JP6338995B2 - エアサスペンション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば4輪自動車等の車両に搭載され、空気圧縮機から吐出される空気を用いて車高の調整を行うのに好適に用いられるエアサスペンション装置に関する。
一般に、車両に搭載されるエアサスペンション装置は、例えば左,右の前輪と左,右の後輪にそれぞれ設けたエアスプリングを、圧縮エア源となる車載の空気圧縮機(エアコンプレッサ)から吐出される圧縮エアを用いて拡張、縮小させることにより、車載重量の変化、運転者の好み等に応じて車高を適宜に調整するものである。
そして、エアサスペンション装置としては、空気圧縮機と、例えば前,後と左,右の車輪に対応する4つのエアスプリングと、前記空気圧縮機と前記各エアスプリングとの間に設けられ、ソレノイドにより駆動される給排気手段を構成する制御バルブと、前記制御バルブを開閉制御する制御手段とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−30701号公報
ところで、従来のエアサスペンション装置では、前述した給排気手段(制御バルブ)を開弁方向に駆動するための吸引電流を、エアスプリングの空気圧が低い場合にも高い場合にも実質的に同じ電流値に設定している。このため、従来技術では、省電力化を図ることができないという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、バルブ開弁時の吸引電流を圧力状態に応じて可変に制御し、省電力化を図ることができるようにしたエアサスペンション装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明が採用する構成は、車両の車体と車輪との間に介装されたエアスプリングと、該エアスプリングに空気圧を供給するコンプレッサと、該コンプレッサからの前記空気圧を前記エアスプリングに給排するための給排気手段と、前記空気圧を前記エアスプリングから大気に排出する排気手段と、前記エアスプリングに供給された前記空気圧を検出する圧力検出手段と、前記コンプレッサ、前記給排気手段および前記排気手段を作動させるコントローラと、を備えてなるエアサスペンション装置において、前記給排気手段と前記排気手段とのうち少なくとも一の手段は、ソレノイドと、該ソレノイドへの給電によって可動するプランジャと、該プランジャに設けられ、前記エアスプリング側のポートを開閉する弁部と、該弁部を閉弁する方向に付勢するスプリングと、を有し、前記プランジャは、前記ソレノイドへの給電によって前記弁部を開弁する方向に移動させ、前記弁部は、前記エアスプリング側の空気圧によって前記弁部を開弁する方向に押す力が加えられ、前記コントローラは、前記給排気手段と前記排気手段のうち少なくとも一の手段を作動させるための電流値を、前記圧力検出手段により検出した前記エアスプリングの前記空気圧に応じて可変に制御することを特徴としている。
また、本発明が採用する構成は、車両の車体と車輪との間に介装されたエアスプリングと、該エアスプリングに空気圧を供給するコンプレッサと、該コンプレッサからの前記空気圧を前記エアスプリングに給排するための給排気手段と、前記空気圧を前記エアスプリングから大気に排出する排気手段と、前記エアスプリングの高さを検出する高さ検出手段と、前記コンプレッサと前記給排気手段との間で前記空気圧を検出する圧力検出手段と、外気温を含めた前記エアスプリング周囲の温度を検出する温度検出手段と、前記コンプレッサ、前記給排気手段および前記排気手段を作動させるコントローラと、を備えてなるエアサスペンション装置において、前記給排気手段と前記排気手段とのうち少なくとも一の手段は、ソレノイドと、該ソレノイドへの給電によって可動するプランジャと、該プランジャに設けられ、前記エアスプリング側のポートを開閉する弁部と、該弁部を閉弁する方向に付勢するスプリングと、を有し、前記プランジャは、前記ソレノイドへの給電によって前記弁部を開弁する方向に移動させ、前記弁部は、前記エアスプリング側の空気圧によって前記弁部を開弁する方向に押す力が加えられ、前記コントローラは、前記高さ検出手段、前記圧力検出手段および前記温度検出手段で検出した情報を記憶する記憶部と、該記憶部に記憶した前記情報に基づいて前記エアスプリングに供給されている前記空気圧を内圧として推定する内圧推定部とを備え、前記コントローラは、前記給排気手段と前記排気手段のうち少なくとも一の手段を作動させるための電流値を、前記内圧推定部により推定した前記エアスプリングの前記空気圧に応じて可変に制御することを特徴としている。
