JP6388028B2 - 画像投影ユニットおよび画像投射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像投影ユニットおよび画像投射装置に関する。
近年、小型、かつ、軽量の画像投射装置が開発されている。この種の画像投射装置は、たとえば米国特許第7,144,116号(特許文献1)に開示されるように、重量の重いフィリップスプリズムを具備しない構成であり、全反射プリズム、デジタルミラーデバイス、色合成プリズム等を具備する。複数の色光に分割された光が、全反射プリズムにより反射され、デジタルミラーデバイスに入射する。デジタルミラーデバイスによって色合成プリズムに向けて反射された光が、当該色合成プリズムによって合成されることにより、画像が形成される。
画像投射装置にあっては、精度よく画像が投射されることが要求される。特許文献1に開示の画像投射装置とは構造が異なるが、レジストレーションのずれを防止し、良好な画像を得ることが可能な画像投射装置が開示された文献として、たとえば特開平10−319524号公報(特許文献2)が挙げられる。
特許文献2に開示の画像投射装置は、偏光ビームスプリッタと、ライトバルブと、色合成プリズムとを備える。偏光ビームスプリッタに入射された入射光は、偏光分離され、偏光分離された光のうちS偏光のみがライトバルブに入射される。ライトバルブによって反射された光は、偏光ビームスプリッタを通過して色合成プリズムに入射され、色合成プリズムによって合成される。
ここで、ライトバルブは、その荷重が偏光ビームスプリッタに負荷されるように偏光ビームスプリッタに固設される。レジストレーションを調整したうえで、ライトバルブと偏光ビームスプリッタとを一体化することにより、レジストレーションのずれを防止することができる。
米国特許第7,144,116号明細書 特開平10−319524号公報
レジストレーションを抑制するために、特許文献2に開示の構成を、特許文献1に開示の画像投射装置に適用しようとする場合には、デジタルミラーデバイスと全反射プリズムとを接着固定し、色合成プリズムと全反射プリズムとを接着固定する構成が考えられる。しかしながら、全反射プリズムは、反射面同士を接合して構成される偏光ビームスプリッタとは構成が相違し、全反射面を形成するために2つの光学素子間にエアギャップ層を有した構成である。このため、プリズムロックとしての結合強度は、偏光ビームスプリッタよりも弱くなってしまう。
このため、特許文献1に開示の画像投射装置において、色合成プリズムと全反射プリズム、全反射プリズムとデジタルミラーとをそれぞれの接着固定するような構成をとると、装置の落下による衝撃、熱膨張、ならびにデジタルミラーデバイスおよびこの周辺に取り付けられる組み付け部材等の重さにより、全反射プリズムがエアギャップ面から分解してしまうことが懸念される。
また、全反射プリズムが分解しない場合であっても、エアギャップ層が拡大することにより、デジタルミラーデバイスと色合成プリズムとの位置関係がずれることが懸念される。この場合には、レジストレーションずれが発生し、良好な画像が得られなくなる。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、色合成プリズム、エアギャップを有する全反射プリズム、およびデジタルミラーデバイスを具備しつつ、レジストレーションずれの起こりにくい画像投影ユニットおよび画像投射装置を提供することにある。
上述のした目的のうち少なくとも一つを実現するために、本発明の一側面を反映した画像投影ユニットは、光源ユニットと、極小のミラーがマトリクス上に複数配置された複数の反射型映像表示素子と、複数の上記反射型映像表示素子のそれぞれに対応して設けられ、上記光源ユニットから発光される光を上記反射型映像表示素子に案内し、かつ、上記反射型映像表示素子で反射された光を射出する複数の全反射プリズムと、複数の上記全反射プリズムから射出されたそれぞれの光が入射されるとともに、入射されたそれぞれの光を合成して射出する色合成プリズムと、上記色合成プリズムに固定されつつ複数の上記反射型映像表示素子を保持する保持部材と、上記色合成プリズムおよび複数の上記全反射プリズムを支持するベース部材とを、備える。
本発明によれば、色合成プリズム、エアギャップを有する全反射プリズム、およびデジタルミラーデバイスを具備しつつ、レジストレーションずれの起こりにくい画像投影ユニットおよび画像投射装置を提供することができる。
実施の形態1に係る画像投影ユニットの分解図である。 図1に係る画像投影ユニットの構成および当該画像投影ユニットから射出されるオフ光を示す図である。 実施の形態1に係る画像投射装置を示す概略図である。 図1に示す画像投影ユニットの要部の上面図であり、デジタルミラーデバイスから反射されるオフ光の進路を示す図である。 図1に示す画像投影ユニットの要部の側面図であり、デジタルミラーデバイスから反射されるオフ光の進路を示す図である。 図1に示す画像投影ユニットの要部の斜視図であり、デジタルミラーデバイスから反射されるオフ光の進路を示す図である。 実施の形態2に係る画像投影ユニットの概略図である。 図7に示す保持部材の上面図である。 図7に示す保持部材の正面図である。 図7に示す保持部材の側面図である。 実施の形態3に係る画像投影ユニットの概略図である。 図11に示す保持部材に含まれる保持体の上面図の一例を示す図である。 図11に示す保持部材に含まれる保持体の正面図の一例を示す図である。 図11に示す保持部材に含まれる保持体の側面図の一例を示す図である。 図11に示す保持部材に含まれる保持体の上面図のその他の例を示す図である。 図11に示す保持部材に含まれる保持体の正面図のその他の例を示す図である。 図11に示す保持部材に含まれる保持体の側面図のその他の例を示す図である。 実施の形態4に係る画像投影ユニットの概略図である。 図18に示す保持部材に含まれる保持体の上面図の第1例を示す図である。 図18に示す保持部材に含まれる保持体の正面図の第1例を示す図である。 図18に示す保持部材に含まれる保持体の側面図の第1例を示す図である。 図18に示す保持部材に含まれる保持体の上面図の第2例を示す図である。 図18に示す保持部材に含まれる保持体の正面図の第2例を示す図である。 図18に示す保持部材に含まれる保持体の側面図の第2例を示す図である。 図18に示す保持部材に含まれる保持体の上面図の第3例を示す図である。 図18に示す保持部材に含まれる保持体の正面図の第3例を示す図である。 図18に示す保持部材に含まれる保持体の側面図の第3例を示す図である。 実施の形態5に係る画像投射装置を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合は、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の特徴部分を適宜組み合わせることは、当初から予定されている。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態に係る画像投影ユニットの分解図である。図2は、図1に係る画像投影ユニットの構成および当該画像投影ユニットから射出されるオフ光を示す図である。図1および図2を参照して、本実施の形態に係る画像投影ユニット100について説明する。
