JP6417840B2 - 転写装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、転写装置及び画像形成装置に関する。
画像形成装置には、像を転写する転写部材、あるいは、像を転写する記録媒体を搬送する搬送部材として、像担持体と対向配置されていて、複数の回転支持部材に巻き掛けられたベルト部材を有する転写装置を備えたものがある。転写装置は、接離機構によってベルト部材を像担持体に対して接離動作可能としている。転写装置は、像転写時においてはベルト部材を像担持体と接触する位置へと移動し、非画像転写時や画像形成装置からの離脱時においては像担持体からベルト部材を離間させる位置へと移動させている。
このようなベルト部材を備えた構成の場合、ベルト部材の反りや振動などにより、ベルト部材と像担持体との位置関係のずれを抑制するために、ベルト部材の表面の端部を上方から押さえるベルト押さえ部材を備えた構成が提案されている(例えば特許文献1)。
ベルト押さえ部材は、像転写時において、ベルト部材と接触するように構成されていることから、その位置が固定されて配置されることが多い。しかし、ベルト押さえ部材の位置が固定されていると、ベルト部材を像担持体から離間させて画像形成装置側から転写装置を離脱する際に、離間状態にあるベルト部材とベルト押さえ部材とが干渉することがある。
本発明は、転写装置を画像形成装置側から離脱する際にベルト部材とベルト押さえ部材との干渉を防止することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る転写装置は、トナー像を担持する像担持体を備えた画像形成装置に対して着脱可能であって、像担持体に対向し、複数の回転支持部材によって走行可能に支持されていて、像担持体と接触することでトナー像を転写する転写部を形成する無端状のベルト部材と、像担持体に対し、ベルト部材を接離する接離機構と、複数の回転支持部材が支持された基部に対して着脱自在であって、ベルト部材と対向し、同ベルト部材の端部に接触可能なベルト押さえ部材と、接離機構によってベルト部材が像担持体に接触しているときには、基部からのベルト押さえ部材の離脱を規制し、ベルト部材が像担持体から離間状態にあるときには、基部からベルト押さえ部材を離脱可能とする規制部を有することを特徴としている。
本発明によれば、転写装置を画像形成装置側から離脱する際にベルト部材とベルト押さえ部材との干渉を防止することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態の概略図。 本発明に係る転写装置の概略構成と、転写装置のフルカラーモード時のベルト部材と1次転写部材の接離状態を示す拡大図。 本発明に係る転写装置の概略構成と、転写装置のフルカラー+特色モード時のベルト部材と1次転写部材の接離状態を示す拡大図。 本発明に係る転写装置の概略構成と、転写装置の特色モード時のベルト部材と1次転写部材の接離状態を示す拡大図。 本発明に係る転写装置の概略構成と、転写装置のブラックモード時のベルト部材と1次転写部材の接離状態を示す拡大図。 ベルト部材に設けられたスケールマークと、スケールマークの検出部の構成を説明する斜視図。 スケールマークとスケールマークの検出部の配置状態についての説明図。 スケールマークの検出部によるスケールマークの検出についての説明図。 特定色に対応する任意の像担持体と対向する1次転写部材とローラの接離機構の構成を、斜め上方から見た斜視図。 特定色に対応する任意の像担持体と対向する1次転写部材とローラの接離機構における当接時の状態を装置手前側から見た側面図。 特定色に対応する任意の像担持体と対向する1次転写部材とローラの接離機構における当接時の状態を装置奥側から見た側面図。 特定色に対応する任意の像担持体と対向する1次転写部材とローラの接離機構における当接時の状態を斜め下方から見た斜視図。 特定色に対応する任意の像担持体と対向する1次転写部材とローラの接離機構における離間時の状態を、斜め上方から見た斜視図。 特定色に対応する任意の像担持体と対向する1次転写部材とローラの接離機構における離間時の状態を、装置手前側から見た側面図。 特定色に対応する任意の像担持体と対向する1次転写部材とローラの接離機構における離間時の状態を、装置奥側から見た側面図。 特定色に対応する任意の像担持体と対向する1次転写部材とローラの接離機構における離間時の状態を、斜め下方から見た斜視図。 イエロの像担持体と対向する1次転写部材の接離機構における当接時の状態を装置手前側から見た側面図。 イエロの像担持体と対向する1次転写部材の接離機構における離間時の状態を装置手前側から見た側面図。 ブラックの像担持体と対向する1次転写部材と複数のローラの接離機構における当接時の状態を装置手前側から見た側面図。 ブラックの像担持体と対向する1次転写部材と複数のローラの接離機構における離間時の状態を装置手前側から見た側面図。 ブラックの像担持体と対向する1次転写部材と複数のローラの接離機構における手動操作による離間時の状態を装置手前側から見た側面図。 特定色による特定モードが設定されたときのベルト部材の折れの発生を説明する側面図。 ブラックの像担持体と対向する1次転写部材と複数のローラの接離機構の当接時の状態と、ベルト押さえ部材の構成を装置手前側から見た斜視図。 ブラックの像担持体と対向する1次転写部材と複数のローラの接離機構の離間時の状態と、ベルト押さえ部材の構成を装置手前側から見た斜視図。 カバー部材の構成と基部への装着状態と規制部による規制状態を、装置手前側から見た側面図。 カバー部材の構成と基部への装着状態と規制部による規制解除状態を、装置手前側から見た側面図。 カバー部材を装着する基部の装着部近傍の構成を、装置手前側から見た側面図。 カバー部材とベルト押さえ部材が一体化された形態を装置手前側から見た斜視図。 カバー部材とベルト押さえ部材が一体化された形態を装置奥側から見た側面図。 2次転写部の別な実施形態を装置手前側から見た概略構成図。
以下、本発明に係る実施形態について図面を用いて順次説明する。図中、同一の機能や構成を有するものには同一の符号を付し、重複説明は適宜し省略する。図面は一部構成の理解を助けるために部分的に省略する場合もある。
本発明に係る転写装置は、像担持体に対して接離動作可能なベルト部材と対向配置されたベルト押さえ部材を、像担持体から離間させた状態で、転写装置の基部から着脱可能とした点に特徴がある。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置はカラー複写機1000である。図中符号100は、画像形成装置1000の装置本体となる複写機本体、200は複写機本体100を載せる給紙テーブル、300は複写機本体100上に取り付ける画像読取部としてのスキャナ、400はさらにその上に取り付ける原稿自動搬送装置を示す。原稿自動搬送装置400の構成は必須な構成ではなく、原稿自動搬送装置400を備えていない構成の画像形成装置であってもよい。
複写機本体100には、その中央に、無端状のベルト部材である中間転写体としての転写ベルト510を有する転写装置500が配設されている。転写装置500は、複写機本体100に対して、複写機本体手前側(紙面垂直方向側)から着脱可能とされている。転写ベルト510は、複数の回転支持部材としての複数のローラ501〜507に巻き掛けられていて、図中時計回りに回転走行可能とされている。符号Vで示す矢印は転写ベルト510の走行方向を示す。
転写ベルト510の周囲には、画像転写後に転写ベルト510上に残留する残留トナーを除去する中間転写クリーニング装置23が配置されている。転写装置500の上方には、ベルト走行方向Vに沿って、ベルト走行方向上流側から特色、イエロ、マゼンタ、シアン及びブラックの5つ色に対応するプロセスカートリッジユニット18S、18Y、18M、18C、18Bkが横に並べて配置されている。プロセスカートリッジユニット18S、18Y、18M、18C、18Bkは、タンデム画像形成部20を構成している。タンデム画像形成部20の上には、露光装置21が配置されている。各プロセスカートリッジユニットは、像担持体としてのドラム状の感光体40S、40Y、40M、40C、40Bkを備えている。各プロセスカートリッジユニットは、図示を省略した周知の電子写真プロセスの機能部材により各感光体上に各色の現像剤としてのトナーを用いてトナー像を形成する機能と、トナー像転写後の感光体表面を清掃する機能を備えている。各プロセスカートリッジユニット及び転写装置500は、複写機本体100に着脱可能に支持されている。本実施形態において、複写機本体手前側に各プロセスカートリッジユニット及び転写装置500を引き出す方向を離脱方向とし、各プロセスカートリッジユニット及び転写装置500を複写機本体手前側から複写機本体奥側に押し込む方向を離脱方向とする。