本発明によれば、給排気手段および/または排気手段の制御バルブをエアスプリングの空気圧状態に応じて小さな電流で開弁させることができる。
第1の実施の形態によるエアサスペンション装置を示す全体構成図である。 図1中の給排気バルブを単体で示す断面図である。 エアサスペンション装置の制御処理を示す流れ図である。 図3中の制御方法決定処理を示す流れ図である。 図4中の排気制御を示す流れ図である。 図4中の給気制御を示す流れ図である。 図4、図5中の給排気バルブ制御を示す流れ図である。 エアスプリングの空気圧とバルブ開弁に必要な電流との関係を示す特性線図である。 給排気バルブの吸引電流制御、保持電流制御を示す特性線図である。 第2の実施の形態によるエアサスペンション装置を示す全体構成図である。 第2の実施の形態による給排気バルブ制御を示す流れ図である。
以下、本発明の実施の形態によるエアサスペンション装置を、4輪自動車等の車両に搭載する場合を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。
まず、図1ないし図9は本発明の第1の実施の形態を示している。図1において、エアスプリング1は、車両の前,後と左,右の車輪(いずれも図示せず)にそれぞれ対応するように4つ設けられている(2つのみ図示)。各エアスプリング1は、車両の車軸側と車体側(いずれも図示せず)との間に設けられ、圧縮エアが供給または排出されると、このときの給排量(圧縮エア量)に応じて上,下に拡張または縮小して車両の車高調整を行うものである。これらのエアスプリング1は、分岐管路3(2本のみ図示)を介して主管路2に接続されている。
主管路2は、圧縮エアを給排する管路の上流側に位置し、主管路2には後述のコンプレッサ4が設けられている。主管路2の一端側(上流側)には、コンプレッサ4のサクションフィルタ7が設けられ、主管路2の他端側(下流側)は分岐管路3に接続されている。分岐管路3は、後述のドライヤ8の下流側で主管路2から分岐し、各分岐管路3の途中には、後述の給排気バルブ11がそれぞれ設けられている。即ち、ドライヤ8とエアスプリング1との間の各分岐管路3の途中には、給排気バルブ11が配置されている。なお、給排気バルブ11は、例えばエアスプリング1の外側面等に設けてもよく、必ずしも分岐管路3の途中に設ける必要はない。
車載用の空気圧縮機としてのコンプレッサ4は、エアスプリング1に圧縮エアを供給する圧縮エア源をなしている。コンプレッサ4は、主管路2に設けられた往復動式またはスクロール式等のコンプレッサ本体5と、該コンプレッサ本体5を回転駆動する電動モータ6と、コンプレッサ本体5の吸込側に位置して主管路2に設けられたサクションフィルタ7と、コンプレッサ本体5の吐出側に位置して主管路2に設けられたドライヤ8とにより構成されている。
電動モータ6は、リレー9を介して電源10側に接続されている。また、ドライヤ8は、水分吸着剤(図示せず)等を内蔵し、後述する排気用のバイパス管路13よりもエアスプリング1側に配置されている。そして、ドライヤ8は、コンプレッサ本体5から供給される圧縮エアが流通するときに、内部の水分吸着剤で水分を吸着し、乾燥した圧縮エア(ドライエア)を各エアスプリング1に向けて供給する。一方、各エアスプリング1から排出される圧縮エア(排気)は、ドライヤ8内を逆流することにより、水分吸着剤に吸着された水分を奪い取り、この水分吸着剤を再生する。
給排気バルブ11は、給排気手段としての制御バルブを構成するもので、コンプレッサ4と各エアスプリング1との間、即ち、各分岐管路3の途中等に設けられている。各給排気バルブ11は、ソレノイド(コイル)11Aを備え、例えば2ポート2位置の電磁式切換弁として形成されている。具体的には、各給排気バルブ11は、スプリングオフセット式の常閉弁として構成されている。この給排気バルブ11は、常時は閉弁状態に保持され、コンプレッサ4からの圧縮エアをエアスプリング1に対して供給、または圧縮エアを外部に排出するときに開弁される。
