JP6401021B2 - 基板洗浄装置、基板処理装置、および基板洗浄方法 - Google Patents

基板洗浄装置、基板処理装置、および基板洗浄方法 Download PDF

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Description

本発明は、ウェーハなどの基板を洗浄する基板洗浄装置および基板洗浄方法に関する。また、本発明は、そのような基板洗浄装置を備えた基板処理装置に関する。本発明の基板洗浄装置および基板洗浄方法は、直径300mmのウェーハのみならず、直径450mmのウェーハの洗浄にも適用でき、さらにはフラットパネル製造工程やCMOSやCCDなどのイメージセンサー製造工程、MRAMの磁性膜製造工程などにも適用することが可能である。
CMP(Chemical Mechanical Polishing)装置は、ウェーハなどの基板を化学機械的に研磨する装置である。すなわち、CMP装置は、研磨パッド上に研磨液を供給しながらウェーハと研磨パッドとを摺接させ、研磨液に含まれる砥粒の機械的作用と研磨液の化学液作用との組み合わせによりウェーハの表面を研磨するように構成されている。
研磨されたウェーハの表面には、研磨屑や砥粒などの微小な粒子が付着している。そこで、これらの粒子をウェーハ表面から除去するために、CMP装置は、一般に、ウェーハを洗浄するための洗浄ユニットを備えている。一般的な洗浄ユニットは、ウェーハの表面を純水の噴流で洗浄するように構成されている。しかしながら、純水の噴流では、微小な粒子をウェーハの表面から除去することは難しい。
そこで、純水に代えて、薬液を用いてウェーハ表面を洗浄する洗浄方法がある。この洗浄方法によれば、薬液をウェーハに供給して粒子のゼータ電位を変化させて、ウェーハ表面と粒子との間に作用する吸着力を弱め、その後、リンス水をウェーハに供給して粒子をウェーハ表面から洗い流す。この薬液を用いた洗浄方法は、粒子の除去率が高いためにしばしば使用されている。しかしながら、薬液は人体に有害な成分を含むため、薬液の取り扱いおよび処理の負担が大きい。
特開2008−147296号公報 特開2003−24889号公報
そこで、本発明は、薬液を使用せずに微小な粒子をウェーハなどの基板から除去することができる基板洗浄装置および基板洗浄方法を提供することを目的とする。また、本発明は、そのような基板洗浄装置を備えた基板処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、基板を支持する基板支持部と、前記基板支持部に取り付けられた振動子と、前記基板の固有振動数で前記振動子を振動させる振動コントローラと、前記基板に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルとを備え、前記基板支持部は、前記基板の周縁部を支持する支柱を有しており、前記振動子は、前記支柱に取り付けられていることを特徴とする基板洗浄装置である。
発明の好ましい参考例は、前記基板支持部は、前記基板の周縁部を支持する支柱と、前記支柱が固定される基台とを有しており、前記振動子は、前記基台に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記振動コントローラは、前記基板の複数の固有振動数を含む周波数帯域に亘って前記振動子の振動周波数を連続的に変化させることを特徴とする。
本発明の他の態様は、基板を支持する基板支持部と、前記基板支持部に取り付けられた振動子と、前記基板の固有振動数で前記振動子を振動させる振動コントローラと、前記基板に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルと、前記基板支持部に支持されているときの前記基板の固有振動数を検出する固有振動数検出器を備えたことを特徴とする基板洗浄装置である
本発明の好ましい態様は、前記固有振動数検出器は、前記基板支持部に取り付けられた振動検出器と、前記振動検出器によって検出された振動の振幅に基づいて前記基板の固有振動数を決定する固有振動数決定部とを有し、前記振動コントローラは、前記検出された固有振動数で前記振動子を振動させることを特徴とする。
本発明の他の態様は、基板を支持する基板支持部と、前記基板支持部に支持されているときの前記基板に対向する振動板と、前記振動板に取り付けられ、前記振動板と前記基板の表面との間に存在する気体を介して前記基板を振動させる振動子と、前記基板の固有振動数で前記振動子を振動させる振動コントローラと、前記基板に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルと、前記基板支持部に支持されているときの前記基板の固有振動数を検出する固有振動数検出器を備えたことを特徴とする基板洗浄装置である。
