JP6362691B2 - 電流検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、導体に流れる電流を非接触で測定可能な電流検出装置に関し、特にHEV(ハ
イブリッド自動車)やEV(電気自動車)等の電力変換装置で大電流検出用として用いられるのに好適な電流検出装置に関する。
従来、磁気コアを排したコアレス型の電流検出装置において、U字型磁気シールドを利用した電流検出装置が知られている。電流検出装置の小型化を図るためには、磁気シールドの横断面寸法を小さする必要がある。しかし、磁気シールドの横断面寸法を小さするのに伴って、磁気シールドの飽和磁束が低下する。磁気シールドは、磁気コアと同様に、集磁機能を有する。ホール素子が磁束を検出する場合、磁気シールドの飽和磁束の低下は、検出可能な最大電流の低下につながる。このため、従来の磁気シールドでは電流検出装置の小型化と大電流の測定に対応を両立することが難しい。そこで、特開2013−195381号公報(特許文献1)に記載されたシールド構造がある。
特許文献1の電流検出装置において、磁気シールドは複数のシールド材によって構成さ
れている。導体は上下に短く左右に長い矩形状横断面を有し、磁気シールドは導体の2つの短辺側に配設される2つの短辺側側壁部(側壁部)と、導体の長辺側に配設される1つ
の長辺側側壁部(底壁部)とを有する。磁気シールドは、長辺側側壁部に隙間、切れ込み又は貫通孔等の断面縮小部を有することで、磁気シールドの外面側へ漏れ出る磁束を増大させ、磁気シールドを通す磁束を減少させる。これにより、磁気シールドの飽和磁束の減少を抑制しつつ、検出可能な最大電流を増大させている。
特開2013−195381号公報
しかしながら、長辺側側壁部に隙間又は貫通孔(以下、シールド開口部という)を設ける構造では、外部からの外乱磁束がシールド開口部から磁気シールドの内側に進入するため、電流センサの信頼性を低下させる恐れがある。また、断面縮小部を設けた磁気シールドでは、磁気シールド内部で断面積が変化する部分に磁束が集まることで、高磁束密度となる部分が発生し、これにより磁気シールド内部の飽和磁束が低下し、検出可能な最大電流が低下する課題がある。
本発明の目的は、外乱磁束の影響を受け難く、検出可能な最大電流の低下を招き難い電流検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の電流検出装置は、導体の一方の側方を覆う側壁部とこの側壁部から他方の側方側に向けて突き出した突出部とを有する第1の磁気シールド部材と、導体の他方の側方を覆う側壁部とこの側壁部から前記一方の側方側に向けて突き出した突出部とを有する第2の磁気シールド部材とを備え、第1の磁気シールド部材の突出部と第2の磁気シールド部材の突出部とは突出部の突き出し方向においてオーバラップしつつ隙間を形成する。このとき、第一の磁気シールド部材と第二の磁気シールド部材との間に延在する磁束線の主要部が前記電流センサを通過し、前記隙間が設けられたオーバラップ部は電流センサ、導体、オーバラップ部の順に、第一の磁気シールド部材の対向側壁部および第二の磁気シールド部材の対向側壁部に並行する平面に沿った方向に並んで配置される。
第1の磁気シールド部材の底部と第2の磁気シールド部材の底部とがこれらの延設方向においてオーバラップしつつ隙間を形成することにより、磁気シールド底部からの外乱磁束の侵入を抑制することができ、外乱磁束による電流検出装置の信頼性の低下を防ぐことができる。また、隙間が設けられていることにより、磁気シールド外へ磁束を逃がすことで、検出可能な最大電流を増大することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明に係る電流検出装置の構成図である。 本発明に係る電流検出装置の上面図である。 本発明に係る電流検出装置の斜視図である。 ホール素子の配置を変更した例を示す構成図である。 第一の磁気シールド部材及び第二の磁気シールド部材を同じ形状にした変更例を示す構成図である。 本発明に係る電流検出装置を電力変換装置に搭載した構成を示す図である。 本発明に係る電流検出装置で構成した三相電流検出装置を示す模式図である。 