JP6325117B2 - デバイスツーデバイス(d2d)発見のための適応型サイレンシング機構 - Google Patents

デバイスツーデバイス(d2d)発見のための適応型サイレンシング機構 Download PDF

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Description

プロキシミティ(proximity)に基づくアプリケーション及びサービスは、セルラワイヤレス/モバイルブロードバンド技術の進化に大きな影響を及ぼす可能性がある、急速に成長しつつある社会的な、また技術的なトレンドを代表するものである。これらのサービスは、2つのデバイス又は2つのユーザが互いに近くにいることを認識していることに基づくものであり、公安事業、ソーシャルネットワーキング、モバイル商取引、広告、ゲームなどの応用分野を含み得る。デバイスツーデバイス(D2D)発見は、D2Dサービスを可能にする第1のステップである。直接D2D通信では、ユーザ機器(UE)は、基地局又は進化型ノードB(eNB)を必要とすることなく、互いに直接通信することができる。D2D通信についての1つの問題は、D2Dサービスを可能にするデバイス発見である。デバイス発見は、D2D通信の通信範囲内で1つ以上の他の発見可能なUEを発見することを含む。デバイス発見は、また、D2D通信の通信範囲内で1つ以上の他の発見しようとしている側のUEによって発見されることも含む。リソースの割振り及びシグナリングを含むD2D通信のためのデバイス発見、特にプロキシミティサービス(近接サービス:ProSe)のD2D発見に関しては、未解決の問題が数多くある。
本開示の特徴及び利点は、例示を目的として本開示の特徴を示す添付の図面と関連付けて以下の詳細な説明を読めば明らかになるであろう。
いくつかの実施形態による、LTEネットワークのエンドツーエンドネットワークアーキテクチャの一部分を示す図である。 いくつかの実施形態による、D2D通信の発見ゾーンを含むリソースグリッドの構造を示す図である。 いくつかの実施形態による、発見ゾーンメトリクスの報告を説明する図である。 いくつかの実施形態による、ランダムアクセスチャネル(RACH)を使用してProSe対応UEを計数することを説明する図である。 無線リソース制御(RRC)接続モードのUEについてProSe対応UEを計数する手続きを説明する図である。 いくつかの実施形態による、D2D発見信号伝送のための協働的なアップリンクサブフレームパワー制御を説明する図である。 いくつかの実施形態による、eNBによってトリガされる無競合D2D発見ゾーンリソースを説明する図である。 いくつかの実施形態による、UEによってトリガされる無競合D2D発見ゾーンリソースを説明する図である。 プロキシミティサービスに対応しているUEのコンピュータ回路の機能800を説明する図である。 いくつかの実施形態による、ワイヤレス通信デバイスの機能ブロック図である。
以下、図示の例示的な実施形態について言及し、本明細書では、同じことを説明するために具体的な表現を使用する。しかしながら、それによって範囲を限定することは意図されていないことを理解されたい。
いくつかの実施形態を開示及び説明する前に、請求する主題は、本明細書に開示する特定の構造、プロセス動作、又は材料に限定されるものではなく、当業者なら認識するであろう均等物にも拡張されることを理解されたい。また、本明細書で利用する用語は、特定の例を説明するために使用したものであり、限定のためのものではないことも理解されたい。異なる図面でも、同じ参照番号は、同じ要素を表している。流れ図及びプロセスにおいて与えられている番号は、動作の説明を分かりやすくするために与えたものであり、必ずしも特定の順序又は並びを示しているわけではない。
以下、技術的実施形態の概要を先に示し、その後、具体的な技術的実施形態についてさらに詳細に説明する。この冒頭の概要は、この技術を読者がより迅速に理解するのを助けるためのものであり、この技術の重要な特徴又は基本的な特徴を特定するためのものではなく、また、請求する主題の範囲を限定するためのものでもない。
本明細書に開示する実施形態は、LTEのプロキシミティサービス(ProSe)のD2D発見(ディスカバリ:discovery)をサポートするためのシグナリング設計を提供する。これらの実施形態では、UEは、D2D発見信号の伝送及びD2D通信のために構成されたProSe対応UEとすることができる。いくつかの実施形態は、ネットワーク共通の発見ゾーン構成及びセル固有の発見ゾーン構成の両方のためにD2D発見ゾーンを競合型(contention−based)及び非競合型(non−contention−based)の発見ゾーンに分割した、D2D発見ゾーン(すなわち発見リソースプール)の構成を提供する。いくつかの実施形態は、発見ゾーンのローディング(loading)についての情報をeNBに提供する、UEフィードバックの機構を提供する。いくつかの実施形態は、セル間/eNB間発見をサポートするためのオプションを提供する。いくつかの実施形態は、D2D発見パケットの伝送のためにランダムサイレンシング/適応ランダムサイレンシングのためにサイレンシングファクタ(silencing factor)を使用し、設定することに対応している。いくつかの実施形態は、発見ゾーン構成、サイレンシングファクタ、伝送パワー制御構成、ホッピング関連パラメータ、及び発見パケットの巡回冗長検査(CRC)マスクのスクランブルのためのスクランブル識別を含むシグナリングコンテンツに対応している。いくつかの実施形態は、上述のシグナリングコンテンツのシグナリング機構に対応している。いくつかの実施形態は、D2D発見リソースの静的プロビジョニング及び/又は事前構成に対応している。いくつかの実施形態は、無競合直接デバイス発見をサポートするネットワーク及びUEの挙動に対応している。以下、これらの実施形態について、さらに詳細に説明する。
