JP6340666B2 - 導電部材 - Google Patents

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Description

本発明は、導電部材に関する。
電子回路基板に対して表面実装可能な導電部材として、金属基部の一端に導電性のコイルばねが取り付けられた表面実装コンタクトが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−38005号公報
しかしながら、上述の表面実装コンタクトは、コイルばねの一端が金属基部に取り付けられるとともに、コイルばねの他端で筐体パネル等の導体に接触するように構成されている。そのため、コイルばねの一端から他端に至る導電経路長が相応に長くなる。よって、インピーダンス値が高くなる傾向があるので、より低いインピーダンス値が求められるような状況下では、十分なノイズ低減効果を得られないことがあった。
以上のような事情から、従来品以上に導電性を改善し得る導電部材を提供することが望ましい。
以下に説明する導電部材は、導電性の斜傾コイルと、導電性のベース部とを備える。斜傾コイルは、螺旋状で、螺旋の径方向が螺旋の軸方向に対して傾斜している形状に形成されている。ベース部は、はんだ付け可能な接合面を有し、接合面とは反対側となる箇所に斜傾コイルが取り付けられている。導電部材を使用する際には、ベース部の接合面が第一部材にはんだ付けされる。また、ベース部及び斜傾コイルを挟んで第一部材とは反対側には第二部材が配置される。これら第一部材と第二部材との間でベース部及び斜傾コイルが挟持される。その際、斜傾コイルが弾性変形しつつ斜傾コイルの外周で第二部材に接触する。これにより、第一部材と第二部材とを電気的に接続する。
以上のように構成された導電部材によれば、斜傾コイルの外周が第二部材に接触する。そのため、斜傾コイルが有する複数のループそれぞれが第二部材に接触する。よって、斜傾コイルと第二部材が多点で接触する。しかも、それら複数の接触点間に構成される第一部材−第二部材間の導電経路は、第一部材−第二部材間の方向とコイルの軸方向とを一致させてコイルを第一部材−第二部材間に挟持した場合に構成される導電経路と比較して、経路長が短くなる。したがって、このような導電部材であれば、従来品以上に導電性が改善され、インピーダンス値を容易に低くすることができる。よって、このような導電部材を利用して、例えば、金属筐体やノイズの放射源となる金属部品と電子回路基板上のグランドとを電気的に接続すれば、優れたノイズ低減効果を得ることができる。
また、上記導電部材の場合、斜傾コイルが有する複数のループは、各ループが個別に弾性変形して第二部材に接触する。そのため、第二部材側の平面度が低い場合や、第二部材側と導電部材側の平行度が低い場合でも、第二部材に対して導電部材を設計通りに多点接触させることができる。したがって、このような導電部材であれば、第二部材に対して面で接触する金属片を備える導電部材とは異なり、第二部材に対する金属片の傾きにばらつきがあることが原因で第二部材と金属片が線接触になったり点接触になったりするといった問題を招かない。よって、上記導電部材であれば、第二部材に対する接触状態にばらつきが生じにくく、電気的な接続状態を安定させることができる。
以上のような導電部材は、更に以下に挙げるような構成を備えていてもよい。
まず、上記導電部材において、斜傾コイルは、螺旋の軸方向から見ると外周が楕円形の輪郭線をなす形状になっていて、螺旋の軸方向及び楕円形の長軸方向が、接合面に対して略平行となる向きにされてベース部上に取り付けられていてもよい。
このように構成された導電部材によれば、第二部材から斜傾コイルに対して押圧力が作用した際に、斜傾コイルが有する複数のループそれぞれが傾倒しやすくなる。そのため、斜傾コイルから第二部材に対して作用する反発力を低減することができる。
また、上記導電部材は、切り起こし部を有していてもよい。切り起こし部は、ベース部の一部を切り起こすことによって形成される。この切り起こし部で斜傾コイルの一部に当接することにより、斜傾コイルのベース部に対する所定以上の変位を規制する。
このように構成された導電部材によれば、切り起こし部と斜傾コイルとの当接箇所において、斜傾コイルが切り起こし部側へ変位するのを抑制することができる。