本発明に係る三相電流検出装置の正面図である。 HEVやEV等に用いる電力変換装置に本発明に係る三相電流検出装置を適用した例を示す上面図である。 3つの電流検出装置を縦配置にした構成を示す図である。 電流検出装置の底部と対向する位置に外乱を発生する導体が配置された状態を示す図である。 第一の磁気シールド部材と第二の磁気シールド部材との間の隙間の構成を変えた変更例を示す図である。 本発明に係る電流検出装置を用いた場合と、U字型磁気シールドの電流検出装置を用いた場合とについて、電流値に対する出力電圧の特性(解析結果)を示す図である。 U字型シールドで構成した電流検出装置の構成を示す図である。 本発明に係るオーバラップ構造の説明図である。
以下、本発明に係る実施例を、図面を用いて説明する。なお、各図において、同一の構造である部分については、同一の符号を付け、説明を省略する。
図1乃至図3を用いて、本実施例に係る電流検出装置の構成について説明する。図1は
、本実施例に係る電流検出装置の構成図である。図2は、本実施例に係る電流検出装置の上面図である。図3は、本実施例に係る電流検出装置の斜視図である。なお、図1は図3のI−I’断面に相当する。以下の説明において、上下方向は図1に基づいて定義され、電流検出装置の実装状態における上下方向とは関係がない。
電流検出装置100は、磁性体であるL字型の第一の磁気シールド部材111及び第二の磁気シールド部112と、電流センサとして設けられるホール素子113と、導体121とを備えている。第一の磁気シールド部材111、第二の磁気シールド部112及びホール素子113は、プリント基板(基板部材)115に固定されている。プリント基板115は絶縁材料で構成され、非磁性である。また、第一の磁気シールド部材111、第二の磁気シールド部112、導体121及びホール素子113は、プリント基板115とともに樹脂116で被覆されている。本実施例では、ホール素子113を樹脂116に埋設しているが、後述する図7に示すような基板レスの構成にして、ホール素子113を樹脂116の外側に配置してもよい。
ホール素子113は、複数の端子113aがプリント基板115に固定されることにより、プリント基板115に固定される。また、複数の端子113aは樹脂から露出する端子117に電気的に接続されている。ホール素子113の複数の端子113aを樹脂116から露出させ、端子117の代用としてもよい。
電流検出対象の導体121は上下に短く左右に長い矩形状横断面を有し、第一の磁気シールド部材111及び第二の磁気シールド部材112で構成された磁気シールド111及び112の内面側空間を貫通して配設される。電流は導体121の長手方向(延設方向)に沿って流れる。
第一の磁気シールド部材111と第二の磁気シールド部材112とが導体121を挟んで対向するように配置されている。第一の磁気シールド部材111及び第二の磁気シールド部材112は磁性材料から成る。第一の磁気シールド部材111及び第二の磁気シールド部材112はそれぞれL字型である。第一の磁気シールド部材111は、導体121の側方を覆う側壁部111aと、側壁部111aの下端部から第二の磁気シールド部材112側に向けて、側壁部111aを横切る方向に延設された底部111bとを有する。第二の磁気シールド部材112は、導体121の側方を覆う側壁部112aと、側壁部112aの下端部から第一の磁気シールド部材111側に向けて、側壁部112aを横切る方向に延設された底部112bとを有する。
第一の磁気シールド部材111の底部111bと第二の磁気シールド部材112の底部112bとは、導体121の下側に上下方向の隙間131を形成するように、上下方向にオフセットして配置される。また、第一の磁気シールド部材111の底部111bと第二の磁気シールド部材112の底部112bとはその延設方向にオーバラップするようにして配置されている。
なお、直線141はプリント基板115の基板面(第一の磁気シールド部材111、第二の磁気シールド部材112及びホール素子113の取付面)に垂直な線分であり、側壁部111a及び側壁部112aから等距離にある。また、図1は断面図であり、図1の奥行き方向を考慮する場合、直線141は図1の奥行き方向に広がる平面と考えればよい。側壁部111a及び側壁部112aはこの平面に平行な平面(以下、側壁面と言う)を有している。