本実施形態において、特色とは、例えば白色又は透明色(艶出しコーティング)のことを指す。白色の場合には、例えばホワイトトナーを用いる。透明色の場合にはクリアトナーを用いる。
転写ベルト510を挟んでタンデム画像形成部20と反対側には、2次転写部材としての2次転写ローラ523が配置されている。2次転写ローラ523は、転写ベルト510を介して、転写ベルト510を内側から支持するローラ502に押し当てられていて、両者の接触部に2次転写部522を形成している。2次転写部522では、転写バイアスが印加されることで、転写ベルト510上のトナー像がシート状の記録媒体としての用紙Pに転写される。2次転写ローラ523よりも用紙搬送方向下流側には、搬送部24と、用紙Pに転写された画像を定着する定着ユニット25が配置されている。定着ユニット25は、複数のローラに巻き掛けられた定着部材としての定着ベルト26に加圧部材となる加圧ローラ27を押し当てて構成されていて、搬送部24で搬送される転写後の用紙Pにトナー像を定着するものである。
本実施形態においては、2次転写部材となる2次転写ローラ523を転写ベルト510に接触させる接触方式を採用するが、非接触のチャージャを2次転写部材として配置してもよい。
2次転写部522および定着装置25の下には、上述したタンデム画像形成部20と平行に、用紙Pの両面に画像を記録すべく用紙Pを反転する用紙反転装置28が配置されている。このため、本実施形態において、カラー複写機1000は、両面印刷に対応可能とされている。片面印刷対向だけの場合には、用紙反転装置28は無くてもよい。カラー複写機1000は、パソコンなどの外部端末装置と有線、無線を問わずに接続可能としてプリンタとして機能するようにしてもよい。なお、画像形成装置としては、カラー複写機1000やプリンタに限定されるものではなく、電子写真方式のファクシミリ、あるいは複写機、プリンタ、ファクシミリ等の少なくとも2つの機能を備えた複合機であってもよい。また画像形成装置の実施形態としては、電子写真方式のものに限定するものではなく、インクを噴射して画像を形成するタイプの画像形成装置であってもよい。
このカラー複写機1000においては、ブラック・シアン・マゼンタ・イエロの4色のトナーを用いたフルカラーモードによる画像形成と、ブラック単色のトナーによるブラックモードによる画像形成と、特色単色のトナーによる特色モードによる画像形成と、フルカラーモードと特色モードによる画像形成とが可能とされている。
例えばフルカラーモードを用いてカラー複写物を得るには、原稿自動搬送装置400の原稿台30上にカラーの原稿をセットする。または、原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上にカラーの原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じてそれで押さえる。
カラー複写機1000は、スタートスイッチをオン操作されると、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動して後、コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ300を駆動し、第1走行体33および第2走行体34を走行する。そして、カラー複写機1000は、第1走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光をさらに反射して第2走行体34に向け、第2走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読み取りセンサ36に入れ、原稿内容を読み取る。
カラー複写機1000は、スタートスイッチをオン操作されると、駆動モータによって転写ベルト510が図1において時計周り方向に回転走行する。カラー複写機1000は、スタートスイッチをオン操作されると、プロセスカートリッジユニット18Bk、18C、18M、18Yが備える感光体40Bk、40C、40M、40Yが回転駆動して各感光体40上にそれぞれ、ブラック・イエロ・マゼンタ・シアンの単色のトナー像をそれぞれ形成する。カラー複写機1000は、転写ベルト510の走行とともに、これら単色のトナー像を順次、転写ベルト510上に転写して合成カラー画像を形成する。
カラー複写機1000は、スタートスイッチをオン操作されると、給紙テーブル200の給紙ローラ42の1つを選択回転し、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44の1つから用紙Pを繰り出す。繰り出された用紙Pは分離ローラ45で1枚ずつ分離されて給紙路46に入いり、搬送ローラ47で搬送されて複写機本体100内の給紙路48に導かれ、レジストローラ49に突き当てて止まる。手差しトレイ51上の用紙Pは、給紙ローラ50の回転により繰り出され、分離ローラ52で1枚ずつ分離されて手差し給紙路53に入り、同じくレジストローラ49に突き当てて止まる。カラー複写機1000は、転写ベルト510上の合成カラー画像が2次転写部22に到達するタイミングに合わせてレジストローラ49を回転し、転写ベルト510と2次転写ローラ523との間の2次転写部522に用紙Pを送り込み、この2次転写部522で合成カラー画像を一括して用紙P上に転写する。単色の複写物を得る場合には、1色のトナー像を形成して転写ベルト510に転写し、2次転写部522でこのトナー像を用紙P上に転写する。
カラー複写機1000は、画像転写後の用紙Pを、2次転写部522より搬送して定着装置25へと送り込む。定着装置25では熱と圧力を用紙Pに加えることで転写画像を定着する。カラー複写機1000は、定着後、片面印刷の場合には切換爪55で切り換えて排出ローラ56で排出し、排紙トレイ57上にスタックする。カラー複写機1000は、両面印刷の場合、切換爪55で切り換えて画像転写後の用紙Pを用紙反転装置28に導入し、そこで反転して再び2次転写部522へと送り出し、裏面にも画像を転写して後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出する。
カラー複写機1000は、中間転写体クリーニング装置23で、画像転写後に転写ベルト510上に残留する残留トナーを除去し、タンデム画像形成部20による再度の画像形成に備える。
次に転写装置500についてより詳細に説明する。
図2はプロセスカートリッジユニット18S、18Y、18M、18C、18Bkと転写装置500とを複写機本体手前側(装置手前側)から見た概略図である。図2において、転写装置500は、ローラ501〜507と、ローラ501〜507に巻き掛けられた転写ベルト510と、スケール検出部となるスケールユニット530と、ベルト押さえ部材550を備えている。複数のローラ501〜507は、転写装置500の基部となる側板520、521に回転自在に支持されている。本実施形態において、側板520は、複写機本体奥側に配置され、側板521は、複写機本体手前側において、側板520と対向するように配置されている。つまり、側板520と側板521は、互いに対向して配置されている。なお、側板520、521は、図面によっては、一方側だけを示す。
複数のローラのうち、ローラ501は駆動ローラであり、ローラ502は、2次転写対向部材としての2次対向ローラを構成している。複数のローラのうち、ローラ501は複写機本体100の右端側に配置され、ローラ504は複写機本体100の左端側に配置され、ローラ502は、ローラ501、504よりも下方に配置されている。ローラ501、504よりも上方には、ローラ505、506、507がベルト走行方向上流側からベルト走行方向下流側に向かって間隔を空けて配置されている。転写ベルト510は、これらローラに巻き掛けられた状態において、ローラ505とローラ507の間において、略水平な平面に張られていて、プロセスカートリッジユニット18S、18Y、18M、18C、18Bkの感光体40S、40Y、40M、40C、40Bkと、ベルト表面510aが対向している。ベルト表面510aは、転写面を構成している。ローラ502とローラ504の間に位置するローラ503は、転写ベルト510を外側から内側に向かって押圧するテンションローラを構成している。ローラ504と1次転写ローラ14Sの間に配置されたローラ505は、転写ベルト510を内側から外側に向かって押圧するテンションローラを構成している。ローラ506とローラ501の間に配置されたローラ507は、転写ベルト510を内側から外側に向かって押圧するテンションローラを構成している。ローラ501は、駆動源としての駆動モータM1によって図中時計周り方向に回転駆動される。このため、駆動モータM1が回転駆動すると、転写ベルト510は図中時計回り方向に回転走行移送される。駆動モータM1は、モータ制御回路541と信号線を介して接続されている。モータ駆動回路541は、制御部540と信号線を介して接続されている。制御部540は、駆動モータM1の駆動と停止を制御する機能を有し、モータ駆動回路541を介して駆動モータM1の駆動と停止(オン/オフ)を制御する。制御部540は、以下に説明する接離機構600〜800の各駆動源の駆動と停止(オン/オフ)も制御する。
