bのN極側)に、位置センサ52dが磁石片64aのN極側(64bのS極側)に位置する相対位置関係となる。シフトレバー32が前記セレクト側操作位置にある場合には、複数の位置センサ52が平面視において磁石片64c(64d)に対応する位置となる相対位置関係となる。シフトレバー32がR操作ポジションにある場合には、位置センサ52aが磁石片64cのN極側(64dのS極側)に、位置センサ52b、52c、52dが磁石片64cのS極側(64dのN極側)に位置する相対位置関係となる。シフトレバー32がN操作ポジションにある場合には、位置センサ52a、52bが磁石片64cのN極側(64dのS極側)に、位置センサ52c、52dが磁石片64cのS極側(64dのN極側)に位置する相対位置関係となる。シフトレバー32がD操作ポジションにある場合には、位置センサ52a、52b、52cが磁石片64cのN極側(64dのS極側)に、位置センサ52dが磁石片64cのS極側(64dのN極側)に位置する相対位置関係となる。
前述のように、複数の位置センサ52は、好適には、何れも周囲の磁場の方向及び強さに応じた電圧を出力させるホール素子であり、シフトレバー32の移動に応じて磁石64との相対位置が変化させられることで、シフトレバー32の各操作位置を示す出力信号としての電圧を出力させる。すなわち、本実施例の位置判定装置60において、好適には、複数の位置センサ52は、何れも単独でシフトレバー32の各操作位置をそれぞれ検出し得る冗長センサとして機能する。換言すれば、本実施例の位置判定装置60は、シフトレバー32の各操作位置を検出する少なくとも3つ(本実施例においては4つ)の冗長センサを備えている。
図5に示す多数決判定部70は、複数の位置センサ52からの出力信号に応じて、最も多くの位置センサ52からの出力信号に対応する操作位置を判定する。すなわち、過半数の位置センサ52(すなわち、本実施例においては3つ以上の位置センサ52)からの出力信号に対応する操作位置を判定する。或いは、2つ以上の位置センサ52からの出力信号が何れかの操作位置(同一の操作位置)に対応する場合には、最も多くの位置センサ52からの出力信号に対応する操作位置を判定する多数決判定を行うものであってもよい。好適には、全ての位置センサ52からの出力信号に対応する操作位置の一致をもって、その操作位置を判定する。多数決判定部70は、換言すれば、複数の位置センサ52が何れも異なる操作位置に対応する出力信号を出力させている等して、2つ以上の位置センサ52からの出力信号に対応する操作位置が存在しない場合には、多数決判定を行わない。すなわち、斯かる場合において、多数決判定は不成立となる。
図7及び図8は、シフトレバー32の前記シフト方向の操作に応じた複数の位置センサ52の出力特性(出力パターン)の一例を示す図であり、位置センサ52aからの出力信号を実線で、位置センサ52bからの出力信号を破線で、位置センサ52cからの出力信号を一点鎖線で、位置センサ52dからの出力信号を二点鎖線でそれぞれ示している。M操作ポジションを「M」、B操作ポジションを「B」、N操作ポジションを「N」、R操作ポジションを「R」、D操作ポジションを「D」でそれぞれ示している(後述する図9において同じ)。多数決判定部70は、予め実験的に求められる等して定められた判定閾値から図7及び図8に示すような出力特性に基づいて多数決判定を行う。例えば、N操作ポジションに関しては、位置センサ52a、52b、52c、52dからの出力信号がそれぞれ4.0V、3.0V、2.0V、1.0Vを中心とする予めN操作ポジションの判定のために設定された判定閾値の上下限値の範囲内の値であるか否かを判定する。この判定において、過半数の位置センサ52(すなわち、本実施例においては3つ以上の位置センサ52)に係る判定が肯定される場合には、N操作ポジションが、最も多くの位置センサ52からの出力信号に対応する操作位置であると判定する。或いは、全ての位置センサ52に係る判定が肯定される場合には、N操作ポジションが、最も多くの位置センサ52からの出力信号に対応する操作位置であると判定する。D操作ポジション、R操作ポジション、或いはB操作ポジションについても、上記と同様に、多数決判定部70は、位置センサ52a、52b、52c、52dからの出力信号がそれぞれD操作ポジション、R操作ポジション、或いはB操作ポジション判定のために予め設定された判定閾値の上下限値の範囲内の値であるか否かに基づいて多数決により判定する。
