JP6341022B2 - コントローラー、情報処理装置、及びロボットシステム - Google Patents

コントローラー、情報処理装置、及びロボットシステム Download PDF

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Description

この発明は、コントローラー、情報処理装置、及びロボットシステムに関する。
撮像部により撮像された撮像画像に基づいて作業対象の位置及び姿勢を算出し、算出された位置及び姿勢に基づいてロボットに所定の作業を行わせる方法が研究・開発が行われている。
これに関し、ロボットを制御する制御装置に接続され、撮像画像に基づく作業対象の位置及び姿勢の算出等の画像処理を行う制御装置とは別体の画像処理装置が知られている。w(非特許文献1参照)。
http://robots.epson.com/admin/uploads/product_catalog/files/EPSON_CV1_Vision%20(RevB).pdf 「Vision Guidance for Epson Robots」
しかし、従来の制御装置は、画像処理装置のハードウェアに何らかの異常が生じた状態であっても、その状態を検出することができなかった。
そこで本発明は、上記従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、画像処理装置の状態を通知することを可能とするコントローラー、情報処理装置、及びロボットシステムを提供する。
本発明の一態様は、撮像画像を処理する画像処理装置から前記画像処理装置の状態情報を受け取る受取部と、前記状態情報に基づいて、前記画像処理装置の状態を判断する判断部と、前記判断部による判断結果に基づいて、外部機器へ送信する送信信号を生成する生成部と、を含む、コントローラーである。
この構成により、コントローラーは、撮像画像を処理する画像処理装置から画像処理装置の状態情報を受け取り、状態情報に基づいて、画像処理装置の状態を判断し、その判断結果に基づいて、外部機器へ送信する送信信号を生成する。これにより、画像処理装置の状態を通知することを可能とする。
また、本発明の他の態様は、コントローラーにおいて、前記判断部は、正常な状態と、前記画像処理装置が故障している可能性が高い状態と、前記画像処理装置がこれから故障する可能性が高い状態とのうちいずれかを前記画像処理装置の状態として判断する、構成が用いられてもよい。
この構成により、コントローラーは、正常な状態と、画像処理装置が故障している可能性が高い状態と、画像処理装置がこれから故障する可能性が高い状態とのうちいずれかを画像処理装置の状態として判断する。これにより、コントローラーは、画像処理装置の状態を正常な状態と、画像処理装置が故障している可能性が高い状態と、画像処理装置がこれから故障する可能性が高い状態とのうちのいずれかであることを画像処理装置の状態として通知することを可能とする。
また、本発明の他の態様は、コントローラーにおいて、前記状態情報は、前記画像処理装置が備えるハードウェアの状態を示す1以上の物理量を示す情報を含み、前記1以上の前記物理量に基づいて前記画像処理装置の異常を示す事象を検出する事象検出部を備え、前記判断部は、前記事象検出部により検出された前記事象に基づいて前記画像処理装置の状態を判断する、構成が用いられてもよい。
この構成により、コントローラーは、画像処理装置が備えるハードウェアの状態を示す1以上の物理量に基づいて画像処理装置の異常を示す事象を検出し、検出された事象に基づいて画像処理装置の状態を判断する。これにより、コントローラーは、画像処理装置の異常を示す事象に基づいて判断した画像処理装置の状態に基づく送信信号を生成することができる。
また、本発明の他の態様は、コントローラーにおいて、前記状態情報は、前記画像処理装置の制御に係るエラーコードを含み、前記事象検出部は、前記画像処理装置の制御に係るエラーコードに基づいて前記画像処理装置の異常を示す事象を検出する、構成が用いられてもよい。
この構成により、コントローラーは、画像処理装置の制御に係るエラーコードに基づいて画像処理装置の異常を示す事象を検出する。これにより、コントローラーは、画像処理装置の状態として、画像処理装置の制御に係るエラーコードに基づいて画像処理装置の異常を示す事象に基づいて判断した画像処理装置の状態に基づく送信信号を生成することができる。
また、本発明の他の態様は、コントローラーにおいて、前記判断部は、前記事象に基づいて判断した前記画像処理装置の状態に、前記画像処理装置の状態を識別する情報を対応付け、前記生成部は、前記判断部により対応付けられた前記画像処理装置の状態を識別する情報を前記送信信号に含める、構成が用いられてもよい。
この構成により、コントローラーは、画像処理装置の異常を示す事象に基づいて判断した画像処理装置の状態に、画像処理装置の状態を識別する情報を対応付け、対応付けられた画像処理装置の状態を識別する情報を送信信号に含める。これにより、コントローラーは、画像処理装置の状態を識別する情報を含む送信信号を生成することができる。
また、本発明の他の態様は、コントローラーにおいて、通信部に前記生成部により生成された前記送信信号を前記外部機器へ送信させる通信制御部、を備える構成が用いられてもよい。
この構成により、コントローラーは、通信部に画像処理装置の状態の判断結果に基づいて生成された送信信号を外部機器へ送信させる。これにより、コントローラーは、画像処理装置の状態を外部機器のユーザーに通知することができる。
また、本発明の他の態様は、コントローラーにおいて、前記通信制御部は、前記外部機器からの要求に応じて前記通信部に前記1以上の前記物理量を示す情報を前記外部機器に送信させる、構成が用いられてもよい。
この構成により、コントローラーは、外部機器からの要求に応じて通信部に画像処理装置が備えるハードウェアの状態を示す1以上の物理量を示す情報を外部機器に送信させる。これにより、コントローラーは、画像処理装置が備えるハードウェアの状態を示す1以上の物理量をユーザーに通知することができる。
また、本発明の他の態様は、コントローラーにおいて、前記通信制御部は、前記判断部による前記判断結果に応じて前記通信部に、前記画像処理装置が備える出力部の出力状態の変更を要求する情報を前記画像処理装置へ送信させる、構成が用いられてもよい。
この構成により、コントローラーは、画像処理装置の状態の判断結果に応じて通信部に、画像処理装置が備える出力部の出力状態の変更を要求する情報を画像処理装置へ送信させる。これにより、コントローラーは、画像処理装置によって画像処理装置の状態をユーザーに確認させることができる。
また、本発明の他の態様は、上記に記載の前記コントローラーから取得された前記1以上の前記物理量を表示するためのGUIを表示する、情報処理装置である。
この構成により、情報処理装置は、コントローラーから取得された画像処理装置が備えるハードウェアの状態を示す1以上の物理量を表示するためのGUIを表示する。これにより、情報処理装置は、画像処理装置が備えるハードウェアの状態を示す1以上の物理量を表示するGUIをユーザーに提供することによって、画像処理装置の状態の管理を容易にすることができる。
