JP6354433B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体素子を内蔵した半導体モジュールと、該半導体モジュールに接続した制御回路基板とを備える電力変換装置に関する。
例えば直流電力と交流電力との間で電力変換を行う電力変換装置として、半導体素子を内蔵した半導体モジュールと、該半導体モジュールに接続し上記半導体素子のスイッチング動作を制御する制御回路基板とを備えるものがある(下記特許文献1参照)。
上記半導体モジュールは、直流電源の正電極に接続される正極端子と、直流電源の負電極に接続される負極端子と、交流負荷に接続される交流端子とを備える。上記電力変換装置は、上記制御回路基板によって上記半導体素子をスイッチング動作させることにより、上記直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換し、この交流電力を用いて、上記交流負荷を駆動するよう構成されている。
上記制御回路基板には、正極端子と負極端子との間の電圧を測定する電圧測定回路が形成されている。上記電力変換装置は、上記電圧測定回路を用いて上記電圧を測定し、その測定結果を、上記半導体素子の動作制御等に利用している。
上記正極端子には、直流電流の経路となるバスバーが溶接されている。このバスバーにワイヤーを接続してある。また、制御回路基板には、電圧測定回路に導通したコネクタが設けられている。上記ワイヤーをコネクタに接続することにより、上記電圧測定回路と上記正極端子とを電気接続するよう構成されている。
特開2010−1234523号公報
しかしながら、上記電力変換装置は、正極端子と電圧測定回路とを接続するために、ワイヤーおよびコネクタが必要となるため、部品点数が多くなりやすいという問題がある。そのため、電力変換装置の製造コストが上昇しやすくなる。また、ワイヤーを引き回すための空間を確保する必要があるため、電力変換装置が大型化しやすくなる。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、部品点数を低減でき、低コスト化できると共に、小型化が可能な電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、半導体素子を内蔵した半導体モジュールと、
該半導体モジュールに接続し上記半導体素子のスイッチング動作を制御する制御回路基板とを備え、
上記半導体モジュールは、上記半導体素子を内蔵した本体部と、該本体部から突出し上記制御回路基板に接続した複数の基板接続端子と、上記本体部から突出した複数本のパワー端子とを有し、該複数本のパワー端子には、直流電圧が加わる正極端子及び負極端子と、交流負荷に接続される交流端子とがあり、
上記制御回路基板には、上記正極端子と上記負極端子との間の電圧を測定する電圧測定回路を形成してあり、
上記基板接続端子として、上記本体部内において上記負極端子に接続しその先端が上記電圧測定回路に接続した負側接続端子と、上記本体部内において上記正極端子に接続しその先端が上記電圧測定回路に接続した正側接続端子とを備えることを特徴とする電力変換装置にある。
上記電力変換装置の半導体モジュールは、上記基板接続端子として上記正側接続端子を備える。正側接続端子は、半導体モジュールの上記本体部内において正極端子に接続し、その先端が電圧測定回路に接続している。
そのため、ワイヤーやコネクタ等を用いなくても、正極端子と電圧測定回路とを電気接続することが可能となる。したがって、部品点数を削減でき、電力変換装置の製造コストを低減することができる。また、ワイヤーを引き回す空間を確保する必要がなくなるため、電力変換装置を小型化することができる。
以上のごとく、本発明によれば、部品点数を低減でき、低コスト化できると共に、小型化が可能な電力変換装置を提供することができる。
実施例1における、電力変換装置の断面図であって、図2のI-I断面図。 図1のII-II断面図。 図1のIII-III断面図。 図1のIV-IV断面図。 実施例1における、半導体モジュールの回路図。 実施例1における、電力変換装置の回路図。 実施例1における、正側接続端子を備える半導体モジュールの平面図。 図7のVIII-VIII断面図。 図7のIX-IX断面図。 実施例1における、正側接続端子を備えない半導体モジュールの平面図。 図3の要部拡大図。 図11のXII-XII断面図。 図12の要部拡大図。 実施例2における、電力変換装置の断面図。 参考例における、電力変換装置の断面図であって、図16のXV-XV断面図。 図15のXVI-XVI断面図。
上記電力変換装置は、電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載するための車載用電力変換装置とすることができる。
