JP6326686B2 - 異常監視装置、異常監視方法及びプログラム - Google Patents

異常監視装置、異常監視方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、車種判別に用いられる踏板の異常監視装置、異常監視方法及びプログラムに関する。
高速道路等の有料道路では、料金収受の効率化のために、通行券自動発行機や料金自動収受機が設置されてなる料金収受システムが利用されている。また、近年、無線を介して、車両走行中に自動的に料金の電子決済を行う電子式料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System(登録商標))(「自動料金収受システム」とも言う)が普及している。
このような料金収受システムには、車種に応じた課金を行うために、通行する車両の車種を自動で判別する車種判別装置が備えられている場合がある。料金収受システムは、この車種判別装置により走行車両の車種を判別し、当該車種に応じた課金処理を行う。
この車種判別装置は、車両の進入を一台ずつ分離して検知する車両分離器、車両の車軸数やタイヤ幅等を検出する車種判別用踏板、その他車高検知器や車長検知器等、様々な検知装置を組み合わせて構成される(例えば、特許文献1)。
車種判別装置に用いられる踏板(車種判別用踏板)は、踏まれた車線幅方向の位置及び範囲に応じた検出信号を出力する踏圧検知センサを内部に有している。これにより、通行する車両のタイヤ幅やトレッド幅(左右のタイヤの中心間距離)等を取得することができる。また、踏圧検知センサを車線方向(車両の進行方向)の異なる位置に複数配し、各踏圧検知センサによる検出信号の経時的な変化を参照することで、車両の前進や後退を判別することができる。
特開2000−020877号公報
車種判別装置に用いられる踏板は、経年劣化等により踏圧検知センサの感度が低下し、タイヤによって踏まれているにも関わらず検出信号を出力しない、等の異常が発生することがある。この場合、感度が低下した踏圧検知センサの設置箇所によっては車種判別を正確に実施することができなくなる可能性があり、早急に修繕を行う必要がある。
しかしながら、料金所を通行する車両は、二輪車や四輪車等、多岐に渡るため、車両の通行があったにも関わらず検出信号が出力されなかったからといってm直ちに異常とは断定できない。例えば、二輪車が通過する場合、踏板の幅方向において踏み込まれる範囲は単一のタイヤ幅のみであるから、当該踏み込まれる範囲を含まない範囲に渡って設置されたセンサは、踏圧が検知されなくとも正常といえる。そのため、踏圧検知センサにおける異常の発生及び異常箇所の特定を精度よく行うことができなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、踏圧検知センサにおける異常の発生及び異常箇所の特定を精度よく行うことができる異常監視装置、異常監視方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様は、車線を走行する四輪車の左右一方側のタイヤにのみ踏まれるように車線幅方向の所定範囲に渡って伸びて配されて、踏まれた際の電気抵抗の変化に応じて当該踏まれた位置及びタイヤ幅を検出可能な第1抵抗接点と、前記四輪車の左右他方側のタイヤにのみ踏まれるように、前記第1抵抗接点とは異なる車線幅方向の範囲に渡って伸びて配されて、踏まれた際の電気抵抗の変化に応じて当該踏まれた位置及びタイヤ幅を検出可能な第2抵抗接点と、前記第1抵抗接点または前記第2抵抗接点の少なくとも一方と車線方向に異なる位置に、車線幅方向に重なる範囲を設けて配されて、踏まれたか否かを検出可能な一つ以上の平接点と、前記四輪車の進入を検知する検知器と、を備える踏板の異常監視装置であって、前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、前記平接点の各々から出力される検出信号を取得すると共に、前記検知器からの出力される検出信号を取得する検出信号取得部と、前記取得した各検出信号に基づいて、踏み付けが検出された前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、及び前記平接点の何れか一つと車線幅方向の範囲が重なる他の前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、前記平接点の何れか一つにおいて踏み付けが検出されたか否かを判定し、検出されていない場合には、当該他の前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、及び前記平接点の何れか一つを異常と判定し、前記検知器により前記四輪車の進入が検知されているにもかかわらず、前記第1抵抗接点及び前記第2抵抗接点のいずれもが踏み付けを検知しない場合には、前記第1抵抗接点と前記第2抵抗接点とのうち少なくとも一方を異常と判定する異常判定部と、を備える異常監視装置である。
また、本発明の一態様は、上述の異常監視装置において、前記踏板が、前記第1抵抗接点と前記第2抵抗接点とが車線方向に異なる位置に配されており、前記平接点として、前記第1抵抗接点と車線方向に同じ位置で、車線幅方向の前記第1抵抗接点が設けられていない範囲に渡って伸びて配される第1平接点と、前記第2抵抗接点と車線方向に同じ位置で、車線幅方向の前記第2抵抗接点が設けられていない範囲に渡って伸びて配される第2平接点と、を備え、前記異常判定部は、前記第1抵抗接点のうち前記第2平接点と車線幅方向に重なる範囲内において踏み付けが検出された場合に、前記第2平接点の異常の有無を判定し、前記第2抵抗接点のうち前記第1平接点と車線幅方向に重なる範囲内において踏み付けが検出された場合に、前記第1平接点の異常の有無を判定することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上述の異常監視装置において、前記第1抵抗接点と前記第2抵抗接点とが、前記車線の車線幅方向中央に設定される中央範囲において車線幅方向に重なるように配されており、前記異常判定部は、前記第1抵抗接点及び前記第2抵抗接点の両方において、互いの前記重なる範囲で踏み付けが検出された場合に、前記第1平接点及び前記第2平接点を異常と判定しないことを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上述の異常監視装置において、前記踏板が、前記平接点として、さらに、前記第1抵抗接点及び前記第2抵抗接点と車線方向に異なる位置で、当該第1抵抗接点及び第2抵抗接点の車線幅方向の全範囲に重なるように伸びて配される第3平接点と、を備え、前記異常判定部は、前記第1抵抗接点または前記第2抵抗接点の少なくとも何れか一つで踏み付けが検出された場合に、前記第3平接点の異常の