JP6345485B2 - 寝台装置、x線ct装置及び医用画像診断装置 - Google Patents

寝台装置、x線ct装置及び医用画像診断装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、寝台装置、X線CT装置及び医用画像診断装置に関する。
X線CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置等の医用画像診断装置は、医用画像の撮影を行なう架台装置の開口部に、被検体を移動するための寝台装置を有している。従来の寝台装置において、被検体が載置される天板は、平面な形状である。また、従来の寝台装置は、天板を前後方向(長手方向)や、上下方向に移動するための移動機構を有している。また、天板を左右方向(短手方向)に移動するための移動機構を有する寝台装置も知られている。
臨床検査では、天板に患者を寝かせ、天板を前後方向(又は、左右方向)に移動させて、対象部位の撮影を行なっている。また、撮影前に、患者を寝かせる際には、患者の天板への移動が速やかに行なわれるように、寝台装置は、上下方向に天板を移動させて、天板の高さを変えている。
しかし、天板の高さを変化させて患者の移動負担の軽減を図っても、高齢者等の撮影においては、患者本人や介助者、検査従事者への負担が依然として大きい場合がある。また、寝台移動に時間がかかるため、検査時間が延び、検査効率が悪くなる場合がある。
特開2010−68858号公報
本発明が解決しようとする課題は、撮影準備に要する時間を短縮することができる寝台装置、X線CT装置及び医用画像診断装置を提供することである。
実施形態の寝台装置は、天板部と、形状制御部と、駆動部とを備える。天板部は、移動ベース天板と、当該移動ベース天板の上部に載置され、平坦な形状から一部を屈曲することが可能な変形天板とを有する。形状制御部は、前記変形天板の形状を制御する。駆動部は、医用画像の撮影に用いられるデータを収集する架台装置の開口部に前記天板部を移動する。前記変形天板は、所定間隔で分割された複数の分割天板で構成され、分割箇所ごとに前記変形天板を前記移動ベース天板に固定するための変形サポート部が取り付けられる。前記形状制御部は、複数の前記変形サポート部の中で特定の変形サポート部の設置箇所が前記移動ベース天板に対して固定点となるよう、当該特定の変形サポート部の位置を調節する。
図1は、第1の実施形態に係るX線CT装置の構成例を示す図である。 図2は、従来の寝台装置の一例を説明するための図である。 図3は、第1の実施形態に係る寝台装置の動作例を示す図(1)である。 図4は、第1の実施形態に係る寝台装置の動作例を示す図(2)である。 図5は、第1の実施形態に係る寝台装置の動作例を示す図(3)である。 図6は、第1の実施形態に係る寝台装置の動作例を示す図(4)である。 図7は、第1の実施形態に係る寝台装置の変形例を示す図(1)である。 図8は、第1の実施形態に係る寝台装置の変形例を示す図(2)である。 図9は、第2の実施形態に係る寝台装置及び架台装置の動作例を示す図である。 図10Aは、第2の実施形態の効果を説明するための図(1)である。 図10Bは、第2の実施形態の効果を説明するための図(2)である。 図10Cは、第2の実施形態の効果を説明するための図(3)である。 図11は、第3の実施形態に係る寝台装置の構成例を示す図である。 図12は、第3の実施形態に係る寝台装置の傾斜機構を説明するための図である。 図13は、第3の実施形態に係る寝台装置の天板変形機構を説明するための図(1)である。 図14は、第3の実施形態に係る寝台装置の天板変形機構を説明するための図(2)である。 図15は、第3の実施形態に係る寝台装置の天板変形機構を説明するための図(3)である。 図16は、第3の実施形態に係る制御部の処理を説明するための図(1)である。 図17は、第3の実施形態に係る制御部の処理を説明するための図(2)である。
以下、添付図面を参照して、寝台装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、寝台装置を備えるX線CT(CT:Computed Tomography)装置について説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係るX線CT装置の構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係るX線CT装置の構成例を示す図である。図1に示すように、第1の実施形態に係るX線CT装置は、架台装置10と、寝台装置20と、コンソール装置30とを有する。
架台装置10は、被検体Pが挿入される開口部を有し、X線を検出したデータを収集する装置である。具体的には、架台装置10は、開口部に挿入された被検体PにX線を照射し、被検体Pを透過したX線を検出したデータを収集する装置である。図1に示すように、架台装置10は、X線照射制御部11と、X線発生装置12と、X線検出器13と、収集部14と、回転フレーム15と、架台駆動部16とを有する。
回転フレーム15は、X線発生装置12とX線検出器13とを被検体Pを挟んで対向支持し、後述する架台駆動部16によって被検体Pを中心した円軌道にて高速に回転する円環状のフレームである。
X線発生装置12は、X線を発生し、発生したX線を被検体Pへ照射する装置であり、X線管12aと、ウェッジ12bと、コリメータ12cとを有する。
X線管12aは、後述するX線照射制御部11により供給される高電圧によりX線ビームを発生する真空管である。X線管12aは、回転フレーム15の回転にともない、X線ビームを被検体Pに対して曝射する。X線管12aは、ファン角及びコーン角を持って広がるX線ビームを発生する。
ウェッジ12bは、X線管12aから曝射されたX線のX線量を調節するためのX線フィルタである。コリメータ12cは、後述するX線照射制御部11の制御により、ウェッジ12bによってX線量が調節されたX線の照射範囲を絞り込むためのスリットである。
X線照射制御部11は、高電圧発生部として、X線管12aに高電圧を供給する装置であり、X線管12aは、X線照射制御部11から供給される高電圧を用いてX線を発生する。X線照射制御部11は、X線管12aに供給する管電圧や管電流を調整することで、被検体Pに対して照射されるX線量を調整する。また、X線照射制御部11は、コリメータ12cの開口度を調整することにより、X線の照射範囲(ファン角やコーン角)を調整する。
架台駆動部16は、回転フレーム15を回転駆動させることによって、被検体Pを中心とした円軌道上でX線発生装置12とX線検出器13とを旋回させる。
X線検出器13は、X線管12aから曝射され被検体Pを透過したX線を検出する。例えば、X線検出器13は、X線発生装置12から照射され被検体Pを透過したX線の強度分布を示すX線強度分布データを検出する2次元アレイ型検出器(面検出器)である。X線検出器13には、チャンネル方向(図1に示すY軸方向)に配列された複数のX線検出素子(検出素子列)が、被検体Pの体軸方向(図1に示すZ軸方向)に沿って複数列配列される。
収集部14は、DAS(Data Acquisition System)であり、X線検出器13により検出されたX線強度分布データに対して、増幅処理やA/D変換処理等を行なってX線検出データを生成し、生成したX線検出データを後述するコンソール装置30に送信する。
寝台装置20は、被検体Pを載せる装置であり、天板22と、寝台駆動装置21とを有する。天板22は、被検体Pが載置される板である。寝台駆動装置21は、後述するスキャン制御部33の制御のもと、天板22をZ軸方向へ移動することにより、被検体Pを回転フレーム15内(開口部内)に移動させる。
