JP6145800B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直流電圧に交流電圧を重畳した帯電電圧が印加される、近接帯電方式の帯電手段を備えた画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置での帯電方式として、近接帯電方式が主流になりつつある。近接帯電方式では、例えばローラ型の帯電手段が感光体ドラムの表面に接触あるいは非接触で近接配置される。帯電手段には、感光体ドラム表面が均一に帯電するよう、直流電圧に交流電圧が重畳された帯電電圧が印加される。
交流電圧Vacのピーク間電圧値Vppに対する感光体ドラム表面の帯電電位Vsは、図8のようになることが知られている。即ち、ピーク間電圧値Vppが帯電開始電圧値Vthからその二倍の電圧値2×Vthの範囲内であれば、帯電電位Vsは交流電圧Vacに概ね比例する。ここで、帯電開始電圧値Vthは、直流電圧Vdcにより感光体ドラムの帯電が開始される電圧値であって、感光体ドラムの諸特性により定められる。なお、図8では、Vthが800Vで、2×Vthが1600Vの場合が例示される。
また、2×Vthを超えると、帯電電位Vsは飽和し概ね一定のVs0になる。よって、帯電電位Vsを均一にするには、ピーク間電圧値Vppが2×Vthを超える交流電圧Vacを重畳した帯電電圧を帯電手段に印加する必要がある。また、その時の帯電電位Vs0は、帯電電圧に含まれる直流電圧Vdcに依存する。
ところで、画像形成装置では、環境等の影響または帯電手段の抵抗値の製造ばらつき等に関わらず、帯電手段の放電量を常時一定にして、感光体ドラムの劣化や画像不良等の問題無く均一に感光体ドラムを帯電させることが求められる。そのために、従来の画像形成装置は、感光体ドラムを介して帯電手段に流れる交流電流を測定する手段と、制御手段と、を備えていた。
測定手段は、非通紙時に、2×Vth未満であって相異なるピーク間電圧値Vppを有する複数の交流電圧Vacを順次印加した時に帯電手段に流れる各交流電流値を測定する。同様に、2×Vth以上の相異なるピーク間電圧値Vppを有する複数の交流電圧Vacを印加した時の各交流電流値も測定される。なお、本明細書では、ピーク間電圧値Vppが2×Vth未満の領域を、帯電手段から感光体ドラムへの電荷移動(即ち、単方向の電荷移動)のみが起こる正放電領域といい、2×Vth以上の領域を、感光体ドラムおよび帯電手段の間で双方向の電荷移動が交互に起こる逆放電領域という。
制御手段は、測定手段により得られた各交流電流値から、印刷プロセス時に帯電電圧に重畳すべき交流電圧Vaciのピーク間電圧値Vppiを決定する。このような制御のことを、本明細書では、第一帯電電圧決定と称する。
以下、第一帯電電圧決定の具体例を、図9を参照して説明する。
制御手段は、正放電領域の交流電圧Vac1〜Vac3を重畳時に帯電手段に流れる交流電流値Iac1〜Iac3を得た後、交流電流値Iac1〜Iac3を直線近似して、正放電領域における交流電圧に対する交流電流値の特性直線L1を得る。同様の手法で、制御手段は、逆放電領域についても交流電圧に対する交流電流値の特性直線L2を得る。制御手段は、特性直線L1,L2の交点を、印刷プロセス時に重畳すべき交流電圧値Vaciとして決定する。
第一帯電電圧決定で交流電流値Iacを決定する際、感光体ドラムの膜厚のバラツキが考慮されることがある。より具体的には、制御手段は、感光体ドラムを一回転させている間に、周方向に相異なる複数箇所にて、所定サンプリング数の交流電流値Iacを測定する。制御手段は、測定で得られた複数の交流電流値Iacの平均値を、交流電圧Vacを印加した時の交流電流値Iacとする。
また、上記以外の手法でも、ピーク間電圧値Vppを導出することは可能である(例えば、特許文献1を参照)。
特開2009−086108号公報
ところで、ローラ型の帯電手段は、コロナ放電型の帯電手段と比較して、感光体ドラムの膜厚の減耗量が大きくなる傾向がある。また、近年の画像形成装置では、感光体膜に付着した放電生成物等を除去すべく、感光体膜は適宜削られる。このような画像形成装置にローラ型の帯電手段を採用する場合には、感光体膜を極力厚くしつつ、単位回転数あたりの削れ量を極力小さくすることが重要となる。
