JP6333230B2 - バルブブロック、流体機械及び再生可能エネルギー発電装置 - Google Patents

バルブブロック、流体機械及び再生可能エネルギー発電装置 Download PDF

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Description

本開示は、バルブブロック、流体機械及び再生可能エネルギー発電装置に関する。
油圧機械等の流体機械において、ケーシングから取外し可能なバルブブロックが用いられることがある。
例えば、特許文献1には、バルブを収容する収容室を有するバルブブロック本体部と、バルブブロック本体部を受け入れるとともに、シリンダが形成されたシリンダブロックに固定されたバルブブロック接続部とを含むバルブブロックを備えた油圧機械が開示されている。このバルブブロックにおいて、バルブブロック本体部は、シリンダと同軸の円筒部を有し、円筒部の外周面の一部には螺子溝(雄ねじ)が形成されている。また、バルブブロック接続部には、該螺子溝と螺合する螺子孔が形成されている。そして、螺子溝と螺子孔部を螺合することによりバルブブロック本体部とバルブブロック接続部とが結合されて、バルブブロック本体部がバルブブロックに固定され、また、バルブブロック本体部がバルブブロック接続部を介してシリンダブロックに固定されるようになっている。
特開2014−163377号公報
ところで、特許文献1に記載されたバルブブロックにおいて、バルブブロック本体部(ケーシング)は、円筒部の外周面の一部においてのみバルブブロック接続部(バルブブロック本体)と螺合により結合された片持ち構造を有する。すなわち、この結合部分よりも作動室寄り(シリンダ寄り)の部分は、他のいずれの部材にも結合されておらず、結合部分との境界を支点とする自由端となっている。
本発明者らの検討の結果、このような片持ち構造を有するバルブブロックでは、自由端部分においてフレッティングが生じる可能性があることが明らかとなった。すなわち、上述の片持ち構造を有するバルブブロックにおいて、ケーシングのうち作動室寄りに位置する自由端部分には作動室の圧力に起因する曲げモーメントが作用し、その結果、自由端部分が変形し得る。そして、作動室の圧力が周期的に増減する場合、この増減に伴って曲げモーメントが変化し、これにより自由端部分において曲げ変形が繰り返し生じる結果、バルブケーシングの自由端部分とバルブブロック本体との間でフレッティングが生じる可能性がある。
しかしながら、特許文献1には、バルブブロック本体とバルブケーシングとの間でフレッティングが生じる可能性やその対策に関して明示的な記載がない。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、フレッティングを低減可能なバルブブロックを提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係るバルブブロックは、
流体機械の作動室の圧力の周期的変化と連動して開閉可能に構成されたバルブと、
前記バルブを収容するバルブケーシングと、
前記バルブケーシングを受け入れるための穴を有するバルブブロック本体と、
前記バルブケーシングとは別体として設けられ、前記穴に収容された前記バルブケーシングを前記バルブブロック本体に締結する締結部と、を備え、
前記バルブケーシングは、前記穴の径方向における外方に突出するように設けられたフランジ部を有し、
前記バルブブロック本体は、前記フランジ部の両端面のうち前記作動室に近い側の面に当接する当接面を有し、
前記締結部は、前記穴の軸方向に沿った軸力を前記フランジ部を介して前記当接面に与えることで前記バルブブロック本体と前記バルブケーシングとを締結するように構成され、
前記バルブブロック本体の前記当接面は、前記穴の外周縁における前記バルブブロック本体の外表面よりも前記軸方向において前記作動室寄りに位置する。
上記(1)の構成では、締結部による締結力が作用するバルブブロック本体の当接面が、バルブブロック本体に形成された穴(バルブケーシングを受け入れるための穴)の外周縁における外表面よりも、該穴の軸方向(以降において単に「軸方向」とも称する)において作動室寄りに位置するようにした。すなわち、バルブケーシングのうち、穴の軸方向において、バルブブロック本体の当接面よりも作動室寄りの部分(すなわち、当接面の位置を支点とする片持ち構造の自由端部分)の長さを、バルブブロック本体の外表面とバルブケーシングの両端面のうち作動室に近い側の面との距離よりも短くした。よって、上記(1)の構成によれば、片持ち構造の自由端部分の長さを短くすることにより、バルブブロック本体とバルブケーシングとの間のフレッティングを低減することができる。
また、上記(1)の構成では、バルブケーシングとは別に締結部を設けたので、締結部を初期締付力を十分に確保可能な構造にバルブケーシングとは独立して設計することが可能になる。一方、バルブケーシングは、締結部とは独立した部材であるから、締結作業時において、バルブケーシング自体をバルブブロック本体の穴にねじ込む必要がなく、バルブケーシングをバルブブロック本体の穴に単純に挿入するだけで足りる。よって、バルブケーシングとバルブブロック本体との摺動を低減することができ、バルブケーシングとバルブブロック本体との間に設けられる部材(例えばシール部材)の損傷リスクを低減できる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、
前記軸方向における前記バルブブロック本体の前記外表面と前記当接面との距離D1の、前記軸方向における前記バルブブロック本体の前記外表面と前記バルブケーシングの両端面のうち前記作動室に近い側の面との距離D2に対する比(D1/D2)は、0.3以上である。
上記(2)の構成では、軸方向におけるバルブブロック本体の外表面と当接面との距離D1と、軸方向におけるバルブブロック本体の外表面とバルブケーシングの両端面のうち作動室に近い側の面との距離D2との比を0.3以上とした。これにより、バルブケーシングの片持ち構造の自由端部分の長さが短くなり、バルブブロック本体とバルブケーシングとの間のフレッティングをより確実に低減することができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)の構成において、
