JP6360715B2 - ロックアップ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロックアップ装置に関するものである。
一般的に、ロックアップ装置は、クラッチ部と、ダンパーディスク組立体とを有している(例えば特許文献1)。ダンパーディスク組立体は、入力部材と、弾性部材と、中間プレートとを有している。弾性部材は、入力部材と中間プレートとを回転方向において弾性的に連結している。弾性部材は、入力部材の収容部内に収容されている。
クラッチ部とダンパーディスク組立体とは、互いに一体的に回転するように係合している。詳細には、クラッチ部の外周端部がダンパーディスク組立体側に延びている。このクラッチ部の外周端部の先端部に、歯部が形成されている。そして、この歯部が、入力部材の外周端部に形成された歯部と係合している。なお、入力部材の歯部は、収容部の外周側に配置される。
特許第4926228号公報
ロックアップ装置が回転軸周りにおいて回転するとき、弾性部材は遠心力によって入力部材の外周端部を外側に押圧する。このため、入力部材の外周端部は、弾性部材の押圧力によって破壊されないよう十分な強度を有する必要がある。
本発明の課題は、入力部材の外周端部に十分な強度を持たせたロックアップ装置を提供することにある。
本発明のある側面に係るロックアップ装置は、回転軸周りに回転する動力伝達装置に用いられる。ロックアップ装置は、クラッチ部と、入力部材と、中間プレートと、第1弾性部材とを備えている。クラッチ部は、回転軸周りに回転するように配置されている。クラッチ部は、トルクを伝達又は遮断するように構成されている。入力部材は、回転軸の軸方向においてクラッチ部と対向して配置されている。入力部材は、回転軸周りに回転するように配置されている。中間プレートは、回転軸周りにおいて、入力部材と相対的に回転するように配置されている。第1弾性部材は、回転方向において、入力部材と中間プレートとを弾性的に連結する。クラッチ部は、入力部材側に向かって延びる第1係合部を有する。入力部材は、複数の収容部と、環状のフランジ部と、第2係合部とを有する。各収容部は、第1弾性部材を収容する。各収容部は、周方向において互いに間隔をおいて配置されている。環状のフランジ部は、半径方向において収容部の外側に配置されている。第2係合部は、フランジ部からクラッチ部側に向かって延びている。第2係合部は、第1係合部と係合する。
この構成によれば、入力部材の収容部の外周側には、フランジ部が配置されている。そして、クラッチ部の第1係合部は、入力部材のフランジ部と係合するのではなく、フランジ部から延びる第2係合部と係合している。このため、フランジ部に、係合のための凹部などを形成しなくてもよい。このため、入力部材の外周端部であるフランジ部に、十分な強度を持たせることができる。
好ましくは、入力部材は、第1入力プレートと、第2入力プレートとを有する。第2入力プレートは、軸方向において、第1入力プレートとクラッチ部との間に配置されている。フランジ部は、第1フランジ部と第2フランジ部とを有する。第1フランジ部は、第1入力プレートの外周端部に形成されている。第2フランジ部は、第2入力プレートの外周端部に形成されている。第1及び第2フランジ部は、軸方向において互いに接触している。第2係合部は、第1フランジ部からクラッチ部側に向かって延びている。半径方向における第2係合部の内側面は、第2フランジ部の外周面と当接する。
好ましくは、第1及び第2係合部はそれぞれ、筒状である。
好ましくは、第1係合部は、先端部において第1歯部を有する。第2係合部は、先端部において、第1歯部と係合する第2歯部を有する。
好ましくは、第1及び第2入力プレートはそれぞれ、周方向において各収容部間に配置された複数の固定領域をさらに有する。第1及び第2入力プレートは、固定領域において互いに固定される。
好ましくは、ロックアップ装置は、締結部材をさらに備える。締結部材は、固定領域において第1入力プレートと第2入力プレートとを互いに締結する。
好ましくは、締結部材は、リベットである。第1及び第2入力プレートは、リベット用孔を有する。リベット用孔は、各固定領域に形成されている。リベットは、リベット用孔を貫通する。
好ましくは、締結部材は、固定領域の外周部に配置される。
本発明は、入力部材の外周端部に十分な強度を持たせたロックアップ装置を提供することができる。