転写ベルト510の内側で、感光体40S、40Y、40M、40C、40Bkと対向する部位には、1次転写部材としての1次転写ローラ14S、14Y、14M、14C、14Bkがそれぞれ配置されている。1次転写ローラ14S、14Y、14M、14C、14Bkは、後述する接離機構によって、転写ベルト510のベルト表面510aを感光体40S、40Y、40M、40C、40Bkの表面に接触させる接触位置と、ベルト表面510aを感光体40S、40Y、40M、40C、40Bkの表面から離間する離間位置とに接離移動可能に設けられている。転写ベルト510は、感光体40S、40Y、40M、40C、40Bkの表面と接触することでトナー像を転写する転写部NS、NY、NC、NM、NBkを形成する。
離間位置は、転写装置500を複写機本体100に対して着脱する際に位置する位置であり、離間モードになると、この位置となる。接触位置は、ブラックトナー単色を用いた画像転写を行う際のブラックモード(第1のモード)と、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロのトナーを用いた画像転写を行なうフルカラーモード(第2モード)と、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロ、特色のトナーを用いた画像転写を行なうフルカラー+特色モード(第3の位置)と、特色トナー単色を用いた画像転写を行う際の特色モード(第4のモード)の際に占める位置を含んでいる。1次転写ローラ14Bk、14C、14M、14Y、14Sは、後述する接離機構の接離動作によって、第1から第4のモードの際の位置と離脱モードの際の離脱位置にそれぞれ保持される。
図2は、フルカラーモード時の、転写ベルト510と1次転写ローラ14S、14Y、14M、14C、14Bkとローラ505〜507の位置関係を示している。本実施形態において、フルカラーモードの場合、1次転写ローラ14Y、14M、14C、14Bkと、ローラ506、507は接触位置を占め、1次転写ローラ14Sとローラ505は離間位置を占めることで、感光体40Y、40M、40C、40Bkに対して転写ベルト510のベルト表面510aが接触状態となる。これら各感光体とベルト表面510aとの接触部で、各感光体上に形成されたトナー像をベルト部材510のベルト表面510aに転写する転写部NY、NC、NM、NBkを構成している。このうち、感光体40Bkとベルト表面510aとの接触部をブラック転写部NBkと称する。ローラ506は、任意の回転支持部材を構成している。
図3は、フルカラー+特色モード時の、転写ベルト510と1次転写ローラ14S、14Y、14M、14C、14Bkと、ローラ505〜507の位置関係を示している。本実施形態において、フルカラーモード+特色モードの場合、1次転写ローラ14S、14Y、14M、14C、14Bkと、ローラ505〜507は接触位置を占め、感光体40S、40Y、40M、40C、40Bkに対して転写ベルト510のベルト表面510aがすべて接触状態となる。
図4は、特色モード時の、転写ベルト510と1次転写ローラ14S、14Y、14M、14C、14Bkとローラ505〜507の位置関係を示している。本実施形態において、特色モードの場合、1次転写ローラ14Y、14M、14C、14Bk、ローラ506、507は離間位置を占め、1次転写ローラ14Sとローラ505が接触位置を占めることで、感光体40Sに対して転写ベルト510のベルト表面510aが接触状態となる。
つまり、特色モードとは、フルカラーモードに使用しない1つのトナー像である特色のトナー像を担持する任意の像担持体となる感光体40Sだけに転写ベルト510のベルト表面510aが接触する任意のモードである。
図5は、ブラックモード時の、転写ベルト510と1次転写ローラ14S、14Y、14M、14C、14Bkとローラ505〜507の位置関係を示している。本実施形態において、ブラックモードの場合、1次転写ローラ14Bkと、1次転写ローラ14Bkの前後に配置されたローラ506、507は接触位置を占め、1次転写ローラ14S、14Y、14M、14Cとローラ505は離間位置を占めることで、感光体40Bkに対して転写ベルト510のベルト表面510aが接触状態となる。
図6に示すように、転写ベルト510には、その内周面となるベルト裏面510bの側縁部に沿って、ベルト走行方向Vの全体にわたって所定間隔(ピッチ)で複数のスケールマークMが連続して設けられている。これら複数のスケールマークMは、互いに平行に等間隔で、同じ長さに形成され、かつ、ベルト走行方向Vに沿って極めて小さいピッチで配列されており、転写ベルト510の全周に設けられていて、全体として転写ベルト510のスケール5を構成している。図6では、スケールマークMの一部を示している。スケールマークMは、所定色の目盛状に形成されており、例えば転写ベルト510のベルト表面510aよりも反射率の高いインキ等によって印刷されている。あるいは、地の反射率と異なる反射率のスケールマークMを印刷したテープが、転写ベルト510の全周に亘って貼り着けられる。
転写装置500は、スケールマークMを検出する検出部を構成するスケールマークセンサ(以下、スケールセンサという)531A、531Bを備えている。スケールセンサ531A、531Bは、スケールマークMの形成位置下方に所定の距離だけ離間させて配置されている。スケールセンサ531A、531Bは、転写ベルト510のベルト走行方向Vに沿って所定の間隔を置いて複数(本実施形態では2つ)配置され、それぞれ転写ベルト510上のスケールマークMを順次検出して、制御部540に検出信号を出力する。制御部540は、これら検出信号からスケールマークMをピッチ補正するための位置データ等を取得し、目標位置データを図2に示したモータ駆動回路81に入力する等して、転写ベルト510の走行速度を制御する。このように、制御部540は、スケールセンサ531A、531Bで検出した転写ベルト510の位置情報等に基づき、図2に示したモータ駆動回路541に適宜信号を出力し、モータ駆動回路541により駆動モータM1を駆動させて、転写ベルト510の走行速度をフィードバック制御する。
スケールセンサ531A、531Bは、図7に示すように転写ベルト510のベルト走行方向Vに沿って、上流側に一方のスケールセンサ531Aを、下流側に他方のスケールセンサ531Bを、それぞれ全てのスケールマークMを検出可能に配置している。スケールセンサ531A、531Bは、それらの検出点の間隔Dが、スケールマークMのピッチの設計値をP0としたとき、P0の整数倍(D=N×P0(N=1、2、3・・・))に設定されている。そして、転写ベルト510に伸縮等がないときには、スケールマークMの中心部を同時に通過するように構成されている。スケールセンサ531A、531Bは、転写ベルト510が走行移動すると、それぞれスケールマークMを順次検出して検出信号を制御部540に出力する。そして、制御部540は、後述するように、検出信号(入力信号)の位相差等に基づいて、モータ駆動回路541をフィードバック制御する。
スケールマークMは、反射型のマークであり、図8(a)に示すように、転写ベルト510のベルト裏面510bにベルト走行方向Vに沿って反射部(スケールマークM)と遮光部Sとが交互に形成されている。一方、スケールセンサ531A、531Bは、図8(b)、(c)に示すように、LED等の発光素子121、コリメートレンズ122、スリットマスク123、ガラスや透明樹脂フィルム等の透明カバーからなる受光窓124、及びフォトトランジスタ等の受光素子125を有しており、これらがセンサ部筐体120の各部に固定されている。
スケールセンサ531A、531Bの光源である発光素子121が発光すると、その光がコリメートレンズ122を通過して平行光束になり、スリットマスク123のスケールマークMと平行な複数のスリット123aを通り、複数の光ビームLBに分割されて、転写ベルト510上のスケール5に照射される。この複数の光ビームLBの一部がスケールマークMにより反射されて、反射光が受光窓124を通って受光素子125によって受光され、受光素子125が反射光の明暗の変化(強弱)を電気信号に変換する。このように、スケールセンサ531A、531Bは、受光素子125により反射光の強弱を感知してスケールマークMを検出し、転写ベルト510の走行移動にともなうスケールマークMの有無を、連続的に変調されたアナログ交番信号にして出力する。スケールセンサ531A、531Bは、センサ保持部としての保持部126に装着されて保持されることで、スケールユニット530を構成している。
