JP6417896B2 - 焦点調整機構 - Google Patents

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Description

本発明は、光学式望遠鏡に搭載される反射鏡の焦点調整機構に関する。
光学式望遠鏡は、反射鏡の位置を変化させることにより焦点を調整して入射光から結像する。特許文献1は、大型光学式望遠鏡の焦点を調整するための焦点調整ユニットを開示している。この焦点調整ユニットは、星からの光を観測するためのユニットであり、6本のアクチュエータで支持されている。この焦点調整ユニットによると、それぞれのアクチュエータを調整することにより、光学反射鏡の光軸方向の位置を変化させて焦点を調整することができる。
特開2001−154115号公報
特許文献1に記載された装置によると、複数のアクチュエータのうち1つが故障した場合には光学式望遠鏡の機能を消失するおそれがある。また、この焦点調整ユニットは、非常に高いアライメント精度および微小な駆動調整のための非常に高精度の駆動機構が要求されると共に、複数のアクチュエータをそれぞれ高精度かつ複雑に制御することが必要となる。
本発明は、光学式望遠鏡において複雑な制御や構造を用いること無く焦点の調整をすることができる焦点調整機構を提供することを目的とする。
本発明にかかる焦点調整機構は、基端を回転軸にして回転するリンク桿と、
前記リンク桿の先端を摺動させるように案内するシャフトを有する摺動機構と、
前記基端に一端が接続され、他端が反射鏡を固定するための鏡台に接続された第1のばねと、
前記第1のばねが有するばね係数よりも高いばね係数を有し、一端が前記鏡台に接続され、他端が前記摺動機構に接続された第2のばねと、
を有し、
前記シャフトに沿って摺動する前記先端の変位によって前記リンク桿が回転し、前記リンク桿の回転により前記基端に変位が生じ、前記基端に生じた変位によって前記第1のばねに第1の付勢力が与えられ、前記第2のばねは、前記第1の付勢力によって前記第1の付勢力を打ち消す方向に第2の付勢力が与えられて変位し、前記鏡台は、前記第2のばねに案内されて前記第2のばねの変位方向に変位する。
本発明によると、光学式望遠鏡が有する焦点調整機構において、複雑な制御や構造を用いること無く焦点の調整をすることができる。
第1実施形態にかかる光学式望遠鏡の構成を概略的に示した図である。 焦点調整機構の構成を示した側面断面図である。 リニアガイドの構成を示した断面図である。 リニアガイドの構成を概略的に示した図である。 第1のばねと第2のばねの平面方向の配置を概略的に示した図である。 摺動機構およびリンク桿の動作を示した図である。 第1のばねと第2のばねとで構成される減速機構を概念化して示した図である。 第2実施形態にかかる焦点調整機構の構成を示した側面断面図である。
以下、図面を参照して本発明にかかる焦点調整機構の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1に示されるように、焦点調整機構8は、光学式望遠鏡1の内部に設けられた二次鏡3を変位させて焦点を調整するものである。光学式望遠鏡1には、開口部Sが設けられており、開口部Sから入力光9が入射される。入射された入力光9は、主鏡2、二次鏡(反射鏡)3、三次鏡4および屈曲鏡5,6とで反射を繰り返し、最終的に検出部7で光学画像として結像される。光学式望遠鏡1は、通常使用時は焦点が固定されている。
しかし、経年変化による様々な要因によって各反射鏡間の距離が変化して焦点がずれ、検出される光学画像にぶれが生じる。このぶれを修正するために焦点調整機構8は、二次鏡3を微小駆動して中心軸L方向に微小変位させ、焦点を調整する。焦点調整機構8が有する各構成要素は、例えばチタン等で形成される。
図2に示されるように、焦点調整機構8は本体部となる筐体10を有している。筐体10には焦点調整のための駆動力を発生する摺動機構40が取り付けられている。摺動機構40は、連結部材29を介して光学式望遠鏡1の鏡筒内(不図示)に連結されている。摺動機構40は、筐体10に取り付けられた回転アクチュエータ41と、回転アクチュエータ41によって回転駆動される水平に配置されたシャフト42を有している。シャフト42には、軸方向Pに対して直交するようにが対向配置されたリンク桿43,44の先端43a,44aが連結されている。
リンク桿43,44の先端43a,44aは、シャフト42に案内されて摺動する。先端43a,44aが摺動するとリンク桿43,44は、基端43b,44bを回転軸にして、先端43a,44aの摺動範囲で規制された角度範囲で回転する。リンク桿43,44の基端43b,44bには、リンク桿43,44の変位を伝達するブラケット45が接続されている。
