JP6358629B2 - フォークリフト - Google Patents

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Description

本発明は、カメラを備えたフォークリフトに関する。
荷物の積み降ろしを行うためにフォークリフトは様々な環境において使用されている。例えば、トラックの荷台に荷物を積むため、または、トラックの荷台から荷物を降ろすために、トラックの荷台の高さに応じて設けられたプラットホームにおいてフォークリフトが使用されており、プラットホームの高さは一般的に約1m程度ある。このような環境において、フォークリフトの運転者がその運転を誤ることにより、フォークリフトがプラットホームから地面に転落する可能性があった。
特許文献1には、プラットホームからフォークリフトが転落することを防ぐために、カメラを備えたフォークリフトが記載されている。このフォークリフトは、カメラにより撮影された画像に係る画像データに基づいて、路面に設けられた進入規制領域の目印を検出し、進入規制領域の目印と車両本体との距離が所定未満であるときに車両本体の走行速度を制限する。進入規制領域の目印は、路面に対して目立ち易い色相を有しているライン(路面に貼られたテープまたは路面に塗布されたインキ)により構成されている。
しかし、進入規制領域の目印であるラインに汚れや破損等の汚損が発生した場合には、画像データに基づいてその目印を検出することができず、フォークリフトが進入規制領域に進入するおそれがある。
特開2015−217738号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、進入規制領域の目印に汚損が発生した場合でも、進入規制領域に進入しないようにすることが可能なフォークリフトを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、路面上の進入規制領域と走行許容領域との境界において列をなして設けられ、それぞれが特徴点を有している複数のマーカと、前記路面を走行する車両本体と、列をなす複数の前記マーカを同時に撮影することで、画像データを生成するカメラと、生成された前記画像データに基づいて、同時に撮影された複数の前記マーカを認識するマーカ認識部と、認識された複数の前記マーカの少なくとも1つの前記特徴点に基づいて、複数の前記マーカの各々に対する前記車両本体の位置を推定する車両位置推定部と、認識された複数の前記マーカの少なくとも1つの前記特徴点に基づいて、複数の前記マーカの各々に対する前記車両本体の姿勢を推定する車両姿勢推定部と、推定された前記車両本体の位置および姿勢の双方に基づいて、前記車両本体が列をなす前記マーカを越えて走行することを抑制するための動作を行う逸脱走行抑制部と、を備え、前記車両位置推定部は、複数の前記マーカの各々に対する前記車両本体の位置を推定することによって、前記車両本体から複数の前記マーカの各々までの距離を算出し、前記車両姿勢推定部は、複数の前記マーカの各々に対する前記車両本体の姿勢を推定することによって、前記車両本体の走行方向と当該車両本体から複数の前記マーカの各々が位置する方向とのなす角度を算出し、前記逸脱走行抑制部は、前記車両本体から複数の前記マーカのいずれか1つである特定マーカまでの距離が所定未満であるとき、かつ、前記車両本体の走行方向と当該車両本体から前記特定マーカが位置する方向とのなす角度が所定未満であるとき、前記走行許容領域を走行する前記車両本体が列をなす前記マーカを越えて走行することを抑制するための動作を行うことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のフォークリフトにおいて、前記車両位置推定部は、前記マーカ認識部による1つ以上の前記マーカの認識精度が所定未満であるとき、他の1つ以上の前記マーカに基づいて、認識精度が所定以上である前記マーカの各々に対する前記車両本体の位置を推定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のフォークリフトにおいて、前記車両姿勢推定部は、前記マーカ認識部による1つ以上の前記マーカの認識精度が所定未満であるとき、他の1つ以上の前記マーカに基づいて、認識精度が所定以上である前記マーカの各々に対する前記車両本体の姿勢を推定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のフォークリフトにおいて、前記逸脱走行抑制部は、前記車両本体が列をなす前記マーカを越えて走行することを抑制するための動作として、音または光を発する報知動作を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のフォークリフトにおいて、前記逸脱走行抑制部は、前記車両本体が列をなす前記マーカを越えて走行することを抑制するための動作として、前記車両本体の走行の制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、進入規制領域の目印に汚損が発生した場合でも、進入規制領域に進入しないようにすることが可能なフォークリフトを提供することができる。
