JP6368513B2 - 原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法 - Google Patents

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Description

本発明は原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法に係り、特に、原子炉圧力容器(以下、RPVという)内から燃料デブリを取出す際の作業者の安全性を改善した原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法に関する。
一般に、原子力プラント、特に沸騰水型原子力プラントにおいては、非常時においても常にRPV内の炉心の冷却がされるように、多重の緊急冷却設備が設けられ、炉心溶融事故を防ぐように対策が講じられている。しかし、極めて少ない確率ではあるが、過酷事故により緊急冷却設備の機能が喪失し炉心溶融に至る場合が想定される。
このような場合には、既存の原子炉建屋に設置してある燃料搬出機器の使用が出来ない場合が考えられ、通常の燃料搬出作業が実施できない場合が想定され、炉心溶融により発生した燃料デブリをRPV内から取出すことが難しいものとなる。
特許文献1には、沸騰水型原子炉に過酷事故が発生した後でも炉心燃料を容易に取り出すことのできる原子炉内燃料取出し方法が記載されている。この特許文献1では、沸騰水型原子炉が設けられた既設の原子炉建屋を囲むように仮設建屋を設置して、この仮設建屋に吊上げ装置を取り付け、この吊上げ装置を用いて沸騰水型原子炉内の炉心燃料に対して上方に設置された複数の炉内構造物を順次取り外した後に、更に、この吊上げ装置を用いて炉心燃料を取り出す原子炉内燃料取出し方法が記載されている。
特開2013−156133号公報
しかしながら、上述した炉心溶融により発生した燃料デブリは、高放射化された燃料と炉内構造物等が溶融硬化したものであり、その搬出には、放射線対策、発生した二次生成物の汚染拡大防止等を考慮することが重要であり、万が一の燃料デブリの拡散は作業被ばくや周辺区域への汚染拡大につながる。
一方、特許文献1に記載の方法においては、原子炉格納容器の上蓋を取り外す前に、原子炉ウェル内の水張りを行なうことが記載されているが、原子炉ウェルが必ずしも水張りすることができない可能性もあり、RPV内から燃料デブリを取出す際の作業者の安全性の改善の余地がある。また、発生した二次生成物の汚染拡大防止についての記載は無く、この点に関しても更に改善の余地がある。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、原子炉圧力容器内から燃料デブリを取出す等の各種作業を行う際の放射線による周囲への影響を抑制し、作業者の作業環境を良好にする原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法を提供することにある。
本発明の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法は、上記目的を達成するために、原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法であって、少なくともプラグ取付装置又はデブリ取出し装置が設置できる共用装置を原子炉圧力容器内に挿入して前記共用装置と前記原子炉圧力容器の内壁間を外周シールでシールし、前記共用装置の上方に水を張ることを特徴とする。
本発明によれば、原子炉圧力容器内から燃料デブリを取出す等の各種作業を行う際の放射線による周囲への影響を抑制し、作業者の作業環境を良好にすることが可能となる。
本発明の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法の実施例1が適用される沸騰水型原子力プラントの概略構成を示す図である。 図1の沸騰水型原子力プラントのRPV内の構造物及びノズルの配置を示す図である。 本発明の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法の作業フローチャートの一例である。 図1の沸騰水型原子力プラントのRPV内、デブリ取出し装置が設置された共用装置を挿入し上部格子板を切断解体する状態を示す図である。 図1の沸騰水型原子力プラントのRPV内に、プラグ取付装置が設置された共用装置を挿入した状態を示す図である。 図5の実施例1におけるプラグ取付装置の詳細を示す図である。 本発明の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法の実施例1を示し、共用装置をプラグ取付箇所まで搬入した状態を示す図である。 