JP6381960B2 - オーディオアンプ、オーディオ出力回路、オーディオ用集積回路、電子機器、オーディオ信号の増幅方法 - Google Patents

オーディオアンプ、オーディオ出力回路、オーディオ用集積回路、電子機器、オーディオ信号の増幅方法 Download PDF

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Description

本発明は、スピーカやヘッドホンを駆動するオーディオアンプに関する。
微弱なオーディオ信号を増幅し、スピーカやヘッドホンなどの電気音響変換素子を駆動するために、オーディオアンプが用いられる。図1は、D級アンプを備えるオーディオアンプ100rの構成を示す回路図である。オーディオアンプ100rは、パルス幅変調器110、第1ドライバ112、第2ドライバ114、第1D級アンプ116、第2D級アンプ118を備える。パルス幅変調器110は、オーディオ信号S1をパルス幅変調、あるいはパルス密度変調する。パルス変調されたオーディオ信号(以下、パルス信号という)S2p、S2nは、第1ドライバ112、第2ドライバ114に入力される。
負荷である電気音響変換素子2は、第1D級アンプ116および第2D級アンプ118に対して、BTL(Bridge Transless)接続される。第1フィルタ20は、電気音響変換素子2の正極端子+と第1D級アンプ116の出力の間に挿入され、第2フィルタ22は電気音響変換素子2の負極端子−と第2D級アンプ118の出力の間に挿入される。フィルタ20(22)はそれぞれ、シリーズインダクタL1(L2)とシャントキャパシタC1(C2)を有する1次フィルタである。
第1ドライバ112は、パルス信号S2pに応じて、第1D級アンプ116のハイサイドトランジスタとローサイドトランジスタを相補的にスイッチングする。同様に第2ドライバ114は、パルス信号S2nに応じて、第2D級アンプ118のハイサイドトランジスタとローサイドトランジスタを相補的にスイッチングする。
図2は、図1のオーディオ出力回路8rの差動動作時の波形図である。本明細書における波形図やタイムチャートの縦軸および横軸は、理解を容易とするために適宜拡大、縮小したものであり、また示される各波形も、理解の容易のために簡略化されている。
ここでは理解の容易のため、三角波とオーディオ信号S1の比較によってパルス信号S2p、S2nが生成される場合を説明する。差動方式のD級アンプでは、パルス信号S2p、S2nは逆相となる。その結果、出力電圧VoとVoが差動信号となり、差動信号Vo(=Vo−Vo)の振幅は、第1D級アンプ116および第2D級アンプ118の電源電圧VDDの2倍となる。
差動型のD級アンプにおいて、第1フィルタ20、第2フィルタ22は、差動信号Voのスイッチング周波数を除去して、もとのオーディオ信号S1を再生するためのローパスフィルタとして機能する。
近年、図2で説明したD級アンプの差動動作に代えて、フィルタレス動作が採用されている。図3は、オーディオ出力回路8rのフィルタレス動作時の波形図である。フィルタレス動作では、オーディオ信号S1と三角波の比較によってパルス信号S2pが生成され、オーディオ信号S1の反転信号#S1と三角波の比較によってパルス信号S2nが生成される。電気音響変換素子2に印加される差動信号Voの振幅は、差動動作の1/2となる。この方式では、スイッチング周波数を除去するためのローパスフィルタが不要であるため、フィルタレス動作あるいはフィルタレス方式と称される。ただし、不要輻射(EMI:ElectroMagnetic Interference)を抑制するために、フィルタを外すことはできず、フィルタレス方式では第1フィルタ20、第2フィルタ22は、EMI除去用フィルタとして機能する。
特開2001−223537号公報
本発明者は、図1のオーディオ出力回路8rについて、(i)全高調波歪+ノイズ(THD+N)、(ii)チャンネル間のクロストーク、(iii)ノイズ特性などの音質指標について検討したところ、以下の課題を認識するに至った。
フィルタレス方式のD級アンプの音質指標は、チップレイアウトによって大きく影響を受ける。このことは、半導体メーカーがオーディオアンプのチップレイアウトを修正、変更すると、音質指標が劣化しうることを意味する。このことは、チップレイアウトを修正、変更するたびに、音質指標を最良化するための検証を行わなければならず、開発期間の長期化、設計コストの増大の要因となり得る。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、高音質なオーディオアンプの提供にある。