(実施例1)
上記電力変換装置に係る実施例について、図1〜図13を用いて説明する。図1に示すごとく、本例の電力変換装置1は、半導体モジュール2と制御回路基板3とを備える。半導体モジュール2は、半導体素子20(図6参照)を内蔵している。制御回路基板3は、半導体モジュール2に接続しており、半導体素子20のスイッチング動作を制御している。
半導体モジュール2は、半導体素子20を内蔵した本体部21と、該本体部21から突出し制御回路基板3に接続した複数の基板接続端子23と、本体部21から突出した複数本のパワー端子22とを有する。複数本のパワー端子22には、直流電源8(図6参照)の直流電圧が加わる正極端子22a及び負極端子22bと、交流負荷83に接続される交流端子22cとがある。
図3、図6に示すごとく、制御回路基板3には、正極端子22aと負極端子22bとの間の電圧を測定する電圧測定回路30が形成されている。
電力変換装置1は、基板接続端子23として、負側接続端子23bと正側接続端子23aとを備える。負側接続端子23bは、本体部21内において負極端子22bに接続し(図9参照)、その先端が電圧測定回路30に接続している。また、正側接続端子23aは、本体部21内において正極端子22aに接続し(図8参照)、その先端が電圧測定回路30に接続している。
本例の電力変換装置1は、電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載するための、車載用電力変換装置である。
図5に示すごとく、本例の半導体モジュール2は、2個の半導体素子20(IGBT素子)を内蔵している。基板接続端子23には、上記正側接続端子23aの他に、ダイオード29に接続したアノード端子23A及びカソード端子23Kと、IGBT素子のゲート端子23Gと、センスエミッタ23Seと、ケルビンエミッタ23Keとがある。アノード端子23Aとカソード端子23Kは、半導体モジュール2の温度を測定するために用いられる。センスエミッタ23Seは、IGBT素子のエミッタ電流の一部を取り出して測定するために用いられる。また、ケルビンエミッタ23Keは、ゲート端子23Gに対する基準電位を取り出すために用いられる。下アーム側IGBT素子のケルビンエミッタ23Keは、上記負側接続端子23bとなっている。
図2に示すごとく、本例では、複数の半導体モジュール2と、複数の冷却管11とを積層して積層体10を構成してある。複数の半導体モジュール2のうち、積層体10の積層方向(X方向)における一端に位置する端部半導体モジュール2aに、上記正側接続端子23aおよび負側接続端子23bを形成してある。端部半導体モジュール2a以外の半導体モジュール2には、正側接続端子23aを形成していない。また、図3に示すごとく、基板接続端子23の突出方向(Z方向)から見たときに、端部半導体モジュール2aは、X方向において制御回路基板3の端縁31に隣り合う位置に配されている。
個々の半導体モジュール2に形成された複数の基板接続端子23は、Z方向とX方向との双方に直交する幅方向(Y方向)に配列している。端部半導体モジュール2aに形成された複数の基板接続端子23のうち、Y方向における一端に位置する基板接続端子23を、上記正側接続端子23aとしてある。また、Y方向における他端に位置する基板接続端子23を、上記負側接続端子23bとしてある。
図7〜図9に示すごとく、端部半導体モジュール2aは、正極放熱板28aと、負極放熱板28bと、交流放熱板28cとの、3枚の放熱板28を備える。これら3枚の放熱板28は、各々の表面が露出した状態で、本体部21に封止されている。正極放熱板28aは正極端子22aと連結しており、負極放熱板28bは負極端子22bと連結している。また、交流放熱板28cは、交流端子22cと連結している。正極放熱板28aと交流放熱板28cとの間に、上アーム側半導体素子20aが介在している。また、負極放熱板28bと交流放熱板28cとの間に、下アーム側半導体素子20bが介在している。
図8に示すごとく、正側接続端子23aと、正極放熱板28aと、正極端子22aとは一体的に形成されている。正側接続端子23aは、正極放熱板28aを介して、正極端子22aに接続されている。正側接続端子23aは、半導体モジュール2の製造時において、放熱板28及び半導体素子20を金型に入れ、これらを樹脂成型する際に、正側放熱板28aを金型内に固定するために用いられる。正側接続端子23aの先端部230は、その基端部239よりも細く形成されている。先端部230の外径は、他の基板接続端子23の外径と略等しい。
