JP6380282B2 - 自動変速機の油路制御装置 - Google Patents

自動変速機の油路制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、自動変速機の油路制御装置に関する。
トルクコンバータを備える自動変速機において、オイル供給のための油路を設け、当該油路を介してオイル供給装置からトルクコンバータにオイルを供給する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2011−112064号公報
しかしながら、特許文献1で提案された技術は、オイル供給装置からトルクコンバータへ常にオイルが供給される構造となっているため、トルクコンバータへのオイル供給が不要な場合にもオイルを供給してしまい、燃費が悪化するという問題があった。この問題を解決するために、油路上にバルブ(弁)等を設け、オイル供給が不要な場合に当該バルブを閉塞してオイル供給を遮断することも考えられるが、この場合はバルブを設けるためのスペースが必要となり、自動変速機の体格が大きくなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、自動変速機の体格を大きくすることなくトルクコンバータへのオイル供給を制御することができる自動変速機の油路制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る自動変速機の油路制御装置は、ロックアップクラッチを備えるトルクコンバータと、オイル供給装置から前記トルクコンバータにオイルを供給するトルクコンバータ還流油路と、前記オイル供給装置から前記ロックアップクラッチにオイルを供給するロックアップクラッチ油路と、を備える自動変速機の油路制御装置であって、前記トルクコンバータ還流油路の一部を構成する第一部材および第二部材の間に設けられた油路開閉部材を備え、前記油路開閉部材が、前記自動変速機の入力軸の外周を取り囲むように形成されるとともに、内部に流体が充填されることで膨張する袋状に形成され、前記ロックアップクラッチの係合時に、前記ロックアップクラッチ油路のオイルが内部に充填されることで、前記第一部材と前記第二部材との間を閉塞することを特徴とする。
本発明に係る自動変速機の油路制御装置によれば、トルクコンバータ還流油路上に油路開閉部材を設け、ロックアップクラッチの係合時に当該油路開閉部材を膨張させてトルクコンバータ還流油路の両側にある部材間を閉塞することができるため、自動変速機の体格を大きくすることなく、トルクコンバータへのオイル供給を制御することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る油路制御装置を備える自動変速機の構成を模式的に示すスケルトン図である。 図2は、本発明の実施形態に係る油路制御装置の構成を模式的に示す斜視図である。 図3は、本発明の実施形態に係る油路制御装置の設置例を模式的に示す斜視図である。 図4は、本発明の実施形態に係る油路制御装置の作用を説明するための図であり、(a)は、ロックアップクラッチの係合時における油路制御装置の状態およびオイルの流れ方向を示す図、(b)は、ロックアップクラッチの解放時における油路制御装置の状態およびオイルの流れ方向を示す図、である。 図5は、本発明の実施形態に係る油路制御装置の作用を説明するための図であり、(a)は、ロックアップクラッチの係合時におけるオイルの流れ方向を示す図、(b)は、ロックアップクラッチの解放時におけるオイルの流れ方向を示す図、である。 図6は、本発明の実施形態に係る油路制御装置の作用を説明するための図であり、ロックアップ状態(L/U状態)と、ロックアップ油圧(Plu)と、油路制御装置の状態と、トルクコンバータ還流油流れ(T/C還流油流れ)との関係を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る油路制御装置の作用を説明するための図であり、ロックアップ油圧(Plu)および油路制御装置の状態と、時間との関係を示すグラフである。 図8は、従来技術に係る油路制御装置を備える自動変速機の構成を模式的に示すスケルトン図である。
本発明の実施形態に係る自動変速機の油路制御装置について、図1〜図8を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
なお、以下で説明する図1および図8では、自動変速機1の入力軸20に沿った軸線(一点鎖線)の上半分に、ロックアップクラッチ12の解放時(L/U_OFF中)におけるオイルの流れ方向(およびトルクフロー)を示し、入力軸20に沿った軸線(一点鎖線)の下半分に、ロックアップクラッチ12の係合時(L/U_ON中)におけるオイルの流れ方向(およびトルクフロー)を示している。すなわち、これらの図では、上半分と下半分とで、異なる状況下におけるオイルの流れ方向(およびトルクフロー)を図示している。