ここで、ソレノイド11Aは、後述のコントローラ16に電気的に接続されている。これにより、各給排気バルブ11は、コントローラ16からソレノイド11Aに給電されることにより、弁ばね11Bのばね力に抗してプランジャ11Cを吸引(移動)し、弁部11Dを開弁する。この開弁状態では、コンプレッサ側ポート11Eとエアスプリング側ポート11Fとを連通させ、エアスプリング1に対し圧縮エアを供給または排出することができる。一方、各給排気バルブ11は、ソレノイド11Aへの給電を停止することにより、弁ばね11Bのばね力により弁部11Dを閉弁する。この閉弁状態では、コンプレッサ側ポート11Eとエアスプリング側ポート11Fとを遮断させ、エアスプリング1に対する圧縮エアの供給や排出を停止することができる。
ここで、図2に示すように、弁ばね11Bのばね力Fは、弁部11Dが意図せずに開弁するのを防止するために、エアスプリング側空気圧Pの最大値よりも大きい値に設定されている。また、給排気バルブ11では、ばね力に抗してプランジャ11Cを吸引する場合と、プランジャ11Cを吸引状態で維持する場合とで比較すると、ばね力に抗してプランジャ11Cを吸引する場合に大きな吸引力、即ち、大きな電流を必要とする。これに対し、吸引したプランジャ11Cは、小さな電流で吸引状態(開弁状態)を維持することができる。
排気バルブ12は、排気手段として他の制御バルブを構成するもので、コンプレッサ本体5をバイパス(迂回)して主管路2に接続されたバイパス管路13の途中に設けられている。排気バルブ12は、給排気バルブ11と同様に、例えばソレノイド(コイル)12Aを備えた2ポート2位置の電磁式切換弁(スプリングオフセット式の常閉弁)として構成され、該ソレノイド12Aは、コントローラ16に電気的に接続されている。
排気バルブ12は、コントローラ16からの給電によって開弁することにより、エアスプリング1から排出される圧縮エアを、コンプレッサ本体5をバイパスして大気中に排出することができる。一方、排気バルブ12は、給電が停止されることにより、ばね力により閉弁して圧縮エアの排出を停止することができる。
各エアスプリング1には、高さ検出手段としてのハイトセンサ14がそれぞれ設けられている。このハイトセンサ14は、エアスプリング1が拡張または縮小するときの上,下方向の変位(即ち、エアスプリング1の高さ位置)を検出し、その検出信号を後述のコントローラ16に出力するものである。
また、エアスプリング1には、その空気圧(内圧)を検出する圧力検出手段としての圧力センサ15が設けられている。圧力センサ15は、エアスプリング1に供給された圧縮エア(ドライエア)の空気圧を検出することにより、空気圧の検出信号をコントローラ16に出力するものである。
コントローラ16は、マイクロコンピュータ等により構成され、リレー9を制御したり、給排気バルブ11、排気バルブ12を開閉制御する制御手段をなしている。コントローラ16は、ハイトセンサ14、圧力センサ15等から入力される検出信号に基づいて、コンプレッサ本体5(電動モータ6)の駆動や停止を制御すると共に、例えばPWM信号のデューティ比を変化させることによって給排気バルブ11、排気バルブ12のソレノイド11A,12Aに供給する電流を制御するものである。
図7に示す流れ図のように、コントローラ16は、給排気バルブ11および/または排気バルブ12を作動させるために必要な電流値を、圧力センサ15により検出したエアスプリング1の空気圧に基づいて算出する。コントローラ16は、このようにして算出した電流値の電流をソレノイド11A,12Aに出力することにより、給排気バルブ11および/または排気バルブ12の開弁、保持を制御し、省電力化を図る構成となっている。
本実施の形態によるエアサスペンション装置は、上述の如き構成を有するもので、次に、コントローラ16による車高の調整処理について、図3ないし図9を用いて説明する。