有無を検出することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、車線を走行する四輪車の左右一方側のタイヤにのみ踏まれるように車線幅方向の所定範囲に渡って伸びて配されて、踏まれた際の電気抵抗の変化に応じて当該踏まれた位置及びタイヤ幅を検出可能な第1抵抗接点と、前記四輪車の左右他方側のタイヤにのみ踏まれるように、前記第1抵抗接点とは異なる車線幅方向の範囲に渡って伸びて配されて、踏まれた際の電気抵抗の変化に応じて当該踏まれた位置及びタイヤ幅を検出可能な第2抵抗接点と、前記第1抵抗接点または前記第2抵抗接点の少なくとも一方と車線方向に異なる位置に、車線幅方向に重なる範囲を設けて配されて、踏まれたか否かを検出可能な一つ以上の平接点と、前記四輪車の進入を検知する検知器と、を備える踏板の異常監視方法であって、検出信号取得部が、前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、前記平接点の各々から出力される検出信号を取得と共に、前記検知器からの出力される検出信号を取得し、異常判定部が、前記取得した各検出信号に基づいて、踏み付けが検出された前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、及び前記平接点の何れか一つと車線幅方向の範囲が重なる他の前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、前記平接点の何れか一つにおいて踏み付けが検出されたか否かを判定し、検出されていない場合には、当該他の前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、及び前記平接点の何れか一つを異常と判定判定し、前記検知器により前記四輪車の進入が検知されているにもかかわらず、前記第1抵抗接点及び前記第2抵抗接点のいずれもが踏み付けを検知しない場合には、前記第1抵抗接点と前記第2抵抗接点とのうち少なくとも一方を異常と判定することを特徴とする異常監視方法である。
また、本発明の一態様は、車線を走行する四輪車の左右一方側のタイヤにのみ踏まれるように車線幅方向の所定範囲に渡って伸びて配されて、踏まれた際の電気抵抗の変化に応じて当該踏まれた位置及びタイヤ幅を検出可能な第1抵抗接点と、前記四輪車の左右他方側のタイヤにのみ踏まれるように、前記第1抵抗接点とは異なる車線幅方向の範囲に渡って伸びて配されて、踏まれた際の電気抵抗の変化に応じて当該踏まれた位置及びタイヤ幅を検出可能な第2抵抗接点と、前記第1抵抗接点または前記第2抵抗接点の少なくとも一方と車線方向に異なる位置に、車線幅方向に重なる範囲を設けて配されて、踏まれたか否かを検出可能な一つ以上の平接点と、前記四輪車の進入を検知する検知器と、を備える踏板の異常監視装置のコンピュータを、前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、前記平接点の各々から出力される検出信号を取得すると共に、前記検知器からの出力される検出信号を取得する検出信号取得手段、前記取得した各検出信号に基づいて、踏み付けが検出された前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、及び前記平接点の何れか一つと車線幅方向の範囲が重なる他の前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、及び前記平接点の何れか一つにおいて踏み付けが検出されたか否かを判定し、検出されていない場合には、当該他の接点を異常と判定判定し、前記検知器により前記四輪車の進入が検知されているにもかかわらず、前記第1抵抗接点及び前記第2抵抗接点のいずれもが踏み付けを検知しない場合には、前記第1抵抗接点と前記第2抵抗接点とのうち少なくとも一方を異常と判定する異常判定手段、として機能させるプログラムである。
上述の異常監視装置、異常監視方法及びプログラムによれば、踏圧検知センサにおける異常の発生及び異常箇所の特定を精度よく行うことができる。
第1の実施形態に係る車種判別装置を有する料金収受施設の概要を示す図である。 第1の実施形態に係る車種判別装置の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る踏板の機能構成を説明する図である。 第1の実施形態に係る車種判別装置に四輪車が通行する例を説明する図である。 第1の実施形態に係る車種判別装置に二輪車が通行する例を説明する第1の図である。 第1の実施形態に係る車種判別装置に二輪車が通行する例を説明する第2の図である。 第1の実施形態に係る車種判別装置に二輪車が通行する例を説明する第3の図である。 第1の実施形態に係る異常判定部の処理フローを示すフローチャート図である。 第2の実施形態に係る異常判定部の処理フローを示すフローチャート図である。 第3の実施形態に係る踏板の構成を示す図である。 第4の実施形態に係る踏板の構成を示す図である。
<第1の実施形態>
以下、第1の実施形態に係る異常監視装置を、図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係る異常監視装置を有する料金収受施設の概要を示す図である。
本実施形態に係る料金収受施設101は、有料道路の入口又は出口に設置され、通行する車両(後述する四輪車60、二輪車61)から料金を収受する施設である。
図1に示すように、料金収受施設101は、車線4(走行レーン)に車種判別装置100、無線通信装置7、発進制御機5a、発進検知装置6を備えている。
車種判別装置100は、車両の通過に伴って種々の検知センサ群から出力される検知信号に基づいて車線4を走行する車両の車種を特定する。
無線通信装置7は、車種判別装置100により特定された車種情報に基づいて、走行する車両に搭載された車載器と料金収受のための情報通信を行う。
発進制御機5aは、無線通信装置7による情報通信の結果または発進検知装置6からの検知信号等に基づいて開閉バーを開閉し、通行する車両の発進(料金収受施設101からの退出)を制御する。
発進検知装置6は、車両分離器や踏板等の検知センサから出力される検知信号に基づいて車両の発進を検知する。
ここで、本実施形態に係る車種判別装置100は、主に、踏板2、車両分離器3、車高検知器3a、ナンバープレート認識装置3b、車長検知装置3c等から出力される検知信号に基づいて車両の車種を特定する。また、後述するように、本実施形態に係る車種判別装置100は、異常監視装置1(図2参照)を有している。
なお、図1において、料金収受施設101は、無線通信装置7を備え、電子料金収受システムに対応した料金収受施設として示しているが、本実施形態に係る異常監視装置1は、後述するように、図1に示した場合の他、無線通信装置7の代わり、または、無線通信装置7と共に通行券自動発行機や自動料金収受機が備えられた料金収受システム等にも適用可能である。
