JP6333661B2 - ねじ締め装置 - Google Patents

ねじ締め装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6333661B2
JP6333661B2 JP2014158896A JP2014158896A JP6333661B2 JP 6333661 B2 JP6333661 B2 JP 6333661B2 JP 2014158896 A JP2014158896 A JP 2014158896A JP 2014158896 A JP2014158896 A JP 2014158896A JP 6333661 B2 JP6333661 B2 JP 6333661B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
hole
screw tightening
rotating rod
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014158896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016034687A (ja
Inventor
駿 泉谷
駿 泉谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FANUC Corp
Original Assignee
FANUC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FANUC Corp filed Critical FANUC Corp
Priority to JP2014158896A priority Critical patent/JP6333661B2/ja
Priority to DE102015112239.1A priority patent/DE102015112239B4/de
Priority to US14/813,264 priority patent/US9782863B2/en
Priority to CN201510471490.8A priority patent/CN105328442B/zh
Publication of JP2016034687A publication Critical patent/JP2016034687A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6333661B2 publication Critical patent/JP6333661B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P19/00Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
    • B23P19/04Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for assembling or disassembling parts
    • B23P19/06Screw or nut setting or loosening machines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P19/00Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
    • B23P19/001Article feeders for assembling machines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B23/00Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
    • B25B23/02Arrangements for handling screws or nuts
    • B25B23/04Arrangements for handling screws or nuts for feeding screws or nuts
    • B25B23/06Arrangements for handling screws or nuts for feeding screws or nuts using built-in magazine
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B23/00Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
    • B25B23/02Arrangements for handling screws or nuts
    • B25B23/08Arrangements for handling screws or nuts for holding or positioning screw or nut prior to or during its rotation
    • B25B23/12Arrangements for handling screws or nuts for holding or positioning screw or nut prior to or during its rotation using magnetic means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J11/00Manipulators not otherwise provided for

