JP6365136B2 - 走行車システム - Google Patents

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Description

本発明は、軌道に沿って荷物を搬送し、棚などに荷物を移載する走行車システムに関する。
従来、天井に吊り下げた軌条(軌道の一例)に沿って走行車を走行させ、荷物を天井近傍で搬送する走行車システムが知られている。走行車は、吊部材で昇降可能に吊り下げた昇降台を備えている。走行車は、当該走行車の走行経路に沿って配置された棚の載置部材まで、昇降台を降下させることで荷物を移載するものとなっている。
軌道は、棚の配置に応じて設置されている。軌道によって形成される走行経路には、一般的に、分岐部および合流部が含まれる(例えば、特許文献1参照)。分岐部および合流部には、一つの軌道を複数の軌道のうちの一つに接続する切り替え軌道が設けられる。走行車は、荷積みおよび荷下ろしの指示に応じて走行経路を選択し、荷積みおよび荷下ろしを行う。
国際公開第2009/142051号
しかしながら、複数の走行車を走行させる場合、切り替え軌道への進入許可を得るために、切り替え軌道の手前で待機する必要が生じる場合があるという問題がある。荷積み荷下ろしの効率あるいは作業時間の短縮等の観点から、走行車をより円滑に走行させることが求められている。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、走行車をより円滑に走行させることができる走行車システムの提供を目的としている。
上記目的を達成するために、本発明にかかる走行車システムは、第一軌道および複数の第二軌道を含む軌道と、前記軌道に沿って走行する第一走行車、および、前記軌道に沿って前記第一走行車の後方を走行する第二走行車を含む複数の走行車と、前記第一走行車に設けられた第一走行車コントローラと、前記第二走行車に設けられた第二走行車コントローラと、前記第一軌道と前記複数の第二軌道との間に設けられ、前記第一軌道を前記複数の第二軌道の1つに接続する切り替え軌道と、前記切り替え軌道を制御する軌道コントローラと、前記複数の走行車に前記切り替え軌道への進入許可を発行する上位コントローラと、を備えた走行車システムであって、前記上位コントローラは、前記第二走行車コントローラから、前記複数の第二軌道のうち、前記第二走行車コントローラが選択した一つの第二軌道を示す第一行先情報を取得する第一取得部と、前記第一行先情報を用いて、前記第一走行車コントローラに選択された第二軌道と前記第二走行車コントローラに選択された第二軌道とが同じであるか否かを判定する第一判定部と、前記進入許可を発行する進入許可発行部とを有し、前記進入許可発行部は、前記第一判定部において前記第一走行車コントローラに選択された第二軌道と前記第二走行車コントローラに選択された第二軌道とが異なると判定された場合は、前記第一走行車が前記切り替え軌道を通過したことを確認した後に、前記第二走行車コントローラに前記切り替え軌道への進入許可を発行し、前記第一判定部において前記第一走行車コントローラに選択された第二軌道と前記第二走行車コントローラに選択された第二軌道とが同じであると判定された場合は、前記第一走行車コントローラから前記通過報告を受信するか否かに拘わらず、前記第二走行車コントローラに前記切り替え軌道への進入許可を発行する。
上記構成の走行車システムでは、上位コントローラは、2つの走行車に選択された第二軌道が同じ場合、第二走行車に対し、第一走行車の通過報告を待たずに切り替え軌道への進入許可を発行する。第二走行車により選択された第二軌道が、前方を走行する第一走行車により選択された第二軌道と同じである場合、切り替え軌道を切り替える必要はない。つまり、2つの走行車に選択された第二軌道が同じ場合、第二走行車に対する切り替え軌道への進入許可は、第一走行車による切り替え軌道の通過報告を待つ必要はない。
これにより、第二走行車は、切り替え軌道の前で上位コントローラからの進入許可を得るために待機する必要がなくなる。上記構成の走行車システムでは、第二走行車の円滑な運用が可能になる。なお、軌道にさらに多くの走行車が配置されている場合には、上記構成を採用することによる効果は大きくなると考えられる。
また、前記第二走行車コントローラは、前記切り替え軌道を介して前記第一軌道に接続されている側の第二軌道を示す第二行先情報を取得する第二取得部と、前記第二行先情報により示される前記第二軌道と前記第二走行車コントローラにより選択された第二軌道とが同じであり、かつ、前記上位コントローラから前記進入許可が発行された場合に、前記走行車を前記切り替え軌道に進入させる第二判定部とを有していても構わない。
上記構成の走行車システムでは、第二走行車は、第二行先情報により切り替え軌道が選択した第二軌道に接続されていることが示され、かつ、進入許可を受け付けたときに切り替え軌道に進入するので、安全にかつ円滑に第二走行車を走行させることができる。
また、前記上位コントローラは、さらに、前記第二走行車コントローラから前記切り替え軌道を通過したことを示す通過報告を受信したときに、前記第二走行車コントローラが選択した前記第二軌道における複数の走行車の並び順を示すリストを生成するリスト生成部と、前記第二走行車コントローラに前記リストを送信する第一通信部とを有していても構わない。
これにより、第二走行車は、前方を走行する第一走行車を容易に特定することが可能になる。
また、前記第二走行車は、さらに、前記軌道上の位置を検出する位置検出部と、前記第一走行車との間で通信を行う第二通信部とを有し、前記第二走行車コントローラは、さらに、前記第一走行車コントローラから前記第一走行車の位置情報を取得する第三取得部と、前記位置情報を用いて前記第一走行車と前記第二走行車との間の車間距離を算出する車間距離算出部と、前記車間距離が予め定められた距離よりも短い場合に前記第二走行車を停止あるいは減速させる車間距離制御部とを有していても構わない。
上記構成の走行車システムでは、第一走行車に第二走行車が衝突するのを効果的に防止することができる。
また、前記第二通信部は、走行中に前記上位コントローラとの間で無線通信可能に構成されていても構わない。
上記構成の走行車システムでは、第二走行車が走行中に上位コントローラと無線通信を行うことができるので、上位コントローラに対する情報の送信および上位コントローラからの情報の受信をリアルタイムで行うことが可能になる。なお、特定のポイント(またはエリア)でのみ通信を行うように構成した場合、各種データの送受信までに待機時間が発生する場合がある。上記構成の走行車システムでは、リアルタイムで各種データの送受信を行うことができるので、当該データに基づく処理をリアルタイムで開始することが可能になる。
