JP6382740B2 - 内燃機関のデポジット堆積量推定装置 - Google Patents

内燃機関のデポジット堆積量推定装置 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関の気筒内に堆積するデポジットの量を推定する、内燃機関のデポジット堆積量推定装置に関する。
一般に、ディーゼル機関等の内燃機関(以下、単に「機関」とも称呼する。)において、気筒内に露出している部分にデポジットが堆積することが多い。このため、例えば、筒内噴射弁の噴孔へのデポジットの堆積量(以下、「デポジット堆積量」と称呼する。)が過大になると、実際の燃料噴射量が指示した燃料噴射量と大きく相違する場合及び燃料の噴射方向が意図した方向と相違する場合等が発生する。
そこで、従来の制御装置(以下、「従来装置」と称呼する。)は、噴孔近傍の温度がデポジット生成温度範囲内となっている場合には噴孔近傍の温度を上昇させる制御(例えば、点火時期の進角制御)を行うようになっている。これにより、噴孔にデポジットが堆積する機会を減らすことができるので、デポジットの堆積速度を小さくすることができる(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2007−239686号公報 特開2011−106334号公報 特開2007−248119号公報 特開2007−126997号公報
ところで、デポジットは、ピストンのトップランド及びシリンダライナ等の気筒を構成する壁面(以下、「気筒壁面」とも称呼する。)にも堆積する。気筒壁面におけるデポジット堆積量が過大になると、次に述べる問題が生じる場合がある。
・圧縮比が上昇してエミッションが悪化する。
・気筒壁面から離脱したデポジットが吸気バルブ及び/又は排気バルブに噛み込まれ、燃焼室のシール性能が低下する。
・気筒壁面の潤滑油による潤滑を阻害する。
従って、気筒壁面におけるデポジット堆積量が過大にならないように何等かの対策を講じることが重要である。そして、そのためには、気筒壁面におけるデポジット堆積量を精度良く推定する必要がある。
しかしながら、気筒壁面におけるデポジット堆積量の増加速度は気筒壁面の温度のみならず、気筒壁面に供給される潤滑油の量によっても大きく変化する。更に、上記従来装置は、デポジットが燃焼することによりデポジット堆積量が減少することも考慮していない。従って、上記従来装置によっては、気筒壁面におけるデポジット堆積量を精度良く推定することができない。そこで、本発明の目的は、気筒壁面におけるデポジット堆積量を精度良く推定することが可能な、内燃機関のデポジット堆積量推定装置を提供することにある。
本発明は、「筒内噴射式内燃機関の気筒を構成する壁面である気筒壁面」に堆積したデポジットの量をデポジット堆積量として推定する、内燃機関のデポジット堆積量推定装置(以下、「本発明装置」とも称呼する。)に関する。
本発明装置は、
前記気筒壁面の温度を壁面温度として推定する壁面温度推定部と、
前記気筒壁面に存在する潤滑油の量を壁面潤滑油量として推定する潤滑油量推定部と、
前記壁面温度及び前記壁面潤滑油量に基づいて単位時間あたりに生成されるデポジットの量を生成デポジット量として推定するとともに前記壁面温度に基づいて単位時間あたりに消失するデポジットの量を消失デポジット量として推定し、前記生成デポジット量と前記消失デポジット量の双方に基づいて前記デポジット堆積量を推定する堆積量推定部と、
を備える。
本発明装置によれば、単位時間あたりに生成されるデポジットの量の推定にその量を決定する因子である壁面温度及び壁面潤滑油量を用いている。更に、デポジット堆積量の推定に単位時間あたりに生成されるデポジットの量のみならず、単位時間あたりに消失するデポジットの量をも用いている。このため、デポジット堆積量を精度良く推定することができる。
本発明装置において、前記堆積量推定部は、前記壁面温度が低い場合よりも前記壁面温度が高い場合のほうが大きい量を前記消失デポジット量として推定し、前記生成デポジット量から前記消失デポジット量を差し引いて取得される値を前記デポジット堆積量として推定するように構成され得る。
