JP6394576B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トナー像を形成して用紙に印刷する画像形成装置に関する。
従来、現像装置によって静電潜像をトナー像に現像し、そのトナー像を用紙に転写(印刷)する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、たとえば、装置内を飛散する飛散トナーによって装置内が汚染されるのを抑制するため、飛散トナーを回収するファンが設けられる(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−278268号公報
たとえば、画像形成装置に設置されるファンは、その回転数が予め設定され、予め設定された回転数で駆動するよう制御される。
ここで、飛散トナー(ファンで吸引して排出すべきトナー)の発生量はトナー像の形成条件によって異なる。一例を挙げると、1ページ当たりの印字ドット数が多い場合には少ない場合に比べて、装置内の飛散トナーが多くなる。このため、予め設定したファンの回転数が低過ぎる場合、トナー像の形成条件によっては、飛散トナーを回収し切れずに装置内が汚染されることがある。このことを考慮し、たとえば、ファンの回転数は予め高めに設定される。
ファンの回転数を予め高めに設定しておくと、飛散トナーの発生量が多くなる条件でトナー像の形成を行っても、飛散トナーを吸引し切れずに装置内が汚染されるという不都合が生じ難くなる。しかし、この場合には、ファンが高回転で駆動されることになるので、ファンの消費電力が増大する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、飛散トナーを回収するファンの消費電力を抑制しつつ、飛散トナーによって装置内が汚染されるのを抑制することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、トナー像を形成して用紙に印刷する印刷部と、モーターおよびモーターにより駆動される搬送部材を含み、印刷部によるトナー像の形成時に発生する廃トナーを搬送部材で搬送して廃トナー容器に回収する廃トナー回収部と、モーターに流れる電流値であるモーター電流値を検知するための電流検知部と、画像形成装置の装置内を飛散する飛散トナーを吸引して装置外に排出するファンと、ファンの駆動を制御する制御部と、を備える。そして、制御部は、ファンを駆動させるとき、電流検知部の出力に基づきモーター電流値を検知し、当該検知したモーター電流値が大きいほどファンの回転数が高くなるようファンの回転数を設定する。
本発明の構成では、制御部は、モーター電流値が大きいほど回転数が高くなるようファンの回転数を設定する。ここで、飛散トナーを含む廃トナーが多くなり、廃トナー回収部で回収すべき廃トナー(搬送部材で搬送すべき廃トナー)が多くなると、モーターの負荷が大きくなるので、モーター電流値が大きくなる。すなわち、この構成では、飛散トナーが多いとき、ファンの回転数が高くなるようファンの回転数が設定され、ファンの回収能力(飛散トナーを吸引して排出する能力)が向上する。これにより、飛散トナーが多い場合に飛散トナーを回収し切れずに装置内が汚染される、という不都合が発生するのを抑制することができる。
なお、モーター電流値が大きいほど回転数が高くなるようファンの回転数が設定されるということは、モーター電流値が小さいほど回転数が低くなるようファンの回転数が設定されるということである。すなわち、飛散トナーが少ない場合にはファンの回転数が低くなる。これにより、ファンの消費電力を抑制することができる。ただし、ファンの回転数が低くなると、ファンの回収能力は低下する。しかし、ファンの回転数が低くなるのは、飛散トナーが少ないときである。したがって、ファンの回転数が低くなることによってファンの回収能力が低下しても、装置内の飛散トナーを十分に回収することができる。
本発明の構成によると、飛散トナーを回収するファンの消費電力を抑制しつつ、飛散トナーによって装置内が汚染されるのを抑制することができる。
