JP6387545B1 - 電子タクシーチケット発行管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】タクシーチケット発行管理システムの利便性を向上する。
【解決手段】発行者200、契約者300、利用者400、及びタクシー運行者600により用いられる電子タクシーチケット発行管理システムにおいて、記憶部110と、発行者200により入力される契約者情報を記憶部110に送信する発行者入力受付部121と、契約者情報に基づき認証された入力者により入力される利用者400と可搬型端末401に関する利用者情報に基づきタクシーチケットの識別情報を生成して記憶部110に送信してチケット識別情報を可搬型端末401に送信する契約者入力受付部122と、チケット識別情報及び位置情報取得機能により取得された乗車地及び/又は降車地と利用金額と乗車日を含む乗車情報を収集して記憶部110に送信する乗車情報受付部124と、チケット識別情報及び乗車情報を用いて請求情報を生成する請求情報生成部125とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子タクシーチケット発行者、該タクシーチケット発行者とタクシーチケットの利用について契約を結んだ契約者、該契約者から提供されるタクシーチケットを用いてタクシーを利用する利用者、及びタクシーを運行するタクシー運行者により用いられる電子タクシーチケット発行管理システムに関する。
タクシーチケットは、契約者からの依頼に基づきタクシーチケット発行会社により発行され、契約者からタクシーを利用する社員等の利用者に予め配布される乗車券である。タクシーチケットの使用者はタクシーを利用した際に、利用日、利用区間、及び利用金額をタクシーチケットに記入し、タクシー運転手に渡す。該タクシーチケットはタクシー会社に回収され、タクシー会社からタクシーチケット発行会社に利用料金が請求される。タクシーチケット発行会社では一定期間(通常1ヶ月)ごとに利用料金が取りまとめられ、契約者に請求される。
また、催事等を開催する企業等の契約者が、催事への招待者にタクシーチケットを提供する場合もある。例えば、特許文献1には、タクシーチケット発行会社において、契約者からの要請を受けた担当者が入力した内容に基づき、タクシーチケットの有効期限、利用区間、あるいは利用上限額を印刷したタクシーチケットを発行することができるシステムが記載されている。
しかし、特許文献1に記載のシステムは、タクシーチケット発行会社においてタクシーチケットを発行するシステムであり、発行されたタクシーチケットが郵送等により契約者の手元に届くまでに相応の日数を要する。また、予め決められた目的のために用いられるタクシーチケットであっても、契約者は不測の事態に備えて実際に必要な数よりも多くタクシーチケットを入手するのが通例であり、最終的に使用されることなく有効期限が切れるなどして廃棄処分されてしまうことが多い。
そこで、本件出願人は、特許文献2において、契約者が、タクシーチケットを必要な時に必要な枚数、入手することができるタクシーチケット発行管理システムを提案した。このシステムは、タクシーチケット発行者と、該タクシーチケット発行者とタクシーチケットの利用について契約を結んだ契約者により用いられるタクシーチケット発行管理システムであって、
前記タクシーチケット発行者により用いられる装置であって、1乃至複数枚のタクシーチケットに、該タクシーチケットを識別する所定の識別子を付して印刷する識別子印刷部と、前記識別子と前記契約者の対応付けを含むチケット発行情報を作成するチケット発行情報作成部と、を有する基礎チケット発行装置と、
前記契約者により用いられる装置であって、前記識別子が印刷された前記1乃至複数枚のタクシーチケットの一部又は全部について、タクシーチケットの使用を制限する情報である使用制限情報の入力を受け付ける使用制限情報入力部と、前記識別子が印刷されたタクシーチケットに該使用制限情報を印刷する使用制限情報印刷部と、前記発行者より受領したチケット発行情報に基づき、該印刷した使用制限情報と前記識別子を対応付けて使用管理情報を作成する使用管理情報作成部と、を有する完成チケット発行装置と
を備えたものである。
特開平11−195143号公報 特許第5961890号公報 特開2007−18304号公報 特開2017−84151号公報
特許文献2に記載のタクシーチケット発行管理システムでは、特許文献1に記載のシステムとは異なり、タクシーチケット発行者が作成した基礎チケットに、契約者が使用制限情報等を書き込んで自らでタクシーチケットを完成させる。そのため、例えば契約者が催事を開催する場合、必要なときに必要な枚数のタクシーチケットを発行して招待者等の利用者に即時に提供することができる。
特許文献2に記載のタクシーチケット発行管理システムでは、タクシーチケットが契約者により作成されるものの、その後は、紙のタクシーチケットが利用者からタクシーの運転手に手渡され、さらにタクシーの運転手からタクシー会社に手渡され、そこで同じタクシーチケット発行者のタクシーチケットが取りまとめられ利用合計金額が集計される、という従来と同じ経過をたどる。紙のタクシーチケットは、利用日や利用区間といった制限事項を遵守されているかは厳密にはチェックできず、不正利用や目的外利用を防止できないという問題があった。また、タクシー会社においてタクシーチケット発行会社毎にタクシーチケットを分類し、各チケットに書き込まれた乗車地や降車地の情報を確認したり利用金額を集計したりする等の作業にも手間がかかっていた。
本発明が解決しようとする課題は、タクシーチケット発行者、該タクシーチケット発行者とタクシーチケットの利用について契約を結んだ契約者、該契約者から提供されるタクシーチケットを用いてタクシーを利用する利用者、及びタクシー運行者により用いられるタクシーチケット発行管理システムの利便性を向上することである。
上記課題を解決するために成された本発明は、タクシーチケットを発行する発行者、該発行者とタクシーチケットの利用について契約を結んだ契約者、該契約者から提供されるタクシーチケットを用いてタクシーを利用する利用者、及びタクシーを運行するタクシー運行者により用いられる電子タクシーチケット発行管理システムであって、
a) 情報を保存するための記憶部と、
b) 前記発行者により入力される、前記契約者に関する契約者情報を前記記憶部に送信する発行者入力受付部と、
c) 前記契約者情報に基づき入力者を認証し、認証された入力者により入力される、タクシーチケットの利用者と該利用者が有する可搬型端末に関する利用者情報、及び前記タクシーチケットの使用を制限する情報である使用制限情報に基づきタクシーチケットのチケット識別情報を生成して前記記憶部に送信するとともに、該チケット識別情報を該可搬型端末に送信する契約者入力受付部と、