上記第一帯電電圧決定では、特性直線L1,L2の傾き差に応じて、それらの交点である交流電圧値Vaciが導出される。しかしながら、本件発明者の実験の結果、第一帯電電圧決定で得られる交流電圧値Vaciは、感光体膜厚や周囲温度によっては適切な値を示さない場合があることが判明した。例えば、周囲温度が低いか、感光体膜が厚い場合、両直線L1,L2の傾き差が小さくなり、その結果得られる交流電圧値Vaciが低い側にシフトする傾向があることが判明した。本来よりも低い交流電圧値Vaciが重畳された帯電電圧が印刷プロセス等で使用されると、かぶりトナーが発生する可能性がある。
上記問題点に鑑み、本発明は、周囲温度や感光体膜厚によらず、適切な交流電流のピーク間電圧値を導出することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面は、通紙時に画像を媒体に印刷する画像形成装置であって、像担持体と、前記像担持体に近接配置される帯電手段と、交流電流をそれぞれ含む複数の帯電電圧であって、前記帯電手段から前記像担持体への電荷移動が起こる正放電領域と、前記像担持体から前記帯電手段への電荷移動が起こる逆放電領域とのそれぞれにおいて各前記交流電流のピーク間電圧が互いに異なる複数の帯電電圧のそれぞれを、非通紙時に、前記帯電手段に順次印加する電源手段と、各前記複数の帯電電圧の印加中に、前記帯電手段に流れる交流電流値を検知する電流検知手段と、前記正放電領域および前記逆放電領域のそれぞれについて、前記電流検知手段で検出された交流電流値に基づいて、交流電圧に対する交流電流値の特性直線を導出する処理手段と、を備え、前記処理手段は、前記正放電領域および前記逆放電領域における特性直線の傾きの差分値が、前記第一数値範囲内であれば、前記正放電領域および前記逆放電領域における特性直線の交点に基づき、プロセスで使用すべきピーク間電圧を導出し、前記第一数値範囲の下限値未満の第二数値範囲内であれば、予め定められた固定値を、プロセスで使用すべきピーク間電圧とする
上記局面によれば、周囲温度や感光体膜厚によらず、適切な交流電流のピーク間電圧値を導出することが可能な画像形成装置を提供することが可能となる。
画像形成装置の大略的な構成を示す模式図である。 画像形成装置の要部の構成を示す模式図である。 図1の感光体ドラムの詳細な構成を示す模式図である。 帯電電圧決定時におけるCPUの処理を示すフロー図である。 図4のS215の詳細な処理を示すフロー図である。 図5のS38の処理を示す図である。 画像形成装置の技術的効果と、S39の固定値が1650Vである理由と、を示す図である。 ピーク間電圧値に対する感光体ドラム表面の帯電電位の特性を示す図である。 第一帯電電圧決定の具体例を示す図である。
以下、図面を参照して、本画像形成装置の各実施形態を詳説する。
《第一欄:定義》
いくつかの図には、互いに直交するx軸、y軸およびz軸が示される。x軸およびz軸は、画像形成装置1の左右方向および上下方向を示す。また、y軸は、画像形成装置1の前後方向を示す。
《第二欄:画像形成装置の全体構成・印刷プロセス》
図1,図2において、画像形成装置1は、例えば、複写機、プリンタまたはファクシミリ、もしくは、これらの機能を備えた複合機であって、周知の電子写真方式およびタンデム方式により、各種画像(典型的にはフルカラー画像またはモノクロ画像)を印刷媒体(用紙やOHPシート)Mに印刷する。そのために、画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)各色の作像ユニット2と、中間転写ベルト3と、二次転写ローラ4と、電源手段10と、制御手段11と、環境検知手段12と、少なくとも一個の電流検知手段13と、をさらに備える。
四色分の作像ユニット2は、例えば左右方向に並置され、対応色の感光体ドラム5を含む。各感光体ドラム5は、例えば前後方向に延在する円筒形状を有し、自身の軸を中心に例えば矢印αの方向に回転する。
