JP6337799B2 - ハイブリッド自動車 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド自動車に関し、詳しくは、エンジンと、モータと、運転者の操作に応じて前記エンジンおよび前記モータに対して駆動要求を行なう駆動要求手段と、スロットル開度に対する吸入空気量の特性を学習する学習手段と、を備えるハイブリッド自動車に関する。
従来、この種の技術としては、エンジンをアイドル運転時にエンジンの目標回転数と実回転数とを比較し、スロットル開度をフィードバック制御する制御系において、スロットル開度に対する吸入空気量の特性を学習するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、スロットル弁部の洗浄を行なった場合には、洗浄により詰まりが減少し、スロットル開度に対する吸入空気量の特性が急変するため、学習値を初期化している。
特開平09−166037号公報
スロットル弁部の洗浄を行なった場合には、スロットル開度に対する吸入空気量の特性が急変するため、エンジンをアイドリング制御すると、吸入空気量が多くなりエンジンが吹き上がり、エンジンの回転数を下げるために燃料カットが行なわれる。こうした燃料カットが複数回に亘って行なわれたときにスロットル流量特性が適正ではないとして、学習値の初期化を含む反省処理が行なわれる。反省処理としては、流量特性を初期特性に戻す初期化だけでなく、初期特性と現時点の特性との中間特性に戻したり、ある程度の期間前の値に戻したりする処理が含まれる。一方、ハイブリッド自動車では、車両の状態により種々の回転数でエンジンをアイドリング制御したり、アイドリング中に燃料カットを実行したりする。こうした駆動指令としてのアイドリング中の燃料カットが複数開に亘って行なわれたときに反省処理を実行すると、スロットル流量特性は適正であるのに反省処理が実行されることになり、不適正なスロットル流量特性にしてしまう。
本発明のハイブリッド自動車は、不要な反省処理の実行を回避し、より適正なスロットル流量特性を保持することを主目的とする。
本発明のハイブリッド自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド自動車は、
エンジンと、モータと、運転者の操作に応じて前記エンジンおよび前記モータに対して駆動要求を行なう駆動要求手段と、スロットル開度に対する吸入空気量の特性を学習するスロットル流量特性学習を行なうと共に前記エンジンをアイドリング制御している最中に燃料カットの実行回数が閾値以上行なわれたときに前記スロットル流量特性学習に対して反省処理を実行する学習手段と、を備えるハイブリッド自動車において、
前記学習手段は、前記駆動要求手段により前記エンジンに対してアイドリング中の燃料カットが要求されているときには、アイドリング制御している最中の燃料カットの実行回数をリセットして前記反省処理を禁止する、
ことを特徴とする。
この本発明のハイブリッド自動車では、運転者の操作に応じてエンジンとモータに対して駆動要求を行なう駆動要求手段によりエンジンに対してアイドリング中の燃料カットが要求されているときには、エンジンをアイドリング制御している最中の燃料カットの実行回数をリセットして反省処理を禁止する。即ち、駆動要求手段による駆動指令としてのアイドリング中の燃料カットを、アイドリング中にエンジンが吹き上がったことによりエンジンの回転数を下げるために行なわれる燃料カットと区別し、駆動指令としてのアイドリング中の燃料カットの場合には、反省処理を実行するための燃料カットの実行回数をリセットし、反省処理を禁止するのである。これにより、不要な反省処理の実行を回避し、より適正なスロットル流量特性を保持することができる。もとより、アイドリング中にエンジンが吹き上がったことによりエンジンの回転数を下げるために行なわれる燃料カットに対しては、燃料カットの実行回数をカウントして反省処理を実行するから、より適正なスロットル流量特性とすることができる。ここで、「反省処理」としては、スロットル流量特性を初期特性(初期値)とする処理や、現時点の特性と初期特性との間を所定比で内分することにより得られる特性とする処理、所定期間前の特性とする処理などを挙げることができる。
こうした本発明のハイブリッド自動車において、前記学習手段は、前記駆動要求手段により前記エンジンに対してアイドリング中の燃料カットが要求されているときには、前記エンジンをアイドリング制御している最中に燃料カットが行なわれても実行回数としてカウントしないものとしてもよい。
本発明の実施例のハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 エンジン22の構成の概略を示す構成図である。 エンジンECU24により実行されるアイドリング制御時処理の一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の燃料噴射制御や点火制御,吸入空気量調節制御などを行なうエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24と、を備える。また、実施例のハイブリッド自動車20は、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にキャリアが接続されると共に駆動輪63a,63bにデファレンシャルギヤ62を介して連結された駆動軸32にリングギヤが接続されたプラネタリギヤ30を備える。