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

本発明は、ねじ締め対象物のねじ穴部にボルトを螺合するねじ締め装置に関する。
従来、ロボットの先端部に設けられたねじ締めユニットにより、ねじ締め作業を行うようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1記載の装置は、外周に複数のねじ保持溝が形成された円板状のマガジンと、マガジンに対して相対移動するナットランナーとを備える。マガジンの各保持溝にはボルトを着脱可能に弾性支持し、ボルトの頭部にナットランナーのソケットを嵌合させた後、マガジンを旋回動作させることで、マガジンからボルトを取り外し、ナットランナーによりボルトの締め付けを行う。
特開平6−218637号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の装置では、マガジンからボルトを取り外すためにマガジンを旋回動作させる必要があり、装置構成が複雑となる。また、ボルトをマガジンから完全に取り外した後に、ナットランナーによりボルトの締め付けを行うため、ボルト締め作業全体のサイクルタイムが長くなる。
本発明の一態様は、ねじ締め対象物のねじ穴部にボルトを螺合するねじ締め装置であって、第1面およびその反対側の第2面と、第1面から第2面にかけて第1方向に形成された貫通孔と、ボルトの頭部が貫通孔を塞いで貫通孔と同軸上にボルトが設置されるように、貫通孔の第1面側の開口端部に形成されたボルト設置部とを有するマガジンプレートと、先端部がマガジンプレートの第2面に対向するように第1方向に平行に延設された回転ロッドであって、先端部を回転させる回転駆動部を有する回転ロッドと、第1方向に対し垂直な第2方向に、回転ロッドに対しマガジンプレートを相対移動する第1移動部と、回転ロッドを第1方向に移動する第2移動部と、貫通孔と同軸上に回転ロッドの先端部が位置するように第1移動部を制御するとともに、貫通孔と同軸上に回転ロッドの先端部が位置している状態で、回転ロッドの先端部が貫通孔を貫通してボルトの頭部に当接するように第2移動部を制御するねじ締め制御部とを備える。
本発明によれば、回転ロッドの第1方向への移動によりマガジンプレートからボルトを取り外すことができるとともに、取り外したボルトをそのままねじ締め対象物のねじ穴部に螺合することができる。したがって、装置構成が簡素化され、安価に構成できるとともに、ねじ締め作業のサイクルタイムを短縮することができる。
本発明の実施形態に係るねじ締め装置の構成を示す図。 図1のねじ締め装置を構成するねじ締めユニットの拡大斜視図。 図2のマガジンプレートの要部断面図。 本発明の実施形態に係るねじ締め装置の制御構成を示すブロック図。 図4のロボット制御装置で実行される処理の一例を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係るねじ締め装置の動作を説明する第1の図。 本発明の実施形態に係るねじ締め装置の動作を説明する第2の図。 本発明の実施形態に係るねじ締め装置の動作を説明する第3の図。 図1の変形例を示す図。 図7のねじ締め装置を構成するねじ締めユニットの拡大斜視図。
以下、図1〜図8を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るねじ締め装置100の構成を示す図である。ねじ締め装置100は、対象物1に設けられたねじ穴にボルト2を螺合するための装置であり、ねじ締めユニット101と、ねじ締めユニット101に向けて対象物1を搬送するロボット102とを有する。
ロボット102は、垂直多関節ロボットであり、基部10と、基部10上に旋回可能に搭載されたベース部11と、ベース部11に回動可能に支持された第1アーム12と、第1アーム12の先端部に回動可能に支持された関節部13と、関節部13に回動可能に支持された第2アーム14と、第2アーム14に回動可能に支持された関節部15と、関節部15に旋回可能に支持されたフランジ16と、フランジ16に取り付けられ、対象物1を把持するハンド17とを有する。ロボット102の各関節部には、サーボモータ18(図4)が設けられ、ロボット102はサーボモータ18により駆動される。ロボット102の駆動により対象物1の位置および姿勢が変更できる。
図2は、ねじ締めユニット101の要部構成を示す拡大斜視図である。なお、以下では、便宜上、図示のように前後方向、左右方向および上下方向を定義し、この定義に従い各部の構成を説明する。ねじ締めユニット101は、予め複数のボルト2が設置されたマガジンプレート20と、これらボルト2の頭部に係合し、対象物1のねじ穴にボルト2を螺合する回転ロッド30とを有する。マガジンプレート20と回転ロッド30は、それぞれフレーム4に取り付けられている。
フレーム4は、ベースプレート41と、ベースプレート41上に立設された前後一対の支柱42と、支柱42の上端部に固設された、前後方向に延在する上部プレート43と、支柱42の左側面に固設された側面プレート44とを有する。上部プレート43には、前後方向に延在するボールねじ(不図示)が回転可能に支持されている。ボールねじにはナット(不図示)が螺合され、ナットにスライド部材45が一体に設けられている。ボールねじの端部にはサーボモータ46が連結されている。サーボモータ46の駆動によりボールねじが回転すると、上部プレート43に沿ってスライド部材45が前後方向に移動する。