図7の状態からプラグ取付装置を共用装置内へ搬入した状態を示す図である。 図8の状態からプラグ取付装置を副旋回テーブルシールへ挿入した状態を示す図である。 図9の状態から遮へいポートを開状態にした状態を示す図である。 図10の状態からプラグ取付装置を副旋回テーブルへ着座した状態を示す図である。 図11の状態から主旋回テーブルを旋回してプラグ取付の位置決めを行う状態を示す図である。 図12の状態から副旋回テーブルを旋回してプラグ取付装置の位置決めを行う状態を示す図である。 図13の状態からプラグ受取りの状態を示す図である。 図14の状態から昇降機構によるRPV内へプラグを搬入する状態を示す図である。 図15の状態から旋回機構による姿勢の変更状態を示す図である。 図16の状態から回転機構による180°旋回した状態を示す図である。 図17の状態からプラグ押付機構によるプラグ取付状態を示す図である。 プラグでノズル部を塞いだ後、プラグ取付装置の各動作機構をプラグ取付装置内へ戻した状態を示す図である。 図19の状態からプラグ取付装置を上昇した状態を示す図である。 図20の状態から遮へいポートを閉状態にした状態を示す図である。 図21の状態からプラグ取付装置を共用装置から搬出した状態を示す図である。 本発明の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法の実施例2が適用される沸騰水型原子力プラントのRPV内に、プラグ取付装置が設置された共用装置を挿入した状態を示す図である。 図23の実施例2におけるプラグ取付装置の詳細を示す図である。 本発明の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法の実施例2を示し、共用装置をプラグ取付箇所まで搬入した状態を示す図である。 図25の状態からプラグ取付装置を共用装置内へ搬入した状態を示す図である。 図26の状態からプラグ取付装置を副旋回テーブルシールへ挿入した状態を示す図である。 図27の状態から遮へいポートを開状態にした状態を示す図である。 図28の状態からプラグ取付装置を副旋回テーブルへ着座した状態を示す図である。 図29の状態から主旋回テーブルを旋回してプラグ取付の位置決めを行う状態を示す図である。 図30の状態からプラグ押付機構によるプラグ取付状態を示す図である。 プラグでノズル部を塞いだ後、プラグ把持機構及びプラグ押付機構をプラグ取付装置内へ戻した状態を示す図である。 図32の状態からプラグ取付装置を上昇した状態を示す図である。 図33の状態から遮へいポートを閉状態にした状態を示す図である。 図34の状態からプラグ取付装置を共用装置から搬出した状態を示す図である。
以下、図示した実施例に基づいて本発明の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法を説明する。なお、各図において、同一構成部品には同符号を使用する。
沸騰水型原子力プラントに適用した本発明の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法の実施例1について図1から図22を用いて説明する。
まず、本実施例の沸騰水型原子力プラントの概略構造を、図1を用いて説明する。該図に示す如く、沸騰水型原子力プラント1は、原子炉2及び原子炉格納容器(以下、PCVという)3を備えている。PCV3は、原子炉建屋4内に設置されて、上端部に上蓋5が取り付けられて密封されている。PCV3は、内部に形成されたドライウェル6及び冷却水が充填された圧力抑制プールが内部に形成された圧力抑制室7を有する。ドライウェル6に連絡されるベント通路8の一端が、圧力抑制室7内の圧力抑制プールの冷却水中に浸漬されている。PCV3の上蓋5の真上に複数に分割された放射線遮へい体であるシールドプラグ9が配置され、これらのシールドプラグ9が、原子炉建屋4の運転床(以下、オペフロ29という)に設置されている。
原子炉2は、上蓋10が取り付けられて構成される原子炉圧力容器(以下、RPVという)11、核燃料物質を含む複数の燃料集合体が装荷された炉心12、蒸気乾燥器13及び気水分離器14を備えている。炉心12、気水分離器14及び蒸気乾燥器13は、RPV11内に配置されている。
図2を用いて原子炉2の詳細を説明する。図2は蒸気乾燥器13及び気水分離器14を取外した状態を示す。
該図に示す如く、RPV11内に設置された炉心シュラウド15が、炉心12を取り囲んでいる。炉心12内に装荷された各燃料集合体16は、下端部が炉心支持板17によって支持され、上端部が上部格子板18によって保持される。気水分離器14は、炉心12の上端部に位置する上部格子板18よりも上方に配置され、蒸気乾燥器13が気水分離器14の上方に配置されている。