(A)および(B)は、本発明の一実施形態に係るフォークリフトを含む転落防止システムの全体構成図である。 同実施形態に係るフォークリフトの概略構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る転落防止処理の流れを示すフローチャートである。
図面を参照しながら、本発明の一実施形態を説明する。なお、図中の矢印で示す前後方向X、左右方向Y、および、上下方向Zは、互いに直交する方向である。
図1に示すように、カウンタバランス式のフォークリフト1は、路面Sを走行する車両本体10と、荷物(不図示)の積み降ろしを行う荷役装置20と、オペレータ(図示略)がフォークリフト1を操作するための操作装置30と、路面Sに設けられたマーカMを撮影するカメラ40とを備えている。
車両本体10は、オペレータが搭乗する搭乗部11と、搭乗部11の上方に配置されたヘッドガード12と、ヘッドガード12を支持するステー13とを備えている。車両本体10は、前後方向Xに真っ直ぐ走行することができ、また、左右方向Yに旋回しながら走行することもできる。
荷役装置20は、上下方向Zに伸縮するマスト21と、マスト21に沿って昇降するフォーク22とを備えている。荷役装置20は、車両本体10の前方に設けられ、車両本体10とともに路面S上を移動する。
操作装置30は、車両本体10の走行を加速させる指示を入力するためのアクセルペダル31や、車両本体10を旋回させる指示を入力するためのステアリングハンドル32等を含んでいる。
カメラ40は、車両本体10の後方の路面Sを撮影する単眼カメラであって、例えば、グローバルシャッター方式のモノクロイメージセンサと、広角レンズとにより構成されている。カメラ40は、車両本体10の後部に設けられたステー13に取り付けられている。カメラ40は、所定範囲において列をなす複数のマーカMを同時に撮影することで、画像データを生成する。
路面Sに設置されたマーカMは、進入規制領域の目印であって、例えば、路面Sに貼られたシールにより構成されている。マーカMは、プラットホームPの縁部に並べて設けられており、複数のマーカMは、進入規制領域と走行許容領域との境界において列をなしている。マーカMは、矩形状の外形を有するとともに特徴的な模様を有している。
図2を参照して、図1に図示されないフォークリフト1の構成を説明する。
図2に示すように、フォークリフト1は、マーカ認識部51と、車両位置推定部52と、車両姿勢推定部53と、逸脱走行抑制部60とを備えている。
マーカ認識部51は、カメラ40により生成された画像データに基づいて、カメラ40で同時に撮影された複数のマーカMを認識する画像処理回路である。マーカ認識部51は、カメラ40から画像データを取得し、画像データに対して種々の画像処理を施し、画像データからマーカMを認識(検出)する。
車両位置推定部52は、マーカ認識部51により認識された複数のマーカMの少なくとも1つに基づいて、マーカMに対する車両本体10の位置を推定する演算回路である。すなわち、車両位置推定部52は、マーカMに対する車両本体10の位置を推定することによって、車両本体10からマーカMまでの距離を算出する。マーカ認識部51で複数のマーカMが認識されることにより、車両位置推定部52は、それらのマーカMの各々に基づいて、各マーカMに対する車両本体10の位置を推定する。また、車両位置推定部52は、マーカ認識部51による1つ以上のマーカMの認識精度が所定未満であるとき、他の1つ以上のマーカMに基づいて、車両本体10の位置を推定する。すなわち、車両位置推定部52は、マーカ認識部51での認識精度が低いマーカMについては、そのマーカMに対する車両本体10の位置を推定しない。
車両姿勢推定部53は、マーカ認識部51により認識された複数のマーカMの少なくとも1つに基づいて、マーカMに対する車両本体10の姿勢を推定する演算回路である。すなわち、車両姿勢推定部53は、マーカMに対する車両本体10の姿勢を推定することによって、車両本体10の走行方向と車両本体10からマーカMが位置する方向とのなす角度を算出する。マーカ認識部51で複数のマーカMが認識されることにより、車両姿勢推定部53は、それらのマーカMの各々に基づいて、各マーカMに対する車両本体10の姿勢を推定する。また、車両姿勢推定部53は、マーカ認識部51による1つ以上のマーカMの認識精度が所定未満であるとき、他の1つ以上のマーカMに基づいて、車両本体10の姿勢を推定する。すなわち、車両姿勢推定部53は、マーカ認識部51での認識精度が低いマーカMについては、そのマーカMに対する車両本体10の姿勢を推定しない。
