JP6384994B2 - ロータリースクリーン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロータリースクリーン装置に関する。
従来から、布、紙等、広範囲な材質の被印刷物への高速印刷装置としてロータリースクリーン装置を利用したロータリースクリーン印刷機が知られている。ロータリースクリーン印刷機は、円筒状版面(以下「ロータリースクリーン」という。)に形成された貫通孔からスキージによってインキを押し出して被印刷物に転移する印刷方式となっている。
一般に、ロータリースクリーン印刷機において、スキージは、支持体を含めると全長2〜3m、重量13〜20kgのアルミ製のものが多用されている。また、スキージは、ロータリースクリーン内において、その両端部を各々スキージ設置部に固定することで装着されている。
スキージをロータリースクリーンの内部に装着する際には、まず、ロータリースクリーンの軸方向両端に二人の作業員(例として作業員A及び作業員B)を配置する。次に、作業員Aがスキージ端部を把持したのち、ロータリースクリーン内へ挿入する。更に、他方にいる作業員Bがロータリースクリーン内を挿入してきたもう一方のスキージ端部を保持したのち、他方に設けたスキージ設置部へ固定する。最後に、作業員Aが、もう一方のスキージ設置部にスキージの他方の端部を固定することでスキージ装着は終了となる。なお、スキージをロータリースクリーン内から取り外す際は、前述の作業を逆の手順で行うことで達成されている。
このようなロータリースクリーン内に対するスキージの着脱作業においては、二人の作業員が、スキージの重量を支えながら作業姿勢を取り続けなければならないことから、作業中にスキージを落下させて、ロータリースクリーンを損傷させてしまう可能性がある。このため、従来から、ロータリースクリーン印刷機には様々なスキージ着脱手段が備えられている。
例えば、下記特許文献1には、スキージを支持する支持体を片持ち支持するように当該支持体の端部を保持可能な対をなす板状の挟持具及びエアシリンダと、前記挟持具及び前記エアシリンダを上下方向へ移動可能となるように保持する縦レール及び移動台と、前記支持体の水平方向の長さよりも長い距離にわたって前記挟持具及び前記エアシリンダを水平方向へ移動可能となるように保持する横レール及び移動部材とを有するスキージ着脱装置を備えたロータリースクリーン印刷機が記載されている。
この特許文献1に記載されているロータリースクリーン印刷機のスキージ着脱装置においては、前記横レールに沿って前記移動部材を水平方向へ移動させると共に、前記縦レールに沿って前記移動台を上下方向へ移動させることにより、対をなす前記挟持具の間の中心位置を前記支持体の端部側の軸心位置と一致させた後、前記エアシリンダを作動させて前記支持体の端部を前記挟持具で保持してから、前記横レールに沿って前記移動部材を水平方向へ移動させることにより、前記支持体及び前記スキージをロータリースクリーン内から引き出して、前記縦レールに沿って前記移動台を下方へ移動させることにより、前記支持体及び前記スキージを台車に載置できるようになっている。
特開2010−194988号公報 特開平11−188852号公報 特開2000−127351号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されているロータリースクリーン印刷機のスキージ着脱装置においては、前記縦レールに沿って前記移動台を上下方向へ移動させることにより、対をなす前記挟持具の間の中心位置を前記支持体の端部側の軸心位置と一致させた後に、前記エアシリンダを作動させて前記支持体の端部を前記挟持具で保持するようにしていることから、前記支持体の端部を保持するにあたっての位置合わせ調整に手間がかかってしまっていた。
このようなことから、本発明は、支持体の端部を保持するにあたっての位置合わせ調整を容易に行うことができるロータリースクリーン装置を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための、本発明に係るロータリースクリーン装置は、貫通孔を形成されたロータリースクリーンと、前記ロータリースクリーン内にインキを供給するインキ供給手段と、前記ロータリースクリーン内に配設されて前記インキ供給手段にて供給されたインキを当該ロータリースクリーンの前記貫通孔に押し込むと共に余剰のインキを掻き取るスキージと、前記スキージを支持する支持体と、前記ロータリースクリーンの前記貫通孔に押し込まれたインキを被印刷物上に転移させる圧胴とを備えているロータリースクリーン装置において、前記支持体を片持ち支持するように当該支持体の端