X線CT装置による検査では、通常、回転フレーム15を固定させた状態でX線管12aからX線を照射しながら天板22を移動させることで、被検体Pの全身を体軸方向に沿ってスキャンしたスキャノグラムが撮影される。被検体Pのスキャノグラムを参照した操作者は、撮影計画を立案する。スキャノグラムは、被検体Pの撮影計画を立案するための位置決め画像である。これにより、架台装置10は、例えば、天板22を移動させながら回転フレーム15を回転させて被検体Pをらせん状にスキャンするヘリカルスキャンを実行する。又は、架台装置10は、天板22を移動させた後に被検体Pの位置を固定したままで回転フレーム15を回転させて被検体Pを円軌道にてスキャンするコンベンショナルスキャンを実行する。又は、架台装置10は、天板22の位置を一定間隔で移動させてコンベンショナルスキャンを複数のスキャンエリアで行なうステップアンドシュート方式を実行する。
ここで、第1の実施形態に係る寝台装置20は、図1に示すように、天板22を支持する支持部23を有する。支持部23は、図1に示すように、天板22を支持する平坦な支持板23bと、支持板23bを支持する直方体の支持脚23aとを有する。床面に設置される支持脚23aの上に支持板23bが取り付けられることで、支持部23は、図1に示すように、横方向から見た場合、T字型の形状となる。寝台装置20が有する駆動部としての寝台駆動装置21は、図1に示すように、支持脚23aに内蔵される。なお、第1の実施形態に係るX線CT装置は、後述するスキャン制御部33以外に、寝台駆動装置21を制御するための寝台駆動制御装置24を、図1に示すように、寝台装置20の近傍に有している。操作者は、寝台駆動制御装置24を操作することで、撮影前や撮影中に、天板22を移動させることが可能である。
そして、第1の実施形態に係る寝台装置20の天板22は、図1に示すように、マット22aと、第1天板22bと、第2天板22cとを有する。図1に示すように、第2天板22cは、支持板23bの上に配置され、第1天板22bは、第2天板22cの上に配置され、マット22aは、第1天板22bの上に配置される。マット22aは、例えば、スポンジ等の柔軟な素材で形成されるクッションである。第1天板22bは、被検体Pが任意の***で載置可能に変形される。第2天板22cは、第1天板22bを架台装置10の開口部に移動する。換言すると、第2天板22cは、第1天板22bを開口部に移動させるための「移動ベース天板」である。例えば、第2天板22cは、支持板23bが有するレール(図示せず)に沿って、長手方向に移動可能であり、第2天板22cが開口部に向かって長手方向に移動することで、第1天板22bも開口部へ移動される。なお、第2天板22cは、支持板23bが有するレール(図示せず)に沿って、短手方向にも移動可能である。そして、支持部23は、第1天板22b及び第2天板22cを床面に対して傾斜可能に支持するように形成される。具体的には、支持板23bは、支持脚23aに支持された状態で、床面に対して傾斜する。
第1の実施形態に係る寝台駆動装置21は、寝台駆動制御装置24又は後述するスキャン制御部33から送出された指示に従って、第1天板22bの変形及び第2天板22cの移動を行なう。また、第1の実施形態に係る寝台駆動装置21は、寝台駆動制御装置24又は後述するスキャン制御部33から送出された指示に従って、支持板23bを傾斜させる。なお、第1の実施形態で行なわれる天板22及び支持部23の動作については、後に詳述する。
コンソール装置30は、操作者によるX線CT装置の操作を受け付けるとともに、架台装置10によって収集されたX線検出データからX線CT画像データを再構成する装置であり、入力装置31と、表示装置32と、スキャン制御部33と、前処理部34と、投影データ記憶部35と、画像再構成部36と、画像記憶部37と、制御部38とを有する。
入力装置31は、X線CT装置の操作者が各種指示や各種設定の入力に用いるマウスやキーボード、ボタン、フットスイッチ等を有し、操作者から受け付けた指示や設定の情報を、制御部38に転送する。例えば、操作者は、寝台装置20の移動制御を行なうための指示を、入力装置31を用いて入力する。かかる指示は、制御部38に転送され、制御部38は、入力装置31が受け付けた指示をスキャン制御部33に転送する。
表示装置32は、操作者が参照するモニタであり、制御部38による制御のもと、X線CT画像データを操作者に表示したり、入力装置31を介して操作者から各種指示や各種設定等を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)を表示したりする。
スキャン制御部33は、後述する制御部38の制御のもと、X線照射制御部11、架台駆動部16、収集部14及び寝台駆動装置21の動作を制御することで、架台装置10におけるX線検出データの収集処理を制御する。
前処理部34は、収集部14によって生成されたX線検出データに対して、対数変換処理と、オフセット補正、感度補正及びビームハードニング補正等の補正処理とを行なって、投影データを生成する。
投影データ記憶部35は、前処理部34により生成された投影データを記憶する。画像再構成部36は、投影データ記憶部35が記憶する投影データを用いてX線CT画像データを再構成する。例えば、画像再構成部36は、ヘリカルスキャンにより得られた投影データを用いて、複数のアキシャル面のX線CT画像データを再構成し、これら複数のX線CT画像データをからボリュームデータを生成する。或いは、例えば、画像再構成部36は、面検出器であるX線検出器13を用いたコンベンショナルスキャンにより得られた投影データを用いて、複数のアキシャル面のX線CT画像データに対応するボリュームデータを再構成する。再構成方法としては、種々の方法があり、例えば、逆投影処理が挙げられる。また、逆投影処理としては、例えば、FBP(Filtered Back Projection)法による逆投影処理が挙げられる。或いは、画像再構成部36は、逐次近似法を用いて、X線CT画像データを再構成しても良い。
また、画像再構成部36は、X線CT画像データに対して各種画像処理を行なうことで、様々な画像データを生成可能である。画像再構成部36は、再構成したX線CT画像データや、各種画像処理により生成した画像データを画像記憶部37に格納する。なお、画像再構成部36は、投影データ記憶部35が記憶するスキャノグラム生成用の投影データからスキャノグラムを生成し、生成したスキャノグラムを画像記憶部37に格納する。
制御部38は、架台装置10、寝台装置20及びコンソール装置30の動作を制御することによって、X線CT装置の全体制御を行う。具体的には、制御部38は、スキャン制御部33を制御することで、架台装置10で行なわれるCTスキャンを制御する。また、制御部38は、前処理部34や、画像再構成部36を制御することで、コンソール装置30における画像再構成処理や画像生成処理を制御する。また、制御部38は、画像記憶部37が記憶する各種画像データを、表示装置32に表示するように制御する。
以上、第1の実施形態に係るX線CT装置の全体構成について説明した。かかる構成のもと、第1の実施形態に係るX線CT装置は、図1を用いて説明した寝台装置20に載置された被検体Pの撮影を行なう。
第1の実施形態に係る寝台装置20の動作を詳述する前に、図2を用いて、従来の寝台装置について説明する。図2は、従来の寝台装置の一例を説明するための図である。