本発明の一実施形態による画像形成装置の概略図 本発明の一実施形態による画像形成装置の廃トナー回収部の構成を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置に設置されるファンの構成を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置のハードウェア構成を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置において行われるファンの回転数の設定について説明するための図 本発明の一実施形態による画像形成装置において行われるファンの回転数の設定に用いる制御データ(第1データ)について説明するための図 本発明の一実施形態による画像形成装置において行われるファンの回転数の設定に用いる制御データ(第2データ)について説明するための図 本発明の一実施形態による画像形成装置において行われるファンの回転数の設定について説明するための図(飛散レベルが最高レベルである場合の図) 本発明の一実施形態による画像形成装置において行われるファンの回転数の設定について説明するための図(飛散レベルが中間レベルである場合の図) 本発明の一実施形態による画像形成装置において行われるファンの回転数の設定について説明するための図(飛散レベルが最低レベルである場合の図) 本発明の一実施形態による画像形成装置において行われるファンの回転数の設定処理の流れについて説明するためのフローチャート
<画像形成装置の概要>
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、給紙部1、画像形成部2および定着部3を含む印刷部4を備える。印刷部4は、複数の搬送ローラー対41が設けられた用紙搬送路40を含み、用紙搬送路40に沿って用紙を搬送するとともに、印刷すべき画像の画像データに基づきトナー像を形成する。そして、印刷部4は、搬送中の用紙にトナー像を印刷(転写)し、印刷済みの用紙を排出する。すなわち、印刷部4は、印刷ジョブを実行する。なお、印刷とは、電子写真プロセスによって形成されたトナー像が、用紙に転写された後に定着される一連の動作を含む。
給紙部1は、ピックアップローラー11および給紙ローラー対12を含む。そして、給紙部1は、用紙カセット13に収容された用紙を用紙搬送路40に供給する。
画像形成部2は、黒(Bk)、イエロー(Y)、シアン(C)およびマゼンタ(M)の各色にそれぞれ対応する機構部20Bk、20Y、20Cおよび20Mに分類される。機構部20Bk、20Y、20Cおよび20Mは、それぞれ、感光体ドラム21、帯電装置22、現像装置23およびクリーナー24を1つずつ有し、対応する色のトナー像を形成する。また、画像形成部2は、感光体ドラム21の表面上に静電潜像を形成するための露光装置25を含む。
なお、現像装置23は現像用のトナーを収容するが、その現像装置23内のトナーはトナー像の形成時に消費され、それによって減少していく。このため、画像形成装置100には、補給用のトナーを収容するトナーコンテナTCが装着される。
画像形成部2は、中間転写ベルト25、1次転写ローラー26および2次転写ローラー27をさらに含む。中間転写ベルト25は、駆動ローラー28および従動ローラー29によって張架される。この中間転写ベルト25の表面上には、各色のトナー像(感光体ドラム21の表面上に形成されたトナー像)が1次転写される。そして、中間転写ベルト25の表面上に転写されたトナー像は用紙に2次転写される。
定着部3は、加熱ローラー31および加圧ローラー32を含む。加熱ローラー31は、発熱源を内蔵する。加圧ローラー32は、加熱ローラー31に圧接する。そして、定着部3は、加熱ローラー31と加圧ローラー32との間に用紙が進入すると、その用紙を加熱および加圧する(用紙にトナー像を定着させる)。
また、画像形成装置100は、画像読取部5を備える。画像読取部5は、原稿を読み取って原稿の画像データを生成する。たとえば、印刷部4は、画像読取部5にて生成された原稿の画像データに基づき印刷ジョブを実行する。
ここで、印刷部4によるトナー像の形成時には、廃トナー(破棄されるトナー)が発生する。たとえば、印刷部4は、トナー像を形成するとき(現像装置23から感光体ドラム21にトナーを供給するとき)、同時に、クリーナー24による感光体ドラム21の表面の清掃も行う。特に限定されないが、クリーナー24は、樹脂製のブレードやブラシであり、感光体ドラム21の表面に当接し、感光体ドラム21の表面に残留するトナーを掻き取る。これにより、現像装置23から感光体ドラム21に供給されたトナーのうち、用紙に転写されずに感光体ドラム21の表面上に残留したトナーが除去される。そして、このクリーナー24により除去されたトナーが廃トナーとなる。