図1および図2に示すように、本実施の形態に係る画像投影ユニット100は、主として、反射型映像表示素子としてのデジタルミラーデバイス10R,10G,10B、保持部材20、全反射プリズム40R,40G,40B、ベース部材50、および色合成プリズム60を備える。
画像投影ユニット100は、3つのデジタルミラーデバイス10R,10G,10Bを含むとともに、3つの全反射プリズム40R,40G,40Bを含み、後述する光源ユニット89(図3参照)から発光されて3色に分光された光を色合成プリズム60によって合成するものである。
色合成プリズム60は、たとえば4つの三角プリズムが組み合わされたクロスダイクロイックプリズムによって構成される。色合成プリズム60の三方向を取り囲むように全反射プリズム40R,40G,40Bが配置される。色合成プリズム60は、全反射プリズム40R,40G,40Bに囲まれていない方向において、光を射出する射出面60aを有する。射出面60aは、後述するオフ光が射出されるオフ光射出領域Aと、後述するオン光が射出されるオン光射出領域Bとを含む。
ベース部材50は、図中下方に位置し、色合成プリズム60および全反射プリズム40R,40G,40Bを支持するための部材である。ベース部材50は、土台部51と支持台部52とを含む。土台部51の略中央には、色合成プリズム60を支持する支持台部52が設けられている。色合成プリズム60は、支持台部52に接着固定されている。ベース部材50は、たとえば色合成プリズム60、および全反射プリズム40R,40G,40Bに線膨張係数が近いSUS材等を採用することができる。土台部51と支持台部52とは一体に構成されることが好ましい。
保持部材20は、デジタルミラーデバイス10R,10G,10Bの荷重が全反射プリズム40R,40G,40Bに負荷されないようにデジタルミラーデバイス10R,10G,10Bを保持する。保持部材20は、たとえば色合成プリズム60、および全反射プリズム40R,40G,40Bに線膨張係数が近いSUS材等を採用することができる。
保持部材20は、天板部21、側板部22R,22G,22Bおよび反射型映像表示素子保持板15R,15G,15Bを含む。保持部材20の天板部21は、色合成プリズム60に接着剤を用いて直接固定される。
天板部21は、ベース部材50との間に色合成プリズム60を挟み込むように設けられている。天板部21は、中央に位置する略正方形形状を有する板状部21aと、その四隅に設けられた略矩形形状の角部21b〜21eとを有する。
側板部22R,22G,22Bは、天板部21からベース部材50に向けて延在する。側板部22R,22G,22Bは、スーパーXホワイト等の弾性接着剤によってベース部材50に固定されている。これにより、熱衝撃や振動などの外力が加わった際に、ベース部材50と保持部材20との衝突を防ぐことができる。また、ベース部材50と保持部材20とを強固に固定した場合と比較して、弾性変形することにより衝撃や温度変化時に発生する応力を吸収することができるため、他の接着固定部の剥離を防ぐことができる。
側板部22Rは、角部21bおよび角部21cから図中下方(Z軸負方向)に向けて延在するように設けられている。側板部22Rは、図中右方向(X軸負方向)から見た場合に、Y軸方向における全反射プリズム40Rの両端外側に位置するように設けられている。
側板部22Gは、角部21bおよび角部21eから図中下方(Z軸負方向)に向けて延在するように設けられている。側板部22Gは、図中後方(Y軸負方向)から見た場合に、X軸方向における全反射プリズム40Gの両端外側に位置するように設けられている。
側板部22Bは、角部21eおよび角部21dから図中下方(Z軸負方向)に向けて延在するように設けられている。側板部22Bは、図中左方向(X軸方向)から見た場合に、Y軸方向における全反射プリズム40Bの両端外側に位置するように設けられている。
また、保持部材20は、デジタルミラーデバイス10R,10G,10Bから反射されたオン光およびオフ光が全反射プリズム40R,40G,40Bを介して色合成プリズム60に入射されて当該色合成プリズム60から射出されるオン光およびオフ光と干渉しないように切欠き部26,27を有する。
切欠き部26は、天板部21に設けられ、射出面60aの方線方向(Y軸負方向)に向かうにつれて、両端側(X軸方向)に広がるように設けられている。切欠き部27(開口部)は、切欠き部26に連通しており、射出面60aの方線方向から見た場合に、射出面60aに重ならないように設けられている。切欠き部27は、デジタルミラーデバイス10Gと反対側に位置する側板部22Rの端部および側板部22Bの端部によって規定される。また、側板部22Rの端部と側板部22Bの端部との間の距離W1は、色合成プリズム60の幅W2よりも大きい。
また、保持部材20は、天板部21から側板部22R,22G,22Bにかけて設けられた略L字形状の切欠き23R、23G、23Bをさらに含む。後述する色合成プリズム60の赤色光反射面61および青色光反射面62の反射特性によっては、図2に示すうように射出面60a以外からオフ光が射出されることがある。このような場合には、切欠き23R,23G,23Bからオフ光を逃がすことができ、オン光とオフ光とが混合されることを防止することができる。
上述の側板部22R,22G,22Bのそれぞれには、反射型映像表示素子保持板15R,15G,15Bを保持するための取り付け部30R,30G,30Bが取り付けられている。取り付け部30R,30G,30Bは、外側に向けて突出する突出部31R,31G,31Bを有する。突出部31R,31G,31Bは、後述する反射型映像表示素子保持板15R,15G,15Bに設けられた穴部16R,16G,16Bに嵌まり込む。これにより、反射型映像表示素子保持板15R,15G,15Bが保持される。