更に、本発明装置は、前記デポジット推定量が所定の許容値よりも大きくなった場合、前記気筒壁面に堆積したデポジットを前記気筒壁面から除去するためのデポジット除去制御を実行するデポジット除去制御実行部を更に備えるように構成され得る。
更に、本発明装置において、前記デポジット除去制御実行部は、前記筒内噴射式内燃機関の燃料噴射弁から燃料を噴射するタイミングを遅角する制御を前記デポジット除去制御として実行するように構成され得る。
更に、本発明装置において、前記デポジット除去制御実行部は、前記筒内噴射式内燃機関の燃料噴射弁から噴射される燃料の量を増大させる制御を前記デポジット除去制御として実行するように構成され得る。
更に、本発明装置において、前記デポジット除去制御実行部は、前記筒内噴射式内燃機関の回転速度を減少させる制御を前記デポジット除去制御として実行するように構成され得る。
本発明の実施形態に係る「デポジット堆積量推定装置」が適用される内燃機関の概略図である。 図1に示した内燃機関の気筒の内部を示した断面図である。 図1に示したCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。 図1に示したCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る機関制御装置(以下、「本実施装置」とも称呼する。)について説明する。
(構成)
本実施装置は、図1に示した内燃機関(機関)10に適用される。機関10は、多気筒(本例では直列4気筒)・4サイクル・ピストン往復動型・ディーゼル(筒内燃料噴射式)機関である。機関10は、機関本体部20、燃料供給システム30、吸気システム40、排気システム50及びEGRシステム60を含んでいる。
図1及び図2に示したように、機関本体部20は、シリンダブロック21b、シリンダヘッド21h及びクランクケース等を含む本体(機関本体)21を含む。本体21には、4つの気筒(燃焼室)22が形成されている。
各気筒22の上部には、燃料噴射弁(インジェクタ)23が配設されている。燃料噴射弁23は、複数(本例においては、8つ)の図示しない噴孔を有する。これら噴孔は、燃料噴射弁23の中心軸線周りに等角度間隔をあけて燃料噴射弁23の先端部に設けられている。燃料噴射弁23は、これら噴孔が燃焼室22に露出し且つ燃料噴射弁23の中心軸線が燃焼室22の中心軸線と一致(又は略一致)するようにしてシリンダヘッド21hに配設されている。燃料噴射弁23は、後述する電子制御ユニット(ECU)70の指示に応答して開弁し、気筒内に燃料を直接噴射するようになっている。
図2に示したように、各気筒(燃焼室)22において、シリンダヘッド21hのシリンダボア24には、ピストン25が往復動可能に配設されている。各燃焼室22は、ピストン25の冠面25k、シリンダボア24の壁面(シリンダライナー)24c、及び、シリンダヘッド21hの下壁面21kによって画成されている。
図1に示したように、燃料供給システム30は、燃料加圧ポンプ31と、燃料送出管32と、コモンレール(蓄圧室)33と、を含む。燃料加圧ポンプ31の吐出口は燃料送出管32に接続されている。燃料送出管32はコモンレール33に接続されている。コモンレール33は燃料噴射弁23に接続されている。
燃料加圧ポンプ31は、図示しない燃料タンクに貯留されている燃料を汲み上げた後に加圧し、その加圧された高圧燃料を燃料送出管32を通してコモンレール33へ供給するようになっている。燃料加圧ポンプ31は、機関10のクランクシャフトに連動する駆動軸により作動する。燃料加圧ポンプ31は、ECU70の指示に応答し、コモンレール33内の燃料の圧力(即ち、燃料噴射圧、コモンレール圧)を調整できるようになっている。
吸気システム40は、インテークマニホールド41、吸気管42、エアクリーナ43、過給機44のコンプレッサ44a、インタークーラ45、スロットル弁46、スロットル弁アクチュエータ47を含んでいる。
