JP6387910B2 - 運転支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の運転を支援する技術に関する。
従来、車両の運転を支援する技術として、自車両の周囲の状況や走行状況に基づいて、自車両の操舵制御を行う技術が知られている。特許文献1では、先行車両に自車両を追従させる操舵制御において、自車両の進行方向前方の視界が先行車両によって遮られた場合、運転者による自車両前方の視界が確保されるように自車両の横位置を変化させる技術が開示されている。
特開2006−193082号公報
ところで、例えば車線変更が行われる際のように進行方向後方における自車両の周囲状況を認識する必要がある場合、運転者による後方視認だけでは無く、進行方向後方における自車両の周囲状況を検出する検出手段を備えることが望ましい。しかしながら、自車両の後方に自車両と同じ車線を走行する車両(以下、後続車両という)が存在する場合、検出手段の検出範囲が該後続車両によって遮られて、例えば車線変更先のような隣接車線において後続車両よりも後方に位置する車両(以下、隣接後方車両という)の検出もれが生じるおそれがある。
本発明は、自車両の後方に後続車両が存在する場合に、隣接車線において後続車両よりも後方に位置する隣接後方車両の検出もれを抑制する技術を提供することを目的としている。
本発明の一側面は、運転支援装置であって、後続情報取得手段と、隣接後方検出手段と、境界線情報取得手段と、境界走行制御手段と、を備える。後続情報取得手段は、自車両が走行する車線である自車線と同じ車線を走行する車両であって、自車両の進行方向の後方を走行する後続車両に関する後続情報を取得する。隣接後方検出手段は、自車線に隣接する車線である隣接車線を走行する車両であって、自車両の後方を走行する隣接後方車両、を検出する。境界線情報取得手段は、自車線と隣接車線とを区分する境界線の位置を表す境界線情報を取得する。境界走行制御手段は、後続情報が後続車両の存在を表すとき、境界線情報に基づいて、境界線に自車両を近づけて自車両を走行させる。
このような構成では、仮に隣接後方検出手段による検出範囲の一部が後続車両によって遮られることがあったとしても、自車両を境界線に近づけて走行させるため、後続車両により遮られる範囲が低減される。これによれば、自車両の後方に後続車両が存在する場合に、隣接車線において後続車両よりも後方に位置する隣接後方車両の検出もれを抑制することができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
運転支援装置の構成を示すブロック図。 車線変更処理の一例を示すフローチャート(1/2)。 車線変更処理の一例を示すフローチャート(2/2)。 非検出状態を説明するための図。 横位置の制御が行われたときの効果を説明するための図。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.構成]
図1に示す運転支援装置1は、車両に搭載された装置であって、例えば、運転支援装置1を搭載した車両(以下、自車両という)が走行する車線である自車線から該自車線に隣接する車線である隣接車線への車線変更のような、複数の車線を有する道路を自車両が走行する際の運転操作について、運転支援を行う装置である。運転支援装置1は、検出部10と、運転支援実行部20と、制御部30と、を備える。
検出部10は、一例として、前方検出部11と、後方検出部12と、車線変更情報出力部13と、を備える。
前方検出部11は、自車両の進行方向の前方において、少なくとも自車線と隣接車線とを区分する境界線を検出するためのものである。なお、本実施形態では、前方検出部11は、境界線に加えて、自車両の進行方向前方を走行する車両の有無を検出する。
具体的には、前方検出部11はカメラを備え、該カメラは、自車両の進行方向の前方における境界線を撮像可能なように、自車両の前側に設置される。前方検出部11は、境界線を含む自車両前方の道路の路面及び自車両前方をカメラによって繰り返し撮像し、撮像した画像を表す画像データである前方撮像画像データを制御部30へ出力する。
後方検出部12は、自車両の進行方向の後方において、後続車両及び隣接後方車両を検出するためのものである。後続車両とは、自車両の後方を走行する車両であって、且つ、自車線と同じ車線を走行する車両をいう。隣接後方車両とは、自車両の後方を走行する車両であって、且つ、隣接車線を走行する車両をいう。