図1は、いくつかの実施形態による、LTEネットワークのエンドツーエンドネットワークアーキテクチャの一部分を、このネットワークの様々な構成要素と共に示している。ネットワーク100は、S1インタフェース115を介して結合された無線アクセスネットワーク(RAN)(例えば図示のE−UTRAN又は進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク)100と、コアネットワーク120(例えば進化型パケットコア(EPC)として示す)とを含む。便宜上、簡潔にするために、コアネットワーク120の一部分のみと、RAN100とを示してある。
コアネットワーク120は、モビリティ管理エンティティ(MME)122と、サービングゲートウェイ(サービングGW)124と、パケットデータネットワークゲートウェイ(PDN GW)126とを含む。RANは、ユーザ機器(UE)102と通信するための進化型ノードB(eNB)104(基地局として動作することができる)を含む。eNB104は、マクロeNB及び低出力(LP)eNBを含むことができる。UE102は、ProSe対応とすることができる。
MMEは、旧来のサービングGPRSサポートノード(SGSN)の制御プレーンに機能が類似している。MMEは、ゲートウェイ選択及びトラッキング領域リスト管理など、アクセスにおけるモビリティの特徴を管理する。サービングGW124は、RAN100に向かうインタフェースを終端し、RAN100とコアネットワーク120との間でデータパケットをルーティングする。さらに、サービングGWは、eNB間ハンドオーバ用のローカルモビリティアンカポイントとすることができ、また、3GPP間モビリティ用のアンカを提供することもできる。その他の分担は、合法的傍受、課金、及び何らかのポリシ強化を含み得る。サービングGW124及びMME122は、1つの物理ノードとして実装してもよいし、別個の物理ノードとして実装してもよい。PDN GW126は、パケットデータネットワーク(PDN)に向かうSGiインタフェースを終端する。PDN GW126は、EPC120と外部PDNとの間でデータパケットをルーティングし、ポリシ強化及び課金データ収集のための重要なノードとなり得る。PDN GWは、非LTEアクセスを有するモビリティ用のアンカポイントを提供することもできる。外部PDNは、任意の種類のIPネットワーク及びIPマルチメディアサブシステム(IMS)ドメインとすることができる。PDN GW126及びサービングGW124は、1つの物理ノードとして実装してもよいし、別個の物理ノードとして実装してもよい。
eNB104(マクロ及びミクロ)は、エアインタフェースプロトコルを終端し、UE102のための第1の接点となり得る。いくつかの実施形態では、eNB104は、無線ベアラ管理、アップリンク及びダウンリンクの動的な無線リソース管理及びデータパケットスケジューリング、並びにモビリティ管理といったRNC(無線ネットワーク制御装置の機能)など(ただしこれに限定されない)、RAN100の様々な論理機能を満たすことができる。
S1インタフェース115は、RAN100とEPC120とを分離するインタフェースである。S1インタフェース115は、2つの部分、すなわちeNB104とサービングGW124との間のトラフィックデータを搬送するS1−Uと、eNB104とMME122との間のシグナリングインタフェースであるS1−MMEとに分割される。X2インタフェースは、eNB104間のインタフェースである。X2インタフェースは、2つの部分、すなわちX2−C及びX2−Uを含む。X2−Cは、eNB104間の制御プレーンインタフェースであり、X2−Uは、eNB104間のユーザプレーンインタフェースである。
セルラネットワークでは、LPセルは、通常は、屋外信号が十分に届かない屋内領域に有効範囲を拡張するため、又は鉄道の駅など電話の使用密度が非常に高い領域でネットワーク能力を追加するために使用される。本明細書で使用する低出力(LP)eNBという用語は、フェムトセル、ピコセル又はマイクロセルなど、より狭い(マクロセルより狭い)セルを実装する任意の適当な比較的低出力のeNBを指している。フェムトセルeNBは、通常は、モバイルネットワーク事業者により、その事業者の住宅又は企業の顧客に提供される。フェムトセルは、通常は、住宅用ゲートウェイのサイズであるか、又はそれより小さく、一般に、ユーザのブロードバンド回線に接続する。いったん繋がると、フェムトセルは、モバイル事業者のモバイルネットワークに接続し、通常は30から50メートルの範囲の追加有効範囲を住宅用フェムトセルに提供する。したがって、LP eNBがPDN GW126を介して結合されるので、LP eNBはフェムトセルeNBとすることもできる。同様に、ピコセルは、通常は建物内(オフィス、ショッピングモール、鉄道の駅など)又は最近では航空機内などの小領域をカバーするワイヤレス通信システムである。ピコセルeNBは、一般に、その基地局制御装置(BSC)機能を介してマクロeNBに接続するなど、X2リンクを介して別のeNBに接続することができる。したがって、LP eNBがx2インタフェースを介してマクロeNBに結合されるので、LP eNBは、ピコセルeNBを備えて実装することができる。ピコセルeNB又はその他のLP eNBは、マクロeNBの一部の機能又は全ての機能を組み込むことができる。いくつかの場合には、これは、アクセスポイント基地局又はエンタープライズフェムトセルと呼ばれることもある。
