JP6388107B2 - 記録装置 - Google Patents

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本発明は、媒体に記録を行う記録装置に関する。
液体噴射装置の一例としての記録装置、そして更にその一例としてのインクジェットプ
リンターには、媒体の一例としての記録用紙に対して余白無く記録を行う、所謂縁無し記録を実行可能なものがある。縁無し記録を実行可能なインクジェットプリンターにおいては、インクジェット記録ヘッドと対向配置された用紙支持部(プラテン)の上面に溝が形成されており、この溝に、記録用紙の端部から外れた領域に吐出されるインクが打ち捨てられるようになっている。
前記溝の底部にはインク排出穴が設けられており、前記溝に打ち捨てられたインクは、前記インク排出穴を介して用紙支持部の下に導かれる。用紙支持部の下側には廃液トレイが設けられており、この廃液トレイにはインクを吸収するインク吸収材が設けられ、前記インク排出穴を介して用紙支持部の下に導かれたインクは、インク吸収材によって吸収、保持される(例えば、特許文献1参照)。以下、この様に縁無し記録を行う際に排出されたインクを保持する廃液トレイを、第1廃液トレイとする。
また、インクジェットプリンターには、インクジェット記録ヘッドを封止するためのキャップ部材が設けられており、このキャップ部材が、非印刷時にノズル開口のインクの乾燥を防止する蓋として機能する。また、キャップ部材にはポンプが接続されており、キャップ部材によりノズル開口を封止した状態でポンプを稼働させることで、キャップ部材内に負圧を形成する。これにより、ノズル開口からインク滴を吸引してノズル開口の目詰まりを解消する様ノズルメンテナンスを実行する様になっている。そしてポンプによって吸引されたインクは、廃液として廃液トレイへと送られる(例えば、特許文献2参照)。以下、この様にポンプから送出されたインクを保持する廃液トレイを第2廃液トレイとする。
特開2012−91408号公報 特開2012−139823号公報
縁無し記録に関わる第1廃液トレイとノズルメンテナンスに関わる第2廃液トレイは、インクジェットプリンターにおいて大きな占有スペースを必要とする。その為、第1廃液トレイと第2廃液トレイとを備えるインクジェットプリンターでは、小型化が難しい。
そこで本発明はこの様な状況に鑑み成されたものであり、その目的は、縁無し記録に関わる第1廃液トレイとノズルメンテナンスに関わる第2廃液トレイとを備えながらも、小型化に配慮された記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の一つの態様に係る記録装置は、媒体に対し液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドと対向可能な位置に設けられた、媒体を支持する媒体支持部と、媒体の端部から外れた領域に噴射され、前記媒体支持部の上方から下方に導かれた液体を保持する第1液体保持部と、前記液体噴射ヘッドから廃液として噴射された液体を保持する第2液体保持部と、を備え、前記第1液体保持部の少なくとも一部及び前記第2液体保持部の少なくとも一部が、前記媒体支持部の下側に位置し、前記第1液体保持部と前記第2液体保持部は、媒体の搬送方向に対し交差する横方向に並んで配置されていることを特徴とするものである。
また本発明の第1の態様に係る記録装置は、媒体に対し液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドと対向可能な位置に設けられた、媒体を支持する媒体支持部と、媒体の端部から外れた領域に噴射され、前記媒体支持部の上方から下方に導かれた液体を保持する第1液体保持部と、前記液体噴射ヘッドから廃液として噴射された液体を保持する第2液体保持部と、を備え、前記第1液体保持部の少なくとも一部及び前記第2液体保持部の少なくとも一部が、前記媒体支持部の下側に位置することを特徴とする。
前記液体噴射ヘッドと対向可能な位置に設けられた、媒体を支持する媒体支持部は、媒体の記録面方向に大きな占有スペースを必要とする。本態様によれば、その様な媒体支持部の下側領域を利用して前記第1液体保持部と前記第2液体保持部の双方を配置するので、装置の小型化を図ることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記第1液体保持部と前記第2液体保持部は、媒体の搬送方向に対し並列に配置されていることを特徴とする。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記媒体支持部には、媒体の端部から外れた領域に噴射される液体を受ける液体受け部が設けられ、前記液体受け部は、前記媒体支持部において、媒体の搬送方向に対し交差する方向の一方側の端部寄りに設けられており、前記第1液体保持部は、媒体の搬送方向に対し交差する方向において前記一方側の端部寄りであって前記液体受け部の下側に設けられ、前記第2液体保持部は、前記一方側の端部に対し反対側の端部寄りに設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、媒体の端部から外れた領域に噴射される液体を受ける液体受け部の下側に、前記第1液体保持部が設けられているので、前記液体受け部から前記第1液体保持部へと速やかに液体を排出することができる。