具体的には、後方検出部12は、前方検出部11と同様にカメラを備え、該カメラは、後続車両及び隣接後方車両を撮像可能なように、自車両の後ろ側に設置される。後方検出部12は、カメラによって自車両の進行方向後方を繰り返し撮像し、撮像した画像を表す画像データである後方撮像画像データを制御部30へ出力する。
車線変更情報出力部13は、車線変更情報を出力する。車線変更情報は、自車両について車線変更を行う必要があるか否かを表す情報である。車線変更情報出力部13は、図示しないが、一例として、自車両の右側部及び左側部に配置された方向指示器である右方向指示器及び左方向指示器を備える。
例えば、右方向指示器及び左方向指示器は、車線変更を行うときのように自車両の運転者によって操作された場合は、運転者による操作が有ったことを示す信号を出力し、自車両の運転者によって操作されない場合は、運転者による操作が無いことを示す信号を出力する。車線変更情報出力部13は、右方向指示器及び左方向指示器から出力されるこれらの信号を、車線変更情報として制御部30へ出力する。
運転支援実行部20は、自車両におけるボディ系、パワートレイン系、シャーシ系等の制御対象の挙動を制御する複数の装置を備えるものである。その制御対象には、操舵装置21、スピーカ22、図示しないブレーキ等の制動装置、アクセル等の駆動装置、ディスプレイ、エンジン、等が少なくとも含まれていてもよい。また、運転支援実行部20を構成する各装置は、車両の走行状態に応じて制御対象の挙動を制御する他、制御部30からの指令によって制御対象の挙動を制御することにより、操舵制御及びエンジン制御や、速度警報、追突警報及び車間警報のような各種警報制御、等の周知の車両制御を実行するものであってもよい。また、運転支援実行部20を構成する各装置は、制御対象の状態を検出し、検出結果を制御部30へ出力するものであってもよい。
制御部30は、CPU31、ROM32、RAM33、画像メモリ34等を有する周知のマイクロコンピュータを備える。画像メモリ34は画像を表すデータを記録するためのメモリである。CPU31は、ROM32等の記録媒体に記録されているプログラムに従った各種処理を実行することにより、運転支援装置1を制御する。例えば、制御部30は、上述の各種車両制御を実現するための指令を出力する処理を行う。また、制御部30は、これらの処理と並行して、後述する車線変更処理を実行する。
[2.処理]
次に、制御部30(CPU31)が実行する車線変更処理の一例について、図2〜図3のフローチャートとともに、適宜、図4を用いて説明する。車線変更処理は、例えば図4に示すような、複数の車線を有する道路を自車両101が走行する際、自車両101に安全に車線変更を行わせるための処理である。車線変更処理は、自車両101のACCスイッチがオンされている間、繰り返し実行される。
本実施形態では、一例として図4に示すように、道路200は片側二車線の道路であり、自車両101が自車線201から自車線よりも右側に位置する隣接車線202への車線変更を行おうとする場合について説明する。ここでは、自車両101の進行方向前方に対して左を単に左といい、自車両101の進行方向前方に対して右を単に右という。境界線92は、道路200が有する2つの車線、すなわち自車線201と隣接車線202とを区切る線であり、図4では破線状の白線として表されている。
自車両101は、制御部30によって、具体的には該制御部30から操舵装置21へ出力される指令によって、走行中は原則として自車線の中央を基準位置として、該基準位置付近を走行するように制御されているものとする。
なお、以下のフローチャートの説明において、主語が省略されている場合は、制御部30(CPU31)を主語とする。
はじめに、S(ステップ)100では、前方検出部11から前方撮像画像データを取得し、画像メモリ34に記録する。
S105では、後方検出部12から後方撮像画像データを取得し、画像メモリ34に記録する。
S110では、車線変更情報出力部13から車線変更情報を取得する。
S115では、S110にて取得した車線変更情報に基づいて、車線変更の必要が有るか否かを判断する。具体的には、車線変更情報出力部13が備える右側方向指示器又は左側方向指示器のいずれか一方から、運転者による操作が有ったことを示す信号が車線変更情報として出力された場合、車線変更の必要が有ると判断する。