まず、コントローラ16は、車両のエンジンを起動して発進、走行操作を行うときに、図3に示す車高の調整処理を実行する。即ち、図3中のステップ1ではコントローラ16の初期設定を行い、次のステップ2で制御周期に達したか否かを判定する。ステップ2で「NO」と判定する間は待機し、「YES」と判定したときには、次のステップ3に移る。
このステップ3では、前回の制御周期で演算された処理内容(演算結果)に基づく指令信号(電流)を、各給排気バルブ11、排気バルブ12のソレノイド11A,12Aやコンプレッサ4のリレー9に出力し、それぞれのアクチュエータを駆動する。次のステップ4では、各給排気バルブ11、排気バルブ12以外のポートに対して各種の信号を出力する。
また、ステップ5ではセンサ値入力を行い、ハイトセンサ14、圧力センサ15等から検出信号を読込む。そして、次のステップ6では、ハイトセンサ14から読込んだ情報に基づいて車体の車高調整が必要か否かを判定する。ステップ6で「YES」と判定したときには車体の車高調整が必要であるので、ステップ7に移行して、後述する制御方法決定処理を行う。この制御方法決定処理では、車高調整を行う場合に必要となる各種制御方法について決定する。
一方、ステップ6で「NO」と判定したときには車高調整の必要がないから、ステップ8に移行して制御クリアの処理を行う。具体的には、現在の車高を維持するために、各給排気バルブ11、排気バルブ12を閉弁させる演算結果を出力する。ステップ7,8が終了すると、ステップ2以降を繰り返す。
次に、図4に示す制御方法決定処理について説明する。ステップ11では、ハイトセンサ14から入力された車高情報と、例えば車載重量や運転者の好みに応じて設定された目標となる車高(目標車高)との差を演算する。続くステップ12では、現在の車高が目標車高に対して高いか否かを判定する。ステップ12で「YES」と判定したときには現在の車高が目標車高に対して高いので、ステップ13に移って、図4に示す排気制御のプログラムを実行する。
一方、ステップ12で「NO」と判定したときには現在の車高が目標車高以下であるから、ステップ14に移って、現在の車高が目標車高に対して低いか否かを判定する。ステップ14で「YES」と判定したときには現在の車高が目標車高に対して低いので、ステップ15に移って、図5に示す給気制御のプログラムを実行する。さらに、ステップ14で「NO」と判定したときには、現在の車高は目標車高の範囲内であるから、現在の車高を維持するためにステップ16に移って、前述と同様に制御クリアの処理を行う。
次に、図5に示す排気制御の処理について説明する。ステップ21では、排気バルブ制御を行い、コントローラ16からソレノイド12Aに給電して排気バルブ12を開弁する。ステップ22では、図7に示す給排気バルブ制御を行い、コントローラ16からソレノイド11Aに給電して給排気バルブ11を開弁する。これにより、対象となるエアスプリング1内の圧縮エアは、分岐管路3、主管路2およびバイパス管路13を通って外部に排出されるから、目標車高に向けて車高を下げることができる。
一方、図6に示す給気制御の処理について説明する。ステップ31では、コンプレッサ4の制御を行い、コントローラ16からリレー9に給電し、電動モータ6でコンプレッサ本体5を駆動する。ステップ32では、図7に示す給排気バルブ制御を行い、コントローラ16からソレノイド11Aに給電して給排気バルブ11を開弁する。これにより、対象となるエアスプリング1に向けて圧縮エアを供給することができ、目標車高に向けて車高を上げることができる。
次に、本発明の特徴部分である給排気バルブ11の制御処理について、図7を参照しつつ説明する。
なお、排気バルブ12を開弁するときの制御も、後述する給排気バルブ11を開弁するときの制御と同様に、エアスプリング1の空気圧に応じてソレノイド12Aに供給する電流を可変に設定する。このため、ステップ21に示す排気バルブ12の制御処理については、その具体的な内容の説明は省略するものとする。
まず、ステップ41では、圧力センサ15で検出したエアスプリング1の空気圧(内圧)に基づいて、給排気バルブ11を開弁駆動するのに必要な吸引電流Ia及び保持電流Ibを算出する。次に、ステップ42では、吸引電流Ia及び保持電流Ibをステップ41で算出した電流値にセットする。この場合、給排気バルブ11を開弁させるのに必要となる電流は、エアスプリング1の空気圧に応じて変化する。