本発明の第4の態様は、第3の態様において、前記液体噴射ヘッドは、媒体の搬送方向と交差する方向に移動可能なキャリッジに設けられ、前記キャリッジのホームポジションは、前記一方側の端部に近い位置に設定されていることを特徴とする。
本発明の第5の態様は、第3の態様において、前記液体噴射ヘッドは、媒体の搬送方向と交差する方向に移動可能なキャリッジに設けられ、前記キャリッジのホームポジションは、前記一方側の端部に対し反対側の端部に近い位置に設定されていることを特徴とする。
本発明の第6の態様は、第5の態様において、前記第2液体保持部に前記廃液としての液体を送出するポンプが、媒体の搬送方向と交差する方向において前記一方側の端部に対し反対側の端部に近い位置に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記第2液体保持部に前記廃液としての液体を送出するポンプと、当該ポンプから送出される液体を保持する第2液体保持部とが、媒体の搬送方向に対し交差する方向において同じ側(前記一方側の端部に対し反対側の端部に近い位置)に設けられているので、前記ポンプから前記第2液体保持部へと速やかに液体を排出することができる。
本発明の第7の態様は、第2から第6の態様のいずれかにおいて、前記ポンプと前記第2液体保持部とを結ぶチューブが、前記第1液体保持部と前記第2液体保持部との間を通り、前記第2液体保持部において前記第1液体保持部と対向する位置に接続されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記ポンプと前記第2液体保持部とを結ぶチューブが、前記第1液体保持部と前記第2液体保持部との間を通り、前記第2液体保持部において前記第1液体保持部と対向する位置に接続されているので、前記第2液体保持部の外側に前記チューブを配設する領域を確保する必要がなく、装置の小型化を図ることができる。
本発明の第8の態様は、第1から第7の態様のいずれかにおいて、前記第1液体保持部及び前記第2液体保持部は、全体が前記媒体支持部の下側に位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記第1液体保持部及び前記第2液体保持部は、全体が前記媒体支持部の下側に位置するので、記録装置のより一層の小型化を図ることができる。
本発明の第9の態様は、第1から第8の態様のいずれかにおいて、前記第1液体保持部の占有領域と前記第2液体保持部の占有領域は、装置高さ方向で重なっていることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1液体保持部の占有領域と前記第2液体保持部の占有領域は、鉛直方向で重なっているので、媒体の記録面方向のみならず、装置高さ方向における小型化も図ることができる。
本発明の第10の態様は、第9の態様において、前記第1液体保持部の底面と前記第2液体保持部の底面は、同一平面上にあることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1液体保持部の底面と前記第2液体保持部の底面は、同一平面上にあるので、前記第1液体保持部と前記第2液体保持部の装置高さ方向の位置が揃い、装置高さ方向のより一層の小型化が図れる。
本発明の第11の態様は、第1から第10の態様のいずれかにおいて、前記第2液体保持部は、着脱可能に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記第2液体保持部は、着脱可能に設けられているので、前記第2液体保持部が液体の収容能力上限に達した際、これを交換することで、記録装置全体の長寿命化を図ることができる。
本発明に係るプリンターにおいてカバーが閉じた状態の外観斜視図。 本発明に係るプリンターにおいてカバーが開いた状態の外観斜視図。 本発明に係るプリンターの媒体搬送経路を示す側断面図。 本発明に係るプリンターにおける装置本体の外観斜視図。 装置本体に設けられたプラテン及びキャップを示す斜視図。 プラテン及びキャップを上方から見た平面図。 プラテン及びキャップを下方から見た平面図。 プラテン及びキャップの側断面図。 プラテン及びキャップを下方から見た斜視図。 廃液インクカートリッジの斜視図。 廃液インクカートリッジ収納部にカバーを付けた状態でプリンターを下方から見た平面図。 廃液インクカートリッジ収納部に廃液インクカートリッジを収納した状態でプリンターを下方から見た平面図。 廃液インクカートリッジ収納部の平面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施例において同一の構成については、同一の符号を付し、最初の実施例においてのみ説明し、以後の実施例においてはその構成の説明を省略する。
図1は本発明に係るプリンターにおいてカバーが閉じた状態の外観斜視図であり、図2は本発明に係るプリンターにおいてカバーが開いた状態の外観斜視図であり、図3は本発明に係るプリンターの媒体搬送経路を示す側断面図であり、図4は本発明に係るプリンターにおける装置本体の外観斜視図であり、図5は装置本体に設けられたプラテン及びキャップを示す斜視図であり、図6はプラテン及びキャップを上方から見た平面図である。
