JP6372696B2 - 情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本技術は、情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラムに関する。詳しくは、画像を効率良く閲覧できるパスを生成する情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラムに関する。
近年、静止画像や動画像を撮像できる撮像装置が増え、ユーザが気軽に撮像することが増えてきている。またインターネットなどで、撮像された画像を公開することも増えてきている。このように、画像を撮影する機会や公開する機会が増えることで、さまざまな画像が大量にユーザに提供される状況となるため、画像を効率良くユーザに閲覧させることが望まれている。
特許文献1では、静止画像を利用してムービングツアーをユーザに提供することについての提案がなされている。
特表2002-509662号公報
従来、画像を連続的にユーザに提供するためのデータは、手動で作成されていた。このようなデータの作成は手間がかかるため、容易に作成できることが望まれている。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、多くの画像のなかから、特徴のある画像をユーザに効率良く閲覧させるためのパスを、容易に生成できるようにするものである。
本技術の一側面の第1の情報処理装置は、複数の画像からそれぞれ特定された特徴点を用いて回帰曲線を求め、前記特徴点のうち、前記回帰曲線と特徴点の距離が所定の閾値以上である特徴点がある場合、スコアの低い特徴点を有する画像から特定された特徴点を外した上で、再度回帰曲線を求めることで、前記複数の画像のうち特徴のある箇所を抽出して繋げるパスを設定する設定部を備える。
本技術の一側面の第2の情報処理装置は、複数の画像からそれぞれ特定された特徴点を用いて回帰曲線を求め、前記特徴点のうち、前記回帰曲線と特徴点の距離が所定の閾値以上である特徴点がある場合、スコアの低い特徴点を外した上で、再度前記回帰曲線を求めることで、前記複数の画像のうち特徴のある箇所を抽出して繋げるパスを設定する設定部を備える。
本技術の一側面の第3の情報処理装置は、複数の画像からそれぞれ特定された特徴点を用いて回帰曲線を求め、求められた回帰曲線を複数の区間に分割し、前記区間毎に微分値を求め、前記微分値が所定の閾値以下である場合、前記回帰曲線を求めるための次数を上げ、再度前記回帰曲線を求めることで、前記複数の画像のうち特徴のある箇所を抽出して繋げるパスを設定する設定部を備える。
本技術の一側面の第4の情報処理装置は、少なくとも1つの動画像から特定された特徴点に関する情報を参照し、前記画像のうち特徴のある箇所を抽出して繋げるパスを設定する設定部を備え、前記設定部は、前記動画像を複数の期間に分割して得た分割期間内の特徴点が、所定の条件を満たす期間を、エフェクトを施すエフェクト期間として設定する。
前記所定の条件は、前記分割期間内の特徴点の数が閾値以上であることであるようにすることができる。
前記エフェクトは、タイムスライスであるようにすることができる。
前記エフェクトは、同期間に異なるアングルで撮像されたシーンを表示するエフェクトであるようにすることができる。
前記設定部は、前記エフェクト期間以外では、時系列なパスを設定するようにすることができる。
前記特徴点に関する情報は、メタデータに記載されているようにすることができる。
前記設定部が設定する前記パスは、各前記特徴点の近傍を通るパス、または各前記特徴点を通るパスであるようにすることができる。
本技術の一側面の情報処理方法は、情報処理装置が、複数の画像からそれぞれ特定された特徴点を用いて回帰曲線を求め、前記特徴点のうち、前記回帰曲線と特徴点の距離が所定の閾値以上である特徴点がある場合、スコアの低い特徴点を有する画像から特定された特徴点を外した上で、再度回帰曲線を求めることで、前記複数の画像のうち特徴のある箇所を抽出して繋げるパスを設定する。
本技術の一側面のプログラムは、複数の画像からそれぞれ特定された特徴点を用いて回帰曲線を求め、前記特徴点のうち、前記回帰曲線と特徴点の距離が所定の閾値以上である特徴点がある場合、スコアの低い特徴点を有する画像から特定された特徴点を外した上で、再度回帰曲線を求めることで、前記複数の画像のうち特徴のある箇所を抽出して繋げるパスを設定するステップを含む処理を実行させる。
本技術の一側面の第1の情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラムにおいては、複数の画像からそれぞれ特定された特徴点を用いて回帰曲線が求められ、特徴点のうち、回帰曲線と特徴点の距離が所定の閾値以上である特徴点がある場合、スコアの低い特徴点を有する画像から特定された特徴点を外した上で、再度回帰曲線が求められることで、複数の画像のうち特徴のある箇所を抽出して繋げるパスが設定される。
本技術の一側面によれば、多くの画像のなかから、特徴のある画像をユーザに効率良く閲覧させるためのパスを、容易に生成できる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
パスについて説明するための図である。 パスについて説明するための図である。 パスについて説明するための図である。 パスについて説明するための図である。 パスについて説明するための図である。 システムの構成について説明するための図である。 情報処理装置の構成について説明するための図である。 情報処理装置の機能について説明するための図である。 静止画像の第1のパスの生成処理について説明するためのフローチャートである。 静止画像の第1のパスの生成処理について説明するためのフローチャートである。 静止画像の第1のパスの生成処理について説明するためのフローチャートである。 静止画像の第1のパスの生成処理について説明するためのフローチャートである。 静止画像の第1のパスの生成処理について説明するためのフローチャートである。 静止画像の第1のパスの生成処理について説明するためのフローチャートである。 静止画像の第1のパスの生成処理について説明するためのフローチャートである。 グループについて説明するための図である。 グループについて説明するための図である。 メタデータについて説明するための図である。 フラグについて説明するための図である。 生成されるパスについて説明するための図である。 生成されるパスについて説明するための図である。 生成されるパスを区間に分けることについて説明するための図である。 生成されるパスについて説明するための図である。 生成されるパスについて説明するための図である。 パス間を繋ぐパスについて説明するための図である。 静止画像の第2のパスの生成処理について説明するためのフローチャートである。 動画像のパスの生成について説明するための図である。 動画像のパスの生成について説明するための図である。 動画像のパスの生成について説明するための図である。 動画像のパスの生成について説明するための図である。 動画像の第1のパスの生成処理について説明するためのフローチャートである。 動画像の第1のパスの生成処理について説明するためのフローチャートである。 動画像の第2のパスの生成処理について説明するためのフローチャートである。 エフェクト期間について説明するための図である。 動画像の第3のパスの生成処理について説明するためのフローチャートである。 動画像の第3のパスの生成処理について説明するためのフローチャートである。 動画像の第3のパスの生成処理について説明するためのフローチャートである。 動画像の第3のパスの生成処理について説明するためのフローチャートである。 動画像の第4のパスの生成処理について説明するためのフローチャートである。
以下に、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は、以下の順序で行う。
1.パスについて
2.システムの構成
3.情報処理装置の構成、機能
4.静止画像の第1の処理
5.静止画像の第2の処理
6.動画像の処理について
7.動画像の第1の処理
8.動画像の第2の処理
9.動画像の第3の処理
10.動画像の第4の処理
<パスについて>
本技術は、以下に説明するように、複数の画像を連続的にユーザに閲覧させるためのパスを生成するのに適用できる。まず、このパスについて説明を加える。
図1は、高画質な画像から、特徴点を検出し、検出された特徴点を含む画像を繋ぐパスの生成例を示す図である。高画質な画像とは、解像度の高い撮像装置で撮像された静止画像や撮影された動画像である。以下の説明においても、画像とは静止画像と動画像を含む記載とする。
なお本明細書中では、特徴点との記載は、点(1画素)である場合を含むが、所定の大きさを有する領域である場合も含まれる。すなわち、特徴のある所定の大きさを有する領域が検出され、それらを繋ぐパスが生成されるようにしても良い。
高画質な画像10から、特徴点が検出される。図1においては、2つの特徴点11と特徴点12が検出されている状態を示している。特徴点として検出される点(領域)は、例えば、画像10内において、人等の動体が集まっているところ、画像10内の人の視線の先、SNS(Social Networking Service)等への投稿が多い地点、特定のイベントや動作が発生していると判断される地点等である。
また、看板やイルミネーション等のコントラストの高い部分、消失点などを含む領域でも良い。また画像10が、動画像である場合には、時間方向に輝度等の変化を計測し、変化が大きい領域が検出されるようにしても良い。
また、正面から撮影されている物体や人を領域として検出したり、特定の人や物を追跡し、その追跡結果が領域として検出されたりするようにしても良い。さらに、画像だけでなく、音の情報、例えば、大きな音が鳴っている領域などが、特徴点として検出されるようにしても良い。
検出される特徴としては、上記した例以外の特徴であっても良い。
検出された特徴点を繋ぐパス13が生成される。図1に示した例では、特徴点11と特徴点12を通るパス13が設定される。パス13は、特徴点11と特徴点12を滑らかに繋ぐパスである。このように生成されたパス13に基づき、画像がユーザに提供される場合、画像10がそのままユーザに提供されるのではなく、パス13に基づき、パス13上に位置する画像が、連続的にユーザに提供される。
例えば、所定の大きさを有するウィンドウ14が、パス13上を移動し、そのウィンドウ14内の画像が、ユーザに提供される。
このようなパス13が生成され、パス13に基づく画像がユーザに提供されることで、ユーザは、画像10内の特徴ある領域を効率良く閲覧することができる。
図2は、例えば、所定の位置を中心とした360度の画像30が取得され、その360度の画像30から、特徴のある画像を含む領域が検出され、検出された領域を繋ぐパスが生成される例を示す図である。
360度の画像30は、例えば、単眼の撮像装置が複数台設置され、それらの撮像装置で撮像された画像をつなぎ合わせた画像や、1台の単眼の撮像装置で撮像された画像を繋ぎ合わせた画像や、中心点を中心とした360度の画像を一度で撮像できる撮像装置で撮像された画像などである。なお、360度の画像は、図2に示すように、上下方向の画像は無く、側面の画像だけであっても良いし、全天球の画像であっても良い。
このような360度の画像30から、特徴点が検出される。ここでは、特徴点31、特徴点32、および特徴点33が、検出されたとする。この特徴点31乃至33を通るパス34が生成される。ユーザに、画像30が提供される場合、このように生成されたパス34上をウィンドウ35が移動し、そのウィンドウ35内の画像が、ユーザに提供される。そのとき、特徴点31,32,33を含む画像が、ユーザに提示される。
図2に示した例の場合も、図1と同じく、ユーザは、画像30内の特徴ある領域を効率良く閲覧することができる。
図3は、所定の被写体60の周りに撮像装置61が複数台設置され、それぞれの撮像装置61で撮像されている画像62から、特徴のある画像が検出され、検出された画像を繋ぐパス63が生成される例を示す図である。
図3に示した例は、例えば、競技場などで、フィールドを囲むように撮像装置が設置されている場合などに本技術を適用できる例である。図3に示した例では、被写体60の周りに、撮像装置61―1乃至61−NのN台の撮像装置が設置されている。以下、撮像装置61―1乃至61−Nを個々に区別する必要がない場合、単に撮像装置61と記述する。また、他の部分も同様に記述する。
撮像装置61−1乃至61−Nのそれぞれにおいて、画像62−1乃至62−Nが撮像されている。撮像されている各画像62から、特徴点(不図示)が検出される。この場合、画像62−1乃至62−NのN個の画像から、特徴点を含む画像62が検出され、それらの画像62がパス生成時の処理対象となるようにしても良い。または画像62−1乃至62−Nの各画像内から、特徴点が検出され、それらの特徴点がパス生成時の処理対象となるようにしても良い。
特徴点を含む画像として検出された画像62(撮像装置61)または画像62内の特徴点を繋ぐパス63が生成される。特徴点を含む画像62が処理対象とされる場合、換言すれば、特徴点を含む画像62を撮像している撮像装置61が処理対象とされる場合、パス63上にある撮像装置61が順次切り替えられた画像がユーザに提供される。特徴点が処理対象とされる場合、パス63上にある特徴点を含む画像が、順次、特徴点を含む画像62内から切り出され、ユーザに提供される。