また、本発明の他の態様は、所定作業を行うロボットと、前記所定作業に係る範囲を撮像する撮像装置と、前記撮像装置が撮像した撮像画像を処理する画像処理装置と、前記画像処理装置が処理した結果に基づいて前記ロボットを制御するコントローラーと、を含み、前記コントローラーは、前記画像処理装置から前記画像処理装置の状態情報を受け取る受取部と、前記状態情報に基づいて、前記画像処理装置の状態を判断する判断部と、前記判断部による判断結果に基づいて、外部機器へ送信する送信信号を生成する生成部と、を含む、ロボットシステムである。
この構成により、処理システムは、画像処理装置から画像処理装置の状態情報を受け取り、状態情報に基づいて、画像処理装置の状態を判断し、その判断結果に基づいて、外部機器へ送信する送信信号を生成する。これにより、ロボットシステムは、画像処理装置の状態を通知することを可能とする。
また、本発明の一態様は、1以上のハードウェアを機能部として備え、1以上のソフトウェアによって前記機能部を制御して撮像画像を処理する画像処理装置と接続され、前記機能部の状態を示す1以上の物理量の情報を状態情報として受け取る受取部と、前記状態情報に基づいて、前記機能部の状態を示す事象を検出する事象検出部と、前記事象検出部により検出された前記事象に基づいて、前記画像処理装置の状態を判断する判断部と、前記判断部による判断結果に基づいて、外部機器へ送信する送信信号を生成する生成部と、を含み、前記判断部は、前記画像処理装置が正常な状態と、前記画像処理装置が故障している可能性が高い状態と、前記画像処理装置がこれから故障する可能性が高い状態のうちいずれかを前記画像処理装置の状態として判断する、コントローラーである。
また、本発明の一態様は、コントローラーにおいて、前記状態情報は、前記画像処理装置の1以上のソフトウェアによる制御に係るエラーコードを含み、前記事象検出部は、前記制御に係るエラーコードに基づいて前記画像処理装置の状態を示す前記事象を検出する、構成が用いられてもよい。
また、本発明の一態様は、コントローラーにおいて、前記判断部は、前記事象に基づいて判断した前記画像処理装置の状態に、前記画像処理装置の状態を識別する情報を対応付け、前記生成部は、前記判断部により対応付けられた前記画像処理装置の状態を識別する情報を前記送信信号に含める、構成が用いられてもよい。
また、本発明の一態様は、コントローラーにおいて、通信部に前記生成部により生成された前記送信信号を前記外部機器へ送信させる通信制御部、を備える、構成が用いられてもよい。
また、本発明の一態様は、コントローラーにおいて、前記通信制御部は、前記外部機器からの要求に応じて前記通信部に前記1以上の前記物理量を示す情報を前記外部機器に送信させる、構成が用いられてもよい。
また、本発明の一態様は、コントローラーにおいて、前記通信制御部は、前記判断部による前記判断結果に応じて前記通信部に、前記画像処理装置が備える出力部の出力状態の変更を要求する情報を前記画像処理装置へ送信させる、構成が用いられてもよい。
また、本発明の一態様は、上記に記載の前記コントローラーから取得された前記1以上の前記物理量を表示するためのGUIを表示する、情報処理装置である。
また、本発明の一態様は、所定作業を行うロボットと、前記所定作業に係る範囲を撮像する撮像装置と、1以上のハードウェアを機能部として備え、1以上のソフトウェアによって前記機能部を制御して、前記撮像装置が撮像した撮像画像を処理する画像処理装置と、前記画像処理装置が処理した結果に基づいて前記ロボットを制御するコントローラーと、を含み、前記コントローラーは、前記機能部の状態を示す1以上の物理量の情報を状態情報として受け取る受取部と、前記状態情報に基づいて、前記機能部の状態を示す事象を検出する事象検出部と、前記事象検出部により検出された前記事象に基づいて、前記画像処理装置の状態を判断する判断部と、前記判断部による判断結果に基づいて、外部機器へ送信する送信信号を生成する生成部と、を含み、前記判断部は、前記画像処理装置が正常な状態と、前記画像処理装置が故障している可能性が高い状態と、前記画像処理装置がこれから故障する可能性が高い状態のうちいずれかを前記画像処理装置の状態として判断する、ロボットシステムである。
以上により、コントローラー、及びロボットシステムは、画像処理装置から画像処理装置の状態情報を受け取り、状態情報に基づいて、画像処理装置の状態を判断し、その判断結果に基づいて、外部機器へ送信する送信信号を生成する。これにより、コントローラー、及びロボットシステムは、画像処理装置の状態を通知することを可能とする。
また、情報処理装置は、コントローラーから取得された画像処理装置が備えるハードウェアの状態を示す1以上の物理量を表示するためのGUIを表示する。これにより、情報処理装置は、画像処理装置が備えるハードウェアの状態を示す1以上の物理量を表示するGUIをユーザーに提供することによって、画像処理装置の状態の管理を容易にすることができる。
本実施形態に係るロボットシステム1の一例を示す構成図である。 制御装置30のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像処理装置40のハードウェア構成の一例を示す図である。 制御装置30の機能構成の一例を示す図である。 画像処理装置40の機能構成の一例を示す図である。 制御装置30の制御部37が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。 画像処理装置40の異常を示す事象と、画像処理装置40の異常を示す事象が検出される条件と、画像処理装置40の状態と、画像処理装置40の状態を識別する状態コードとの対応関係の一例を示す図である。 出力制御部474が出力部45の点灯状態を変更させる規則の一例を示す表である。 ステップS130で状態判断部373により判断された画像処理装置40の状態を識別する状態コードと、状態コードとともにエラーヒストリーに記録するメッセージとの対応関係の一例を示す表である。 画像処理装置40から取得された検出情報に含まれる各検出値を表示させるGUIの一例を示す図である。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るロボットシステム1の一例を示す構成図である。ロボットシステム1は、情報処理装置5と、撮像装置10と、ロボット20と、制御装置30と、画像処理装置40を具備する。
ロボットシステム1は、情報処理装置5によりユーザーからの操作を受け付け、受け付けられた操作に基づいてロボット20に所定の作業を行わせる。所定の作業とは、例えば、図1に示したように、作業台TBの上面に配置された作業対象Mを所定位置に再配置させる作業を示すが、他の作業であってもよい。作業台TBは、例えば、テーブル等の台であるが、これに代えて、作業対象Mを配置することが可能であれば、床面や壁面等であってもよい。作業対象Mは、ロボット20により把持可能な物体であり、例えば、ネジやボルト等の工業製品の部品であるが、他の物体であってもよい。図1において、作業対象Mは、直方体形状の物体として示す。
情報処理装置5は、例えば、ノートPC(Personal Computer)やデスクトップPC、タブレットPC、多機能携帯電話端末(スマートフォン)等、ロボット20を制御するためのアプリケーションプログラムをインストールすることが可能な装置であり、更にディスプレイを備えた装置である。このアプリケーションプログラムは、ロボット20を制御する制御プログラムを作成するためのGUI(Graphical User Interface)や、制御装置30や画像処理装置40それぞれの状態(例えば、各種のステータスや故障の有無等)を表示するためのGUI等、各種の機能を有するGUIを情報処理装置5のディスプレイに表示させる。
