JP6394615B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
一般的に、ATVC(Active Transfer Voltage Control)方式に基づき転写ローラーに印加する電圧を制御する画像形成装置が知られている。
例えば、特許文献1に記載の画像形成装置では、所定の定電流バイアスを転写ローラーから感光体ドラムに流して初期検出電圧を検出する。そして、印刷枚数と初期検出電圧とに基づいて、補正電圧を求める。その結果、印刷時の転写電圧の制御を適正に行うことができる。
特開2005−24778号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置では、電源投入後の所定期間は、印刷時の転写電圧が不安定になるという問題があった。具体的には、帯電ローラーによって感光体ドラムの定電圧制御を行うときに、電源投入後の所定期間は、低温低湿環境下又は高温高湿環境下での感光体ドラムの暗電位が不安定になる。その結果、露光後の感光体ドラムの電位も不安定になる。したがって、定電圧制御によって感光体ドラムの電圧を制御しても、転写電圧が不安定になる。また、暗電位を安定させるためには、感光体ドラムを所定期間以上回転させる必要がある。その結果、印刷開始までに要する時間が長くなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、印刷開始までに要する時間を短縮できる画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、感光体ドラム、一次転写ローラー、第1電圧印加部、第1電圧制御部、電流検出部、帯電ローラー、第2電圧印加部、及び、第2電圧制御部を備える。前記感光体ドラムは、トナー像が形成される。前記一次転写ローラーは、前記感光体ドラムに対向して配置される。前記第1電圧印加部は、前記一次転写ローラーに電圧を印加する。前記第1電圧制御部は、前記第1電圧印加部を介して、前記一次転写ローラーに印加する電圧を制御する。前記電流検出部は、前記一次転写ローラーに流れる電流の電流値を検出する。前記帯電ローラーは、前記感光体ドラムを帯電させる。前記第2電圧印加部は、前記帯電ローラーに電圧を印加する。前記第2電圧制御部は、前記第2電圧印加部を介して、前記帯電ローラーに印加する電圧を制御する。転写電圧制御時に、前記第2電圧制御部は、前記感光体ドラムに、前記感光体ドラムの暗電位より絶対値の小さい電圧を印加する。前記転写電圧制御時に、前記第1電圧制御部は前記一次転写ローラーに電圧を印加し、前記電流検出部は前記一次転写ローラーに流れる電流の電流値を検出する。
本発明の画像形成装置によれば、印刷開始までに要する時間を短縮できる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 画像形成ユニット及び転写部の構成を示す図である。 電源部の構成の一例を示す図である。 制御部の構成を示す図である。 感光体ドラムの感光体が有機感光体である場合における一次転写ローラーに印加する印加電圧及び感光体ドラムの表面電位の一例を示すグラフである。(a)は、Y色の一次転写ローラーに印加する印加電圧を示すグラフである。(b)は、Y色の感光体ドラムの表面電位を示すグラフである。 感光体ドラムの感光体が有機感光体である場合における一次転写ローラーに印加する印加電圧及び感光体ドラムの表面電位の他の一例を示すグラフである。(a)は、Y色の一次転写ローラーに印加する印加電圧を示すグラフである。(b)は、Y色の感光体ドラムの表面電位を示すグラフである。 感光体ドラムの感光体がアモルファスシリコン感光体である場合における一次転写ローラーに印加する印加電圧及び感光体ドラムの表面電位の一例を示すグラフである。(a)は、Y色の一次転写ローラーに印加する印加電圧を示すグラフである。(b)は、Y色の感光体ドラムの表面電位を示すグラフである。 第1電圧印加部によって印加された検出電圧の電圧値と電流検出部によって検出された合計電流値との関係を示すグラフである。 制御部が一次転写ローラーの抵抗値を求める動作を示すフローチャートである。 制御部が一次転写ローラーの抵抗値を求める動作を示すフローチャートである。 電源部の構成の他の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面(図1〜図11)を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る画像形成装置1について説明する。本実施形態において画像形成装置1は、カラー複写機である。画像形成装置1は、用紙P上に画像を形成する装置であって、筐体10、給紙部2、搬送部L、トナー補給ユニット3、画像形成ユニット4、転写部5、電源部6、定着部7、排出部8、及び、制御部9を備える。
給紙部2は、筐体10の下部に配置され、用紙Pを搬送部Lへ供給する。給紙部2は、複数枚の用紙Pを収容可能であって、最上部の用紙Pを1枚ずつ搬送部Lへ供給する。
搬送部Lは、給紙部2によって供給された用紙Pを、転写部5及び定着部7を経由して排出部8まで搬送する。
トナー補給ユニット3は、画像形成ユニット4にトナーを供給し、4つのトナーカートリッジ3y、3c、3m、及び、3kを備える。トナーカートリッジ3yには、イエロー色のトナーが収容される。トナーカートリッジ3cには、シアン色のトナーが収容される。トナーカートリッジ3mには、マゼンタ色のトナーが収容される。トナーカートリッジ3kには、ブラック色のトナーが収容される。
画像形成ユニット4は、4つの画像形成部4y、4c、4m、4kを含む。画像形成部4yには、トナーカートリッジ3yからイエロートナーが供給される。画像形成部4cには、トナーカートリッジ3cからシアントナーが供給される。画像形成部4mには、トナーカートリッジ3mからマゼンタトナーが供給される。画像形成部4kには、トナーカートリッジ3kからブラックトナーが供給される。