感光体ドラム5は、図3に例示するように、好ましくは、前後方向に延在するアルミニウム基体上に、電荷発生層(以下、CGLと称する)51、電荷輸送層(以下、CTLと称する)52および保護層(以下、OCLと称する)53を、この順番に積層した有機感光体である。なお、感光体ドラム5は、OCL53は無くとも構わない。
ここで、感光体ドラム表面の削れ易さの指標であるα値を、10万回転あたりの削れ量(摩耗量)(μm)と定義する。各種感光体ドラムのα値は下表1の通りである。なお、表1には、比較のために、アモルファスシリコン(a−Si)からなる感光体ドラムのα値も記載されている。前述から明らかなように、OCL53等の感光体膜に付着した放電生成物等を除去すべく、OCL53等は適宜削られることがある。α値が小さすぎると、感光体膜が削れ難くなり、放電生成物等を確実に除去できないことがある。本実施形態では、削れ量を適切にすべく、感光体ドラム5のα値は0.5超であることが好ましい。
Figure 0006145800
再度、図1,図2を参照する。各感光体ドラム5の周囲には、回転方向αの上流側から下流側に向かって、少なくとも、帯電手段6と、現像手段8と、一次転写ローラ9とが配置される。
各帯電手段6は、典型的には、前後方向に延在する帯電ローラであって、感光体ドラム5の周面に接触あるいは非接触で近接配置される帯電ローラである。各帯電手段6は、電源手段10からの帯電電圧Vgにより、回転する感光体ドラム5の周面を一様に帯電させる。
電源手段10は、色毎の直流電源回路101と、複数色(例えばY,M,Cの3色)で共通の交流電源回路102と、残りの色(例えばK)用の交流電源回路103と、を含む。
各直流電源回路101は、制御手段11の制御下で、所定の直流電圧Vdcを出力する。直流電源回路101は色毎で個別的に設けられ、これによって、色毎に直流電圧Vdcを調整可能にしている。しかし、本実施形態では、直流電圧Vdcを色毎に変更する点には関心が無いので、便宜上、直流電圧Vdcは各色で同じ値として説明を続ける。
また、交流電源回路102,103は、例えば交流トランスから構成され、制御手段11の制御下で、ピーク間電圧値Vppが可変の交流電圧Vacを出力する。なお、直流電圧Vdcと同様の観点で、各交流電圧Vacは同じ値であるとして説明を続ける。
交流電源回路102の出力端は、Y,M,Cの直流電源回路101の各出力端とで接続され、これによって、交流電圧Vacが直流電圧Vdcに重畳された帯電電圧Vgが生成され、Y,M,Cの帯電手段6に印加される。同様に、交流電源回路103の出力端は、Kの直流電源回路101の出力端と接続され、これによって、上記同様の帯電電圧VgがKの帯電手段6に印加される。
各感光体ドラム5の下方には露光装置7が設けられる。各露光装置7は、画像データに基づく光ビームBを、感光体ドラム5の帯電域の直ぐ下流側の露光域に照射し、これにより、対応色の静電潜像を形成する。
各現像手段8は、対応色の感光体ドラム5の露光域の直ぐ下流側の現像域に、対応色の現像剤を供給して対応色のトナー像を形成する。
中間転写ベルト3は、例えば左右方向に配列された少なくとも二個のローラの外周面に掛け渡され、例えば矢印βで示す方向に回転する。中間転写ベルト3の外周面は、例えば、各感光体ドラム5の上端と当接する。
各一次転写ローラ9は、対応色の感光体ドラム5と中間転写ベルト3を挟んで対向すると共に中間転写ベルト3を上方から押圧して、感光体ドラム5と中間転写ベルト3との間に一次転写ニップ91を形成する。各一次転写ローラ9には、印刷プロセス中、一次転写バイアス電圧が印加され、その結果、感光体ドラム5上のトナー像は、対応する一次転写ニップ91にて、回転する中間転写ベルト3に転写される。
二次転写ローラ4は、自身の軸を中心に回転可能に構成される。二次転写ローラ4には、印刷プロセス中、二次転写バイアス電圧が印加される。二次転写ローラ4は、例えば中間転写ベルト3の右端近傍にて、中間転写ベルト3の外周面を押圧して、二次転写ローラ4と中間転写ベルト3の間の接触部分に二次転写ニップ41を形成する。この二次転写ニップ41には、印刷プロセス中、印刷媒体Mが送り込まれる。