反射型映像表示素子保持板15R,15G,15Bは、デジタルミラーデバイス10R,10G,10Bを保持する。反射型映像表示素子保持板15R,15G,15Bは、窓部17R,17G,17Bを有し、デジタルミラーデバイス10R,10G,10Bと全反射プリズム40R,40G,40Bとの間に形成される光学経路に干渉しないように設けられている。
デジタルミラーデバイス10R,10G,10Bは、入射する光を反射する方向によって空間的に変調する画像形成素子である。デジタルミラーデバイス10R,10G,10Bは、多数の微小なマイクロミラーがマトリクス上に配置されることにより構成される。個々のマイクロミラーは、反射角度を互いに独立して2方向に切り換え可能である。
個々のマイクロミラーがスクリーン上に投射される画像の画素に対応している。反射角度が2方向のうちの一方に設定されたマイクロミラーは、「オン」の状態にある。このオン状態のマイクロミラーで反射された光(オン光)は、全反射プリズムを透過し、色合成プリズム60に入射する。色合成プリズム60に入射されたオン光は、当該色合成プリズム60によって合成されて、射出面60aから後述する投影レンズ99(図3参照)に向けて射出される。
一方、反射角度が2方向のうちの他方に設定されたマイクロミラーは、「オフ」の状態にある。このオフ状態のマイクロミラーで反射された光(オフ光)は、全反射プリズムを介して色合成プリズム60に入射する。色合成プリズム60に入射したオフ光は、投影レンズ99に入射しないよう色合成プリズム60の射出面60aから射出される。なお、オフ光の進路については、図4から図6を用いて後述する。
全反射プリズム40R,40G,40Bは、それぞれ略三角柱状の第1プリズムと第2プリズムとによって構成されており、各プリズム斜面間にエアギャップ層(図5における43G参照)が設けられている。全反射プリズム40R,40G,40Bは、色合成プリズム60の周囲に配置される。
外力や熱衝撃が加わった際に全反射プリズム40R,40G、40Bと色合成プリズム60が衝突しないように、全反射プリズム40R,40G、40Bと色合成プリズム60との間には、たとえば枠状の樹脂部材等からなるスペーサが設けられることが好ましい。なお、樹脂部材の形状は、枠状に限定されず適宜選択することができる。すなわち、色合成プリズム60と、複数の全反射プリズム40R、40G、40Bとの間のそれぞれに、樹脂部材が少なくとも一部充填されていればよい。また、スペーサに加えて全反射プリズム40R,40G、40Bと色合成プリズム60との間に透明樹脂部材を用いて防塵してもよい。
全反射プリズム40R,40G,40Bは、それぞれプリズム保持部材70を介してベース部材50に支持されている。なお、全反射プリズムの詳細については、全反射プリズム40Gに着目し、図4から図6を用いて説明する。
プリズム保持部材70は、たとえば略L字型の形状を有する。プリズム保持部材70は、接着剤および締結部材によってベース部材50に直接固定される。なお、図1においては、全反射プリズム40Rを保持するプリズム保持部材70のみが図示されているが、同様の構成を有するプリズム保持部材(不図示)によって、全反射プリズム40G,40Bも保持されている。たとえば、プリズム保持部材(不図示)によって全反射プリズム40Gを保持する場合には、プリズム保持部材は、後述する全反射プリズムの光非到達領域48G(図6)に接着等により固定される。
図3は、本実施の形態に係る画像投射装置を示す概略図である。図3においては、便宜上のため保持部材20、反射型映像表示素子保持板15R,15G,15B、ベース部材50等を省略している。図3を参照して、本実施の形態に係る画像投射装置200について説明する。
図3に示すように、本実施の形態に係る画像投射装置200は、光源ユニット89、ロッドインテグレータ90、リレーレンズ91,92、リレーミラー95、クロスダイクロイックミラー94、赤色用反射ミラー93R、緑色用反射ミラー93G、青色用反射ミラー(不図示)93B、画像投影ユニット100、および投影レンズ99を含む。
光源ユニット89は、たとえば超高圧水銀ランプ(HID:High Intensity Discharge lamp)や白色LED(Light Emitting Diode)などの高輝度の白色光源であり、ロッドインテグレータ90に向けて白色光を放射する。
ロッドインテグレータ90は、入射部から入射された光を内部反射させて射出部から出射させることで、光の強度分布を均一に変換する。リレー光学系は、ロッドインテグレータ90の射出部からの光を、デジタルミラーデバイス10R,10G,10Bに照射するためのレンズおよびミラーである。
ロッドインテグレータ90から出射された光は、リレーレンズ91、リレーミラー95、リレーレンズ92を介してクロスダイクロイックミラー94に入射される。クロスダイクロイックミラー94は、赤色光反射ダイクロイックミラー94Rおよび青色光反射ダイクロイックミラー94Bを有する。
クロスダイクロイックミラー94に入射された白色光に含まれる赤色光は、赤色光反射ダイクロイックミラー94Rによって赤色用反射ミラー93Rに向けて反射される。赤色用反射ミラー93Rに入射された赤色光は、赤色用反射ミラー93Rによって全反射プリズム40Rに向けて反射される。
クロスダイクロイックミラー94に入射された白色光に含まれる青色光は、青色光反射ダイクロイックミラー94Bによって青色用反射ミラー(不図示)に向けて反射される。青色用反射ミラーに入射された青色光は、青色用反射ミラーによって全反射プリズム40Bに向けて反射される。
クロスダイクロイックミラー94に入射された白色光に含まれる緑色光は、赤色光反射ダイクロイックミラー94R及び青色光反射ダイクロイックミラー94Bと透過し緑色用反射ミラー93Gに向けて入射される。その後緑色用反射ミラー93Gによって全反射プリズム40Gに向けて反射される。
全反射プリズム40R、40B、40Gは、赤色用反射ミラー93R、青色用反射ミラー(不図示)、緑色用反射ミラー93Gによって反射された赤色光、青色光、緑色光をデジタルミラーデバイス10R,10G,10Bに案内する。
デジタルミラーデバイス10R,10G,10Bに案内された各色の光は、デジタルミラーデバイス10R,10G,10Bによって所望の画像に応じてオン光およびオフ光として全反射プリズム40R、40B、40Gに向けて反射される。全反射プリズム40R、40B、40Gは、デジタルミラーデバイス10R,10G,10Bから反射された各色のオフ光およびオン光を色合成プリズム60に向けて射出する。