図7はプラテン及びキャップを下方から見た平面図であり、図8はプラテン及びキャップの側断面図であり、図9はプラテン及びキャップを下方から見た斜視図であり、図10は廃液インクカートリッジの斜視図であり、図11は廃液インクカートリッジ収納部にカバーを付けた状態でプリンターを下方から見た平面図であり、図12は廃液インクカートリッジ収納部に廃液インクカートリッジを収納した状態でプリンターを下方から見た平面図であり、図13は廃液インクカートリッジ収納部の平面図である。
また、各図において示すX−Y−Z座標系はX方向が記録ヘッドの走査方向、Y方向が記録装置の奥行き方向、Z方向が記録ヘッドと媒体との間の距離(ギャップ)の変化する方向すなわち装置高さ方向を示している。尚、各図において−Y方向を装置前面側とし、+Y方向側を装置背面側とする。
■■■プリンターの概要■■■■■■■
図1及び図2を参照して、記録装置の一例としてのインクジェットプリンター10(以下「プリンター10」という)の構成要素について説明する。プリンター10は、装置本体12(図4参照)と、装置本体12の周囲を覆って、プリンター10の外観を構成するハウジング14と、装置本体12に対して開閉可能なカバー16と、カバー16が開いた姿勢にある際に装置本体12の上部に露出する操作部18とを備えている。
カバー16は、閉じた状態においてプリンター10の上面及び前面の一部を構成する。カバー16は装置本体12に対して回動可能に取り付けられている。カバー16が装置本体12に対して装置前方側(図2における−Y軸方向)から装置後方側(図2における+Y軸方向)へ向けて図2における反時計周り方向へ回動すると、図2に示す開いた姿勢となる。本実施例では、カバー16が図2に示す装置本体12に対して開いた姿勢にある際、カバー16の内面は、「媒体」としての用紙Pの載置面16aとして機能する。
また、図2に示すようにカバー16が閉じた姿勢(図1参照)から開いた姿勢に変化すると、装置本体12の上部には操作部18と、用紙供給口20とが露出し、装置本体12の前面には排出口22が露出する。操作部18は、プリンター10を操作するための電源ボタンや印刷設定ボタン、表示パネル等を備えて構成されている。
また、用紙供給口20は、カバー16の載置面16aに用紙Pが載置された際、載置面16aから装置本体12内部に用紙Pを供給する。また、排出口22は、載置面16aから用紙供給口20を介して装置本体12内に供給された用紙Pが、後述する記録部24により記録が実行された状態で装置前面側(図2における−Y軸方向側)に排出されることを許容する。
次いで、図3及び図4を参照しながら用紙搬送経路上の構成要素についてさらに詳説する。図3において紙面右側(装置背面側)が給送経路上流であり、紙面左側(装置前面側)が給送経路下流となっている。また、図3における符号26が付された破線は、用紙Pの搬送経路を示している。
給送経路上流側には、ハウジング14に対して開かれた状態のカバー16の載置面16aから用紙を給送経路下流側に給送する用紙供給部28が設けられている。用紙供給部28は、用紙供給口20と、該用紙供給口に設けられた一対の用紙ガイド30と、用紙供給口20から投入された用紙の少なくとも一部を支持する用紙支持部32と、該用紙支持部32と対向する位置に設けられた給送ローラー34とを備えている。尚、カバー16と用紙支持部32とは、用紙Pを傾斜姿勢で支持する。
一対の用紙ガイド30は、図2、図4及び図5におけるX軸方向において+X軸方向側に位置する用紙ガイド30aと−X軸方向側に位置する用紙ガイド30bとを備えている。用紙ガイド30aは、−X軸方向側に位置する用紙ガイド30bに対してX軸方向に沿って接近、離間可能なように移動可能に構成されている。つまり、用紙ガイド30aは、用紙サイズに応じてユーザーが用紙幅方向(X方向)にスライド操作できるように設けられている。
用紙支持部32は、図3において−Y方向側に向かって下がり傾斜状に形成されている。また、給送ローラー34は、用紙支持部32に載置された用紙Pに対して接離方向に揺動可能に構成されている。給送ローラー34は、用紙支持部32に接近する方向に変位した際、用紙支持部32に載置された最上位の用紙Pと接し、該最上位の用紙Pを給送経路下流側に給送する。
用紙供給部28の下流側には搬送部36が設けられている。搬送部36には、一対の搬送ローラー対38が設けられている。搬送ローラー対38は図示しない駆動源により回転駆動させられる。搬送部36は、用紙供給部28から給送された用紙Pを搬送ローラー対38でニップして搬送方向下流側に搬送する。搬送部36の下流側には記録部24が設けられている。
記録部24は、キャリッジ40と、該キャリッジの底部に設けられた、「液体噴射ヘッド」としての記録ヘッド42と、該記録ヘッドに対向し、媒体を支持する「媒体支持部」としてのプラテン44とを備えている。記録ヘッド42は、プラテン44に支持された用紙Pと対向する。キャリッジ40は、装置本体12内部に設けられた制御部(図示せず)により制御されるキャリッジ駆動モーター46(図4参照)によって図4におけるX軸方向に往復動する様に駆動される。また、プラテン44は、用紙Pを下方から支持することにより、媒体の記録面と記録ヘッド42のヘッド面との間の距離(ギャップ)を規定する。
記録部24では、プラテン44に支持された用紙Pが記録ヘッド42に対向した際、記録ヘッド42の複数のノズル穴(図示せず)から「液体」としてのインクが用紙Pに向けて吐出され、当該インクが用紙Pの記録面(記録ヘッド42に対向する面)に着弾することにより記録が実行される。