インテークマニホールド41は各気筒に接続された枝部と、枝部が集合した集合部と、を含む。吸気管42はインテークマニホールド41の集合部に接続されている。インテークマニホールド41及び吸気管42は吸気通路を構成している。吸気管42には、吸入空気の流れの上流から下流に向け、エアクリーナ43、コンプレッサ44a、インタークーラ45及びスロットル弁46が順に配設されている。スロットル弁アクチュエータ47は、ECU70の指示に応じてスロットル弁46の開度を変更するようになっている。
排気システム50は、エキゾーストマニホールド51、排気管52、過給機44のタービン44b、ディーゼル酸化触媒(DOC)53、及び、ディーゼル・パティキュレートフィルタ(DPF)54を含んでいる。
エキゾーストマニホールド51は各気筒に接続された枝部と、枝部が集合した集合部と、を含む。排気管52はエキゾーストマニホールド51の集合部に接続されている。エキゾーストマニホールド51及び排気管52は排気通路を構成している。排気管52には、排ガスの流れの上流から下流に向け、タービン44b、DOC53及びDPF54が配設されている。
EGRシステム60は、排気還流管61、EGR制御弁62及びEGRクーラ63を含んでいる。
ECU70は、周知のマイクロコンピュータを含む電子回路であり、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM及びインターフェース等を含む。ECU70は、以下に述べるセンサ類と接続されていて、これらのセンサからの信号を受信(入力)するようになっている。更に、ECU70は、各種アクチュエータに指示(駆動)信号を送出するようになっている。
ECU70は、エアフローメータ71、スロットル弁開度センサ72、吸気管圧力センサ73、燃料圧力センサ74、潤滑油温センサ75、クランク角度センサ76、EGR制御弁開度センサ77及び水温センサ78と接続されている。
エアフローメータ71は吸気通路内を通過する吸入空気(EGRガスを含まない新気)の質量流量(吸入空気量)を測定し、その吸入空気量Gaを表す信号を出力する。更に、エアフローメータ71は吸入空気の温度(吸気温)を検出し、その吸気温THAを表す信号を出力する。
スロットル弁開度センサ72はスロットル弁開度を検出し、スロットル弁開度TAを表す信号を出力する。
吸気管圧力センサ73は、吸気通路内であってスロットル弁46よりも下流の吸気管内のガスの圧力(吸気管圧力)Pimを表す信号を出力する。吸気管圧力Pimは過給圧であると言うこともできる。
燃料圧力センサ74は、コモンレール(蓄圧室)33内の燃料の圧力(燃料圧力、燃料噴射圧、コモンレール圧)を検出し、燃料噴射圧Fpを表す信号を出力する。
潤滑油温センサ75は、図示しないオイルパンに貯留されている潤滑油の温度を検出し、その温度Toilを表す信号を出力する。
クランク角度センサ76は、機関10の図示しないクランクシャフトの回転位置(即ち、クランク角度)に応じた信号を出力する。ECU70は、このクランク角度センサ76及び図示しないカムポジションセンサからの信号に基づいて、所定の気筒の圧縮上死点を基準とした機関10のクランク角度(絶対クランク角度)を取得する。更に、ECU70は、クランク角度センサ76からの信号に基づいて、機関回転速度NEを取得する。
EGR制御弁開度センサ77は、EGR制御弁62の開度を検出し、その開度Vegrを表す信号を出力する。
水温センサ78は、機関10の冷却水の温度(冷却水温度)を検出し、冷却水温THWを表す信号を出力する。
更に、ECU70は、アクセル開度センサ81及び車速センサ82と接続されている。
アクセル開度センサ81は、図示しないアクセルペダルの開度(アクセルペダル操作量)を検出し、アクセルペダル開度Accpを表す信号を出力する。
車速センサ82は、機関10が搭載された車両の走行速度を検出し、その走行速度(車速)Spdを表す信号を出力する。
(作動)
次に、本実施装置の作動について説明する。本実施装置は、気筒壁面の一つとしての「ピストン25のトップランド25t」に堆積したデポジットの量(デポジット堆積量)を推定する。更に、本実施装置は、そのデポジット堆積量が許容量より多くなったとき、デポジット除去制御を実行してトップランド25tに堆積したデポジットの量を減少させる。