また、上記導電部材は、かしめ部を有していてもよい。かしめ部は、ベース部から延出する部分を湾曲させて、その湾曲箇所の内側に斜傾コイルの一部を配置して、湾曲箇所をかしめることによって形成される。このかしめ部において湾曲箇所の内側に斜傾コイルの一部を保持することにより、斜傾コイルのベース部に対する所定以上の変位を規制する。
このように構成された導電部材によれば、かしめ部による斜傾コイルの保持箇所において、斜傾コイルが変位するのを抑制することができる。
また、上記導電部材は、ベース部に形成された孔又は凹部を有していてもよい。このような孔又は凹部に斜傾コイルの一部を嵌まり込ませることにより、斜傾コイルのベース部に対する所定以上の変位を規制する。
このように構成された導電部材によれば、斜傾コイルが孔又は凹部に嵌まり込んでいる箇所において、斜傾コイルが変位するのを抑制することができる。
また、上記導電部材は、壁部を有していてもよい。壁部は、ベース部から延出して、その延出部分が斜傾コイルを挟む両側で斜傾コイルの外周に当接可能な箇所に配置される。このような壁部で斜傾コイルの一部に当接することにより、斜傾コイルのベース部に対する所定以上の変位を規制する。
このように構成された導電部材によれば、壁部間に斜傾コイルが挟まれるので、斜傾コイルが壁部間から逸脱する方向へ変位するのを抑制することができる。
また、上記導電部材は、挟み込み部を有していてもよい。挟み込み部は、ベース部から延出して、その延出部分が斜傾コイルの内周側に配置されて、斜傾コイルの外周側にあるベース部との間に斜傾コイルを挟み込む。このような挟み込み部とベース部とで斜傾コイルの一部を挟み込むことにより、斜傾コイルのベース部に対する所定以上の変位を規制する。
このように構成された導電部材によれば、斜傾コイルが挟み込み部側やベース部側へ変位するのを抑制することができる。
また、上述のような挟み込み部を有する場合、上記導電部材は、挟み込み部の延出方向先端部が、第一部材にはんだ付けされるように構成されていてもよい。
このように構成された導電部材によれば、挟み込み部の延出方向先端部が第一部材側から離間する方向へ変位するのを抑制することができる。したがって、挟み込み部の変形を伴って斜傾コイルが挟み込み部側へ変位するのを抑制することができる。
また、上記導電部材において、斜傾コイルは、線材の一部によって形成されていてもよい。この場合、さらに、線材の残りの一部を、斜傾コイルよりも細径の螺旋状に形成することによって構成された被把持部と、ベース部から延出する部分で、被把持部を把持可能に構成された把持部とを有していてもよい。このような把持部で被把持部を把持することにより、斜傾コイルのベース部に対する所定以上の変位を規制する。
このように構成された導電部材によれば、斜傾コイルよりも細径とされた被把持部を把持部で把持するので、斜傾コイルの径に応じたサイズの把持部に比べ、把持部を小型化でき、導電部材をコンパクトにすることができる。
また、上述のような把持部及び被把持部を有する導電部材の場合、被把持部は、斜傾コイルの中心軸の位置から所定距離だけベース部側へずれた位置に形成されていてもよい。
このように構成された導電部材によれば、上述のような被把持部が斜傾コイルに付加されているので、斜傾コイルに方向性が生じる。そのため、斜傾コイルをベース部に対して取り付ける際には、斜傾コイルが確実に所定の向きにされた状態となる。したがって、斜傾コイル自体がどのような向きになっているのかを気にかけなくても、被把持部をベース部寄りとなるように配置するだけで、斜傾コイルをベース部に対して適正な向きにして位置決めすることができる。よって、斜傾コイルをベース部に対して取り付ける工程における生産性を向上させることができる。また、被把持部が斜傾コイルの中心軸と一致する位置にある場合に比べ、被把持部をベース部側へ近づけることができる。よって、被把持部とベース部がより離れた位置にある場合に比べ、把持部を小型化することができる。