次に、本実施形態の特徴部分である、各色の1次転写ローラ(転写ベルト510)の接離機構と、ベルト押さえ部材550の構成と、スケールユニット530の取付け構成について説明する。
まず図9〜図16を用いて、特色に対応する1次転写ローラ14Sとローラ505の接離機構600について説明する。
図9は、当接時における一次転写ローラ14S及びローラ505の接離機構600を、斜め上方から見た斜視図である。図10は、当接時における一次転写ローラ14S及びローラ505の接離機構600を、装置前側から見た側面図である。図11は、当接時における一次転写ローラ14S及びローラ505の接離機構600を、装置後側から見た側面図である。図12は、当接時における一次転写ローラ14S及びローラ505の接離機構600を、斜め下方から見た斜視図である。図9〜図12では、中間転写ベルト510や感光体40Sなどの図示を省略しているが、感光体40Sと中間転写ベルト510とが当接した状態を示している。
図13は、離間時における一次転写ローラ14S及びローラ505の接離機構600を、斜め上方から見た斜視図である。図14は、離間時における一次転写ローラ及びローラの接離機構600を、装置前側から見た側面図である。図15は、離間時における一次転写ローラ14S及びローラ505の接離機構600を、装置後側から見た側面図である。図16は、離間時における一次転写ローラ14S及びローラ505の接離機構600を、斜め下方から見た斜視図である。図13〜図16では、中間転写ベルト510や感光体40Sなどの図示を省略しているが、感光体40Sから中間転写ベルト510が離間した状態を示している。
以下、図9〜図16を用いて、一次転写ローラ14S及びローラ505の接離機構600について説明する。
まず、感光体40Sと中間転写ベルト510とが当接した状態(接離機構600が図9や図12に示す状態)から、感光体40Sから中間転写ベルト510が離間した状態(接離機構600が図13や図16の状態)に移る離間動作について説明する。
感光体40Sに対する中間転写ベルト510の離間動作を行うときには、図10、図14に示す駆動源となる駆動モータM2によって回転軸691aを介して接離カム691を回転させ、図14などに示すように接離スライダ軸693を接離カム691とは反対側に向かって移動させる。接離スライダ軸693には、接離スライダ軸693と共に同じ向きに移動する接離スライダ692が取り付けられている。この接離スライダ692には、2本のスタッド651、652が、カシメられて固定されている。駆動モータM2は、一方の側板(例えば側板521)に設けられていて、制御部540によってその回転時期と回転方向が制御される。
接離スライダ692が接離カム691とは反対側に向かって移動すると、図14に示すように接離スライダ692に設けられたスタッド651は揺動支持部材としての転写ローラブラケット641Sと当接し、図15に示すようにスタッド652はローラブラケット681と当接する。
接離スライダ692は、2本のスタッド651、652がそれぞれ転写ローラブラケット641Sやローラブラケット681と当接した後も、接離カム691とは反対側に向かって移動していく。すると、転写ローラブラケット641S及びローラブラケット681は、共通軸619を支点にしてベルト裏面からベルト表面へ突き出す方向とは逆方向、言い換えれば、感光体40Sから遠ざかる方向に揺動する。そして、これにともなって一次転写ローラ14S及びローラ505が下方に移動して、一次転写ローラ14S(転写ベルト510のベルト表面510a)が感光体40Sから離間する。
次に、感光体40Sから中間転写ベルト510が離間した状態(接離機構600が図13や図16の状態)から、感光体40Sと中間転写ベルト510とが当接した状態(接離機構100が図9や図12に示す状態)に移る当接動作について説明する。
接離スライダ軸693は、接離スライダ692の下端に設けられた引掛け部692aに取り付けられたスプリング601によって、接離カム691側に引っ張られる引っ張り力を常に受けている。
感光体40Sに対する中間転写ベルト510の当接動作を行うときには、駆動モータM2により回転軸691aを介して接離カム691を回転させ、スプリング601からの引っ張り力により、図10に示すように接離スライダ693を接離カム691側に移動させる。そして、接離カム691に接離スライダ軸693を突き当てる。
このような接離スライダ軸693の移動により接離スライダ692が接離カム691側に向かって移動すると、図10に示すように接離スライダ692に設けられたスタッド651が転写ローラブラケット641Sから離間する。また、図11に示すように接離スライダ692に設けられたスタッド652がローラブラケット681から離間する。
転写ローラブラケット641S及びローラブラケット681には、スプリング602及びスプリング603によって常に感光体40S側に向かって力が働いている。そのため、転写ローラブラケット641S及びローラブラケット681からスタッド651、652が離間すると、転写ローラブラケット641S及びローラブラケット681は、共通軸619を支点にしてベルト裏面からベルト表面へ突き出す方向、言い換えれば、感光体40Sに近づく方向へ揺動する。
これにより、転写ローラブラケット641S及びローラブラケット681にそれぞれ保持された一次転写ローラ14S及びローラ505が上方に移動する。そして、ローラブラケット681が、転写装置500に設けられたフレーム(基部となる側板520)の一部を装置内側に向かって折り曲げて突出させた曲げ部694の下面に突き当たり、ローラ505の位置決めがなされる。また、一次転写ローラ14Sは、中間転写ベルト510を介して感光体40Sに当接して位置決めがなされる。
このように、一次転写ローラ14Sとローラ505の位置決めがなされることで、一次転写ローラ14Sとローラ505とで張架されるベルト部分の軌道を、適切に維持することができる。
つまり、接離機構600は、特色モード及びフルカラー+特色モードの場合には、制御部540による駆動モータM2への制御によって当接動作を行い、フルカラーモード及びブラックモードの場合には、制御部540による駆動モータM2への制御によって離間動作が行う。
次にイエロ、マゼンタ、シアンに対応する1次転写ローラ14Y、14M、14Cの接離機構700について説明する。1次転写ローラ14Y、14M、14Cは、共通の接離機構700によって接離動作される。このため、図17、図18では、イエロの1次転写ローラ14Yを接離動作する構成について説明する。
図17、図18に示すように、接離機構700は、1次転写ローラ14Yを接離可能に支持する揺動支持部材としての転写ローラブラケット701と、接離移動方向に移動可能な接離スライダ702と、接離スライダ702を接離移動方向に接離動作する接離カム711と、付勢手段としてのコイルスプリング712を備えている。これら部材は、それぞれ接離移動方向と直交する紙面垂直方向において互いに対向する一対の部材として構成されている。このため、以下、紙面垂直方向において互いに対向する転写装置500の側板520、521のうち、一方側(側板520側)に配置された構成のみを説明する。
接離スライダ702は、転写装置500の側板521に図中左右方向(接離移動方向)に移動可能に支持されている。具体的には、接離スライダ702には、図中左右方向に延びる、長穴707、708、スライドガイド709が形成されている。スライドガイド709内には図中左右方向に延びるガイド長穴709aが形成されている。このガイド長穴709aには、側板520に設けられた軸706aが紙面垂直方向(複写機本体手前側)に挿通されている。軸706aには回転自在にコロ706が設けられている。コロ706は、スライドガイド709に配置されている。長穴707、708には、側板520に設けられたガイドピン707a、708aが紙面垂直方向(複写機本体手前側)に挿通されている。これらの構成によって、接離スライダ702は、図17、図18における左右方向(接離移動方向)に移動可能に側板520に支持されている。図17、図18において、図中右方への移動は接触移動方向A1、図中左方への移動は離間移動方向A2とする。
コイルスプリング712は引っ張りばねであって、その一端は接離スライダ702に引っかけられ、その他端はガイドピン708aに引っかけられている。コイルスプリング712は、接離スライダ702が図17に示すように図中右方(接触移動方向A1)に移動するとばねが延ばされて、接離スライダ702が図18に示すように図中右方(離間移動方向A2)に移動するとばねが縮むように配置されている。