より具体的に述べると、ECU70のCPUは、所定時間Δt(演算周期)が経過する毎に図3にフローチャートにより示した「デポジット除去制御ルーチン」を実行するようになっている。従って、所定のタイミングになると、CPUは図3のステップ300から処理を開始し、以下に述べるステップ310乃至ステップ350の処理を順に行い、ステップ360に進む。
ステップ310:CPUは、後述する図4に示した「トップランド温度推定ルーチン」を実行することによりトップランド温度Ttpldwallを取得(推定)する。
ステップ320:CPUは、トップランド25tに存在する潤滑油の量Moilを推定する。より具体的に述べると、CPUはルックアップテーブルMapMoil(NE,Accp)に実際の機関回転速度NE及び実際の機関負荷の代用値としてのアクセルペダル操作量Accpを適用することにより、単位時間あたりにトップランド25tに存在する潤滑油の量Moilを算出する。テーブルMapMoil(NE,Accp)は、予め実験により取得されたデータに基づいて作成され、ECU70のROMに格納されている。
このテーブルMapMoil(NE,Accp)によれば、機関回転速度NEが高いほど潤滑油の量Moilは大きい値として取得される。これは、機関回転速度NEが高いほど、単位時間あたりに「オイルパンから潤滑油が掻き上げられる回数」が増加するためである。更に、このテーブルMapMoil(NE,Accp)がテーブルの引数としてアクセルペダル操作量Accpを採用しているのは、負荷Accpが大きいほど潤滑油の温度が上昇して潤滑油の粘度が低下し、その結果、より多くの潤滑油が掻き上げられる一方で所謂「オイル消費量(=オイル上がり量)」が増大するからである。
ステップ330:CPUは、図3のブロックB1内に示したルックアップテーブルMapVd(Ttpldwall,Moil)に、ステップ310及びステップ320にてそれぞれ推定されたトップランド温度Ttpldwall及び潤滑油の量Moilを適用することにより、デポジット生成速度Vdを取得する。テーブルMapVd(Ttpldwall,Moil)は、予め実験により取得されたデータに基づいて作成され、ECU70のROMに格納されている。このテーブルMapVd(Ttpldwall,Moil)によれば、デポジット生成速度Vdはトップランド温度Ttpldwallが所定の温度範囲にある場合において潤滑油の量Moilが大きくなるほど大きくなる値として取得される。
ステップ340:CPUは、図3のブロックB2内に示したルックアップテーブルMapVe(Ttpldwall)に、ステップ310にて推定されたトップランド温度Ttpldwallを適用することにより、デポジット消失速度Veを取得する。テーブルMapVe(Ttpldwall)は、予め実験により取得されたデータに基づいて作成され、ECU70のROMに格納されている。このテーブルMapVe(Ttpldwall)によれば、デポジット消失速度Veはトップランド温度Ttpldwallが高くなるほど大きくなる値として取得される。
ステップ350:CPUは、デポジット堆積量の前回値Dtpldold(即ち、本ルーチンが前回実行されたときに推定されたデポジット堆積量Dtpld)に、値Δt・(Vd−Ve)を加えた値を新たなデポジット堆積量Dtpldとして推定(取得)する。ここで、Δtは本ルーチンの演算周期である。従って、値Δt・(Vd−Ve)は、時間Δtの間にトップランド25tに堆積したデポジットの量(換言すると、Δtにおけるデポジット堆積量Dtpldの変化量)を表す。
次に、CPUはステップ360に進み、ステップ350にて推定されたデポジット堆積量Dtpldが許容値(閾値)Dtpldth以下であるか否かを判定する。デポジット堆積量Dtpldが許容値Dtpldth以下である場合、CPUはステップ360にて「Yes」と判定して以下に述べるステップ370の処理を実行する。
ステップ370:CPUは、ステップ350にて推定された今回のデポジット堆積量Dtpldを、次回の本ルーチンの実行に備えて、デポジット堆積量の前回値DtpldoldとしてECU70のバックアップRAMに格納する。