トルクコンバータの断面図。 図1の一部を抽出して示す図。 第1入力プレートの正面部分図。 第2入力プレートの正面部分図。 図3のV−V線断面図 図3のVI−VI線断面図。 出力プレートの正面部分図。 図7のVIII−VIII線断面図。 図2の拡大部分図。 中間プレートの正面部分図。 連結部材の正面部分図。 変形例に係るダンパーディスク組立体の断面図。
以下、本発明に係るロックアップ装置を備えたトルクコンバータの実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、トルクコンバータ(動力伝達装置の一例)の断面図を示す。以下の説明において、回転軸とは、トルクコンバータ1の回転中心を示す。すなわち、図1の線Oが回転軸を示す。半径方向とは、回転軸Oを中心とした円の半径方向を意味する。半径方向の内側とは、回転軸Oに近付く方向を意味し、半径方向の外側とは回転軸Oから遠ざかる方向を意味する。なお、半径方向の外側と、外周側とは、同じ意味を示す。また、半径方向の内側と、内周側とは、同じ意味を示す。軸方向とは、回転軸Oが延びる方向を意味する。すなわち、図1の左右方向を意味する。回転方向とは、回転軸O周りにダンパーディスク組立体が回転する方向を意味する。周方向とは、回転軸Oを中心とした円の周方向を意味する。
図1に示すように、トルクコンバータ1は、エンジン側のクランクシャフト(図示せず)からトランスミッションの入力シャフト(図示せず)にトルクを伝達するように構成されている。トルクコンバータ1は、回転軸O周りに回転する。このトルクコンバータ1は、フロントカバー2と、トルクコンバータ本体6と、ロックアップ装置7と、を備えている。また、トルクコンバータ1は、連結部材8をさらに備えている。
フロントカバー2は、エンジン側の部材に連結されるように構成されている。フロントカバー2は、円板状の部材である。フロントカバー2は、筒状部10を有する。筒状部10は、フロントカバー2の外周端部に位置する。筒状部10は、軸方向の第1側に突出する。すなわち、筒状部10は、トランスミッション側に突出する。
[トルクコンバータ本体6]
トルクコンバータ本体6は、作動流体を介してトルクを伝達するように構成されている。トルクコンバータ本体6は、インペラ3、タービン4、及びステータ5を備えている。
インペラ3は、フロントカバー2からトルクが入力されるように構成されている。インペラ3は、インペラシェル12と、複数のブレード13と、インペラハブ14とを有する。インペラシェル12は、フロントカバー2の筒状部10に固定されている。インペラシェル12は、例えば溶接などによって筒状部10に固定される。各ブレード13は、インペラシェル12の内側面に固定されている。インペラハブ14は、筒状であって、インペラシェル12の内周側に設けられている。
タービン4は、インペラ3に対向して配置されている。タービン4は、タービンシェル16と、複数のブレード17とを有している。各ブレード17は、タービンシェル16の内側面に固定されている。
ステータ5は、タービン4からインペラ3へと戻る作動油を整流するように構成されている。ステータ5は、インペラ3とタービン4との内周部間に配置される。ステータ5は円板状のステータキャリア20と、その外周面に設けられた複数のブレード21と、を有している。
ステータキャリア20は、ワンウェイクラッチ22を介して図示しない固定シャフトに支持されている。なお、タービンシェル16とワンウェイクラッチ22との間、及びステータキャリア20とインペラシェル12との間には、それぞれスラストベアリング23,24が設けられている。
[ロックアップ装置7]
ロックアップ装置7は、フロントカバー2とトルクコンバータ本体6との間に配置されている。詳細には、ロックアップ装置7は、フロントカバー2とタービン4との間に配置されている。ロックアップ装置7は、トルクを伝達又は遮断するように構成されている。詳細には、ロックアップ装置7は、フロントカバー2からのトルクをトランスミッションに伝達したり遮断したりするように構成されている。このロックアップ装置7は、クラッチ部260と、ダンパーディスク組立体27と、を有している。
<クラッチ部260>
図2は、ロックアップ装置7の詳細を示す断面図である。図2に示すように、クラッチ部260は、回転軸O周りに回転するように配置されている。クラッチ部260は、エンジンからのトルクを入力部材34に伝達又は遮断するように構成されている。クラッチ部260は、ピストンプレート26と、摩擦部材28とを有している。
