JP6368749B2 - 自動車用サッシュの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車用サッシュの取付構造に関する。
特許文献1には、車両用ドアに設けられるサッシュ40をパネル14,13へ取り付けた構造について開示されている(図9参照)。
特開2005−212646号公報
しかし、前記特許文献1の例で、サッシュ40のパネル14,13への取り付けをヘミング加工や溶接により行おうとすると、装置の作業のスペースを確保する必要があり、サッシュ40が大型化してしまうという不具合がある。
そして、サッシュ40が大型化してしまうと、サッシュ140の外表面と窓ガラスとの段差も拡大し、外観性が低下してしまう。
本発明は、サッシュをコンパクト化して車体に取り付けることができる自動車用サッシュの取付構造を提供することを課題とする。
本発明は、車体に設けられたウインドウを案内するサッシュを車体に取り付ける自動車用サッシュの取付構造であって、前記車体は、少なくともドア外表面の一部を形成するアウタパネルを有していて、前記サッシュは、前記アウタパネルの外側面に取り付けられ、当該アウタパネルに対して車内外方向と略直交する方向に接合部材により接合されることを特徴とする自動車用サッシュの取付構造である。
本発明によれば、サッシュをコンパクト化して車体に取り付けることができる自動車用サッシュの取付構造を提供することができる。
本発明の一実施形態である自動車用サッシュの取付構造における車両の後席右ドアを車室外からみた側面図である。
図1のA−A切断断面図である。
本発明の一実施形態である自動車用サッシュの取付構造におけるサッシュ部分を中心とした拡大断面図である。
本発明の一実施形態である自動車用サッシュの取付構造におけるグロメットを説明する説明図である。(a)はグロメットの正面図、(b)は同正面側からみた側面図、(c)は、同背面図、(d)は同背面側からみた側面図である。
本発明の一実施形態である自動車用サッシュの取付構造におけるサッシュの接合部材を取り付ける部位を外側からみた図である。
本発明の一実施形態である自動車用サッシュの取付構造における接合部材を用いたサッシュの取付構造の縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、車両からみた方向を適宜図面中に図示している。
図1は、車両の後席右ドアを車室外からみた側面図である。このドア100には、ウインドウ(窓ガラス)101が設けられ、図2は、このウインドウ101における窓枠の前方側縦長枠102のA−A切断断面図である。
図2において、サッシュ1は、ウインドウ101を案内する部材である。サッシュ1内の部材は図示を省略している。また、図2において、車両はインナパネル2と当該インナパネル2より車外側に位置する補強部材51と補強部材51より車外側に位置するアウタパネル3とを有している。アウタパネル3は、車体のドア100における外表面の一部を形成している。
図3は、本発明の一実施形態である自動車用サッシュの取付構造におけるサッシュ1部分を中心とした横拡大断面図である。サッシュ1は、アウタパネル3の外側面に取り付けられ、当該アウタパネル3に対して車内外方向と略直交する方向に接合部材4により接合されている。接合部材4は、グロメット6と、締結部材5とから構成される(図6も参照)。
具体的には、アウタパネル3は意匠面部3aと、取付面部3bと、フランジ部3cとを備えている。意匠面部3aは車両の前後方向、上下方向に延びていて、意匠面部3aのサッシュ1側には、車幅方向、上下方向に延びるアウタパネル3の取付面部3bが接続している。サッシュ1は取付面部3bに設けられた孔3dを介してアウタパネル3に取り付けられている。取付面部3bには、意匠面部3aより車内側で車両の前後方向、上下方向に延びているアウタパネル3のフランジ部3cが接続されている。
図4は、グロメット6を説明する図である。(a)はグロメット6の正面図、(b)は同正面側からみた側面図、(c)は、同背面図、(d)は同背面側からみた側面図である。
グロメット6はほぼ長方形状の弾性的な部材であり、中央部には、グロメット6を貫通する孔41が設けられている。グロメット6の正面側46において、孔の両側には一対の突部42がグロメット6の幅の短手方向に並ぶように形成されている。グロメット6の裏面47で孔41を中心とした部位には、円錐台形状の凹部43が形成されている。この凹部43はグロメット6の裏面47から正面46に向かって凹形状をなしている。
また、グロメット6の裏面47の凹部43からグロメット6の長手方向端部の両側に向かって溝部44が形成されている。グロメット6の裏面47でグロメット6の長手方向両端部近くには、グロメット6の短手方向を長さ方向とする溝部45が形成されている。溝部44の先は、この溝部45の長さの中間位置に接続している。
また、グロメット6の周囲には、後述するシール部材7(図3参照)が組み付けられている。
図5は、サッシュ1の接合部材4を取り付ける部位を外側からみた図である。サッシュ1には、サッシュ1を貫通する孔11が設けられ、孔11の周囲は円錐台形状にサッシュ1の内側13(図3)から外側14に向かって凸形状12をなしている(図6を参照して内側13からは凹形状16)。