プラネタリギヤ30のサンギヤには、例えば同期発電電動機として構成されたモータMG1の回転子が接続されている。駆動軸32には、例えば同期発電電動機として構成されたモータMG2の回転子が接続されている。モータMG1,MG2は、インバータ41,42により駆動されており、インバータ41,42の図示しないスイッチング素子がモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40によってスイッチング制御されることによって駆動制御される。モータMG1,MG2は、インバータ41,42を介して、例えばリチウムイオン二次電池として構成されたバッテリ50と電力のやりとりをする。バッテリ50は、電池電圧Vbや電池電流Ib,電池温度Tbなどを用いてバッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52により管理される。ハイブリッド自動車20は、更に、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信して車両全体を制御するハイブリッド用電子制御ユニット(以下、HVECUという)70を備える。
エンジン22は、例えばガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料を用いて動力を出力する内燃機関として構成されている。エンジン22は、図2に示すように、エアクリーナ122により清浄された空気をスロットルバルブ124を介して吸入すると共に燃料噴射弁126からガソリンを噴射して吸入された空気とガソリンとを混合し、この混合気を吸気バルブ128を介して燃焼室に吸入する。吸入した混合気は、点火プラグ130による電気火花によって爆発燃焼され、エンジン22は、そのエネルギにより押し下げられるピストン132の往復運動をクランクシャフト26の回転運動に変換する。エンジン22からの排気は、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC),窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する浄化触媒(三元触媒)を有する浄化装置134を介して外気へ排出される。排気は外気に排出されるだけでなく、排気を吸気に還流する排気再循環装置(以下、「EGR(Exhaust Gas Recirculation)システム」という)160を介して吸気側に供給される。EGRシステム160は、浄化装置134の後段に接続されて排気を吸気側のサージタンクに供給するためのEGR管162と、EGR管162に配置されステッピングモータ163により駆動されるEGRバルブ164とを備え、EGRバルブ164の開度の調節により、不燃焼ガスとしての排気の還流量を調節して吸気側に還流する。エンジン22は、こうして空気と排気とガソリンとの混合気を燃焼室に吸引することができるようになっている。
エンジンECU24は、CPU24aを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU24aの他に処理プログラムを記憶するROM24bと、データを一時的に記憶するRAM24cと、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。エンジンECU24には、エンジン22の状態を検出する種々のセンサからの信号が入力ポートを介して入力されている。種々のセンサからの信号としては、クランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ140からのクランクポジション、エンジン22の冷却水の温度を検出する水温センサ142からの冷却水温Tw、燃焼室へ吸排気を行なう吸気バルブ128や排気バルブを開閉するカムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサ144からのカムポジション、スロットルバルブ124のポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサ146からのスロットル開度TH、吸気管に取り付けられたエアフローメータ148からの吸入空気量Qa、吸気管に取り付けられた温度センサ149からの吸気温Ta、吸気管内の圧力を検出する吸気圧センサ158からの吸気圧Pin、浄化装置134に取り付けられた温度センサ134aからの触媒温度Tc、空燃比センサ135aからの空燃比AF、酸素センサ135bからの酸素信号O2、シリンダブロックに取り付けられてノッキングの発生に伴って生じる振動を検出するノックセンサ159からのノック信号Ks、EGRバルブ164の開度を検出するEGRバルブ開度センサ165からのEGRバルブ開度EVなどを挙げることができる。また、エンジンECU24からは、エンジン22を駆動するための種々の制御信号が出力ポートを介して出力されている。種々の制御信号としては、燃料噴射弁126への駆動信号、スロットルバルブ124のポジションを調節するスロットルモータ136への駆動信号、イグナイタと一体化されたイグニッションコイル138への制御信号、吸気バルブ128の開閉タイミングを変更可能な可変バルブタイミング機構150への制御信号、EGRバルブ164の開度を調整するステッピングモータ163への駆動信号などを挙げることができる。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータを出力する。エンジンECU24は、クランクポジションセンサ140からのクランクポジションに基づいてクランクシャフト26の回転数即ちエンジン22の回転数Neを演算したり、エアフローメータ148からの吸入空気量Qaを演算したりしている。また、エンジンECU24は、スロットル開度THに対する吸入空気量Qaの特性(スロットル流量特性)を学習している。