上記したように、競技場などで、競技場を囲むように撮像装置が設置されている場合などに本技術を適用した場合、例えば、ゴールシーンなどの盛り上がっている場面を最適な場所から撮影した画像を、連続的にユーザに提供することが可能となる。
図4に示した例も、図3に示した例と同じく、複数台の撮像装置が設置されている状況であるが、例えば、街中などに複数台の撮像装置が点在して設置されている状況である。図4に示した例では、撮像装置91−1乃至91−10の10台の撮像装置91が、それぞれ例えば道路や建物を撮像している。
撮像装置91−1乃至91−10で、それぞれ撮像されている画像から、特徴点を含む画像を撮像している撮像装置91が検出される。検出された特徴点を繋ぐパス92が生成される。特徴点を繋ぐパス92が生成されるようにしても良いし、特徴点を含む画像(撮像装置91)を繋ぐパス92が生成されるようにしても良い。
生成されたパス92上にある画像を撮像している撮像装置91が順次切り換えられることで、または撮像装置91で撮像されている画像内の所定の領域内の画像が順次切り換えられることで、ユーザに画像が提供される。
このように画像がユーザに提供されることで、例えば、街中において、人だかりができているような人気がある場所を連続的に、街中を擬似的に歩いているような感覚でユーザに画像を提供することが可能となる。
図5に示した例も、図4に示した例と同じく、複数台の撮像装置が、例えばパーティー会場のような場所に設置されている状況である。図5に示した例では、撮像装置121−1乃至121−5が、所定の会場に設置されている。この撮像装置121は、所定の範囲を撮影する撮像装置であり、図5では、その範囲を円形で示している。
撮像装置121―1は、撮像装置121−1を中心として、範囲122−1内を撮像する。撮像装置121―2は、撮像装置121−2を中心として、範囲122−2内を撮像し、撮像装置121―3は、撮像装置121−3を中心として、範囲122−3内を撮像し、撮像装置121―4は、撮像装置121−4を中心として、範囲122−4内を撮像し、撮像装置121―5は、撮像装置121−5を中心として、範囲122−5内を撮像する。
撮像装置121には、例えば、撮像装置121を中心とした360度の範囲を撮像できる、全天球撮像装置などと称される撮像装置を適用できる。ここでは、このような全天球撮像装置を適用した場合を例にあげて説明するが、例えば、天井に設置され、床方向の範囲122内を撮像する撮像装置であるとして説明を続ける。
なお、範囲122は、例えば、撮像されている人物の顔を顔認識ソフトウェアなどで認識できるぐらいの大きさで撮像できる範囲である。または撮像装置121を中心として、所定の距離だけ離れた円形内を範囲122とする。
図5においては、特徴がある画像を撮像している撮像装置121として、撮像装置121−1、撮像装置121−3、撮像装置121−4、および撮像装置121−5が検出され、これらの撮像装置121を繋ぐパス123が生成される。ユーザにはパス123上にある撮像装置121からの画像が、順次切り替えられて提供される。
または、図示はしていないが、範囲122内にある特徴点を順次繋ぐパス123が生成されるようにしても良い。
このように画像がユーザに提供されることで、図4の示した場合と同じく、例えば、人だかりができているような人気がある場所の画像を提供することが可能となる。
以下の説明において、撮像装置間距離とは、隣接する撮像装置同士の距離であるとする。図5に示したような場合においては、例えば、撮像装置121−1と撮像装置121−2の距離を、撮像装置間距離とする。
また画像の重なりとは、例えば、図5の撮像装置121−3の範囲122−3と撮像装置121−4の範囲122−4には重なりがあり、このような場合に、画像の重なりがあるとする。
<システムの構成>
このような特徴的な画像を検出し、検出された画像を繋ぐパスを生成するシステムについて説明する。図6は、情報処理システムの構成を示す図である。情報処理システムは、ネットワーク201、撮像装置202−1、撮像装置202−2、サーバ203、および情報処理装置204を含む構成とされている。
ネットワーク201は、インターネットやLAN(Local Area Network)を含むネットワークであり、有線や無線で構成されている。撮像装置202は、例えば、図5における撮像装置121である。図6には撮像装置202は、2台だけ図示してあるが、複数の撮像装置202がシステム内には存在する。
撮像装置202−1は、ネットワーク201に接続されている他の装置とデータの授受が行えるように、ネットワーク201に接続されている。撮像装置202−2は、サーバ203に接続され、サーバ203とデータの授受を行えるように構成されている。
サーバ203には、撮像装置202−2で撮像された画像のデータが供給され、必要に応じ、ネットワーク201を介して情報処理装置204に供給される。
情報処理装置204は、上記したパスを生成する装置である。なおここでは、情報処理装置204がパスを生成するとして説明するが、サーバ203が生成しても良い。
<情報処理装置の構成、機能>
図7は、情報処理装置204の構成を示す図である。情報処理装置204は、例えば、パーソナルコンピュータで構成することができる。
情報処理装置204において、CPU(Central Processing Unit)231、ROM(Read Only Memory)232、RAM(Random Access Memory)233は、バス234により相互に接続されている。バス234には、さらに、入出力インタフェース235が接続されている。入出力インタフェース235には、入力部236、出力部237、記憶部238、通信部239、及びドライブ240が接続されている。
入力部236は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部237は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部238は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部239は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ240は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体241を駆動する。
以上のように構成される情報処理装置204では、CPU231が、例えば、記憶部238に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース235及びバス234を介して、RAM233にロードして実行することにより、以下に説明する一連の処理が行われる。
情報処理装置204のCPU231が実行するプログラムは、例えば、リムーバブル記録媒体241に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
情報処理装置204では、プログラムは、リムーバブル記録媒体241をドライブ240に装着することにより、入出力インタフェース235を介して、記憶部238にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部239で受信し、記憶部238にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM232や記憶部238に、あらかじめインストールしておくことができる。
図8は、情報処理装置204の機能を示す図である。図8に示す機能は、上記したように、プログラムが実行されることにより実現される機能であっても良いし、ハードウエアとして実現される機能であっても良い。
画像データ取得部261は、例えば、Wi-Fi等の無線通信機能やリムーバブル記録媒体の再生機能で構成される。
画像データ取得部261は、撮像装置202−1(図6)からネットワーク201を介して供給される、撮像装置202−1で撮像された画像の画像データを通信部239(図7)を制御して取得する。また、画像データ取得部261は、サーバ203から供給される、撮像装置202−2で撮像された画像の画像データを通信部239(図7)を制御して取得する。取得されたデータは、必要に応じ、記憶部238(図7)に一旦記憶される。
また画像データ取得部261は、情報処理装置204で管理されている画像データ、例えば、記憶部238(図7)に記憶されている画像データや、リムーバブル記録媒体241(図7)に記憶されている画像データを、ドライブ240を制御して取得するようにしても良い。
特徴点抽出部262は、取得された画像データに対して画像解析を行うことにより、特徴点を抽出する。特徴点としては、図1を参照して説明したような点である。
メタデータ取得部263は、例えば、Wi-Fi等の無線通信機能やリムーバブル記録媒体の再生機能で構成される。
メタデータ取得部263は、撮像装置202−1(図6)からネットワーク201を介して供給される、撮像装置202の位置情報を含むメタデータを通信部239(図7)を制御して取得する。また、メタデータ取得部263は、サーバ203から供給される、撮像装置202−2の位置情報を含むメタデータを通信部239(図7)を制御して取得する。取得されたデータは、必要に応じ、記憶部238(図7)に一旦記憶される。
またメタデータ取得部263は、情報処理装置204で管理されているメタデータ、例えば、記憶部238(図7)に記憶されている撮像装置202の位置情報を含むメタデータや、リムーバブル記録媒体241(図7)に記憶されている撮像装置202の位置情報を含むメタデータを、ドライブ240を制御して取得するようにしても良い。
メタデータは、後述するパスを生成するときに参照される情報が記載されているデータであり、パス生成時に必要な情報が、適宜追記される。また後述するように、生成されたパスの情報は、エディットファイルに記載されている。このエディットファイルに記載される情報の一部は、メタデータに記載されている情報である。
メタデータ追記部265は、特徴点抽出部262により抽出された特徴点の情報や、パス生成部270により生成されたパスの情報を、撮像装置に関する情報を含むメタデータに追加したり、パス生成後に必要なくなった情報をメタデータから削除したりする。
なおここでは、情報処理装置204が特徴点抽出部262を有し、画像データを解析して特徴点を抽出し、メタデータ追記部265でメタデータに追加するとして説明を続けるが、サーバ203が特徴点抽出部262を備えるようにしても良い。
サーバ203が、特徴点抽出部262を備えている場合、サーバ203は、撮像装置202−2から画像データの供給を受け、その画像データを解析し、特徴点を検出する。サーバ203は、さらに、検出された特徴点に関する情報と、撮像装置202−2の位置情報を少なくとも含むメタデータを生成し、情報処理装置204からの要求に基づき、その生成したメタデータを情報処理装置204に供給する。
このようにした場合、情報処理装置204は、メタデータ取得部263によりメタデータを取得した時点で、特徴点に関する情報も取得する構成となる。特徴点の抽出や画像に関する情報を含むメタデータの生成は、サーバ203側で行うようにシステムを構成することも可能である。
なおここでは、情報処理装置204は、図8に示したような機能を有するとして説明を続けるが、上記したように、画像データやメタデータは、サーバ203や記録媒体に記録された状態で取得されることもあるため、画像データ取得部261、特徴点抽出部262、メタデータ取得部263、メタデータ参照部264、メタデータ追記部265といった機能を有しない情報処理装置204であっても、パスを生成することはできる。
例えば、予め画像データとメタデータが関連付けられており、そのような情報をパス生成部270が参照する構成とすることも可能であり、このような構成のときには、パス生成部270を有する情報処理装置204であればよい。
ここで示す機能や構成は一例であり、限定を示すものではないため、図8に示した機能のうち、所定の機能を有しない情報処理装置204であっても、本技術の適用範囲である。また、図8に示した機能を、複数の装置で分散して有する構成とすることも可能である。
図8を参照した情報処理装置204の機能に関する説明に戻る。メタデータ参照部264は、メタデータ取得部263で取得されたメタデータを参照したり、メタデータ追記部265で情報が追加されたメタデータを参照したりする。
撮像装置抽出部267は、パスを生成するときの撮像装置を抽出する。詳細は後述するが、例えば、特徴点が多い画像を撮像している撮像装置が抽出される。
グループ分け部268は、撮像装置をグループに分ける。グループ分け部268は、撮像装置同士の位置関係から、隣接している撮像装置であるか、隣接していない撮像装置であるかを判断し、判断結果に基づき、撮像装置をグループ分けする。
フラグ付与部269は、パスを生成するときに参照されるフラグを、メタデータに追加する。フラグとしては、きっちりフラグとざっくりフラグの2種類のフラグがあるとして説明を続ける。これら2種類のフラグについても後述する。