図1(A)は第一実施形態の導電部材を左前上方から見た斜視図である。図1(B)は第一実施形態の導電部材を右前上方から見た斜視図である。図1(C)は第一実施形態の導電部材を左前下方から見た斜視図である。図1(D)は第一実施形態の導電部材を右前下方から見た斜視図である。 図2(A)は第一実施形態の導電部材の平面図である。図2(B)は第一実施形態の導電部材の左側面図である。図2(C)は第一実施形態の導電部材の正面図である。図2(D)は第一実施形態の導電部材の右側面図である。図2(E)は第一実施形態の導電部材の背面図である。図2(F)は第一実施形態の導電部材の底面図である。 図3は第一実施形態の導電部材の使用状態を図2(A)中にIII−III線で示した切断面で示した説明図である。 図4(A)は第二実施形態の導電部材を左前上方から見た斜視図である。図4(B)は第二実施形態の導電部材を右前上方から見た斜視図である。図4(C)は第二実施形態の導電部材を左前下方から見た斜視図である。図4(D)は第二実施形態の導電部材を右前下方から見た斜視図である。 図5(A)は第二実施形態の導電部材の平面図である。図5(B)は第二実施形態の導電部材の左側面図である。図5(C)は第二実施形態の導電部材の正面図である。図5(D)は第二実施形態の導電部材の右側面図である。図5(E)は第二実施形態の導電部材の背面図である。図5(F)は第二実施形態の導電部材の底面図である。 図6は第二実施形態の導電部材の使用状態を図5(A)中にVI−VI線で示した切断面で示した説明図である。 図7(A)は第三実施形態の導電部材を左前上方から見た斜視図である。図7(B)は第三実施形態の導電部材を右前上方から見た斜視図である。図7(C)は第三実施形態の導電部材を左前下方から見た斜視図である。図7(D)は第三実施形態の導電部材を右前下方から見た斜視図である。 図8(A)は第三実施形態の導電部材の平面図である。図8(B)は第三実施形態の導電部材の左側面図である。図8(C)は第三実施形態の導電部材の正面図である。図8(D)は第三実施形態の導電部材の右側面図である。図8(E)は第三実施形態の導電部材の底面図である。 図9は第三実施形態の導電部材の使用状態を図8(A)中にIX−IX線で示した切断面で示した説明図である。 図10(A)は第四実施形態の導電部材を左前上方から見た斜視図である。図10(B)は第四実施形態の導電部材を右前上方から見た斜視図である。図10(C)は第四実施形態の導電部材を左前下方から見た斜視図である。図10(D)は第四実施形態の導電部材を右前下方から見た斜視図である。 図11(A)は第四実施形態の導電部材の平面図である。図11(B)は第四実施形態の導電部材の左側面図である。図11(C)は第四実施形態の導電部材の正面図である。図11(D)は第四実施形態の導電部材の右側面図である。図11(E)は第四実施形態の導電部材の底面図である。 図12は第四実施形態の導電部材の使用状態を図11(A)中にXII−XII線で示した切断面で示した説明図である。 図13(A)は第五実施形態の導電部材を左前上方から見た斜視図である。図13(B)は第五実施形態の導電部材を右前上方から見た斜視図である。図13(C)は第五実施形態の導電部材を左前下方から見た斜視図である。図13(D)は第五実施形態の導電部材を右前下方から見た斜視図である。 図14(A)は第五実施形態の導電部材の平面図である。図14(B)は第五実施形態の導電部材の左側面図である。図14(C)は第五実施形態の導電部材の正面図である。図14(D)は第五実施形態の導電部材の右側面図である。図14(E)は第五実施形態の導電部材の底面図である。 図15は第五実施形態の導電部材の使用状態を図14(A)中にXV−XV線で示した切断面で示した説明図である。 図16(A)は第六実施形態の導電部材を左前上方から見た斜視図である。図16(B)は第六実施形態の導電部材を右前上方から見た斜視図である。図16(C)は第六実施形態の導電部材を左前下方から見た斜視図である。図16(D)は第六実施形態の導電部材を右前下方から見た斜視図である。 図17(A)は第六実施形態の導電部材の平面図である。図17(B)は第六実施形態の導電部材の左側面図である。図17(C)は第六実施形態の導電部材の正面図である。図17(D)は第六実施形態の導電部材の右側面図である。図17(E)は第六実施形態の導電部材の底面図である。 図18は第六実施形態の導電部材の使用状態を図17(A)中にXVIII−XVIII線で示した切断面で示した説明図である。