上記二次転写ニップ41を印刷媒体Mが通過中(即ち、通紙中)、二次転写ローラ4には二次転写バイアス電圧が印加されるため、中間転写ベルト3に担持されたトナー像が印刷媒体Mに移動し転写される。この印刷媒体Mは、二次転写ニップ41を通過後、周知の定着器を通過した後、印刷物としてトレイに排出される。
制御手段11は、例えば、ROM111と、処理手段の一例としてのCPU112と、SRAM113と、記憶手段の一例としてのNVRAM114と、を含む。CPU112は、ROM111に予め記憶された制御プログラムを、SRAM113を作業領域として用いつつ実行して、各種プロセスを制御する。本実施形態では、下記の四プロセス(即ち、印刷、画像安定化、強制トナー補給およびTCR調整)に特に関連する。下記の四プロセスでも、感光体ドラム5を帯電させる必要があるため、帯電手段6には帯電電圧Vgが印加される。
(1)印刷:印刷媒体Mに画像を印刷すること
(2)画像安定化:既知のパターン画像の濃度に基づき、トナー濃度を目標値に制御すること
(3)強制トナー補給:現像手段に強制的にトナーを補充すること
(4)TCR調整:トナーとキャリアの比率を目標値に制御すること
CPU112はさらに他にも、詳細は後述する帯電電圧決定を行って、各上記プロセスで使用すべきピーク間電圧値Vppであって、帯電電圧Vgに重畳すべき交流電圧Vacの基準となるピーク間電圧値Vpp(以下、基準ピーク間電圧Vpp0という)を決定する。また、各上記プロセスで実際に重畳される交流電圧Vacのピーク間電圧Vpp(以下、実際のピーク間電圧Vpp1という)を決定するために、CPU112は、NVRAM114に、各感光体ドラム5の総回転数を使用状況情報Irotの一例として保持する(下表2を参照)。なお、詳細は後で明らかになるが、本実施形態では、基準ピーク間電圧値Vpp0と、実際のピーク間電圧Vpp1とは異なるので注意を要する。
Figure 0006145800
CPU112は、他にも、NVRAM114に、前回の第一帯電電圧決定で導出した基準ピーク間電圧Vpp0およびこの基準ピーク間電圧Vpp0の補正値Vpp0'を保持する。CPU112はさらに、前回の第一帯電電圧決定を実行した時の機内温度(即ち、画像形成装置1内の温度)Stを、前回の機内温度St'として保持する(下表3を参照)。
Figure 0006145800
環境検知手段12は、温度センサ121と湿度センサ122とを含む。温度センサ121は、画像形成装置1内の温度(即ち、機内温度)Stを検知してCPU112に出力する。それに対し、湿度センサ122は、画像形成装置1内の相対湿度(以下、機内湿度という)Shを検知してCPU112に出力する。
また、電流検知手段13は、各帯電手段6に帯電電圧Vgが印加された時に、例えばY色の帯電手段6に流れる交流電流値Iacを検知して、CPU112に出力する。
《第三欄:画像形成装置の動作》
次に、図4〜図7を参照して、画像形成装置1の動作について説明する。
図4において、CPU112は、上記四プロセスにおいて帯電電圧決定を決定する場合、画像形成装置1内に印刷媒体Mを搬送しない状態で(即ち、非通紙の状態で)、まず、環境検知手段12から、現在の機内温度Stおよび機内湿度Shを取得する(S21)。
次に、CPU112は、ROM111またはNVRAM114に予め保持された環境ステップテーブルT1から、S21で得た機内温度Stおよび機内湿度Shに対応する環境ステップを取得する(S22)。テーブルT1には、下表4に示すように、機内温度および機内湿度の組み合わせごとに、絶対湿度の大きさを示す指標である環境ステップが記述される。本実施形態では、環境ステップは十六段階に区分され、環境ステップ1〜3が低温低湿環境(所謂、LL環境)を、環境ステップ4〜7が常温常湿環境(所謂、NN環境)を、環境ステップ8〜12がやや高温高湿環境を示し、環境ステップ13〜16が高温高湿環境(所謂、HH環境)を示す。
Figure 0006145800