色合成プリズム60は、赤色光反射面61および青色光反射面62を有する。色合成プリズム60に入射された赤色のオン光は、赤色光反射面61によって反射され射出面60aから射出される。色合成プリズム60に入射された青色のオン光は、青色光反射面62によって反射され射出面60aから射出される。色合成プリズム60に入射された緑色のオン光は、赤色光反射面61および青色光反射面62を透過して射出面60aから射出される。これにより、赤色のオン光、青色のオン光、緑色のオン光が合成されて画像として射出面60aから射出され、投影レンズ99を介してスクリーンに投影される。
図4から図6は、それぞれ図1に示す画像投影ユニットの要部の上面図、側面図および斜視図であり、デジタルミラーデバイスから反射されるオフ光の進路を示す図である。図4から図6を参照して、全反射プリズム40Gおよび色合成プリズム60に着目しつつ、デジタルミラーデバイス10Gから反射された緑色のオフ光の進路および全反射プリズム40Gの詳細な構成について説明する。
図4から図6に示すように、全反射プリズム40Gは、略三角柱状の第1プリズム41Gと、第2プリズム42Gと、これら第1プリズム41Gおよび第2プリズム42Gの斜面間に設けられたエアギャップ層43Gとを含む。全反射プリズム40Gは、光入射面45、全反射面43、反射面44a,44b、および光射出面46を含む。
光入射面45は、第1プリズム41Gの底面に位置し、光源89aからの光が入射される。全反射面43は、第1プリズム41Gの斜面に位置し、光入射面45に入射された光をデジタルミラーデバイス10Gに向けて反射する。
反射面44a,44bは、デジタルミラーデバイス10Gと色合成プリズム60とが並ぶ方向と交差する方向に並ぶ第1プリズム41Gおよび第2プリズム42Gの側面の一方側に位置し、デジタルミラーデバイス10Gから反射されたオフ光を色合成プリズム60に向けて反射する。反射面44a,44bは、鏡面仕上げされた研磨面によって構成されていてもよいし、金属部材等からなる反射膜が第1プリズム41Gおよび第2プリズム42Gの一方側の側面に蒸着されることにより構成されていてもよい。
また、反射面44a,44bに代えて、第1プリズム41Gおよび第2プリズム42Gの側面の一方側に光吸収部材を設けることにより、光吸収面を構成してもよい。光吸収部材としては、墨塗り剤が塗膜形成された光吸収膜を採用することができる。光吸収膜は、たとえばアクリル樹脂微粒子に黒色顔料を添加し、水に分散させた墨塗り剤を第1プリズム41Gおよび第2プリズム42Gの側面の一方側に塗布して乾燥させることにより形成される。光吸収膜は、これに入射する色光を吸収する。なお、当該第1プリズム41Gおよび第2プリズム42Gの側面の他方側に上述したプリズム保持部材70が接着される。
光射出面46は、第2プリズム42Gにおいて色合成プリズムに対向する面に位置し、デジタルミラーデバイス10Gから反射されたオフ光およびオン光を色合成プリズム60に向けて射出する。
ここで、デジタルミラーデバイス10Rから反射されたオフ光は、第1プリズム41G内に入射する。第1プリズム41G内に入射したオフ光の一部は、反射面44aによって反射され、光射出面46から色合成プリズム60に向けて射出される。一方、第1プリズム41G内に入射したオフ光の残りは、第2プリズム42内に入射する。
第2プリズム42内に入射したオフ光の一部は、反射面44bによって反射され、光射出面46から色合成プリズム60に向けて出射される。第2プリズム42内に入射したオフ光の残部は、光射出面46から色合成プリズム60に向けて射出される。
これら、色合成プリズム60に向けて射出されたオフ光は、色合成プリズム60内を反射したり、透過したりすることにより射出面60aから射出される。この際、オフ光は、オン光と混在されないように射出面60aから射出される。
なお、光吸収面が形成された場合には、第1プリズム41G内に入射したオフ光の一部は、光吸収面によって吸収される。一方、第1プリズム41G内に入射したオフ光の残部のうちの一部が、第2プリズム42G内の光吸収面によって吸収される。第1プリズム41Gの光吸収面および第2プリズム42Gの光吸収面によって吸収されなかったオフ光は、色合成プリズム60内を反射したり、透過したりすることにより射出面60aから射出される。
このように、光反射面または光吸収面を設けることにより、オフ光が全反射プリズム40R,40G,40Bを透過して、他の部材によって意図しない方向に反射されることを防止できる。これにより、射出面60aから射出されるオン光とオフ光とが混合されることを防止できる。この結果、投影品質を下げる要因の一つである迷光を減らすことができ、またコントラストの高い画像を投影することができる。
以上のように、本実施の形態に係る画像投影ユニット100および画像投射装置200にあっては、保持部材20が、全反射プリズム40R,40G,40Bに負荷が掛からないようにデジタルミラーデバイス10R,10G,10Bを保持するため、レジストレーションずれが起こりにくくなる。
(実施の形態2)
図7は、本実施の形態に係る画像投影ユニットの概略図である。なお、図7においては、実施の形態1に係るデジタルミラーデバイス10R,10G,10Bについて省略して図示している。図7を参照して、本実施の形態に係る画像投影ユニット100Aについて説明する。
図7に示すように、本実施の形態に係る画像投影ユニット100Aにあっては、実施の形態1に係る画像投影ユニット100と比較した場合に、保持部材20Aの構成が相違する。その他の構成については、ほぼ同様である。
保持部材20Aは、複数のデジタルミラーデバイス10R,10G,10Bのそれぞれに対応して設けられた複数の保持体2R,2G,2Bを含む。複数の保持体2R,2G,2Bは、すべてが同一形状を有する。複数の保持体2R,2G,2Bのそれぞれは、色合成プリズム60に接着固定されている。
図8から図10は、図7に示す保持部材の上面図、正面図、側面図である。図8から図10については、保持部材20Aに含まれる複数の保持体のうちの1つである保持体2Rを図示している。図7から図10を参照して、保持体2Rに着目しつつ、その形状について説明する。
図7から図10に示すように、保持体2Rは、天板部21R、側板部27R、接続部29Rおよび反射型映像表示素子保持部28Rを含む。天板部21Rは、色合成プリズム60を構成する4つの三角プリズムのうち全反射プリズム40Rに向かい合う三角プリズムのみの上面の一部を覆うように設けられている。また、天板部21Rは、上面から見た場合に色合成プリズム60の中心Pに対向する辺部から、その中心Pから離れる方向(X軸方向)に突出する。
