JP6392990B2 - 位置検出センサ - Google Patents

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Description

本願は、磁気スイッチを有し、対象物の位置を検出する位置検出センサに関するものである。
例えば特許文献1に開示されているように、磁気スイッチを有し、対象物の位置を検出する位置検出センサ(位置検出スイッチ)が知られている。この特許文献1では、位置検出センサは液体圧送装置に設けられてフロートの位置を検出する。液体圧送装置では、液体の液位に応じてフロートが上昇下降し、フロートが所定の高さまで上昇すると貯留された液体が排出され、フロートが所定の高さまで下降すると新たに液体が流入して貯留される。
位置検出センサは、磁気スイッチと、永久磁石が内蔵された可動部材(可動軸)と、フロートに接する接触部材(コイルバネ)とを備えている。位置検出センサでは、接触部材がフロートに接して該フロートの上昇に伴って回動する。この接触部材の回動に伴い、可動部材が磁気スイッチへ向かって移動する。つまり、フロートの上昇に伴い、可動部材に内蔵された永久磁石が磁気スイッチに近づく。そして、フロートが所定高位まで上昇し、磁気スイッチと永久磁石との距離が所定値になると、磁気スイッチは永久磁石の磁気を検知してONする。こうして、フロートが所定位置に到達したことが検出される。また、接触部材はフロートの下降に伴って上記と逆方向に回動し、その接触部材の回動に伴い可動部材は磁気スイッチから遠ざかる方向に移動する。そして、フロートが所定高位よりも下降すると、磁気スイッチと永久磁石との距離が所定値よりも大きくなり、磁気スイッチはOFFする。つまり、フロートが所定高位よりも低い位置にあるときは、磁気スイッチはOFFしている。
特開2013−24061号公報
例えば、上述した液体圧送装置が蒸気の凝縮によって発生した高温のドレンが流入して貯留されるものである場合、位置検出センサは高温下に晒される。位置検出センサは、高温下で用いられると、永久磁石の磁力(磁気)が次第に低下していく。永久磁石の磁力が低下すると、永久磁石が磁気スイッチに予め設定された所定距離まで近づいても、磁気スイッチは永久磁石の磁気を検知しなくなり、その結果、位置検出の精度が損なわれるという問題があった。
本願に開示の技術は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、磁気スイッチを用いた位置検出センサにおいて、高温下で用いられた場合でも位置検出の精度の低下を抑制することにある。
本願に開示の技術は、上記目的を達成するために、磁気スイッチが検知する永久磁石とは別に、その永久磁石と互いに磁力が作用し合う永久磁石を設けるようにした。
具体的に、本願の位置検出センサは、磁気スイッチと、可動部材とを備えている。上記可動部材は、第1永久磁石が取り付けられ且つ対象物に直接または間接的に接し、該対象物の変位に伴って上記磁気スイッチへ向かって移動するものである。本願の位置検出センサは、上記可動部材の移動によって上記第1永久磁石が上記磁気スイッチに予め設定された所定距離まで近づくと、上記磁気スイッチが上記第1永久磁石の磁気を検知して上記対象物の位置を検出する。さらに、本願の位置検出センサは、常に上記第1永久磁石と互いに引き合うまたは反発し合う領域に設けられた第2永久磁石を備えている。
以上のように、本願の位置検出センサによれば、磁気スイッチが検知する第1永久磁石とは別に、その第1永久磁石と常に引き合うまたは反発し合う第2永久磁石を備えるようにした。つまり、本願の位置検出センサでは、磁気スイッチが検知する永久磁石が常に他の磁石と磁力を及ぼし合う状態を形成するようにした。一般に、永久磁石は、他の磁石と磁力を及ぼし合う状態でいることにより、自己の磁力を維持することができる。したがって、本願の位置検出センサは、高温下で用いられた場合でも、第1永久磁石の磁力(磁気)が低下するのを抑制することができ、位置検出の精度の低下を抑制することができる。