シフト操作位置判定部72は、複数の位置センサ52からの出力信号に応じてシフトレバー32の操作位置を判定する。基本的には、多数決判定部70により多数決判定された操作位置が、シフトレバー32の操作位置であると判定する。すなわち、シフト操作位置判定部72は、多数決判定部70により、過半数の位置センサ52からの出力信号に対応する操作位置として判定された操作位置が、シフトレバー32の操作位置であると判定する。或いは、全ての位置センサ52からの出力信号に対応する操作位置の一致をもって、その操作位置がシフトレバー32の操作位置であると判定する。
出力信号比較判定部74は、多数決判定部70による多数決判定が成立しない場合には、シフトレバー32の移動に伴い出力信号の変化特性が異なる少なくとも2つの位置センサ52からの出力信号を比較して、シフトレバー32がセレクト方向においてM操作ポジション側であるかN操作ポジション側であるかを判定する。図9はシフトレバー32のセレクト方向の移動すなわちM操作ポジションとN操作ポジションとの間の移動に応じた複数の位置センサ52の出力特性の一例を示す図である。この図9に示すように、本実施例の位置判定装置60に備えられた位置センサ52a、52dは、シフトレバー32のセレクト方向の移動に伴い、例えばM操作ポジションとN操作ポジションとの中央を境界として出力信号の大小関係(電圧の大小関係)が反転(逆転)する。同様に、位置センサ52b、52cは、シフトレバー32の前記セレクト方向の移動に伴い出力信号の大小関係が反転する。これは、磁石64が図3を用いて前述したように構成されているため、シフトレバー32の前記セレクト方向の移動に伴い、位置センサ52に対応する磁石64の位置が、前記ホーム側操作位置では磁石片64a及び64bに対応する位置となるが、前記セレクト側操作位置では磁石片64c及び64dに対応する位置となり、位置センサ52の周囲における磁場の方向が反転するためである。このような出力信号間の大小関係は、図7および図8においても維持されている。したがって、出力信号比較判定部74は、多数決判定部70による多数決判定が成立しない場合には、図7および図8、図9示す出力特性から、位置センサ52a、52dからの出力信号の大小関係(或いは、位置センサ52b、52cからの出力信号の大小関係)を比較し、図7に示すようにたとえば実線で示す位置センサ52aからの出力信号が2点鎖線で示す位置センサ52dからの出力信号を上回ればシフトレバー32がM操作ポジション側であると判定し、図8に示すようにたとえば実線で示す位置センサ52aからの出力信号が2点鎖線で示す位置センサ52dからの出力信号を下回ればN操作ポジション側であると判定する。
シフト操作位置判定部72は、シフトレバー32の操作位置がM操作ポジション側及びN操作ポジション側の何れであるかの判定に関して、多数決判定部70により位置センサ52からの出力信号に対応する操作位置として多数決が成立しないと判定されたときに行う必要はなく、シフトレバー32がM操作ポジションからN操作ポジションへ通過する過程で、図9に示す関係から、実線で示す位置センサ52aからの出力信号と2点鎖線で示す位置センサ52dからの出力信号とが反転したことに基づいて、シフトレバー32の操作位置がM操作ポジション側及びN操作ポジション側の何れであるかを予め判定し、シフトレバー32の操作ポジションが決定されて走行レンジが成立させられるまで一時記憶を行うものであってもよい。
シフト操作位置判定部72は、例えば、Bレンジが成立している状態で運転者が車両のエンジンブレーキを解除して車両を惰性走行させようとしてシフトレバー32をM操作ポジションからN操作ポジションへ操作したときにシフトレバー32がM操作ポジションとN操作ポジションとの間に停止してN操作ポジションの多数決判定が成立しない場合には、位置センサ52からのそれぞれの出力信号の大小関係に基づいてシフトレバー32のセレクト方向位置がM操作ポジション側であるかN操作ポジション側であるかを判定する。シフト操作位置判定部72は、上記のN操作ポジション側であるという判定に基づいてシフトレバー32の操作位置がN操作ポジションであると判定する。また、このようにシフト操作位置判定部72によりN操作ポジションであると判定されると、電子制御装置50はニュートラルレンジを成立させる。