次に、上述の導電部材について、例示的な実施形態を挙げて説明する。なお、以下の説明においては、図中に併記した前後左右上下の各方向を利用して説明を行う。これらの各方向は、各導電部材の六面図において、正面図に表れる箇所が向けられる方向を前、背面図に表れる箇所が向けられる方向を後、左側面図に表れる箇所が向けられる方向を左、右側面図に表れる箇所が向けられる方向を右、平面図に表れる箇所が向けられる方向を上、底面図に表れる箇所が向けられる方向を下、と規定した相対的な方向である。ただし、これらの各方向は、導電部材を構成する各部の相対的な位置関係を簡潔に説明するために規定した方向に過ぎない。したがって、例えば、各導電部材の使用時等に、導電部材がどのような方向に向けられるかは任意である。
[第一実施形態]
まず、第一実施形態について説明する。図1(A)−図1(D)及び図2(A)−図2(F)に示す導電部材10は、導電性のある斜傾コイル11と、導電性のあるベース部12とを備える。斜傾コイル11は、螺旋状に形成された金属線である。斜傾コイル11を螺旋の軸方向A(図2(C)参照。)から見た場合、斜傾コイル11の外周は、図2(B)に示すように、長軸方向Lと短軸方向Sとを有する楕円形の輪郭線をなす形状になっている。
斜傾コイル11が描く螺旋は、図2(C)に示すように、螺旋の径方向Rが螺旋の軸方向Aに対して傾斜角αで傾斜している。ここでいう径方向Rは、上述の長軸方向L(図2(B)参照。)と径方向R(図2(C)参照。)とで、斜傾コイル11の外径寸法が一致するような方向である。斜傾コイル11が描く螺旋の形状は、上述の長軸方向L及び径方向Rの双方に対して平行な面に沿って真円を描くように回転する点が、その回転角に応じた距離だけ軸方向Aへ変位する場合に描く軌跡に相当する形状となっている。
ベース部12は、プレス加工によって成形された金属の薄板によって構成されている。ベース部12は、接合対象面に対してはんだ付け可能な接合面12Aを有し、接合面12Aとは反対側となる箇所に上述の斜傾コイル11が取り付けられている。斜傾コイル11は、図2(B)に示すように、上述の螺旋の軸方向A及び楕円形の長軸方向Lが、接合面12Aに対して略平行となる向きにされてベース部12上に取り付けられている。
ベース部12には、切り起こし部13,13、壁部14,14、挟み込み部15、及び吸着部16などが設けられている。切り起こし部13,13は、ベース部12の一部を切り起こすことによって形成されている。切り起こし部13,13は、斜傾コイル11の一部に当接することにより、斜傾コイル11がベース部12に対して主に軸方向A(図中でいう左右方向。)へ所定以上変位するのを規制している。
壁部14,14は、ベース部12から延出し、その延出部分が斜傾コイル11を挟む両側で斜傾コイル11の外周に当接可能な箇所に配置されている。このような壁部14,14で斜傾コイル11の一部に当接することにより、斜傾コイル11がベース部12に対して主に長軸方向L(図中でいう前後方向。)へ所定以上変位するのを規制している。
挟み込み部15は、ベース部12から延出し、その延出部分が斜傾コイル11の内周側に配置されている。挟み込み部15と斜傾コイル11の外周側にあるベース部12との間には、斜傾コイル11が挟み込まれている。このような挟み込み部15とベース部12とで斜傾コイル11の一部を挟み込むことにより、斜傾コイル11がベース部12に対して主に短軸方向S(図中でいう上下方向。)へ所定以上変位するのを規制している。
吸着部16は、自動実装機を利用して導電部材10を電子回路基板の実装面上に配置する際に、自動実装機が備える吸引ノズル(図示略。)によって吸着される箇所である。
以上のような導電部材10を使用する際には、図3に示すように、ベース部12の接合面12Aが第一部材P1(例えば、電子回路基板。より詳しくは、電子回路基板が有するグランド電位の導体部分等。)にはんだ付けされる。このとき、挟み込み部15の延出方向先端部15Aも、第一部材P1にはんだ付けされる。
これにより、はんだ付け後は、挟み込み部15の延出方向先端部15Aが第一部材P1側から離間する方向へ変位するのを抑制できる。よって、挟み込み部15の変形を伴って斜傾コイル11が挟み込み部15側(図中でいう上方。)へ変位するのを抑制できる。
また、導電部材10を挟んで第一部材P1とは反対側には第二部材P2(例えば、筐体が有する金属パネル等。)が配置される。これら第一部材P1と第二部材P2との間で導電部材10が挟持される。その際、斜傾コイル11が弾性変形しつつ斜傾コイル11の外周で第二部材P2に接触する。これにより、第一部材P1と第二部材P2とを電気的に接続する。