天板部21Rは、色合成プリズム60の中心P側に位置する先端部を有する。先端部は、中心Pに向かうにつれてその幅WRが狭くなる形状を有する。具体的には、先端部は、辺部21a0、辺部21b0とを含む。辺部21a0は、全反射プリズム40Rに向かい合う三角プリズムの上面における底辺部に略平行に設けられる。当該低辺部は、色合成プリズム60の中心Pに対向する辺である。辺部21b0は、辺部21a0の両端側に位置し、全反射プリズム40Rに向かい合う三角プリズムの上面の斜辺に略平行に設けられる。
側板部27Rは、色合成プリズム60と全反射プリズム40Rとが並ぶ方向と交差する方向に並ぶ全反射プリズム40Rの両側面に対向するように設けられている。接続部29Rは、天板部21Rと側板部27Rとを接続する。接続部29Rは、全反射プリズム40Rの上方に設けられる。
反射型映像表示素子保持部28Rは、板状形状を有する。反射型映像表示素子保持部28Rは、接続部29Gの下方に位置する側板部27Rの部分から、全反射プリズム40Rから離れる方向に突出する。これにより、反射型映像表示素子保持部28Rは、デジタルミラーデバイス10Rと全反射プリズム40Rとの間に形成される光学経路に干渉しないように設けられている。反射型映像表示素子保持部28Rには、デジタルミラーデバイス10Rが締結部材や接着剤により取り付けられる。
なお、保持体2Gおよび保持体2Bも、上述した保持体2Rに準じて構成される。保持体2Gは、天板部21G、側板部27G、接続部29Gおよび反射型映像表示素子保持部28Gを含み、保持体2Bは、天板部21B、側板部27B、接続部29Bおよび反射型映像表示素子保持部28Bを含む。
このように保持部材20Aが構成される場合であっても、本実施の形態に係る画像投影ユニット100Aにあっては、各保持体2R,2G,2Bが、全反射プリズム40R,40G,40Bに負荷が掛からないようにデジタルミラーデバイス10R,10G,10Bを保持するため、レジストレーションずれが起こりにくくなる。また、保持体2R,2G,2Bを同一形状とすることにより、部材の共通化を図ることができ部材コストを削減することができる。
(実施の形態3)
図11は、本実施の形態に係る画像投影ユニットの概略図である。なお、図11においては、実施の形態1に係るデジタルミラーデバイス10R,10G,10Bについて省略して図示している。図11を参照して、本実施の形態に係る画像投影ユニット100Bについて説明する。
図11に示すように、本実施の形態に係る画像投影ユニット100Bは、実施の形態2に係る画像投影ユニット100と比較した場合に、保持部材20Bの構成が相違する。その他の構成については、ほぼ同様である。
保持部材20Bは、複数の保持体2R,2G,2Bを含む。複数の保持体2R,2G,2Bのうち少なくとも1つは、他のものと形状が異なる。具体的には、複数の保持体2R,2G,2Bのうち、保持体2G,2Bの形状が同一であり、保持体2Rの形状は、保持体2G,2Bの形状と異なる。
図12から図14は、図11に示す保持部材に含まれる保持体の上面図、正面図および側面図の一例を示す図である。図12から図14においては、保持体2B,2Gの上面図、正面図および側面図を示している。図11から図14を参照して、保持体2Bの形状について説明する。
保持体2Bは、天板部21B,側板部27B1,27B2、接続部29Bおよび反射型映像表示素子保持部28Bを含む。天板部21Bは、色合成プリズム60を構成する4つの三角プリズムのうち全反射プリズム40Bに向かい合う三角プリズムの上面の一部を覆うように設けられている。また、天板部21Bは、上面から見た場合に上記三角プリズムの頂点に対向する辺部からその頂点から離れる方向(X軸負方向)に突出するように設けられている。天板部21Bは、実施の形態2に係る天板部と同様に辺部21a0,辺部21b0を有し、先端部が色合成プリズム60の中心Pに向かうにつれてその幅Wが狭くなる形状を有する。
側板部27B1,27B2は、色合成プリズム60と全反射プリズム40Bとが並ぶ方向と交差する方向に並ぶ全反射プリズム40Bの両側面に対向するように設けられている。側板部27B1は、色合成プリズム60の射出面60a側に位置する全反射プリズム40Bの側面に対向するように設けられている。側板部27B2は、色合成プリズム60の射出面60a側とは反対側の面側に位置する全反射プリズム40Bの側面に対向するように設けられている。
側板部27B1の長さL1は、側板部27B2の長さL2よりも短くなるように設けられている。これにより、側板部27B1は、色合成プリズム60の射出面60aからより離れて位置することとなり、射出面60aから射出されるオフ光およびオン光と側板部27B1とが干渉することが防止される。また、側板部27B2は、オフ光およびオン光の進行を妨げないように色合成プリズム60の側面に接着する。これにより、色合成プリズム60を安定して保持することができる。接続部29Bは、天板部21Bと側板部27B1,27B2とを接続する。接続部29Bは、全反射プリズム40Bの上方に設けられる。
反射型映像表示素子保持部28Bは、板状形状を有する。反射型映像表示素子保持部28Bは、接続部29Bの下方に位置する側板部27B1,27B2の部分から、全反射プリズム40Bから離れる方向に突出する。これにより、反射型映像表示素子保持部28Bは、デジタルミラーデバイス10Bと全反射プリズム40Bとの間に形成される光学経路に干渉しないように設けられている。反射型映像表示素子保持部28Bには、デジタルミラーデバイス10Bが締結部材や接着剤により取り付けられる。
なお、保持体2Gも保持体2Bに準じた構成を有し、天板部21G、側板部27G1,27G2、接続部29Gおよび反射型映像表示素子保持部28Gを含む。
図15から図17は、図11に示す保持部材に含まれる保持体の上面図、正面図、側面図のその他の例を示す図である。図15から図17においては、保持体2Rの上面図、正面図、側面図を示している。図11および図15から図17を参照して、保持体2Rの形状について説明する。
保持体2Rは、保持体2Bにほぼ準じた構成を有し、天板部21R,側板部27R1,27R2および反射型映像表示素子保持部28Rを含む。保持体2Rは、保持体2Bと比較した場合に、側板部27R2の形状が相違する。