そこで、給排気バルブ11を開弁させるときの電流の大きさについて、図2、図8を参照しながら説明する。図2に示すように、エアスプリング1の空気圧が低いときには、エアスプリング側空気圧Pによる給排気バルブ11を開弁方向に押圧する力(即ち、弁部11Dを押す力)が弱い。このため、弁ばね11Bのばね力Fに対して、開弁時の吸引力(磁力)を大きくする必要がある。即ち、図8中の特性線Aのように、給排気バルブ11を開弁させるために、ソレノイド11Aによる吸引力Fを大きくできるように大きな電流が必要になる。図8に示すように、エアスプリング1が低圧状態では、各バルブ11を開弁させるときの吸引電流Iaを、大きな駆動力を発生する大きな電流値(例えば電流値Ia10)に設定している。
一方、エアスプリング1の空気圧が高いときには、エアスプリング側空気圧Pによる給排気バルブ11(弁部11D)を開弁方向に押す力が強いため、弁ばね11Bのばね力Fに対して、開弁時の吸引力(磁力)を小さくすることができる。即ち、図8中の特性線Aのように、給排気バルブ11を開弁させるためには、ソレノイド11Aによる吸引力Fを小さくすることができ、小さい電流で足りるようになる。このため、エアスプリング1が高圧状態では、大きな駆動力を必要としないから、小さい電流値(例えば電流値Ia11)に設定している。
以上の空気圧特性を考慮して、給排気バルブ11を開弁させるための吸引電流Iaとしては、特性線Aよりもわずかに大きな特性線Bに沿って設定する。これにより、ステップ42では、算出したエアスプリング1の空気圧に応じて吸引電流Iaを可変にセットする。この結果、空気圧の大,小に応じて吸引電流Iaを可変に制御することで、無駄な電流の消費を抑制している。
なお、図8では、開弁に必要な電流(吸引電流Ia)はエアスプリング1の空気圧が上昇するに従って線形な特性で低下するものとした。しかし、これらの空気圧特性は、これに限らず、非線形な特性でもよい。
また、図8では、エアスプリング1の空気圧に応じて給排気バルブ11の吸引電流Iaを連続的に変化させるものとした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、圧力センサ15からの検出信号によって算出される空気圧を、低圧と高圧の2種類に分類し、低圧時の吸引電流(大電流)と高圧時の吸引電流(小電流)とで2段階に変化させてもよい。同様に、吸引電流Iaを3段階以上に変化させる構成としてもよい。
ステップ42で吸引電流Iaおよび保持電流Ibをセットしたら、次のステップ43では、例えば給排気バルブ11の開弁が指令されてからの経過時間と予め設定された吸引時間とを比較して、給排気バルブ11を開弁させるための吸引時間中か否かを判定する。ステップ43で「YES」と判定したときには吸引時間中であるので、ステップ44に移って給排気バルブ11を開弁させる吸引電流制御を行う。即ち、コントローラ16は、ステップ42でセットされた電流値の吸引電流Iaをソレノイド11Aに供給する。
一方、ステップ43で「NO」と判定したときには、給排気バルブ11は既に開弁状態になっているから、ステップ45に移って、開弁状態を保持するための保持時間中か否かを判定する。ステップ45で「YES」と判定したときには保持時間中であるので、ステップ46に移って、給排気バルブ11を開弁状態で保持する保持電流制御を行う。即ち、コントローラ16は、ステップ42でセットされた電流値の保持電流Ibをソレノイド11Aに供給する。さらに、ステップ45で「NO」と判定したときには給排気バルブ11は閉弁状態であるので、ステップ47に移って制御クリアの処理を行う。
かくして、第1の実施の形態によれば、コントローラ16は、エアスプリング1の空気圧に基づいて、給排気バルブ11の吸引電流Iaの電流値を可変に制御する構成としている。即ち、図8、図9に示すように、エアスプリング1の空気圧状態が低圧のときよりも高圧のときに、この空気圧を開弁方向の力として活用することにより、各バルブ11,12を開弁させるときの吸引電流Iaを小さい電流値(例えば電流値Ia11)に設定する構成としている。