トナー像の形成時に発生した廃トナーを回収するため、画像形成装置100は廃トナー回収部6(図2参照)を備える。廃トナー回収部6は、図2に示すように、廃トナー搬送路61、廃トナー搬送路61に設けられた回収スクリュー62、および、回収スクリュー62に駆動力を伝達して回収スクリュー62を回転させるための回収モーター63(たとえば、ステッピングモーター)などを含む。なお、回収スクリュー62は「搬送部材」に相当し、回収モーター63は「モーター」に相当する。
廃トナー回収部6は、クリーナー24により除去された廃トナーを受け入れ、回収スクリュー62を回転させることにより、廃トナー搬送路61に沿って廃トナーを搬送する。廃トナー搬送路61は、廃トナー容器60の装着スペースに繋がる。このため、廃トナー搬送路61に沿って搬送される廃トナーは、廃トナー容器60の装着スペースに至る。廃トナー容器60の装着スペースに廃トナーが達すると、廃トナー搬送路61から廃トナーが落下し、廃トナー容器60に廃トナーが溜められていく。
図示しないが、中間転写ベルト25の表面を清掃するためのクリーナーを設け、そのクリーナーによる清掃によって、中間転写ベルト25の表面上に残留するトナー(破棄すべきトナー)を除去するようにしてもよい。この場合には、中間転写ベルト25の表面から除去したトナーも廃トナーとして廃トナー容器60に回収される(廃トナー回収部6によって搬送される)。
なお、印刷部4によるトナー像の形成時には、画像形成装置100の装置内をトナーが飛散する。装置内にトナーが飛散していると、装置内が汚染される(たとえば、印刷前の用紙にトナーが付着して用紙が汚れる)などの不都合が発生する。このため、画像形成装置100には、装置内を飛散する飛散トナーを回収するためのファン7(図3参照)が設置される。なお、ファン7により回収される飛散トナーは破棄される。すなわち、飛散トナーも廃トナーである。
たとえば、ファン7は、図3に示すように、画像形成装置100の背面カバーCVに設置される。また、装置内には、画像形成部2の近傍位置からファン7の設置位置にまで至る吸引ダクト71が設けられる。そして、ファン7は、画像形成部2の近傍を飛散する飛散トナーを吸引し、その飛散トナーを装置内から装置外にフィルター72を介して排出する。そして、装置外に排出された飛散トナーは、背面カバーCVの外側に設置された回収ボックス70に溜められていく。
<画像形成装置のハードウェア構成>
図4に示すように、画像形成装置100は、制御部110を備える。制御部110は、CPU111、画像処理部112および記憶部113を含む。画像処理部112は、ASICなどからなり、画像データに対して各種画像処理(拡大/縮小、濃度変換およびデータ形式変換など)を施す。記憶部113は、ROMおよびRAMなどからなり、制御用のプログラムおよびデータを記憶する。そして、制御部110は、記憶部113に記憶された制御用のプログラムおよびデータに基づき、印刷部4(給紙部1、画像形成部2および定着部3)の印刷動作や、画像読取部5の読取動作を制御する。
また、制御部110には、回収モーター63が接続される。制御部110は、回収モーター63の駆動を制御し、回収スクリュー62の回転と回転停止とを切り替える。すなわち、制御部110は、廃トナー回収部6の回収動作を制御する。なお、回収モーター63の駆動電流の最低値(最低駆動電流値)は予め定められている。
制御部110は、印刷部4がトナー像を形成しているとき(現像装置23から感光体ドラム21にトナーが供給されているとき)、廃トナー回収部6による廃トナーの回収を行う。たとえば、制御部110は、印刷部4による印刷ジョブを開始するとき(トナー像の形成を開始するとき)、回収スクリュー62を回転させる(廃トナー回収部6による廃トナーの回収を開始する)。なお、印刷ジョブでは、用紙搬送路40への用紙の供給(給紙)が開始されると、トナー像の形成(静電潜像の形成を含む)が開始される。
そして、制御部110は、印刷ジョブが完了したとき、回収スクリュー62の回転を停止させる(廃トナー回収部6による廃トナーの回収を終了する)。あるいは、印刷ジョブの完了から一定時間が経過したタイミングで、回収スクリュー62の回転を停止させてもよい。