前記締結部は、前記バルブブロック本体の前記穴に形成された雌ねじと螺合する雄ねじを有するナット部材を含む。
上記(3)の構成によれば、ナット部材をバルブブロック本体の穴に締め込むことによってバルブケーシングをバルブブロック本体に締結するので、バルブケーシング自体の外周面に雄ねじを形成する場合とは異なり、締結作業時にバルブケーシングをバルブブロック本体に対してねじ込む必要がないから、バルブケーシングとバルブブロック本体との摺動を低減することができる。このため、バルブケーシングとバルブブロック本体との間に設けられる部材(例えばシール部材)の損傷リスクを低減できる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(3)の構成において、
前記締結部は、前記ナット部材の周方向に沿って配列されて前記ナット部材を貫通する複数の第1ねじ穴にそれぞれねじ込まれる複数の第1ボルトをさらに含み、
前記複数の第1ボルトは、前記バルブブロック本体と前記ナット部材との間に作用する締結力を前記軸力として前記フランジ部に伝えるように構成される。
上記(4)の構成によれば、ナット部材よりも小径の複数の第1ボルトを用いるので、比較的小さな締付けトルクにより比較的大きな軸力を当接面に与えることができる。よって、比較的小さな締付けトルクで複数の第1ボルトを締め付けることにより、作動室の圧力が比較的高圧になる場合であっても、バルブケーシング及びバルブブロック本体を締結するための締結部の緩みを抑制できる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(4)の構成において、前記バルブブロックは、
前記第1ボルトの各々の先端と前記フランジ部との間に設けられ、前記第1ボルト及び前記フランジ部とは異種材である第1スペーサをさらに備える。
フレッティングによる摩耗は、同一材料で構成された部材同士の間で進展しやすい。この点、上記(5)の構成によれば、第1ボルトの先端とフランジ部との間に、第1ボルト及びフランジ部とは異なる材料で構成された第1スペーサを設けたので、第1ボルトの先端とフランジ部(バルブケーシング)との間のフレッティング摩耗を低減することができる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)の構成において、
前記締結部は、
前記バルブブロック本体の前記外表面を覆うように配置され、雌ねじが形成された複数の第2ねじ穴を有するナットプレートと、
前記複数の第2ねじ穴にそれぞれねじ込まれ、前記軸力としての、前記ナットプレートに対する締結力を生み出すように構成された複数の第2ボルトと、
前記ナットプレートに作用する前記締結力の反力を受けるための反力受け部と、
を含む。
上記(6)の構成によれば、ナットプレートに形成された第2ねじ穴に第2ボルトをねじ込むことによってバルブケーシングをバルブブロック本体に締結するので、バルブケーシング自体の外周面に雄ねじを形成する場合とは異なり、締結作業時にバルブケーシングをバルブブロック本体に対してねじ込む必要がないから、バルブケーシングとバルブブロック本体との摺動を低減することができる。このため、バルブケーシングとバルブブロック本体との間に設けられる部材(例えばシール部材)の損傷リスクを低減できる。また、上記(6)の構成によれば、比較的径が小さな複数の第2ボルトを用いるとともに、反力受け部によりナットプレートに作用する締結力の反力を受けるので、比較的小さな締付けトルクにより比較的大きな軸力を当接面に確実に与えることができる。これにより、作動室の圧力が比較的高圧になる場合であっても、バルブケーシング及びバルブブロック本体を締結するための締結部の緩みを抑制できる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(6)の構成において、前記バルブブロックは、
前記複数の第2ボルトの先端と前記フランジ部との間に設けられ、前記締結力を前記フランジ部に伝えるためのリング部材をさらに備える。
上記(7)の構成によれば、第2ボルトの先端とフランジ部との間に、第2ボルトによる締結力をフランジ部に伝えるためのリング部材を設けたので、締結力をより確実に当接面に与えることができる。このため、バルブケーシングをバルブブロック本体により確実に締結することができる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(6)又は(7)の構成において、
前記反力受け部は、前記バルブブロック本体の前記外表面にねじ込まれた反力受けボルトの頭部である。
上記(8)の構成によれば、ボルトの頭部を用いて、反力受け部を容易に設けることができる。
(9)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(8)の何れかの構成において、
前記締結部の初期締付け力は、前記流体機械の作動中における前記作動室の圧力変動に起因した、前記バルブブロック本体の前記当接面からの前記フランジ部の前記面の離間が生じないように設定される。
上記(9)の構成によれば、十分な初期締付け力で締結部を締め付けるので、流体機械の作動中であっても、バルブブロック本体の当接面からのフランジ部の作動室に近い側の端面の離間を抑制することができる。すなわち、バルブブロックにおいて作動室の圧力変動に対する十分な耐久性を維持しながら、バルブブロック本体とバルブケーシングとの間のフレッティングを低減することができる。
(10)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(9)の何れかの構成において、
前記バルブは、
第1端部および第2端部を有するロッドと、
前記ロッドの前記第1端部に結合され、且つ、前記バルブケーシングに形成された弁座に当接可能である弁体を少なくとも有する弁体ユニットと、
前記ロッドの前記第2端部に結合されたアーマチュアと、
前記アーマチュアを付勢方向に付勢するように構成された付勢部材と、
電力が供給されたときに、前記アーマチュアを吸引して前記アーマチュアを前記付勢方向とは反対方向に駆動するように構成された電磁石と、
を含み、
前記バルブケーシングは、
前記バルブが開いているときに前記作動室と外部配管とを連通させるための内部流路と、
前記ロッドの前記第2端部が通過可能なロッド挿通孔と、