本発明のある態様は、電気音響変換素子を駆動するオーディオアンプに関する。オーディオアンプは、電気音響変換素子の正極端子に接続される第1D級アンプと、電気音響変換素子の負極端子に接続される第2D級アンプと、を含むHブリッジ回路と、オーディオ信号を受け、第1D級アンプおよび第2D級アンプそれぞれを駆動するための第1パルス信号および第2パルス信号を生成するとともに、第1パルス信号および第2パルス信号の位相差が調節可能に構成されたパルス幅変調器と、第1パルス信号に応じて第1D級アンプを駆動する第1ドライバと、第2パルス信号に応じて第2D級アンプを駆動する第2ドライバと、オーディオ信号のレベルを検出するレベル検出器と、レベル検出器の検出結果にもとづいて、パルス幅変調器における第1パルス信号と第2パルス信号の位相差を設定する位相調節器と、を備える。
本発明者は、第1パルス信号と第2パルス信号の位相差によって音質指標が変化すること、また音質指標を最良とする位相差が、オーディオ信号のレベル(音量)ごとに異なっていることを認識した。そこでパルス変調器にオーディオ信号のレベルに応じて2つのパルス信号の位相差を調節する機能を実装することにより、高音質を実現できる。
パルス幅変調器は、デジタル回路で構成されてもよい。パルス幅変調器は、所定の周期で変化する第1キャリア信号を生成する第1カウンタと、所定の周期で変化する第2キャリア信号を生成する第2カウンタと、を含み、第1キャリア信号と第2キャリア信号にもとづいて、第1パルス信号および第2パルス信号を生成するよう構成されてもよい。パルス幅変調器は、第1キャリア信号と第2キャリア信号の位相差が調節可能であってもよい。
この場合、カウンタに入力するクロック信号の周期を単位として、高精度かつ正確に位相差を調節できる。
ある態様のオーディオアンプは、外部から書き換え可能であり、レベル検出器の検出結果と位相差の対応関係を保持するレジスタをさらに備えてもよい。
これにより、オーディオアンプにROM(Read Only Memory)を搭載する必要がなくなるため、コストを下げることができる。加えて、オーディオアンプが使用されるアプリケーションごとに、最適な位相差を設定できる。
レベル検出器は、オーディオ信号のフルスケールを複数N個(Nは2以上の整数)のレンジに分割し、オーディオ信号がいずれのレンジに含まれるか判定してもよい。
位相調節器は、オーディオ信号が最も小さいレンジに含まれるときに、位相差をゼロとしてもよい。
これにより無入力時のノイズレベルを最も低減できる。
N=2または3であってもよい。これにより、回路規模の増大を抑制しつつ、高音質を実現できる。
位相調節器は、第1D級アンプと第2D級アンプの出力が同一レベルをとる期間おいて、位相差を変化させてもよい。これにより、位相差の切りかえにともなうノイズを抑制できる。
位相調節器は、第1D級アンプと第2D級アンプの出力が同一レベルをとる期間ごとに、位相差を所定時間幅ずつステップ状に変化させてもよい。
これにより位相差Δφを緩やかに変化させることができるため、ノイズをさらに低減できる。所定時間幅は、第1パルス信号および第2パルス信号のパルス幅の分解能であってもよい。
オーディオアンプは、ひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。
「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。
回路を1つのICとして集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
本発明の別の態様は、複数の電気音響変換素子を駆動するマルチチャネルのオーディオ用集積回路に関する。オーディオ用集積回路は、複数の電気音響変換素子に対応づけられた複数の上述のオーディオアンプを備える。各チャンネルのオーディオアンプは個別に、対応するチャンネルのオーディオ信号のレベルに応じて、位相差を調節可能に構成される。
ある態様のオーディオ用集積回路は、パルス幅変調器の前段に設けられ、デジタルオーディオ信号に対して、イコライジング処理、低域強調処理、サラウンド処理、ステレオ変換、モノラル変換処理、周波数変換処理、レベル検出処理の少なくともひとつを実行可能に構成されたデジタルサウンドプロセッサをさらに備えてもよい。
本発明の別の態様は、オーディオ出力回路に関する。オーディオ出力回路は、電気音響変換素子と、電気音響変換素子を駆動する上述のいずれかのオーディオアンプと、を備えてもよい。