本実施例では、導体121の一方の側方に第一の磁気シールド部材111が配置され、導体121の他方の側方に第二の磁気シールド部材112が配置されている。第一の磁気シールド部材111の側壁部111aと第二の磁気シールド部材112の側壁部112aとが導体121を挟んで対向している。第一の磁気シールド部材111の底部111b及び第二の磁気シールド部材112の底部112bは導体121の下方を覆っている。
第一の磁気シールド部材111及び第二の磁気シールド部材112は、導体121の周辺に右ねじの法則に従って発生する磁束を集め、第一の磁気シールド部材111及び第二の磁気シールド部材112の中に磁束線を形成する。この磁束線は、隙間131の部分では、第一の磁気シールド部材111又は第二の磁気シールド部材112のいずれか一方の磁気シールド部材から漏れ出て、他方の磁気シールド部材に移る。
電流センサであるホール素子113は、導体121と隙間131とを結ぶ直線141上に配置され、プリント基板115に固定されている。プリント基板115側において第一の磁気シールド111と第二の磁気シールド部材112との間に延在する磁束線の主要部は、ほぼプリント基板115に沿って延在する。このため、ホール素子113には延在する磁束の多くが通過する。この結果、ホール素子113は、磁気シールド111及び112の集磁機能により、導体121に電流が流れることにより発生する微小な磁束も検知でき、磁気検出感度が高まる。ホール素子113は、所定の電流を印加することで、磁束密度に比例した電圧を出力する。
本実施例では、プリント基板115を用いた構成としているが、プリント基板115を用いない基板レスの構成にすることもできる。基板レスの構成では、第一の磁気シールド111と第二の磁気シールド部材112と導体121とホール素子113とを樹脂モールド116により固定する。樹脂モールド116により、各構造体を容易に所定の位置に固定することができる。
第一の磁気シールド111と第二の磁気シールド部材112との間に延在する磁束線の磁束密度は、磁気シールド111及び112内部における磁束密度が磁気シールドの飽和磁束密度以下である時は、導体121の電流値にほぼ線形で比例する。一方、導体121の電流値が増大し、磁気シールド111及び112内部における磁束密度が磁気シールドの飽和磁束密度に到達すると、第一の磁気シールド111と第二の磁気シールド部材112との間に延在する磁束線の磁束密度と導体121の電流値との間に存在した線形の比例関係が失われる。このため、ホール素子113により導体121の電流値を正確に測定することが不可能になる。したがって、ホール素子113で測定可能な導体121の電流値は、磁気シールド111及び112における飽和磁束密度の大きさにより決定される。
本実施例によれば、第一の磁気シールド部材111及び第二の磁気シールド部材112により構成される底部(底部111b及び底部112b)に、隙間131が形成される。隙間131は、磁気シールド底部に形成される磁路を分断し、磁気シールド内部における磁束密度を適度に低下させる。また、隙間131には、磁気シールド間に延在する磁束線の磁束密度も低下させる機能がある。
本実施例における電流検出装置100は、磁気シールド111及び112の上方に、磁路となる他の磁気シールドが存在しないので、電流検出装置100内に存在する磁束線は
、磁気シールド111及び112間をシールド側面に対してほぼ垂直に延在して、ホール素子113を貫通する。この結果、ホール素子113は導体121の電流に対して、ほぼ比例する磁束を感知し、この磁束に比例した電圧を出力する。
本実施例における電流検出装置では、導体121が第一の磁気シールド部材111の底部近傍に有り、第一の磁気シールド部材111及び第二の磁気シールド部材112により構成される内面空間を貫通している。図1では、第一の磁気シールド部材111と導体1