d) 前記チケット識別情報、及び該チケット識別情報を有するタクシーチケットを用いて利用されたタクシーの乗車地と降車地の少なくとも一方と利用金額とを含む乗車情報を収集し、それらを対応付けて前記記憶部に送信する乗車情報受付部と、
e) 前記発行者からの指示により、前記記憶部に保存されている前記チケット識別情報及び前記乗車情報を用いて請求情報を生成する請求情報生成部と
を備えることを特徴とする。
本発明に係る電子タクシーチケット発行管理システムは、主として前記発行者により運用管理されるシステムであり、例えば前記発行者により管理される管理サーバ装置に上記の各部を備えた構成を採ることができる。従って、前記発行者入力受付部を備え、また、前記契約者入力受付部が前記契約者情報に基づき入力者を認証した上で、認証された入力者による情報の入力を受け付けるように構成している。
本発明に係る電子タクシーチケット発行管理システムは、以下のようにして用いられる。なお、前記タクシーには、契約者又は利用者から料金の支払いを受けて運行するハイヤーやシャトルバスなども含まれる。前記タクシーがハイヤーやシャトルバスである場合には、タクシーチケットは、ハイヤーやシャトルバスの乗車に用いられるチケットとなる。
まず、タクシーチケットを発行する発行者が、電子タクシーチケットの利用について契約を結んだ契約者に関する契約者情報を入力すると、発行者入力受付部により契約者情報が記憶部に送信される。これにより記憶部に契約者情報が保存される。契約者情報の送信は有線通信と無線通信のいずれにより行ってもよい。これ以外の各種情報の送信や収集等も同様に、有線通信と無線通信のいずれにより行ってもよい。その後、契約者入力受付部は、契約者情報に基づき入力者を認証し、認証された入力者により入力される、タクシーチケットの利用者(例えば契約者が開催する催事等への招待者)と該利用者が有する可搬型端末に関する利用者情報、及びタクシーチケットの使用を制限する情報である使用制限情報に基づきタクシーチケットのチケット識別情報(電子タクシーチケットのID番号等)を生成して記憶部に送信する。また、該チケット識別情報を該可搬型端末に送信する。なお、前記使用制限情報とは、例えばタクシーの利用区間(乗車地及び/又は降車地)、該区間の利用に想定される料金に応じた利用上限額、利用可能期間、有効期限のうちの少なくとも1つを含んだ情報である。
利用者は、タクシーに乗車し、自身の可搬型端末で受信した識別情報を読み出してタクシーに乗車し、目的地で降車する。乗車地と目的地(降車地)は、例えばタクシーが有する位置情報取得機能により特定することができる。あるいは後述の実施例のように利用者が所持する可搬型端末の位置情報取得機能やタクシーに備え付けられたタクシー端末の位置情報取得機能により特定することもできる。また、前記利用金額はタクシーメータにより確定される。これらの情報が確定すると、乗車情報受付部は、タクシーチケットの識別情報、及びタクシーへの乗車地と降車地の少なくとも一方と利用金額とを含む乗車情報を収集し、これらを対応付けて記憶部に送信する。これらの情報の収集は、例えばタクシーに備えられた端末により利用者の可搬型端末から電子タクシーチケットの識別情報を読み取り、乗車情報と併せて送信することにより行われる。あるいは、利用者の可搬型端末からタクシーを特定するタクシー識別情報を入力して送信するとともにタクシーから乗車情報を送信することによっても行われうる。乗車情報受付部により収集された識別番号と乗車情報は記憶部に保存される。そして、請求情報生成部は、発行者からの指示により、記憶部に保存されているチケット識別情報及び乗車情報を用いて請求情報を生成する。
このように、本発明に係る電子タクシーチケット発行管理システムでは、契約者や利用者に関する情報や利用者の可搬型端末の情報の入力、タクシーチケット(タクシーチケットの識別情報)の生成、乗車情報の収集と保存、及び請求情報の生成という一連の処理が全て電子的に行われる。そのため、利用日や利用区間といった制限事項が遵守されているか厳密にチェックでき、紙のタクシーチケットのように不正利用や目的外利用を看過する心配がない。また、タクシーチケットの使用履歴が全て電子データとして保存されるため、乗車地や降車地の情報を確認したり利用金額を集計したりする等の作業を簡単に行うことができる。このように、本発明に係る電子タクシーチケット発行管理システムを用いると、紙のタクシーチケットを用いる従来のシステムよりも利便性が向上する。
電子的にタクシーチケットを発行することが可能なシステムは、例えば特許文献3や4においても提案されている。
特許文献3には、申請者によるタクシーチケットの発行の申請を受けると、申請者のチケット申請権限等に基づき発券の可否を判定して電子的にタクシーチケットを発行するシステムが記載されている。しかし、このシステムは申請者の所属する企業により運用管理されるチケット生成システムにより、タクシーを使用する者自身がタクシーチケット発行に必要な手続きを行うものであり、タクシーチケットを発行する発行者により主として運用管理される本発明とは構成が異なる。具体的には、特許文献3に記載のシステムは、本発明に係る電子タクシーチケット発行管理システムの、発行者入力受付部に対応する構成を有しない。また、特許文献3には、電子タクシーチケットの発行を申請しようとする申請者を認証することも記載されていない。
特許文献4には、第1ユーザ、第2ユーザ、利用会社(店舗やタクシー会社など)、クレジットカード会社により用いられるシステムが記載されている。このシステムでは、第1ユーザによる、利用上限額、有効期限、商品・サービスの内容に関する情報を含む概算要求を受けて電子チケットを発行し、第1ユーザの譲渡要求に基づいて利用者を第2ユーザに変更することができる。しかし、このシステムは主として店舗での商品の購入のために使用する電子チケットに関するものであって、タクシーチケットは金券として発行される。つまり、そのチケットの使用時にタクシーへの乗車地や降車地の情報を得ることはできない。
本発明に係る電子タクシーチケット発行管理システムは、さらに、
f) 前記利用者情報の認証後に、前記可搬型端末の位置情報とともに配車要請を受け付け、該位置情報に基づいてタクシーに配車を指示する配車受付部
を備えた構成を採ることができる。この態様の電子タクシーチケット発行管理システムでは、利用者は自らの可搬型端末を用いて乗車するタクシーを手配することができるため、利用者の利便性が向上する。
本発明に係る電子タクシーチケット発行管理システムは、
前記請求情報生成部が、前記請求情報に基づいて前記契約者にタクシーの利用金額を請求する