前記電磁石を収容するための電磁石収容室と、
を有する。
上記(10)の構成によれば、電磁石への電力の供給を制御することで開閉制御可能な電磁弁が収容されたバルブケーシングを備えたバルブブロックにおいて、バルブブロックの片持ち構造の自由端部分の長さを短くすることにより、バルブブロック本体とバルブケーシングとの間のフレッティングを低減することができる。
(11)本発明の少なくとも一実施形態に係る流体機械は、
シリンダと、
前記シリンダ内を往復運動可能に構成されたピストンと、
上記(1)〜(10)の何れかの構成を有するバルブブロックと、を備え、
前記作動室は、前記シリンダと前記ピストンとにより画定され、
前記バルブは、前記作動室への流体の流入又は前記作動室からの流体の流出を切り替え可能に構成される。
上記(11)の構成では、締結部による締結力が作用するバルブブロック本体の当接面が、バルブブロック本体に形成された穴(バルブケーシングを受け入れるための穴)の外周縁における外表面よりも、該穴の軸方向において作動室寄りに位置するようにした。すなわち、バルブケーシングのうち、穴の軸方向において、バルブブロック本体の当接面よりも作動室寄りの部分(すなわち、当接面の位置を支点とする片持ち構造の自由端部分)の長さを、バルブブロック本体の外表面とバルブケーシングの両端面のうち作動室に近い側の面との距離よりも短くした。よって、上記(11)の構成によれば、片持ち構造の自由端部分の長さを短くすることにより、バルブブロック本体とバルブケーシングとの間のフレッティングを低減することができる。
(12)本発明の少なくとも一実施形態に係る再生可能エネルギー発電装置は、
再生エネルギーを受け取って回転するように構成されたロータと、
前記ロータによって駆動されて作動油を昇圧するように構成された油圧ポンプと、
前記油圧ポンプにより昇圧された作動油によって駆動されるように構成された油圧モータと、
前記油圧ポンプの出口と前記油圧モータの入口とを接続する高圧ラインと、
前記油圧モータの出口と前記油圧ポンプの入口とを接続する低圧ラインと、
前記油圧モータによって駆動されるように構成された発電機と、を備え、
前記油圧ポンプ又は油圧モータの少なくとも一方は、上記(11)の構成を有する流体機械であり、
前記バルブは、前記作動室と前記高圧ライン又は前記低圧ラインとの連通状態を切り替え可能に構成される。
上記(12)の構成では、締結部による締結力が作用するバルブブロック本体の当接面が、バルブブロック本体に形成された穴(バルブケーシングを受け入れるための穴)の外周縁における外表面よりも、該穴の軸方向において作動室寄りに位置するようにした。すなわち、バルブケーシングのうち、穴の軸方向において、バルブブロック本体の当接面よりも作動室寄りの部分(すなわち、当接面の位置を支点とする片持ち構造の自由端部分)の長さを、バルブブロック本体の外表面とバルブケーシングの両端面のうち作動室に近い側の面との距離よりも短くした。よって、上記(12)の構成によれば、片持ち構造の自由端部分の長さを短くすることにより、バルブブロック本体とバルブケーシングとの間のフレッティングを低減することができる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、フレッティングを低減可能なバルブブロックが提供される。
一実施形態に係る風力発電装置の概略図である。 一実施形態に係る流体機械(油圧モータ)の構成を示す概略図である。 一実施形態に係るバルブブロックの構成を示す概略断面図である。 一実施形態に係るバルブブロックの要部の構成を示す概略断面図である。 一実施形態に係るバルブブロックの要部の構成を示す概略断面図である。 図5に示すバルブブロックの締結部の斜視図である。 一実施形態に係るバルブブロックの斜視図である。 図7に示すバルブブロックの構成を示す概略断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
以下においては、本発明の一実施形態に係るバルブブロックとして、風力発電装置のドライブトレインを構成する油圧機械(油圧ポンプ又は油圧モータ)に含まれるバルブブロックを例に挙げて説明する。ただし、本発明の実施形態に係るバルブブロックは、油圧ポンプ又は油圧モータ等の油圧機械以外の流体機械にも適用可能であり、また、風力発電装置以外の任意の用途に用いられる流体機械にも適用可能である。例えば、本発明の実施形態に係るバルブブロックを含む流体機械は、潮流発電装置、海流発電装置、河流発電装置等の風力発電装置以外の再生可能エネルギー発電装置に適用されてもよいし、あるいは建設機械等の他の装置に適用されてもよく、その用途は特に限定されない。
まず、一実施形態に係るバルブブロックを含む油圧モータ(流体機械)を備えた風力発電装置の全体構成について説明する。
図1は、一実施形態に係る風力発電装置の概略図である。同図に示すように、風力発電装置1は、少なくとも一本のブレード2及びハブ4で構成されるロータ3を備える。
一実施形態では、ロータ3には、回転シャフト6を介して油圧ポンプ8が連結される。油圧ポンプ8には、高圧ライン12及び低圧ライン14を介して油圧モータ10が接続される。具体的には、油圧ポンプ8の出口が高圧ライン12を介して油圧モータ10の入口に接続され、油圧ポンプ8の入口が低圧ライン14を介して油圧モータ10の出口に接続される。
図1に示す風力発電装置1では、ロータ3は、再生エネルギーとしての風エネルギーを受け取って回転シャフト6とともに回転するようになっている。油圧ポンプ8は、回転シャフト6を介してロータ3によって駆動されて作動油を昇圧し、高圧の作動油(圧油)を生成する。油圧ポンプ8で生成された圧油は高圧ライン12を介して油圧モータ10に供給され、この圧油によって油圧モータ10が駆動される。油圧モータ10で仕事をした後の低圧の作動油は、油圧モータ10の出口と油圧ポンプ8の入口との間に設けられた低圧ライン14を経由して、油圧ポンプ8に再び戻される。
油圧モータ10には発電機16が連結されており、発電機16は該油圧モータ10によって駆動されるようになっている。一実施形態では、発電機16は、電力系統に連系されるとともに、油圧モータ10によって駆動される同期発電機である。
すなわち、ロータ3の回転エネルギーは、油圧ポンプ8及び油圧モータ10を含む油圧トランスミッション7を介して発電機16に入力され、発電機16において電力が生成されるようになっている。