本発明の別の態様は電子機器に関する。電子機器は、オーディオデータを生成する音源と、上述のオーディオアンプと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を、方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、高音質なオーディオアンプを提供できる。
D級アンプを備えるオーディオアンプの構成を示す回路図である。 図1のオーディオ出力回路の差動動作時の波形図である。 オーディオ出力回路のフィルタレス動作時の波形図である。 実施の形態に係るオーディオアンプを備えるオーディオ出力回路の回路図である。 パルス幅変調器の構成例を示すブロック図である。 検出レベルSLVと位相差Δφの関係の一例を示す図である。 図7(a)、(b)は、実施の形態に係るオーディオアンプの出力スペクトルの測定結果を示す図である。 実施の形態に係るオーディオ用ICを備える電子機器のブロック図である。 図9(a)〜(c)は、電子機器の外観図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図4は、実施の形態に係るオーディオアンプ100を備えるオーディオ出力回路8の回路図である。
オーディオ出力回路8は、電気音響変換素子2を駆動する。オーディオ出力回路8は、実施の形態に係るオーディオアンプ100に加えて、第1フィルタ20、第2フィルタ22を備え、フィルタレス方式のD級アンプを構成する。フィルタレス方式については、すでに図3を参照して説明した。第1フィルタ20および第2フィルタ22は主として不要輻射(EMI)を低減するために設けられる。
オーディオアンプ100はひとつの半導体基板に集積化された機能IC(Integrated Circuit)であり、出力端子OUTP、OUTN、データ入出力端子I/Oを備える。
オーディオアンプ100は、Hブリッジ回路102、第1ドライバ112、第2ドライバ114、パルス幅変調器110、レベル検出器120、位相調節器122、レジスタ124、インタフェース回路126を備える。
Hブリッジ回路102は、第1D級アンプ116および第2D級アンプ118を含む。第1D級アンプ116は、電気音響変換素子2の正極端子(+)に接続され、第2D級アンプ118は、電気音響変換素子2の負極端子(−)に接続される。
パルス幅変調器110は、デジタルオーディオ信号S1を受け、第1D級アンプ116および第2D級アンプ118それぞれをフィルタレス方式で駆動するための第1パルス信号S2pおよび第2パルス信号S2nを生成する。パルス幅変調器110は、第1パルス信号S2pおよび第2パルス信号S2nの位相差が調節可能に構成される。
第1ドライバ112は、第1パルス信号S2pに応じて第1D級アンプ116を駆動する。第2ドライバ114は、第2パルス信号S2nに応じて第2D級アンプ118を駆動する。
レベル検出器120は、デジタルオーディオ信号S1のレベルを検出する。なお、レベル検出器120は、パルス幅変調器110の入力レベルを検知できればよく、レベル検出器120が監視する信号は、パルス幅変調器110の入力であるオーディオ信号S1には限定されない。たとえばレベル検出器120は、Hブリッジ回路102の出力信号のレベルを検出してもよいし、オーディオアンプ100の前段の回路におけるオーディオ信号S1の元となる信号のレベルを検出してもよい。あるいは、ボリウムの設定値などの情報を利用してオーディオ信号S1のレベルを検出してもよい。
位相調節器122は、レベル検出器120の検出結果にもとづいて、パルス幅変調器110における第1パルス信号S2pと第2パルス信号S2nの位相差Δφを設定する。
図5は、パルス幅変調器110の構成例を示すブロック図である。パルス幅変調器110は、デジタル回路で構成される。パルス幅変調器110は、反転器140、第1カウンタ142、第2カウンタ144、第1比較器146、第2比較器148を含む。第1カウンタ142は、システムクロックCLKをカウントすることにより、所定の周期で変化する三角波もしくはのこぎり波(ランプ波)の第1キャリア信号Sc1を生成する。第2カウンタ144は、所定の周期で変化する三角波もしくはのこぎり波(ランプ波)の第2キャリア信号Sc2を生成する。
反転器140は、オーディオ信号S1の極性を反転する。第1比較器146は、第1キャリア信号Sc1とオーディオ信号S1を比較し、第1パルス信号S2pを生成する。第1比較器146は、第2キャリア信号Sc2と反転されたオーディオ信号#S1を比較し、第2パルス信号S2nを生成する。