情報処理装置5は、ディスプレイに表示されたGUIを介してユーザーからの操作を受け付け、受け付けられた操作に基づいて前述の制御プログラムを作成し、それをコンパイルする。このコンパイルにより、制御プログラムは、制御装置30により実行可能な形式のオブジェクトコードに変換される。情報処理装置5は、ディスプレイに表示されたGUIを介してユーザーからの操作を受け付け、受け付けられた操作に基づいて、このオブジェクトコードを制御装置30に出力する。
情報処理装置5は、ケーブルによって制御装置30と通信可能に接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)等の規格によって行われる。なお、情報処理装置5と制御装置30とは、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって接続される構成であってもよい。
撮像装置10は、例えば、集光された光を電気信号に変換する撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を備えたカメラである。撮像装置10は、ケーブルによって画像処理装置40と通信可能に接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、撮像装置10と画像処理装置40とは、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって接続される構成であってもよい。
撮像装置10は、作業対象Mを含む範囲を撮像画像として撮像可能な位置に設置される。撮像装置10は、静止画像を撮像画像として撮像する構成であるとするが、これに代えて、動画像を撮像画像として撮像する構成であってもよい。
ロボット20は、作業対象Mの位置及び姿勢に基づいた制御信号を制御装置30から取得し、取得した制御信号に基づいて所定の作業を行う。ロボット20は、例えば、物体(この一例では、作業対象M)を把持可能な爪部を備えるエンドエフェクターENDと、マニピュレーターMNPと、図示しない複数のアクチュエーターを備えた単腕のロボットである。単腕のロボットとは、エンドエフェクターENDとマニピュレーターMNP(又は、マニピュレーターMNPのみ)により構成される1本の腕を有するロボットを示す。
なお、ロボット20は、単腕のロボットである構成に代えて、スカラロボット(水平多関節ロボット)や双腕のロボット等であってもよい。スカラロボットとは、マニピュレーターが水平方向にのみ動き、マニピュレーターの先端のスライド軸のみが上下に動くロボットである。また、双腕のロボットとは、エンドエフェクターENDとマニピュレーターMNP(又は、マニピュレーターMNPのみ)によりそれぞれ構成される2本の腕を有するロボットを示す。
ロボット20の腕は、6軸垂直多関節型となっており、支持台とマニピュレーターMNPとエンドエフェクターENDとがアクチュエーターによる連携した動作よって6軸の自由度の動作を行うことができる。なお、ロボット20の腕は、5自由度(5軸)以下で動作するものであってもよく、7自由度(7軸)以上で動作するものであってもよい。
ロボット20は、例えばケーブルによって制御装置30と通信可能に接続されている。ケーブルを介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB等の規格によって行われる。なお、ロボット20と制御装置30とは、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によって接続されてもよい。なお、ロボット20は、図1に示したようにロボット20の外部に設置された制御装置30と接続される構成とするが、この構成に代えて、制御装置30がロボット20に内蔵される構成であってもよい。
制御装置30は、情報処理装置5からオブジェクトコードを取得し、取得されたオブジェクトコードに基づいて、所定の作業を行うようにロボット20を制御する。より具体的には、この一例において、制御装置30は、オブジェクトコードに基づいて画像処理装置40に対し、撮像装置10により作業対象Mを含む範囲が撮像された撮像画像を取得し、取得された撮像画像に基づいて作業対象Mの位置及び姿勢を算出する画像処理を行うように要求する。
そして、制御装置30は、画像処理装置40による前述の画像処理が終了した後、作業対象Mの位置及び姿勢を示す情報を画像処理装置40から取得する。制御装置30は、取得された作業対象Mの位置及び姿勢に基づく制御信号を生成し、生成された制御信号をロボット20に出力することでロボット20が所定の作業を行うように制御する。
画像処理装置40は、オブジェクトコードに基づく制御装置30からの要求に応じて、撮像装置10から作業対象Mを含む範囲が撮像された撮像画像を取得する。そして、画像処理装置40は、撮像装置10から撮像画像を取得した後、取得された撮像画像に基づいて作業対象Mの位置及び姿勢を算出する画像処理を行う。画像処理装置40は、画像処理の結果として得られた作業対象Mの位置及び姿勢を示す情報を制御装置30に出力する。
なお、画像処理装置40は、オブジェクトコードに基づく制御装置30からの要求に応じてこれらの処理を行う構成に代えて、撮像装置10から周期的に撮像画像を取得し、撮像画像が取得される度に、取得された撮像画像に対して前述の画像処理を行うことで作業対象Mの位置及び姿勢を算出する構成であってもよい。この場合、画像処理装置40は、制御装置30から作業対象Mの位置及び姿勢を示す情報の取得の要求を取得するたびに、その時点で算出されている作業対象Mの位置及び姿勢を示す情報を制御装置30に出力する。
以下では、このように構成されるロボットシステム1における制御装置30が有する画像処理装置の異常状態通知機能について説明する。異常状態通知機能とは、例えば、画像処理装置40が備えるCPUの温度が過度に上昇している等、画像処理装置40が備える1以上のハードウェアによる機能部又はソフトウェアによる制御処理の一部又は全部が、故障している可能性が高い状態又はこれから故障する可能性が高い状態であることを示す事象を検出し、検出された事象に基づく通知を行う機能である。
以下では、説明の便宜上、画像処理装置40が備える1以上のハードウェアによる機能部又はソフトウェアによる制御処理の一部又は全部が、故障している可能性が高い状態又はこれから故障する可能性が高い状態であることを示す事象を、画像処理装置40の異常を示す事象と称して説明する。これから故障する可能性が高い状態とは、この一例において、画像処理装置40の使用状態を現在の状態のまま保持して使用し続けた時に、所定時間以内に故障する確率が所定値を超える状態を示すが、他の状態を示してもよい。
次に、図2を参照して、制御装置30のハードウェア構成について説明する。図2は、制御装置30のハードウェア構成の一例を示す図である。制御装置30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)31と、記憶部32と、入力受付部33と、通信部34と、出力部35を備え、通信部34を介して情報処理装置5や画像処理装置40、他の装置等と通信を行う。これらの構成要素は、バスBusを介して相互に通信可能に接続されている。CPU31は、記憶部32に格納された各種プログラムを実行する。