図2は、第1の実施形態に係る車種判別装置の構成を示す図である。
図2に示すように、本実施形態に係る車種判別装置100は、車線4の車線方向に通行する車両に対して車種判別処理を行う。図2に示すように、車種判別装置100は、異常監視装置1、踏板2、車両分離器3を備えている。また、図2には図示していないが、車種判別装置100は、さらに、例えば車長を検知する車長検知部やナンバープレートから情報を読み取るナンバープレート認識装置等が備えられていてもよい。
異常監視装置1は、車種判別装置100に備えられる踏板2(後述)を監視して、踏板2の動作に異常があった際に当該異常を検出して通知する。本実施形態において、異常監視装置1は、例えば、車種判別装置100全体の動作を司る主制御部に組み込まれる態様であってもよい。
踏板2は、車種判別装置100に備えられる車種判別用踏板であって、通行する車両の踏み付けに応じた検出信号を出力する。図2に示すように、踏板2は、車線4の路面上に、車線幅方向に伸びるように設置される。詳細は後述するが、踏板2は、内部に複数の踏圧検知センサ(第1抵抗接点201、第2抵抗接点202、第1平接点211、第2平接点212等)を有しており、この各種センサを介して車両の踏み付けに応じた検出信号を出力する。踏板2のより具体的な機能構成については後述する。
車両分離器3は、通行する車両を一台ごとに分離しながら、その通過を検知する。例えば、車両分離器3は、光センサを備えて、進入した車両の筐体が当該光センサを遮ることで車両の進入を検知する。
図2に示すように、異常監視装置1は、検出信号取得部10と、異常判定部11と、を備えている。
検出信号取得部10は、踏板2が有する複数の踏圧検知センサ(第1抵抗接点201、第2抵抗接点202等)の各々が出力する検出信号を取得する。具体的には、検出信号取得部10は、車両の進入を検知する車両分離器3からの進入検知信号を入力する。そして、検出信号取得部10は、当該進入検知信号をトリガとして、当該進入検知信号が入力されている間に踏板2の各踏圧検知センサから入力される踏圧の検出信号を取得する。
異常判定部11は、検出信号取得部10が取得した各検出信号に基づいて、踏板2の動作の異常の有無を検出する。具体的には、異常判定部11は、踏み付けが検出された各踏圧検知センサ(第1抵抗接点201、第2抵抗接点202、第1平接点211等)の何れか一つと車線幅方向の範囲が重なる他の踏圧検知センサの何れか一つにおいて踏み付けが検出されたか否かを判定し、検出されていない場合には、当該他の踏圧検知センサを異常と判定する。例えば、異常判定部11は、第1抵抗接点201にて踏み付けが検出された場合には、この第1抵抗接点201を除いた他の踏圧検知センサ(第2抵抗接点202又は第2平接点212等)の何れか一つにおいて踏み付けが検出されたか否かを判定する。
異常判定部11の具体的な処理手順については後述する。
次に、踏板2の具体的な構成について図2を参照しながら説明する。
図2に示すように、踏板2は、第1抵抗接点201、第2抵抗接点202、第1平接点211、第2平接点212、第3平接点213及び第4平接点214を備えている。
第1抵抗接点201は、車線4における車線幅方向の所定範囲、具体的には、車線4の車線方向左端付近から車線方向右側へ車線幅2/3程度伸びるように配される。このように配されることで、第1抵抗接点201は、車線4を走行する四輪車の進行方向左側のタイヤにのみ踏まれる。
第2抵抗接点202は、第1抵抗接点201とは異なる車線幅方向の範囲、具体的には、車線4の車線方向右端付近から車線方向左側へ車線幅2/3程度の地点まで伸びるように配される。このように配されることで、第2抵抗接点202は、車線4を走行する四輪車の進行方向右側のタイヤにのみ踏まれる。
ここで、第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202は、後述の図3(a)に示す仕組みに基づいて車両のタイヤ幅を特定可能とする検出信号を出力する。しかし、第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202が出力する検出信号に基づいてタイヤ幅を特定するためには、第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202が、四輪車の左右何れか一方にのみ踏まれている必要がある。したがって、第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202は、車線の幅員及び通行する四輪車の車幅を考慮して、各々が、四輪車の左右のタイヤ一方にのみ踏まれるように、互いに異なる範囲に配されている。したがって、四輪車が通行する場合は、1抵抗接点201、第2抵抗接点202のうち、車線幅方向において互いに重複する範囲(後述する中央範囲C)が踏まれることはない。
なお、図2に示すように、第1抵抗接点201と第2抵抗接点202とは、車線方向に異なる位置に配されており、車線4の中央における車線幅1/3程度の範囲(後述する中央範囲C)において車線幅方向に重なる(中央範囲Cにおいて、車線方向について隣り合う)ように配されている。
第1抵抗接点201及び第2平接点212は、内部に抵抗素子を含む電気回路を有し、踏まれた際の電気抵抗の変化に応じて当該踏まれた車線幅方向の位置及び範囲を検出可能とする。
図2に示すように、第1平接点211は、第1抵抗接点201と車線方向に同じ位置で、車線幅方向の第1抵抗接点201が設けられていない範囲に渡って伸びて配される。具体的には、車線4の車線方向左端付近から車線方向右側へ車線幅1/3程度伸びるように配される。
また、第2平接点212は、第2抵抗接点202と車線方向に同じ位置で、車線幅方向の第2抵抗接点202が設けられていない範囲に渡って伸びて配される。具体的には、車線4の車線方向右端付近から車線方向左側へ車線幅1/3程度伸びるように配される。
第1平接点211及び第2平接点212は、車両のタイヤによる踏み付けの有無を検知可能とする。
なお、上述の説明において、第1平接点211及び第2平接点212は、それぞれ第1抵抗接点201、第2抵抗接点202と車線方向に「同じ」位置に配されるものと記載したが、これは、各々が車線方向において正確に「同じ」位置に配されるべきことを意味するものではない。すなわち、第1平接点211及び第2平接点212が排される位置は、踏板の構成に応じて、それぞれ第1抵抗接点201、第2抵抗接点202の車線方向の位置に対して幾分のずれが許容され得るものである。