なお、印刷ジョブの実行時だけでなく、キャリブレーション処理やトナー強制排出処理などの実行時にも、印刷部4によってトナー像が形成される。そして、このときにも、制御部110は、廃トナー回収部6による廃トナーの回収を行う。たとえば、キャリブレーション処理では、出力画像の濃度や色ずれを補正するため、キャリブレーション用のトナー像が形成される。トナー強制排出処理では、現像装置23内のトナーをフレッシュなトナーに入れ替える(劣化トナーを減らす)ため、ベタ塗りのトナー像が形成される。
ここで、回収モーター63には、回収モーター63に流れる電流の大きさ(以下、モーター電流値と称する)を検知するための電流検知部64が接続される。この電流検知部64の出力は制御部110が受ける。そして、制御部110は、電流検知部64の出力に基づき、回収モーター63のモーター電流値を検知する。電流検知部64の出力に基づき制御部110が検知したモーター電流値は、ファン7の駆動制御に用いられる。詳細は後述する。
また、制御部110には、ファンモーターを有するファン7が接続される。制御部110は、ファン7の駆動(回転と回転停止)を制御する。たとえば、制御部110は、廃トナー回収部6による廃トナーの回収を開始したとき(回収モーター63が定速状態になったとき)、ファン7の回転数(回転速度)を設定し、当該設定した回転数でファン7の駆動を開始させる。このとき、制御部110は、回収モーター63のモーター電流値に基づき、ファン7の回転数を設定する。詳細は後述する。
なお、ファン7の回転数の最低値(最低回転数)は予め定められている。たとえば、制御部110は、回収モーター63のモーター電流値が最低駆動電流値になっているとき、ファン7の回転数を最低回転数に設定する。
また、制御部110には、温湿度検知部8が接続される。温湿度検知部8は、温度センサー81および湿度センサー82を含む。温度センサー81および湿度センサー82はそれぞれ「温度検知部」および「湿度検知部」に相当する。
温湿度検知部8は、画像形成装置100の外装カバー(図示せず)に設置される。たとえば、定着部3の発熱の影響を避けるため、温湿度検知部8の設置位置は定着部3から離れた位置とされる。そして、制御部110は、温湿度検知部8の出力に基づき、画像形成装置100の周囲の温度および湿度(相対湿度)を検知する。温湿度検知部8の出力に基づき制御部110が検知した温湿度は、ファン7の駆動制御に用いられる。詳細は後述する。なお、温湿度検知部8は画像形成部2の近傍(装置内)に設置されてもよい。すなわち、装置内の温湿度に基づきファン7の駆動制御が行われてもよい。
<ファンの駆動制御>
廃トナーの発生量は、トナー像の形成条件(ジョブ実行条件)によって異なる。たとえば、1ページ当たりの印字ドット数が多いジョブでは少ないジョブに比べて、現像装置23から感光体ドラム21に供給されるトナー(消費されるトナー)が多くなるので、その分、クリーナー24により除去されるトナーが多くなり、結果として、廃トナーも多くなる。廃トナーが多くなると、廃トナー回収部6により回収される廃トナー(回収スクリュー62により搬送される廃トナー)が多くなる。
さらに、1ページ当たりの印字ドット数が多いジョブでは少ないジョブに比べて、装置内の飛散トナー(ファン7により吸引して排出すべきトナー)も多くなる。すなわち、廃トナー回収部6により回収される廃トナーが多いということは、装置内の飛散トナーが多いということである。
装置内の飛散トナーが多くなると、装置内が汚染されるという不都合が生じ易くなる。したがって、装置内の飛散トナーが多い場合には、飛散トナーを速やかに回収するのが好ましい。このため、制御部110は、ファン7を駆動させるとき、装置内の飛散トナーが多いか少ないかを判断し、飛散トナーが多いほどファン7の回転数が高くなるように、ファン7の回転数を設定する(当該設定した回転数でファン7を駆動させる)。
装置内の飛散トナーが多いか少ないかは、回収モーター63のモーター電流値によって判断することができる。たとえば、廃トナー回収部6により回収される廃トナーが多い場合(すなわち、装置内の飛散トナーが多い場合)には、回収モーター63の負荷が大きくなるので、モーター電流値が増大する。
そこで、制御部110は、ファン7を駆動させるとき、電流検知部64の出力に基づきモーター電流値を検知する。なお、電流検知部64の出力に基づき検知したモーター電流値が大きければ、装置内の飛散トナーが多いと言える。そして、制御部110は、モーター電流値が大きいほど回転数が高くなるようファン7の回転数を設定する。これにより、装置内の飛散トナーが多いほど、ファン7の回転数が高くなる。