図2に例示する従来の寝台装置200は、被検体Pが載置される天板220と、天板220を支持する支持部230とを有する。支持部230は、図2に示すように、天板220を支持する平坦な支持板230aと、支持板230aを支持する直方体の支持脚230bとを有する。床面に設置される支持脚230bの上に支持板230aが取り付けられることで、支持部230は、図2に示すように、横方向から見た場合、T字型の形状となる。寝台駆動装置21に対応する従来の寝台駆動装置210は、図2に示すように、支持脚230bに内蔵される。
従来の寝台装置200の天板220は、図2に示すように、マット220aと、移動天板220bとを有する。図2に示すように、移動天板220bは、支持板230aの上に配置され、マット220aは、移動天板220bの上に配置される。マット220aは、例えば、スポンジ等の柔軟な素材で形成されるクッションである。移動天板220bは、平面な形状である。移動天板220bは、寝台駆動装置210により、上下方向や、前後方向(長手方向)、左右方向(短手方向)に移動可能である。
従来の寝台装置200を用いた臨床検査では、天板220に被検体Pを寝かせた後、天板220(移動天板220b)を長手方向に移動させて、又は、天板220(移動天板220b)を短手方向に移動させた上で長手方向に移動させる。これにより、被検体Pは、架台装置10の開口部に移動され、X線CT画像データの撮影が行なわれる。ここで、従来、撮影開始前に、被検体Pを天板220に載置させる際には、被検体Pの天板220への移動が速やかに行なわれるように、寝台駆動装置210は、低い位置まで下方向に天板220を移動させていた。
しかし、天板220の高さを変化させて被検体Pにかかる移動負担の軽減を図っても、高齢者等の撮影においては、被検体Pや介助者、検査従事者への負担が依然として大きい場合がある。また、従来の寝台装置200では、上述したように、被検体Pの天板220への移動時間が長くなると、検査時間が延び、検査効率が悪くなる場合がある。
そこで、第1の実施形態では、撮影準備に要する時間を短縮するために、図1に例示した寝台装置20がX線CT装置に設置される。上述したように、第1の実施形態に係る寝台装置20は、天板22として、被検体Pが任意の***で載置可能に変形される第1天板22bと、第1天板22bを架台装置10の開口部に移動する第2天板22cとを有する。第1天板22bは、第2天板22cの上部に載置され、平坦な形状から一部を屈曲することが可能な「変形天板」である。そして、上述したように、第1の実施形態に係る寝台装置20が有する支持部23は、第1天板22b及び第2天板22cを床面に対して傾斜可能に支持する。
図3〜図6は、第1の実施形態に係る寝台装置の動作例を示す図である。第1の実施形態に係る寝台駆動装置21は、撮影前において天板22(支持板23b)を上下方向に移動させることが可能である。そして、第1の実施形態に係る寝台駆動装置21は、更に、図3に例示するように、支持脚23aを中心にして支持板23bを床面Fに対して傾斜させることが可能である。図3に示す一例では、支持板23bは、床面Fにおいて図示しない被検体Pが位置する場所に近接する位置まで、短手方向に沿った回転軸を中心に反時計周りに傾斜されている。
更に、第1の実施形態に係る寝台駆動装置21は、撮影前において、図3に例示するように、第1天板22bを、被検体Pが容易に移動可能となる形に変形させる。図3に示す一例では、第1天板22bは、長手方向に沿って配列された3つのパーツから構成されており、1つ目のパーツが、短手方向に沿った第1回転軸を介して2つ目のパーツと回転可能に接続され、2つ目のパーツが、短手方向に沿った第2回転軸を介して3つ目のパーツと回転可能に接続されている。第1回転軸及び第2回転軸により、3つのパーツそれぞれは、回転可能となる。3つのパーツそれぞれを回転させることで、第1天板22bは、変形可能となる。図3に示す一例では、第1天板22bは、被検体Pが座位のまま移動可能なように、椅子の形状に変形されている。なお、図3に示す一例では、椅子の形状に変形された第1天板22bを更に床面Fに近接させるために、寝台駆動装置21は、第2天板22cを、支持板23bに沿って下方向に移動させている。
これにより、例えば、車椅子で検査室まで移動された被検体Pは、図4に示すように、座位の状態で、床面Fに近接した位置まで移動された第1天板22bのマット22a上に、容易に移動することができる。第1天板22bの変形に伴い、マット22aの形状も、椅子の形状に変形されている。なお、支持板23bを下方向に移動させた状態で、椅子の形状に変形された第1天板22bに被検体Pが速やかに移動可能であるならば、支持部23の傾斜は、必須ではない。
そして、第1天板22bは、図5の左図及び右図に示すように、開口部に移動される間に、平坦な形状に変形される。また、支持部23が傾斜されている場合、支持部23は、図5の左図及び右図に示すように、第1天板22bが開口部に移動される間に、水平方向に戻される。図5に示す一例では、被検体Pの***は、座位から、通常の撮影で行なわれている仰臥位に戻される。なお、上記の動作を行なう場合、被検体Pが速やかに仰臥位へ移行できるように、寝台駆動装置21は、支持板23bの傾斜を水平に戻す制御を先行して行ないながら、第1天板22bを水平に戻す制御を行なう。
そして、寝台駆動装置21は、例えば、操作者の指示を受け付けた寝台駆動制御装置24の制御により、天板22の高さや短手方向の位置を調整し、第2天板22cを移動させる。その後、被検体Pは、図6に示すように、架台装置10の開口部に移動される。この後、X線CT装置は、被検体Pの撮影を行なう。
そして、被検体Pの撮影が終了した後は、寝台装置20は、図6に示す状態から、図5の右図に示す状態に移行する。そして、寝台装置20は、図5の右図に示す状態から図5の左図に示す状態に移行し、更に、図4に示す状態に移行する。これにより、被検体Pは、座位の状態のまま、寝台装置20から容易に離れることができる。
なお、図3〜図5で説明した動作制御は、例えば、操作者が寝台駆動制御装置24を操作することで実行され、図6で説明した例えば、操作者がコンソール装置30を操作することで実行される。
上述したように、第1の実施形態では、天板22として変形可能な第1天板22bを用いる。そして、第1の実施形態では、更に、天板22を支持する支持部23を床面Fに対して傾斜可能とする。このため、第1の実施形態では、例えば、支持板23bを床面Fに近接して傾斜させ、第1天板22bを椅子の形状に変形させることで、座位を維持した状態で、被検体Pは、寝台装置20に容易に移動することができる。従って、第1の実施形態では、撮影準備に要する時間を短縮することができる。また、第1の実施形態では、被検体Pは、寝台装置20に容易に移動することができるので、被検体Pや被検体Pの介助者、検査従事者への負担を軽減させることができる。
なお、第1天板22bは、図3を用いて説明したように構成される場合に限定されるものではない。また、支持部23(支持板23b)は、図3を用いて説明した傾斜動作以外の傾斜動作を行なっても良い。これらについて、図7及び図8を用いて説明する。図7及び図8は、第1の実施形態に係る寝台装置の変形例を示す図である。
例えば、第1天板22bは、図7に示すように、長手方向に沿って配列され、パーツ間が短手方向に沿った回転軸で接続された7つのパーツから構成されている。これにより、図7に例示する第1天板22bは、回転軸が図3に例示する場合より変形の自由度が高くなる。変形の自由度が高い第1天板22bを用いることで、第1の実施形態では、マット22aを被検体Pの体型に沿ってより柔軟に変形することができる。また、例えば、第1天板22bは、長手方向及び短手方向それぞれに沿った複数のパーツにより構成されても良い。かかる第1天板22bは、被検体Pを包み込むように、変形することができる。
また、例えば、支持板23bは、図8に示すように、更に、長手方向に沿った回転軸を中心として傾斜可能に形成されても良い。図8に例示する場合、支持板23bは、短手方向に沿った回転軸(Y方向の回転軸)を中心として傾斜可能であるとともに、長手方向に沿った回転軸(Z方向の回転軸)を中心としても傾斜可能となる。2つの回転軸で傾斜可能な支持板23bを用いることで、寝台装置20の如何なる方向からでも、被検体Pが天板22に移動することが可能となる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、変形天板である第1天板22bが撮影時には平坦な形状に戻される場合について説明した。第2の実施形態では、第1天板22bが撮影時にも変形される場合について図9等を用いて説明する。図9は、第2の実施形態に係る寝台装置及び架台装置の動作例を示す図である。
第2の実施形態に係るX線CT装置は、図1を用いて説明した第1の実施形態に係るX線CT装置と同様に構成される。ここで、健康状態によっては、被検体Pは、体を伸展させることが困難な場合がある。かかる場合、被検体Pは、載置時の***である座位の状態で撮影される方が、負担が少ない。そこで、第2の実施形態に係る第1天板22bは、被検体Pの載置時に変形された形状が維持された状態で、開口部に移動される。また、第2の実施形態に係る支持部23は、第1天板22bが開口部に移動される間に、被検体Pの載置時における傾斜の状態に維持される。
また、撮影目的によっては、仰臥位は必ずしも撮影に適した***とならない場合がある。かかる場合、第1天板22bは、被検体Pが撮影に適した***となるように変形され、支持部23は、被検体Pが撮影に適した***となるように傾斜されることが好適である。そこで、第2の実施形態では、第1天板22b及び支持部23を載置時の状態に維持して撮影を行なう以外にも、以下の動作制御が行なわれても良い。すなわち、第2の実施形態では、第1天板22bは、被検体Pの***が撮影に適した***となる形状に変形された状態で、開口部に移動され、支持部23は、被検体Pの***が撮影に適した***となる状態に傾斜される。上記の「撮影に適した***」については、後に詳述する。
ただし、開口部の大きさによっては、変形された状態の第1天板22bが架台装置10に接触して、開口部内に移動できない場合がある。そこで、第1天板22bが変形した状態で開口部に移動される場合、第2の実施形態に係る架台装置10は、床面に対して傾斜される。
上記の制御は、例えば、スキャン制御部33が、寝台駆動装置21及び架台駆動部16を協調制御することで行なわれる。或いは、上記の制御は、例えば、寝台駆動制御装置24が、寝台駆動装置21及び架台駆動部16を協調制御することで行なわれる。
座位の状態が被検体Pにとって負担の無い***である場合、或いは、撮影に適した***が被検体Pの上半身が起きた状態である場合、椅子の形状に変形された第1天板22bは、図9に示すように、長手方向に沿って架台装置10に向かって移動される。具体的には、第1天板22bは、第2天板22cが支持板23bの長手方向に沿って架台装置10に向かって移動されることで、架台装置10に向かって移動される。また、支持板23bは、図9に示すように、床面Fに向かって反時計周りに傾斜された状態となる。
そして、架台駆動部16は、図9に示すように、架台装置10の開口部の開口面に対して、第2天板22cの移動方向が垂直となるように、架台装置10を床面Fに対して傾斜させる。具体的には、架台駆動部16は、第2天板22cの移動方向と、回転フレーム15の回転軸とが平行となるように、架台装置10を床面Fに対して傾斜させる。
これにより、被検体Pは、図9に示すように、座位の状態で、架台装置10に接触することなく、開口部内に移動される。なお、撮影後は、架台装置10及び支持板23bが傾斜した状態のまま、第2天板22cが支持板23bの長手方向に沿って架台装置10から離間する方向に移動される。その後、寝台装置20は、例えば、被検体Pが寝台装置20から容易に移動可能な図4に示す状態に移行される。なお、架台装置10が大口径の開口部を有する等、椅子の形状に変形された第1天板22bに座っている被検体Pが開口部に接触せずに開口部内に移動可能であるならば、架台装置10の傾斜は、必ずしも必要ではない。
上述したように、第2の実施形態では、第1天板22bの変形及び支持板23bの傾斜と協調して架台装置10を傾斜させることで、例えば、被検体Pを座位のまま撮影することができる。その結果、第2の実施形態では、体を伸展させることが困難な被検体Pに対して負担をかけることなく、撮影を行なうことができる。また、第2の実施形態では、1回目の撮影が終了した後も、撮影部位の変更のための調整を行なって、複数回の撮影を行なうことができる。撮影部位の変更のための調整は、第1天板22bの変形の再調整、第2天板22cの移動による第1天板22bの位置の再調整、支持部23の傾斜角度の再調整、並びに、架台装置10の傾斜角度の再調整となる。
更に、第1天板22bの変形及び支持板23bの傾斜と協調して架台装置10を傾斜させることで、第2の実施形態は、図10A、図10B及び図10Cに例示するように、様々な効果を得ることができる。図10A、図10B及び図10Cは、第2の実施形態の効果を説明するための図である。
通常の撮影は、臥位で行なわれるため、動態撮影のバリエーションに限りがある。しかし、上述したように、第1天板22bの変形及び支持板23bの傾斜と協調して架台装置10を傾斜させることで、第2の実施形態では、様々な***での撮影が可能となる。例えば、第2の実施形態では、臥位では困難な嚥下の動態撮影を実施することができる。被検体Pが摂食した食物Bは、図10Aに示すように、咽頭へ送り込まれた後、咽頭で反射的に飲み込まれ(嚥下)、嚥下により食道を通過して胃に送り込まれる。肺へと続く気管と、胃へと続く食道は、咽頭の下部で分かれている。通常、嚥下の瞬間、咽頭の各部は、食物Bが気管から肺へと送り込まれないように、反射的に連動して気管の入り口を塞いでいる。かかる嚥下の動態は、臥位よりも立位で撮影することが好適である。
第2の実施形態では、図9に示すように、被検体Pの上半身を起こした状態で撮影することが可能である。すなわち、図9に示すように、被検体Pを開口部に移動して、食物Bを摂食させることで、第2の実施形態では、図10Aに示す嚥下で、反射的に行なわれる咽頭の動態を連続撮影することが可能となる。また、第2の実施形態では、被検体Pの上半身を起こした状態で撮影可能であることから、嚥下の動態撮影以外にも、呼気及び吸気における肺の動態を、被検体Pの上体を起こした状態、すなわち、自然な状態で連続撮影することができる。その結果、本来可能となる。
また、第2の実施形態では、被検体Pの上半身を起こした状態で撮影することが可能であることから、例えば、胃の下部におけるポリープの有無が判定可能な撮影を行なうことができる。例えば、X線CT装置は、被検体Pの上半身を起こした状態で、胃の撮影を行なう。これにより、画像再構成部36は、図10Bに示すように、胃の画像データI1を再構成する。そして、X線CT装置は、被検体Pの上半身を起こした状態で、造影剤を飲ませて、胃の撮影を行なう。これにより、画像再構成部36は、図10Bに示すように、胃の画像データI2を再構成する。
操作者は、画像データI1と画像データI2とを比較して、造影剤により染影された領域の下辺部位の形状を確認し、図10Bに示すように、ポリープの有無を判定することができる。或いは、画像再構成部36は、画像データI2から画像データI1を差分した差分画像データを生成する。操作者は、差分画像データを観察して、ポリープの有無を判定することができる。
また、第2の実施形態では、第1天板22bの変形及び支持板23bの傾斜と協調して架台装置10を傾斜させることで、図10Cに示すように、臥位で行なわれる撮影領域Cより大きい撮影領域Dで、被検体Pの撮影を行なうことができる。ここで、撮影領域が大きくなることは、再構成領域が広がることを意味する。従って、第2の実施形態では、再構成領域を広げることが可能であることから、例えば、撮影領域Dのボリュームデータを、回転フレーム15を複数回回転させるヘリカルスキャンではなく、回転フレーム15を1回回転させるコンベンショナルスキャンにより再構成することができる。その結果、第2の実施形態では、撮影時間の短縮、X線被ばく量の低減を実現することができる。また、再構成領域を大きくできる第2の形態では、撮影時間を短縮できることから、例えば、造影剤の動態を経時的に観察する造影撮影において、造影剤の投与量を低減することができる。なお、再構成領域の拡大は、第1天板22bの変形のみ、或いは、第1天板22bの変形及び支持板23bの傾斜のみでも、可能である。
なお、第1の実施形態で説明した内容は、支持部23が傾斜された状態で、変形した第1天板22bが傾斜した架台装置10に移動される点以外、第2の実施形態においても適用される。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、第1の実施形態及び第2の実施形態で説明した寝台装置20とは異なる構成により、変形天板を変形する場合について、図11等を用いて説明する。図11は、第3の実施形態に係る寝台装置の構成例を示す図である。
図11に例示する第3の実施形態に係る寝台装置201は、図1に示す第1の実施形態に係るX線CT装置において、寝台装置20に換えて設置される。第3の実施形態に係るX線CT装置は、寝台装置20の代わりに寝台装置201が設置され、且つ、図11に示す対応情報記憶部39がコンソール装置30に新たに設置される以外、図1に示す第1の実施形態に係るX線CT装置と同様に構成される。例えば、架台装置10は、第2の実施形態と同様に、床面Fに対して傾斜可能に構成される。
第3の実施形態に係る寝台装置201は、図11に示すように、天板部221と、形状制御部26a〜26jと、駆動部211とを有する。天板部221は、被検体Pが載置される板である。駆動部211は、制御部38からの指示に基づくスキャン制御部33の制御のもと、医用画像の撮影に用いられるデータ(X線を検出したデータ)を収集する架台装置10の開口部に、天板部221を移動する。なお、寝台装置201は、スキャン制御部33以外に、駆動部211を制御するための寝台駆動制御装置241を有している。操作者は、寝台駆動制御装置241を操作することで、寝台装置201全体の駆動制御を行なうことができる。なお、寝台駆動制御装置241は、スキャン制御部33及び制御部38と連動して、寝台装置201全体の駆動制御を行なうことも可能である。
天板部221は、図11に示すように、移動ベース天板221bと、変形天板221aとを有する。移動ベース天板221bは、変形天板221aを架台装置10の開口部へ送るための天板である。変形天板221aは、移動ベース天板221bの上部に載置される。そして、変形天板221aは、平坦な形状から一部を屈曲することが可能に構成される。形状制御部26a〜26jは、変形天板221aの形状を制御する。
また、第3の実施形態に係る寝台装置201は、変形天板221aの変形の度合いを調整する天板固定部として、図11に示すように、天板部221の長手方向の一端に配置された可動天板固定部221cと、天板部221の長手方向の他端に配置された不可動天板固定部221dとを有する。図11に示す一例では、不可動天板固定部221dは、開口部に最初に挿入される天板部221の右側に配置され、可動天板固定部221cは、開口部まで挿入されない可能性が高い天板部221の左側に配置されている。
形状制御部26a〜26jは、変形天板221aを所定の形状に変形させるために、可動天板固定部221cを天板部221の長手方向に移動するよう制御する。そして、例えば、第2の実施形態で説明したように、駆動部211は、変形天板221aの一部を屈曲させた状態で、開口部に移動させる。
また、天板部221は、図11に示すように、支持部231に支持される。支持部231は、天板部221を昇降可能、且つ、傾斜可能に支持する。以下、第3の実施形態で行われる支持部231の昇降機構及び傾斜機構について説明した後に、第3の実施形態で行われる天板変形機構について説明する。
支持部231は、図11に示すように、床面Fに設置される基台231aと、昇降部231fとを有する。また、支持部231は、天板部221が載置される支持板231dを有する。図11に示す一例では、後に詳述する形状制御部26a〜26jは、支持板231dに配置される。また、図11に示す一例では、昇降部231fは、基台231aに内蔵される。
そして、支持部231は、図11に示すように、外側アーム231cと内側アーム231bとがX字状に連結された一対のリンクアームを有する。このリンクアームは、基台231aと天板部221との間に、天板部221の幅方向(短手方向)に間隔を置いて対向するように設けられる。図11に示す一例では、このリンクアームは、基台231aと支持板231dとの間に設けられる。
昇降部231fは、外側アーム231cと内側アーム231bとがX字状に連結された一対のリンクアームを起倒させることによって天板部221を昇降させる。例えば、外側アーム231cの上側の端部と、内側アーム231bの上側の端部とは、支持板231dに固定され、外側アーム231cの下側の端部は、基台231aに固定される。そして、内側アーム231bの下側の端部は、基台231aの長手方向に沿ってスライド可能に設置される。昇降部231fは、外側アーム231cと内側アーム231bとの連結部の支点231eが固定された状態で、内側アーム231bの下側の端部を長手方向にスライドさせる。これにより、支持板231dの上に載置された天板部221は、上下方向に移動される。なお、図11に示す一例では、駆動部211の指示により、昇降部231fは、天板部221を昇降する。
そして、第3の実施形態では、天板部221を傾斜可能に支持するため、外側アーム231cと内側アーム231bとの連結部の支点231eは、可動可能に構成される。天板部221は、支点231eの移動により長手方向に傾斜される。図12は、第3の実施形態に係る寝台装置の傾斜機構を説明するための図である。図12は、可動可能な支点231eが左方向に移動することで、支持板231dが反時計回りに傾斜され、これにともない、支持板231dの上に載置された天板部221も反時計回りに傾斜されることを示している。なお、図11及び図12に示す一例では、支点231eは、駆動部211により移動される。ただし、第3の実施形態は、支点231eを移動するための支点駆動部が別途設けられる場合であっても良い。
次に、第3の実施形態に係る天板変形機構について、図11とともに、図13〜図15を用いて説明する。図13〜図15は、第3の実施形態に係る寝台装置の天板変形機構を説明するための図である。
変形天板221aは、所定間隔で分割された複数の分割天板で構成される。図13の上図に示す一例では、変形天板221aは、11個の分割天板2211〜2221で構成される。分割天板2211〜2221は、同じ大きさである。例えば、分割天板2211〜2221は、蝶番により互いに屈曲可能で結合されている。かかる蝶番は、例えば、分割天板2211〜2221を構成する材質と同じ材質で製造されている。
そして、図11及び図13の下図に示すように、変形天板221aの分割箇所ごとに、変形天板221aを移動ベース天板221bに固定するための変形サポート部25a〜25jが取り付けられる。図11及び図13の下図に示すように、10個の形状制御部26a〜26jは、10個の変形サポート部25a〜25jそれぞれに対して設けられる。例えば、変形サポート部25a〜25jは、分割天板2211〜2221と同じ材質で製造され、ラッチによって変形天板221aに固定可能であり、また、ラッチによって移動天板221bにも固定可能に構成されている。
形状制御部26a〜26jは、複数の変形サポート部25a〜25jの中で特定の変形サポート部の設置箇所が移動ベース天板221bに対して固定点となるよう、当該特定の変形サポート部の位置を調節する。以下では、固定点を「天板固定部」と記載する場合がある。
また、複数の変形サポート部25a〜25jそれぞれは、移動ベース天板221bに固定されていない状態においては、取り付けられる分割箇所から離れた位置で固定されることで、当該分割箇所に隣接する分割天板を屈曲可能な状態にする。また、複数の変形サポート部25a〜25jそれぞれは、移動ベース天板221bに固定されていない状態においては、取り付けられる分割箇所で固定されることで、当該分割箇所に隣接する分割天板を屈曲不可な状態にする。
そして、形状制御部26a〜26jは、変形天板221aが移動ベース天板221bから離間する離間部位であり且つ伸展される部位においては、当該部位に位置する変形サポート部の設置箇所が上記の「屈曲不可な状態」となるよう調整する。以下、この部位を「フリー固定部」と記載する場合がある。
そして、形状制御部26a〜26jは、変形天板221aが移動ベース天板221bから離間する離間部位であり且つ屈曲される部位においては、当該部位に位置する変形サポート部の設置箇所が上記の「屈曲可能な状態」となるよう調整する。以下、この部位を「屈曲部」と記載する場合がある。
以下、天板形状の設定が行われることで、変形天板221aにおける「天板固定部」、「フリー固定部」及び「屈曲部」の位置と、可動天板固定部221cの移動距離とが決定された後に天板形状制御の一例について説明する。
まず、図14に示す「制御開始」では、制御部38の制御により、変形天板221aの形状が平坦な初期形状とされ、変形サポート部25a〜25jそれぞれは、分割箇所(蝶番)の位置に移動され、形状制御部26a〜26jそれぞれは、変形サポート部25a〜25jそれぞれの直下に移動される。変形サポート部25a〜25jの位置調整は、形状制御部26a〜26jにより行われ、形状制御部26a〜26jの位置調整は、駆動部211により行われる。
そして、図14に示す「制御実行」では、形状制御部26a〜26jそれぞれは、変形サポート部25a〜25jそれぞれを保持し、変形サポート部25a〜25jそれぞれの位置を調整する。例えば、変形サポート部25dは、形状制御部26dにより、分割天板2214と分割天板2215との間から、分割天板2215の左側の位置まで右方向に移動され、更に、移動天板221bの勘合部まで下方向に移動されることで、移動天板221bと固定される。これにより、「天板固定部」が形成される。
また、変形サポート部25bは、形状制御部26bにより、分割天板2212と分割天板2213との間から、分割天板2212の右側の位置まで左方向に移動され、変形天板221aに固定される。これにより、分割天板2212と分割天板2213との間は、移動ベース天板221bから離間した状態で、蝶番により屈曲可能となる。また、変形サポート部25hは、形状制御部26hにより、分割天板2218と分割天板2219との間から、分割天板2218の右側の位置まで左方向に移動され、変形天板221aに固定される。これにより、分割天板2218と分割天板2219との間は、移動天板221bから離間した状態で、蝶番により屈曲可能となる。
また、分割天板2211及び分割天板2212を移動天板221bから離間した状態で伸展させるため、変形サポート部25aは、形状制御部26aにより、分割天板2211と分割天板2212との間の位置で、変形天板221aに固定される。これにより、分割天板2211と分割天板2212とを連結する蝶番が屈曲不可となり、「フィル―固定部」が形成される。なお、変形サポート部25c、25e、25f、25g及び25iについても、形状制御部26c、26e、26f、26g及び26iにより、上記と同様の位置調整が行われる。これにより、分割天板2213及び2214が屈曲不可となり、分割天板2215、2216及び2218が屈曲不可となり、分割天板2219、2220及び2221が屈曲不可となる。
そして、図14に示す「制御完了」では、形状制御部26a〜26jそれぞれは、変形サポート部25a〜25jそれぞれから離れ、初期位置に戻る。
そして、図15の1段目から2段目に示すように、可動天板固定部221cは、長手方向に沿って右側に移動する。ここで、不可動天板固定部221dが動かないように移動ベース天板221bに固定されていることから、変形天板221aは、変形サポート部25a〜25jそれぞれの固定位置により、平坦な形状から椅子の形状に変形する。ここで、図示していないが、可動天板固定部221cの直下には、可動天板固定部221cのための形状制御部が設置され、可動天板固定部221cの移動は、この形状制御部の位置調整により行われる。なお、可動天板固定部221cの移動は、駆動部211が行なう場合であっても良い。
そして、図15の3段目上図に示すように、駆動部221は、撮影時には、移動ベース天板221bを開口部に向かって移動させる。なお、実際には、図15の3段目上図に示すように、椅子の形状に変形された変形天板221aの上部には、マット221eが載置され、マット221eの上に、被検体Pが座ることになる。
第3の実施形態に係る寝台装置201は、変形サポート部25a〜25j及び形状制御部26a〜26jの機構により、変形天板221aを任意形状に変形する。このことから、第3の実施形態でも、第1の実施形態で説明した効果及び第2の実施形態で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
変形天板221aを移動することから、可動天板固定部221cは、硬い金属等で製造されることが好適である。しかし、金属が撮影範囲内領域に位置すると、X線CT画像データには、メタルアーチファクトが発生する。そこで、図11等に示す可動天板固定部221cは、天板部221の左側に配置され、撮影範囲外領域に配置されるように、天板部221の右側に配置されることが好適である。一方、天板部221の右側に配置される不可動天板固定部221dは、撮影時には、撮影範囲内領域に位置するため、樹脂、カーボン等のラッチとして構成されることが好適である。
次に、第3の実施形態に係る制御部38が行なう天板形状の設定法について、図16及び図17等を用いて説明する。図16及び図17は、第3の実施形態に係る制御部の処理を説明するための図である。なお、以下で説明する内容は、寝台駆動制御装置241が行っても、架台装置10が行っても良い。更に、以下で説明する内容は、第1の実施形態及び第2の実施形態においても適用可能な内容である。
第3の実施形態に係る制御部38は、被検体Pの撮影に関する情報を取得し、当該取得した情報に基づいて、被検体Pが載置される変形天板221aの形状を設定する。そして、制御部38は、設定された形状に変形天板221aを変形するように、天板部221を制御する。なお、制御部38は、駆動部211を介して、天板部221を制御する。
概念的には、制御部38は、被検体Pの撮影に関する情報に基づいて、第2の実施形態で説明したように、被検体Pの***が撮影に適した***となるように、変形天板221aの形状を設定する。例えば、制御部38は、被検体Pの撮影時間が短縮されるように、変形天板221aの形状を設定する。或いは、例えば、制御部38は、開口部に接触しないように、変形天板221aの形状を設定する。或いは、例えば、制御部38は、被検体Pが実行可能な姿勢となるように、変形天板221aの形状を設定する。また、制御部38は、変形天板38の形状を設定するとともに、第2の実施形態で説明したように、支持部231及び架台装置10の少なくとも一方を、被検体Pの***が撮影に適した状態となるように、傾斜させる。
制御部38が行なう天板形状の設定法は、以下に説明する3つの設定法に大別される。ここで、制御部38は、図11に示すように、対応情報記憶部39と接続されている。第1の設定法では、制御部38は、対応情報記憶部39を用いる。対応情報記憶部39は、撮影計画ごとに変形天板21aの形状を対応付けた対応情報を記憶する。そして、制御部38は、「被検体Pの撮影に関する情報」として取得した「被検体Pの撮影計画」に対応する形状を、対応情報記憶部39から取得する。
例えば、対応情報記憶部39は、図16に示すように、「撮影計画:嚥下動態」に「形状:座位」が対応付けられ、「撮影計画:呼気吸気動態」に「形状:座位」が対応付けられた対応情報を記憶する。これらの対応情報は、第2の実施形態で説明したように、嚥下の動態撮影や、呼気及び吸気の動態撮影が、撮影対象である被検体Pの上体が起きた状態で行われることが好適であることから、対応情報記憶部39に格納される。
また、例えば、対応情報記憶部39は、図16に示すように、「撮影計画:ボリューム」に「形状:座位」が対応付けられた対応情報を記憶する。この対応情報は、第2の実施形態で説明したように、変形天板221aを椅子の形状に変形することで再構成領域が広がり、撮影時間が短縮可能なコンベンショナルスキャンによるボリューム撮影を実行可能となることから、対応情報記憶部39に格納される。
例えば、操作者は、入力装置31を用いて撮影計画として「嚥下動態」、又は、「嚥下の動態撮影が行われることを示す情報」を入力する。かかる場合、制御部38は、対応情報記憶部39を参照して「嚥下動態」に対応付けられた「形状:座位」を取得し、「形状:座位」を駆動部211に通知する。或いは、操作者は、入力装置31を用いて撮影計画として「ボリューム撮影」、又は、「コンベンショナルスキャン」を入力する。かかる場合、制御部38は、対応情報記憶部39を参照して「ボリューム」に対応付けられた「形状:座位」を取得し、「形状:座位」を駆動部211に通知する。これにより、図14及び図15に例示する天板変形制御が行われる。
なお、上記の第1の設定法では、例えば、制御部38は、変形天板221aにおける「天板固定部」、「フリー固定部」及び「屈曲部」の位置と、可動天板固定部221cの移動距離とについて、初期的に設定された値を用いる。或いは、例えば、制御部38は、被検体Pの年齢、性別、身長、体重等に対応するモデル体形情報を用いて、変形天板221aにおける「天板固定部」、「フリー固定部」及び「屈曲部」の位置と、可動天板固定部221cの移動距離を計算する。様々な体形に対応する複数のモデル体形情報は、制御部38が記憶する場合であっても、対応情報記憶部39が記憶する場合であっても良い。なお、対応情報記憶部39は、コンソール装置30等、X線CT装置に内蔵される場合に限定されるものではなく、例えば、病院内のネットワーク内に、制御部38と通信可能に設置される場合であっても良い。
次に、第2の設定法について説明する。第2の設定法では、制御部38は、「被検体Pの撮影に関する情報」として取得した「被検体Pの身体情報」に基づいて、変形天板221aの形状を設定する。「被検体Pの身体情報」は、例えば、図17に示すように、位置決め画像として撮影されたスキャノグラムである。或いは、「被検体Pの身体情報」は、例えば、図17に示すように、被検体Pの詳細な身体測定の結果を含む「患者体形情報」である。或いは、「被検体Pの身体情報」は、例えば、図17に示すように、被検体Pの年齢、性別、身長、体重等に対応するモデル体形情報である。
制御部38は、「被検体Pの身体情報」を用いて、被検体Pが平坦な変形天板221aに載置した場合の頭、腰、膝の位置を計算することができる。これにより、制御部38は、例えば、被検体Pが快適に座ることができるように、変形天板221aの形状に関する各種パラメータを計算することができる。また、制御部38は、予め格納されたX線CT装置のジオメトリから、被検体Pが開口部と接触しない変形天板221aの形状や、天板部221の傾斜角、架台装置10の傾斜角を計算することができる。
例えば、制御部38は、被検体Pのスキャノグラムに基づいて、撮影計画で設定された撮影対象臓器のボリューム撮影が可能な形状であり、且つ、被検体Pが開口部と接触しない形状となるように、各種パラメータを計算する。各種パラメータとは、図17に示すように、天板固定部位置、屈曲部位置、フリー固定部位置、可動天板固定部移動距離である。また、制御部38は、図17に示すように、各種パラメータとして、天板傾斜角及び架台傾斜角を必要に応じて、計算しても良い。
なお、「被検体Pの身体情報」としては、被検体Pが実行可能な姿勢が「座位」であるといった情報であっても良い。かかる場合、制御部38は、被検体Pが開口部と接触しない椅子形状となるように、変形天板221aの形状に関する各種パラメータを計算する。また、「被検体Pの身体情報」としては、「被検体Pが膝を曲げることが困難であり、臥位を維持することが困難」といった情報であっても良い。かかる場合、制御部38は、被検体Pが膝を曲げずに座ることが可能な座椅子形状であり、且つ、開口部と接触しない形状となるように、変形天板221aの形状に関する各種パラメータを計算する。
次に、第3の設定法について説明する。第3の設定法は、第1の設定法と第2の設定法とを組み合わせた方法である。第3の設定法では、制御部38は、被検体Pの撮影に関する情報として取得した被検体Pの撮影計画に対応する形状を対応情報記憶部39から取得する。そして、制御部38は、被検体Pの撮影に関する情報として取得した被検体Pの身体情報に基づいて、対応情報記憶部39から取得した形状を調整し、調整後の形状に変形天板221aを変形するように制御する。
例えば、制御部38は、「撮影計画:嚥下動態」から「形状:座位」を取得した場合であっても、「被検体Pの身体情報」として、「被検体Pが膝を曲げることが困難」であるといった情報を取得した場合、変形天板221aの形状が「座椅子」となるように、各種パラメータを調整する。或いは、制御部38は、「撮影計画:ボリューム」から「形状:座位」を取得した場合であっても、「被検体Pの身体情報」から被検体Pと開口部の接触の回避可能な形状及び傾斜角が得られない場合、変形天板221aの形状を「平坦」と設定する。
このように、第3の実施形態では、被検体Pの撮影に関する情報に基づいて、被検体Pの***が撮影に適した***となるように、変形天板221aの形状を設定することが可能になる。
なお、第1の実施形態及び第2の実施形態で説明した寝台装置20、並びに、第3の実施形態で説明した寝台装置201が設置される医用画像診断装置は、X線CT装置に限定されるものではない。寝台装置20や寝台装置201は、被検体Pが挿入される開口部を有し、医用画像の撮影に用いられるデータを収集する架台装置を有する医用画像診断装置全てに、設置することができる。
かかる医用画像診断装置としては、例えば、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置や、SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)装置、PET(Positron Emission computed Tomography)装置等の核医学イメージング装置が挙げられる。また、かかる医用画像診断装置としては、例えば、PET−CT装置、SPECT−CT装置、PET−MRI装置、SPECT−MRI装置が挙げられる。
なお、第1の実施形態〜第3の実施形態で図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。更に、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU及び当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、或いは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
以上、説明したとおり、第1の実施形態〜第3の実施形態によれば、撮影準備に要する時間を短縮することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 架台装置
25a〜25i 変形サポート部
26a〜26i 形状制御部
211 駆動部
221 天板部
221a 変形天板
221b 移動ベース天板
2211〜2221 分割天板

Claims (18)

  1. 移動ベース天板と、当該移動ベース天板の上部に載置され、平坦な形状から一部を屈曲することが可能な変形天板とを有する天板部と、
    前記変形天板の形状を制御する形状制御部と、
    医用画像の撮影に用いられるデータを収集する架台装置の開口部に前記天板部を移動する駆動部と、
    を備え、
    前記変形天板は、所定間隔で分割された複数の分割天板で構成され、分割箇所ごとに前記変形天板を前記移動ベース天板に固定するための変形サポート部が取り付けられ、
    前記形状制御部は、複数の前記変形サポート部の中で特定の変形サポート部の設置箇所が前記移動ベース天板に対して固定点となるよう、当該特定の変形サポート部の位置を調節する、寝台装置。
  2. 前記複数の前記変形サポート部それぞれは、前記移動ベース天板に固定されていない状態においては、取り付けられる分割箇所から離れた位置で固定されることで、当該分割箇所に隣接する分割天板を屈曲可能な状態にし、取り付けられる分割箇所で固定されることで、当該分割箇所に隣接する分割天板を屈曲不可な状態にし、
    前記形状制御部は、前記変形天板が前記移動ベース天板から離間する離間部位であり且つ伸展される部位においては、当該部位に位置する変形サポート部の設置箇所が前記屈曲不可な状態となるよう調整し、前記離間部位であり且つ屈曲される部位においては、当該部位に位置する変形サポート部の設置箇所が前記屈曲可能な状態となるよう調整する、請求項1に記載の寝台装置。
  3. 前記駆動部は、前記変形天板の一部を屈曲させた状態で、前記開口部に移動させる、請求項1又は2に記載の寝台装置。
  4. 前記変形天板の変形の度合いを調整する天板固定部、
    を更に備える、請求項1〜3のいずれか1つに記載の寝台装置。
  5. 前記天板固定部は、前記天板部の長手方向の一端に配置された可動天板固定部と、他端に配置された不可動天板固定部とを有し、
    前記形状制御部は、前記変形天板を所定の形状に変形させるために、前記可動天板固定部を前記天板部の長手方向に移動するよう制御する、請求項4に記載の寝台装置。
  6. 前記可動天板固定部は、撮影範囲外領域に配置される、請求項5に記載の寝台装置。
  7. 前記天板部を、昇降可能、且つ、傾斜可能に支持する支持部、
    を更に備える、請求項1〜6のいずれか1つに記載の寝台装置。
  8. 前記支持部は、
    床面に設置される基台と、
    前記基台と前記天板部との間に、外側アームと内側アームとがX字状に連結された一対のリンクアームが、前記天板部の幅方向に間隔を置いて対向するように設けられ、当該リンクアームを起倒させることによって前記天板部を昇降させる昇降部とを備え、
    前記リンクアームにおいて前記外側アームと前記内側アームとの連結部の支点は、可動可能に構成され、
    前記天板部は、前記支点の移動により長手方向に傾斜される、請求項1〜7のいずれか1つに記載の寝台装置。
  9. 移動ベース天板と、当該移動ベース天板の上部に載置され、平坦な形状から一部を屈曲することが可能な変形天板とを含む天板部を有する寝台装置と、
    被検体が挿入される開口部を有し、X線を検出したデータを収集する架台装置と、
    前記被検体の撮影に関する情報を取得し、当該取得した情報に基づいて、前記被検体が載置される前記変形天板の形状を設定し、当該設定した形状に前記変形天板を変形するように、前記天板部を制御する制御部と、
    を備える、X線CT装置。
  10. 前記制御部は、撮影計画ごとに前記変形天板の形状を対応付けて記憶する記憶部と接続され、前記情報として取得した前記被検体の撮影計画に対応する形状を前記記憶部から取得する、請求項9に記載のX線CT装置。
  11. 前記制御部は、前記情報として取得した前記被検体の身体情報に基づいて、前記変形天板の形状を設定する、請求項9に記載のX線CT装置。
  12. 前記制御部は、撮影計画ごとに前記変形天板の形状を対応付けて記憶する記憶部と接続され、前記情報として取得した前記被検体の撮影計画に対応する形状を前記記憶部から取得し、更に、前記情報として取得した前記被検体の身体情報に基づいて、前記記憶部から取得した形状を調整し、調整後の形状に変形天板を変形するように制御する、請求項9に記載のX線CT装置。
  13. 前記制御部は、前記情報に基づいて、前記被検体の***が撮影に適した***となるように、前記変形天板の形状を設定する、請求項9〜12のいずれか1つに記載のX線CT装置。
  14. 前記制御部は、前記被検体の撮影時間が短縮されるように、前記変形天板の形状を設定する、請求項13に記載のX線CT装置。
  15. 前記制御部は、前記被検体が前記開口部に接触しないように、前記変形天板の形状を設定する、請求項13又は14に記載のX線CT装置。
  16. 前記制御部は、前記被検体が実行可能な姿勢となるように、前記変形天板の形状を設定する、請求項13〜15のいずれか1つに記載のX線CT装置。
  17. 前記寝台装置は、前記天板部を、昇降可能、且つ、傾斜可能に支持する支持部を更に有し、
    前記架台装置は、床面に対して傾斜可能に構成され、
    前記制御部は、前記変形天板の形状を設定するとともに、前記支持部及び前記架台装置の少なくとも一方を、前記被検体の***が撮影に適した状態に傾斜させる、請求項13〜16のいずれか1つに記載のX線CT装置。
  18. 移動ベース天板と、当該移動ベース天板の上部に載置され、平坦な形状から一部を屈曲することが可能な変形天板とを含む天板部を有する寝台装置と、
    被検体が挿入される開口部を有し、医用画像の撮影に用いられるデータを収集する架台装置と、
    前記被検体の撮影に関する情報を取得し、当該取得した情報に基づいて、前記被検体が載置される前記変形天板の形状を設定し、当該設定した形状に前記変形天板を変形するように、前記天板部を制御する制御部と、
    を備える、医用画像診断装置。
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