いくつかのLTEの実施形態では、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)は、ユーザデータ及び上位レイヤ・シグナリングをUE102に搬送する。物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)は、特に、PDSCHチャネルに関するトランスポートフォーマット及びリソース割振りについての情報を搬送する。物理ダウンリンク制御チャネルは、また、アップリンク共用チャネルに関するトランスポートフォーマット、リソース割振り及びH−ARQ情報をUE102に通知する。通常は、ダウンリンクスケジューリング(セル内のUEに対する制御及び共有チャネルリソースブロックの割当て)は、eNB104で、UE102からeNB104にフィードバックされるチャネル品質情報に基づいて実行され、次いで、ダウンリンクリソース割当て情報が、UEに対して、そのUE102のために使用される(場合によっては割り当てられる)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で送信される。
PDCCHは、CCE(制御チャネル要素)を使用して、制御情報を伝達する。リソース要素にマッピングされる前に、PDCCHの複素数値シンボルを、最初に4つ組に編成することができ、次いで、これを、レートマッチングのためにサブブロックインタリーバを使用して順序変更する。各PDCCHは、これらの制御チャネル要素(CCE)のうちの1つ以上を使用して伝送され、ここで、各CCEは、リソース要素グループ(REG)と呼ばれる4つの物理リソース要素の9セットに対応する。4つのQPSKシンボルが、各REGにマッピングされる。PDCCHは、DCIのサイズ及びチャネル状態に応じて1つ以上のCCEを使用して伝送することができる。LTEでは、異なる数のCCEを有する(例えばアグリゲーションレベルL=1、2、4又は8)4つ以上の異なるPDCCHフォーマットを定義することができる。
いくつかの実施形態によれば、ProSe対応のUE102は、直接D2D通信のための他のUE102のD2D発見など、デバイスツーデバイス(D2D)通信用に構成することができる。これらの実施形態では、ProSe対応UE102は、発見リソース内で発見信号101を伝送して、1つ以上の他のProSe対応UEを発見することができる。これらの実施形態について、以下でさらに詳細に説明する。
図2は、いくつかの実施形態によるD2D通信用の発見ゾーンを含むリソースグリッドの構造を示す図である。図示のグリッドは、各スロットのダウンリンク又はアップリンクの物理リソースである、リソースグリッドと呼ばれる時間周波数グリッドである。リソースグリッドの最小の時間周波数単位を、リソース要素(RE)と呼ぶ。リソースグリッドは、特定の物理チャネルのリソース要素へのマッピングを記述するいくつかのリソースブロック(RB)を含む。各リソースブロックは、リソース要素の集合を含み、周波数ドメインでは、割り振ることができるリソースの最小量を表しているが、この点において実施形態の範囲が限定されるわけではない。このようなリソースブロックを使用して伝達されるいくつかの異なる物理チャネルがある。図2に示すリソースグリッドは、RAN100によって使用される複数の物理RB(PRB)を含むことができるLTE動作ゾーン202を含むことができる。
いくつかの実施形態によれば、UE102(図1)は、LTE動作ゾーン202内の発見ゾーン204を示すeNB104(図1)からのシグナリングを受信することができる。発見ゾーン204は、発見リソースの複数のPRB206を含むことができる。UE102は、発見信号又は発見パケット101(図1)を伝送することができ、これが1つ以上の他のUEによって受信され、発見ゾーン204のいくつかのPRB206内でのD2D発見が行われる。いくつかの実施形態では、D2D発見に割り振られるリソースは、物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)のリソースとすることができるが、この点において実施形態の範囲が限定されるわけではない。
PRBは、時間次元のサブフレームの特定のスロット、及び周波数次元の特定の周波数副搬送波のグループと関連付けることができる。例えば、各PRBは、RB指標及びサブフレーム指標で識別することができる。いくつかの実施形態では、発見パケット101は、それぞれN個のリソースブロックからなるM個のサブフレーム内で伝送することができる。ここで、M及びNは、少なくとも1であり、1より大きくてもよい。これらの実施形態について、以下でさらに詳細に説明する。
