JP6384812B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、LEDを光源とする照明装置に関する。
LEDは、低電力で高輝度の発光が可能であり、しかも長寿命であることから、白熱灯や蛍光灯に代わる光源として注目されている。このようなLEDを光源とする照明装置として、列状に配置された複数のLEDと、これらLEDから出射された光の配光を制御するレンズと、レンズを覆うように設けられた透光性のカバーと、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。レンズは、カバーとLEDを実装する基板との間に嵌合することで所定位置に保持されている。
特開2010−67367号公報
しかしながら、上述したような照明装置を、例えば、航空機のキャビン内照明として用いた場合、レンズ及びカバーが、キャビン内の気圧変化やLEDの点消灯による温度変化によって膨張又は収縮し、その結果生じる応力によって破損する虞がある。一方、このような応力を許容するためにレンズとカバーとの間に隙間を設けると、レンズ及びカバーが航行中に振動して異音が発生する虞がある。
本発明は、上記課題を解決するものであって、航空機等の乗物に搭載した場合でも、部材の膨張又は収縮で生じる応力による部材の破損を防ぐことができ、また、航行中の振動による異音の発生を防止することができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明の照明装置は、光源部から出射された光の配光を制御するレンズと、前記レンズを保持すると共に前記光源部を収容する筐体と、を備え、前記レンズは、その端部に前記筐体との係合に用いられる係合部を有し、前記筐体は、前記係合部と係合して前記レンズの保持に用いられる保持部を有し、前記係合部と前記保持部との間には、弾性体が設けられ、前記レンズ及び前記筐体は、共に長尺状に形成され、前記係合部及び前記保持部は、前記レンズ及び前記筐体の長手方向に沿って設けられ、前記弾性体は、前記レンズの長手方向における端部と前記筐体との間にも設けられていることを特徴とする。

本発明の乗物は、上記照明装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、弾性体が部材の膨張又は収縮で生じる応力や航行中の振動を吸収するので、応力による部材の破損を防ぐことができ、また、振動による異音の発生を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る照明装置が設けられた航空機の断面図。 上記照明装置の斜視図。 上記照明装置の短手方向における断面図。 (a)は上記照明装置の長手方向端部を示す平面図、(b)は(a)のI−I線断面図。 (a)乃至(c)は、上記実施形態の変形例に係る照明装置の断面図。
本発明の一実施形態に係る照明装置について図1乃至図4を参照して説明する。図1に示すように、照明装置1は、例えば、航空機APのキャビンCAにおいて乗客用通路Pに沿って収納棚OBの上端部に取り付けられ、主として天井Cを照明するものである(照明装置1から出射される光を破線矢印で示す)。
図2に示すように、照明装置1は、光源部2と、光源部2から出射された光の配光を制御するレンズ3と、レンズ3を保持すると共に光源部2を収容する筐体4と、を備える。光源部2は、一列に配置された複数の光源ユニット5を有する。光源ユニット5の各々は、光源として互いに異なる色の光を発する複数のLED6を有し、図例では、赤色光を発する赤色LED6Rと、緑色光を発する緑色LED6Gと、青色光を発する青色LED6Bと、白色光を発する白色LED6Wと、を有する。これらLED6は、各々の光源ユニット5において、LED6R、LED6G、LED6B、LED6Wの順に一列に配置されている。LED6R、LED6G、LED6B、LED6Wは、それぞれ回路部(不図示)に接続され、互いに独立して調光制御される。これにより、光源ユニット5は、種々の色温度の光を出射することができる。
レンズ3は、平面視において光源部2を一括して覆う長尺矩形状に形成されている。レンズ3は、軽量な透光性材料、例えば、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂により構成される。