マガジンプレート20は、左右方向一定幅で前後方向に細長に形成された略矩形上の板部材であり、スライド部材45の上端部に固定されている。したがって、マガジンプレート20は、サーボモータ46の駆動によりスライド部材45と一体に前後方向(矢印A方向)に移動する。マガジンプレート20の上面21には前後方向等間隔に複数のボルト設置部23が形成され、各ボルト設置部23上にそれぞれボルト2が設置されている。
図3は、マガジンプレート20の要部断面図であり、主にボルト設置部23の構成を示している。図3に示すように、マガジンプレート20には、スライド部材45よりも右方において、上面21からから下面22にかけて、上下方向の軸線L1を中心に貫通穴24が開口されている。さらに、貫通穴24の上端部には、貫通穴24と同軸の溝部25が設けられている。溝部25には、貫通穴24と同径の貫通穴を有するリング状の磁石26が嵌合され、磁石26によりボルト設置部23が構成されている。
ボルト2は、その中心軸線L2が貫通穴24の軸線L1と一致するように上下方向に向けて配置されている。ボルト2の頭部2aの径は貫通穴24の径よりも大きい。このため、ボルト頭部2aの端面がボルト設置部23に当接している。この状態では、ボルト頭部2aが貫通穴24を塞ぎ、ボルト2のねじ部2bは上方を向いている。ボルト2には、ねじ部2b側からワッシャー2cが挿入されている。ボルト頭部2aの端面には、回転ロッド30の先端部が挿入する工具挿入溝2dが設けられている。
ボルト2は鉄等の磁性材からなる。本実施形態では、ボルト設置部23を磁石26により構成しているので、ボルト2を磁力によってボルト設置部23に位置決めした状態で安定して保持することができる。マガジンプレート20の貫通穴24の径は、回転ロッド30の外径よりも大きい。このため、回転ロッド30をマガジンプレート20と接触させずに貫通穴24に挿入することができ、貫通穴24を介して回転ロッド30の先端部をボルト頭部2aの工具挿入溝2dに挿入することができる。
図2に示すように、回転ロッド30は、基部31と、軸線L3(図3)を中心に回転可能な回転部32とを有する。回転部32は、ボルト頭部2aの工具挿入溝2dに挿入される工具部34を先端部に有する。基部31には、回転部32を回転駆動するための電動モータ33が内蔵されている。
側面プレート44の右面には、高圧エアによって上下方向に進退可能なロッド34を有するシリンダ装置35が取り付けられている。ロッド34の上端部には、ブラケット36が取り付けられている。ブラケット36は右方に延在しており、回転ロッド30の基部31は、回転ロッド30の先端部を上方に向けた状態で、ブラケット36に固定されている。これにより回転ロッド30は、シリンダ装置35の駆動により、中心軸線L3の位置を一定に保ったまま、マガジンプレート20の下方において上下方向(矢印B方向)に昇降する。回転ロッド30の左右方向の位置は、マガジンプレート20の前後方向への移動により回転ロッド30の軸線L3の位置と貫通穴24の軸線L1の位置とが一致できるように設定されている。
図4は、本発明の実施形態に係るねじ締め装置100の制御構成を示すブロック図である。図4において、ロボット制御装置50は、CPU,ROM,RAM,その他の周辺回路などを有する演算処理装置を含んで構成される。ロボット制御装置50には、各種指令を入力する入力部51と、回転ロッド30の回転駆動時のトルクを検出するトルクセンサ52からの信号が入力される。ロボット制御装置50は、入力部51とトルクセンサ52からの信号に基づいて後述する処理を実行し、ロボット駆動用のサーボモータ18と、マガジンプレート20を前後方向に移動するサーボモータ46と、回転ロッド30を昇降するシリンダ装置35と、回転ロッド30を回転駆動する電動モータ33とにそれぞれ制御信号を出力する。
図5は、ロボット制御装置50で実行される処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、マガジンプレート20のボルト設置部23にボルト2を設置した後、例えば入力部51の操作により、ねじ締め作業開始が指令されると開始される。ねじ締め作業の開始時には、回転ロッド30の先端部34はマガジンプレート20の下面22よりも下方に位置し、回転ロッド30は初期位置にある。
ステップS1では、貫通穴24の軸線L1の位置と回転ロッド30の軸線L3の位置とが一致するように、サーボモータ46に制御信号を出力し、マガジンプレート20を前後方向に移動する。ステップS2では、ロボット102のハンド17に把持された対象物1のねじ穴1a(図6B)がマガジンプレート上のボルト2の先端部に対向し、かつ、ねじ穴1aの中心軸線L4がボルト2の軸線L2上に位置するように、サーボモータ18に制御信号を出力してロボット102を駆動し、対象物1を移動する。
ステップS3では、シリンダ装置35に制御信号を出力し、回転ロッド30を所定位置まで上昇させる。例えば、回転ロッド30の先端部34がボルト頭部2aに当接し、さらにボルト2aの先端部が対象物1のねじ穴1aの下端部に当接する位置まで上昇させる。ステップS4では、電動モータ33に制御信号を出力し、回転ロッド30を回転させるとともに、シリンダ装置35に制御信号を出力し、回転ロッド30を上昇させる。すなわち、回転ロッド30を回転させながら上昇させる。これによりボルト2がねじ穴2aに螺合する。