21との間に隙間が存在する。この隙間は、磁気シールド111及び112内部における磁気飽和が問題ないのであれば、小さくするか、或いは無くすことができる。すなわち、第一の磁気シールド部材111と導体121との間に絶縁体を配置し、導体121の底面に絶縁体を介して第一の磁気シールド部材111を固定しても良い。
次に、図4を用いて、ホール素子113の配置を変更した参照例を説明する。図4は、ホール素子113の配置を変更した例を示す構成図である。なお、図4では、図1では記載したプリント基板115と樹脂116とを省略しているが、プリント基板115と樹脂116とは図1と同様に構成される。
参照例では、ホール素子113は、第一の磁気シールド部材111及び第二の磁気シールド部材112で構成する磁気シールド111及び112の底部(底部111b及び底部112b)と導体121との間の空間に配置されている
次に、図5を用いて、第一の磁気シールド部材111及び第二の磁気シールド部材112を同じ形状にした変更例を説明する。図5は、第一の磁気シールド部材111及び第二の磁気シールド部材112を同じ形状にした変更例を示す構成図である。
この変更例では、第一の磁気シールド部材111の側壁部111aの長さと第二の磁気シールド部材112の側壁部112aの長さとが等しい。そして、第一の磁気シールド部材111の側壁部111aの上端面と第二の磁気シールド部材111の側壁部112aの上端面とをずらして固定している。このような構成は、プリント基板115を使用せず、樹脂モールド116で第一の磁気シールド部材111及び第二の磁気シールド部材112を固定する構造により、容易に実現できる。プリント基板115への取り付け部に段部を設ける等の工夫をすれば、プリント基板115を使用することも可能である。
この変更例によれば、第一の磁気シールド部材111と第二の磁気シールド部材112とを同じ部材を利用して構成することができるので、生産性が向上する。
次に、図6及び図7を用いて、電流検出装置100の搭載例について説明する。図6は
、本実施例に係る電流検出装置100を電力変換装置411に搭載した構成を示す図である。図7は、本実施例に係る電流検出装置100で構成した三相電流検出装置を示す模式図である。図7に示す電流検出装置では、図1の電流検出装置と同一の構造である部分については、同一の符号を付けている。同一の構造である部分については説明を省略し、相違点のみ説明する。なお、以下の説明では、一相の電流検出装置及び二相の電流検出装置について説明する。隣接する電流検出装置同士における相互作用は、一相と二相との間だけでなく、二相と三相との間及び三相と一相との間にも同様に存在する。
電力変換装置411は、マイコン421、ドライブ回路422、パワーモジュール423、コンデンサ424、電流検出装置425、導体426(121)及び端子427で構成される。電力変換装置411は、モータ428等を稼動させるために用いられる。
電流検出装置425はパワーモジュール423と端子427との間のバスバを含む導体426上に配置される。電流検出装置425はパワーモジュール423から出力される電流値を測定し、マイコン421へ検出した電流値をフィードバックする。
図7に示すように、この三相電流検出装置425では、左右方向に同様な電流検出装置100A,100B,100Cを配置している。具体的には、図1に示す電流検出装置100を3個(100A,100B,100C)並べて、三相電流検出装置425を構成している。各電流検出装置100A,100B,100Cには、第一の磁気シールド部材111A,111B,111Cと、第二の磁気シールド部材112A,112B,112Cと、導体121A,121B,121Cと、ホール素子113A,113B,113Cとが設けられている。
図1に示す電流検出装置100では、側壁部111aの長さと側壁部111bの長さとが異なっている。このため、電流検出装置100を並べて使用する三相電流検出装置425は、一相の電流検出装置と隣り合う二相の第一の磁気シールド111Bの長さ(側壁部の長さ)と、二相の電流検出装置と隣り合う一相の第二の磁気シールド112Aの長さ(
側壁部の長さ)とが異なる。