この状態では、斜傾コイル11が有する複数のループそれぞれが第二部材P2に接触する。よって、斜傾コイル11と第二部材P2が多点で接触する。しかも、それら複数の接触点間に構成される第一部材P1−第二部材P2間の導電経路は、第一部材P1−第二部材P2間の方向とコイルの軸方向とを一致させてコイルを第一部材−第二部材間に挟持した場合に構成される導電経路と比較して、経路長が短くなる。
したがって、このような導電部材10であれば、コイルの両端間で導電経路を構成する従来品以上に導電性が改善され、インピーダンス値を容易に低くすることができる。よって、このような導電部材10を利用してグランド対策を行えば、優れたノイズ低減効果を得ることができる。
また、上記導電部材10においては、斜傾コイル11が有する複数のループは、各ループが個別に弾性変形して第二部材P2に接触する。そのため、第二部材P2側の平面度が低い場合や、第二部材P2側と導電部材10側の平行度が低い場合でも、第二部材P2に対して導電部材10を設計通りに多点接触させることができる。
したがって、このような導電部材10であれば、第二部材P2に対して面で接触する金属片を備える導電部材10とは異なり、第二部材P2に対する金属片の傾きにばらつきがあることが原因で第二部材P2と金属片が線接触になったり点接触になったりするといった問題を招かない。よって、上記導電部材10であれば、第二部材P2に対する接触状態にばらつきが生じにくく、電気的な接続状態を安定させることができる。
また、上記導電部材10において、斜傾コイル11は、上述の軸方向A及び長軸方向Lが、接合面12Aに対して略平行となる向きにされてベース部12上に取り付けられている。そのため、長軸方向Lが接合面12Aに対して傾いている場合に比べ、第二部材P2から斜傾コイル11に対して押圧力が作用した際には、斜傾コイル11が有する複数のループそれぞれが傾倒しやすくなる。よって、斜傾コイル11から第二部材P2に対して作用する反発力を低減することができる。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態について説明する。なお、第二実施形態以降の実施形態は、第一実施形態と共通部分が多いので、第一実施形態との相違点を中心に詳述し、共通部分に関しては、重複する説明を省略する。
図4(A)−図4(D)及び図5(A)−図5(F)に示す導電部材20は、導電性のある斜傾コイル21と、導電性のあるベース部22とを備える。斜傾コイル21は、第一実施形態において示した斜傾コイル11と同様の部材である。ベース部22は、はんだ付け可能な接合面22Aを有し、接合面22Aとは反対側となる箇所に上述の斜傾コイル21が取り付けられている。
ベース部22には、切り起こし部23、壁部24,24、かしめ部25、及び吸着部26などが設けられている。切り起こし部23、壁部24,24、及び吸着部26は、第一実施形態の切り起こし部13,13、壁部14,14、及び吸着部16とほぼ同様の構成である。
ただし、第二実施形態の壁部24,24は、斜傾コイル21が図中でいう前後方向へ変位するのを規制する他、壁部24,24の延出方向先端部に設けられた鉤状部24A,24Aにより、斜傾コイル21が図中でいう左右方向へ変位するのも規制するように構成されている。
かしめ部25は、図6に示すように、ベース部12から延出する部分を湾曲させて、その湾曲箇所の内側に斜傾コイル21の一部を配置して、湾曲箇所をかしめることによって形成される。このようなかしめ部25において、湾曲箇所の内側に斜傾コイル21の一部を保持することにより、斜傾コイル21が図中でいう前後、左右、上下方向へ変位するのを規制している。
以上のような導電部材20も、第一実施形態の導電部材10同様、図6に示すように、ベース部22の接合面22Aが第一部材P1にはんだ付けされ、第一部材P1と第二部材P2との間で導電部材20が挟持される。
これにより、第一部材P1と第二部材P2が電気的に接続される。よって、このような導電部材20を利用してグランド対策を行えば、優れたノイズ低減効果を得ることができる。また、第二実施形態では、上述のようなかしめ部25を設けたので、斜傾コイル21をしっかりと保持することができる。
[第三実施形態]
