JP6340300B2 - Printing device - Google Patents
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Description
本発明は、印刷装置に関する。 The present invention relates to a printing apparatus.
従来、通帳プリンタ等の印刷装置では、インサータにおける媒体のハンドリングに、ソレノイドを使用していた。しかしながら、ソレノイドは、オン・オフの2通りの制御しかできないため微調整が効かない、あるいは、静音性が低いといった問題点があった。そこで、モータと、該モータの駆動に連動して回転するカムとにより、インサータの制御を行う印刷装置が提案されている。 Conventionally, in a printing apparatus such as a passbook printer, a solenoid is used for handling a medium in an inserter. However, the solenoid has a problem that fine adjustment cannot be performed because only two kinds of on / off control can be performed, or the quietness is low. In view of this, a printing apparatus has been proposed in which an inserter is controlled by a motor and a cam that rotates in conjunction with the driving of the motor.
例えば、特許文献1には、印字媒体が印字ヘッド1aとプラテン4との間を通過する際、ステップモータ6の駆動により偏心カム10を回転させる印字装置1が開示されている。同様に、特許文献2には、カム駆動モータ61と補助カムA72とによりアイドルギア53を紙面に垂直な方向に移動させ、トラクタ15及び自動給紙装置への動力の伝達を遮断するプリンタが開示されている。更に、特許文献3には、ソレノイドに代えて、モータとカムとによりアクチュエータを実現し、補助ローラ対SRを駆動ローラRRに押し付ける包装装置が開示されている。
For example,
しかしながら、上述した従来技術は、ソレノイドを用いた場合との操作互換を考慮したものではないため、上述した問題点は緩和されるが、オペレータの操作性が低減するといった問題点が懸念される。例えば、従来の通帳プリンタは、用紙等の媒体のインサータにおいて、通帳部幅寄せ機構、通帳部搬送機構、伝票部幅寄せ機構、伝票部搬送機構、通帳伝票切替え機構の各機構を、5つのソレノイドにより個別に制御していた。しかしながら、この様な各機構の制御を、ソレノイドを用いた場合との操作互換を維持したまま、モータやカムにより実現した印刷装置は提供されていなかった。 However, since the above-described prior art does not consider operation compatibility with the case where a solenoid is used, the above-described problems are alleviated, but there is a concern that the operability of the operator is reduced. For example, in a conventional passbook printer, in a medium inserter such as paper, each mechanism of a passbook width adjusting mechanism, a passbook transport mechanism, a slip width adjusting mechanism, a slip transport mechanism, and a passbook slip switching mechanism is provided with five solenoids. Were controlled individually. However, there has not been provided a printing apparatus that realizes such control of each mechanism with a motor or a cam while maintaining operation compatibility with the case of using a solenoid.
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、オペレータの操作性を損なうことなく、静音性を向上することのできる印刷装置を提供することを目的とする。 The disclosed technology has been made in view of the above, and an object of the present invention is to provide a printing apparatus capable of improving the quietness without impairing the operability of the operator.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本願の開示する印刷装置は、一つの態様において、第1媒体と第2媒体とを切り替えて印刷する。前記印刷装置は、制御部と第1幅寄せ部と第1搬送部と切替え部と第2幅寄せ部と第2搬送部とを有する。前記制御部は、第1カムと第2カムとをモータの駆動により回動させる。前記第1幅寄せ部は、前記第1カムの回動に伴って開閉し、前記第1媒体を幅寄せする。前記第1搬送部は、前記第1カムの回動に伴って開閉し、前記第1幅寄せ部により幅寄せされた前記第1媒体を搬送する。前記切替え部は、前記第1カムの回動により、前記第1媒体及び前記第2媒体の搬送路を切り替える。前記第2幅寄せ部は、前記第2カムの回動に伴って開閉し、前記第2媒体を幅寄せする。前記第2搬送部は、前記第2カムの回動に伴って開閉し、前記第2幅寄せ部により幅寄せされた前記第2媒体を搬送する。 In order to solve the above-described problems and achieve the object, a printing apparatus disclosed in the present application performs printing by switching between a first medium and a second medium in one aspect. The printing apparatus includes a control unit, a first width adjusting unit, a first conveying unit, a switching unit, a second width adjusting unit, and a second conveying unit. The control unit rotates the first cam and the second cam by driving a motor. The first width adjusting portion opens and closes with the rotation of the first cam, and widths the first medium. The first transport unit opens and closes with the rotation of the first cam, and transports the first medium that is width-adjusted by the first width-adjusting unit. The switching unit switches the transport path of the first medium and the second medium by the rotation of the first cam. The second width adjusting portion opens and closes with the rotation of the second cam, and widths the second medium. The second transport unit opens and closes with the rotation of the second cam, and transports the second medium that has been width-adjusted by the second width-adjusting unit.
本願の開示する印刷装置の一つの態様によれば、オペレータの操作性を損なうことなく、静音性を向上することができる。 According to one aspect of the printing apparatus disclosed in the present application, it is possible to improve the quietness without impairing the operability of the operator.
以下に、本願の開示する印刷装置の実施例を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する印刷装置が限定されるものではない。 Hereinafter, embodiments of a printing apparatus disclosed in the present application will be described in detail with reference to the drawings. The printing apparatus disclosed in the present application is not limited by the following embodiments.