ピストンプレート26は、軸方向においてフロントカバー2と対向して配置されている。ピストンプレート26は、回転軸Oまわりに回転するように配置されている。詳細には、ピストンプレート26は、ハブ47に対して相対回転可能である。ピストンプレート26は、軸方向に移動するように構成されている。詳細には、ピストンプレート26は、ハブ47上を摺動可能である。ピストンプレート26は、プレート本体26aと、第1係合部26bと、を有している。
プレート本体26aは、円板状であって、中央に開口部を有している。すなわち、プレート本体26aは、環状に形成されている。摩擦部材28は、プレート本体26aのフロントカバー2側の側面に固定されている。摩擦部材28は、環状であって、プレート本体26aの外周部に固定されている。摩擦部材28は、フロントカバー2と摩擦係合するように構成されている。
第1係合部26bは、プレート本体26aの外周端部から入力部材34に向かって延びている。すなわち、第1係合部26bは、プレート本体26aの外周端部から、軸方向の第1側へ延びている。第1係合部26bは、円筒状である。第1係合部26bは、先端部(軸方向の第1側端部)において第1歯部261bを有している。詳細には、第1歯部261bは、複数の歯を有している。第1歯部261bの各歯は、周方向において間隔をあけて配置されている。
ピストンプレート26は、筒状部26cをさらに有している。筒状部26cは、プレート本体26aの内周端部から軸方向の第2側に延びている。なお、筒状部26cは、プレート本体26aと別部材であってもよい。また、第1係合部26bも、プレート本体26aと別部材であってもよい。
<ダンパーディスク組立体27>
図1に示すように、ダンパーディスク組立体27は、軸方向において、クラッチ部260とトルクコンバータ本体6との間に配置されている。ダンパーディスク組立体27は、回転軸O周りに回転可能である。
図2に示すように、ダンパーディスク組立体27は、入力部材34と、中間プレート38と、第1弾性部材36とを備えている。また、ダンパーディスク組立体27は、出力部材35と、第2弾性部材37とをさらに備えている。また、ダンパーディスク組立体27は、第1ストッパ機構39をさらに備えている。
入力部材34は、回転軸O周りに回転するように配置されている。入力部材34は、軸方向において、クラッチ部260と対向して配置されている。入力部材34は、環状に形成されている。入力部材34は、第1入力プレート41、第2入力プレート42、及び支持面43を有している。
第1及び第2入力プレート41,42は、回転軸O周りに回転するように配置されている。第1及び第2入力プレート41,42は、互いに一体的に回転する。支持面43は、第1弾性部材36の半径方向の外側面を支持するように構成されている。軸方向において、クラッチ部260、第2入力プレート42、第1入力プレート41の順に配置されている。すなわち、第2入力プレート42は、軸方向において、クラッチ部260と第1入力プレート41との間に配置されている。
図3は入力部材34をタービン4側から視た図であり、図4は入力部材34をフロントカバー2側から視た図である。図5は図3のV−V線断面を、図6は図3のVI−VI線断面を示している。
図3及び図4に示すように、第1及び第2入力プレート41、42は、環状に形成されている。第1入力プレート41は、複数の収容領域41sと、複数の固定領域41tとを有している。各収容領域41sと各固定領域41tとは、周方向において交互に配置されている。第2入力プレート42も同様に、複数の収容領域42sと複数の固定領域42tとを有している。各収容領域42sと各固定領域42tとは、周方向において交互に配置されている。
各収容領域41s、42sは、収容部41a、42aを有している。各収容部41a、42aは、第1弾性部材36を収容するように構成されている。各収容部41a、42aは、周方向において互いに間隔をおいて配置されている。
図5に示すように、第1入力プレート41の各収容部41aは、軸方向の第1側に膨らむように形成されている。具体的には、各収容部41aは、タービン4側に膨らむように形成されている。また、第2入力プレート42の各収容部42aは、軸方向の第2側に膨らむように形成されている。具体的には、各収容部42aは、フロントカバー2側に膨らむように形成されている。