ステップS5では、トルクセン52サからの信号に基づき、ねじ締めトルクが所定値以上になったか否かを判定する。すなわち、ボルト2が対象物1のねじ穴1aに最後まで螺合したか否かを判定する。ステップS5が肯定されるとステップS6に進み、否定されるとステップS8に進む。
ステップS8では、電動モータ33に制御信号を出力して回転ロッド33の回転を停止させる。さらにステップS9で、シリンダ装置35に制御信号を出力して回転ロッド31を下降させ、回転ロッド31を元の位置(初期位置)に戻し、ステップS1に戻る。すなわち、この場合には、ボルト2に対する対象物1のねじ穴の相対位置がずれているため、トルクが所定値以上にならなかったと判断し、回転ロッド30を元の位置に戻してマガジンプレート20の移動および対象物1の移動を再度実行する。
一方、ステップS6では、ボルト2の螺合が完了したと判断し、電動モータ33に制御信号を出力して回転ロッド30の回転を停止させる。ステップS7では、シリンダ装置35に制御信号を出力して回転ロッド31を下降させ、回転ロッド31を元の位置(初期位置)に戻す。次いで、ステップS10で、対象物1のねじ穴1aへのボルト2の締め付けが完了したか否かを判定する。例えば、対象物1の複数のねじ穴1aにボルト2を螺合する場合、複数のねじ穴1aの全てにボルト2が螺合されたか否かを判定する。ステップS10が否定されるとステップS1に戻る。この場合、マガジンプレート20を1ピッチ分だけ前後方向に移動して同様の処理を繰り返す。ステップS10が肯定されると処理を終了する。
本実施形態に係るねじ締め装置100の動作をまとめると次のようになる。ねじ締め作業を行うにあたっては、予め準備作業として、図6Aに示すように、マガジンプレート20の上面21のボルト設置部23に、例えばユーザが手動でボルト2の頭部2aを設置する。なお、ボルト2の設置を、ロボットにより自動的に行うこともできる。この状態で、ねじ締め装置100によるねじ締め作業を開始する。
この場合、まず、回転ロッド30の先端部34とマガジンプレート20の貫通穴24とが同軸上に位置するように、マガジンプレート20を前後方向に移動する(ステップS1)。さらに、図6Bに示すように、対象物1のねじ穴1aがボルト2の先端部(ねじ部2bの先端)に対向し、かつ、ボルト2と同軸上に位置するように対象物1を移動する(ステップS2)。なお、図6Bには、上下一対の部品を対象物1として、ボルト2で締結する例を示している。
次いで、回転ロッド30を初期位置から上昇させ、回転ロッド30の先端部34を、貫通穴24を介してボルト頭部2aの工具挿入溝2dに当接させる。この状態からさらに回転ロッド30を上昇させ、先端部34を工具挿入溝2dに係合したまま、回転ロッド30とともにボルト2を上昇させ、ボルト2の先端部を対象物1のねじ穴1aに当接させる(ステップS3)。次いで、回転ロッド30を回転させながら上昇させる(ステップS4)。これにより図6Cに示すように、ボルト2が対象物1のねじ穴1aに螺合する。
ボルト2が最後まで螺合すると、ねじ締めトルクが所定値以上となる。これにより回転ロッド30の回転を停止し、回転ロッド30を下降して初期位置に戻す(ステップS6、ステップS7)。以上で、単一のボルト2の締め付けが完了する。その後、マガジンプレート20の位置を1ピッチ分だけ前後方向にずらし、次のボルト2を同様に対象物1のねじ穴1aに螺合する。全てのボルト2の締め付けが完了すると、ねじ締め作業を終了する。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)ねじ締め装置100は、ねじ締めユニット101とロボット102とを有する。ねじ締めユニット101は、上下方向に貫通穴24が開口されるとともに、ボルト頭部2aが貫通孔24を塞いだ状態で貫通孔24と同軸上にボルト2が設置されるように貫通孔24の開口端部にボルト設置部23が形成されたマガジンプレート20と、先端部34を回転させる電動モータ33を有し、上下方向に延設された回転ロッド30と、前後方向にマガジンプレート20を移動するサーボモータ46と、回転ロッド30を上下方向に移動するシリンダ装置35と、貫通孔24と同軸上に回転ロッド30の先端部34が位置するようにサーボモータ46を制御するとともに、貫通孔24と同軸上に回転ロッド30の先端部34が位置している状態で、回転ロッド30の先端部34が貫通孔24を貫通してボルト頭部2aに当接するようにシリンダ装置35を制御するロボット制御装置50とを有する。これにより、マガジンプレート20からボルト2を取り外す方向と、ボルト2を締め付ける方向とが互いに同一となるので、単一のアクチュエータ(シリンダ装置35)によりボルト2の取り外しとボルト2の締め付け方向への移動を実現できる。したがって、装置構成が簡素化され、安価に構成できる。また、ボルト2の取り外しと締め付けを共通の動作(回転ロッド30の上昇)で行うことができるため、ボルト締め作業のサイクルタイムを短縮することができる。
(2)対象物1のねじ穴1aがボルト設置部23に設置されたボルト2の先端部に対向し、かつ、ボルト2と同軸上に位置するように、ロボット102により対象物1を移動するので、対象物1の位置および姿勢を容易に調整することができる。したがって、ねじ締めトルクが所定値以上にならずにボルト2の締め付けが失敗した場合に、対象物1の位置および姿勢を再度調整してボルト締め作業を行うことができる。