なお、回転シャフト6の少なくとも一部は、タワー9上に設置されたナセル5によって覆われている。一実施形態では、油圧ポンプ8、油圧モータ10及び発電機16は、ナセル5の内部に設置される。
油圧ポンプ8又は油圧モータ10の少なくとも一方は、以下に説明する流体機械である。なお、以下においては実施形態に係る流体機械の例として油圧モータ10について説明する。
図2は、一実施形態に係る流体機械(油圧モータ10)の構成を示す概略図である。同図に示すように、油圧モータ10は、回転軸32と、シリンダ20と、前記シリンダ20と共に作動室24を画定するピストン22と、前記作動室に対して設けられる高圧弁28及び低圧弁30と、変換機構25とを有する。
変換機構25は、回転軸32の回転運動とピストン22の往復運動との間の変換を行うための機構であり、ピストン22に当接するカム曲面を有するカム26を含む。
ピストン22は、ピストン22の往復運動を回転軸32の回転運動にスムーズに変換する観点から、シリンダ20内を摺動するピストン本体部22Aと、該ピストン本体部22Aに取り付けられ、カム26のカム曲面に当接するピストンローラー又はピストンシューとで構成することが好ましい。なお図2には、ピストン22がピストン本体部22Aとピストンシュー22Bとからなる例を示した。
図2に示す油圧モータ10において、カム26は、油圧モータ10の回転軸(クランクシャフト)32の軸中心Oから偏心して設けられた偏心カムであり、カム26及びカム26が取り付けられた回転軸32が一回転する間に、ピストン22は上下動を一回行うようになっている。
他の実施形態では、カム26は、複数のローブ(凸部)を有する環状のマルチローブドカム(リングカム)であり、この場合には、カム26及びカム26が取り付けられた回転軸32が一回転する間に、ピストン22は上下動をローブの数だけ行うようになっている。
高圧弁28は、作動室24と作動室24の外部に設けられた高圧ライン12との間の高圧連通ライン34に設けられており、作動室24と高圧ライン12との連通状態を切り替え可能に構成されている。低圧弁30は、作動室24と作動室24の外部に設けられた低圧ライン14との間の低圧連通ライン36に設けられており、作動室24と低圧ライン14との連通状態を切り替え可能に構成されている。
流体機械(油圧モータ10)は、以下に説明するバルブブロックをさらに備え、上述した高圧弁28又は低圧弁30の少なくとも一方は、本発明に係るバルブであり、バルブブロックを構成するバルブケーシングに収容されている。
図3は、一実施形態に係る流体機械(油圧モータ10)のバルブブロックの構成を示す概略断面図である。同図に示すように、バルブブロック38は、バルブブロック本体40と、高圧弁28及び低圧弁30と、高圧弁28及び低圧弁30をそれぞれ収容するバルブケーシング42,44と、バルブケーシング42,44とバルブブロック本体40とを締結する締結部70と、を備える。なお、図3には、高圧弁28が閉弁しているとともに低圧弁30が開弁しているときの状態が示されている。
バルブブロック本体40には、バルブケーシング42,44を受け入れるための穴41,43が形成されており、締結部70は、これらの穴41,43に収容されたバルブケーシング42,44をバルブブロック本体に締結するように構成される。なお、締結部70については後で説明する。
バルブブロック本体40は、例えば図示しないボルトにより、シリンダ20が形成されたシリンダブロック110に接続されている。これにより、バルブブロック本体40及びバルブケーシング42,44等を含むバルブブロック38がシリンダブロック110に固定されている。
高圧弁28又は低圧弁30の少なくとも一方は、流体機械(油圧モータ10)の作動室24の圧力の周期的変化と連動して開閉可能に構成される。
より具体的には、図3に示す高圧弁28は、ロッド60と、ロッド60に結合された弁体ユニット64及びアーマチュア66と、アーマチュア66を付勢するためのスプリング(付勢部材)68と、アーマチュア66を駆動するための電磁石69と、を含む電磁弁である。弁体ユニット64は、バルブケーシング42に形成された弁座39に対して作動室24と反対側に設けられ、該弁座39に当接可能な弁体65を有する。アーマチュア66は、スプリング68によって、付勢方向に付勢されるようになっている。電磁石69は、電力が供給されたときに、アーマチュア66を吸引して、アーマチュア66を付勢方向とは反対方向に駆動するように構成される。
また、高圧弁28を収容するバルブケーシング42には、上述した高圧連通ライン34を構成する高圧内部流路27(内部流路)が形成されている。
高圧連通ライン34は、前述した高圧内部流路27と、互いに接続されるバルブブロック高圧流路34A及びシリンダブロック高圧流路34Bとを含む。高圧内部流路27は、バルブブロック本体40において、バルブケーシング42の周方向に沿って延在し、バルブケーシング42を囲むように形成された高圧環状流路35を介して、バルブブロック高圧流路34Aと接続されている。高圧内部流路27を含む高圧連通ライン34は、高圧弁28が開いているときに作動室24と高圧ライン12(外部配管)とが連通するように設けられている。
高圧弁28は、ノーマルクローズ式のポペット形電磁弁であり、作動室24と高圧ライン12(図2参照)との連通状態を、電磁石69の電磁力又はスプリング68の付勢力に起因した弁体ユニット64の移動により切り替え可能に構成されている。
一方、図3に示す低圧弁30は、ロッド50と、ロッド50に結合された弁体ユニット54及びアーマチュア56と、アーマチュア56を付勢するためのスプリング(付勢部材)58と、アーマチュア56を駆動するための電磁石59と、を含む電磁弁である。弁体ユニット54は、ロッド50の第1端部51に結合されており、バルブケーシング44に形成された弁座45に対して作動室24側に設けられ、該弁座45に当接可能な弁体55を有する。アーマチュア56は、ロッド50の第2端部52に結合されており、スプリング58によって、付勢方向に付勢されるようになっている。電磁石59は、電力が供給されたときに、アーマチュア56を吸引して、アーマチュア56を付勢方向とは反対方向に駆動するように構成される。