図1は、実施形態に係る液体圧送装置の概略構成を示す断面図である。 図2は、給気弁および排気弁の概略構成を拡大して示す断面図である。 図3は、実施形態に係る位置検出センサの概略構成を示す断面図である。
以下、本願の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本願に開示の技術、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
本実施形態の液体圧送装置1は、例えば蒸気システムに設けられ、蒸気の凝縮によって発生した高温のドレン(復水)を回収してボイラーや廃熱利用装置に圧送するものである。図1に示すように、液体圧送装置1は、密閉容器であるケーシング10と、給気弁20および排気弁30と、弁作動機構40と、本願の請求項に係る位置検出センサ70とを備えている。
ケーシング10は、本体部11と蓋部12とがボルトによって結合され、ドレン(液体)が流入して貯留される貯留空間13が内部に形成されている。蓋部12には、ドレンが流入する液体流入口14と、ドレンが排出される液体排出口15と、蒸気(作動気体)が導入される気体導入口16と、蒸気(作動気体)が排出される気体排出口17とが設けられている。液体流入口14は蓋部12の上部寄りに設けられ、液体排出口15は蓋部12の下部に設けられている。気体導入口16および気体排出口17は、何れも蓋部12の上部に設けられている。これら液体流入口14等は、何れも貯留空間13と連通している。
図2にも示すように、気体導入口16には給気弁20が設けられ、気体排出口17には排気弁30が設けられている。給気弁20および排気弁30は、それぞれ気体導入口16および気体排出口17を開閉するものである。給気弁20は、蒸気を気体導入口16から貯留空間13に導入することによって貯留空間13のドレンを液体排出口15から排出させる。排気弁30は、貯留空間13に導入された蒸気を気体排出口17から排出させる。
給気弁20は、弁ケース21、弁体22および昇降棒23を有する。弁ケース21は軸方向に貫通孔を有し、該貫通孔の上側には弁座24が形成されている。弁ケース21の中間部には、貫通孔と外部とが連通する開口25が形成されている。弁体22は、球状に形成されており、昇降棒23の上端に一体的に設けられている。昇降棒23は、弁ケース21の貫通孔に上下動可能に挿入されている。給気弁20は、昇降棒23が上昇すると弁体22が弁座24から離座して気体導入口16が開放され、昇降棒23が下降すると弁体22が弁座24に着座して気体導入口16が閉じられる。
排気弁30は、弁ケース31、弁体32および昇降棒33を有する。弁ケース31は軸方向に貫通孔を有し、貫通孔のやや上側には弁座34が形成されている。弁ケース31には、貫通孔と外部とが連通する開口35が形成されている。弁体32は、略半球状に形成されており、昇降棒33の上端に一体的に設けられている。昇降棒33は、弁ケース31の貫通孔に上下動可能に挿入されている。排気弁30は、昇降棒33が上昇すると弁体32が弁座34に着座して気体排出口17が閉じられ、昇降棒33が下降すると弁体32が弁座34から離座して気体排出口17が開放される。
排気弁30の昇降棒33の下端には、弁操作棒36が連結されている。つまり、排気弁30の昇降棒33は弁操作棒36の上下動に伴って上下動する。また、弁操作棒36には、給気弁20の昇降棒23の下方領域まで延びる連設板37が取り付けられている。給気弁20の昇降棒23は、弁操作棒36が上昇すると連設板37によって押し上げられて上昇し、弁操作棒36が下降すると連設板37も下降するので自重で下降する。つまり、弁操作棒36が上昇すると、給気弁20は開く(開弁する)一方、排気弁30は閉じ(閉弁し)、弁操作棒36が下降すると、給気弁20は閉じる(閉弁する)一方、排気弁30は開く(開弁する)。
弁作動機構40は、ケーシング10内に設けられ、弁操作棒36を上下動させて給気弁20および排気弁30を開弁および閉弁させるものである。弁作動機構40は、フロート41およびスナップ機構50を有する。
