JP6407810B2 - 加工ツール回転数とワーク送り速度とを調整する加工システム - Google Patents

加工ツール回転数とワーク送り速度とを調整する加工システム Download PDF

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Description

本発明は、加工機にワークを搬送するロボットを備えた加工システムに関する。
従前より、ロボットによりワークを加工機に搬送し、加工機の加工ツールによりワークを加工することが行われている。特に、バリ取り、研磨、研削などの加工作業においては、ロボットのハンドにより把持されたワークを、回転する加工ツールに押付けながらワークを加工する場合がある。この場合において、特許文献1は、加工中のワークと加工ツールとの間に作用する力が適切な値になるようにロボットのアーム部の動作を調整する方法を開示している。さらに、特許文献1はそのような力を測定する力センサをロボットのアーム部に取付けることも開示している。
特開2008−142810号公報
ところで、ロボットがワークを加工機の加工ツールに押付けている際、ワークの材質や加工時間などに起因して加工ツールが劣化する場合(例えば刃や砥粒の摩耗)がある。この場合、加工ツールの劣化の程度に応じて加工条件を変更することによりワークの加工品質を維持する必要がある。例えば、加工ツールの回転速度とワークの移動速度とを複合的に制御して加工を行う必要がある。
しかしながら、特許文献1に開示される装置においては、ロボットによりワークを加工機の加工ツールに押付けている際、ワークと加工ツールとの間に作用する力を調整するだけである。言い換えれば、特許文献1においては、加工ツールの回転速度とワークの移動速度とを加工ツールの劣化の程度に応じて変更しない。そのため、上述したように加工中に加工ツールが劣化する場合にワークの加工品質を維持するのは困難である。
そこで本発明は、上述したような問題点に鑑み、ワークの加工品質を維持できる加工システムを提供することを目的とする。
本発明の第一態様によれば、ワークを把持するハンドがアーム先端に設けられたロボットと、加工ツールを回転させる主軸を有する加工機と、加工ツールを回転させるとともに、ハンドにより把持されたワークを加工ツールに押付けて加工するように、加工機とロボットとを制御する制御装置と、ロボットによりワークを加工ツールに対して押付けて加工しているときにワークと加工ツールとの間に作用する力を検出する力センサと、を備えた、加工システムが提供される。
さらに、上記の第一態様の加工システムにおいて、
制御装置は、力センサにより検出される力の検出値が所定の上限閾値と所定の下限閾値との間に収まるように、ロボットにより加工ツールに押付けられるワークの送り速度と、加工ツールの回転速度とを調整するようになされている。
上記の第一態様により上述の課題が解決される。しかし、本発明は、第一態様に限られず、以下の第二態様ないし第六態様のいずれかの加工システムを提供することもできる。
本発明の第二態様によれば、上記の第一態様の加工システムであって、
制御装置は、
力センサにより検出される力の検出値が所定の上限閾値と所定の下限閾値との間に収まっているか否かを判定する判定部と、
判定部により力の検出値が所定の上限閾値以上であると判定された場合には、ワークの送り速度および加工ツールの回転速度のうちの一方を減速させ、その結果、未だ力の検出値が所定の上限閾値以上である場合にはワークの送り速度および加工ツールの回転速度のうちの他方を減速させ、さらに、判定部により力の検出値が所定の下限閾値以下であると判定された場合には、ワークの送り速度および加工ツールの回転速度のうちの一方を増速させ、その結果、未だ力の検出値が所定の下限閾値以下である場合にはワークの送り速度および加工ツールの回転速度のうちの他方を増速させる動作指令部と、を有する、加工システムが提供される。
本発明の第三態様によれば、ワークを把持するハンドがアーム先端に設けられたロボットと、加工ツールを回転させる主軸を有する加工機と、加工ツールを回転させるとともに、ハンドにより把持されたワークを加工ツールに押付けて加工するように、加工機とロボットとを制御する制御装置と、ロボットによりワークを加工ツールに対して押付けて加工しているときにワークと加工ツールとの間に作用する力を検出する力センサと、を備えた、加工システムが提供される。
さらに、上記の第三態様の加工システムであって、
制御装置は、力センサにより検出される力の検出値の履歴から負荷変動により生じる振動の大きさが予め定められた値を超える周波数の成分である特定の周波数成分を抽出し、抽出された特定の周波数成分がびびり現象が生じない範囲の上限閾値と下限閾値との間に収まるように、ロボットにより加工ツールに押付けられるワークの送り速度および加工ツールの回転速度のうち少なくとも一方の速度を調整するように形成されている。