次に、第三実施形態について説明する。図7(A)−図7(D)及び図8(A)−図8(E)に示す導電部材30は、導電性のある斜傾コイル31と、導電性のあるベース部32とを備える。斜傾コイル31は、第一,第二実施形態において示した斜傾コイル11,21と同様の部材である。ベース部32は、はんだ付け可能な接合面32Aを有し、接合面32Aとは反対側となる箇所に上述の斜傾コイル31が取り付けられている。
ベース部32には、壁部33,33、及びかしめ部34,34などが設けられている。壁部33,33は、第一実施形態の壁部14,14とほぼ同様の構成である。かしめ部34,34は、第二実施形態のかしめ部25とほぼ同様の構成である。ただし、図9に示すように、第三実施形態では、二つのかしめ部34,34が設けられている点で、第二実施形態とは相違する。
また、第三実施形態の導電部材30は、実装時に導電部材30が占有する面積を小さくするため、第一,第二実施形態においては設けられていた吸着部16,26が省かれている。
以上のような導電部材30も、第一,第二実施形態の導電部材10,20同様、図9に示すように、ベース部32の接合面32Aが第一部材P1にはんだ付けされ、第一部材P1と第二部材P2との間で導電部材30が挟持される。
これにより、第一部材P1と第二部材P2が電気的に接続される。よって、このような導電部材30を利用してグランド対策を行えば、優れたノイズ低減効果を得ることができる。また、第三実施形態では、上述のようなかしめ部34,34を二つ設けたので、斜傾コイル31をしっかりと保持することができる。
[第四実施形態]
次に、第四実施形態について説明する。図10(A)−図10(D)及び図11(A)−図11(E)に示す導電部材40は、導電性のある斜傾コイル41と、導電性のあるベース部42とを備える。第四実施形態の斜傾コイル41には、被把持部43が付加されている。斜傾コイル41及び被把持部43は、連続する一本の線材によって形成され、線材の一部が斜傾コイル41に相当する形状に加工され、線材の残りの一部が被把持部43に相当する形状に加工されている。被把持部43は、斜傾コイル41よりも細径の螺旋状に形成されている。
また、図11(C)に示すように、被把持部43は、斜傾コイル41の中心軸の位置Q1から所定距離だけベース部42側へずれた位置Q2に形成されている。なお、第一,第二,第三実施形態の斜傾コイル11,21,31は、いずれも4ループ分の螺旋を描く形状に形成されていたが、第四実施形態の斜傾コイル41は、3ループ分の螺旋を描く形状に形成されている。
ベース部42は、はんだ付け可能な接合面42Aを有し、接合面42Aとは反対側となる箇所に上述の斜傾コイル41が取り付けられている。ベース部42には、壁部44,44、かしめ部45、把持部46、及び吸着部47などが設けられている。
壁部44,44は、鉤状部44A,44Aを有し、これらは第二実施形態の壁部24,24、及び鉤状部24A,24Aと同様の構成である。また、かしめ部45、及び吸着部47は、第二実施形態のかしめ部25、及び吸着部26と同様の構成である。
把持部46は、ベース部42から延出しており、略C字状に形成された箇所の内周側に被把持部43を挿し込んで、そのC字状部分をかしめることにより、被把持部43を把持可能に構成されている。このような把持部46で被把持部43を把持することにより、斜傾コイル41が図中でいう前後、左右、上下方向へ変位するのを規制している。
以上のような導電部材40も、第一,第二,第三実施形態の導電部材10,20,30同様、図12に示すように、ベース部42の接合面42Aが第一部材P1にはんだ付けされ、第一部材P1と第二部材P2との間で導電部材40が挟持される。
これにより、第一部材P1と第二部材P2が電気的に接続される。よって、このような導電部材40を利用してグランド対策を行えば、優れたノイズ低減効果を得ることができる。また、第四実施形態では、上述のような被把持部43と把持部46を設けたので、斜傾コイル41をしっかりと保持することができる。
また、上述のような被把持部43が斜傾コイル41に付加されていると、斜傾コイル41に方向性が生じる。そのため、斜傾コイル41をベース部42に対して取り付ける際には、斜傾コイル41が確実に所定の向きにされた状態となる。
したがって、斜傾コイル41の楕円形断面の長軸方向がどのような向きになっているのかを気にかけることなく、被把持部43をベース部42寄りに配置するだけで、斜傾コイル41の楕円形断面の長軸方向と接合面42Aが平行になるように、斜傾コイル41をベース部42に対して位置決めすることができる。よって、斜傾コイル41をベース部42に対して取り付ける工程における生産性を向上させることができる。