フロート41は、球形に形成され、レバー42が取り付けられている。レバー42は、ブラケット44に設けられた軸43に回転可能に支持されている。レバー42には、フロート41側とは反対側の端部に軸45が設けられている。スナップ機構50は、フロートアーム51、副アーム52、コイルバネ53、2つの受け部材54,55を有する。フロートアーム51は、一端部がブラケット59に設けられた軸58に回転可能に支持されている。なお、両ブラケット44,59は互いにねじによって結合され蓋部12に取り付けられている。フロートアーム51の他端部は、溝51aが形成されており、その溝51aにレバー42の軸45が嵌っている。この構成により、フロートアーム51はフロート41の上昇下降に伴い軸58を中心として揺動する。
また、フロートアーム51には軸56が設けられている。副アーム52は、上端部が軸58に回転可能に支持され、下端部に軸57が設けられている。受け部材54はフロートアーム51の軸56に回転可能に支持され、受け部材55は副アーム52の軸57に回転可能に支持されている。両受け部材54,55の間には、圧縮状態のコイルバネ53が取り付けられている。また、副アーム52には軸61が設けられ、その軸61に弁操作棒36の下端部が連結されている。
位置検出センサ70は、ケーシング10の本体部11の上部に設けられて貯留空間13に連通し、対象物であるフロート41の位置を検出するものであり、磁気式のセンサを構成している。図3に示すように、位置検出センサ70は、ケース71と、磁気スイッチ72と、可動部材73と、接触部材78と、2つの永久磁石74,80(第1永久磁石74、第2永久磁石80)とを備えている。
ケース71は、前後方向に延びる略柱状に形成されており、前方側(柱軸方向一端側)がケーシング10内の貯留空間13に位置し、後方側(柱軸方向他端側)がケーシング10の外部に位置している。ケース71には、前方側に可動部材73の挿入部71aが形成され、後方側に磁気スイッチ72の収容部71bが形成されている。つまり、挿入部71aおよび収容部71bは互いに前後に形成されている。挿入部71aは、ケース71の前方端から後方へ延びる挿入孔であり、ケース71と同軸に形成されている。挿入部71aと収容部71bとは、隔壁71cによって区画されている。
磁気スイッチ72は、ケース71の収容部71bにおいて固定されている。可動部材73は、前後方向(ケース71の柱軸方向)に延びる棒状に形成されている。可動部材73は、ケース71の挿入部71aにおいて前後方向に移動可能(変位可能)に挿入されている。可動部材73には、内端側(後方端側)に第1永久磁石74が内蔵されて取り付けられている。
ケース71の前方端には、二又片71dが形成されており、その二又片71dに回転板75が設けられている。回転板75は、円形に形成され、二又片71dの間に接続された中心軸76に回転自在に取り付けられている。つまり、回転板75は中心軸76を介してケース71に回転自在に支持されている。可動部材73の外端(前方端)には、二又片73aが形成されており、その二又片73aの間に連結軸77が接続されている。連結軸77は、回転板75の外縁部を貫通して設けられている。つまり、回転板75は、ケース71に回転自在に支持されると共に、外縁部が連結軸77を介して可動部材73に連結されている。
接触部材78は、細長い棒状に形成され、フロート41に接して変位する部材である。本実施形態では、接触部材78はコイルバネが用いられている。接触部材78は、一端が回転板75に圧入により固定され、他端(先端)がフロート41の上方に延びている。接触部材78は、先端がフロート41に接し、該フロート41の上昇および下降に伴って回転板75と共に回転(変位)するように構成されている。そして、回転板75の回転に伴い、可動部材73が前後方向に移動する。つまり、位置検出センサ70では、可動部材73が、フロート41に間接的に接し、フロート41の変位に伴って磁気スイッチ72へ近づく方向に(向かって)移動しまたは磁気スイッチ72から遠ざかる方向に移動するように構成されている。そして、位置検出センサ70は、可動部材73の移動によって第1永久磁石74が磁気スイッチ72に予め設定された所定距離まで近づくと、磁気スイッチ72が第1永久磁石74の磁気を検知してフロート41の位置を検出するように構成されている。
