JP6351452B2 - 撮像装置、撮像方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、所定のフレームレートで動画記録を行う撮像装置、撮像方法およびプログラムに関し、詳しくは所定のフレームレートを2以上に分割して複数の画像データを取得し、この複数の画像データを合成して記録する撮像装置、撮像方法およびプログラムに関する。
動画記録は所定フレームレートで撮像を繰り返し、動画の再生時には連続的に撮影された画像を再生する。被写体が明るい場合にシャッタ速度をフレームレートで決まる時間より短くして動画記録すると、各フレームの露光時間はフレームレートで決まる時間よりも短くなるために、動画再生時には、各フレーム画像の連続性が悪くなり、所謂、ぱらぱら漫画のようになってしまい、スムーズな動画再生とはならない。
そこで、特許文献1においては、動画記録時に、動きのある被写体では1フレーム中のシャッタ速度(露光時間)を長く、エッジ強調を弱め、一方、動きのない被写体ではシャッタ速度を速くし、エッジ強調を強めるようにしている。
特開2007−189295号公報
上述したように、動画記録の場合には、フレームレート(例えば、60fps)の制約がある。画像の明るさを一定にしながら、パラパラ感のないスムーズな動画記録を行うために、決められたフレームレートの時間制約の範囲内のシャッタ速度に応じて、絞り値やゲインを変えたり、また光路中にNDフィルタを出し入れしている。
すなわち、決められたフレームレートよりもシャッタ速度をあまり高速にすることはできないので、被写界の明るさに合わせて絞り駆動を行う必要がある。その際、フレームレートで決まる時間内に絞り駆動時間を収めるために絞りの駆動速度を速くすると、人間の眼には瞬きのように一瞬暗くなる画像になってしまい、画像の品位が悪化してしまう。高画質の動画記録においては、このような画像の品位の劣化を防止する必要がある。また、NDフィルタの出し入れを行う場合でも同様に画像の品位が劣化してしまう。
上述の絞りやNDフィルタによる露出調整以外に、撮像素子のゲインを調整する方法が考えられる。しかし、飽和した画像データのゲインを低下する方法では、失われた画像データを再現することはできない。すなわち、撮像した画像データをゲインの下限(0dB)以下に変更したとしても、撮像素子ですでに飽和している場合には、リニアリティを確保できず、元の画像の階調を再現することができない。例えば、8bit階調とすると、飽和してしまうような光量(この場合には、255)の場合に、6dBゲインを低下すると127になってしまい、これ以上の階調表現ができなくなってしまう。
また、明るい環境で動きのある被写体の場合には、決められたフレームレートにシャッタ速度を合せないと(例えば、HD30Pの場合は1/30secのシャッタ速度)、全ての動きを記録しておくことができない。1フレーム中のシャッタ速度(露光時間)を速くすると、すべての動きが記録できないので、ぱらぱら漫画のようにぎこちなくなってしまう。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、動画記録の際に、各フレーム画像が連続的に繋がって再生可能な動画を記録することが可能な撮像装置、撮像方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係る撮像装置は、動画記録を行う撮像装置において、撮像素子を有し、指示された周期で繰り返し撮像を行い、動画像データを出力する撮像部と、上記撮像素子の画素データが飽和しなくなる露光時間であって、かつ第1の周期より短い第2の周期を求める分割周期演算部と、上記第1の周期で撮像した画素データが飽和する場合には上記第1の周期から上記第2の周期に切り換えるように、上記第1の周期と上記第2の周期を選択的に切り換えて、上記撮像部に指示する切換指示部と、上記第1の周期内に上記第2の周期で撮像した複数の画像データを画像合成して、合成画像を生成する画像合成部と、上記切換指示部が上記撮像部に上記第1の周期を指示して撮像した画像データに対しては上記画像合成部での画像合成を行わず、一方、上記第2の周期を指示して撮像した画像データに対しては、上記第1の周期内に得られた複数の画像データを、上記複数の画像データの輝度レベルが所定のスレッシュレベル以上の場合には比較明合成によって、一方、輝度レベルが所定のスレッシュレベル未満の場合には比較暗合成によって上記画像合成部で合成画像を生成し、動画像を得るように制御する制御部と、を備える。
の発明に係る撮像装置は、上記第の発明において、上記スレッシュレベルは、動画記録前の画像データに基づいて算出される。
の発明に係る撮像装置は、動画記録を行う撮像装置において、撮像素子を有し、指示された周期で繰り返し撮像を行い、動画像データを出力する撮像部と、上記撮像素子の画素データが飽和しなくなる露光時間であって、かつ第1の周期より短い第2の周期を求める分割周期演算部と、上記第1の周期で撮像した画素データが飽和する場合には上記第1の周期から上記第2の周期に切り換えるように、上記第1の周期と上記第2の周期を選択的に切り換えて、上記撮像部に指示する切換指示部と、上記第1の周期内に上記第2の周期で撮像した複数の画像データを画像合成して、合成画像を生成する画像合成部と、上記第1の周期内に上記第2の周期で撮像した複数の画像データを画像合成して、合成画像を生成する画像合成部と、上記切換指示部が上記撮像部に上記第1の周期を指示して撮像した画像データに対しては上記画像合成部での画像合成を行わず、一方、上記第2の周期を指示して撮像した画像データに対しては、上記第1の周期内に得られた複数の画像データを上記画像合成部比較動合成によって画像合成を生成する
の発明に係る撮像装置は、上記第1又は第3の発明において、上記第2の周期は、上記撮像部からの動画像データが飽和しなくなる周期である。
の発明に係る撮像装置は、上記第1又は第3の発明において、上記第2の周期は、上記撮像部からの動画像データを露光するシャッタ速度に相当する。
の発明に係る撮像方法は、動画記録を行う撮像方法において、撮像素子を有する撮像部に指示した周期で繰り返し撮像を行い、動画像データを出力し、上記撮像素子の画素データが飽和しなくなる露光時間であって、かつ第1の周期より短い第2の周期を求め、上記第1の周期で撮像した画素データが飽和する場合には上記第1の周期から上記第2の周期に切り換えるように、上記第1の周期と上記第2の周期を選択的に切り換えて、上記撮像の切換指示を行い、上記撮像部に上記第1の周期を指示して撮像した画像データに対しては画像合成を行わず、一方、上記第2の周期を指示して撮像した画像データに対しては、上記第1の周期内に得られた複数の画像データの合成画像を、上記複数の画像データの輝度レベルが所定のスレッシュレベル以上の場合には比較明合成により、一方、輝度レベルが所定のスレッシュレベル未満の場合には比較暗合成により生成し、動画像を得るように制御する。