なお、右側方向指示器又は左側方向指示器の両方から、運転者による操作が有ったことを示す信号が出力されなかった場合、車線変更の必要が無いと判断する。車線変更の必要が無いと判断された場合は本車線変更処理を終了し、車線変更の必要が有ると判断された場合は処理をS120へ移行させる。
S115にて車線変更の必要が有ると判断された場合に移行するS120では、後続情報を取得し、RAM33に記録する。後続情報は、例えば、後続車両102の有無、後続車両102と自車両101との相対距離(以下、単に距離という)、相対速度、後述する相対横位置量等、後続車両102の走行状況に関する情報である。本ステップでは、S105にて取得した後方撮像画像データに基づいて、画像認識処理を行うことによって、後続車両の存在の有無を表す情報を後続情報として取得する。そして、後続車両が存在する場合は、更に、自車両から後続車両までの距離x2を表す情報と、自車両と後続車両との相対横位置量を表す情報とを、後続情報として取得する。相対横位置量とは、境界線92に対して垂直な方向である道路200の幅方向における、自車両101に対する後続車両102の位置のずれ量をいうものとする。
なお、以下では、一例として図4に示すように、自車両101が備える後方検出部12の位置を道路200の境界線92を含む水平面上に垂直に投影した位置を、自車両101の位置という。また、簡単のため直方体と仮定した後続車両102の前方右側端部を、同じく道路200の境界線92を含む水平面上に投影した位置を、後続車両102の位置という。
S125では、後続車両102を検出したか否かを判断する。本ステップでは、S120にて取得した後続情報のうち、後続車両の存在の有無を表す情報に基づいて、後続車両102を検出したか否かを判断する。後続車両102を検出した場合は処理をS130へ移行させ、検出しなかった場合は処理をS165へ移行させる。
S125にて後続車両102を検出した場合に移行するS130では、境界線情報を取得する。境界線情報は、自車線と自車線に隣接する隣接車線とを区切る線である境界線92の位置を表す情報である。
なお、本実施形態では前述のように道路200が片側二車線の道路である場合について説明しているが、仮に道路200が片側三車線以上の道路である場合は、S115にて取得した車線変更情報に基づいて車線変更先の車線を特定する。具体的には、方向指示器が示す方向の車線を隣接車線とする。そして、この車線変更先の車線を隣接車線として、該隣接車線と自車線とを区分する線を境界線として、以降の処理を実行すればよい。
境界線情報は、境界線92の位置を、予め定められた基準からの距離や座標によって表すものであってもよいし、絶対座標で表すものであってもよい。ただし、本実施形態では一例として、境界線情報は、ROM32に予め記録されており、該境界線情報において、境界線92は、その中心線である境界中心線921が、予め想定された座標系におけるx軸に相当するもの、として表されている(図4参照)。
以下では、一例として図4に示すような座標系を想定し、説明を行う。すなわち、境界中心線921の長さ方向をx軸方向とする。また、境界線92を含む水平面における、自車両101の位置から境界中心線921へ引いた垂線の交点を原点Oとする。そして、境界中心線921に垂直な方向である道路200の幅方向であって、原点Oを通る方向を、y軸方向とする。
S135では、自車両101の横位置を取得する。自車両101の横位置は、S105にて取得した前方撮像画像データに基づいて特定される。横位置とは、境界線92を含む水平面において、y軸に平行な方向である道路200の幅方向における、境界中心線921からの距離で表される。例えば、図4において、自車両101の横位置y0は、原点Oから自車両101の位置までの距離で表される。
S140では、後続車両102の横位置を後続情報として取得し、RAM33に記録する。後続車両102の横位置とは、境界線92を含む水平面において、y軸に平行な方向である道路200の幅方向における、境界中心線921から後続車両102までの距離で表される。具体的には、S120にて後続情報として取得した相対横位置量と、S135にて取得した自車両101の横位置y0とに基づいて、後続車両102の横位置yrを特定する。