複数の制御棒案内管19が炉心12の下方に配置され、複数の制御棒案内管19を含むサポートシリンダが形成されている。炉心12内の燃料集合体16間に出し入れされて原子炉出力を制御する制御棒(図示せず)が、各制御棒案内管19内に配置されている。複数の制御棒駆動機構ハウジング21が、RPV11の下鏡22に取り付けられている。制御棒駆動機構(図示せず)が、それぞれの制御棒駆動機構ハウジング21内に設置され、制御棒案内管19内の制御棒と連結されている。また、サポートシリンダの外周にはジェットポンプ57が円周上に複数配置されている。
RPV11は、その内壁面から多数のノズル配管が接続されている。RPV11の上方から一例として、主蒸気用ノズル41C、非常用復水器ノズル41D、給水ノズル41F、CSノズル41G、再循環入口ノズル41B、再循環出口ノズル41A、計測ノズル41E等が異なる高さレベルにあり、かつ、各ノズル41A−41Gは、RPV11の円周上に複数存在する。
また、RPV11は、PCV3内の底部に設けられたコンクリートマット23上に設けられた筒状のペデスタル24上に据え付けられている。筒状のγ線遮蔽体25が、ペデスタル24の上端に設置され、RPV11を取り囲んでいる。
原子炉建屋4には、原子炉ウェルを挟み込むように、ドライヤ・セパレータプール(以下、DSPという)26及び使用済みの燃料を一時的に保管する使用済燃料貯蔵プール(以下、SFPという)27が設けられている。DSP26は、定期検査時に蒸気乾燥器13や気水分離器14といった炉内構造物を仮置きする場所として使われる。
次に、沸騰水型原子力プラント1において、炉心溶融が生じた場合に発生する燃料デブリ28の形態の概要について説明する。
例えば、沸騰水型原子力プラント1において、冷却設備の機能が喪失しRPV11内に冷却水が注入されない場合は、核燃料の崩壊熱により、燃料集合体16内の燃料ペレット及び被覆管等が溶融する。この場合、溶融した核燃料はもともと存在していた位置、RPV11の炉底部、又はPCV3の底部であるコンクリートマット23上に存在すると推定される。本実施例の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法は、このような状態の燃料デブリ28を搬出する際等に適用される。
本実施例の原子炉圧力容器内水張り工法の手順について、図及び図を用いて説明する。
本実施例では、RPV11に後述するプラグ取付装置38又はデブリ取出し装置58(図4参照)が設置できる共用装置39をRPV11内に挿入し、共用装置39の外周に有する上部外周シール30A及び下部外周シール30BによりRPV11の内壁面との隙間をシールすることで、シール面から上方に水張りが可能となる。本工法は、燃料デブリ28の取出しを主体とした炉内構造物の切断解体作業において、共用装置39の上方に水張りして遮へい水深を確保した状態で作業を行うことで、オペフロ29における線量当量率の低減、及び切断解体時に発生するダストの拡散防止を図ることを目的とする。その際、RPV11の内壁面の各高さレベルには、上述した各種ノズル41A−41Gが存在し、水張りを阻害する。そのため炉内構造物を順次上からデブリ取出し装置58により取り出しながら、共用装置39を下降し、該当高さレベルのノズルをプラグ取付装置38によりプラグで閉止して注水を繰り返す手順となる。
図3に、作業フローの一例を示す。
該図に示す本実施例の作業フローは、最初に共用装置39をRPV11内に吊り降ろし(ステップ59A)、主蒸気用ノズル41Cの近傍位置に設置する。プラグ取付装置38にて主蒸気用ノズル41Cにプラグを取付け後(ステップ59B)に、下方に移動し、非常用復水器ノズル41Dに同様にプラグを取り付ける(ステップ59B)。次に共用装置39を下降(ステップ59C)し、しかるべき位置で共用装置39の上部外周シール30Aから上に注水し、水張りを行う(ステップ59D)。プラグ取付装置38をデブリ取出し装置58に交換(ステップ59E)し、近傍の構造物である給水スパージャ55及びCS配管56を切断解体して撤去後(ステップ59F)、再度プラグ取付装置38に交換し(ステップ59G)、給水ノズル41F、CSノズル41Gをプラグで閉止する(ステップ59H)。次に、再度デブリ取出し装置58に交換し(ステップ59I)、共通装置39を下降して(ステップ59J)上部格子板18の取り出し(切断解体)(ステップ59K)を実施する。以下、同様のノズルプラグ閉止、注水、構造物を含めたデブリ取出しを順次繰り返して実施する。
図4に、上部格子板18の取外しの状態図を示す。