パス生成部270は、図1乃至図5を参照して説明したパス、例えば、パス91(図5)を生成する。パス生成部270は、グローバルパス生成部291、第1のローカルパス生成部292、第2のローカルパス生成部293を備える。
パスの生成時には、グローバルパスとローカルパスという2つのパスがあるとして説明を続ける。グローバルパスは、複数の撮像装置間を繋ぐグローバルなパスを生成するときのパスであり、ローカルパスは、各撮像装置内でのローカルなパスを生成するときのパスである。ローカルパスの生成には、2通りの生成の仕方があり、フラグにより、第1のローカルパス生成部292により生成されるか、第2のローカルパス生成部293で生成されるかが決定される。
エディットファイル作成部294は、パスに関する情報を含むエディットファイルを作成する。エディットファイルにどのような情報が含まれるかは、後述するが、含まれる情報によっては、メタデータが参照され、メタデータに記載されている情報も含まれる。
提示部271は、生成されたパス(エディットファイル)をユーザに提示する処理を実行する。パスのデータ自体がユーザに提示されるようにしても良いし、パスに基づく画像の表示が行われることで、ユーザに提示されるようにしても良い。
エディットファイルに基づき、リアルタイムに画像が切り出され、表示されることで、ユーザに提示される。切り出しが行われる画像の画像データは、記録媒体に記録されている画像データや、ネットワーク201を介して他の装置、例えばサーバ203から供給される画像データである。またストリーミングされている画像データであっても良い。
またここでは、エディットファイルが作成されるとして説明を続けるが、エディットファイル以外のデータであっても良い。例えば、パスに基づいて画像が切り出された動画コンテンツが生成されるようにしても良い。この生成された動画コンテンツが、ユーザに提示されるようにしても良い。
編集部272は、ユーザからのパスの編集指示を受け付け、パスを編集する。提示部271により提示されたパスに対して、ユーザが所望の編集を行えるように編集部272が設けられている。
<静止画像の第1の処理>
図9乃至図15に示したフローチャートを参照し、情報処理装置204で行われるパスの生成について説明する。まず処理される画像が静止画像である場合を例にあげて説明する。
まず、図9のフローチャートを参照し、全体の処理の流れを説明する。ステップS101において、特徴点の抽出処理が実行される。情報処理装置204の画像データ取得部261は、撮像装置202−1やサーバ203経由で撮像装置202−2から供給される画像データを取得する。また、このとき、情報処理装置204のメタデータ取得部263は、画像データに付随するメタデータも取得する。
ステップS101において実行される特徴点の抽出処理については、図10のフローチャートを参照し後述する。なお、ステップS101において実行される特徴点の抽出処理は、サーバ203側で行われるようにし、情報処理装置204側の処理として行わないようにすることも可能である。また、特徴点の抽出処理が他の装置で行われた結果が、記録媒体などに記録されて配布されることで、情報処理装置204が特徴点の情報を取得するようにし、ステップS101の処理を省略する処理の流れとすることも可能である。
ステップS101において、特徴点が抽出されると、ステップS102において、パス生成部270により、特徴点を繋ぐパスが生成される。ステップS102において実行されるパスの生成処理については、図11のフローチャートを参照して後述する。
ステップS102において、パスが生成されると、ステップS103において、提示部271により、生成されたパスで良いか否かをユーザに確認するために、ユーザにパスが提示される。ステップS104において、ユーザにパスが提示された結果、ユーザがパスに対して編集を行いたいとき、パスの編集が編集部272により受け付けられ、パスの編集が行われる。
このように、画像内の特徴がある部分を繋ぐパスが、ユーザの手を煩わすことなく生成され、そのパスに基づく画像の表示が行われることで、ユーザは、複数の画像から、面白い部分を連続的に閲覧することができるようになる。また、生成されたパスがユーザに提示され、編集が行えるようにすることで、ユーザの嗜好により適合するパスとすることができる。
なお、ユーザによりパスが編集された場合、その編集結果が、パス生成部270にフィードバックされるようにし、編集された点などを学習し、ユーザが所望とするパスがより正確に生成されるような学習機能を設けても良い。
図10のフローチャートを参照し、ステップS101において実行される特徴点の抽出処理について説明する。
ステップS111において、特徴点が抽出される。特徴点抽出部262は、図1を参照して説明したように、例えば人が多い部分などを特徴点として、画像から検出する。
ステップS130において、撮像装置毎にスコアが算出される。前提として、複数の撮像装置で撮像された画像が取得され、それぞれの画像から特徴点が抽出される。スコアとしては、1画像(1台の撮像装置)から抽出された特徴点の数をスコアとして用いても良い。また特徴点毎に、スコアを付け、1画像(1台の撮像装置)の特徴点毎のスコアの合計点を、撮像装置のスコアとして算出するようにしても良い。ここでは、合計点をスコアとする場合を例にあげて説明する。
例えば、図16に示したような状況を考える。図16に示した状況は、図5に示したような状況と同じく、所定の場所に、撮像装置301が複数台設置されている状況である。図16に示した状況は、撮像装置301−1乃至301−7の7台の撮像装置が設置されている例を示した。各撮像装置301の撮像範囲は、範囲302−1乃至302−7であり、図16中、円形で示した。
撮像装置301は、図6における撮像装置202−1のように、情報処理装置204とデータの授受を直接的に行える撮像装置であっても良いし、撮像装置202−2のように、サーバ203を介して、情報処理装置204とデータの授受を間接的に行える撮像装置であっても良い。
撮像装置301は、図16に示すような配置とされている。撮像装置301−3乃至301−7は、他の撮像装置301と撮像範囲302が重なる部分があるが、撮像装置301−1と撮像装置301−2は、それぞれ他の撮像装置301撮像範囲302が重なるところがないように配置されている。
このような状況において、撮像装置301−1で撮像された画像から、特徴点A1と特徴点A2が検出されたとする。同様に、撮像装置301−2で撮像された画像から、特徴点B1、特徴点B2、および特徴点B3が検出され、撮像装置301−3で撮像された画像から、特徴点C1が検出され、撮像装置301−4で撮像された画像から、特徴点D1が検出されたとする。
また、撮像装置301−5で撮像された画像から、特徴点E1と特徴点E2が検出され、撮像装置301−6で撮像された画像から、特徴点F1と特徴点F2が検出され、撮像装置301−7で撮像された画像から、特徴点G1が検出されたとする。
このように特徴点が検出され、撮像装置301毎に特徴点のスコアの合計を計算したところ、以下のような順位になったとする。
特徴点B1+B2+B3>特徴点E1+E2>特徴点F1+F2
>特徴点A1+A2>特徴点C1>特徴点D1>特徴点G1
撮像装置301の順位で書き直すと、以下のようになる。
撮像装置301−2>撮像装置301−5>撮像装置301−6
>撮像装置301−1>撮像装置301−3>撮像装置301−4>撮像装置301−7
このように撮像装置301のスコアの順位が判定されると、ステップS113において、撮像装置抽出部267(図8)により、スコアの高い撮像装置301の上位M個が抽出される。このM個は、例えば、予め固定の個数として設定されていても良いし、スコアを算出した撮像装置301の個数に対する比率、例えば、80%といったような比率で、可変的に設定される個数であっても良い。図16における説明では、M=5であるとして説明を続ける。
上記した順位である場合、上位5台の撮像装置301は、撮像装置301−2、撮像装置301−5、撮像装置301−6、撮像装置301−1、撮像装置301−3となる。以下の処理においては、ステップS113において抽出された撮像装置301で撮像された画像が処理対象とされる。すなわち、ステップS113において、処理対象となる画像(撮像装置301)の絞り込みが行われる。
図17に絞り込みが行われた後の撮像装置301の配置状態を示す。以下の処理においては、この5台の撮像装置301−1、撮像装置301−2、撮像装置301−3、撮像装置301−5、および撮像装置301−6が処理対象とされる。
ステップS114において、メタデータに特徴点などの情報が追記される。メタデータ追記部265は、メタデータ取得部263で取得されたメタデータに、特徴点抽出部262で抽出された特徴点に関する情報を追記する。
メタデータには、例えば図18に示すような情報が記載されている。メタデータ331には、撮像装置の位置情報、撮像装置の画角、特徴点の位置情報、特徴点毎のスコア、スコア(総合点)が記載されている。
撮像装置の位置情報と撮像装置の画角は、撮像装置302側から供給される情報であり、メタデータ取得部263で取得されるメタデータに含まれている情報である。特徴点の位置情報、特徴点毎のスコア、スコア(総合点)は、メタデータ追記部265によりメタデータ331に追記される情報である。
ここで示したメタデータ331は一例であり、限定を示す記載ではない。メタデータ331に他の情報が記載されていても、もちろん良いし、例えば、スコア(総合点)が記載されないようなメタデータ331とすることも可能である。
なお、ここでは、情報処理装置204が、特徴点を検出し、特徴点の情報を、メタデータ331に追記するとして説明をしているが、例えば、サーバ203(図6)が、撮像装置からの画像データを取得し、特徴点を検出するようにした場合、サーバ203側で、図17に示したようなメタデータ、すなわち、特等点の情報も記載されているメタデータ331が生成されるようにしても良い。
図10のフローチャートを参照して説明したように、パスが生成される前に、パスを生成するときに処理対象とされる撮像装置の絞り込みが行われる。絞り込みが行われた後、パスが生成されるため、パスの生成時の処理負担を軽減させることが可能となる。
ステップS101(図9)において、特徴点の抽出処理が、図10のフローチャートを参照して説明したように行われると、ステップS102に処理が進められ、パスの生成処理が開始される。ステップS102において実行されるパスの生成処理について、図11のフローチャートを参照して説明する。
ステップS121において、グループ分け部268は、メタデータ取得部263で取得されたメタデータ331またはメタデータ追記部265で生成されたメタデータ331を参照し、撮像装置310のグループ分けを実行する。
ここで再度図17を参照する。図17に示したように、5台の撮像装置301が処理対象とされているとき、その撮像範囲302を参照するに、撮像装置301−1の範囲302−1、撮像装置301−2の範囲302−2、撮像装置301−3の範囲302−3は、それぞれ重なる範囲がない。このような撮像範囲が重なっていない撮像装置301を、孤立グループと称する。なおここでは、孤立グループと記載するが、1つの孤立グループ内に含まれる撮像装置301は、1台である。
一方で、撮像装置301−5の範囲302−5と撮像装置301−6の範囲302−6の一部には、重なりがある。このような撮像範囲に重なりがある撮像装置301を、統合グループと称する。すなわち、統合グループには、撮像範囲が重なる複数の撮像装置が含まれるグループであり、この複数のグループとは別に孤立して存在する撮像装置が孤立グループとなる。
仮に、図16に示したような7台の撮像装置301が処理対象とされている場合には、撮像装置301−1と撮像装置301−2は、それぞれ孤立グループに属し、撮像装置301−3乃至301−7は、統合グループに属する。
ステップS121において、グループ分け部268は、処理対象とされている撮像装置301を孤立グループと統合グループに分類する。
ステップS122において、フラグ付与部269は、処理対象とされている撮像装置301毎にフラグを付ける。フラグは、ざっくりフラグときっちりフラグがある。ざっくりフラグは、例えば、景色のウォークスルーなどに適しているパスを生成する際に割り振られるフラグである。きっちりフラグは、例えば、バーチャル美術館などに適しているパスを生成する際に割り振られるフラグである。
図19Aは、ざっくりフラグが割り振られているときに生成されるパスの一例を示す図である。図19Aにおいて、四角形は、特徴点の位置を表し、曲線は、生成されるパスを示す。図19Aに示したように、パスは、特徴点を通るパスではなく、近傍を通るパスとされている。
このようなパスに基づき画像が表示された場合、画像の一部に特徴点が含まれるような画像が連続的にユーザに提示される。このような画像が提供されることで、ユーザに、パス上を擬似的に歩いているときに見える画像を提供することができる。画像が町中を撮像した画像である場合、ユーザは町中を歩いているかのような体験ができる画像を閲覧することができる。
このようなことから、ざっくりフラグが割り振られている画像が処理されるときには、特徴点の近傍を通るようなパスが生成される。
一方で、きっちりフラグが割り振られているときに生成されるパスは、図19Bに示したようなパスとなる。図19Aと同じく、四角形は、特徴点の位置を表し、曲線は、生成されるパスを示す。図19Bに示したように、パスは、特徴点を通るパスとされている。