記憶部32は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを含み、制御装置30が処理する各種情報や画像、プログラム等を格納する。
なお、記憶部32は、制御装置30に内蔵されるものに代えて、USB等のデジタル入出力ポート等によって接続された外付け型の記憶装置でもよい。
入力受付部33は、例えば、キーボードやマウス、タッチパッドや、その他の入力装置であってもよい。また、入力受付部43は、タッチパネルとしてディスプレイと一体に構成されてもよい。
通信部34は、例えば、複数のイーサネット(登録商標)ポートや複数のUSB等のデジタル入出力ポート等を含んで構成される。
出力部45は、例えば、液晶ディスプレイパネル、あるいは、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイパネルを備える構成であってもよく、音声を出力するスピーカーを備える構成等であってもよい。
次に、図3を参照して、画像処理装置40のハードウェア構成について説明する。図3は、画像処理装置40のハードウェア構成の一例を示す図である。画像処理装置40は、例えば、CPU41と、記憶部42と、入力受付部43と、通信部44と、出力部45と、検出部46を備え、通信部44を介して制御装置30や他の画像処理装置40、他の装置等と通信を行う。これらの構成要素は、バスBusを介して相互に通信可能に接続されている。CPU41は、記憶部42に格納された各種プログラムを実行する。
記憶部42は、メモリー421と、ストレージ422を備える。
メモリー421は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)等を含み、画像処理装置40が備える機能部のうち主としてCPU41等のプロセッサーが直接アクセス可能な記憶装置である。
ストレージ422は、例えば、HDDやSSD、EEPROM、ROM、RAMなどを含み、画像処理装置40が処理する各種情報や画像、プログラム等を格納する。
なお、メモリー421やストレージ422はそれぞれ、画像処理装置40に内蔵されるものに代えて、USB等のデジタル入出力ポート等によって接続された外付け型の記憶装置でもよい。
入力受付部43は、例えば、押下や長押し等によって複数の要求を画像処理装置40に入力することが可能な1以上のボタンであるが、これに代えて、キーボードやマウス、タッチパッドや、その他の入力装置であってもよい。その場合、入力受付部43は、タッチパネルとして表示部と一体に構成されてもよい。この一例において、入力受付部43は、1つのボタンであるとして説明する。
通信部44は、外部通信部441と、第1撮像通信部442と、第2撮像通信部443を備える。
外部通信部441は、例えば、複数のイーサネット(登録商標)ポートや複数のUSB等のデジタル入出力ポート等を含んで構成される。この一例において、外部通信部441は、2個のイーサネット(登録商標)ポートを含む構成であるとして説明する。
第1撮像通信部442は、複数のイーサネット(登録商標)ポートや複数のUSB等のデジタル入出力ポート等を含んで構成され、それらのポートは、撮像装置10と通信を行うための専用ポートである。なお、第1撮像通信部442は、音声を取得するための音声取得装置等の他の装置と通信を行うための専用ポートであってもよい。
第2撮像通信部443は、複数のイーサネット(登録商標)ポートや複数のUSB等のデジタル入出力ポート等を含んで構成され、それらのポートは、撮像装置10と通信を行うための専用ポートである。なお、第2撮像通信部443は、音声を取得するための音声取得装置等の他の装置と通信を行うための専用ポートであってもよい。
第1撮像通信部442と第2撮像通信部443は、それぞれが備えるポートの通信規格が異なる。この一例において、第1撮像通信部442は、4つのイーサネット(登録商標)ポートを含んで構成され、第2撮像通信部443は、4つのUSBポートを含んで構成されるとする。
出力部45は、複数のLEDを備え、それらのLEDの点灯状態(例えば、消灯、点灯、点滅等)によって各種の情報を通知する。この一例において、出力部45は、緑色のLEDと、赤色のLEDを1つずつ備えるとして説明するが、これらのLEDの色は、それぞれ他の色であってもよく、同じ色であってもよい。なお、出力部45は、これらのLEDを備える構成に代えて、例えば、液晶ディスプレイパネル、あるいは、有機ELディスプレイパネルを備える構成であってもよく、音声を出力するスピーカーを備える構成等であってもよい。
検出部46は、画像処理装置40が備える複数のハードウェアそれぞれの異常を示す事象が生じていることを示す指標となる物理量を検出するための複数のセンサーである。ハードウェアの異常を示す事象とは、前述の画像処理装置40の異常を示す事象の定義において、画像処理装置40をハードウェアに読み換えたものを示す。この一例において、画像処理装置40が備える複数のハードウェアとは、図示しないCPU41の冷却ファンと、図示しない画像処理装置40の筐体内部を冷却するシステムファンと、CPU41と、図示しない画像処理装置40に内蔵されるBIOS(Basic Input Output System)バックアップ用の電池を示すが、これらのハードウェアの一部の組み合わせであってもよく、これらのハードウェアに他のハードウェアを含めた組み合わせであってもよく、1以上の他のハードウェアであってもよい。
また、この一例において、画像処理装置40が備えるハードウェアの異常を示す事象が生じていることを示す指標となる物理量とは、CPU41の冷却ファンの回転数と、画像処理装置40の筐体内部を冷却するシステムファンの回転数と、CPU41の温度と、画像処理装置40に内蔵されるBIOSバックアップ用の電池の電圧値であるが、これらに代えて、これらの物理量の組み合わせであってもよく、これらの物理量に他の物理量を含めた組み合わせであってもよく、1以上の他の物理量であってもよい。なお、画像処理装置40が備える複数のハードウェアそれぞれの異常を示す事象が生じていることを示す指標となる物理量は、自装置が備えるハードウェアの状態を示す1以上の物理量の一例である。
本実施形態において、検出部46は、例えば、第1検出部461と、第2検出部462と、第3検出部463と、第4検出部464の4つのセンサーを備える。
第1検出部461は、例えば、CPU41の冷却ファンの回転数を検出する回転数センサーである。
第2検出部462は、例えば、画像処理装置40の筐体内部を冷却するシステムファンの回転数を検出する回転数センサーである。
第3検出部463は、例えば、CPU41の温度を検出する温度センサーである。
第4検出部464は、例えば、画像処理装置40に内蔵されるBIOSバックアップ用の電池の電圧値を検出する電圧センサーである。
次に、図4を参照して、制御装置30の機能構成について説明する。図4は、制御装置30の機能構成の一例を示す図である。制御装置30は、記憶部32と、通信部34と、出力部35と、制御部37を備える。
制御部37は、検出情報取得部371と、異常事象検出部372と、状態判断部373と、出力制御部374と、通信制御部375と、ロボット制御部376を備える。制御部37が備えるこれらの機能部のうち一部又は全部は、例えば、CPU31が、記憶部32に記憶されたプログラムを実行することで実現される。また、これらの機能部のうち一部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