シフト操作位置判定部72は、例えば、Rレンジが成立している状態で運転者が前進走行しようとしてシフトレバー32をM操作ポジションからD操作ポジションへ操作したときにシフトレバー32がD操作ポジションとN操作ポジションとの間に停止してD操作ポジションの多数決判定が成立しない場合には、位置センサ52からのそれぞれの出力信号の大小関係に基づいてシフトレバー32のセレクト方向位置がM操作ポジション側であるかN操作ポジション側であるかを判定する。シフト操作位置判定部72は、上記のN操作ポジション側であるという判定に基づいてシフトレバー32の操作位置がN操作ポジションであると判定する。また、このようにシフト操作位置判定部72によりN操作ポジションであると判定されると、電子制御装置50はNレンジを成立させる。
シフト操作位置判定部72は、例えば、Dレンジが成立している状態で運転者が後進走行しようとしてシフトレバー32をM操作ポジションからR操作ポジションへ操作したときにシフトレバー32がR操作ポジションとN操作ポジションとの間に停止して多数決判定が成立しない場合には、位置センサ52からのそれぞれの出力信号の大小関係に基づいてシフトレバー32のセレクト方向の位置がM操作ポジション側であるかN操作ポジション側であるかを判定する。シフト操作位置判定部72は、上記のN操作ポジション側であるという判定に基づいてN操作ポジションと判定する。このようにシフト操作位置判定部72によりN操作ポジションであると判定されると、電子制御装置50はNレンジを成立させる。
シフト操作位置判定部72は、例えば、Dレンジのような走行レンジが成立している走行中に運転者がエンジンブレーキを得ようとしてM操作ポジションからシフトレバー32をB操作ポジションへ操作したときにシフトレバー32がM操作ポジションとB操作ポジションとの間に停止して多数決判定が成立しない場合には、位置センサ52からのそれぞれの出力信号の大小関係に基づいてシフトレバー32のセレクト方向位置がM操作ポジション側であるかN操作ポジション側であるかを判定する。シフト操作位置判定部72は、上記のM操作ポジション側であるという判定に基づいてM操作ポジションであると判定する。このようにシフト操作位置判定部72によりM操作ポジションであると判定されると、電子制御装置50はDレンジを保持する。
図10は、本実施例のシフトレバー位置判定制御の効果について概略的に説明する図であり、従来のシフトレバー位置判定制御を(a)に、本実施例のシフトレバー位置判定制御を(b)にそれぞれ示している。図10(a)では、従来のシフトレバー位置判定制御において、多数決判定が不成立となりシフトレバー32の操作ポジションの判定が困難である領域を、右上から左下への斜線範囲で示している。図10(a)に示すように、従来のシフトレバー位置判定制御では、M操作ポジションとN操作ポジションとの間、M操作ポジションとB操作ポジションとの間、N操作ポジションとD操作ポジションとの間、及びN操作ポジションとR操作ポジションとの間に、前述した多数決判定が不成立となり、シフトレバー32の操作位置を判定することが困難である領域が存在した。すなわち、シフトレバー32の操作位置が、相互に隣接する操作ポジションの中間に位置する場合、例えばD操作ポジションまたはR操作ポジションとN操作ポジションとの間、B操作ポジションとM操作ポジションとの中間に位置する場合には、位置センサ52からの出力信号が互いの操作ポジションに対応する出力信号の中央値付近となるので、多数決が不成立となる傾向にあり、位置センサ52からの出力信号のばらつきに起因して上記の操作位置の判定困難な領域が拡大されていた。
ところで、複数の位置センサ52からの出力信号のうち過半数の出力信号が同一の操作位置に対応する場合には、その過半数の出力信号が同一とされた操作位置がシフトレバー32の操作位置であるとする多数決判定を行う場合において、位置センサ52が正常であっても、前述のように、シフトレバー32の操作位置が、相互に隣接する操作ポジションの中間に位置する場合には、位置センサ52からの出力信号のばらつきに起因して、各位置センサ52からの出力信号に対応する操作位置がばらつき、結果として多数決判定が成立しない場合がある。