JP6417691B2 - 寸法測定装置及び寸法測定方法 - Google Patents

寸法測定装置及び寸法測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6417691B2
JP6417691B2 JP2014065892A JP2014065892A JP6417691B2 JP 6417691 B2 JP6417691 B2 JP 6417691B2 JP 2014065892 A JP2014065892 A JP 2014065892A JP 2014065892 A JP2014065892 A JP 2014065892A JP 6417691 B2 JP6417691 B2 JP 6417691B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measured
distance
dimension
measuring
probe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014065892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015190769A (ja
Inventor
健太 古川
健太 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2014065892A priority Critical patent/JP6417691B2/ja
Priority to CN201590000323.9U priority patent/CN206609370U/zh
Priority to PCT/JP2015/059226 priority patent/WO2015147095A1/ja
Publication of JP2015190769A publication Critical patent/JP2015190769A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6417691B2 publication Critical patent/JP6417691B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/02Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/12Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring diameters

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

本発明は、被測定物の寸法を測定する寸法測定装置及び寸法測定方法に関する。
一般に、被測定物の寸法を測定する手法として、長尺状に形成され互いに平行な一対の測定子を被測定物の両脇側で相対移動させ、測定子の先端に被測定物を接触させて、そのときの測定子間の距離を検出することが広く知られている。この手法では、測定子が被測定物と接触した際、被測定物との接触力によって測定子が撓みやすく、測定子が傾いた状態のままで寸法測定することがある。例えば、軸長の長いリング状の被測定物に対して径方向肉厚を測定する場合は、測定子を被測定物のリング内に挿入するため、測定子を軸長以上に長くする必要がある。その場合、測定子の傾きが距離の検出結果に及ぼす影響が大きくなり、特に大型の被測定物に対しては高精度な測定が困難になる。
そこで、被測定物の上方に、測定子の移動方向に沿って伸びるレールと、レールに移動自在に支持されるスライダとを有する測定子駆動ユニットを設け、測定子をスライダの下方に取り付けることで測定子長を最小限にした寸法測定装置が提案されている(特許文献1参照)。この装置によれば、測定子の長さを短くでき、傾きの影響を抑えることができる。しかしながら、被測定物が大きく、測定子を被測定物の深い位置まで挿入する必要がある場合には、測定子を長くせざるを得ず、測定子の傾きによる誤差が大きくなってしまう。
また、測定子を直動移動させる直動機構によって被測定物の寸法の絶対値を測定するには、要求される精度よりも高い精度で測定子を移動、位置決めする必要がある。ところが、このような直動機構においては、位置決め誤差(リニアガイド等の直動ガイドには真直度誤差、ボールネジなどの送り機構には送り誤差)があり、これらの対策は、十分には考慮されていないのが実情である。
上記のようなガイドに直結された測定子を被測定物に接触させる方法以外にも、測定子を弾性体によってフローティング可能な機構で支持することで、被測定物に対する測定圧を抑え、測定子の傾きを軽減する寸法測定装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開平10−307018号公報 特開2007−240339号公報
しかしながら、引用文献2の寸法測定装置は、測定子の傾きの原因となるガタの発生を防止しつつ、測定子をフローティングさせて支持する構造であるため、測定子の支持構造が複雑になる不利がある。そのため、設計自由度を高めにくく小型化しにくい構成となっている。
そこで本発明は、長尺状の測定子を用いて大きな被測定物を寸法測定する場合であっても高精度に測定でき、しかも装置構成を複雑化することなく小型化に適した構造の寸法測定装置及び寸法測定方法を提供することを目的とする。
本発明は下記構成からなる。
(1) 円筒状の被測定物が載置される載置台と、
前記載置台に向けて延出されるアーム部を有し、該アーム部の先端部に接触式の変位検出部が配置された測定子と、