S145では、後続情報と境界線情報とに基づいて、自車両101が非検出状態にあるか否かを判断する。非検出状態とは、後方検出部12による検出範囲S0が後続車両102によって遮られることにより、自車両101の位置からでは、後方検出部12によって隣接後方車両103を検出する際に該隣接後方車両103の検出もれが生じ得る状態をいう。
具体的には、一例として図4に示すように、自車両から境界線92と平行に予め定められた後方検出距離x1だけ後方において、後方検出部12による検出範囲S0のうち後続車両102によって遮られる範囲を遮蔽範囲S1というものとする。ここで、検出用距離x1は、予め設定された任意の値であってよい。例えば、後方検出距離x1は、安全に自車両101が隣接車線202へ車線変更をするために検出すべき隣接後方車両103と自車両101との距離に基づいて定められる、所定の値であってもよい。
そして、この遮蔽範囲S1において、境界線92を基準として隣接車線202側の端部が該隣接車線202内に位置し、且つ、該端部から隣接車線202における境界線92と反対側の端部までの距離(検出可能幅という)wnが予め定められた判断閾値wth未満であることが検出された場合に、自車両101が非検出状態にあると判断する。
例えば、仮に、判断閾値wthが一般的な四輪車両の車幅以上に設定されており、隣接後方車両103が一般的な四輪車両であったとすると、検出可能幅wnが判断閾値wth以上である場合は、後方検出部12によって隣接後方車両103を検出可能であると言える。検出可能幅wnは、後方検出部12による検出可能な範囲内に含まれており、該検出可能な幅として四輪車両の車幅以上が確保されるからである(wn≧wth)。
判断閾値wthは、一般的な四輪車両の車幅に限るものではなく、後方検出部12の検出性能や隣接後方車両103の車種等に応じて任意に設定されてよい。ただし、隣接後方車両103が二輪車両である場合は、判断閾値wthは、隣接後方車両103が四輪車両である場合よりも大きい値に設定されることが望ましい。つまり、判断閾値wthは、例えば、隣接車線202の車線幅wlと同様の値に設定されることが望ましい。二輪車両は四輪車両に比べて車幅が狭く、後方検出部12による検出もれが生じ易いため、後方検出部12による検出可能な範囲をできるだけ広く確保したいからである。
本ステップでは、はじめに、後方検出部12による検出範囲S0のうちの遮蔽範囲S1における隣接車線202側の端部の横位置である検出不可横位置ynを、(1)式に基づいて算出する。
前述のように、y0は自車両101の横位置であり、yrは後続車両102の横位置であり、x1は後方検出距離であり、x2は自車両101から後続車両102までの距離である。
次に、(2)式に基づいて、隣接車線202の道路幅wlから検出不可横位置ynを減算した値を検出可能幅wnとして算出する。
そして、検出可能幅wnが判断閾値wth未満となる場合(wn<wth)、自車両101が非検出状態にあると判断する。非検出状態にあると判断された場合、処理をS150へ移行させ、非検出状態にないと判断された場合、処理をS165へ移行させる。
なお、一例として示す図4の場合とは異なり、距離をあけず自車両101のすぐ後ろを後続車両102が走行するような場合には、自車両から境界線92と平行に後方検出距離x1だけ後方において、遮蔽範囲S1のうちの、境界線92を基準として隣接車線202側の端部は、隣接車線202内に位置しない状況が生じ得る。つまり、自車両から境界線92と平行に後方検出距離x1だけ後方において、遮蔽範囲S1の隣接車線202側の端部が、自車線201外且つ隣接車線202外(自車線201から見て隣接車線202を越えた位置)に位置する状況が生じ得る。このような状況は、当然のことながら、非検出状態にあると判断される。
S145にて非検出状態にあると判断されて移行するS150では、自車両101が境界線92に自車両101を近づける制御を行うことを、スピーカ22を用いて自車両101の乗員に報知する。これにより、自車両101の乗員を驚かせること無く、次のS155以降で自車両101を基準位置よりも境界線92に近づけて走行させる制御が実行される。
S155では、基準位置よりも境界線92に近づけて自車両101を走行させるように、操舵装置21の制御を行う。具体的には、操舵装置21に、自車両101の横位置が0に近い値となるように制御を行わせるための指令を出力する。これにより、自車両101は境界線92に沿って走行する。