本発明の好ましい態様は、前記振動コントローラは、前記基板の複数の固有振動数を含む周波数帯域に亘って前記振動子の振動周波数を連続的に変化させることを特徴とする
発明の好ましい態様は、前記固有振動数検出器は、前記基板支持部に取り付けられた振動検出器と、前記振動検出器によって検出された振動の振幅に基づいて前記基板の固有振動数を決定する固有振動数決定部とを有し、前記振動コントローラは、前記検出された固有振動数で前記振動子を振動させることを特徴とする。
本発明の他の態様は、基板を研磨する研磨ユニットと、前記基板を洗浄する洗浄ユニットと、上記基板洗浄装置と、前記基板を前記研磨ユニットから前記基板洗浄装置に搬送し、さらに前記基板洗浄装置から前記洗浄ユニットに搬送する搬送機構とを備えたことを特徴とする基板処理装置である。
本発明の他の態様は、基板を研磨する研磨ユニットと、前記基板を洗浄する洗浄ユニットと、前記基板を前記研磨ユニットから前記洗浄ユニットに搬送する搬送機構とを備え、前記洗浄ユニットは、上記基板洗浄装置であることを特徴とする基板処理装置である。
本発明の他の態様は、基板を基板支持部で支持し、前記基板支持部に支持されているときの前記基板の固有振動数を検出し、前記基板支持部に取付けられた振動子を前記基板の固有振動数で振動させ、前記基板に洗浄液を供給することを特徴とする基板洗浄方法である。
本発明の好ましい態様は、前記基板の複数の固有振動数を含む周波数帯域に亘って前記振動子の振動周波数を連続的に変化させることを特徴とする
発明の好ましい態様は、前記基板の固有振動数を検出する工程は、振動周波数を変えながら前記振動子を振動させ、前記基板支持部の振動を検出し、前記検出された振動の振幅に基づいて前記基板の固有振動数を決定する工程を含み、前記振動子を前記検出された固有振動数で振動させることを特徴とする。
本発明の他の態様は、基板の表面が振動板に向き合うように前記基板を基板支持部で支持し、前記基板支持部に支持されているときの前記基板の固有振動数を検出し、前記振動板に取付けられた振動子を前記基板の固有振動数で振動させることによって、前記振動板と前記基板の表面との間に存在する気体を介して前記基板を振動させ、前記基板に洗浄液を供給することを特徴とする基板洗浄方法である。
本発明の好ましい態様は、前記基板の複数の固有振動数を含む周波数帯域に亘って前記振動子の振動周波数を連続的に変化させることを特徴とする
発明の好ましい態様は、前記基板の固有振動数を検出する工程は、振動周波数を変えながら前記振動子を振動させ、前記基板支持部の振動を検出し、前記検出された振動の振幅に基づいて前記基板の固有振動数を決定する工程を含み、前記振動子を前記検出された固有振動数で振動させることを特徴とする。
本発明によれば、基板は基板支持部または気体を介して振動子により振動される。基板を励振させることにより、基板に付着している微小な粒子が基板から離れ、洗浄液によって粒子が洗い流される。粒子と基板との間に作用する吸着力を弱めるための薬液は不要であるので、洗浄液として純水を使用することができる。したがって、環境汚染を引き起こすことなく、基板洗浄を実行することができる。
さらに、本発明によれば、基板を気体雰囲気中で洗浄することができる。したがって、基板洗浄装置を既存の搬送ルートに設置することが可能である。例えば、既に設置されている仮置き台(またはバッファステーション)を用いて基板洗浄装置を組み立てることができる。特に、基板を液体に浸漬させるための槽や、基板を液体に浸漬させるための機構を設ける必要がないので、基板洗浄装置を小さなスペースに低コストで設置することができる。
本発明の一実施形態に係る基板洗浄装置の平面図である。 図1に示す基板洗浄装置の側面図である。 単結晶シリコンからなるウェーハの固有振動数と振動モードを示す模式図である。 基板洗浄装置の他の実施形態を示す側面図である。 基板洗浄装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。 基板洗浄装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。 基板洗浄装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。 基板洗浄装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。 基板洗浄装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。 基板洗浄装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。 基板洗浄装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。 