筐体4は、一面に開口を有する長尺な矩形箱体状に形成され、断面視略U字状の長尺な枠体41と、枠体41の長手方向両端部を封止する一対の平板状の側壁42と、を有する。光源部2は、筐体4の開口と相対するようにして筐体4内に収容され、レンズ3は、該開口を塞ぐようにして筐体4に保持されている。枠体41は、剛性及び放熱性に優れた材料、例えば、アルミニウム、銅、鉄、PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂、ポリカーボネート樹脂、セラミックにより構成される。側壁42は、枠体41と同様の材料により構成されてもよいし、また、透光性材料により構成されてもよい。側壁42を透光性材料により構成した場合には、照明装置1の長手方向両端部からも光を出射することができる。
図3に示すように、光源部2は、LED6を実装する配線基板21と、配線基板21と筐体4とを絶縁する絶縁シート22と、を更に有する。配線基板21は、その一面にLED6の光軸Axが配線基板21に対して直交するようにしてLED6を実装している。配線基板21のLED実装面には、白色塗装等の高反射処理が施されている。絶縁シート22は、配線基板21のLED実装面とは反対側の面と筐体4との間に配置されている。
レンズ3は、照明装置1の短手方向Sにおける断面においてLED6と相対する辺を短辺とする略等脚台形状に形成され、その光軸がLED6の光軸Axと一致するように配置されている。レンズ3は、LED6に相対する相対面31と、相対面31にLED6を収容するように設けられた凹部32と、相対面31に対向して光が出射する出射面33と、出射面33と相対面31とを繋ぐ連結面34と、を有する。凹部32は、凹部32の底面を形成してLED6から光軸Ax方向に出射された光が入射する第1の入射面35と、凹部32の側面を形成してLED6から側方に出射された光が入射する第2の入射面36と、を有する。第1の入射面35に入射したLED6からの光は、レンズ3内を伝播して出射面33から出射する。また、第2の入射面36に入射したLED6からの光は、連結面34で光軸Axと略平行な方向に全反射された後、出射面33から出射する。
また、レンズ3は、筐体4との係合に用いられる一対の係合部37を有する。係合部37は、照明装置1の短手方向Sにおける断面において、出射面33と連続して設けられ装置外方に向かって出射面33と平行に伸びる平板状に形成されている。係合部37は、レンズ3の長手方向(図3において紙面手前側から奥側に向かう方向)に沿って設けられている。
筐体4は、係合部37と相対する枠体41の内周面に、係合部37と係合してレンズ3の保持に用いられる保持部43を有する。保持部43は、照明装置1の短手方向Sにおける断面において、係合部37を挟持するように装置内方側が開口した略C字状に形成され、枠体41の長手方向に沿って設けられている。係合部37が保持部43にスライド挿入されることで、レンズ3は、その長手方向に沿って筐体4にスライド装着される。これにより、レンズ3を筐体4及びLED6に対して所定位置で簡単に取り付けることができる。
係合部37と保持部43との間には、弾性体7が設けられている。弾性体7は、固化したときに弾性を有する弾性接着剤により構成され、図例では、保持部43の上面43a、下面43b及び側面43cに添加されている。弾性体7は、照明装置1を組み立てる際に予め保持部43に添加され、その状態で保持部43に係合部37がスライド挿入される。これにより、レンズ3を筐体4に対して弾性を持った状態で接着することができる。
図4(a)(b)に示すように、弾性体7は、レンズ3の長手方向Lにおける端部38と側壁42(筐体4)との間にも設けられている。このような弾性体7は、2つの端部38の両方に設けてもよいし、レンズ3を筐体4に対して一側に寄せて隙間の開いた一方の端部38にのみ設けてもよい。また、レンズ3は、端部38において弾性体7が設けられた箇所に弾性体7を堰き止める凸部39を有する。凸部39は、図例では、係合部37において出射面33に連なる面及び係合部37において連結面34に連なる面の各々から光軸Axに沿った方向に凸設されている(図4(b)参照)。このような凸部39を設けることで、弾性体7を介してレンズ3を筐体4に接着したときに、余分な弾性体7がレンズ3の長手方向Lに向かって溢れ出すのを防止して、溢れ出した弾性体7によってレンズ3の配光制御能に悪影響が出るのを防止することができる。
上記のように構成された照明装置1によれば、弾性体7が、キャビンCA内の気圧変化やLED6の点消灯による温度変化によって引き起こされるレンズ3や筐体4の膨張又は収縮による応力を吸収するので、レンズ3や筐体4の破損を防ぐことができる。また、弾性体7が、航空機APの航行中における振動を吸収するので、レンズ3や筐体4ががたついて異音が発生するのを防止することができる。