S160では、S155にて操舵装置21に横位置の制御を行わせるための指令を初めて出力してからの経過時間が、予め定められた時間である待機時間以上であるか否かを判断する。経過時間が待機時間未満である場合は処理をS150へ移行させ、待機時間以上である場合は処理をS165へ移行させる。つまり、待機時間が経過するまでの間、境界線92に自車両101を近づける制御を行うことを報知しつつ、自車両101を境界線92に近づけて走行させることを継続する。なお、待機時間は、後方検出部12のカメラによって撮像画像を取得可能な時間以上に、例えば数秒間に、設定される。
S160にて経過時間が待機時間以上である場合に移行するS165では、隣接情報を取得する。隣接情報は、少なくとも、隣接後方車両103の存在の有無を表す情報を含む。本ステップでは、後方検出部12から最新の後方撮像画像データを取得し、画像メモリ34に記録し、該後方撮像画像データに基づく画像認識処理によって、隣接後方車両103の有無を検出し、検出結果を隣接情報としてRAM33に記録する。
なお、本ステップでは、隣接後方車両103の存在が検出された場合は、更に、本ステップで取得した後方撮像画像データに基づいて、隣接後方車両103と自車両101との距離、及び相対速度を検出し、これらの検出結果についても隣接情報としてRAM33に記録する。
S170では、S165にて取得した隣接情報に基づいて、隣接後方車両103を検出したか否かを判断する。隣接後方車両103を検出した場合は処理をS175へ移行させ、検出しない場合は処理をS185へ移行させる。
隣接後方車両103が存在する場合に移行するS175では、隣接車線への車線変更の際に、自車両101と隣接後方車両103との衝突の危険性が有るか否かを判断する。具体的には、隣接車線202を走行する車両に対するTTCを演算して、衝突の危険性の有無を判断する。ここで、TTCとは、Time To Collisionの略であり、自車両が物体に衝突するまでの予測時間を表す。TTCは、自車両から隣接車線202を走行する車両までの距離を、自車両および隣接車線202を走行する車両の相対速度で除すことで求めることができる。
隣接後方車両103に対するTTCが、予め定められた値である衝突基準値未満である場合、衝突の危険性が有ると判断する。隣接車線への車線変更の際に隣接後方車両103との衝突の危険性が有ると判断した場合は処理をS180へ移行させ、危険性が無いと判断した場合は処理をS185へ移行させる。
S185では、隣接車線への車線変更の際に、自車両101と隣接前方車両との衝突の危険性が有るか否かを判断する。隣接前方車両とは、隣接車線202を走行する車両であって自車両101の前方を走行する車両をいう(図示せず)。具体的には、本ステップでは、前方検出部11から前方撮像画像データを取得し、画像メモリ34に記録し、該前方撮像画像データに基づく画像認識処理によって、隣接前方車両の有無を検出する。隣接前方車両が検出された場合は、更に、隣接前方車両に対するTTCを演算する。
そして、隣接前方車両に対するTTCが予め定められた値である衝突基準値未満である場合、衝突の危険性が有ると判断する。隣接車線への車線変更の際に隣接前方車両との衝突の危険性が有ると判断した場合は処理をS180へ移行させ、危険性が無いと判断した場合は処理をS190へ移行させる。
S175及びS185にて衝突の危険性が有ると判断された場合に移行するS180では、車線変更を行うことが適切ではないことを、スピーカ22を用いて自車両101の乗員に報知する。そして、本車線変更処理を終了する。
S175及びS185にて衝突の危険性が無いと判断された場合に移行するS185では、自車両101に隣接車線202を走行させるように、操舵装置21の制御を行う。具体的には、操舵装置21に、自車両101の横位置が隣接車線202の中心線付近となるように制御を行わせるための指令を出力する。そして、本車線変更処理を終了する。
これにより、自車両101は、境界線92を超えて車線変更を行って、隣接車線202の中心線に沿って走行するようになる。
[3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