検出情報取得部371は、通信部34を介して画像処理装置40から検出情報を周期的(例えば、1分経過毎)に取得する。この一例において、検出情報は、画像処理装置40の検出部46が備える第1検出部461〜第4検出部464のそれぞれによって検出された物理量と、画像処理装置40の記憶部42が備えるメモリー421及びストレージ422のそれぞれの記憶領域の空き容量を示す情報と、画像処理装置40の処理に係るエラーコードを示す情報とを含む。なお、検出情報取得部371は、画像処理装置40から検出情報を周期的に取得する構成に代えて、常に取得し続ける構成であってもよく、予め決められた時刻に取得する構成であってもよい。なお、検出情報取得部371は、受取部の一例である。また、検出情報は、状態情報の一例である。
異常事象検出部372は、検出情報取得部371により画像処理装置40から取得された画像処理装置40の異常を示す事象を検出する。より具体的には、異常事象検出部372は、検出情報取得部371により取得された検出情報に基づいて、画像処理装置40が備えるハードウェアの異常を示す事象を検出する。また、異常事象検出部372は、画像処理装置40の処理に係るエラーコードに基づいて、画像処理装置40の制御(前述のソフトウェアによる制御処理)に係る異常を示す事象を検出する。なお、異常事象検出部372は、事象検出部の一例である。
状態判断部373は、異常事象検出部372により画像処理装置40の異常を示す事象が検出された場合、検出された画像処理装置40の異常を示す事象に基づいて、後述する画像処理装置40の状態を判断する。なお、状態判断部373は、判断部の一例である。
出力制御部374は、状態判断部373による画像処理装置40の状態の判断結果を示す情報を出力部35に表示させる。なお、例えば、出力部35がスピーカーであった場合、出力制御部374は、状態判断部373による画像処理装置40の状態の判断結果を示す情報を表す音声を出力部35に出力させる。
通信制御部375は、異常事象検出部372により画像処理装置40の異常を示す事象が検出された場合、又は情報処理装置5からの要求を取得した場合、状態判断部373により判断された画像処理装置40の状態を示す情報を含む送信信号を生成し、生成された送信信号を、通信部34を介して情報処理装置5に出力する。以下では、説明の便宜上、通信制御部375がある情報Pを含む送信信号を生成し、生成された送信信号を、通信部34を介して外部機器(例えば、情報処理装置5)に出力することを、単に通信制御部375が情報Pを通信部34に外部機器へ出力させると称して説明する。
また、画像処理装置40の状態を示す情報とは、この一例において、画像処理装置40の状態を識別する数値であるとするが、文字や記号等、画像処理装置40の状態を識別する他の情報であってもよい。以下では、説明の便宜上、この数値を状態コードと称して説明する。状態コードは、画像処理装置の状態を識別する情報の一例である。また、通信制御部375は、画像処理装置40が備える出力部45の出力状態を、状態判断部373により判断された判断結果に応じた出力状態に変更させるための要求を通信部34に画像処理装置40へ出力させる。なお、通信制御部375は、生成部と通信制御部のそれぞれの一例である。
ロボット制御部376は、通信部34を介して情報処理装置5からオブジェクトコードを取得し、取得されたオブジェクトコードに基づいてロボット20に所定の作業を行わせる。この所定の作業を行わせる際、ロボット制御部376は、オブジェクトコードに基づいて画像処理装置40に対し、撮像装置10により作業対象Mを含む範囲が撮像された撮像画像を取得し、取得された撮像画像に基づいて作業対象Mの位置及び姿勢を算出する画像処理を行うように要求する。
そして、ロボット制御部376は、画像処理装置40による前述の画像処理が終了した後、作業対象Mの位置及び姿勢を示す情報を画像処理装置40から取得する。ロボット制御部376は、取得された作業対象Mの位置及び姿勢に基づく制御信号を生成し、生成された制御信号をロボット20に出力することでロボット20に所定の作業を行わせる。
次に、図5を参照して、画像処理装置40の機能構成について説明する。図5は、画像処理装置40の機能構成の一例を示す図である。画像処理装置40は、記憶部42と、通信部44と、出力部45と、検出部46と、制御部47を備える。なお、この一例において、撮像装置10は、第1撮像通信部442に接続されているとし、第2撮像通信部443には、撮像装置が接続されていないとして説明する。
制御部47は、画像処理装置40の全体を制御する。制御部47は、検出情報取得部471と、異常事象検出部472と、状態判断部473と、出力制御部474と、通信制御部475と、撮像制御部476と、画像取得部477と、画像処理部478を備える。制御部47が備えるこれらの機能部のうち一部又は全部は、例えば、CPU41が、記憶部42に記憶されたプログラムを実行することで実現される。また、これらの機能部のうち一部は、LSIやASIC等のハードウェア機能部であってもよい。
検出情報取得部471は、検出部46が備える第1検出部461〜第4検出部464のそれぞれによって検出された物理量を周期的(例えば、1分経過毎)に取得する。また、検出情報取得部471は、記憶部42が備えるメモリー421及びストレージ422のそれぞれから、記憶領域の空き容量を示す情報を周期的(例えば、1分経過毎)に取得する。以下、説明の便宜上、検出部46から取得した複数の物理量と、記憶部42から取得した2つの空き容量を示す情報とをまとめて、検出情報と称して説明する。なお、検出情報取得部471は、検出情報を周期的に取得する構成に代えて、常に取得し続ける構成であってもよく、予め決められた時刻に取得する構成であってもよい。
出力制御部474は、外部通信部441を介して制御装置30からの取得される要求に応じて、出力部45の出力状態(この一例において、点灯状態)を変更させる。
通信制御部475は、画像処理部478により算出される作業対象Mの位置及び姿勢を示す情報を外部通信部441に制御装置30へ出力させる。
撮像制御部476は、第1撮像通信部442を介して、作業対象Mを含む範囲を撮像装置10に撮像させる。また、撮像制御部476は、第2撮像通信部443に何らかの撮像装置Zが接続されている場合、第2撮像通信部443を介して、撮像装置Zが撮像可能な範囲を撮像装置Zに撮像させる。
画像取得部477は、第1撮像通信部442を介して、撮像装置10から撮像画像を取得する。また、画像取得部477は、第2撮像通信部443に撮像装置Zが接続されている場合、第2撮像通信部443を介して、撮像装置Zから撮像画像を取得する。
画像処理部478は、画像取得部477により取得された撮像画像に基づいて、作業対象Mの位置及び姿勢を算出する画像処理を行う。
以下、図6を参照して、制御装置30の制御部37が行う処理について説明する。図6は、制御装置30の制御部37が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。本実施形態において、制御部37は、図6に示した処理の流れを、制御装置30に接続された画像処理装置40の電源がオンになっている間、周期的(例えば、1分経過毎)に行うとするが、予め決められた時刻に行う構成であってもよく、常時行う構成等であってもよい。なお、制御装置30は、図6に示した処理の流れを、情報処理装置5からの要求に応じて行う構成であってもよい。