また、低圧弁30を収容するバルブケーシング44は、上述した低圧連通ライン36を構成する低圧内部流路(内部流路)29と、ロッド50の第2端部52が通過可能なロッド挿通孔46と、電磁石59を収容するための電磁石収容室48と、を有する。
低圧連通ライン36は、前述した低圧内部流路29と、互いに接続されるバルブブロック低圧流路36A及びシリンダブロック圧流路36Bとを含む。低圧内部流路29は、バルブブロック本体40において、バルブケーシング44の周方向に沿って延在し、バルブケーシング44を囲むように形成された低圧環状流路37を介して、バルブブロック低圧流路36Aと接続されている。低圧内部流路29を含む低圧連通ライン36は、低圧弁30が開いているときに作動室24と低圧ライン14(外部配管)とが連通するように設けられている。
低圧弁30は、ノーマルオープン式のポペット型電磁弁であり、作動室24と低圧ライン14(図2参照)との連通状態を、電磁石59の電磁力又はスプリング58の付勢力に起因したアーマチュア56及び弁体ユニット54の移動により切り替え可能に構成されている。
幾つかの実施形態では、高圧弁28及び低圧弁30は、図示しない制御装置からの制御信号によって開閉状態が制御されるようになっている。
例えば、制御装置からの制御信号によって高圧弁28が励磁されていない時には、アーマチュア66及び弁体ユニット64は、スプリング68によって弁座39に向かって付勢されて、作動室24と高圧ライン12とが連通しない閉弁位置(図3に示す位置)に保持される。制御装置からの制御信号によって高圧弁28が励磁されると、アーマチュア66及び弁体ユニット64は、電磁力によってスプリング68の付勢力に抗して、作動室24と高圧ライン12とが連通する開弁位置に移動する。
また、例えば、制御装置からの制御信号によって低圧弁30が励磁されていない時には、アーマチュア56及び弁体ユニット54は、スプリング58によって弁座45から離間する方向へ付勢されて、作動室24と低圧ライン14とが連通する開弁位置(図3に示す位置)に保持される。制御装置からの制御信号によって低圧弁30が励磁されると、電磁石59の電磁力によってアーマチュア56が吸引されて、弁体ユニット54は、電磁力によってスプリング58の付勢力に抗して弁座45に向かって移動し、作動室24と高圧ライン12とが連通しない閉弁位置に移動する。
以下、図4〜図8を参照して、バルブブロック38の要部について説明する。以下においては、低圧弁30を収容するバルブケーシング44を含むバルブブロック38について説明する。しかしながら、本発明はこれに限定されず、高圧弁28を収容するバルブケーシング42を含むバルブブロックにも適用可能である。
図4及び図5は、それぞれ、一実施形態に係るバルブブロックの要部の構成を示す概略断面図であり、図6は、図5に示すバルブブロックの締結部の斜視図である。図7は、一実施形態に係るバルブブロックの斜視図であり、図8は、図7に示すバルブブロックの構成を示す概略断面図である。
なお、図5及び図8においては、低圧弁30の代わりに、低圧弁30が収容される低圧弁収容室31を表示している。また、図4に示される低圧弁30は、上述した低圧弁30と同様の構成を有する。
図4〜図8に示すバルブブロック38において、バルブケーシング44は、バルブブロック本体40の穴43の径方向(以降において単に「径方向」とも称する)における外方に突出するように設けられたフランジ部80を有する。また、バルブブロック本体40は、フランジ部80の両端面81,82のうち作動室24に近い側の面82に当接する当接面84を有する。
締結部70は、バルブブロック本体40の穴43の軸方向(以降において単に「軸方向」とも称する)に沿った軸力をフランジ部80を介して当接面84に与えることでバルブブロック本体40とバルブケーシング44とを締結する。
そして、バルブブロック本体40の当接面84は、穴43の外周縁におけるバルブブロック本体40の外表面86よりも軸方向において作動室24寄りに位置する。
このように、バルブケーシング44のうち、軸方向において、バルブブロック本体40の当接面84よりも作動室24寄りの部分(すなわち、当接面84の位置を支点とする片持ち構造の自由端部分)の軸方向における長さD3を、軸方向におけるバルブブロック本体40の外表面(一端面)86とバルブケーシング44の両端面86,87のうち作動室24に近い側の面87との距離D2よりも短くしたので、片持ち構造の自由端部分の長さ(D3)を短くすることにより、バルブブロック本体40とバルブケーシング44との間のフレッティングを低減することができる。
図4に示すバルブブロック38では、フランジ部80は、軸方向において、低圧環状流路37を挟んで作動室24とは反対側に位置している。
幾つかの実施形態では、フランジ部80は、軸方向において、低圧環状流路37よりも作動室24に近い側に位置していてもよい。
幾つかの実施形態では、軸方向におけるバルブブロック本体40の外表面86と当接面84との距離D1の、軸方向におけるバルブブロック本体40の外表面86とバルブケーシング44の両端面86,87のうち作動室24に近い側の面87との距離D2に対する比(D1/D2)は、0.3以上である。
この場合、バルブケーシング44の片持ち構造の自由端部分の長さ(D3)が短くなり、バルブブロック本体40とバルブケーシング44との間のフレッティングをより確実に低減することができる。
図4及び図5〜図6に示す実施形態では、締結部70は、バルブブロック本体40の穴43に形成された雌ねじ47と螺合する雄ねじ73を有するナット部材72を含む。
この構成では、ナット部材72をバルブブロック本体40の穴43に締め込むことによってバルブケーシング44をバルブブロック本体40に締結するので、バルブケーシング44自体の外周面に雄ねじを形成する場合とは異なり、締結作業時にバルブケーシング44をバルブブロック本体40に対してねじ込む必要がないから、バルブケーシング44とバルブブロック本体と40の摺動を低減することができる。このため、バルブケーシング44とバルブブロック本体40との間に設けられる部材(例えば、Oリング97,98,99等のシール部材)の損傷リスクを低減できる。
この点について、例えば特許文献1に記載のバルブブロックのように、バルブケーシング自体の外周面に形成された雄ねじとバルブ本体の穴に形成された雌ねじとを螺合することによってバルブケーシングをバルブブロック本体に締結する場合、バルブケーシングとバルブ本体との間の摺動により、バルブケーシングとバルブブロック本体との間に設けられるシール部材等に損傷が生じる可能性がある。上述の構成では、このような損傷のリスクを低減できる。