逸脱走行抑制部60は、車両位置推定部52により推定された車両本体10の位置および車両姿勢推定部53により推定された車両本体10の姿勢に基づいて、車両本体10が列をなすマーカMを越えて走行することを抑制するための動作(以下「逸脱走行抑制動作」という)を行う制御回路および動作機構である。具体的には、逸脱走行抑制部60は、報知動作を行うスピーカーおよび警告灯と、車両本体10の走行の制御を行う走行制御回路とにより構成されている。逸脱走行抑制部60は、スピーカーおよび警告灯から音および光を発することによって報知動作を行い、フォークリフト1が進入規制領域から遠ざかるようにフォークリフト1を操作することをオペレータに促す。また、逸脱走行抑制部60は、操作装置30に入力されたオペレータの指示を無効化するとともに車両本体10の走行を停止させる制御を行い、フォークリフト1が進入規制領域に進入することを防止する。
次に、図3を参照して、フォークリフト1による転落防止処理の流れを説明する。なお、図3の一連の流れは、フォークリフト1の稼働中において、時間をあけずに繰り返されることが好ましい。
まず、路面Sに向けられたカメラ40が、マーカMを撮影して、そのマーカMの画像を含む画像データを生成する(ステップS1)。次いで、マーカ認識部51が、ステップS1で生成された画像データに基づき、1つ以上のマーカMを認識する(ステップS2)。
ステップS2においては、マーカ認識部51が、カメラ40で取得した画像データに対して、2値化処理、エッジ検出(輪郭抽出)処理、多角形の近似処理、および、予め記憶しているマーカMのデータとのマッチング処理等の画像処理を施すことで、画像データからマーカMを認識する。このとき、カメラ40で取得した画像データの一部と予め記憶しているマーカMのデータとのマッチング処理において、マーカMの認識精度を示す相関係数が算出され、相関係数が所定の閾値以上である場合に、画像データからマーカMが認識される。
次いで、ステップS2で認識されたマーカMに基づいて、車両位置推定部52が車両本体10の位置を推定するとともに、車両姿勢推定部53が車両本体10の姿勢を推定する(ステップS3)。ステップS2で複数のマーカMが認識された場合には、各マーカMに対する車両本体10の位置および姿勢が推定される。
ステップS3においては、画像データに含まれる認識されたマーカMの特徴点(例えばマーカMの外形を形成している線分の端点である頂点)の座標に基づいて、カメラ40を基準とするカメラ座標系とマーカMを基準とするマーカ座標系との変換行列を算出することにより、マーカMに対する車両本体10の位置および姿勢が推定される。具体的には、カメラ座標系の座標(Xc,Yc,Zc)とマーカ座標系の座標(Xm,Ym,Zm)は、下記の数式(1)の関係を有しており、車両位置推定部52は、数式(1)に含まれる並進ベクトルTの成分(平行移動成分)を算出することで、カメラ40に対するマーカMの位置、すなわち、マーカMに対する車両本体10の位置を推定する。また、車両姿勢推定部53は、数式(1)に含まれる3行3列の回転行列Rの成分(回転移動成分)を算出することで、カメラ40に対するマーカMの向き、すなわちマーカMに対する車両本体10の姿勢を推定する。また、車両姿勢推定部53は、山登り法により回転行列Rを補正することで、車両本体10の姿勢を精度良く推定し、車両位置推定部52は、補正後の回転行列Rに基づいて並進ベクトルTを補正することで、車両本体10の位置を精度良く推定する。
Figure 0006358629
次いで、ステップS3で推定された車両本体10の位置に基づいて、逸脱走行抑制部60を構成する制御回路が、フォークリフト1がマーカMの近傍に位置するか否かを判断する(ステップS4)。すなわち、ステップS4においては、逸脱走行抑制部60が、車両本体10からマーカMまでの距離が所定未満であるとき、フォークリフト1がマーカMの近傍に位置すると判断し、車両本体10からマーカMまでの距離が所定以上であるとき、フォークリフト1がマーカMの近傍に位置しないと判断する。ステップS2で複数のマーカMが認識された場合には、車両本体10から複数のマーカMのいずれか1つまでの距離が所定未満であるとき、フォークリフト1がマーカMの近傍に位置すると判断される。
フォークリフト1がマーカMの近傍に位置しないとステップS4で判断された場合、逸脱走行抑制部60が、フォークリフト1が進入規制領域に進入する可能性がないと判断し、逸脱走行抑制動作を行うことなく転落防止処理を終了する。
一方、フォークリフト1がマーカMの近傍に位置するとステップS4で判断された場合、逸脱走行抑制部60が、フォークリフト1が進入規制領域に進入する可能性があると判断し、音および光を発する報知動作を行う(ステップS5)。