第7の発明に係る撮像方法は、動画記録を行う撮像方法において、撮像素子を有する撮像部に指示した周期で繰り返し撮像を行い、動画像データを出力し、上記撮像素子の画素データが飽和しなくなる露光時間であって、かつ第1の周期より短い第2の周期を求め、上記第1の周期で撮像した画素データが飽和する場合には上記第1の周期から上記第2の周期に切り換えるように、上記第1の周期と上記第2の周期を選択的に切り換えて、上記撮像の切換指示を行い、上記撮像部に上記第1の周期を指示して撮像した画像データに対しては画像合成を行わず、一方、上記第2の周期を指示して撮像した画像データに対しては、上記第1の周期内に得られた複数の画像データの合成画像を比較動合成により生成し、動画像を得るように制御する。
の発明に係るプログラムは、動画記録を行う撮像装置におけるコンピュータを実行させるためのプログラムにおいて、撮像素子を有する撮像部に指示した周期で繰り返し撮像を行い、動画像データを出力し、上記撮像素子の画素データが飽和しなくなる露光時間であって、かつ第1の周期より短い第2の周期を求め、上記第1の周期で撮像した画素データが飽和する場合には上記第1の周期から上記第2の周期に切り換えるように、上記第1の周期と上記第2の周期を選択的に切り換えて、上記撮像の切換指示を行い、上記撮像部に上記第1の周期を指示して撮像した画像データに対しては画像合成を行わず、一方、上記第2の周期を指示して撮像した画像データに対しては、上記第1の周期内に得られた複数の画像データの合成画像を、上記複数の画像データの輝度レベルが所定のスレッシュレベル以上の場合には比較明合成により、一方、輝度レベルが所定のスレッシュレベル未満の場合には比較暗合成により生成し、動画像を得るように制御する、ことを上記コンピュータに実行させる。
第9の発明に係るプログラムは、動画記録を行う撮像装置におけるコンピュータを実行させるためのプログラムにおいて、撮像素子を有する撮像部に指示した周期で繰り返し撮像を行い、動画像データを出力し、上記撮像素子の画素データが飽和しなくなる露光時間であって、かつ第1の周期より短い第2の周期を求め、上記第1の周期で撮像した画素データが飽和する場合には上記第1の周期から上記第2の周期に切り換えるように、上記第1の周期と上記第2の周期を選択的に切り換えて、上記撮像の切換指示を行い、上記撮像部に上記第1の周期を指示して撮像した画像データに対しては画像合成を行わず、一方、上記第2の周期を指示して撮像した画像データに対しては、上記第1の周期内に得られた複数の画像データの合成画像を比較動合成により生成し、動画像を得るように制御する、ことを上記コンピュータに実行させる。
本発明によれば、動画記録の際に、各フレーム画像が連続的に繋がって再生可能な動画を記録することが可能な撮像装置、撮像方法およびプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るカメラの主として電気回路を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るカメラのメイン動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るカメラにおいて、フレーム分割を説明する図である。 本発明の一実施形態におけるカメラにおいて、分割露光を行った際に画像合成の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態におけるカメラにおいて、フレームの分割の第1の変形例を説明する図である。 本発明の一実施形態におけるカメラにおいて、フレームの分割の第2の変形例を説明する図である。 本発明の一実施形態の変形例に係るカメラの記録の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るカメラの記録の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るカメラの変形例において、画像合成を説明する図である。
以下、図面に従って本発明を適用したカメラを用いて好ましい実施形態について説明する。本発明の好ましい実施形態に係るカメラは、デジタルカメラであり、概略、撮像素子から読み出される画像信号に基づく画像データを表示部にライブビュー表示すると共に動画釦の操作に応じて、所定のフレームレートで動画撮影を行い、記録用に画像処理した動画の画像データを外部メモリに記録する。このとき画素データが飽和するような被写体輝度の場合には、1フレーム分の露光時間を分割し、2フレーム以上のフレームに分割して撮影を行う。そして、複数の分割フレームの画像データを合成し、1フレーム分の画像を得る。
図1は、本発明の一実施形態に係るカメラの主として電気的構成を示すブロック図である。本実施形態におけるカメラは、撮像部1、画像処理部10、システム制御部20、およびバス31とこれに接続された各部を有する。なお、本実施形態においては、撮像部1に含まれるレンズ2は、カメラ本体と一体に構成されているが、一体型の構成に限らず、レンズ交換式カメラに対応する交換レンズとしても勿論かまわない。
撮像部1内には、レンズ2、イメージセンサ4を有する。レンズ2は、イメージセンサ4に被写体の光学像を結像する。このレンズ2内には、露出量を調節するための絞り値を調節する絞りを備える。イメージセンサ4は、CMOSイメージセンサやCCDイメージセンサ等の撮像素子を含み、レンズ2により結像された被写体の光学像を画素毎に電気信号に変換し、画像信号を、画像処理部10およびバス31に出力する。バス31は、各ブロック間で信号の送受信を行うための信号線である。また、イメージセンサ4は、グローバルシャッタまたはローリングシャッタの電子シャッタを有し、1フレームまたは分割されたフレームに相当する露光時間を制御することができる。イメージセンサ4は、指示された周期で繰り返し撮像を行い、動画像データを出力する撮像部として機能する。
画像処理部10は、イメージセンサ4から出力された画像信号に画像処理を施し、合成処理部14、ゲイン印加部15、および現像処理部16を有する。
画像合成部14は、イメージセンサ4から読み出された複数の分割フレームに対応する画像データの内、それぞれ対応する画素毎に出力を合成処理し、合成画像データを生成する。この合成処理としては、加算平均合成、比較明合成、比較暗合成、スレッシュを決めた比較明合成、スレッシュを決めた比較暗合成がある。本実施形態においては、画像合成として加算平均合成処理を使用しており、この例における処理については、図4を用いて後述する。それ以外の合成処理については、図9を用いて本実施形態の変形例として後述する。画像合成部14は、第1の周期内に第2の周期で撮像した複数の画像データを画像合成して、合成画像を生成する画像合成部として機能する。
