JP6415845B2 - 展示物の展示及び収容用ケースの構造 - Google Patents

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Description

本発明は、展示物の展示及び収容用ケースの構造に関する。より詳細には、収容用、又は壁掛け展示用として利用できる陶板ケースに関する。
従来の陶板ケースとしては、調査の結果、卓上式の陶板ケースが挙げられる。例えば、特許文献1に開示された「メッセージ記念陶板」と、特許文献2に開示された「イーゼル付き陶板」とが挙げられる。
これらの陶板ケースは、卓上式であり、本発明が意図する壁掛け方式には不向きな構造である。また、組み立て方式であるが、運搬、持運び等に関しては、特段の配慮がなく、一面的な利用、即ち、展示専門と考えられる。従って、収容と運搬、持運び等に関しては、別の手段とケースが必要となり、無駄、かつ余分な資材が必要となる。
登録実用新案第3045457号公報 特開平11−268499号公報
前述の如く、特許文献1、2を含めた従来技術の問題、例えば、卓上用として、限定されると考えられる陶板ケースであり、その他の目的を有していない。殊に、本発明が意図する、収容用、又は壁掛け展示用として利用できる陶板ケースとは考えられない。
前述の課題を解決するために、本発明は、展示物の展示及び収容用ケース、即ち、収容用、又は壁掛け展示用として利用できる陶板ケース等のケースを提供する。また、展示物の収容と搬送に、別の手段とケースとを必要とせず、もって、無駄、かつ余分な資材を必要としない陶板ケース等のケースを提供する
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る展示物の展示及び収容用ケースは、筐形ケースに、周辺の立設した枠辺、及びこの枠辺の上面より内方に向かって延設した内枠片、並びにこの内枠片に形成した開口部を備えるとともに、この開口部の下側に、前記内枠片と内底で囲まれた絵画、書画、写真、その他板状のモニュメントの展示物を収容できるスペースを設け、前記筐形ケースの前記内枠片に設けられた支持片と、前記展示物を展示する際には、前記支持片に支持され、前記展示物を前記スペースに収容する際には、前記筐形ケースの前記内底に配置される額縁支持板と、前記額縁支持板に設けられ、前記展示物を展示する際に、前記支持片に前記額縁支持板を固定する止め具と、前記額縁支持板に設けられ、前記展示物を支持する額縁底板と、前記展示物を展示する際には、前記筐形ケースの前記内底に配置され、前記展示物を前記スペースに収容する際には、前記支持片に支持されて、前記開口部を隠蔽する天板と、を備える構造としたことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る展示物の展示及び収容用ケースの構造において、前記筐形ケースは、陶器で形成される陶板ケースとする構成とする。
本発明の請求項3に係る展示物の展示及び収容用ケースの構造において、前記筐形ケースは、金属で形成される金属ケースとする構成とする。
本発明の請求項4に係る展示物の展示及び収容用ケースの構造は、前記筐形ケースにおいて、前記展示物を収容した際に、前記額縁支持板と前記天板との間にできる前記スペースの空間、この展示物を収容した際に、前記内枠片の下面に設けた支持片と前記天板との間にできる前記スペースの空間、又は前記展示物を展示した際に、前記額縁支持板と前記内底との間にできる前記スペースの空間、を充填する緩衝材を備えてなる構成とする。
本発明の請求項5に係る展示物の展示及び収容用ケースの構造において、前記支持片は、前記枠辺の内側に設けた内枠突起に係止する周面と、この周面より下がった段付内面とする構成とする。