上述した実施形態のうちのいずれかの基板洗浄装置を備えた基板処理装置を示す図である。 第1研磨ユニットを模式的に示す斜視図である。 基板処理装置の他の実施形態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る基板洗浄装置の平面図であり、図2は図1に示す基板洗浄装置の側面図である。基板洗浄装置は、基板の一例であるウェーハWを支持する基板支持部1と、基板支持部1に取り付けられた振動子5と、振動子5の動作を制御する振動コントローラ8と、ウェーハWの表面に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズル10とを備えている。
基板支持部1は、ウェーハWの周縁部を支持する複数の支柱2と、これら支柱2が固定される基台3とを有している。本実施形態では、4つの支柱2が設けられているが、支柱2の数は4つよりも多くてもよい。ウェーハWは、後述する搬送機構によって基板支持部1の支柱2に置かれる。基板支持部1には回転装置は連結されておらず、したがって基板支持部1およびウェーハWは回転しない。
振動子5は、4つの支柱2のうちの1つに取り付けられている。複数の振動子5を複数の支柱2に取り付けてもよい。振動子5としては、圧電素子、電歪素子、音波発生器、超音波振動子、振動スピーカーなどを使用することができる。振動子5は、支柱2を振動させるように構成されており、ウェーハWは支柱2を介して振動子5によって振動される。
振動子5は、振動コントローラ8に接続されている。この振動コントローラ8は、振動子5の振動周波数を制御するように構成される。より具体的には、振動コントローラ8は、ウェーハWの固有振動数で振動子5を振動させるように構成される。振動子5は、基板支持部1に支持されているウェーハWの固有振動数でウェーハWを振動させることにより、ウェーハWの共振を引き起こし、これによってウェーハWに付着している微小な粒子をウェーハWから離すことができる。
図3は、単結晶シリコンからなるウェーハの固有振動数と振動モードを示す模式図である。図3において、ウェーハ上に描かれている点線は、固有振動しているウェーハに現れている定常波の腹を表している。図3に示すように、ウェーハWの固有振動数は多数存在する。これらの固有振動数は、ウェーハWの直径、ヤング率、ポアソン比などの要素に基づいて計算により求めることができる。ウェーハWはそれぞれの固有振動数で異なる振動モードで振動する。振動コントローラ8は、ウェーハWの少なくとも1つの固有振動数を記憶しており、振動子5をウェーハWの固有振動数で振動させるように構成されている。
図3に示すように、振動モードが異なると、ウェーハWには異なる形状の定常波が現れる。したがって、振動コントローラ8は、ウェーハWの複数の固有振動数を記憶していることが好ましい。この場合、振動コントローラ8は、ウェーハWの洗浄中に、振動子5の振動周波数を、ある固有振動数から他の固有振動数に切り替えてもよい。さらに、振動コントローラ8は、ウェーハWの洗浄中に、上記複数の固有振動数を含む所定の周波数帯域に亘って、振動子5の振動周波数を連続的に変化(掃引)させてもよい。ウェーハWを異なる固有振動数で振動させることにより、ウェーハWは異なる振動モードで共振する。したがって、ウェーハWから遊離した粒子はウェーハWの振動によってウェーハW上を移動することができる。
図2に示すように、洗浄液供給ノズル10は、基板支持部1の上方に配置されており、基板支持部1に支持されているウェーハWの表面(上面)に洗浄液を供給する。粒子はウェーハWの振動によってウェーハWから離れるので、粒子をウェーハWから引き離すための薬液を使用する必要がない。したがって、洗浄液としては純水を使用することができる。洗浄液供給ノズル10は、振動子5がウェーハWを振動させているときに、ウェーハWの表面に洗浄液(例えば純水)を供給することが好ましく、これによってウェーハWから遊離している粒子を洗浄液によってウェーハWから洗い流すことができる。図2に示すように、基板支持部1に支持されているウェーハWの裏面(下面)に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズル11をさらに設けてもよい。
図4は、基板洗浄装置の他の実施形態を示す側面図である。特に説明しない本実施形態の構成および動作は、図1および図2に示す上述した実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。本実施形態では、振動子5は、基板支持部1の基台3に取り付けられている。基台3は、円形でもよく、または多角形でもよい。振動子5は、基台3を振動させることによって全ての支柱2を同時に振動させ、これによってウェーハWを振動させる。