ゲイン印加部15は、画像データに対して、所定のゲイン値を乗算する。ゲイン値としてはプラスゲイン以外にもマイナスゲインもあり、例えば、マイナスゲインの一例として、1/2のゲイン値を乗算することで画像データの出力が1/2となり、ND2フィルタ(光量を1/2に減光するフィルタ)と同等の減光効果を施すことができる。また、デジタルNDの設定値が、例えばND8の場合は1/8を乗算する。ゲイン値は、ユーザが入力IF38等を介して設定可能である。このように、ゲイン印加部15は、所望の減光効果を実現することができる。
現像処理部16は、合成処理部14において生成されたRAW画像データ(後述の現像処理前の画像データ)に対して、デモザイキング(同時化処理)、ホワイトバランス調整、ガンマ補正、画像圧縮などの現像処理を行う。
レベル判定部17は、画素データの出力レベルを判定する。本実施形態においては、画素データが飽和レベルに達しないように、1フレーム当たりで撮像を繰り返す分割数(以下、分割数と称す)を決めるので、このレベル判定部17は飽和レベルに達しているか否かを判定することができる。画素データが飽和レベルに達しているか否かは、RAW画像データのビット数の飽和出力を用いて判定する。画素データの出力レベルを表示させ、使用者が判断して、調整しながら分割数を設定させるようにしても良い。
分割フレーム数検出部19は、レベル判定部17において、画像データの画素出力が飽和すると判定された場合に、イメージセンサ4からの画像データが飽和しなくなるフレーム数を検出する。具体的には、ライブビュー表示中に、予め決められている1フレームの露光時間を分割し、この分割したフレーム時間で露光を行い、レベル判定部17において画素データが飽和していないかを判定し、画素データが飽和しなくなるまでフレーム数を増加させる。分割フレーム数検出部19は、動画記録の際のフレームレートに基づく第1の周期より短い第2の周期を求める分割周期演算部として機能する。本実施形態においては、第2の周期は第1の周期を2以上の整数で分割した値を用いているが、図5を用いて後述するように、きっちり2以上の整数で割り切れない周期としても良い。
なお、全ての画素データが飽和しなくなるまで、フレーム数を増加させてもよいが、飽和画素が全画素数に対して一定の割合以下になるまで、分割数を増加させるようにしてもよい。また、実際に分割数を変更しながら画素データのレベルを検出する以外にも、例えば、画素データのレベル(平均輝度レベルやピーク輝度レベル等)に基づいて、分割数を算出するようにしてもよい。
バス31には、前述の撮像部1、画像処理部10、レベル判定部17、分割フレーム数検出部19のほか、内部メモリ33、外部メモリ36、表示部37、入力IF38、マイク39、システム制御部20が接続されている。
内部メモリ33は、カメラの動作に必要な各種設定情報や、システム制御部20が実行するために必要なプログラムコードを記憶したり、画像処理時に途中経過の画像を一時的に記憶する。内部メモリ33は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、DRAM等の揮発性のメモリによって構成される。
外部メモリ36は、カメラ本体に装填自在、または内部に固定された不揮発性の記憶媒体であり、例えば、SDカードやCFカード等である。この外部メモリ36は、現像処理部16で現像処理された画像データを記録し、また再生時には、記録された画像データが読み出され、カメラの外部に出力可能である。
表示部37は、TFT(Thin Film Transistor)液晶デバイスや有機EL表示デバイスなどからなる背面表示部やEVF(電子ビューファインダ)によって構成され、現像処理部16によって現像された画像を表示する。
入力IF38は、レリーズ釦、動画釦等の操作部材や、背面表示部等におけるタッチ操作を入力するためのタッチパネル等を有し、ユーザ操作に基づいて各種のモード設定や動画記録指示等の撮影動作の指示を行う。
マイク39は、動画記録時に周囲の音声をアナログ信号に変換する。なお、このアナログ音声信号はデジタル形式の音声データに変換され、動画の画像データと共に、外部メモリ36に記録される。
システム制御部20は、CPU(Central Processing Unit)を有し、内部メモリ33内に記憶されたプログラムコードに従ってカメラの全体制御を行う。システム制御部20は、前述に示す撮像部1に含まれる各部位に対して制御信号を送信させる。同様に撮像部1からの出力信号に対してバス31を介して受信を行う。そのほかに、前述の画像処理部10、レベル判定部17、分割フレーム数検出部19のほか、内部メモリ33、外部メモリ36、表示部37、入力IF38およびマイク39の各部位に対して制御信号の送受信を行う。
また、システム制御部20は、第1の周期と第2の周期を選択的に切り換えて、撮像部に指示する切換指示部として機能する(後述する図2のS9、S11、S13参照)。また、システム制御部20は、切換指示部が撮像部に第1の周期を指示して撮像した画像データに対しては画像合成部での画像合成を行わず、一方、第2の周期を指示して撮像した画像データに対しては、第1の周期内に得られた複数の画像データを画像合成部で合成画像を生成し、動画像を得るように制御する制御部として機能する(後述する図2のS17、図7、図8参照)。
次に、図2に示すフローチャートを用いて、本実施形態における動作について説明する。このフローチャート(後述する図7および図8に示すフローチャートも含む)は、内部メモリ31に記憶されたプログラムコードに従って、システム制御部が各部を制御することにより実行する。
パワースイッチ等、電源が入ると、図2に示すフローがスタートする。まず、露光を開始し、表示部がライブビュー表示を行う(S1)。ここでは、イメージセンサ4からの画像データを画像処理部10がライブビュー表示用に画像処理を行い、表示部37にライブビュー表示を行う。撮影者はライブビュー表示を観察し、構図を決め、また静止画の撮影タイミングや動画の撮影タイミングを決める。
ステップS1においてライブビュー表示を行うと、次に、記録画質の設定を行う(S3)。ここでは、動画記録のためのフレームレートの設定を行う。フレームレートの設定は入力IF38において行う。フレームレートは、動画記録時の1秒あたりの画像数を示し、一般的に、30、60といった値が設定される。
ステップS3において記録画質の設定を行うと、次に、絞り設定を行う(S5)。ここでは、必要なる被写界深度やボケの状態を確認し、絞り(レンズ2内に設けられている)の絞り値を算出し、この絞り値となるように絞りの制御を行う。