前記測定子のアーム部の基端部を支持し、前記測定子を一軸方向に移動させて前記変位検出部を前記被測定物に接触させる直動機構と、
前記変位検出部とは別に設けられ、前記測定子のアーム部の延出方向と前記一軸方向の直交面とのなす傾斜角を検出する傾斜検出部と、
制御部と、
を備え、
前記傾斜検出部は、前記測定子の前記延出方向に沿った少なくとも2箇所における前記一軸方向の位置をそれぞれ検出し、該検出した一軸方向の位置と、前記少なくとも2箇所の前記延出方向の位置との関係から前記傾斜角を検出し、
前記制御部は、前記変位検出部を前記被測定物に接触させた状態で、前記変位検出部から出力される距離検出信号、及び前記傾斜検出部から出力される傾斜角検出信号がそれぞれ入力され、前記変位検出部の前記延出方向における配置位置で前記アーム部の傾斜によって生じる前記一軸方向の位置ずれ量を、入力された前記傾斜角検出信号の傾斜角を用いて求め、前記変位検出部から出力された前記距離検出信号の測定距離を前記位置ずれ量で補正した補正距離の情報とし、前記傾斜角検出信号における前記測定子の前記一軸方向の位置と前記補正距離の情報とから、前記被測定物の寸法測定結果の信号を出力し、
前記変位検出部は、電気マイクロメータであり、
前記測定子は、前記変位検出部の前記被測定物との接触側を対面させて前記一軸方向に並んで一対が配置されて、前記被測定物の外周面と内周面とを挟み込み、且つ、前記一対の測定子は、前記一軸方向に沿って2組が配置され、
前記直動機構は、前記一対の測定子をそれぞれ独立して前記一軸方向へ移動可能に支持し、
前記制御部は、一方の前記測定子の対により測定される周方向一箇所の測定位置と、該周方向一箇所から前記被測定物の中心を挟んだ反対側の対応位置で他方の前記測定子の対により測定される測定位置とにおいて、それぞれ同時に前記被測定物の内径と外径を測定する、
寸法測定装置。
) 前記傾斜検出部は、前記一軸方向に沿って配置されたリニアスケールと、前記測定子に設けられ前記リニアスケールから位置情報を検出する検出ヘッドと、を有する()に記載の寸法測定装置。
) (1)又は(2)に記載の寸法測定装置を用いて被測定物の寸法を測定する寸法測定方法であって、
既知の寸法のマスター体を被測定物として前記補正距離を求め、当該補正距離を第1の距離とする工程と、
寸法測定対象である被測定物を測定して前記補正距離を求め、当該補正距離を第2の距離とする工程と、
前記第1の距離に対する前記第2の距離の差分を前記マスター体の既知の寸法に加算して前記被測定物の寸法を求める工程と、
を含む寸法測定方法。
) 前記載置台を一定角度毎に回転させ、各回転位置で前記載置台に載置された被測定物の寸法を求める()に記載の寸法測定方法。
本発明によれば、長尺状の測定子を用いて大きな被測定物を寸法測定する場合であっても高精度に測定でき、しかも装置構成を複雑化することなく小型化に適した構造にできる。
本発明の実施形態を説明するための図で、寸法測定装置の全体構成図である。 測定子を移動させるX方向直動機構、及び傾斜検出部の構成を示す部分構成図である。 寸法測定装置の制御ブロック図である。 ワークの寸法測定手順を示すフローチャートである。 測定子に接触力が負荷されない中立状態における電気マイクロメータ、第1の検出ヘッド、第2の検出ヘッドの位置関係を示す説明図である。 測定子に接触力が負荷された状態における電気マイクロメータ、第1の検出ヘッド、第2の検出ヘッドの位置関係を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態を説明するための図で、寸法測定装置の全体構成図である。
寸法測定装置100は、架台11と、架台11上に設けられ被測定物であるワークWが載置される載置台13と、一対の測定子15A、15B、及び一対の測定子17A,17Bと、取付板19に設けたX方向直動機構21と、フレーム23に設けたZ方向直動機構25と、架台11上に設けたY方向直動機構27とを有する。また、寸法測定装置100は、詳細は後述するが、各測定子15A,15B,17A,17Bの傾斜角度を測定する傾斜検出部を備えている。
載置台13は、架台11内部に設置された図示しない回転軸に直結され、ワークWを回転可能に支持する。例えば、ワークWが円筒状であれば、載置台13に固定したワークWの円筒中心を回転中心とする任意の回転角度にワークWを回転できる。
一対の測定子15A,15B及び一対の測定子17A,17Bは、それぞれの基端部がX方向直動機構21に接続され、各測定子がそれぞれ独立してX方向(一軸方向)に移動自在に支持されている。これら2組の測定子の対は、互いに等しい構造となっている。
X方向直動機構21は、ボールネジナット部31と、リニアガイド部33とを有する。ボールネジナット部31は、取付板19にX方向に沿って配置されたボールネジ35と、ボールネジ35を回転駆動するサーボモータ37と、ナット部39A,39Bとを有する。ナット部39Aは測定子15Aを支持し、ナット部39Bは測定子17Aを支持する。これらナット部39A,39Bは、共にボールネジ35に挿通され、ボールネジ35の回転によってX方向に移動する。
リニアガイド部33は、ガイドレール41と、ガイドレール41に沿ってX方向に移動するスライダ43A,43B,45A,45Bとを有する。スライダ43Aには測定子15Aが固定され、スライダ43Bには測定子15Bが固定されている。また、スライダ45Aには測定子17Aが固定され、スライダ45Bには測定子17Bが固定されている。
ここで、測定子15A,15Bの対、及び測定子17A,17Bの対は、それぞれ同一の構成であるため、以降は測定子15A,15Bの対を例に説明することにする。