請求項1の発明では、筐形ケースは、周辺の立設した枠辺、及びこの枠辺の上面より内方に向かって延設した内枠片、並びにこの内枠片に形成した開口部を備えるとともに、この開口部の下側に、前記内枠片と内底で囲まれた絵画、書画、写真、その他板状のモニュメントの展示物を収容できるスペースを設け、前記筐形ケースの前記内枠片に設けられた支持片と、前記展示物を展示する際には、前記支持片に支持され、前記展示物を前記スペースに収容する際には、前記筐形ケースの前記内底に配置される額縁支持板と、前記額縁支持板に設けられ、前記展示物を展示する際に、前記支持片に前記額縁支持板を固定する止め具と、前記額縁支持板に設けられ、前記展示物を支持する額縁底板と、前記展示物を展示する際には、前記筐形ケースの前記内底に配置され、前記展示物を前記スペースに収容する際には、前記支持片に支持されて、前記開口部を隠蔽する天板と、を備える構造とした展示物の展示及び収容用ケースの構造であり、本発明が意図する、収容用、又は壁掛け展示用として利用できる多目的で、有用な各素材でなる陶板ケース等のケースを提供できる。
請求項2の発明では、筐形ケースは、陶器で形成される陶板ケースとする展示物の展示及び収容用ケースの構造であり、本発明が意図する、収容用、又は壁掛け展示用として利用できる多目的で、有用な陶板ケースを提供できる。
請求項3の発明では、筐形ケースは、金属で形成される金属ケースとする構成とした請求項1に記載の展示物の展示及び収容用ケースの構造であり、本発明が意図する、収容用、又は壁掛け展示用として利用できる多目的で、有用な金属ケースを提供できる。
請求項4の発明は、筐形ケースにおいて、展示物を収容した際に、額縁支持板と天板との間にできるスペースの空間、展示物を収容した際に、内枠片の下面に設けた支持片と前記天板との間にできるスペースの空間、又は展示物を展示した際に、額縁支持板と内底との間にできるスペースの空間、を充填する緩衝材を備えてなる構成とした展示物の展示及び収容用ケースの構造であり、本発明が意図する、収容用、又は壁掛け展示用として利用できる多目的で、有用な金属ケースの提供と、運搬、保管時に、展示物を保護できるケースの提供に有益である。
請求項5の発明では、支持片は、枠辺の内側に設けた内枠突起に係止する周面と、周面より下がった段付内面とで構成した展示物の展示及び収容用ケースの構造であり、本発明が意図する、収容用、又は壁掛け展示用として利用できる多目的で、有用な金属ケースを提供と、運搬、保管時の展示物の収納に有益なケースを提供できる。
第1実施例の展示物を陶板ケースに取付け、展示可能な状態の一例を示した俯瞰斜視図 第1実施例の展示物をケース本体に収容した状態を示す俯瞰斜視図 図1の平面図 図3のA−A断面図 第1実施例の絵画(展示物)をケースに形成したスペースに収容した状態の一例を示した断面図 図1の展開図 図5を斜視図と見立てた状態を想定して示した展開図 第1実施例の別のケース本体の断面図 第2実施例の展示物を陶板ケースに取付け、展示可能な状態の一例を示した俯瞰斜視図 第2実施例の展示物をケース本体に収容した状態を示す俯瞰斜視図 図9の平面図 図11のB−B断面図 第2実施例の絵画をケースに形成したスペースに収容した状態の一例を示した断面図 第3実施例の絵画を陶板ケースに取付け、展示可能な状態の一例を示した断面図 第3実施例の絵画をケースに形成したスペースに収容した状態の一例を示した断面図 第4実施例の絵画を陶板ケースに取付け、展示可能な状態の一例を示した断面図 第4実施例の絵画をケースに形成したスペースに収容した状態の一例を示した断面図 第5実施例の絵画を陶板ケースに取付け、展示可能な状態の一例を示した断面図 第5実施例の絵画をケースに形成したスペースに収容した状態の一例を示した断面図 第6実施例の絵画を陶板ケースに取付け、展示可能な状態の一例を示した断面図 第6実施例の絵画をケースに形成したスペースに収容した状態の一例を示した断面図 第7実施例の絵画を陶板ケースに取付け、展示可能な状態の一例を示した断面図 第7実施例の絵画をケースに形成したスペースに収容した状態の一例を示した断面図 各実施例の構成を対比した表
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。尚、図中、同一又は同等の部分には同一の符号を付す。図では、ケースの上面に平行な面がXY平面、このXY平面に垂直な方向がZ軸という座標系をとっている。
(第1実施例)
図1〜図8に示した第1実施例を説明すると、ケース1(ケース本体)は、筐形を呈しており、周辺の立設した枠辺100と、この枠辺100の上面より内方に向かって延設した方形、又は一文字形等でなる(他の部材も同じ、以下、省略)内枠片101とを備えている。この内枠片101には、開口部2が形成される。ケース1の素材は、陶磁器、金属、樹脂、木製、又は鋳物等とする(他の部材の素材も同じ)。