部を保持可能な保持手段と、前記保持手段を上下方向へ移動可能となるように保持する上下方向移動手段と、前記保持手段を鉛直軸回りに旋回可能となるように保持する旋回手段と、前記支持体の水平方向の長さよりも長い距離にわたって前記保持手段を水平方向へ移動可能となるように保持する水平方向移動手段とを有するスキージ着脱手段を備え、前記スキージ着脱手段の前記保持手段が、水平軸回りで回動できるように基端側を支持されて前記支持体の端部を保持する保持溝を先端側に形成されると共に、当該支持体の径方向に対して接近離反移動することにより当該保持溝に対する当該支持体の端部の抜き挿しを可能にする切欠き口を当該保持溝に形成されたホルダと、前記ホルダに設けられて当該ホルダの前記保持溝の内面に前記支持体の端部の周面を押し付ける押付手段とを備えていることを特徴とする。
また、本発明に係るロータリースクリーン装置は、上述のロータリースクリーン装置において、前記ホルダの前記切欠き口の内側へ突出する係止突起が当該ホルダの先端側の当該切欠き口に形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るロータリースクリーン装置は、上述のロータリースクリーン装置において、前記ホルダに設けられて当該ホルダの前記切欠き口を開閉させる開閉手段を備えていることを特徴とする。
本発明に係るロータリースクリーン装置においては、ホルダの基端側を回動させて当該ホルダの先端側の位置を調整しながら旋回手段でホルダを旋回させて支持体の径方向に対して切欠き口を接近させることにより支持体の端部を保持溝内に周面から挿し込んだ後、押付手段でホルダの保持溝の内面に支持体の端部の周面を押し付けることにより支持体の端部をホルダの保持溝に固定保持することができるので、ホルダで支持体の端部を保持するにあたっての位置合わせ調整を容易に行うことができる。
本発明に係るロータリースクリーン装置をロータリースクリーン印刷機に適用した場合の第一番目の実施形態の印刷部の要部の概略構成図である。 第一番目の実施形態のスキージ着脱装置の概略構成図である。 図2の矢線 III方向から見た図である。 図2の矢線IV部の抽出拡大図である。 図3の矢線V部の抽出拡大図である。 図2のスキージ着脱装置の作動説明図である。 図6に続く作動説明図である。 図8に続く作動説明図である。
本発明に係るロータリースクリーン装置の実施形態を図面に基づいて以下に説明するが、本発明は図面に基づいて説明する以下の実施形態のみに限定されるものではない。
〈主な実施形態〉
本発明に係るロータリースクリーン装置をロータリースクリーン印刷機に適用した場合の主な実施形態を図1〜8に基づいて説明する。
ロータリースクリーン印刷機は、図1に示すようなロータリースクリーン装置である印刷部100を備えると共に、図示しない給紙部及び排紙部等を備えている。上記給紙部は、給紙手段及び積載手段等を備えている。上記給紙手段は、積載手段から印刷部100へ被印刷物1を供給するものである。上記積載手段は、枚葉状の被印刷物1を積載するものである。この積載手段上に載置された被印刷物1は、上記供給手段により一枚ずつ給紙された後、印刷部100へ搬送される。
上記印刷部100は、基本構成として、本体フレーム100A、圧胴101、ロータリースクリーン102、回転体(図示省略)、インキ供給ノズル103、スキージ104、支持体105、取付体106、固定具107等を備えている。図2に示すように、上記圧胴101は、上記本体フレーム100Aに回転可能に支持され、印刷時に、図1中、時計回りに回転駆動するようになっている。上記ロータリースクリーン102は、被印刷物1を介して上記圧胴101に対向するように配置され、上記本体フレーム100Aに回転可能に支持されると共に(図示省略)、印刷時に、図1中、反時計回りに回転駆動するようになっている。
そして、上記圧胴101は、被印刷物1に印圧を加えることにより、被印刷物1上に模様等の画線部3を転移させることができるようになっている。上記ロータリースクリーン102は、インキ2を通過させる図示しない貫通孔を形成された中空の円筒状をなし、円筒の端部を前記回転体に連結されることにより回転可能に支持されると共に、インキ供給ノズル103、スキージ104、支持体105が中空内部に配設されることにより、被印刷物1に模様等の画線部3を形成することができるようになっている。
上記インキ供給ノズル103は、上記支持体105によって上記ロータリースクリーン102内で下向きに一つ以上設置され(上記ロータリースクリーン102の軸方向に沿って複数配置されると好ましい)、図示しないポンプ等を介してインキタンク(図示省略)へ接続しており、当該インキタンク内から吸い上げられたインキ2を上記ロータリースクリーン102内へ吐出して供給することができるようになっている。なお、本実施形態においては、上記インキ供給ノズル103、前記ポンプ、前記インキタンク等によりインキ供給手段を構成している。