まず、本願の開示する一実施例に係る印刷装置の構成を説明する。図1は、印刷装置10の概略構成図である。図1に示す様に、印刷装置10は、伝票挿入部11と通帳挿入部12とアッパーカバー13とリボンカセット14と媒体搬送路15と印字ヘッド16とプラテン17と制御部18とを有する。
First, the configuration of a printing apparatus according to an embodiment disclosed in the present application will be described. FIG. 1 is a schematic configuration diagram of the
伝票挿入部11は、伝票搬送路11aと伝票搬送ローラ対11bと伝票ストッパ11cと伝票幅寄せローラ対11dとを有する。伝票搬送路11aは、手差し挿入された伝票の搬送路を形成し、伝票搬送ローラ対11bは、該伝票をクランプ(挟持)して伝票搬送路11a上を搬送させる。伝票ストッパ11cは、伝票搬送ローラ対11bよりも伝票搬送方向に設けられ、下がった状態で伝票の進入を遮蔽する。伝票幅寄せローラ対11dは、伝票が、搬送方向に向かって左寄せで挿入されない場合等に、該伝票をクランプして左に寄せる動作(幅寄せ動作)を行う。なお、伝票の寄せ方向は、左寄せの場合を例示したが、右仕様の場合には右寄せとなる。
The
通帳挿入部12は、通帳搬送路12aと通帳搬送ローラ対12bと通帳ストッパ12cと通帳幅寄せローラ対12dとを有する。通帳搬送路12aは、手差し挿入された通帳の搬送路を形成し、通帳搬送ローラ対12bは、該通帳をクランプして通帳搬送路12a上を搬送させる。通帳ストッパ12cは、通帳搬送ローラ対12bよりも通帳搬送方向に設けられ、上がった状態で通帳の進入を遮蔽する。通帳幅寄せローラ対12dは、通帳が、搬送方向に向かって左寄せで挿入されない場合等に、該通帳をクランプして左に寄せる動作(幅寄せ動作)を行う。なお、伝票の寄せ方向は、左寄せの場合を例示したが、右仕様の場合には右寄せとなる。
The
アッパーカバー13は、装置本体後方の回動軸13aにより、上下方向に開閉可能に支持される。また、小窓13bは、回動軸13cを中心として上下方向に回動することにより開閉する。リボンカセット14は、後述する印字ヘッド16と一体に移動し、印字ヘッド16にインクを供給する。媒体搬送路15は、伝票搬送路11a及び通帳搬送路12aの後段に設けられ、媒体(例えば、伝票、通帳)をクランプして搬送する複数の搬送ローラ対15aを有する。
The
印字ヘッド16は、伝票挿入部11の後方かつリボンカセット14の下方に実装され、リボンカセット14から供給されるインクにより、媒体への印字を行う。プラテン17は、印字ヘッド16に対向する位置の、媒体搬送方向に対して幅方向全域に設けられ、搬送された媒体を印字時に裏から押さえる。制御部18は、例えば、プリント基板上に実装されるCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサである。制御部18は、後述するセンサS1〜S8の遮蔽を検知すると、ステップモータの駆動により、伝票カム11eまたは通帳カム12eを所定角度回転させて停止させる。図示しない読取り部は、媒体のページマークや印字済行を読み取る。
The
印刷装置10は、ユーザが伝票挿入部11または通帳挿入部12に媒体を挿入すると、必要に応じて、伝票幅寄せローラ対11dまたは通帳幅寄せローラ対12dにより媒体の傾きを補正する。印刷装置10は、伝票搬送ローラ対11bまたは通帳搬送ローラ対12bによって、媒体を印字部へ搬送する。印刷装置10は、印字ヘッド16により、プラテン17上を搬送される媒体に対して、印字を行う。
When the user inserts a medium into the
次に、動作を説明する。 Next, the operation will be described.
まず、伝票挿入部11の動作を説明する。図2は、伝票挿入部11の動作を説明するためのフローチャートである。S11では、制御部18は、伝票挿入部11への伝票D1のセットを待機する。伝票D1がセットされると、制御部18は、センサS1〜S4が遮蔽されたか否かを判定する(S12)。センサS1〜S4が遮蔽されると(S12;Yes)、幅寄せは不要であるため、伝票搬送ローラ対11bは、伝票D1をクランプする(S13)。そして、制御部18は、セパレータ11gを、通帳側から伝票側の伝票搬送路11aに切り替える(S14)。S15では、伝票搬送ローラ対11bは、ローラの回転により、伝票D1の搬送を開始する。
First, the operation of the
S16では、制御部18は、搬送後におけるセンサS1、S2の遮蔽の有無に基づき、伝票D1が斜行しているか否かを判定する。該判定の結果、伝票D1の斜行が確認された場合(S16;Yes)には、制御部18は、幅寄せのリトライが必要であると判断し、伝票搬送ローラ対11bにより、幅寄せのリトライが可能な位置まで伝票D1を排出する(S17)。S18では、伝票搬送ローラ対11bと伝票ストッパ11cとは、伝票カム11eの回動により、中間退避位置を採る。
In S16, the
上記S12における判定の結果、センサS1〜S4が遮蔽されていない場合(S12;No)には、制御部18は、待機を継続するが、センサS3、S4のみが遮蔽されている場合には、伝票D1はセット状態にあり(S19)、かつ、幅寄せ動作が必要であると判定する。詳細については後述するが、S20では、伝票幅寄せローラ対11dは、伝票D1を幅寄せする。幅寄せが完了すると、伝票搬送ローラ対11bは、伝票D1をクランプする(S21)。そして、制御部18は、セパレータ11gを、通帳側から伝票側の伝票搬送路11aに切り替える(S22)。S23では、伝票搬送ローラ対11bは、ローラの回転により、伝票D1の搬送を開始する。搬送開始後は、伝票挿入部11は、上述したS16以降の処理を実行する。
As a result of the determination in S12, when the sensors S1 to S4 are not shielded (S12; No), the
また、上記S16における判定の結果、伝票D1の斜行が無い場合(S16;No)には、伝票搬送ローラ対11bは、伝票D1の搬送を継続する。詳細については後述するが、伝票D1が所定長以上の場合には、制御部18は、伝票カム11eの回転により、伝票搬送ローラ対11bを、伝票D1排出時の落下を防止する位置まで移動させる(S24)。
If the result of determination in S16 is that the slip D1 is not skewed (S16; No), the slip
なお、上記S18の処理終了後は、伝票挿入部11は、上述したS20以降の処理を実行する。
In addition, after the process of S18 is completed, the
図3Aは、伝票かつ幅寄せ無しの場合におけるホームポジション時の伝票挿入部11の上面図である。図3Bは、伝票かつ幅寄せ無しの場合におけるホームポジション時の伝票挿入部11の側面図である。図3A及び図3Bに示す様に、ホームポジション時(伝票挿入前)には、伝票幅寄せローラ対11dと伝票搬送ローラ対11bとは何れも開状態にあるため、挿入された伝票は、伝票搬送路11aに沿って、伝票ストッパ11cまで到達する。なお、レバー11fは、図示しない機構によりセパレータ11gと連動しており、伝票カム11eの回動に伴うレバー11fの回動により、搬送路を切り替える。ホームポジション時には、セパレータ11gは、伝票搬送路11aではなく通帳搬送路12aによる搬送方向(水平方向)を向いている。