該図に示す如く、RPV11内に設置した共用装置39には、上部外周シール30Aから上方に注水により水が張られている。外周シールは上部外周シール30Aと下部外周シール30Bの上下2箇所に有しており、これは順次デブリ取出しの進捗により共用装置39をRPV11の内壁面を水張り状態で下降させるため、そのときに水のリークによる急激な水位低下を防止するため2重のシール構造としている。共用装置39の内側には、デブリ取出し装置58が配置されている。デブリ取出し装置58は、アブレッシブウオータージェット又はファイバーレーザ等の切断機能を有し、上部格子板18の切断解体を行う。
次に図5乃至図35を用いてプラグ取付け装置及びその手順を説明する。
図5に、プラグ取付装置38が設置された共用装置39をRPV11内に挿入した状態を示し、図6に、そのプラグ取付装置38の詳細を示す。該図に示す本実施例は、プラグ取付装置38内に同一高さレベルにある複数のノズルに対してプラグ45を準備しておき、一度のプラグ取付装置38のセットにて対象箇所のノズル部、例えば給水ノズル41F(円周上4箇所)を全て塞ぐ(閉止)ものである。
図5に示す如く、複数のノズル部41A−41Gを有するRPV11内に、プラグ取付装置38が設置された共用装置39が昇降装置42により降下されて挿入される。その際、共用装置39とRPV11の内壁間は、上部外周シール30A及び下部外周シール30Bでシールされている。また、共用装置39は、主旋回テーブル31と副旋回テーブル33を有し、それぞれは主旋回テーブルシール32及び副旋回テーブルシール34を介してプラグ取付装置38に対してシールされており、主旋回テーブル31と副旋回テーブル33を操作し、プラグ45を設置する位置を決めるものである。なお、43は、ケーブル・ホース送り機構である。
一方、プラグ取付装置38は、図6に示す如く、容器54と、この容器54内に配置された複数のプラグ45を収納しているプラグボックス46と、プラグボックス46の下部に設置されているプラグ取出機構47と、プラグ把持機構50を先端に有するプラグ押付機構51と、プラグ把持機構50とプラグ押付機構51の姿勢を変更する旋回機構49と、プラグ把持機構50とプラグ押付機構51を回転させる回転機構48と、プラグ把持機構50とプラグ押付機構51を昇降させる昇降装置52とから概略構成されている。
そして、プラグボックス46の下部に設置されていうプラグ取出機構47でプラグ45の落下を防止し、更に、プラグ押付機構51をプラグボックス46内に挿入し、プラグ把持機構50にてプラグ45を掴み、プラグ取出機構47の落下防止を解除するようになっている。また、詳細説明は後述するが、プラグボックス46内からプラグ45を取出した後、プラグ取付装置38の昇降装置52にて下降させてプラグ45をRPV11内へ搬出し、RPV11内へ搬出したプラグ45を、ノズル部41A−41Gへ押込むために、旋回機構49及び回転機構48を用いて姿勢変更する。姿勢変更されたプラグ45を、プラグ押付機構51を用いてノズル部41A−41Gへ挿入し、ノズル部41A−41Gを塞ぐものである。
次に、本発明の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法の実施例1におけるプラグ取付け作業に関するステップを、図7−図22を用いて説明する。
該図に示す本実施例の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法は、特に図示しないが、炉心12の上部に設けられている構造物(シールドプラグ9、上蓋5及び10、蒸気乾燥器13、気水分離器14、上部格子板18、炉心シュラウド15等)を搬出するステップと、プラグ取付装置38又はデブリ取出し装置58が設置できる共用装置39をRPV11内のプラグ取付箇所まで搬入し、両者(共用装置39とRPV11の内壁)間を上部外周シール30A及び下部外周シール30Bでシールするステップ(図7参照)と、共用装置39内へプラグ取付装置38を搬入するステップ(図8参照)と、プラグ取付装置38を副旋回テーブルシール34へ挿入するステップ(図9参照)と、遮へいポート35を開状態とするステップ(図10参照)と、共用装置39内に搬入されたプラグ取付装置38を共用装置39の副旋回テーブル33へ着座するステップ(図11参照)と、副旋回テーブル33へ着座したプラグ取付装置38を主旋回テーブル31を旋回してプラグ取付装置38の位置決めを行うステップ(図12参照)と、副旋回テーブル33を旋回してプラグ取付装置38の位置決めを行うステップ(図13参照)と、主旋回テーブル31と副旋回テーブル33を旋回して位置決めされたプラグ取付装置38のプラグ把持機構50でプラグボックス46内の1個のプラグ45を受取るステップ(図14参照)と、プラグ取付装置38の昇降装置52によるRPV11内へプラグ45を搬入するステップ(図15参照)と、プラグ把持機構50で受取ったプラグ45をプラグ取付装置38の旋回機構49により再循環出口ノズル41Aと同等の位置に姿勢変更するステップ(図16参照)と、姿勢変更されたプラグ45をプラグ取付装置38の回転機構48を用いて再循環出口ノズル41Aの方向に向きを変えるために180°旋回するステップ(図17参照)と、再循環出口ノズル41Aの方向に向きを変えたプラグ45をプラグ取付装置38のプラグ押付機構51を用いて再循環出口ノズル41Aに押付け、再循環出口ノズル41Aを塞ぐステップ(図18参照)とからなる。