図2は、測定子15A,15Bを移動させるX方向直動機構21、及び詳細を後述する傾斜検出部を示す部分構成図である。ワークWが円筒形状である場合、測定子15Aは外径測定用の測定子、測定子15Bは内径測定用の測定子となって寸法測定を行う。
各測定子15A,15Bは、X方向直動機構21側からワークWに向けて垂下して延設される長尺状のアーム部47A,47Bを有する。アーム部47A,47BのワークW側の先端部には、ワークWとの距離を測定する変位検出部としての電気マイクロメータ(electric micrometer)49A,49Bが配置されている。各電気マイクロメータ49A,49Bの触子51,51は、アーム部47A,47Bの互いに対面し合う、ワークWとの接触側に配置される。
電気マイクロメータ49A,49Bは、接触式の触子51を有し、触子51の微小変位を電気的量に変換して測定する比較測長器である。触子51は、距離の検出方向に沿って電気マイクロメータ49A,49Bの本体部から突出して設けられ、突出する向きに弾性付勢されて支持される。この電気マイクロメータ49A,49Bは、所定長の検出可能ストローク内における触子51の位置を距離情報として出力する。
また、測定子15Aのナット部39Aとスライダ43Aとの間には、測定子15Bの基端部に接続される電動アクチュエータ53の一端が接続されている。電動アクチュエータ53は、測定子15Bに設けられ、測定子15Bを測定子15Aに対してX方向に沿って相対的に接近又は離反させる。
取付板19上におけるガイドレール41のボールネジ35側には第1のリニアスケール55が配置され、ワークW側には第2のリニアスケール57が配置されている。そして、測定子15Aの第1のリニアスケール55に対面する位置には第1の検出ヘッド59が配置され、第2のリニアスケール57に対面する位置には第2の検出ヘッド61が配置されている。また、測定子15Bの第1のリニアスケール55に対面する位置には第1の検出ヘッド63が配置され、第2のリニアスケール57に対面する位置には第2の検出ヘッド65が配置されている。
測定子15Aの第1の検出ヘッド59は、対面する第1のリニアスケール55からアーム部47AのX方向位置を検出し、第2の検出ヘッド61は、対面する第2のリニアスケール57からアーム部47BのX方向位置を検出する。同様に、測定子15Bの第1の検出ヘッド63は、対面する第1のリニアスケール55からアーム部47BのX方向位置を検出し、第2の検出ヘッド65は、対面する第2のリニアスケール57からアーム部47BのX方向位置を検出する。
リニアスケールの位置検出方式としては、光学式又は磁気式が好ましい。また、リニアスケール以外にも、測定レンジの長いレーザ距離計や電気マイクロメータを用いて構成してもよい。これらの第1のリニアスケール55,第2のリニアスケール57と、第1の検出ヘッド59、63、第2の検出ヘッド61,63,65は、傾斜検出部を構成する。
また、測定子15Bの第1のリニアスケール55に対面する位置には第1の検出ヘッド63が配置され、第2のリニアスケール57に対面する位置には、第2の検出ヘッド65が配置されている。これら第1の検出ヘッド63、第2の検出ヘッド65は、対面する第1,第2のリニアスケール55,57からアーム部47BのX方向位置をそれぞれ検出する。
上記構成の寸法測定装置100は、測定子15A,15Bの先端部がワークWの外周面73と内周面75とを挟み込み、ワークWに接触した状態でワークWのX方向位置を検出する。その際、測定子15A,15Bの先端部がワークWから受ける接触力によって、アーム部47A,47Bが撓むことがある。アーム部47A,47Bが撓むと、電気マイクロメータ49A,49Bの出力にX方向位置の撓み誤差が含まれて、ワークWの正確なX方向位置を検出できなくなる。
そこで、測定子15Aにおいては、アーム部47Aに設けた第1の検出ヘッド59と第2の検出ヘッド61により、X方向の直交面に対するアーム部47Aの延出方向の傾斜角を求める。そして、この傾斜角測定値に基づいて、アーム部47Aの先端部の電気マイクロメータ49Aが配置される位置(Z軸方向の位置)で生じるX方向のずれ量δxAを求める。このずれ量δXAを用いて電気マイクロメータ49Aからの距離出力信号を補正する。
測定子15Bについても同様に、アーム部47Bの撓みによるX方向のずれ量δxBを求め、このずれ量δxBを用いて電気マイクロメータ49Bからの距離出力信号を補正する。これにより、アーム部47A,47Bの傾斜によらず、ワークWのX方向距離を高精度で検出できる。なお、ワークWの詳細な寸法測定手順については後述する。
本構成では、距離検出器として電気マイクロメータ49A,49Bを用いており、触子51がワークWに接触した際、触子51が接触方向に沿って電気マイクロメータ内に押し込まれる。この押し込み力は一般に微小な力であるため、距離検出時におけるアーム部47A,47Bの大きな撓みを防止できる。これにより、アーム部47A,47Bの撓みを、接触力とアーム変位量との線形性が高い軽負荷領域内に収めることができ、発生したX方向のずれ量を高精度に求めることができる。
図3は、上記構成の寸法測定装置100の制御ブロック図である。
寸法測定装置100の全体制御を行う制御部71は、PC(パーソナルコンピュータ)やPLC(プログラマブルロジックコントローラ)等で構成される。
制御部71は、入力部77に入力される測定開始信号を受けて、X方向直動機構21のボールネジナット部31、電動アクチュエータ53、Z方向直動機構25、Y方向直動機構27のそれぞれに駆動信号を出力して、測定子15A,51Bを空間内の所望の位置に移動させる。