また、ケース1の開口部2の下側には、広い空間となるスペース3を設ける。このスペース3の上部で、かつ内枠片101の下面には、絵画Wを支持する段付内面5aを備えた支持片5が繞設、又は数枚設けられている。そして、この支持片5の段付内面5aには、額縁支持板6を設ける。この額縁支持板6は、内枠片101と面一に支持される。額縁支持板6の数か所に設けた伸縮自在の止め具7、7等(接着、嵌着、又は固定具)を介して、額縁底板8と、額縁枠10を設ける。この額縁底板8と、額縁枠10間に、絵画Wを設ける構造である。必要により、額縁支持板6、及び/又はケース1を図示しない止め具で緊締する。この止め具7の立上り長さを変更することで、ケース1に対する額縁底板10と絵画Wの高さHを調整する(図4参照)。尚、段付内面5aの段付面5bは、内枠片101の開放端部と、同じ、垂直面となる。これにより、後述するように、段付面5bと内面端部101aとで、額縁支持板6の周面端面が嵌着される。また、段付面5bで、樹脂製(アクリル樹脂)の天板11の周面端面が嵌着される。この支持片5と、前記額縁支持板6、並びに止め具7とを、支持材と止め具と称するが、一例である。
ケース1に絵画Wを展示するには、予め、額縁支持板6に、止め具7を介して、絵画Wを支持された状態(絵画Wと、額縁支持板6とが一体状態)とし、この額縁支持板6を、開口部2より差入れ、額縁支持板6を、段付内面5aに載架するとともに、その周辺を、内枠片101の内面端部101aと、支持片5の段付面5bとに嵌着する。これにより、絵画Wが展示される。そして、必要により、額縁支持板6とケース1とを止め具9(接着、嵌着、又は固定具)で緊締する。
また、スペース3内に絵画Wを収容するには、絵画Wと、額縁支持板6とが一体状態で外すと、スペース3が確保される。続いて、開口部2を利用し、張出し枠片102aより、天板11を取外して、内底102を開放する。額縁支持板6は、開放された内底102に添接されるとともに、この内底102の張出し枠片102a間に、裏返して、下側になった額縁支持板6が嵌着される。この所作で、スペース3の空間領域内(スペース3内)に、絵画Wと、額縁支持板6とが一体状態のままで(スペース3内に、絵画Wが)収容されるので、内枠片101に、取外していた天板11を、段付内面5aに載架するとともに、天板11を、支持片5の段付面5bに嵌着する(図5参照)。そして、必要により、天板11、及び/又は、ケース1を止め具9で緊締する。従って、一度、絵画Wと、額縁支持板6とが一体状態となると、そのままで、展示と収容が可能となり、重宝すること、簡便化等に有効である。
そして、図6において、絵画Wと、額縁支持板6とが一体状態で展示した状況を分解して示している。また、図7において、絵画Wと、額縁支持板6とが一体状態で収容した状況を分解して示している。図中4はスペーサであり(図4、5参照)、必要により、段付内面5aと張出し枠片102a間にセットされる。
図8に示した第1実施例の別のケース1においては、額縁支持板6に直接、額縁枠10を止め具9により取付ける構造であり、額縁底板8を採用しない、簡易型構造である(他の第2〜第7実施例も同じ)。その他は、前述の例に準ずる。
(第2実施例)
図9〜図13に示した第2実施例を説明すると、基本的な構造は、第1実施例と同じである(図24参照)。そこで、相違点を説明すると、内枠片101を変更し、内枠突起101bとする。この内枠突起101bに、支持片5の周面5cを係止する構造とするとともに、深い段付内面5aを形成した構造とする。この深い段付内面5aの自由端片は、スペース3内に設けた、分離された、例えば、一文字形の変形C形(上下の枝片が長短である)の支持駒12、12等で支持される構造とする。
ケース1に絵画Wを展示するには、額縁支持板6を、開口部2より差入れ、額縁支持板6を、支持駒12に載架するとともに、その周辺を、内枠片101の内面端部101aに嵌着する。これにより、絵画Wが展示される。その他は、前述の例に準ずる。
また、スペース3内に絵画Wを収容するには、各支持駒12を、90度転倒し、長い枝部で段付内面5aを支持する。額縁支持板6より順次、開口部2より差込むと、この額縁支持板6は、内底102に添接されるとともに、少なくとも、左右の支持駒12の長い枝部間に嵌着される。その他は、前述の例に準ずる。
従って、一度、絵画Wと、額縁支持板6とが一体状態となると、そのままで、展示と収容が可能となり、重宝すること、簡便化等に有効である。
(第3実施例)
図14、図15に示した第3実施例を説明すると、基本的な構造は、第1・第2実施例と同じである(図24参照)。そこで、相違点を説明すると、支持片5に、最も深い段付内面5aを形成した構造とする。この最も深い段付内面5aの自由端片は、スペース3内に設けた、分離された、例えば、一文字形で、低寸の変形C形(上下の枝片が長短である)の支持駒12、12等で支持される構造とする。
ケース1に絵画Wを展示するには、額縁支持板6を、開口部2より差入れ、天板11は、ケース1の内底102に設置して置き、支持駒12の短い枝片の高さを補助する。この状態において、額縁支持板6を、支持駒12に載架するとともに、その周辺を、内枠片101の内面端部101aに嵌着する。これにより、絵画Wが展示される。この展示された絵画Wが、ケース1の上面と、略同じ位置に展示されることが特徴である。その他は、前述の例に準ずる。
また、スペース3内に絵画Wを収容するには、各支持駒12を、90度転倒し、長い枝部で段付内面5aを支持する。絵画Wと、額縁支持板6とが一体状態を、裏返しせず、そのままの状態で、開口部2より差込む。これにより、絵画Wが上面側に維持した状態で、額縁支持板6を、内底102に添接されるとともに、少なくとも、左右支持駒12の長い枝部間に嵌着される。絵画Wと、額縁支持板6とが一体状態のままで、スペース3内に収容される。その他は、前述の例に準ずる。
従って、一度、絵画Wと、額縁支持板6とが一体状態となると、そのままで、展示と収容が可能となり、重宝すること、簡便化等に有効である。
(第4実施例)
図16、図17に示した第4実施例を説明すると、基本的な構造は、第1・第2実施例と同じである(図24参照)。そこで、相違点を説明すると、支持片5に、深い段付内面5aを形成した構造とする。この深い段付内面5aの自由端片は、スペース3内に設けた、分離された、例えば、T字形の支持駒12、12等で補助される構造とする。尚、後述する固定駒13を備えている。
ケース1に絵画Wを展示するには、額縁支持板6を、開口部2より差入れ、額縁支持板6を、支持駒12に載架するとともに、その周辺を、支持片5の段付面5bに嵌着する。これにより、絵画Wが展示される。その他は、前述の例に準ずる。固定駒13は、一文字形、又はブロック形の形状で、所定の重さ、又は嵌合手段を備えていることで、支持駒12の転倒防止と、固定等を図る。この固定駒13は、採用する場合と、採用しない場合とがある(各実施例の、それぞれの部材も、個々に説明しないが、同じことである)。
また、スペース3内に絵画Wを収容するには、額縁支持板6と絵画Wを裏返して、絵画Wより、開口部2より差込むと、額縁支持板6は、支持駒12の上面に載架されるとともに、その周辺が、支持片5の段付面5bに嵌着される。絵画Wと、額縁支持板6とが一体状態のままで、スペース3内に収容される。その他は、前述の例に準ずる。
従って、一度、絵画Wと、額縁支持板6とが一体状態となると、そのままで、展示と収容が可能となり、重宝すること、簡便化等に有効である。
(第5実施例)
図18、図19に示した第5実施例を説明すると、基本的な構造は、第1・第2実施例と同じである(図24参照)。そこで、相違点を説明すると、緩衝材15を使用することである。例えば、図18においては、第2実施例の収容状態において(図13参照)、支持片5を、角柱状で、かつ対の緩衝材15で抱持し、内底102と天板11との間に設けた使用状態で、確実、かつ安全な使用と、長期の保存とか、遠距離への運搬等に有益である。また、図18においては、第3実施例の収容状態において(図15参照)、支持片5を、突片を端部に備えた板状の緩衝材15で抱持し、支持片5と天板11との間に設けた使用状態で、少ない緩衝材15の使用であっても(図18に比して、以下同じ)、確実、かつ安全な使用と、長期の保存とか、遠距離への運搬等に有益である。従って、一度、絵画Wと、額縁支持板6とが一体状態となると、そのままで、展示と収容が可能となり、重宝すること、簡便化等に有効である。
(第6実施例)