さらに、ステップS3で推定された車両本体10の姿勢に基づいて、逸脱走行抑制部60を構成する制御回路が、フォークリフト1の走行方向がマーカMに近づく方向であるか否かを判断する(ステップS6)。すなわち、ステップS6においては、逸脱走行抑制部60が、車両本体10の走行方向と車両本体10からマーカMが位置する方向とのなす角度が所定未満であるとき、フォークリフト1の走行方向がマーカMに近づく方向であると判断し、車両本体10の走行方向と車両本体10からマーカMが位置する方向とのなす角度が所定以上であるとき、フォークリフト1の走行方向がマーカMに近づかない方向であると判断する。フォークリフト1の走行方向がマーカMに近づく方向であるか否かの判断は、フォークリフト1が近傍に位置するとステップS4で判断されたマーカMのみを対象とすることが好ましい。
フォークリフト1の走行方向がマーカMに近づかない方向であるとステップS6で判断された場合、逸脱走行抑制部60が、フォークリフト1が進入規制領域に進入する蓋然性が低いと判断し、車両本体10の走行の制御を行うことなく転落防止処理を終了する。
一方、フォークリフト1の走行方向がマーカMに近づく方向であるとステップS6で判断された場合、逸脱走行抑制部60が、フォークリフト1が進入規制領域に進入する蓋然性が高いと判断し、車両本体10の走行を停止させることによって走行の制御を行う(ステップS7)。
本実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)複数のマーカMをプラットホームPの縁部等の進入規制領域に沿って並べ、これらのマーカMを進入規制領域の目印としてカメラ40で撮影することによって、フォークリフト1が進入規制領域に進入することを抑制することが可能である。また、認識された複数のマーカMの少なくとも1つに基づいて、マーカMに対する車両本体10の位置を推定するため、例えば、1つのマーカMの認識精度が所定未満であっても、複数のマーカM、または、認識精度が高いと判断される他の1つ以上のマーカMに基づいて、車両本体10の位置を精確に推定することが可能である。したがって、進入規制領域の目印である一部のマーカMに汚損が発生した場合でも、進入規制領域の目印である他のマーカMを精確に認識することで、フォークリフト1が進入規制領域に進入しないようにすることが可能である。
(2)車両位置推定部52は、マーカ認識部51による1つ以上のマーカMの認識精度が所定未満であるとき、他の1つ以上のマーカMに基づいて、マーカMに対する車両本体10の位置を推定する。このため、認識精度が所定未満のマーカMを除外して、車両本体10の位置を精確に推定することができる。
(3)逸脱走行抑制部60は、推定された車両本体10の位置および姿勢の双方に基づいて逸脱走行抑制動作を行う。このため、フォークリフト1が進入規制領域に進入する蓋然性が高いか否かを適切に判断して、フォークリフト1が進入規制領域に進入することを抑制することが可能である。
(4)車両姿勢推定部53は、マーカ認識部51による1つ以上のマーカMの認識精度が所定未満であるとき、他の1つ以上のマーカMに基づいて、マーカMに対する車両本体10の姿勢を推定する。このため、認識精度が所定未満のマーカMを除外して、車両本体10の姿勢を精確に推定することができる。
(5)逸脱走行抑制部60は、逸脱走行抑制動作として、音または光を発する報知動作を行うため、オペレータは、フォークリフト1が進入規制領域に進入する蓋然性が高いことを聴覚的または視覚的に知ることができる。
(6)逸脱走行抑制部60は、逸脱走行抑制動作として、車両本体10の走行の制御を行うため、オペレータによらず、フォークリフト1が進入規制領域に進入することを防止することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記構成を適宜変更することもできる。例えば、以下のように変更して実施することもでき、以下の変更を組み合わせて実施することもできる。
・マーカMは、路面Sに塗布されたインキにより構成してもよい。また、マーカMの形状、寸法、および模様等を変更してもよい。また、マーカMが2以上の列をなすように配置されていてもよい。
・カメラ40の構成および配置を変更することもできる。例えば、カメラ40が、カラーイメージセンサと魚眼レンズとにより構成されていてもよい。また、カメラ40が、ヘッドガード12に取り付けられていてもよい。
・マーカ認識部51は、認識精度が所定未満のマーカに基づいて、車両本体10の位置を推定してもよい。すなわち、例えば1つのマーカMの認識精度が低い場合であっても、他の複数のマーカMに基づいて、車両本体10の位置を適切に推定することができる。
・車両姿勢推定部53は、認識精度が所定未満のマーカに基づいて、車両本体10の姿勢を推定してもよい。すなわち、例えば1つのマーカMの認識精度が低い場合であっても、他の複数のマーカMに基づいて、車両本体10の姿勢を適切に推定することができる。