図5は、基板洗浄装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。特に説明しない本実施形態の構成および動作は、図1および図2に示す上述した実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。本実施形態では、基板支持部1の上方に振動板14が配置されている。この振動板14は、ウェーハWとほぼ同じ形状を有している。例えば、振動板14は円形であり、その直径はウェーハWの直径と同じか、またはウェーハWの直径よりも大きい。振動板14は、基板支持部1に支持されたときのウェーハWの表面に向き合うように配置されている。振動子5は振動板14に取り付けられている。振動板14は、基板支持部1上のウェーハWと平行であることが好ましい。
振動子5が振動板14を振動させると、振動板14の振動は、振動板14とウェーハWとの間に存在する気体(通常は空気)を伝わってウェーハWに到達し、ウェーハWを振動させる。このように本実施形態によれば、振動子5は、振動板14とウェーハWとの間に存在する気体を介してウェーハWを振動させることができる。
図6は、基板洗浄装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。この実施形態に係る基板洗浄装置は、図4に示す振動子5と、図5に示す振動板14および振動子5を備えている。以下、基板支持部1の基台3に取り付けられた振動子5を第1の振動子5Aといい、ウェーハWの上方に配置された振動子5を第2の振動子5Bという。第1の振動子5Aには第1の振動コントローラ8Aが接続されており、第2の振動子5Bには第2の振動コントローラ8Bが接続されている。これら第1の振動コントローラ8Aおよび第2の振動コントローラ8Bの動作は、上述した振動コントローラ8の動作と同じである。
本実施形態によれば、ウェーハWの上方および下方から振動がウェーハWに伝えられる。第1の振動子5Aによって発生される振動と、第2の振動子5Bによって発生される振動とが互いに打ち消し合わないように、第2の振動コントローラ8Bは、第1の振動子5Aの振動の位相とは異なる位相で第2の振動子5Bを振動させることが好ましい。第2の振動コントローラ8Bは、第1の振動子5Aの振動周波数とは異なる振動周波数で第2の振動子5Bを振動させてもよい。
図6に示す実施形態では、第1の振動子5Aは基板支持部1の基台3に取り付けられているが、基板支持部1の支柱2に第1の振動子5Aを取り付けてもよい。
図7は、基板洗浄装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。特に説明しない本実施形態の構成および動作は、図1および図2に示す上述した実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。本実施形態の基板洗浄装置は、基板支持部1に支持されているときのウェーハWの固有振動数を検出する固有振動数検出器20をさらに備えている。この固有振動数検出器20は、基板支持部1に取り付けられた振動検出器21と、振動検出器21によって検出された振動の振幅に基づいてウェーハWの固有振動数を決定する固有振動数決定部24とを有している。
振動検出器21は、支柱2に取り付けられている。図7に示すように、振動検出器21は、振動子5が取り付けられている支柱2とは別の支柱2に取り付けられることが好ましい。振動検出器21としては、圧電素子、ロードセル、歪ゲージ、水晶などを使用することができる。振動検出器21は固有振動数決定部24に接続されており、振動検出器21は、振動の周波数および振幅を示す信号を固有振動数決定部24に送るように構成されている。
固有振動数の決定は、次のようにして行われる。ウェーハWが基板支持部1に支持されているとき、振動コントローラ8は、振動周波数を変えながら振動子5を振動させ、その間に振動検出器21は基板支持部1の振動を検出する。ウェーハWがその固有振動数で振動しているとき、基板支持部1は大きく振動する。したがって、固有振動数決定部24は、振動検出器21によって検出される振動の振幅が極大となる(すなわち局所的に最大となる)固有振動数を決定することができる。
固有振動数の検出は、ウェーハWが基板支持部1上に置かれた後であって、ウェーハWの洗浄が開始される前に実施される。ウェーハWの固有振動数は計算により求めることができるが、実際の固有振動数は、計算で求められた固有振動数とは若干異なることがある。本実施形態によれば、ウェーハWが基板支持部1上に置かれた状態で、ウェーハWの実際の固有振動数が検出される。検出された固有振動数は振動コントローラ8に送られる。振動コントローラ8は、ウェーハWの洗浄が行われているときに、検出された固有振動数で振動子5を振動させ、ウェーハWを共振させる。この実施形態では、ウェーハWの固有振動数を予め計算により求める必要はない。