次に、CPUはステップ380に進み、ステップ350にて推定された今回のデポジット堆積量DtpldをECU70のバックアップRAMに格納し、その後、ステップ395に進み、本ルーチンを一旦終了する。
これに対し、CPUがステップ360の処理を実行する時点においてデポジット堆積量Dtpldが許容値Dtpldthよりも大きい場合、CPUはそのステップ360にて「No」と判定してステップ382に進み、以下に述べるデポジット除去制御の何れか一つ以上を所定時間だけ行う。
・燃料噴射時期の遅角制御。
(理由)燃料噴射時期を遅角することによりトップランド温度Ttpldwallを上昇させ、デポジット生成速度Vdを実質的に「0」にする(図3のブロックB1を参照。)とともに、デポジット消失速度Veを増大させる。これによりデポジット堆積量が減少する。
・燃料噴射量の増大制御。
(理由)燃料噴射時期の遅角制御と同様の理由による。
・機関回転速度NEを減少させる制御(但し、機関10が搭載されている車両が自動変速機又は無段変速機を備える場合に限る。)。より具体的に述べると、変速比を小さい状態に維持し(高速用ギア比を維持し)、それにより負荷を増大させ、トップランド温度Ttpldwallを上昇させる。
(理由)燃料噴射時期の遅角制御と同様の理由による。
本例においては、デポジット除去制御を実行する所定時間は、トップランド25tに堆積したデポジットを総て除去することができる時間に設定されている。
次に、CPUは、以下に述べるステップ385及びステップ387の処理を順に実行する。
ステップ385:上記ステップ382のデポジット除去制御によりトップランド25tに堆積したデポジットが総て除去されていると見なし、CPUは、デポジット堆積量Dtpldを「0」に設定する。
ステップ387:CPUは、ステップ385にて設定されたデポジット堆積量Dtpld(即ち、「0」)を、次回の本ルーチンの実行に備えて、デポジット堆積量の前回値Dtpldoldとして格納する。
次に、CPUはステップ380に進み、ステップ385にて設定されたデポジット堆積量Dtpld(即ち、「0」)をECU70のバックアップRAMに格納し、その後、ステップ395に進み、本ルーチンを一旦終了する。
次に、上述した図3のステップ310において実行される「トップランド温度推定ルーチン」について説明する。CPUはステップ310に進むと、図4のステップ400から処理を開始し、以下に述べるステップ405乃至ステップ420の処理を順に行い、その後、ステップ425に進む。
ステップ405:CPUは、「燃料着火直前の筒内温度(燃焼室22内の温度)TCcz」及び「燃料着火直前の筒内圧(燃焼室22内の圧力)PCczに対する現時点の筒内圧PCnowの比RPC(=PCnow/PCcz)」をルックアップテーブルMapTa(TCcz,RPC)に適用することにより、非燃焼場温度Taを取得(推定)する。このように「燃料着火直前の筒内温度TCcz」及び「燃料着火直前の筒内圧PCczに対する現時点の筒内圧PCnowの比RPC」をパラメータとして非燃焼場温度Taを求める方法についての詳細は、例えば、日本機械学会論文集(B偏)60巻537号の第1845頁乃至第1851頁を参照されたい。
上記テーブルMapTa(TCcz,RPC)によれば、非燃焼場温度Taは、燃料着火直前の筒内温度TCczが高いほど高い温度として取得され、燃料着火直前の筒内圧PCczに対する現時点の筒内圧PCnowの比RPCが大きいほど高い温度として取得される。
なお、非燃焼場温度Taは、燃焼室(気筒)22において火炎が到達していない空間の温度と言うこともできる。
ステップ410:CPUは、ステップ405にて取得した非燃焼場温度Ta、熱発生率dQ/dθ、筒内平均温度TCave、筒内空気過剰率λ及び筒内空気量GaをルックアップテーブルMap(Ta,dQ/dθ,TCave,λ,Ga)に適用することにより、燃焼場温度Tfireを取得(推定)する。
テーブルMap(Ta,dQ/dθ,TCave,λ,Ga)によれば、燃焼場温度Tfireは、非燃焼場温度Taが高いほど低い温度として取得され、熱発生率dQ/dθが大きいほど高い温度として取得され、筒内平均温度TCaveが高いほど高い温度として取得され、筒内空気過剰率λが大きいほど低い温度として取得され、筒内空気量Gaが多いほど低い温度として取得される。