上記スキージ104は、ゴム又は金属からなると共に、被印刷物1の形状に対応して、断面形状が長方形、正方形又は剣形をなし、先端が上記ロータリースクリーン102の内周面に当接するように、上記支持体105によって上向き(又は下向き)に固定設置されることにより、インキ2を上記ロータリースクリーン102の前記貫通孔へ押し込むと共に、当該ロータリースクリーン102の内周面に付着した余剰のインキ2を掻き取ることができるようになっている。
上記支持体105は、上記インキ供給ノズル103及び上記スキージ104の荷重を支持可能な材料からなり、上記ロータリースクリーン102内への上記スキージ104の着脱を行う際に、その端部105a,105bが支持される必要があることから、その長手方向の長さが、当該スキージ104の長手方向の長さ及び当該ロータリースクリーン102の軸方向の長さより長くなっている。
図2に示すように、上記取付体106は、上記本体フレーム100Aに固定支持され、上記インキ供給ノズル103、上記スキージ104、上記支持体105の荷重を支持できる材料からなると共に、当該支持体105の端部105a,105bをそれぞれ支持するように少なくとも二つ以上設置されることにより、上記ロータリースクリーン102内に当該支持体105を介して当該インキ供給ノズル103及び当該スキージ104を固定保持するようになっている。
上記固定具107は、上記インキ供給ノズル103、上記スキージ104、上記支持体105の荷重を支持できる材料からなると共に、当該支持体105の両側の端部105a,105bと上記取付体106とをそれぞれ固定可能とするために少なくとも二つ以上設けられることにより、当該支持体105を当該取付体106に固定するようになっている。
なお、上記固定具107は、例えば、上記支持体105の上記端部105a,105bにそれぞれ螺合して当該端部105a,105bと上記取付体106とをそれぞれ締結する螺子や、上記支持体105の上記端部105a,105bにそれぞれ嵌め合わされることによって当該端部105a,105bを上記取付体106に固定する嵌合部材等のように、簡易に着脱できる構造のものであると好ましい。
そして、本実施形態に係るロータリースクリーン装置である前記印刷部100には、以下のような構造をなすスキージ着脱手段であるスキージ着脱装置110がさらに備えられている。
図2に示すように、前記本体フレーム100Aの前記支持体105の取り付け位置よりも上方には、前記ロータリースクリーン102の軸方向の長さよりも長い固定レール111が当該ロータリースクリーン102の軸方向へ沿って長手方向を向けるようにして支持されている。前記固定レール111には、当該固定レール111の長手方向の長さの約半分程度の長さの中間レール112が当該固定レール111の長手方向に沿ってスライド移動できるように取り付けられている。前記中間レール112には、当該中間レール112よりも少し長い長さの可動レール113が当該中間レール112の長手方向に沿ってスライド移動できるように取り付けられている。
つまり、前記固定レール111に対して前記中間レール112及び前記可動レール113を前記ロータリースクリーン102に接近させる方向へスライド移動させると、当該中間レール112及び当該可動レール113を当該固定レール111に重ね合わせるようにして格納することができ(図6参照)、前記ロータリースクリーン102から離反させる方向へスライド移動させると、当該固定レール111から当該中間レール112を引き出すと共にさらに当該中間レール112から当該可動レール113を引き出して、当該レール112,113の長手方向の全体の長さを上記支持体105の軸方向の長さ及び上記スキージ104の長手方向の長さよりも長くすることができるようになっている(図2参照)。
図2,3に示すように、前記可動レール113の先端側の下面には、上下方向へ軸方向を向けた軸部114aを下端側に有する支持ブロック114の上端側が連結固定されている。前記支持ブロック114の前記軸部114aには、支持ブラケット115が回動可能に貫通支持されている。前記支持ブラケット115には、上下方向へ長手方向を向けた縦レール116の上端側が連結固定されている。前記縦レール116の下端部には、キャスタ117が回転自在に設けられている。