固有振動数検出器20は、図4乃至図6に示す実施形態に設けてもよい。また、固有振動数検出器20の振動検出器21は、基板支持部1の基台3に取付けられてもよい。
上述した実施形態における基板支持部1は、ウェーハWを水平に支持するように構成されているが、本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、図8および図9に示すように、基板支持部1はウェーハWを鉛直に支持するように構成されてもよく、または図10および図11に示すように、基板支持部1はウェーハWを斜めに支持するように構成されてもよい。
図12は、上述した実施形態のいずれかに係る基板洗浄装置を備えた基板処理装置を示す図である。以下に説明する基板処理装置は、基板の一例であるウェーハを化学機械的に研磨し、研磨されたウェーハを洗浄し、さらに洗浄されたウェーハを乾燥する研磨装置である。このような研磨装置は、CMP(Chemical Mechanical Polishing)装置とも呼ばれる。図12に示すように、この基板処理装置は、略矩形状のハウジング31を備えており、ハウジング31の内部は隔壁31a,31bによってロード/アンロード部32と研磨部33と洗浄部34とに区画されている。基板処理装置は、ウェーハ処理動作を制御する動作制御部35を有している。
ロード/アンロード部32は、多数のウェーハ(基板)をストックする基板カセットが載置されるフロントロード部50を備えている。このロード/アンロード部32には、フロントロード部50の並びに沿って走行機構51が敷設されており、この走行機構51上に基板カセットの配列方向に沿って移動可能な搬送ロボット(ローダー)52が設置されている。搬送ロボット52は走行機構51上を移動することによってフロントロード部50に搭載された基板カセットにアクセスできるようになっている。
研磨部33は、ウェーハの研磨が行われる領域であり、第1研磨ユニット33A、第2研磨ユニット33B、第3研磨ユニット33C、第4研磨ユニット33Dを備えている。図12に示すように、第1研磨ユニット33Aは、研磨面を有する研磨パッド40が取り付けられた第1研磨テーブル60Aと、ウェーハを保持しかつウェーハを研磨テーブル60A上の研磨パッド40に押圧しながら研磨するための研磨ヘッド61Aと、研磨パッド40に研磨液(例えばスラリー)やドレッシング液(例えば、純水)を供給するための第1研磨液供給ノズル62Aと、研磨パッド40の研磨面のドレッシングを行うための第1ドレッサ63Aと、液体(例えば純水)と気体(例えば窒素ガス)の混合流体を霧状にして研磨面に噴射する第1アトマイザ64Aとを備えている。
同様に、第2研磨ユニット33Bは、研磨パッド40が取り付けられた第2研磨テーブル60Bと、研磨ヘッド61Bと、第2研磨液供給ノズル62Bと、第2ドレッサ63Bと、第2アトマイザ64Bとを備えており、第3研磨ユニット33Cは、研磨パッド40が取り付けられた第3研磨テーブル60Cと、研磨ヘッド61Cと、第3研磨液供給ノズル62Cと、第3ドレッサ63Cと、第3アトマイザ64Cとを備えており、第4研磨ユニット33Dは、研磨パッド40が取り付けられた第4研磨テーブル60Dと、研磨ヘッド61Dと、第4研磨液供給ノズル62Dと、第4ドレッサ63Dと、第4アトマイザ64Dとを備えている。
後述するように、4つの研磨ヘッド61A,61B,61C,61Dは、互いに異なる構成を有しているが、第1研磨ユニット33A、第2研磨ユニット33B、第3研磨ユニット33C、および第4研磨ユニット33Dは、全体として基本的に同一の構成を有している。以下、第1研磨ユニット33Aについて図13を参照して説明する。図13は、第1研磨ユニット33Aを模式的に示す斜視図である。なお、図13において、ドレッサ63Aおよびアトマイザ64Aは省略されている。
研磨テーブル60Aは、テーブル軸60aを介してその下方に配置されるテーブルモータ49に連結されており、このテーブルモータ49により研磨テーブル60Aが矢印で示す方向に回転されるようになっている。この研磨テーブル60Aの上面には研磨パッド40が貼付されており、研磨パッド40の上面がウェーハWを研磨する研磨面40aを構成している。研磨ヘッド61Aはヘッドシャフト46Aの下端に連結されている。研磨ヘッド61Aは、真空吸引によりその下面にウェーハWを保持できるように構成されている。ヘッドシャフト46Aは、上下動機構(図示せず)により上下動するようになっている。