ブラケット45には、リンク桿43,44の変位によって第1の付勢力が与えられる第1のばね50の一端50aが接続されている。第1のばね50の他端50bは、二次鏡3を固定するための鏡台30に接続されている。鏡台30には、第1の付勢力によって第2の付勢力が与えられ、鏡台30を変位させる直動機構であるリニアガイド(第2のばね)20の他端23aが接続されている。第2のばね20の一端24aは、筐体10を介して摺動機構40に接続されている。これにより、焦点調整機構8は、二次鏡3が取り付けられた円板状の鏡台30との距離を変化させ、焦点を調整する。
即ち、鏡台30は、摺動機構40によって回転するリンク桿43,44に生じる変位に連動して変位が生じる。筐体10と鏡台30とは直動機構であるリニアガイド20を介して接続されており、鏡台30は筐体10に対して変位する。
ここで、リニアガイド20の構成について詳述する。リニアガイド20は、対向する方形の縦板23,24の上端と下端とに対向配置された方形の板バネ21,22が平行に取り付けられ、断面が平行四辺形となるように形成されている。板バネ21,22の接続部は断面が徐々に変化するように形成されており、接続部に応力が集中することを防止している。板バネ21,22が弾性変形することにより、縦板23と縦板24とは相対的に中心軸L方向に移動自在である。縦板24の上端24aは、筐体10に接続されている。そして、縦板23は鏡台30に接続されている。
図3に示されるように、リニアガイド20の縦板23に力Fが加わると、板バネ21,22がそれぞれ板面方向に弾性的に撓んで変形する。縦板23は、板バネ21,22に拘束されているので縦板24に対して略平行移動する。図3では、縦板24が固定されていると仮定して描かれている。図4では、リニアガイド20が概念化されて模式的に示されている。
図4に示されるように、縦板23は、力が付勢された方向に移動自在となっている。縦板23が変位すると、縦板23に連結された板バネ21,22がそれぞれ板面方向に弾性的に撓んで変形する。縦板23は、縦板24に対して略平行移動する。即ち、板バネ21,22は、縦板23と縦板24とを接続する弾性的な平行リンクとして機能する。この状態で縦板23は、縦板24に対して近位する。設計上の縦板23の変位は微小であるため、縦板23が縦板24に対して近位する距は非常に小さい。従って縦板23は、縦板24に対して直線的に平行移動するとみなしてよい。そして、縦板23の縦板24に対する近位によって筐体10の側方に歪が生じるが、この歪の影響は実際問題として無視できるほど小さい。
このように、リニアガイド20は、平行に配置された板バネ21,22の弾性変形により直線運動をさせる直動機構を実現しているため、ガタが無い精度の高い直進ガイドが実現されている。つまり、リニアガイド20は、弾性体(第2のばね)であるとともに直動機構を構成する。これにより、縦板23に接続された鏡台30は、縦板24に接続された筐体10に対して中心軸L方向に直進するように移動自在となっている。
鏡台30の二次鏡取付面31には、円板状の二次鏡3が取り付けられる(図1および図2参照)。鏡台30を摺動させるために、筐体10に取り付けられた摺動機構40が用いられる。摺動機構40は、筐体10に取り付けられた回転アクチュエータ41の駆動により鏡台30を変位させる。摺動機構40は、回転アクチュエータ41によって回転駆動されるシャフト42と、シャフト42の回転に連動してシャフト42の軸方向Pに摺動するマウント12,14とを有している。
回転アクチュエータ41は、例えば減速機付きモータであり、シャフト42を回転駆動する。シャフト42は、筐体10の上面に取り付けられた円板状の上蓋11の下面に突起するように設けられたマウント12,14に中心軸Lに直交するように水平に軸支されている。マウント12,14には、シャフト42を軸支するための軸受13,15が設けられている。
シャフト42には筐体10の中心軸Lに対して対称に順ネジ42aと逆ネジ42bとが形成されている。順ネジ42a部分には順ネジ42a用のナット17が螺入されている。逆ネジ42b部分には逆ネジ42b用のナット18が螺入されている。ナット17,18はそれぞれ方形の摺動部材16,19に嵌め込まれている。摺動部材16,19の頂部16a,19aは、上蓋11の下面に当接し、シャフト42の回転による自身の回転を防止している。また、摺動部材16,19が上蓋11の下面を摺動自在となっている。
摺動部材16の下端には板状のリンク桿(ブレード)43の先端43aが接続されている。同様に、摺動部材19の下端には長方形の板状のリンク桿(ブレード)44の先端44aが接続されている。これにより、シャフト42を正転方向Aまたは逆転方向に回転させると、摺動部材16,19が、離間または近位するように摺動し、これに連動してリンク桿43,44のそれぞれの先端43a,44aも離間または近位するように摺動する。