FIG. 3A is a top view of the
図4Aは、伝票かつ幅寄せ無しの場合における伝票搬送ローラ対11bクランプ時の伝票挿入部11の上面図である。図4Bは、伝票かつ幅寄せ無しの場合における伝票搬送ローラ対11bクランプ時の伝票挿入部11の側面図である。図4Aに示す様に、伝票挿入部11に伝票D1が手差し挿入され、水平の突き当て方向Y1に突き当たると、センサS1〜S3が遮蔽される。同様に、伝票D1が、垂直の突き当て方向Y2(伝票ストッパ11c)に突き当たると、センサS4が遮蔽される。制御部18は、センサS1〜S4の遮蔽を検知すると、ステップモータの駆動により、伝票カム11eを反時計回りに45°回転させて停止させる。その結果、伝票搬送ローラ対11bは、図4Bに示す様に、伝票D1を上側からクランプした状態となる。なお、上記回転に伴い、伝票ストッパ11cは上がった状態となるが、伝票幅寄せローラ対11dは開状態を維持する。
FIG. 4A is a top view of the
図5Aは、伝票かつ幅寄せ無しの場合におけるセパレータ切替え時の伝票挿入部11の上面図である。図5Bは、伝票かつ幅寄せ無しの場合におけるセパレータ切替え時の伝票挿入部11の側面図である。伝票D1のセットが完了すると、図5A及び図5Bに示す様に、制御部18は、ステップモータの駆動により、伝票カム11eを反時計回りに更に80°回転させて停止させる。セパレータ11gは、図示しない機構によりレバー11fと連動しているため、破線矢印L1、L2に示す様に、伝票カム11eの回転に伴うレバー11fの回転により、通帳側から伝票側に切り替えられる。これにより、伝票D1は、伝票搬送路11aから媒体搬送路15へ搬送可能となり、伝票搬送ローラ対11bのローラの回転により、搬送方向Y3へ搬送される。
FIG. 5A is a top view of the
図6Aは、伝票かつ幅寄せ有りの場合におけるホームポジション時の伝票挿入部11の上面図である。図6Bは、伝票かつ幅寄せ有りの場合におけるホームポジション時の伝票挿入部11の側面図である。図6A及び図6Bに示す様に、ホームポジション時(伝票挿入前)には、伝票幅寄せローラ対11dと伝票搬送ローラ対11bとは何れも開状態にあるため、挿入された伝票は、伝票搬送路11aに沿って、伝票ストッパ11cまで到達する。なお、レバー11fは、図示しない機構によりセパレータ11gと連動しており、伝票カム11eの回動に伴うレバー11fの回動により、搬送路を切り替える。ホームポジション時には、セパレータ11gは、伝票搬送路11aではなく通帳搬送路12aによる搬送方向(水平方向)を向いている。
FIG. 6A is a top view of the
図7Aは、伝票かつ幅寄せ有りの場合における伝票幅寄せローラ対11dクランプ時の伝票挿入部11の上面図である。図7Bは、伝票かつ幅寄せ有りの場合における伝票幅寄せローラ対11dクランプ時の伝票挿入部11の側面図である。図7Aに示す様に、伝票挿入部11に伝票D1が手差し挿入されると、伝票D1は、垂直の突き当て方向Y2(伝票ストッパ11c)に突き当たるが、水平の突き当て方向Y1には突き当たらない。このため、センサS1〜S4の内、センサS3、S4は伝票D1により遮蔽されるが、センサS1、S2は遮蔽されない。制御部18は、センサS3、S4のみの遮蔽を検知すると、伝票D1の挿入位置にずれがあると判断し、ステップモータの駆動により、伝票カム11eを時計回りに55°回転させて停止させる。この回転により、伝票カム11eの厚さの差(段差)が、シャフト11hを矢印Y4方向にスライドさせる。その結果、伝票幅寄せローラ対11dは、シャフト11hを介して、図7Bに示す様に、伝票D1をクランプした状態となる。なお、上記回転後も、伝票ストッパ11cは下がった状態を維持し、伝票幅寄せローラ対11dは開状態を維持する。
FIG. 7A is a top view of the
図8Aは、伝票かつ幅寄せ有りの場合における幅寄せ動作時の伝票挿入部11の上面図である。図8Bは、伝票かつ幅寄せ有りの場合における幅寄せ動作時の伝票挿入部11の側面図である。伝票幅寄せローラ対11dのクランプが完了すると、図8A及び図8Bに示す様に、制御部18は、図示しない幅寄せ用モータの駆動により、伝票D1を、水平の突き当て方向Y1に搬送する。搬送の結果、伝票D1が伝票挿入部11の側面に突き当たると、センサS1、S2が遮蔽される。これにより、制御部18は、伝票D1が正規の位置(搬送可能な位置)まで幅寄せされたことを検知する。
FIG. 8A is a top view of the
図9Aは、伝票かつ幅寄せ有りの場合における伝票搬送ローラ対11bクランプ時の伝票挿入部11の上面図である。図9Bは、伝票かつ幅寄せ有りの場合における伝票搬送ローラ対11bクランプ時の伝票挿入部11の側面図である。図9Aに示す様に、手差し挿入された伝票D1が幅寄せモータの駆動により幅寄せされ、水平の突き当て方向Y1に突き当たると、センサS3、S4に加えて、センサS1、S2が遮蔽される。制御部18は、センサS1〜S4の遮蔽を検知すると、ステップモータの駆動により、伝票カム11eを時計回りに100°回転させて停止させる。その結果、伝票搬送ローラ対11bは、図9Bに示す様に、伝票D1を上側からクランプした状態となる。なお、上記回転に伴い、伝票ストッパ11cは、上がった状態となる。また、伝票幅寄せローラ対11dは、シャフト11hを介して、開状態に移行する。
FIG. 9A is a top view of the
図10Aは、伝票かつ幅寄せ有りの場合におけるセパレータ切替え時の伝票挿入部11の上面図である。図10Bは、伝票かつ幅寄せ有りの場合におけるセパレータ切替え時の伝票挿入部11の側面図である。伝票D1の幅寄せが完了すると、図10A及び図10Bに示す様に、制御部18は、ステップモータの駆動により、伝票カム11eを時計回りに更に80°回転させて停止させる。セパレータ11gは、図示しない機構によりレバー11fと連動しているため、破線矢印L1、L2に示す様に、伝票カム11eの回転に伴うレバー11fの回転により、通帳側から伝票側に切り替えられる。これにより、伝票D1は、伝票搬送路11aから媒体搬送路15へ搬送可能となり、伝票搬送ローラ対11bのローラの回転により、搬送方向Y3へ搬送される。
FIG. 10A is a top view of the
図11Aは、伝票かつ幅寄せ有りの場合における伝票排出時の伝票挿入部11の上面図である。図11Bは、伝票かつ幅寄せ有りの場合における伝票排出時の伝票挿入部11の側面図である。矢印Y5は、伝票D1の排出方向を示す。図11Aに示す様に、伝票D1が所定長以上の場合、排出時の落下が懸念されるため、伝票挿入部11は、テーブル等からの落下を防ぐため、伝票搬送ローラ対11bにより軽くクランプするポジションを設定する。具体的には、制御部18は、図示しない基準センサと伝票搬送ローラ対11bのローラ回転数とにより、伝票D1の搬送距離を算出し、該搬送距離が所定値に達したことを検知すると、ステップモータの駆動により、伝票カム11eを時計回りに更に100°回転させて停止させる。その結果、伝票搬送ローラ対11bは、図11Bに示す様に、伝票D1を軽くクランプした状態となる。なお、上記回転に伴い、伝票ストッパ11cは、下がった状態となる。一方、伝票幅寄せローラ対11dは、従前の開状態を維持する。
FIG. 11A is a top view of the
伝票排出時における上記ポジションは、幅寄せ有りの場合を例示したが、伝票挿入部11は、幅寄せの有無に拘らず、上記ポジションを採ることができる。
Although the above-mentioned position at the time of slip discharge has been illustrated as having a width alignment, the