記録部24の搬送方向下流側には、排出部48が設けられている。排出部48は、排出駆動ローラー対50を備えている。記録部24で記録が実行された用紙Pは、排出駆動ローラー対50にニップされて装置前面に形成された排出口22から装置前方に向けて排出される。尚、排出駆動ローラー対50は図示しない駆動モーターにより回転駆動させられる。
■■■プラテン、廃インクカートリッジ、インク吸収体、について■■■■■■■
図4ないし図9を参照して、プラテン44、廃インクカートリッジ68、インク吸収体60、のこれらの構成および配置について説明する。
先ず、図4に示すようにキャリッジ40は、装置本体12において−X軸方向側の端部と+X軸方向側の端部との間で移動可能に構成されている。つまり、装置本体12において−X軸方向側の端部と+X軸方向側の端部との間がキャリッジ40の移動領域となる。尚、本実施例においてキャリッジ40の移動領域における−X軸方向側の端部は、ホームポジションに設定されている。
図5に示すようにキャリッジ40の移動領域においてキャリッジ40の下方側、つまり−Z軸方向側には、プラテン44が配置されている。また、装置本体12の−X軸方向側の端部、すなわちキャリッジ40の移動領域におけるホームポジション側にはキャップ手段52が設けられている。
また、図7に示すように、プラテン44の下面の+Y軸方向側の端部にはX軸方向に延びる補強部材53が取り付けられている。本実施例において、補強部材53は剛性の高い材質、一例として金属材料等で形成されている。補強部材53はプラテン44のX軸方向における撓みを抑制する。したがって、キャリッジ40の移動領域における記録ヘッド42とプラテン44との距離(ギャップ)を一定の距離に保持することができる。
プラテン44の上面には、用紙Pを支持する複数のリブ54がX軸方向及びY軸方向に間隔をおいて設けられている。また、プラテン44のX軸方向における一部の領域には「液体受け部」としての凹部56が設けられ、この凹部56にはインク吸収体58が配置されている。本実施例において凹部56は、用紙Pの搬送方向であるY軸方向に交差する方向であるX軸方向において−X軸方向側の端部寄りに設けられている。
ここでプリンター10において、記録が実行可能な用紙Pは、普通紙だけでなく、L判写真用紙や葉書等も含まれる。本実施例におけるプリンター10は、L判写真用紙や葉書等のサイズの小さい用紙(以下「小サイズ用紙」と言う)の記録面全面に記録を実行する縁無し記録が実行可能に構成されている。
本実施例における凹部56及びインク吸収体58のX軸方向における長さは、プリンター10において小サイズ用紙に縁無し記録を実行可能な長さに設定されている。つまり、小サイズ用紙の端部から外れた領域に凹部56及びインク吸収体58が位置するように構成されている。
また、本実施例においてインク吸収体58は、スポンジ材で構成されている。つまり、凹部56に配置されたインク吸収体58は、縁無し記録実行時に小サイズ用紙の端部から外れた領域に打ち捨てられたインクを吸収して、一時的に保持することができる。
また、凹部56の底面には複数の穴が設けられている。インク吸収体58は、前記穴を介してプラテン44の下方側に延びる複数の舌片58a(図8及び図9参照)を備えている。複数の舌片58aは、プラテン44の凹部56が設けられた領域、つまりインク吸収体58が配置された領域の下方側(−Z軸方向側)に配置された、「第1液体保持部」としてのインク吸収体60と当接している。
インク吸収体60は、図7及び図8に示すようにプラテン44の下方に配置されている。また、インク吸収体60は、図7及び図8におけるX軸方向における凹部56(インク吸収体58)の長さに対応して設けられている。尚、本実施例においてインク吸収体60は、インク吸収体58と同様にスポンジ材で構成されている。
本実施例では、小サイズ用紙に縁無し記録を実行した際に打ち捨てられたインクはプラテン44の上面側に配置されたインク吸収体58に一旦吸収された後、舌片58aを介してプラテン44の上方側から下方側に導かれ、舌片58aに当接しているインク吸収体60に吸収されて保持される。
本実施例では、用紙Pの端部から外れた領域に噴射されるインクを受ける凹部56の下側に、インク吸収体60が設けられているので、凹部56からインク吸収体60へと速やかに液体を排出することができる。
尚、図示しないがインク吸収体60は、装置本体12を覆うハウジング14の底面に設けられた凹部に配置されている。前記凹部にインク吸収体60を配置することにより当該インク吸収体60に吸収されたインクが装置本体12内に漏れ出ることを抑制することができる。
再度、図5ないし図7を参照するに、プラテン44において−X軸方向側の端部には開口44aが設けられ、当該開口44aにはキャップ手段52が設けられている。つまり、キャップ手段52はプラテン44の上面側に配置されたインク吸収体58及びプラテン44の下面側に配置されたインク吸収体60と隣り合っている。
また、装置本体12においてキャップ手段52の−Y軸方向側には、ポンプ62が設けられている。ポンプ62はキャップ手段52と廃インクチューブ64で接続されている。
キャップ手段52は、キャリッジ40がホームポジションに位置する際、記録ヘッド42と対向し、当該記録ヘッド42のノズル形成面(図示せず)に押し付けられ、当該ノズル形成面を封止してインクの乾燥を防止できるようになっている。また、キャップ手段52は、記録ヘッド42に押しつけられた封止状態と、記録ヘッド42から離間した離間状態とをとり得るように構成されている。