転写部5は、中間転写ベルト54を備える。転写部5は、画像形成ユニット4によって、中間転写ベルト54上に形成されたトナー像を、用紙P上に転写する。
電源部6は、転写部5に転写電圧を印加する。また、電源部6は、転写部5に流れる転写電流の電流値を検出する。
定着部7は、転写部5によって用紙Pに形成されたトナー像を用紙Pに定着する。具体的には、定着部7は、加熱ローラー71及び加圧ローラー72を備える。用紙Pは、加熱ローラー71及び加圧ローラー72によって加熱及び加圧される。その結果、定着部7によって、転写部5において用紙Pに転写された未定着のトナー像が定着される。排出部8は、トナー像が定着された用紙Pを装置の外部へ排出する。制御部9は、画像形成装置1の動作を制御する。
次に、図2を参照して画像形成ユニット4及び転写部5の構成について説明する。図2に示すように、画像形成ユニット4は、4つの画像形成部4y、4c、4m、4kを備える。
画像形成部4y、4c、4m、4kは、それぞれ、露光部41、感光体ドラム42、現像部43、帯電ローラー44、及び、クリーニングブレード45を備える。4つの画像形成部4y、4c、4m、4kの構成は、供給されるトナーの色が異なるのみでその他の構成は略同一である。したがって、本明細書では、イエロートナーが供給される画像形成部4yの構成について説明し、画像形成部4y以外の画像形成部4c、4m、4kの構成についての説明は省略する。
画像形成部4yは、露光部41y(41)、感光体ドラム42y(42)、現像部43y(43)、帯電ローラー44y(44)、及び、クリーニングブレード45y(45)を有する。
帯電ローラー44yは、感光体ドラム42yを所定の電位に帯電させる。露光部41yは、感光体ドラム42yにレーザー光を照射して露光し、感光体ドラム42y上に静電潜像を形成する。現像部43yは、現像ローラー431yを有する。現像ローラー431yは、感光体ドラム42yにイエロートナーを供給して静電潜像を現像してトナー像を形成する。その結果、感光体ドラム42yの周面にイエロー色のトナー像が形成される。
クリーニングブレード45yは、その先端が、感光体ドラム42yの周面と摺接する。クリーニングブレード45yの先端は、図2ではクリーニングブレード45yの上端に対応する。感光体ドラム42yの周面とクリーニングブレード45yの先端とが摺接することで、感光体ドラム42yの周面に残留するイエロートナーが除去される。
転写部5は、用紙Pにトナー像を転写する。転写部5は、4つの一次転写ローラー51y、51c、51m、51k、2次転写ローラー52、駆動ローラー53、中間転写ベルト54、従動ローラー55、及び、ブレード56を備える。
転写部5は、各画像形成部4y、4c、4m、4kの感光体ドラム42y、42c、42m、42kにそれぞれ形成された各トナー像を重ねて中間転写ベルト54に転写する。また、転写部5は、重ねられたトナー像を中間転写ベルト54から用紙Pに転写する。
一次転写ローラー51yは、中間転写ベルト54を介して感光体ドラム42yに対向して配置される。一次転写ローラー51yは、不図示の駆動機構によって中間転写ベルト54を介して感光体ドラム42yに圧接、又は、感光体ドラム42yから離間する。印刷時及び転写電圧制御時には、一次転写ローラー51yは、中間転写ベルト54を介して感光体ドラム42yに圧接されている。印刷時及び転写電圧制御時には、他の一次転写ローラー51c、51m、51kも一次転写ローラー51yと同様に、それぞれ対応する感光体ドラム42c、42m、42kに中間転写ベルト54を介して圧接されている。
「転写電圧制御時」とは、印刷に先立って、制御部9が一次転写ローラー51の抵抗値Rを求める期間を示す。具体的には、「転写電圧制御時」には、互いに異なる複数の電圧値の検出電圧VTを1つの一次転写ローラー51に印加すると共に、他の全ての一次転写ローラー51に低電圧VLを印加する。1つの一次転写ローラー51は、例えば、一次転写ローラー51yに対応する。他の全ての一次転写ローラー51は、例えば、一次転写ローラー51c、51m、51kに対応する。また、一次転写ローラー51に流れる電流値を検出する。そして、一次転写ローラー51の抵抗値Rを求める。
駆動ローラー53は、2次転写ローラー52に対向して配置され、中間転写ベルト54を駆動する。
中間転写ベルト54は、4つの一次転写ローラー51y、51c、51m、51k、駆動ローラー53、及び、従動ローラー55に張架された無端ベルトである。中間転写ベルト54は、駆動ローラー53によって、図2では矢印F1、F2に示す通り、反時計回りに回転駆動される。また、中間転写ベルト54は、その表面側が各感光体ドラム42y、42c、42m、42kの周面に、それぞれ、当接している。中間転写ベルト54の表面には、一次転写ローラー51(51y、51c、51m、51k)によって、感光体ドラム42(42y、42c、42m、42k)からトナー像が転写される。
従動ローラー55は、中間転写ベルト54の回転に伴って回転駆動される。従動ローラー55のうち、中間転写ベルト54を介して対向する位置には、ブレード56が配置されている。ブレード56は、中間転写ベルト54の表面に残留しているトナーを除去する。
2次転写ローラー52は、駆動ローラー53に押圧されている。これにより、2次転写ローラー52と駆動ローラー53との間にニップ部Nが形成される。2次転写ローラー52及び駆動ローラー53は、用紙Pがニップ部Nを通過する際に、中間転写ベルト54上のトナー像を用紙Pに転写する。
次に、図3を参照して、電源部6について説明する。電源部6は、第1電圧印加部61、電流検出部62及び第2電圧印加部63を備えている。