このようなパスに基づき画像が表示された場合、特徴点が含まれる画像が連続的にユーザに提示される。例えば、展覧会で展示されている展示物が撮像されている部分が特徴点として抽出されるように処理が行われた場合、きっちりフラグが割り振られているときに生成されるパスは、図19Bに示したように、特徴点、すなわちこの場合、展示物を通るパスとなるため、ユーザに展示物の画像を連続的に提供するような画像となる。
よって、ユーザは、展覧会会場を擬似的に歩きながら、展示物を閲覧しているような体験をすることができる画像を閲覧することが可能となる。このようなことから、きっちりフラグが割り振られている画像が処理されるときには、特徴点を通るパスが生成される。
このようなざっくりフラグまたはきっちりフラグが、ステップS122において、処理対象とされている画像に対して付与される。フラグは、例えば、処理対象とされている画像を解析することで、どちらのフラグが適しているか判断され、付与されるようにしても良い。また、メタデータに、画像に関する情報として、フラグを割り振るときに参照される情報、例えば、ジャンルに関する情報などが含まれるようにし、そのような情報が参照されることで、割り振るフラグが決定されるようにしても良い。
また、撮像装置202(図6)から供給されるメタデータ自体に、ざっくりフラグであるか、きっちりフラグであるかを示す情報が含まれているようにしても良い。この場合、撮像装置202側でフラグが付与されるため、図11に示したフローチャートにおいては、ステップS122の処理を省略することが可能である。
図11のフローチャートの説明に戻り、ステップS122において、フラグが付与されると、ステップS123において、グループ毎のパスの生成処理が実行される。図12のフローチャートを参照し、ステップS123で実行されるグループ毎のパスの生成処理について説明を加える。
ステップS131において、パス生成部270(図8)は、処理対象とするグループを設定する。ステップS132において、処理対象とされたグループは、統合グループであるか否かが判断される。
例えば図17に示した処理対象において、例えば、撮像装置301−5と撮像装置301−6とから構成される統合グループが、ステップS131において、処理対象のグループとして設定された場合、ステップS132において、処理対象のグループとして設定されたのは、統合グループであるとして判断され、ステップS133に処理が進められる。
ステップS133において、グローバルパスの生成処理が実行される。グローバルパスは、統合グループを跨る特徴点または撮像装置を繋ぐパスである。ここでは、特徴点を繋ぐパスが生成されるとして説明を続ける。すなわちステップS133においては、統合グループに含まれる特徴点を繋ぐパス(グローバルパス)が生成される。
ステップS133において実行されるグローバルパスの生成処理について、図13のフローチャートを参照して説明する。
ステップS141において、次数の小さな曲線モデルで回帰曲線が求められる。例えば、最小二乗法により回帰曲線が求められる。
図17を再度参照する。図17において特徴点A1の位置を、A1(x、y)とする。同様に、特徴点A2の位置を、A2(x、y)とする。同様に、特徴点B1の位置を、B1(x、y)とし、特徴点B2の位置を、B2(x、y)とし、特徴点B3の位置を、B3(x、y)とする。ここでは説明のため、この5個の特徴点を通る回帰曲線が求められる場合を例にあげて説明する。
最小二乗法における一般式は、次式(1)のように表せる。また、式(1)におけるg(x)は、次式(2)のように表せる。
Figure 0006372696
式(1)においてmは次数である。ステップS141において、次数の小さな回帰曲線モデルで回帰曲線が求められるとしたが、この回帰曲線モデルは、この場合、最小二乗法のことであり、次数とは、式(1)におけるmのことである。ステップS141においては、例えば、m=3の最小二乗法で回帰曲線が求められる。
m=3のときであり、特徴点A1,A2,B1,B2,B3の5点の座標を式(1)に代入したときの式(3)を以下に示す。
Figure 0006372696
式(3)として示した5つの関数から、係数a、係数a、および係数aが求められる。係数が求められることで、次式(4)が回帰曲線として求められることになる。
Figure 0006372696
ステップS141においては、このようにして回帰曲線が求められる。
ステップS142において、求められた回帰曲線と特徴点との距離が求められ、各特徴点に対応する距離の内、最も長い距離を有する距離が最大距離として求められる。
ステップS143において、求められた最大距離が、閾値以上であるか否かが判断される。ステップS143において、最大距離が閾値以上であると判断された場合、ステップS144に処理が進められる。
ステップS144において、スコアが最も低い撮像装置が処理対象から外され、回帰曲線が新たに求められる。なお、ここでは、スコアが最も低い1台の撮像装置が処理対象から外されるとして説明を続けるが、スコアが低い複数の撮像装置が処理対象から外されるようにしても良い。また、スコアが所定の値以下である撮像装置を処理対象から外すようにしても良い。
このような処理について、図20と図21を参照して説明する。図20に示した状況は、5個の撮像装置301から構成される統合グループに対して次数の小さな曲線モデルで回帰曲線が求められたときの一例を示す図である。
図20に示した統合グループは、撮像装置301−1乃至301−5から構成されている。撮像装置301−1の撮像範囲302−1から、特徴点A1,A2,A3が検出され、撮像装置301−2の撮像範囲302−2から、特徴点B1,B2が検出され、撮像装置301−3の撮像範囲302−3から、特徴点C1,C2が検出されている。
また撮像装置301−4の撮像範囲302−4から、特徴点D1,D2,D3が検出され、撮像装置301−5の撮像範囲302−5から、特徴点E1,E2が検出されている。
ステップS141においては、これらの各撮像装置301で撮像されている画像から検出された特徴点A1,A2,A3、B1,B2、C1,C2,D1,D2,D3,E1,E2が用いられて、回帰曲線が求められる。
図20において、曲線で示した曲線が求められた回帰曲線351であるとする。次数が小さい曲線モデルで回帰曲線351は求められているため、回帰曲線351は、比較的凹凸の少ないなだらかな変化を伴う曲線となっている。
ステップS142においては、回帰曲線651と各特徴点との距離が求められ、最大距離が求められる。例えば、図20においては、特徴点C1と回帰曲線351の距離が距離L1であり、最大距離であったとする。
ステップS143においては、距離L1が、閾値以上であるか否かが判断される。距離L1が閾値以上である場合、処理は、ステップS144に進められる。
ステップS144において、スコアの低い撮像装置301が処理対象から外され、新たに回帰曲線が求められる。すなわちこの場合、撮像装置301−1乃至301−5のうち、スコア(総合点)が最も低い撮像装置301が検出され、処理対象から外される。
スコアの低い撮像装置301が、撮像装置301−2であった場合、撮像装置301−2が処理対象から外される。撮像装置301−2が処理対象から外されることで、図21に示すように、撮像装置301−1,撮像装置301−2,撮像装置301−4、および撮像装置301−5が新たな処理対象とされ、これら4台の撮像装置301からそれぞれ検出された特徴点が用いられて、回帰曲線が求められる。
ここでは、図21に示したように回帰曲線352が求められたとする。図20に示した回帰曲線351と図21に示した回帰曲線352は、同一の次数、同一の曲線モデルで求められた回帰曲線である。
このような処理が繰り返されることで、ステップS143(図13)において、最大距離が閾値以上ではないと判断された場合、図13に示したグローバルパスの生成処理は終了される。
図13に示したフローチャートによると、回帰曲線から最も離れた位置にある特徴点と回帰曲線との距離が、所定の閾値以上である場合、その最も離れた位置にある特徴点を含む画像を撮像している撮像装置301が除外されるのではなく、スコアの低い撮像装置301が除外される。
このような処理によれば、回帰曲線から離れていても、スコアが高い撮像装置301は、除外されることがない。よって、特徴点のスコアが高く、ユーザに提供した方が良い画像は、ユーザに提供されるようにすることができる。
なおここでは、上記したように、スコアの低い撮像装置301が除外されるとして説明をしたが、スコアの低い特徴点が除外されるようにしても良い。
このようにしてグローバルパスが生成されると、処理は、ステップS134(図12)に進められる。
図12に示したフローチャートを参照するに、ステップS134において、フラグはざっくりフラグであるか否かが判断される。
ステップS134において、フラグはざっくりフラグであると判断された場合、処理は、ステップS135に進められ、第1のローカルパス生成処理が実行される。ざっくりフラグは、各特徴点の近傍を通るようなパスを生成するときに割り振られるパスであり、第1のローカルパスの生成とは、そのようなパスを生成するための処理である。
図14を参照し、ステップS135において、第1のローカルパス生成部292(図8)で実行される第1のローカルパス生成処理について説明する。
ステップS151において、生成されたパスが微少区間に分割され、全ての区間で微分値が求められる。例えば、図22に示すように、上記したグローバルパスである回帰曲線352を、微小区間に区切り、各区間で微分値、すなわち、回帰曲線352の接線の傾きが求められる。
なお、孤立グループが処理対象とされている場合、グローバルパスは生成されていない状態なので、ステップS151の処理が行われる前の時点で、回帰曲線が求められる。このときの回帰曲線は、孤立グループを構成する撮像装置301で撮像されている画像から検出された特徴点を処理対象とし、例えば、ステップS141(図13)における処理で用いられた次数の小さな曲線モデルで求められる。
各区間の微分値が求められると、ステップS152において、微分の絶対値の最大値が任意の閾値を下回るか否かが判断される。すなわち、ステップS152においては、各区間の傾きのうち、最大の傾きが、所定の閾値以下であるか否かが判断される。
このような判断が行われるのは、例えば、図23に示すようなパスが生成されるのを防ぐためである。図22に示したグローバルパスである回帰曲線352から、次数を上げた曲線モデルで回帰曲線を求めると、特徴点を通る回帰曲線が生成される。図23は、次数を上げた曲線モデルで求められた回帰曲線を示す図である。
回帰曲線353は、特徴点を通るパスであるが、その一部は、急峻になっている、換言すれば、傾きが急である部分がある。ざっくりフラグが割り振られる画像は、例えば、町中をウォークスルーしているような体験をユーザに与えるような画像を提供するパスを生成するときの画像である。
パス353のように、急峻なパスである場合、急に方向が変わるなど、目まぐるしい画像がユーザに提供される可能性が高くなり、好ましくない画像となる可能性がある。よって、そのような急峻な部分がないように、ステップS152において、微分の絶対値の最大値が任意の閾値を下回るか否かが判断される。
ステップS152において、微分の絶対値の最大値が任意の閾値を下回ると判断された場合、換言すれば、急な傾きはないと判断された場合、ステップS153に処理が進められる。ステップS153において、曲線モデルが変更されてパスが再生成される。例えば、次数を上げる変更が行われ、再度パス(回帰曲線)が求められる。
次数を上げる変更とは、上記した式(1)の次数mを大きな数値に変更して回帰曲線を求めることである。上記した式(1)は、ステップS141(図13)において、次数の小さな曲線モデルで回帰曲線を求めるときの式である。上記した説明では、ステップS141において、次数m=3とした式(1)に基づき回帰曲線が求められるとした。
この次数m=3よりも大きな次数、例えば、次数m=5といった次数で、再度回帰曲線が求められる。次数を高くすることで、特徴点により近い曲線が生成される。
そして、再度求められた回帰曲線に対して、ステップS151以降の処理が繰り返し行われる。そして、ステップS152において、微分の絶対値の最大値が任意の閾値を下回らないと判断された場合、図14に示した第1のローカルパスの生成処理は終了される。
このようにして、第1のローカルパスが生成される。ステップS153において、例えば、次数を上げる変更を行った後、再度回帰曲線が求められることで、変更前の回帰曲線よりも、特徴点により近くなる回帰曲線が生成される。
特徴点により近くなる回帰曲線が生成されることで、傾きが急になってしまう部分がある可能性があるが、ステップS152における判断が行われることで、そのような部分がない範囲で、特徴点により近い回帰曲線を生成することが可能となる。
このようにして、ざっくりフラグが付与された画像に対して、パスが生成される。
図12のフローチャートに説明を戻し、ステップS134において、処理対象とされているグループのフラグは、ざっくりフラグではないと判断された場合、換言すれば、きっちりフラグであると判断された場合、処理は、ステップS136に進められる。
きっちりフラグは、各特徴点を通るようなパスを生成するときに割り振られるパスであり、第2のローカルパスの生成とは、そのようなパスを生成するための処理である。