リンク桿43,44は、例えば長方形の板状体で形成されている。リンク桿43,44は、シャフト42の回転を鏡台30の変位に変換するためのリンクである。リンク桿43,44の基端43b,44bは、ブラケット45に設けられた取付部46,47に接続されている。リンク桿43,44の先端43a,44aと基端43b,44b近傍には、断面が小さくなるように節43c,44c,43d,44dがそれぞれ形成されている。そのため、リンク桿43,44は、それぞれの節43c,44c,43d,44dの部分で弾性的に回転することができる。リンク桿43,44は、弾性変形により回転するため、回転ヒンジ機構を有するリンクと比べるとガタが発生しない。
基端43b,44bが接続されたブラケット45には、起立した腕部45aが設けられている。腕部45aの先端45bには、リニアガイド(第2のばね)20のバネ定数より低いバネ定数を有する第1のばね(ソフトスプリング)50の一端50aが接続されている。第1のばね50の他端50bは、鏡台30に接続されている。第1のばね50は、例えば複数の板バネの端部を交互に接続することで形成される。複数の板バネの接続部は断面が徐々に変化するように取り付けられ、接続部に応力が集中することを防止している。
図5に示されるように、リニアガイド(第2のばね)20および第1のばね50は、焦点調整機構8の平面方向から見ると、例えば、中心軸L周りにそれぞれ3個ずつ等間隔に配置されている。図示されているA−A線の断面図は、図2に示されている。このような対称性により、鏡台30は、取り付けられた二次鏡3の角度を変化させること無く筐体10に対して中心軸L方向に摺動する。以下、摺動機構40およびリンク桿43,44の動作について説明する。
図6に示される状態では、ブラケット45は下死点に位置している。この状態でシャフト42を正転方向Aに回転させると、ナット17,18の移動に案内されて摺動部材16および摺動部材19は、互いに離間する変位方向B,Cにそれぞれ摺動する。これに連動してリンク桿43,44の先端43a,44aも互いに離間する。この先端43a,44aを摺動させる構成要素を第1の摺動機構とする。リンク桿43,44のそれぞれの基端43b,44bは、ブラケット45に固定されているため、リンク桿43,44はそれぞれ基端43b,44bを略中心として回転する。この状態で、リンク桿43,44はそれぞれの節43c,44c,43d,44d部分で弾性変形する。
リンク桿43,44が回転すると、それに連動してブラケット45がシャフト42に近位する変位方向Dに変位する。即ち、リンク桿43,44の各先端43a,44a間の距離を変化させるように摺動させると、リンク桿43,44の各基端43b,44bは、先端43a,44aの摺動に連動して当該摺動方向に直交する方向に変位する。各基端43b,44bの変位は、各先端43a,44aの摺動変位に対して非線形の出力となる。この出力は、シャフト42の順ネジ42aと逆ネジ42bのねじ山のピッチやシャフト42の回転数及びリンク桿43,44のリンク比等の関係を計算することで求められる。
この様にシャフト42を正転方向Aに回転させると、ブラケット45を設計された上死点まで変位させることができる。光学式望遠鏡1の通常使用状態では、鏡台30は上死点と下死点との中間地点に配置されるように調整される。ブラケット45が変位方向Dに移動すると、第1のばね50が伸長する方向(変位方向Dと同方向)に第1の付勢力が与えられる(図2参照)。
第1のばね50に与えられた第1の付勢力は、第1のばねに接続されている鏡台30を介してリニアガイド(第2のばね)20に第2の付勢力を与える(図2参照)。第2の付勢力は、縦板23が筐体10に近位する方向に摺動するように与えられる。
上述したように、リニアガイド(第2のばね)20のバネ定数は第1のばね(ソフトスプリング)50が有するバネ定数より高い(ハードスプリング)。そのため、リニアガイド20に与えられた第2の付勢力は、第1のばね50に与えられた第1の付勢力で生じた鏡台30の変位を減少させるように働く。即ち、リニアガイド20は第1のばね50の減速機構として機能する。以下、第1のばね50とリニアガイド20とで構成される減速機構について説明する。
図7には、第1のばね(ソフトスプリング)50とリニアガイド(ハードスプリング)20とで構成される減速機構が概念化されて示されている。まず、ブラケット45にリンク桿43,44の先端43a,44aの出力変位nが与えられる。これにより、第1のばね50に第1の付勢力が与えられる。第1の付勢力は、第1のばね50に接続された鏡台30を付勢方向に変位させる。
この際、鏡台30に接続された第2のばね20には、第1の付勢力を打ち消す方向に第2の付勢力が与えられる。その結果、鏡台30の出力変位nは入力変位Nに比して小さな出力となる。即ち、第1のばねのバネ定数をkとし、第2のばねのバネ定数をKとすると出力変位nは、入力変位Nに対して1/(1+K/k)倍となる。
上記構成により、シャフト42の回転に連動して駆動されたブラケット45の変位に連動して鏡台30が変位する。そして、鏡台30は、リニアガイド20に案内されて中心軸L方向に変位する(図2、図3参照)。即ち、回転アクチュエータ41を駆動させてシャフト42を回転させると、鏡台30の微小な変位が出力される。鏡台30の下死点と上死点とのストローク範囲は例えば、0.1mm程度である。