第1電圧印加部61は、4つの第1電圧印加部61y、61c、61m、61kを含む。4つの第1電圧印加部61y、61c、61m、61kは、それぞれ、一次転写ローラー51y、51c、51m、51kに電圧を印加する。例えば、第1電圧印加部61yは、一次転写ローラー51yに電圧を印加する。また、感光体ドラム42(42y、42c、42m、42k)は、接地されている。具体的には、感光体ドラム42の図略の中心軸が接地されている。その結果、第1電圧印加部61は、一次転写ローラー51と感光体ドラム42との間に電圧を印加する。
電流検出部62は、4個の一次転写ローラー51y、51c、51m、51kのそれぞれに流れる電流の合計電流値JSを検出する。
第2電圧印加部63は、4つの第2電圧印加部63y、63c、63m、63kを含む。4つの第2電圧印加部63y、63c、63m、63kは、それぞれ、帯電ローラー44y、44c、44m、44kに電圧を印加する。例えば、第2電圧印加部63yは、帯電ローラー44yに電圧を印加する。
次に、図4を参照して、制御部9の構成について説明する。制御部9は、CPU(Central Processing Unit)及びメモリーを備える。メモリーには、制御プログラムが記憶される。CPUは、制御プログラムを実行することによって、各種機能部として機能する。その結果、制御部9の各種機能部は、画像形成装置1の動作を制御する。また、制御部9は、第1電圧制御部911、第2電圧制御部912、電流取得部913、抵抗算出部914、及び、電圧電流記憶部92を備える。
電圧電流記憶部92は、第1電圧印加部61が一次転写ローラー51に印加する検出電圧VTの電圧値と、電流検出部62によって検出される合計電流値JSとを対応付けて記憶する。検出電圧VTの電圧値及び合計電流値JSは、抵抗算出部914によって電圧電流記憶部92から読み出される。
第1電圧制御部911は、第1電圧印加部61を介して、一次転写ローラー51y、51c、51m、51kに印加する電圧を制御する。具体的には、第1電圧制御部911は、転写電圧制御時に、4つの一次転写ローラー51のうち、1つの一次転写ローラー51に検出電圧VTを印加し、他の全ての一次転写ローラー51に検出電圧VTと同極性の低電圧VLを印加する。1つの一次転写ローラー51は、例えば、一次転写ローラー51yであり、他の全ての一次転写ローラー51は、例えば、一次転写ローラー51c、51m、51kである。検出電圧VTは、一次転写ローラー51と感光体ドラム42との間の抵抗値Rを検出するために印加する電圧である。低電圧VLの電圧値は、検出電圧VTの電圧値に対して200分の1以上10分の1以下である。
また、第1電圧制御部911は、互いに異なる複数の電圧値の検出電圧VTを1つの一次転写ローラー51に印加する。本実施形態では、検出電圧VTの電圧値は、4つの電圧値VS、V11、V12、V13を含む。
第2電圧制御部912は、第2電圧印加部63を介して、帯電ローラー44に印加する電圧を制御する。また、第2電圧制御部912は、帯電ローラー44に印加する電圧を制御することによって、感光体ドラム42の表面電位V2を制御する。具体的には、感光体ドラム42の感光体が有機感光体である場合には、転写電圧制御時に、第2電圧制御部912は、感光体ドラム42に明電位V21と略一致する電圧を印加する。一方、感光体ドラム42の感光体がアモルファスシリコン感光体である場合には、転写電圧制御時に、第2電圧制御部912は、感光体ドラム42に電圧を印加しない。
「明電位V21」とは、印刷時に帯電ローラー44が感光体ドラム42を帯電させ、露光部41が印字率100%で露光した後の感光体ドラム42の表面電位V2を示す。「暗電位V22」とは、印刷時に帯電ローラー44が感光体ドラム42を帯電させ、露光部41が露光しない場合の感光体ドラム42の表面電位V2を示す。「暗電位V22」は、印刷時に第2電圧制御部912が帯電ローラー44に印加する電圧と略一致する。
電流取得部913は、電流検出部62によって検出される合計電流値JSを取得する。また、電流取得部913は、第1電圧印加部61が4つの一次転写ローラー51y、51c、51m、51kに印加する検出電圧VTの電圧値と対応付けて、合計電流値JSを電圧電流記憶部92に記憶させる。
抵抗算出部914は、一次転写ローラー51と感光体ドラム42との間の抵抗値Rを求める。例えば、第1電圧制御部911が、一次転写ローラー51yに検出電圧VTを印加し、他の3つの一次転写ローラー51c、51m、51kに低電圧VLを印加する。このときに電流取得部913が合計電流値JSyを取得する。抵抗算出部914は、検出電圧VTの電圧値及び合計電流値JSyに基づいて、一次転写ローラー51yと感光体ドラム42yとの間の抵抗値Ryを求める。
以下の説明では、便宜上、抵抗値Ry、Rc、Rm、Rkを、それぞれ、一次転写ローラー51y、51c、51m、51kの抵抗値Ry、Rc、Rm、Rkと記載する場合がある。なお、用紙Pは、「記録媒体」の一例に相当する。「所定個数」は、本実施形態では、4個である。また、本実施形態では、感光体ドラム42に供給されるトナーはプラスに帯電される。
次に、図5を参照して、一次転写ローラー51に印加する印加電圧及び感光体ドラム42の表面電位の一例について説明する。感光体ドラム42の感光体は有機感光体(OPC:Organic Photoconductor)である。図5(a)は、Y(イエロー)色の一次転写ローラー51yに印加する電圧V1を示すグラフG1Bである。図5(b)は、Y(イエロー)色の感光体ドラム42yの表面電位V2を示すグラフG2Bである。各グラフの横軸は時間Tを示し、縦軸は各々電圧V1、V2を示す。
転写電圧制御時には、第1電圧制御部911が、4つの一次転写ローラー51y、51c、51m、51kのうち、一次転写ローラー51yに検出電圧VTを印加する。また、第1電圧制御部911が、一次転写ローラー51c、51m、51kに検出電圧VTと同極性の低電圧VLを印加する(図示省略)。