図15を参照し、ステップS136において、第2のローカルパス生成部293(図8)が実行する第2のローカルパス生成処理について説明する。
ステップS161において、最小二乗法や区分多項式補間などでパスが生成される。処理対象とされているグループが統合グループである場合、既にグローバルパス(回帰曲線)が生成されているが、特徴点の近傍を通るパスであるため、ステップS161において、特徴点を通るパスに変更される。
ステップS153(図14)と同じく、既に生成されているグローバルパスをさらに特徴点を通るパスに変更するために、最小二乗法の式(1)の次数を上げて、再度パスが生成されるようにしても良い。または、既に生成されているグローバルパスを用いずに、新たに区分多項式補間により、回帰曲線が求められるようにしても良い。
処理対象とされているグループが、孤立グループである場合、ステップS161において、パス(回帰曲線)が生成される。この場合、パスは生成されていない状態なので、区分多項式補間により、回帰曲線が求められる。
区分多項式補間は、最小二乗法よりも、所定の点(特徴点)を通る曲線を求めるのに適した方法である。図17を参照して、区分多項式により回帰曲線を求める場合について説明する。図17において特徴点A1の位置を、A1(x、y)とする。同様に、特徴点A2の位置を、A2(x、y)とする。同様に、特徴点B1の位置を、B1(x、y)とし、特徴点B2の位置を、B2(x、y)とし、特徴点B3の位置を、B3(x、y)とする。ここでは説明のため、この5個の特徴点を通る回帰曲線が求められる場合を例にあげて説明する。
区分多項式においては、複数の区間に分けられるが、ここでは、A1(x、y)〜A2(x、y)の第1の区間、A2(x、y)〜B1(x、y)の第2の区間、B1(x、y)〜B2(x、y)の第3の区間、およびB3(x、y)〜B4(x、y)の第4の区間の4区間に分ける。
区分多項式では、一般的に3次のスプライン補間が用いられる。3次のスプライン補間のときの区分多項式は、次式(5)で表すことができる。
Figure 0006372696
jは、0乃至N−1の値を取るが、上記した第1乃至第4の区間を処理対象とするときは、jは1乃至5の値を取る。N+1個のデータ、この場合、N+1=5個のデータ(特徴点)を扱う場合、区分多項式は、N個(第1乃至第4の区間毎の4個)となる。
従って、区分多項式の係数である未知数は4N個あることになる。これらの未知数を求めるためには、4N個の方程式が必要となる。3次のスプライン補間に、以下の条件を課して係数が求められるようにする。
条件1:全てのデータ点を通る。各々に対して両端での値が決まるため、2N個の方程式ができる。
条件2:各々の区分補間式は、境界点の1次導関数は連続とする。これにより、N−1個の方程式ができる。
条件3:各々の区分補間式は、境界点の2次導関数も連続とする。これにより、N−1個の方程式ができる。
以上の3つの条件を課すことで、4N−2個の方程式で未知数である係数の関係を表現できる。未知数は4N個なので、2個の方程式が不足していることになる。この不足を補うために、両端での2次導関数の値を0とする条件を加える。
これらの条件を満たす連立方程式を求めることにより、式(5) における係数a,b,c,dが求められる。
このようにして区分多項式により、パスが求められるようにしても良い。
ステップS162において、生成されたパスが微少区間に分割され、全ての区間で微分値が求められる。この処理は、ステップS151(図14)と同様に行うことが可能である。
ステップS163において、微分の絶対値の最大値が任意の閾値を超えるか否かが判断される。ステップS163において、微分の絶対値の最大値が任意の閾値を超えると判断された場合、ステップS164に処理が進められる。
ステップS164において、スコアの低い撮像装置が除外され、処理は、ステップS161に戻され、それ以降の処理が実行される。
このような処理について、再度図23を参照して説明する。ステップS161の処理において生成されたパス(回帰曲線)が、回帰曲線353である場合、この回帰曲線353が、ステップS162の処理において微小区間に分割され、各区間で、微分値が求められる。
そして、ステップS163において、微分の絶対値の最大値が任意の閾値を超えるか否かが判断される。この場合も、急な傾きがあるか否かを判断しており、急な傾きがあると判断された場合には、ステップS164に処理が進められる。
ステップS164において、スコアの低い撮像装置301が処理対象から外される。処理対象として外された撮像装置301以外の撮像装置301から得られる特徴点を用いて、ステップS161以降の処理が繰り返され、パス(回帰曲線)が生成される。
一方、ステップS163において、微分の絶対値の最大値が任意の閾値を超えていないと判断された場合、図15に示した第2のローカルパスの生成処理は、終了される。
第2のローカルパスの生成について、図23、図24を参照し、再度説明する。ステップS161において、図23に示すような回帰曲線353(パス)が生成されたとする。回帰曲線354は、各特徴点を通る回帰曲線とされている。
ステップS162においては、このような回帰曲線353を、微少区間に分割し、各区間で微分値が求められる。そして、ステップS163において、微分の絶対値の最大値が任意の閾値を超えるか否かが判断される。例えば、図23に示した回帰曲線353において、特徴点C2から特徴点D1への線は、急な傾きを有しているため、微分の絶対値の最大値が任意の閾値を超えると判断される。
ステップS164において、スコアの低い撮像装置301が処理対象から外される。ここでは、撮像装置301−3が処理対象として外されるとして説明を続ける。撮像装置301−3が処理対象から外されることで、処理対象は、撮像装置301−1、撮像装置301−4、および撮像装置301−5となる。
ステップS161において、これら3台の撮像装置301がそれぞれ撮像している画像から検出された特徴点A1,A2,A3,D1,D2,D3,E1,E2が用いられ、区分多項式補間などの方法で、回帰曲線が求められる。このとき求められた回帰曲線は、図24において、回帰曲線354であるとする。
このようにして、回帰曲線354の傾きが比較的なだらかになるまで、ステップS161乃至S164の処理が繰り返される。このように、パスが生成されることで、特徴点を繋ぐなだらかなパスが生成される。
このように、きっちりフラグが割り振られた画像が処理されたときも、なだらかなパスが生成される。きっちりフラグが割り振られる画像は、例えば、展覧会会場をウォークスルーしているような体験であり、展示品を鑑賞する体験をユーザに与えるような画像を提供するためのパスを生成するときの画像である。
パス353(図23)のように、急峻な部分があるパスである場合、ウォークスルーしているときに、急に方向が変わるなど、目まぐるしい画像がユーザに提供される可能性が高くなり、好ましくない画像となる可能性がある。よって、そのような急峻な部分がないように、ステップS163において、微分の絶対値の最大値が任意の閾値を超えるか否かが判断される。
なお、微分の絶対値の最大値が任意の閾値を超えるか否かが判断されるのではなく、微分の符号の反転回数が任意の閾値を超えるか否かが判断されるようにしても良い。微分の符号の反転回数とは、傾きが正の方向から負の方向または負の方向から正の方向に変わる回数である。微分の符号の反転回数が多い場合、パスとしては行ったり来たりするパスであるため、そのようなパスにならないように、微分の符号の反転回数が任意の閾値を超えるか否かが判断されるようにしても良い。
図12のフローチャートの説明に戻り、ステップS136において、第2のローカルパス生成処理が実行され、パスが生成されると、ステップS137に処理が進められる。
ステップS137において、全てのグループを処理したか否かが判断される。ステップS137において、全てのグループは処理していないと判断された場合、ステップS131に処理が戻され、まだ処理対象とされていないグループが新たな処理対象のグループに設定され、ステップS131以降の処理が繰り返される。
一方で、ステップS137において、全てのグループを処理したと判断された場合、図12に示したグループ毎のパスの生成処理は終了される。図11のフローチャートに説明を戻し、ステップS123において、グループ毎のパスの生成処理が終了されると、ステップS124に処理が進められる。
ステップS124において、パス同士を繋げる処理が実行される。ステップS123までの処理で、統合グループ内、孤立グループ内の、それぞれに、パスが生成されている。生成されたパスのうち、近いパス同士を接続するパスを生成する処理が実行される。
図25を参照して、ステップS124における処理について説明する。図25に示した状況は、孤立グループの撮像装置301−1の撮像範囲302−1内に、パスPが生成され、撮像装置301−2の撮像範囲302−2内に、パスPが生成されている。また、統合グループの撮像装置301−5の撮像範囲302−5と撮像装置301−6の撮像範囲302−6内に、パスPが生成されている。
このようにパスが生成されているとき、パスPとパスPを繋ぐパスPABが生成される。またパスPとパスPを繋ぐパスPBEが生成される。パス間を繋ぐパスPABやパスPBEは、トランジション効果が用いられる部分として設定されても良い。トランジション効果は、シーンからシーンへ切り替わる際に視覚効果を与えるときに使われる効果であり、パス間を移動するときに用いることができる。
このようにして、パスが生成される。生成されたパスの情報は、例えば、エディットファイルとして保存される。エディットファイルには、ユーザに提供される画像を撮像した撮像装置を識別する情報(例えば、撮像装置を一意に識別できるID)、移動方向(パスの進行方向)に関する情報、移動速度に関する情報などが含まれる。
例えば、図1を参照して説明したように、1枚の静止画像から、特徴のある領域の画像を切り出して、ユーザに提示するパスが生成された場合、切り出し位置の情報(例えば、切り出し開始点の座標と、領域の大きさ)、切り出された画像を表示するタイミングの情報(例えば、表示開始時点からの経過時間、表示継続時間)を関連付けた情報が、エディットファイルに書き込まれる。
また例えば、図5を参照して説明したように、複数の撮像装置から、それぞれ撮像された静止画像から、特徴のある領域の画像を切り出して、ユーザに提示するパスが生成された場合、上記した場合と同じく、切り出し位置の情報と切り出された画像を表示するタイミングの情報を関連付けた情報が、エディットファイルに書き込まれる。
切り出し位置の情報として、どの撮像装置で撮影されたかを特定する必要がある場合、撮像装置を一意に識別するための情報もエディットファイルに書き込まれる。また、例えば、所定の間隔毎に画像を撮像する撮像装置で撮像された画像を処理対象としたときには、どの時点で撮像された画像であるかを特定するために、撮像時間に関する情報もエディットファイルに書き込まれるようにしても良い。ここでは、撮像装置を識別する情報や撮影時間に関する情報が記載されるとしたが、画像を一意に特定できる情報であれば、このような情報に限定されるものではない。
エディットファイルは、未編集の画像と関連付けられ、パス上に位置する画像を順次表示するための、上記したような情報が記載されている。
なお、ここで生成されたパスの情報は、エディットファイルとして保存されるとして説明したが、画像データも含まれる動画コンテンツとして保存されるようにしても良い。
エディットファイルには、ユーザに提供する順に、画像データ自体が保存されるようにしても良い。
ユーザに画像が提供される時には、エディットファイルに含まれる情報に基づき、画像データが、撮像装置から取得されたり、所定の記録媒体から読み出されたりすることで、取得され、その取得された画像データに基づく画像がユーザに提示される。
<静止画像の第2の処理>
次に、静止画像に対するパスの他の生成の仕方について説明する。上記した静止画像の第1の処理においては、ステップS101(図9)において、特徴点の抽出処理を行うことで、処理対象とする撮像装置の絞り込みを行った。
静止画像の第2の処理においては、処理対象とする撮像装置の絞り込みを行わずに、パスの生成が行われる。図26は、静止画像の第2の処理について説明するためのフローチャートである。
ステップS201において、特徴点の抽出処理が行われる。この処理は、静止画像の第1の処理のステップS111(図10)と同様に行うことができるため、ここではその説明を省略する。
特徴点が抽出されると、ステップS202に処理が進められパスの生成処理が行われる。このステップS202以降の処理は、静止画像の第1の処理と同様に行うことが可能であるため、ここではその説明を省略する。
このように、処理対象とされる撮像装置の絞り込みを行わなくても、パスを生成することはできる。また、パスの生成を開始する前に撮像装置の絞り込みを行わなくても、例えば、グローバルパスの生成処理時やローカルパスの生成処理時に、特徴がない画像を撮像している撮像装置を除外する処理が実行されるため、撮像装置の適切な絞り込みは行われる。
このように、パスが生成されるようにしても良い。
<動画像の処理について>
上記した実施の形態においては、静止画像を処理する場合を例にあげて説明した。本技術は、動画像に対しても適用できるため、以下に、動画像を処理する場合について説明を加える。