いくつかの実施形態では、PRBは、周波数ドメインの12個の副搬送波×時間ドメインの0.5ms(すなわち1スロット)を含むことができる。PRBは、(時間ドメインでは)対にして割り振ることができるが、これは必要条件ではない。いくつかの実施形態では、PRBは、複数のREを含むことができる。REは、1つの副搬送波×1つのシンボルを含むことができる。通常のCPを使用する場合には、RBは、7つのシンボルを含む。拡張CPを使用する場合には、RBは、6つのシンボルを含む。通常のCPの長さを超える遅延スプレッドは、拡張CPを使用していることを示している。各サブフレームは、1ミリ秒(ms)とすることができ、1フレームは、このようなサブフレームを10個含むことができる。
D2D発見には、2つの異なる手法がある。すなわち、制約付きの/クローズドなD2D発見と、オープンなD2D発見である。制約付きの/クローズドなD2D発見は、発見可能なデバイスが、ProSe対応の発見しようとしている側のデバイスの選択したセットによってのみ発見され得る使用事例に適用される。クローズドなデバイス発見は、さらに、発見しようとしている側のデバイスが、特定の1つ以上のProSe対応デバイス(ProSe対応デバイスのセットのうちの1つ又は多数)を発見しようとしているシナリオを考慮することも意味している。したがって、この使用事例では、発見しようとしている側のデバイスが、その近傍でそれが発見したいProSe対応デバイスを知っているという前提になる。
クローズドなD2D発見と対照的に、オープンなデバイス発見では、発見可能なデバイスが、それ自体が近傍の他のProSe対応デバイスによって発見されることを望んでいる可能性がある使用事例を考慮する。発見しようとしている側のデバイスの視点から見れば、オープンなデバイス発見は、発見しようとしている側のデバイスが、発見前に他のProSe対応デバイスの識別を認識していることを前提としていないことを意味している。その結果として、オープンな発見のデバイス発見機構は、その近傍の可能な限り多くのProSe対応デバイスを発見することを目的としなければならない。
オープンなD2D発見では、eNB104は、UE102間の発見プロセスに対して限られた制御権を有する。特に、eNB104は、D2D発見領域の形態の特定の発見リソースを定期的にUE102に割り振って、発見情報を伝送することができる。発見情報は、ペイロード情報を有する発見シーケンス又は発見パケットの形態とすることができる。複数のUE同士が互いに共有しようとする発見関連情報のコンテンツは、この設計ではデバイス識別やサービス識別などのための一意的なID(例えば48ビット以上)をCRCによって保護されたデータペイロードとして伝送する必要があるので、大きくなる可能性がある。
(外1)
Figure 0006325117
で与えられるオープンなD2D発見設計で発見パケットの伝送に必要とされるリソースブロック(RB)の数は、ペイロードのサイズ及び全体的な発見性能要件に応じて、1又はそれ以上とすることができる。
いくつかの実施形態では、発見領域は、いくつかの定期的な発見ゾーンの発生を含む可能性があり、各発見ゾーンは、周波数ドメインではいくつかのRBからなり、時間ドメインでは、いくつかのサブフレームからなる。図2は、LTE動作ゾーン202内の発見ゾーン204の一例を示しており、この例では、
(外2)
Figure 0006325117
(外3)
Figure 0006325117
(外4)
Figure 0006325117
及び
(外5)
Figure 0006325117
は、それぞれ、割り振られたRBの数、最初のRBの指標、サブフレームの数、及び各発見ゾーンの最初のサブフレームの指標を示している。これらのD2D発見領域の分割に関する情報は、ネットワーク有効範囲内のシナリオでは、RRCシグナリングを使用して、又はシステム情報ブロック(SIB)によって、eNBによって準静的に信号通信することができる。部分ネットワーク有効範囲のシナリオでは、この情報は、コーディネータUEから、ネットワーク有効範囲外のUEに転送することができる。ネットワーク有効範囲外のシナリオでは、発見ゾーンは、集中D2Dデバイスによって予め定義する、又は同報通信することができる。
いくつかの実施形態では、パラメータ
(外6)
Figure 0006325117
及び
(外7)
Figure 0006325117
は、D2Dゾーン構成メッセージに含まれず、その代わりに、PUCCH領域(帯域縁部にある)を除くシステム帯域幅全体が、システムの視点から見ればD2D発見のためのみに確保されるように設計することができる。ただし、この点において、実施形態の範囲が限定されるわけではない。いくつかの実施形態では、パラメータ
(外8)
Figure 0006325117
は、D2D発見ゾーン割振りの周期性として構成することができる。