ここで、伝票カム11eの形状について説明する。図12は、伝票カム11eの三面図である。図13Aは、伝票カム11eの表面斜視図である。図13Bは、伝票カム11eの裏面斜視図である。図12〜図13Bに示す様に、伝票カム11eは、ステップモータによる回転の方向と角度とにより、外径及び厚さが変化する様に形成されている。例えば、反時計方向においては、回転角度が0〜45°では、伝票搬送ローラ対11bがクランプの状態を採り、46〜125°では、セパレータ11gが通帳側から伝票側へ切り替えられる。一方、時計方向においては、回転角度が0〜55°では幅寄せが行われ、56〜155°では、伝票搬送ローラ対11bがクランプの状態を採り、156〜235°では、セパレータ11gが通帳側から伝票側へ切り替えられる。更に、236〜335°では、排出時の伝票落下防止のため、伝票搬送ローラ対11bは、軽いクランプの状態を採る。
Here, the shape of the
次に、通帳挿入部12の動作を説明する。図14は、通帳挿入部12の動作を説明するためのフローチャートである。S31では、制御部18は、通帳挿入部12への通帳T1のセットを待機する。通帳T1がセットされると、制御部18は、センサS5〜S8が遮蔽されたか否かを判定する(S32)。センサS5〜S8が遮蔽されると(S32;Yes)、幅寄せは不要であるため、通帳搬送ローラ対12bは、通帳T1をクランプする(S33)。S34では、通帳搬送ローラ対12bは、ローラの回転により、通帳T1の搬送を開始する。
Next, the operation of the
S35では、制御部18は、搬送後におけるセンサS5、S6の遮蔽の有無に基づき、通帳T1が斜行しているか否かを判定する。該判定の結果、通帳T1の斜行が確認された場合(S35;Yes)には、制御部18は、通帳搬送ローラ対12bにより、通帳T1のセット位置まで通帳T1を排出する(S36)。
In S35, the
上記S32における判定の結果、センサS5〜S8が遮蔽されていない場合(S32;No)には、制御部18は、待機を継続するが、センサS7、S8のみが遮蔽されている場合には、通帳T1はセット状態にあり(S37)、かつ、幅寄せ動作が必要であると判定する。詳細については後述するが、S38では、通帳幅寄せローラ対12dは、通帳T1を幅寄せする。幅寄せが完了すると、通帳搬送ローラ対12bは、通帳T1をクランプする(S39)。S40では、通帳搬送ローラ対12bは、ローラの回転により、通帳T1の搬送を開始する。搬送開始後は、通帳挿入部12は、上述したS35以降の処理を実行する。
As a result of the determination in S32, when the sensors S5 to S8 are not shielded (S32; No), the
また、上記S35における判定の結果、通帳T1の斜行が無い場合(S35;No)には、通帳搬送ローラ対12bは、通帳T1の搬送を継続する。詳細については後述するが、通帳T1が所定長以上の場合には、制御部18は、通帳カム12eの回転により、通帳搬送ローラ対12bを、通帳T1排出時の落下を防止する位置まで移動させる(S41)。
If the result of determination in S35 is that there is no skew of the bankbook T1 (S35; No), the bankbook
なお、上記S36の処理終了後は、通帳挿入部12は、上述したS38以降の処理を実行する。
Note that after the process of S36 is completed, the
図15Aは、通帳かつ幅寄せ無しの場合におけるホームポジション時の通帳挿入部21の上面図である。図15Bは、通帳かつ幅寄せ無しの場合におけるホームポジション時の通帳挿入部21の側面図である。図15A及び図15Bに示す様に、ホームポジション時(通帳挿入前)には、通帳幅寄せローラ対12dと通帳搬送ローラ対12bとは何れも開状態にあるため、挿入された通帳は、通帳搬送路12aに沿って、通帳ストッパ12cまで到達する。ホームポジション時には、セパレータ11gは、通帳搬送路12aによる搬送方向(水平方向)を向いている。なお、図15Bでは、通帳挿入時にセパレータ11gが通帳側にある場合を例示したが、伝票側にある(下がっている)場合には、通帳挿入時に、制御部18がセンサS7により通帳の挿入を検知し、セパレータ11gを上げて通帳の搬送路を確保する。
FIG. 15A is a top view of the passbook insertion unit 21 at the home position in the case of a passbook and no width adjustment. FIG. 15B is a side view of the bankbook insertion unit 21 at the home position when the bankbook is not aligned. As shown in FIGS. 15A and 15B, at the time of the home position (before the bankbook is inserted), the bankbook width adjusting
図16Aは、通帳かつ幅寄せ無しの場合における通帳搬送ローラ対12bクランプ時の通帳挿入部12の上面図である。図16Bは、通帳かつ幅寄せ無しの場合における通帳搬送ローラ対12bクランプ時の通帳挿入部12の側面図である。図16Aに示す様に、通帳挿入部12に通帳T1が手差し挿入され、水平の突き当て方向Y11に突き当たると、センサS5〜S7が遮蔽される。同様に、通帳T1が、垂直の突き当て方向Y12(通帳ストッパ12c)に突き当たると、センサS8が遮蔽される。制御部18は、センサS5〜S8の遮蔽を検知すると、ステップモータの駆動により、通帳カム12eを反時計回りに172°回転させて停止させる。その結果、通帳搬送ローラ対12bは、図16Bに示す様に、通帳T1を下側からクランプした状態となる。なお、上記回転に伴い、通帳ストッパ12cは下がった状態となるが、通帳幅寄せローラ対12dは開状態を維持する。
FIG. 16A is a top view of the
図17Aは、通帳かつ幅寄せ無しの場合における通帳搬送時の通帳挿入部12の上面図である。図17Bは、通帳かつ幅寄せ無しの場合における通帳搬送時の通帳挿入部12の側面図である。通帳搬送ローラ対12bのクランプが完了すると、図17A及び図17Bに示す様に、制御部18は、図示しない搬送用モータの駆動により、通帳T1を、搬送方向Y13に搬送する。これにより、通帳T1への印字が可能となる。
FIG. 17A is a top view of the
図18Aは、通帳かつ幅寄せ有りの場合におけるホームポジション時の通帳挿入部12の上面図である。図18Bは、通帳かつ幅寄せ有りの場合におけるホームポジション時の通帳挿入部12の側面図である。図18A及び図18Bに示す様に、ホームポジション時(通帳挿入前)には、通帳幅寄せローラ対12dと通帳搬送ローラ対12bとは何れも開状態にあるため、挿入された通帳は、通帳搬送路12aに沿って、通帳ストッパ12cまで到達する。ホームポジション時には、セパレータ11gは、通帳搬送路12aによる搬送方向(水平方向)を向いている。
FIG. 18A is a top view of the