また、前記上位コントローラは、さらに、前記第一判定部において前記第一走行車コントローラにより選択された第二軌道と前記第二走行車コントローラにより選択された第二軌道とが異なると判定された場合は、前記第一走行車コントローラから前記通過報告を受信した後に、前記軌道コントローラに対し、前記第一軌道に接続する前記第二軌道を示す接続情報を送信し、前記第一判定部において前記第一走行車コントローラにより選択された第二軌道と前記第二走行車コントローラにより選択された第二軌道とが同じであると判定された場合は、前記第一走行車コントローラから前記通過報告を受信するか否かに拘わらず、前記軌道コントローラに対し、前記接続情報を送信する軌道制御部を有していても構わない。
これにより、上記構成の走行車システムでは、第二走行車に対し切り替え軌道の進入許可を発行するまでの時間を短縮できる。第一走行車により選択された第二軌道と第二走行車により選択された第二軌道とが同じである場合、実質的に、切り替え軌道の制御は行われない。このため、第一走行車が切り替え軌道を通過する前に、第二走行車により選択された第二軌道を示す接続情報を軌道コントローラに送信しても、第一走行車は安全に走行することができる。
本発明によれば、走行車をより円滑に走行させることができる。
図1は、走行車システムの一部を示す斜視図である。 図2は、走行車システムの構成の一例を示す図である。 図3は、走行車システムの構成の一例を示すブロック図である。 図4は、上位コントローラ、軌道コントローラ、第一走行車および第二走行車の動作を示すシーケンス図である。 図5は、上位コントローラ、軌道コントローラ、第一走行車および第二走行車の動作を示すシーケンス図である。 図6は、走行車システムの構成の一例を示すブロック図である。
次に、本発明に係る走行車システムの実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明に係る走行車システムの一例を示したものに過ぎない。従って本発明は、以下の実施の形態を参考に請求の範囲の文言によって範囲が画定されるものであり、以下の実施の形態のみに限定されるものではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態)
実施の形態の走行車システムについて、図1〜図6を用いて説明する。
[1.走行車システムの構成]
図1は、走行車システムの一部を示す斜視図である。図2は、走行車システムの構成の一例を示す図である。図3は、走行車システムの構成の一例を示すブロック図である。
走行車システム100は、荷物を自動的に保管し搬出するシステムである。走行車システム100は、レール30に沿って走行する第一走行車10および第二走行車20により、荷物を搬送し、棚110A〜110Cと走行車との間で荷物を移載することにより、荷物の保管および搬送を行う。
図1および図2に示すように、走行車システム100は、棚110A〜110Cと、レール30と、切り替え軌道33Aおよび33Bと、軌道コントローラ40Aおよび40Bと、上位コントローラ50と、センサ61および62と、第一走行車10および第二走行車20とを備えている。なお、本実施の形態では、説明のため、走行車が第一走行車10および第二走行車20の2台である場合について説明するが、走行車の数は2台に限られるものではない。
棚110Aは、図示しないが、荷物の搬入および搬出時に用いられる棚である。棚110Bおよび110Cは、図1に示すように、第一走行車10および第二走行車20が走行する走行方向(本実施の形態の場合、図中Y軸方向)に沿って荷物を保管することができる設備である。棚110A〜110Cは、さらに、上下方向にも荷物を保管することができる。棚110A〜110Cは、荷物を載置して保管するための載置部材が走行方向に沿った方向および鉛直方向(図中Z軸方向)に並んで設けられている。なお、棚110A〜110Cの構成および配置はこれに限られるものではない。
[1−1.軌道の構成]
レール30は、軌道の一例であり、天井に設けられている。レール30は、本実施の形態では、レール31とレール32Aとレール32Bとを含む。レール31は、第一軌道の一例である。レール32Aおよび32Bは、複数の第二軌道の一例である。レール31は、一端が切り替え軌道33Aを介してレール32Aの一端またはレール32Bの一端に接続され、他端が切り替え軌道33Bを介してレール32Aの他端またはレール32Bの他端に接続されている。レール31およびレール32Aにより楕円形状の第一走行経路が形成され、レール31およびレール32Bにより第一走行経路よりも大きい楕円形状の第二走行経路が形成されている。言い換えると、レール32Aは、レール31およびレール32Bにより形成される楕円形状の走行経路をショートカットするように配置されている。図2では、第一走行車10および第二走行車20は、図面上、第一走行経路または第二走行経路を時計回りの方向に走行する。
また、レール30には、複数箇所に、レール30上の位置を示す情報が記憶されたバーコードが貼り付けられている。
[1−2.切り替え軌道の構成]
切り替え軌道33Aは、レール31とレール32Aおよび32Bとの間(以下、適宜「分岐部」と略称する)に設けられ、レール31をレール32Aまたはレール32Bに連結する。切り替え軌道33Aは、軌道コントローラ40Aからの制御に応じて、図面上下方向にスライド可能に構成されている。
切り替え軌道33Aには、図面上方向にスライドしたときに、レール31とレール32Aとを繋ぐレールと、図面下方向にスライドしたときに、レール31とレール32Bとを繋ぐレールとが形成されている。切り替え軌道33Aをスライドさせることで、レール31をレール32Aまたはレール32Bのいずれかに連結することができる。図2では、切り替え軌道33Aが上方向にスライドした状態を示しており、レール31とレール32Aとが連結されている。
切り替え軌道33Bは、レール32Aおよび32Bとレール31との間(以下、適宜「合流部」と略称する)に設けられ、レール32Aまたはレール32Bをレール31に連結する。切り替え軌道33Bは、軌道コントローラ40Bからの制御に応じて、図面上下方向にスライド可能に構成されている。