図9に示すごとく、負側接続端子23bは、ワイヤー238によって、負極放熱板28bに接続されている。負側接続端子23bは、ワイヤー238と負側放熱板28bとを介して、負極端子22bに接続されている。
また、図10に示すごとく、端部半導体モジュール2a以外の半導体モジュール2は、正側接続端子23aを根元付近で切り取ってある。端部半導体モジュール2aと、その他の半導体モジュール2は、正側接続端子23a以外の部位は、全て同一である。
一方、図6に示すごとく、本例では、複数の半導体モジュール2を用いて、インバータ回路200を形成している。制御回路基板3を用いて、半導体モジュール2内の半導体素子20のスイッチング動作を制御している。これにより、直流電源81から供給される直流電力を交流電力に変換し、交流負荷83(三相交流モータ)を駆動させている。これにより、車両を走行させている。
制御回路基板3には、上述した電圧測定回路30が形成されている。電圧測定回路30は、絶縁抵抗5と、増幅回路39と、マイコン38とからなる。正側接続端子23aと負側接続端子23bとは、それぞれ電圧測定回路30に接続している。正側接続端子23aと負側接続端子23bとの間の電圧、すなわち正極端子22aと負極端子22bとの間の電圧を、絶縁抵抗5及び増幅回路39を介して、マイコン38によって測定するよう構成されている。そして、その測定値を、半導体素子20の動作を制御する際に利用している。
また、図6に示すごとく、本例の電力変換装置1は、正極端子22aと負極端子22bとの間に接続したコンデンサ12を備える。このコンデンサ12によって、正極端子22aと負極端子22bとの間に加わる直流電圧を平滑化している。
制御回路基板3には、コンデンサ12に蓄えられた電荷を放電するための、複数の放電抵抗4が実装されている。放電抵抗4は、正側接続端子23aと負側接続端子23bとに接続している。つまり、本例では、コンデンサ12に蓄えられた電荷を、正側接続端子23aと負側接続端子23bとを介して放電抵抗4に流し、放電している。放電抵抗4とコンデンサ12との間には、スイッチ等が設けられていない。そのため、電力変換装置1を使用している状態では、コンデンサ12に蓄えられた電荷は、放電抵抗4を常に流れる。したがって、何らかの原因でリレー150,151がオフになった時でも、コンデンサ12に蓄えられた電荷は、短時間で放電される。これにより、感電事故等が起きないようにしてある。
図3に示すごとく、複数の放電抵抗4は、Y方向に配列している。放電抵抗4は、X方向において、端部半導体モジュール2a(図2参照)の基板接続端子23と、制御回路基板3の端縁31との間に配されている。複数の放電抵抗4のうち、Y方向における一端に位置する放電抵抗4aは、正側接続端子23aに電気接続されている。また、Y方向における他端に位置する放電抵抗4bは、負側接続端子23bに電気接続されている。
また、複数の放電抵抗4は、Z方向から見たときに、冷却管11と重なり合う位置に配されている。上述したように、電力変換装置1を稼働している間は、コンデンサ12に蓄えられた電荷を、常に放電抵抗4に流すようにしてある。そのため、電力変換装置1を稼働している間は、放電抵抗4は常に発熱する。したがって、放電抵抗4を冷却管11に近い位置に配置することにより、この冷却管11を利用して、放電抵抗4を冷却するようにしてある。
本例では、複数の冷却管11のうちX方向における一端に位置する端部冷却管11a(図2参照)に対して、Z方向に重なり合う位置に、放電抵抗4を配置してある。端部冷却管11aは、片側のみ半導体モジュール2と接触しているため、その内部に流れる冷媒16の温度は比較的低い。したがって本例のように、複数の放電抵抗4を、Z方向において端部冷却管11aと重なり合う位置に配置すれば、放電抵抗4を効果的に冷却することが可能となる。
図11、図12に示すごとく、制御回路基板3の表面32には、金属薄膜からなる抵抗側放熱層36を形成してある。この金属薄膜によって、配線360等も形成してある。抵抗側放熱層36上に放電抵抗4を載置し、はんだ付けしてある。抵抗側放熱層36は、コンデンサ12の放電電流が流れる経路をなしている。また、抵抗側放熱層36は、放電抵抗4から発生した熱を伝導させて、放電抵抗4を冷却する役割も有する。
図12に示すごとく、制御回路基板3の、冷却管11側の表面33には、金属薄膜からなる冷却管側放熱層37が形成されている。制御回路基板3には、Z方向に貫通するスルーホール35が形成されている。図13に示すごとく、スルーホール35の内周面には、めっき層351が形成されている。放電抵抗4から発生した抵抗熱は、抵抗側放熱層36、めっき層351、冷却管側放熱層37を伝導し、冷却管11に伝わる。これにより、放電抵抗4を効果的に冷却するようにしてある。