・逸脱走行抑制部60は、車両本体10の姿勢に基づかずに、逸脱走行抑制動作を行ってもよい。すなわち、逸脱走行抑制部60は、車両本体10の位置のみに基づいて、逸脱走行抑制動作を行ってもよく、車両本体10からマーカMまでの距離が所定未満であるとき、車両本体10の姿勢に関わらず報知動作および走行の制御の双方の逸脱走行抑制動作を行ってもよい。
・逸脱走行抑制部60は、走行の制御を行わなくてもよい。すなわち、逸脱走行抑制部60は、逸脱走行抑制動作として、報知動作のみを行ってもよい。また、逸脱走行抑制部60が行う報知動作として、音および光の一方のみを発してもよい。また、スピーカーおよび警告灯以外の他の手段により、報知動作が行われてもよい。
・逸脱走行抑制部60は、報知動作を行わなくてもよい。すなわち、逸脱走行抑制部60は、逸脱走行抑制動作として、車両本体10の走行の制御のみを行ってもよい。また、逸脱走行抑制部60が行う走行の制御として、走行の停止以外の制御が行われてもよい。すなわち、逸脱走行抑制部60は、逸脱走行抑制動作として、車両本体10の走行速度を制限する制御、または、車両本体10をマーカMから遠ざかる方向に走行させる制御を行ってもよい。
1 フォークリフト
10 車両本体
40 カメラ
51 マーカ認識部
52 車両位置推定部
53 車両姿勢推定部
60 逸脱走行抑制部
M マーカ(進入規制領域の目印)
S 路面

Claims (5)

  1. 路面上の進入規制領域と走行許容領域との境界において列をなして設けられ、それぞれが特徴点を有している複数のマーカと、
    前記路面を走行する車両本体と、
    列をなす複数の前記マーカを同時に撮影することで、画像データを生成するカメラと、
    生成された前記画像データに基づいて、同時に撮影された複数の前記マーカを認識するマーカ認識部と、
    認識された複数の前記マーカの少なくとも1つの前記特徴点に基づいて、複数の前記マーカの各々に対する前記車両本体の位置を推定する車両位置推定部と、
    認識された複数の前記マーカの少なくとも1つの前記特徴点に基づいて、複数の前記マーカの各々に対する前記車両本体の姿勢を推定する車両姿勢推定部と、
    推定された前記車両本体の位置および姿勢の双方に基づいて、前記車両本体が列をなす前記マーカを越えて走行することを抑制するための動作を行う逸脱走行抑制部と、を備え、
    前記車両位置推定部は、複数の前記マーカの各々に対する前記車両本体の位置を推定することによって、前記車両本体から複数の前記マーカの各々までの距離を算出し、
    前記車両姿勢推定部は、複数の前記マーカの各々に対する前記車両本体の姿勢を推定することによって、前記車両本体の走行方向と当該車両本体から複数の前記マーカの各々が位置する方向とのなす角度を算出し、
    前記逸脱走行抑制部は、前記車両本体から複数の前記マーカのいずれか1つである特定マーカまでの距離が所定未満であるとき、かつ、前記車両本体の走行方向と当該車両本体から前記特定マーカが位置する方向とのなす角度が所定未満であるとき、前記走行許容領域を走行する前記車両本体が列をなす前記マーカを越えて走行することを抑制するための動作を行う
    ことを特徴とするフォークリフト。
  2. 前記車両位置推定部は、前記マーカ認識部による1つ以上の前記マーカの認識精度が所定未満であるとき、他の1つ以上の前記マーカに基づいて、認識精度が所定以上である前記マーカの各々に対する前記車両本体の位置を推定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。
  3. 前記車両姿勢推定部は、前記マーカ認識部による1つ以上の前記マーカの認識精度が所定未満であるとき、他の1つ以上の前記マーカに基づいて、認識精度が所定以上である前記マーカの各々に対する前記車両本体の姿勢を推定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のフォークリフト。
  4. 前記逸脱走行抑制部は、前記車両本体が列をなす前記マーカを越えて走行することを抑制するための動作として、音または光を発する報知動作を行う
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のフォークリフト。
  5. 前記逸脱走行抑制部は、前記車両本体が列をなす前記マーカを越えて走行することを抑制するための動作として、前記車両本体の走行の制御を行う
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のフォークリフト。
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