切り替え軌道33Bには、図面上方向にスライドしたときに、レール32Bとレール31とを繋ぐレールと、図面下方向にスライドしたときに、レール32Aとレール31とを繋ぐレールとが形成されている。切り替え軌道33Bをスライドさせることで、レール32Aまたはレール32Bのいずれかをレール31に接続することができる。図2では、切り替え軌道33Bが下方向にスライドした状態を示しており、レール32Aとレール31とが接続されている。
[1−3.軌道コントローラの構成]
軌道コントローラ40Aは、切り替え軌道33Aの制御を行う。具体的には、軌道コントローラ40Aは、上位コントローラ50から、レール31に接続するレールを示す接続情報を受け付ける。軌道コントローラ40Aは、現在レール31に接続されているレールと、接続情報により示されるレールとが一致するか否かを判定する。現在接続されているレールと接続情報により示されるレールとが一致する場合は、軌道コントローラ40Aは、切り替え完了報告を上位コントローラ50に対して出力する。現在接続されているレールと接続情報により示されるレールとが一致しない場合は、切り替え軌道33Aに対し、レール31に接続するレールを接続情報により示されるレールに切り替える切り替え要求を送信する。切り替え軌道33Aにおいてレール31に接続するレールの切り替えが完了すると、軌道コントローラ40Aは、切り替え完了報告を上位コントローラ50に対して出力する。
切り替え軌道33Aは、レールの分岐部に設けられているため、接続情報には、切り替え軌道情報取得部134Aに接続されるレールのうち、分岐先のレール32Aおよび32Bのいずれか一方のレールを示す情報が記憶されている。なお、接続情報はこれに限られるものではない。接続情報は、レールそのものを示す情報ではなく、例えば、切り替え軌道が右側に接続されているか左側に接続されているかを示す情報等、切り替え軌道33Aによりレール31に接続されているレールがどのレールであるかを確認できる他の情報であっても構わない。
例えば、接続情報により示されるレールがレール32Aである場合、軌道コントローラ40Aは、切り替え軌道33Aにより分岐元であるレール31に接続されているレールが、レール32Aであるか否かを判定する。切り替え軌道33Aによりレール31に接続されているレールがレール32Aである場合は、軌道コントローラ40Aは、切り替え完了報告を上位コントローラ50に送信する。切り替え軌道33Aによりレール31に接続されているレールがレール32Bである場合は、軌道コントローラ40Aは、切り替え軌道33Aをスライドさせて、レール31とレール32Aとを連結させる。
軌道コントローラ40Bは、切り替え軌道33Bの制御を行う。具体的には、軌道コントローラ40Bは、上位コントローラ50から、レール31に接続するレールを示す接続情報を受け付ける。軌道コントローラ40Bは、現在レール31に接続されているレールと、接続情報により示されるレールとが一致するか否かを判定する。現在接続されているレールと接続情報により示されるレールとが一致する場合は、軌道コントローラ40Bは、切り替え完了報告を上位コントローラ50に対して出力する。現在接続されているレールと接続情報により示されるレールとが一致しない場合は、切り替え軌道33Bに対し、レール31に接続するレールを接続情報により示されるレールに切り替える切り替え要求を送信する。切り替え軌道33Bにおいてレール31に接続するレールの切り替えが完了すると、軌道コントローラ40Bは、切り替え完了報告を上位コントローラ50に対して出力する。
切り替え軌道33Bは、合流部に設けられているため、接続情報には、切り替え軌道33Bに接続される軌道のうち、合流元のレール32Aおよび32Bのいずれか一方のレールを示す情報が記憶されている。
例えば、接続情報により示されるレールがレール32Aである場合、軌道コントローラ40Bは、切り替え軌道33Bにより合流先であるレール31に接続されている軌道が、レール32Aであるか否かを判定する。切り替え軌道33Bによりレール31に接続されている軌道がレール32Aである場合は、軌道コントローラ40Bは、切り替え完了報告を上位コントローラ50に送信する。切り替え軌道33Bによりレール31に接続されている軌道がレール32Bである場合は、軌道コントローラ40Bは、切り替え軌道33Bをスライドさせて、レール31とレール32Aとを連結させる。
[1−4.上位コントローラの構成]
上位コントローラ50は、本実施の形態では、走行車システムを管理するコントローラである。
上位コントローラ50は、図3に示すように、第一取得部51と、第一判定部52と、進入許可発行部53と、軌道制御部54と、リスト生成部55と、第一通信部56とを備える。
第一取得部51は、第二走行車20の走行車コントローラ25から、レール32Aおよび32Bのうち、第二走行車20が選択した一つのレールを示す第一行先情報を取得する。本実施の形態では、第一取得部51は、第一走行車10を含む全ての走行車の各々から、第一行先情報を取得する。第一取得部51は、第一通信部56を介して、第一行先情報を取得する。
第一判定部52は、第一走行車10の走行車コントローラおよび第二走行車20の走行車コントローラ25から取得した第一行先情報を用いて、第一走行車10に選択された第二軌道と第二走行車20に選択された第二軌道とが同じであるか否かを判定する。
進入許可発行部53は、走行車の各々に対し、切り替え軌道への進入許可を発行する。進入許可発行部53は、第一判定部52において第一走行車10に選択された第二軌道と第二走行車20に選択された第二軌道とが異なると判定された場合は、第一走行車10の走行車コントローラから切り替え軌道33Aを通過したことを示す通過報告を受信した後に、第二走行車20に切り替え軌道への進入許可を発行する。また、進入許可発行部53は、第一判定部52において第一走行車10に選択された第二軌道と第二走行車20に選択された第二軌道とが同じであると判定された場合は、第一走行車10の走行車コントローラから通過報告を受信するか否かに拘わらず、第二走行車20に切り替え軌道33Aへの進入許可を発行する。本実施の形態では、進入許可発行部53は、第一通信部56を介して、無線により第一走行車10および第二走行車20に対して切り替え軌道33Aへの進入許可を発行する。