ステップS5において絞り設定を行うと、次に、1フレーム当たりで撮像を繰り返す分割数の検出を行う(S7)。ここでは、分割フレーム数検出部19が、画像データに基づいて、画素データが飽和しないレベルとなる分割数を検出する。具体的には、画素データが飽和レベル以下となるまで、分割数を増加させる。したがって、ステップS3において設定されたフレームレートで取得した画像データの画素データのレベルが飽和レベル以下であれば、分割数の増加は行わず、また飽和レベルを超えていれば、レベル判定部17によって飽和レベルを超えないと判定されるまで、分割数を増加させる。なお、画素データが大きすぎる場合には、絞り値を変更する。また、分割数が1で、画素データが小さい場合には絞りを開くように制御する。記録開始前は絞り値を変更してもよいが、記録が始まると動画像の品位が劣化するので、絞り値の変更はできるだけ行わないようにする。
ステップS7においてフレームの分割数の検出を行うと、次に、1フレームを分割する必要があるか否かを判定する(S9)。ここでは、ステップS7におけるフレームの分割数の検出結果に基づいて判定する。すなわち、検出結果が1以下であったならば、1フレームを分割する必要はないと判定する。
ステップS9における判定の結果、フレーム分割が必要の場合には、フレームの分割の設定を行う(S11)。ここでは、ステップS7において検出された分割数で1フレームを分割するための分割数の設定を行う。
一方、ステップS9における判定の結果、フレームの分割が必要ない場合には、設定フレームを固定する(S13)。ここでは、ステップS3において設定されたフレームレートのままとする。なお、画像データのゲインが不足している場合には、ゲイン印加部15がゲインを印加する。
ステップS11またはS13においてフレームの分割または固定を行うと、次に、記録開始か否かを判定する(S15)。撮影者が動画の撮影を開始する場合には、動画釦(またはレリーズ釦)を操作するので、ここでは、入力IF38からの動画釦(またはレリーズ釦)の操作状態を表す信号に基づいて判定する。この判定の結果、記録開始でない場合には、ステップS7に戻り、前述のライブビュー表示等の処理を繰り返す。
一方、ステップS15における判定の結果、記録開始の場合には、次に、「記録」を行う(S17)。ここでは、イメージセンサ4は、電子シャッタによって1フレームを分割した期間と同等の露光時間の間、露光を行い、露光後、イメージセンサ4から画像データを読み出す。そして、読み出された複数の画像データに対して、画像処理部10が動画記録用の画像処理を施し、外部メモリ36に画像ファイルの記録を行う。この画像処理にあたっては、画素データのレベルに応じて1フレームを分割した複数の各画像の画素ごとに加算平均し画像合成して合成画像を生成する画像処理を施す。1フレームの分割露光については、図3を用いて後述し、加算平均による画像合成については、図4を用いて後述する。
ステップS17において「記録」の処理を行うと、次に、記録終了か否かを判定する(S19)。撮影者が動画の撮影を終了する場合には、動画釦(またはレリーズ釦)を再度操作するので、ここでは、入力IF38からの動画釦(またはレリーズ釦)の操作状態を表す信号に基づいて判定する。この判定の結果、記録終了でない場合には、ステップS17に戻り、前述の「記録」の処理を繰り返す。また、ステップS17で分割撮影処理をスタートさせてもよい。
一方、ステップS19における判定の結果、記録終了の場合には、このフローを終了し、電源をオフとする。
このように、本実施形態におけるフローにおいては、画像データが飽和してしまう場合には、1フレームを複数の分割されたフレームに分割し(図2のS7、S9、S11参照)、動画の画素データが飽和しなくなる周期としている。そして、この周期で露光した分割されたフレームからの画像データを画像合成して1フレームの画像データを取得している(図2のS17参照)。このため、各フレーム画像が連続的に繋がって再生することができる。すなわち、1フレームの周期で決まる露光時間で画像データを取得すると、画素データが飽和してしまう場合に、1フレームを分割し、分割されたフレームで取得した画像データを用いて1フレーム分の画像を合成しているので、1フレームの周期で決まる全露光時間で被写体を撮影していることから、撮影に切れ目がなく、従って、動画の各フレーム画像を連続的に繋げることができる。
次に、図3を用いて、1フレームを分割した場合の分割されたフレームの露光時間(露光周期)について説明する。この露光周期は、ステップS11において設定され、またステップS17の記録の際に実行される。図3に示す例は、1フレームが1/30secの場合である。画像データを構成する画素データが飽和している場合には、2分割、4分割、8分割、16分割と、分割数を増加させ、画素データが飽和しない分割数を決める(図2のS7参照)。
例えば、今、分割数が2の場合には、フレームレートに応じた露光時間(図3の例では、1/30sec)の1/2の露光時間(図3の例では、1/60sec)で分割されたフレームの1枚目の画像データを取得し(時刻t0〜t8)、さらに続けて1/2の露光時間(時刻t8〜t16)で分割フレームの2枚目の画像データを取得する。分割数が2の場合には、2枚の分割されたフレームの画像データを取得することができる。
同様に、分割数が16の場合には、最初に1/16の露光時間(t0〜t1)で分割されたフレームの1枚の画像データを取得し、以後、1/16の露光時間で、t1〜t2、t2〜t3、・・・・、t15〜t16で、それぞれ2枚目〜16枚目の画像データを取得する。
また、図3に示すように、分割数が2の場合にはEVレベルで1段落ちであり(−6dBに対応)、分割数が4の場合には2段落ちであり(−12dB)、分割数が8の場合には3段落ちであり(−18dB)、分割数が16の場合には4段落ちに相当する(−24dB)。なお、露光時間はイメージセンサ4内の電子シャッタによって制御される。
このように、本実施形態においては、画像データの内の画素データが飽和しない程度になるように、1フレームの露光時間(第1の周期)を、複数の短い露光時間(第2の周期)に分割している。なお、図3においては、1フレームの露光時間が1/30secであったが、これに限らず、短くても長くてもよい。また、分割数は、2〜16分割の例を示したが、これよりも多くてもよい。
次に、図4を用いて、ステップS17において行う画像合成について説明する。本実施形態においては、前述したように、画像合成として平均加算合成を行う。平均加算合成では、分割露光によって飽和しない程度に撮像し、加算分のマイナスゲインを印加することにより、設定したシャッタ速度で飽和しない合成画像を生成する。
本実施形態では図4に示すようにイメージセンサ4の出力が飽和しないように分割されたフレームごとの露光(図4に示す例では2分割露光)によって複数枚の画像を取得し、この取得した複数毎の画像を合成し、加算に相当する分を下げるためにマイナスゲインを印加することで画像を取得している。これによってNDフィルタを挿入したものと同様に、白飛びが発生せずに、出力の低下した画像を得ることができる。