そして、制御部71は、触子51をワークWに接触させた状態にして、測定子15Aの電気マイクロメータ49Aが出力する距離検出信号と、第1の検出ヘッド59及び第2の検出ヘッド61が出力する傾斜角検出信号とを取り込む。また、測定子15Bの電気マイクロメータ49Bが出力する距離検出信号と、第1の検出ヘッド63及び第2の検出ヘッド65が出力する傾斜角検出信号とを取り込む。
制御部71は、取り込んだ傾斜角検出信号から各測定子15A,15Bの傾斜角を求め、この傾斜角に応じて各測定子51A,15Bの先端部に生じるX方向のずれ量を求める。そして制御部71は、このずれ量を用いて、電気マイクロメータ49A,49Bが出力する距離検出信号により得られる測定距離を補正する。
補正後の補正距離の情報は、ワークWの寸法測定に供する情報となり、所定の処理が施されて寸法測定結果の信号として出力部79に出力される。なお、説明は省略するが、測定子17A,17Bに対しても同様に、上記各信号が取り込まれ、補正距離情報に基づく寸法測定結果の信号が出力部79に出力される。
なお、複数回の測定を行って寸法の平均値を求める場合には、制御部71は、各回の寸法測定結果を記憶部81に一旦記憶して、記憶された各寸法測定結果を適宜演算処理する。
次に、上記構成の寸法測定装置100によるワークWの具体的な寸法測定手順について、図4のフローチャートを用いて詳細に説明する。ここでも測定子15A,15BによるワークWの寸法測定について説明する。本寸法測定装置100の寸法測定は、寸法が既知であるマスター体(以降、マスターワークと称する)とワークWとの寸法相対差を求めること、つまり、マスターワークの寸法とワークWの寸法とを測定し、双方の差分を求めることで行う。
マスターワークとは、精密な測定器によって規定通りの寸法となっていることが測定済みのものであり、寸法測定対象の被測定物であるワークWと同一形状又はこれに近い形状を有する。マスターワークの寸法情報は、予め記憶部81に登録されているか、寸法測定前に別途に登録して、制御部71が参照可能な状態にされている。
まず、制御部71は、図1に示すX方向直動機構21、Z方向直動機構25、Y方向直動機構27を駆動して、測定子15A,15Bを載置台13から離間した待機位置に移動させる(S11)。操作者は、この状態でマスターワークを載置台13に固定する。
操作者が載置台13へのマスターワークの固定を完了すると、図示しないボタンの押下信号や外部機器からの信号によるマスターワーク測定開始信号を入力部77に入力する。制御部71は、このマスターワーク測定開始信号を受信することによりマスターワークの固定完了を判断して(S2)、マスターワークの寸法測定を開始する。
制御部71は、手動操作、又は予め登録されたアルゴリズムに基づいて、マスターワークの形状に応じてX方向直動機構21、Z方向直動機構25、Y方向直動機構27を駆動して、各測定子15A,15Bを所望の測定位置の近くに移動させる(S3)。測定位置とは、マスターワークの寸法から求めた、各測定子15A,15Bの電気マイクロメータ49A,49Bがマスターワークに接触する位置であり、計算により求めることができる。
図2に示すように、制御部71は、測定子15Aをマスターワークの寸法測定部分における外側面(図示例のワークWの外周面73に相当する面)の外側へ移動させる。このとき測定子15Bも同時に、マスターワークの寸法測定部分における内側面(内周面75に相当する面)の内側に移動させる。
そして、制御部71は、ボールネジナット部31を駆動して、電気マイクロメータ49Aの触子51がマスターワークに接触するまで測定子15AをX方向に移動させる。また、制御部71は、電動アクチュエータ53を駆動して、電気マイクロメータ49Bの触子51がマスターワークに接触するまで測定子15Bを測定子15A側に向けて移動させる。これら各触子51,51のマスターワークとの接触動作は、順次又は同時であってもよい。
これにより、マスターワークの外周面と内周面とが、電気マイクロメータ49A,49Bで挟まれた状態となる。制御部71は、この測定位置でマスターワークを挟んだ状態で、電気マイクロメータ49A,49Bによりマスターワークとの距離(触子51が押し込まれた量)を検出する。また、第1の検出ヘッド59,63により第1のリニアスケール55のX方向絶対位置を読み取り、第2の検出ヘッド61,65により第2のリニアスケール57のX方向絶対位置を読み取る(S14)。
そして、制御部71は、検出された電気マイクロメータ49A,49Bからの出力値と、第1の検出ヘッド59,63及び第2の検出ヘッド61,65からの出力値とを基準値として記憶部81に記憶させる(S15)。このときの各出力値が、ワークWを測定する際の基準点(原点)に相当する出力値となる。
基準値の設定を完了すると、制御部71は、X方向直動機構21、Z方向直動機構25、Y方向直動機構27を駆動して、測定子15A,15Bを退避位置に再び移動させる(S16)。
次に、操作者は、マスターワークを載置台13から取り外し、被測定物であるワークWを載置台13に固定する。操作者が載置台13へのワークWの固定を完了すると、前述同様にワーク測定開始信号を入力部77に入力する。制御部71は、このワーク測定開始信号を受信すると、ワークWの固定完了と判断して(S17)、ワークWの寸法測定を開始する。
制御部71は、マスターワークの測定と同様に、X方向直動機構21、Z方向直動機構25、Y方向直動機構27を駆動して、各測定子15A,15Bを所望の測定位置に移動させる(S18)。そして、制御部71は、測定子15A,15Bがこの測定位置に移動した状態で、電気マイクロメータ49A,49Bによりマスターワークとの距離(触子51が押し込まれた量)を検出する。また、第1の検出ヘッド59,63により第1のリニアスケール55のX方向絶対位置を読み取り、第2の検出ヘッド61,65により第2のリニアスケール57のX方向絶対位置を読み取る(S19)。