さらに、位置検出センサ70では、第1永久磁石74とは別の第2永久磁石80が設けられている。第2永久磁石80は、常に第1永久磁石74と互いに引き合うまたは反発し合う領域に設けられている。具体的に、第2永久磁石80は、ケース71の外周面における第1永久磁石74の側方位置に取り付けられている。つまり、位置検出センサ70では、磁気スイッチ72が検知する第1永久磁石74が常に第2永久磁石80と磁力を及ぼし合う状態を形成するようにしている。また、第2永久磁石80は、自己の磁気が磁気スイッチ72に検知されない位置に設けられている。つまり、第2永久磁石80は、磁気スイッチ72および第1永久磁石74のうち、第1永久磁石74のみに磁力が作用する位置に設けられている。
〈位置検出センサの動作〉
弁作動機構40は、フロート41の上昇下降に伴って変位し、弁操作棒36を上下動させて給気弁20および排気弁30を開閉させる。具体的に、液体圧送装置1では、ドレンが貯留空間13に溜まっていない場合、フロート41は貯留空間13の底部に位置する(図1の状態)。この状態において、弁操作棒36は下降しており、給気弁20は閉じられ排気弁30は開いている。そして、蒸気システムでドレンが発生すると、そのドレンは液体流入口14から流入して貯留空間13に溜まる。貯留空間13にドレンが溜まっていくに従って、フロート41は上昇する。なお、貯留空間13ではドレンが溜まっていくにつれて蒸気が気体排出口17から排出される。
フロート41が上昇し接触部材78の先端に接した後、位置検出センサ70では、フロート41の上昇に伴って接触部材78が回転板75と共に図3において反時計回りに回転する。この回転板75の回転に伴い、可動部材73が後方に移動して磁気スイッチ72に近づく。そして、フロート41が第2所定高位まで上昇すると、第1永久磁石74が磁気スイッチ72に所定距離まで近づき、磁気スイッチ72が第1永久磁石74の磁気を検知してONする。これにより、フロート41が第2所定高位まで上昇したことが検出される。フロート41がさらに上昇して第1所定高位(通常反転高位)に達すると、スナップ機構50によって弁操作棒36が上昇する。これにより、給気弁20が開くと共に排気弁30が閉じる。
給気弁20が開くと、蒸気システム内の蒸気(高圧蒸気)が気体導入口16から流入して貯留空間13の上部(ドレンの上方空間)に導入される。そうすると、貯留空間13に溜まっているドレンは、導入された蒸気の圧力によって下方へ押されて液体排出口15から排出される。つまり、貯留空間13のドレンが圧送される。液体圧送装置1によって圧送されたドレンは、ボイラーや廃熱利用装置に供給される。ドレンの排出によって貯留空間13のドレン液位が低下すると、フロート41は下降する。位置検出センサ70では、フロート41の下降に伴い、接触部材78および回転板75が接触部材78の自重により図3において時計回りに回転する。この回転板75の回転に伴い、可動部材73が前方に移動して磁気スイッチ72から遠ざかる。そして、フロート41が第2所定高位よりも下降すると、第1永久磁石74と磁気スイッチ72との距離が所定距離よりも遠くなり、磁気スイッチ72がOFFする。これにより、フロート41が第2所定高位よりも下降したことが検出される。
そして、フロート41が所定低位(通常反転低位)まで下降すると、スナップ機構50によって弁操作棒36が下降し、給気弁20が閉じると共に排気弁30が開く。これにより、ドレンが液体流入口14から流入して貯留空間13に溜まると共に、貯留空間13の蒸気が気体排出口17から排出される。以上のサイクルが繰り返される。そして、位置検出センサ70のON・OFFの回数を計測することにより、液体圧送装置1の作動状況が把握される。また、以上のサイクルが繰り返される間、位置検出センサ70では常に第1永久磁石74と第2永久磁石80とが互いに磁力を及ぼし合う状態になっている。