たとえば、図5に示すように、回収モーター63のモーター電流値の変化(増加量)に対するファン7の回転数の変化(増加量)の傾き(比率)が予め定められている(傾きΔt=Δy/Δx)。そして、制御部110は、予め定められた傾きに基づき、電流検知部64の出力に基づき検知したモーター電流値に対応するファン7の回転数の値を求め、当該求めた値をファン7の回転数として設定する。
ところで、高湿度の環境下ではトナーの吸水量が増加し、低湿度の環境下では高湿度の環境下よりもトナーの吸水量が減少する。トナーの吸水量が増加すると、トナーが飛散し難くなるので、飛散トナーが減少する。したがって、高湿度の環境下でトナー像を形成した場合と低湿度の環境下でトナー像を形成した場合とでは、トナー像の形成条件(1ページ当たりの印字ドット数など)が同一であっても、飛散トナーの発生量に差が生じる。すなわち、高湿度の環境下でトナー像を形成した場合は低湿度の環境下でトナー像を形成した場合に比べて、装置内の飛散トナーが少なくなる。
したがって、制御部110は、ファン7を駆動させるとき、電流検知部64の出力に基づきモーター電流値を検知し、さらに、温湿度検知部8の出力に基づき画像形成装置100の周囲または装置内の温湿度(以下、単に温湿度と称する)も検知する。そして、制御部110は、モーター電流値と温湿度とに基づき、ファン7の回転数を設定する。
このようにモーター電流値と温湿度とに基づきファン7の回転数を設定するための制御データ200が予め定められており、記憶部113に記憶される(図2参照)。この制御データ200は、第1データ201および第2データ202を含む。
第1データ201は、図6に示すように、温湿度に応じて変化する飛散トナーの生じ易さを示す飛散度合のレベルを複数の飛散レベルに分類し、複数の飛散レベルにそれぞれ対応する温湿度を予め定めたデータである。図6では、飛散度合の各レベルをハッチングの種類によって区別する。
特に限定されないが、飛散度合のレベルは3段階に分類される。すなわち、飛散度合のレベルは、最高レベル(飛散トナーが最も発生し易いレベル)、最低レベル(飛散トナーが最も発生し難いレベル)、および、最高レベルと最低レベルとの間の中間レベル、の3段階に分類される。ここでは、飛散度合のレベルを3段階に分類した例について説明するが、飛散度合のレベルを2段階に分類してもよいし、4段階以上に分類してもよい。
たとえば、温度が30℃未満の場合では、0%以上70%未満の湿度範囲が最高レベルとされ、70%以上75%未満の湿度範囲が中間レベルとされ、75%以上の湿度範囲が最低レベルとされる。また、温度が30℃以上の場合には、0%以上50%未満の湿度範囲が最高レベルとされ、50%以上75%未満の湿度範囲が中間レベルとされ、75%以上の湿度範囲が最低レベルとされる。
第2データ202は、図7に示すように、複数の飛散レベルにそれぞれ対応する傾き(回収モーター63のモーター電流値の変化に対するファン7の回転数の変化の傾き)を予め定めたデータである。ここで、複数の飛散レベルにそれぞれ対応する傾きは、飛散度合のレベルが高いほど大きくなるよう定められている。すなわち、最高レベルに対応する傾きは、最も大きくなるよう設定される(図8A参照)。中間レベルに対応する傾きは、最高レベルに対応する傾きと最低レベルに対応する傾きとの間の大きさになるよう設定される(図8B参照)。最低レベルに対応する傾きは、最も小さくなるよう設定される(図8C参照)。
たとえば、最高レベルに対応する傾きは「1」とされ、中間レベルに対応する傾きは「0.5」とされ、最低レベルに対応する傾きは「0」とされる。なお、複数の飛散レベルにそれぞれ対応付ける傾きの大きさは変更可能である。
そして、制御部110は、ファン7を駆動させるとき、温湿度検知部8の出力に基づき現在の温湿度を検知する。続いて、制御部110は、第1データ201に基づき、現在の温湿度に対応する飛散度合のレベルを判別する。制御部110は、現在の温湿度に対応する飛散度合のレベルを判別すると、当該判別した飛散度合のレベルを対象レベル(現在の飛散度合のレベル)として認識する。たとえば、図6に示す第1データ201を用いる場合には、現在の温度が20℃で現在の湿度が50%であれば対象レベルは最高レベルとなり、現在の温度が20℃で現在の湿度が90%であれば対象レベルは最低レベルとなる。