図2に示すように、第3平接点213及び第4平接点214は、第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202と車線方向に異なる位置で、第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202の車線幅方向の全範囲に重なるように伸びて配される。具体的には、車線4の車線方向左端付近から右端付近まで車線幅方向全域に渡って配される。
図3は、第1の実施形態に係る踏板の機能構成を説明する図である。
踏板2が備える第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202の構成の概略を図3(a)に示す。図3(a)に示すように、第1抵抗接点201は、車線幅方向に伸びるように配された抵抗素子R01と、その路面下方向に配された電極p01と、を有する。この第1抵抗接点201(第2抵抗接点202)が通行する車両のタイヤにより踏まれたとき、抵抗素子R01の踏まれた部分と、その下方の電極p01とが接触する。これにより、第1抵抗接点201(第2抵抗接点202)は、端子t01と端子t03との間の電気抵抗値、並びに、端子t02と端子t03との間の電気抵抗値を計測することで、踏まれた位置及びその範囲を検出することができる。
また、図3(b)に示すように、第1平接点211〜第4平接点214は、車線幅方向に伸びるように配された電極p11と、路面下方向に配された電極p12と、を有する。第1平接点211等が通行する車両のタイヤにより踏まれたとき、電極p11と電極p12とが接触する。これにより、第1平接点211等は、端子t11と端子t12との間における通電の有無を検出することで、踏み付けの有無を検出することができる。
本実施形態に係る踏板2は、図2に示したように、車線方向に複数の踏圧検知センサ(各接点)を並べて配置される。車種判別装置100は、車線方向に並べて配置された各踏圧検知センサにおける踏み付け検出時刻の時間差に基づいて、通行する車両の前進・後退を判別することができる。また、踏板2は、第1抵抗接点201を介して四輪車の右側のタイヤの踏み付け位置及びその幅を検出可能とし、第2抵抗接点202を介して左側のタイヤの踏み付け位置及びその幅を検出可能とする。これにより、車種判別装置100は、通行する車両の車種判別に必要な情報(タイヤ幅、トレッド幅等)を取得することができる。
図4は、第1の実施形態に係る車種判別装置に四輪車が通行する例を説明する図である。
図2に示したように、踏板2は、第1抵抗接点201と第2抵抗接点202とが、車線4の中央における車線幅1/3程度の範囲(中央範囲C)において重なるように配されている。本実施形態に係る異常判定部11は、第1抵抗接点201における中央範囲Cと、第2平接点212と重なる範囲である右平接点範囲Rとの境界を示す閾値X1を予め記憶している。同様に、異常判定部11は、第2抵抗接点202における中央範囲Cと、第1平接点211と重なる範囲である左平接点範囲Lとの境界を示す閾値X2を予め記憶している。異常判定部11は、この閾値X1、X2をもって、車線4の車線幅方向中央に中央範囲Cを設定する。
なお、本実施形態において上述の「中央範囲C」は、車線4の車線幅方向中央を対称に、左右に均等に伸びて設定されているが、他の実施形態においては、必ずしも車線幅方向中央から左右に均等に伸びて設定される必要はない。例えば、中央範囲Cは、車線幅方向中央から左右方向にそれぞれ異なった長さに伸びて設定されていてもよい。なお、この場合であっても、第1抵抗接点201は、四輪車の右側のタイヤの踏み付け位置及びその幅を検出可能なように配され、第2抵抗接点202は、左側のタイヤの踏み付け位置及びその幅を検出可能となるように配されるものとする。
ここで、車線4を通行する車両が四輪車60であった場合を説明する。
図4に示すように、四輪車60は、料金所を通過する際、タイヤT1、T2をもって踏板2を踏み付ける。このとき、第1抵抗接点201は、四輪車60の進行方向右側のタイヤT1にのみ踏まれる。同様に、第2抵抗接点202は、四輪車60の進行方向左側のタイヤT2にのみ踏まれる。つまり、通過する車両が四輪車である場合、四輪車60のタイヤT1は、常に右平接点範囲Rを通過し、これと同時に、タイヤT2は、常に左接点範囲Lを通過する。
図5〜図7は、第1の実施形態に係る車種判別装置に二輪車が通行する例を説明する第1〜第3の図である。
次に、車線4を通行する車両が二輪車61(図6、図7)であった場合を説明する。
走行する車両が四輪車であった場合、踏板2の踏まれ方のパターンは一通りとなる(図4参照)。しかしながら、車線4を通行する車両が二輪車の場合、踏板2の踏まれる位置は、二輪車ごとに異なることが想定される。特に、車線4に適用される料金収受の態様によって、踏板2の踏まれる位置の傾向が相違する。
例えば、図5(a)に示すように、踏板2が、電子料金収受システムに対応した走行レーンに設置される場合、二輪車61の運転者は、発進制御機5aの開閉バーとの接触を避けようとして、車線4の中央付近を走行する。
一方、図5(b)に示すように、通行券自動発行機5bが設置された車線4に設置された踏板2の場合、二輪車61の運転者は、通行券自動発行機5bが発行する通行券を取得しようとして、車線4の右側(通行券自動発行機5bが設置される側)に寄って走行する。
図6は、二輪車61が車線4の中央付近を通行する場合(図5(a))において、踏板2が二輪車61のタイヤT3に踏まれる様子を示している。この場合、図6に示すように、二輪車61のタイヤT3は、踏板2の中央範囲Cを通過するため、当該中央範囲Cに属する第1抵抗接点201、第3平接点213、第4平接点214、第2抵抗接点202を踏み付ける。またこの場合は、第1平接点211及び第2平接点212は踏まれない。
また、図7は、二輪車61が車線4の右側寄りを通行する場合(図5(b))において、踏板2が二輪車61のタイヤT3に踏まれる様子を示している。この場合、図7に示すように、二輪車61のタイヤT3は、踏板2の右平接点範囲Rを通過するため、第1抵抗接点201、第3平接点213、第4平接点214、第2平接点を踏み付ける。また、この場合は、第2抵抗接点202及び第1平接点211は踏まれない。
また、二輪車61によっては、車線4の左側寄りを通行する場合も想定される。図示を省略するが、この場合は、二輪車61のタイヤT3は、踏板2の左平接点範囲Lを通過して、第1平接点211、第3平接点213、第4平接点214、第2抵抗接点202を踏み付ける。また、この場合は、第1抵抗接点201及び第2平接点212は踏まれない。
本実施形態に係る異常判定部11は、上述したような種々の踏み付けのパターンに応じた処理フローに基づき、踏板2の動作の異常の有無を検出する。
図8は、第1の実施形態に係る異常判定部の処理フローを示すフローチャート図である。
図8に示す異常判定部11の処理フローは、車両分離器3(図2)から検出信号取得部10に進入検知信号が入力され、検出信号取得部10が検出信号の取得を実施する時点から開始される。