軌道制御部54は、軌道コントローラ40Aおよび40Bに対し、レール31に接続するレール(レール32Aまたは32B)を示す接続情報を送信する。具体的には、軌道制御部54は、第一判定部52において第一走行車10に選択された第二軌道と第二走行車20に選択された第二軌道とが異なると判定された場合は、第一走行車10の走行車コントローラから通過報告を受信した後に、軌道コントローラ40Aに対し、第一軌道の接続先の第二軌道を示す接続情報を送信する。軌道制御部54は、第一判定部52において第一走行車10に選択された第二軌道と第二走行車20に選択された第二軌道とが同じであると判定された場合は、第一走行車10の走行車コントローラから通過報告を受信するか否かに拘わらず、軌道コントローラ40Aに対し、接続情報を送信する。
リスト生成部55は、第二走行車20の走行車コントローラ25から切り替え軌道33Aを通過したことを示す通過報告を受信したときに、第二走行車20が選択した第二軌道における複数の走行車の並び順を示すリストを生成する。
第一通信部56は、軌道コントローラ40Aおよび40B、第一走行車10および第二走行車20と無線通信を行う。第一通信部56は、第一走行車10および第二走行車20に対する切り替え軌道33Aへの進入許可を送信する。また、第一通信部56は、第二走行車20に対しリスト生成部55により生成されたリストを送信する。
[1−5.センサの構成]
センサ61および62は、切り替え軌道33Aの状態を検出し、切り替え軌道33Aを介してレール31に接続されている第二軌道を示す第二行先情報を含む報知信号A1を出力する。レール31は、第一軌道の一例である。なお、第二行先情報としては、例えば、レールそのものを示す情報だけでなく、切り替え軌道33Aが右側に接続されているか左側に接続されているかを示す情報等、切り替え軌道33Aによりレール31に接続されているレールがどのレールであるかを確認できる情報が考えられる。センサ61および62は、報知信号A1をシステム稼働時において常時出力している。なお、報知信号A1の到達範囲は限られている。第一走行車10および第二走行車20が、当該報知信号A1の到達範囲に入ると、当該報知信号A1を受信でき、切り替え軌道33Aの状態を検出できる。
なお、本実施の形態では、切り替え軌道33Aにセンサ61および62が設けられている場合について説明するが、切り替え軌道33Bについてもセンサを設け、報知信号A2を出力させるように構成しても構わない。
[1−6.走行車の構成]
第一走行車10および第二走行車20は、軌道に沿って走行する走行車であり、レール30にぶら下がった状態で走行する。第一走行車10および第二走行車20には、それぞれ、固有の走行車番号が割り当てられている。なお、第一走行車10および第二走行車20の構成は同じであり、以下では、第二走行車20の構成について説明する。
第二走行車20には、図1に示すように、吊部材21と、昇降台22とが取り付けられている。吊部材21は、第二走行車20と昇降台22とを結び、第二走行車20に昇降台22を吊り下げるための部材である。吊部材21は巻き取ることができる程度の可撓性を備えた部材であり、例えば金属製のワイヤーやチェーンなどである。本実施の形態の場合、4本の吊部材21を用いて昇降台22を吊り下げている。昇降台22は、吊部材21によって走行車に吊り下げられた状態で荷物を保持する台である。本実施の形態では、昇降台22には、棚110A〜110Cと昇降台22との間で荷物を移載することができる移載装置が設けられている。
本実施の形態では、第二走行車20は、レール30に沿って配線される給電線を介して給電される電力によりモータを駆動して走行する。なお、第二走行車20は、搭載されたバッテリーから給電を受けるように構成されていても構わない。第二走行車20は、さらに、吊部材21を巻き取ることができるモータを備えており、吊部材21を巻き取ったり巻き出したりすることにより、吊部材21によって吊り下げられている昇降台22を昇降することができる。
第二走行車20は、図3に示すように、位置検出部23と、第二通信部24と、走行車コントローラ25とを備えている。
位置検出部23は、第二走行車20の軌道上の位置を検出する。位置検出部23は、レール30に取り付けられたバーコードを読み取る光学機器で構成されており、読み取り結果を走行車コントローラ25に出力する。バーコードには、位置を示す情報が含まれており、走行車コントローラ25は、バーコードにより示される情報を解析することにより、位置情報を取得することができる。
第二通信部24は、無線により、上位コントローラ50の第一通信部56および第一走行車10の第二無線通信部と通信可能に構成されている。本実施の形態では、第二通信部24は、走行中に通信を行うことが可能である。
走行車コントローラ25は、第二走行車20の移動および荷物の移送を制御する第二走行車コントローラである。走行車コントローラ25は、ルート探索部25aと、第二取得部25bと、第二判定部25cと、第三取得部25dと、車間距離算出部25eと、車間距離制御部25fとを備えている。
ルート探索部25aは、上位コントローラ50から荷積み荷下ろし指示を受け付け、第二走行車20を走行させる走行経路を設定する。
第二取得部25bは、レール31に接続されているレールを示す第二行先情報を取得する。
第二判定部25cは、第二行先情報により示される第二軌道と当該走行車コントローラが搭載された走行車により選択された第二軌道とが同じであり、かつ、上位コントローラ50から進入許可が発行された場合に、第二走行車20を切り替え軌道33Aに進入させる。
第三取得部25dは、第一走行車10の走行車コントローラから第一走行車10の位置情報を取得する。
車間距離算出部25eは、位置情報を用いて第一走行車10と第二走行車20との間の車間距離を算出する。
車間距離制御部25fは、車間距離が予め定められた距離よりも短い場合に第二走行車20を停止あるいは減速させる。
[2.走行車システムの制御方法]
図4〜図6を用いて走行車システムの動作について説明する。なお、以下では、第一走行車10の走行車コントローラが選択したルート(走行経路)と第二走行車20が選択したルートとが同じである場合と、異なる場合とに分けて説明する。
[2−1.第一走行車と第二走行車の走行経路が同じ場合]
図4は、上位コントローラ50、軌道コントローラ40A、第一走行車10および第二走行車20の動作を示すシーケンス図である。図4では、第一走行車10の走行車コントローラ(第一走行車コントローラに相当)により選択されたレールと第二走行車20の走行車コントローラ25により選択されたレールとが同じである場合を示している。