ウェーハWの研磨は次のようにして行われる。研磨ヘッド61Aおよび研磨テーブル60Aをそれぞれ矢印で示す方向に回転させ、研磨液供給ノズル62Aから研磨パッド40上に研磨液(スラリー)を供給する。この状態で、研磨ヘッド61Aは、ウェーハWを研磨パッド40の研磨面40aに押し付ける。ウェーハWの表面は、研磨液に含まれる砥粒の機械的作用と研磨液の化学的作用により研磨される。研磨終了後は、ドレッサ63Aによる研磨面40aのドレッシング(コンディショニング)が行われ、さらにアトマイザ64Aから高圧の流体が研磨面40aに供給されて、研磨面40aに残留する研磨屑や砥粒などが除去される。
図12に戻り、第1研磨ユニット33Aおよび第2研磨ユニット33Bに隣接して、第1リニアトランスポータ46が配置されている。この第1リニアトランスポータ46は、4つの搬送位置(第1搬送位置TP1、第2搬送位置TP2、第3搬送位置TP3、第4搬送位置TP4)の間でウェーハを搬送する機構である。また、第3研磨ユニット33Cおよび第4研磨ユニット33Dに隣接して、第2リニアトランスポータ47が配置されている。この第2リニアトランスポータ47は、3つの搬送位置(第5搬送位置TP5、第6搬送位置TP6、第7搬送位置TP7)の間でウェーハを搬送する機構である。
ウェーハは、第1リニアトランスポータ46によって研磨ユニット33A,33Bに搬送される。第1研磨ユニット33Aの研磨ヘッド61Aは、そのスイング動作により研磨テーブル60Aの上方位置と第2搬送位置TP2との間を移動する。したがって、研磨ヘッド61Aと第1リニアトランスポータ46との間でのウェーハの受け渡しは第2搬送位置TP2で行われる。
同様に、第2研磨ユニット33Bの研磨ヘッド61Bは研磨テーブル60Bの上方位置と第3搬送位置TP3との間を移動し、研磨ヘッド61Bと第1リニアトランスポータ46との間でのウェーハの受け渡しは第3搬送位置TP3で行われる。第3研磨ユニット33Cの研磨ヘッド61Cは研磨テーブル60Cの上方位置と第6搬送位置TP6との間を移動し、研磨ヘッド61Cと第2リニアトランスポータ47との間でのウェーハの受け渡しは第6搬送位置TP6で行われる。第4研磨ユニット33Dの研磨ヘッド61Dは研磨テーブル60Dの上方位置と第7搬送位置TP7との間を移動し、研磨ヘッド61Dと第2リニアトランスポータ47との間でのウェーハの受け渡しは第7搬送位置TP7で行われる。
第1搬送位置TP1に隣接して、搬送ロボット52からウェーハを受け取るためのリフタ41が配置されている。ウェーハはこのリフタ41を介して搬送ロボット52から第1リニアトランスポータ46に渡される。リフタ41と搬送ロボット52との間に位置して、シャッタ(図示せず)が隔壁31aに設けられており、ウェーハの搬送時にはシャッタが開かれて搬送ロボット52からリフタ41にウェーハが渡されるようになっている。
第1リニアトランスポータ46と、第2リニアトランスポータ47と、洗浄部34との間にはスイングトランスポータ42が配置されている。第1リニアトランスポータ46から第2リニアトランスポータ47へのウェーハの搬送は、スイングトランスポータ42によって行われる。ウェーハは、第2リニアトランスポータ47によって第3研磨ユニット33Cおよび/または第4研磨ユニット33Dに搬送される。
スイングトランスポータ42の側方には、上述した基板洗浄装置72が配置されている。この基板洗浄装置72は、図12に示すように、第1リニアトランスポータ46に隣接して配置されており、第1リニアトランスポータ46と洗浄部34との間に位置している。スイングトランスポータ42は、第4搬送位置TP4、第5搬送位置TP5、および基板洗浄装置72の間でウェーハを搬送する。
第1研磨ユニット33A、第2研磨ユニット33B、第3研磨ユニット33C、第4研磨ユニット33Dのうちの少なくとも1つにより研磨されたウェーハは、第1リニアトランスポータ46または第2リニアトランスポータ47、およびスイングトランスポータ42によって基板洗浄装置72に搬送され、スイングトランスポータ42によって基板洗浄装置72の基板支持部1上に置かれる。基板洗浄装置72は、上述したように、ウェーハをその固有振動数で振動させながら、ウェーハに洗浄液(好ましくは純水)を供給し、ウェーハから微小な粒子を除去する。
基板洗浄装置72で洗浄されたウェーハは、第1の搬送ロボット77によって洗浄部34に搬送される。研磨部33と洗浄部34との間に配置される基板洗浄装置72は、ウェーハが仮置きされる仮置き台またはバッファステーションとしても機能する。
図12に示すように、洗浄部34は、研磨されたウェーハを洗浄する第1の洗浄ユニット73および第2の洗浄ユニット74と、洗浄されたウェーハを乾燥する乾燥ユニット75とを備えている。第1の洗浄ユニット73および第2の洗浄ユニット74は、回転するウェーハに洗浄液を供給しながら、回転するスポンジロールをウェーハに接触させるロールスポンジ型洗浄ユニットである。第2の洗浄ユニット74は、回転するウェーハに洗浄液を供給しながら、回転するペン型スポンジをウェーハに接触させるペンスポンジ型洗浄ユニットであってもよい。