なお、非燃焼場温度Ta、熱発生率dQ/dθ、筒内平均温度TCave、筒内空気過剰率λ及び筒内空気量Gaをパラメータとして燃焼場温度Tfireを求める方法についての詳細も、例えば、日本機械学会論文集(B偏)60巻537号の第1845頁乃至第1851頁を参照されたい。
更に、燃焼場温度Tfireは、火炎温度と言うこともできる。
熱発生率dQ/dθは、単位クランク角あたりに燃料の燃焼により発生する熱量であり、熱発生速度とも称呼される。燃料の燃焼により発生する熱量Qは、周知のWiebe関数を用いて別途求めることができる(例えば、特許文献2、特許文献3及び特許文献4を参照。)。
ステップ415:CPUは、時刻t1を取得する。時刻t1は、燃料の噴射後においてその噴射された燃料による火炎がトップランド25tに到達する時刻(火炎到達時刻)である。火炎到達時刻t1は次のようにして取得される。
(1)燃料の噴射時刻tinjはCPUが燃料噴射開始時期として設定した時刻であるので、CPUが把握している。
(2)燃料噴射弁23の噴孔から噴射された燃料がトップランド25tに到達するまでに辿る経路の距離は予め判るので、燃料の噴射後から火炎がトップランド25tに到達するまでに要する時間Trは、例えば、周知の「広安の式(「ディーゼル噴霧の到達距離と噴霧角」、自動車技術会論文集、No.21,1980参照。)」を利用することにより推定することができる。なお、ここでは、火炎到達距離と噴霧到達距離とは等しいと見做している。
(3)以上から、火炎到達時刻t1は、噴射時刻tinjに時間Trを加えた時刻として算出される。
ステップ420:CPUは、時刻t2を取得する。時刻t2は、燃料噴射後において図示しない排気弁が開弁し始める時刻(排気弁開弁時刻)である。排気弁開弁時期(クランク角)は既知であるから、CPUは、機関回転速度NEを考慮することにより排気弁開弁時刻t2を取得することができる。
次に、CPUはステップ425に進み、現在の時刻tが火炎到達時刻t1と、その時刻t1の直後の排気弁開弁時刻t2との間であるか否かを判定する。この判断が設けられている理由は、火炎がトップランド25tに到達している場合と到達していない場合とにおいてトップランド25tの「受熱量及び放熱量」が大きく相違するからであり、トップランド25tに火炎が到達しているか否かに応じてトップランド温度Ttpldwallの推定方法が相違するからである。
現在の時刻tが火炎到達時刻t1と排気弁開弁時刻t2との間である場合、CPUはステップ425にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ430乃至ステップ445の処理を順に行い、その後、ステップ495を経由して図3のステップ320に戻る。
ステップ430:CPUは、燃焼場温度Tfireとトップランド表面温度Ttpldsfとの差に熱伝達係数hを乗じた値h・(Tfire−Ttpldsf)と、トップランド25tの表面の面積Atpldsfと、の積を、トップランド25tが受熱する熱量ΔQupとして算出する。本例においては、本ステップ430において用いられるトップランド表面温度Ttpldsfとして、前回実行された図4のルーチンのステップ445において算出されたトップランド温度Ttpldwallが用いられる。
ステップ435:CPUは、トップランド表面温度Ttpldsfとトップランド深部24sの温度Ttpldcbとの差に熱伝達係数hを乗じた値h・(Ttpldsf−Ttpldcb)と、トップランド25tの表面の面積Atpldsfと、の積を、トップランド25tから放熱される熱量ΔQdnとして算出する。なお、トップランド深部25sの温度Ttpldcbは、潤滑油温センサ75により検出される潤滑油温と同じ温度に設定される。
ステップ440:CPUは、受熱熱量ΔQupから放熱熱量ΔQdnを減じた値を、トップランド25tの熱容量Ctpldにより除することにより、トップランド25tの温度変化量ΔTを算出する。
ステップ445:CPUは、現時点におけるトップランド温度Ttpldwallに温度変化量ΔTを加えることにより、トップランド温度Ttpldwallを更新する。