まず、図5(a)を参照して、電圧V1の変化について説明する。時点T11において、第1電圧制御部911は、一次転写ローラー51yに電圧値VSの検出電圧VTを印加する。そして、時点T12において、第1電圧制御部911は、一次転写ローラー51yに印加する電圧V1を電圧値VSから電圧値V11に変更する。次に、時点T13において、第1電圧制御部911は、電圧V1を電圧値V11から電圧値V12に変更する。また、時点T14において、第1電圧制御部911は、電圧V1を電圧値V12から電圧値V13に変更する。次に、時点T15において、第1電圧制御部911は、電圧V1を電圧値V13から電圧値VSに変更する。そして、時点T16において、第1電圧制御部911は、電圧V1を電圧値VSから決定電圧VP1に変更する。
時点T11から時点T15までの期間が、転写電圧制御時に対応する。また、時点T15から時点T16までの期間が、紙間通過時に対応する。「紙間」は、互いに隣接する2枚の用紙Pの間を示す。時点T16以降の期間が印刷時に対応する。また、低電圧VLの絶対値は、例えば、100Vである。電圧値VSは、例えば、+500Vである。電圧値V11は、例えば、−700Vである。電圧値V12は、例えば、−1000Vである。電圧値V13は、例えば、−1300Vである。決定電圧VP1は、例えば、−500Vである。決定電圧VP1は、第1電圧印加部61が印刷時に一次転写ローラー51に印加する電圧である。また、決定電圧VP1は、第1電圧制御部911が抵抗値Ryに基づいて設定する。
図5(a)を参照して説明したように、時点T11から時点T12の期間では、第1電圧制御部911は、一次転写ローラー51yに電圧値VSの検出電圧VTを印加する。また、第1電圧制御部911は、他の3つの一次転写ローラー51c、51m、51kに電圧値VSと同極性の低電圧VLを印加する。この期間内で、電流取得部913は、電圧値VSに対応する合計電流値JSyを取得する。
また、時点T12から時点T13の期間では、第1電圧制御部911は、一次転写ローラー51yに電圧値V11の検出電圧VTを印加する。また、第1電圧制御部911は、他の3つの一次転写ローラー51c、51m、51kに電圧値V11と同極性の低電圧VLを印加する。この期間内で、電流取得部913は、電圧値V11に対応する合計電流値JSyを取得する。
更に、時点T13から時点T14の期間では、第1電圧制御部911は、一次転写ローラー51yに電圧値V12の検出電圧VTを印加する。また、第1電圧制御部911は、他の3つの一次転写ローラー51c、51m、51kに電圧値V12と同極性の低電圧VLを印加する。この期間内で、電流取得部913は、電圧値V12に対応する合計電流値JSyを取得する。
加えて、時点T14から時点T15の期間では、第1電圧制御部911は、一次転写ローラー51yに電圧値V13の検出電圧VTを印加する。また、第1電圧制御部911は、他の3つの一次転写ローラー51c、51m、51kに電圧値V13と同極性の低電圧VLを印加する。この期間内で、電流取得部913は、電圧値V13に対応する合計電流値JSyを取得する。
したがって、時点T11から時点T15の期間で、検出電圧VTの電圧値VS、V11、V12、V13にそれぞれ対応する4つの合計電流値JSyが取得される。抵抗算出部914は、電圧値VS、V11、V12、V13、及び、4つの合計電流値JSyに基づいて一次転写ローラー51yの抵抗値Ryを求める。
次に、図5(b)を参照して、感光体ドラム42yの表面電位V2の変化について説明する。時点T11において、第2電圧制御部912は、帯電ローラー44に暗電位V22を印加することによって、感光体ドラム42yの表面電位V2を暗電位V22にする。そして、時点T12において、第2電圧制御部912は、感光体ドラム42yを印字率100%で露光することによって、感光体ドラム42yの表面電位V2を明電位V21にする。次に、時点T15において、第2電圧制御部912は、帯電ローラー44に暗電位V22を印加することによって、感光体ドラム42yの表面電位V2を暗電位V22にする。そして、時点T16において、第2電圧制御部912は、露光部41yを介して、感光体ドラム42yを画像データに対応する静電潜像を形成するように露光する。その結果、感光体ドラム42yの表面電位V2が印刷電位VP2になる。
図5では、感光体ドラム42の感光体が、有機感光体である。感光体ドラム42の感光体が有機感光体である場合には、暗電位V22は、例えば、+450Vである。明電位V21は、例えば、+100Vである。印刷電位VP2は、例えば、+200Vである。印刷電位VP2は、印刷する画像データの印字率が高い程、絶対値が小さくなる。例えば、印字率が100%の場合には、印刷電位VP2は、明電位V21と一致する。また、例えば、印字率が零(ゼロ)%の場合には、印刷電位VP2は、暗電位V22と一致する。
次に、図6を参照して、一次転写ローラー51に印加する印加電圧及び感光体ドラム42の表面電位の他の一例について説明する。感光体ドラム42の感光体は有機感光体である。図6(a)は、Y(イエロー)色の一次転写ローラー51yに印加する電圧V1を示すグラフG1である。図6(b)は、Y(イエロー)色の感光体ドラム42yの表面電位V2を示すグラフG2である。各グラフの横軸は時間Tを示し、縦軸は各々電圧V1、V2を示す。
転写電圧制御時には、第1電圧制御部911が、4つの一次転写ローラー51のうち、一次転写ローラー51yに検出電圧VTを印加する。また、第1電圧制御部911が、一次転写ローラー51c、51m、51kに検出電圧VTと同極性の低電圧VLを印加する(図示省略)。
図6(a)に示すグラフG1は、図5(a)に示すグラフG1Bと同一であるため、その説明を省略する。
次に、図6(b)を参照して、感光体ドラム42yの表面電位V2の変化について説明する。時点T11において、第2電圧制御部912は、第2電圧印加部63を介して、帯電ローラー44yに明電位V21を印加することによって、感光体ドラム42yの表面電位V2を明電位V21にする。次に、時点T15において、第2電圧制御部912は、第2電圧印加部63を介して、帯電ローラー44yに暗電位V22を印加することによって、感光体ドラム42yの表面電位V2を暗電位V22にする。そして、時点T16において、第2電圧制御部912は、露光部41yを介して、感光体ドラム42yを画像データに対応する静電潜像を形成するように露光する。その結果、第2電圧制御部912は、感光体ドラム42yの表面電位V2が印刷電位VP2になる。