図5〜図6に示す実施形態では、ナット部材72には、ナット部材72の周方向に沿って配列される複数の第1ねじ穴74が、ナット部材72を貫通するように形成されている。そして、締結部70は、複数の第1ねじ穴74にそれぞれねじ込まれる複数の第1ボルト75をさらに含み、複数の第1ボルト75は、バルブブロック本体40とナット部材72との間に作用する締結力を、軸方向に沿った軸力としてフランジ部80に伝えるように構成される。
仮に、バルブケーシング44とバルブブロック本体40とを締結するための初期締結力が不足すると、油圧機械(油圧モータ10)の作動中に、作動室24が高圧になった際に、フランジ部80の端面82と当接面84との間に隙間が生じる可能性がある。
この点、上述の構成では、ナット部材72よりも小径の複数の第1ボルト75を用いるので、比較的小さな締付けトルクにより比較的大きな軸力を当接面84に与えることができる。よって、比較的小さな締付けトルクで複数の第1ボルト75を締め付けることにより、作動室24の圧力が比較的高圧になる場合であっても、バルブケーシング44及びバルブブロック本体40を締結するための締結部70の緩みを抑制できる。
図5〜図6に示す実施形態では、バルブブロック38は、第1ボルト75の各々の先端とフランジ部80との間に設けられた第1スペーサ76をさらに備える。
幾つかの実施形態では、第1スペーサ76は、第1ボルト75及びフランジ部80とは異なる材料で構成されている。例えば、第1スペーサ76は、第1ボルト75及びフランジ部80を構成する材料よりも高硬度の材料により構成されている。
このように、第1ボルト75の先端とフランジ部80との間に、第1ボルト75及びフランジ部80とは異なる材料で構成された第1スペーサ76を設けたので、第1ボルト75の先端とフランジ部80(バルブケーシング44)との間のフレッティング摩耗を低減することができる。
図7〜図8に示す実施形態では、締結部70は、バルブブロック本体40の外表面86を覆うように配置されたナットプレート90と、ナットプレート90の第2ねじ穴88にねじ込まれる複数の第2ボルト92と、反力受け部94とを含む。
ナットプレート90は複数の第2ねじ穴88を有し、複数の第2ねじ穴88には、雌ねじ89がそれぞれ形成されている。複数の第2ボルト92は、複数の第2ねじ穴88にそれぞれねじ込まれ、軸方向に沿った軸力としての、ナットプレート90に対する締結力を生み出すように構成されている。反力受け部94は、第2ボルト92を第2ねじ穴88にねじ込むことによって生まれるナットプレート90に作用する締結力の反力を受けるようになっている。
この構成では、ナットプレート90に形成された第2ねじ穴88に第2ボルト92をねじ込むことによってバルブケーシング44をバルブブロック本体40に締結するので、バルブケーシング44自体の外周面に雄ねじを形成する場合とは異なり、締結作業時にバルブケーシング44をバルブブロック本体40に対してねじ込む必要がないから、バルブケーシング44とバルブブロック本体40との摺動を低減することができる。このため、バルブケーシング44とバルブブロック本体40との間に設けられる部材(例えばシール部材)の損傷リスクを低減できる。
また、上記構成では、比較的径が小さな複数の第2ボルト92を用いるとともに、反力受け部94によりナットプレート90に作用する締結力の反力を受けるので、比較的小さな締付けトルクにより比較的大きな軸力を当接面84に確実に与えることができる。これにより、作動室24の圧力が比較的高圧になる場合であっても、バルブケーシング44及びバルブブロック本体40を締結するための締結部70の緩みを抑制できる。
図7〜図8に示す実施形態では、バルブブロック38は、複数の第2ボルト92の先端92aとフランジ部80との間に設けられたリング部材96をさらに備える。リング部材96は、第2ボルト92を第2ねじ穴88にねじ込むことによって生まれるナットプレート90に作用する締結力をフランジ部80に伝えるように構成される。
すなわち、複数の第2ボルト92がナットプレート90の第2ねじ穴88ねじ込まれると、第2ボルト92の先端92aによってリング部材96がフランジ部80に押し付けられることにより、バルブケーシング44とバルブブロック本体40とが締結される。この場合、ナットプレート90とリング部材96とは必ずしも互いに接していなくてもよい。
この場合、第2ボルト92の先端92aとフランジ部80との間に設けたリング部材96により、第2ボルト92による締結力をフランジ部80を介してより確実に当接面84に与えることができる。このため、バルブケーシング44をバルブブロック本体40により確実に締結することができる。
幾つかの実施形態では、バルブブロック38は、第2ボルト92の各々の先端とリング部材96との間に設けられた第2スペーサ(不図示)をさらに備えてもよい。この場合、第2スペーサは、第2ボルト92及びリング部材96とは異なる材料で構成されていてもよい。例えば、第2スペーサは、第2ボルト92及びリング部材96を構成する材料よりも高硬度の材料により構成される。
幾つかの実施形態では、バルブブロック38は、リング部材96とフランジ部80の間に設けられた第3スペーサ(不図示)をさらに備えてもよい。この場合、第3スペーサは、リング部材96及びフランジ部80とは異なる材料で構成されていてもよい。例えば、第3スペーサは、リング部材96及びフランジ部80を構成する材料よりも高硬度の材料により構成される。
このように、第2ボルト92の先端とリング部材96との間、又は、リング部材96とフランジ部80との間に、第2ボルト92及びリング部材、又は、リング部材96及びフランジ部80とは異なる材料で構成された第2スペーサまたは第3スペーサを設けることで、第2ボルト92の先端とリング部材96との間、又は、リング部材96とフランジ部80(バルブケーシング44)との間のフレッティング摩耗を低減することができる。
図7〜図8に示す実施形態において、反力受け部94は、バルブブロック本体40の外表面86にねじ込まれた反力受けボルト95の頭部95aである。