制御部71は、検出された電気マイクロメータ49A,49Bからの出力値と、第1の検出ヘッド59,63及び第2の検出ヘッド61,65からの出力値とを記憶部81に記憶させる(S20)。
次に、制御部71は、検出された各出力値を用いて、マスターワーク測定時とワークW測定時における、測定子15A,51Bのアーム部47A,47Bの傾斜角をそれぞれ求め、この傾斜角に応じたX方向の補正値を求める(S21)。そして、制御部71は、検出された電気マイクロメータ49A,49Bからの距離情報の出力値を、求めたX方向の補正値を用いて補正する(S22)。
ここで、X方向の補正値の求め方と、距離情報の基本的な補正方法を説明する。
図5は測定子15Aに接触力が負荷されない中立状態における電気マイクロメータ49A、第1の検出ヘッド59、第2の検出ヘッド61の位置関係を示す説明図、図6は測定子15Aに接触力が負荷された状態における電気マイクロメータ49A、第1の検出ヘッド59、第2の検出ヘッド61の位置関係を示す説明図である。
図5に示すように、第1のリニアスケールに対面する第1の検出ヘッド59から第2のリニアスケールに対面する第2の検出ヘッド61までのZ方向距離をL、第2の検出ヘッド61から電気マイクロメータ49Aの触子51の中心軸までのZ方向距離Lとする。
また、第1の検出ヘッド59により検出されるX方向距離(リニアスケール原点から第1の検出ヘッド59までのX方向距離)をXs1、第2の検出ヘッド61により検出されるX方向距離(リニアスケール原点から第2の検出ヘッド61までのX方向距離)をXs2とする。アーム軸Axは、測定子51Aの移動方向であるX方向に直交する。
電気マイクロメータ49Aに被測定物(ワークWとして示す)が接触すると、図6に示すように、アーム部47Aの先端部には、ワークWからの接触力Fが負荷されて、アーム部47がスライダ43Aの中心位置Oを中心として傾斜する。このアーム部47Aの中立状態におけるアーム軸Axと、傾斜した状態のアーム軸Axiとのなす角を傾斜角θとする。
図6に示す状態においては、傾斜角θは(1)式で表される。
θ = tan−1{(XS2−Xs1)/L} ・・・(1)
そして、電気マイクロメータ49AのZ方向の位置において生じる、傾斜角θによるX方向のずれ量δxは(2)式で表される。
δx = XS2 + L・tanθ ・・・(2)
つまり、測定子15Aが傾斜することによって、電気マイクロメータ49Aの出力は、本来得られるべき検出値からδxだけ小さくなる。そこで、電気マイクロメータ49Aの出力値Xaから、ずれ量δxを減じた値を電気マイクロメータ49Aからの出力値とするように補正する。つまり、電気マイクロメータ49Aによる出力値Xaを補正した補正出力値Xcは、(3)式で表される。
Xc = Xa − δx ・・・(3)
次に、上述したX方向補正値の求め方と、距離情報の補正方法に基づいて、測定子15Aの傾斜によるずれ量を求める具体的な手順(S21)を説明する。
ここで、前述のS15で記憶部81に記憶させたマスターワークに対する測定結果である基準値を次の通り定義する。
測定子15Aの電気マイクロメータ49Aで検出される距離を基準距離DDa
測定子15Aの第1の検出ヘッド59で検出される距離を傾斜基準距離XDa1
測定子15Aの第2の検出ヘッド61で検出される距離を傾斜基準距離XDa2
測定子15Bの電気マイクロメータ49Bで検出される距離を基準距離DDb
測定子15Bの第1の検出ヘッド63で検出される距離を傾斜基準距離XDb1
測定子15Bの第2の検出ヘッド65で検出される距離を傾斜基準距離XDb2とする。
また、前述のS20で記憶部81に記憶させたワークWに対する測定結果を次の通り定義する。
測定子15Aの電気マイクロメータ49Aで検出される距離を検出距離DSa
測定子15Aの第1の検出ヘッド59で検出される距離を傾斜検出距離XSa1
測定子15Aの第2の検出ヘッド61で検出される距離を傾斜検出距離XSa2
測定子15Bの電気マイクロメータ49Bで検出される距離を検出距離DSb
測定子15Bの第1の検出ヘッド63で検出される距離を傾斜検出距離XSb1
測定子15Bの第2の検出ヘッド65で検出される距離を傾斜検出距離XSb2とする。
マスターワーク測定時における、測定子15Aの傾斜角度を基準傾斜角θDa、測定子15Bの傾斜角度を基準傾斜角θDbとすると、基準傾斜角θDa,θDbは(4)、(5)式で表される。
θDa = tan−1{(XDa2−XDa1)/L} ・・・(4)
θDb = tan−1{(XDb2−XDb1)/L} ・・・(5)
ワークW測定時における、測定子15Aの傾斜角度を検出傾斜角θSa、測定子15Bの傾斜角度を検出傾斜角θSbとすると、検出傾斜角θSa,θSbは(6)、(7)式で表される。
θSa = tan−1{(XSa2−XSa1)/L} ・・・(6)
θSb = tan−1{(XSb2−XSb1)/L} ・・・(7)
測定子15Aの電気マイクロメータ49Aが検出した基準距離DDa、検出距離DSa、及び測定子15Bの電気マイクロメータ49Bが検出した基準距離DDb、検出距離DSbには、(2)式に示すように、上記傾斜角度に応じたX方向のずれ量が含まれる。そこで、基準距離DDa、検出距離DSa、及び基準距離DDb、検出距離DSbに対して、(3)式に示すようにX方向のずれ量を補正した補正距離をそれぞれ求める。基準距離DDa、検出距離DSa、及び基準距離DDb、検出距離DSbに対する各補正距離を、それぞれ補正基準距離CDDa、補正検出距離CDSa、補正基準距離CDDb、補正検出距離CDSbとして、(8)〜(11)式で表す。