すなわち、図4のa〜cは、1回目の分割露光時の被写体輝度、イメージセンサ入力、イメージセンサ出力を示し、a’〜c’は、2回目の分割露光時の被写体輝度、イメージセンサ入力、イメージセンサ出力を示す。2分割露光では、各分割露光時間が、1/2になることから、イメージセンサ出力も1/2となり、センサ出力が飽和レベルGCLでクリップされることがない(図4のcおよびc’参照)。
1回目の分割露光が終わると画像データを読み出して一時記憶しておき、2回目の分割露光が終わると画像データを読み出し、合成処理部14は読み出された2回分の画像データの加算合成を行う(図4のd参照)。加算合成を行うと、次に、加算合成した画像データにマイナスゲイン(ここでは、1/2)を印加(乗算演算処理)する。このマイナスゲインの印加された最終画像出力のR/G/Bの比率は、被写体のR/G/Bの比率と同じである(図4のf参照)。図4のfの破線四角で示した部分は、元の画像と同様に再現される。
合成処理部14が、図4に示すような加算平均による画像合成を行う。合成処理部14は、複数の画像データの輝度情報を平均化処理した後に画像合成する画像合成部として機能する。
図4に示した加算平均による画像合成の例では、1フレームの露光時間で取得した画素データが飽和してしまうような場合であっても、複数の分割されたフレームによって取得した画像データを合成することにより、各画素データが飽和することなく、画像に白とびが発生することがない。しかし、複数の分割されたフレームによって取得した画像データを、分割されたフレーム毎に記憶しておく必要があるため、図7、図8に示した比較明合成または比較暗合成を行う場合に比較し、画像データ記憶用のメモリ容量が多くなってしまう。なお、図4に示す例では、1フレームを2分割していたが、これに限らず、4分割、8分割等、分割数は適宜変更することができる。
次に、図5を用いて、1フレームを分割した場合のフレームの露光時間(露出周期)の第1の変形例について説明する。図3に示した例では、分割数が2のべき乗であることから、全ての分割されたフレームを合せると、1フレームにぴったり一致していた。この図5に示す第1の変形例では、分割数が2のべき乗でない場合や、クロックの都合で1フレームにぴったり合わない場合を示す。
図5に示す例では、分割数として、2のべき乗にあたらない、3分割、6分割が用いられている。また、1フレーム期間は、時刻t0〜t30であるが、分割されたフレームの露光期間を合せても、時刻t0〜t29までであり、時刻t29〜t30は露光されない期間となっている。時刻t29〜t30は露光されないことから、動画を再生する際に、この期間の画像がなくなるが、しかし、この期間は短時間であることから、動画として違和感を感じることはない。逆に、露光されない期間は、動画として違和感を感じない程度の短時間にすればよい。
次に、図6を用いて、1フレームを分割した場合のフレームの露光時間(露出周期)の第2の変形例について説明する。図3および図5に示した例では、それぞれ分割されたフレームの全時間において、露光が行われている。例えば、図3において、分割数が16の場合には、時刻t0〜t1、t1〜t2、t2〜t3、・・・の各時間において露光がなされている。また図5において、分割数が6の場合には、時刻t0〜t21、t21〜t23、t23〜t25、・・・の各時間において露光がなされている。
これに対して、図6に示すフレームの露光時間の第2の変形例においては、それぞれ分割されたフレームの一部の時間において露光が行われ、全時間において露光を行っていない。例えば、図6において、分割数が8で露光時間が1/360secの場合には、時刻t0〜t31において露光し、時刻t31〜t32は露光を行わず、時刻t32〜t33において露光し、時刻t33〜t34において露光を行わず、・・・、時刻t44〜t45において露光し、時刻t45〜t46において露光を行わない。
このようにフレームの露光時間の第2の変形例においては、1フレームの分割されたフレームの全時間で露光を行っていない。各フレームにおいて、露光されない時間があることから、動画画像を再生する際にぱらぱら漫画のような不自然さが生ずる可能性があるが、未露光の時間が短いことから、悪影響は殆どない。また、本変形例においては、露光時間の調節の自由度が高まり、被写体輝度に応じて適正露光を得ることが容易となる。
次に、図7、図8に示すフローチャートと図9を用いて、ステップS17の「記録」時の動作の変形例について説明する。この変形例では、スレッシュレベルを決めて、画像合成として比較明合成と比較暗合成を行う。「記録」のフローに入ると、まず、画素位置を表すn=1とする(S21)。ここで、画素位置nは画像データを構成する画素データの順番を表す。例えば、図9(a)の4aの画素位置をn=1とする。画素データには、画素位置nに1から最終画素まで付してあり、ステップS22において行う画素レベルKの検出は、ステップS22〜S35を繰り返し行うことによって、全画素データについて行われる。
ステップS21において、画素位置を表すn=1とすると、次に、画素位置n番目の画素レベルKを判定する(S22)。ここでは、分割されたフレームの1枚目の画像データをイメージセンサ4から入力し、画像データを構成する画素位置n番目の画素の画素データの画素レベルKを検出する。
ステップS22において、画素位置n番目の画素レベルKを検出すると、次に、レベルKが基準値Lより大きいか否かを判定する(S23)。この判定は、ステップS22において検出した画素位置n番目の画素データの画素レベルKと、基準値Lを比較することにより行う(図9(d)、図9(e)参照)。本実施形態においては、画素レベルKが基準値Lより大きい場合には比較明合成を行い、画素レベルKが基準値Lより小さい場合には比較暗合成を行い、画素レベルKが基準値Lと同じ場合には、読み出された画素レベルのままとする。なお、基準値Lは、動画記録前の画像データに基づいて算出する。画像全体が明るい場合は基準値Lは高く、暗い場合は基準値Lは低く設定するのがよい。1画素ごとにメモリ33に記憶する。ステップS25の処理でメモリ33は、イメージセンサ4から読み出された画素レベルKで初期化される。
ステップS23における判定の結果、画素レベルKが基準値Lより大きいと判定された画素位置では合成方法として比較明合成を設定する(S25)。ここでは、後述するステップS47における合成方法として、画素位置n番目の画素データに対して、比較明合成を行うことを設定しておく。複数の分割されたフレームの中で、一番先に読み出された分割されたフレームの場合には、n番目の画素データはそのまま一時記憶される。2番目以降の分割されたフレームが読み出された場合には(後述するステップS51参照)、前回、メモリ33に記憶された画素位置n番目の画素データと、今回イメージセンサ4から読み出された画素位置n番目の画素データを比較し、明るい方の画素データに置き換える(この処理は、後述するステップS47で行われる)。従って、比較明合成を行うことにより、明るい方の画素データに更新され、動く被写体(輝点)を撮影している場合には、輝点の軌跡を示す画像となる。