転写ローラブラケット701は、略L字型をなし、その屈曲部が側板520に設けられた支持軸704によって回動可能に支持されている。1次転写ローラ14Yは、転写ローラブラケット701の一端701aに軸703で回転自在に支持されている。一端701aと支持軸704を間において反対側に位置する転写ローラブラケット701の他端701bには、接離スライダ702に設けられたスタッド705が紙面垂直方向(複写機本体手前側)に挿入される開口部701cが形成されている。転写ローラブラケット701は、接離スライダ702が図17に示すように(接触移動方向A1)に移動すると他端701b側の開口部701cの内面にスタッド705が当接して右方に押され、接離スライダ702が図18に示すように(離間移動方向A2)に移動すると、他端701b側の開口部701cの内面にスタッド705が当接して左方に押される。このため、1次転写ローラ14Yは、図17に示すように接離スライダ702が(接触移動方向A1)に移動すると、ベルト裏面からベルト表面へ突き出す方向(接触方向)に揺動し、図18に示すように接離スライダ702が(離間移動方向A2)に移動すると、接触方向とは逆方向、言い換えれば、感光体40Yから遠ざかる方向(離間方向)に揺動可能に支持されている。
接離カム711は、駆動源となる駆動モータM3によって回転駆動される駆動軸711a上に固定された偏心カムである。駆動軸711aは側板520、接離スライダ702を紙面垂直方向(複写機本体手前側)に貫通し、接離スライダ702上に接離カム711を配置している。接離スライダ702には、軸710aによって回転自在に支持された回転支持部材としての玉軸受710が接離カム711のカム面と当接するように配置されている。この玉軸受710は、コイルスプリング712の作用によって、カム面と当接(圧接)している。駆動モータM3は、側板520に設けられていて、制御部540によってその回転時期と回転方向が制御される。
マゼンタ、シアンに対応する1次転写ローラ14M、14Cも1次転写ローラ1Yと同様の構成で接離スライダ702に接離動作可能に支持されている。
つまり、接離機構700は、フルカラーモードとフルカラー+特色モードの場合には、制御部540による駆動モータM3への制御によって当接動作を行い、特色モード及びブラックモードの場合には、制御部540による駆動モータM3への制御によって離間動作を行う。
次にブラックに対応する1次転写ローラ14Bkとローラ506、507の接離機構800について図19、図20を用いて説明する。ローラ506は、1次転写ローラ14Bkよりもベルト走行方向V上流側に配置された上流側ローラを構成している。ローラ507は、1次転写ローラ14Bkよりもベルト走行方向V下流側に配置された下流側ローラを構成している。すなわち、ローラ506はブラック転写部NBkよりも上流側に配置され、ローラ507はブラック転写部NBkよりも下流側に配置されている。
1次転写ローラ14Bkは、揺動支持部材となる転写ローラブラケット801に支持されて転写ベルト510のベルト裏面510bに接離可能に構成されている。ローラ506は揺動支持部材となるローラブラケット821に支持されて転写ベルト510のベルト裏面510bに接離可能に構成されている。ローラ507は、揺動支持部材となるローラブラケット831に支持されて転写ベルト510のベルト裏面510bに接離可能に構成されている。
接離機構800は、転写ローラブラケット801とローラブラケット821、831を離移動方向に移動可能とする接離スライダ802と、接離スライダ802を接離移動方向に接離動作する接離カム811と、付勢手段としてのコイルスプリング812を備えている。これら部材は、それぞれ接離移動方向と直交する紙面垂直方向において互いに対向する一対の部材として構成されている。このため、以下、紙面垂直方向において互いに対向する転写装置500の側板520、521のうち、一方側(側面520)に配置された構成のみを説明する。
接離スライダ802は、転写装置500の側板520に図中左右方向(接離移動方向)に移動可能に支持されている。具体的には、接離スライダ802には、図中左右方向に延びる、長穴807、808、スライドガイド809A、809Bが形成されている。長穴807、808には、側板520に設けられたガイドピン807a、808aが紙面垂直方向(複写機本体手前側)に挿通されている。スライドガイド809A、809B内には、側板520に設けられた軸806Aaと、軸806Baが紙面垂直方向(複写機本体手前側)に挿通して配置されている。これら軸806Aaと軸806Baには回転自在にコロ806A、806Bが設けられている。コロ806A、806Bは、スライドガイド809A、809Bに配置されている。これらの構成によって、接離スライダ802は、図19、図20における左右方向(接離移動方向)に移動可能に側板520に支持されている。図19、図20において、図中右方への移動は接触移動方向A1、図中左方への移動は離間移動方向A2とする。
コイルスプリング812は引っ張りばねであって、その一端は接離スライダ802に引っかけられ、その他端は側板520に設けられたガイドピン817に引っかけられている。コイルスプリング812は、接離スライダ802が図19に示すように図中右方(接触移動方向A1)に移動するとばねが延ばされて、接離スライダ802が図20に示すように図中右方(離間移動方向A2)に移動するとばねが縮むように配置されている。
転写ローラブラケット801は、略L字型をなし、その屈曲部が側板520に設けられた支持軸804によって回動可能に支持されている。1次転写ローラ14Bkは、転写ローラブラケット801の一端801aに軸803で回転自在に支持されている。一端801aと支持軸804を間において反対側に位置する転写ローラブラケット801の他端801bには、接離スライダ802に設けられたスタッド805が紙面垂直方向(複写機本体手前側)に挿入される開口部801cが形成されている。
転写ローラブラケット801は、接離スライダ802が図19に示すように(接触移動方向A1)に移動すると他端801b側の開口部801cの内面にスタッド805が当接して右方に押され、接離スライダ802が図20に示すように(離間移動方向A2)に移動すると、他端801b側の開口部801cの内面にスタッド805が当接して左方に押される。このため、1次転写ローラ14Bkは、図19に示すように接離スライダ802が(接触移動方向A1)に移動すると、対向面(ベルト裏面)510bからベルト表面510aへ突き出す方向(接触方向)に揺動し、図20に示すように接離スライダ802が(離間移動方向A2)に移動すると、接触方向とは逆方向、言い換えれば、感光体40Bkから遠ざかる方向(離間方向)に揺動可能に支持されている。
転写ローラブラケット801の他端801bには、その一端がガイドピン808aに引っかけられたコイルスプリング813Bの他端が引っかけられている。コイルスプリング813Bは引っ張りばねであって、転写ローラブラケット801を接触方向に付勢する付勢手段を構成している。
ローラブラケット821は、略L字型をなし、その屈曲部が側板520に設けられた支持軸824によって回動可能に支持されている。ローラ506は、ローラブラケット821の一端821aに軸823で回転自在に支持されていて従動ローラを構成している。一端821aと支持軸824を間において反対側に位置する転写ローラブラケット821の他端821bには、その一端が接離スライダ802に設けられたガイドピン814に引っかけられたコイルスプリング813Aの他端が引っかけられている。コイルスプリング813Aは引っ張りばねであって、転写ローラブラケット821を接触方向に付勢する付勢手段を構成している。
ローラブラケット821の一端821Aと支持軸824の間には位置する部位には開口部821cが形成されている。この開口部821cには、側板520に設けられたスタッド815が紙面垂直方向(複写機本体手前側)に挿入されている。これら開口部821cとスタッド815とは、転写ローラブラケット821(ローラ506)の接触方向への上昇位置を規制する規制部を形成している。接離スライダ802には、ピン816が紙面垂直方向(複写機本体手前側)に突出するように設けられている。このピン816は、接離スライダ802が図中左方(離間移動方向A2)に移動する際に転写ローラブラケット821と接触して離間移動方向A2に押す離間部材を構成している。