ように構成することができる。この態様の電子タクシーチケット発行管理システムでは、前記請求情報を契約者ごとに分類し、各契約者により発行されたタクシーチケットの利用金額を合計して請求するという処理を電子的に行うことができるため、利用金額の請求に係る発行者の利便性を高めることができる。なお、請求情報生成部は、発行者による指示を受けた時点で契約者に利用金額を請求するものとしてもよく、所定の周期(例えば1ヶ月ごと)で自動的に契約者に利用料金を請求するようにしてもよい。
本発明に係る電子タクシーチケット発行管理システムは、
前記請求情報生成部が、前記乗車情報と前記使用制限情報とを照合し、それらが整合するか否かを判定する
ように構成することができる。この態様の電子タクシーチケット発行管理システムを用いることにより、発行した電子タクシーチケットが所期の目的で使用されたことの確認を容易に行うことができ、契約者の利便性が向上する。
前記契約者入力受付部は、
前記利用者情報を前記記憶部に送信し、
該記憶部に保存された利用者の中から選択された利用者について、タクシーチケットの識別情報を生成して該選択された利用者の可搬型端末に送信する
ように構成することができる。この態様の電子タクシーチケット発行管理システムを用いると、同じ利用者に対してタクシーチケットを繰り返し提供する際に、その都度同じ利用者情報を入力する手間を省くことができるため、契約者の利便性が向上する。
前記契約者入力受付部は、
催事に関する情報である催事情報の入力と、前記催事への招待者に関する招待者情報の入力を受け付け、前記招待者の可搬型端末に前記催事への参加/不参加を問い合わせ、各招待者からの回答を前記記憶部に送信する
ように構成することができる。この態様の電子タクシーチケット発行管理システムでは、電子タクシーチケットの発行管理だけでなく、催事への参加/不参加の回答に関する情報を一元的に管理することができるため、契約者の利便性が向上する。
また、上記態様の電子タクシーチケット発行管理システムでは、さらに、
前記契約者入力受付部は、
催事への参加の回答を得た招待者の前記可搬型端末に前記チケット識別情報を送信する
ように構成することができる。この態様の電子タクシーチケット発行管理システムでは、催事への出席の回答が得られた招待者に対して確実にタクシーチケットを発行することができる。
本発明に係る電子タクシーチケット発行管理システムを用いることにより、紙のタクシーチケットを発行する従来のシステムよりも利便性を向上することができる。
本発明に係る電子タクシーチケット発行管理システムの一実施例の概略構成図。 本実施例の電子タクシーチケット発行管理システムにおける管理サーバ装置の概略構成図。 本実施例の電子タクシーチケット発行管理システムにおける可搬型端末の概略構成図。 本実施例の電子タクシーチケット発行管理システムにおけるタクシー装置の概略構成図。 本実施例の電子タクシーチケット発行管理システムにおいて催事を検索する画面の一例。 本実施例の電子タクシーチケット発行管理システムにおいて催事の詳細を表示する画面の一例。 本実施例の電子タクシーチケット発行管理システムにおいて利用者の可搬型端末に表示される画面の一例。 本実施例の電子タクシーチケット発行管理システムにおいてタクシー端末に表示される画面の一例。 本実施例の電子タクシーチケット発行管理システムにおいてタクシーチケットの検索を行う画面の一例。
本発明に係る電子タクシーチケット発行管理システムの一実施例について、以下、図面を参照して説明する。本実施例の電子タクシーチケット発行管理システムは、図1に示すように、管理サーバ装置100を中心として構成されるシステムであり、タクシーチケットを発行する発行者200、タクシーチケットの発行者200とタクシーチケットの使用について契約を結んだ契約者300、該契約者300から提供されるタクシーチケットを用いてタクシーを利用する利用者400、及び位置情報取得機能を有するタクシー500を運行するタクシー運行者(タクシー運転手及びタクシー会社600)により用いられる。図1にはそれぞれ1者ずつ示しているが、これらはいずれも複数であってもよい。
図2は本実施例の電子タクシーチケット発行管理システムにおいて用いられる管理サーバ装置100の概略構成図である。本実施例の管理サーバ装置100はクラウドサーバであるが、例えば発行者200が所有及び管理する装置としてもよい。管理サーバ装置100は、記憶部110を備えており、その記憶部110には、発行者情報記憶部111、契約者情報記憶部112、利用者情報記憶部113、催事情報記憶部114、チケット情報記憶部115、乗車情報記憶部116、及び請求情報記憶部117が設けられている。発行者情報記憶部111には、予め、タクシーチケットの発行者200の発行者ID(メールアドレス)とパスワードが保存されている。
管理サーバ装置100は、また、機能ブロックとして発行者入力受付部121、契約者入力受付部122、配車受付部123、乗車情報受付部124、及び請求情報生成部125を有している。これらの機能ブロックは、CPUにより管理サーバ装置用プログラム120を実行することにより具現化される。管理サーバ装置100には、入力部130と表示部140が接続されている。
本実施例の電子タクシーチケット発行管理システムでは、タクシーチケットの発行者200、契約者300、及びタクシー会社600は、それぞれが所持するパーソナルコンピュータからインターネットを介して管理サーバ装置100にアクセスする。利用者400は、該利用者400が所持する可搬型端末401からインターネットを介して管理サーバ装置100にアクセスする。タクシー500の運転手はタクシー500に備えられたタクシー端末501からインターネットを介して管理サーバ装置100にアクセスする。
図3は、本実施例の電子タクシーチケット発行管理システムにおいて、利用者400が所持する可搬型端末401(スマートフォン、タブレット端末等)の概略構成図である。可搬型端末401は、記憶部410、位置情報取得部420、及び情報読取部430のほかに、利用者用アプリケーション440により実行される機能ブロックとして、催事受付部441、配車要請部442、チケット提示部443、及び乗車情報送信部444を備えている。情報読取部430としては、撮影部(カメラ、スキャナ等)や、近距離無線通信(NFC: Near Field Communication)部のように、対象の端末に保存されている情報を読み取ることが可能な種々の形態を採ることができる。本実施例では情報読取部430がカメラである場合を例に説明する。記憶部410には、チケット情報記憶部411と、乗車情報記憶部412が設けられている。また、可搬型端末401には入力部450及び表示部460が設けられている。