これに対し、CPUがステップ425の処理を実行する時点において、現在の時刻tが火炎到達時刻t1と排気弁開弁時刻t2との間でない場合、CPUはステップ425にて「No」と判定し、以下に述べるステップ450及びステップ455の処理を順に行い、その後、ステップ440、ステップ445及びステップ495を経由して図3のステップ320に戻る。
ステップ450:CPUは、非燃焼場温度Taとトップランド表面温度Ttpldsfとの差に熱伝達係数hを乗じた値h・(Ta−Ttpldsf)と、トップランド25tの表面の面積Atpldsfと、の積を、トップランド25tが受熱する熱量ΔQupとして算出する。本例においては、本ステップ450において用いられるトップランド表面温度Ttpldsfとしても、前回実行された図4のルーチンのステップ445において算出されたトップランド温度Ttpldwallが用いられる。
ステップ455:CPUは、トップランド表面温度Ttpldsfとトップランド深部25sの温度Ttpldcbとの差に熱伝達係数hを乗じた値h・(Ttpldsf−Ttpldcb)と、トップランド25tの表面の面積Atpldsfと、の積を、トップランド25tから放熱される熱量ΔQdnとして算出する。
以上のように、トップランド25tの受熱量及び放熱量からトップランド25tの温度変化量ΔTが求められ、それが積算されることによって、トップランド温度Ttpldwallが推定される。
以上、説明したように、本実施形態によれば、トップランド25tの温度、トップランド25tに存在する潤滑油の量、及び、燃焼により消失するデポジットの量を考慮してトップランド25tに堆積したデポジットの量を推定する。このため、トップランド25tに堆積したデポジットの量を精度良く推定することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、トップランド25tに堆積したデポジットの量を推定する代わりに、機関10のシリンダライナー24cに堆積したデポジットの量を推定する場合にも本発明を適用することができる。
この場合、上記実施形態に係る図3のルーチンにおいて、
(1)トップランド温度Ttpldwall、及び、
(2)トップランド25tに存在する潤滑油の量Moil、
をそれぞれ、
(1’)シリンダライナー温度Tclydwall、及び、
(2’)シリンダライナー24cに存在する潤滑油の量Moil、
に置き換えることにより、シリンダライナー24cに堆積したデポジットの量を精度良く推定することができる。
更に、この場合、上記実施形態に係る図4のルーチンにおいて、
(3)火炎到達時刻t1
(4)時間Tr
(5)トップランド表面温度Ttpldsf
(6)トップランド25tの表面の面積Atpldsf
(7)トップランド深部25sの温度Ttpldcb、及び、
(8)トップランド25tの熱容量Ctpld、
をそれぞれ
(3’)燃料の噴射後においてその噴射された燃料による火炎がシリンダライナー24cに到達する時刻t1’
(4’)燃料の噴射後から火炎がシリンダライナー24cに到達するまでに要する時間Tr’
(5’)シリンダライナー24cの表面温度Tclydsf
(6’)シリンダライナー24cの表面の面積Aclydsf
(7’)シリンダライナー24cの深部24sの温度(水温センサ78により検出される冷却水温THWを代用)Tclydcb、及び、
(8)シリンダライナー24cの熱容量Cclyd、
に置き換えることにより、シリンダライナー温度Tclydwallを推定することができる。
本例においては、上記シリンダライナー24cの表面の面積Aclydsfは、ピストン25が圧縮上死点に位置するときに燃焼室22に露出しているシリンダライナー24cの表面の面積である。即ち、この面積Aclydsfは、ピストン25が圧縮上死点に位置するときに「燃焼室22側のトップリング26の壁面26wとシリンダヘッド21hの下壁面21kとの間」に挟まれた領域におけるシリンダライナー24cの表面の面積である。従って、この面積Aclydsfは、下記の(1)式により算出することができる。
Aclydsf=π・Dbore・hclyd …(1)