これにより、エアスプリング1の空気圧に拘わらず吸引電流の値を一定に設定していた場合に比べて、各バルブ11,12を開弁させるための吸引電流Iaを平均的に小さな値に抑えることができる。この結果、エアサスペンション装置の消費電力を抑えることができる。これに加え、各バルブ11,12の吸引電流Iaを減少させて、ソレノイド11A,12Aの温度上昇を抑えることができるから、各バルブ11,12、コントローラ16等の耐久性を向上することができる。
さらに、各バルブ11,12を開弁させるための吸引電流Iaを平均的に小さな値に抑えることができるから、エアスプリング1の空気圧に拘わらず吸引電流の値が一定に設定されていた場合に比べて、各バルブ11,12を開弁するときの開弁音(動作音)を小さくすることができる。
次に、図10、図11は本発明の第2の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、コントローラは、給排気手段と排気手段のうち少なくとも一の手段を作動させるための電流値を、内圧推定部により推定したエアスプリングの空気圧に応じて可変に制御する構成としたことにある。
なお、第2の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。また、第2の実施の形態では、給排気バルブ11を開弁させるときの制御について述べることにより、同様の制御である排気バルブ12の開弁制御については、その説明を省略するものとする。
図10に示すように、コンプレッサ4と給排気バルブ11との間の主管路2には、エアスプリング1の空気圧(内圧)を検出する圧力検出手段としての圧力センサ21が設けられている。圧力センサ21は、エアスプリング1に供給された圧縮エア(ドライエア)の空気圧を検出することにより、空気圧の検出信号をコントローラ23に出力するものである。
温度検出手段としての温度センサ22は、例えば、サーミスタ、熱電対等により構成され、コントローラ23に接続されている。この温度センサ22は、外気温を含めたエアスプリング1の周囲の温度(検出温度)Tを検出し、検出信号をコントローラ23に出力するものである。
コントローラ23は、マイクロコンピュータ等により構成され、例えば、ROM、RAM等からなり各センサ14,21,22で検出した情報を記憶する記憶部23Aを備えている。このコントローラ23は、リレー9を制御したり、給排気バルブ11、排気バルブ12を開閉制御する制御手段をなしている。コントローラ23は、各センサ14,21,22等から入力される検出信号に基づいて、コンプレッサ本体5(電動モータ6)の駆動や停止を制御すると共に、例えばPWM信号のデューティ比を変化させることによって給排気バルブ11、排気バルブ12のソレノイド11A,12Aに供給する電流を制御するものである。
図11に示す流れ図(例えば、ステップ53)のように、コントローラ23は、記憶部23Aに記憶した各センサ14,21,22で検出した情報に基づいてエアスプリング1の空気圧を内圧として推定する。そして、コントローラ23は、給排気バルブ11および/または排気バルブ12を作動させるために必要な電流値を、推定したエアスプリング1の空気圧に応じて可変に制御する。これによりコントローラ23は、算出した電流値の電流をソレノイド11A,12Aに出力することにより、給排気バルブ11および/または排気バルブ12の開弁、保持を制御し、省電力化を図る構成となっている。
次に、第2の実施の形態の特徴部分である給排気バルブ11の制御処理について、図11を参照しつつ説明する。なお、ステップ55ないし60の処理については、上述した第1の実施の形態によるステップ43ないし47と同様であるので、簡略化して説明する。
この場合、エアスプリング1の体積Vは、ハイトセンサ14からの検出信号により求めることができる。また、エアスプリング1の空気圧Pは、給排気バルブ11が開弁しているときには圧力センサ21の検出圧力により求めることができ、給排気バルブ11が閉弁しているときには後述の数2式により求めるものである。また、エアスプリング1の温度Tは、温度センサ22による検出温度Tに基づいて推定演算により求めることができる。この推定演算は、エアスプリング1の温度Tと温度センサ22による検出温度Tとの関係を予めマップ化しておくことにより行うものである。