次に、CPU112は、NVRAM114等に予め保持されたピーク間電圧値テーブルT2から、S22で得た環境ステップに対応するピーク間電圧値Vppの組みを一つ選択する(S23)。テーブルT2には、下表5に示すように、環境ステップの範囲毎に、互いに異なる八個のピーク間電圧値Vppからなる組みが記述される。各組みには、正放電領域および逆放電領域のそれぞれにつき、四個のピーク間電圧値Vppが含まれる。例えば、環境ステップ1〜3に対しては、ピーク間電圧値Vppの組みAが割り当てられ、組みAは、正放電領域に含まれる600V,700V,800Vおよび900Vと、逆放電領域に含まれる1850V,1950V,2050Vおよび2150Vとからなる。環境ステップ4〜7,8〜12,13〜16には、表5に示した通りのピーク間電圧値Vppの組みB,C,Dが割り当てられる。
Figure 0006145800
次に、CPU112は、第一カウンタ値nを1に初期化し(S24)、選択した組みにおいて現在の第一カウンタ値nに相当するピーク間電圧値Vppを取得する(S25)。
CPU112は、交流電源回路102,103から出力すべき交流電圧Vacのピーク間電圧値Vppを、S25で取得した値に設定する。また、CPU112は、各直流電源回路101から出力すべき直流電圧Vdcを予め定められた値に設定する(S26)。
S26の結果、電源手段10から各帯電手段6に帯電電圧Vgが印加される。CPU112は、交流電源回路102,103の交流電圧Vacが安定すると(S27)、第二カウンタ値mを1に初期化する(S28)。次に、CPU112は、電流検知手段13から交流電流値Iacを取得して、SRAM113に一時的に記憶する(S29)。次に、CPU112は、第二カウンタ値mがyか否かを判断する(S210)。ここで、yは、各感光体ドラム5の一回転あたりのサンプリング数であって、1以上の自然数である。CPU112は、S210で否定判断をすると、第二カウンタ値mを1だけインクリメントして(S211)、S29を行う。
以上のS28〜S211により、SRAM113には、各感光体ドラム5を一回転する間に、周方向に相異なるy個の場所にて測定された交流電流値Iacが保持される。CPU112は、S210で肯定判断をすると、y個の交流電流値Iacの平均値を導出する(S212)。次に、CPU112は、第一カウンタ値nが8か否かを判断して、S23で選択した組みに含まれる全てのピーク間電圧値VppについてS25〜S212の処理を行ったか否かを判断する(S213)。S213で否定判断をすると、CPU112は、第一カウンタ値nを1だけインクリメントして(S214)、S25を行う。
以上のS25〜S214により、SRAM113には、正放電領域および逆放電領域それぞれに四個ずつ含まれるピーク間電圧値Vppを有する交流電圧Vacを重畳した各帯電電圧Vgを順次印加した時に、各帯電手段6に流れる交流電流値Iacが合計八個得られる。CPU112は、S26で使用したピーク間電圧値Vppと、S212で得られた交流電流値(平均値)Iacとの組み合わせを八組分、SRAM113に保持する。ここで、以下では、SRAM113に保持されたピーク間電圧値Vppおよび交流電流値Iacの組み合わせを包括的に(Vpp,Iac)と表記する。また、n=1〜8のいずれかを個別的に表記する場合には、(Vppj,Iacj)と表記する。ここで、jは1,2,…8の自然数である。
CPU112は、SRAM113内の(Vpp,Iac)に基づき、第一帯電電圧決定を行って、各種プロセス等で使用すべき基準ピーク間電圧値Vpp0を導出してNVRAM114に格納する(S215)。
ここで、図5,図6を参照して、第一帯電電圧決定について詳説する。
まず、図5において、CPU112は、正放電領域に属する四組の(Vpp,Iac)を選択して、これら四組のデータを最小二乗法により直線近似して、正放電領域における印加交流電圧Vppに対する交流電流値Iacの特性直線L1(Iac=a×Vac+b)(図6を参照)を得る(S31)。
次に、CPU112は、同様の手法で、逆放電領域に属する四組の(Vpp,Iac)を直線近似して、逆放電領域における印加交流電圧Vppに対する交流電流値Iacの特性直線L2(Iac=c×Vac+d)(図6を参照)を得る(S32)。ここで、a〜dは定数であって、特に、c−aは傾きで、b,dは切片であって、a,bは、次式(1),(2)から導出される。c,dも同様の式からも導出される。
Figure 0006145800
Figure 0006145800