本発明の第四態様によれば、上記の第三態様の加工システムであって、
制御装置は、
力センサにより検出される力の検出値の履歴から特定の周波数成分を抽出する周波数分析部と、
周波数分析部により抽出された特定の周波数成分が上限閾値と下限閾値との間に収まっているか否かを判定する判定部と、
判定部により特定の周波数成分が上限閾値以上であると判定された場合には、ワークの送り速度および加工ツールの回転速度のうちの一方の速度を減速させ、一方の速度を減速させた後に特定の周波数成分が上限閾値以上である場合にはワークの送り速度および加工ツールの回転速度のうちの他方の速度を減速させ、さらに、判定部により特定の周波数成分が下限閾値以下であると判定された場合には、ワークの送り速度および加工ツールの回転速度のうちの一方の速度を増速させ、一方の速度を増速させた後に特定の周波数成分が下限閾値以下である場合にはワークの送り速度および加工ツールの回転速度のうちの他方の速度を増速させる動作指令部と、を有する、加工システムが提供される。
本発明の第五態様によれば、第一態様から第四態様のいずれかの加工システムにおいて、力センサは、ロボットのアーム先端とハンドとの間に設置されている、加工システムが提供される。
本発明の第六態様によれば、第一態様から第四態様のいずれかの加工システムにおいて、力センサは、加工機の主軸に設置されている、加工システムが提供される。
本発明の第七態様によれば、第一態様から第六態様のいずれかの加工システムにおいて、加工機は、加工すべきワークの種類に対応した加工ツールを複数の加工ツールから選択して、主軸に装着されている加工ツールと交換する自動工具交換装置をさらに備え、加工システムが提供される。
本発明の第八態様によれば、第七態様の加工システムにおいて、上限閾値および下限閾値の少なくとも一方は、加工すべきワークの種類に応じて別の値に切替えて使用されるようにした、加工システムが提供される。
本発明の第一態様によれば、ロボットがワークを加工ツールに対して押付けて加工しているとき、ワークと加工ツールとの間に作用する力を力センサにより検出する。そして、制御装置は、力センサの力検出値が所定の上限閾値と所定の下限閾値との間に収まるように、ロボットにより加工ツールに押付けられるワークの送り速度とともに、加工ツールの回転速度も調整する。つまり、従来技術と比べて、ロボットにより加工ツールに押付けられるワークの送り速度と、加工ツールの回転速度とを複合的に調整することにより、ワークの加工が行われる。そのため、加工中に加工ツールの劣化が生じてもワークの加工品質を維持することができる。
本発明の第二態様によれば、力センサの力検出値が所定の上限閾値と所定の下限閾値との間に収まっているか否かを判定部により判定する。そして、動作指令部は、判定部の判定結果に基づき、ロボットのワークの送り速度と加工ツールの回転速度とをそれぞれ減速または増速させている。それにより、力センサの力検出値が所定の上限閾値以上および所定の下限閾値以下にならないようにしている。そのため、第一態様と同様に、加工中に加工ツールの劣化が生じてもワークの加工品質を維持することができる。
本発明の第三態様によれば、ロボットによりワークを加工ツールに対して押付けて加工しているとき、制御装置は、力センサの力検出値の履歴から特定の周波数成分を抽出する。そして、制御装置は、抽出された周波数成分が所定の上限閾値と所定の下限閾値との間に収まるように、ロボットにより加工ツールに押付けられるワークの送り速度と、加工ツールの回転速度とを調整している。それにより、抽出される周波数成分がいわゆる「びびり」現象の周波数とならないようにワークを加工できるので、ワークの加工品質を維持することができる。
本発明の第四態様によれば、力センサの力検出値の履歴から抽出される特定の周波数成分が所定の上限閾値と所定の下限閾値との間に収まっているか否かを判定部により判定する。そして、動作指令部は、判定部の判定結果に基づき、ロボットのワークの送り速度と加工ツールの回転速度とをそれぞれ減速または増速させている。それにより、上記の周波数成分が所定の上限閾値以上および所定の下限閾値以下にならないようにしている。そのため、第三態様と同様に、加工中の「びびり」現象を回避してワークの加工品質を維持することができる。
本発明の第五態様によれば、力センサをロボットのアーム先端とハンドとの間に配置することにより、ロボットがワークを加工ツールに対して押付けて加工しているときにワークと加工ツールとの間に作用する力を良好に検出できる。
本発明の第六態様によれば、第五態様と同様、ロボットがワークを加工ツールに対して押付けて加工しているときにワークと加工ツールとの間に作用する力を良好に検出できる。特に、加工ツールを回転させる加工機の主軸に力センサを配置することにより、第五態様の加工システムよりもロボットの手首部を小型化することができる。