ステップS23における判定の結果、画素レベルKが基準値Lより大きくないと判定された画素位置n番目では、次に、画素レベルKが基準値Lより小さいか否かを判定する(S27)。この判定は、ステップS22において検出した画素位置n番目の画素データの画素レベルKと、基準値Lを比較することにより行う(図9(e)参照)。
ステップS27における判定の結果、画素レベルKが基準値Lより小さいと判定された画素位置n番目では比較暗合成を行う(S29)。ここでは、後述するステップS47における合成方法として、画素位置n番目の画素データに対して、比較暗合成を行うことを設定しておく。複数の分割されたフレームの中で、一番先に読み出された分割フレームの場合には、画素位置n番目の画素データはそのまま一時記憶される。2番目以降の分割されたフレームが読み出された場合には(後述するステップS51参照)、前回、記憶された画素位置n番目の画素データと、今回読み出された画素位置n番目の画素データを比較し、暗い方の画素データに置き換える(この処理は、後述するステップS47で行われる)。従って、比較暗合成を行うことにより、暗い方の画素データに更新され、暗い部分の動きがよく見える画像となる。ステップS29の処理でメモリ33は、イメージセンサ4から読み出された画像レベルKで初期化される。
ステップS27における判定の結果、画素レベルKが基準値Lより小さくないと判定された画素位置n番目では、画素レベルLを記憶する(S31)。ここでは画素レベルKが基準値Lと等しい場合である。このステップでは、後述するステップS47における合成方法として、画素位置n番目の画素データに対して、基準値Lとすることを設定しておく。複数ある分割されたフレームの中で、一番先に読み出された分割されたフレームの場合には、画素位置n番目の画素データはそのまま一時記憶される。2番目以降の分割されたフレームが読み出された場合も、その画素位置では(後述するステップS51参照)、画素位置n番目の画素データを基準値Lに保持される(この処理は、後述するステップS47で行われる)。ステップS31の処理でメモリ33は、イメージセンサ4から読み出された画素レベルKで初期化される。
ステップS25、S29、S31において、画素位置ごとによる画像合成方法の決定と、メモリ33の初期化を行うと、次に、画素位置n=最終画素か否かの判定を行う(S33)。次のステップS35において、画素位置を示すnを加算しており、このステップS33では、ステップS22において読み出した画素位置n番目の画素データが最終画素か否かを判定する。
ステップS33における判定の結果、画素位置nが最終画素でない場合には、n=n+1を行う(S35)。ここでは、画素番号を示すnに1を加算する。これは図9(a)のx方向に1つ進む、もしくはx方向が最終の場合には元に戻ってy方向の1つ進むことを意味する。画素位置nに1を加算すると、ステップS22に戻り、次の画素位置の画素データを読み出して、ステップS22〜S31の処理を行う。
ステップS33における判定の結果、画素位置nが最終画素の場合には、ステップS41に進み、メモリ33に記憶された初期値と、2枚目以降の分割されたフレームの画像データと、画像合成を行う。まず、全ての分割された画像は完了したか否かの判定を行う(S41)。ステップS7において、分割されたフレームの数(分割数)が検出されているので、この分割数のフレームについて画像データの読出しが終了しているか否かを判定する。
ステップS41における判定の結果、全ての分割された画像について完了していない場合には、次に、ステップS21と同様に、次の分割されたフレームにおける画素位置n=1とする(S43)。前述したように、画素位置nは画像データを構成する画素データの順番を表す。
ステップS43において、画素位置n=1とすると、次に、イメージセンサ4から読み出された画素位置n番目の画素レベルKを判定する(S45)。ここでは、分割されたフレームの画像データを構成する画素位置n番目の画素の画素データの画素レベルKを検出する。
ステップS45において、K=nの画素レベルを検出すると、画素位置ごとに決定された合成方法に応じた合成を行う(S47)。すなわち、ステップ25、S29、S31において、画素位置毎に画像合成の合成方法が設定されているので、このステップでは、画素に応じて設定されている合成方法に従って、比較明合成、比較暗合成等の画像合成が行われる。
ステップS47において、合成方法に応じた合成を行うと、次に、ステップS33と同様に、画素位置nが最終画素か否かを判定する(S49)。後述するステップS51において、画素位置を示すnを加算しており、このステップS49では、ステップS51において読み出した画素位置n番目の画素データが最終画素か否かを判定する。
ステップS49における判定の結果、画素位置nが最終画素でない場合には、ステップS35と同様に、n=n+1を行う(S51)。ここでは、画素位置を示すnに1を加算する。nに1を加算すると、ステップS45に戻り、次の画素位置の画素データを読み出して、ステップS45〜S49の処理を行う。この処理を繰り返すことにより、分割されたフレームの画像データについて画素毎に、比較明合成等の画像合成が施される。
一方、ステップS49における判定の結果、画素位置nが最終画素の場合には、ステップS41に戻り、全ての分割されたフレームの画像データについて画像合成が完了していない場合には、ステップS43以下において、次の分割されたフレームの画像データを用いて、画像合成を行う。
ステップS41における判定の結果、全ての分割されたフレームの画像データについて画像合成が完了した場合には、1フレーム画像の記録を行う(S53)。ステップS21〜S53を実行することにより、分割数分の分割されたフレーム画像を用いて画像合成が行われ、1フレームの画像が合成されたことから、この合成された1フレーム分の画像データを記録する。記録画像を表示部37に表示する場合には、さらに、表示部37に表示するための処理を行う。なお、採用している動画の画像データ記録方式に従い、動画記録ファイルを生成し、外部メモリ36に記録する。1フレームの画像記録を行うと、元のフローに戻る。
このように、本発明の一実施形態の変形例においては、画素レベルKが基準値Lより大きい場合には明合成を行い、小さい場合には暗合成を行っている。このため、移動している明るい被写体は目につき易く、この明るい被写体の動きが明合成することにより、動画で滑らかな動きとなる。一方、暗い被写体は移動していても目につき難く、背景に埋もれ易いことから、暗合成することにより、背景が動くことなく見やすい画像となる。