以上のように、上記実施形態の位置検出センサ70では、磁気スイッチ72が検知する第1永久磁石74とは別に、その第1永久磁石74と常に引き合うまたは反発し合う第2永久磁石80を備えるようにした。つまり、上記実施形態の位置検出センサ70では、磁気スイッチ72が検知する永久磁石74が常に他の磁石と磁力を及ぼし合う状態を形成するようにした。一般に、永久磁石は、他の磁石と磁力を及ぼし合う状態でいることにより、自己の磁力を維持することができる。したがって、上記実施形態の位置検出センサ70は、高温のドレンが貯留されて高温となる液体圧送装置1に設けられた場合でも、第1永久磁石74の磁力(磁気)が低下するのを抑制することができる。その結果、位置検出センサ70による位置検出精度の低下を抑制することができる。
また、上記実施形態の位置検出センサ70では、第2永久磁石80をケース71の外周面における第1永久磁石74の側方位置に設けるようにした。これにより、第2永久磁石80の磁力(磁気)を、磁気スイッチ72には及ぼさずに第1永久磁石74のみに及ぼす状態を容易に形成することができる。したがって、位置検出センサ70の位置検出精度の低下を効果的に抑制することができる。
なお、上記実施形態の位置検出センサ70において、第2永久磁石80の取付位置は上述した位置以外の箇所に設けるようにしてもよい。つまり、第2永久磁石80の取付位置は、第1永久磁石74との間で互いの磁力が及ぼし合う位置であればよいし、磁気スイッチ72および第1永久磁石74のうち第1永久磁石74との間だけで互いの磁力が及ぼし合う位置であればさらに好ましい。
また、上記実施形態の位置検出センサ70では、可動部材73が対象物(フロート41)に間接的に接する構成としたが、本願の位置検出センサは、可動部材が対象物に直接に接し対象物の変位に伴って移動する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、位置検出センサ70を液体圧送装置1に用いた形態について説明したが、本願の位置検出センサはこれに限らず、それ以外の装置や器具に用いてもよい。例えば、本願の位置検出センサは、ドレン水位に応じてフロートが上昇下降するドレンタンクに用いるようにしてもよい。
本願に開示の技術は、磁気スイッチを有し、対象物の位置を検出する位置検出センサについて有用である。
70 位置検出センサ
71 ケース
72 磁気スイッチ
73 可動部材
74 第1永久磁石
80 第2永久磁石

Claims (2)

  1. 磁気スイッチと、
    第1永久磁石が取り付けられ且つ対象物に直接または間接的に接し、該対象物の変位に伴って上記磁気スイッチへ向かって移動する可動部材とを備え、
    上記可動部材の移動によって上記第1永久磁石が上記磁気スイッチに予め設定された所定距離まで近づくと、上記磁気スイッチが上記第1永久磁石の磁気を検知して上記対象物の位置を検出する位置検出センサであって、
    常に上記第1永久磁石と互いに引き合うまたは反発し合う領域で、且つ、上記可動部材の移動方向における側方の位置に固定された第2永久磁石を備えている
    ことを特徴とする位置検出センサ。
  2. 請求項1に記載の位置検出センサにおいて、
    略柱状に形成され、柱軸方向一端側に上記磁気スイッチが収容されると共に、柱軸方向他端側に上記可動部材が柱軸方向に移動可能に挿入されたケースを備え、
    上記可動部材は、上記ケースの柱軸方向に延びる棒状に形成され、内端側に上記第1永久磁石が内蔵されており、
    上記第2永久磁石は、上記ケースの外周面における上記第1永久磁石の側方位置に取り付けられている
    ことを特徴とする位置検出センサ。
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