図4は、本実施例の電子タクシーチケット発行管理システムにおいて、タクシー500に搭載されるタクシー端末501(タブレット端末等)の構成図である。タクシー端末501は、記憶部510、位置情報取得部520、及び情報読取部530のほかに、タクシー端末用アプリケーション540により実行される機能ブロックとして、配車受付部541及び乗車情報送信部542を備えている。情報読取部530としては、撮影部(カメラ、スキャナ等)や、近距離無線通信(NFC: Near Field Communication)部のように、対象の端末に保存されている情報を読み取ることが可能な種々の形態を採ることができる。本実施例では情報読取部530がカメラである場合を例に説明する。記憶部510には、チケット情報記憶部511と、乗車情報記憶部512が設けられている。ここではタクシー端末501が位置情報取得部520及び配車受付部541を備える構成としたが、これらについてはタクシー500に従来備えられている機器とタクシー端末501との間で通信可能な構成とし、該タクシー500が有する既存の機能を用いるようしてもよい。また、タクシー端末501には入力部550と表示部560が設けられている。
次に、本実施例の電子タクシーチケット発行管理システムを用いたタクシーチケットの発行に関する流れを説明する。
本実施例の電子タクシーチケット発行管理システムでは、上述の通り、予め管理サーバ装置100の発行者情報記憶部111にタクシーチケットを発行する発行者200の発行者ID(メールアドレス)とパスワードが保存されている。本実施例では発行者IDとして発行者200のメールアドレスを用いるが、当然、メールアドレスとは別のIDを用いることもできる。後述する他者のIDについても同様である。
発行者200は、自身のコンピュータのブラウザ等を介して管理サーバ装置100にアクセスする。管理サーバ装置100は外部からアクセスされると、アクセスされたコンピュータの表示部にIDとパスワードを入力させるログイン画面を表示する。発行者200が、自身の発行者ID(メールアドレス)とパスワードを入力すると、その組み合わせが発行者情報記憶部111に保存された発行者情報と照合される。
入力されたIDとパスワードが発行者200のものであることが認証されると、発行者入力受付部121は、契約者の名称と契約者ID(メールアドレス)を入力させる画面を表示する。発行者200により契約者300の名称と契約者IDが入力されると、該契約者300のパスワードが自動的に生成され、契約者300の名称及び契約者IDと対応付けられて契約者情報記憶部112に保存される。さらに、契約者IDとして使用したメールアドレスに、管理サーバ装置100にアクセスするためのURLとパスワードを記載した電子メールが送信される。このとき、契約者IDがメールアドレスである旨が併せて通知される。
契約者300が、受信したURLにより管理サーバ装置100にアクセスすると、管理サーバ装置100は、契約者300のコンピュータの表示部にIDとパスワードを入力させる画面を表示する。契約者300が、自身の契約者ID(メールアドレス)と受信したパスワードを入力すると、その組み合わせが契約者情報記憶部112に保存された契約者情報と照合される。
入力されたIDとパスワードが契約者300のものであることが認証されると、契約者入力受付部122は、利用者400の利用者ID(利用者400が所持する可搬型端末401で受信可能なメールアドレス。本発明における可搬型端末の情報に相当)を入力させる画面を表示する。契約者300により利用者IDが入力されると、該利用者400のパスワードが自動生成され、利用者IDと対応付けられて利用者情報記憶部113に保存される。さらに、利用者IDとして入力されたメールアドレスに、管理サーバ装置100から利用者用アプリケーションをダウンロードするためのURLとパスワードを記載した電子メールが送信される。なお、本実施例では契約者が利用者の個人情報(氏名等)を管理することを想定した構成としたため、契約者が利用者IDのみを入力する構成としたが、利用者IDとともに利用者の氏名等の情報を入力するよう構成してもよい。即ち、ここでは少なくとも利用者IDを入力すればよく、それ以外にどのような情報を入力するかは適宜に決めればよい。
利用者400は、自身が所有する可搬型端末401で受信したURLにアクセスして利用者用アプリケーションをダウンロードし、これをインストールする。利用者400が可搬型端末401で利用者用アプリケーション440を実行すると、図3を参照して説明した各機能ブロックが具現化される。
契約者入力受付部122は、また、契約者300による催事情報の入力を受け付ける。催事情報には、催事の名称、開催日時、開催場所に関する情報と、後述する、催事への招待者、招待者からの参加/不参加の回答、及び招待者に対するタクシーチケットの発行状態に関する情報が含まれる。契約者300により入力された催事情報は、催事毎に催事IDが付されて催事情報記憶部114に保存される。催事情報記憶部114には、契約者300ごとに、該契約者300により入力された催事情報が保存される。
契約者300が、IDとパスワードによる認証後、所定の操作により催事情報の確認を指示すると、契約者入力受付部122は、認証した契約者300に対応する催事情報を催事情報記憶部114から読み出し、契約者300のコンピュータの表示部に図5に示すような画面を表示する。この画面の上部は催事名及び/又は開催日により催事を検索するための検索部となっている。ここでは催事名と開催日のみを表示したが、その他の項目(開催場所等)を追加してもよい。契約者300がこれらの項目を入力して「検索」ボタンを押すと、当該契約者300(ここでは株式会社A)により入力された催事情報を対象とする検索が実行され、その結果が画面下部に表示される。図5は、契約者300である株式会社Aが、催事名を指定せず、開催日が2017年10月1日から2017年10月31日までの間に開催される催事を検索した結果を示した画面の一例である。契約者300が何も入力せず検索ボタンを押すと、該契約者300により入力された催事の情報が全て表示される。検索結果の表示欄には、催事の一覧とともに「編集」ボタンが表示されるようになっており、このボタンを押すことによりその催事の情報を変更したり削除したりすることができる。