CDDa = DDa −(XDa2 + L・tanθDa) ・・・(8)
CDSa = DSa −(XSa2 + L・tanθSa) ・・・(9)
CDDb = DDb −(XDb2 + L・tanθDb) ・・・(10)
CDSb = DSb −(XSb2 + L・tanθSb) ・・・(11)
次に、求めた補正基準距離CDDa、補正検出距離CDSa、補正基準距離CDDb、補正検出距離CDSbにより、ワークWの外周面73と内周面75(図2参照)との間の径方向の距離WLを求める(S23)。マスターワークにおける外周面73と内周面75との間の距離に対応する既知の距離をWLとすると、距離WLは(12)式で求められる。
WL = WL + {(CDDa− CDSa) + (CDDb − CDSb)}
・・・(12)
つまり、既知の寸法のマスターワークを測定して求めた補正距離である第1の距離CDDa、CDDbと、ワークWを測定して求めた補正距離である第2の距離CDSa、CDSbとの差分(CDDa− CDSa)及び(CDDb − CDSb)を求め、これら差分をマスターワークの既知の寸法WLに加算することで、ワークWの寸法WLが求められる。
ワークWが円筒形状である場合、距離WLを周方向一箇所のみ測定することでは精度が不十分なことがある。その場合、図1に示す測定子17A,17Bを用いて、測定子15A,15Bの測定位置からワークWの中心を挟んだ反対側の対応位置を同時に測定する。これら2箇所の測定部位の測定結果を平均することで、測定精度を向上できる。
また、正確な寸法を求めるには、載置台13を所定角度回転させ、ワークWの異なる周方向位置をそれぞれ測定し、各測定結果を平均化する。例えば、互いに直交する周方向2箇所を測定して測定値を平均化する。
さらに、ワークWの各回転位置で測定することを繰り返し、これにより得られるワークWの1回転分の測定値を平均化することでもよい。
本構成の寸法測定装置100によれば、ワークWを回転させながら、ワークWの直径を連続して測定することも可能である。その場合、1周を例えば1°ピッチで径方向の寸法測定を行い、得られた測定値の平均値を求めることで、高精度にワークWの径を求めることができる。
以上説明したように、本構成の寸法測定装置100は、大きな被測定物を長尺状の測定子により寸法測定する場合であっても、測定子の撓みによる傾斜角を測定して求め、この傾斜角に応じて寸法測定結果を補正する。このため、測定子が撓んだ状態となっても、寸法測定装置の構造を複雑化することなく、高精度にワーク寸法の測定が可能となる。
また、本構成では、測定子の先端部に電気マイクロメータを直接配置することにより、測定子を弾性支持する機構を別途に設ける必要がなく、装置構造の簡略化が図れる。また、小型の電気マイクロメータを使用することで、寸法測定時の測定圧が極めて小さくなり、測定子の撓みにより生じる傾斜を最小限に抑えることができる。さらに、複数のリニアスケールを用いて測定子の位置や姿勢を検出するため、リニアスケールの各部材を他の部材との干渉を気にすることなく配置できる。よって、寸法測定装置が小型化しやすくなり、設計自由度を高めることができる。
また、本構成の寸法測定装置100は、ワークWの寸法をマスターワークとの比較によって求めている。そのため、被測定物が環境温度による熱膨張や収縮による影響を受ける場合でも、絶対寸法を測定する方式比べて寸法誤差をより小さくできる。即ち、マスターワークとワークWとを同じ環境温度下に置けば、マスターワークがワークWと同じ材質、形状であれば、熱膨張や収縮が同程度に生じる筈であり、マスターワークとワークWとの相対的な寸法比較によって、温度によらない高精度な測定が可能となる。
このように、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各構成を相互に組み合わせることや、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
例えば、本寸法測定装置100の構成では、傾斜検出部としてリニアスケールを用いたが、これに限らず、MEMS素子を用いた傾斜センサ等、他の方式の角度センサを用いてもよい。また、測定子の延出方向2箇所に限らず、更に複数の箇所の位置情報を検出してもよい。その場合、傾斜角の測定精度を更に向上できる。
また、測定子の延出方向は、垂直方向に限らず水平方向や任意の傾斜角度に延出された構成としてもよい。
また、本寸法測定装置100では、一対の測定子によりワークWの寸法を求めているが、単一の測定子だけで測定する構成であってもよい。その場合、ワークWの一端部を突き当て部等に当接させ、他端部を測定子により距離検出する構成とすればよい。この構成であれば、単一の測定子でマスターワークとワークWとの寸法差を測定することができ、より簡単に寸法測定が可能となる。
13 載置台
15A,15B,17A,17B 測定子
21 X方向直動機構
31 ボールネジナット部(直動機構)
33 リニアガイド部
41 ガイドレール
43A,43B、45A,45B スライダ
47A,47B アーム部
49A,49B 電気マイクロメータ(変位検出部)
51 触子
53 電動アクチュエータ
55 第1のリニアスケール(傾斜検出部)
57 第2のリニアスケール(傾斜検出部)
59,63 第1の検出ヘッド(傾斜検出部)
61,65 第2の検出ヘッド(傾斜検出部)
71 制御部
100 寸法測定装置
W ワーク

Claims (4)

  1. 円筒状の被測定物が載置される載置台と、