UEに基づくオープンな発見の場合でも、RRC_CONNECTEDモードのUEについて発見信号を伝送するためのUEに固有の発見リソース割振りにおいて潜在的にネットワークの補助を利用して、それにより発見プロセスの効率を向上させれば、有利であろう。この点で、各D2D発見領域(D2D−DZ)又は発見リソースプールは、さらに、2つの直交する時間周波数ゾーン、すなわち(1)eNBが周期的なリソースを発見信号の伝送に割り振り、この領域が、RRC_CONNECTEDモードでD2D UEからアクセス可能である非競合型D2D DZ(NCB−D2D DZ)、及び(2)タイプI発見リソースプール又はUE自立型リソース選択用の発見リソースプールとも呼ばれる競合型D2D DZ(CB−D2D DZ)に分割することができる。この領域は、一般に、全てのD2D UE(有効範囲外のUEも含む)に利用可能であり、D2D対応UEは、発見信号の純粋に競合型の伝送を採用する。さらに、CB−D2D DZに使用されるD2D発見リソースは、さらに、D2D発見を可能にし、特にD2D発見手続きの後にD2D通信動作が行われる可能性があることによってUE側にバッファリングされるD2Dデータの量に応じてD2D通信リソースの必要なサイズ(例えばD2D通信用のサブフレームの数)を大まかに示す、部分A及び部分Bと呼ばれる2つの部分に分割することができる。1つのグループのD2D発見リソースを使用することは、1つの既定のしきい値より大量のリソースが優先されることを示す。
いくつかの実施形態によれば、D2D発見ゾーンは、ネットワーク共通D2D発見ゾーン及びセル固有D2D発見ゾーンという2つの異なる方法で構成することができ、以下、これらの詳細について説明する。ネットワーク共通発見ゾーンでは、時間周波数リソースの共通のセットを、ネットワーク全体にわたって、D2D発見のために確保することができる。構成は、異なる公共陸上移動ネットワーク(PLMN)ごとに異なる構成にして、それぞれの事業者に特定の程度のリソースプロビジョニングの柔軟性を与えることができる。発見ゾーンは、各PLMNが、運用、管理及び保守(OAM)ツールを介してプロビジョニングすることができる。ネットワーク共通の発見ゾーンの構成は、複数の方法で信号通信することができる。正確なリソースプロビジョニングは、ネットワーク中のProSe対応UEの数の統計値、それらそれぞれの能力及び位置(トラッキング領域(TA)の細分度まで)に基づいて決定することができる。この情報は、D2Dサーバで入手可能であり、D2Dサーバは、モビリティ管理エンティティ(MME)を介して正確なリソース構成をeNBに通知することができる。
セル固有発見ゾーンでは、各eNB104は、アクティブなProSe対応UE102の現在の数及び干渉状況に関する情報を使用して、セル固有発見ゾーン又は発見リソースプールの正確なリソース構成を決定することができる。この情報の一部は、発見プロセスに参加しているProSe対応UE102からの周期的な/イベントによってトリガされる/オンデマンドのフィードバックによって得ることができる。eNB間のD2D発見を可能にするために、近接するeNB間には特定レベルの協調が存在し、この協調は、近接するeNB間でX2インタフェースを介して発見ゾーンの構成についての情報を交換することによって実現することができる。
いくつかの実施形態によれば、eNB104は、シグナリングを伝送してD2D発見ゾーンの構成をProSe対応UE102に伝送することができる。このシグナリングは、時間リソース及び周波数リソースと、発見ゾーン204の周期性とを示すことができ、発見ゾーン204の動作パラメータを示すことができる。D2D発見ゾーン204のリソースは、ProSe対応UE102によってD2D発見信号の伝送に割り振ることができる。
いくつかの実施形態では、D2D発見ゾーンの構成のシグナリングは、発見ゾーン204の1回又は複数回の発生を示すことができ、eNB104によって無線リソース制御(RRC)シグナリングを使用して準静的に送信されるか、又はSIBを使用して送信される。図2に示す例では、発見ゾーン204は、LTE動作ゾーン202内の複数のPRB206を含み、発見ゾーン204は、周期的又は定期的に発生し得る。
いくつかの実施形態では、シグナリングは、専用RRCシグナリングを使用してeNBによって送信されるか、又はSIBを介した共通無線リソース制御(RRC)シグナリング(すなわちSIBシグナリング)を使用して送信される。eNBによって送信されるシグナリングがSIBを介した共通RRCシグナリングを使用する場合には、eNBによって送信されるシグナリングは、SIB伝送及びページング伝送のうちの少なくとも1つを含むことができる。いくつかの実施形態では、構成情報は、既存のSIBに追加することもできる(例えばLTEリリース11による)し、或いは新たに定義されたSIBを介して信号通信される(例えば後のLTEリリースによる)。
ネットワーク共通発見ゾーン割振り及びセル固有発見ゾーン割振りのどちらの場合のシグナリングでも、ネットワークは、RRC_CONNECTED動作モード及びRRC_IDLE動作モードの両方でこの情報をUEに信号通信することができなければならない。ネットワーク共通D2D発見ゾーン割振りでは、様々なシグナリング機構を適用することができる。いくつかの実施形態では、既存のシステム情報ブロック(SIB)(例えばSIB2)を使用して、サイレンシングファクタ及び以下でさらに詳細に説明するその他の関連するセル共通又はネットワーク共通パラメータを含むD2D発見ゾーン構成情報を信号通信することができる。
いくつかの実施形態では、発見ゾーン204は、発見期間と呼ばれる、又は発見期間として考慮されることもある。いくつかの実施形態では、競合型D2D発見は、タイプ1発見と呼ばれる、又はタイプ1発見として考慮されることもあり、非競合型D2D発見は、タイプ2発見と呼ばれる、又はタイプ2発見として考慮されることもある。