契約者300が、画面下部に表示された催事一覧において「編集」ボタンを押す等の操作により催事の1つを選択すると、その催事の情報の詳細が表示される。図6はその表示画面の一例であり、画面の上部には催事の名称、開催日、及び開催場所、並びに催事に関する説明文が、下部にはその催事への招待者の一覧、各招待者からの参加/不参加の回答、及び参加の回答があった招待者へのタクシーチケットの発行状態が表示される。契約者300が「登録」ボタンを押すと、利用者情報記憶部113から、当該契約者300により入力された利用者の一覧が表示され、その中からこの催事への招待者を選択して追加することができる。契約者300が催事への招待者を追加すると、その招待者の可搬型端末401に催事への招待状を送信し、併せてその催事への参加/不参加を問い合わせる。これは、例えば予め催事情報記憶部114に保存された招待状の雛形に催事の名称、開催日、及び開催場所のデータを追加し、参加/不参加の回答用のボタンやチェックボックスとともに送信することにより行うことができる。また、招待者の一覧には招待者毎にチェックボックスが設けられている。例えば、不参加の回答があった招待者のボックスにチェックした上で「削除」ボタンを押すと、その招待者が一覧から削除される。
利用者400の可搬型端末401では、催事への招待状と参加/不参加の問い合わせを受信すると、催事受付部441が可搬型端末401の表示部460に、催事の名称、開催日、開催場所、及び招待元である契約者300の名称と、「参加」と「不参加」のボタンを表示する。利用者400がいずれかのボタンを押すと、対応する回答が管理サーバ装置100に送信される。なお、利用者400は、問い合わせに対する回答を一旦保留し、自身の予定を確認する等した後に利用者用アプリケーションから催事への参加/不参加を回答することもできる。
管理サーバ装置100では、可搬型端末401から催事への参加/不参加の回答を受信すると、契約者入力受付部122が回答(参加又は不参加)の内容を催事情報記憶部114に保存されている催事情報に反映して催事情報を更新する。
図6に示す画面では、参加の回答があった招待者のうち、タクシーチケットを未だ発行していない招待者については、チケット券種欄に「チケット発行」ボタンが表示される。契約者300がこのボタンを押すと、その招待者に提供するタクシーチケット券種(上限額)、枚数、及び使用期日を入力するポップアップ画面が表示される。使用者がこれらの情報を入力すると、タクシーチケットの識別番号が生成され、催事名、券種(上限額)、枚数、及び使用期日を指定したタクシーチケットが発行される。これらの情報はチケット情報記憶部115に保存される。また、催事情報記憶部114に保存されている催事情報の、チケット発行状況に関する内容が更新される。ここでは、タクシーチケットの使用を制限する情報として券種(上限額)と使用期日を設定する場合を例に挙げたが、その他、乗車地や降車地を設定したタクシーチケットを発行することもできる。使用期日は、催事の開催日である1日のみを指定したものであってもよく、あるいは使用期限又は使用可能期間であってもよい。
契約者入力受付部122は、タクシーチケットを発行すると、そのタクシーチケットの対象者である利用者400の可搬型端末401に、発行したタクシーチケットの識別番号、券種、枚数、及び使用期日の情報を送信する。
次に、本実施例の電子タクシーチケット発行管理システムにおいて発行されたタクシーチケットを使用する際の流れを説明する。
利用者400の可搬型端末401において利用者用アプリケーション440を実行したときに表示部460に表示される画面の一例について図7を参照して説明する。図7(a)は、利用者用アプリケーション440を実行したときに最初に表示されるログイン画面である。この画面で利用者400は、通知された利用者ID(メールアドレス)とパスワードを入力してログインする。パスワードを忘れた場合に、利用者400が当該表示をクリックすると管理サーバ装置100にパスワードを問い合わせる。管理サーバ装置100は、利用者IDとして登録されたメールアドレスにパスワードを記載したメールを送信する。
図7(b)はログイン後に表示されるメニュー画面であり、「タクシーを呼ぶ」と「チケット使用」の2つのボタンが表示されている。「タクシーを呼ぶ」ボタンを押すと、配車要請部442は、位置情報取得部420を動作させて可搬型端末401の現在地情報を取得し、その情報とともに管理サーバ装置100に対して配車を要請する。
管理サーバ装置100において可搬型端末401から現在地情報及び配車要請を受信すると、管理サーバ装置100の配車受付部123は、配車の要請を受けた可搬型端末401の利用者400を特定し、利用者IDと現在地情報を送信してタクシー会社600に配車を依頼する。タクシー会社600は自身が有するシステムにより、運行中のタクシー500のうち受信した現在地に配車可能なタクシー(典型的にはその地点に最も近い空車のタクシー)を決定し、そのタクシー500に現在地へ向かうように指示する。また、配車を指示したタクシー500の識別情報(例えば車両番号及びナンバープレートの情報)を配車受付部123に送信する。配車受付部123は受信した情報を可搬型端末401に送信する。タクシー500は、タクシー会社600からの配車指示と配車先の位置情報を受信すると、配車受付部541が図示しないカーナビゲーションシステムを動作させてその位置にタクシー500を案内する。
可搬型端末401では、タクシー500の識別情報を受信すると、配車要請部442がその識別情報を可搬型端末401の表示部460に表示する。利用者400が、表示部460に表示されたタクシーの到着を待つ間に図7(b)のメニュー画面で「チケット使用」ボタンを押すと、チケット提示部443が、受信済みのタクシーチケットの情報(使用済みのタクシーチケットのものを含む)を表示部460に表示する。本実施例では、図7(c)に示すように、この画面ではタクシーチケットが、その提供元(株式会社A、B、C)ごとに一覧表示される。利用者400がこの画面で提供元の1つを選択すると、図7(d)に示すように、その提供元(ここでは株式会社A)から提供されたタクシーチケットが表示される。利用者400が、さらに、表示されたタクシーチケットの1つを選択すると、図7(e)に示すように、表示部460にはタクシーチケットの詳細な情報と、その情報を記載した二次元コードが表示(所定の形式で提示、の一例)される。
タクシー500の運転手がタクシー端末501に予めインストールされたタクシー用アプリケーションを起動させると、図8(a)に示すメニュー画面が表示される。ここで、「チケット使用」ボタンを押すと、情報読取部530が起動し、二次元コードを読み取る画面が表示される(図8(b))。タクシー運転手が表示部560に表示される枠内に、利用者400の可搬型端末401の表示部460に表示されている二次元コードを位置させると、その二次元コードが撮影される。続いて、乗車情報送信部542が二次元コードからタクシーチケットの情報を取得し、タクシー端末501の表示部560にその情報を表示する(図8(c))。