第1の搬送ロボット77は、ウェーハを基板洗浄装置72から第1の洗浄ユニット73に搬送し、さらに第1の洗浄ユニット73から第2の洗浄ユニット74に搬送するように動作する。第2の洗浄ユニット74と乾燥ユニット75との間には、第2の搬送ロボット78が配置されている。この第2の搬送ロボット78は、ウェーハを第2の洗浄ユニット74から乾燥ユニット75に搬送するように動作する。
次に、基板処理装置の動作について説明する。搬送ロボット52は、基板カセットからウェーハを取り出して、第1リニアトランスポータ46に渡し、さらにウェーハは第1リニアトランスポータ46および/または第2リニアトランスポータ47を経由して研磨ユニット33A〜33Dのうちの少なくとも1つに搬送される。ウェーハは、研磨ユニット33A〜33Dのうちの少なくとも1つで研磨される。
研磨されたウェーハは、第1リニアトランスポータ46または第2リニアトランスポータ47、スイングトランスポータ42を経由して基板洗浄装置72に搬送され、ここでウェーハが洗浄される。ウェーハは、搬送ロボット77によって基板洗浄装置72から第1の洗浄ユニット73および第2の洗浄ユニット74に搬送され、ウェーハはこれら第1の洗浄ユニット73および第2の洗浄ユニット74によってさらに洗浄される。洗浄されたウェーハは搬送ロボット78によって乾燥ユニット75に搬送され、ここで洗浄されたウェーハが乾燥される。
乾燥されたウェーハは、搬送ロボット52によって乾燥ユニット75から取り出され、フロントロード部50上の基板カセットに戻される。このようにして、研磨、洗浄、および乾燥を含む一連の処理がウェーハに対して行われる。
洗浄部34は、高い清浄度が要求される領域である。本実施形態によれば、研磨されたウェーハは、洗浄部34に運ばれる前に基板洗浄装置72で前洗浄される。したがって、ウェーハに伴って洗浄部34に運ばれる研磨屑や砥粒などの粒子の量を低減させることができ、結果として、洗浄部34内の清浄度を維持することができる。
第1リニアトランスポータ46、第2リニアトランスポータ47、スイングトランスポータ42、および搬送ロボット77,78は、ウェーハを研磨ユニット33A〜33Dのうちの少なくとも1つから基板洗浄装置72に搬送し、さらに基板洗浄装置72から第1の洗浄ユニット73および第2の洗浄ユニット74に搬送する搬送機構を構成する。この搬送機構の動作は、動作制御部35によって制御される。
図14は、基板処理装置の他の実施形態を示す図である。本実施形態では、洗浄部34の第1の洗浄ユニットは、基板洗浄装置72から構成されている。研磨部33と洗浄部34との間には、洗浄機能を持たないバッファステーション(仮置き台)80が設置されている。研磨されたウェーハは、第1リニアトランスポータ46または第2リニアトランスポータ47、スイングトランスポータ42を経由してバッファステーション80に搬送される。ウェーハは、搬送ロボット77によってバッファステーション80から第1の洗浄ユニットとしての基板洗浄装置72、および第2の洗浄ユニット74に搬送され、ウェーハはこれら基板洗浄装置72および第2の洗浄ユニット74によって洗浄される。洗浄されたウェーハは搬送ロボット78によって乾燥ユニット75に搬送され、ここで洗浄されたウェーハが乾燥される。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 基板支持部
5 振動子
5A 第1の振動子
5B 第2の振動子
8 振動コントローラ
10,11 洗浄液供給ノズル
14 振動板
20 固有振動数検出器
21 振動検出器
24 固有振動数決定部
33A,33B,33C,33D 研磨ユニット
35 動作制御部
42 スイングトランスポータ
46 第1リニアトランスポータ
47 第2リニアトランスポータ
72 基板洗浄装置
73 第1の洗浄ユニット
74 第2の洗浄ユニット
77,78 搬送ロボット

Claims (15)

  1. 基板を支持する基板支持部と、
    前記基板支持部に取り付けられた振動子と、
    前記基板の固有振動数で前記振動子を振動させる振動コントローラと、
    前記基板に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルとを備え
    前記基板支持部は、前記基板の周縁部を支持する支柱を有しており、
    前記振動子は、前記支柱に取り付けられていることを特徴とする基板洗浄装置。
  2. 前記振動コントローラは、前記基板の複数の固有振動数を含む周波数帯域に亘って前記振動子の振動周波数を連続的に変化させることを特徴とする請求項1に記載の基板洗浄装置。