モータECU40は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサからの回転位置θm1,θm2や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力ポートを介して入力されている。モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。また、モータECU40は、HVECU70と通信しており、HVECU70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをHVECU70に出力する。なお、モータECU40は、回転位置検出センサからのモータMG1,MG2の回転子の回転位置θm1,θm2に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2も演算している。
バッテリECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの電池電圧Vbやバッテリ50の出力端子に接続された電力ラインに取り付けられた図示しない電流センサからの電池電流Ib,バッテリ50に取り付けられた図示しない温度センサからの電池温度Tbなどが入力されている。バッテリECU52からは、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータが通信によりHVECU70に送信されている。また、バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために、電流センサにより検出された電池電流Ibの積算値に基づいてそのときのバッテリ50から放電可能な電力の容量の全容量に対する割合である蓄電割合SOCを演算したり、演算した蓄電割合SOCと電池温度Tbとに基づいてバッテリ50を充放電してもよい最大許容電力である入出力制限Win,Woutを演算したりしている。
HVECU70は、図示しないがCPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,記憶したデータを保持する不揮発性のフラッシュメモリ,入出力ポート,通信ポートを備える。HVECU70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号やシフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。HVECU70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20における動作、特にエンジン22をアイドリング制御している最中の動作について説明する。図3は、エンジンECU24により実行されるアイドリング制御時処理の一例を示すフローチャートである。この処理はエンジン22がアイドリング制御されている最中に繰り返し実行される。
アイドリング制御時処理が実行されると、エンジンECU24は、まず、HVECU70からエンジン22に対して駆動指令としての燃料カットが要請されているか否かを判定する(ステップS100)。ここで、HVECU70からの駆動指令としての燃料カットは、アイドリング回転数を変更するために燃料カットが要請される場合などを挙げることができる。HVECU70からエンジン22に対して駆動指令としての燃料カットが要請されているときには、カウンタCをリセットして(ステップS110)、本処理を終了する。ここで、カウンタCは、アイドリング制御中に燃料カットが行なわれたときにカウントアップするカウンタである。
一方、HVECU70からエンジン22に対して駆動指令としての燃料カットが要請されていないときには、燃料カットが行なわれたか否かを判定する(ステップS120)。ここで、アイドリング制御中の燃料カットは、触媒暖機抑制制御(エンジン22の爆発燃焼を継続する制御)が行なわれていないときに、エンジン22の回転数Neが目標回転数Ne*に所定回転数Nrefを加えた回転数(Ne*+Nref)以上のときに実行される。燃料カットが行なわれていないときには、本処理を終了する。アイドリング制御中に燃料カットが行なわれたときには、カウンタCを値1だけインクリメントし(ステップS130)、カウンタCが閾値Cref以上であるか否かを判定し(ステップS140)、カウンタCが閾値Cref未満のときには本処理を終了する。カウンタCが閾値Cref以上であるときには、スロットル流量特性に対して反省処理を行なって(ステップS150)、本処理を終了する。ここで、閾値Crefは、値として3や4などを用いることができる。このように、カウンタCが閾値Cref以上になるのを待って反省処理を行なうのは、スロットル流量特性が適正ではないために燃料カットが行なわれたと判断する際の確からしさを高めるためである。また、反省処理としては、スロットル流量特性を初期特性(初期値)とする処理や、現時点の特性と初期特性との間を所定比で内分することにより得られる特性とする処理、所定期間前の特性とする処理などを用いることができる。