図27乃至図30を参照し、動画像を処理対象としたときに生成されるパスについて説明する。ここでは、撮像装置401-1乃至401−6がそれぞれ動画像を撮影し、各動画像から特徴点が抽出され、それら抽出された特徴点を通るパスが生成される場合を例にあげて説明する。
なお、以下の説明においては、各期間から抽出された特徴点は、1個であるような図示や説明を、説明の都合上行うが、1期間から複数の特徴点が抽出される場合もあり、そのような場合も本技術の適用範囲である。
図27において、縦方向は、撮像装置401-1乃至401-6の配置を表し、この順で配置されているとする。横軸は、期間を表す。図中、四角形は、1フレーム、数フレームなど、所定期間における動画像を表す。
図27に示した状況は、期間t1のときに、撮像装置401−1で撮像された動画像から特徴点A1が抽出され、撮像装置401−3で撮像された動画像から特徴点C1が抽出された状況である。また期間t2のときに、撮像装置401−5で撮像された動画像から特徴点E1が抽出され、撮像装置401−6で撮像された動画像から特徴点F1が抽出された状況である。
また期間t3のときに、撮像装置401−3で撮像された動画像から特徴点C2が抽出され、撮像装置401−4で撮像された動画像から特徴点D1が抽出された状況である。また期間t4のときに、撮像装置401−1で撮像された動画像から特徴点A2が抽出され、撮像装置401−5で撮像された動画像から特徴点E2が抽出された状況である。また期間t6のときに、撮像装置401−1で撮像された動画像から特徴点A3が抽出された状況である。
このように特徴点が抽出されたとき、例えば、特徴点A1、特徴点C2、および特徴点A3を結ぶパス411が生成される。動画像を対象としてパスが生成される場合、基本的に時間的に逆行することがないパスが生成される。ただし、後述するように、特にユーザに提示したいシーンにおいては、時間が逆行して、同期間に撮像された画像がユーザに提示される、いわゆるリプレイするようなパスが生成される場合もある。
図27に示した状況では、時間的に逆行することがないように、パス411が生成される。よって、例えば、期間t3のときに撮像された画像から抽出された特徴点C2から、期間t2のとき撮像された画像から抽出された特徴点E1に戻るようなパスは生成されない。
またパスは、静止画像を処理対象としたときと同じく、滑らかにつながるパスとされる。図27に示した例では、特徴点A1から特徴点C2を通るパス411が生成されるが、特徴点A1から特徴点C2に直接パスを繋ぐのではなく、期間t2において、撮像装置401−2で撮像された画像を通るパスとされる。撮像装置401-1、撮像装置401−2、撮像装置401−3は、この順で、配置されているため、撮影されている画像もつながりがある可能性が高い。
そこで、撮像装置401−1で撮像された画像から、撮像装置401−2で撮像された画像に移り、その後、撮像装置401−3で撮像された画像に移るパスが生成される。このように、複数の撮像装置401で撮像された画像をパンするように画像が切り換えられるパスが生成される。
図28を参照し、生成される他のパスの例について説明する。図28に示した例では、期間t2のときに、撮像装置401−1で撮像された動画像から特徴点A1が抽出され、撮像装置401−6で撮像された動画像から特徴点F1が抽出された状況である。
特徴点A1と特徴点F1を繋ぐパス412が生成される場合、撮像装置401−1と撮像装置401−6は位置的に離れているため、特徴点A1と特徴点F1をそのまま繋ぐと、画像として滑らかにつながらない可能性がある。そのようなときには、フェードインとフェードアウトといった編集で、画像が切り換えられるようにしても良い。
図28では、フェードインとフェードアウトといった編集により画像が切り換えられパスを、点線で示している。このように、短い時間で、位置が離れている撮像装置401で撮像された画像を繋ぐパスを生成する場合、フェードインとフェードアウトといった編集により繋ぐパスが生成されるようにしても良い。
図29を参照し、生成される他のパスの例について説明する。図29に示した例では、期間t3のときに、撮像装置401−1で撮像された動画像から特徴点A1が抽出され、撮像装置401−2で撮像された動画像から特徴点B1が抽出され、撮像装置401−3で撮像された動画像から特徴点C1が抽出され、撮像装置401−5で撮像された動画像から特徴点D1が抽出された状況である。
また期間t4のときに、撮像装置401−1で撮像された動画像から特徴点A2が抽出され、撮像装置401−2で撮像された動画像から特徴点B2が抽出され、撮像装置401−3で撮像された動画像から特徴点C2が抽出され、撮像装置401−5で撮像された動画像から特徴点D2が抽出された状況である。
図29に示した状況は、期間t3、期間t4といった短い時間内に、複数の撮像装置401で複数の特徴点が抽出された状況である。例えば、サッカーの試合を撮影した動画像を処理している場合、ゴールシーンなどでは、複数の撮像装置401で撮像された、それぞれの画像から、スコアの高い特徴点が抽出される可能性がある。
このような短時間に、複数の撮像装置401で、特徴点が多く抽出されるようなシーンは、ユーザに提示するのに適したシーンであると判断できるため、時間的に逆行し、複数回、ユーザに同一時間に撮像された画像を提供するようなパスが生成される。このようなパスが生成されることで、例えば、ゴールシーンを異なる方向から撮影した画像が、ユーザに提供されることになる。
図29に示した例では、特徴点A1、特徴点A2、特徴点B1、特徴点B2、特徴点C1、特徴点C2、特徴点D1、および特徴点D2を繋ぐパス413が生成される。異なる撮像装置401で撮像された画像に移るときには、滑らかに繋ぐのではなく、画像を切り換えるパスが生成される。例えば、特徴点A2の画像から特徴点B1の画像に切り替わるパス413が生成される。
このようなパス413によれば、例えば、撮像装置401−1で撮像された特徴点A1の画像、特徴点A2の画像がユーザに提供された後、同一期間に、他の方向から撮像された特徴点B1の画像、特徴点B2の画像がユーザに提示される。このように、同一のシーンが繰り返し表示されるパスが生成される。
なお図29に示したように、同一の期間に異なる撮像装置401で撮像されたシーン、換言すれば、異なるアングルで撮像されたシーンを、繰り返し表示するエフェクトを、ここではマルチアングル同一シーン表示と記述する。
図30を参照し、生成される他のパスの例について説明する。図30に示した状況は、図29に示した状況である。図29を参照して説明したように、マルチアングル同一シーン表示するようなパス413が生成されるようにしても良いし、図30を参照して説明するように、タイムスライス(バレットタイム)のような映像効果を与えるようなパス414が生成されても良い。
図30に示した例では、期間t3のときに撮像された画像から抽出された特徴点A1、特徴点B1、特徴点C1、特徴点D1を結ぶパス414が生成される。例えば、特徴点A1から特徴点B1に画像が移るとき、スローモーションといった映像効果が用いられて、画像が切り替えられる。
このようなタイムスライスのような映像効果を得るために、特徴点は抽出されていないが、期間t3において、撮像装置401−4で撮像された画像にもパス414は通る。このようなパス414は、例えば、ゴールシーンといった特徴的な場面を、様々な角度から撮像された画像を、順次切り替えることでユーザに提供するパスとなる。
なお、図30を参照して説明したようなタイムスライスのような映像効果を与えるパス414が生成される場合においても、1期間が複数フレームで構成されているときには、図29を参照して説明したように、同一期間で異なるアングルで撮像されたシーンが繰り返し表示されながら、撮像装置間を移動するような表示が行われる。
すなわち、期間t3で撮像装置401−1により撮像された複数フレームが表示された後、期間t3で撮像装置401−2で撮像された複数フレームが表示され、その後、期間t3で撮像装置401−3で撮像された複数フレームが表示されるといった表示が行われる。このような表示は、図29を参照して説明したマルチアングル同一シーン表示と同様となるため、タイムスライスの場合には、1期間は、1フレームであるという条件が付加されていても良い。
<動画像の第1の処理>
上記したようなパスを生成する情報処理装置204(図7)の動作について説明する。まず、動画像の第1のパスの生成処理として、図31に示したフローチャートを参照して、情報処理装置204の動作について説明する。
ステップS501において、特徴点の抽出処理が実行される。ステップS501において実行される特徴点の抽出処理について、図32のフローチャートを参照して説明する。
ステップS521において、各動画像から特徴点が特定される。図27を再度参照するに、例えば、撮像装置401−1で撮像された画像に対して画像解析が行われることで、特徴点A1,特徴点A2,特徴点A3が抽出される。撮像装置401-2乃至401−6の各撮像装置で撮像された画像に対しても画像解析が行われることで、各画像から特徴点が抽出される。
動画像の場合、特定のフレームや特定の期間のフレームが抽出されるようにしても良い。特定のフレームが抽出されるようにした場合、例えば、所定のセンサの情報が用いられて、そのような抽出が行われるようにしても良い。
例えば、加速度センサやGPSセンサなどから得られた情報が用いられ、特定のフレームが抽出されるようにしても良い。加速度センサが備えられている撮像装置401で撮像された動画像を処理対象としているような場合、加速度センサの情報から、例えば、ジャンプや、移動速度が急に変化したといったような状況変化があったシーンが検出され、そのシーンが特定のフレームとして抽出されるようにして良い。
ステップS521において、各動画像から特徴点が特定されるが、その特定のために用いられる情報は、各種センサから得られる情報などであっても良い。
ステップS522において、特徴点の数が閾値以下の動画像があるか否かが判断される。ステップS522において、特徴点の数が閾値以下の動画像があると判断された場合、ステップS523に処理が進められる。
ステップS523において、特徴点の数が閾値以下の動画像であると判断された動画像は、パスの生成時の処理対象の動画像から外される。そして、ステップS524において、処理対象とされた動画像のメタデータに、特定された特徴点の情報が追記される。
このような処理について、図27を再度参照して説明する。例えば、図27に示した例において、撮像装置401−5で撮像された動画像から抽出された特徴点の個数が、所定の閾値以下であった場合、撮像装置401−5で撮像された動画像は、パスの生成時の処理対象の動画像から外される。
このようにして、特徴点の個数に応じて処理対象とされる動画像の絞り込みが行われることで、パスの生成時に処理対象とされる動画像を少なくすることが可能となり、処理時間の低減や、処理に係る処理能力の低減をはかることが可能となる。
なおここでは、特徴点の個数で処理対象とされる動画像の絞り込みが行われるとして説明したが、他の条件で絞り込みが行われるようにしても良い。例えば、動画像から抽出された特徴点のスコアを加算した合計値が、所定の値以下である場合、処理対象から外す動画像とするといった絞り込みが行われるようにしても良い。
このように、特徴点が抽出され、処理対象の動画像の絞り込みが行われると、絞り込まれた動画像を処理対象として、パスの生成処理が行われる。すなわち、ステップS501(図31)において、特徴点の抽出が行われると、ステップS502に処理が進められ、パスの生成処理が開始される。
ステップS502において実行されるパスの生成処理は、図11乃至図15に示したフローチャートに基づいて行われる。図11乃至図15に示したフローチャートは、静止画像を処理対象としたときのパスの生成に関する処理であった。すなわち、動画像を処理対象としたときも、特徴点を繋ぐパスを生成する処理は、静止画像を処理対象としたときに、特徴点を繋ぐパスを生成する処理と同様に行うことができる。図11乃至図15に示したフローチャートを参照した説明は既にしたので、ここでは説明を省略する。
ステップS502において、パスが生成されると、ステップS503に処理が進められる。ステップS503において、ユーザに生成されたパスが提示され、ステップS504において、ユーザにより行われたパスの編集に関する情報が受け付けられる。ステップS503、ステップS504の処理は、図9のステップS103、ステップS104と同様に行うことが可能であるため、その説明は省略する。
このように、動画像を処理する場合であっても、静止画像と同様に処理することで、パスを生成することができる。
<動画像の第2の処理>
次に、動画像に対するパスの他の生成の仕方について説明する。上記した動画像の第1の処理においては、ステップS501(図31)において、特徴点の抽出処理を行うことで、処理対象とする動画像(撮像装置)の絞り込みを行った。
動画像の第2の処理においては、処理対象とする撮像装置の絞り込みを行わずに、パスの生成が行われる。図33は、動画像の第2の処理について説明するためのフローチャートである。
ステップS601において、特徴点の抽出処理が行われる。この処理は、動画像の第1の処理のステップS521(図32)と同様に行うことができるため、ここではその説明を省略する。