そこで、一相の電流検出装置100Aと二相の電流検出装置100Bとの間では、一相の電流検出装置100Aの長い側壁部112aと二相の電流検出装置100Bの短い側壁部111aとが隣接するようにする。また、二相の電流検出装置100Bと三相の電流検出装置100Cとの間では、二相の電流検出装置100Bの長い側壁部112aと三相の電流検出装置100Cの短い側壁部111aとが隣接するようにする。
このように、長い側壁部112aと短い側壁部111aとを各相間で同じような関係になるように配置することで、隣接する電流検出装置間の外乱影響を各相間で均一にすることができる。これにより、導体426(121)から発生する磁束に対する電流検出装置の感知度を均一にでき、制御上有利である。
もちろん、他相に外乱影響を及ぼさない距離に電流検出装置100同士が離れて配置される場合は、長い側壁部112aと短い側壁部111aとの並び順を気にすることなく、電流検出装置100を配置しても良い。
なお、三相電流検出装置を構成する電流検出装置100として、図1に示す構成のものの他、上述した各種の変更例を採用することができる。
次に、図8を用いて、三相電流検出装置425の具体的な構成例を説明する。図8は、本構成例に係る三相電流検出装置425の正面図である。
各電流検出装置100A,100B,100Cでは、あらかじめ樹脂モールド116により、第一の磁気シールド部材111A,111B,111C、第二の磁気シールド部材112A,112B,112C及び導体121が固定されている。ホール素子113A,113B,113Cは樹脂モールド116の外側に配置することで、組立てが容易になる
。ホール素子113A,113B,113Cを第一の磁気シールド部材111A,111B,111C、第二の磁気シールド部材112A,112B,112C、導体121及び樹脂モールド116からなる組体に後付けとすることで、調整後にホール素子の不具合・損傷等が生じた場合、導体426を含めた電流検出装置100A,100B,100Cを破棄することなく、ホール素子113A,113B,113Cのみの付け替えが可能である。これにより、製造上のコストを削減することができ、有利である。
もちろん、ホール素子113A,113B,113Cを含めた三相電流検出装置426を構成する全ての部品を、樹脂モールド116により一体化しても良い。
なお、図8の構成を図1や図5の電流検出装置100に適用し、第一の磁気シールド部材111、第二の磁気シールド部材112及び導体121を樹脂モールド116で固定し
、ホール素子113を樹脂モールド116の外側に配置してもよい。
次に、図9を用いて、本発明に係る三相電流検出装置をHEV(ハイブリッド自動車)やEV(電気自動車)等に用いる車載用電力変換装置に適用した例を説明する。図9は、HEVやEV等に用いる電力変換装置に本発明に係る三相電流検出装置を適用した例を示す上面図である。
三相電流検出装置425は、例えばHEVやEV等に用いる電力変換装置のU相、V相
、W相の各相の電流を個別に測定するために用いられる。U相には電流検出装置100Aが設けられる。V相には電流検出装置100Bが設けられる。W相には電流検出装置100Cが設けられる。各導体121には導体121の長手方向に向かって電流が流れる。導体121A,121B,121Cには長手方向端部にボルト孔161A,161B,161Cが設けられ、取り付けボルトを用いて、出力端子427(図6参照)に固定される。一方の長手方向端部はパワーモジュール423(図6参照)の出力端子と溶接されることで固定され、導体121,121B,121Cに各相電流の入力部(配線)が接続される
各導体121A,121B,121Cはパワーモジュール423の出力端子で構成することもできる。この場合は、溶接による導体121A,121B,121Cの固定が不要となる。また、パワーモジュール423と三相電流検出装置425とが一体化される。或いは、導体121A,121B,121Cと第一の磁気シールド部材111及び第二の磁気シールド部材112の一部とを樹脂モールド116から露出させることにより、パワーモジュール423の出力端子で構成された導体121A,121B,121Cに別体で構成された三相電流検出装置425の組付けが可能になる。この場合は、三相電流検出装置425は導体121A,121B,121Cを持たない構成になる。このような導体121を別体とする構成は、図1〜図8で説明した構成にも適用可能である。