側板部27R2は、突出部27R2Aが設けられている。突出部27R2Aは、側板部27R2の色合成プリズム60側に位置する下端部(ベース部材50側の端部)において、ベース部材50側に近づくにつれて色合成プリズム60に近づくように傾斜する。また、突出部27R2Aは、オフ光およびオン光の進行を妨げないように色合成プリズム60の側面の下部に接着される。これにより、色合成プリズム60がより安定的に保持される。
このように保持部材20Bが構成される場合であっても、本実施の形態に係る画像投影ユニット100Bにあっては、各保持体2R,2G,2Bが、全反射プリズム40R,40G,40Bに負荷が掛からないようにデジタルミラーデバイス10R,10G,10Bを保持するため、レジストレーションずれが起こりにくくなる。また、保持体2R,2G,2Bの形状が一部異なることにより、組み付け時における部材の配置ミスを防止することができる。
(実施の形態4)
図18は、本実施の形態に係る画像投影ユニットの概略図である。なお、図18においては、実施の形態1に係るデジタルミラーデバイス10R,10G,10Bについて省略して図示している。図18を参照して、本実施の形態に係る画像投影ユニット100Cについて説明する。
図18に示すように、本実施の形態に係る画像投影ユニット100Cは、実施の形態2に係る画像投影ユニット100Bと比較した場合に、保持部材20Cの構成が相違する。その他の構成については、ほぼ同様である。
保持部材20Cは、複数の保持体2R,2G,2Bを含む。複数の保持体2R,2G,2Bの形状は、それぞれが異なる。
図19から図21は、図18に示す保持部材に含まれる保持体の上面図、正面図および側面図の第1例を示す図である。図19から図21は、保持体2Gの上面図、正面図および側面図を示している。図18から図21を参照して、保持体2Gの形状について説明する。
保持体2Gは、実施の形態3に係る保持体2Gと比較した場合に、天板部21Gの形状が若干相違する。具体的には、本実施の形態に係る天板部21Gの辺部21a1は、実施の形態3に係る天板部21Gの辺部21aよりも色合成プリズム60の中心Pに近づくように配置されている。このため、天板部21Gの辺部21a1は、実施の形態3に係る天板部21Gの辺部21aよりも短く、天板部21Gの辺部21b1は、実施の形態3に係る天板部21Gの辺部21bよりも長くなっている。
図22から図24は、図18に示す保持部材に含まれる保持体の上面図、正面図、および側面図の第2例を示す図である。図22から図24は、保持体2Rの上面図、正面図および側面図を示している。図18および図22から図24を参照して、保持体2Rの形状について説明する。
保持体2Rは、実施の形態3に係る保持体2Rと比較した場合に、天板部21Rの形状が相違する。具体的には、本実施の形態に係る天板部21Rは、全反射プリズム40Rに対向する三角プリズムの上面および射出面60aを有する三角プリズムの上面の一部を覆うように設けられている。
より具体的には、天板部21Rの辺部21b2は、全反射プリズム40Rに対向する三角プリズムの上面における斜辺(赤色光反射面61)に沿って、色合成プリズム60の中心Pの近傍まで延在する。天板部21Rの辺部21a2は、上記中心P近傍に位置する辺部21b2の端部から射出面60a側に向けて延在する。辺部21b3は、辺部21b2よりも短くなるように設けられている。
図25から図27は、図18に示す保持部材に含まれる保持体の上面図、正面図、および側面図の第3例を示す図である。図25から図27は、保持体2Bの上面図、正面図、および側面図を示している。図18および図25から図27を参照して、保持体2Bの形状について説明する。
保持体2Bは、実施の形態3に係る保持体2Bと比較した場合に、天板部21Bの形状が相違する。具体的には、本実施の形態に係る天板部21Bは、全反射プリズム40に対向する三角プリズムの上面および射出面60aを有する三角プリズムの上面の一部を覆うように設けられている。
より具体的には、天板部21Bの辺部21b5は、全反射プリズム40Bに対向する三角プリズムの上面における斜辺(青色光反射面62)に沿って、色合成プリズム60の中心Pの近傍まで延在する。天板部21Bの辺部21a3は、上記中心P近傍に位置する辺部21b5の端部から射出面60a側に向けて延在する。辺部21b4は、辺部21b5よりも短くなるように設けられている。
このように保持部材20が構成される場合であっても、本実施の形態に係る画像投影ユニット100にあっては、各保持体2R,2G,2Bが、全反射プリズム40R,40G,40Bに負荷が掛からないようにデジタルミラーデバイス10R,10G,10Bを保持するため、レジストレーションずれが起こりにくくなる。また、保持体2R,2G,2Bの形状がすべて異なることにより、組み付け時における部材の配置ミスを防止することができる。さらに、保持体2R,2G,2Bの形状がすべて異なることにより、色ごとに色合成プリズム60との接着領域を最適化することができる。この場合においては、各保持体は、オン光およびオフ光の進行を妨げないように設けられる。
(実施の形態5)
図28は、本実施の形態に係る画像投射装置を示す概略図である。図28を参照して、本実施の形態に係る画像投射装置200Dについて説明する。
図28に示すように、本実施の形態に係る画像投射装置200Dは、実施の形態1に係る画像投射装置200と比較した場合に、画像投影ユニット100Dの構成、光源ユニット81の構成、ならびに光源ユニットからの光を全反射プリズムに導くための光学系の構成が相違する。その他の構成については、ほぼ同様である。
本実施の形態に係る画像投影ユニット100Dは、実施の形態1に係る画像投影ユニット100と比較した場合に、反射型映像表示素子の個数、全反射プリズムの個数、色合成プリズムの構成が相違する。
画像投影ユニット100Dは、2つのデジタルミラーデバイス10R,10GBを含むとともに、2つの全反射プリズム40R,40GBを含み、後述する光源ユニット81から発光されて2色に分光された光を色合成プリズム60Dによって合成するものである。なお、色合成プリズム60Dおよび2つの全反射プリズ40R,40GBは、実施の形態1と同様にベース部材に固定される。2つの全反射プリズム40R,40GBは、実施の形態1から4と同様に不図示の保持部材によって支持される。
色合成プリズム60Dは、2つの三角プリズムが組み合わされて構成され、赤色光反射ダイクロイックミラーを含む。色合成プリズム60Dは、赤色光反射面61Dを有する。
本実施の形態に係る光源ユニット81は、赤色光源81R、緑色光源81G、青色光源81B、赤色光反射ダイクロイックミラー82R、青色光反射ダイクロイックミラー82Bを含む。赤色光源81R、緑色光源81G、青色光源81Bは、それぞれLED光源やLD(Laser Diode)等を採用することができる。