つまり、前記縦レール116は、前記キャスタ117を介して床面F上に移動可能に支持されて、前記レール112,113のスライド移動に伴って、前記ロータリースクリーン102の軸方向に沿って移動できると共に、前記支持ブロック114の前記軸部114aを中心とした軸回り、すなわち、鉛直軸回りで旋回することができるようになっているのである。
前記縦レール116の正面の上方側及び下方側には、ブラケット118がそれぞれ突設されている。これらブラケット118の間には、ネジ軸119が配設されており、当該ネジ軸119は、その端部側がそれぞれ上記ブラケットに119に回転可能に支持されると共に、上端側が当該ブラケット119よりも上方へ突出している。前記ネジ軸119には、移動台120が螺合している。前記移動台120の正面には、支持テーブル121が設けられている。前記支持テーブル121の正面には、水平方向に沿って長手方向を向けた略長方形状をなす支持プレート122の長手方向一端側が固定支持されている。
図4,5に示すように、前記支持プレート122の長手方向他端側には、当該支持プレート122の長手方向と直交する水平方向へ軸方向を向けた支持軸123が突設されている。前記支持軸123には、先端側(図4中、右側)に保持溝124aを形成されたホルダ124の基端側(図4中、左側)が回動可能に支持されている。
前記ホルダ124の前記保持溝124aは、前記支持プレート122と対向する面(図5中、右側の面)と反対側の面(図5中、左側の面)に切欠き口124bを有するように、鉛直方向の断面形状が略U字形をなすと共に(図5参照)、先端面側(図4中、右端面側)に外部と連通する連通口124cを有している。
そして、前記ホルダ124の前記保持溝124aは、その鉛直方向の断面の大きさが前記支持体105の軸端の径方向の断面の大きさよりも大きくなっていると共に、先端側(図4中、右側)の前記切欠き口124bの上側部分に、当該切欠き口124bの内側へ突出させるように先端を下方へ向けた係止突起124dが突設されている。
前記ホルダ124の先端寄りの下部には、上下方向へ軸方向を向けた押さえねじ125が先端(図4,5中、上側)を前記保持溝124a内に突出させるようにして螺合している。前記押さえねじ125の先端(図4,5中、上側)には、前記支持体105の前記端部105aの規定位置に形成された係合溝105aaと係合する係合部材125aが設けられている。
前記ホルダ124の前記切欠き口124b側の面(図5中、左側の面)の先端寄り(図4中、右寄り)の上側には、前記支持軸123の軸方向と同じ方向へ軸方向を向けた支持ピン126が突設されている。前記支持ピン126には、前記切欠き口124bの上側と下側との間を橋渡す止め板127の基端側(図4,5中、上側)が回動可能に連結支持されている。
前記ホルダ124の前記切欠き口124b側の面(図5中、左側の面)の先端寄り(図4中、右寄り)の下側には、前記支持軸123の軸方向と同じ方向へ軸方向を向けた止めねじ128が螺合している。前記止め板127の先端寄り(図4,5中、下側)には、前記止めねじ128を着脱可能に差し込まれる差込溝127aが形成されている。
つまり、前記止めねじ128に前記止め板127の前記差込溝127aを差し込むように前記支持ピン126を中心にして当該止め板127を回動させて当該止めねじ128を締め付けることにより、前記切欠き口124bの上側と下側との間を橋渡すように当該止め板127を固定保持して当該切欠き口124bを閉鎖することができ、前記止めねじ128を緩めて当該止めねじ128から前記止め板127の前記差込溝127aを取り外すように前記支持ピン126を中心にして当該止め板127を回動させることにより、前記切欠き口124bを完全に開放することができるようになっているのである。
なお、図4中、129a,129bは、前記支持軸123を中心とする前記ホルダ124の回動範囲を規定する規定ピン、130は、前記支持体105を支承する支承台である。
図2,3に示すように、前記縦レール116の背面の上方側には、駆動軸131aを上下方向へ向けたモータ131が取り付けられている。このモータ131の駆動軸131aには、スプロケット132が同軸をなして取り付けられている。また、前記ネジ軸119の上端側には、スプロケット133が同軸をなして設けられている。そして、これらスプロケット132,133間には、環状をなすチェーン134が前記縦レール116に形成された穴部116aを貫通して掛け渡されている。
つまり、前記モータ131を作動して前記駆動軸131aを回転させると、前記スプロケット132,133及び前記チェーン134を介して前記ネジ軸119が回転し、前記移動台120が前記縦レール116に案内されながら昇降移動(上下移動)して、前記支持テーブル121及び前記支持プレート122を介して前記ホルダ124等を昇降移動(上下移動)させることができるようになっているのである。
なお、図8中、10は作業台であり、前記固定レール111から前記中間レール112を引き出すと共にさらに当該中間レール112から前記可動レール113を引き出したときに、前記縦レール116の近傍に位置するように配設され、前記ロータリースクリーン102の軸方向と直交する水平方向へ長手方向を向けるように配向されている。
このような本実施形態においては、前記縦レール116、前記ブラケット118、前記ネジ軸119、前記移動台120、前記モータ131、前記スプロケット132,133、前記チェーン134等により上下方向移動手段を構成し、前記支持ブロック114、前記支持ブラケット115、前記キャスタ117等により旋回手段を構成し、前記固定レール111、前記中間レール112、前記可動レール113等により水平方向移動手段を構成し、前記押さえねじ125等により押付手段を構成し、前記支持ピン126、前記止め板127、前記止めねじ128等により開閉手段を構成し、前記支持テーブル121、前記支持プレート122、前記支持軸123、前記ホルダ124、前記押付手段、前記開閉手段等により保持手段を構成している。
このようなスキージ着脱装置110を備えた印刷部100を有する本実施形態に係るロータリースクリーン印刷機においては、被印刷物1が前記給紙部から一枚ずつ送給されて、上記印刷部100へ搬送される(図1中、矢印方向)。そして、インキ2が、インキ供給ノズル103からロータリースクリーン102内に供給され、ロータリースクリーン102に接触した状態で、ロータリースクリーン102の回転に伴って、スキージ104の位置する方向へ移動し、スキージ104によってロータリースクリーン102の前記貫通孔に押し込まれると共に、余剰分を掻き取られる。押し込まれた上記インキ2は、圧胴101及びロータリースクリーン102の回転に伴って被印刷物1に転移して、画線部3を形成する。画線部3を形成された被印刷物1は、排紙部から排出される。
このようなスクリーン印刷を終えた後、保守点検等により、前記スキージ着脱装置110を使用して前記ロータリースクリーン102の内部から前記スキージ104を取り出す場合を次に説明する。
まず、前記中間レール112及び前記可動レール113を前記固定レール111に重ね合わせて格納した状態となるように前記縦レール116を移動させて当該縦レール116を上記支持体105の端部105a近傍の規定位置に位置させると共に、前記縦レール116の正面を前記支持体105の端部105aと対向させる方向へ向けるように前記支持ブラケット115を介して前記支持ブロック114の前記軸部114aを中心にして当該縦レール116を鉛直軸回りで旋回させ、さらに、前記ホルダ124の前記保持溝124aを上記支持体105の端部105aの高さ位置と同じ高さの規定位置に位置させるように、前記モータ131を作動させて、前記ネジ軸119を回転させて前記移動台120及び前記支持テーブル121を介して前記支持プレート122を昇降移動させる。
そして、前記ホルダ124の前記切欠き口124bを開放するように、前記止めねじ128を緩めて当該止めねじ128から前記止め板127の前記差込溝127aを取り外すように前記支持ピン126を中心にして当該止め板127を回動させてから、前記支持プレート122の長手方向を前記支持体105の軸方向に沿わせるように前記支持ブラケット115を介して前記支持ブロック114の前記軸部114aを中心にして当該縦レール116を鉛直軸回りで旋回させていくと、上記ホルダ124も旋回移動して、当該ホルダ124の前記切欠き口124bが、前記支持体105の前記端部105aの周面に対向するように当該支持体105の当該端部105aの径方向から接近する。
そして、前記ホルダ124の前記係止突起124dを前記支持体105の前記端部105aの周面と接触させないように、前記支持軸123を中心に当該ホルダ124を揺動させて当該ホルダ124の先端側を上方へ移動させることにより、当該支持体105の当該端部105aを前記支承台130上に載せながら当該ホルダ124の前記切欠き口124bから前記保持溝124a内に当該支持体105の径方向で挿し込んだ後、前記止めねじ128に前記止め板127の前記差込溝127aを差し込むように前記支持ピン126を中心にして当該止め板127を回動させて当該止めねじ128を締め付けることにより、上記切欠き口124bの上側と下側との間を橋渡すように当該止め板127を固定保持して当該切欠き口124bを閉鎖すると共に、前記押さえねじ125の前記係合部材125aを前記支持体105の前記係合溝105aaに係合させるように当該押さえねじ125を締め付ける(図6参照)。