    前記載置台に向けて延出されるアーム部を有し、該アーム部の先端部に接触式の変位検出部が配置された測定子と、
    前記測定子のアーム部の基端部を支持し、前記測定子を一軸方向に移動させて前記変位検出部を前記被測定物に接触させる直動機構と、
    前記変位検出部とは別に設けられ、前記測定子のアーム部の延出方向と前記一軸方向の直交面とのなす傾斜角を検出する傾斜検出部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記傾斜検出部は、前記測定子の前記延出方向に沿った少なくとも2箇所における前記一軸方向の位置をそれぞれ検出し、該検出した一軸方向の位置と、前記少なくとも2箇所の前記延出方向の位置との関係から前記傾斜角を検出し、
    前記制御部は、前記変位検出部を前記被測定物に接触させた状態で、前記変位検出部から出力される距離検出信号、及び前記傾斜検出部から出力される傾斜角検出信号がそれぞれ入力され、前記変位検出部の前記延出方向における配置位置で前記アーム部の傾斜によって生じる前記一軸方向の位置ずれ量を、入力された前記傾斜角検出信号の傾斜角を用いて求め、前記変位検出部から出力された前記距離検出信号の測定距離を前記位置ずれ量で補正した補正距離の情報とし、前記傾斜角検出信号における前記測定子の前記一軸方向の位置と前記補正距離の情報とから、前記被測定物の寸法測定結果の信号を出力し、
    前記変位検出部は、電気マイクロメータであり、
    前記測定子は、前記変位検出部の前記被測定物との接触側を対面させて前記一軸方向に並んで一対が配置されて、前記被測定物の外周面と内周面とを挟み込み、且つ、前記一対の測定子は、前記一軸方向に沿って2組が配置され、
    前記直動機構は、前記一対の測定子をそれぞれ独立して前記一軸方向へ移動可能に支持し、
    前記制御部は、一方の前記測定子の対により測定される周方向一箇所の測定位置と、該周方向一箇所から前記被測定物の中心を挟んだ反対側の対応位置で他方の前記測定子の対により測定される測定位置とにおいて、それぞれ同時に前記被測定物の内径と外径を測定する、
    寸法測定装置。
  2. 前記傾斜検出部は、前記一軸方向に沿って配置されたリニアスケールと、前記測定子に設けられ前記リニアスケールから位置情報を検出する検出ヘッドと、を有する請求項に記載の寸法測定装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の寸法測定装置を用いて被測定物の寸法を測定する寸法測定方法であって、
    既知の寸法のマスター体を被測定物として前記補正距離を求め、当該補正距離を第1の距離とする工程と、
    寸法測定対象である被測定物を測定して前記補正距離を求め、当該補正距離を第2の距離とする工程と、
    前記第1の距離に対する前記第2の距離の差分を前記マスター体の既知の寸法に加算して前記被測定物の寸法を求める工程と、
    を含む寸法測定方法。
  4. 前記載置台を一定角度毎に回転させ、各回転位置で前記載置台に載置された被測定物の寸法を求める請求項に記載の寸法測定方法。
JP2014065892A 2014-03-27 2014-03-27 寸法測定装置及び寸法測定方法 Active JP6417691B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014065892A JP6417691B2 (ja) 2014-03-27 2014-03-27 寸法測定装置及び寸法測定方法
CN201590000323.9U CN206609370U (zh) 2014-03-27 2015-03-25 尺寸测定装置
PCT/JP2015/059226 WO2015147095A1 (ja) 2014-03-27 2015-03-25 寸法測定装置及び寸法測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014065892A JP6417691B2 (ja) 2014-03-27 2014-03-27 寸法測定装置及び寸法測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015190769A JP2015190769A (ja) 2015-11-02
JP6417691B2 true JP6417691B2 (ja) 2018-11-07

Family

ID=54195605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014065892A Active JP6417691B2 (ja) 2014-03-27 2014-03-27 寸法測定装置及び寸法測定方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6417691B2 (ja)
CN (1) CN206609370U (ja)
WO (1) WO2015147095A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106403796A (zh) * 2016-11-02 2017-02-15 孝感华工高理电子有限公司 一种齿轮与弹刷热铆后的弾刷高度检测装置
CN107246834B (zh) * 2017-07-19 2023-05-26 苏州普费勒精密量仪有限公司 一种弹性体测量装置
CN107869949B (zh) * 2017-10-26 2021-02-26 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 轴向位移检测方法、装置和轴向位移传感器