まず、ステップ51では、コントローラ23の記憶部23Aにより、給排気バルブ11を閉弁する時のエアスプリング1の空気圧P、温度T、体積Vを記憶する。即ち、記憶部23Aにより、コンプレッサ4からエアスプリング1に圧縮エアを供給し、エアスプリング1の高さを調整する作業を終了したときに、各センサ14,21,22で検出した情報を前回情報として記憶する。
次に、ステップ52では、給排気バルブ11を開弁する前のエアスプリング1の温度T、体積Vを検出する。この場合、コントローラ23は、検出した温度T、体積Vを現在情報として認識する。なお、エアスプリング1の温度Tの算出は、ステップ51と同様に、温度センサ22の検出温度Tから推定演算して求めるものである。
ステップ53では、コントローラ23は、ステップ51で求めた閉弁時の情報とステップ52で求めた開弁前の情報とからエアスプリング1の空気圧Pを下記の数2式により推定演算する。即ち、コントローラ23は、記憶部23Aに記憶されている前回情報と開弁直前に求めた現在情報とを比較して、エアスプリング1に供給されている空気圧Pを内圧として推定演算する。この場合、ステップ53は、コントローラ23に備えられた内圧推定部の具体例を示している。
ここで、給排気バルブ11を開弁する前のエアスプリング1の空気圧Pは、ボイル・シャルルの法則に基づいて、以下の数1式、数2式から算出する。即ち、数2式は数1式から導かれるものである。
Figure 0006338995
Figure 0006338995
次に、ステップ54では、ステップ53で推定したエアスプリング1の空気圧Pから、給排気バルブ11を開弁駆動するのに必要な吸引電流Ia及び保持電流Ibを算出する。次に、ステップ55では、吸引電流Ia及び保持電流Ibをステップ54で算出した電流値にセットする。
ステップ55で吸引電流Iaおよび保持電流Ibをセットしたら、次のステップ56では、給排気バルブ11を開弁させるための吸引時間中か否かを判定する。ステップ56で「YES」と判定したときには吸引時間中であるので、ステップ57に移って給排気バルブ11を開弁させる吸引電流制御を行う。
一方、ステップ56で「NO」と判定したときには、給排気バルブ11は既に開弁状態になっているから、ステップ58に移って、開弁状態を保持するための保持時間中か否かを判定する。ステップ58で「YES」と判定したときには保持時間中であるので、ステップ59に移って、給排気バルブ11を開弁状態で保持する保持電流制御を行う。さらに、ステップ58で「NO」と判定したときには給排気バルブ11は閉弁状態であるので、ステップ60に移って制御クリアの処理を行う。
かくして、第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。第2の実施の形態では、コンプレッサ4と給排気バルブ11との間に圧力センサ21を1個設けるだけで、閉弁時のエアスプリング1の空気圧Pと開弁前のエアスプリング1の空気圧Pとを算出することができる。この結果、各エアスプリングに圧力センサを設けて各エアスプリングの空気圧を検出する場合に比べて、センサの数を減らすことができ、エアサスペンション装置の製造コストを抑制することが可能となり、メンテナンス性も向上できる。
なお、第1の実施の形態では、給排気バルブ11と排気バルブ12との両方について、ソレノイド11A,12Aに供給する電流値をエアスプリング1の空気圧に応じて設定する場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、給排気バルブまたは排気バルブのソレノイドに供給する電流値だけをエアスプリングの空気圧に応じて設定する構成としてもよい。この構成は、第2の実施の形態にも同様に適用することができるものである。
また、第2の実施の形態では、外気温を含めたエアスプリング1の周囲の温度Tを検出する温度センサ22を備える構成としている。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば、エアスプリング内の温度を検出する温度センサを用いてもよい。