次に、CPU112は、特性直線L1,L2の傾きの差分値ΔS(=c−a)を導出し(S33)、その後、差分値ΔSが0.8以上または0.2以下か否かを判断する(S34,S35)。S34,S35のいずれかで肯定判断がなされると、CPU112は、電流検知手段13自体に異常、または、S29で得られた交流電流値Iacに大きなバラツキが生じているとみなし、SRAM113内の(Vpp,Iac)を用いずに、NVRAM114に前回の帯電電圧決定時に格納された基準ピーク間電圧値(以下、前回の基準ピーク間電圧値という)Vpp0を、今回の帯電電圧決定のピーク間電圧値Vpp0と定める(S36)。CPU112はさらに、必要に応じて、図示しないディスプレイ等に、電流検知手段13等に異常が生じている旨を表示しても良い。
それに対し、S35で否定判断がなされると、CPU112は、S33で得た差分値ΔSが0.5以上か否かを判断する(S37)。肯定判断を行うと、CPU112は、前述の第一帯電電圧決定を行って、S31,S32で得た特性直線L1,L2の交点のVpp値(=(d−b)/(c−a))を導出する。そして、CPU112は、導出した(d−b)/(c−a)を、今回の帯電電圧決定におけるピーク間電圧値Vpp0として定めると共に、NVRAM114の前回のピーク間電圧値Vpp0として格納する(S38)。
逆に、S37で否定判断がなされると、CPU112は、予め定められた固定値(本実施形態では1650V)を、今回の帯電電圧決定での基準ピーク間電圧値Vpp0として定めると共に、NVRAM114の前回のピーク間電圧値Vpp0として格納する(S39)。
以上のS36,S38,S39のいずれかが終了すると、CPU112は、図5の処理を抜けて(つまり、図4のS215を終了して)、図4のS216を行う。S215で格納された基準ピーク間電圧値Vpp0は、環境ステップに基づく値であるため、現在の環境条件に高精度に合った値とは言い難い。そこで、CPU112は、NVRAM114等に予め保持された補正値テーブルT3から、S21で得た機内温度Stおよび機内湿度Shに対応する傾きおよび切片の組みを一つ選択する(S216)。補正値テーブルT3には、表6に示すように、温度範囲および相対湿度範囲の組み合わせ毎に、傾きおよび切片の組みが記述される。例えば、機内湿度Shが20%未満で機内温度Stが10.5℃以上12.5℃未満であれば、(傾き,切片)は(−0.0054,269)と記述される。
Figure 0006145800
次に、CPU112は、NVRAM114の使用状況情報Irotから、Y色の感光体ドラム5の回転数を取得する(S217)。
次に、CPU112は、次式(3)に基づき、補正値を導出する(S218)。
補正値=傾き×回転数+切片 …(3)
次に、CPU112は、S215で導出した基準ピーク間電圧値Vpp0に対応色の補正値を加算して、現在の環境条件(即ち、温度および相対湿度)に高精度に合った実際のピーク間電圧値Vpp1を導出する(S219)。
以上のようにして、実際のピーク間電圧値Vpp1が導出されると、CPU112は、交流電源回路102,103から出力すべき交流電圧Vacのピーク間電圧値Vppを、S219で導出したVpp1に設定し、各直流電源回路101から出力すべき直流電圧Vdcを予め定められた値に設定する。その結果、電源手段10から各帯電手段6に、帯電電圧Vgが印加されて、各感光体ドラム5の帯電が行われる(S220)。
《第四欄:画像形成装置の作用・効果》
本実施形態では、上述の通り、正放電領域および逆放電領域における特性直線L1,L2の傾きの差分値ΔS(=c−a)に応じて異なる方法で、所定の四プロセス等で使用すべき基準ピーク間電圧値(今回の基準ピーク間電圧値)Vpp0が導出された後、導出したものに基づき実際のピーク間電圧値Vpp1が導出される。具体的には、下表7に示す通りである。
Figure 0006145800
次に、差分値ΔSにより異なる方法で、基準ピーク間電圧値Vpp0を導出する理由を説明する。図7は、本件発明者が、本画像形成装置1の開発過程で行った実験の結果であって、差分値ΔSに対する、第一帯電電圧決定で算出されたピーク間電圧値Vppの分布である。より具体的には、図7は、横軸に差分値ΔSを、縦軸にピーク間電圧値Vpp(=(d−b)/(c−a))を取った座標系を準備し、この座標上に、算出されたピーク間電圧値Vppと、対応する差分値ΔSとが指示する位置にプロットした図である。