本発明の第七態様によれば、自動工具交換装置を備えることにより、バリ取り、研磨、研削などの加工作業や加工を行うワークの種類などに応じて加工ツールを自動的に使分けることができる。
本発明の第八態様によれば、ワークの種類に応じて加工ツールを変更しても、ワークの加工品質を良好に維持することができる。
添付図面に示される本発明の典型的な実施形態の詳細な説明から、本発明のこれらの目的、特徴および利点ならびに他の目的、特徴および利点がさらに明確になるであろう。
第一実施形態の加工システムの構成を示す図である。 第一実施形態の加工システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図2Aに示されるステップS14での速度調整処理を具体的に示すフローチャートである。 第二実施形態の加工システムの構成を示す図である。 第三実施形態の加工システムの構成を示す図である。 第三実施形態の加工システムの特徴的な動作を説明するためのフローチャートである。 その他の実施形態の加工システムの構成を示す図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の図面において、同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これらの図面は縮尺を適宜変更している。また、図面に描かれている加工システムの形態は本発明の一例であり、本発明は図面に描かれた形態に限定されないものである。
(第一実施形態)
図1は第一実施形態の加工システムの構成を示す図である。
第一実施形態の加工システムは、図1に示されるように、ワークWを既定の位置に載置するワークステージ10と、ワークWを把持するハンド11がアーム先端部に取付けられたロボット12と、ロボット12のハンド11の移動範囲内に設置された加工機13と、を備える。ロボット12は垂直多関節型マニュピレータである。さらに、加工機13は、ワークWに対して加工を行う加工ツール14と、加工ツール14を回転させる主軸に内蔵された加工ツール用サーボモータ15と、を有する。
本願においては、ワークWに対してバリ取り、研磨、研削などの加工作業を行うため、加工ツール14には、カッタ、グラインダ、エンドミルなどが使用される。また、ワークステージ10上のワークWがロボット12のハンド11により把持された後、把持されたワークWは加工機13の加工エリアにロボット12により移動される。そして、ワークWを回転中の加工ツール14に押付けることにより、ワークWに対してバリ取り、研磨、研削などの加工作業が実施される。
また、図1に示されるように、力センサ16がロボット12のアーム先端とハンド11との間の手首部に設置されている。力センサ16は、上述したようにワークWを回転中の加工ツール14に押付けている際にワークWと加工ツール14との間に作用する力(以下、「作用力」と称す。)を電気信号として出力する。例えば力センサ16には、弾性変形する梁にひずみゲージを張付けたものや、圧電変換器などが使用される。
さらに、第一実施形態の加工システムは、ロボット12および加工機13を制御する制御装置17を備える。制御装置17は、図1に示されるように、サーボモータ制御部18(サーボアンプ)、動作指令部19、判定部20、および力検出値取得部21を有する。
力検出値取得部21は、力センサ16から出力される電気信号、例えば電圧(以下、力検出値Kと呼ぶ。)を監視および取得する。そして、判定部20は、力検出値取得部21により取得された力検出値Kが所定の上限閾値N1と所定の下限閾値N2との間に収まっているか否かを判定する。
上限閾値N1および下限閾値N2をそれぞれ設定変更可能にするため、判定部20には、下限閾値N1および上限閾値N2を入力する入力部(図示せず)が接続されていてもよい。
動作指令部19は、判定部20の判定結果に基づき、ロボット12および加工機13を動作させる指令をサーボモータ制御部18に出力する。加工機13に対する指令は、加工ツール14を所定の回転速度で回転させる指令である。また、ロボット12に対する指令は、ワークWをハンド11により把持して加工機13の加工エリアに移動させることと、加工エリアおいてワークWを回転中の加工ツール14に所定の送り速度および軌跡で移動させることである。
そして、サーボモータ制御部18は、動作指令部19からの指令に基づき、加工ツール13を回転させるサーボモータ15の回転速度を制御する。さらに、サーボモータ制御部18は、動作指令部19からの指令に基づき、ワークステージ10から加工ツール14へのワークWの搬送を制御する。つまり、ロボット12の各関節部の軸をそれぞれ駆動するロボット用サーボモータ(図示せず)がサーボモータ制御部18により制御される。