また、制御部110は、第2データ202に基づき、対象レベルに対応する傾き(回収モーター63のモーター電流値の変化に対するファン7の回転数の変化の傾き)を判別する。たとえば、図7に示す第2データ202を用いる場合、対象レベルが最高レベルであれば傾きは「1」となり、対象レベルが最低レベルであれば傾きは「0」となる。すなわち、飛散度合のレベルが高いほど(トナーが飛散し易いほど)、制御部110により判別される傾きが大きくなる。
その後、制御部110は、対象レベルに対応する傾きに基づき、モーター電流値に対応するファン7の回転数の値を求める(たとえば、y=ax+bで表される一次関数式に基づき求めることができる)。そして、制御部110は、当該求めた値をファン7の回転数として設定する。
これにより、図8A〜図8Cに示すように、モーター電流値が小さい場合(電流値A1とする)と大きい場合(電流値A2とする)とでは、モーター電流値が大きい場合の方がファン7の回転数がより大きくなる。ただし、対象レベルが最低レベルである場合(傾きが0である場合)には、モーター電流値の大小にかかわらず、ファン7の回転数として設定される値は同じである。たとえば、対象レベルが最低レベルであれば、ファン7の回転数は予め定められた最低回転数に固定される。
また、飛散度合のレベルが高い場合と低い場合とでは、モーター電流値が同じであっても、飛散レベルが高い場合の方がファン7の回転数がより大きくなる。すなわち、制御部110は、電流検知部64の出力に基づき検知したモーター電流値が大きく、かつ、温湿度検知部8の出力値に基づき判別した飛散度合のレベルが高いほど(湿度が低いほど)、ファン7の回転数として設定する値を大きくする(ファン7の回転数を高くする)。
ここで、制御部110は、ファン7の駆動を開始してからの経過時間が所定時間(十数秒〜数十秒)に達したとき、電流検知部64の出力に基づきモーター電流値を検知するとともに、温湿度検知部8の出力に基づき温湿度を検知し、その時点のモーター電流値と温湿度とに基づきファン7の回転数を再設定する。そして、制御部110は、再設定した回転数でファン7を駆動させる(ファン7の回転数を切り替える)。ただし、ファン7の駆動を開始してからの経過時間が所定時間に達する前に、ジョブが完了した場合(ファン7の駆動を停止した場合)には、ファン7の回転数の再設定(ファン7の回転数の切り替え)は行われない。なお、ファン7の回転数を再設定して以降、前回の再設定からの経過時間が所定時間に達する度に、ファン7の回転数の再設定を行ってもよい。
あるいは、制御部110は、ファン7の駆動を開始してからの印刷枚数が所定枚数(十数枚〜数十枚)に達したとき、電流検知部64の出力に基づきモーター電流値を検知するとともに、温湿度検知部8の出力に基づき温湿度を検知し、その時点のモーター電流値と温湿度とに基づきファン7の回転数を再設定する。そして、制御部110は、再設定した回転数でファン7を駆動させる。ただし、ファン7の駆動を開始してからの印刷枚数が所定枚数に達する前に、ジョブが完了した場合(ファン7の駆動を停止した場合)には、ファン7の回転数の再設定(ファン7の回転数の切り替え)は行われない。なお、ファン7の回転数を再設定して以降、前回の再設定からの印刷枚数が所定枚数に達する度に、ファン7の回転数の再設定を行ってもよい。
以下に、図9に示すフローチャートを参照し、ファン7の駆動制御の流れについて説明する。なお、図9に示すフローチャートは、廃トナー回収部6による廃トナーの回収を開始したときにスタートする。
ステップS1において、制御部110は、温湿度検知部8の出力に基づき、現在の温湿度を検知する。また、ステップS2において、制御部110は、電流検知部64の出力に基づき、回収モーター63のモーター電流値を検知する。なお、ステップS1とステップS2の順番が前後してもよい。
ステップS3において、制御部110は、複数の飛散レベルのうち現在の温湿度に対応する飛散レベルを判別する。すなわち、制御部110は、対象レベルを判別する。また、ステップS4において、制御部110は、対象レベルに対応する傾き(回収モーター63のモーター電流値の変化に対するファン7の回転数の変化の傾き)を判別する。その後、ステップS5において、制御部110は、対象レベルに対応する傾きに基づき、モーター電流値(ステップS2で検知した電流値)に対応するファン7の回転数の値を求め、当該求めた値をファン7の回転数として設定する。そして、ステップS6において、制御部110は、対象レベルに対応する傾きに基づき設定した回転数でファン7を駆動させる。