図20、図21に示した第6実施例を説明すると、基本的な構造は、第1・第2実施例と同じである(図24参照)。そこで、相違点を説明すると、緩衝材15を使用することである。例えば、図19においては、第3実施例の展示状態において(図14参照)、支持駒12の端面と内底102に接するように、一枚の板状の緩衝材15を葺設し、額縁支持板6を載架する構造であり、その特徴は、前述の第5実施例に準ずる。また、図20は、第3実施例の収容状態において(図15参照)、額縁枠10に緩衝材15を載架し、天板11を嵌着するようにして使用状態で、少ない緩衝材15使用であっても、確実、かつ安全な使用と、長期の保存とか、遠距離への運搬等に有益である。従って、一度、絵画Wと、額縁支持板6とが一体状態となると、そのままで、展示と収容が可能となり、重宝すること、簡便化等に有効である。
(第7実施例)
図22、図23示した第7実施例を説明すると、基本的な構造は、第1・第2実施例と同じである(図24参照)。そこで、相違点を説明すると、支持駒12を使用しない構造であり、かつケース1の内枠突起101bを長くした構造である。従って、支持片5が片持ち構造であること、又は支持片5は耐性を備える構造とする。図21においては、第2実施例の展示状態において(図12参照)、支持駒12が備わっていないこと以外は、原則として同じである。また、図3は、第2実施例の収容状態において(図13参照)、支持駒12が備わっていないこと以外は、原則として同じである。尚、この第7実施例は、スペーサ4を使用することが望ましい。
従って、一度、絵画Wと、額縁支持板6とが一体状態となると、そのままで、展示と収容が可能となり、重宝すること、簡便化等に有効である。
以上で説明した各実施例は、好ましい一例を示したものであり、同様な効果と特徴を有する他の構造、手段は、本発明の範疇である。
1 ケース
100 枠辺
101 内枠片
101a 内面端部
101b 内枠突起
102 内底
102a 張出し枠片
2 開口部
3 スペース
4 スペーサ
5 支持片
5a 段付内面
5b 段付面
5c 周面
6 額縁支持板
7 止め具
8 額縁底板
9 止め具
10 額縁枠
11 天板
12 支持駒
13 固定駒
15 緩衝材
W 絵画(展示物)

Claims (5)

  1. 筐形ケースは、周辺の立設した枠辺、及びこの枠辺の上面より内方に向かって延設した内枠片、並びにこの内枠片に形成した開口部を備えるとともに、この開口部の下側に、前記内枠片と内底で囲まれた絵画、書画、写真、その他板状のモニュメントの展示物を収容できるスペースを設け
    前記筐形ケースの前記内枠片に設けられた支持片と、
    前記展示物を展示する際には、前記支持片に支持され、前記展示物を前記スペースに収容する際には、前記筐形ケースの前記内底に配置される額縁支持板と、
    前記額縁支持板に設けられ、前記展示物を展示する際に、前記支持片に前記額縁支持板を固定する止め具と、
    前記額縁支持板に設けられ、前記展示物を支持する額縁底板と、
    前記展示物を展示する際には、前記筐形ケースの前記内底に配置され、前記展示物を前記スペースに収容する際には、前記支持片に支持されて、前記開口部を隠蔽する天板と、
    を備える構造としたことを特徴とする展示物の展示及び収容用ケースの構造。
  2. 前記筐形ケースは、陶器で形成される陶板ケースとする構成とした請求項1に記載の展示物の展示及び収容用ケースの構造。
  3. 前記筐形ケースは、金属で形成される金属ケースとする構成とした請求項1に記載の展示物の展示及び収容用ケースの構造。
  4. 前記筐形ケースにおいて、前記展示物を収容した際に、前記額縁支持板と前記天板との間にできる前記スペースの空間、この展示物を収容した際に、前記内枠片の下面に設けた支持片と前記天板との間にできる前記スペースの空間、又は前記展示物を展示した際に、前記額縁支持板と前記内底との間にできる前記スペースの空間、を充填する緩衝材を備えてなる構成とした請求項1から3のいずれか一項に記載の展示物の展示及び収容用ケースの構造。
  5. 前記支持片は、前記枠辺の内側に設けた内枠突起に係止する周面と、この周面より下がった段付内面と、で構成した請求項1からのいずれか一項に記載の展示物の展示及び収容用ケースの構造。
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