まず、異常判定部11は、検出信号取得部10を介して、踏板2の各踏圧検知センサ(第1抵抗接点201等)が出力する検出信号を取得する(ステップS01)。
次に、異常判定部11は、取得した検出信号のうち、第1抵抗接点201の検出信号を参照し、第1抵抗接点201のどの位置及び範囲を踏まれたかを判別する。そして、異常判定部11は、予め記憶していた閾値X1に基づいて、第1抵抗接点201の踏まれた範囲に、第2平接点212と重なる範囲である右平接点範囲Rが含まれているか否かを判定する(ステップS02)。
第1抵抗接点201の踏まれた範囲に、右平接点範囲Rが含まれていると判定した場合(ステップS02:YES)、異常判定部11は、第2抵抗接点202が出力する検出信号を参照し、第2抵抗接点202のどの位置及び範囲を踏まれたかを判別する。そして、異常判定部11は、予め記憶していた閾値X2に基づいて、第2抵抗接点202の踏まれた範囲に、第1平接点211と重なる範囲である左平接点範囲Lが含まれているか否かを判定する(ステップS03a)。
ここで、第2抵抗接点202の踏まれた範囲に左平接点範囲Lが含まれていると判定した場合(ステップS03a:YES)、異常判定部11は、第1平接点211及び第2平接点212両方の異常判定を実施する(ステップS04a)。
この場合、第1抵抗接点201の右平接点範囲Rと、第2抵抗接点202の左平接点範囲Lと、の両方が踏まれていることから、通行する車両が四輪車であると特定される(図4参照)。したがって、異常判定部11は、第1平接点211及び第2平接点212のそれぞれで踏み付けが検出されたか否かを判定し、検出されていない場合には、踏み付けを検出しなかった第1平接点211、第2平接点212を異常と判定する。
なお、第3平接点213及び第4平接点214も常に踏まれるはずなので、異常判定部11は、第3平接点213及び第4平接点214についても踏み付けが検出されたか否かを判定し、検出されていない場合には、踏み付けを検出しなかった第3平接点213、第4平接点214を異常と判定する。
一方、第1抵抗接点201の踏まされた範囲に右平接点範囲Rが含まれている場合(ステップS02:YES)であって、かつ、第2抵抗接点202の踏まれた範囲に左平接点範囲Lが含まれていないと判定した場合(ステップS03a:NO)、異常判定部11は、第2平接点212のみについて異常判定を実施する(ステップS04b)。
この場合、第1抵抗接点201の右平接点範囲Rは踏まれているにもかかわらず第2抵抗接点202の左平接点範囲Lは踏まれていないことから、通行する車両は二輪車で、かつ、車線4の右寄りを走行していると特定される(図7参照)。したがって、異常判定部11は、第2平接点212で踏み付けが検出されたか否かを判定し、検出されていない場合には、その第2平接点212を異常と判定する一方、第1平接点211で踏み付けが検出されなかったことについては異常と判定しない。
なお、この場合も、ステップS04aと同様に、異常判定部11は、第3平接点213及び第4平接点214についての異常判定を実施する。
一方、ステップS02の段階で、第1抵抗接点201の踏まれた範囲に、右平接点範囲Rが含まれていないと判定した場合(ステップS02:NO)、異常判定部11は、第2抵抗接点202が出力する検出信号を参照し、第2抵抗接点202のどの位置及び範囲を踏まれたかを判別する。そして、異常判定部11は、閾値X2に基づいて、第2抵抗接点202の踏まれた範囲に、左平接点範囲Lが含まれているか否かを判定する(ステップS03b)。
ここで、第2抵抗接点202の踏まれた範囲に左平接点範囲Lが含まれていると判定した場合(ステップS03b:YES)、異常判定部11は、第1平接点211のみについて異常判定を実施する(ステップS04c)。
この場合、第2抵抗接点202の左平接点範囲Lは踏まれているにもかかわらず第1抵抗接点201の右平接点範囲Rは踏まれていないことから、通行する車両は二輪車で、かつ、車線4の左寄りを走行していると特定される。したがって、異常判定部11は、第1平接点211で踏み付けが検出されたか否かを判定し、検出されていない場合にはその第1平接点211を異常と判定する一方、第2平接点212で踏み付けが検出されなかったことについては異常と判定しない。
なお、この場合も、ステップS04a、S04bと同様に、異常判定部11は、第3平接点213及び第4平接点214についての異常判定を実施する。
さらに、第1抵抗接点201の踏まれた範囲に右平接点範囲Rが含まれていない場合(ステップS02:NO)であって、かつ、第2抵抗接点202の踏まれた範囲に左平接点範囲Lが含まれていないと判定した場合(ステップS03b:NO)、異常判定部11は、第1平接点211及び第2平接点212のいずれに対しても異常判定を実施しない(ステップS04d)。
この場合、第1抵抗接点201の右平接点範囲R、及び、第2抵抗接点202の左平接点範囲Lのいずれも踏まれていないことから、通行する車両は二輪車で、かつ、車線4の中央付近(中央範囲C)を走行していると特定される(図6参照)。したがって、異常判定部11は、第1平接点211及び第2平接点212のいずれについても踏み付けが検出されなかったことについて異常と判定しない。
したがって、この場合は、異常判定部11は、第3平接点213及び第4平接点214についてのみ、異常判定を実施する。
上述した異常監視装置1の処理によれば、通行する車両が四輪車か、二輪車か、を判別するとともに、二輪車である場合には、更に、その走行ルートを特定することで、その走行ルートに応じて、踏み付けが検出されるべき踏圧検知センサと、踏み付けが検出されなくともよい踏圧検知センサと、の切り分けを行うことができる。例えば、異常監視装置1は、二輪車が踏板2の進行方向左側を通過したと判定した場合には、当該踏板2の右側に設置された踏圧検知センサにおいては、踏圧が検出されなくともよい(異常ではない)、と判断することができる。
そして、異常監視装置1は、踏み付けが検出されるべき踏圧検知センサについてのみ異常の有無の判定処理を行う。このようにすることで、通行する車両の車種またはその走行ルートによらず、踏まれたにもかかわらずその踏み付けを検出しない異常な踏圧検知センサを精度よく特定することができる。
以上、本実施形態に係る異常監視装置1によれば、車種判別用踏板が有する踏圧検知センサにおける異常の発生及び異常箇所の特定を精度よく行うことができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態に係る異常監視装置について説明する。
第2の実施形態に係る踏板2及び異常監視装置1の機能構成は、第1の実施形態と同一であるため、図示を省略する。
第2の実施形態に係る異常監視装置1の異常判定部11は、踏板2の異常判定を行う処理フローが第1の実施形態と異なる。
図9は、第2の実施形態に係る異常判定部の処理フローを示すフローチャート図である。