これにより、前記支持体105の前記軸部105aは、その周面の上方寄りが、前記ホルダ124の前記保持溝124aの内面に押し付けられるだけでなく、前記係止突起124dの内面に押し付けられることにより、当該ホルダ124の当該保持溝124a内に固定保持されると共に、前記止め板127により、前記切欠き口124bからの脱落が防止され、前記支承台130により支承される。
そして、前記固定具107を前記支持体105から取り外して、当該支持体105を前記取付体106から解放することにより、当該支持体105を前記ホルダ124で片持ち支持した後、前記スキージ104の先端を前記ロータリースクリーン102の内周面から引き離すように前記モータ131を作動させて当該支持体105の高さ位置をわずかに下げてから、前記固定レール111から前記中間レール112及び前記可動レール113を引き出すように前記縦レール116を前記ロータリースクリーン102から離反させる方向へスライド移動させると、上記支持体105が水平方向の長さよりも長い距離にわたって移動し、上記ロータリースクリーン102の軸方向に沿って当該ロータリースクリーン102の内部から完全に抜き出されるので、上記スキージ104が当該ロータリースクリーン102の内部から当該ロータリースクリーン102の内周面を傷付けることなく完全に抜き出される(図7参照)。
このようにして前記スキージ104及び前記支持体105を前記ロータリースクリーン102の内部から抜き出したら、前記縦レール116の正面を前記支持体105の端部105aと対向させる方向へ向けるように前記支持ブラケット115を介して前記支持ブロック114の前記軸部114aを中心にして当該縦レール116を鉛直軸回りで旋回させることにより、上記スキージ104及び上記支持体105を前記作業台10の上方へ位置させるように旋回移動させた後、当該スキージ104及び当該支持体105を当該作業台10上に載置するように、前記モータ131を作動させて、前記ネジ軸119を回転させて前記移動台120及び前記支持テーブル121を介して前記支持プレート122を下降させる(図8参照)。
このようにして前記スキージ104及び前記支持体105を前記作業台10上に載置したら、前記ホルダ124の前記切欠き口124bを開放するように、前記止めねじ128を緩めて当該止めねじ128から前記止め板127の前記差込溝127aを取り外すように前記支持ピン126を中心にして当該止め板127を回動させると共に、前記押さえねじ125の前記係合部材125aを前記支持体105の前記係合溝105aaから離脱させるように当該押さえねじ125を緩める。
続いて、前記ホルダ124の前記係止突起124dを前記支持体105の前記端部105aの周面から離反させるように、前記支持軸123を中心に当該ホルダ124を揺動させて当該ホルダ124の先端側を上方へ移動させながら、前記縦レール116の正面を前記支持体105の端部105aと対向させる方向へ向けるように、すなわち、前記ホルダ124の前記切欠き口124bを前記支持体105の端部105aから当該支持体105の径方向で離反させるように、前記支持ブラケット115を介して前記支持ブロック114の前記軸部114aを中心にして当該縦レール116を鉛直軸回りで旋回させることにより、上記ホルダ124を旋回移動させて、前記支持体105の前記端部105aを当該ホルダ124の前記保持溝124a内から前記切欠き口124bを介して抜き出して、当該ホルダ124から離脱させる。
そして、上述した手順と逆の手順を行うことにより、保守点検等の済んだ新たなスキージ104及び支持体105をロータリースクリーン102の内部に取り付けることができる。
つまり、本実施形態に係るスキージ着脱装置110においては、前記縦レール116を旋回させながら、前記支持軸123を中心にして前記ホルダ124を揺動させることにより、当該ホルダ124の前記保持溝124a内に前記切欠き口124bを介して前記支持体105の前記端部105aを径方向から挿入して保持できるようにしたのである。
このため、本実施形態では、前記支持体105の前記端部105aに対する前記ホルダ124の前記保持溝124aの位置合わせを容易に行うことができ、当該支持体105の当該端部105aを当該ホルダ124に簡単に保持することができる。
したがって、本実施形態によれば、前記支持体105の前記端部105aを保持するにあたって、前記ホルダ124の位置合わせ調整を容易に行うことができ、当該支持体105の当該端部105aを簡単に保持することができる。