いくつかの実施形態では、D2D発見ゾーンの構成のシグナリングは、周期的なリソースが、RRC接続モードのProSe対応UEのみによる発見信号101の非競合型伝送に割り振られる、非競合型D2D発見ゾーン(NCB−D2D DZ)、及び周期的なリソースが、RRC接続モード及びRRC遊休モードのProSe対応UE並びに有効範囲外のUEを含む任意のProSe対応UEによる発見信号101の競合型伝送に割り振られる、競合型D2D発見ゾーン(CB−D2D DZ)のうちの少なくとも1つを示す。これらの実施形態では、非競合型D2D発見ゾーンは、RRC接続モードのProSe対応UEによる非競合型技術による発見信号101の伝送に指定することができる。いくつかの実施形態では、RRC接続モードのProSe対応UEには、非競合型D2D発見ゾーンの特定の発見リソースを、発見信号101の伝送のために割り当てることができる。いくつかの実施形態では、D2D発見ゾーンの構成のシグナリングは、発見ゾーン204が非競合型D2D発見ゾーンと競合型D2D発見ゾーンとに分割されていることを示すことができる。
これらの実施形態のいくつかでは、競合型D2D発見ゾーンは、任意のProSe対応UEによる純粋に競合型の技術による発見信号101の伝送に指定することができる。これらの実施形態では、ProSe対応UEには、発見信号101の競合型伝送の特定の発見リソースが割り当てられない。競合型D2D発見ゾーンを利用するProSe対応UEは、RRC接続モードのProSe対応UE、RRC遊休モードのProSe対応UE、及び有効範囲外のProSe対応UEを含み得る。
これらの実施形態のいくつかでは、eNB104は、D2D発見リソースのシグナリングを提供することができ、競合型及び無競合のD2D発見リソースは、両方とも、eNBが分割及び構成することができる。いくつかの実施形態では、この分割は、論理的なものであり得る。リソースの実際の分割では、最終的にはネットワーク又はeNB次第となる(すなわち実施態様に基づく)。いくつかの実施形態では、物理リソースの一部が2つのゾーン/リソースプール間で重複するが、この点において、実施形態の範囲は限定されるわけではない。
いくつかの実施形態では、アプリケーションレイヤのシグナリングを使用して、D2D発見ゾーンの構成を信号通信することができる。これらの実施形態では、D2Dサーバは、ProSe対応UEのD2D登録中にD2D発見ゾーンの構成を信号通信することができる。D2D発見ゾーンの構成に対する変更は、D2Dサーバからのアプリケーションレイヤ再構成メッセージによって、ProSe対応UEに信号通信することができる。
いくつかの実施形態では、非アクセス層(NAS)シグナリングを使用して、D2D発見ゾーンの構成を信号通信することができる。これらの実施形態では、モビリティ管理エンティティ(MME)は、ProSe対応UEのD2DサーバへのD2D登録中に、D2D発見ゾーンの構成を信号通信することができる。これらの実施形態では、UE又はD2Dサーバが、発見ゾーン情報を要求することがある。上記のシグナリングのオプション(アプリケーションレイヤシグナリング又はNASシグナリング)のいずれでも、RRC_CONNECTED UEに対する無競合のリソース割振りをサポートすると、効率が低下する可能性がある。これは、発見ゾーンリソースがeNBではなくMMEによって管理され、その結果として、コアネットワークにおけるシグナリングのオーバヘッドにより動的なリソース割振りが好ましくないからである。
図3Aは、いくつかの実施形態による発見ゾーンメトリクスの報告を説明する図である。これらの実施形態では、eNB104(図1)は、発見ゾーンローディングメトリクスを受信するように構成することができ、この発見ゾーンローディングメトリクスは、1つ以上のProSe対応UE102(図1)による発見ゾーン204(図2)内の発見信号101(図1)の監視に基づく。eNB104は、発見ゾーンローディングメトリクスに基づいて、D2Dアクティビティのリソース割振り構成に変更を加えるかどうかを判定することができる。これらの実施形態では、ProSe対応UE102は、他のProSe対応UE102によって伝送されるD2D発見信号101の発見ゾーン204を監視し、発見ゾーンローディングメトリクスをeNB104に報告することができる。発見ゾーンローディングメトリクスに基づいて、eNB104は、D2D発見用のリソース及びD2D通信用のリソースなど、D2Dアクティビティのそのリソース割振り構成に変更を加えることができる。いくつかの実施形態では、発見ゾーンローディングメトリクスに基づいて、eNB104は、D2Dアクティビティのリソース割振り構成を最適化するように変更を加えることができる。例えば、eNB104は、発見ゾーンローディングメトリクスに基づいて、D2Dアクティビティのリソースプールのサイズを変更し、後続の発見ゾーンリソースを割り振り、また後続のD2D通信用のリソースを割り振ることができる。発見ゾーンローディングメトリクスに基づいて、eNB104は、例えば干渉抑制(ランダムサイレンシング又はランダム確率的伝送)のパラメータを変更することによって、1つ以上の干渉制御技術を適用又は中断することもできる。図3Aに示すように、ProSe対応UE102は、eNB104から、発見ゾーン構成を示すシグナリング312を受信することができる。UE102は、動作313において発見ゾーンを監視することができ、メッセージ314に含めて発見ゾーンメトリクスを報告することができる。