次に、第一実施形態の加工システムの動作について説明する。
図2Aは第一実施形態の加工システムの動作を説明するためのフローチャートである。
制御装置17の動作指令部19は、ロボット12および加工機13に動作指令をサーボモータ制御部18に出力する。サーボモータ制御部18は、ロボット12の各軸のサーボモータ(図示せず)を制御してハンド11およびロボット12を指令通りに動作させる。
上記ロボット12への動作指令において、まず、ロボット12は、ワークステージ10から未加工のワークWをロボット12のハンド11により把持して取出す(図2AのステップS11)。次いで、ロボット12は、ワークWを加工機13における加工開始点に移動させる(図2AのステップS12)。続いて、ロボット12は、ハンド11に把持されたワークWを加工開始点から加工ツール14に向かって所定の送り速度および軌跡で移動させる。このとき、サーボモータ制御部18は、加工機13の加工ツール用サーボモータ15を所定の回転速度で回転開始する(図2AのステップS13)。以上のことにより、ワークWが回転中の加工ツール14に押付けられて、ワークWに対するバリ取り、研磨、研削などの加工作業が開始される。
上記ステップS13の後、制御装置17の力検出値取得部21は力センサ16の力検出値Kを監視する。力検出値Kの監視中、動作指令部19は、力センサ16の力検出値Kに基づき、ロボット12のワークWの送り速度と加工ツール14の回転速度とを調整する(図2AのステップS14)。その後、ワークWが加工機13における加工終了点に達するまでステップS4は継続され、ワークWが加工終了点に達したとき、加工作業は終了する(図2AのステップS15)。
ここで、図2Bを参照して、ステップS14での処理内容をさらに詳しく説明する。図2Bは、図2Aに示されるステップS14の速度調整処理を具体的に示すフローチャートである。
ステップS14が開始されると、図2Bに示されるように、まず、制御装置17の力検出値取得部21は力センサ16の力検出値Kを取得する(ステップS21)。次いで、制御装置17の判定部20は、力検出値Kと所定の上限閾値N1とを比較する(ステップS22)。
ステップS22において力検出値Kが所定の上限閾値N1以上である場合には、動作指令部19はワークWの送り速度を微少な第一速度量だけ減速する(ステップS23)。また、ステップS22において力検出値Kが所定の上限閾値N1より小さい場合には、ステップS27に進む。ステップS27以降については後で述べる。
ステップS23の後、再び、制御装置17の力検出値取得部21は力センサ16の力検出値Kを取得する(ステップS24)。さらに、制御装置17の判定部20は、ステップS24において取得された力検出値Kを所定の上限閾値N1と比較する(ステップS25)。
その結果、ステップS24において取得された力検出値Kが未だ所定の上限閾値N1以上である場合には、動作指令部19は加工ツール14の回転速度を微少な第二速度量だけ減速する(ステップS26)。その後、ステップS21に戻り、ステップS24での力検出値Kが所定の上限閾値N1より小さくなるまでステップS21〜ステップS26を繰返す。また、ステップS24において取得された力検出値Kが所定の上限閾値N1より小さい場合には、ステップS27に進む。
ステップS27においては、制御装置17の判定部20は、ステップS21またはステップS24において取得された力検出値Kを所定の下限閾値N2と比較する(ステップS27)。その結果、ステップS21またはステップS24において取得された力検出値Kが所定の下限閾値N2以下である場合には、動作指令部19はロボット12のワークWの送り速度を微少な第一速度量だけ増速する(ステップS28)。
ステップS21またはステップS24において取得された力検出値Kが所定の下限閾値N2より大きい場合には、ワークWの加工品質が正常に保たれていると判断できる。したがって、動作指令部19は速度調整処理を終了し、図2Aに示されるステップS15に進む。
ステップS28の後、再び、制御装置17の力検出値取得部21は力センサ16の力検出値Kを取得する(ステップS29)。さらに、制御装置17の判定部20は、ステップS29において取得された力検出値Kを所定の下限閾値N2と比較する(ステップS30)。
その結果、ステップS29において取得された力検出値Kが未だ所定の下限閾値N2以下である場合には、動作指令部19は加工ツール14の回転速度を微少な第二速度量だけ増速する(ステップS31)。その後、ステップS21に戻り、ステップS29での力検出値Kが所定の下限閾値N2より大きくなるまでステップS21〜ステップS31を繰返す。また、ステップS29において取得された力検出値Kが所定の下限閾値N2より大きい場合には、ワークWの加工品質が正常に保たれていると判断できる。したがって、動作指令部19は速度調整処理を終了し、図2Aに示されるステップS15に進む。