ステップS7において、制御部110は、停止条件が満たされたか否かを判断する。なお、制御部110は、現在実行中のジョブ(トナー像の形成)が完了すると、停止条件が満たされたと判断する。あるいは、制御部110は、現在実行中のジョブが完了してから一定時間が経過したとき、停止条件が満たされたと判断する。そして、停止条件が満たされたと制御部110が判断した場合には、ステップS8に移行する。ステップS8に移行すると、制御部110は、ファン7の駆動を停止させる。
ステップS7において、停止条件が満たされていないと制御部110が判断した場合、ステップS9に移行する。ステップS9に移行すると、制御部110は、所定条件が満たされたか否かを判断する。なお、制御部110は、ファン7の駆動を開始してからの経過時間(ファン7の回転数を前回設定してからの経過時間)が所定時間に達したとき、所定条件が満たされたと判断する。あるいは、制御部110は、ファン7の駆動を開始してからの印刷枚数(ファン7の回転数を前回設定してからの印刷枚数)が所定枚数に達したとき、所定条件が満たされたと判断する。
ステップS9において、所定条件が満たされたと制御部110が判断した場合には、ステップS1に移行する(ファン7の回転数の再設定が行われる)。一方で、ステップS9において、所定条件が満たされていないと制御部110が判断した場合には、ステップS7に移行する(停止条件が満たされたか否かの判断が行われる)。
本実施形態の画像形成装置100は、上記のように、制御部110は、モーター電流値が大きいほど回転数が高くなるようファン7の回転数を設定する。ここで、飛散トナーを含む廃トナーが多くなり、廃トナー回収部6で回収すべき廃トナー(回収スクリュー62で搬送すべき廃トナー)が多くなると、回収モーター63の負荷が大きくなるので、モーター電流値が大きくなる。すなわち、この構成では、飛散トナーが多いとき、ファン7の回転数が高くなるようファン7の回転数が設定され、ファン7の回収能力(飛散トナーを吸引して排出する能力)が向上する。これにより、飛散トナーが多い場合に飛散トナーを回収し切れずに装置内が汚染される、という不都合が発生するのを抑制することができる。
なお、モーター電流値が大きいほど回転数が高くなるようファン7の回転数が設定されるということは、モーター電流値が小さいほど回転数が低くなるようファン7の回転数が設定されるということである。すなわち、飛散トナーが少ない場合にはファン7の回転数が低くなる。これにより、ファン7の消費電力を抑制することができる。ただし、ファン7の回転数が低くなると、ファン7の回収能力は低下する。しかし、ファン7の回転数が低くなるのは、飛散トナーが少ないときである。したがって、ファン7の回転数が低くなることによってファン7の回収能力が低下しても、装置内の飛散トナーを十分に回収することができる。
また、本実施形態では、制御部110は、ファン7を駆動させるとき、温湿度検知部8の出力に基づき現在の温湿度を検知するとともに、複数の飛散レベル(最高レベル、中間レベルおよび最低レベル)のうち現在の温湿度に対応する飛散レベルを対象レベルとして判別する。そして、制御部110は、対象レベルに対応する傾きに基づいて、電流検知部64の出力に基づき検知したモーター電流値に対応するファン7の回転数の値を求め、当該求めた値をファンの回転数として設定する。この構成によると、飛散度合のレベルが高い場合と低い場合とでは、モーター電流値が同じであっても、飛散度合のレベルが高い方がファン7の回転数がより高くなる。これにより、画像形成装置100の設置環境(温湿度)が変化し、それによって飛散トナーが発生し易い状態になっても、飛散トナーを回収し切れずに装置内が汚染される、という不都合が発生するのを抑制することができる。また、飛散度合のレベルが低い場合には高い場合よりもファン7の回転数が低くなるので、ファン7の消費電力をより抑制することができる。
また、本実施形態では、複数の飛散レベルのうち、飛散度合のレベルが最も低い飛散レベル(最低レベル)に対応する傾きが0とされる。すなわち、飛散度合のレベルが最低レベルのときには、モーター電流値にかかわらず、ファン7の回転数は最低回転数に設定される。この構成によると、ファン7の消費電力をより抑制することができる。