まず、検出情報取得部371は、画像処理装置40に検出情報取得の要求を、通信部34を介して出力する。そして、検出情報取得部371は、通信部34を介して、その要求に対する応答として画像処理装置40から検出情報を取得する(ステップS110)。次に、異常事象検出部372は、ステップS110で検出情報取得部471により取得された検出情報に基づいて、画像処理装置40の異常を示す事象を検出する。
この一例において、画像処理装置40の異常を示す事象は、下記に示したA)〜M)までの13の事象であるとする。なお、画像処理装置40の異常を示す事象は、下記に示したA)〜M)までの13の事象のうちの一部であってもよく、下記に示したA)〜M)に加えて他の事象を含んでもよく、その他の事象と下記に示したA)〜M)とを含む事象のうちの一部であってもよい。また、下記に示したA)〜M)には、画像処理装置40の異常を示す事象とともに、それぞれが検出される条件を示した。
A)検出情報に含まれるCPU41の温度が所定範囲X1(例えば、90℃以上100℃未満)以内
B)検出情報に含まれるCPU41の温度が所定閾値Y1(例えば、100℃)以上
C)検出情報に含まれるCPU41の冷却ファンの回転数が所定範囲X2(例えば、0RPM(Revolution Per Minutes)ではなく1000RPM未満)以内
D)検出情報に含まれるCPU41の冷却ファンの回転数が所定閾値Y2(例えば、0RPM)以下
E)検出情報に含まれる回転数であって画像処理装置40の筐体内部を冷却するシステムファンの回転数が所定範囲X3(例えば、0RPM(Revolution Per Minutes)ではなく1000RPM未満)以内
F)検出情報に含まれる回転数であって画像処理装置40の筐体内部を冷却するシステムファンの回転数が所定閾値Y3(例えば、0RPM)以下
G)検出情報に含まれる電圧値であって画像処理装置40に内蔵されるBIOSバックアップ用の電池の電圧値が所定範囲X4(例えば、2V以上2.5V未満)以内
H)検出情報に含まれる電圧値であって画像処理装置40に内蔵されるBIOSバックアップ用の電池の電圧値が所定閾値Y4(例えば、2V)未満
I)検出情報に含まれるエラーコードにコマンドエラーを示すコードが含まれる
J)検出情報に含まれるメモリー421の空き領域が所定閾値Y5(例えば、10MByte)未満
K)検出情報に含まれるストレージ422の空き領域が所定閾値Y6(例えば、10MByte)未満
L)検出情報に含まれるエラーコードに検出情報取得部471による検出情報取得エラーを示すコードが含まれる
M)検出情報に含まれるエラーコードに出力制御部474による出力部45の制御エラーを示すコードが含まれる
なお、以下では、説明の便宜上、ステップS120で、上記に示したA)〜M)の事象のうちのA)の事象が異常事象検出部372によって検出されたとして説明する。
次に、状態判断部373は、ステップS130で異常事象検出部372により検出された画像処理装置40の異常を示す事象(この一例において、上記に示したA)の事象)に基づいて、画像処理装置40の状態を判断する(ステップS130)。ここで、状態判断部373による画像処理装置40の状態を判断する処理について説明する。状態判断部373は、ステップS130で異常事象検出部372により検出された画像処理装置40の異常を示す事象に基づいて、図7に示したような対応関係から画像処理装置40の状態を判断する。図7は、画像処理装置40の異常を示す事象と、画像処理装置40の異常を示す事象が検出される条件と、画像処理装置40の状態と、画像処理装置40の状態を識別する状態コードとの対応関係の一例を示す図である。
例えば、状態判断部373は、図7に示した対応関係に基づき、異常事象検出部372により画像処理装置40の異常を示す事象が検出されなかった場合、画像処理装置40の状態を正常状態(状態コードが0)であると判断する。正常状態は、正常な状態の一例である。また、状態判断部373は、異常事象検出部372により画像処理装置40の異常を示す事象としてCPU温度異常(検出される条件が90℃以上100℃未満)が検出された場合、画像処理装置40の状態を警告発生状態であると判断する。警告発生状態とは、画像処理装置40が備える1以上のハードウェアによる機能部又はソフトウェアによる制御処理の一部又は全部が、これから故障する可能性が高い状態を示す。
また、状態判断部373は、異常事象検出部372により画像処理装置40の異常を示す事象としてCPU温度異常(検出される条件が100℃以上)が検出された場合、画像処理装置40の状態をエラー発生状態であると判断する。エラー発生状態とは、画像処理装置40が備える1以上のハードウェアによる機能部又はソフトウェアによる制御処理の一部又は全部が、故障している可能性が高い状態を示す。
なお、図7に示した対応関係はあくまで一例であり、画像処理装置40の異常を示す事象に対して、他の画像処理装置40の状態や状態コードを対応付けてもよい。また、画像処理装置40の状態は、正常状態、警告発生状態、エラー発生状態の3つのいずれかに代えて、これら3つのうちの一部のいずれかであってもよく、これら3つとは異なる1以上の他の状態のいずれかであってもよく、これら3つ他の状態を加えた4つ以上のいずれかであってもよい。
この一例において、ステップS130で異常事象検出部372により検出された画像処理装置40の異常を示す事象が、上記に示したA)の事象(すなわち、図7に示した状態コード1に対応付けられた画像処理装置40の異常を示す事象)であるため、ステップS30において状態判断部373は、画像処理装置40の状態を警告発生状態であると判断する。
次に、通信制御部375は、画像処理装置40が備える出力部45の点灯状態を、ステップS130で状態判断部373により検出された画像処理装置40の状態(状態判断部373により判断された判断結果)に応じた点灯状態に変更させるための要求を通信部34に画像処理装置40へ出力させる(ステップS130)。画像処理装置40が備える出力制御部474は、この要求を取得すると、取得された要求に応じて出力部45の点灯状態を変更する。ここで、出力制御部474による出力部45の点灯状態を変更する処理について説明する。出力制御部474は、図8に示した対応関係に基づき、ステップS130で状態判断部373により検出された画像処理装置40の状態に応じて出力部45に点灯状態を変更させる。図8は、出力制御部474が出力部45の点灯状態を変更させる規則の一例を示す表である。
出力制御部474は、状態判断部373により検出された画像処理装置40の状態が警告発生状態である場合、出力部45に出力部45の点灯状態を点滅に変更させる。一方、出力制御部474は、状態判断部373により検出された画像処理装置40の状態がエラー発生状態である場合、出力部45に出力部45の点灯状態を点灯に変更させる。この一例において、ステップS130で状態判断部373により検出された画像処理装置40の状態が警告発生状態であるため、出力制御部474は、出力部45に出力部45の点灯状態を点滅に変更させる。
なお、この一例において、出力制御部474は、出力部45に出力部45が備える赤いLEDの点灯状態を点滅又は点灯に変更させた後、状態判断部373により正常状態であると判断された場合(すなわち、画像処理装置40の状態が警告発生状態又はエラー発生状態から正常な状態に復旧した場合)、出力部45に出力部45が備える赤いLEDの点灯状態を消灯に変更させる構成であるとするが、点滅、点灯、消灯以外の他の点灯状態に変更させる構成であってもよい。