なお、本実施形態において、複数の分割されたフレームの画像を合成する画像合成は、画素レベルKと基準値Lとの大小関係で比較明合成と比較暗合成を切り替えたが、これに限らず、画像合成は、比較明合成のみでもよく、比較暗合成のみでもよく、加算平均合成でもよく、比較動合成でもよい。
また、本実施形態において、1画素ごとに画素レベルを判定して合成方法を決定していたが、2×2、3×3、4×4のように複数画素ごとにグループ化して、複数画素の加算平均値、2乗平均値、分布の中央値、最大値、最小値を求めるような統計処理を施して合成処理を行なっても良い。この場合には記憶するメモリ領域の縮小化を図ることができる。
次に、図9を用いて、本変形例における画像合成について説明する。図9(a)は、イメージセンサ4の撮像面を有しており、撮像面に配置された各画素について比較明合成または比較暗合成を行う。画素4aは、イメージセンサ4の撮像面のx方向およびy方向に2次元的に配置されている。比較明合成または比較暗合成を行う場合には、画素4aを、x方向に1画素毎に移動させ、1ライン分移動させると、y方向に1画素毎に移動させ、全画素について比較明合成または比較暗合成を行う。
図9(b)〜(e)を用いて、比較明合成と比較暗合成における画像合成の方法を示す。なお、図9(b)〜(f)は、分割数として4の例を示す。図9(b)〜(f)において、横方向に沿って、分割されたフレームの1枚目〜4枚目と合成画像における画素4aの画素データの値を示す(縦方向が値)。
比較明合成は、各画素において、一番明るい画素の画素データで画像を合成する合成方法であって、図9(b)に示す例では、2枚目の画素データが一番大きい(一番明るい)ことから、合成画像としては、2枚目の画素データが採用されている。
比較暗合成は、各画素において、一番暗い画素の画素データで画像を合成する合成方法であって、図9(c)に示す例では、3枚目の画素データが一番小さい(一番暗い)ことから、合成画像としては、3枚目の画素データが採用されている。
図9(d)(e)は、スレッシュを決めている場合の例を示し、画素データがスレッシュ(基準値L)よりも大きい場合には、比較明合成を行い、スレッシュ(基準値L)よりも小さい場合には比較暗合成を行う。すなわち、図9(d)において、1枚目、2枚目、3枚目の画素データはスレッシュ(基準値L)よりも大きいことから比較明合成によって合成画像を生成する。一方、図9(e)において、1枚目〜4枚目はスレッシュ(基準値L)よりも小さいことから比較暗合成によって合成画像を生成する。
このように、スレッシュ(基準値L)と画素データを比較し、この比較結果に応じて、比較明合成と比較暗合成を切り替えて合成画像を生成することができる。この場合には、画素データの大小に応じて、適切な合成方法を選択することができる。
図9(f)に示す例は、画像合成の変形例であり、ここに示す例は、比較動合成である。比較動合成は、画素データが変化している場合に、合成画像の画素データとして採用する合成方法である。なお、比較動合成は、画面全体が移動している場合には、画素単位で移動しているか否かを判定できないので、パンニング撮影時には、使用しない。
図9(f)の例で説明すると、2枚目の分割されたフレームの画素データを取得すると、1枚目と2枚目の画素データを用いて、比較対象している画素において、被写体が移動しているか否かを判定する。図9(f)の場合には、1枚目と2枚目の画素データが変化していることから、比較対象の画素において被写体が移動していると判定される。3枚目、4枚目の画素データは、1枚目の画素データと同じであることから、3枚目、4枚目では比較対象の画素において被写体は移動していないと判定される。これらの判定結果から、2枚目の画素データは被写体が移動している際のデータであることから、合成画像の画素データとしては、2枚目の画素データの値を採用する。
このように、比較動合成は、1フレームを分割し、複数の分割されたフレームの画像データから合成画像を生成する際に、移動している画素の画素データを採用していることから、被写体が移動している感じの動画を生成することができる。
以上説明したように、本発明の一実施形態や変形例においては、画像データが飽和しなくなるようにフレームの期間を分割し(図2のS7、S9、S11、図3、図5、図6等参照)、分割されたフレームによって取得された複数の画像データを画像合成し、1フレームの画像としている。また、このときのシャッタ速度は、電子シャッタによって、分割されたフレームの露光期間と同じになるようにしている。このため、動画記録の際に、各フレーム画像が連続的に繋がって再生可能な動画とすることができる。また、分割されたフレーム1枚分のメモリ領域を使用して合成できるので、大容量のメモリを搭載する必要がない。
なお、本発明の一実施形態や変形例においては、レベル判定部17、分割フレーム数検出部19を、マイクロコンピュータ121とは別体の構成としたが、各部の全部または一部をソフトウエアで構成し、マイクロコンピュータ121によって実行するようにしても勿論かまわない。
また、本発明の一実施形態や変形例においては、撮影のための機器として、デジタルカメラを用いて説明したが、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラでもコンパクトデジタルカメラでもよく、ビデオカメラ、ムービーカメラのような動画用のカメラでもよく、さらに、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット型コンピュータ、ゲーム機器等に内蔵されるカメラでも構わない。いずれにしても、動画の撮影のための機器であれば、本発明を適用することができる。
また、本明細書において説明した技術のうち、主にフローチャートで説明した制御に関しては、プログラムで設定可能であることが多く、記録媒体や記録部に収められる場合もある。この記録媒体、記録部への記録の仕方は、製品出荷時に記録してもよく、配布された記録媒体を利用してもよく、インターネットを介してダウンロードしたものでもよい。
また、特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず」、「次に」等の順番を表現する言葉を用いて説明したとしても、特に説明していない箇所では、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1・・・撮像部、2・・・レンズ、4・・・イメージセンサ、4a・・・画素、10・・・画像処理部、14・・・合成処理部、15・・・ゲイン印加部、16・・・現像処理部、17・・・レベル判定部、19・・・分割フレーム数検出部、20・・・システム制御部、31・・・バス、33・・・内部メモリ、36・・・外部メモリ、37・・・表示部、38・・・入力IF、39・・・マイク

Claims (9)

  1. 動画記録を行う撮像装置において、
    撮像素子を有し、指示された周期で繰り返し撮像を行い、動画像データを出力する撮像部と、