図7によれば、差分値ΔSが0.5以上の場合には、特性直線L1,L2の交点のVpp値(=(d−b)/(c−a))は概ね1650V近辺に落ち着く。より具体的には、約1600V(下限値)から1650V(上限値)までという狭い数値範囲(つまり、第一数値範囲)内で、Vpp値(=(d−b)/(c−a))は分布する。したがって、差分値ΔSが第一数値範囲内であれば、第一帯電電圧決定(つまり、図5のS38)により、高精度な基準ピーク間電圧値Vpp0を導出することができる。
それに対し、差分値ΔSが0.5未満の場合には、特性直線L1,L2の交点のVpp値は、約1000V(下限値)から1650V(上限値)までという広い数値範囲内でばらつく。換言すると、差分値ΔSが0.5(即ち、第一数値範囲の下限値)未満の第二数値範囲内の場合、第一帯電電圧決定では信頼性の高いピーク間電圧値Vpp0を導出することができないので、図5のS39を実行して、1650V(上限値)という固定値を、基準ピーク間電圧値Vpp0として導出する。
ところで、本件発明者は、差分値ΔSに対するピーク間電圧値Vppを実測する以外にも、感光体ドラム5の余寿命に対する傾きa,cの変化を実測した。その結果、感光体ドラム5の余寿命が少なくなると、傾きaの変化はさほど大きくないが、傾きcの変化は大きくなることが判明した。その理由は、下記のように考えられる。感光体ドラム5の余寿命が少なくなると、感光体膜厚が薄くなる。この場合に、逆放電領域の交流電圧Vppを帯電手段6に印加すると、大電流が流れるので、電流検知手段13の出力交流電流値Iacには誤差が生じやすい。したがって、この交流電流値Iacから導出される傾きcにも誤差が生じやすい。また、電流検知手段13自体に異常が生じていることも考えられる。上記のような状況下で、仮に第一帯電電圧決定を行うとすると、Vpp値(=(d−b)/(c−a))は、本来の値よりも大きくなる。この場合、本来よりも高い交流電圧値Vaciが重畳された帯電電圧Vgが帯電手段6に印加されてしまうことがあり、その結果、感光体ドラム5の膜厚の減耗が過度に進行してしまう。以上の観点から、本実施形態では、ΔSがたとえ0.5以上であっても、例えば0.8(即ち、第一数値範囲の上限値)以上の場合、第一帯電電圧決定では無く、図5のS36のように、前回の基準ピーク間電圧Vpp0が今回の帯電電圧決定で使用される。
また、感光体ドラム5が新品同然で膜厚が大きい場合や周囲温度が低温の場合、傾きaの変化はさほど大きくないが、傾きcの変化は小さくなることが判明した。この状況下で第一帯電電圧決定を行うと、Vpp値(=(d−b)/(c−a))は本来の値よりも小さく算出される。その結果、かぶりトナーが発生する可能性がある。以上の観点から、本実施形態では、ΔSがたとえ0.5未満であっても、0.2(即ち、第二数値範囲の下限値)以下の場合、第一帯電電圧決定(S38)や固定値(S39)では無く、図5のS36のように、前回の基準ピーク間電圧Vpp0が今回の帯電電圧決定で使用される。
以上説明した通り、本画像形成装置1によれば、三通りの帯電電圧決定方法(即ち、S36,S38,S39)から、周囲温度や感光体膜厚により変化する差分値ΔSに応じていずれかを選択して、ピーク間電圧値Vppを導出する。これによって、周囲温度や感光体膜厚によらず、適切なピーク間電圧値Vppを導出することが可能な画像形成装置1を提供することが可能となる。
《第五欄:付記》
上記実施形態の説明では、電流検知手段13は、Y色の帯電手段6に設けられるとして説明した。しかし、これに限らず、電源手段10が交流電源回路102,103を含む場合には、電流検知手段13は、いずれか一つの帯電手段6に設けられれば良い。
また、画像形成装置1に、電流検知手段13は二個備わっていても良く、この場合、一方の電流検知手段13はYMC色のいずれか一色の帯電手段6に、他方の電流検知手段13は、K色の帯電手段6に設けられても構わない。この場合、CPU112は、YMC色で共用される交流電源回路102向けのピーク間電圧値Vppと、K色用の交流電源回路103向けのピーク値間電圧値Vppを導出しても構わない。