各収容部41a、42aは、第1弾性部材36を収容している。詳細には、第1入力プレート41の各収容部41aは、第1弾性部材36の半分(軸方向の第1側の部分)を収容している。第2入力プレート42の各収容部42aは、第1弾性部材36の残りの半分(軸方向の第2側の部分)を収容している。
第1入力プレート41の収容部41aは、軸方向の第2側を向く面において、第1支持面41uを有している。第1支持面41uは、第1弾性部材36の半径方向外側面と対向している。すなわち、第1支持面41uは、第1弾性部材36の半径方向外側面のうち、軸方向の第1側を覆うように構成されている。
第2入力プレート42の収容部42aは、軸方向の第1側を向く面において、第2支持面42uを有している。第2支持面42uは、第1弾性部材36の半径方向外側面と対向している。すなわち、第2支持面42uは、第1弾性部材36の半径方向外側面のうち、軸方向の第2側を覆うように構成されている。
図3に示すように、第1入力プレート41の各固定領域41tは、周方向において、各収容部41a間に配置されている。図4に示すように、第2入力プレート42の各固定領域42tは、周方向において、各収容部42a間に配置されている。各固定領域41t、42tにおいて、第1入力プレート41と第2入力プレート42とが互いに固定されている。
図3及び図4に示すように、各固定領域41t、42tには、リベット用孔41g、42gが形成されている。リベット用孔41g、42gは、各固定領域41t、42tの外周部に形成されていることが好ましい。このリベット用孔41g、42gに挿入されたリベット48(図2参照)によって、第1及び第2入力プレート41,42が互いに固定されている。なお、リベット48が、本発明の締結部材に相当する。
各固定領域41t、42tには、当接部41f、42fが形成されている。図6に示すように、各当接部41f、42fは、各収容部41a、42a内に収容された各第1弾性部材36の周方向端部と当接するように構成されている。すなわち、第1入力プレート41の各当接部41fは、各収容部41aよりも軸方向の第2側に位置している。例えば、一旦、全周に亘って収容部41aを形成し、その収容部41aのうちの一部を軸方向の第2側にプレス加工することによって、各当接部41fが形成される。第2入力プレート42の各当接部42fは、各収容部42aよりも軸方向の第1側に位置している。
図3に示すように、第1入力プレート41は、第1フランジ部41bを有している。第1フランジ部41bは、第1入力プレート41の外周端部に位置する。すなわち、第1フランジ部41bは、半径方向において、各収容部41aの外側に配置されている。
図4に示すように、第2入力プレート42は、第2フランジ部42bを有している。第2フランジ部42bは、第2入力プレート42の外周端部に位置する。すなわち、第2フランジ部42bは、半径方向において、各収容部42aの外側に配置されている。
第1フランジ部41bは、第1入力プレート41の全周に亘って延びている。すなわち、第1フランジ部41bは、環状である。第2フランジ部42bは、第2入力プレート42の全周に亘って延びている。すなわち、第2フランジ部42bは、環状である。
図5及び図6に示すように、第1入力プレート41の第1フランジ部41bは、第2入力プレート42のフランジ部42bと、軸方向において接触している。なお、各固定領域41t、42tに形成された第1及び第2フランジ部41b、42bは、各収容領域41s、42sに形成された第1及び第2フランジ部41b、42bよりも、半径方向の長さが長い。固定領域41t、42tに形成された第1及び第2フランジ部41b、42bに、上述したリベット用孔41g、42gが形成されている。
図2に示すように、入力部材34は、第2係合部41hをさらに備えている。第2係合部41hは、円筒状に形成されている。第2係合部41hは、第1係合部26bと係合する。詳細には、第2係合部41hは、先端部(軸方向の第2側端部)に第2歯部411hを有している。この第2歯部411hが、第1歯部261bと係合する。詳細には、第2歯部411hは、複数の歯を有している。第2歯部411hの各歯は、周方向において、間隔をあけて成されている。そして、第1歯部261bの各歯と第2歯部411hの各歯とが互いに噛み合うことによって、第1係合部26bと第2係合部41hとが互いに係合している。