また、キャップ手段52が記録ヘッド42に対して封止状態にある場合に、ポンプ62を駆動させると、廃インクチューブ64を介してキャップ手段52に負圧を生じさせる。この負圧により、記録ヘッド42のノズルからインクの吸引が行われ、ノズルの目詰まりや気泡混入を解消できるようになっている。
また、プリンター10における記録動作実行中に一定のタイミングでフラッシング動作が行われる。このフラッシング動作は、キャリッジ40をホームポジションに一時的に移動させ、キャップ手段52に向けてインクを噴射して打ち捨てる動作である。
キャップ手段52で生じた廃インクは、ポンプ62により廃インクチューブ64を介して吸引される。そして、吸引された廃インクは、ポンプ62から延びる廃インクチューブ66に接続された、「第2液体保持部」としての廃インクカートリッジ68に収容される。
次いで、図6ないし図9を参照して廃インクチューブ66の取り回し及び廃インクカートリッジ68のプラテン44における配置について説明する。プラテン44の下方側(−Z軸方向側)には、廃インクカートリッジ68が着脱可能なカートリッジ取付部70を備えている。廃インクカートリッジ68はカートリッジ取付部70に接続された状態で、プラテン44の下方側において、プラテン44の+X軸方向側の端部寄りに配置されている。
つまり、廃インクカートリッジ68はカートリッジ取付部70に接続された状態で、Y軸方向においてインク吸収体60と並列に配置されている。また、廃インクチューブ66は一端がポンプ62に接続され、他端がカートリッジ取付部70に接続されている。
廃インクチューブ66は、プラテン44の下方側(−Z軸方向側)を引き回されている。具体的には、ポンプ62から引き出された廃インクチューブ66は、プラテン44の+Y軸方向側の端部において補強部材53とインク吸収体60との間を通って+X軸方向へ延びている。
つまり、プラテン44における+Y軸方向側の端部において−X軸方向から+X軸方向へ向けて延びている。そして、廃インクチューブ66は、図6及び図7に示すようにX軸方向においてインク吸収体60とカートリッジ取付部70つまり廃インクカートリッジ68との間を通って−Y軸方向側へ延び、カートリッジ取付部70(廃インクカートリッジ68)においてインク吸収体60と対向する位置で当該カートリッジ取付部70に接続されている。
したがって、廃インクカートリッジ68がカートリッジ取付部70に接続された状態では、廃インクチューブ66、ポンプ62及び廃インクチューブ64を介してキャップ手段52と廃インクカートリッジ68とが連通した状態となる。その結果、キャップ手段52に打ち捨てられ、ポンプ62により送出されたインクを廃インクカートリッジ68内に保持することができる。
本実施例では、ポンプ62と廃インクカートリッジ68とを結ぶ廃インクチューブ64が、インク吸収体60と廃インクカートリッジ68との間を通り、廃インクカートリッジ68においてインク吸収体60と対向する位置に接続されているので、廃インクカートリッジ68の外側に廃インクチューブ64を配設する領域を確保する必要がなく、プリンター10の小型化を図ることができる。
そして本実施例では、廃インクカートリッジ68とインク吸収体60は、プラテン44と以下のような関係を有する。即ち、縁無し記録に関わるインク吸収体60とノズルメンテナンスに関わる廃インクカートリッジ68は、装置内部において大きな占有スペースを必要とし、装置の小型化に対する障壁となる。一方、記録ヘッド42と対向可能な位置に設けられた、用紙Pを支持するプラテン44も、用紙Pの記録面方向、特に用紙幅方向(X軸方向)に大きな占有スペースを必要とし、その大きさは用紙サイズによって定まる。そこで本実施例では、その様なプラテン44の下側領域(−Z軸方向側の領域)を利用してインク吸収体60と廃インクカートリッジ68の双方を配置した。
より具体的には、本実施例ではインク吸収体60と廃インクカートリッジ68を、プラテン44の下側において、用紙Pの搬送方向であるY軸方向に対し交差する方向であるX軸方向に並列に配置した。この様にインク吸収体60と廃インクカートリッジ68の双方がプラテン44の下側領域を利用することで、廃インクカートリッジ68とインク吸収体60を備えながらも、装置の小型化を図ることができる。
また、本実施例では装置本体12における装置高さ方向であるZ軸方向において、インク吸収体60の占有領域と廃インクカートリッジ68の占有領域とが重なるように配置されている。したがって、インク吸収体60の占有領域と廃インクカートリッジ68の占有領域は、鉛直方向で重なっているので、用紙Pの記録面方向のみならず、装置高さ方向における小型化も図ることができる。
また、図8に示すようにZ軸方向においてインク吸収体60の底面の位置と、廃インクカートリッジ68の底面の位置とは同じ位置、つまり同一平面上に位置している。すなわち、図8には図示していないがハウジング14の底部14a(図11参照)がインク吸収体60及び廃インクカートリッジ68を支持している。
つまり、インク吸収体60の底面と廃インクカートリッジ68の底面は、同一平面上にあるので、インク吸収体60と廃インクカートリッジ68の装置高さ方向であるZ軸方向の位置が揃い、プリンター10における装置高さ方向(Z軸方向)のより一層の小型化が図れる。
