JP6354777B2 - シートバックパネルの組立構造 - Google Patents
シートバックパネルの組立構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6354777B2 JP6354777B2 JP2016050934A JP2016050934A JP6354777B2 JP 6354777 B2 JP6354777 B2 JP 6354777B2 JP 2016050934 A JP2016050934 A JP 2016050934A JP 2016050934 A JP2016050934 A JP 2016050934A JP 6354777 B2 JP6354777 B2 JP 6354777B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat back
- back panel
- bead
- embossed
- annular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
シートバックを構成するためのシートバックパネルの組立構造であって、
金属製の板材からなるシートバックパネルとパイプ材とにより構成され、
前記シートバックパネルに複数のビード部が形成され、
前記複数のビード部のうち、前記シートバックパネルの中央部あるいはその付近に位置するビード部が、全周囲が完全に閉じられた環状に形成され、
前記複数のビード部のうち、前記シートバックパネルの外周縁部付近に位置する一部のビード部が、該外周縁部方向に開口された非環状として形成され、
前記パイプ材が、平面視において、前記非環状とされた前記一部のビード部の開口部位を塞ぐようにして前記シートバックパネルに固定され、
前記パイプ材が、前記シートバックパネルの外周縁部に沿うように方形の環状に形成されたフレームとされ、
前記シートバックパネルには、前記環状とされた前記ビード部で囲まれた領域内において1つのエンボス部が形成され、
前記シートバックパネルには、前記非環状とされた前記ビード部で取り巻かれると共にその外周縁部側の開口部位が前記パイプ材で塞がれた領域内において1つのエンボス部が形成されている、
ようにしてある。
前記ビード部が前記シートバックパネルの一面側に突出するように形成される一方、前記エンボス部が該シートバックパネルの他面側に突出するように形成されている、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、エンボス部とビード部とを同方向に突出形成した場合に比して、より剛性を向上させることができる。
シートバックを構成するためのシートバックパネルの組立構造であって、
金属製の板材からなるシートバックパネルとパイプ材とにより構成され、
前記シートバックパネルに複数のビード部が形成され、
前記複数のビード部のうち、前記シートバックパネルの中央部あるいはその付近に位置するビード部が、全周囲が閉じられた環状に形成され、
前記複数のビード部のうち、前記シートバックパネルの外周縁部付近に位置する一部のビード部が、該外周縁部方向に開口された非環状として形成され、
前記パイプ材が、平面視において、前記非環状とされた前記一部のビード部の開口部位を塞ぐようにして前記シートバックパネルに固定され、
前記シートバックパネルには、前記ビード部で囲まれた領域内においてエンボス部が形成され、
前記ビード部が前記シートバックパネルの一面側に突出するように形成される一方、前記エンボス部が該シートバックパネルの他面側に突出するように形成され、
前記エンボス部の突出高さが、前記ビード部の突出高さよりも大きくされている、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、ほぼ請求項1に対応した効果および請求項2に対応した効果を得ることができると共に、ビード部の突出高さをエンボス部の突出高さよりも低くすることにより、細幅となるビード部を容易に形成する等の上で好ましいものとなる。
前記パイプ材が、前記シートバックパネルの前記他面側に固定されている、ようにしてある(請求項4対応)。この場合、シートバックパネルの板面のうちパイプ材が配設される側に、シートバック用のクッション材が配設されるが、このパイプ材やエンボス部による突出部位をクッション材により覆って、その突出が問題にならないようにする上で好ましいものとなる。また、エンボス部を、パイプ材の固定部位に別途設けておくことにより、固定のための面積を大きく確保する上でも好ましいものとなる。
前記環状とされたビード部が方形または円形とされ、
前記エンボス部が、方形または円形とされている、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、シートバックパネルの板面に入力される種々の方向からの外力に効果的に対応して、シートバックパネルの曲げやねじりを効果的に防止する上で好ましいものとなる。
前記エンボス部は前記ビード部と離間して設けられ、
前記エンボス部の面積が、前記ビード部で囲まれる面積の10〜30%とされている、
ようにしてある(請求項6対応)。
前記環状ビード部で囲まれる面積が、500平方cm以下とされている、ようにしてある(請求項7対応)。
θ:揺動軸線
α1:突出高さ(ビード部)
α2:突出高さ(エンボス部)
R1〜R3:領域(平坦面部分)
1:シートクッション
2:シートバック(1人用)
3:シートバック(2人用)
10:シートバックパネル
20:フレーム
32:ロック部材
33:係止部材
40、41:ブラケット(チャイルドシート取付用)
46、47:取付孔(チャイルドシートの取付部)
50:エンボス部
51:ビード部
60:エンボス部
Claims (7)
- シートバックを構成するためのシートバックパネルの組立構造であって、
金属製の板材からなるシートバックパネルとパイプ材とにより構成され、
前記シートバックパネルに複数のビード部が形成され、
前記複数のビード部のうち、前記シートバックパネルの中央部あるいはその付近に位置するビード部が、全周囲が完全に閉じられた環状に形成され、
前記複数のビード部のうち、前記シートバックパネルの外周縁部付近に位置する一部のビード部が、該外周縁部方向に開口された非環状として形成され、
前記パイプ材が、平面視において、前記非環状とされた前記一部のビード部の開口部位を塞ぐようにして前記シートバックパネルに固定され、
前記パイプ材が、前記シートバックパネルの外周縁部に沿うように方形の環状に形成されたフレームとされ、
前記シートバックパネルには、前記環状とされた前記ビード部で囲まれた領域内において1つのエンボス部が形成され、
前記シートバックパネルには、前記非環状とされた前記ビード部で取り巻かれると共にその外周縁部側の開口部位が前記パイプ材で塞がれた領域内において1つのエンボス部が形成されている、
ことを特徴とするシートバックパネルの組立構造。 - 請求項1において、
前記ビード部が前記シートバックパネルの一面側に突出するように形成される一方、前記エンボス部が該シートバックパネルの他面側に突出するように形成されている、ことを特徴とするシートバックパネルの組立構造。 - シートバックを構成するためのシートバックパネルの組立構造であって、
金属製の板材からなるシートバックパネルとパイプ材とにより構成され、
前記シートバックパネルに複数のビード部が形成され、
前記複数のビード部のうち、前記シートバックパネルの中央部あるいはその付近に位置するビード部が、全周囲が閉じられた環状に形成され、