図5に示すように、第2係合部41hは、第1フランジ部41bから、クラッチ部260側に向かって延びている。すなわち、第2係合部41hは、第1フランジ部41bから、軸方向の第2側に向かって延びている。詳細には、第2係合部41hは、第1フランジ部41bの外周端部から延びている。半径方向における第2係合部41hの内側面は、第2フランジ部42bの外周面と当接している。すなわち、半径方向において、第2係合部41hは、第2フランジ部42bを外側から押さえている。このため、第1弾性部材36による押圧力に対する第2フランジ部42bの強度が向上する。なお、第2係合部41hは、第1フランジ部41bと1つの部材によって形成されている。
第1入力プレート41の内周部41cは、軸方向において第2入力プレート42の内周部42cと間隔をあけて対向している。第1入力プレート41の内周部41cと第1フランジ部41bとの間に、各収容部41aが配置されている。また、第2入力プレート42の内周部42cと第2フランジ部42bとの間に、各収容部42aが配置されている。
図3に示すように、第1入力プレート41の内周部41cには、複数の第1爪部41dと、複数の第2爪部41eとが形成されている。各第1爪部41dと各第2爪部41eとは、周方向において交互に配置されている。
図5に示すように、各第1爪部41dは、第1入力プレート41の内周端部から軸方向の第1側に向かって延びている。詳細には、第1爪部41dは、内周部41cの内周端部の一部をタービン4側に折り曲げることによって形成されている。
図6に示すように、各第2爪部41eは、軸方向の第2側に向かって延びている。詳細には、各第2爪部41eは、第1入力プレート41の内周端部からフロントカバー2側に向かって延びている。なお、第2爪部41eは、内周部41cの内周端部の一部をフロントカバー2側に折り曲げることによって形成されている。
図2に示すように、出力部材35は、エンジンからのトルクを出力側の部材に出力する。具体的には、出力部材35は、エンジンからのトルクを、トランスミッションの入力シャフト(図示省略)に出力する。出力部材35は、環状に形成されている。出力部材35は、入力部材34よりも半径方向内側に配置されている。出力部材35の外周部と入力部材34の内周部とは、少なくとも一部が重なるように配置されている。
出力部材35は、1対の出力プレート45,46と、ハブ47と、を有している。1対の出力プレート45,46は、具体的な形状は異なるが、基本的な構成は同じである。したがって、ここでは軸方向の第1側の出力プレート45の構成について説明し、軸方向の第2側の出力プレート46については説明を省略する。
図7及び図8に示すように、出力プレート45は環状に形成されている。なお、図7は出力プレート45をタービン4側から視た図であり、図8は図7のVIII−VIII線断面図である。
図7に示すように、出力プレート45は、半径方向の中間部に複数の窓孔45aを有している。窓孔45aは、第2弾性部材37を支持するように構成されている(図8参照)。出力プレート45の外周部には、周方向に延びる複数の長孔45bが形成されている。この複数の長孔45bに、第1入力プレート41の第2爪部41eが挿入されている。第2爪部41eは、長孔45b内において周方向に摺動可能である。また、出力プレート45の内周部には、周方向に所定の間隔で複数のリベット用孔45cが形成されている。
以上のような構成により、第1入力プレート41の第2爪部41eが長孔45bの端面に当接するまで、第1及び第2入力プレート41,42と出力プレート45,46との相対回転が許容される。すなわち、第2爪部41eと長孔45bとによって、第1ストッパ機構39が構成されている。第1ストッパ機構39は、入力部材34と出力部材35との相対回転の角度を、所定の範囲に規定するように構成されている。
図2に示すように、1対の出力プレート45,46は、軸方向に所定の間隔をあけて対向して配置されている。また、1対の出力プレート45,46の外周端部は、第1及び第2入力プレート41,42の内周部の間に差し込まれている。すなわち、第1及び第2入力プレート41,42の内周部と1対の出力プレート45,46の外周部とは、半径方向において重なるように配置されている。
図9に示すように、ハブ47は、内周部にスプライン孔47aを有する部材である。このスプライン孔47aにトランスミッションの入力シャフトが係合可能である。ハブ47のフロントカバー2側にはピストン支持部47bが形成され、タービン4側にはタービン支持部47cが形成され、これらの各支持部47b,47cの軸方向間には外周側に延びる延在部47dが形成されている。延在部47dは、環状である。