第1の実施形態と同様に、まず、異常判定部11は、検出信号取得部10を介して、踏板2の各踏圧検知センサ(第1抵抗接点201等)が出力する検出信号を取得する(ステップS11)。
次に、異常判定部11は、取得した検出信号のうち、第1抵抗接点201の検出信号を参照し、第1抵抗接点201のいずれかの範囲において踏まれたか否かを判定する(ステップS12)。
第1抵抗接点201が踏まれたと判定した場合(ステップS12:YES)、次に、異常判定部11は、第2抵抗接点202のいずれかの範囲において踏まれたか否かを判定する(ステップS13a)。
ここで、第2抵抗接点202が踏まれたと判定した場合(ステップS13a:YES)、異常判定部11は、さらに、第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202の踏まれた範囲が中央範囲Cであるか否かを判定する(ステップS14)。
第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202の踏まれた範囲が中央範囲Cであると判定した場合(ステップS14:YES)、異常判定部11は、第1平接点211及び第2平接点212のいずれに対しても異常判定を実施しない(ステップS15a)。
この場合、第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202の両方が踏まれており、かつ、その踏まれた位置が中央範囲Cであることから、通行する車両は二輪車で、かつ、車線4の中央付近(中央範囲C)を走行していると特定される(図6参照)。したがって、異常判定部11は、したがって、異常判定部11は、第1平接点211及び第2平接点212のいずれについても踏み付けが検出されなかったことについて異常と判定しない。
このように、本実施形態に係る異常判定部11は、第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202のそれぞれにおいて、互いの重なる範囲(中央範囲C)で踏み付けが検出された場合には、踏み付けが検知されなかった第1平接点211及び第2平接点212を異常と判定しないようにする。
一方、ステップS14において、第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202の踏まれた範囲が中央範囲Cでないと判定した場合(ステップS14:NO)、異常判定部11は、第1平接点211及び第2平接点212両方の異常判定を実施する(ステップS15b)。
この場合、第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202の両方が踏まれており、かつ、その踏まれた位置がそれぞれ中央範囲Cではないことから、通行する車両が四輪車であると特定される(図4参照)。したがって、異常判定部11は、第1平接点211及び第2平接点212のそれぞれの異常判定処理を行う。
一方、ステップS13aで、第2抵抗接点202が踏まれていないと判定した場合(ステップS13a:NO)、異常判定部11は、第2平接点212のみについて異常判定を実施する(ステップS15c)。
この場合、第1抵抗接点201は踏まれており、かつ、第2抵抗接点202は踏まれていないことから、通行する車両は二輪車で、かつ、車線4の右寄り(右平接点範囲R)を走行していると特定される(図7参照)。したがって、異常判定部11は、第2平接点212で踏み付けが検出されていない場合には異常と判定し、また、第1平接点211で踏み付けが検出されなかったことについては異常と判定しない。
一方、ステップS12で、第1抵抗接点201が踏まれていないと判定した場合(ステップS12:NO)、異常判定部11は、第2抵抗接点202のいずれかの範囲において踏まれたか否かを判定する(ステップS13b)。
ここで、第2抵抗接点202が踏まれたと判定した場合(ステップS13b:YES)、異常判定部11は、第1平接点211のみについて異常判定を実施する(ステップS15d)。
この場合、第1抵抗接点201は踏まれておらず、かつ、第2抵抗接点202は踏まれていることから、通行する車両は二輪車で、かつ、車線4の左寄り(左平接点範囲L)を走行していると特定される。したがって、異常判定部11は、第1平接点211で踏み付けが検出されていない場合には異常と判定し、また、第2平接点212で踏み付けが検出されなかったことについては異常と判定しない。
また、ステップS13bで、第2抵抗接点202が踏まれていないと判定した場合(ステップS13b:NO)、第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202の何れも踏み付けを検出していないと判断される。ここで、車両分離器3が車両の進入を検知しているにもかかわらず第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202のいずれもが踏み付けを検出しない場合、第1抵抗接点201、第2抵抗接点202の少なくとも何れか一方で異常が発生していると判断される。したがって、この場合、異常判定部11は、第1抵抗接点201または第2抵抗接点202のいずれかで異常が発生していると判定し、その旨を通知する(ステップS15e)。
なお、ステップS15a〜S15eのいずれの場合であっても、異常判定部11は、第3平接点213及び第4平接点214について踏み付けが検出されたか否かを判定し、検出されていない場合には、踏み付けを検出しなかった第3平接点213、第4平接点214を異常と判定する。
上述した異常監視装置1の処理によっても、四輪車または二輪車、また二輪車である場合にはその走行ルートごとに、踏み付けが検出されるべき踏圧検知センサと、踏み付けが検出されなくともよい踏圧検知センサと、の切り分けを行うことができる。また、本実施形態の場合、第1抵抗接点201と第2抵抗接点202との両方が踏まれた場合にのみ、閾値X1(または閾値X2)に基づく踏み付け位置の特定処理を行うので、判定処理を簡素化することができる。また、本実施形態の場合、第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202のいずれも踏み付けを検出していない場合は、第1抵抗接点201または第2抵抗接点202についての異常も検出することができる。
なお、上述した第1、第2の実施形態に係る異常判定部11の処理フロー(図8、図9)は一例であり、同等の目的が達成できる範囲内で、処理ステップの順番や判定基準を変更可能である。例えば、第1抵抗接点201と第2抵抗接点202に関する判定ステップ(ステップS02とステップS03a、S03b等)は、相互に入れ替え可能である。