上位コントローラ50は、荷積み荷下ろし指示を第一走行車10および第二走行車20に対して送信する(S11)。荷積み荷下ろし指示には、荷積みする位置の情報と、荷下ろしする位置の情報とが含まれる。ここでは、第一走行車10および第二走行車20の両方に対し、図2に示す棚110Aを荷積みする位置とし、棚110Bを荷下ろしする位置として指示する場合を例に説明する。また、本実施の形態では、第一走行車10および第二走行車20が、切り替え軌道33Bと棚110Aとの間に位置するときに、上位コントローラ50が荷積み荷下ろし指示を送信した場合を例に説明する。
第二走行車20は、図4に示すように、ルート探索部25aにより、荷積み荷下ろし指示に応じて走行するルートの探索を行う(S12)。図2では、レール31およびレール32Aを通るルートと、レール31およびレール32Bを通るルートの2つから、1つのルートを選択する。例えば、棚110Aにおいて荷物を受け取り棚110Bに保管する場合、レール32Bを通る必要がないことから、距離の短いレール32Aを通るルートを選択する。第一走行車10についても同様に、レール32Aを通るルートを選択する場合について説明する。
ここで、上述したように、本実施の形態では、第一走行車10および第二走行車20は、切り替え軌道33Bと棚110Aとの間に位置するときに、上位コントローラ50から荷積み荷下ろし指示を受信する。この場合、第一走行車10および第二走行車20は、先ず、レール31を走行して棚110Aにおいて荷積みを行い、棚110Bにおいて荷下ろしを行う。その後、第一走行車10および第二走行車20は、切り替え軌道33Aを走行し、レール32Aを走行し、切り替え軌道33Bを走行してレール31に戻ることになる。
ルート探索部25aは、ルートを選択すると、第二走行車20の走行処理を開始する。走行処理には、車間距離の制御と、切り替え軌道の制御とが含まれる。
車間距離の制御は、走行中は常時実行される。第一走行車10および第二走行車20は、走行中、位置検出部23により、レール30に貼り付けられたバーコードを読み込んで位置の検出を行う。位置の検出のタイミングは、各々の走行車がバーコードを通過したタイミングとなる。第二走行車20は、第三取得部25dにより、第二通信部24を介して第一走行車10の走行車コントローラから位置情報を受信する。第二走行車20は、車間距離算出部25eにより、第一走行車10の走行車コントローラから受信した位置情報により示される位置と、第二走行車20自身の位置との間の車間距離を求める。車間距離制御部25fは、例えば、車間距離が予め定められた第一距離以上の場合は、走行条件を変えずに第二走行車20を走行させる。車間距離制御部25fは、車間距離が第一距離以下、予め定められた第二距離以上の場合は、速度を落として第二走行車20を走行させる。車間距離制御部25fは、車間距離が第二距離以下の場合は、第二走行車20を停止させる。なお、車間距離制御部25fの動作はこれに限られるものではない。
切り替え軌道の制御は、切り替え軌道に近づいたときに行われる。第二走行車20は、走行車コントローラ25により、レール31の走行中、位置検出部23による位置の検出結果から切り替え軌道33Aまでの距離を求め、切り替え軌道33Aから一定の範囲内まで近づくと、上位コントローラ50に対し切り替え軌道33Aを制御してレール31を選択したレールに接続させるための分岐要求を送信する(S13)。当該分岐要求には、切り替え軌道33Aの接続先を示す接続情報が含まれる。ここでは、接続先として、レール32Aが設定されている。さらに、当該分岐要求には、前方を走行する第一走行車10の走行車番号が含まれる。
上位コントローラ50は、第一取得部51により分岐要求を取得し、当該分岐要求から第一行先情報と、前方を走行する第一走行車10の走行車番号を取得する。上位コントローラ50は、第一判定部52により、第一走行車10の走行車コントローラにより選択されたレールと第二走行車20の走行車コントローラ25により選択されたレールとが同じであるか否かを判定する(S14)。ここでは、上述したように、第一走行車10により選択されたレールはレール32Aであり、第二走行車20の走行車コントローラ25により選択されたレールはレール32Aである。したがって、上位コントローラ50は、第一走行車10の走行車コントローラにより選択されたレールと第二走行車20の走行車コントローラ25により選択されたレールとが同じであると判定する。
上位コントローラ50は、第一判定部52により第一走行車10の走行車コントローラにより選択されたレールと第二走行車20の走行車コントローラ25により選択されたレールとが同じであると判定された場合、第一行先情報に基づいて軌道切り替え指示を生成し、当該軌道切り替え指示を軌道コントローラ40Aに対して出力する(S15)。軌道切り替え指示には、例えば、第一行先情報が含まれる。ここでの第一行先情報には、レール32Aを示す情報が含まれる。
軌道コントローラ40Aは、軌道切り替え指示に応じて切り替え軌道33Aの制御を行う(S16)。ここで、図4の場合、軌道切り替え指示に含まれる第一行先情報により示されるレールはレール32Aであり、現在接続されているレールもレール32Aであり、両者は同じである。軌道コントローラ40Aは、第一行先情報により示されるレールと現在接続されているレールとが同じであるため、直ぐに切り替え完了報告を上位コントローラ50および第二走行車20に対して出力する(S17、S18)。
上位コントローラ50は、軌道コントローラ40Aから切り替え完了報告を受信すると、第一走行車10の走行車コントローラから切り替え軌道33Aの通過報告を受信するか否かに拘わらず、第二走行車20に対して切り替え軌道33Aへの進入許可を発行する(S19)。
上位コントローラ50は、第一走行車10の走行車コントローラから切り替え軌道33Aの通過報告を受信する(S20)。なお、図4では、説明のため、第一走行車10の走行車コントローラから切り替え軌道33Aの通過報告を受け取るタイミングを、ステップ19の後のタイミングとしているが、実際には任意のタイミングである。当該通過報告は、第二走行車20に対する切り替え軌道33Aへの進入許可の判定に影響を与えない。また、上位コントローラ50は、ここでは、軌道コントローラ40Aからの切り替え完了報告後に進入許可を発行しているが、軌道を切り替える必要が無いことから、軌道コントローラ40Aからの切り替え完了報告を待たずに、進入許可を発行しても構わない。