また、出力制御部474は、状態判断部373により、例えば、CPU41に係る警告発生状態と、システムファンに係るエラー発生状態とが同時に発生していると判断された場合のように、画像処理装置40の異常を示す複数の事象が検出され、それ毎に画像処理装置40の状態が判断された場合、例えば、以下に示す規則R1)、R2)に従って出力部45に出力部45の点灯状態を変更させる。
R1)エラー発生状態及び警告発生状態が同時に発生している場合、出力部45の点灯状態を点灯に変更する
R2)エラー発生状態が発生せず、警告発生状態が発生している場合、出力部45の点灯状態を点滅に変更する
次に、通信制御部375は、ステップS130で状態判断部473により判断された画像処理装置40の状態を識別する状態コードを示す情報を、外部通信部441に情報処理装置5へ出力させる(ステップS150)。このように、制御部37は、ステップS110からステップS150までの処理を繰り返すことで、画像処理装置40の異常を示す事象を検出し、検出された画像処理装置40の異常を示す事象に応じて出力部45の点灯状態を変更する。これにより、制御装置30は、画像処理装置40の出力部の点灯状態によってユーザーに画像処理装置40の状態を通知することができる。また、制御部37は、ステップS110からステップS150までの処理を繰り返すことで、情報処理装置5に画像処理装置40の状態を通知することができる。
ここで、ステップS150において画像処理装置40から出力された状態コードを示す情報を取得した後に制御装置30及び情報処理装置5が行う処理について説明する。制御装置30は、ステップS130で状態判断部373により判断された画像処理装置40の状態を識別する状態コードを、図9に示した状態コードに対応付けられたメッセージとともにエラーヒストリーに記録する。図9は、ステップS130で状態判断部373により判断された画像処理装置40の状態を識別する状態コードと、状態コードとともにエラーヒストリーに記録するメッセージとの対応関係の一例を示す表である。
このように、制御装置30は、画像処理装置40の異常を示す事象が画像処理装置40のどのハードウェアや制御に生じているのかをエラーヒストリーとして記録し、ユーザーの画像処理装置40のメンテナンスや修理等に係る手間を軽減することができる。なお、図9に示した状態コードは、あくまで一例であり、他の数値や文字等であってもよい。
また、制御装置30は、例えば、7セグメントLED等の出力部35とは異なる表示部Wを備え、出力制御部374により状態コードを表す数字を、表示部Wに表示させ、ユーザーに対して画像処理装置40の異常を示す事象が生じたことを通知する構成であってもよい。この場合、制御装置30は、画像処理装置40の異常を示す事象が画像処理装置40のどのハードウェアや制御に生じているのかをユーザーに向けて簡易に通知することができる。
また、制御装置30の通信制御部375は、状態コードを示す情報を情報処理装置5に出力するように通信部34を制御する。情報処理装置5は、制御装置30から状態コードを示す情報を取得し、取得された状態コードに基づいて、画像処理装置40に異常を示す事象が生じたことを示す情報をディスプレイ(又は、ディスプレイに表示されたGUI)に表示させる。これにより、情報処理装置5は、ユーザーに対してGUIを介して画像処理装置40の異常を示す事象が画像処理装置40のどのハードウェアや制御に生じているのかをユーザーに向けて通知することができ、その結果、ユーザーが制御装置30や画像処理装置40を直接操作しなければならない手間を軽減することができる。
以下、画像処理装置40がロボットシステム1(この一例において、制御装置30)に接続された後に情報処理装置5と制御装置30の間で行われる処理について説明する。情報処理装置5は、画像処理装置40が制御装置30に接続され、画像処理装置40を認識した後、制御装置30に対して画像処理装置40から取得される検出情報の取得を周期的(例えば、1秒経過毎)に要求する。制御装置30は、この要求を取得すると、この要求が取得された時点で制御装置30に取得されている検出情報を情報処理装置5に出力する。
情報処理装置5は、制御装置30から検出情報を取得する。情報処理装置5は、ディスプレイに表示されたGUIを介してユーザーからの操作を受け付け、受け付けられた操作に基づいて、取得された検出情報に含まれる各検出値を表示させるGUIをディスプレイに表示させる。図10は、画像処理装置40から取得された検出情報に含まれる各検出値を表示させるGUIの一例を示す図である。
この一例において、このGUIには、図10に示したようにメモリー421の空き容量(図10において、全容量bMBのうちのaMBと示した)と、ストレージ422の空き容量(図10において、全容量dMBのうちのcMBと示した)と、CPU41の冷却ファンの回転数(図10において、eRPMと示した)と、CPU41の温度(図10において、f℃と示した)と、画像処理装置40の筐体内部を冷却するシステムファンの回転数(図10において、gRPMと示した)と、画像処理装置40に内蔵されるBIOSバックアップ用の電池の電圧値(図10において、hVと示した)が表示される。これにより、ユーザーは、図10に示したGUIを情報処理装置5のディスプレイに表示させることで、画像処理装置40の異常を示す事象が生じているか否かを確認することができる。
なお、この情報処理装置5と制御装置30の間で行われる処理は、制御装置30と画像処理装置40の間で行われてもよく、情報処理装置5と画像処理装置40の間で行われてもよく、情報処理装置5及び制御装置30と画像処理装置40の間で行われてもよい。
また、画像処理装置40は、処理装置の一例に過ぎず、本実施形態において説明した異常状態通知機能は、例えば、音声データを処理する音声処理装置が有してもよく、ユーザーから受け付けた入力操作を処理してロボット20をその入力操作に応じて動かす入力処理装置(例えば、ティーチングペンダント)が有してもよく、他の何らかのデータを処理するデータ処理装置が有してもよい。
また、上記で説明した制御装置30は、コントローラーの一例である。
以上説明したように、本実施形態におけるロボットシステム1が具備する制御装置30は、撮像画像を処理する画像処理装置40から画像処理装置40の検出情報を取得し(受け取り)、検出情報に基づいて、画像処理装置40の状態を判断し、その判断結果に基づいて、外部機器(この一例において、情報処理装置5)へ送信する送信信号を生成する。これにより、制御装置30は、画像処理装置の状態を通知することを可能とする。
また、制御装置30は、画像処理装置40の状態が正常な状態と、画像処理装置40が故障している可能性が高い状態と、画像処理装置40がこれから故障する可能性が高い状態とのうちいずれかを画像処理装置40の状態として判断する。これにより、制御装置30は、画像処理装置40の状態を正常な状態と、画像処理装置40が故障している可能性が高い状態と、画像処理装置40がこれから故障する可能性が高い状態とのうちのいずれかであることを画像処理装置40の状態として通知することを可能とする。