(3)ロボット駆動用のサーボモータ15を制御するロボット制御装置50により、マガジンプレート駆動用のサーボモータ46を制御するので、対象物1とマガジンプレート20との互いの位置関係を把握しながら、対象物1のねじ穴1aに対しボルト2を精度よく位置合わせすることができる。
(4)ボルト設置部23に磁石26を設けるようにしたので、ボルト2をボルト設置部23に安定して設置することができる。したがって、ボルト2の位置ずれや落下を防止し、安定したねじ締め作業を行うことができる。
以上のねじ締め装置100は、種々の変形が可能である。図7は、図1の変形例である。図7が図1と異なるのは、ねじ締めユニット101の構成である。図8は、図6のねじ締めユニット101の拡大図である。図8では、マガジンプレート20が円盤状に構成されている。マガジンプレート20は、サーボモータ46の駆動により回転し、マガジンプレート上に載置されたボルト2が回転ロッド30と同軸上に位置するように、ロボット制御装置50により位置が割り出される。
なお、上記実施形態(図2)および変形例(図8)では、マガジンプレート20の上面21(第1面)から下面22(第2面)にかけて上下方向に貫通穴24を形成するとともに、回転ロッド30を上下方向に移動させるようにしたが、貫通穴24が設けられる方向と回転ロッド30の移動方向とが互いに同一であれば、第1方向は上下方向以外(例えば左右方向)であってもよい。したがって、マガジンプレート20が前後方向以外の第2方向に移動するようにしてもよい。上記実施形態(図3)では、ボルト設置部23に磁石26を設けたが、ボルト設置部23の構成はこれに限らない。例えば、マガジンプレート20の上面21に、ボルト頭部2aが嵌合する溝部を設け、溝部によりボルト設置部23を構成してもよい。
上記実施形態では、サーボモータ46によりマガジンプレート20を移動するようにしたが、貫通穴24と垂直な第2方向(図2では前後方向)に、回転ロッド30に対しマガジンプレート20が相対移動するのであれば、第1移動部の構成はいかなるものでもよい。例えば、マガジンプレート20を固定し、回転ロッド30を第2方向に移動させるようにしてもよい。上記実施形態では、シリンダ装置35により回転ロッド30をボルト頭部2aに向けて第1方向(図2では上下方向)に移動するようにしたが、第2移動部の構成はこれに限らない。上記実施形態では、ねじ締め対象物1をロボット102により移動するようにしたが、対象物移動部をロボット以外により構成してもよい。上記実施形態では、電動モータ33により回転ロッド30を回転駆動するようにしたが、回転駆動部を電動モータ以外により構成してもよい。
上記実施形態におけるロボット制御装置50の構成は一例であり、貫通孔24と同軸上に回転ロッド30の先端部34が位置するように第1移動部(サーボモータ46)を制御するとともに、貫通孔24と同軸上に回転ロッド30の先端部34が位置している状態で、回転ロッド30の先端部34が貫通孔24を貫通してボルト2の頭部2aに当接するように第2移動部(シリンダ装置35)を制御するのであれば、ねじ締め制御部としてのロボット制御装置50の構成はいかなるものでもよい。また、対象物1のねじ穴1aがボルト設置部23に設置されたボルト2の先端部に対向し、かつ、ボルト2と同軸上に位置するように対象物移動部(ロボット100)を制御するのであれば、対象物制御部としてのロボット制御装置の構成もいかなるものでもよい。上記実施形態では、ロボット制御装置50によりロボット102とねじ締めユニット101とを制御するようにしたが、ねじ締めユニット101をロボット制御装置50とは別の制御装置により制御してもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態および変形例の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。すなわち、本発明の技術的思想の範囲内で考えられる他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。また、上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能である。
18 サーボモータ
20 マガジンプレート
23 ボルト設置部
24 貫通穴
30 回転ロッド
33 電動モータ
35 シリンダ装置
46 サーボモータ
50 ロボット制御装置
100 ねじ締め装置
101 ねじ締めユニット
102 ロボット

Claims (5)

  1. ねじ締め対象物のねじ穴部にボルトを螺合するねじ締め装置であって、
    第1面およびその反対側の第2面と、前記第1面から前記第2面にかけて第1方向に形成された貫通孔と、ボルトの頭部が前記貫通孔を塞いで前記貫通孔と同軸上にボルトが設置されるように、前記貫通孔の前記第1面側の開口端部に形成されたボルト設置部とを有するマガジンプレートと、
    先端部が前記マガジンプレートの前記第2面に対向するように前記第1方向に平行に延設された回転ロッドであって、前記先端部を回転させる回転駆動部を有する回転ロッドと、
    前記第1方向に垂直な第2方向に、前記回転ロッドに対し前記マガジンプレートを相対移動する第1移動部と、
    前記回転ロッドを前記第1方向に移動する第2移動部と、
    前記貫通孔と同軸上に前記回転ロッドの先端部が位置するように前記第1移動部を制御するとともに、前記貫通孔と同軸上に前記回転ロッドの先端部が位置している状態で、前記回転ロッドの先端部が前記貫通孔を貫通して前記ボルトの頭部に当接するように前記第2移動部を制御するねじ締め制御部とを備えることを特徴とするねじ締め装置。