このパルス幅変調器110は、第1キャリア信号Sc1と第2キャリア信号Sc2の位相差Δφが調節可能となっている。具体的には第1カウンタ142、第2カウンタ144には、キャリア信号の位相差Δφを設定可能となっている。位相差Δφの調節単位はシステムクロックCLKの周期と等しく、たとえばシステムクロックCLKが100MHzのとき、位相差Δφは、10ns刻みで調節可能であることが理解される。
レジスタ124は、レベル検出器120の検出結果と位相差Δφの対応関係を保持する。レジスタ124は、検出されたレベル(検出レベルという)SLVと位相差Δφの関係を示すテーブルを保持してもよい。レジスタ124は、外部のCPU4から書き換え可能とすることが望ましい。CPU4とオーディオアンプ100のI/O端子はICバスなどを介して接続される。CPU4は、位相差Δφを指示するデータD3を生成し、ICバスを介してオーディオアンプ100に伝送する。インタフェース回路126は、CPU4からデータD3を受信し、レジスタ124に書き込む。
図6は、検出レベルSLVと位相差Δφの関係の一例を示す図である。たとえばレベル検出器120は、オーディオ信号S1のフルスケールをN分割したときに、現在のオーディオ信号S1がどのレンジに含まれるか示すデータD4を生成する。図6ではフルスケールが、−90dB以下のレンジR1、−90dB〜−30dBのレンジR2、−30dB以上のレンジR3の3つに分割され、レンジ毎に個別に位相差Δφ1、Δφ2、Δφ3が設定可能とされる。
以上がオーディオアンプ100の構成である。続いてその動作を説明する。
図7(a)、(b)は、実施の形態に係るオーディオアンプ100の出力スペクトルの測定結果を示す図である。図7(a)は、無信号入力時(−144dB)、すなわち第1レンジの特性であり、図7(b)は、小信号出力時(−60dB)、すなわち第2レンジの特性である。図7(a)、(b)それぞれにおいて、(i)は、位相差Δφがゼロを、(ii)は位相差Δφを110nsとしたときの特性を示す。
図7(a)に示すように無信号入力時では、位相差Δφをゼロとしたときが、ノイズレベルが最も低くなる。反対に、図7(b)に示すように、小信号出力時では、非ゼロの位相差Δφを導入することにより、ノイズレベルを低く抑えることができる。第2レンジR2、第3レンジR3においてノイズレベルを最小とする最適な位相差Δφは、オーディオアンプ100のチップレイアウトに応じて異なる。
図7(a)、(b)から明らかなように、位相差Δφをオーディオ信号S1の信号レベルによらずに一定とした場合、ある信号レベルではノイズレベルは低くなるが、信号レベルが変化するとノイズレベルが大きくなる。
これに対して実施の形態に係るオーディオアンプ100によれば、オーディオ信号S1の信号レベルに応じて、パルス幅変調器110が生成する第1パルス信号S2p、第2パルス信号S2nの位相差Δφを設定可能とすることで、オーディオ信号S1の信号レベルにかかわらず、良好なノイズ特性を実現できる。
オーディオ信号S1のレベル変化にともない、位相差Δφを変化させるときには、以下の処理を行うことが望ましい。
位相調節器122は、第1D級アンプ116と第2D級アンプ118の出力Vo+,Vo−が同一レベルをとる期間おいて、位相差Δφを変化させる。これにより位相差Δφを変化させることによるノイズを低減できる。
さらに位相調節器122は、第1D級アンプ116と第2D級アンプ118の出力Vo+,Vo−が同一レベルをとる期間おいて、位相差Δφを、最小時間幅Δtずつ変化させる。上述のように最小時間幅Δtは、システムクロックCLKの周期であってもよい。これにより、位相差Δφが急峻に変化するのを防止でき、ノイズをさらに抑制できる。
オーディオ信号S1のレベルを3つのレンジに分けることで、多くのアプリケーションにおいて、十分に良好なノイズ特性が実現でき、またレジスタ124も許容される現実的なサイズとなる。すなわちコストと性能を高いレベルで両立できる。
(用途)
続いて、オーディオアンプ100の用途を説明する。オーディオアンプ100は、マルチチャネルのオーディオ用集積回路(IC)10に集積化され、電子機器1に搭載される。図8は、実施の形態に係るオーディオ用IC10を備える電子機器1のブロック図である。ここではステレオ2チャンネルの場合を説明するが、5.1チャンネルなど、より多くのチャンネル数にも適用可能である。