唯一の隙間131(131A,131B,131C)は、概ね、導体121(121A
,121B,121C)の断面中心を通る直線141(図1参照)上に形成される。したがって、隙間131から漏れる磁束は、電流検出装置100(100A,100B,100C)の下側に向かって漏れ出るので、隣接する電流検出装置への進入を抑制できる。
以下、電流検出装置100について説明するが、三相電流検出装置425の電流検出装置100A,100B,100Cでも同様である。
唯一の隙間131が形成されることで、第一の磁気シールド部材111と第二の磁気シールド部材112との間に生じる磁束線は、磁気シールド111及び112近傍を除いて
、磁気シールド111及び112間を基板に沿うよう延在する。このため、磁気シールド111及び112近傍を除いて、磁束線における磁束密度は、磁気シールド側面に対して垂直方向では変化量が小さくなる。上述した構成では、ホール素子113は、概ね、隙間131と導体121とを結ぶ直線141上に配置されている。しかし、上述した理由から
、ホール素子113は、直線141上(導体121の中心)に配置する必要がなく、直線141に対してずらした配置としても良い。本実施例は、ホール素子113の配置について限定するものではない。
図10は、電流検出装置100A,100B,100Cを縦配置にした構成を示す図である。図7、図8及び図9では、電流検出装置100A,100B,100Cは、各磁気シールド部材の側壁部が対向するように、隣接して配置(横配置)されている。これに対して、図10に示すように、各磁気シールド部材の底部が同じ方向を向くように配置(縦配置)されてもよい。
図11を用いて、外乱となる導体171が配置された場合について、説明する。図11は、電流検出装置100の底部と対向する位置に導体171が配置された状態を示す図である。電流検出装置100は、第一の磁気シールド部材111及び第二の磁気シールド部材112が電流検出装置100の底部でオーバラップしている。これにより、電流検出装置100より下側の空間に外乱となる導体171が配置されても、磁気シールド111及び112の底部から磁気シールド111及び112の内部に、外乱の直接の侵入を抑制することができる。
図12を用いて、隙間131の構成を変えた変更例を説明する。図12は、隙間131の構成を変えた変更例を示す図である。
上述した実施例では、底部111bの突出し長さと底部112bの突出し長さとは等しい。すなわち、例えば図1に示すように、隙間131は概ね直線141上に位置している
。しかし、図12に示すように、底部111bの突出し長さと底部112bの突出し長さとが異なるようにしてもよい。この場合、隙間131は直線141(導体121の断面中心)に対して、偏奇して設けられる。なお、底部111bの突出し長さと底部112bの突出し長さとが異なる場合、内側(導体121或いはホール素子113側)に配置される底部111bの突出し長さを外側に配置される底部112bの突出し長さよりも長くすることが好ましい。これにより、隙間131から導体121或いはホール素子113を見通しにくい構造を実現することができる。
次に、図13を用いて、本実施例に係る電流計測装置を用いた場合に、計測可能な電流値が増大する効果について説明する。図13は、本実施例(図1)に係る電流検出装置100を用いた場合と、図14に示す電流検出装置を用いた場合とについて、電流値に対する出力電圧の特性(解析結果)を示す図である。なお、図14は、U字型シールドで構成した電流検出装置の構成を示す図である。
本実施例に係る構成では、隙間131が存在することで、隙間131を介して磁束が第一の磁気シールド部材111及び第二の磁気シールド部材112の外側に漏れ出ることにより、第一の磁気シールド部材111及び第二の磁気シールド部材112で囲む空間に存在する磁束線の磁束密度が低下する。この結果、導体121の電流値に対応するセンサ出力が小さくなり、計測可能な電流値が増大する。
上述した実施例及び変更例では、導体121,121A,121B,121Cは横断面(長手方向に垂直な断面)が長辺と短辺とを有する矩形形状を成す。第一の磁気シールド部材111の側壁部111a及び第二の磁気シールド部材112の側壁部112aは、導体121,121A,121B,121Cの短辺側に配設される短辺側側壁部を構成する