ピストン支持部47bの外周面には、ピストンプレート26の筒状部26cが、軸方向に摺動可能に、かつ相対回転可能に支持されている。そして、ピストン支持部47bの外周面にはシール部材49が設けられている。タービン支持部47cの外周面にはタービン4(より詳細にはタービンシェル16)と連結部材8とが支持され、これにより、タービン4と連結部材8とが半径方向に位置決めされている。
延在部47dの外周部には、1対の出力プレート45,46がリベット50により固定されている。図10に示すように、延在部47dの外周面には、複数の係合用爪47eがさらに外周側に突出して設けられている。
図2に示すように、中間プレート38は、回転軸O周りにおいて回転するように配置されている。中間プレート38は、入力部材34と相対回転可能である。すなわち、中間プレート38は、第1及び第2入力プレート41,42と、相対回転可能である。また、中間プレート38は、出力部材35に対しても、相対回転するように配置されている。中間プレート38は、軸方向において、第1入力プレート41と、第2入力プレート42との間に配置されている。
図10に示すように、中間プレート38は、半径方向の外側に向かって開口する複数の第1凹部38aを有している。各第1凹部38aは、中間プレート38の外周端部に形成されている。
中間プレート38は、円板状であり、中央に開口を有している。すなわち、中間プレート38は、環状に形成されている。各第1凹部38aは、第1弾性部材36の半径方向内側部を収容するように構成されている。各第1凹部38aは、周方向において、互いに間隔をあけて配置されている。好ましくは、各第1凹部38aは、周方向において、互いに等間隔に配置されている。
中間プレート38は、半径方向の内側に向かって開口する複数の第2凹部38bが形成されている。各第2凹部38bは、中間プレート38の内周端部に形成されている。各第2凹部38bは、周方向において、互いに間隔をあけて配置されている。好ましくは、各第2凹部38bは、周方向において、互いに等間隔に配置されている。この各第2凹部38bにハブ47の各係合用爪47eが挿入されている。
第2凹部38bの周方向の長さは、係合用爪47eの周方向の長さよりも広く形成されている。このような構成により、ハブ47の係合用爪47eが中間プレート38の第2凹部38bの端面に当接するまで、中間プレート38とハブ47(出力部材35)との相対回転が許容される。すなわち、係合用爪47eと第2凹部38bとによって、第2ストッパ機構40が構成されている。
中間プレート38の半径方向中間部には、第2弾性部材37を収容するための複数の開口部38cが形成されている。各開口部38cは、周方向において、互いに間隔をおいて配置されている。各開口部38cは、周方向において、隣接する2つの第1凹部38aの間に配置されている。また、各開口部38cは、各第1凹部38aよりも、径方向において内側に配置されている。
図1及び図2に示すように、第1弾性部材36は、回転方向において、入力部材34と中間プレート38とを弾性的に連結するように構成されている。詳細には、第1弾性部材36は、回転方向において、第1及び第2入力プレート41,42と、中間プレート38とを弾性的に連結するように構成されている。第1弾性部材36は、具体的には、バネ部材である。
図10に示すように、各第1弾性部材36の半径方向内側部は、中間プレート38の第1凹部38aに収容されている。第1弾性部材36は第1及び第2入力プレート41,42によって半径方向及び軸方向の移動が規制されている。また、第1凹部38aに収容された第1弾性部材36の両端面には、第1及び第2入力プレート41,42の当接部41fが当接している。
第2弾性部材37は、回転方向において、出力部材35と中間プレート38とを弾性的に連結するように構成されている。詳細には、第2弾性部材37は、出力プレート45,46と、中間プレート38とを弾性的に連結するように構成されている。第2弾性部材37は、具体的には、バネ部材である。
第2弾性部材37は、中間プレート38の開口部38cに収容され、かつ1対の出力プレート45,46によって半径方向及び軸方向が支持されている。したがって、第2弾性部材37は1対の出力プレート45,46によって半径方向及び軸方向の移動が規制されている。また、開口部38cに収容された第2弾性部材37の両端面には、1対の出力プレート45,46の窓孔45a,46aの端面が係合可能である。