ここでは二次元コードを情報読取部530であるカメラにより撮影する例を説明したが、表示部460に表示されたタクシーチケットの文字情報をカメラで撮影することにより取得した画像データに所定の画像処理技術を適用してタクシーチケットの情報を取得する等の方法を採ることもできる。また、本実施例では情報読取部530をカメラとしたため、利用者400の可搬型端末401の表示部に表示された二次元コードを撮影してタクシーチケットの情報を抽出する構成を例に挙げたが、情報読取部530として近距離無線通信部を用い、利用者400の可搬型端末401に所定の形式で保存され、利用者400による所定の操作(例えば可搬型端末400の情報読取部430である近距離無線通信部を起動する等によりタクシー端末500との間で近距離無線通信を可能にする操作)により読み取り可能に提示されたタクシーチケットの情報を取得するなどの構成を採ることもできる。
タクシー500の運転手は、表示されたタクシーチケットの詳細な情報(使用期日等)を確認し、そのタクシーチケットの使用の可否を判断する。あるいは、タクシー端末501自体が有する日付の情報及び位置情報取得部520により取得された位置情報などを、二次元コードから抽出したタクシーチケットの情報と照合してその使用の可否を表示部560に表示することもできる。
利用者400がタクシー500に乗車して目的地に到着すると、運転手はタクシー500に搭載されているメータにより利用金額を確定する。運転手が図8(c)のチケット詳細画面の下部に表示されている「金額入力」ボタンを押すと、図8(d)に示す金額入力画面が表示される。このとき、乗車情報送信部542は、位置情報取得部520を動作させてタクシー500の現在位置を取得する。そして、利用者400がタクシー500に乗車した地点(乗車地)と降車地を表示部560に表示する。利用者400が、表示部560に表示された乗車地、降車地、及び利用金額を確認して「決定」ボタンを押すと、タクシーチケットの識別情報と、乗車日時、乗車地、降車地、及び利用金額の情報を含む乗車情報とが管理サーバ装置100に送信される。また、その情報はタクシー端末501の乗車情報記憶部512に保存される。図8(a)に示す画面において「チケット履歴」を選択すると、乗車情報記憶部512から使用済みのタクシーチケットの識別情報と乗車情報が読み出され、図8(e)に示すようなチケット使用履歴が表示される。
管理サーバ装置100では、タクシー端末501からチケット識別情報及び乗車情報を受信すると、乗車情報受付部124が使用されたタクシーチケットを特定し、チケット情報記憶部115に保存されている当該タクシーチケットの情報を使用済みに変更する。また、請求情報生成部125が、使用されたタクシーチケットの識別情報と乗車地、降車地、利用金額、タクシー会社等の乗車情報と対応付けた請求情報を生成する。また、タクシーチケットについて契約者300が設定した、チケットの使用を制限する情報(使用期日等)と、実際の使用内容(使用日等)の一致/不一致を判定し、その判定結果を付して請求情報記憶部117に保存する。またそれらの情報を可搬型端末401に送信する。可搬型端末401では、これらの情報を受信すると、チケット情報記憶部411に保存されているタクシーチケットが使用済みに変更され、また乗車情報記憶部412にチケット識別情報と乗車情報が対応付けられて保存される。
タクシーチケットの発行者200が自身の発行者IDとパスワードで管理サーバ装置100にログインし、チケット情報を照会する際の画面の一例を図9に示す。この画面では、発行者200が、契約者300により発行されたタクシーチケットの確認や、契約者300への利用料金の請求等を行うことができる。この画面の上部は検索条件入力欄が配置されており、チケット番号、契約者名、イベント名、利用者名、チケット券種、タクシー会社、使用状況、使用期日、及び使用日を検索項目として用いることができる。もちろん、これら全ての項目のうち、必要な項目についてのみ検索条件を入力して検索を実行してもよく、全てに検索条件を入力して検索を実行してもよい。
図9の例は、検索項目のうち、チケット識別番号の最初の1桁目が1であること(最上位の桁以外は全て"*"を入力)、契約者名が株式会社Aであること、及び使用期日が2017年10月1日から2018年5月31日の間に設定されていることを検索条件として入力した場合のものである。画面の下部には、この検索の結果が一覧表示されている。発行者200は、画面下部に表示されている「出力」ボタンを押すことにより検索結果であるチケットの一覧表示を所定のファイル形式(例えばcsv形式)で出力することができる。出力したファイルは、例えば契約者に対する請求書の作成に好適に用いることができる。また、発行者200が所定の操作により利用料金の請求を指示すると、請求情報生成部125は、出力されたファイルに含まれる利用料金の合計額を算出し、契約者300にその料金を請求する。さらに、「照合」ボタンを押すことにより、請求情報生成部125による、タクシーチケットの使用を制限する情報と使用内容の一致/不一致に関する判定結果を表示することができる。ここでは、発行者200による操作に基づいて契約者300に対して利用料金を請求する構成としたが、予め決められた周期(例えば1ヶ月ごと)に自動的に各契約者300に利用料金を請求する構成を採ることもできる。
図9の例は発行者200がタクシーチケットの検索を行う場合に表示される画面であるが、契約者300も自らが発行したタクシーチケットの確認を行うことができる。ただし、その場合には、図9の画面例のうち、契約者名の欄には該契約者300の名称が固定入力される。
上記の説明では、利用者400の可搬型端末401に表示される二次元コードをタクシー500に備えられているタクシー端末501の情報読取部530で撮影する構成としたが、タクシー500にタクシー端末501が備えられていない場合も考えられる。その場合には、利用者400の可搬型端末401の情報読取部430により、タクシー500を識別する情報を読み取る。例えば、タクシー500の助手席の背面側に、タクシー会社や車両番号を含むタクシー識別情報が記載された二次元コードを印刷したものを貼り付けておき、可搬型端末401の情報読取部430(この例ではカメラ)で該二次元コードを読み取る。これによりタクシー識別情報を取得する。あるいは、タクシー500内の所定の位置にタクシー会社や車両番号を含むタクシー識別情報を記録したICタグを備え、可搬型端末401の情報読取部430(この例では近距離無線通信部)により該ICタグに記録されたタクシー識別情報を取得する等の構成を採ることもできる。このような方法でタクシー識別情報を取得した場合には、可搬型端末401の乗車情報送信部444により、表示部460に図7(f)に示す画面が表示される。この態様では、可搬型端末401の位置情報取得部420により乗車地と降車地の位置情報が取得される。タクシー500に乗車し、目的地に到着した後、タクシーメータにより確定した金額を入力して「決定」ボタンを押すと、乗車情報送信部444によって、チケット識別情報と乗車情報が管理サーバ装置100に送信される。