CN109227554B (zh) * 2018-08-31 2021-03-26 四川航天川南火工技术有限公司 一种航天火工装置用含能柱状材料自动加工及检测装置
JP7162503B2 (ja) * 2018-11-14 2022-10-28 株式会社ダイフク 物品情報取得システム
CN109764839A (zh) * 2018-12-29 2019-05-17 株洲湘火炬火花塞有限责任公司 一种行星齿轮尺寸检测设备
JP2020159911A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ゲージ、その製造方法、形状測定機の精度評価方法、及び測定データの補正方法
CN110174038B (zh) * 2019-06-28 2020-03-10 温州顺创智能科技有限公司 一种环形块半径测量装置
JP7353831B2 (ja) * 2019-07-02 2023-10-02 株式会社ミツトヨ 内径測定装置および内径測定装置を用いた内径測定方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4958866A (ja) * 1972-10-03 1974-06-07
JPH06249644A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Ntn Corp 円筒物の直径測定方法及びその装置
JP3160431B2 (ja) * 1993-08-20 2001-04-25 株式会社ミツトヨ 内外側測定器
EP0684448B1 (de) * 1994-05-27 2004-03-24 Carl Zeiss Koordinatenmessung an Werkstücken mit Korrekturen von Beschleunigungen
JP3465232B2 (ja) * 1995-06-16 2003-11-10 株式会社エヌエステイー 接触式測定装置
JP3598151B2 (ja) * 1995-08-04 2004-12-08 株式会社ミツトヨ 当接型測定器
JP3435016B2 (ja) * 1997-05-07 2003-08-11 株式会社ミツトヨ 内外側面測定機
JP2007240201A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Nsk Ltd テーパ角度測定方法及びテーパ角度測定装置
JP2007240339A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Space Creation:Kk 直動式寸法計測装置
JP2009121964A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Tokyo Seimitsu Co Ltd 移動軸傾斜検出機構および測定装置
JP5317549B2 (ja) * 2008-06-23 2013-10-16 株式会社ミツトヨ カムプロファイル測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015190769A (ja) 2015-11-02
WO2015147095A1 (ja) 2015-10-01
CN206609370U (zh) 2017-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6417691B2 (ja) 寸法測定装置及び寸法測定方法
JP6324588B2 (ja) 輪郭形状表面粗さ測定装置および輪郭形状表面粗さ測定方法
EP2954285B1 (en) Method and apparatus for measuring a part
JP6149337B1 (ja) 表面形状測定装置
KR101819226B1 (ko) 안경 프레임 형상 측정 장치
CN108351203B (zh) 提供精确坐标测量的方法、独立基准模块和坐标测量机
JP4474443B2 (ja) 形状測定装置および方法
JP5816475B2 (ja) 産業機械
JP4246071B2 (ja) 座標測定機械における案内誤差を求めかつ補正する方法
CN107121060B (zh) 内壁测量仪器和偏移量计算方法
JP6657552B2 (ja) 平面度測定方法
JP3827549B2 (ja) プローブの校正方法および校正プログラム
JP2005515457A (ja) アナログプローブ
JP5705188B2 (ja) 真円度測定装置
JP2021120652A (ja) 軸受用軌道輪の溝径寸法測定方法、及び転がり軸受の製造方法、並びに機械、車両の製造方法
JP5297749B2 (ja) 自動寸法測定装置
JP2015068740A (ja) 真円度測定装置
JP4931867B2 (ja) 可変端度器
JP6743351B2 (ja) 真円度測定機の心ずれ量算出方法及び真円度測定機
JP2002107142A (ja) 歯車測定機
CN101133298A (zh) 用于检测机械部件的位置和/或形状的设备和方法
JP4980818B2 (ja) 多点プローブの零点誤差の変動検出方法
JP5752313B2 (ja) 真円度測定装置
JP6137544B2 (ja) 真円度測定装置
JP6254397B2 (ja) 産業機械及びシフト量算出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6417691

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150