いくつかの実施形態では、発見ゾーンメトリクスは、発見ゾーンの発生数中の発見信号伝送のカウント(例えばカウント数)を含む。いくつかの実施形態では、発見ゾーンメトリクスは、さらに、いくつかの一意的な発見信号伝送を含み、eNBは、発見ゾーンローディングメトリクスに基づいてProSe対応UE102の数を決定することができる。いくつかの実施形態では、発見ゾーンメトリクスは、発見ゾーンの発生数中の発見信号伝送の回数、発見ゾーンの発生数中のうまく検出された発見信号の数、及び発見ゾーンの発生数中の干渉レベルの指示のうちの少なくとも1つを含み得る。これらの実施形態のいくつかでは、ProSe対応UEは、DMRSに基づいて他のUEの発見信号伝送を区別することができることもあり、発見ゾーンメトリクスは、ブラインドで検出された一意的なDMRSシーケンス又は一意的な循環シフト値の数を含み得る。
これらの実施形態では、UEは、D2D発見ゾーンの構成についてのフィードバックを提供するように構成することができる。セル固有発見ゾーン構成の場合には、eNBは、発見プロセスに参加するProSe対応UEからセル内のローディングについての情報を受信することができる。ただし、eNBは、RRC_CONNECTEDモードのこのようなProSe対応UEの数についてしか知ることはできない。eNBは、そのサービング領域内でD2D発見に参加しているRRC_IDLEモードのUEの数を知らないことがある。いくつかの実施形態は、eNBに、UEフィードバックを可能にすることによって実現される発見ゾーンのローディングについての情報を提供する。
いくつかの実施形態では、ProSe対応UEは、過去のN個の発見ゾーン中の伝送の数を、ページング応答の形態で報告することができる。ここで、Nは、所定のパラメータであっても、構成可能なパラメータであってもよい。ページングサイクルは、ページングを監視する異なるサブフレームに異なるUEのグループが割り当てられるUEに固有の方法で構成することができるので、ページング応答としてランダムアクセス(RA)手続きを開始してこのフィードバックを提供するUEの数は、eNBが管理することができる。なお、発見ゾーンの構成のデューティサイクルが低い場合には、eNBが、発見ゾーンのローディング量を推定するために、同じページングサブフレームで全てのRRC_IDLEモードのUEに対してこのフィードバックを要求する必要はないことに留意されたい。サイレンシングファクタはeNBによって構成することができるので、その影響は、eNBがこの推定を導出する際に考慮に入れることができる。
過去のN個の発見ゾーン中の伝送の数についてのフィードバックを求める要求は、ページングメッセージに追加することができ、eNBがこのメトリクスを報告するためにUE又はUEのセットを必要とするときに、eNBがイネーブルにすることができる。さらに、D2D発見に参加しているRRC_CONNECTEDモードのUEの数は、上記の機構を使用して、又は専用RRC又はMAC CEシグナリングを介して示されるフィードバック要求を介して、eNBに知らせることができる。
いくつかの他の実施形態では、UEは、最小化ドライブテスト(MDT)に類似した、又はMDT報告の一部としての、発見関連メトリクス又は測定値報告を報告することができる。遊休モードでは、UEは、測定値を記憶及び蓄積し、UEが接続された後で、ロギングした測定値を報告する。接続モードでは、UEは、周期的に、又はイベントによってトリガされる形で、発見関連測定値を報告することができる。報告は、遊休モードの場合には即時的なものではないので、測定結果をロギングした瞬間を示すタイムスタンプを含める必要があることもある。さらに、詳細位置関連情報(例えばセル指標又はGPS情報)を含めることもできる。発見関連メトリクス又は測定値については、上述のように、過去のN個の発見ゾーン中の伝送数を報告することができる。或いは、干渉レベル又はうまく検出されたD2D発見パケットの伝送の数を報告することができる。例えば、(PUSCH型発見パケット伝送の)ランダムに選択されたDM−RSベースシーケンス及び/又は循環シフトを使用した発見パケット伝送を仮定すると、UEは、最近のN1 D2D発見ゾーンにわたって合計又は平均されたブラインドで検出された一意的なDM−RSシーケンス又は循環シフトの数を報告することができる。ここで、N1は、所定の値でもよいし、構成可能であってもよい。
図3Bは、いくつかの実施形態による、ランダムアクセスチャネル(RACH)を使用してProSe対応UEを計数することを説明する図である。これらの実施形態では、eNB104は、初期アクセス手続きの一部としての競合型ランダムアクセス(CBRA)手続き300中にProSe対応UE102から受信した無線リソース制御(RRC)シグナリング(動作308)に基づいてProSe対応UE102の数を決定することができる。RRCシグナリングは、例えば、伝送側ProSe対応UE102のD2D機能指示を含むことができる。これらの実施形態では、eNB104は、発見ゾーンローディングメトリクス、及びRRCシグナリングに基づいて決定されるProSe対応UE102の数に基づいてD2Dアクティビティのリソース割振り構成に変更を加えるか否かを判定することができる。
これらの実施形態では、RACHは、D2D UEの計数に使用される。ProSe対応(すなわちD2D可能な)UEの計数は、UEの初期競合型ランダムアクセス(CBRA)手続き(動作302、304、306、308及び310)中に実行される。これらの実施形態では、UEのProSe機能は、動作308で伝送されるメッセージに含まれ得る。これらの実施形態を使用して、RRC_CONNECTEDモードのUE及びRRC−IDLEモードのUEを計数することができる。