図19Aは、通帳かつ幅寄せ有りの場合における通帳幅寄せローラ対12dクランプ時の通帳挿入部12の上面図である。図19Bは、通帳かつ幅寄せ有りの場合における通帳幅寄せローラ対12dクランプ時の通帳挿入部12の側面図である。図19Aに示す様に、通帳挿入部12に通帳T1が手差し挿入されると、通帳T1は、垂直の突き当て方向Y12(通帳ストッパ12c)に突き当たるが、水平の突き当て方向Y11には突き当たらない。このため、センサS5〜S8の内、センサS7、S8は通帳T1により遮蔽されるが、センサS5、S6は遮蔽されない。制御部18は、センサS7、S8のみの遮蔽を検知すると、通帳T1の挿入位置にずれがあると判断し、ステップモータの駆動により、通帳カム12eを時計回りに45°回転させて停止させる。この回転により、通帳幅寄せローラ対12dは、図19Bに示す様に、通帳T1を上側からクランプした状態となる。なお、上記回転後も、通帳ストッパ12cは上がった状態を維持し、通帳搬送ローラ対12bは開状態を維持する。
FIG. 19A is a top view of the
図20Aは、通帳かつ幅寄せ有りの場合における幅寄せ動作時の通帳挿入部12の上面図である。図20Bは、通帳かつ幅寄せ有りの場合における幅寄せ動作時の通帳挿入部12の側面図である。通帳幅寄せローラ対12dのクランプが完了すると、図20A及び図20Bに示す様に、制御部18は、図示しない幅寄せ用モータの駆動により、通帳T1を、水平の突き当て方向Y11に搬送する。搬送の結果、通帳T1が通帳挿入部12の側面に突き当たると、センサS5、S6が遮蔽される。これにより、制御部18は、通帳T1が正規の位置(搬送可能な位置)まで幅寄せされたことを検知する。
FIG. 20A is a top view of the
図21Aは、通帳かつ幅寄せ有りの場合における通帳搬送ローラ対12bクランプ時の通帳挿入部12の上面図である。図21Bは、通帳かつ幅寄せ有りの場合における通帳搬送ローラ対12bクランプ時の通帳挿入部12の側面図である。図21Aに示す様に、手差し挿入された通帳T1が通帳幅寄せローラ対12dにより幅寄せされ、水平の突き当て方向Y11に突き当たると、センサS7、S8に加えて、センサS5、S6が遮蔽される。制御部18は、センサS5〜S8の遮蔽を検知すると、ステップモータの駆動により、通帳カム12eを時計回りに143°回転させて停止させる。その結果、通帳搬送ローラ対12bは、図21Bに示す様に、通帳T1を下側からクランプした状態となる。なお、上記回転に伴い、通帳ストッパ12cは、下がった状態となる。また、通帳幅寄せローラ対12dは、開状態に移行する。
FIG. 21A is a top view of the
図22Aは、通帳かつ幅寄せ有りの場合における通帳搬送時の通帳挿入部12の上面図である。図22Bは、通帳かつ幅寄せ有りの場合における通帳搬送時の通帳挿入部12の側面図である。通帳搬送ローラ対12bのクランプが完了すると、図22A及び図22Bに示す様に、制御部18は、図示しない搬送用モータの駆動により、通帳T1を、搬送方向Y13に搬送する。これにより、通帳T1への印字が可能となる。
FIG. 22A is a top view of the
図23Aは、通帳かつ幅寄せ有りの場合における通帳排出時の通帳挿入部12の上面図である。図23Bは、通帳かつ幅寄せ有りの場合における通帳排出時の通帳挿入部12の側面図である。矢印Y15は、通帳T1の排出方向を示す。図23Aに示す様に、通帳T1が所定長以上の場合、排出時の落下が懸念されるため、通帳挿入部12は、テーブル等からの落下を防ぐため、通帳搬送ローラ対12bにより軽くクランプするポジションを設定する。具体的には、制御部18は、図示しない基準センサと通帳搬送ローラ対12bのローラ回転数とにより、通帳T1の搬送距離を算出し、該搬送距離が所定値に達したことを検知すると、ステップモータの駆動により、通帳カム12eを時計回りに更に112°回転させて停止させる。その結果、通帳搬送ローラ対12bは、図23Bに示す様に、通帳T1を軽くクランプした状態となる。なお、上記回転後も、通帳ストッパ12cは、下がった状態を維持し、通帳幅寄せローラ対12dは、従前の開状態を維持する。
FIG. 23A is a top view of the
通帳排出時における上記ポジションは、幅寄せ有りの場合を例示したが、通帳挿入部12は、幅寄せの有無に拘らず、上記ポジションを採ることができる。また、上記基準センサは、例えば、伝票挿入部11と通帳挿入部12とに共通のセンサを用いてもよいが、異なる複数のセンサを用いてもよい。
Although the above-mentioned position at the time of bankbook discharge has illustrated the case where there is a width alignment, the
ここで、通帳カム12eの形状について説明する。図24は、通帳カム12eの三面図である。図25Aは、通帳カム12eの表面斜視図である。図25Bは、通帳カム12eの裏面斜視図である。図24〜図25Bに示す様に、通帳カム12eは、ステップモータによる回転の方向と角度とにより、内径及び厚さが変化する様に形成されている。例えば、反時計方向においては、回転角度が0〜172°では、通帳搬送ローラ対12bがクランプの状態を採る。一方、時計方向においては、回転角度が0〜45°では幅寄せが行われ、46〜188°では、通帳搬送ローラ対12bがクランプの状態を採る。更に、189〜300°では、排出時の通帳落下防止のため、通帳搬送ローラ対12bは、軽いクランプの状態を採る。
Here, the shape of the
更に、伝票カム11eと通帳カム12eとは滑らかな傾斜を有し、ステップモータは微細な角度(例えば、0.9°ずつ)での回転が可能である。従って、印刷装置10は、オンオフ制御のソレノイドと異なり、ソフトウェア制御により、各ローラ対の位置(例えば、高さ)の微調整が可能となる。
Further, the
以下、伝票排出時を例に採り、上記微調整の方法について、より詳細に説明する。図26Aは、所定の設計値における伝票排出時の伝票挿入部11の側面図である。図26Aに示す様に、伝票カム11eは、ステップモータにより微小な回転角度で停止可能であることを利用し、カム形状の設計値をプラスマイナス可能な傾斜を設けることで、SSW(Software SWitch)による高さや圧力の微調整が可能な形状となっている。図26Bは、所定の設計値にマイナスした場合における伝票排出時の伝票挿入部11の側面図である。図26Bに示す様に、印刷装置10が、上記所定の設計値に対しソフトウェア的にマイナスすると、伝票カム11eが時計回りに僅かに回転するため、伝票搬送ローラ対11bは、僅かに開く。これに対し、図26Cは、所定の設計値にプラスした場合における伝票排出時の伝票挿入部11の側面図である。図26Cに示す様に、印刷装置10が、上記所定の設計値に対しソフトウェア的にプラスすると、伝票カム11eが反時計回りに僅かに回転するため、伝票搬送ローラ対11bは、僅かに閉じる。これにより、伝票搬送ローラ対11bの開閉の度合いの微調整が可能となる。
In the following, the fine adjustment method will be described in more detail by taking the case of slip discharge as an example. FIG. 26A is a side view of the
続いて、図27A〜図35Bを参照しながら、伝票D1の幅寄せリトライ動作(図2のS16〜S18)を説明する。 Next, the width adjustment retry operation (S16 to S18 in FIG. 2) of the slip D1 will be described with reference to FIGS. 27A to 35B.