また、被把持部43が斜傾コイル41の中心軸と一致する位置にある場合に比べ、被把持部43をベース部42側へ近づけることができる。よって、被把持部43とベース部42がより離れた位置にある場合に比べ、把持部46を小型化することができる。
[第五実施形態]
次に、第五実施形態について説明する。図13(A)−図13(D)及び図14(A)−図14(E)に示す導電部材50は、導電性のある斜傾コイル51と、導電性のあるベース部52とを備える。第五実施形態の斜傾コイル51は、2ループ分の螺旋を描く形状に形成され、これにより、斜傾コイル51の軸方向長が、上述の各実施形態よりも短くされている。
ベース部52は、はんだ付け可能な接合面52Aを有し、接合面52Aとは反対側となる箇所に斜傾コイル51が取り付けられている。ベース部52には、壁部53,53、及びかしめ部54などが設けられている。
壁部53,53は、鉤状部53A,53Aを有し、これらは第二実施形態の壁部24,24、及び鉤状部24A,24Aと同様の構成である。かしめ部54は、第三実施形態のかしめ部34とほぼ同様であるが、第五実施形態ではかしめ部54を一つにすることで、ベース部52を第三実施形態よりも小型化している。
以上のような導電部材50も、第一,第二,第三,第四実施形態の導電部材10,20,30,40同様、図15に示すように、ベース部52の接合面52Aが第一部材P1にはんだ付けされ、第一部材P1と第二部材P2との間で導電部材50が挟持される。
これにより、第一部材P1と第二部材P2が電気的に接続される。よって、このような導電部材50を利用してグランド対策を行えば、優れたノイズ低減効果を得ることができる。また、第五実施形態では、斜傾コイル51のループ数を減らして軸方向長を短くし、上述のようなかしめ部54を一つにしたので、実装時の占有面積を小さくすることができる。
[第六実施形態]
次に、第六実施形態について説明する。図16(A)−図16(D)及び図17(A)−図17(F)に示す導電部材60は、導電性のある斜傾コイル61と、導電性のあるベース部62とを備える。斜傾コイル61は、第一,第二,第三実施形態において示した斜傾コイル11,21,31と同様の部材である。
ベース部62は、はんだ付け可能な接合面62Aを有し、接合面62Aとは反対側となる箇所に斜傾コイル61が取り付けられている。ベース部62には、壁部63,63、挟み込み部64、孔65,65,65,65、及び吸着部66などが設けられている。
壁部63,63は、第一実施形態の壁部14,14とほぼ同様の構成である。吸着部66は、第一実施形態の吸着部16とは形状が異なるが、機能的には吸着部16と同等な構成である。
挟み込み部64は、第一実施形態とは異なり、ベース部62とは別体の金属板の両端をベース部62に対して接合した構造とされている。挟み込み部64は、少なくとも一端がベース部62に接合されていない段階で、斜傾コイル61の内周側に配置されてから、ベース部62に接合される。
これにより、挟み込み部64と斜傾コイル61の外周側にあるベース部62との間には、斜傾コイル61が挟み込まれる。このような挟み込み部64とベース部62とで斜傾コイル61の一部を挟み込むことにより、斜傾コイル61がベース部62に対して主に図中でいう上下方向へ所定以上変位するのを規制している。
孔65,65,65,65は、それぞれに斜傾コイル61の一部を嵌まり込ませることにより、斜傾コイル61がベース部62に対して図中でいう左右方向へ所定以上変位するのを規制している。
以上のような導電部材60も、第一実施形態の導電部材10同様、図18に示すように、ベース部62の接合面62Aが第一部材P1にはんだ付けされ、第一部材P1と第二部材P2との間で導電部材60が挟持される。これにより、第一部材P1と第二部材P2が電気的に接続される。よって、このような導電部材60を利用してグランド対策を行えば、優れたノイズ低減効果を得ることができる。
また、第六実施形態では、上述のような挟み込み部64により、斜傾コイル61をしっかりと保持することができる。また、孔65,65,65,65により、斜傾コイル61が第二部材P2から押圧力を受けた際に、斜傾コイル61の各ループが左右方向へ滑るのを抑制できるので、各ループの位置を設計通りの位置で適切に維持することができる。