図2に示すごとく、端部冷却管11aには、冷媒16を導入するための導入管13と、冷媒16を排出するための導出管14とが取り付けられている。また、X方向に隣り合う2つの冷却管11は、Y方向における両端にて、連結管15によって連結されている。冷媒16を導入管13に導入すると、冷媒16は連結管15を通って全ての冷却管11を流れ、導出管14から導出する。これにより、半導体モジュール2を冷却するよう構成されている。
本例では図2、図4に示すごとく、積層体10に対してX方向に隣り合う位置に、加圧部材17(板ばね)を設けてある。この加圧部材17によって、積層体10を、ケース6の壁部61に向けて加圧している。これにより、半導体モジュール21と冷却管11との接触圧を確保しつつ、積層体10をケース6内に固定している。
図4に示すごとく、コンデンサ12は、コンデンサ素子121と、該コンデンサ素子121を封止する封止部材122と、コンデンサ素子121の電極面に接続された金属板123,124とを備える。金属板123,124の一部は封止部材122から突出して、接続端子125,126となっている。この接続端子125,126と、半導体モジュール2の正極端子22a(図1参照)及び負極端子22bとを、図示しないバスバーによって接続してある。
本例の作用効果について説明する。図1に示すごとく、本例の電力変換装置1は、基板接続端子23として正側接続端子23aを備える。正側接続端子23aは、半導体モジュール2の本体部21内において正極端子22aに接続し、その先端が電圧測定回路30に接続している。
そのため、ワイヤーやコネクタ等を用いなくても、正極端子22aと電圧測定回路30とを電気接続することが可能となる。したがって、部品点数を削減でき、電力変換装置1の製造コストを低減することができる。また、ワイヤーを引き回す空間を確保する必要がなくなるため、電力変換装置1を小型化することができる。
また、本例では図2に示すごとく、複数の半導体モジュール2のうち、X方向における一端に位置する端部半導体モジュール2aに、正側接続端子23a及び負側接続端子23bを形成してある。図3に示すごとく、Z方向から見たときに、端部半導体モジュール2aは、X方向において制御回路基板3の端縁31に隣り合う位置に配されている。
そのため図3に示すごとく、正側接続端子23a及び負側接続端子23bに接続される放電抵抗4等の部品を、端部半導体モジュール2aの基板接続端子23と、上記端縁31との間の領域に配置することができる。したがって、制御回路基板3の上記領域を有効活用することができる。
また、本例では図2に示すごとく、端部半導体モジュール2aに形成された複数の基板接続端子23のうち、Y方向における一端に位置する基板接続端子23を、正側接続端子23aとしてある。
そのため図3に示すごとく、放電抵抗4等の部品を複数個、直列接続して制御回路基板3に実装し、正側接続端子23aに接続する場合、この複数個の部品を、Y方向における一端側、すなわち正側接続端子23aを設けた側から、他端側に向けて、並べることができる。そのため、端部半導体モジュール2aの基板接続端子23と上記端縁31との間の領域を、Y方向における一端側から他端側まで有効活用することができる。
また、本例では、正側接続端子23aと負側接続端子23bとの間に、複数の放電抵抗4を直列接続してある。そして、これら複数の放電抵抗4をY方向において一列に配列してある。そのため、端部半導体モジュール2a(図2参照)の基板接続端子23と、上記端縁31との間の領域のように、X方向幅が狭い領域であっても、複数の放電抵抗4を配置することができる。そのため、制御回路基板3の上記領域を有効活用することができる。
また、本例では図2、図3に示すごとく、放電抵抗4を、Z方向から見たときに、冷却管11と重なり合う位置に配置してある。
そのため、放電抵抗4を冷却11に近い位置に配することができ、この冷却管11を用いて、放電抵抗4を効果的に冷却することが可能となる。
以上のごとく、本例によれば、部品点数を低減でき、低コスト化できると共に、小型化が可能な電力変換装置を提供することができる。
(実施例2)
以下の実施例においては、図面に用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例は、半導体モジュール2の構成を変更した例である。図14に示すごとく、本例では、上アーム半導体素子20a(図5参照)と下アーム半導体素子20bとを、それぞれ別の半導体モジュール2に封止してある。上アーム半導体素子20aは、上アーム半導体モジュール2aに封止され、下アーム半導体素子20bは、下アーム半導体モジュール2bに封止されている。