伝票ストッパ11cは、幅寄せを迅速に行うために有効であるが、印刷装置10は、伝票ストッパ11cの停止位置で幅寄せを行うと、伝票D1の中央付近でなく先端付近で幅寄せを行うこととなる。従って、伝票の様に腰が弱い媒体の場合、印刷装置10は、幅寄せ失敗(エラー発生)後に同様の方法で幅寄せのリトライを行うと、伝票D1の先端部分が伝票挿入部11の側壁との衝突により潰れてしまうことがある。そこで、印刷装置10は、伝票搬送ローラ対11bと伝票ストッパ11cとが共に開状態にあるポジション(中間退避位置)を設け、伝票D1を奥側(搬送方向)に移動させた上での幅寄せを行う。
The
図27Aは、幅寄せリトライ前における伝票挿入部11の側面図である。図27Bは、幅寄せリトライ前における伝票挿入部11の上面図である。図27A、図27Bに示す様に、印刷装置10は、伝票幅寄せローラ対11dにより伝票D1を幅寄せするが、伝票D1は薄いため、側壁との衝突時に潰れてしまうことがある。この場合、印刷装置10は、センサS1、S2により、幅寄せエラーの発生を検知する。
FIG. 27A is a side view of the
図28Aは、幅寄せリトライ後における伝票挿入部11の側面図である。図28Bは、幅寄せリトライ後における伝票挿入部11の上面図である。図28A、図28Bに示す様に、幅寄せエラーの発生が検知されると、伝票搬送ローラ対11bと伝票ストッパ11cとは、伝票カム11eの回動により、中間退避位置を採る。これにより、印刷装置10は、伝票D1を伝票ストッパ11cよりも奥に挿入した状態で、幅寄せをリトライできるため、伝票D1の様に腰の弱い媒体でも幅寄せの成功率が向上する。
FIG. 28A is a side view of the
図29Aは、伝票かつ幅寄せリトライ有りの場合におけるホームポジション時の伝票挿入部11の上面図である。図29Bは、伝票かつ幅寄せリトライ有りの場合におけるホームポジション時の伝票挿入部11の側面図である。図29A及び図29Bに示す様に、ホームポジション時(伝票挿入前)には、伝票幅寄せローラ対11dと伝票搬送ローラ対11bとは何れも開状態にあるため、挿入された伝票は、伝票搬送路11aに沿って、伝票ストッパ11cまで到達する。なお、レバー11fは、図示しない機構によりセパレータ11gと連動しており、伝票カム11eの回動に伴うレバー11fの回動により、搬送路を切り替える。ホームポジション時には、セパレータ11gは、伝票搬送路11aではなく通帳搬送路12aによる搬送方向(水平方向)を向いている。
FIG. 29A is a top view of the
図30Aは、伝票かつ幅寄せリトライ有りの場合におけるリトライ前の伝票搬送ローラ対11bクランプ時の伝票挿入部11の上面図である。図30Bは、伝票かつ幅寄せリトライ有りの場合におけるリトライ前の伝票搬送ローラ対11bクランプ時の伝票挿入部11の側面図である。図30Aに示す様に、伝票挿入部11に伝票D1が手差し挿入され、水平の突き当て方向Y21に突き当たると、センサS1〜S3が遮蔽される。同様に、伝票D1が、垂直の突き当て方向Y22(伝票ストッパ11c)に突き当たると、センサS4が遮蔽される。制御部18は、センサS1〜S4の遮蔽を検知すると、ステップモータの駆動により、伝票カム11eを反時計回りに45°回転させて停止させる。その結果、伝票搬送ローラ対11bは、図30Bに示す様に、伝票D1を上側からクランプした状態となる。なお、上記回転に伴い、伝票ストッパ11cは上がった状態となるが、伝票幅寄せローラ対11dは開状態を維持する。
FIG. 30A is a top view of the
図31Aは、伝票かつ幅寄せリトライ有りの場合におけるリトライ前のセパレータ切替え時の伝票挿入部11の上面図である。図31Bは、伝票かつ幅寄せリトライ有りの場合におけるリトライ前のセパレータ切替え時の伝票挿入部11の側面図である。伝票D1のセットが完了すると、図31A及び図31Bに示す様に、制御部18は、ステップモータの駆動により、伝票カム11eを反時計回りに更に80°回転させて停止させる。セパレータ11gは、図示しない機構によりレバー11fと連動しているため、破線矢印L11、L12に示す様に、伝票カム11eの回転に伴うレバー11fの回転により、通帳側から伝票側に切り替えられる。これにより、伝票D1は、伝票搬送路11aから媒体搬送路15へ搬送可能となり、伝票搬送ローラ対11bのローラの回転により、搬送方向Y23へ搬送される。
FIG. 31A is a top view of the
その後、衝突等、何らかの負荷が伝票D1に加わり、伝票D1が傾いて伝票搬送路11aを斜行すると、センサS1、S2の少なくとも一方が伝票D1により遮蔽されなくなる。これにより、印刷装置10は、伝票D1の斜行を検知する。または、アッパーカバー13側のユニットに設けられた図示しないセンサによっても、印刷装置10は、伝票D1の斜行を検知することができる。
Thereafter, when some load such as a collision is applied to the slip D1 and the slip D1 tilts and skews along the
図32Aは、伝票かつ幅寄せリトライ有りの場合における伝票排出時の伝票挿入部11の上面図である。図32Bは、伝票かつ幅寄せリトライ有りの場合における伝票排出時の伝票挿入部11の側面図である。伝票D1の斜行が検知されると、制御部18は、伝票カム11eを停止した状態で、伝票搬送ローラ対11bの搬送モータを駆動させ、伝票D1を幅寄せリトライ位置まで搬送する。本実施例では、図32A及び図32Bに示す様に、伝票D1は、幅寄せリトライ位置を越えて搬送されている。このため、伝票搬送ローラ対11bは、伝票D1を、本来の搬送方向とは逆方向(矢印Y25の方向)に搬送することにより、幅寄せリトライ位置まで伝票D1を排出する。
FIG. 32A is a top view of the
図33Aは、伝票かつ幅寄せリトライ有りの場合における幅寄せ動作時の伝票挿入部11の上面図である。図33Bは、伝票かつ幅寄せリトライ有りの場合における幅寄せ動作時の伝票挿入部11の側面図である。制御部18は、幅寄せリトライ位置への排出完了を検知すると、ステップモータの駆動により、伝票カム11eを時計回りに198.5°回転させて停止させる。その結果、図33Bに示す様に、伝票幅寄せローラ対11dが閉状態(クランプ)であり、かつ、伝票搬送ローラ対11bと伝票ストッパ11cとが開閉の途中位置(中間退避位置)にある状態が実現される。
FIG. 33A is a top view of the
伝票幅寄せローラ対11dのクランプが完了すると、図33A及び図33Bに示す様に、制御部18は、図示しない幅寄せ用モータの駆動により、伝票D1を、水平の突き当て方向Y26に搬送する。該搬送は、伝票D1の中央付近をクランプして実行されるため、伝票D1の先端付近をクランプして実行する場合と比較して衝突の影響は緩和され、幅寄せに失敗する確率は減少する。搬送の結果、伝票D1が伝票挿入部11の側面に突き当たると、センサS1、S2が遮蔽される。これにより、制御部18は、伝票D1が正規の位置(搬送可能な位置)まで幅寄せされたことを検知する。
When the clamping of the slip width adjusting
なお、伝票搬送ローラ対11bのピンチローラと伝票ストッパ11cとは、シーソー構造となっており、ピンチローラが開状態にある時には伝票ストッパ11cは閉状態となり、ピンチローラが閉状態にある時には伝票ストッパ11cは開状態となる。従って、伝票搬送ローラ対11bと伝票ストッパ11cとは、これらの状態の途中となる位置を採ることで、双方が開状態となる中間退避位置を実現することができる。
The pinch roller and the