また、上述した第1、第2の実施形態に係る異常判定部11は、さらに、第1平接点211または第2平接点212の異常をより詳細に把握するための処理ステップを有していてもよい。例えば、異常判定部11は、通行する車両が四輪車と特定した場合(ステップS02:YES、ステップS03a:YES(図8))、第1平接点211が踏まれた時刻と第1抵抗接点201が踏まれた時刻とが一致するか否かを判定して、第1平接点211の異常の有無を判定してもよい。すなわち、通行する車両が四輪車である場合、第1平接点211と第1抵抗接点201は、四輪車の左右のタイヤによりほぼ同時に踏み付けられる。したがって、異常判定部11は、通行する車両が四輪車と特定した場合は、第1抵抗接点201の検出信号との対比によって第1平接点211の異常の有無を判定する。
このようにすることで、第1平接点211が踏み付けを検出したか否かの判定のみならず、踏み付けを検出したタイミングが正しいか否かも判定することができる。
また、上述の第1、第2の実施形態に係る異常判定部11の処理フローでは、異常判定部11は、主に、第1抵抗接点201または第2抵抗接点202の検出信号に基づいて、第1平接点211または第2平接点212の異常判定を行うものとして説明した。しかし、他の実施形態に係る異常判定部11は、これとは逆に、第1平接点211または第2平接点212による検出信号に基づいて、第1抵抗接点201または第2抵抗接点202の異常判定を行う処理を有していてもよい。
例えば、当該他の実施形態に係る異常判定部11は、第2平接点212で踏み付けが検出されているにもかかわらず、第1抵抗接点201の右平接点範囲R内で踏み付けが検出されていない場合は、この第1抵抗接点201に異常があると判定してもよい。同様に、異常判定部11は、第1平接点211で踏み付けが検出されているにもかかわらず、第2抵抗接点202の左平接点範囲L内で踏み付けが検出されていない場合は、この第2抵抗接点202に異常があると判定してもよい。
このようにすることで、平接点についての異常のみならず、抵抗接点についての異常の有無を判定することができ、踏板2の異常をより詳細に把握することができる。
また、踏板2の構成も図2等に示したものに限定されない。他の実施形態に係る異常監視装置1は、例えば、以下のような構成の踏板に対しても異常の監視を実施することができる。
図10は、第3の実施形態に係る踏板の構成を示す図である。
第3の実施形態に係る踏板2Aは、図10に示すように、第1抵抗接点201、第2抵抗接点202、第1平接点211、第2平接点212のみを備える。すなわち、第1、第2の実施形態に係る踏板2から第3平接点213及び第4平接点214が排された構成である。この踏板2Aを備える車種判別装置100は、第1抵抗接点201または第1平接点211と、第2抵抗接点202または第2平接点212と、による踏み付け検出時刻の時間差に基づいて車両の前進・後進を判別可能とする。
本実施形態に係る異常監視装置1は、踏板2Aに対し、第1、第2の実施形態と同等の処理フロー(ただし、第3平接点213及び第4平接点214についての判定処理を除く)により、第1抵抗接点201、第2抵抗接点202、第1平接点211、第2平接点212それぞれの異常の有無を適切に判定することができる。
図11は、第4の実施形態に係る踏板の構成を示す図である。
第4の実施形態に係る踏板2Bは、図11に示すように、第1抵抗接点201、第2抵抗接点202及び第1平接点211の3つの踏圧検知センサのみを備える。第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202は、車線方向に同じ位置に配されており、さらに、各々が車線幅の右側1/2と左側1/2に伸びて配されている。また、第1平接点211は、第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202の車線方向前方側の位置で、第1抵抗接点201及び第2抵抗接点202の両方の全範囲と車線幅方向に重なるように伸びて配されている。
この踏板2Bでは、第1抵抗接点201が、通行する四輪車の右側のタイヤにより踏まれた車線幅方向の位置及び範囲に応じた検出信号を出力するとともに、第2抵抗接点202が、当該四輪車の左側のタイヤに踏まれた車線幅方向の位置及び範囲に応じた検出信号を出力する。また、この踏板2Bを備える車種判別装置100は、第1抵抗接点201(第2抵抗接点202)と第1平接点211との踏み付け検出時刻の時間差に基づいて車両の前進・後進を判別可能とする。
本実施形態に係る異常監視装置1の異常判定部11は、踏板2Bの第1抵抗接点201、第2抵抗接点202の何れかで踏み付けが検出された場合には、常に、第1平接点211において踏み付けが検出されたか否かを判定し、検出されていない場合には、第1平接点211を異常と判定する。
なお、上述の異常監視装置1は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した異常監視装置1の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)または半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
1・・・異常監視装置
10・・・検出信号取得部
11・・・異常判定部
2・・・踏板
201・・・第1抵抗接点
202・・・第2抵抗接点
211・・・第1平接点
212・・・第2平接点
213・・・第3平接点
214・・・第4平接点
100・・・車種判別装置
101・・・料金収受施設
3・・・車両分離器
4・・・車線
5a・・・発進制御機
5b・・・通行券自動発行機
60・・・四輪車
61・・・二輪車

Claims (6)

  1. 車線を走行する四輪車の左右一方側のタイヤにのみ踏まれるように車線幅方向の所定範囲に渡って伸びて配されて、踏まれた際の電気抵抗の変化に応じて当該踏まれた位置及びタイヤ幅を検出可能な第1抵抗接点と、
    前記四輪車の左右他方側のタイヤにのみ踏まれるように、前記第1抵抗接点とは異なる車線幅方向の範囲に渡って伸びて配されて、踏まれた際の電気抵抗の変化に応じて当該踏まれた位置及びタイヤ幅を検出可能な第2抵抗接点と、
    前記第1抵抗接点または前記第2抵抗接点の少なくとも一方と車線方向に異なる位置に、車線幅方向に重なる範囲を設けて配されて、踏まれたか否かを検出可能な一つ以上の平接点と、
    前記四輪車の進入を検知する検知器と、
    を備える踏板の異常監視装置であって、
    前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、前記平接点の各々から出力される検出信号を取得すると共に、前記検知器からの出力される検出信号を取得する検出信号取得部と、