前記複数のビード部のうち、前記シートバックパネルの外周縁部付近に位置する一部のビード部が、該外周縁部方向に開口された非環状として形成され、
前記パイプ材が、平面視において、前記非環状とされた前記一部のビード部の開口部位を塞ぐようにして前記シートバックパネルに固定され、
前記シートバックパネルには、前記ビード部で囲まれた領域内においてエンボス部が形成され、
前記ビード部が前記シートバックパネルの一面側に突出するように形成される一方、前記エンボス部が該シートバックパネルの他面側に突出するように形成され、
前記エンボス部の突出高さが、前記ビード部の突出高さよりも大きくされている、ことを特徴とするシートバックパネルの組立構造。 - 請求項3において、
前記パイプ材が、前記シートバックパネルの前記他面側に固定されている、ことを特徴とするシートバックパネルの組立構造。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
前記環状とされたビード部が方形または円形とされ、
前記エンボス部が、方形または円形とされている、
ことを特徴とするシートバックパネルの組立構造。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、
前記エンボス部は前記ビード部と離間して設けられ、
前記エンボス部の面積が、前記ビード部で囲まれる面積の10〜30%とされている、
ことを特徴とするシートバックパネルの組立構造。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、
前記環状ビード部で囲まれる面積が、500平方cm以下とされている、ことを特徴とするシートバックパネルの組立構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016050934A JP6354777B2 (ja) | 2016-03-15 | 2016-03-15 | シートバックパネルの組立構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016050934A JP6354777B2 (ja) | 2016-03-15 | 2016-03-15 | シートバックパネルの組立構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017165190A JP2017165190A (ja) | 2017-09-21 |
JP6354777B2 true JP6354777B2 (ja) | 2018-07-11 |
Family
ID=59908645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016050934A Expired - Fee Related JP6354777B2 (ja) | 2016-03-15 | 2016-03-15 | シートバックパネルの組立構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6354777B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3494268B2 (ja) * | 1996-10-25 | 2004-02-09 | 日野自動車株式会社 | シートバックのフレーム一体型バックパネル及びその製造方法 |
WO2003016091A1 (en) * | 2001-08-15 | 2003-02-27 | Dow Global Technologies Inc. | Improved seating system |
JP2011246067A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Nhk Spring Co Ltd | シートバックパネルおよびシートバックフレーム構造 |
-
2016
- 2016-03-15 JP JP2016050934A patent/JP6354777B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017165190A (ja) | 2017-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6245300B2 (ja) | シートバック構造 | |
JP6245293B2 (ja) | シートバックパネル | |
US9809267B2 (en) | Vehicle seat | |
JP2010018190A (ja) | 車両用シート | |
JP5526718B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
JP2007125954A (ja) | シート用ストライカブラケットの取付構造 | |
JP2006193047A (ja) | 車両の側部車体構造 | |
JP2011246067A (ja) | シートバックパネルおよびシートバックフレーム構造 | |
JP2009154691A (ja) | 車両用シート | |
US8820819B2 (en) | Vehicle floor frame structure | |
CN104029620A (zh) | 汽车后座椅靠背骨架的分体式结构及装配方法 | |
CN115503581A (zh) | 座椅靠背框架的加强构造 | |
US20080252131A1 (en) | Automotive vehicle seat back and method of making same | |
JP6354777B2 (ja) | シートバックパネルの組立構造 | |
JP6376158B2 (ja) | シートバックパネル | |
JP6245294B2 (ja) | シートバックパネル | |
JP5606485B2 (ja) | 車両の後部 | |
JP6319351B2 (ja) | シートバックパネル | |
JP5526719B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
JP2013212766A (ja) | 車両用シート装置 | |
JP6253683B2 (ja) | 車体構造 | |
JP2013119267A (ja) | トランクリッドの骨格構造 | |
JP2016150658A (ja) | シートフレーム及び車両用シート | |
JP7374749B2 (ja) | 鉄道車両用座席 | |
JP5545005B2 (ja) | 車両用シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171017 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180306 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180419 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180515 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180528 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6354777 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |