JP6345101B2 - 蓄電モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電モジュールに関する。
電動車両などに搭載される蓄電モジュールは、複数の蓄電素子を有し、隣接する蓄電素子の一方の正極側と他方の負極側とがバスバーによって電気的に直列に接続されている。特許文献1に記載された蓄電モジュールでは、電圧検出用端子が、バスバーに重ねて配置され、ナットが電極端子に螺合されることで、蓄電素子に取り付けられている。
特開2011−67012号公報
複数の電圧検出用端子をねじ締めによりバスバーに接続する場合、蓄電モジュールの組立作業における配線工程の作業に手間がかかるという問題があった。
請求項1に記載の蓄電モジュールは、複数の蓄電素子がバスバーによって電気的に接続された蓄電モジュールであって、バスバーに設けられた接続端子と蓄電素子の電圧を検出する電圧検出線の電圧検出用端子とを電気的に接続する部材であって、接続端子と電圧検出用端子とが互いに近づくように挿通され、挿通された接続端子および電圧検出用端子のそれぞれを個別に、弾性力により挟持する挟持部を有する中継部材と、電圧検出用端子が接続端子から離れるように移動することを規制する規制部とを備える。
本発明によれば、組立作業を容易に行うことができる。
蓄電モジュールの外観斜視図。 蓄電モジュールの分解斜視図。 二次電池の斜視図。 バスバーの斜視図。 バスバーカバーの蓋部材が開かれた状態の蓄電モジュールの平面図。 バスバーの接続端子および電圧検出用端子が中継部材に挿通された状態を示す図。 (a)は図6のVIIa−VIIa線断面模式図、(b)は図6のVIIb−VIIb線断面模式図。 バスバーの組付け手順を説明する図。 バスバーの組付け手順を説明する図。 変形例1に係る蓄電モジュールにおけるバスバーの接続端子および電圧検出用端子、中継部材の構成を説明する図。 変形例2に係る蓄電モジュールにおけるバスバーの接続端子および電圧検出用端子を中継部材に挿通させる様子を説明する図。 変形例3に係る蓄電モジュールにおけるバスバーの接続端子および電圧検出用端子が中継部材に挿通された状態を示す図。
以下、本発明をハイブリッド型の電気自動車や純粋な電気自動車に搭載される蓄電装置に組み込まれる蓄電モジュールであって、蓄電素子として角形リチウムイオン二次電池(以下、二次電池と記す)を複数備えた蓄電モジュールに適用した実施の形態について説明する。
図1は蓄電モジュール100の外観斜視図であり、図2は蓄電モジュール100の分解斜視図である。蓄電モジュール100は、複数の二次電池101がバスバー120によって電気的に接続されている。
図2に示すように、蓄電モジュール100は、セルブロック10と、複数の電圧検出線130と、一対のバスバーカバー4とを備えている。セルブロック10は、複数の二次電池101がセルホルダ(不図示)を介して二次電池101の厚さ方向(蓄電モジュール100の長手方向)に積層配列され、セル保持機構により保持されている。各二次電池101は、扁平な直方体形状(角形状)であって、一対の幅広側板109wを有している(図3参照)。
セルブロック10を構成する複数の二次電池101は、隣り合う二次電池101の互いの幅広側板109w同士が対向するように配置されている。隣接する二次電池101同士は、電池蓋108に設けられた正極端子104および負極端子105の位置が逆転するように、向きが反転して配置されている。なお、以下では、説明の便宜上、二次電池101の電池蓋108側が蓄電モジュール100の上部、二次電池101の底面側が蓄電モジュール100の下部として説明する。
図1および図2に示すように、セル保持機構は、一対のエンドプレート6と、一対のサイドフレーム8とを備えている。一対のエンドプレート6は、二次電池101の配列方向、すなわちセルブロック10の長手方向におけるセルブロック10の両端側に配置され、セルブロック10を挟持する。一対のサイドフレーム8は、セルブロック10の幅方向両側に配置され、エンドプレート6にねじ締結される。複数の二次電池101およびセルホルダは、一対のエンドプレート6により挟持された状態で、一対のサイドフレーム8が一対のエンドプレート6に締結されることによって固縛される。
セルブロック10を構成する二次電池101について説明する。複数の二次電池101は、いずれも同様の構造である。図3は、二次電池101の斜視図である。図3に示すように、二次電池101は、電池缶109と電池蓋108とからなる角形の電池容器を備えている。電池缶109および電池蓋108の材料は、たとえばアルミニウムやアルミニウム合金である。電池缶109は、一端に開口部を有する矩形箱状とされる。電池蓋108は、矩形平板状であって、電池缶109の開口部を塞ぐようにレーザ溶接されている。つまり、電池蓋108は、電池缶109を封止している。
電池蓋108と電池缶109とからなる角形の電池容器は、中空の直方体形状とされている。電池容器は、電池容器を構成する側面のうちで最も面積の大きい面(幅広面)を有する一対の幅広側板109w同士が対向し、電池容器を構成する側面のうちで最も面積の小さい面を有する一対の幅狭側板109n同士が対向し、電池蓋108と電池缶109の底板109bとが対向している。
電池蓋108の幅方向両端部には、正極端子104および負極端子105が設けられている。正極端子104および負極端子105は、それぞれ略直方体形状で、上面がバスバー120に接する面であって、電池蓋108に対して平行かつ平坦な面として形成されている。電池容器の内部には、充放電要素(不図示)が絶縁ケース(不図示)に覆われた状態で収納されている。図示しない充放電要素の正極電極は正極端子104に接続され、充放電要素の負極電極は負極端子105に接続されている。このため、正極端子104および負極端子105を介して外部機器に電力が供給され、あるいは、正極端子104および負極端子105を介して外部発電電力が充放電要素に供給されて充電される。
電池蓋108には、電池容器内に電解液を注入するための注液孔が穿設されている。注液孔は、電解液の注入後に注液栓108aによって封止される。
電池蓋108における正極端子104と負極端子105との間には、ガス排出弁108bが設けられている。ガス排出弁108bは、二次電池101が過充電等の異常により発熱してガスが発生し、電池容器内の圧力が上昇して所定圧力に達したときに開裂して、容器内部からガスを排出することで電池容器内の圧力を低減させる。
図2に示すバスバー120は、蓄電モジュール100の長手方向に隣接する二次電池101同士の正極端子104と負極端子105にレーザ溶接される。隣接する二次電池101同士は、バスバー120によって電気的に直列に接続される。
図4(a)は、バスバー120の斜視図である。図4(b)は、図4(a)とは別の方向からバスバー120を見た斜視図である。バスバー120は、たとえば銅やアルミ等の金属材料からなる矩形平板状の部材をプレス加工等によって成形することによって製造される。バスバー120の長手方向の中央部には、U字状に湾曲した湾曲部122が設けられ、一端と他端に矩形平板状の接続部123が設けられている。なお、二次電池101の正極端子104の材料がアルミニウムであり、負極端子105の材料が銅である場合、バスバー120は、正極端子104に溶接される接続部123をアルミニウムで構成し、負極端子105に溶接される接続部123を銅で構成した、Al−Cuクラッド材とすることが好ましい。
二次電池101の負極端子105に接続される接続部123には、電圧検出線130に電気的に接続される接続端子121が設けられている。本実施の形態では、接続端子121の材料を電圧検出線130の電圧検出用端子131の材料と同じ材料にするために、バスバー120の負極側の接続部123に接続端子121が設けられている。
接続端子121は、平板状の接続部123から垂直に立ち上がる基部125と、基部125の上端から接続部123に対して平行に延在する平板状の挿通部126とが設けられている。挿通部126の先端部126aは、先端部126aの先端に近づくにしたがって厚みが徐々に薄くなるテーパ状とされている。
図5は、バスバーカバー4の蓋部材43a,43bが開かれた状態の蓄電モジュール100の平面図である。一対のバスバーカバー4は、セルブロック10の上方におけるセルブロック10の幅方向両側に配置され、二次電池101の配列方向に延在している。バスバーカバー4は、絶縁性を有する合成樹脂によって形成されている。
バスバーカバー4には、バスバー120が配置されるバスバー収容部41と、電圧検出線130が配置される電線収容部42とが設けられている。バスバー収容部41および電線収容部42は、それぞれ底板45と底板45から垂直に立ち上がる壁部材によって区画され、上面が開口されている(図2参照)。バスバー収容部41および電線収容部42の上面開口は、蓋部材43a,43bによって覆われる(図1参照)。
蓋部材43aは、バスバー収容部41の上面開口を覆うものであり、蓄電モジュール100の幅方向端部側に設けられたヒンジを回動支点として開閉可能とされている。蓋部材43bは、電線収容部42の上面開口を覆うものであり、蓄電モジュール100の幅方向中央部に設けられたヒンジを回動支点として開閉可能とされている。
バスバー収容部41の底板45には、二次電池101の電池蓋108から上方に突設される正極端子104および負極端子105が挿入される開口部4h(図8参照)が形成されている。
図5に示すように、バスバーカバー4のバスバー収容部41は、二次電池101の配列方向に隣接して互いに接続される一組の正極端子104および負極端子105の周囲を絶縁壁で区画し、二次電池101の配列方向に隣接するバスバー120同士を隔離して絶縁している。隣接する一のバスバー120と他のバスバー120との間にバスバーカバー4の絶縁壁が配設されることで、絶縁沿面距離が確保される。
電線収容部42には、二次電池101の電圧を検出する電圧検出線130が複数配置されている。電圧検出線130は、電圧検出用端子131と、不図示のコントローラにおける電圧検出回路に接続されるコネクタ139(図1、図2参照)と、コネクタ139と電圧検出用端子131とを接続する電線137とを備えている。
電線収容部42の底板45には、電圧検出線130を所定の位置で保持するために、複数の規制部150および電線保持部46が設けられている。複数の電線保持部46は、蓋部材43bのヒンジが設けられる側板48に沿って、等間隔で配設されている。電線保持部46は1本あるいは複数本の電線137を保持している。規制部150は、電圧検出線130ごとに設けられている。規制部150については、後述する。
電圧検出線130が接続されるコントローラは、電圧検出回路によって検出された各二次電池101の電圧に基づいて、各二次電池101の残量や充放電状態などを検出する。電線137は、導電性を有する芯線と、芯線を被覆した絶縁被覆とを有する周知の被覆電線である。電線137は、一端において、絶縁被覆が剥離されて芯線が露出しており、電圧検出用端子131が固着されている。電圧検出用端子131は、中継部材140を介してバスバー120の接続端子121に電気的に接続される。
図6は、バスバー120の接続端子121および電圧検出用端子131が中継部材140に挿通された状態を示す図である。図6(a)は接続端子121および中継部材140、電圧検出用端子131を上方から見た平面模式図であり、図6(b)は側方から見た側面模式図である。なお、図6(b)では、中継部材140を中心軸Xで切断した断面を模式的に示している。図7(a)は、図6(b)のVIIa−VIIa線で切断した断面模式図であり、図7(b)は図6(b)のVIIb−VIIb線で切断した断面模式図である。
電圧検出用端子131は、たとえば銅やアルミニウムなどの導電性を有する金属材料からなる。電圧検出用端子131は、基端側に電線に固着される一対の加締め片132が設けられ、先端側に中継部材140に挿通される挿通部136が設けられている。加締め片132と挿通部136との間には、一対の圧着片133が設けられている。
一対の加締め片132は、加締め前の状態では上方に突出され、電線137の一端の絶縁被膜で被覆された被覆部の両側に配置される。上方に突出する一対の加締め片132を、一対の加締め片132同士が近づくように屈曲させることで、一対の加締め片132が電線137の被覆部に加締め固着される。一対の圧着片133は、加締め前の状態では上方に突出され、電線137の一端において露出した芯線の両側に配置される。上方に突出する一対の圧着片133を、一対の圧着片133同士が近づくように屈曲させることで、一対の圧着片133が電線137の芯線に圧着され、電圧検出用端子131が電線137に電気的に接続される。
挿通部136は、電池蓋108に対して平行に、電池蓋108に沿って延在する平板状部材である。挿通部136の先端部136aは、先端部136aの先端に近づくにしたがって厚みが徐々に薄くなるテーパ状とされている。
図6(a)、図6(b)および図7(b)に示すように、中継部材140は、矩形筒状に形成されており、その中心軸Xが電池蓋108に対して平行となるように、電池蓋108に沿って延在している。中継部材140は、たとえば、バスバー120または電圧検出用端子131と同じ金属材料、あるいは鉄、ステンレス鋼等、導電性を有する金属材料によって構成されている。
中継部材140は、周方向に連続する矩形環状に設けられた本体部141と、本体部141から内側に向かって突設され、接続端子121および電圧検出用端子131を挟持する挟持部とを有している。挟持部は、接続端子121を挟持する一対の第1弾性変形部142aと、電圧検出用端子131を挟持する一対の第2弾性変形部142bとを有している。なお、一対の第1弾性変形部142aと、一対の第2弾性変形部142bとは同様の構成であり、両者を総称して一対の弾性変形部142とも記す。
一対の弾性変形部142のうちの一方(上側の弾性変形部142)は、中心軸X方向の両端が本体部141の上面板に支持され、中心軸X方向の中央部が湾曲して本体部141の内側、すなわち中心軸X側(図示下方)に向かって突出したアーチ状に形成されている。同様に、一対の弾性変形部142のうちの他方(下側の弾性変形部142)は、中心軸X方向の両端が本体部141の下面板に支持され、中心軸X方向の中央部が湾曲して本体部141の内側、すなわち中心軸X側(図示上方)に向かって突出したアーチ状に形成されている。
一対の第1弾性変形部142a間に接続端子121の挿通部126が配置されるとともに一対の第2弾性変形部142b間に電圧検出用端子131の挿通部136が配置される。このとき、平板状の挿通部126および平板状の挿通部136は、それぞれ中心軸Xを含む電池蓋108に平行な仮想平面上に位置している。
バスバー120の接続端子121における平板状の挿通部126、および、電圧検出用端子131における平板状の挿通部136は、挿通部126の厚さt1と、挿通部136の厚さt2とが同一となるように形成されている(t1=t2)。
接続端子121および電圧検出用端子131は、接続端子121の挿通部126と電圧検出用端子131の挿通部136とが互いに近づくように、中継部材140内の仮想軸である中心軸Xに沿って中継部材140に挿通される。つまり、接続端子121は、中継部材140の図示左側の開口から図示右側に向かって挿通され、電圧検出用端子131の挿通部136は、図示右側の開口から図示左側に向かって挿通される。
接続端子121と電圧検出用端子131を中継部材140に挿通させる前の状態では、中継部材140の内側に突出する一対の弾性変形部142の間の上下方向の寸法(間隙の寸法)は、接続端子121と電圧検出用端子131の厚さt1,t2よりも狭い。
このため、接続端子121を一対の第1弾性変形部142aの間に挿通させると、一対の第1弾性変形部142aが内側から外側に、すなわち第1弾性変形部142aがその突出方向とは反対側に弾性変形し、変形量に応じて発生する弾性力によって、接続端子121を上下両側から挟持している。同様に、電圧検出用端子131を一対の第2弾性変形部142bの間に挿通させると、一対の第2弾性変形部142bが内側から外側に、すなわち第2弾性変形部142bがその突出方向とは反対側に弾性変形し、変形量に応じて発生する弾性力によって、電圧検出用端子131を上下両側から挟持している。
本実施の形態では、このような構成により、接続端子121および電圧検出用端子131をそれぞれ個別に3.5N/mm以上の力で両側から押圧している。これにより、接続端子121と電圧検出用端子131との間の接触抵抗を十分に小さくすることができる。
中継部材140の内周面のうち、少なくとも接続端子121および電圧検出用端子131と接する面には、中継部材140よりも弾性率が低いメッキ層Pが設けられている。メッキ層Pとして、たとえば、Snメッキ、Agメッキ、Auメッキ等を用いることができる。中継部材140は、メッキ層Pを介して接続端子121および電圧検出用端子131のそれぞれに接する。
電圧検出用端子131は、中心軸Xに沿って中継部材140に挿通され、弾性力により挟持されている構成であるため、車両に振動や衝撃が作用した場合に、中心軸Xに沿う方向に電圧検出用端子131が移動し、中継部材140から脱落してしまうおそれがある。本実施の形態では、中継部材140から電圧検出用端子131が脱落することを防止するために、規制部150を設けている。
図6および図7(a)に示すように、規制部150は、電線137を挟むように電線137の両側面に配置される第1壁部150aおよび第2壁部150bを有している。第1壁部150aおよび第2壁部150bは、それぞれ電線137に接する面と、加締め片132の後端に接して、電圧検出用端子131が接続端子121から離れるように移動することを規制する第1規制面151aおよび第2規制面151bとを有している。
図7(a)に示すように、第1壁部150aと第2壁部150bとの間の間隔Aは、加締め片132の外径寸法(幅寸法)Dよりも小さく設定されている。このため、加締め片132の後端の一部が第1壁部150aの第1規制面151aと第2壁部150bの第2規制面151bと係合可能とされている。
なお、図5に示すように、本実施の形態では、第1壁部150aの電線137に沿う長さを、第2壁部150bの電線137に沿う長さに比べて長く設定して、電線137の側面を保持する構成とした。これにより、各電線137が、電圧検出用端子131から側板48に向かって延在し、側板48の近傍で屈曲して側板48に沿って図示右方向に延在するように、各電圧検出線130を整然と配置させることができる。
蓄電モジュール100の組立作業における電圧検出線130の配線工程について、説明する。
−準備工程−
セルブロック組立品、ならびに電圧検出線130を準備する。セルブロック組立品は、複数の二次電池101を備えたセルブロック10がセル保持機構によって固縛されてなる組立品である。電圧検出線130には、電圧検出用端子131が予め固着されている。
−端子挿通工程−
図6(a)および図6(b)に示すように、バスバー120の接続端子121の挿通部126および電圧検出用端子131の挿通部136のそれぞれを中継部材140に挿通して仮組みする。以下、仮組してなる組立品をバスバー組立品と記す。
−バスバー組立品の配置工程−
図8に示すように、バスバー組立品を、バスバーカバー4の上方から下方に降ろし、図9に示すように、バスバーカバー4の所定位置に配置する。バスバー120はバスバー収容部41に配置され、電線137の端部は第1壁部150aと第2壁部150bとの間に配置される。電圧検出用端子131の基端は、規制部150を構成する第1壁部150aの第1規制面151aおよび規制部150を構成する第2壁部150bの第2規制面151bのそれぞれに当接するように配置される。なお、電圧検出用端子131の基端と、規制部150との間にはわずかな隙間が形成されていてもよい。
−バスバーカバーの取付工程−
バスバーカバー4を、セルブロック10の上方から下方に降ろし、セルブロック10上の所定位置に配置する。バスバーカバー4に設けられた係合爪(不図示)がセルホルダに設けられた係合部(不図示)に係合されることで、バスバーカバー4がセルホルダに固着される。正極端子104および負極端子105は、バスバーカバー4の開口部4hに配置され、正極端子104の上面および負極端子105の上面がバスバー120の接続部123に当接する。
−バスバーと電極端子の接続工程−
図示しない押圧治具をバスバー120に設けられる一対の接続部123のそれぞれの上面に当て、下方に押圧した状態で、バスバー120を正極端子104および負極端子105にレーザ溶接する。蓋部材43a,43bを閉じて、固定し、蓄電モジュール100が完成する。
上述した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)蓄電モジュール100は、バスバー120の接続端子121と電圧検出用端子131とが互いに近づくように挿通され、挿通された接続端子121および電圧検出用端子131のそれぞれを個別に、弾性力により挟持する挟持部(弾性変形部142)を有する中継部材140と、電圧検出用端子131が接続端子121から離れるように移動することを規制する規制部150とを備えるようにした。
組立作業の際、接続端子121と電圧検出用端子131をそれぞれ中継部材140に挿通し、所定の位置に配置することで配線工程が完了するため、蓄電モジュール100の組立作業を容易に行うことができる。その結果、製品の製造コストを低減することができる。
さらに、蓄電モジュール100が搭載される車体に振動や衝撃等の外的要因が作用した場合であっても、規制部150により電圧検出用端子131が接続端子121から離れるように移動することが規制されるので、電圧検出用端子131が中継部材140から脱落し、電気的な接続が切断されることが防止される。なお、バスバー120は、二次電池101の電極端子に溶接されているので、中継部材140から脱落することはない。つまり、本実施の形態によれば、バスバー120の接続端子121と電圧検出用端子131との結束力を高め、電気的接続の信頼性を向上できる。
(2)電圧検出用端子131は、電線137の一端の絶縁被膜で被覆された部分に固着される一対の加締め片132を有し、一対の加締め片132の基端が規制部150に接することで、電圧検出用端子131が接続端子121から離れるように移動することが規制されるようにした。
これにより、電圧検出用端子131の移動を規制する、すなわち抜け止めを防止する部材を、中継部材140や電圧検出用端子131に個別に設ける必要がないので、中継部材140や電圧検出用端子131が大型化することを防止できる。
(3)中継部材140は、仮想軸である中心軸Xに沿って延在する筒状の本体部141を有している。挟持部は、接続端子121を挟持する一対の第1弾性変形部142aと、電圧検出用端子131を挟持する一対の第2弾性変形部142bとを有している。接続端子121および電圧検出用端子131は、中継部材140内に位置する仮想軸(中心軸X)に沿って挿通される。一対の第1弾性変形部142aおよび一対の第2弾性変形部142bは、それぞれ本体部141から中心軸Xに向かって突出し、接続端子121および電圧検出用端子131が挿通された状態における第1弾性変形部142aおよび第2弾性変形部142bの変形量に応じて、中心軸Xに向かって発生する弾性力によってバスバー120の接続端子121および電圧検出用端子131を挟持している。
接続端子121および電圧検出用端子131のそれぞれにおいて、一方の面に弾性変形部を押し当て、反対側の面を本体部141の内周面に直接押し付ける構成とする場合に比べて、個々の弾性変形部(第1弾性変形部142aおよび第2弾性変形部142b)の変形量を小さくできるとともに、弾性力を小さくできる。その結果、中継部材140の小型、軽量化を図ることができる。
(4)接続端子121の平板状の挿通部126および電圧検出用端子131の平板状の挿通部136は、それぞれの厚さが同一となるように形成されている(t1=t2)。挿通部126および挿通部136は、それぞれ中心軸Xを含む仮想平面上に配置される。これにより、一対の第1弾性変形部142aと、一対の第2弾性変形部142bの構成を同一とすることができる。接続端子121および電圧検出用端子131のそれぞれを中継部材140の一対の開口のうち、いずれの開口からでも挿通させることができ、中継部材140に保持させることができるので、組立作業性の向上を図ることができる。
(5)中継部材140の内面に、中継部材140よりも弾性率が低いメッキ層Pが設けられ、中継部材140はメッキ層Pを介して接続端子121および電圧検出用端子131のそれぞれに接している。
これにより、メッキ層Pがクッション層の役割を果たし、中継部材140や接続端子121、電圧検出用端子131の損傷を抑制することができる。
さらに、接続端子121および電圧検出用端子131がメッキ層Pに向けて押圧されると、メッキ層Pが塑性変形し、メッキ層Pと接続端子121および電圧検出用端子131との接触面積が増加する。したがって、メッキ層Pと接続端子121および電圧検出用端子131との接触抵抗が低減され、メッキ層Pおよび中継部材140を介して接続端子121と電圧検出用端子131とを導通させる導通パスの電気抵抗をより低下させることができる。
(6)接続端子121の先端部126aは、先端部126aの先端に近づくにしたがって厚みが徐々に薄くなるテーパ状とされている。
これにより、接続端子121を中継部材140へ容易に挿通させることができるとともに、中継部材140の内側表面に形成されるメッキ層Pの損傷が防止される。
同様に、電圧検出用端子131の先端部136aは、先端部136aの先端に近づくにしたがって厚みが徐々に薄くなるテーパ状とされている。
これにより、電圧検出用端子131を中継部材140へ容易に挿通させることができるとともに、中継部材140の内側表面に形成されるメッキ層Pの損傷が防止される。
(7)二次電池101は、バスバー120が溶接される電極端子(正極端子104、負極端子105)が設けられた電池蓋108を有し、中継部材140は、電池蓋108に沿って配置される。
これにより、蓄電モジュール100の高さ寸法を抑え、蓄電モジュール100のコンパクト化を図ることができる。
(8)一対の第1弾性変形部142aおよび一対の第2弾性変形部142bは、それぞれ中心軸X方向の両端が本体部141に支持され、中心軸X方向の中央部が湾曲して本体部141の内側に突出している。このように、一対の第1弾性変形部142aおよび一対の第2弾性変形部142bのそれぞれの両端を本体部141に支持(両持ち支持)させる構成としたので、たとえば、片持ち支持される弾性変形部に比べて、接続端子121と電圧検出用端子131のそれぞれを個別に保持する力をより大きくすることができるとともに、安定して保持することができる。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
(変形例1)
上述した実施の形態では、バスバー120の接続端子121の挿通部126および電圧検出用端子131の挿通部136を、それぞれ中継部材140の中心軸Xを含む仮想平面上に配置するようにした例について説明したが、本発明はこれに限定されない。
図10は変形例1に係る蓄電モジュールにおけるバスバーの接続端子121および電圧検出用端子131、中継部材240の構成を説明する図である。図10(a)および図10(b)は、図6(a)および図6(b)と同様の図であり、変形例に係る蓄電モジュール100におけるバスバー120の接続端子121および電圧検出用端子131が中継部材240に挿通された状態を示す図である。バスバー120の接続端子121および電圧検出用端子131の構成は、上述した実施の形態と同じである。これに対して、中継部材240の形状および中継部材240内での接続端子121および電圧検出用端子131の配置は、上述した実施の形態と異なっている。
図10(a)および図10(b)に示すように、本変形例では、接続端子121の挿通部126と電圧検出用端子131の挿通部136とが、接続端子121および電圧検出用端子131の厚さ方向に間隔をあけて重ねるように配置されている。
中継部材240は、矩形筒状に形成されており、その中心軸Xが電池蓋108に対して平行となるように、電池蓋108に沿って延在している。中継部材240は、周方向に連続する矩形環状に設けられた本体部241と、本体部241から内側に向かって突設され、接続端子121および電圧検出用端子131を挟持する挟持部とを有している。挟持部は、接続端子121を挟持する一対の第1弾性変形部242aと、電圧検出用端子131を挟持する一対の第2弾性変形部242bとを有している。
図10(c)は、図10(b)の中継部材240における挟持部(弾性変形部)の構成を模式的に示す図であり、第1弾性変形部242aについては実線で、第2弾性変形部242bについては二点鎖線で示している。上述した実施の形態では、両持ち梁式の第1弾性変形部142aおよび第2弾性変形部142bが設けられていたのに対し、本変形例では、図10(c)に示すように、片持ち梁式の第1弾性変形部242aおよび第2弾性変形部242bが設けられている。
一対の第1弾性変形部242aのうちの一方は、一端が本体部241の上面板に支持され、他端が本体部241の内側に向けて突出し、先端部が突出方向と反対側に屈曲されている。一対の第1弾性変形部242aのうちの他方は、一端が本体部241の側面板に支持され、他端が上記一方の第1弾性変形部242aに向けて突出し、先端部が突出方向とは反対側に屈曲されている。なお、先端部が突出方向とは反対側に屈曲されているので、接続端子121の挿通作業性が向上するとともに、接続端子121を挿通する際に第1弾性変形部242aに塗布されたメッキ層が剥離、損傷することが防止される。
一対の第2弾性変形部242bのうちの一方は、一端が本体部241の下面板に支持され、他端が本体部241の内側に向けて突出し、先端部が突出方向と反対側に屈曲されている。一対の第2弾性変形部242bのうちの他方は、一端が本体部241の側面板に支持され、他端が上記一方の第2弾性変形部242bに向けて突出し、先端部が突出方向とは反対側に屈曲されている。なお、先端部が突出方向とは反対側に屈曲されているので、電圧検出用端子131の挿通作業性が向上するとともに、電圧検出用端子131を挿通する際に第2弾性変形部242bに塗布されたメッキ層が剥離、損傷することが防止される。
接続端子121の挿通部126は、中継部材240の上側で一対の第1弾性変形部242aにより挟持され、電圧検出用端子131の挿通部136は、中継部材240の下側で一対の第2弾性変形部242bにより挟持される。
本変形例によれば、上述の実施形態と同様の作用効果に加え、次の作用効果を奏する。
(9)本変形例では、バスバー120の接続端子121および電圧検出用端子131を、間隔をあけて重ねるように配置させた状態で、第1弾性変形部242aおよび第2弾性変形部242bによる弾性力により、個別に挟持する構成とした。これにより、中継部材140の中心軸X方向の長さを短縮できる。なお、上述の実施の形態では、中心軸X上に、接続端子121と電圧検出用端子131を並べて配置する構成としたので、中継部材140の中心軸Xと直交する方向の長さ、すなわち高さ寸法を短縮できる。
(変形例2)
一対の弾性変形部142によって接続端子121あるいは電圧検出用端子131を挟持する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。図11は、変形例2に係る蓄電モジュールにおけるバスバーの接続端子121および電圧検出用端子131を中継部材340に挿通させる様子を説明する図であり、図11(a)は上方から見た平面模式図であり、図11(b)は側方から見た断面模式図である。図11(a)および図11(b)に示すように、一方の面を弾性変形部342a,342bで押し当て、反対側の面を本体部341に押し付けて挟持するようにしてもよい。
本変形例では、本体部341が扁平矩形筒状に形成され、本体部341の下面板に沿う仮想軸X3を含む仮想平面上に接続端子121および電圧検出用端子131が配置されている。本体部341は、幅方向中央部に仕切板341aが設けられ、接続端子121を収容する空間と、電圧検出用端子131を収容する空間とを画成している。接続端子121と電圧検出用端子131は、水平方向に配列される。
(変形例3)
上述した実施の形態では、一直線上(図6に示す中心軸X上)に沿って、挿通部126および挿通部136が挿入される例について説明したが、本発明はこれに限定されない。図12(a)に示すように、平面視でL字状の中継部材440を採用してもよい。この場合、中継部材440がバスバー120の接続端子121から脱落することを防止するために、中継部材440に当接する当接部447をバスバーカバー4の底板45に立設させておくことが好ましい。
図12(b)に示すように、接続端子121および電圧検出用端子131を同じ方向から中継部材540に挿通させてもよい。この場合、中継部材540が、接続端子121および電圧検出用端子131から脱落することを防止するために、中継部材540に当接する当接部547をバスバーカバー4の底板45に立設させておくことが好ましい。
(変形例4)
上述した実施の形態では、隣り合う二次電池101の正極端子104および負極端子105に対してバスバー120の接続部123をレーザ溶接することで、隣り合う二次電池101同士を電気的に接続する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、レーザ溶接に代えて、電子ビーム溶接によりバスバー120を正極端子104および負極端子105に接続してもよい。
レーザ溶接に代えて、ねじ締結により、バスバー120を正極端子104および負極端子105に接続してもよい。この場合、正極端子104および負極端子105のそれぞれにねじ溝が形成された円柱部を設けるとともにバスバー120に円形開口部を設ける。円柱部を円形開口部に挿通させ、バスバー120を正極端子104および負極端子105の接続部に重ねた後、ナットで締結する。
(変形例5)
上述した実施の形態では、中継部材140が矩形筒状に形成されている例について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、中継部材140を円形筒状に形成してもよい。バスバー120の接続端子121および電圧検出用端子131をそれぞれ個別に挟持できる挟持部を備える、種々の中継部材を採用することができる。
(変形例6)
上述した実施の形態では、バスバー120の接続端子121および電圧検出用端子131は、それぞれの厚さが同一となるように形成された例について説明したが、本発明はこれに限定されない。バスバー120の接続端子121の厚さt1と、電圧検出用端子131の厚さt2とが異なるようにしてもよい(t1≠t2)。
(変形例7)
接続端子121や電圧検出用端子131が、メッキ層Pとの当接によって中心軸X方向と交差する方向に弾性変形することが可能な可撓性を有するように、たとえば材質や厚さを設定することが好ましい。この場合、中継部材140の内周面を挿入案内面として、接続端子121や電圧検出用端子131の先端を内周面に沿わせて中継部材140内に挿入する際、電圧検出用端子131がメッキ層Pに食い込んでメッキ層Pが損傷することを防止できる。
(変形例8)
上述した実施の形態では、中継部材140の内周面にメッキ層Pを設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。メッキ層Pを省略してもよい。
(変形例9)
上述した実施の形態では、中継部材140の中心軸X方向が、電池蓋108と平行に配置される例について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、中継部材140の中心軸X方向が電池蓋108に対して直交するように中継部材140を配置してもよい。この場合、接続端子121を上方に向けて屈曲させ、電池蓋108に対して垂直となるように挿通部126を形成し、電圧検出用端子131を下方に屈曲させ、電池蓋108に対して垂直となるように挿通部136を形成する。
(変形例10)
上述した実施の形態では、接続端子121の挿通部126および電圧検出用端子131の挿通部136が平板状に形成されている例について説明したが、本発明はこれに限定されない。接続端子121の挿通部126および電圧検出用端子131の挿通部136は、たとえば、円柱状、円筒状、矩形柱状、矩形筒状など、中継部材140の挟持部で挟持できる種々の形状とすることができる。
(変形例11)
上述した実施の形態では、電気自動車に本発明を適用した例について説明したが、本発明は、これに限定されない。他の電動車両、たとえばハイブリッド電車などの鉄道車両、バスなどの乗合自動車、トラックなどの貨物自動車、バッテリ式フォークリフトトラックなどの産業車両の車両用電源装置を構成する蓄電装置に組み込まれる蓄電モジュールにも本発明を適用できる。
(変形例12)
リチウムイオン二次電池を蓄電素子の一例として説明したが、ニッケル水素電池などその他の二次電池にも本発明を適用できる。さらに、電気二重層キャパシタやリチウムイオンキャパシタを蓄電素子とした蓄電モジュールなどにも本発明を適用できる。
本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
4 バスバーカバー、4h 開口部、6 エンドプレート、8 サイドフレーム、10 セルブロック、41 バスバー収容部、42 電線収容部、43a 蓋部材、43b 蓋部材、45 底板、46 電線保持部、48 側板、100 蓄電モジュール、101 二次電池、104 正極端子、105 負極端子、108 電池蓋、108a 注液栓、108b ガス排出弁、109 電池缶、109b 底板、109n 幅狭側板、109w 幅広側板、120 バスバー、121 接続端子、122 湾曲部、123 接続部、125 基部、126 挿通部、126a 先端部、130 電圧検出線、131 電圧検出用端子、132 加締め片、133 圧着片、136 挿通部、136a 先端部、137 電線、139 コネクタ、140 中継部材、141 本体部、142 弾性変形部、142a 第1弾性変形部、142b 第2弾性変形部、150 規制部、150a 第1壁部、150b 第2壁部、151a 第1規制面、151b 第2規制面、240 中継部材、241 本体部、242a 第1弾性変形部、242b 第2弾性変形部、340 中継部材、341 本体部、341a 仕切板、342a,342b 弾性変形部、440 中継部材、447 当接部、540 中継部材、547 当接部

Claims (7)

  1. 複数の蓄電素子がバスバーによって電気的に接続された蓄電モジュールであって、
    前記バスバーに設けられた接続端子と前記蓄電素子の電圧を検出する電圧検出線の電圧検出用端子とを電気的に接続する部材であって、前記接続端子と前記電圧検出用端子とが互いに近づくように挿通され、挿通された前記接続端子および前記電圧検出用端子のそれぞれを個別に、弾性力により挟持する挟持部を有する中継部材と、
    前記電圧検出用端子が前記接続端子から離れるように移動することを規制する規制部とを備える蓄電モジュール。
  2. 請求項1に記載の蓄電モジュールにおいて、
    前記電圧検出用端子は、電線の一端に固着される固着部を有し、
    前記固着部が前記規制部に接することで、前記電圧検出用端子が前記接続端子から離れるように移動することが規制される蓄電モジュール。
  3. 請求項1または2に記載の蓄電モジュールにおいて、
    前記中継部材は、仮想軸に沿って延在する筒状の本体部を有し、
    前記挟持部は、前記接続端子を挟持する一対の第1弾性変形部と、前記電圧検出用端子を挟持する一対の第2弾性変形部とを有し、
    前記接続端子および前記電圧検出用端子は、前記中継部材内の前記仮想軸に沿って挿通され、
    前記一対の第1弾性変形部および前記一対の第2弾性変形部は、それぞれ前記本体部から前記仮想軸に向かって突出し、前記接続端子および前記電圧検出用端子が挿通された状態における前記第1弾性変形部および前記第2弾性変形部の変形量に応じた弾性力によって前記バスバーの接続端子および前記電圧検出用端子を挟持している蓄電モジュール。
  4. 請求項3に記載の蓄電モジュールにおいて、
    前記接続端子および前記電圧検出用端子は、それぞれ前記仮想軸を含む仮想平面上に配置される平板状の平板部を有し、
    前記接続端子の平板部および前記電圧検出用端子の平板部は、それぞれの厚さが同一となるように形成され、
    前記接続端子の平板部が前記一対の第1弾性変形部によって挟持され、
    前記電圧検出用端子の平板部が前記一対の第2弾性変形部によって挟持されている蓄電モジュール。
  5. 請求項1または2に記載の蓄電モジュールにおいて、
    前記中継部材の内面に、前記中継部材よりも弾性率が低いメッキ層が設けられ、
    前記中継部材は前記メッキ層を介して前記接続端子および前記電圧検出用端子のそれぞれに接する蓄電モジュール。
  6. 請求項5に記載の蓄電モジュールにおいて、
    前記接続端子および前記電圧検出用端子の先端部は、前記先端部の先端に近づくにしたがって厚みが徐々に薄くなるテーパ状とされている蓄電モジュール。
  7. 請求項1または2に記載の蓄電モジュールにおいて、
    前記蓄電素子は、前記バスバーが溶接される電極端子が設けられた端子取付面を有し、
    前記中継部材は、前記端子取付面に沿って配置される蓄電モジュール。
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