また、前記ホルダ124の前記切欠き口124bに前記係止突起124dを設けたので、当該ホルダ124の前記保持溝124a内に前記支持体105の前記端部105aを確実に固定保持することができる。
また、前記ホルダ124の前記切欠き口124bに前記止め板127を設けたので、当該ホルダ124の前記保持溝124a内の前記支持体105の前記端部105aの上記切欠き口124bからの脱落を防止することができる。
〈他の実施形態〉
なお、前述した実施形態においては、ロータリースクリーン印刷機に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、他の実施形態として、例えば、前記特許文献2,3等に記載されているインキ供給装置はもちろんのこと、ロータリースクリーンの貫通孔にインキを押し込むと共に余剰のインキを掻き取るスキージがロータリースクリーン内に配設されて、当該スキージを支持体で支持するようにしたロータリースクリーン装置であれば、前述した実施形態の場合と同様にして本発明に係るロータリースクリーン装置を適用することができる。
本発明に係るロータリースクリーン装置は、ホルダで支持体の端部を保持するにあたっての位置合わせ調整を容易に行うことができるので、例えば、ロータリースクリーン印刷機に適用すれば、印刷産業等において、極めて有益に利用することができる。
F 床面
1 被印刷物
2 インキ
3 画線部
10 作業台
100 印刷部
100A 本体フレーム
101 圧胴
102 ロータリースクリーン
103 インキ供給ノズル
104 スキージ
105 支持体
105a,105b 端部
105aa 係合溝
106 取付体
107 固定具
110 スキージ着脱装置
111 固定レール
112 中間レール
113 可動レール
114 支持ブロック
114a 軸部
115 支持ブラケット
116 縦レール
116a 穴部
117 キャスタ
118 ブラケット
119 ネジ軸
120 移動台
121 支持テーブル
122 支持プレート
123 支持軸
124 ホルダ
124a 保持溝
124b 切欠き口
124c 連通口
124d 係止突起
125 押さえねじ
125a 係合部材
126 支持ピン
127 止め板
127a 差込溝
128 止めねじ
129a,129b 規定ピン
130 支承台
131 モータ
131a 駆動軸
132,133 スプロケット
134 チェーン
135a 駆動軸

Claims (3)

  1. 貫通孔を形成されたロータリースクリーンと、
    前記ロータリースクリーン内にインキを供給するインキ供給手段と、
    前記ロータリースクリーン内に配設されて前記インキ供給手段にて供給されたインキを当該ロータリースクリーンの前記貫通孔に押し込むと共に余剰のインキを掻き取るスキージと、
    前記スキージを支持する支持体と、
    前記ロータリースクリーンの前記貫通孔に押し込まれたインキを被印刷物上に転移させる圧胴と
    を備えているロータリースクリーン装置において、
    前記支持体を片持ち支持するように当該支持体の端部を保持可能な保持手段と、
    前記保持手段を上下方向へ移動可能となるように保持する上下方向移動手段と、
    前記保持手段を鉛直軸回りに旋回可能となるように保持する旋回手段と、
    前記支持体の水平方向の長さよりも長い距離にわたって前記保持手段を水平方向へ移動可能となるように保持する水平方向移動手段と
    を有するスキージ着脱手段を備え、
    前記スキージ着脱手段の前記保持手段が、
    水平軸回りで回動できるように基端側を支持されて前記支持体の端部を保持する保持溝を先端側に形成されると共に、当該支持体の径方向に対して接近離反移動することにより当該保持溝に対する当該支持体の端部の抜き挿しを可能にする切欠き口を当該保持溝に形成されたホルダと、
    前記ホルダに設けられて当該ホルダの前記保持溝の内面に前記支持体の端部の周面を押し付ける押付手段と
    を備えている
    ことを特徴とするロータリースクリーン装置。
  2. 請求項1に記載のロータリースクリーン装置において、
    前記ホルダの前記切欠き口の内側へ突出する係止突起が当該ホルダの先端側の当該切欠き口に形成されている
    ことを特徴とするロータリースクリーン装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のロータリースクリーン装置において、
    前記ホルダに設けられて当該ホルダの前記切欠き口を開閉させる開閉手段を備えている
    ことを特徴とするロータリースクリーン装置。
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