オーディオ用IC10は、複数のオーディオアンプ100_1〜100_2およびDSP150、オーディオインタフェース回路152を備え、ひとつの半導体基板に一体集積化された機能ICである。複数のオーディオアンプ100_1〜100_2は、対応する電気音響変換素子2_1〜2_2を駆動する。
オーディオインタフェース回路152は、外部の音源6から、デジタルオーディオ信号S3を受ける。DSP(デジタルサウンドプロセッサ)150は、オーディオアンプ100_1〜100_2の前段、すなわち各チャンネルのオーディオアンプ100のパルス幅変調器110の前段に設けられる。
DSP150は、音源6からのオーディオ信号S3をチャンネルごと信号に分解し、各チャンネルのオーディオ信号S1_1〜S1_2に対して、さまざまな信号処理を施し、後段のオーディオアンプ100_1、100_2それぞれのパルス幅変調器110に出力する。DSP150による信号処理としては、イコライジング処理、低域強調処理、サラウンド処理、ステレオ変換、モノラル変換処理、周波数変換処理、レベル検出処理などが例示される。
オーディオ用IC10において、各チャンネルCHi(i=1,2)のオーディオアンプ100は個別に独立して、対応するチャンネルCHiのオーディオ信号S1_iの検出レベルに応じて、位相差Δφを調節可能に構成される。
以上がオーディオ用IC10の構成である。このオーディオ用IC10によれば、チャンネルごとに個別に位相差Δφを最適化することができるため、チャンネル間のクロストークを大幅に改善することができる。
図9(a)〜(c)は、電子機器1の外観図である。図9(a)は電子機器1の一例であるディスプレイ装置600である。ディスプレイ装置600は、筐体602、スピーカ2を備える。オーディオ出力回路8は筐体に内蔵され、スピーカ2を駆動する。
図9(b)は電子機器1の一例であるオーディオコンポ700である。オーディオコンポ700は、筐体702、スピーカ2を備える。オーディオ出力回路8は筐体702に内蔵され、スピーカ2を駆動する。
図9(c)は電子機器1の一例である小型情報端末800である。小型情報端末800は、携帯電話、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレットPC(Personal Computer)、オーディオプレイヤなどである。小型情報端末800は、筐体802、スピーカ2、ディスプレイ804を備える。オーディオ出力回路8は筐体802に内蔵され、スピーカ2を駆動する。
図9(a)〜(c)に示すような電子機器にオーディオ出力回路8を用いることにより、高音質を実現できる。そのほか、オーディオ出力回路8は、インターホンなどのも利用可能である。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(第1変形例)
実施の形態では、フィルタレス方式のD級アンプについて説明したが、本発明は差動方式のD級アンプにも適用可能である。
(第2変形例)
実施の形態では、レベル検出器120が、オーディオ信号S1のフルスケールを3つのレンジに分割する場合を説明したが、本発明はそれには限定されない。たとえばフルスケールを2つのレンジに分割してもよい。この場合、レジスタ124のサイズを小さくできる。
反対に回路面積に余裕がある場合には、N≧4としてもよい。この場合、細かいレンジごとにノイズレベルの低減を実現できる。
(第3変形例)
レジスタ124は、位相差Δφと検出レベルSLVを対応づける関数に関する情報を保持してもよい。たとえば、位相差Δφが、検出レベルSLVのn次の多項式で表されるとき、レジスタ124に、係数a…aを保持してもよい。
Δφ=a+a・SLV+a・SLV +・・・+a・SLV
なお、関数の形式は特に限定されず、三角関数や指数関数を用いてもよい。
(第4変形例)
実施の形態では、パルス幅変調器110がデジタル回路で構成される場合を説明したがパルス幅変調器110はアナログ回路で構成してもよい。この場合、図5の反転器140を反転アンプ、比較器146、148を電圧比較器、カウンタ142,144をオシレータとすればよい。そしてオシレータの位相を調節可能とすることで、パルス信号S2p、S2nの位相差を調節できる。
(第5変形例)
実施の形態では、レジスタ124に外部のプロセッサから、位相差Δφを設定可能としたが、本発明はそれには限定されない。オーディオアンプ100がROM(Read Only Memory)を搭載する場合、ROMに位相差Δφに関する情報を格納しておいてもよい。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