上記の式(1)において、「π」は円周率であり、「Dbore」はシリンダボア24の直径であり、「hclyd」はピストン25が圧縮上死点に位置するときの「燃焼室22側のトップリング26の壁面26wとシリンダヘッド21hの下壁面21kとの間」の距離(図2を参照。)である。
尚、この場合、図4のステップ430及びステップ450においては「トップランド25tが受熱する熱量ΔQup」の代わりに「シリンダライナー24cが受熱する熱量ΔQup」が求まり、ステップ435及びステップ455においては「トップランド25tから放熱される熱量ΔQdn」の代わりに「シリンダライナー24cから放熱される熱量ΔQdn」が求まり、ステップ440においては「トップランド25tの温度変化量ΔT」の代わりに「シリンダライナー24cの温度変化量ΔT」が求まり、ステップ445においては「トップランド温度Ttpldwall」の代わりに「シリンダライナー温度Tclydwall」が求まる。
更に、こうして推定された「シリンダライナー24cに堆積したデポジットの量Dclyd」が許容値Dclydthよりも大きい場合に所定時間だけ行われるデポジット除去制御は、上記実施形態に係るデポジット除去制御と同じである。
10…内燃機関、22…燃焼室(気筒)、23…燃料噴射弁、24…シリンダ、24c…シリンダライナー、25…ピストン、25t…トップランド、75…潤滑油温度センサ、78…水温センサ

Claims (6)

  1. 筒内噴射式内燃機関の気筒を構成する壁面である気筒壁面に堆積したデポジットの量をデポジット堆積量として推定する、内燃機関のデポジット堆積量推定装置であって、
    前記気筒壁面の温度を壁面温度として推定する壁面温度推定部と、
    前記気筒壁面に存在する潤滑油の量を壁面潤滑油量として推定する潤滑油量推定部と、
    前記壁面温度及び前記壁面潤滑油量に基づいて単位時間あたりに生成されるデポジットの量を生成デポジット量として推定するとともに前記壁面温度に基づいて単位時間あたりに消失するデポジットの量を消失デポジット量として推定し、前記生成デポジット量と前記消失デポジット量の双方に基づいて前記デポジット堆積量を推定する堆積量推定部と、
    を備える、
    デポジット堆積量推定装置。
  2. 請求項1に記載のデポジット堆積量推定装置において、
    前記堆積量推定部は、
    前記壁面温度が低い場合よりも前記壁面温度が高い場合のほうが大きい量を前記消失デポジット量として推定し、
    前記生成デポジット量から前記消失デポジット量を差し引いて取得される値を前記デポジット堆積量として推定する、
    デポジット堆積量推定装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のデポジット堆積量推定装置において、
    前記デポジット推定量が所定の許容値よりも大きくなった場合、前記気筒壁面に堆積したデポジットを前記気筒壁面から除去するためのデポジット除去制御を実行するデポジット除去制御実行部を更に備える、
    デポジット堆積量推定装置。
  4. 請求項3に記載のデポジット堆積量推定装置において、
    前記デポジット除去制御実行部は、前記筒内噴射式内燃機関の燃料噴射弁から燃料を噴射するタイミングを遅角する制御を前記デポジット除去制御として実行する、
    デポジット堆積量推定装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載のデポジット堆積量推定装置において、
    前記デポジット除去制御実行部は、前記筒内噴射式内燃機関の燃料噴射弁から噴射される燃料の量を増大させる制御を前記デポジット除去制御として実行する、
    デポジット堆積量推定装置。
  6. 請求項3乃至請求項5の何れか一項に記載のデポジット堆積量推定装置において、
    前記デポジット除去制御実行部は、前記筒内噴射式内燃機関の回転速度を減少させる制御を前記デポジット除去制御として実行する、
    デポジット堆積量推定装置。
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