また、上記実施形態の説明では、電源手段10は、YMC色で共用される交流電源回路102と、K色の交流電源回路103と、を含むとして説明した。しかし、これに限らず、電源手段10は、YMCK色で個々の交流電源回路を含んでいても構わない。この場合、電流検知手段13は画像形成装置1に四個備わっていても良く、CPU112は、各交流電源回路向けのピーク値間電圧Vppを導出しても構わない。
また、CPU112は、図4のS216〜S218により、現在の環境条件(機内温度Stおよび機内湿度Sh)および感光体ドラム5の使用状況(例えば回転数)に基づき、補正値を導出する。しかし、環境検知手段12が、絶対湿度センサを備えている場合には、絶対湿度に基づき、補正テーブルT3(表6を参照)から傾きおよび切片を選択し、補正値を求めても構わない。また、補正テーブルT3は、温度、相対湿度のいずれか一方のみに基づき作成されていても構わない。
本発明に係る画像形成装置は、周囲温度や感光体膜厚によらず、適切な交流電流のピーク間電圧値を導出することが可能であり、カラー機かモノクロ機かを問わず、ファクシミリ、コピー機、プリンタおよびこれらの機能を備えた複合機に好適である。
1 画像形成装置
5 感光体ドラム(像担持体)
6 帯電手段
10 電源手段
112 CPU(処理手段)
121 温度センサ
122 湿度センサ

Claims (6)

  1. 通紙時に画像を媒体に印刷する画像形成装置であって、
    像担持体と、
    前記像担持体に近接配置される帯電手段と、
    交流電流をそれぞれ含む複数の帯電電圧であって、前記帯電手段から前記像担持体への
    電荷移動が起こる正放電領域と、前記像担持体から前記帯電手段への電荷移動が起こる逆
    放電領域とのそれぞれにおいて各前記交流電流のピーク間電圧が互いに異なる複数の帯電電圧のそれぞれを、非通紙時に、前記帯電手段に順次印加する電源手段と、
    各前記複数の帯電電圧の印加中に、前記帯電手段に流れる交流電流値を検知する電流検
    知手段と、
    前記正放電領域および前記逆放電領域のそれぞれについて、前記電流検知手段で検出さ
    れた交流電流値に基づいて、交流電圧に対する交流電流値の特性直線を導出する処理手段
    と、を備え、
    前記処理手段は、前記正放電領域および前記逆放電領域における特性直線の傾きの差分
    が、前記第一数値範囲内であれば、前記正放電領域および前記逆放電領域における特性直線の交点に基づき、プロセスで使用すべきピーク間電圧を導出し、前記第一数値範囲の下限値未満の第二数値範囲内であれば、予め定められた固定値を、プロセスで使用すべきピーク間電圧とする、画像形成装置。
  2. 前記差分値毎に前記交点の分布が予め求められ、
    前記固定値は、前記分布において前記第二数値範囲内の交点の上限値である、請求項
    に記載の画像形成装置。
  3. 前記処理手段は、導出したピーク間電圧値を、現在の環境条件と前記像担持体の使用状
    況に基づき補正する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記環境条件は、温度、相対湿度および絶対湿度から選ばれた少なくとも一つ以上であ
    る、請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第一数値範囲の下限値未満に第二数値範囲を定める場合において、前記処理手段は
    、前記差分値が前記第二数値範囲の下限値以下であれば、前記電流検出手段の検出結果が
    異常とみなす、請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記処理手段は、前記差分値が前記第一数値範囲の上限値以上であれば、前記電流検出
    手段の検出結果が異常とみなす、請求項に記載の画像形成装置。
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