1…電子機器、2…電気音響変換素子、4…CPU、6…音源、8…オーディオ出力回路、10…オーディオ用IC、20…第1フィルタ、22…第2フィルタ、S1…オーディオ信号、S2p…第1パルス信号、S2n…第2パルス信号、100…オーディオアンプ、102…Hブリッジ回路、110…パルス幅変調器、112…第1ドライバ、114…第2ドライバ、116…第1D級アンプ、118…第2D級アンプ、120…レベル検出器、122…位相調節器、124…レジスタ、126…インタフェース回路、140…反転器、142…第1カウンタ、144…第2カウンタ、146…第1比較器、148…第2比較器、150…DSP、152…オーディオインタフェース回路。

Claims (18)

  1. 電気音響変換素子を駆動するオーディオアンプであって、
    前記電気音響変換素子の正極端子に接続される第1D級アンプと、前記電気音響変換素子の負極端子に接続される第2D級アンプと、を含むHブリッジ回路と、
    オーディオ信号を受け、前記第1D級アンプおよび前記第2D級アンプそれぞれを駆動するための第1パルス信号および第2パルス信号を生成するとともに、前記第1パルス信号および前記第2パルス信号の位相差が調節可能に構成されたパルス幅変調器と、
    前記第1パルス信号に応じて前記第1D級アンプを駆動する第1ドライバと、
    前記第2パルス信号に応じて前記第2D級アンプを駆動する第2ドライバと、
    前記オーディオ信号のレベルを検出するレベル検出器と、
    前記レベル検出器の検出結果にもとづいて、前記パルス幅変調器における前記第1パルス信号と前記第2パルス信号の位相差を設定する位相調節器と、
    を備え、
    前記レベル検出器は、前記オーディオ信号のフルスケールを複数N個(Nは2以上の整数)のレンジに分割し、前記オーディオ信号がいずれのレンジに含まれるか判定し、
    前記位相調節器は、前記オーディオ信号が最も小さいレンジに含まれるときに、前記位相差をゼロとすることを特徴とするオーディオアンプ。
  2. 前記パルス幅変調器は、デジタル回路で構成され、
    所定の周期で変化する第1キャリア信号を生成する第1カウンタと、
    前記所定の周期で変化する第2キャリア信号を生成する第2カウンタと、
    を含み、前記第1キャリア信号と前記第2キャリア信号にもとづいて、前記第1パルス信号および前記第2パルス信号を生成するよう構成され、
    前記第1キャリア信号と前記第2キャリア信号の位相差が調節可能であることを特徴とする請求項1に記載のオーディオアンプ。
  3. 外部から書き換え可能であり、前記レベル検出器の検出結果と前記位相差の対応関係を保持するレジスタをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のオーディオアンプ。
  4. N=2または3であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のオーディオアンプ。
  5. 前記位相調節器は、前記第1パルス信号および前記第2パルス信号が同一レベルをとる期間おいて、前記位相差を変化させることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のオーディオアンプ。
  6. 前記位相調節器は、前記第1パルス信号および前記第2パルス信号が同一レベルをとる期間ごとに、前記位相差を所定時間幅ずつステップ状に変化させることを特徴とする請求項に記載のオーディオアンプ。
  7. 前記所定時間幅は、前記第1パルス信号および前記第2パルス信号のパルス幅の分解能であることを特徴とする請求項に記載のオーディオアンプ。
  8. 電気音響変換素子を駆動するオーディオアンプであって、
    前記電気音響変換素子の正極端子に接続される第1D級アンプと、前記電気音響変換素子の負極端子に接続される第2D級アンプと、を含むHブリッジ回路と、
    オーディオ信号を受け、前記第1D級アンプおよび前記第2D級アンプそれぞれを駆動するための第1パルス信号および第2パルス信号を生成するとともに、前記第1パルス信号および前記第2パルス信号の位相差が調節可能に構成されたパルス幅変調器と、
    前記第1パルス信号に応じて前記第1D級アンプを駆動する第1ドライバと、
    前記第2パルス信号に応じて前記第2D級アンプを駆動する第2ドライバと、
    前記オーディオ信号のレベルを検出するレベル検出器と、