上述したように、焦点調整機構8によると、複雑な制御機構やLM(Linear Motion)ガイドを用いること無く、シャフト42の回転駆動のみで鏡台30の微小変位を高精度に出力することができる。また、焦点調整機構8は、回転ヒンジを用いずに弾性体であるリンク桿43,44を有することによりガタが無く、高精度の駆動機構を実現できる。さらに、焦点調整機構8は、鏡台30の摺動部に弾性体を用いることにより、ガタが無く高精度の駆動機構を実現でき、ダスト等の発生を最小限に押さえることができる。
[第2実施形態]
本実施形態においては、第1実施形態と同一の構成要素は同一の符号を用い、重複する説明は適宜省略する。
図8に示されるように、第1実施形態にかかる焦点調整機構8を上下に対称的に配置して焦点調整機構100を構成してもよい。焦点調整機構100では、シャフト42を共有している。これにより、摺動部材56,59は、リンク桿43,44で対称的に支持されるため、シャフト42の回転に連動した回転を防止するための構造が不要となる。そして、焦点調整機構100によると、シャフト42を回転駆動すると、上下に配置されたそれぞれの鏡台30に対して微小な変位を出力することができる。焦点調整機構100は、対称的に配置された鏡台30に対して対称的に微小な出力変位が必要な場合に有効である。
焦点調整機構100によると、複雑な制御機構やLM(Linear Motion)ガイドを用いること無く、シャフト42の回転駆動のみで対称的に配置されたそれぞれの鏡台30の微小変位を高精度に対称的に出力することができる。また、焦点調整機構100は、回転ヒンジを用いずに弾性体であるリンク桿43,44を有することによりガタが無く、高精度の駆動機構を実現できる。さらに、焦点調整機構100は、摺動部に弾性体を用いることにより、ダスト等の発生を最小限に押さえることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1 光学式望遠鏡
2 主鏡
3 二次鏡
4 三次鏡
5,6 屈曲鏡
7 検出部
8 焦点調整機構
9 入力光
10 筐体
11 上蓋
12,14 マウント
13,15 軸受
16,19 摺動部材
16a,19a 頂部
17,18 ナット
20 リニアガイド(第2のばね)
21,22 板バネ
23,24 縦板
24a 上端
29 連結部材
30 鏡台
31 二次鏡取付面
40 摺動機構
41 回転アクチュエータ
42 シャフト
42a 順ネジ
42b 逆ネジ
43,44 リンク桿(ブレード)
43a,44a 先端
43b,44b 基端
43c,44c,43d,44d 節
45 ブラケット
45a 腕部
45b 先端
46,47 取付部
50 第1のばね
50a 先端
50b 基端
56,59 摺動部材
100 焦点調整機構
A 正転方向
B,C 変位方向
D 変位方向
F 力
L 中心軸
n 出力変位
N 入力変位
S 開口部

Claims (4)

  1. 基端を回転軸にして回転するリンク桿と、
    前記リンク桿の先端を摺動させるように案内するシャフトを有する摺動機構と、
    前記基端に一端が接続され、他端が反射鏡を固定するための鏡台に接続された第1のばねと、
    前記第1のばねが有するばね係数よりも高いばね係数を有し、一端が前記鏡台に接続され、他端が前記摺動機構に接続された第2のばねと、
    を有し、
    前記シャフトに沿って摺動する前記先端の変位によって前記リンク桿が回転し、前記リンク桿の回転により前記基端に変位が生じ、前記基端に生じた変位によって前記第1のばねに第1の付勢力が与えられ、前記第2のばねは、前記第1の付勢力によって前記第1の付勢力を打ち消す方向に第2の付勢力が与えられて変位し、前記鏡台は、前記第2のばねに案内されて前記第2のばねの変位方向に変位する、
    焦点調整機構。
  2. 前記リンク桿は、板状体で形成されており、前記先端と前記基端との近傍に断面が減少する節がそれぞれ設けられ、前記節の部分の弾性変形により回転する、
    請求項1に記載の焦点調整機構。
  3. 前記リンク桿は、対向配置された2つのブレードを有し、
    前記ブレードの各先端のそれぞれは、前記シャフトの回転により、離間または近位するように摺動し、
    前記ブレードの各基端は、前記各先端の摺動に連動して摺動方向に直交する方向に変位する、
    請求項1または2に記載の焦点調整機構。
  4. 前記第2のばねは、平行に対向配置された2枚の板バネを有し、前記板バネの弾性変形により前記第2の付勢力の付勢方向に直線的に変位する直動機構を有する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の焦点調整機構。
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