また、制御装置30は、画像処理装置40が備えるハードウェアの状態を示す1以上の物理量に基づいて画像処理装置40の異常を示す事象を検出し、検出された事象に基づいて画像処理装置40の状態を判断する。これにより、制御装置30は、画像処理装置40の異常を示す事象に基づいて判断した画像処理装置40の状態に基づく送信信号を生成することができる。
また、制御装置30は、画像処理装置40の制御に係るエラーコードに基づいて画像処理装置40の異常を示す事象を検出する。これにより、制御装置30は、画像処理装置40の状態として、画像処理装置40の制御に係るエラーコードに基づいて画像処理装置40の異常を示す事象に基づいて判断した画像処理装置40の状態に基づく送信信号を生成することができる。
また、制御装置30は、画像処理装置40の異常を示す事象に基づいて判断した画像処理装置40の状態に、画像処理装置40の状態を識別する情報を対応付け、対応付けられた画像処理装置40の状態を識別する情報を送信信号に含める。これにより、制御装置30は、画像処理装置40の状態を識別する情報を含む送信信号を生成することができる。
また、制御装置30は、通信部34に画像処理装置40の状態の判断結果に基づいて生成された送信信号を外部機器へ送信させる。これにより、制御装置30は、画像処理装置40の状態を外部機器のユーザーに通知することができる。
また、制御装置30は、外部機器からの要求に応じて通信部34に画像処理装置40が備えるハードウェアの状態を示す1以上の物理量を示す情報を外部機器に送信させる。これにより、制御装置30は、画像処理装置40が備えるハードウェアの状態を示す1以上の物理量をユーザーに通知することができる。
また、制御装置30は、画像処理装置40の状態の判断結果に応じて通信部34に、画像処理装置40が備える出力部45の点灯状態の変更を要求する情報を画像処理装置40へ送信させる。これにより、制御装置30は、画像処理装置40によって画像処理装置40の状態をユーザーに確認させることができる。
また、情報処理装置5は、制御装置30から取得された画像処理装置40が備えるハードウェアの状態を示す1以上の物理量を表示するためのGUIを表示する。これにより、情報処理装置5は、画像処理装置40が備えるハードウェアの状態を示す1以上の物理量を表示するGUIをユーザーに提供することによって、画像処理装置40の状態の管理を容易にすることができる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
また、以上に説明した装置(例えば、ロボットシステム1の情報処理装置5、制御装置30、画像処理装置40)における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD(Compact Disk)−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリー(RAM:Random Access Memory)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1 ロボットシステム、5 情報処理装置、10 撮像装置、20 ロボット、30 制御装置、40 画像処理装置、41 CPU、42 記憶部、43 入力受付部、44 通信部、45 出力部、46 検出部、47 制御部、421 メモリー、422 ストレージ、441 外部通信部、442 第1撮像通信部、443 第2撮像通信部、461 第1検出部、462 第2検出部、463 第3検出部、464 第4検出部、471 検出情報取得部、472 異常事象検出部、473 状態判断部、474 出力制御部、475 通信制御部、476 撮像制御部、477 画像取得部、478 画像処理部

Claims (8)

  1. 1以上のハードウェアを機能部として備え、1以上のソフトウェアによって前記機能部を制御して撮像画像を処理する画像処理装置と接続され、
    前記機能部の状態を示す1以上の物理量の情報を状態情報として受け取る受取部と、
    前記状態情報に基づいて、前記機能部の状態を示す事象を検出する事象検出部と、
    前記事象検出部により検出された前記事象に基づいて、前記画像処理装置の状態を判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、外部機器へ送信する送信信号を生成する生成部と、
    を含み、
    前記判断部は、
    前記画像処理装置が正常な状態と、前記画像処理装置が故障している可能性が高い状態と、前記画像処理装置がこれから故障する可能性が高い状態のうちいずれかを前記画像処理装置の状態として判断する、
    コントローラー。
  2. 請求項に記載のコントローラーであって、
    前記状態情報は、前記画像処理装置の1以上のソフトウェアによる制御に係るエラーコードを含み、
    前記事象検出部は、前記制御に係るエラーコードに基づいて前記画像処理装置の状態を示す前記事象を検出する、
    コントローラー。
  3. 請求項1又は2に記載のコントローラーであって、
    前記判断部は、前記事象に基づいて判断した前記画像処理装置の状態に、前記画像処理装置の状態を識別する情報を対応付け、
    前記生成部は、前記判断部により対応付けられた前記画像処理装置の状態を識別する情報を前記送信信号に含める、
    コントローラー。
  4. 請求項1からのうちいずれか一項に記載のコントローラーであって、
    通信部に前記生成部により生成された前記送信信号を前記外部機器へ送信させる通信制御部、
    を備えるコントローラー。
  5. 請求項に記載のコントローラーであって、
    前記通信制御部は、前記外部機器からの要求に応じて前記通信部に前記1以上の前記物理量を示す情報を前記外部機器に送信させる、
    コントローラー。
  6. 請求項又はに記載のコントローラーであって、
    前記通信制御部は、前記判断部による前記判断結果に応じて前記通信部に、前記画像処理装置が備える出力部の出力状態の変更を要求する情報を前記画像処理装置へ送信させる、
    を備えるコントローラー。
  7. 請求項に記載の前記コントローラーから取得された前記1以上の前記物理量を表示するためのGUIを表示する、
    情報処理装置。
  8. 所定作業を行うロボットと、
    前記所定作業に係る範囲を撮像する撮像装置と、
    1以上のハードウェアを機能部として備え、1以上のソフトウェアによって前記機能部を制御して、前記撮像装置が撮像した撮像画像を処理する画像処理装置と、
    前記画像処理装置が処理した結果に基づいて前記ロボットを制御するコントローラーと、を含み、
    前記コントローラーは、
    前記機能部の状態を示す1以上の物理量の情報を状態情報として受け取る受取部と、
    前記状態情報に基づいて、前記機能部の状態を示す事象を検出する事象検出部と、
    前記事象検出部により検出された前記事象に基づいて、前記画像処理装置の状態を判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、外部機器へ送信する送信信号を生成する生成部と、を含
    前記判断部は、
    前記画像処理装置が正常な状態と、前記画像処理装置が故障している可能性が高い状態と、前記画像処理装置がこれから故障する可能性が高い状態のうちいずれかを前記画像処理装置の状態として判断する、
    ロボットシステム。
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