    上記撮像素子の画素データが飽和しなくなる露光時間であって、かつ第1の周期より短い第2の周期を求める分割周期演算部と、
    上記第1の周期で撮像した画素データが飽和する場合には上記第1の周期から上記第2の周期に切り換えるように、上記第1の周期と上記第2の周期を選択的に切り換えて、上記撮像部に指示する切換指示部と、
    上記第1の周期内に上記第2の周期で撮像した複数の画像データを画像合成して、合成画像を生成する画像合成部と、
    上記切換指示部が上記撮像部に上記第1の周期を指示して撮像した画像データに対しては上記画像合成部での画像合成を行わず、一方、上記第2の周期を指示して撮像した画像データに対しては、上記第1の周期内に得られた複数の画像データを、上記複数の画像データの輝度レベルが所定のスレッシュレベル以上の場合には比較明合成によって、一方、輝度レベルが所定のスレッシュレベル未満の場合には比較暗合成によって上記画像合成部で合成画像を生成し、動画像を得るように制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 上記スレッシュレベルは、動画記録前の画像データに基づいて算出されることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. 動画記録を行う撮像装置において、
    撮像素子を有し、指示された周期で繰り返し撮像を行い、動画像データを出力する撮像部と、
    上記撮像素子の画素データが飽和しなくなる露光時間であって、かつ第1の周期より短い第2の周期を求める分割周期演算部と、
    上記第1の周期で撮像した画素データが飽和する場合には上記第1の周期から上記第2の周期に切り換えるように、上記第1の周期と上記第2の周期を選択的に切り換えて、上記撮像部に指示する切換指示部と、
    上記第1の周期内に上記第2の周期で撮像した複数の画像データを画像合成して、合成画像を生成する画像合成部と、
    上記第1の周期内に上記第2の周期で撮像した複数の画像データを画像合成して、合成画像を生成する画像合成部と、
    上記切換指示部が上記撮像部に上記第1の周期を指示して撮像した画像データに対しては上記画像合成部での画像合成を行わず、一方、上記第2の周期を指示して撮像した画像データに対しては、上記第1の周期内に得られた複数の画像データを上記画像合成部比較動合成によって画像合成を生成する、
    ことを特徴とする撮像装置。
  4. 上記第2の周期は、上記撮像部からの動画像データが飽和しなくなる周期であることを特徴とする請求項1又は3に記載の撮像装置。
  5. 上記第2の周期は、上記撮像部からの動画像データを露光するシャッタ速度に相当することを特徴とする請求項1又は3に記載の撮像装置。
  6. 動画記録を行う撮像方法において、
    撮像素子を有する撮像部に指示した周期で繰り返し撮像を行い、動画像データを出力し、
    上記撮像素子の画素データが飽和しなくなる露光時間であって、かつ第1の周期より短い第2の周期を求め、
    上記第1の周期で撮像した画素データが飽和する場合には上記第1の周期から上記第2の周期に切り換えるように、上記第1の周期と上記第2の周期を選択的に切り換えて、上記撮像の切換指示を行い、
    上記撮像部に上記第1の周期を指示して撮像した画像データに対しては画像合成を行わず、一方、上記第2の周期を指示して撮像した画像データに対しては、上記第1の周期内に得られた複数の画像データの合成画像を、上記複数の画像データの輝度レベルが所定のスレッシュレベル以上の場合には比較明合成により、一方、輝度レベルが所定のスレッシュレベル未満の場合には比較暗合成により生成し、動画像を得るように制御する、
    ことを特徴とする撮像方法。
  7. 動画記録を行う撮像方法において、
    撮像素子を有する撮像部に指示した周期で繰り返し撮像を行い、動画像データを出力し、
    上記撮像素子の画素データが飽和しなくなる露光時間であって、かつ第1の周期より短い第2の周期を求め、
    上記第1の周期で撮像した画素データが飽和する場合には上記第1の周期から上記第2の周期に切り換えるように、上記第1の周期と上記第2の周期を選択的に切り換えて、上記撮像の切換指示を行い、
    上記撮像部に上記第1の周期を指示して撮像した画像データに対しては画像合成を行わず、一方、上記第2の周期を指示して撮像した画像データに対しては、上記第1の周期内に得られた複数の画像データの合成画像を比較動合成により生成し、動画像を得るように制御する、
    ことを特徴とする撮像方法。
  8. 動画記録を行う撮像装置におけるコンピュータを実行させるためのプログラムにおいて、
    撮像素子を有する撮像部に指示した周期で繰り返し撮像を行い、動画像データを出力し、
    上記撮像素子の画素データが飽和しなくなる露光時間であって、かつ第1の周期より短い第2の周期を求め、
    上記第1の周期で撮像した画素データが飽和する場合には上記第1の周期から上記第2の周期に切り換えるように、上記第1の周期と上記第2の周期を選択的に切り換えて、上記撮像の切換指示を行い、
    上記撮像部に上記第1の周期を指示して撮像した画像データに対しては画像合成を行わず、一方、上記第2の周期を指示して撮像した画像データに対しては、上記第1の周期内に得られた複数の画像データの合成画像を、上記複数の画像データの輝度レベルが所定のスレッシュレベル以上の場合には比較明合成により、一方、輝度レベルが所定のスレッシュレベル未満の場合には比較暗合成により生成し、動画像を得るように制御する、
    ことを上記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  9. 動画記録を行う撮像装置におけるコンピュータを実行させるためのプログラムにおいて、
    撮像素子を有する撮像部に指示した周期で繰り返し撮像を行い、動画像データを出力し、
    上記撮像素子の画素データが飽和しなくなる露光時間であって、かつ第1の周期より短い第2の周期を求め、
    上記第1の周期で撮像した画素データが飽和する場合には上記第1の周期から上記第2の周期に切り換えるように、上記第1の周期と上記第2の周期を選択的に切り換えて、上記撮像の切換指示を行い、
    上記撮像部に上記第1の周期を指示して撮像した画像データに対しては画像合成を行わず、一方、上記第2の周期を指示して撮像した画像データに対しては、上記第1の周期内に得られた複数の画像データの合成画像を比較動合成により生成し、動画像を得るように制御する、
    ことを上記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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