[3A]仮に、後方検出部12による検出範囲S0の一部が後続車両102によって遮られることがあったとしても(図4参照)、自車両101を境界線92に近づけて走行させる。これにより、図5に示すように、後続車両102により遮られる範囲S1が低減される。したがって、自車両101の後方に後続車両102が存在する場合に、隣接車線202において後続車両102よりも後方に位置する隣接後方車両103についての後方検出部12による検出もれを抑制することができる。
[3B]車線変更を行う必要がある場合(S120;YES)に、自車両101を境界線92に近づけて走行させる(S155)。例えば車線変更のときは、進行方向後方における自車両101の周囲状況の検出が重要となる。これによれば、後方検出部12による隣接後方車両103の検出もれを抑制することができるため、精度よく、進行方向後方における自車両101の周囲状況を検出することができる。そして、検出結果に基づいて、安全に、自車両101に車線変更を行わせることができる。
[3C]車線変更を行う必要がある場合(S120;YES)、一旦、境界線92に自車両101を近づけて走行させてから(S155)、待機時間の経過後に(S160;YES)、後方検出部12から隣接後方車両103の有無を表す隣接情報を取得する(S165)。これによれば、後続車両102により遮られる範囲S1が低減された状態で隣接情報を取得するため、後方検出部12による隣接後方車両103の検出もれを抑制することができる。
[3D]後方検出部12の検出範囲S0が後続車両102によって遮られることにより、後方検出部12によって隣接後方車両103の検出もれの生じる可能性がある状態を非検出状態としてもよい。そして、自車両101が非検出状態にあるか否かを、境界線情報を用いて特定される自車両101から境界線92までの距離、及び後続情報の少なくとも一方に基づいて判断してもよい(S145)。
さらに、後続情報が後続車両102の存在を表し(S125;YES)、且つ、自車両101が非検出状態にあると判断された場合(S145;YES)に、境界線情報に基づいて、境界線92に近づけて自車両101を走行させてもよい。これによれば、後方検出部12によって隣接後方車両103の検出もれの生じる可能性がある非検出状態において、後方検出部12による隣接後方車両103の検出もれを抑制することができる。
[3E]後続情報と境界線情報とに基づいて、自車両101から予め定められた検出用距離x1だけ後方において、自車両101が非検出状態にあるか否かを判断してもよい。例えば、検出用距離x1だけ後方での後方検出部12の遮蔽範囲S1において、境界線92から見て隣接車線202側の端部が該隣接車線202内に位置し、且つ、該端部か隣接車線202における境界線92と反対側の端部までの距離が予め定められた判断閾値wth未満であることが検出された場合に、自車両が前記非検出状態にあると判断してもよい(式(1)、(2)参照)。
これによれば、後続車両102の横位置yrと、自車両101と後続車両102との距離x2と、自車両101の横位置y0とに基づいて、自車両101が非検出状態にあるか否かを判断することができる。
[3F]自車両101を境界線92に近づける制御を行うことを、予め自車両101の乗員に報知してもよい。これによれば、境界線92に自車両101を近づける制御が行われる際に、自車両101の乗員を驚かせてしまうことを抑制できる。
なお、実施形態では、後方検出部12が隣接後方検出手段としての一例に相当し、制御部30が、車線変更情報取得手段、境界線情報取得手段、後続情報取得手段、自車境界距離取得手段、非検出状態判断手段、報知手段、境界走行制御手段、隣接検出制御手段、としての一例に相当する。また、S100が車線変更情報取得手段としての処理の一例に相当し、S115が境界線情報取得手段としての処理の一例に相当し、S120が後続情報取得手段としての処理の一例に相当し、S135が自車境界距離取得手段としての処理の一例に相当する。
また、S145が非検出状態判断手段としての処理の一例に相当し、S150が報知手段としての処理の一例に相当し、S155が境界走行制御手段としての処理の一例に相当し、S165が隣接検出制御手段としての処理の一例に相当する。
[4.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