以上のように、力センサ16の力検出値Kが上限閾値N1と下限閾値N2との間に収まるように加工ツール14の回転速度とロボット12のワークWの送り速度とを複合的に調整することにより、ワークWの加工が行われる。そのため、ワークWの材質や加工時間などに起因して加工ツールWが劣化する場合(例えば刃や砥粒の摩耗)であっても、ワークWの加工品質を維持することができる。
勿論、上述したような上限閾値N1、下限閾値N2、加工ツール14に対するワークWの送り速度を増速もしくは減速するときの微少な第一速度量、および、加工ツール14の回転速度を増速もしくは減速するときの微少な第二速度量については、ワーク加工前に設定変更可能である。
また、上限閾値N1および下限閾値N2は、次のように、前もってワークWの試し加工を行うことにより決定されるとよい。例えば、まず、ワークWの材質や形状に基づき、加工ツール14の回転速度、および加工ツール14に対するワークWの送り速度が設定される。そして、ロボット12は、設定回転速度で回転する加工ツール14に対してワークWを設定送り速度で押付けてワークWの試し加工を行う。試し加工後、加工システムの設定者はワークWの加工品質を検査する。設定者はそのような検査をワークWの送り速度の設定値をゼロから段階的に増やして実施し、検査毎に力センサ16の力検出値Kを取得する。それにより、ワークWの加工品質が正常であると認められる力センサ16の力検出値Kのうちの最大値を上限閾値N1として決定し、最小値を下限閾値N2として決定することができる。
なお、上述した第一実施形態においては、加工ツール14に対するワークWの送り速度を調整した後に加工ツール14の回転速度を調整している(図2BのS23、S26、S28、S31参照)。しかし、本発明においては、ワーク送り速度および加工ツール回転速度を調整する順番は逆であってもよい。つまり、図2BのステップS23やステップS28において加工ツール14の回転速度を調整した後、図2BのステップS26やステップS31において加工ツール14に対するワークWの送り速度を調整してもよい。
また、図2BのステップS23において、加工ツール14の回転速度および加工ツール14に対するワークWの送り速度の両方を減速させ、図2BのステップS28において、加工ツール14の回転速度および加工ツール14に対するワークWの送り速度の両方を増速させてもよい。
(第二実施形態)
次に第二実施形態について説明する。但し、ここでは、第一実施形態と同じ構成要素については同一の符号を使用して説明を割愛する。よって、第一実施形態の構成要素に対して異なる点のみを以下に述べる。
図3は第二実施形態の加工システムの構成を示す図である。
図1に示される第一実施形態においては、力センサ16はロボット12のアーム先端とハンド11との間の手首部に設置されている。しかし、力センサ16はロボット12ではなく加工機13に設置されていてもよい。
つまり、第二実施形態においては、力センサ16は、図3に示されるように加工機13の主軸に設置されている。より具体的には、加工ツール用サーボモータ15と、加工用サーボモータ15により回転自在な加工ヘッド22との間に配置されている。そして、加工ヘッド22に加工ツール14が着脱自在に取付けられている。
第二実施形態によれば、力センサ16を加工機13の主軸に設置しているため、第一実施形態と比べてロボット12の手首部を小型化することができる。しかし、本発明においては、力センサ16の設置場所は限定されない。ワークWを回転中の加工ツール14に押付けている際にワークWと加工ツール14との間の作用力を良好に検出できる場所であれば、力センサ16の設置場所は、どこでも構わない。
なお、その他の構成について第一実施形態と同じである。第二実施形態の加工システムの動作もまた、上述した第一実施形態の加工システムの動作と同じである(図2A、図2B参照)。
(第三実施形態)
次に第三実施形態について説明する。但し、ここでは、第一実施形態と同じ構成要素については同一の符号を使用して説明を割愛する。よって、第一実施形態の構成要素に対して異なる点のみを以下に述べる。
図4は第三実施形態の加工システムの構成を示す図である。
第三実施形態においては、図4に示すように、制御装置17内に周波数分析部23がさらに備えられている。
より具体的には、周波数分析部23は、力検出値取得部21により監視されている力センサ16の力検出値Kの履歴に対して周波数分析、例えばFFT(Fast Fourier Transform)分析を行う。そして、周波数分析部23は、FFT解析によって力センサ16の力検出値Kの履歴を複数の周波数成分に分解し、複数の周波数成分の中から特定の周波数成分Fを抽出して判定部20に送信する。
抽出する特定の周波数成分Fは、加工ツール14に対してワークWを押付けて加工を行っている際の負荷変動の周波数である。このような負荷変動の周波数が所定の周波数範囲を超えていると、いわゆる「びびり」現象がワークWに発生したと考えることができる。本実施形態においては、「びびり」現象を回避するために力センサ16の力検出値Kの履歴から周波数成分Fを抽出している。
そのため、判定部20は、周波数分析部23から送信された特定の周波数成分Fが所定の上限閾値N3と所定の下限閾値N4との間に収まっているか否かを判定する。
上限閾値N3および下限閾値N4をそれぞれ設定変更可能にするため、判定部20には、下限閾値N3および上限閾値N4を入力する入力部(図示せず)が接続されていてもよい。
動作指令部19は、判定部20の判定結果に基づき、ロボット12および加工機13を動作させる指令をサーボモータ制御部18に出力する。加工機13に対する指令は、加工ツール14を所定の回転速度で回転させる指令である。また、ロボット12に対する指令は、ワークWをハンド11により把持して加工機13の加工エリアに移動させることと、加工エリアおいてワークWを回転中の加工ツール14に所定の送り速度および軌跡で移動させることである。
そして、サーボモータ制御部18は、動作指令部19からの指令に基づき、加工ツール13を回転させるサーボモータ15の回転速度を制御する。さらに、サーボモータ制御部18は、動作指令部19からの指令に基づき、ワークステージ10から加工ツール14へのワークWの搬送を制御する。つまり、ロボット12の各関節部の軸をそれぞれ駆動するロボット用サーボモータ24がサーボモータ制御部18により制御される。
その他の構成については、第一実施形態(図1)または第二実施形態(図3)において説明した構成と同じである。なお、第三実施形態の力センサ16の設置場所は、ロボット12のアーム先端とハンド11との間か、あるいは加工機13の加工ツール用サーボモータ15と加工ヘッド22との間であればよい。
次に、第三実施形態の加工システムの動作について説明する。
第三実施形態の加工システムの動作は、図2Aに示される第一実施形態の動作ステップS11〜S15と基本的に同じである。但し、上述したように周波数分析部23が制御装置17内に追加されているため、第一実施形態に対し、ステップS14での処理内容が一部異なっている。よって、この点についてのみ図5に基づいて詳述する。
図5は第三実施形態の加工システムの特徴的な動作を説明するためのフローチャートである。特に図5は、図2Aに示されるステップS14の速度調整処理を第三実施形態として具体的に示すフローチャートである。
図5に示されるように速度調整処理が開始されると、まず、制御装置17の周波数分析部23は、力検出値取得部21が監視および取得している力センサ16の力検出値Kの履歴に対してFFT(Fast Fourier Transform)分析を行う。そして、周波数分析部23は、FFT解析によって力センサ16の力検出値Kの履歴を複数の周波数成分に分解し、複数の周波数成分の中から特定の周波数成分Fを抽出する(ステップS51)。
次いで、制御装置17の判定部20は、周波数成分Fと所定の上限閾値N3とを比較する(ステップS52)。ステップS52において周波数成分Fが所定の上限閾値N3以上である場合には、動作指令部19はロボット12のワークWの送り速度を微少な第一速度量だけ減速する(ステップS53)。また、ステップS52において周波数成分Fが所定の上限閾値N3より小さい場合には、ステップS57に進む。ステップS57以降については後で述べる。
ステップS53の後、再び、周波数分析部23は、FFT解析によって力センサ16の力検出値Kの履歴を複数の周波数成分に分解し、複数の周波数成分の中から特定の周波数成分Fを抽出する(ステップS54)。さらに、制御装置17の判定部20は、ステップS54において抽出された周波数成分Fを所定の上限閾値N3と比較する(ステップS55)。
その結果、ステップS54において抽出された周波数成分Fが未だ所定の上限閾値N3以上である場合には、動作指令部19は加工ツール14の回転速度を微少な第二速度量だけ減速する(ステップS56)。その後、ステップS51に戻り、ステップS54において抽出される周波数成分Fが所定の上限閾値N3より小さくなるまでステップS51〜ステップS56を繰返す。また、ステップS54において抽出された周波数成分Fが所定の上限閾値N3より小さい場合には、ステップS57に進む。
ステップS57においては、制御装置17の判定部20は、ステップS51またはステップS54において抽出された周波数成分Fを所定の下限閾値N4と比較する(ステップS57)。その結果、ステップS51またはステップS54において抽出された周波数成分Fが所定の下限閾値N4以下である場合には、動作指令部19はロボット12のワークWの送り速度を微少な第一速度量だけ増速する(ステップS58)。