反力受けボルト95は、ナットプレート90に設けられた孔100を貫通するとともにバルブブロック本体40に設けられたボルト穴102にねじ込まれる比較的長尺のボルトである。この反力受けボルト95の頭部95aにより、第2ボルトを締め込むことにより得られる軸力の反力を受けることで、ナットプレート90の浮き上がりを抑えるようになっている。
幾つかの実施形態では、反力受けボルト95の外径は、第2ボルト92の外径よりも大きい。外径の比較的大きな反力受けボルト95を用いることで、ナットプレート90に作用する締結力の反力をより確実に受けることができる。
幾つかの実施形態では、締結部70の初期締付け力は、流体機械(油圧モータ10)の作動中における作動室24の圧力変動に起因した、バルブブロック本体40の当接面84からのフランジ部80の面82の離間が生じないように設定される。例えば、図4に示す実施形態ではナット部材72の初期締付け力について、図5〜図6に示す実施形態ではナット部材72及び第1ボルト75の初期締付け力について、図7〜図8に示す実施形態では第2ボルト92の初期締付け力について、上述のように設定される。
これにより、バルブブロック38において作動室24の圧力変動に対する十分な耐久性を維持しながら、バルブブロック本体40とバルブケーシング44との間のフレッティングを低減することができる。
締結部70の初期締付け力は、例えば、フランジ部80に作用する作動室24の最大圧力、又は、締結部70に加わる力と伸びとの相関関係を示す線図の少なくとも一方に基づいて決定することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
本明細書において、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
また、本明細書において、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
また、本明細書において、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
1 風力発電装置
2 ブレード
3 ロータ
4 ハブ
5 ナセル
6 回転シャフト
7 油圧トランスミッション
8 油圧ポンプ
9 タワー
10 油圧モータ
12 高圧ライン
14 低圧ライン
16 発電機
20 シリンダ
22 ピストン
22A ピストン本体部
22B ピストンシュー
24 作動室
25 変換機構
26 カム
27 高圧内部流路
28 高圧弁
29 低圧内部流路
30 低圧弁
31 低圧弁収容室
32 回転軸
34 高圧連通ライン
35 高圧環状流路
36 低圧連通ライン
37 低圧環状流路
38 バルブブロック
39 弁座
40 バルブブロック本体
41 穴
42 バルブケーシング
43 穴
44 バルブケーシング
45 弁座
46 ロッド挿通孔
47 雌ねじ
48 電磁石収容室
50 ロッド
51 第1端部
52 第2端部
54 弁体ユニット
55 弁体
56 アーマチュア
58 スプリング
59 電磁石
60 ロッド
64 弁体ユニット
65 弁体
66 アーマチュア
68 スプリング
69 電磁石
70 締結部
72 ナット部材
73 雄ねじ
74 第1ねじ穴
75 第1ボルト
76 第1スペーサ
80 フランジ部
81 端面
82 端面
84 当接面
86 外表面
87 端面
88 第2ねじ穴
89 雌ねじ
90 ナットプレート
92 第2ボルト
92a 先端
94 反力受け部
95 反力受けボルト
95a 頭部
96 リング部材
97〜99 Oリング
100 孔
102 ボルト穴
110 シリンダブロック

Claims (12)

  1. 流体機械の作動室の圧力の周期的変化と連動して開閉可能に構成されたバルブと、
    前記バルブを収容するバルブケーシングと、
    前記バルブケーシングを受け入れるための穴を有するバルブブロック本体と、
    前記バルブケーシング及び前記バルブブロック本体とは別体として設けられ、前記穴に収容された前記バルブケーシングを前記バルブブロック本体に締結する締結部と、を備え、
    前記バルブケーシングは、前記穴の径方向における外方に突出するように設けられたフランジ部を有し、
    前記バルブブロック本体は、前記フランジ部の両端面のうち前記作動室に近い側の面に当接する当接面を有し、
    前記締結部は、前記穴の軸方向に沿った軸力を前記フランジ部を介して前記当接面に与えることで前記バルブブロック本体と前記バルブケーシングとを締結するように構成され、
    前記バルブブロック本体の前記当接面は、前記穴の外周縁における前記バルブブロック本体の外表面よりも前記軸方向において前記作動室寄りに位置し、
    前記締結部は、ねじ締結部である
    ことを特徴とするバルブブロック。
  2. 流体機械の作動室の圧力の周期的変化と連動して開閉可能に構成されたバルブと、
    前記バルブを収容するバルブケーシングと、
    前記バルブケーシングを受け入れるための穴を有するバルブブロック本体と、
    前記バルブケーシングとは別体として設けられ、前記穴に収容された前記バルブケーシングを前記バルブブロック本体に締結する締結部と、を備え、
    前記バルブケーシングは、前記穴の径方向における外方に突出するように設けられたフランジ部を有し、
    前記バルブブロック本体は、前記フランジ部の両端面のうち前記作動室に近い側の面に当接する当接面を有し、
    前記締結部は、前記穴の軸方向に沿った軸力を前記フランジ部を介して前記当接面に与えることで前記バルブブロック本体と前記バルブケーシングとを締結するように構成され、
    前記バルブブロック本体の前記当接面は、前記穴の外周縁における前記バルブブロック本体の外表面よりも前記軸方向において前記作動室寄りに位置し、
    前記軸方向における前記バルブブロック本体の前記外表面と前記当接面との距離D1の、前記軸方向における前記バルブブロック本体の前記外表面と前記バルブケーシングの両端面のうち前記作動室に近い側の面との距離D2に対する比(D1/D2)は、0.3以上であることを特徴とするバルブブロック。
  3. 流体機械の作動室の圧力の周期的変化と連動して開閉可能に構成されたバルブと、
    前記バルブを収容するバルブケーシングと、
    前記バルブケーシングを受け入れるための穴を有するバルブブロック本体と、