[4A]上記実施形態では、制御部30は、検出可能幅wnが判断閾値wth未満となる場合(wn<wth)、自車両101が非検出状態にあると判断した(S145)。ただし(1)式及び(2)式の意味から考えて、非検出状態を次に示す(状態1)〜(状態3)のように言い換えることが可能である。そこで、制御部30は、(1)式及び(2)式に基づいて非検出状態を判断する代わりに、次に示す(状態1)〜(状態3)のいずれかが検出された場合、及び(状態1)〜(状態3)を組み合わせた状態が検出された場合に、自車両101が非検出状態にあると判断してもよい。
(状態1)後続車両102が境界線92に近寄って走行している状態を示す。言い換えれば、後続車両102と境界線92との距離が、すなわち図4に示す後続車両102の横位置yrが、予め定められた値である第1の閾値A未満である状態を示す。第1の閾値Aは、例えば、車線の中央よりも境界線92に近づいて後続車両102が走行する状態を示す横位置であれば、任意の値に定められてもよい。
(状態2)自車両101と後続車両102との距離x2が、後方検出部12による検出範囲S0の一部が後続車両102によって遮られることによって隣接後方車両103の検出もれが生じうる程度に、短い状態を示す。言い換えれば、図4に示す自車両101と後続車両102との距離x2が、予め定められた値である第2の閾値未満である状態を示す。第2の閾値は、例えば、後方検出距離x1よりも小さい値であれば、任意の値に定められてもよい。
(状態3)自車両101が、自車線201の中央(基準位置)よりも境界線92から見て反対側(遠い側)に近寄って走行している状態を示す。言い換えれば、図4に示す自車両101と境界線92との距離、すなわち自車両101の横位置y0が、予め定められた値である第3の閾値B以上である状態を示す。第3の閾値Bは、第1の閾値Aよりも大きい値であって、境界線92から見て遠い横位置を示す値であれば、任意に定められてもよい(B>A)。
[4B]上記実施形態では、車線変更情報は、運転者によって操作される右方向指示器及び左方向指示器から入力される情報であったが、運転者よって入力される情報に限るものではない。例えば、自車線201の前方を走行する車両である前方車両に対するTTCを表す情報を車線変更情報として用いてもよい。この場合、運転支援装置1は、前方車両に対するTTCを検出する構成として、自車両の進行方向前方を撮像するカメラや、レーザレーダ装置、ミリ波レーダ装置等を備えるものであってもよい。
そして、制御部30は、車線変更情報が表すTTCが、自車両101と前方車両との衝突のおそれがあることを示す所定値未満である場合に、基準位置よりも境界線92に近づけて自車両101を走行させるものであってもよい。
[4C]上記実施形態では、後方検出部12は、カメラを備えていたが、これに限らず、カメラに代えて、レーザレーダ装置を備えるものであってもよい。また、後方検出部12は、カメラと共に、レーザレーダ装置やミリ波レーダ装置等を備えるものであってもよい。
[4D]上記実施形態では、後方検出部12は、後続車両102及び隣接後方車両103の両方を検出するものであったが、これに限らず、少なくとも隣接後方車両103を検出するものであってもよい。この場合、運転支援装置1は、後続車両102を検出するために、自車両の後部に、他のカメラや、レーザレーダ装置、ミリ波レーダ装置等を備えていてもよい。
[4E]上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
[4F]本発明は、前述した制御部30、運転支援装置1の他、制御部30を機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、運転支援方法など、種々の形態で実現することができる。
1…運転支援装置 10…検出部 12…後方検出部 20…運転支援実行部 30…制御部 31…CPU。

Claims (6)

  1. 自車両が走行する車線である自車線と同じ車線を走行する車両であって、自車両の進行方向の後方を走行する後続車両の有無に関する情報を含む後続情報を取得する後続情報取得手段(40、S120、S140)と、
    自車線に隣接する車線である隣接車線を走行する車両であって、自車両の後方を走行する隣接後方車両、を検出する隣接後方検出手段(12)と、
    前記自車線と前記隣接車線とを区分する境界線の位置を表す境界線情報を取得する境界線情報取得手段(11、S130)と、