図6(b)を参照して説明したように、時点T11において、感光体ドラム42を暗電位V22より絶対値の小さい明電位V21に帯電させる。したがって、感光体ドラム42を帯電させるために要する時間を削減することができる。また、時点T11から時点T12の期間において、感光体ドラム42に暗電位V22より絶対値の小さい明電位V21が印加される。したがって、一次転写ローラー51の抵抗値Rの測定誤差を小さくすることができる。
次に、図7を参照して、一次転写ローラー51に印加する印加電圧及び感光体ドラム42の表面電位の一例について説明する。感光体ドラム42の感光体はアモルファスシリコン感光体である。図7(a)は、Y(イエロー)色の一次転写ローラー51yに印加する電圧V1を示すグラフG1Aである。図7(b)は、Y(イエロー)色の感光体ドラム42yの表面電位V2を示すグラフG2Aである。各グラフの横軸は時間Tを示し、縦軸は各々電圧V1、V2を示す。
転写電圧制御時に、第1電圧制御部911は、4つの一次転写ローラー51のうち、一次転写ローラー51yに検出電圧VTを印加する。また、第1電圧制御部911は、一次転写ローラー51c、51m、51kに検出電圧VTと同極性の低電圧VLAを印加する(図示省略)。
図7(a)に示すグラフG1Aは、図5(a)に示すグラフG1と比較して、以下の点で相違する。すなわち、図5(a)では、第1電圧制御部911が一次転写ローラー51yに電圧値VS、V11、V12、V13の検出電圧VTを印加する。これに対して、図7(a)では、第1電圧制御部911が一次転写ローラー51yに電圧値VSA、V11A、V12A、V13Aの検出電圧VTを印加する。電圧値VSA、V11A、V12A、V13Aは、それぞれ、電圧値VS、V11、V12、V13と一致してもよいし、相違してもよい。換言すれば、電圧値VSA、V11A、V12A、V13Aは、互いに異なる値であればよい。
次に、図7(b)を参照して、感光体ドラム42yの表面電位V2の変化について説明する。時点T11において、第2電圧制御部912は、帯電ローラー44yに電圧を印加しないことによって、感光体ドラム42yの表面電位V2を零Vにする。次に、時点T15において、第2電圧制御部912は、第2電圧印加部63を介して、帯電ローラー44yに暗電位V22Aを印加することによって、感光体ドラム42yの表面電位V2を暗電位V22Aにする。そして、時点T16において、第2電圧制御部912は、露光部41yを介して、感光体ドラム42yを画像データに対応する静電潜像を形成するように露光する。その結果、感光体ドラム42yの表面電位V2が印刷電位VP2Aになる。
図7では、感光体ドラム42の感光体が、アモルファスシリコン感光体である。感光体ドラム42の感光体がアモルファスシリコン感光体である場合には、暗電位V22Aは、例えば、+230Vであり、明電位V21Aは、例えば、零(ゼロ)Vである。印刷電位VP2Aは、例えば、+100Vである。印刷電位VP2Aは、印刷する画像データの印字率が高い程、絶対値が小さくなる。例えば、印字率が100%の場合には、印刷電位VP2Aは、明電位V21Aに一致する。また、例えば、印字率が零%の場合には、印刷電位VP2Aは、暗電位V22Aに一致する。
図7を参照して説明したように、時点T11から時点T12の期間において、感光体ドラム42の表面電圧V2を暗電位V22Aより絶対値の小さい零(ゼロ)Vにする。換言すれば、感光体ドラム42を帯電させない。したがって、感光体ドラム42を帯電させるために要する時間を大幅に削減することができる。また、時点T11から時点T12において、感光体ドラム42の表面電圧V2を暗電位V22Aより絶対値の小さい零Vにすることによって、一次転写ローラー51の抵抗値Rの測定誤差を小さくすることができる。
次に、図8を参照して、抵抗算出部914の動作について説明する。図8は、第1電圧印加部61によって印加された検出電圧VTの電圧値と、電流検出部62によって検出された合計電流値JSとの関係を示すグラフG3である。グラフG3の横軸は、検出電圧VTの電圧値を示し、縦軸は合計電流値JSを示す。菱形マークは、測定点PTを示す。抵抗算出部914は、グラフG3の示す直線の傾きから抵抗値R(Ry、Rc、Rm、Rk)を求める。
具体的には、第1電圧制御部911は、図6を参照して説明したように、一次転写ローラー51yに印加する検出電圧VTを、電圧値VS、V11、V12、V13に設定する。電流取得部913は、電圧値VS、V11、V12、V13にそれぞれに対応する合計電流値JSを電流検出部62から取得する。そして、抵抗算出部914は、4個の測定点PTの座標から、例えば、最小二乗法で直線G3を求める。抵抗算出部914は、直線G3の傾きの逆数を求めることによって、一次転写ローラー51yの抵抗値Ryを求める。
同様にして、第1電圧制御部911は、一次転写ローラー51cに印加する検出電圧VTを、電圧値VS、V11、V12、V13に設定する。電流取得部913は、電圧値VS、V11、V12、V13にそれぞれに対応する合計電流値JSを電流検出部62から取得する。そして、抵抗算出部914は、4個の測定点の座標から、例えば、最小二乗法で直線を求める。抵抗算出部914は、直線の傾きの逆数を求めることによって、一次転写ローラー51cの抵抗値Rcを求める。
また、第1電圧制御部911は、一次転写ローラー51mに印加する検出電圧VTを、電圧値VS、V11、V12、V13に設定する。電流取得部913は、電圧値VS、V11、V12、V13にそれぞれに対応する合計電流値JSを電流検出部62から取得する。そして、抵抗算出部914は、4個の測定点の座標から、例えば、最小二乗法で直線を求める。抵抗算出部914は、直線の傾きの逆数を求めることによって、一次転写ローラー51mの抵抗値Rmを求める。