ステップS100,S110において、HVECU70からエンジン22に対して駆動指令としての燃料カットが要請されているときにカウンタCをリセットするのは、ハイブリッド自動車20の場合、アイドリング回転数を変更するなどのために駆動指令としてアイドリング制御中に燃料カットを実行する場合があり、この燃料カットにより反省処理を実行すると、スロットル流量特性を不適なものとしてしまうからである。ハイブリッド自動車20では、エンジン22のアイドリング運転は車両の状態によりエンジン22の目標回転数Ne*が異なる場合が生じる。目標回転数Ne*の変更によりアイドリング制御中に燃料カットを要請する場合も生じる。この場合の燃料カットをカウンタCによりカウントアップすると、スロットル流量特性が適正であるにも拘わらずに、スロットル流量特性の反省処理が行なわれてしまう。実施例のアイドリング制御時処理では、HVECU70からエンジン22に対して駆動指令としての燃料カットが要請されているときにはカウンタCをリセットして反省処理の実行を禁止することにより、誤ってスロットル流量特性の反省処理が行なわれるのを防止しているのである。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20では、HVECU70からエンジン22に対してアイドリング中の燃料カットが要請されているときには、エンジン22のアイドリング制御中に燃料カットが行なわれたときにカウントアップするカウンタCをリセットし、反省処理の実行を禁止する。これにより、誤ってスロットル流量特性の反省処理が行なわれるのを防止し、より適正なスロットル流量特性を保持することができる。もとより、HVECU70からエンジン22に対してアイドリング中の燃料カットが要請されていないときには、エンジン22のアイドリング制御中に燃料カットが行なわれるとカウンタCをカウントアップし、カウンタCが閾値Cref以上に至ったときにスロットル流量特性の反省処理を行なう。これにより、スロットル流量特性をより適正にすることができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、HVECU70からエンジン22に対してアイドリング中の燃料カットが要請されているときには、カウンタCをリセットして反省処理の実行を禁止するものとした。しかし、HVECU70からエンジン22に対してアイドリング中の燃料カットが要請されているときには、アイドリング制御中に燃料カットが行なわれてもカウンタCをカウントアップしないものとしてもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド自動車の製造産業などに利用可能である。
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、24a CPU、24b ROM、24c RAM、26 クランクシャフト、30 プラネタリギヤ、32 駆動軸、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、50 バッテリ、62 デファレンシャルギヤ、63a,63b 駆動輪、64a,64b 車輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、122 エアクリーナ、124 スロットルバルブ、126 燃料噴射弁、128 吸気バルブ、130 点火プラグ、132 ピストン、134 浄化装置、134a 温度センサ、135a 空燃比センサ、135b 酸素センサ、136,スロットルモータ、138 イグニッションコイル、140 クランクポジションセンサ、142 水温センサ、144 カムポジションセンサ、146 スロットルバルブポジションセンサ、148 エアフローメータ、149 温度センサ、150 可変バルブタイミング機構、159 ノックセンサ、160 EGRシステム、162 EGR管、163 ステッピングモータ、164 EGRバルブ、165 EGRバルブ開度センサ、MG1,MG2 モータ。

Claims (1)

  1. エンジンと、
    モータと、
    スロットル開度に対する吸入空気量の特性を学習するスロットル流量特性学習を行なう学習手段とを備え、
    前記学習手段において、
    前記エンジンの回転数が目標回転数に所定回転数を加えた回転数以上のときに、前記エンジンに対して燃料カットが要求された場合は、前記エンジンをアイドリング制御している最中に行なわれる燃料カットの実行回数が閾値以上のときに、前記スロットル流量特性学習に対して初期特性から現時点の特性の間のいずれかの特性に戻す反省処理を実行し、
    アイドリング回転数を変更するために、前記エンジンに対して燃料カットが要求された場合は、前記実行回数をリセットして前記反省処理を禁止する、
    ことを特徴とするハイブリッド自動車。
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