    前記後続情報が後続車両の存在を表すとき(S125;YES)、前記境界線情報に基づいて、前記境界線に近づけて自車両を走行させる境界走行制御手段(S155)と、
    自車両について車線変更を行う必要があるか否かを表す車線変更情報を取得する車線変更情報取得手段(13、S115)と、
    前記隣接後方検出手段による検出範囲が後続車両によって遮られることにより、前記隣接後方検出手段によって前記隣接後方車両の検出もれの生じる可能性がある状態を非検出状態として、自車両が前記非検出状態にあるか否かを、前記境界線情報を用いて特定される自車両から境界線までの距離、及び前記後続情報の少なくとも一方に基づいて判断する非検出状態判断手段(S145)と、
    を備え、
    前記後続情報取得手段は、車線変更情報取得手段によって、車線変更を行う必要があることを表す前記車線変更情報が取得された後に(S120)、前記後続情報を取得し、
    前記境界走行制御手段は、前記後続情報が後続車両の存在を表し(S125;YES)、且つ、前記車線変更情報が車線変更を行う必要があることを表(S115;YES)、且つ、前記非検出状態判断手段によって自車両が非検出状態にあると判断された場合(S145;YES)、前記車線変更情報に基づいて車線変更先の車線を前記隣接車線として、該隣接車線と前記自車線との前記境界線に近づけて自車両を走行させ
    前記非検出状態判断手段(S145)は、前記後続情報と前記境界線情報とに基づいて、自車両から予め定められた検出用距離だけ後方において、前記隣接後方検出手段による検出範囲のうち後続車両によって遮られる範囲を遮蔽範囲として、該遮蔽範囲において、前記境界線を基準として隣接車線側の端部が前記隣接車線内に位置し、且つ、該端部から前記隣接車線における前記境界線と反対側の端部までの距離が予め定められた判断閾値未満であることが検出された場合に、自車両が前記非検出状態にあると判断し、
    前記判断閾値は、四輪車両の車幅以上に設定されており、且つ、隣接後方車両が二輪車の場合は隣接後方車両が四輪車の場合よりも大きい値である
    ことを特徴とする運転支援装置。
  2. 請求項1に記載の運転支援装置であって、
    前記車線変更情報が車線変更を行う必要があることを表す場合(S115;YES)、前記境界走行制御手段により前記境界線に自車両を近づけて、前記隣接後方検出手段に前記隣接後方車両を検出させる隣接検出制御手段(S165)
    を備えることを特徴とする運転支援装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の運転支援装置であって、
    前記後続情報取得手段(S140)は、後続車両から前記境界線までの距離を表す情報を前記後続情報として取得し、
    前記非検出状態判断手段は、前記後続情報に基づいて、前記後続車両から境界線までの距離が予め設定された第1の閾値未満である場合に、自車両が前記非検出状態にあると判断する
    ことを特徴とする運転支援装置。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の運転支援装置であって、
    前記後続情報取得手段(S120)は、自車両から後続車両までの距離を表す情報を前記後続情報として取得し、
    前記非検出状態判断手段は、前記後続情報に基づいて、自車両から後続車両までの距離が予め設定された第2の閾値未満である場合に、自車両が前記非検出状態にあると判断する
    ことを特徴とする運転支援装置。
  5. 請求項から請求項のいずれか一項に記載の運転支援装置であって、
    自車両から前記境界線までの距離を取得する自車境界距離取得手段(S135)を備え、
    前記非検出状態判断手段は、前記境界線までの距離が予め設定された第3の閾値以上である場合に、自車両が前記非検出状態にあると判断する
    ことを特徴とする運転支援装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の運転支援装置であって、
    前記境界走行制御手段が前記境界線に自車両を近づける際に報知を行う報知手段(S150)
    を備えることを特徴とする運転支援装置。
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