図34Aは、伝票かつ幅寄せリトライ有りの場合におけるリトライ後の伝票搬送ローラ対11bクランプ時の伝票挿入部11の上面図である。図34Bは、伝票かつ幅寄せリトライ有りの場合におけるリトライ後の伝票搬送ローラ対11bクランプ時の伝票挿入部11の側面図である。図34Aに示す様に、幅寄せリトライ位置まで搬送された伝票D1が幅寄せモータの駆動により幅寄せされ、水平の突き当て方向Y26に突き当たると、センサS3、S4に加えて、センサS1、S2が遮蔽される。制御部18は、センサS1〜S4の遮蔽を検知すると、ステップモータの駆動により、伝票カム11eを時計回りに100°回転させて停止させる。その結果、伝票搬送ローラ対11bは、図34Bに示す様に、伝票D1を上側からクランプした状態となる。なお、上記回転に伴い、伝票ストッパ11cは、開状態を維持し、伝票幅寄せローラ対11dは、シャフト11hを介して、開状態に移行する。
FIG. 34A is a top view of the
図35Aは、伝票かつ幅寄せリトライ有りの場合におけるリトライ後のセパレータ切替え時の伝票挿入部11の上面図である。図35Bは、伝票かつ幅寄せリトライ有りの場合におけるリトライ後のセパレータ切替え時の伝票挿入部11の側面図である。伝票D1の幅寄せリトライが完了すると、図35A及び図35Bに示す様に、制御部18は、ステップモータの駆動により、伝票カム11eを時計回りに更に80°回転させて停止させる。セパレータ11gは、図示しない機構によりレバー11fと連動しているため、破線矢印L21、L22に示す様に、伝票カム11eの回転に伴うレバー11fの回転により、通帳側から伝票側に切り替えられる。これにより、伝票D1は、伝票搬送路11aから媒体搬送路15へ搬送可能となり、伝票搬送ローラ対11bのローラの回転により、搬送方向Y23へ搬送される。
FIG. 35A is a top view of the
なお、通常、伝票は通帳よりも薄く幅寄せリトライの必要性が高いことから、本実施例では、伝票挿入部11における幅寄せリトライ動作を例示したが、通帳挿入部12において、同様の動作を行ってもよい。
Since the slip is usually thinner than the passbook and the need for width adjustment retry is high, in this embodiment, the width adjustment retry operation in the
上述した様に、印刷装置10は、伝票挿入部11に、幅寄せリトライ動作用の中間退避位置を有する。中間退避位置では、伝票搬送ローラ対11bと伝票ストッパ11cとが何れも開状態に保たれるため、印刷装置10は、伝票D1の幅寄せリトライ位置を、伝票ストッパ11cよりも奥側(搬送方向側)に変更することができる。換言すれば、印刷装置10は、1回目の幅寄せに失敗した場合に、より確実に幅寄せが可能な位置まで伝票D1を挿入した上で、再度幅寄せを行うことができる。従って、腰の弱い媒体や長い媒体であっても、容易かつ確実な幅寄せが可能となる。その結果、印刷の品質が安定する。
As described above, the
以上説明した様に、印刷装置10は、伝票D1と通帳T1とを切り替えて印刷する。印刷装置10は、制御部18と伝票幅寄せローラ対11dと伝票搬送ローラ対11bとセパレータ11gと通帳幅寄せローラ対12dと通帳搬送ローラ対12bとを有する。制御部18は、伝票カム11eと通帳カム12eとをモータの駆動により回動させる。伝票幅寄せローラ対11dは、伝票カム11eの回動に伴って開閉し、伝票D1を搬送開始位置まで幅寄せする。伝票搬送ローラ対11bは、伝票カム11eの回動に伴って開閉し、伝票幅寄せローラ対11dにより幅寄せされた伝票D1を搬送する。セパレータ11gは、伝票カム11eの回動により、伝票D1及び通帳T1の搬送路を切り替える。通帳幅寄せローラ対12dは、通帳カム12eの回動に伴って開閉し、通帳T1を搬送開始位置まで幅寄せする。通帳搬送ローラ対12bは、通帳カム12eの回動に伴って開閉し、通帳幅寄せローラ対12dにより幅寄せされた通帳T1を搬送する。
As described above, the
上述した様に、印刷装置10は、伝票のクランプ、伝票への搬送路切替え、伝票の幅寄せ、通帳のクランプ、通帳の幅寄せという5つのポジションを、ソレノイドを用いることなく、ステップモータとカムとにより実現する。これにより、従来は5つのソレノイドにより実現していた5つのポジションが、例えば、2組のステップモータとカムとにより実現される。従って、印刷装置10は、ソレノイドを用いる場合と比較して、制御機構を簡易に構成することができる。また、印刷装置10は、オペレータの操作性を損なうことなく、静音性を向上することができる。
As described above, the
また、印刷装置10は、伝票搬送ローラ対11bよりも搬送方向側に設けられる共に、伝票カム11eの回動に伴って開閉し、伝票幅寄せローラ対11dによる幅寄せ前における伝票D1の上記搬送方向への進入を遮蔽する伝票ストッパ11cを更に有するものとしてもよい。この場合、伝票幅寄せローラ対11dは、伝票ストッパ11cまで伝票D1を搬送させた状態で、伝票D1を幅寄せする。これにより、印刷装置10は、伝票D1の幅寄せをより迅速に行うことができる。
The
更に、印刷装置10において、制御部18は、伝票D1の幅寄せエラーを検知した場合、伝票カム11eの回動により、伝票幅寄せローラ対11dを閉じ、かつ、伝票搬送ローラ対11b及び伝票ストッパ11cを開くものとしてもよい。この場合、伝票幅寄せローラ対11dは、伝票ストッパ11cよりも搬送方向側に伝票D1を搬送させた状態で、伝票D1を幅寄せする。これにより、印刷装置10は、伝票D1を奥まで挿入した上で幅寄せを行うことができるため、伝票D1の幅寄せをより確実に行うことができる。
Furthermore, in the
また、印刷装置10において、制御部18は、伝票D1の搬送方向の長さが所定値以上の場合、伝票カム11eの回動により、伝票D1に加わる圧力が、伝票D1の搬送時に加わる圧力よりも低くなる様に、伝票搬送ローラ対11bを閉じるものとしてもよい。これにより、伝票D1が搬送方向に長い場合でも、排出時の落下が防止される。
Further, in the
なお、上記実施例では、印刷装置10は、カムの回転に伴う厚みの変化に応じて水平方向に可動するシャフトを、伝票の幅寄せにのみ用いた。しかしながら、カムの厚みの変化及びシャフトは、伝票の搬送、通帳の幅寄せ、通帳の搬送等に用いてもよい。また、上記実施例では、伝票カム11eとして外カムを用い、通帳カム12eとして内カムを用いたが、双方のカムに外カムまたは内カムを用いる等、その組合せは任意である。更に、ステップモータとカムとの組合せについても、必ずしも1対1に限らず、印刷装置10は、1つのステップモータにより2つのカムを回転させてもよいし、反対に、1つのカムに複数のステップモータを割り当ててもよい。
In the above-described embodiment, the
また、印刷対象の媒体に関しても、伝票、通帳に限らず、例えば、小切手等の有価証券、証書、用紙等、他の媒体であってもよい。伝票カム11e、通帳カム12eを回転させるモータについても、ステップモータに限らず、例えば、サーボモータ、リラクタンスモータ等、他の種類のモータであってもよい。更に、上記実施例では、印刷装置10を例示したが、例えば、コピー機やスキャナ装置に対し、本実施例に係る技術を適用するものとしてもよい。
Further, the medium to be printed is not limited to a slip and a passbook, and may be other media such as securities such as checks, certificates, papers, and the like. The motors for rotating the
10 印刷装置
11 伝票挿入部
11a 伝票搬送路