上記実施例では、運転手によりタクシー500が運転されている場合について説明したが、自動運転されるタクシー500においても本発明に係る電子タクシーチケット発行管理システムを用いることができる。自動運転されるタクシー500を利用する場合に好適に用いることができる一つの変形例を説明する。この変形例においても、タクシーチケットの発行や利用者400が配車を依頼するまでの流れは上記実施例と同じであるため説明を省略する。
変形例では、タクシー500に備えられたタクシー端末501の表示部560にタクシーチケットの使用に関する手順が表示される。利用者400は、タクシー500に乗車したあと、自身の可搬型端末401の表示部460に、図7(e)を参照して説明した二次元コードを含む画面を表示させ、これをタクシー500に備えられたタクシー端末501の表示部560の所定の位置にかざす。続いて、利用者400がタクシー端末501の表示部560に表示された「撮影」ボタンを押す等の所定の操作を行うと、タクシー端末501の情報読取部530(この例ではカメラ)により二次元コードが撮影される。続いて、乗車情報送信部542により二次元コードからタクシーチケットの情報が抽出され、タクシー端末501の表示部560にその情報が表示される(図8(c)参照)。ここでも情報読取部530をカメラとして二次元コードを撮影する例を挙げて説明したが、情報読取部430及び530にそれぞれ近距離無線通信部を用い、それらの間でタクシーチケットの情報を送受信させる等の構成を採ることもできる。利用者400が、表示されたタクシーチケットの詳細な情報(催事名、上限額、使用期日等)を確認しタクシーチケットに誤りがないことを確認して表示部560の「確認」ボタンを押す等の操作を行うと、当該タクシーチケットが使用される。タクシーチケットに、予め降車地の情報が含まれている場合には、その情報に基づきタクシー500の自動運転が開始される。
一方、タクシーチケットに降車地の情報が含まれていない場合には、表示部560に現在地を中心とする地図と、目的地を入力する欄が表示される。利用者400は、地図をスクロールする等して地図上で降車地を指定するか、あるいは目的地の名称や住所を入力することにより降車地を決定する。また、経由地がある場合には経由地の情報を追加入力することもできる。使用者が降車地の情報を入力すると、タクシー500の自動運転が開始される。
タクシー500に乗車して目的地に到着すると、タクシー端末501の表示部560には、図8(d)を参照して説明した画面が表示される。なお、上記実施例では運転手が利用金額を入力したが、自動運転の場合にはタクシーメータから利用料金を読み取られた金額が表示される。このとき、乗車情報送信部542は、位置情報取得部520を動作させてタクシー500の現在位置を取得する。そして、利用者400がタクシー500に乗車した地点(乗車地)と降車地を表示部560に表示する。利用者400が、表示部560に表示された乗車地、降車地、及び利用金額を確認して「決定」ボタンを押すと、タクシーチケットの識別情報と、乗車日時、乗車地、降車地、及び利用金額の情報を含む乗車情報とが管理サーバ装置100に送信される。つまり、この変形例では、上記実施例においてタクシー500の運転手が行った操作の一部を利用者400に行わせる。以降の処理は上記実施例と同様であるため説明を省略する。
また、上記実施例では、利用者400の可搬型端末401から管理サーバ装置100に対して配車を要請し、該管理サーバ装置100がタクシー会社600に配車を依頼する構成としたが、利用者400の可搬型端末401にタクシー配車アプリケーションをインストールし、該タクシー配車アプリケーションにより配車を要請することもできる。そうした変形例について、以下に説明する。
この変形例では、契約者300により利用者IDが入力されたときに、利用者IDとして入力されたメールアドレスに、管理サーバ装置100から利用者用アプリケーションをダウンロードするためのURLとパスワードに加えて、タクシー配車アプリケーションをダウンロードするためのURLも記載した電子メールが送信される。タクシー配車アプリケーションには、例えばタクシーチケットの発行者200と業務提携しているタクシー会社600により提供されるものが用いられる。
利用者400は、自身が所有する可搬型端末401で受信したURLにアクセスして利用者用アプリケーション及びタクシー配車アプリケーションをダウンロードし、これをインストールする。
図7(b)により説明したメニュー画面において、利用者400が「タクシーを呼ぶ」ボタンを押すと、タクシー配車アプリケーションが起動し、利用者400はそのタクシー配車アプリケーションの指示に沿ってタクシー会社600に配車を要請する。つまり、この変形例では、利用者用アプリケーションとタクシー配車アプリケーションが連動し、管理サーバ装置100を経由することなくタクシー会社600に直接、配車を要請する。タクシー配車アプリケーションの各機能については従来用いられているものと同様であるため、説明を省略する。また、この変形例におけるタクシーの配車以外の処理は上記実施例と同様であるため説明を省略する。当然、上記実施例や変形例のほか、本発明に係るタクシーチケット発行管理システムとは別に、利用者400がタクシー配車アプリケーションを使用してタクシー会社600に配車を要請することもできる。
上記実施例では、契約者が開催する催事等への招待者にタクシーチケットを提供する場合を例に説明したが、本発明に係る電子タクシーチケット発行管理システムは、契約者が関係者に自社あるいは他所への出張を依頼する場合や契約者である旅行会社が旅行参加者の移動手段としてタクシーを利用する場合など、種々の目的に用いることができる。例えば、契約者が旅行会社であり、利用者が該旅行会社主催の旅行の参加者である場合には、発行されるタクシーチケットを、タクシーの利用だけでなく、予め決められたホテルにおける宿泊やレストランにおける飲食、あるいは土産物店における物品の購入にも使用可能に構成することができる。この場合には、予め決められたホテルやレストラン、土産物店に、上記実施例で説明したタクシー端末501と同様の端末を備えておく。そして、各所の店員等が該端末を用いて上記実施例と同様に二次元コードを撮影することによりタクシーチケットの情報を取得し、該チケットの使用後に、乗車情報に対応する宿泊情報等の利用情報を乗車情報受付部124に送信すればよい。ただし、ホテル等に備える端末が位置情報取得部の機能を有する必要はない。また、利用情報には、チケットを使用した位置の情報を含める代わりに、購入した商品の名称等、チケットの使用内容を含めることが好ましい。ここでも、二次元コードを撮影する以外に近距離無線通信等の方法を採ることもできる点は上述の通りである。