特徴点が抽出されると、ステップS602に処理が進められパスの生成処理が行われる。このステップS602以降の処理は、動画像の第1の処理と同様に行うことが可能であるため、ここではその説明を省略する。
このように、処理対象とされる撮像装置の絞り込みを行わなくても、パスを生成することはできる。また、パスの生成を開始する前に撮像装置の絞り込みを行わなくても、例えば、グローバルパスの生成処理時やローカルパスの生成処理時に、特徴がない画像を撮像している撮像装置を除外する処理が実行されるため、撮像装置の適切な絞り込みは行われる。
このように、パスが生成されるようにしても良い。
<動画像の第3の処理>
次に、動画像に対するパスの他の生成の仕方について説明する。動画像の第3の処理においても、上記した動画像の第1の処理と同じく、特徴点の抽出処理を行うことで、処理対象とする動画像(撮像装置)の絞り込みが行われる。さらに、動画像の第3の処理においては、エフェクト期間を設定し、エフェクト期間とエフェクト期間ではない期間では、異なるパスが生成される。
このエフェクト期間とエフェクト期間ではない期間について、図34を参照して説明する。以下の説明においては、エフェクト期間ではない期間を非エフェクト期間と記述する。
図34は、図29に示した生成されるパスの例について説明するための図に、エフェクト期間と非エフェクト期間を記載した図である。図29を参照して説明したように、期間t2乃至期間t4において撮像された画像に対して生成されるパス413は、同一時間内に撮像された画像が繰り返し表示されるマルチアングル同一シーン表示といった効果を得るためのパスであった。
このようなパス413が生成されるような期間がエフェクト期間である。すなわちエフェクト期間とは、パスとして、何らかのエフェクト処理を行う期間である。例えば、図30を参照して説明したタイムスライス(バレットタイム)のような映像効果を施す期間もエフェクト期間である。
図34において、期間Yは、エフェクト期間である。図中期間Yの前の期間Xと後の期間Zは、非エフェクト期間である。ここでは、エフェクト期間の前後は非エフェクト期間である場合を例にあげて説明を続けるが、エフェクト期間が連続していても良い。例えば、図34に示した例において、期間Zも、タイムスライスというエフェクトが施されるエフェクト期間として設定される場合もある。
ここではマルチアングル同一シーン表示というエフェクトが施される期間をエフェクト期間の例として説明を続ける。図29を参照して説明したように、マルチアングル同一シーン表示が実行されるシーンは、短期間であり同じ期間となる複数の撮像装置401の動画から特徴点が多く抽出されるようなシーンである。エフェクト期間としては、複数の撮像装置401で、このような短い期間であり同じ期間から、特徴点が多く抽出されるような期間が検出される。
このようなエフェクト期間が検出される動画像の第3の処理について、図35のフローチャートを参照して説明する。
ステップS701において、特徴点の抽出処理が実行され、ステップS702において、パスが生成され、ステップS703において、生成されたパスがユーザに提示され、ステップS704において、ユーザによるパスの編集が受け付けられる。この処理の流れは、図31に示したフローチャートを参照して説明した動画像の第1の処理と同様である。
図36に示したフローチャートを参照し、ステップS701において実行される特徴点の抽出処理について説明する。動画像の第3の処理における特徴点の抽出処理は、特徴点を各動画像から抽出する処理、処理対象とする動画像を絞り込む処理、およびエフェクト期間を検出する処理を含む。
ステップS721乃至S723の処理は、特徴点を各動画像から抽出する処理と、処理対象とする動画像を絞り込む処理である。ステップS721乃至S723の処理は、図32に示したフローチャートのステップS521乃至S523の処理と同様に行われるため、その詳細な説明はここでは省略する。
ステップS724において、時間軸が小期間に分割される。小期間は、数フレーム、数秒、数分など、予め設定されている時間とされる。ステップS725において、分割された小期間のうちの所定の小期間が処理対象として設定される。例えば、時間的に動画像の初めの期間から順次処理対象とされる。
ステップS726において、処理対象とされている小期間内の特徴点の数は、閾値を超えているか否かが判断される。ステップS726において、処理対象とされている小期間内の特徴点の数は、閾値を超えていると判断された場合、ステップS727に処理が進められ、処理対象とされている小期間は、エフェクト期間に設定される。
ステップS728において、全ての小期間について処理を実行したか否かが判断され、まだ処理していない小期間があると判断された場合、ステップS725に処理が戻され、それ以降の処理が繰り返される。
一方、ステップS726において、処理対象とされている小期間内の特徴点の数は、閾値を超えていないと判断された場合、ステップS727の処理はスキップされ、ステップS728に処理は進められ、全ての小期間について処理を実行したか否かが判断される。
なお、ステップS726において、処理対象とされている小期間内の特徴点の数は、閾値を超えていないと判断された場合、その小期間は、非エフェクト期間として設定される。
ステップS728において、全ての小期間について処理を実行したと判断された場合、ステップS729に処理が進められる。ステップS729において、エフェクト期間が再編集される。ステップS725乃至S728の処理が繰り返されることにより、小期間毎にエフェクト期間または非エフェクト期間が設定される。ステップS729においては、例えば、連続する複数の小期間が、エフェクト期間に設定されているような箇所は、1つのエフェクト期間に再編集される。
ここで、再度図34を参照してステップS724乃至S729の処理について説明を加える。図34において、期間tは、1小期間であるとし、例えば、1フレーム、数フレームなど、予め設定されている期間であるとする。説明のため、例えば、期間t1は、小期間t1と記述する。また、処理対象の画像の絞り込みの結果、撮像装置401-1乃至401−6のそれぞれの撮像装置401で撮像された画像は、処理対象の画像として設定されているとして説明を続ける。
ステップS724において、図34に示したように、小期間t1乃至t6に分割される。ステップS725において、まず小期間t1が処理対象に設定される。撮像装置401-1乃至401−6の各撮像装置で、小期間t1に撮像された画像からは特徴点が抽出されていないため、ステップS726においては、特徴点の数は閾値を超えていないと判断されるので、非エフェクト期間になる。
このような処理の流れにより、小期間t2、小期間t5、および小期間t6も非エフェクト期間になる。なお、非エフェクト期間は、エフェクト期間以外の期間であるため、エフェクト期間に設定されなかった期間は、非エフェクト期間として扱われる。よって、特に、非エフェクト期間に関しては、非エフェクト期間に設定したりする処理は行われなくても良い。
小期間t2が処理された後、ステップS725において、小期間t3が処理対象の小期間として設定される。ステップS726において、小期間t3内の特徴点の数が閾値を超えているか否かが判断される。小期間t3内の特徴点の個数は4個である。例えば、閾値が3である場合、ステップS726においては、小期間t3は、特徴点の数が閾値を超えている期間であると判断される。
そして、ステップS726において、小期間t3は、エフェクト期間に設定される。同様の処理の流れにより、小期間t4も、エフェクト期間に設定される。
このようにして、小期間t1乃至t6のそれぞれに、エフェクト期間と非エフェクト期間が設定されると、ステップS729において、エフェクト期間の再編集が行われる。エフェクト期間として設定されているのは、小期間t3と小期間t4である。エフェクト期間の再編集が行われることにより、小期間t3と小期間t4は、1つのエフェクト期間にされる。
エフェクト期間に設定された期間は、マルチアングル同一シーン表示というエフェクトが実行される期間である場合、同一のシーンが異なる画像で繰り返しユーザに提供される期間となる。特徴点が抽出された画像のみを連続的に繋ぎ、マルチアングル同一シーン表示が繰り返されるようにしても良いが、異なる撮像装置401で撮像された画像に切り換えられるとき、少し前の時点で撮像された画面からマルチアングル同一シーン表示が行われるようにしても良い。
図34を参照するに、小期間t3の時間的に前の小期間t2は、特徴点が抽出されていないため、非エフェクト期間と設定されるが、ステップS729のエフェクト期間の再編集の処理により、エフェクト期間に加えられるようにしても良い。
すなわちこの場合、小期間t2、小期間t3、および小期間t4が、1つのエフェクト期間に設定される。このエフェクト期間においてマルチアングル同一シーン表示というエフェクトが実行される場合、撮像装置401−1で期間t3、期間t4で撮像された画像が表示された後、撮像装置401−2で、期間t2、期間t3、および期間t4で撮像された画像が表示される。
同じく、撮像装置401−2で期間t2、期間t3、および期間t4で撮像された画像が表示された後、撮像装置401−3で、期間t2、期間t3、および期間t4で撮像された画像が表示される。このように、異なる撮像装置401で撮像された画像に、画像が切り換えるときには、エフェクト期間として設定された期間の前の1小期間を、エフェクト期間に加えるような再編集が行われるようにしても良い。
なお連続している複数の非エフェクト期間に設定された小期間は、1つの非エフェクト期間に再編集される。
このようにして、処理対象とされている動画像は、エフェクト期間と非エフェクト期間とに分けられる。このような処理を含む特徴点の抽出処理が、ステップS701(図35)において実行され、終了されると、処理はステップS702に進められる。ステップS702において、パスの生成処理が実行される。
図37に示したフローチャートを参照し、ステップS702において実行されるパスの生成処理について説明する。
ステップS741において、撮像装置401が、孤立グループまたは統合グループのどちらのグループに属するかが判断され、グループ分けが実行される。そして、分けられたグループ毎に、ざっくりフラグまたはきっちりフラグが付与される。
このステップS741とステップS742の処理は、図11に示したフローチャートのステップS121とステップS122の処理と同様に行われるため、ここではその説明を省略する。
ステップS743において、時系列的に処理対象期間が設定される。処理対象期間として設定されるのは、エフェクト期間または非エフェクト期間である。
ステップS744において、処理対象期間は、エフェクト期間であるか否かが判断される。ステップS744において、処理対象期間は、エフェクト期間であると判断された場合、ステップS745に処理が進められる。ステップS745において、エフェクト処理を実行するためのパスが生成される。
例えば、図34を再度参照するに、期間Yはエフェクト期間であり、この期間Yが処理対象とされているときには、マルチアングル同一シーン表示というエフェクトを実行するパス413が生成される。
一方、ステップS744において、処理対象期間は、エフェクト期間ではないと判断された場合、換言すれば、非エフェクト期間であると判断された場合、ステップS746に処理は進められる。
ステップS746において、グループ毎のパスの生成処理が実行される。非エフェクト期間の場合、動画像の第1の処理と同じく、特徴点を繋ぐパスが生成される。例えば、図34を再度参照するに、期間Xや期間Zは、非エフェクト期間であり、このような非エフェクト期間においては、特徴点を繋ぐパスが生成される。
特徴点を繋ぐパスとしては、例えば、図27を参照して説明したパス411のようなパスがある。図27に示したパス411は、撮像装置401-1で撮像された画像から抽出された特徴点A1、撮像装置401-3で撮像された画像から抽出された特徴点C1、撮像装置401-1で撮像された画像から抽出された特徴点A3を繋ぐパス411であった。このように、特徴点を繋ぐパスが、非エフェクト期間においては生成される。
ステップS746において実行されるパスの生成処理は、図11乃至図15に示したフローチャートに基づいて行われる。図11乃至図15に示したフローチャートは、静止画像を処理対象としたときのパスの生成に関する処理であった。すなわち、動画像を処理対象とし、非エフェクト期間において特徴点を繋ぐパスを生成する処理は、静止画像を処理対象としたときに、特徴点を繋ぐパスを生成する処理と同様に行うことができる。図11乃至図15に示したフローチャートを参照した説明は既にしたので、ここでは説明を省略する。
ステップS747において、パス同士が接続される。その時点で生成されたパスの始点と、直前に生成されたパスの終点が接続される。例えば、図34において、期間Yのエフェクト期間において生成されたパス413と、期間Yの前の時点の期間Xのパス(不図示)が接続される。
より具体的には、期間Xで生成されたパスの終点(期間t1においてパスが通っている画像)と、期間Yで生成されたパスの始点(図34では期間t2において、撮像装置401−1で撮像されている画像)とが接続される。