。第一の磁気シールド部材111の底部111b及び第二の磁気シールド部材112の底部112bは、導体121,121A,121B,121Cの長辺側に配設される長辺側側壁部を構成する。
また、第一の磁気シールド部材111の側壁部111a及び第二の磁気シールド部材112の側壁部112aは、導体121,121A,121B,121Cの両側(両側方)に配置され、導体121,121A,121B,121Cを挟んで対向する両側方側壁部或いは対向側壁部を構成する。第一の磁気シールド部材111の底部111b及び第二の磁気シールド部材112の底部112bは、導体121,121A,121B,121Cの片側(一側方)に配置される一側方側壁部を構成する。
なお、一側方側壁部111b,112bはそれぞれ一方の両側方側壁部111a,112aから他方の両側方側壁部112a,111aに向けて垂直に突出する突出部、或いは垂直に折れ曲がるように形成された曲り部を構成している。両側方側壁部112a,111aと一側方側壁部111b,112bとはそれぞれ平板状に形成されている。そして、両側方側壁部112aと両側方側壁部111aとは平行である。また一側方側壁部111bと一側方側壁部112bとは平行である。
ここで、図15を用いて、一側方側壁部(底部)111bと一側方側壁部(底部)112bとのオーバラップ構造について説明する。図15は、オーバラップ構造の説明図である。なお、図15では、ホール素子113及び導体121は省略している。
一側方側壁部111bの先端部111b−tと一側方側壁部112bの先端部112b−tとの間には、両側方側壁部111a,112aの延設方向(矢印E1で示す方向)に沿う隙間131が設けられると共に、0mm以上のオーバラップ量が設けられている。図15は、オーバラップ量が0mmの場合を示している。すなわち、一側方側壁部111bの先端面111b−tSと一側方側壁部112bの先端面112b−tSとが仮想平面S2上に位置している。
仮想平面S2は仮想平面S1に平行な平面である。仮想平面S1は、両側方側壁部111aと両側方側壁部112aとから等距離Lに仮想される平面である。なお、仮想平面S1は図1の直線141を含む平面である。
図15では、一側方側壁部111bの先端面111b−tSと一側方側壁部112bの先端面112b−tSとを含む仮想平面S2が、仮想平面S1から距離lだけオフセットしているが、仮想平面S2は仮想平面S1と一致していてもよい。
図15ではオーバラップ量を0mmとしているが、オーバラップ量は0mmよりも大きい寸法にすることが好ましい。すなわち、一側方側壁部111bと一側方側壁部112bとを確実にオーバラップさせ、外乱磁束がホール素子113に到達しないようにすることが好ましい。
一側方側壁部111bの先端面111b−tSと一側方側壁部112bの先端面112b−tSとが仮想平面S2上に配置されていると、一側方側壁部111b,112bを仮想平面S1に垂直でかつ一側方側壁部111b,112bに平行な仮想平面S3に投影した場合、一側方側壁部111bの先端部111b−tと一側方側壁部112bの先端部112b−tとは仮想平面S3上で一致し、一側方側壁部111bの先端部111b−tと一側方側壁部112bの先端部112b−tとの間に隙間が生じない。本実施例におけるオーバラップ構造は、仮想平面S3上に投影した場合に、先端部111b−tと先端部112b−tとの間に隙間が生じない構成を対象としており、オーバラップ量が0mmの場合も含まれる。
一側方側壁部(突出部)111bの先端部111b−tと一側方側壁部(突出部)112bの先端部112b−tとは、一側方側壁部111b,112bの突き出し方向E2に垂直で且つ導体121の延設方向に垂直な方向に離間して隙間131が設けられている。すなわち、先端部111b−tと先端部112b−tとは、一側方側壁部111b,112bの突き出し方向E2に垂直で且つ導体121の延設方向に垂直な方向にオフセットしている。また、先端部111b−tと先端部112b−tとは、一側方側壁部111b,112bの突き出し方向E2にオーバラップしている。