    前記バルブケーシングとは別体として設けられ、前記穴に収容された前記バルブケーシングを前記バルブブロック本体に締結する締結部と、を備え、
    前記バルブケーシングは、前記穴の径方向における外方に突出するように設けられたフランジ部を有し、
    前記バルブブロック本体は、前記フランジ部の両端面のうち前記作動室に近い側の面に当接する当接面を有し、
    前記締結部は、前記穴の軸方向に沿った軸力を前記フランジ部を介して前記当接面に与えることで前記バルブブロック本体と前記バルブケーシングとを締結するように構成され、
    前記バルブブロック本体の前記当接面は、前記穴の外周縁における前記バルブブロック本体の外表面よりも前記軸方向において前記作動室寄りに位置し、
    前記締結部は、前記バルブブロック本体の前記穴に形成された雌ねじと螺合する雄ねじを有するナット部材を含むことを特徴とするバルブブロック。
  4. 前記締結部は、前記ナット部材の周方向に沿って配列されて前記ナット部材を貫通する複数の第1ねじ穴にそれぞれねじ込まれる複数の第1ボルトをさらに含み、
    前記複数の第1ボルトは、前記バルブブロック本体と前記ナット部材との間に作用する締結力を前記軸力として前記フランジ部に伝えるように構成されたことを特徴とする請求項3に記載のバルブブロック。
  5. 前記第1ボルトの各々の先端と前記フランジ部との間に設けられ、前記第1ボルト及び前記フランジ部とは異種材である第1スペーサをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載のバルブブロック。
  6. 流体機械の作動室の圧力の周期的変化と連動して開閉可能に構成されたバルブと、
    前記バルブを収容するバルブケーシングと、
    前記バルブケーシングを受け入れるための穴を有するバルブブロック本体と、
    前記バルブケーシングとは別体として設けられ、前記穴に収容された前記バルブケーシングを前記バルブブロック本体に締結する締結部と、を備え、
    前記バルブケーシングは、前記穴の径方向における外方に突出するように設けられたフランジ部を有し、
    前記バルブブロック本体は、前記フランジ部の両端面のうち前記作動室に近い側の面に当接する当接面を有し、
    前記締結部は、前記穴の軸方向に沿った軸力を前記フランジ部を介して前記当接面に与えることで前記バルブブロック本体と前記バルブケーシングとを締結するように構成され、
    前記バルブブロック本体の前記当接面は、前記穴の外周縁における前記バルブブロック本体の外表面よりも前記軸方向において前記作動室寄りに位置し、
    前記締結部は、
    前記バルブブロック本体の前記外表面を覆うように配置され、雌ねじが形成された複数の第2ねじ穴を有するナットプレートと、
    前記複数の第2ねじ穴にそれぞれねじ込まれ、前記軸力としての、前記ナットプレートに対する締結力を生み出すように構成された複数の第2ボルトと、
    前記ナットプレートに作用する前記締結力の反力を受けるための反力受け部と、
    を含むことを特徴とするバルブブロック。
  7. 前記複数の第2ボルトの先端と前記フランジ部との間に設けられ、前記締結力を前記フランジ部に伝えるためのリング部材をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載のバルブブロック。
  8. 前記反力受け部は、前記バルブブロック本体の前記外表面にねじ込まれた反力受けボルトの頭部であることを特徴とする請求項6又は7に記載のバルブブロック。
  9. 前記締結部の初期締付け力は、前記流体機械の作動中における前記作動室の圧力変動に起因した、前記バルブブロック本体の前記当接面からの前記フランジ部の前記面の離間が生じないように設定されることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載のバルブブロック。
  10. 前記バルブは、
    第1端部および第2端部を有するロッドと、
    前記ロッドの前記第1端部に結合され、且つ、前記バルブケーシングに形成された弁座に当接可能である弁体を少なくとも有する弁体ユニットと、
    前記ロッドの前記第2端部に結合されたアーマチュアと、
    前記アーマチュアを付勢方向に付勢するように構成された付勢部材と、
    電力が供給されたときに、前記アーマチュアを吸引して前記アーマチュアを前記付勢方向とは反対方向に駆動するように構成された電磁石と、
    を含み、
    前記バルブケーシングは、
    前記バルブが開いているときに前記作動室と外部配管とを連通させるための内部流路と、
    前記ロッドの前記第2端部が通過可能なロッド挿通孔と、
    前記電磁石を収容するための電磁石収容室と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載のバルブブロック。
  11. シリンダと、
    前記シリンダ内を往復運動可能に構成されたピストンと、
    請求項1乃至10の何れか一項に記載のバルブブロックと、を備え、
    前記作動室は、前記シリンダと前記ピストンとにより画定され、
    前記バルブは、前記作動室への流体の流入又は前記作動室からの流体の流出を切り替え可能に構成された
    ことを特徴とする流体機械。
  12. 再生エネルギーを受け取って回転するように構成されたロータと、
    前記ロータによって駆動されて作動油を昇圧するように構成された油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプにより昇圧された作動油によって駆動されるように構成された油圧モータと、
    前記油圧ポンプの出口と前記油圧モータの入口とを接続する高圧ラインと、
    前記油圧モータの出口と前記油圧ポンプの入口とを接続する低圧ラインと、
    前記油圧モータによって駆動されるように構成された発電機と、を備え、
    前記油圧ポンプ又は油圧モータの少なくとも一方は、請求項11に記載の流体機械であり、
    前記バルブは、前記作動室と前記高圧ライン又は前記低圧ラインとの連通状態を切り替え可能に構成された
    ことを特徴とする再生可能エネルギー発電装置。
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