ローラブラケット821は、接離スライダ802が図19に示すように(接触移動方向A1)に移動するとコイルスプリング813Aによって引っ張られて支持軸824を中心に回動して、開口部821cスタッド815が当接することで、その位置が規制される。ローラブラケット821は、接離スライダ802が図20に示すように(離間移動方向A2)に移動すると、他端821b側にピン816が当接して左方に押される。このため、ローラ506は、図19に示すように接離スライダ802が(接触移動方向A1)に移動すると、対向面(ベルト裏面)510bからベルト表面510aへ突き出す方向(接触方向)に揺動し、図20に示すように接離スライダ802が(離間移動方向A2)に移動すると、接触方向とは逆方向、言い換えれば、感光体40Bkから遠ざかる方向(離間方向)に揺動可能に支持されている。
ローラブラケット831は、略L字型をなし、その屈曲部が側板520に設けられた支持軸834によって回動可能に支持されている。ローラ507は、ローラブラケット831の一端831aに軸833で回転自在に支持されていて、従動ローラを構成している。一端831aと支持軸834を間において反対側に位置するローラブラケット831の他端831bには、開口部831cが形成されている。この開口部831cには、接離スライダ802に軸835によって回転自在に支持された玉軸受835が紙面垂直方向(複写機本体奥側)から挿入されて配置されている。
ローラブラケット831は、接離スライダ802が図19に示すように(接触移動方向A1)に移動すると他端831b側の開口部831cの内面が玉軸受835によって左方に押され、接離スライダ802が図20に示すように(離間移動方向A2)に移動すると開口部831cの内面が玉軸受835によって左方に押される。このため、ローラ507は、図19に示すように接離スライダ802が(接触移動方向A1)に移動すると、対向面(ベルト裏面)510bからベルト表面510aへ突き出す方向(接触方向)に揺動し、図20に示すように接離スライダ802が(離間移動方向A2)に移動すると、接触方向とは逆方向、言い換えれば、感光体40Bkから遠ざかる方向(離間方向)に揺動可能に支持されている。
接離カム811は、駆動源となる駆動モータM4によって回転駆動される駆動軸811a上に固定された偏心カムである。駆動軸811aは側板520、接離スライダ802を紙面垂直方向(複写機本体手前側)に貫通し、接離スライダ802上に接離カム811を配置している。接離スライダ802には、軸810aによって回転自在に支持された回転支持部材としての玉軸受810が接離カム811のカム面と当接するように配置されている。この玉軸受810は、コイルスプリング812の作用によって、カム面と当接(圧接)している。駆動モータM4は、側板520に設けられていて、制御部540によってその回転時期と回転方向が制御される。
つまり、接離機構800は、フルカラーモードとフルカラー+特色モードの場合には、制御部540による駆動モータM4への制御によって当接動作を行い、特色モード及びブラックモードの場合には、制御部540による駆動モータM4への制御によって離間動作が行う。
転写装置500には、手動操作によって接離スライダ802を図中左右方向(接離移動方向)に移動する手動操作部840を備えている。手動操作部840は、手動軸841に設けられた手動用カム842と、接離スライダ802に設けられた受け部843と、後述する規制部としての手動レバー844とを備えている。手動軸841は、紙面垂直方向(複写機本体手前側)に向かって延びていて、回動自在に側板520に支持されている。回転可能な手動軸841は、接離スライダ802を貫通して設けられている。手動用カム842は、この手動軸841に固定されて接離スライダ802上に配置されている。手動レバー844は、手動軸841の紙面垂直方向(複写機本体手前側)に位置する端部に固定されていて、側板520と対向配置された手前側の側板521上よりも複写機本体手前側に配置されている。つまり、手動レバー844は、側板521に手動軸841で回動自在に支持されていて、その一部が接離機構800を構成する手動用カム842に連結されたレバー部材として構成されている。
手動用カム842は、偏心カムであって、図21に示すように、手動レバー844が離脱方向(図25参照)に回転操作されると回転して受け部843と当接し、接離カム811の位置に関わらず、図中離間移動方向A2に接離スライダ802を移動させる。手動用カム842は、手動レバー844がロック方向(図26参照)に回転操作されると回転して図19に示すように受け部843から離間し、図中接触移動方向A1にコイルスプリング812の作用によって、離スライダ802を移動させる。
このように、本実施形態では、1次転写ローラ14Sを接離動作する接離機構600と、1次転写ローラ14Y、14M、14Cを接離動作する接離機構700と、1次転写ローラ14Bkを接離動作する接離機構800とを個別に備えることで、上述した第1のモードから第4のモードと離脱モードが実現可能となっている。
スケールユニット530は、図2〜図5に示すように、検出面が転写ベルト510のベルト裏面510b側に位置するように複写機本体手前側に位置する側板521に支持されている。
センサユニット530は、ブラック転写部NBkよりもベルト走行方向上流側で、かつ、複数の回転支持部材のうち、ブラック転写部NBkよりもベルト走行方向上流側に配置された任意の回転支持部材となるローラ506よりもベルト走行方向下流側に配置されている。つまり、センサユニット530は、接離機構800によって転写ベルト510のベルト裏面510bに接離自在とされている。このため、本実施形態では、ブラックモードによる印刷時であっても、転写ベルト510のスケールマークMをスケールセンサ531A、531Bにより順次検出することができるので、スケールマークMを用いたして、フィードバック制御を実行することができる。
本実施形態において、ベルト押さえ部材550とスケールユニット530とは、任意のモードである特色モードのときに、個別に移動可能に設けられている。つまり、ベルト押さえ部材550は、カバー部材となるインナカバー150に一体化されて側板521に装着されていて、スケールユニット530は側板521に対して回動可能なブラケット533を介して揺動可能に支持されている。ブラケット533は接離機構800の一部である。つまり、センサユニット530は、接離機構800によって接離動作可能に支持されている。
本実施形態では、センサユニット530を接離動作するための接離機構が、1次転写ローラ14Bkとローラ506、507を接離動作する接離機構800と同一であるので、センサユニット530単独の接離機構が不要となる。このため、個別に接離機構を設ける場合よりも、省スペースかつ部品数を少なくでき、コスト低減を図ることができる。
また、ベルト押さえ部材550は、転写ベルト510を間にしてセンサユニット530と対向配置されている。具体的には、ベルト押さえ部材550は、転写ベルト510のベルト表面510aの上方に配置されている。
ところで、スケールユニット530は、転写ベルト510に当接した状態のままだと、転写ベルト510と感光体40Bkが擦れてしまうため、転写ベルト510を感光体40Bkから離間する際に、スケールユニット530も転写ベルト510から離間する必要がある。スケールユニット530を転写ベルト510から離間させる場合、スケールユニット530とベルト押さえ部材550が転写ベルト510を介して当接したままだと、転写ベルト510の折れを防ぐため、ローラ506、スケールユニット530、ローラ507でつくる転写ベルト510の軌跡が一直線にならなければならない。しかし、レイアウトの都合上、接離カム811をスケールユニット530の真下に置くことが難しい場合もある。このような場合、スケールユニット530を転写ベルト510から離間させるときに、水平ではなくなることになってしまう。
そのためスケールユニット530とベルト押さえ部材550が当接した状態で転写ベルト510の折れをなくすためには、ローラ506、507とスケールユニット530が作る転写ベルト510の軌跡が水平ではなく、斜めになる必要があり、転写ベルト510からの離間量はローラ507が一番大きくなる。ただし、特色モードにした場合、ローラ507を下げすぎると、転写ベルト510の張架力が小さくなるため、転写ベルト510が撓んでしまい、他の部品と擦れてしまうことも想定される。
このようにローラ507を転写ベルト510から離間する離間方向に下げるには、自ずとその限界があるので、転写ベルト510の軌跡を大きく斜めにすることが難しい。ローラ507の下げ量を大きくすることができないと、転写ベルト510の軌跡はスケールユニット530で下がって、同ユニットよりもベルト走行方向上流側に位置するローラ506で上がる軌跡にする必要がある。しかし、ベルト押さえ部材550によって押えたままだと、図22に示すように転写ベルト510の折れが発生してしまう。