更に、第1電圧制御部911は、一次転写ローラー51kに印加する検出電圧VTを、電圧値VS、V11、V12、V13に設定する。電流取得部913は、電圧値VS、V11、V12、V13にそれぞれに対応する合計電流値JSを電流検出部62から取得する。そして、抵抗算出部914は、4個の測定点の座標から、例えば、最小二乗法で直線を求める。抵抗算出部914は、直線の傾きの逆数を求めることによって、一次転写ローラー51kの抵抗値Rkを求める。
次に、図9及び図10を参照して、制御部9が一次転写ローラー51の抵抗値Rを求めるときの動作について説明する。まず、図9のステップS101において、第2電圧制御部912が、感光体ドラム42yに明電位V21を印加する。そして、ステップS103において、第1電圧制御部911が、一次転写ローラー51yに検出電圧VTを印加する。また、ステップS105において、第1電圧制御部911が、他の3つの一次転写ローラー51c、51m、51kに低電圧VLを印加する。そして、ステップS107において、電流取得部913が合計電流値JSyを電流検出部62から取得する。次いで、ステップS109において、抵抗算出部914が、検出電圧VT及び合計電流値JSyに基づいて一次転写ローラー51yの抵抗値Ryを求める。
次に、ステップS111において、第2電圧制御部912が、感光体ドラム42cに明電位V21を印加する。そして、ステップS113において、第1電圧制御部911が、一次転写ローラー51cに検出電圧VTを印加する。また、ステップS115において、第1電圧制御部911が、他の3つの一次転写ローラー51y、51m、51kに低電圧VLを印加する。そして、ステップS117において、電流取得部913が合計電流値JScを電流検出部62から取得する。次いで、ステップS119において、抵抗算出部914が、検出電圧VT及び合計電流値JScに基づいて一次転写ローラー51cの抵抗値Rcを求める。
次に、図10のステップS121において、第2電圧制御部912が、感光体ドラム42mに明電位V21を印加する。そして、ステップS123において、第1電圧制御部911が、一次転写ローラー51mに検出電圧VTを印加する。また、ステップS125において、第1電圧制御部911が、他の3つの一次転写ローラー51y、51c、51kに低電圧VLを印加する。そして、ステップS127において、電流取得部913が合計電流値JSmを電流検出部62から取得する。次いで、ステップS129において、抵抗算出部914が、検出電圧VT及び合計電流値JSmに基づいて一次転写ローラー51mの抵抗値Rmを求める。
次に、ステップS131において、第2電圧制御部912が、感光体ドラム42kに明電位V21を印加する。そして、ステップS133において、第1電圧制御部911が、一次転写ローラー51kに検出電圧VTを印加する。また、ステップS135において、第1電圧制御部911が、他の3つの一次転写ローラー51y、51c、51mに低電圧VLを印加する。そして、ステップS137において、電流取得部913が合計電流値JSkを電流検出部62から取得する。次いで、ステップS139において、抵抗算出部914が、検出電圧VT及び合計電流値JSkに基づいて一次転写ローラー51kの抵抗値Rkを求める。
次に、図11を参照して、電源部6Aの構成の他の一例について説明する。図11は、電源部6Aの構成の他の一例を示す。電源部6Aは、図3に示す電源部6と比較して、4つの第1電圧印加部61y、61c、61m、61kにそれぞれ対応する電流検出部62y、62c、62m、62kを備える点で相違する。
電源部6Aは、第1電圧印加部61、電流検出部62A及び第2電圧印加部63を備えている。電流検出部62Aは、電流検出部62y、62c、62m、62kを備えている。電流検出部62y、62c、62m、62kは、それぞれ、一次転写ローラー51y、51c、51m、51kに流れる電流Jy、Jc、Jm、Jkの電流値を検出する。
図11に示すように、4つの電流検出部62y、62c、62m、62kを備える場合には、以下の処理によって、抵抗値Ry、Rc、Rm、Rkを求めることができる。すなわち、まず、一次転写ローラー51y、51c、51m、51kに、それぞれ、電圧値VSの検出電圧VTを印加する。そして、電流Jy、Jc、Jm、Jkの電流値を取得する。次に、一次転写ローラー51y、51c、51m、51kに、それぞれ、電圧値V11の検出電圧VTを印加する。そして、電流Jy、Jc、Jm、Jkの電流値を取得する。そして、一次転写ローラー51y、51c、51m、51kに、それぞれ、電圧値V12の検出電圧VTを印加する。そして、電流Jy、Jc、Jm、Jkの電流値を取得する。次いで、一次転写ローラー51y、51c、51m、51kに、それぞれ、電圧値V13の検出電圧VTを印加する。そして、電流Jy、Jc、Jm、Jkの電流値を取得する。また、検出電圧VTの電圧値VS、V11、V12、V13、及び、対応する電流Jy、Jc、Jm、Jkの電流値に基づいて、一次転写ローラー51y、51c、51m、51kの抵抗値Ry、Rc、Rm、Rkを求める。したがって、電流検出部62y、62c、62m、62kを備える形態では、抵抗値Ry、Rc、Rm、Rkを短時間で求めることができる。
以上、図3〜図10を参照して説明したように、転写電圧制御時に、第2電圧制御部912は、感光体ドラム42に、感光体ドラム42の暗電位V22より絶対値の小さい電圧を印加する。したがって、感光体ドラム42を帯電させるために要する時間を削減できる。また、感光体ドラム42に暗電位V22より絶対値の小さい電圧が印加されるため、一次転写ローラー51の抵抗値Rの測定誤差を低減できる。その結果、印刷開始までに要する時間を短縮できる。