[連結部材8]
連結部材8は、タービン4に固定されるとともに、ダンパーディスク組立体27の入力部材34に相対回転不能に係合している。より詳細には、連結部材8は、図1、図2及び図11に示すように、円板状のプレート部材であり、内周部がリベット52によってタービンシェル16の内周端部に連結されている。連結部材8の外周端部には、複数の係合用の切欠き部8aが形成されている。切欠き部8aは外周側に開いており、この切欠き部8aに第1入力プレート41の第1爪部41dが係合している。なお、連結部材8は、ハブ47に対して相対回転可能である。
[動作]
エンジン側のクランクシャフトからのトルクはフロントカバー2に入力される。これにより、インペラ3が回転し、作動油がインペラ3からタービン4へ流れる。この作動油の流れによりタービン4は回転し、タービン4に固定された連結部材8も同様に回転する。
低速度域では、ロックアップ装置7はオフ(トルク伝達解除状態)であり、この場合は、タービン4から出力されたトルクが、連結部材8及びダンパーディスク組立体27を介してトランスミッション側に出力される。
具体的には、連結部材8の切欠き部8aと第1入力プレート41との係合によって、タービン4からのトルクは連結部材8を介して第1及び第2入力プレート41,42に伝達される。これらの両入力プレート41,42に伝達されたトルクは、入力プレート41,42→第1弾性部材36→中間プレート38→第2弾性部材37→出力プレート45,46→ハブ47の経路で伝達される。
トルク伝達時において、ダンパーディスク組立体27では、中間プレート38によって第1弾性部材36と第2弾性部材37とが直列的に作用する。
ここで、第2弾性部材37の圧縮によって中間プレート38と出力部材35のハブ47との間に所定の相対回転(図10に示す例では角度θ)が生じると、中間プレート38の第2凹部38bの端面にハブ47の係合用爪47eが当接する。すなわち、第2ストッパ機構40が作動する。このため、この角度以降は、第2弾性部材37は、圧縮されず、剛体として機能する。
第1弾性部材36に伝達されたトルクは、第1弾性部材36→中間プレート38→第2ストッパ機構40→ハブ47の経路で伝達される。
そして伝達されるトルクがさらに大きくなり、第1弾性部材36の圧縮が大きくなって第1及び第2入力プレート41,42と出力プレート45,46の相対回転角度が大きくなると、第1入力プレート41の第2爪部41eが出力プレート45の長孔45bの端面に当接する。すなわち、第1ストッパ機構39が作動する。
速度が上昇すると、ピストンプレート26がフロントカバー2側に移動し、摩擦部材28がフロントカバー2の側面に押し付けられる。この状態では、ロックアップ装置7はオン(トルク伝達状態)になり、フロントカバー2からのトルクがピストンプレート26に伝達される。ピストンプレート26に伝達されたトルクは、ダンパーディスク組立体27に伝達される。具体的には、第1係合部26bと第2係合部41hとの係合により、第1入力プレート41にトルクが伝達される。第1入力プレート41にトルクが伝達された後は、前述と同様の動作によってトルクがトランスミッション側に伝達される。
[特徴]
本実施形態に係るロックアップ装置7では、入力部材34の各収容部41a、42aの外周側には、第1及び第2フランジ部41b、42bが配置されている。そして、クラッチ部260の第1係合部26bは、入力部材34の第1又は第2フランジ部41b、42bと係合するのではなく、第1フランジ部41bから延びる第2係合部41hと係合している。このため、第1又は第2フランジ部41b、42bに、係合のための歯部などを形成しなくてもよい。このため、入力部材34の外周端部である第1及び第2フランジ部41b、42bは十分な強度を有することができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
変形例1
上記実施形態では、第1及び第2入力プレート41,42の各収容部41a、42aは軸方向において閉じているが、特にこれに限定されない。例えば、図12に示すように、第1及び第2入力プレート41,42の各収容部41a、42aは、軸方向において開口していてもよい。また、図12に示すように、中間プレート38は、第1凹部38aの代わりに、周方向に延びる開口部を有していてもよい。この中間プレート38の開口部内に第1弾性部材36が収容されている。