そこで、本実施形態では、ベルト押さえ部材550をセンサユニット530と個別に着脱可能にしている。具体的には、図19、図20で説明した接離機構800よって転写ベルト510が感光体40Bkに接触している接触モードのときには、図23、図24に示すように側板521からのベルト押さえ部材550の離脱を規制し、転写ベルト510が感光体40Bkから離間状態にあるときには、側板521からベルト押さえ部材550を離脱可能としている。
以下、このベルト押さえ部材550の取付け構成と着脱動作について説明する。
ベルト押さえ部材550は、図25、図26に示すように、複写機本体100の外観を覆うとともに、複写機本体100に装置本体手前側から装着された転写装置500の一部を覆うカバー部材としてのインナカバー150と一体化している。インナカバー150は、側板521に対して着脱可能である。インナカバー150は、側板521への装着状態において、手動軸841に固定された手動レバー844を矢印B1で示すロック方向に回転操作すると、図25に示すように、手動レバー844と側板521の間に位置し、その離脱が規制される。インナカバー150は、側板521への装着状態において、手動軸841に固定された手動レバー844を矢印B2で示す離脱方向に回転操作すると、図26に示すように、手動レバー844と重ならないように配置されていて、側板521から離脱可能に構成されている。
図27に示すように、側板521には、ピン561、562とねじ孔563が図中左右方向に間隔を並んで配置されている。ピン561、562とねじ孔563の下方に位置する側板521上には、駆動モータM4が装着されている。駆動モータM4の回転駆動力は、複数の歯車M4a、M4bを介して図19、図20に示す駆動軸811aに伝達されるように構成されている。つまり、接離機構800は、駆動モータM4と、駆動モータM4からの駆動力を接離カム811に伝達する複数の歯車M4a、M4bを有し、インナカバー150は、複数の歯車M4a、M4bの内の少なくとも1つの歯車M4b1の一部を覆うように構成されている。このため、転写装置500を複写機本体100から離脱する際に、インナカバー150によって歯車M4bの一部が覆われるので、作業時の歯車M4bとの接触による作業者の怪我の発生を防止することができる。
図25、図26、図28に示すように、インナカバー150は、図中左右方向に延びていて、長手方向に位置する両端150a、150bに、取手部151A、151Bが複写機本体手前側に向かって突出するように形成されている。
インナカバー150の複写機本体手前側に位置する表面151cには、位置決め孔152、154と、取付孔153とがカバー長手方向に並列配置されている。位置決め孔152、154と取付孔153は、インナカバー150を、インナカバーの表面150cから側板521との対向面となる裏面150eに貫通するように形成されている。これら孔の内、中央の取付孔153は、インナカバー150を側板521に装着した際に側板521に形成されたねじ孔563と対向する位置に形成されていて、ねじ孔563に締結部材159を締結可能とする取付孔として形成されている。
位置決め孔152、154は、インナカバー150を側板521に装着した際に側板521に形成されたピン561、562と対向する位置にそれぞれ形成されていて、ベルトお押さえ部材550を側板521に位置決めする位置決め穴として機能する。
インナカバー150の表面150cには、裏面150e側に向かって窪んだレバー重合部155が形成されている。取付孔153と取付孔154は、このレバー重合部155内に形成されている。レバー重合部155には、ロック方向B1に手動レバー844を回転操作した際に、図25に示すように手動レバー844が位置する。このため、手動レバー844とインナカバー150とは、そのレバー重合部155において、互いに対向し、インナカバー150が側板521から複写機本体手前側に離脱できないように規制している。
インナカバー150の上面150dには、図中上方に向かって突出する板状のストッパ156A、156Bが形成されている。このストッパ156A、156Bは、インナカバー150が側板521に装着状態にあるときに、複写機本体手前側(感光体の軸線方向)から見たときに、感光体40Bと重合するように形成されている。図では感光体40Bとストッパ156Bとが互いに対向していて、複写機本体手前側から見たときに重合している。ストッパ156A、156Bを2か所に形成したのは、別な複写機本体100に対してインナカバー150を共有部品として使用可能にするためである。例えば、特色を持たない4色の画像形成装置に対してインナカバー150を用いる場合や直径の大きな感光体を用いる場合、感光体間のピッチが本実施形態とは異なることがあり、ストッパ156Aと感光体とが対向する場合もある。このため、部品の共有化を図る点で、ストッパ156A、156Bを形成するのは好ましい。無論、インナカバー150を1つの画像形成装置に対し用いるだけであるならば、感光体40Bkと対向する部位にストッパ156A又はストッパ156Bの何れか一方を形成したインナカバー150としてもよい。
感光体40Bkは、その長手方向(紙面垂直方向)において、インナカバー150が配置された側となる側板521側(複写機本体手前側)から、複写機本体100に対して着脱可能とされている。このため、ストッパ156A、156Bは、インナカバー150の側板521への装着状態において、感光体40Bkの離脱方向への移動を規制する機能を備えている。このため、インナカバー150の側板521への装着状態において、感光体40Bkを複写機本体100から離脱する離脱方向に引き抜こうとしても、インナカバー150の板状のストッパ156A、156Bと干渉するので、誤操作を防止することができる。
図29に示すように、対向面となるインナカバー150の裏面150eには、ボス部555、556が裏面150eから側板521に向かって突出するように形成されている、これらボス部555、556は、インナカバー150の長手方向に間隔を空けて配置されていて、ベルト押さえ部材550に形成した孔部157、158に挿入されることで、インナカバー150とベルト押さえ部材550の位置決めを行っている。ボス部555、556と孔部157、158とは、寸法公差程度の誤差に形成されていて、孔部157、158にボス部555、556が挿入された状態においては、略ガタ付きが無いように両者の寸法が設定されている。ベルト押さえ部材550は、このようにインナカバー150の裏面150eに位置決められた状態で複数の締結部材159によってインナカバー150に固定されている。
ベルト押さえ部材550は、板金製で略L字型に屈曲されていて、その一方の側面550aがインナカバー150の裏面150eに、ボス部555、556によって位置決めされている。ベルト押さえ部材550の他方の面となる上部550bは、インナカバー150の裏面150e側から側板521に向かって突出している。上部550bは、ベルト押さえ部材550がインナカバー150に装着固定された際に、インナカバー150の上面150dよりも上方に位置し、かつ、インナカバー150を側板521に装着固定した際に、転写ベルト510のベルト表面510aよりも上方に位置するように形成されている。上部550bのうち、転写ベルト510のベルト表面510aと対向する面は、同表面510aと接触して転写ベルト510の上方への変位を規制する押さえ面550cとして機能する。本実施形態において、ベルト押さえ部材550は板金製であるので、転写ベルト510のベルト表面510aとの接触時にベルト表面510aを保護するために、弾性部材557が張り付けられている。つまり、押さえ面550cは、弾性部材557を介して転写ベルト510のベルト表面510aと接触可能に設けられている。
従来はインナカバー150を側板521に固定していたが、この方法だとベルト押さえ部材550、インナカバー150、側板521、スケールユニット530のブラケット533、スケールセンサ531A、531Bの組み付けとなり、積み付け時の交差の積み上げが大きくなってしまう。しかしながら、本実施形態では、ベルト押さえ部材550をインナカバー150に取り付けることで、積み上げ誤差を少なくすることができる。
また、ベルト押さえ部材550を側板521に対して着脱可能なインナカバー150に取りつけて固定しているので、インナカバー150を側板521から離脱することで、ベルト押さえ部材550も一緒に側板521から離脱することができ、転写ベルト510の交換時の作業性を高めることができる。
本実施形態では、接離機構800によって転写ベルト510が感光体40Bkに接触しているときには、側板521からのベルト押さえ部材550の離脱が規制部となる手動レバー844で規制され、転写ベルト510が感光体40Bkから離間状態にあるときには、側板521からベルト押さえ部材550が離脱可能となるので、転写装置500を複写機本体100側から離脱する際に転写ベルト510とベルト押さえ部材550との干渉を防止することができる。これは、転写装置500の交換時の作業性の向上につながるとともに、転写ベルト510の破損を予防して耐久性の向上を図ることにつながる。