また、感光体ドラム42の感光体が有機感光体である場合において、転写電圧制御時に、第2電圧制御部912は、感光体ドラム42に感光体ドラム42の明電位V21と略一致する電圧を印加する。また、明電位V21は、暗電位V22より絶対値が小さい。よって、感光体ドラム42を帯電させるために要する時間を削減できる。また、一次転写ローラー51の抵抗値Rの測定誤差を低減できる。したがって、感光体ドラム42の感光体が有機感光体である場合に、印刷開始までに要する時間を確実に短縮できる。
更に、感光体ドラム42の感光体がアモルファスシリコン感光体である場合において、転写電圧制御時に、第2電圧制御部912は、感光体ドラム42に電圧を印加しない。よって、感光体ドラム42を帯電させるために要する時間を削減できる。また、一次転写ローラー51の抵抗値Rの測定誤差を低減できる。したがって、感光体ドラム42の感光体がアモルファスシリコン感光体である場合に、印刷開始までに要する時間を確実に短縮できる。
また、第1電圧印加部61が、所定個数(例えば、4つ)の一次転写ローラー51(51y、51c、51m、51k)のそれぞれに、電圧を印加する。また、電流検出部62が、4つの一次転写ローラー51にそれぞれ流れる電流の合計電流値JSを検出する。
よって、電流検出部62を1つ配置するだけで、4つの一次転写ローラー51の抵抗値Ry、Rc、Rm、Rkを求めることができる。具体的には、例えば、第1電圧印加部61が4つの一次転写ローラー51のうち、1つの一次転写ローラー51yに検出電圧VTを印加し、他の全ての一次転写ローラー51c、51m、51kには電圧を印加せず、合計電流値JSを検出する。検出電圧VTの電圧値を合計電流値JSで除することによって、検出電圧VTが印加された一次転写ローラー51yの抵抗値Ryを求めることができる。また、第1電圧印加部61が4つの一次転写ローラー51のうち、検出電圧VTを印加する一次転写ローラー51を順次変更することによって、4つの一次転写ローラー51の抵抗値Rを求めることができる。したがって、一次転写ローラー51に流れる電流の電流値を検出する電流検出部62の個数を削減することができる。その結果、画像形成装置1の製造コストを削減することができる。
また、第1電圧制御部911が、4つの一次転写ローラー51のうち、1つの一次転写ローラー51yに検出電圧VTを印加するときに、他の全ての一次転写ローラー51c、51m、51kに検出電圧VTと同極性の低電圧VLを印加する。検出電圧VTは、一次転写ローラー51yの抵抗値Ryを検出するために印加する電圧である。検出電圧VTの値は、予め設定された電圧値(例えば、500V)である。低電圧VLは、検出電圧VTより絶対値が小さい。他の全ての一次転写ローラー51c、51m、51kに検出電圧VTと同極性の電圧を印加することによって、1つの一次転写ローラー51yから他の全ての一次転写ローラー51c、51m、51kにリークする電流を低減することができる。よって、一次転写ローラー51yの抵抗値Ryを正確に検出することができる。同様にして、抵抗値Rc、Rm、Rkも正確に検出することができる。したがって、4つの一次転写ローラー51にそれぞれ適正な大きさの転写電圧を印加することができる。
更に、第1電圧制御部911が、4つの一次転写ローラー51のうち、1つの一次転写ローラー51yに検出電圧VTを印加するときに、他の全ての一次転写ローラー51c、51m、51kに低電圧VLを印加する。また、低電圧VLは、検出電圧VTの電圧値に対して200分の1以上の電圧値を示す。よって、一次転写ローラー51yから一次転写ローラー51c、51m、51kに流れ込む電流を低減することができる。また、他の全ての一次転写ローラー51c、51m、51kに、検出電圧VTの電圧値に対して10分の1以下の電圧値の低電圧VLを印加する。よって、一次転写ローラー51c、51m、51kに流れる電流を低減することができる。したがって、一次転写ローラー51yの抵抗値Ryを更に正確に検出することができる。同様にして、抵抗値Rc、Rm、Rkも更に正確に検出することができる。その結果、4つの一次転写ローラー51にそれぞれ更に適正な大きさの転写電圧を印加することができる。
更に、1つの一次転写ローラー51yに印加される検出電圧VTの複数(例えば、4個)の電圧値VS、V11、V12、V13及び複数の合計電流値JSに基づいて、抵抗算出部914が、一次転写ローラー51の抵抗値Ryを求める。同様にして、他の全ての一次転写ローラー51c、51m、51kの抵抗値Rc、Rm、Rkを求める。よって、一次転写ローラー51の抵抗値Rを正確に求めることができる。具体的には、例えば、検出電圧VTの電圧値と合計電流値JSとの関係を示す直線を求め、直線の傾きの逆数を求めることによって、4つの一次転写ローラー51の抵抗値Rを更に正確に求めることができる。その結果、4つの一次転写ローラー51にそれぞれ適正な大きさの転写電圧を印加することができる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(8))。図面は、理解し易くするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合がある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1を参照して説明したように、画像形成装置1が4個の一次転写ローラー51c、51m、51y、51k及び4個の感光体ドラム42c、42m、42y、42kを備える場合について説明したが、これに限定されない。画像形成装置1が1個以上の一次転写ローラー及び感光体ドラムを備える形態であればよい。例えば、一次転写ローラー及び感光体ドラムが、それぞれ、1個、2個、又は、3個でもよいし、5個以上でもよい。
(2)図4を参照して説明したように、低電圧VLの値が検出電圧VTの電圧値に対して200分の1以上10分の1以下である形態について説明したが、これに限定されない。低電圧VLは、検出電圧VTと同極性の電圧であって、検出電圧VTより絶対値が小さければよい。