変形例2
上記実施形態では、第1フランジ部41bから第2係合部41hが延びているが、特にこれに限定されない。例えば、第2係合部41hは、第2フランジ部42bからクラッチ部260に向かって延びていてもよい。または、第1及び第2フランジ部41b、42bの両方から、第2係合部41hが延びていてもよい。
変形例3
上記実施形態では、ダンパーディスク組立体27は、第2弾性部材37、出力プレート45、46を有しているが、特にこれに限定されない。例えば、ダンパーディスク組立体は、第2弾性部材37及び出力プレート45,46を有していなくてもよい。この場合、中間プレート38はハブ47に固定され、ダンパーディスク組立体27は第2ストッパ機構を有していない。
変形例4
上記実施形態における第1ストッパ機構39では、第2爪部41eが入力部材34に形成され、長孔45bが出力部材35に形成されているが、特にこれに限定されない。例えば、第2爪部が出力部材35に形成され、長孔が入力部材34に形成されていてもよい。
7 ロックアップ装置
260 クラッチ部
26b 第1係合部
34 入力部材
41a、42a 収容部
41b、42b フランジ部
41h 第2係合部
36 第1弾性部材
38 中間プレート

Claims (8)

  1. 回転軸周りに回転する動力伝達装置のロックアップ装置であって、
    前記回転軸周りに回転するように配置され、トルクを伝達又は遮断するように構成されたクラッチ部と、
    前記回転軸の軸方向において前記クラッチ部と対向して配置され、前記回転軸周りに回転するように配置された入力部材と、
    前記回転軸周りにおいて、前記入力部材と相対的に回転するように配置された中間プレートと、
    回転方向において、前記入力部材と前記中間プレートとを弾性的に連結する第1弾性部材と、
    を備え、
    前記クラッチ部は、前記入力部材側に向かって軸方向に延びる第1係合部を有し、
    前記入力部材は、前記第1弾性部材の径方向外側面の全体を支持するように前記第1弾性部材を収容し周方向において互いに間隔をおいて配置された複数の収容部と、半径方向において前記収容部の外側に配置される環状のフランジ部と、前記フランジ部から前記クラッチ部側に向かって軸方向に延び前記第1係合部と係合する第2係合部と、を有する、
    ロックアップ装置。
  2. 前記入力部材は、第1入力プレートと、軸方向において前記第1入力プレートと前記クラッチ部との間に配置された第2入力プレートと、を有し、
    前記フランジ部は、前記第1入力プレートの外周端部に形成された第1フランジ部と、前記第2入力プレートの外周端部に形成された第2フランジ部と、を有し、
    前記第1及び第2フランジ部は、軸方向において互いに接触しており、
    前記第2係合部は、前記第1フランジ部から前記クラッチ部側に向かって延び、
    半径方向における前記第2係合部の内側面は、前記第2フランジ部の外周面と当接する、
    請求項1に記載のロックアップ装置。
  3. 前記第1及び第2係合部はそれぞれ、筒状である、
    請求項1又は2に記載のロックアップ装置。
  4. 前記第1係合部は、先端部において第1歯部を有し、
    前記第2係合部は、先端部において、前記第1歯部と係合する第2歯部を有する、
    請求項1から3のいずれかに記載のロックアップ装置。
  5. 前記第1及び第2入力プレートはそれぞれ、前記周方向において前記各収容部間に配置された複数の固定領域、をさらに有し、
    前記第1及び第2入力プレートは、前記固定領域において互いに固定される、
    請求項2に記載のロックアップ装置。
  6. 前記固定領域において前記第1入力プレートと前記第2入力プレートとを互いに締結する締結部材をさらに備える、
    請求項5に記載のロックアップ装置。
  7. 前記締結部材は、リベットであって、
    前記第1及び第2入力プレートは、前記各固定領域に形成されて前記リベットが貫通するリベット用孔を有する、
    請求項6に記載のロックアップ装置。
  8. 前記締結部材は、前記固定領域の外周部に配置される、
    請求項6又は7に記載のロックアップ装置。
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