なお、他のノズル部41B−41Gも上記ステップと同様の手順にてノズルの閉止を可能とする。
プラグ取付装置38の搬出は、次のようにして行う。即ち、プラグ把持機構50によるプラグ45の把持を解除すると共に、プラグ取付装置38のプラグ把持機構50、旋回機構49、回転機構48及びプラグ押付機構51をプラグ取付装置38内に戻し(図19参照)、その後に、プラグ取付装置38の昇降装置52を用いてプラグ取付装置38を上昇(図20参照)させ、遮へいポート35を閉状態にし(図21参照)、共用装置39からプラグ取付装置38を搬出する(図22参照)。
プラグ取付装置38が搬出されたら、次の作業であるRPV11内のデブリを取出すためのデブリ取出し装置58と交換し、その後、共用装置39の上方に水を張り、デブリ取出し装置58による燃料デブリ28の取出しが行われるものである。
このような本実施例の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法とすることにより、RPV11内から燃料デブリ28を取出す等の各種作業を行う際に、共用装置39の上方に水が張られていることにから、オペフロ29上での放射線による周囲への影響を抑制して作業者の作業環境を良好にすると共に、切断解体等で発生するダストの拡散も防止することが可能となり、更には、原子炉建屋4内の遮へい体の削減も可能となり、原子炉建屋4に加わる荷重の軽量化が図れる効果もある。
図23−35に、本発明の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法のプラグ取付け作業の実施例2を示す。図23は、プラグ取付装置38Aが設置された共用装置39をRPV11内に挿入した状態を、図24は、そのプラグ取付装置38Aの詳細を、原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法のプラグ取付け作業の実施例2のステップを図25−図35にそれぞれ示す。該図に示す本実施例は、プラグ45を一度に設置するノズル部の数は1個とし、その都度、プラグ取付装置38Aを交換するものである。
図23に示す如く、上述した複数のノズル部41A−41Gを有するRPV11内に、プラグ取付装置38Aが設置された共用装置39が昇降機構42により降下されて挿入される。その際、共用装置39とRPV11の内壁間は、上部外周シール30A及び下部外周シール30Bでシールされている。また、共用装置39は、主旋回テーブル31と副旋回テーブル33を有し、それぞれは主旋回テーブルシール32及び副旋回テーブルシール34を介してプラグ取付装置38Aに対してシールされており、主旋回テーブル31と副旋回テーブル33を操作し、プラグ45を設置する位置を決めるものである。なお、43は、ケーブル・ホース送り機構である。
一方、プラグ取付装置38Aは、図24に示す如く、容器54と、この容器54内に配置された1個のプラグ45を把持するプラグ把持機構50を先端に有するプラグ押付機構51とから概略構成されている。
そして、主旋回テーブル31と副旋回テーブル33を操作し、プラグ45を設置する位置を決め、プラグ押付機構51を用いてプラグ45を各ノズル部41A−41Gへ挿入し、それぞれのノズル部41A−41Gを塞ぐものである。
次に、本発明の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法の実施例2におけるプラグ取付け作業のステップを、図25−図35を用いて説明する。