各操作ポジション間のシフトレバー32の移動に際して、M操作ポジションであるかN操作ポジションであるかの判定が正確に行われない場合、運転者の意図に沿った走行レンジの切り替えが行われない場合がある。例えば、Dレンジが成立している場合において、シフトレバー32をR操作ポジションに切り替える操作が行われる際に、その切り替えの過程においてシフトレバー32がM操作ポジションとN操作ポジションとの間において停止させられるとき、M操作ポジションであるかN操作ポジションであるかの多数決判定が成立しないと、電子制御装置50はシフトレバー32が何れの操作位置に移動させられたかを把握することができず、運転者の意図に沿った方向の駆動力へ切り替えできないおそれがある。また、Dレンジ中に運転者がB操作ポジションへ操作したときにM操作ポジションとB操作ポジションとの間にシフトレバー32が停止して多数決判定が成立しないと、電子制御装置50は、シフトレバー32が何れの操作位置に移動させられたかを把握することができず、運転者の意図に沿ったエンジンブレーキ走行が得られないおそれがある。一般的な制御を行う従来の電子制御装置では、所定の周期で位置センサからの出力信号を検知するため、運転者によるシフトレバー32の操作速度や操作タイミング等によっては、過渡的な状態における出力信号変化を検知できないおそれがあった。斯かる不具合の発生を抑制するための対策としては、電子制御装置の処理周期の短縮、新たな位置センサの追加等が考えられるが、何れの方法によってもコストの増加が発生し、好ましくなかった。
これに対して、本実施例のシフトレバー位置判定制御では、従来のシフトレバー位置判定制御では多数決判定が不成立となっていた領域において、シフトレバー32の移動に伴い出力信号の変化特性が異なる少なくとも2つの位置センサ52からの出力信号を用いてシフトレバー32の操作位置を判定するものである。特に、多数決判定が成立しない場合には、複数の位置センサ52からの出力信号の大小関係の変化(反転)に基づいて、シフトレバー32の操作位置がM操作ポジションであるかN操作ポジションであるかを判定するものである。これにより、従来のシフトレバー位置判定制御ではシフトレバー32の操作位置を判定することが困難であった領域においても、図10(b)に示すように、シフトレバー32の操作位置を好適に判定できる。例えば、シフトレバー32をR操作ポジションに切り替える操作が行われる過程において、シフトレバー32はM操作ポジションとN操作ポジションとの間を移動させられる。シフトレバー32がN操作ポジションとR操作ポジションとの間における多数決が成立しない領域に差し掛かると、シフトレバー32が何れの位置に存在するのか不明となる。その際、複数の位置センサ52からの出力信号の大小関係に基づいて、シフトレバー32の操作位置がN操作ポジション側であることを正確に判定できれば、M操作ポジション側であると判定された場合よりも運転者の意思に沿った走行レンジの切り替えを実現できる。更に、本実施例のシフトレバー位置判定制御においては、運転者によるシフトレバー32の操作速度や操作タイミング等によらず、従来のシフトレバー位置判定制御では多数決判定が不成立となっていた領域におけるシフトレバー32の操作位置を好適に判定できる。電子制御装置の処理周期の短縮、新たな位置センサの追加等を要することがないため、コストの増加を抑制できる。
図11は、電子制御装置50により実行される本実施例のシフトレバー操作位置判定制御の作動の要部を説明するフローチャートであり、繰り返し実行されるものである。図11に示す制御は、シフトレバー32がM操作ポジションからN操作ポジションへ操作されたときに多数決が不成立の場合に、シフトレバー32のセレクト方向位置がM操作ポジション側であるかN操作ポジション側であるかの判定に基づいてシフトレバー32のN操作ポジションを判定することに係るものである。