また、本実施例では、インク吸収体60及び廃インクカートリッジ68は、全体がプラテン44の下側に位置し、即ちインク吸収体60及び廃インクカートリッジ68はともにX軸方向及びY軸方向においてプラテン44からはみ出さないので(図6参照)、プリンター10のより一層の小型化を図ることができる。
■■■廃インクカートリッジの構成及びその着脱について■■■■■■■
次いで、図10ないし図13を参照して、廃インクカートリッジ68の構成及び着脱方法についてより詳細に説明する。図10に示すように廃インクカートリッジ68は、IC基板72と、廃インク流通口74とを備えている。IC基板72は、廃インクカートリッジ68に収容されている廃インクの収容量等の情報を記憶する記憶素子を備え、廃インクカートリッジ68の情報を保持している。
また、図13に示すようにカートリッジ取付部70には、IC基板接続部70aと廃インク流通口接続部70bとが設けられている。廃インクカートリッジ68をカートリッジ取付部70に接続した状態において、IC基板接続部70aはIC基板72と電気的に接続される。また、廃インク流通口接続部70bは、廃インク流通口74と接続され、廃インクチューブ66、ポンプ62及び廃インクチューブ64を介してキャップ手段52と連通状態となる。
ここで、IC基板72は、廃インクカートリッジ68がカートリッジ取付部70に接続された状態において装置本体12内に設けられた制御部(図示せず)に電気的接続される。これにより、IC基板72と制御部との間でIC基板72から制御部へ、あるいは制御部からIC基板72へ情報が伝送されることとなる。
廃インクカートリッジ68内にはキャップ手段52に打ち捨てられ或いは吸引された廃インクを収容可能であるが、廃インクカートリッジ68は交換可能であり、プリンター10の装置寿命を迎えるまでに廃インクカートリッジ68が収容限度に達しても、交換することで引き続きプリンター10の使用が可能となる。
ここで装置本体12内の制御部(図示せず)は、廃インクカートリッジ68のIC基板72と電気的に接続され、IC基板72から廃インクカートリッジ68における廃インクの収容残量の情報を伝送される。そして、制御部は廃インクカートリッジ68の廃インクの収容能力が限界に達し、廃インクカートリッジ68の交換が必要になると、操作部18の前記表示パネルに廃インクカートリッジ68の交換情報を表示する。
したがって、使用者は、廃インクカートリッジ68が収容限界に達したことを操作部18の表示パネルの表示から知ることができ、当該表示パネルに表示された廃インクカートリッジ68の交換情報に基づいて廃インクカートリッジ68の交換を行うことができる。したがって、廃インクカートリッジ68を適切なタイミングで交換することができる。
装置本体12における廃インクカートリッジ68の交換方法について説明する。図11に示すようにハウジング14の底部14aには、ハウジング14に対して着脱可能なカバー76が設けられている。カバー76は、ハウジング14に取り付けられた状態では、ハウジング14とともに底部14aの一部を構成する。
図12に示すようにカバー76をハウジング14の底部14aから取り外すと、カートリッジ取付部70に接続された状態の廃インクカートリッジ68が露呈する。この状態で、廃インクカートリッジ68を+X軸方向にスライドさせる。これにより、IC基板72とIC基板接続部70aとの接続状態、廃インク流通口74と廃インク流通口接続部70bとの接続状態、つまり、廃インクカートリッジ68とカートリッジ取付部70との接続状態が解消される。これにより廃インクカートリッジ68を装置本体12から取り外すことができる。
そして、図13に示すように装置本体12から使用済みの廃インクカートリッジ68を取り外すと、ハウジング14内に廃インクカートリッジを収容する空間、IC基板接続部70a及び廃インク流通口接続部70bが露呈する。この状態で、新たな廃インクカートリッジ68を前記空間内に格納し、−X軸方向にスライド動作させると、新たな廃インクカートリッジ68とカートリッジ取付部70とが接続される。そして、カバー76をハウジング14の底部14aに取り付ければ、廃インクカートリッジ68の交換が終了する。
以上のように廃インクカートリッジ68は、着脱可能に設けられているので、廃インクカートリッジ68が廃インクの収容能力上限に達した際、これを交換することで、プリンター10全体の長寿命化を図ることができる。
また、本実施例では、廃インクカートリッジ68は交換を前提としていることから、廃インクカートリッジ68を大型化して廃インクの収容量の増大を図る必要がなく、廃インクカートリッジ68を小型化することができる。その結果、廃インクカートリッジ68をプラテン44の下側の領域に収容することができ、プリンター10の一層の小型化を図ることができる。
<<<実施例の変更例>>>
(1)本実施例においてインク吸収体60及び廃インクカートリッジ68は、全体がプラテン44の下方側に位置する構成としたが、この構成に代えて、インク吸収体60の少なくとも一部及び廃インクカートリッジ68の少なくとも一部がプラテン44の下方側に位置する構成としてもよい。即ち、図6においてインク吸収体60或いは廃インクカートリッジ68の一部がプラテン44の外側にはみ出る構成であっても良い。