    前記レベル検出器の検出結果にもとづいて、前記パルス幅変調器における前記第1パルス信号と前記第2パルス信号の位相差を設定する位相調節器と、
    を備え、
    前記位相調節器は、前記第1パルス信号および前記第2パルス信号が同一レベルをとる期間おいて、前記位相差を変化させることを特徴とするオーディオアンプ。
  9. 前記位相調節器は、前記第1パルス信号および前記第2パルス信号が同一レベルをとる期間ごとに、前記位相差を所定時間幅ずつステップ状に変化させることを特徴とする請求項に記載のオーディオアンプ。
  10. 前記所定時間幅は、前記第1パルス信号および前記第2パルス信号のパルス幅の分解能であることを特徴とする請求項に記載のオーディオアンプ。
  11. 前記パルス幅変調器は、アナログ回路で構成されることを特徴とする請求項1に記載のオーディオアンプ。
  12. ひとつの半導体基板に一体集積化されることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載のオーディオアンプ。
  13. 複数の電気音響変換素子を駆動するマルチチャネルのオーディオ用集積回路であり、
    前記複数の電気音響変換素子に対応づけられた複数の請求項1から12のいずれかに記載のオーディオアンプを備え、
    各チャンネルのオーディオアンプは個別に、対応するチャンネルのオーディオ信号のレベルに応じて、位相差を調節可能に構成されることを特徴とするオーディオ用集積回路。
  14. 前記パルス幅変調器の前段に設けられ、前記オーディオ信号に対して、イコライジング処理、低域強調処理、サラウンド処理、ステレオ変換、モノラル変換処理、周波数変換処理、レベル検出処理の少なくともひとつを実行可能に構成されたデジタルサウンドプロセッサをさらに備えることを特徴とする請求項13に記載のオーディオ用集積回路。
  15. 電気音響変換素子と、
    前記電気音響変換素子を駆動する請求項1から12のいずれかに記載のオーディオアンプと、
    前記電気音響変換素子の正極端子と前記オーディオアンプの前記第1D級アンプの間に設けられた第1フィルタと、
    前記電気音響変換素子の負極端子と前記オーディオアンプの前記第D級アンプの間に設けられた第2フィルタと、
    を備えることを特徴とするオーディオ出力回路。
  16. 請求項15に記載のオーディオ出力回路と、
    オーディオデータを生成する音源と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  17. 電気音響変換素子を駆動するためにオーディオ信号を増幅する方法であって、
    前記電気音響変換素子の正極端子に接続される第1D級アンプと、前記電気音響変換素子の負極端子に接続される第2D級アンプと、を含むHブリッジ回路を設けるステップと、
    オーディオ信号にもとづき、前記第1D級アンプおよび前記第2D級アンプそれぞれを駆動するための第1パルス信号および第2パルス信号を生成するステップと、
    前記第1パルス信号に応じて前記第1D級アンプを駆動し、前記第2パルス信号に応じて前記第2D級アンプを駆動するステップと、
    前記オーディオ信号のフルスケールを複数N個(Nは2以上の整数)のレンジに分割し、前記オーディオ信号がいずれのレンジに含まれるか判定するステップと、
    前記オーディオ信号が最も小さいレンジに含まれるときに、前記第1パルス信号と前記第2パルス信号の位相差をゼロとするステップと、
    を備えることを特徴とする増幅方法。
  18. 電気音響変換素子を駆動するためにオーディオ信号を増幅する方法であって、
    前記電気音響変換素子の正極端子に接続される第1D級アンプと、前記電気音響変換素子の負極端子に接続される第2D級アンプと、を含むHブリッジ回路を設けるステップと、
    オーディオ信号にもとづき、前記第1D級アンプおよび前記第2D級アンプそれぞれを駆動するための第1パルス信号および第2パルス信号を生成するステップと、
    前記第1パルス信号に応じて前記第1D級アンプを駆動し、前記第2パルス信号に応じて前記第2D級アンプを駆動するステップと、
    前記オーディオ信号のレベルを検出するステップと、
    前記第1パルス信号および前記第2パルス信号が同一レベルをとる期間おいて、前記第1パルス信号と前記第2パルス信号の位相差を変化させるステップと、
    を備えることを特徴とする増幅方法。
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