    前記取得した各検出信号に基づいて、踏み付けが検出された前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、及び前記平接点の何れか一つと車線幅方向の範囲が重なる他の前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、前記平接点の何れか一つにおいて踏み付けが検出されたか否かを判定し、検出されていない場合には、当該他の前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、及び前記平接点の何れか一つを異常と判定し、前記検知器により前記四輪車の進入が検知されているにもかかわらず、前記第1抵抗接点及び前記第2抵抗接点のいずれもが踏み付けを検知しない場合には、前記第1抵抗接点と前記第2抵抗接点とのうち少なくとも一方を異常と判定する異常判定部と、
    を備える異常監視装置。
  2. 前記踏板は、
    前記第1抵抗接点と前記第2抵抗接点とが車線方向に異なる位置に配されており、
    前記平接点として、
    前記第1抵抗接点と車線方向に同じ位置で、車線幅方向の前記第1抵抗接点が設けられていない範囲に渡って伸びて配される第1平接点と、
    前記第2抵抗接点と車線方向に同じ位置で、車線幅方向の前記第2抵抗接点が設けられていない範囲に渡って伸びて配される第2平接点と、
    を備え、
    前記異常判定部は、
    前記第1抵抗接点のうち前記第2平接点と車線幅方向に重なる範囲内において踏み付けが検出された場合に、前記第2平接点の異常の有無を判定し、
    前記第2抵抗接点のうち前記第1平接点と車線幅方向に重なる範囲内において踏み付けが検出された場合に、前記第1平接点の異常の有無を判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の異常監視装置。
  3. 前記第1抵抗接点と前記第2抵抗接点とは、前記車線の車線幅方向中央に設定される中央範囲において車線幅方向に重なるように配されており、
    前記異常判定部は、
    前記第1抵抗接点及び前記第2抵抗接点の両方において、互いの前記重なる範囲で踏み付けが検出された場合に、前記第1平接点及び前記第2平接点を異常と判定しない
    ことを特徴とする請求項2に記載の異常監視装置。
  4. 前記踏板は、
    前記平接点として、さらに、
    前記第1抵抗接点及び前記第2抵抗接点と車線方向に異なる位置で、当該第1抵抗接点及び第2抵抗接点の車線幅方向の全範囲に重なるように伸びて配される第3平接点と、
    を備え、
    前記異常判定部は、
    前記第1抵抗接点または前記第2抵抗接点の少なくとも何れか一つで踏み付けが検出された場合に、前記第3平接点の異常の有無を検出する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の異常監視装置。
  5. 車線を走行する四輪車の左右一方側のタイヤにのみ踏まれるように車線幅方向の所定範囲に渡って伸びて配されて、踏まれた際の電気抵抗の変化に応じて当該踏まれた位置及びタイヤ幅を検出可能な第1抵抗接点と、
    前記四輪車の左右他方側のタイヤにのみ踏まれるように、前記第1抵抗接点とは異なる車線幅方向の範囲に渡って伸びて配されて、踏まれた際の電気抵抗の変化に応じて当該踏まれた位置及びタイヤ幅を検出可能な第2抵抗接点と、
    前記第1抵抗接点または前記第2抵抗接点の少なくとも一方と車線方向に異なる位置に、車線幅方向に重なる範囲を設けて配されて、踏まれたか否かを検出可能な一つ以上の平接点と、
    前記四輪車の進入を検知する検知器と、
    を備える踏板の異常監視方法であって、
    検出信号取得部が、前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、前記平接点の各々から出力される検出信号を取得と共に、前記検知器からの出力される検出信号を取得し、
    異常判定部が、前記取得した各検出信号に基づいて、踏み付けが検出された前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、及び前記平接点の何れか一つと車線幅方向の範囲が重なる他の前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、前記平接点の何れか一つにおいて踏み付けが検出されたか否かを判定し、検出されていない場合には、当該他の前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、及び前記平接点の何れか一つを異常と判定判定し、前記検知器により前記四輪車の進入が検知されているにもかかわらず、前記第1抵抗接点及び前記第2抵抗接点のいずれもが踏み付けを検知しない場合には、前記第1抵抗接点と前記第2抵抗接点とのうち少なくとも一方を異常と判定する
    ことを特徴とする異常監視方法。
  6. 車線を走行する四輪車の左右一方側のタイヤにのみ踏まれるように車線幅方向の所定範囲に渡って伸びて配されて、踏まれた際の電気抵抗の変化に応じて当該踏まれた位置及びタイヤ幅を検出可能な第1抵抗接点と、
    前記四輪車の左右他方側のタイヤにのみ踏まれるように、前記第1抵抗接点とは異なる車線幅方向の範囲に渡って伸びて配されて、踏まれた際の電気抵抗の変化に応じて当該踏まれた位置及びタイヤ幅を検出可能な第2抵抗接点と、
    前記第1抵抗接点または前記第2抵抗接点の少なくとも一方と車線方向に異なる位置に、車線幅方向に重なる範囲を設けて配されて、踏まれたか否かを検出可能な一つ以上の平接点と、
    前記四輪車の進入を検知する検知器と、
    を備える踏板の異常監視装置のコンピュータを、
    前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、前記平接点の各々から出力される検出信号を取得すると共に、前記検知器からの出力される検出信号を取得する検出信号取得手段、
    前記取得した各検出信号に基づいて、踏み付けが検出された前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、及び前記平接点の何れか一つと車線幅方向の範囲が重なる他の前記第1抵抗接点、前記第2抵抗接点、及び前記平接点の何れか一つにおいて踏み付けが検出されたか否かを判定し、検出されていない場合には、当該他の接点を異常と判定判定し、前記検知器により前記四輪車の進入が検知されているにもかかわらず、前記第1抵抗接点及び前記第2抵抗接点のいずれもが踏み付けを検知しない場合には、前記第1抵抗接点と前記第2抵抗接点とのうち少なくとも一方を異常と判定する異常判定手段、
    として機能させるプログラム。
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