100…管理サーバ装置
110…記憶部
111…発行者情報記憶部
112…契約者情報記憶部
113…利用者情報記憶部
114…催事情報記憶部
115…チケット情報記憶部
116…乗車情報記憶部
117…請求情報記憶部
120…管理サーバ装置用プログラム
121…発行者入力受付部
122…契約者入力受付部
123…配車受付部
124…乗車情報受付部
125…請求情報生成部
130…入力部
140…表示部
200…発行者
300…契約者
400…利用者
401…可搬型端末
410…記憶部
411…チケット情報記憶部
412…乗車情報記憶部
420…位置情報取得部
430…情報読取部
440…利用者用アプリケーション
441…催事受付部
442…配車要請部
443…チケット提示部
444…乗車情報送信部
450…入力部
460…表示部
500…タクシー
501…タクシー端末
510…記憶部
511…チケット情報記憶部
512…乗車情報記憶部
520…位置情報取得部
530…情報読取部
540…タクシー端末用アプリケーション
541…配車受付部
542…乗車情報送信部
550…入力部
560…表示部
600…タクシー会社

Claims (10)

  1. タクシーチケットを発行する発行者、該発行者とタクシーチケットの利用について契約を結んだ契約者、該契約者から提供されるタクシーチケットを用いてタクシーを利用する利用者、及びタクシーを運行するタクシー運行者により用いられる電子タクシーチケット発行管理システムであって、
    a) 情報を保存するための記憶部と、
    b) 前記発行者により入力される、前記契約者に関する契約者情報を前記記憶部に送信する発行者入力受付部と、
    c) 前記契約者情報に基づき入力者を認証し、認証された入力者により入力される、タクシーチケットの利用者と該利用者が有する可搬型端末に関する利用者情報、及び前記タクシーチケットの使用を制限する情報である使用制限情報に基づきタクシーチケットのチケット識別情報を生成して前記記憶部に送信するとともに、該チケット識別情報を該可搬型端末に送信する契約者入力受付部と、
    d) 前記チケット識別情報、及び該チケット識別情報を有するタクシーチケットを用いて利用されたタクシーの乗車地と降車地の少なくとも一方と利用金額とを含む乗車情報を収集し、それらを対応付けて前記記憶部に送信する乗車情報受付部と、
    e) 前記発行者からの指示により、前記記憶部に保存されている前記チケット識別情報及び前記乗車情報を用いて請求情報を生成する請求情報生成部と
    を備えることを特徴とする電子タクシーチケット発行管理システム。
  2. さらに、
    f) 前記利用者情報の認証後に、前記可搬型端末の位置情報とともに配車要請を受け付け、該位置情報に基づいてタクシーに配車を指示する配車受付部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子タクシーチケット発行管理システム。
  3. 前記請求情報生成部が、前記請求情報に基づいて前記契約者にタクシーの利用金額を請求する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子タクシーチケット発行管理システム。
  4. 前記契約者入力受付部が、さらにタクシーチケットの使用を制限する使用制限情報の入力を受け付け、
    前記請求情報生成部が、前記乗車情報と前記使用制限情報とを照合し、それらが整合するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電子タクシーチケット発行管理システム。
  5. 前記契約者入力受付部が、
    前記利用者情報を前記記憶部に送信し、
    該記憶部に保存された利用者の中から選択された利用者について、タクシーチケットの識別情報を生成して該選択された利用者の可搬型端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電子タクシーチケット発行管理システム。
  6. 前記契約者入力受付部が、
    催事に関する情報である催事情報の入力と、前記催事への招待者に関する招待者情報の入力を受け付け、前記招待者の可搬型端末に前記催事への参加/不参加を問い合わせ、各招待者からの回答を前記記憶部に送信する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電子タクシーチケット発行管理システム。
  7. 前記契約者入力受付部が、
    催事への参加の回答を得た招待者の前記可搬型端末に前記チケット識別情報を送信する
    ことを特徴とする請求項6に記載の電子タクシーチケット発行管理システム。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の電子タクシーチケット発行管理システムにおいて前記可搬型端末にインストールされる利用者用プログラムであって、
    前記契約者入力受付部から送信された前記チケット識別情報を所定の形式で提示するチケット提示部
    として機能させることを特徴とする利用者用プログラム。
  9. 請求項1から7のいずれかに記載の電子タクシーチケット発行管理システムにおいて、請求項8に記載の利用者用プログラムがインストールされた前記可搬型端末とともに用いられる、前記タクシーに備えられたタクシー端末にインストールされるタクシー端末用プログラムであって、
    情報読取部を有する前記タクシー端末を、
    前記情報読取部により前記所定の形式で提示されたチケット識別情報を読み出し、
    利用料金の入力を受け付け、
    前記乗車情報を前記乗車情報受付部に送信する乗車情報送信部
    として機能させることを特徴とするタクシー端末用プログラム。
  10. 請求項1から7のいずれかに記載の電子タクシーチケット発行管理システムにおいて前記可搬型端末にインストールされる利用者用プログラムであって、
    前記タクシーに該タクシーの識別情報が所定の形式で提示されており、
    情報読取部を備えた前記可搬型端末を、
    前記情報読取部により前記所定の形式で提示された前記タクシーの識別情報を読み出し、
    利用料金の入力を受け付け、
    前記乗車情報を前記乗車情報受付部に送信する乗車情報送信部
    として機能させることを特徴とする利用者用プログラム。
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