該図に示す本実施例の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法は、特に図示しないが、炉心12の上部に設けられている構造物(シールドプラグ9、上蓋5及び10、蒸気乾燥器13、気水分離器14、上部格子板18、炉心シュラウド15等)を搬出するステップと、プラグ取付装置38A又はデブリ取出し装置(図示せず)が設置できる共用装置39をRPV11内のプラグ取付箇所まで搬入し、両者(共用装置39とRPV11の内壁)間を上部外周シール30A及び下部外周シール30Bでシールするステップ(図25参照)と、プラグ取付装置38Aのプラグ把持機構50で1つのプラグ45を把持しているプラグ取付装置38Aを共用装置39内へ搬入するステップ(図26参照)と、プラグ取付装置38Aを副旋回テーブルシール34へ挿入するステップ(図27参照)と、遮へいポート35を開状態とするステップ(図28参照)と、共用装置39内に搬入されたプラグ取付装置38Aを共用装置39の副旋回テーブル33へ着座するステップ(図29参照)と、副旋回テーブル33へ着座したプラグ取付装置38Aを主旋回テーブル31を旋回してプラグ取付装置38Aの位置決めを行うステップ(図30参照)と、位置決めされたプラグ把持機構50で把持されている1つのプラグ45を、プラグ取付装置38Aのプラグ押付機構51を用いて再循環出口ノズル41Aに押付け塞ぐステップ(図31参照)とからなる。そして、プラグ取付装置38Aを次のプラグ取付装置38Aと交換し、交換したプラグ取付装置38Aのプラグ押付機構51を用いて再循環入口ノズル41Bに押付けて塞ぐ。同一円周上にある残りのノズル部は、本手順と同手順を繰り返し行い、共用装置39の上方に水を張るものである。
1つの再循環出口ノズル41Aをプラグ45で塞いだ後のプラグ取付装置38Aの搬出は、次のようにして行う(他のノズル部41B−41Gをプラグ45で塞いだ後も同様である)。即ち、1つのプラグ45で再循環出口ノズル41Aを塞いだ後にプラグ把持機構50によるプラグ45の把持を解除し、プラグ取付装置38Aのプラグ把持機構50及びプラグ押付機構51をプラグ取付装置38A内に戻し(図32参照)、その後、共用装置39の昇降機構42を用いてプラグ取付装置38Aを上昇(図33参照)させ、遮へいポート35を閉状態にし(図34参照)、共用装置39からプラグ取付装置38Aを搬出する(図35参照)。これをノズル部の数だけ繰り返し行った後に、デブリ取出し装置と交換し、その後、共用装置39の上方に水を張り、デブリ取出し装置58による燃料デブリ28の取出しが行われるものである。
このような本実施例の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法とすることにより、実施例1と同様な効果を得ることができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…沸騰水型原子力プラント、2…原子炉、3…原子炉格納容器(PCV)、4…原子炉建屋、5、10…上蓋、6…ドライウェル、7…圧力抑制室、8…ベント通路、9…シールドプラグ、11…原子炉圧力容器(RPV)、12…炉心、13…蒸気乾燥器、14…気水分離器、15…炉心シュラウド、16…燃料集合体、17…炉心支持板、18…上部格子板、19…制御棒案内管、21…制御棒駆動機構ハウジング、22…下鏡、23…コンクリートマット、24…ペデスタル、25…γ線遮蔽体、26…ドライヤ・セパレータプール(DSP)、27…使用済燃料貯蔵プール(SFP)、28…燃料デブリ、29…オペフロ、30A…上部外周シール、30B…下部外周シール、31…主旋回テーブル、32…主旋回テーブルシール、33…副旋回テーブル、34…副旋回テーブルシール、35…遮へいポート、38、38A…プラグ取付装置、39…共用装置、41A…再循環出口ノズル、41B…再循環入口ノズル、41C…主蒸気用ノズル、41D…非常用復水器ノズル、41E…計測ノズル、41F…給水ノズル、41G…CSノズル、42…共用装置の昇降機構、43…ケーブル・ホース送り機構、45…プラグ、46…プラグボックス、47…プラグ取出機構、48…回転機構、49…旋回機構、50…プラグ把持機構、51…プラグ押付機構、52…プラグ取付装置の昇降装置、54…容器、55…給水スパージャ、56…CS配管、57…ジェットポンプ、58…デブリ取出し装置。

Claims (6)

  1. 原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法であって、
    少なくともプラグ取付装置又はデブリ取出し装置が設置できる共用装置を原子炉圧力容器内に挿入して前記共用装置と前記原子炉圧力容器の内壁間を外周シールでシールし、前記共用装置の上方に水を張ることを特徴とする原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法。
  2. 請求項1に記載の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法において、