11b 伝票搬送ローラ対
11c 伝票ストッパ
11d 伝票幅寄せローラ対
11e 伝票カム
11f レバー
11g セパレータ
11h シャフト
12 通帳挿入部
12a 通帳搬送路
12b 通帳搬送ローラ対
12c 通帳ストッパ
12d 通帳幅寄せローラ対
12e 通帳カム
13 アッパーカバー
13a アッパーカバー回動軸
13b 小窓
13c 小窓回動軸
14 リボンカセット
15 媒体搬送路
15a 搬送ローラ対
16 印字ヘッド
17 プラテン
18 制御部
D1 伝票
L1、L11、L21 レバー回転方向
L2、L12、L22 セパレータ回転方向
S1〜S8 センサ
T1 通帳
Y1、Y21 伝票幅寄せ方向
Y2、Y22 伝票挿入方向
Y3、Y23 伝票搬送方向
Y4 シャフトスライド方向
Y5、Y25 伝票排出方向
Y11 通帳幅寄せ方向
Y12 通帳挿入方向
Y13 通帳搬送方向
Y15 通帳排出方向
Y26 伝票幅寄せリトライ方向
DESCRIPTION OF
Claims (2)
第1カムと第2カムとをモータの駆動により回動させる制御部と、
前記第1カムの回動に伴って開閉し、前記第1媒体を幅寄せする第1幅寄せ部と、
前記第1カムの回動に伴って開閉し、前記第1幅寄せ部により幅寄せされた前記第1媒体を搬送する第1搬送部と、
前記第1カムの回動により、前記第1媒体及び前記第2媒体の搬送路を切り替える切替え部と、
前記第2カムの回動に伴って開閉し、前記第2媒体を幅寄せする第2幅寄せ部と、
前記第2カムの回動に伴って開閉し、前記第2幅寄せ部により幅寄せされた前記第2媒体を搬送する第2搬送部とを有し、
前記第1搬送部よりも搬送方向側に設けられる共に、前記第1カムの回動に伴って開閉し、前記第1幅寄せ部による幅寄せ前における前記第1媒体の進入を遮蔽する第1遮蔽部を更に有し、
前記第1幅寄せ部は、前記第1遮蔽部まで前記第1媒体を搬送させた状態で、前記第1媒体を幅寄せし、
前記制御部は、前記第1媒体の幅寄せエラーを検知した場合、前記第1カムの回動により、前記第1幅寄せ部を閉じ、かつ、前記第1搬送部及び前記第1遮蔽部を開き、
前記第1幅寄せ部は、前記第1遮蔽部よりも搬送方向側に前記第1媒体を搬送させた状態で、前記第1媒体を幅寄せする際、前記第1媒体を奥まで挿入した上で幅寄せを行い、
前記第1搬送部のピンチローラと前記第1遮蔽部とは、シーソー構造となっており、前記ピンチローラが開状態にある時には前記第1遮蔽部は閉状態となり、前記ピンチローラが閉状態にある時には前記第1遮蔽部は開状態となり、前記第1搬送部と前記第1遮蔽部とは、これらの状態の途中となる位置を採ることを特徴とする印刷装置。 A printing apparatus that switches between a first medium and a second medium for printing,
A control unit that rotates the first cam and the second cam by driving the motor;
A first width adjusting portion that opens and closes with the rotation of the first cam and adjusts the width of the first medium;
A first conveying unit that opens and closes with the rotation of the first cam and conveys the first medium that is width-adjusted by the first width-adjusting unit;
A switching unit that switches a transport path of the first medium and the second medium by the rotation of the first cam;
A second width adjusting portion that opens and closes with the rotation of the second cam and adjusts the width of the second medium;
A second transport unit that opens and closes with the rotation of the second cam and transports the second medium that has been width-adjusted by the second width-adjustment unit;
A first side that is provided closer to the transport direction than the first transport unit, opens and closes with the rotation of the first cam, and shields the first medium from entering before being shifted by the first width shifting unit. It further has a shielding part,
In the state where the first medium is transported to the first shielding part, the first width-shifting part width-shifts the first medium,
When the control unit detects a width adjusting error of the first medium, the control unit closes the first width adjusting unit by rotating the first cam, and closes the first transport unit and the first shielding unit. Open,
When the first medium is transported in the state where the first medium is transported closer to the transport direction than the first shielding part, the first width aligning part is inserted into the first medium as far as possible. in have line the side-to-side,
The pinch roller of the first transport unit and the first shielding unit have a seesaw structure. When the pinch roller is in an open state, the first shielding unit is in a closed state, and the pinch roller is in a closed state. The printing apparatus is characterized in that the first shielding unit is in an open state at a certain time, and the first transport unit and the first shielding unit take positions in the middle of these states .
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