なお、本発明は上記した各実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる
。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例又は変更例の構成の一部を他の実施例又は変更例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例又は変更例の構成に他の実施例又は変更例の構成を加えることも可能である。また、各実施例又は変更例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
100,100A,100B,100C…電流検出装置、111,111A,111B
,111C…第一の磁気シールド部材、111a…第一の磁気シールド部材111の側壁部、111b…第一の磁気シールド部材111の底部、111b−t…低部111bの先端部、111b−tS…低部111bの先端面、112,112A,112B,112C…第二の磁気シールド部、112a…第二の磁気シールド部材112の側壁部、112b…第二の磁気シールド部材112の底部、112b−t…低部112bの先端部、112b−tS…低部112bの先端面、113,113A,113B,113C…ホール素子
、113a…ホール素子113の端子、115…プリント基板(基板部材)、116…樹
脂(樹脂モールド)、117…プリント基板の端子、121,121A,121B,12
1C…導体、131,131A,131B,131C…隙間、161A,161B,161C…ボルト孔、171…外乱となる導体、411…電力変換装置、421…マイコン、422…ドライブ回路、423…パワーモジュール、424…コンデンサ、425…電流検出装置、426…導体、427…端子、428…モータ。

Claims (4)

  1. 電流センサと、前記電流センサの周囲に配置され内側に導体が配設される領域を有する磁気シールドとを備えた電流検出装置において、
    前記磁気シールドは、導体を挟んで配置される第一の磁気シールド部材と第二の磁気シールド部材とを備え、
    前記第一の磁気シールド部材は、導体を挟んで前記第二の磁気シールド部材と対向する対向側壁部と、前記対向側壁部から前記第二の磁気シールド部材側に向けて突き出す突出部とを備え、
    前記第二の磁気シールド部材は、導体を挟んで前記第一の磁気シールド部材と対向する対向側壁部と、前記対向側壁部から前記第一の磁気シールド部材側に向けて突き出す突出部とを備え、
    前記第一の磁気シールド部材の突出部の先端部と前記第二の磁気シールド部材の突出部の先端部とは、突出部の突き出し方向に垂直で且つ導体の延設方向に垂直な方向に離間して隙間が設けられると共に、突出部の突き出し方向にオーバラップし
    前記第一の磁気シールド部材と前記第二の磁気シールド部材との間に延在する磁束線の主要部が前記電流センサを通過し、
    前記隙間が設けられたオーバラップ部は前記電流センサ、前記導体、前記オーバラップ部の順に、前記第一の磁気シールド部材の対向側壁部および前記第二の磁気シールド部材の対向側壁部に並行する平面に沿った方向に並んで配置されていることを特徴とする電流検出装置。
  2. 請求項1に記載の電流検出装置において、
    前記前記第一の磁気シールド部材と前記第二の磁気シールド部材とで構成される磁気シールドの内側に導体を備えたことを特徴とする電流検出装置。
  3. 請求項に記載の電流検出装置において、
    前記第一の磁気シールド部材の突出部は、前記第二の磁気シールド部材の突出部よりも前記導体に近接して配置され、
    前記第一の磁気シールド部材の突出部の突き出し長さが、前記第二の磁気シールド部材の突出部の突き出し長さよりも長いことを特徴とする電流検出装置。
  4. 車載用電力変換装置において、
    モータに接続される端子とパワーモジュールとの間に、請求項1に記載の電流検出装置を備えたことを特徴とする車載用電力変換装置。
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