第二走行車20は、走行車コントローラ25により、切り替え軌道33Aへの進入判定を行う(S21)。より具体的には、走行車コントローラ25は、切り替え軌道33Aの状態、および、上位コントローラ50から進入許可が発行されているか否かをチェックする。切り替え軌道33Aの状態は、センサ61から出力される報知信号A1を用いて行う。第二走行車20は、第二取得部25bにより、第二通信部24を介して報知信号A1を受信し、当該報知信号A1からレール31に接続されているレールを示す第二行先情報を取得する。第二走行車20は、第二判定部25cにより、第二行先情報により示されるレールと選択されたレールとが同じであり、かつ、上位コントローラ50から進入許可が発行された場合に、切り替え軌道33Aに進入可能であると判定する。なお、第二走行車20は、さらに、ステップS18において軌道コントローラ40Aから出力される切り替え軌道33Aの切り替え完了報告を待って、切り替え軌道33Aに進入可能であると判定するように構成されていても構わない。
第二走行車20は、第二判定部25cにより切り替え軌道33Aに進入可能であると判定された後に、切り替え軌道33Aを走行する(S22)。
第二走行車20は、切り替え軌道33Aの通過後、走行車コントローラ25により、上位コントローラ50に対して通過報告を送信する(S23)。
第二走行車20は、切り替え軌道33Aの走行後、レール32Aを走行する。第二走行車20は、走行車コントローラ25により、切り替え軌道33Bに進入する前に、切り替え軌道33Aの場合と同様に、分岐要求を行い(S13に対応)、切り替え軌道33Bへの進入判定を行う(S21に対応)。第二走行車20は、走行車コントローラ25により切り替え軌道33Bへの進入が可能であると判定された後に、切り替え軌道33Bを走行してレール31に戻る。
[2−2.第一走行車と第二走行車の走行経路が異なる場合]
図5は、上位コントローラ50、軌道コントローラ40A、第一走行車10および第二走行車20の動作を示すシーケンス図である。図5では、第一走行車10の走行車コントローラにより選択されたレールと第二走行車20の走行車コントローラ25により選択されたレールとが異なる場合を示している。
上位コントローラ50は、荷積み荷下ろし指示を第一走行車10および第二走行車20に対して送信する(S31)。荷積み荷下ろし指示には、荷積みする位置の情報と、荷下ろしする位置の情報とが含まれる。ここでは、第一走行車10に対し、図2に示す棚110Aを荷積みする位置とし、棚110Bを荷下ろしする位置として指示する。第二走行車20に対しては、図2に示す棚110Aを荷積みする位置とし、棚110Cを荷下ろしする位置として指示する場合を例に説明する。また、本実施の形態では、第一走行車10および第二走行車20が、切り替え軌道33Bと棚110Aとの間に位置するときに、上位コントローラ50が荷積み荷下ろし指示を送信した場合を例に説明する。
第二走行車20は、図5に示すように、ルート探索部25aにより、荷積み荷下ろし指示に応じて走行するルートの探索を行う(S32)。図2では、レール31およびレール32Aを通るルートと、レール31およびレール32Bを通るルートの2つから、1つのルートを選択する。例えば、棚110Aにおいて荷物を受け取り棚110Cに保管する場合、レール32Bを通るルートを選択する。第一走行車10については、図4の場合と同様に、レール32Aを通るルートを選択する場合について説明する。
ここで、上述したように、本実施の形態では、第二走行車20は、切り替え軌道33Bと棚110Aとの間に位置するときに、上位コントローラ50から荷積み荷下ろし指示を受信する。この場合、第二走行車20は、先ず、レール31を走行して棚110Aにおいて荷積みを行い、切り替え軌道33Aを通過後、レール32Bの近傍に配置された棚110Cにおいて荷下ろしを行う。その後、第二走行車20は、切り替え軌道33Bを走行し、レール31に戻ることになる。第一走行車10については、図4に示す場合と同じであり、レール31を走行し、棚110Aにおいて荷積みし、棚110Bにおいて荷下ろしし、切り替え軌道33Aを走行し、レール32Aを走行し、切り替え軌道33Bを走行して、レール31に戻る。
ルート探索部25aは、ルートを選択すると、第二走行車20の走行処理を開始する。走行処理には、車間距離の制御と、切り替え軌道の制御とが含まれる。車間距離の制御は、図4に示す場合と同じである。
切り替え軌道の制御は、図4に示す場合と同様に、切り替え軌道に近づいたときに行われる。第二走行車20は、走行車コントローラ25により、レール31の走行中、位置検出部23による位置の検出結果から切り替え軌道33Aまでの距離を求め、切り替え軌道33Aから一定の範囲内まで近づくと、上位コントローラ50に対し切り替え軌道33Aを制御してレール31を選択したレールに接続させるための分岐要求を送信する(S33)。当該分岐要求には、切り替え軌道33Aの接続先を示す接続情報が含まれる。ここでは、接続先として、レール32Bが設定されている。さらに、当該分岐要求には、前方を走行する第一走行車10の走行車番号が含まれる。
上位コントローラ50は、第一取得部51により分岐要求を取得し、当該分岐要求から第一行先情報と、前方を走行する第一走行車10の走行車番号を取得する。上位コントローラ50は、第一判定部52により、第一走行車10の走行車コントローラにより選択されたレールと第二走行車20の走行車コントローラ25により選択されたレールとが同じであるか否かを判定する(S34)。ここでは、上述したように、第一走行車10の走行車コントローラにより選択されたレールはレール32Aであり、第二走行車20の走行車コントローラ25により選択されたレールはレール32Bである。したがって、上位コントローラ50は、第一走行車10の走行車コントローラにより選択されたレールと第二走行車20の走行車コントローラ25により選択されたレールとが異なると判定する。
上位コントローラ50は、第一判定部52により第一走行車10の走行車コントローラにより選択されたレールと第二走行車20の走行車コントローラ25により選択されたレールとが異なると判定された場合、第一走行車10が切り替え軌道33Aを通過したか否かを確認する(S35)。ここでは、上位コントローラ50は、第一走行車10の走行車コントローラから切り替え軌道33Aの通過報告が送信されている場合に、第一走行車10が切り替え軌道33Aを通過したと判定する。なお、第一走行車10が切り替え軌道33Aを通過したか否かの判定方法は、これに限られるものではない。例えば、切り替え軌道33Aの近傍に、走行車が通過したか否かを検出するセンサを設けても構わない。この場合、上位コントローラ50は、当該センサから走行車が通過したことを示す信号を受信したときに、第一走行車10が切り替え軌道33Aを通過したと判定する。