(3)図6を参照して説明したように、第2電圧制御部912が帯電ローラー44yに明電位V21を印加する形態について説明したが、これに限定されない。第2電圧制御部912が、帯電ローラー44yに明電位V21の80%〜120%の電圧を印加する形態が好ましい。また、第2電圧制御部912が、帯電ローラー44yに明電位V21の90%〜110%の電圧を印加する形態が更に好ましい。
(4)図6を参照して説明したように、第1電圧制御部911が4つの一次転写ローラー51y、51c、51m、51kに順次検出電圧VTを印加する形態について説明したが、これに限定されない。第1電圧制御部911が検出電圧VTを印加する一次転写ローラー51の順序は、如何なる順序でもよい。例えば、4つの一次転写ローラー51k、51m、51c、51yに順次検出電圧VTを印加する形態でもよい。
(5)図6を参照して説明したように、印刷時に、第1電圧制御部911が一次転写ローラー51にマイナスの電圧を印加する形態について説明したが、これに限定されない。印刷時に、第1電圧制御部911が一次転写ローラー51にプラスの電圧を印加する形態でもよい。この場合には、感光体ドラム42に供給されるトナーをマイナスに帯電させる。
(6)図7を参照して説明したように、第2電圧制御部912が帯電ローラー44yに電圧を印加しない形態について説明したが、これに限定されない。第2電圧制御部912が帯電ローラー44yに暗電位22Aの絶対値の10%以下の電圧を印加する形態が好ましい。また、第2電圧制御部912が、帯電ローラー44yに暗電位22Aの絶対値の5%以下の電圧を印加する形態が更に好ましい。
(7)図8を参照して説明したように、抵抗算出部914が、直線G3の傾きの逆数を求める形態について説明したが、これに限定されない。抵抗算出部914が、直線G3に換えて、測定点PTの座標を近似する曲線を求める形態でもよい。この形態では、抵抗値Rは、曲線の傾きの逆数として求められる。
(8)図3を参照して、電流検出部62が1つである形態について説明した。また、図11を参照して、電流検出部62Aが4つの電流検出部62y、62c、62m、62kを有する形態について説明したが、これらに限定されない。例えば、2つの電流検出部を有する形態でもよい。具体的には、2つの電流検出部のうち、一方の電流検出部が一次転写ローラー51y及び一次転写ローラー51cに流れる電流の合計電流値を検出する。他方の電流検出部が一次転写ローラー51m及び一次転写ローラー51kに流れる電流の合計電流値を検出する。この形態では、図3に示す形態と比較して抵抗値Ry、Rc、Rm、Rkを短時間に求めることができる。また、図11に示す形態と比較して製造コストを削減できる。
本発明は、画像形成装置に利用可能である。
1 画像形成装置
4(4y、4c、4m、4k) 画像形成ユニット
42(41y、41c、41m、41k) 感光体ドラム
43(43y、43c、43m、43k) 現像部
5 転写部
51(51y、51c、51m、51k) 一次転写ローラー
52 2次転写ローラー
53 駆動ローラー
54 中間転写ベルト
6 電源部
61(61y、61c、61m、61k) 第1電圧印加部
62、62A(62y、62c、62m、62k) 電流検出部
9 制御部
911 第1電圧制御部
912 第2電圧制御部
913 電流取得部
914 抵抗算出部
92 電圧電流記憶部

Claims (3)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    トナー像が形成される感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムに対向して配置される一次転写ローラーと、
    前記一次転写ローラーに電圧を印加する第1電圧印加部と、
    前記第1電圧印加部を介して、前記一次転写ローラーに印加する電圧を制御する第1電圧制御部と、
    前記一次転写ローラーに流れる電流の電流値を検出する電流検出部と、
    前記感光体ドラムを帯電させる帯電ローラーと、
    前記帯電ローラーに電圧を印加する第2電圧印加部と、
    前記第2電圧印加部を介して、前記帯電ローラーに印加する電圧を制御する第2電圧制御部と
    を備え、
    前記感光体ドラムの感光体は、アモルファスシリコン感光体であって、
    前記転写電圧制御時に、前記第2電圧制御部は、前記感光体ドラムに電圧を印加せず、
    前記転写電圧制御時に、前記第1電圧制御部は前記一次転写ローラーに電圧を印加し、前記電流検出部は前記一次転写ローラーに流れる電流の電流値を検出する、画像形成装置。
  2. 2個以上の所定個数の前記感光体ドラム、前記所定個数の前記一次転写ローラー、前記所定個数の前記第1電圧印加部、及び、前記所定個数の前記帯電ローラーと、
    前記所定個数の前記感光体ドラムと前記所定個数の前記一次転写ローラーとによって挟持される中間転写ベルトと
    を備え、
    前記電流検出部は、前記所定個数の前記一次転写ローラーにそれぞれ流れる電流の合計電流値を検出する、請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記所定個数の前記一次転写ローラーの抵抗値を求める抵抗算出部を更に備え、
    前記第1電圧制御部は、互いに異なる複数の電圧値の検出電圧を、前記所定個数の前記一次転写ローラーのうち、1つの前記一次転写ローラーに印加すると共に、他の全ての前記一次転写ローラーに前記検出電圧と同極性の低電圧を印加し、
    前記低電圧の絶対値は、前記検出電圧の絶対値より小さく、
    前記電流検出部は、前記複数の電圧値にそれぞれ対応する複数の前記合計電流値を検出し、
    前記抵抗算出部は、前記複数の電圧値及び前記複数の前記合計電流値に基づいて、前記抵抗値を求める、請求項に記載の画像形成装置。
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