また、本実施形態では、制御部110は、ファン7の駆動を開始してからの経過時間が所定時間に達したとき、ファン7の回転数を再設定し、当該再設定した回転数でファン7を駆動させる。あるいは、制御部110は、ファン7の駆動を開始してからの印刷枚数が所定枚数に達したとき、ファン7の回転数を再設定し、当該再設定した回転数でファン7を駆動させる。この構成によると、ファン7の駆動を開始して以降、飛散トナーが少なくなれば、ファン7の回転数を低くすることができ、飛散トナーが多くなれば、ファン7の回転数を高くすることができる。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
4 印刷部
6 廃トナー回収部
7 ファン
8 温湿度検知部(温度検知部、湿度検知部)
60 廃トナー容器
62 回収スクリュー(搬送部材)
63 回収モーター(モーター)
64 電流検知部
81 温度センサー(温度検知部)
82 湿度センサー(湿度検知部)
100 画像形成装置
110 制御部
113 記憶部
200 制御データ

Claims (5)

  1. 感光体ドラムとクリーナーを含み、トナー像を形成して用紙に印刷し、用紙に転写されずに前記感光体ドラムの表面上に残留したトナーを前記クリーナーにより除去する印刷部と、
    モーターおよび前記モーターにより駆動される搬送部材を含み、前記クリーナーにより除去されたトナーである廃トナーを前記搬送部材で搬送して廃トナー容器に回収する廃トナー回収部と、
    前記モーターに流れる電流値であるモーター電流値を検知するための電流検知部と、
    画像形成装置の装置内を飛散する飛散トナーを吸引して装置外に排出するファンと、
    前記ファンの駆動を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記ファンを駆動させるとき、前記廃トナーが多くなると増大する前記モーター電流値を前記電流検知部の出力に基づいて検知し、当該検知した前記モーター電流値が大きいほど前記ファンの回転数が高くなるよう前記ファンの回転数を設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置の周囲または装置内の温度を検知するための温度検知部と、
    前記画像形成装置の周囲または装置内の湿度を検知するための湿度検知部と、
    前記モーター電流値に基づき前記ファンの回転数を設定するためのデータであって、前記画像形成装置の周囲または装置内の温湿度に応じて変化する前記飛散トナーの生じ易さを示す飛散度合のレベルを複数の飛散レベルに分類し、前記複数の飛散レベルにそれぞれ対応する前記画像形成装置の周囲または装置内の温湿度を予め定め、かつ、前記飛散度合のレベルが高いほど、前記モーター電流値の変化に対する前記ファンの回転数の変化の傾きが大きくなるように、前記複数の飛散レベルにそれぞれ対応する前記傾きを予め定めたデータである制御データを記憶する記憶部と、を備え、
    前記制御部は、前記ファンを駆動させるとき、前記温度検知部および前記湿度検知部の各出力に基づき現在の温湿度を検知するとともに、前記複数の飛散レベルのうち前記現在の温湿度に対応する飛散レベルを対象レベルとして判別し、前記対象レベルに対応する前記傾きに基づいて、前記電流検知部の出力に基づき検知した前記モーター電流値に対応する前記ファンの回転数の値を求め、当該求めた値を前記ファンの回転数として設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数の飛散レベルのうち、前記飛散度合のレベルが最も低い飛散レベルに対応する前記傾きは0であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記ファンの駆動開始からの経過時間が所定時間に達したとき、前記電流検知部の出力に基づき前記モーター電流値を検知するとともに、当該検知した前記モーター電流値に基づき前記ファンの回転数を再設定し、当該再設定した回転数で前記ファンを駆動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記ファンの駆動開始からの印刷枚数が所定枚数に達したとき、前記電流検知部の出力に基づき前記モーター電流値を検知するとともに、当該検知した前記モーター電流値に基づき前記ファンの回転数を再設定し、当該再設定した回転数で前記ファンを駆動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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