赤色光源81Rから出射される赤色光は、赤色光反射ダイクロイックミラー82Rにてロッドインテグレータ90に向けて反射される。反射された赤色光は、青色光反射ダイクロイックミラー82Bを透過して、コリメータレンズ83A,83Bにより収束されてロッドインテグレータ90に入射される。
緑色光源81Gから出射された緑色光は、赤色光反射ダイクロイックミラー82Rおよび青色光反射ダイクロイックミラー82Bを透過する。これらミラーを透過した緑色光は、コリメータレンズ83A,83Bにより収束されてロッドインテグレータ90に入射される。
青色光源81Bから出射される青色光は、青色光反射ダイクロイックミラー82Bにてロッドインテグレータ90に向けて反射される。反射された青色光は、青色光反射ダイクロイックミラー82Bを透過して、コリメータレンズ83A,83Bにより収束されてロッドインテグレータ90に入射される。
なお、青色光源81Bおよび緑色光源81Gを時分割制御することにより、ロッドインテグレータ90に入射される光は、色分解される。このように、光源ユニット81から発光される複数色の光は、2色に分光される。
ロッドインテグレータ90に入射した光は、ロッドインテグレータ90の側面で適宜全反射され、射出される。ロッドインテグレータ90から射出された光束は、リレーレンズ91、リレーミラー95、リレーレンズ92を介して赤色光反射ダイクロイックミラー94Rに入射される。
赤色光反射ダイクロイックミラー94Rに入射された赤色光は、赤色光反射ダイクロイックミラー94Rによって赤色用反射ミラー93Rに向けて反射される。赤色用反射ミラー93Rに入射された赤色光は、赤色用反射ミラー93Rによって全反射プリズム40Rに向けて反射される。
全反射プリズム40Rに向けて反射された赤色光は、デジタルミラーデバイス10Rに案内されて、当該デジタルミラーデバイス10Rで反射された赤色光を色合成プリズム60Dに向けて射出する。色合成プリズム60Dに入射された赤色光は、赤色光反射面61Dにて反射されて射出面60aから投影レンズ99に向けて射出される。
一方、赤色光反射ダイクロイックミラー94Rに入射された青色光または緑色光は、赤色光反射ダイクロイックミラー94Rを透過して、反射ミラー93GBによって全反射プリズム40GBに向けて反射される。
全反射プリズム40GBに向けて反射された緑色光または青色光は、デジタルミラーデバイス10GBに案内されて、当該デジタルミラーデバイス10GBで反射された緑色光または青色光は、赤色光反射面61Dを透過して、射出面60aから投影レンズ99に向けて射出される。
上述の赤色光と、緑色光または青色光とは、色合成プリズム60Dによって合成された状態で射出面60aから射出され、投影レンズを介してスクリーンに投影される。
なお、本実施の形態においては、光源ユニット81が複数の光源と複数のダイクロイックミラーとを含む場合を例示して説明したが、これに限定されず、白色光を発光するランプと、カラーホイールとを含むように構成されていてもよい。この場合には、カラーホイールは、ロッドインテグレータの入射面近傍に配置されることが好ましい。また、光源ユニット81は、LDと蛍光体ホイールとを含むように構成されていてもよい。
以上のような構成を有することにより、本実施の形態に係る画像投影ユニット100Dおよび画像投射装置200Dにあっても、保持部材が全反射プリズム40R,40GBに負荷が掛からないようにデジタルミラーデバイス10R,10GBを保持するため、レジストレーションずれが起こりにくくなる。
上述した実施の形態1から5にあっては、画像投影ユニットが、色合成プリズムと、複数の全反射プリズムと、複数のデジタルミラーデバイスを備える場合を例示して説明したが、これに限定されず、色合成プリズムに代わる反射プリズムと、単数の全反射プリズムと、単数のデジタルミラーデバイスとを備えていてもよい。
この場合には、全反射プリズムは、光源からの光をデジタルミラーデバイスに案内し、かつ反射型映像表示素子で反射された光を反射プリズムに向けて射出する。反射プリズムは、入射された光を投影レンズに向けて射出する。これにより、投影レンズを介してスクリーンに画像が投影される。反射型映像表示素子は、反射プリズムに固定された保持部材によって保持され、反射プリズムおよび全反射プリズムはベース部材によって支持される。
なお、反射プリズム、単数の全反射プリズム、単数のデジタルミラーデバイス、保持部材、およびベース部材を備える画像投影ユニットおよびこれを備える画像投射装置は、実施の形態1から5に係る画像投影ユニットおよびこれを備える画像投射装置に基本的に準じた構成を有するため、その詳細な説明については省略する。
このような画像投影ユニットおよびこれを備えた画像投射装置にあっては、保持部材が、全反射プリズムに負荷が掛からないようにデジタルミラーデバイスを保持するため、レジストレーションずれが起こりにくくなる。
なお、上述した本実施の形態1から5においては、色合成プリズムがベース部材に直接接着固定され、複数の全反射プリズムが、ベース部材に接着材または締結部材によって固定されたプリズム保持部材を介してベース部材に支持される場合を例示して説明したが、これに限定されず、色合成プリズムおよび複数の全反射プリズムは、異なる位置でベース部材に直接接着固定されてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
2B,2G,2R 保持体、10B,10G,10R デジタルミラーデバイス、15B,15G,15R 反射型映像表示素子保持板、16B,16G,16R 穴部、17B,17G,17R 窓部、20,20A,20B,20C 保持部材、21,21B,21G,21R 天板部、21a 板状部、21b,21c,21d,21e 角部、21a0,21a1,21b0,21b1,21b2,21b3,21b4,21b5 辺部、22B,22G,22R,27B,27B1,27B2,27G,27G1,27G2,27R,27R1,27R2 側板部、27R2A,31B,31G,31R 突出部、28B,28G,28R 反射型映像表示素子保持部、29,29B,29G,29R 接続部、30B,30G,30R 取り付け部、40B,40G,40R 全反射プリズム、41G 第1プリズム、42G 第2プリズム、43 全反射面、43G エアギャップ層、44 反射面、45 光入射面、46 光射出面、48G 非到達領域、50 ベース部材、51 土台部、52 支持台部、60,60D 色合成プリズム、60a 射出面、61,61D 赤色光反射面、62 青色光反射面、70 プリズム保持部材、81,89 光源ユニット、81B 青色光源、81G 緑色光源、81R 赤色光源、82B 青色光反射ダイクロイックミラー、82R 赤色光反射ダイクロイックミラー、83A,83B コリメータレンズ、89a 光源、89b 反射鏡、90 ロッドインテグレータ、91,92 リレーレンズ、93B 青色用反射ミラー、93G 緑色用反射ミラー、93R 赤色用反射ミラー、94 クロスダイクロイックミラー、94B 青色光反射ダイクロイックミラー、94R 赤色光反射ダイクロイックミラー、95 リレーミラー、99 投影レンズ、100,100A,100B,100C,100D 画像投影ユニット、200,200D 画像投射装置。