図3に戻り、接合部材4の少なくとも車外側の表面には、サッシュ1とアウタパネル3との間を止水するシール部材7が設けられている。シール部材7の端部7aはサッシュ1に当接し、端部7bはアウタパネル3に当接して止水する。シール部材7は、サッシュ1とアウタパネル3との間に雨水等が侵入することを防止できる部材であれば、様々な部材を用いることができる。シール部材7のうち車内側のシール部材7(7c)は、接合部材4の内側に回り込む水を止水する効果も期待できる。
すなわち、このシール部材7は、接合部材4(グロメット6)に一体に設けられている。図4に示すように、シール部材7は環状になっていてグロメット6の周りに装着されていることで、グロメット6(接合部材)と一体をなしていて、孔3dから水が入るのを防ぐ。また、グロメット6の裏面47はサッシュ1に密着して止水する。
図6は、接合部材4を用いたサッシュ1の取付構造の縦断面図である。サッシュ1の取付のためには、締結部材(スクリュー)5を用いる。まず、グロメット6の突部42をアウタパネル3の孔31に挿入しておく。次に、サッシュ1をグロメット6にあてがって、締結部材5をサッシュ1の裏面13から表面14に向かって孔11に挿し通し、次に、グロメット6の裏面47から表面46に向かって、締結部材5を孔41に更に通し、この締結部材5をアウタパネル3の孔31にねじ作用により留める。締結部材5をグロメット6に差し込むことにより、突起42が拡がり、締結部材5はアウタパネル3にしっかり締結される。このようにして接合部材4(スクリュー5)を介して、サッシュ1はアウタパネル3に強固に固定され、グロメット6は、サッシュ1とアウタパネル3の双方に密着する。締結部材5のねじ頭5aはサッシュ1の凹形状16に納まる。
なお、1つの前方側縦長枠102(図2)で、例えばサッシュ1は2カ所を接合部材4で接合する。
このようなサッシュ1の取付構造において、接合部材4(グロメット6)に形成されている溝部44,45は、締結部材5の締結方向と交差(本例では略直交)する方向に延びている。
次に本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態によれば、サッシュ1は、アウタパネル3の外側面に位置し、当該アウタパネル3に対して車内外方向と略直交する方向に接合部材4により接合されている。そのため、サッシュ1の取付をヘミング加工や溶接により行おうとする場合に比べ、装置の作業スペースを確保する必要が無くなり、サッシュ1が車内外方向においてコンパクトになる。
さらに、車内外方向と略直交する方向においてサッシュ1とアウタパネル3とが接合されているので、接合部材4が車幅方向においても場所をとることがない。よって、車幅方向においてもサッシュ1とアウタパネル3との接合構造がコンパクトになり、接合部材4を隠す部材の必要性も低くなる。
また、ウインドウ101とサッシュ1との段差も小さくなり、外観性も高まる。
また、締結部材5を使用することで、前記の作業スペースを節約できるため、サッシュ1自体をコンパクトにすることができる。
さらに、接合部材4の車外側の表面にはサッシュ1とアウタパネル3との間を止水するシール部材を備えている。そのため、締結部材5を用いても接合部材4から浸水することを防止することができる。
その上、シール部材7は接合部材4と一体に設けられている。そのため、接合部材4にシール部材7を新たに設ける作業の必要が無いので、構成が簡易になり、取付工数も最小限とすることができる。
そして、接合部材4には、締結部材5の締結方向と交差する(略直交する)方向に延びる溝部44,45が設けられている。そのため、サッシュ1に対して、接合部材4(グロメット6)を撓ませて取り付けやすくなり、サッシュ1の取り付け作業の作業性が向上する。
なお、本実施形態は一実施形態であり、本発明を限定するものではない。例えば、前記の例では、窓枠のうち前方側縦長枠102の例で説明したが、前記したサッシュ1の取付構造は、窓枠全体に適用することができる。
また、前記の例では、接合部材4に締結部材5を用いているが、サッシュ1を強固にアウタパネル3に取り付けられるのであれば他の手段によってもよい。
1 サッシュ
3 アウタパネル
4 接合部材
5 締結部材
7 シール部材
44,45 溝部
101 ウインドウ

Claims (3)

  1. 車体に設けられたウインドウを案内するサッシュを車体に取り付ける自動車用サッシュの取付構造であって、
    前記車体は、少なくともドア外表面の一部を形成するアウタパネルを有していて、
    前記サッシュは、前記アウタパネルの外側面に取り付けられ、当該アウタパネルに対して車内外方向と略直交する方向に接合部材により接合され
    前記接合部材は、
    前記サッシュと前記アウタパネルとを締結する締結部材と、
    グロメットとを備え、
    前記グロメットの車外側の表面周囲に一体に設けられていて前記サッシュと前記アウタパネルとの間を止水するシール部材が設けられ、
    前記グロメットと前記アウタパネルとは車両前後方向において離間しており、
    前記シール部材は前記車両前後方向において前記アウタパネルとも前記サッシュとも当接していることを特徴とする自動車用サッシュの取付構造。
  2. 前記シール部材は、前記接合部材に一体に設けられることを特徴とする請求項に記載の自動車用サッシュの取付構造。
  3. 前記接合部材には、前記締結部材の締結方向と交差する方向に延びる溝部が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動車用サッシュの取付構造。
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