  2. 請求項1に記載のねじ締め装置において、
    前記ねじ締め対象物を移動する対象物移動部と、
    前記ねじ締め対象物の前記ねじ穴部が前記ボルト設置部に設置された前記ボルトの先端部に対向し、かつ、該ボルトと同軸上に位置するように前記対象物移動部を制御する対象物制御部とをさらに備えることを特徴とするねじ締め装置。
  3. 請求項2に記載のねじ締め装置において、
    前記対象物移動部は、ロボットにより構成され、
    前記対象物制御部は、前記ロボットを制御するロボット制御装置であることを特徴とするねじ締め装置。
  4. 請求項3に記載のねじ締め装置において、
    前記ねじ締め制御部は、前記ロボット制御装置に含まれることを特徴とするねじ締め装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のねじ締め装置において、
    前記ボルト設置部は、磁石により構成されることを特徴とするねじ締め装置。
JP2014158896A 2014-08-04 2014-08-04 ねじ締め装置 Active JP6333661B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014158896A JP6333661B2 (ja) 2014-08-04 2014-08-04 ねじ締め装置
DE102015112239.1A DE102015112239B4 (de) 2014-08-04 2015-07-28 Schraubenanzugsvorrichtung
US14/813,264 US9782863B2 (en) 2014-08-04 2015-07-30 Screw tightening apparatus
CN201510471490.8A CN105328442B (zh) 2014-08-04 2015-08-04 螺纹拧紧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014158896A JP6333661B2 (ja) 2014-08-04 2014-08-04 ねじ締め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016034687A JP2016034687A (ja) 2016-03-17
JP6333661B2 true JP6333661B2 (ja) 2018-05-30

Family

ID=55079721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014158896A Active JP6333661B2 (ja) 2014-08-04 2014-08-04 ねじ締め装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9782863B2 (ja)
JP (1) JP6333661B2 (ja)
CN (1) CN105328442B (ja)
DE (1) DE102015112239B4 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10120364B2 (en) * 2015-03-27 2018-11-06 GM Global Technology Operations LLC Self-corrective nut running for robotic applications
CN106425424A (zh) * 2016-10-20 2017-02-22 长治清华机械厂 多工位群装装缸装置
CN106329399B (zh) * 2016-11-01 2019-01-15 广东电网有限责任公司电力科学研究院 一种输电线路螺栓紧固机器人的控制方法及控制器
DE102017117961B4 (de) * 2017-08-08 2023-04-27 M B N- Maschinenbaubetriebe Neugersdorf GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Bereitstellung von Schrauben
JP6844582B2 (ja) * 2018-04-27 2021-03-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ビス締め装置
EP3656511A1 (de) 2018-11-21 2020-05-27 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung zur form- und/oder kraftschlüssigen verbindung und verfahren
CN109396604B (zh) * 2018-11-23 2023-12-08 苏州若晨自动化设备有限公司 一种双工位弧焊工作站
DE102019001407A1 (de) * 2019-02-25 2020-08-27 Dürr Somac GmbH Schraubwerkzeug zur Handhabung von Verschlusselementen an Fahrzeugbehältern zur Aufnahme von Betriebsstoffen