(2)また、本実施例においてキャリッジ40のホームポジションを装置本体12における−X軸方向側の端部に設ける構成としたが、この構成に代えて、キャリッジ40のホームポジションを装置本体12の+X軸方向側の端部に近い位置に設定してもよい。
(3)また、本実施例においてポンプ62を装置本体12の−X軸方向側の端部に設ける構成としたが、この構成に代えて、ポンプ62を装置本体12の+X軸方向側の端部に設ける構成としてもよい。
この構成によれば、廃インクカートリッジ68に廃液としてのインクを送出するポンプ62と、当該ポンプ62から送出されるインクを保持する廃インクカートリッジ68とを、用紙Pの搬送方向であるY軸方向に対し交差する方向であるX軸方向において同じ側である+X軸方向側の端部に近い位置に設けることができ、即ちポンプ62とインクカートリッジ68とを近接配置できるので、ポンプ62から廃インクカートリッジ68へと速やかに液体を排出することができる。
(4)また、本実施例では、液体受け部としてプラテン44の凹部56にインク吸収体58を設ける構成としたが、この構成に代えて、凹部56にインク吸収体58を配置せずに凹部56のみで記録ヘッド42から打ち捨てられたインクを一時的に貯留する構成としてもよい。
上記説明をまとめると、本実施例におけるプリンター10は、用紙Pに対しインクを噴射する記録ヘッド42と、記録ヘッド42と対向可能な位置に設けられた、用紙Pを支持するプラテン44と、用紙Pの端部から外れた領域に噴射され、プラテン44の上方から下方に導かれたインクを保持するインク吸収体60と、記録ヘッド42から廃液として噴射されたインクを保持する廃インクカートリッジ68とを備えている。インク吸収体60の少なくとも一部及び廃インクカートリッジ68の少なくとも一部が、プラテン44の下側に位置している。
また、インク吸収体60と廃インクカートリッジ68は、用紙Pの搬送方向であるY軸方向に対し交差する方向であるY軸方向に並列に配置されている。
また、プラテン44には、用紙Pの端部から外れた領域に噴射されるインクを受ける凹部56が設けられている。凹部56は、プラテン44において、用紙Pの搬送方向であるY軸方向に対し交差する方向であるX軸方向の−X軸方向側の端部寄りに設けられている。インク吸収体60は、用紙Pの搬送方向であるY軸方向に対し交差する方向であるX軸方向において−X軸方向側の端部寄りであって凹部56の下側に設けられている。廃インクカートリッジ68は、−X軸方向側の端部に対し反対側の+X軸方向側の端部寄りに設けられている。
また、記録ヘッド42は、用紙Pの搬送方向であるY軸方向と交差する方向であるX軸方向に移動可能なキャリッジ40に設けられている。キャリッジ40のホームポジションは、−X軸方向側の端部に近い位置に設定されている。あるいは、キャリッジ40のホームポジションは、X軸方向側の端部に対し反対側の−X軸方向側の端部に近い位置に設定されている。
廃インクカートリッジ68に廃液としてのインクを送出するポンプ62が、用紙Pの搬送方向であるY軸方向と交差する方向であるX軸方向において−X軸方向側の端部に対し反対側の+X軸方向側の端部に近い位置に設けられている。また、ポンプ62と廃インクカートリッジ68とを結ぶ廃インクチューブ66が、インク吸収体60と廃インクカートリッジ68との間を通り、廃インクカートリッジ68においてインク吸収体60と対向する位置に接続されている。
インク吸収体60及び廃インクカートリッジ68は、全体がプラテン44の下側に位置する。インク吸収体60の占有領域と廃インクカートリッジ68の占有領域は、装置高さ方向で重なっている。
インク吸収体60の底面と廃インクカートリッジ68の底面は、同一平面上にある。廃インクカートリッジ68は、プリンター10において着脱可能に設けられている。
また、本実施形態では本発明に係るインク吸収体60及び廃インクカートリッジ68を記録装置の一例としてのインクジェットプリンターに適用したが、その他液体噴射装置一般に適用することも可能である。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10 プリンター、12 装置本体、14 ハウジング、14a 底部、
16、76 カバー、16a 載置面、18 操作部、20 用紙供給口、22 排出口、
24 記録部、28 用紙供給部、30、30a、30b 用紙ガイド、
32 用紙支持部、34 給送ローラー、36 搬送部、38 搬送ローラー対、
40 キャリッジ、42 記録ヘッド、44 プラテン、44a 開口、
46 キャリッジ駆動モーター、48 排出部、50 排出駆動ローラー対、
52 キャップ手段、53 補強部材、54 リブ、56 凹部、
58、60 インク吸収体、58a 舌片、62 ポンプ、
64、66 廃インクチューブ、68 廃インクカートリッジ、
70 カートリッジ取付部、70a IC基板接続部、
70b 廃インク流通口接続部、72 IC基板、74 廃インク流通口、P 用紙

Claims (7)

  1. 媒体に対し液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドと対向可能な位置に設けられた、媒体を支持する媒体支持部と、
    媒体の端部及び端部からはずれた位置に前記液体を噴射することによる縁なし記録実行時において、前記媒体支持部の上方から下方に導かれた液体を保持する第1液体保持部と、
    前記液体噴射ヘッドから廃液として噴射された液体を保持する第2液体保持部と、を備え、