上位コントローラ50は、第一走行車10の走行車コントローラから通過報告を受信すると、第一行先情報に基づいて切り替え指示を生成し、当該軌道切り替え指示を軌道コントローラ40Aに対して出力する(S36)。軌道切り替え指示には、例えば、第一行先情報が含まれる。ここでの第一行先情報には、レール32Bを示す情報が含まれる。
軌道コントローラ40Aは、軌道切り替え指示に応じて切り替え軌道33Aの制御を行う(S37)。ここで、図5の場合、軌道切り替え指示に含まれる第一行先情報により示されるレールはレール32Bであるのに対し、現在接続されているレールはレール32Aであり、両者は異なる。軌道コントローラ40Aは、切り替え軌道33Aをスライドさせて、レール31をレール32Bに接続させる。
ここで、図6は、切り替え軌道33Aを切り替えた後の走行車システム100の状態を示している。
軌道コントローラ40Aは、切り替え軌道33Aの動作完了後、切り替え完了報告を上位コントローラ50および第二走行車20に対して出力する(S38、S39)。
上位コントローラ50は、軌道コントローラ40Aから切り替え完了報告を受信すると、第一走行車10の走行車コントローラから切り替え軌道33Aの通過報告を受信した後に、第二走行車20に対して切り替え軌道33Aへの進入許可を発行する(S40)。なお、ここでは、ステップS35において既に第一走行車10の走行車コントローラから通過報告を受信しているため、上位コントローラ50は、第二走行車20に対して切り替え軌道33Aへの進入許可を発行する。
第二走行車20は、走行車コントローラ25により、切り替え軌道33Aへの進入判定を行う(S41)。より具体的には、走行車コントローラ25は、切り替え軌道33Aの状態、および、上位コントローラ50から進入許可が発行されているか否かをチェックする。切り替え軌道33Aの状態は、センサ61から出力される報知信号A1を用いて行う。第二走行車20は、第二取得部25bにより、第二通信部24を介して報知信号A1を受信し、当該報知信号A1からレール31に接続されているレールを示す第二行先情報を取得する。第二走行車20は、第二判定部25cにより、第二行先情報により示されるレールと選択されたレールとが同じであり、かつ、上位コントローラ50から進入許可が発行された場合に、切り替え軌道33Aに進入可能であると判定する。
第二走行車20は、第二判定部25cにより切り替え軌道33Aに進入可能であると判定された後に、切り替え軌道33Aを走行する(S42)。
第二走行車20は、切り替え軌道33Aの通過後、走行車コントローラ25により、上位コントローラ50に対して通過報告を送信する(S43)。
上位コントローラ50は、リスト生成部55により、第二走行車20の走行車コントローラ25から通過報告を受信すると、第二走行車20が走行するレール32Bにおける複数の走行車の並び順を示すリストを生成する(S44)。図5の場合、第一走行車10と第二走行車20とが異なるルートを走行するため、第二走行車20の前方を走行する前方走行車が、第一走行車10から他の走行車に変更になる。車間距離の制御等のため、第二走行車20は、新たな前方走行車との間で通信を行う必要がある。リストには、複数の走行車の走行車番号が含まれる。例えば、リストは、複数の走行車の走行車番号を並び順に並べたものであっても構わないし、複数の走行車の走行車番号と並び順を示す情報とを対応付けて記憶したものであっても構わない。
上位コントローラ50は、第一通信部56により、第二走行車20にリストを送信する(S45)。第二走行車20の走行車コントローラ25は、リストから前方を走行する走行車を特定し、特定した走行車との間で通信を行う。これにより、車間制御等が可能になる。
第二走行車20は、切り替え軌道33Aの走行後、レール32Bに進入し、棚110Cにおいて荷下ろしを行う。また、第二走行車20の走行車コントローラ25は、切り替え軌道33Bに進入する前に、切り替え軌道33Aの場合と同様に、分岐要求を行い(S33に対応)、切り替え軌道33Bへの進入判定を行う(S41に対応)。第二走行車20の走行車コントローラ25は、切り替え軌道33Bへの進入が可能であると判定した後に、切り替え軌道33Bを走行してレール31に戻る。
[3.効果等]
上記実施の形態では、上位コントローラ50は、第一走行車10の走行車コントローラにより選択された第二軌道と第二走行車20の走行車コントローラ25により選択された第二軌道とが同じであると判定された場合は、第一走行車10の走行車コントローラから切り替え軌道33Aの通過報告を受信するか否かに拘わらず、第二走行車20に対して切り替え軌道33Aへの進入許可を発行する。
従来は、上位コントローラ50は、第一走行車10の走行車コントローラにより選択された第二軌道と第二走行車20の走行車コントローラ25により選択された第二軌道とが同じであっても、第一走行車10の走行車コントローラからの通過報告を待って第二走行車20に対して進入許可を発行していたため、車間距離が短い場合等には、第二走行車20は切り替え軌道33Aの手前で待機する場合が生じていた。しかし、第一走行車10の走行車コントローラにより選択された第二軌道と第二走行車20の走行車コントローラ25により選択された第二軌道とが同じである場合、切り替え軌道33Aを切り替える必要が無い。このため、第一走行車10の走行車コントローラからの通過報告を受け取っていなくても、第二走行車20は安全に切り替え軌道33Aを走行できる。
上記実施の形態では、上位コントローラ50は、第一走行車10の走行車コントローラにより選択された第二軌道と第二走行車20の走行車コントローラ25により選択された第二軌道とが同じ場合、第一走行車10の走行車コントローラから通過報告を待たずに第二走行車20に対して進入許可が発行するので、第二走行車20の円滑な走行が可能になる。
さらに、上位コントローラ50は、第一走行車10の走行車コントローラにより選択された第二軌道と第二走行車20の走行車コントローラ25により選択された第二軌道とが同じであると判定された場合は、第一走行車10の走行車コントローラから切り替え軌道33Aの通過報告を受信するか否かに拘わらず、軌道コントローラ40Aに対し切り替え指示を送信する。
第一走行車10の走行車コントローラにより選択された第二軌道と第二走行車20の走行車コントローラ25により選択された第二軌道とが同じである場合、切り替え軌道33Aを切り替える必要が無い。このため、切り替え指示を送信しても、軌道コントローラ40Aでは実質的に何も駆動されない。
従って、第一走行車10の走行車コントローラからの通過報告を受け取っていなくても、第二走行車20は安全に切り替え軌道33Aを走行できる。