TWI715065B (zh) * 2019-06-14 2021-01-01 友創工業股份有限公司 擰螺絲系統
CN110757143A (zh) * 2019-11-20 2020-02-07 东莞理工学院 一种应用于航天连接器的螺铨自动拧紧装置及运作方法
KR20210146612A (ko) * 2020-05-27 2021-12-06 현대자동차주식회사 체결부품 공급장치
KR102495189B1 (ko) * 2020-11-17 2023-02-06 아트라스콥코 코리아 주식회사 볼트 공급 장치
KR20240014895A (ko) * 2022-07-26 2024-02-02 현대자동차주식회사 하드웨어 자동 체결 장치

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2929879B2 (ja) * 1993-01-22 1999-08-03 日産自動車株式会社 ねじ締め装置
JPH11104923A (ja) * 1997-10-01 1999-04-20 Ricoh Co Ltd 自動締結・締結解除装置
US6289769B1 (en) * 1999-12-08 2001-09-18 Honda Of America Mfg., Inc. Electromagnetic nutrunner socket collar
DE10161353B4 (de) * 2001-12-13 2014-01-30 Hilti Aktiengesellschaft Schraubvorrichtung
CN2726794Y (zh) * 2004-09-09 2005-09-21 重庆宗申技术开发研究有限公司 一种螺栓自动拧紧机
JP4787311B2 (ja) * 2008-12-16 2011-10-05 本田技研工業株式会社 締付装置
US8904615B2 (en) * 2008-12-16 2014-12-09 Honda Motor Co., Ltd. Fastening device, method of loading fastening member, and device for loading fastening member
US9316247B2 (en) * 2013-01-18 2016-04-19 Gage Bilt, Inc. Feed mechanism for swagable lockbolt collars

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016034687A (ja) 2016-03-17
DE102015112239A1 (de) 2016-02-04
US9782863B2 (en) 2017-10-10
CN105328442B (zh) 2019-01-11
US20160031051A1 (en) 2016-02-04
DE102015112239B4 (de) 2019-11-07
CN105328442A (zh) 2016-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6333661B2 (ja) ねじ締め装置
CN107662098A (zh) 控制装置、机器人及机器人***
US20160375532A1 (en) Fastening device, robot system, and fastening method for fastening plurality of fastening members
JP5565550B2 (ja) 自動ねじ締め装置とその制御方法
CN109922931A (zh) 机器人控制装置、机器人、机器人***及机器人控制方法
JP2006247757A (ja) ワーク保持装置及びワーク保持方法
JP4240412B2 (ja) 受け治具装置および該装置を用いる加工機
CN108290257A (zh) 机器人***以及控制方法
KR20170103811A (ko) 로봇 시스템
JP6154689B2 (ja) 自動ねじ締め機
JP6176976B2 (ja) ネジ締めシステム及び物品の製造方法
JP2019084636A (ja) ロボットおよびロボットによるねじの嵌合方法
JP2008194798A (ja) ネジ締め装置
JP6146154B2 (ja) ボルト締結方法及びボルト締結装置
JP5959875B2 (ja) 締付方法及び締付機の制御装置
JP6008722B2 (ja) 成形品取出し装置
WO2018059364A1 (zh) 机器人焊接定位装置
JP5815269B2 (ja) 溶接装置
JP5146392B2 (ja) ナットランナ用ボルト供給装置
JP2016097471A (ja) ロボットアーム、およびそれを用いた配線作業ロボット
JP6421550B2 (ja) 組立機
JP2023075498A (ja) ロボットシステム、制御方法および制御プログラム
KR102036382B1 (ko) 조절장치를 가진 로봇암
JP6235832B2 (ja) ボルト締結機
KR101885284B1 (ko) 도막 제거 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6333661

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150