1 エアスプリング
4 コンプレッサ
11 給排気バルブ(給排気手段)
12 排気バルブ(排気手段)
14 ハイトセンサ(高さ検出手段)
15,21 圧力センサ(圧力検出手段)
16,23 コントローラ
22 温度センサ(温度検出手段)
23A 記憶部

Claims (3)

  1. 車両の車体と車輪との間に介装されたエアスプリングと、
    該エアスプリングに空気圧を供給するコンプレッサと、
    該コンプレッサからの前記空気圧を前記エアスプリングに給排するための給排気手段と、
    前記空気圧を前記エアスプリングから大気に排出する排気手段と
    記エアスプリングに供給された前記空気圧を検出する圧力検出手段と、
    前記コンプレッサ、前記給排気手段および前記排気手段を作動させるコントローラと、を備えてなるエアサスペンション装置において、
    前記給排気手段と前記排気手段とのうち少なくとも一の手段は、
    ソレノイドと、
    該ソレノイドへの給電によって可動するプランジャと、
    該プランジャに設けられ、前記エアスプリング側のポートを開閉する弁部と、
    該弁部を閉弁する方向に付勢するスプリングと、を有し、
    前記プランジャは、前記ソレノイドへの給電によって前記弁部を開弁する方向に移動させ、
    前記弁部は、前記エアスプリング側の空気圧によって前記弁部を開弁する方向に押す力が加えられ、
    前記コントローラは、前記給排気手段と前記排気手段のうち少なくとも一の手段を作動させるための電流値を、前記圧力検出手段により検出した前記エアスプリングの前記空気圧に応じて可変に制御する構成としたことを特徴とするエアサスペンション装置。
  2. 車両の車体と車輪との間に介装されたエアスプリングと、
    該エアスプリングに空気圧を供給するコンプレッサと、
    該コンプレッサからの前記空気圧を前記エアスプリングに給排するための給排気手段と、
    前記空気圧を前記エアスプリングから大気に排出する排気手段と、
    前記エアスプリングの高さを検出する高さ検出手段と、
    前記コンプレッサと前記給排気手段との間で前記空気圧を検出する圧力検出手段と、
    外気温を含めた前記エアスプリング周囲の温度を検出する温度検出手段と、
    前記コンプレッサ、前記給排気手段および前記排気手段を作動させるコントローラと、を備えてなるエアサスペンション装置において、
    前記給排気手段と前記排気手段とのうち少なくとも一の手段は、
    ソレノイドと、
    該ソレノイドへの給電によって可動するプランジャと、
    該プランジャに設けられ、前記エアスプリング側のポートを開閉する弁部と、
    該弁部を閉弁する方向に付勢するスプリングと、を有し、
    前記プランジャは、前記ソレノイドへの給電によって前記弁部を開弁する方向に移動させ、
    前記弁部は、前記エアスプリング側の空気圧によって前記弁部を開弁する方向に押す力が加えられ、
    前記コントローラは、前記高さ検出手段、前記圧力検出手段および前記温度検出手段で検出した情報を記憶する記憶部と、該記憶部に記憶した前記情報に基づいて前記エアスプリングに供給されている前記空気圧を内圧として推定する内圧推定部とを備え、
    前記コントローラは、前記給排気手段と前記排気手段のうち少なくとも一の手段を作動させるための電流値を、前記内圧推定部により推定した前記エアスプリングの前記空気圧に応じて可変に制御する構成としたことを特徴とするエアサスペンション装置。
  3. 前記コントローラの記憶部は、前記エアスプリングの高さを調整する作業を終了したときに、前記高さ検出手段、前記圧力検出手段および前記温度検出手段で検出した情報を前回情報として記憶し、
    前記コントローラの前記内圧推定部は、前記記憶部に記憶されている前回情報と前記高さ検出手段および前記温度検出手段で検出した現在の情報とを比較して、前記エアスプリングに供給されている前記空気圧を内圧として推定する構成としてなる請求項2に記載のエアサスペンション装置。
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