    前記液体噴射ヘッドは、媒体の搬送方向と交差する方向に移動可能なキャリッジに設けられ、
    前記キャリッジのホームポジションは、媒体の搬送方向に対し交差する方向において一方側の端部に近い位置に設定され、
    前記媒体支持部には、媒体の端部から外れた領域に噴射される液体を受ける液体受け部が前記媒体支持部の前記一方側の端部寄りに設けられ、
    前記第1液体保持部の少なくとも一部及び前記第2液体保持部の少なくとも一部が、前記媒体支持部の下側に位置し、
    前記第1液体保持部と前記第2液体保持部は、媒体の搬送方向に対し交差する方向に並んで配置され
    前記第1液体保持部は、前記一方側の端部寄りであって前記液体受け部の下側に設けられ、
    前記第2液体保持部は、前記一方側の端部に対し反対側の端部寄りに設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 媒体に対し液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドと対向可能な位置に設けられた、媒体を支持する媒体支持部と、
    媒体の端部から外れた領域に噴射され、前記媒体支持部の上方から下方に導かれた液体を保持する第1液体保持部と、
    前記液体噴射ヘッドから廃液として噴射された液体を保持する第2液体保持部と、を備え、
    前記液体噴射ヘッドは、媒体の搬送方向と交差する方向に移動可能なキャリッジに設けられ、
    前記キャリッジのホームポジションは、媒体の搬送方向に対し交差する方向において一方側の端部に近い位置に設定され、
    前記媒体支持部には、媒体の端部から外れた領域に噴射される液体を受ける液体受け部が前記媒体支持部の前記一方側の端部寄りに設けられ、
    前記第1液体保持部の少なくとも一部及び前記第2液体保持部の少なくとも一部が、前記媒体支持部の下側に位置し、
    前記第1液体保持部と前記第2液体保持部は、媒体の搬送方向に対し交差する方向に並んで配置され、
    前記第1液体保持部は、前記一方側の端部寄りであって前記液体受け部の下側に設けられ、
    前記第2液体保持部は、前記一方側の端部に対し反対側の端部寄りに設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 媒体に対し液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドと対向可能な位置に設けられた、媒体を支持する媒体支持部と、
    媒体の端部及び端部からはずれた位置に前記液体を噴射することによる縁なし記録実行時において、前記媒体支持部の上方から下方に導かれた液体を保持する第1液体保持部と、
    前記液体噴射ヘッドから廃液として噴射された液体を保持する第2液体保持部と、を備え、
    前記液体噴射ヘッドは、媒体の搬送方向と交差する方向に移動可能なキャリッジに設けられ、
    前記キャリッジのホームポジションは、媒体の搬送方向に対し交差する方向において一方側の端部に対し反対側の端部に近い位置に設定され、
    前記媒体支持部には、媒体の端部から外れた領域に噴射される液体を受ける液体受け部が前記媒体支持部の前記一方側の端部寄りに設けられ、
    前記第1液体保持部の少なくとも一部及び前記第2液体保持部の少なくとも一部が、前記媒体支持部の下側に位置し、
    前記第1液体保持部と前記第2液体保持部は、媒体の搬送方向に対し交差する方向に並んで配置され
    前記第1液体保持部は、媒体の搬送方向に対し交差する方向において前記一方側の端部寄りであって前記液体受け部の下側に設けられ、
    前記第2液体保持部は、前記一方側の端部に対し反対側の端部寄りに設けられ、
    前記第2液体保持部に前記廃液としての液体を送出するポンプが、媒体の搬送方向と交差する方向において前記一方側の端部に対し反対側の端部に近い位置に設けられ、
    前記ポンプと前記第2液体保持部とを結ぶチューブが、前記第1液体保持部と前記第2液体保持部との間を通り、前記第2液体保持部において前記第1液体保持部と対向する位置に接続されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の記録装置において、前記第1液体保持部及び前記第2液体保持部は、全体が前記媒体支持部の下側に位置する、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の記録装置において、前記第1液体保持部の占有領域と前記第2液体保持部の占有領域は、装置高さ方向で重なっている、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項に記載の記録装置において、前記第1液体保持部の底面と前記第2液体保持部の底面は、同一平面上にある、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項1から請求項いずれか一項に記載の記録装置において、前記第2液体保持部は、着脱可能に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
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