Claims (16)

  1. 光源ユニットと、
    極小のミラーがマトリクス上に複数配置された複数の反射型映像表示素子と、
    複数の前記反射型映像表示素子のそれぞれに対応して設けられ、前記光源ユニットから発光される光を前記反射型映像表示素子に案内し、かつ、前記反射型映像表示素子で反射された光を射出する複数の全反射プリズムと、
    複数の前記全反射プリズムから射出されたそれぞれの光が入射されるとともに、入射されたそれぞれの光を合成して射出する色合成プリズムと、
    前記色合成プリズムに固定されつつ複数の前記反射型映像表示素子を保持する保持部材と、
    前記色合成プリズムおよび複数の前記全反射プリズムを支持するベース部材とを、備える画像投影ユニット。
  2. 前記保持部材は、前記ベース部材との間に前記色合成プリズムを挟み込むように設けられた天板部と、前記天板部から前記ベース部材に向けて延在する複数の側板部とを含み、
    複数の前記反射型映像表示素子は、複数の前記側板部に固定され、
    複数の前記側板部と前記ベース部材とが弾性接着剤で接着されている、請求項1に記載の画像投影ユニット。
  3. 前記保持部材は、前記ベース部材との間に前記色合成プリズムを挟み込むように設けられた天板部と、前記天板部から前記ベース部材に向けて延在する複数の側板部と、複数の前記側板部に取り付けられ、かつ、複数の前記反射型映像表示素子と複数の前記全反射プリズムとの間にそれぞれ形成される光学経路に干渉しないように設けられた複数の反射型映像表示素子保持板とを含み、
    複数の前記反射型映像表示素子のそれぞれは、複数の前記反射型映像表示素子保持板の各々に固定されている、請求項1または2に記載の画像投影ユニット。
  4. 前記保持部材は、複数の前記反射型映像表示素子から反射されたオン光およびオフ光が複数の前記全反射プリズムを介して前記色合成プリズムに入射されて当該色合成プリズムから射出されるオン光およびオフ光と干渉しないように切欠き部を有する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像投影ユニット。
  5. 前記保持部材は、複数の前記反射型映像表示素子のそれぞれに対応して設けられた複数の保持体を含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像投影ユニット。
  6. 複数の前記保持体の全てが、同一形状を有する、請求項5に記載の画像投影ユニット。
  7. 複数の前記保持体のうち少なくとも1つは、他のものと形状が異なる、請求項5に記載の画像投影ユニット。
  8. 複数の前記全反射プリズムは、前記色合成プリズムの周囲に配置され、
    前記色合成プリズムおよび複数の前記全反射プリズムは、異なる位置で前記ベース部材に直接接着固定される、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像投影ユニット。
  9. 前記複数の全反射プリズムをそれぞれ保持する複数のプリズム保持部材をさらに備え、
    前記色合成プリズムは、前記ベース部材に直接接着固定され、
    複数の前記全反射プリズムは、前記ベース部材に接着材または締結部材によって固定された前記プリズム保持部材を介して、前記ベース部材に支持される、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像投影ユニット。
  10. 複数の前記全反射プリズムのそれぞれは、前記反射型映像表示素子から反射されるオン光およびオフ光が到達しない光非到達領域を有し、
    複数の前記プリズム保持部材のそれぞれは、前記光非到達領域に接着固定されている、請求項9に記載の画像投影ユニット。
  11. 前記色合成プリズムと、複数の前記全反射プリズムとの間のそれぞれに、スペーサが設けられている、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の画像投影ユニット。
  12. 前記色合成プリズムと、複数の前記全反射プリズムとの間のそれぞれに、樹脂部材が少なくとも一部充填されている、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像投影ユニット。
  13. 複数の前記反射型映像表示素子は、2つの前記反射型映像表示素子を含み、
    複数の前記全反射プリズムは、2つの前記全反射プリズムを含み、
    前記光源ユニットから2色が発光し、
    前記色合成プリズムによって、前記2色が合成される、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の画像投影ユニット。
  14. 複数の前記反射型映像表示素子は、3つの前記反射型映像表示素子を含み、
    複数の前記全反射プリズムは、3つの前記全反射プリズムを含み、
    前記光源ユニットから3色が発光し、
    前記色合成プリズムによって、前記3色が合成される、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の画像投影ユニット。
  15. 前記色合成プリズムは、クロスダイクロイックプリズムである、請求項14に記載の画像投影ユニット。
  16. 請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の画像投影ユニットと、前記画像投影ユニットから射出される画像を投影させる投影レンズとを備えた、画像投射装置。
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