[他の実施形態]
以上、導電部材について、例示的な実施形態を挙げて説明したが、本発明は、上述の例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、様々な形態で実施することができる。
例えば、上記第六実施形態で示した孔65は、ベース部62を貫通する孔とされていたが、これに代えて、貫通していない凹部(すなわち、有底穴。)を設けても、斜傾コイルの各ループが左右方向へ滑るのを抑制できる。
また、上記実施形態では、2−4ループ分の螺旋を描く傾斜コイルを例示したが、傾斜コイルのループ数は特に限定されない。また、上記実施形態では、斜傾コイルをベース部上で保持するための構造として、複数種の構造を例示したが、これら複数種の構造はどのように組み合わせて採用してもよい。
また、上記第六実施形態の導電部材60は壁部63を備えていたが、壁部63を設けるか否かは任意である。例えば、壁部63を設けない場合でも、挟み込み部64と孔65とによって斜傾コイル61が前後左右方向へ滑るのを抑制可能である。よって、そのような構成を採用してもよい。
10,20,30,40,50,60…導電部材、11、21,31,41,51,61…斜傾コイル、12,22,32,42,52,62…ベース部、12A,22A,32A,42A,52A,62A…接合面、13,23…切り起こし部、14,24,33,44,53,63…壁部、24A,44A,53A…鉤状部、15,64…挟み込み部、15A…延出方向先端部、16,26,47,66…吸着部、25,34,45,54…かしめ部、43…被把持部、46…把持部、65…孔。

Claims (3)

  1. 螺旋状で、螺旋の径方向が螺旋の軸方向に対して傾斜している形状に形成された導電性の斜傾コイルと、
    はんだ付け可能な接合面を有し、前記接合面とは反対側となる箇所に前記斜傾コイルが取り付けられた導電性のベース部と
    を備え、
    前記ベース部の接合面がはんだ付けされる第一部材と、前記ベース部及び前記斜傾コイルを挟んで前記第一部材とは反対側に配置される第二部材との間で、前記ベース部及び前記斜傾コイルが挟持された際に、前記斜傾コイルが弾性変形しつつ当該斜傾コイルの外周で前記第二部材に接触することにより、前記第一部材と前記第二部材とを電気的に接続可能に構成され
    前記ベース部から延出して、その延出部分が前記斜傾コイルの内周側に配置されて、前記斜傾コイルの外周側にある前記ベース部との間に前記斜傾コイルを挟み込む挟み込み部を有し、当該挟み込み部と前記ベース部とで前記斜傾コイルの一部を挟み込むことにより、前記斜傾コイルの前記ベース部に対する所定以上の変位を規制するように構成され、
    前記挟み込み部の延出方向先端部が、前記第一部材にはんだ付けされるように構成されている
    導電部材。
  2. 螺旋状で、螺旋の径方向が螺旋の軸方向に対して傾斜している形状に形成された導電性の斜傾コイルと、
    はんだ付け可能な接合面を有し、前記接合面とは反対側となる箇所に前記斜傾コイルが取り付けられた導電性のベース部と
    を備え、
    前記ベース部の接合面がはんだ付けされる第一部材と、前記ベース部及び前記斜傾コイルを挟んで前記第一部材とは反対側に配置される第二部材との間で、前記ベース部及び前記斜傾コイルが挟持された際に、前記斜傾コイルが弾性変形しつつ当該斜傾コイルの外周で前記第二部材に接触することにより、前記第一部材と前記第二部材とを電気的に接続可能に構成され
    前記斜傾コイルは、線材の一部によって形成されていて、
    さらに、前記線材の残りの一部を、前記斜傾コイルよりも細径の螺旋状に形成することによって構成された被把持部と、
    前記ベース部から延出する部分で、前記被把持部を把持可能に構成された把持部と
    を有し、
    前記把持部で前記被把持部を把持することにより、前記斜傾コイルの前記ベース部に対する所定以上の変位を規制するように構成されている
    導電部材。
  3. 請求項に記載の導電部材であって、
    前記被把持部は、前記斜傾コイルの中心軸の位置から所定距離だけ前記ベース部側へずれた位置に形成されている
    導電部材。
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