ステップS51またはステップS54において抽出された周波数成分Fが所定の下限閾値N4より大きい場合には、ワークWの加工品質が正常に保たれていると判断できる。したがって、動作指令部19は速度調整処理を終了し、図2Aに示されるステップS15に進む。
ステップS58の後、再び、周波数分析部23は、FFT解析によって力センサ16の力検出値Kの履歴を複数の周波数成分に分解し、複数の周波数成分の中から特定の周波数成分Fを抽出する(ステップS59)。さらに、制御装置17の判定部20は、ステップS59において抽出された周波数成分Fを所定の下限閾値N4と比較する(ステップS60)。
その結果、ステップS59において抽出された周波数成分Fが未だ所定の下限閾値N4以下である場合には、動作指令部19は加工ツール14の回転速度を微少な第二速度量だけ増速する(ステップS61)。その後、ステップS51に戻り、ステップS59において抽出された周波数成分Fが所定の下限閾値N4より大きくなるまでステップS51〜ステップS61を繰返す。また、ステップS59において抽出された周波数成分Fが所定の下限閾値N2より大きい場合には、ワークWの加工品質が正常に保たれていると判断できる。したがって、動作指令部19は速度調整処理を終了し、図2Aに示されるステップS15に進む。
以上のように、力センサ16の力検出値Kの履歴から抽出された周波数成分Fが上限閾値N3と下限閾値N4との間に収まるように、加工ツール14の回転速度とロボット12のワークWの送り速度とを複合的に調整することにより、ワークWの加工が行われる。周波数成分Fがいわゆる「びびり」現象の周波数とならないようにワークWを加工できるので、ワークWの加工品質を維持することができる。
勿論、上述したような上限閾値N3、下限閾値N4、加工ツール14に対するワークWの送り速度を増速もしくは減速するときの微少な第一速度量、および、加工ツール14の回転速度を増速もしくは減速するときの微少な第二速度量については、ワーク加工前に設定変更可能である。また、上限閾値N3および下限閾値N4については、第一実施形態と同様に、前もってワークWの試し加工を行うことにより決定されることが好ましい。
なお、上述した第三実施形態においては、加工ツール14に対するワークWの送り速度を調整した後に加工ツール14の回転速度を調整している(図5のS53、S56、S58、S61参照)。しかし、本発明においては、ワーク送り速度および加工ツール回転速度を調整する順番は逆であってもよい。つまり、図5のステップS53やステップS58において加工ツール14の回転速度を調整した後、図5のステップS56やステップS61において加工ツール14に対するワークWの送り速度を調整してもよい。
また、図5のステップS53において、加工ツール14の回転速度および加工ツール14に対するワークWの送り速度の両方を減速させ、図5のステップS58において、加工ツール14の回転速度および加工ツール14に対するワークWの送り速度の両方を増速させてもよい。
(その他の実施形態)
上述した第一実施形態、第二実施形態および第三実施形態の加工システムにおいては、それぞれ、加工機13の主軸に装着されている加工ツール14が他の加工ツールと交換可能であることが好ましい。図6は本発明の他の実施形態として、加工ツール14が交換可能な加工システムの構成を示す図である。但し、上述した各実施形態の加工システムと同じ構成要素については、既に説明した内容と変わらないものとし、図6においても同じ符号を用いている。
より具体的に説明すると、図6に示される加工システムにおいて、加工機13は、主軸に装着されている加工ツール14を他の加工ツールと交換する自動工具交換装置25を備えている。そして、加工機13の傍には工具ストッカー26が設置されている。バリ取り、研磨、研削などの加工作業や加工を行うワークWの種類などに応じて加工ツールを使分けられるように、工具ストッカー26には複数の加工ツールが収納されている。自動工具交換装置25は、例えば加工すべきワークWの情報が入力されると、加工を行うワークWの種類に対応した加工ツールを工具ストッカー26内の複数の加工ツールから選択して、加工機13の主軸に装着されている加工ツール14と交換するようになされている。