本発明の実施形態に係る自動変速機1の油路制御装置13は、自動変速機1のトルクコンバータ10内におけるトルクコンバータ還流油路Ftcを制御(遮断、開放)するものである。以下ではまず、本発明の実施形態に係る油路制御装置13を備える自動変速機1について説明する。
自動変速機1は、車両に設けられ、オイル循環を利用して動力伝達や各部の潤滑および冷却を行う。自動変速機1は、図1に示すように、トルクコンバータ10と、入力軸20と、オイル供給装置30と、変速機ケース40と、を備えている。なお、同図では、自動変速機1におけるトルクコンバータ10、入力軸20、オイル供給装置30および変速機ケース40以外の構成は図示を省略している。
トルクコンバータ10は、図1に示すように、トーラス部11と、ロックアップクラッチ12と、油路制御装置13と、フロントカバー14と、を備えている。トーラス部11は、エンジンのクランク軸2に連結されたポンプインペラー111と、自動変速機1の入力軸20に連結されたタービンランナー112と、一方向クラッチ113を介して変速機ケース40と連結されたステータ114と、から構成されている。このトーラス部11には、後記するトルクコンバータ還流油路Ftcを介して、オイル供給装置30からオイルが供給される。
オイル供給装置30は、例えばオイルポンプ、ストレーナ、オイルクーラ、各種バルブ等からなる一般的な構成を備えている。オイル供給装置30は、図1に示すように、ロックアップクラッチ油路Fluを介してロックアップクラッチ12の油室122にロックアップ油圧(Plu)を供給する。また、オイル供給装置30は、同図に示すように、トルクコンバータ還流油路Ftcを介してトルクコンバータ10のトーラス部11にオイルを供給するとともに、当該トーラス部11からオイルを回収する。
ロックアップクラッチ12は、図1に示すように、シリンダ121と、シリンダ121内に油室122を形成するピストン123と、多板構造のディスクセット124と、ダンパー125と、を備えている。ロックアップクラッチ12は、後記するロックアップクラッチ油路Fluを介して油室122に油圧が供給されることで、ピストン123がディスクセット124を付勢して係合状態となる。これにより、クランク軸2と入力軸20とが接続される。
トルクコンバータ10には、図1に示すように、ロックアップクラッチ油路Fluと、トルクコンバータ還流油路Ftcとが形成されている。ここで、図1では、ロックアップクラッチ油路Fluを実線矢印で、トルクコンバータ還流油路Ftcをロックアップクラッチ油路Fluよりも太い実線矢印で、クランク軸2からのエンジントルクが伝達される方向(以下、トルクフローという)Ft1,Ft2を破線の矢印で、示している。
ロックアップクラッチ油路Fluは、オイル供給装置30からロックアップクラッチ12にオイルを供給する油路である。ロックアップクラッチ油路Fluは、具体的にはロックアップクラッチ12が係合される際に、油室122にオイルを供給する。また、トルクコンバータ還流油路Ftcは、オイル供給装置30からトルクコンバータ10のトーラス部11にオイルを供給する。なお、トルクコンバータ還流油路Ftcの経路上には、図1に示すように、トーラス部11の他に、ロックアップクラッチ12が存在する。
ここで、図8に示すように、従来の自動変速機101では、トルクコンバータ還流油路Ftcを介して、トルクコンバータ110のトーラス部11に常にオイルが供給される構造となっており、トルクコンバータ110へのオイル供給が不要な場合もオイルを供給していた。
例えば、ロックアップクラッチ12の係合時(L/U_ON中)は、トーラス部11の各要素間で差回転が発生してオイルが発熱するため、トルクコンバータ還流油路Ftcを介してトーラス部11に新たなオイルを供給して冷却する必要がある。一方、ロックアップクラッチ12の解放時(L/U_OFF中)は、トーラス部11の各要素間で差回転が発生せず、オイルも発熱しないため、トーラス部11に新たなオイルを供給する必要はない。
しかしながら、図8に示すように、従来はロックアップクラッチ12が係合状態と解放状態のいずれの状態であってもトルクコンバータ還流油路Ftcを介してトーラス部11にオイルを供給している。従って、トルクコンバータ110へのオイル供給が不必要な時にもオイルを供給することで、オイル供給装置30内のオイルポンプ(図示省略)が無駄な仕事をするため、燃費が悪化するという問題があった。また、オイル供給装置30内のオイルポンプ(図示省略)が大型化することで、燃費が悪化するという問題もあった。
以上のような問題に鑑み、本発明では、図1に示すように、自動変速機1内に、油路制御装置13を設け、ロックアップクラッチ12の係合時(L/U_ON中)にトルクコンバータ還流油路Ftcを遮断するようにしている。
油路制御装置13は、図1に示すように、トルクコンバータ還流油路Ftc上に設けられるとともに、当該トルクコンバータ還流油路Ftcの一部を構成するロックアップクラッチ12のシリンダ121と、トルクコンバータ10のフロントカバー14との間に設けられる。より詳細には、油路制御装置13は、入力軸20の軸方向、あるいはトルクコンバータ還流油路Ftcに直交する方向で対向する、シリンダ121の外面と、フロントカバー14の内面との間に設けられる。
油路制御装置13は、図1に示すように、ロックアップクラッチ油路Fluに隣り合って配置される。また、油路制御装置13には、ロックアップクラッチ油路Fluから分岐した遮断装置用油路Fcoが接続され、オイルが供給される。すなわち、ロックアップクラッチ12が係合される際に、ロックアップクラッチ油路Fluを介して、油室122にオイルが供給されると同時に、油路制御装置13にもオイルが供給される。なお、このようにロックアップクラッチ油路Fluから分岐した遮断装置用油路Fcoを油路制御装置13に接続することで、油路制御装置13の動作油圧を確保することができ、最短の油路構成にすることができる。
油路制御装置13は、より具体的には図2に示すように、油路開閉部材131と、前記した遮断装置用油路Fcoを介して、外部から油路開閉部材131内に流体(ここではオイル)を導入するための流体供給口132を備えている。油路開閉部材131は、例えばゴム等の伸縮性を有する弾性材料、または蛇腹構造等によって体積変化が可能に形成されている。
また、油路開閉部材131は、内部に空間を有し、当該内部に流体が充填されることで膨張する袋状に形成されている。また、油路開閉部材131は、自動変速機1の入力軸20の外周を取り囲むような円環状に形成される。
このような構成を備える油路制御装置13は、図1の下半分に示すように、ロックアップクラッチ12の係合時に、ロックアップクラッチ油路Fluのオイルが油路開閉部材131の内部に充填されることで膨張する。そして、シリンダ121とフロントカバー14との間の空間を閉塞し、トルクコンバータ還流油路Ftcを遮断する。一方、油路制御装置13の油路開閉部材131は、図1の上半分に示すように、ロックアップクラッチ12の解放時は、ロックアップクラッチ油路Fluのオイルが外部に排出されることで収縮する。そして、シリンダ121とフロントカバー14との間の空間を開放し、トルクコンバータ還流油路Ftcを開放する。
なお、油路制御装置13の油路開閉部材131は、図1の例ではシリンダ121とフロントカバー14との間に設けられていたが、トルクコンバータ10には各種の構造が存在するため、その配置場所は同図に示す例に限定されない。すなわち、油路制御装置13の油路開閉部材131は、図3に示すように、トルクコンバータ還流油路Ftcにおいて、当該トルクコンバータ還流油路Ftcの一部を形成する二つの部材である第一部材121Aと第二部材14Aとの間に設ければよい。同図に示すように、第一部材121Aは、入力軸20の軸方向における一方側に配置され、第二部材14Aは、入力軸20の軸方向における他方側に配置されている。
ここで、図3では、説明の便宜上、第一部材121Aおよび第二部材14A間の入力軸20の描写を省略している。また、同図における符号Foは、オイルの流れ方向を示している(後記する図4および図5でも同様)。
また図1の例では、第一部材121Aはシリンダ121であり、第二部材14Aはフロントカバー14であるが、第一部材121Aおよび第二部材14Aはこれらに限られない。第一部材121Aおよび第二部材14Aとしては、トルクコンバータ還流油路Ftcの経路上に配置され、かつ当該トルクコンバータ還流油路Ftcの一部を構成する部材であること、入力軸20の周辺に配置される部材であること、入力軸20の軸方向あるいはトルクコンバータ還流油路Ftcに直交する方向で対向する二面を構成する部材であること、対向する二面間に差回転が発生しないこと、を満たせばよい。なお、油路制御装置13の油路開閉部材131は膨張または伸縮可能であるため、第一部材121Aと第二部材14Aとが対向する面は平面である必要はなく、また、対向する面が平行である必要もない。
そして、ロックアップクラッチ12の係合時は、図4(a)に示すように、ロックアップクラッチ油路Fluのオイルが内部に充填されることで、ロックアップ油圧(Plu)に連動して油路制御装置13の油路開閉部材131が膨張し、第一部材121Aと第二部材14Aとの間を閉塞してトルクコンバータ還流油路Ftcを遮断する。また、油路開閉部材131は円環状に形成されているため、当該油路開閉部材131が動作(膨張)している場合、図5(a)に示すように、油路開閉部材131の円環内部で遠心力によって放射状に流れようとするオイルは、当該油路開閉部材131によって全周で遮断され、円環内部にせき止められることになる。