上アーム半導体モジュール2aには、正側接続端子23aを形成してある。また、下アーム半導体モジュール2bには、負側接続端子23bを形成してある。
その他、実施例1と同様の構成及び作用効果を備える。
参考例
本例は、半導体モジュール2の構成を変更した例である。図15、図16に示すごとく、本例では、インバータ回路200(図6参照)を構成する全ての半導体素子20を、1個の半導体モジュール2内に封止してある。この半導体モジュール2の本体部21から、正極端子22aと、負極端子22bと、3本の交流端子22cとが突出している。また、本体部21から複数の基板接続端子23が突出している。この複数の基板接続端子23のうち一部の基板接続端子23を、正側接続端子23aとしてある。また、他の一部の基板接続端子23を、負側接続端子23bとしてある。
また、本例の電力変換装置1は、1個の冷却器110を備える。冷却器110内には、冷媒16が流れる流路111が形成されている。この1個の冷却器110を用いて、半導体モジュール2を冷却するよう構成されている。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を備える。
1 電力変換装置
2 半導体モジュール
20 半導体素子
21 本体部
22 パワー端子
22a 正極端子
22b 負極端子
22c 交流端子
23 基板接続端子
23a 正側接続端子
23b 負側接続端子
3 制御回路基板
30 電圧測定回路

Claims (4)

  1. 半導体素子(20)を内蔵した半導体モジュール(2)と、
    該半導体モジュール(2)に接続し上記半導体素子(20)のスイッチング動作を制御する制御回路基板(3)とを備え、
    上記半導体モジュール(2)は、上記半導体素子(20)を内蔵した本体部(21)と、該本体部(21)から突出し上記制御回路基板(3)に接続した複数の基板接続端子(23)と、上記本体部(21)から突出した複数本のパワー端子(22)とを有し、該複数本のパワー端子(22)には、直流電圧が加わる正極端子(22a)及び負極端子(22b)と、交流負荷(83)に接続される交流端子(22c)とがあり、
    上記制御回路基板(3)には、上記正極端子(22a)と上記負極端子(22b)との間の電圧を測定する電圧測定回路(30)を形成してあり、
    上記基板接続端子(23)として、上記本体部(21)内において上記負極端子(22b)に接続しその先端が上記電圧測定回路(30)に接続した負側接続端子(23b)と、上記本体部(21)内において上記正極端子(22a)に接続しその先端が上記電圧測定回路(30)に接続した正側接続端子(23a)とを備え
    複数の上記半導体モジュール(2)と、該半導体モジュール(2)を冷却する複数の冷却管(11)とを積層した積層体(10)を構成してあり、上記複数の半導体モジュール(2)のうち、上記積層体(10)の積層方向における一端に位置する端部半導体モジュール(2a)に、上記正側接続端子(23a)および上記負側接続端子(23b)を形成してあり、上記基板接続端子(23)の突出方向から見たときに、上記端部半導体モジュール(2a)は、上記積層方向において上記制御回路基板(3)の端縁(31)に隣り合う位置に配されていることを特徴とする電力変換装置(1)。
  2. 個々の上記半導体モジュール(2)に形成された上記複数の基板接続端子(23)は、上記突出方向と上記積層方向との双方に直交する幅方向に配列しており、上記端部半導体モジュール(2a)に形成された上記複数の基板接続端子(23)のうち上記幅方向における一端に位置する上記基板接続端子(23)が、上記正側接続端子(23a)とされていることを特徴とする請求項に記載の電力変換装置(1)。
  3. 上記正極端子(22a)と上記負極端子(22b)との間に電気的に接続したコンデンサ(12)を備え、上記正側接続端子(23a)および上記負側接続端子(23b)を介して上記コンデンサ(12)に蓄えられた電荷を放電する複数の放電抵抗(4)を、上記制御回路基板(3)に実装してあり、上記複数の放電抵抗(4)は互いに直列接続されており、上記積層方向における、上記端部半導体モジュール(2a)に形成された上記基板接続端子(23)と上記端縁(31)との間の位置に、上記複数の放電抵抗(4)が設けられ、該複数の放電抵抗(4)は上記幅方向において一列に配列していることを特徴とする請求項に記載の電力変換装置(1)。
  4. 上記複数の放電抵抗(4)のうち少なくとも一部の上記放電抵抗(4)は、上記突出方向から見たときに上記冷却管(11)と重なり合う位置に配置されていることを特徴とする請求項に記載の電力変換装置(1)。
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