  3. 基板を支持する基板支持部と、
    前記基板支持部に取り付けられた振動子と、
    前記基板の固有振動数で前記振動子を振動させる振動コントローラと、
    前記基板に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルと、
    前記基板支持部に支持されているときの前記基板の固有振動数を検出する固有振動数検出器を備えたことを特徴とする基板洗浄装置。
  4. 前記固有振動数検出器は、前記基板支持部に取り付けられた振動検出器と、前記振動検出器によって検出された振動の振幅に基づいて前記基板の固有振動数を決定する固有振動数決定部とを有し、
    前記振動コントローラは、前記検出された固有振動数で前記振動子を振動させることを特徴とする請求項に記載の基板洗浄装置。
  5. 基板を支持する基板支持部と、
    前記基板支持部に支持されているときの前記基板に対向する振動板と、
    前記振動板に取り付けられ、前記振動板と前記基板の表面との間に存在する気体を介して前記基板を振動させる振動子と、
    前記基板の固有振動数で前記振動子を振動させる振動コントローラと、
    前記基板に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルと
    前記基板支持部に支持されているときの前記基板の固有振動数を検出する固有振動数検出器を備えたことを特徴とする基板洗浄装置。
  6. 前記振動コントローラは、前記基板の複数の固有振動数を含む周波数帯域に亘って前記振動子の振動周波数を連続的に変化させることを特徴とする請求項に記載の基板洗浄装置。
  7. 前記固有振動数検出器は、前記基板支持部に取り付けられた振動検出器と、前記振動検出器によって検出された振動の振幅に基づいて前記基板の固有振動数を決定する固有振動数決定部とを有し、
    前記振動コントローラは、前記検出された固有振動数で前記振動子を振動させることを特徴とする請求項に記載の基板洗浄装置。
  8. 基板を研磨する研磨ユニットと、
    前記基板を洗浄する洗浄ユニットと、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の基板洗浄装置と、
    前記基板を前記研磨ユニットから前記基板洗浄装置に搬送し、さらに前記基板洗浄装置から前記洗浄ユニットに搬送する搬送機構とを備えたことを特徴とする基板処理装置。
  9. 基板を研磨する研磨ユニットと、
    前記基板を洗浄する洗浄ユニットと、
    前記基板を前記研磨ユニットから前記洗浄ユニットに搬送する搬送機構とを備え、
    前記洗浄ユニットは、請求項1乃至のいずれか一項に記載の基板洗浄装置であることを特徴とする基板処理装置。
  10. 基板を基板支持部で支持し、
    前記基板支持部に支持されているときの前記基板の固有振動数を検出し、
    前記基板支持部に取付けられた振動子を前記基板の固有振動数で振動させ、
    前記基板に洗浄液を供給することを特徴とする基板洗浄方法。
  11. 前記基板の複数の固有振動数を含む周波数帯域に亘って前記振動子の振動周波数を連続的に変化させることを特徴とする請求項10に記載の基板洗浄方法。
  12. 前記基板の固有振動数を検出する工程は、
    振動周波数を変えながら前記振動子を振動させ、
    前記基板支持部の振動を検出し、
    前記検出された振動の振幅に基づいて前記基板の固有振動数を決定する工程を含み、
    前記振動子を前記検出された固有振動数で振動させることを特徴とする請求項10に記載の基板洗浄方法。
  13. 基板の表面が振動板に向き合うように前記基板を基板支持部で支持し、
    前記基板支持部に支持されているときの前記基板の固有振動数を検出し、
    前記振動板に取付けられた振動子を前記基板の固有振動数で振動させることによって、前記振動板と前記基板の表面との間に存在する気体を介して前記基板を振動させ、
    前記基板に洗浄液を供給することを特徴とする基板洗浄方法。
  14. 前記基板の複数の固有振動数を含む周波数帯域に亘って前記振動子の振動周波数を連続的に変化させることを特徴とする請求項13に記載の基板洗浄方法。
  15. 前記基板の固有振動数を検出する工程は、
    振動周波数を変えながら前記振動子を振動させ、
    前記基板支持部の振動を検出し、
    前記検出された振動の振幅に基づいて前記基板の固有振動数を決定する工程を含み、
    前記振動子を前記検出された固有振動数で振動させることを特徴とする請求項13に記載の基板洗浄方法。
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