また、図6に示された加工システムにおいても、ロボット12によりワークWを加工ツール14に対して押付けて加工するとき、力センサ16がワークWと加工ツール14との間に作用する力を検出する。そして、当該加工システムの制御装置17(図6には図示しない。)もまた、上述の各実施形態において説明したとおり、力センサ16により得られた力の検出値が所定の上限閾値と所定の下限閾値との間に収まるように、ロボット12により加工ツール14に押付けられるワークWの送り速度と、加工ツール14の回転速度とを調整するようになされている。特に、図6に示された加工システムにおいて、上記の所定の上限閾値および所定の下限閾値の少なくとも一方は、加工を行うワークWの種類に応じて別の値に切替えて使用されることが好ましい。このことにより、ワークWの種類に応じて加工ツール14を変更しても、ワークWの加工品質を良好に維持することができる。
なお、図6においては、第二実施形態の加工システム(図3参照)の構成に自動工具交換装置25および工具ストッカー26を適用した例を示しているが、自動工具交換装置25および工具ストッカー26は第一実施形態の加工システム(図1参照)の構成に適用されてもよい。
以上、典型的な実施形態を示したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の思想を逸脱しない範囲で上述の実施形態を様々な形、構造や材料などに変更可能である。
10 ワークステージ
11 ハンド
12 ロボット
13 加工機
14 加工ツール
15 加工ツール用サーボモータ
16 力センサ
17 制御装置
18 サーボモータ制御部
19 動作指令部
20 判定部
21 力検出値取得部
22 加工ヘッド
23 周波数分析部
24 サーボモータ
25 自動工具交換装置
26 工具ストッカー

Claims (5)

  1. ワーク(W)を把持するハンド(11)がアーム先端に設けられたロボット(12)と、
    加工ツール(14)を回転させる主軸を有する加工機(13)と、
    前記加工ツール(14)を回転させるとともに、前記ハンド(11)により把持された前記ワーク(W)を前記加工ツール(14)に押付けて加工するように、前記加工機(13)と前記ロボット(12)とを制御する制御装置(17)と、
    前記ロボット(12)により前記ワーク(W)を前記加工ツール(14)に対して押付けて加工しているときに前記ワーク(W)と前記加工ツール(14)との間に作用する力を検出する力センサ(16)と、を備え、
    前記制御装置(17)は、前記力センサ(16)により検出される前記力の検出値の履歴から負荷変動により生じる振動の大きさが予め定められた値を超える周波数の成分である特定の周波数成分を抽出し、抽出された前記特定の周波数成分がびびり現象が生じない範囲の上限閾値と下限閾値との間に収まるように、前記ロボット(12)により前記加工ツール(14)に押付けられる前記ワーク(W)の送り速度および前記加工ツール(14)の回転速度のうち少なくも一方の速度を調整するように形成されており、
    前記力センサ(16)により検出される前記力の検出値の履歴から前記特定の周波数成分を抽出する周波数分析部(23)と、
    前記周波数分析部(23)により抽出された前記特定の周波数成分が前記上限閾値と前記下限閾値との間に収まっているか否かを判定する判定部(20)と、
    前記判定部(20)により前記特定の周波数成分が前記上限閾値以上であると判定された場合には、前記ワーク(W)の送り速度および前記加工ツール(14)の回転速度のうちの一方の速度を減速させ、一方の速度を減速させた後に前記特定の周波数成分が前記上限閾値以上である場合には前記ワーク(W)の送り速度および前記加工ツール(14)の回転速度のうちの他方の速度を減速させ、さらに、前記判定部(20)により前記特定の周波数成分が前記下限閾値以下であると判定された場合には、前記ワーク(W)の送り速度および前記加工ツール(14)の回転速度のうちの一方の速度を増速させ、一方の速度を増速させた後に前記特定の周波数成分が前記下限閾値以下である場合には前記ワーク(W)の送り速度および前記加工ツール(14)の回転速度のうちの他方の速度を増速させる動作指令部(19)と、を有する、加工システム。
  2. 前記力センサ(16)は、前記ロボット(12)の前記アーム先端と前記ハンド(11)との間に設置されている、請求項1に記載の加工システム。
  3. 前記力センサ(16)は、前記加工機(13)の前記主軸に設置されている、請求項1に記載の加工システム。
  4. 前記加工機(13)は、加工すべきワーク(W)の種類に対応した加工ツールを複数の加工ツールから選択して、前記主軸に装着されている加工ツール(14)と交換する自動工具交換装置(25)をさらに備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の加工システム。
  5. 前記上限閾値および前記下限閾値の少なくとも一方は、前記加工すべきワーク(W)の種類に応じて別の値に切替えて使用されるようにした、請求項4に記載の加工システム。
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