    前記原子炉圧力容器内の構造物搬出に伴ない前記原子炉圧力容器内のノズルの高さ位置が水張り位置に相当する場合に、プラグ取付け装置を用いて前記原子炉圧力容器のノズル部をあらかじめプラグで塞ぎ、しかる後に、前記共用装置の上方に水を張ることを特徴とする原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法。
  3. 請求項2に記載の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法において、
    前記原子炉圧力容器内水張り工法は、炉心の上部に設けられている構造物を搬出するステップと、前記プラグ取付装置又は前記デブリ取出し装置が設置できる前記共用装置を前記原子炉圧力容器内のプラグ取付箇所まで搬入して両者間をシールするステップと、前記共用装置内へ前記プラグ取付装置を搬入するステップと、前記共用装置内に搬入された前記プラグ取付装置を前記共用装置の副旋回テーブルへ着座するステップと、前記副旋回テーブルへ着座した前記プラグ取付装置を主旋回テーブルを旋回して前記プラグ取付装置の位置決めを行い前記プラグ取付装置のプラグ把持機構でプラグを受取るステップと、前記プラグ把持機構で受取った前記プラグを前記プラグ取付装置の旋回機構により前記ノズル部と同等の位置に姿勢変更するステップと、姿勢変更された前記プラグを前記プラグ取付装置の回転機構を用いて前記ノズル部の方向に向きを変えるステップと、前記ノズル部の方向に向きを変えた前記プラグを前記プラグ取付装置のプラグ押付機構を用いて前記ノズル部に押付け該ノズル部を塞ぐステップと、前記ノズル部を前記プラグで塞いだ後、前記共用装置の上方に水を張るステップとからなることを特徴とする原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法。
  4. 請求項3に記載の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法において、
    前記プラグで前記ノズル部を塞いだ後に前記プラグ把持機構による前記プラグの把持を解除すると共に、前記プラグ取付装置の前記プラグ把持機構、前記旋回機構、前記回転機構及び前記プラグ押付機構を前記プラグ取付装置内に戻した後に、前記プラグ取付装置の昇降機構を用いて前記プラグ取付装置を上昇させて前記共用装置から前記プラグ取付装置を搬出して前記デブリ取出し装置と交換し、その後、前記共用装置の上方に水を張ることを特徴とする原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法。
  5. 請求項2に記載の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法において、
    前記原子炉圧力容器内水張り工法は、炉心の上部に設けられている構造物を搬出するステップと、前記プラグ取付装置又は前記デブリ取出し装置が設置できる前記共用装置を前記原子炉圧力容器内のプラグ取付箇所まで搬入して両者間をシールするステップと、前記プラグ取付装置のプラグ把持機構で1つの前記プラグを把持している前記プラグ取付装置を前記共用装置内へ搬入するステップと、前記共用装置内に搬入された前記プラグ取付装置を前記共用装置の副旋回テーブルへ着座するステップと、前記副旋回テーブルへ着座した前記プラグ取付装置を主旋回テーブルを旋回して前記プラグ取付装置の位置決めを行うステップと、位置決めされた前記プラグ把持機構で把持されている1つの前記プラグを、前記プラグ取付装置のプラグ押付機構を用いて前記ノズル部に押付け塞ぐステップと、前記プラグ取付装置を次のプラグ取付装置と交換し、交換した前記プラグ取付装置のプラグ押付機構を用いて前記ノズル部に押付け塞ぐステップを前記ノズル部の数だけ繰り返し行うステップと、全ての前記ノズル部を前記プラグで塞いだ後、前記共用装置の上方に水を張るステップとからなることを特徴とする原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法。
  6. 請求項5に記載の原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法において、
    1つの前記プラグで前記ノズル部を塞いだ後に前記プラグ把持機構による前記プラグの把持を解除し、前記プラグ取付装置の前記プラグ把持機構及び前記プラグ押付機構を前記プラグ取付装置内に戻した後、前記共用装置の昇降機構を用いて前記プラグ取付装置を上昇させて前記共用装置から前記プラグ取付装置を搬出し、これを前記ノズル部の数だけ繰り返した後に、前記デブリ取出し装置と交換し、その後、前記共用装置の上方に水を張ることを特徴とする原子力プラントにおける原子炉圧力容器内水張り工法。
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