一方、ロックアップクラッチ12の解放時は、図4(b)に示すように、ロックアップクラッチ油路Fluのオイルが外部に排出されることで油路制御装置13の油路開閉部材131が収縮し、第一部材121Aおよび第二部材14A間を開放してトルクコンバータ還流油路Ftcを開放する。また、油路開閉部材131が停止(収縮)している場合、図5(b)に示すように、油路開閉部材131の円環内部のオイルは、油路開閉部材131によってせき止められることなく遠心力によって放射状に流れる。
油路制御装置13の油路開閉部材131の動作等をまとめると図6および図7の通りである。すなわち、図6および図7に示すように、ロックアップクラッチ12のロックアップ状態(L/U状態)がON(係合中)の場合、トルクコンバータ10の還流油の流れ(T/C還流油流れ)は不要である。従って、ロックアップ油圧PluはON(>0)となり、当該ロックアップ油圧Pluに連動して油路制御装置13の油路開閉部材131が膨張することで、トルクコンバータ還流油路Ftcは遮断される。
一方、図6および図7に示すように、ロックアップクラッチ12のロックアップ状態(L/U状態)がOFF(解放中)の場合、トルクコンバータ10の還流油の流れ(T/C還流油流れ)は必要である。従って、ロックアップ油圧PluはOFF(0)となり、油路制御装置13の油路開閉部材131が収縮してトルクコンバータ還流油路Ftcは開放される。
以上のような構成を備える油路制御装置13は、トルクコンバータ還流油路Ftc上に油路開閉部材131を設け、ロックアップクラッチ12の係合時に当該油路開閉部材131を膨張させてトルクコンバータ還流油路Ftcの両側にある部材間を閉塞することができるため、自動変速機1の体格を大きくすることなく、トルクコンバータ10へのオイル供給を制御することができる。すなわち油路制御装置13は、トルクコンバータ10への不必要なオイル供給を遮断することができる。
また、油路制御装置13は、大きな動作機構を伴わず、簡便な構造によってトルクコンバータ還流油路Ftcのオイル流量を調整、およびトルクコンバータ還流油路Ftcの開閉を切り替えることができるため、オイル供給装置30内のオイルポンプ(図示省略)を小型化できるとともに、オイル供給装置30内のオイルポンプ(図示省略)の無駄な仕事を減らし、効率および燃費を向上させることができる。
また、体積変化が可能な材料または構造によって油路制御装置13の油路開閉部材131を構成することで、トルクコンバータ10内の限られた現有の狭いスペースを活用することができるため、トルクコンバータ10および自動変速機1を小型化してコストを削減することができる。
また、ロックアップクラッチ油路Fluから油路制御装置13の油路開閉部材131に油圧を供給することで、オイルを密封したシステムを構築できるため、シリンダ121およびピストン123によって構成される油圧アクチュエータの動作による油漏れも発生しない。
以上、本発明に係る自動変速機の油路制御装置について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
1,101 自動変速機
2 クランク軸
10 トルクコンバータ
11 トーラス部
111 ポンプインペラー
112 タービンランナー
113 一方向クラッチ
114 ステータ
12 ロックアップクラッチ
121 シリンダ
121A 第一部材
122 油室
123 ピストン
124 ディスクセット
125 ダンパー
13 油路制御装置
131 油路開閉部材
132 流体供給口
14 フロントカバー
14A 第二部材
20 入力軸
30 オイル供給装置
40 変速機ケース
Fco 遮断装置用油路
Flu ロックアップクラッチ油路
Fo オイルの流れ方向
Ft1 トルクフロー(L/U_OFF中)
Ft2 トルクフロー(L/U_ON中)
Ftc トルクコンバータ還流油路
Plu ロックアップ油圧

Claims (1)

  1. ロックアップクラッチを備えるトルクコンバータと、オイル供給装置から前記トルクコンバータにオイルを供給するトルクコンバータ還流油路と、前記オイル供給装置から前記ロックアップクラッチにオイルを供給するロックアップクラッチ油路と、を備える自動変速機の油路制御装置であって、
    前記トルクコンバータ還流油路の一部を構成する第一部材および第二部材の間に設けられた油路開閉部材を備え、
    前記油路開閉部材は、
    前記自動変速機の入力軸の外周を取り囲むように形成されるとともに、内部に流体が充填されることで膨張する袋状に形成され、
    前記ロックアップクラッチの係合時に、前記ロックアップクラッチ油路のオイルが内部に充填されることで、前記第一部材と前記第二部材との間を閉塞することを特徴とする自動変速機の油路制御装置。
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