ベルト押さえ部材550は、検出部となるスケールユニット530のスケールセンサ531A、531Bの検知面と対向配置されているので、スケールセンサ531A、531BによるスケールマークMの検出時の転写ベルト510の振動が抑えられる。このため、スケールマークMとスケールセンサ531A、531Bの検知面との距離変動が抑えられるため、検出精度の安定的を向上することができる。
本実施形態において、ベルト押さえ部材550とセンサユニット530は、転写ベルト510がブラックモードのときに、転写ベルト510の姿勢が変化しない位置に配置されている。このため、ブラックモード時における転写ベルト510の折れを防止することができる。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、なお、本実施形態では、ブラック・シアン・マゼンタ・イエロ及び特色の5つ色を備えた構成を前提に説明したが、特色に関するプロセスカートリッジユニット18Sや1次転写ローラ14S及びその接離機構がなく、イエロ、マゼンタ、シアン、ブラックに関する構成を備えた画像形成装置や転写装置にも、上述した技術内容を適用してもよい。
この場合、イエロ、マゼンタ、シアンに対応する1次転写ローラ14Y、14M、14Cの接離機構には接離機構700ではなく、接離機構600を用いてもよい。
本実施形態では、ベルト押さえ部材550をスケールセンサ531A、531Bを備えたスケールユニット530と対向配置し、スケールセンサ531A、531Bに対して転写ベルト510を当接させるものとして説明した。しかし、ベルト押さえ部材としては、スケールユニット530と対向させるものでなく、スケールユニット530がない場合で、転写ベルト510の振動や斜行を防止するタイプのベルト押さえ部材であってもよい。
本実施形態では、転写装置500として、ベルト部材にトナー像が転写される転写ベルト(中間転写ベルト)510を用いるタイプを用いて説明したが、転写装置としてはこのようなタイプのものに限定されるものではない。例えば、像担持体と対向配置され、記録媒体である用紙Pを像担持体との間に形成される転写部に向かって搬送するベルト部材を用いた転写装置であってもよい。
あるいは、図30に示すように、2次転写部材として、2次転写ローラ523ではなく、複数の回転支持部材となるローラ241、242に巻き掛けられて走行移動される無端状のベルト部材となる2次転写ベルト243を用いるものであってもよい。この場合、少なくともベルト押さえ部材550を用いて2次転写ベルト243の振動を抑制したり、2次転写ベルト243にスケールマークMを設け、スケールマークMと対向配置してベルト押さえ部材550を配置したものであってもよい。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
40(Y、M、C、Bk、S)像担持体
40S 任意の像担持体
100 画像形成装置本体
150 カバー部材
152、154 位置決め孔
153 取付孔
159 締結部材
500 転写装置
501〜507 複数の回転支持部材
506 任意の回転支持部材
510 ベルト部材
520、521 基部
530、531A、531B 検出部
533 回動可能なブラケット
550 ベルト押さえ部材
563 ねじ孔
600、700、800 接離機構
844 規制部、レバー部材
1000 画像形成装置
NS、NY、NM、NC 転写部
NBk 転写部、ブラック転写部
M スケールマーク
V ベルト走行方向
M4 駆動源
M4a、M4b 複数の歯車
特開2013−195730号公報

Claims (14)

  1. トナー像を担持する像担持体を備えた画像形成装置に対して着脱可能な転写装置であって、
    前記像担持体に対向し、複数の回転支持部材によって走行可能に支持されていて、前記像担持体と接触することで前記トナー像を転写する転写部を形成する無端状のベルト部材と、
    前記像担持体に対し、前記ベルト部材を接離する接離機構と、
    前記複数の回転支持部材が支持された基部に対して着脱自在であって、前記ベルト部材と対向し、同ベルト部材の端部に接触可能なベルト押さえ部材と、
    前記接離機構によって前記ベルト部材が前記像担持体に接触しているときには、前記基部からの前記ベルト押さえ部材の離脱を規制し、前記ベルト部材が前記像担持体から離間状態にあるときには、前記基部から前記ベルト押さえ部材を離脱可能とする規制部を有する転写装置。
  2. 請求項1記載の転写装置において、
    前記ベルト部材に設けたスケールマークと、
    前記スケールマークを検出する検出部を有し、
    前記ベルト押さえ部材は、前記検出部と対向配置されている転写装置。
  3. 請求項2記載の転写装置において、
    前記像担持体は、ブラックのトナー像と、ブラック以外の複数色のトナー像とをそれぞれ担持する複数の像担持体であり、
    前記ベルト部材は、前記ブラック及びブラック以外の複数色のトナー像を転写する際に前記各像担持体と接触するフルカラーモードと、前記ブラックのトナー像を単独で転写する際に前記ブラックのトナー像を担持する像担持体とだけ接触するブラックモードとを少なくとも備え、
    前記ベルト押さえ部材と前記検出部は、前記ベルト部材が前記ブラックモードのときに、前記ベルト部材の姿勢が変化しない位置に配置されている転写装置。
  4. 請求項3記載の転写装置において、
    前記検出部は、前記ブラックのトナー像を前記ベルト部材に転写するブラック転写部よりもベルト走行方向上流側で、かつ、前記複数の回転支持部材のうち、前記ブラック転写部よりもベルト走行方向上流側に配置された任意の回転支持部材よりもベルト走行方向下流側に配置されている転写装置。
  5. 請求項2、3又は4記載の転写装置において、
    前記検出部は、前記接離機構によって前記ベルト部材に接離自在とされている転写装置。
  6. 請求項3又は4記載の転写装置において、
    前記フルカラーモードに使用しない1つのトナー像を担持する任意の像担持体と、前記任意の像担持体とだけ前記ベルト部材が接触する任意のモードを有し、
    前記任意のモードのときに、前記ベルト押さえ部材と、前記検出部とが個別に移動可能に設けられている転写装置。
  7. 請求項2乃至6の何れか1項に記載の転写装置において、
    前記検出部は、前記複数の回転支持部材の長手方向の端部を支持する複数の基部の内の1つの基部に支持されていて、
    前記ベルト押さえ部材は、前記基部に位置決めされている転写装置。
  8. 請求項7記載の転写装置において、
    前記検出部は、回動可能なブラケットを介して、前記基部に支持されている転写装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の転写装置において、
    前記規制部は、前記基部に回動自在に支持されていて、その一部が前記接離機構に連結されたレバー部材である転写装置。
  10. 請求項1記載の転写装置において、
    前記転写装置は、画像形成装置本体に装着されていて、
    前記ベルト押さえ部材は、前記画像形成装置本体に着脱可能に設けられていて、前記転写装置の一部を覆うカバー部材に設けられている転写装置。
  11. 請求項10記載の転写装置において、
    前記接離機構は、駆動源と、前記駆動源からの駆動力を伝達する複数の歯車を有し、
    前記カバー部材は、前記複数の歯車の少なくとも1つを覆っている転写装置。
  12. 請求項10又は11記載の転写装置において、
    前記像担持体は、その長手方向において、前記カバー部材が配置された側から、前記画像形成装置本体に着脱可能であり、
    前記カバー部材は、同カバー部材の装着状態において、前記像担持体の離脱方向への移動を規制するストッパを有している転写装置。
  13. 請求項10、11又は12記載の転写装置において、
    前記カバー部材は、
    前記ベルト押さえ部材を前記基部に位置決めする位置決め孔と、
    前記カバー部材の離脱方向側から前記基部に形成されたねじ孔に締結部材を締結可能とする取付孔を有する転写装置。
  14. 像担持体と、前記像担持体に担持されたトナー像を転写媒体に転写する転写装置とを備えた画像形成装置において、
    前記転写装置は、請求項1乃至13の何れか1つに記載の転写装置である画像形成装置。
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