図34に示した例を参照してさらに説明を続ける。期間Xで生成されたパスの終点と、期間Yで生成されたパスの始点が離れているような場合、例えば、期間t1においてパスが通っている画像が、撮像装置401−6で期間t1において撮像されている画像であり、その画像と、撮像装置401−1で期間t2において撮像されている画像を繋ぐ場合、図28を参照して説明したフェードアウト、フェードインといったエフェクトが用いられて繋がれるようにしても良い。
このように、ステップS747において実行されるパス同士を接続するための処理には、エフェクトによりパス同士を繋ぐ処理が含まれるようにしても良い。
ステップS747において、パス同士が接続されると、ステップS748に処理が進められる。ステップS748において、全ての期間を処理したか否かが判断される。ステップS748において、まだ処理していないエフェクト期間または非エフェクト期間があると判断された場合、ステップS743に処理が戻され、時間的に次の期間に処理対象が設定され、新たに設定された期間に対して、ステップS744以降の処理が繰り返される。
一方で、ステップS748において、全ての期間を処理したと判断された場合、図37に示したパスの生成処理は終了され、処理は、ステップS703(図35)に進められる。
ところで、図37に示したフローチャートを参照して説明したように、ステップS746において実行されるグループ毎のパスの生成処理は、非エフェクト期間に対してのみ実行される。換言すれば、エフェクト期間では、エフェクトを実行するためのパスが生成されるのに対し、非エフェクト期間では、静止画像のときと同じく、グループ分けの結果を用いてグループ毎にパスが生成される。
このようなことから、グループ分けの処理は、非エフェクト期間においてのみ行い、エフェクト期間においては行わないような処理の流れとしても良い。このような処理の流れにしたフローチャートの一例を、図38に示す。
図38に示したフローチャートは、ステップS702において実行されるパスの生成処理の他の例である。
ステップS761において、時系列的に処理対象期間が設定される。このステップS761の処理は、図37のフローチャートにおけるステップS743の処理に該当する。
ステップS762において、処理対象の期間として設定された期間は、エフェクト期間であるか否かが判断され、エフェクト期間であると判断された場合、ステップS763に処理が進められる。ステップS763において、エフェクト処理を実行するためのパスが生成される。このステップS762、ステップS763の処理は、図37のフローチャートにおけるステップS744、ステップS745の処理に該当する。
一方、ステップS762において、処理対象の期間として設定された期間は、エフェクト期間ではないと判断された場合、換言すれば、非エフェクト期間であると判断された場合、ステップS764に処理は進められる。
ステップS764において、グループ分けが行われ、ステップS765において、グループ毎にフラグが付与される。このステップS764、ステップS765の処理は、図37に示したフローチャートにおけるステップS741、ステップS742の処理に該当する。
このように、非エフェクト期間である場合に、グループ分けが行われ、パスが生成されるようにしても良い。
ステップS766乃至S768の処理は、図37に示したフローチャートのおけるステップS746乃至S748の処理と同様であるため、その説明は省略する。
このように、動画像の第3の処理においては、処理対象とする動画像の絞り込みが行われた後、エフェクト期間と非エフェクト期間に分け、それぞれの期間においてパスが生成される。
<動画像の第4の処理>
次に、動画像に対するパスの他の生成の仕方について説明する。上記した動画像の第3の処理においては、ステップS701(図35)において、特徴点の抽出処理を行うことで、処理対象とする動画像(撮像装置)の絞り込みを行った。
動画像の第4の処理においては、処理対象とする撮像装置の絞り込みを行わずに、パスの生成が行われる。図39は、動画像の第4の処理について説明するためのフローチャートである。
ステップS801において、特徴点の抽出処理が行われる。この処理は、動画像の第3の処理のステップS721(図36)と同様に行うことができるため、ここではその説明を省略する。
特徴点が抽出されると、ステップS802に処理が進められパスの生成処理が行われる。このステップS802以降の処理は、動画像の第3の処理と同様に行うことが可能であるため、ここではその説明を省略する。
このように、処理対象とされる撮像装置の絞り込みを行わなくても、パスを生成することはできる。また、パスの生成を開始する前に撮像装置の絞り込みを行わなくても、例えば、グローバルパスの生成処理時やローカルパスの生成処理時に、特徴がない画像を撮像している撮像装置を除外する処理が実行されるため、撮像装置の適切な絞り込みは行われる。
このように、パスが生成されるようにしても良い。
このように、本技術によれば、静止画像、動画像のどちらでも、特徴のある画像を連続的にユーザに提示するためのパスを、ユーザの手を煩わすようなことなく、生成することができる。
なお、上記したようにパスが生成されるが、そのパス上にある画像の一部は、複数の撮像装置で撮像された画像を合成したり、CG(Computer Graphics)等で生成されたりしても良い。例えば、パス上にある第1の撮像装置で撮像された第1の画像から第2の撮像装置で撮像された第2の画像に移行するときに、その間の画像は、第1の画像と第2の画像を合成することで生成されても良い。
また、3次元情報に基づいてモデリングが行われ、必要に応じて、CG等の合成が用いられて画像が生成され、その生成された画像が、パス上の一部を構成する画像群内の画像として用いられるようにしても良い。
パス上にある画像群内の画像は、撮像装置で撮像された画像から抽出された(切り出された)画像であっても良いし、複数の画像の合成などにより生成された画像であっても良い。
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
少なくとも1つの画像から特定された複数の特徴点に関する情報を少なくとも含むメタデータを参照し、前記画像のうち特徴のある箇所を抽出して繋げるパスを設定する設定部
を備える情報処理装置。
(2)
前記設定部は、前記複数の特徴点を用いて回帰曲線を求めることで前記パスを設定する
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記設定部は、
前記複数の特徴点のうち、前記回帰曲線と特徴点の距離が所定の閾値以上である特徴点がある場合、前記複数の特徴点のうち、スコアの低い特徴点を有する画像から特定された特徴点を外した上で、再度回帰曲線を求める
前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記設定部は、
前記複数の特徴点のうち、前記回帰曲線と特徴点の距離が所定の閾値以上である特徴点がある場合、前記複数の特徴点のうち、スコアの低い特徴点を外した上で、再度前記回帰曲線を求める
前記(2)に記載の情報処理装置。
(5)
前記設定部は、前記特徴点を用いて回帰曲線を求め、求められた回帰曲線を複数の区間に分割し、前記区間毎に微分値を求め、前記微分値の少なくとも1つが所定の閾値以下である場合、前記回帰曲線を求めるための次数を上げた上で、再度前記回帰曲線を求める
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(6)
前記画像は動画像である
前記(1)に記載の情報処理装置。
(7)
前記設定部は、前記動画像を複数の期間に分割して得た分割期間内の特徴点が、所定の条件を満たす期間を、エフェクトを施すエフェクト期間として設定する
前記(6)に記載の情報処理装置。
(8)
前記所定の条件は、前記分割期間内の特徴点の数が閾値以上であることである
前記(7)に記載の情報処理装置。
(9)
前記エフェクトは、タイムスライスである
前記(7)または(8)に記載の情報処理装置。
(10)
前記エフェクトは、同期間に異なるアングルで撮像されたシーンを表示するエフェクトである
前記(7)乃至(9)のいずれかに記載の情報処理装置。
(11)
前記設定部は、前記エフェクト期間以外では、時系列なパスを設定する
前記(7)乃至(10)のいずれかに記載の情報処理装置。
(12)
前記設定部は、
前記画像が複数存在しており、
他の画像と撮像範囲に重なりがある画像を含む統合グループと、他の画像と撮像範囲に重なりがない孤立グループとに分類される場合、前記統合グループについて、前記統合グループに含まれる全画像に関するグローバルパスを設定し、その後、前記統合グループの各画像に関するパスであるローカルパスを設定する
前記(1)乃至(11)のいずれかに記載の情報処理装置。
(13)
少なくとも1つの画像から特定された複数の特徴点に関する情報を少なくとも含むメタデータを参照し、前記画像のうち特徴のある箇所を抽出して繋げるパスを設定する
ステップを含む情報処理方法。
(14)
少なくとも1つの画像から特定された複数の特徴点に関する情報を少なくとも含むメタデータを参照し、前記画像のうち特徴のある箇所を抽出して繋げるパスを設定する
ステップを含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラム。
201 ネットワーク, 202 撮像装置, 203 サーバ, 204 情報処理装置, 261 画像データ取得部, 262 特徴点抽出部, 263 メタデータ取得部, 264 メタデータ参照部, 265 メタデータ追記部, 267 撮像装置抽出部, 268 グループ分け部, 269 フラグ付与部, 270 パス生成部, 271 提示部, 272 編集部, 291 グローバルパス生成部, 292 第1のローカルパス生成部, 293 第2のローカルパス生成部, 294 エディットファイル作成部

Claims (12)

  1. 複数の画像からそれぞれ特定された特徴点を用いて回帰曲線を求め、前記特徴点のうち、前記回帰曲線と特徴点の距離が所定の閾値以上である特徴点がある場合、スコアの低い特徴点を有する画像から特定された特徴点を外した上で、再度回帰曲線を求めることで、前記複数の画像のうち特徴のある箇所を抽出して繋げるパスを設定する設定部
    を備える情報処理装置。
  2. 複数の画像からそれぞれ特定された特徴点を用いて回帰曲線を求め、前記特徴点のうち、前記回帰曲線と特徴点の距離が所定の閾値以上である特徴点がある場合、スコアの低い特徴点を外した上で、再度前記回帰曲線を求めることで、前記複数の画像のうち特徴のある箇所を抽出して繋げるパスを設定する設定部
    を備える情報処理装置。
  3. 複数の画像からそれぞれ特定された特徴点を用いて回帰曲線を求め、求められた回帰曲線を複数の区間に分割し、前記区間毎に微分値を求め、前記微分値が所定の閾値以下である場合、前記回帰曲線を求めるための次数を上げ、再度前記回帰曲線を求めることで、前記複数の画像のうち特徴のある箇所を抽出して繋げるパスを設定する設定部
    を備える情報処理装置。
  4. 少なくとも1つの動画像から特定された特徴点に関する情報を参照し、前記画像のうち特徴のある箇所を抽出して繋げるパスを設定する設定部を備え、
    前記設定部は、前記動画像を複数の期間に分割して得た分割期間内の特徴点が、所定の条件を満たす期間を、エフェクトを施すエフェクト期間として設定する
    情報処理装置。
  5. 前記所定の条件は、前記分割期間内の特徴点の数が閾値以上であることである
    請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記エフェクトは、タイムスライスである
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記エフェクトは、同期間に異なるアングルで撮像されたシーンを表示するエフェクトである
    請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記設定部は、前記エフェクト期間以外では、時系列なパスを設定する
    請求項に記載の情報処理装置。
  9. 前記特徴点に関する情報は、メタデータに記載されている
    請求項1乃至のいずれかに記載の情報処理装置。
  10. 前記設定部が設定する前記パスは、各前記特徴点の近傍を通るパス、または各前記特徴点を通るパスである
    請求項1乃至のいずれかに記載の情報処理装置。
  11. 情報処理装置が、
    複数の画像からそれぞれ特定された特徴点を用いて回帰曲線を求め、前記特徴点のうち、前記回帰曲線と特徴点の距離が所定の閾値以上である特徴点がある場合、スコアの低い特徴点を有する画像から特定された特徴点を外した上で、再度回帰曲線を求めることで、前記複数の画像のうち特徴のある箇所を抽出して繋げるパスを設定する
    情報処理方法
  12. 複数の画像からそれぞれ特定された特徴点を用いて回帰曲線を求め、前記特徴点のうち、前記回帰曲線と特徴点の距離が所定の閾値以上である特徴点がある場合、スコアの低い特徴点を有する画像から特定された特徴点を外した上で、再度回帰曲線を求めることで、前記複数の画像のうち特徴のある箇所を抽出して繋げるパスを設定する
    ステップを含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラム。
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