また、レンズ3や枠体41のような長尺な構造体は、一般に、その製造過程において反り易い。そのため、係合部37と保持部43との間の隙間が小さければ、レンズ3や枠体41の反りによって、レンズ3を筐体4の途中までしかスライド挿入できないことがある。また、係合部37と保持部43との間の隙間が大き過ぎると、レンズ3や枠体41が反っていてもレンズ3を筐体4にスライド装着できる一方で、例えば、レンズ3が、振動により異音を発したり所定位置からずれて所望の配光が得られなくなることがある。これに対し、照明装置1によれば、係合部37と保持部43との間に十分に隙間が有り、且つその隙間を弾性体7が埋めている。そのため、レンズ3や枠体41が反っていたとしてもレンズ3を筐体4にスライド装着することができ、また、レンズ3が振動により異音を発したり所定位置からずれるのを防止することができる。
次に、上記実施形態の変形例に係る照明装置について図5(a)乃至(c)を参照して説明する。図5(a)に示す照明装置1aのように、弾性体7は、保持部43の上面43a、下面43b及び側面43cに貼着された弾性シートにより構成されていてもよい。弾性シートは、例えば、ゴムシートやシリコーンシートにより構成される。ここで、図5(b)に示す照明装置1bのように、弾性体7を保持部43の側面43cに貼着した場合には、必ずしも弾性体7を保持部43の上面43a及び下面43bに貼着しなくてもよい。また、逆に、図5(c)に示す照明装置1cのように、弾性体7を保持部43の上面43a及び下面43bに貼着した場合には、必ずしも弾性体7を保持部43の側面43cに貼着しなくてもよい。
これら照明装置1a乃至1cによれば、上述した照明装置1で得られる効果に加えて、レンズ3が筐体4に対して接着されていないので、レンズ3を筐体4から容易に取り外すことができる。これにより、例えば、配光を変化させたいときやレンズ3が破損したときにレンズ3を交換することができる。なお、弾性体7は、保持部43の上面43a、下面43b及び側面43cの少なくとも1つに配置されていればよく、また、2つの保持部43の間で非対称に配置されていてもよい。
なお、本発明に係る照明装置は、上記実施形態及びその変形例に限定されず種々の変形が可能である。例えば、光源はLEDに限定されず、例えば、直管型蛍光灯により構成されてもよい。また、照明装置が設けられる乗物は、航空機に限定されず、例えば、電車やバスであってもよい。
1、1a、1b、1c 照明装置
2 光源部
3 レンズ
37 係合部
38 (レンズの)長手方向における端部
39 凸部
4 筐体
43 保持部
7 弾性体
AP 航空機(乗物)
L 長手方向
S 短手方向

Claims (5)

  1. 光源部から出射された光の配光を制御するレンズと、前記レンズを保持すると共に前記光源部を収容する筐体と、を備えた照明装置であって、
    前記レンズは、その端部に前記筐体との係合に用いられる係合部を有し、
    前記筐体は、前記係合部と係合して前記レンズの保持に用いられる保持部を有し、
    前記係合部と前記保持部との間には、弾性体が設けられ
    前記レンズ及び前記筐体は、共に長尺状に形成され、
    前記係合部及び前記保持部は、前記レンズ及び前記筐体の長手方向に沿って設けられ、
    前記弾性体は、前記レンズの長手方向における端部と前記筐体との間にも設けられていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記照明装置の短手方向における断面において、
    前記係合部は、平板状に形成され、
    前記保持部は、前記係合部を挟持するように装置内方側が開口したC字状に形成され、
    前記レンズは、その長手方向に沿って前記筐体にスライド装着されることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記弾性体は、固化したときに弾性を有する弾性接着剤により構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記レンズは、その長手方向における端部に前記弾性接着剤を堰き止める凸部を有することを特徴とする請求項に記載の照明装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載された照明装置を備えたことを特徴とする乗物
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