図11において、先ず、ステップ(以下、ステップを省略する)S1において、N操作ポジションの判定のための閾値を用いて、複数の位置センサ52からの出力信号に関して多数決判定が成立するか否かが判断される。例えば、2つ以上の位置センサ52からの出力信号が何れかの操作位置に対応するか否かが判断される。このS1の判断が肯定される場合には、S2において、最も多くの位置センサ52からの出力信号に対応する操作位置、すなわちシフトレバー32のN操作位置が判定され、それをもって本ルーチンが終了させられる。しかし、S1の判断が否定される場合には、S3において、シフトレバー32の移動に伴い出力信号の変化特性が異なる少なくとも2つの位置センサ52からの出力信号を用いて、シフトレバー32の操作位置がホームポジションすなわちM操作ポジション側であるか否かが判断される。例えば、2つの位置センサ52a、52dからの出力信号の大小関係に基づいて、シフトレバー32の操作位置がM操作ポジション側であるか否かが判断される。このS3の判断が肯定される場合には、S4において、シフトレバー32の操作位置がM操作ポジション側であると判定され、それをもって本ルーチンが終了させられるが、S3の判断が否定される場合には、S5において、シフトレバー32の操作位置がN操作ポジションであると判定される。図11の制御において、S1が多数決判定部70の制御動作に、S3が出力信号比較判定部74の制御動作に、S2、S4、及びS5がシフト操作位置判定部72の制御動作に、それぞれ対応する。
本実施例によれば、シフト操作位置判定部72は、複数の位置センサ52からの出力信号のうち過半数の出力信号が同一の操作位置に対応する場合には、その過半数の出力信号が同一とされた操作位置がシフトレバー32の操作位置であるとする多数決判定を行うが、その多数決判定が成立しない場合には、複数の位置センサ52からの出力信号の大小関係の変化に基づいてシフトレバー32の操作位置がM操作ポジション側であるかN操作ポジション側であるかを正確に判定することができる。これにより、電子制御装置50は、シフトレバー32の操作位置を正確に判定をするとともに、そのシフトレバー32の操作位置に対応する走行レンジを成立させるので、運転者の意図に沿った適切な走行を実現できる。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
たとえば、前述の実施例では、シフト操作装置30の図示しないフレームに位置固定に設けられた基板62上に複数の位置センサ52a、52b、52c、52dが配設され、シフトレバー32における基板62側の端部には、磁石64が取り付けられていたが、逆に、シフトレバー32の端部に複数の位置センサ52a、52b、52c、52dが配設された基板62が取り付けられ、シフト操作装置30の図示しないフレームに磁石64が位置固定に設けられていてもよい。
32:シフトレバー
52:位置センサ
60:車両用シフトレバー位置判定装置
64:磁石
72:シフト操作位置判定部

Claims (1)

  1. 非操作時には機械的に戻されるM操作ポジションから、前記M操作ポジションにセレクト方向に隣接する位置に設けられたN操作ポジション、前記M操作ポジションに前記セレクト方向に交差するシフト方向に隣接する位置に設けられたB操作ポジション、前記N操作ポジションに前記シフト方向の両側に隣接する位置に設けられたD操作ポジションおよびR操作ポジションのいずれかへ選択的に操作されるシフトレバーの操作位置を、前記各操作ポジション間の前記シフトレバーの移動に応じてそれぞれの操作ポジションに対応する出力信号を連続的に変化する出力信号をそれぞれ出力する複数の位置センサを用いて検出する車両用シフト装置であって、
    前記複数の位置センサは、前記M操作ポジションと前記N操作ポジションとの間では、前記シフトレバーの移動に伴い前記複数の位置センサからの出力信号間の大小関係を反転させるものであり、
    前記複数の位置センサからの出力信号のうち過半数の出力信号が同一の操作位置に対応する場合には、該過半数の出力信号が同一とされた操作位置が前記シフトレバーの操作位置であるとする多数決判定を行うが、前記多数決判定が成立しない場合には、前記複数の位置センサからの出力信号の大小関係に基づいて、前記シフトレバーの操作位置が前記セレクト方向において前記M操作ポジション側であるか前記N操作ポジション側であるかを判定するシフト操作位置判定部と、
    前記シフト操作位置判定部の判定結果に応じて、前記N操作ポジション側であると判定された場合にはニュートラルレンジを成立させ、前記シフト操作位置判定部により前記M操作ポジション側であると判定された場合には既に成立していた走行レンジを保持させる電子制御装置とを、含む、
    ことを特徴とする車両用シフト装置。
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