上記実施の形態では、上位コントローラ50は、第一走行車10の走行車コントローラにより選択された第二軌道と第二走行車20の走行車コントローラ25により選択された第二軌道とが同じ場合、第一走行車10の走行車コントローラから通過報告を待たずに軌道コントローラ40Aに対し切り替え指示を送信するので、切り替え完了報告を受信するまでの時間を短縮できる。これにより、第二走行車20は、より円滑な走行が可能になる。
(その他の実施の形態)
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
例えば、上記実施の形態において、センサ61およびセンサ62から報知信号A1を出力する場合について説明したが、切り替え軌道33A等、他の装置から報知信号A1を出力するように構成しても構わない。
本発明は、荷物を天井近傍において搬送し、棚に荷物を保管する自動倉庫あるいは工場などに利用可能である。
100 走行車システム
10 第一走行車
20 第二走行車
21 吊部材
22 昇降台
23 位置検出部
24 第二通信部
25 走行車コントローラ
25a ルート探索部
25b 第二取得部
25c 第二判定部
25d 第三取得部
25e 車間距離算出部
25f 車間距離制御部
30、31、32A、32B レール
33A、33B 切り替え軌道
40A、40B 軌道コントローラ
50 上位コントローラ
51 第一取得部
52 第一判定部
53 進入許可発行部
54 軌道制御部
55 リスト生成部
56 第一通信部
61、62 センサ
110A、110B、110C 棚

Claims (6)

  1. 第一軌道および複数の第二軌道を含む軌道と、
    前記軌道に沿って走行する第一走行車、および、前記軌道に沿って前記第一走行車の後方を走行する第二走行車を含む複数の走行車と、
    前記第一走行車に設けられ、前記複数の第二軌道のうち一つの第二軌道を選択する第一走行車コントローラと、
    前記第二走行車に設けられ、前記複数の第二軌道のうち一つの第二軌道を選択する第二走行車コントローラと、
    前記第一軌道と前記複数の第二軌道との間に設けられ、前記第一軌道を前記複数の第二軌道の1つに接続する切り替え軌道と、
    前記切り替え軌道を制御する軌道コントローラと、
    前記複数の走行車に前記切り替え軌道への進入許可を発行する上位コントローラと、を備えた走行車システムであって、
    前記上位コントローラは、
    前記第二走行車コントローラから、前記複数の第二軌道のうち、前記第二走行車コントローラが選択した前記一つの第二軌道を示す第一行先情報を取得する第一取得部と、
    前記第一行先情報を用いて、前記第一走行車コントローラに選択された前記第二軌道と前記第二走行車コントローラに選択された前記第二軌道とが同じであるか否かを判定する第一判定部と、
    前記進入許可を発行する進入許可発行部とを有し、
    前記進入許可発行部は、
    前記第一判定部において前記第一走行車コントローラに選択された前記第二軌道と前記第二走行車コントローラに選択された前記第二軌道とが異なると判定された場合は、前記第一走行車が前記切り替え軌道を通過したことを確認した後に、前記第二走行車コントローラに前記切り替え軌道への進入許可を発行し、
    前記第一判定部において前記第一走行車コントローラに選択された前記第二軌道と前記第二走行車コントローラに選択された前記第二軌道とが同じであると判定された場合は、前記第一走行車コントローラから前記通過報告を受信するか否かに拘わらず、前記第二走行車コントローラに前記切り替え軌道への進入許可を発行する、
    走行車システム。
  2. 前記第二走行車コントローラは、
    前記切り替え軌道を介して前記第一軌道に接続されている側の前記第二軌道を示す第二行先情報を取得する第二取得部と、
    前記第二行先情報により示される前記第二軌道と前記第二走行車コントローラにより選択された前記第二軌道とが同じであり、かつ、前記上位コントローラから前記進入許可が発行された場合に、前記走行車を前記切り替え軌道に進入させる第二判定部とを有する、
    請求項1に記載の走行車システム。
  3. 前記上位コントローラは、さらに、
    前記第二走行車コントローラから前記切り替え軌道を通過したことを示す通過報告を受信したときに、前記第二走行車コントローラが選択した前記第二軌道における複数の走行車の並び順を示すリストを生成するリスト生成部と、
    前記第二走行車コントローラに前記リストを送信する第一通信部とを有する、
    請求項1または2に記載の走行車システム。
  4. 前記第二走行車は、さらに、前記軌道上の位置を検出する位置検出部と、前記第一走行車との間で通信を行う第二通信部とを有し、
    前記第二走行車コントローラは、さらに、
    前記第一走行車コントローラから前記第一走行車の位置情報を取得する第三取得部と、
    前記位置情報を用いて前記第一走行車と前記第二走行車との間の車間距離を算出する車
    間距離算出部と、
    前記車間距離が予め定められた距離よりも短い場合に前記第二走行車を停止あるいは減速させる車間距離制御部とを有する、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の走行車システム。
  5. 前記第二通信部は、走行中に前記上位コントローラとの間で無線通信可能に構成されている、
    請求項4に記載の走行車システム。
  6. 前記上位コントローラは、さらに、
    前記第一判定部において前記第一走行車コントローラにより選択された前記第二軌道と前記第二走行車コントローラにより選択された前記第二軌道とが異なると判定された場合は、前記第一走行車コントローラから前記通過報告を受信した後に、前記軌道コントローラに対し、前記第一軌道に接続する前記第二軌道を示す接続情報を送信し、
    前記第一判定部において前記第一走行車コントローラにより選択された前記第二軌道と前記第二走行車コントローラにより選択された前記第二軌道とが同じであると判定された場合は、前記第一走行車コントローラから前記通過報告を受信するか否かに拘わらず、前記軌道コントローラに対し、前記接続情報を送信する軌道制御部を有する、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の走行車システム。
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