図4は、無線リソース制御(RRC)接続モードのUEのProSe対応UEを計数する手続きを説明する図である。これらの実施形態では、eNB104は、D2D計数要求メッセージを伝送し(動作402)、無線リソース制御(RRC)接続モードのProSe対応UE102からD2D計数応答メッセージを受信する(動作404)ように構成することができる。これらの実施形態では、D2D計数応答メッセージ404は、応答しているUEが、eNB104が受信したD2D計数応答メッセージ404の数に基づいてProSe対応UEの数を大まかに推定することを可能にする、ProSe対応UEであることを示すことができる。これらの実施形態のいくつかでは、D2D計数応答メッセージ404は、RRC接続モードのUEがProSe対応ではないことを示すこともできる。
いくつかの実施形態では、D2D計数要求メッセージ(動作402)は、D2D計数に割り振られた複数の専用RACHプリアンブルを含むことができ、D2D計数応答メッセージ(動作404)は、ProSe対応UE102によって選択され、割り当てられたアクセススロット(例えばRACH時間/周波数リソース)内で伝送されたRACHプリアンブルのうちの1つを含むことができる。
これらの実施形態では、専用RACHプリアンブルのセットは、D2D計数要求メッセージに含めることができる。D2D計数のための計数要求をネットワークから受信すると、D2D可能なUEは、D2D UE計数のために割り振られたRACHプリアンブルのプールから選択されたRACHプリアンブルを送信することによって応答し、UEは、割り当てられたアクセススロット(RACHチャネル時間/周波数リソース)上で、選択したプリアンブルを伝送する。なお、D2D発見リソースを、現在の構成と比較して追加する必要があるか減少させる必要があるかを判定するには(現在のD2Dリソース構成に関連する特定のしきい値数と比較することによって実現することができる)、D2D可能なUEの比較的粗い推定で十分であることがある。さらに多数のUEを非常に正確に計数することは、不要である。したがって、このしきい値数に類似した、又はこのしきい値数よりわずかしか大きくない数のプリアングルシグネチャとタイムスロットの組合せを割り振ることによって、必要な情報を導出するのが簡単である。
これらの実施形態では、場合によっては、発見信号リソースが通常は準静的に割り振られ、また任意のRRC_IDLEモードのD2D可能なUEは、無線アクセスネットワークではRRCコンテキストがないことからD2D発見に競合型リソースを使用しなければならないことにより、RRC_CONNECTEDモードのD2D可能なUEを計数すれば最適な発見リソース割振りに十分であり得る。ネットワークは、D2Dリソース利用の検出統計値及び衝突の可能性に従ってリソースを徐々に調節する機能を有する。したがって、MBMS計数手続きの一部として定義されるように、E−UTRANは、最初にD2DCountingRequestメッセージを送信することによってこの手続きを開始する。D2DCountingRequestメッセージを受信すると、RRC_CONNECTEDモードのD2D発見可能なUEは、D2DCountingResponseメッセージを伝送しなければならない。
いくつかの実施形態では、eNBは、RRC接続モードのProSe対応UEから伝送される発見リソース解除を示すRRCメッセージに基づいてProSe対応UE102の数を決定することができる。これらの実施形態のいくつかでは、RRC_CONNECTEDモードのProSe対応UEは、それらがまだ専用発見リソースを備えた構成になっていない場合でも、発見リソース解除を示すRRCメッセージを伝送することができる。この情報は、eNBがD2D発見に参加しているRRC_CONNECTEDモードのProSe対応UEの数を推定するのを補助することができ、それにより、RRC_CONNECTEDモードのUEのリソース割振りを最適化することができる。
いくつかの実施形態では、eNBは、RRC遊休モードのProSe対応UEによって伝送されるD2D機能指示を有する周期トラッキング領域(TA)メッセージの受信に基づいてProSe対応UE102の数を決定することができる。これらの実施形態では、RRC遊休モードのProSe対応UEは、周期トラッキング領域(TA)メッセージにD2D機能指示を追加するように構成することができる。
いくつかの実施形態では、ProSe対応UEは、時間リソース及び周波数リソース並びに発見ゾーンの周期性を示し、1つ以上の発見ゾーン動作パラメータを示す、進化型ノードB(eNB)からのデバイスツーデバイス(D2D)発見ゾーンの構成のシグナリングを受信するように構成することができる。いくつかの実施形態では、UEが無線リソース制御(RRC)遊休モード(RRC_IDLE)であるときには、UEは、RRC接続モード(RRC_CONNECTED)に移行して、発見リソース要求をeNBに送信することができる。UEは、eNBからリソース構成メッセージを受信したら、少なくとも競合型D2D発見ゾーン(CB−D2D DZ)内の伝送のために自律的にRRC遊休モードに切り替わることができる。
いくつかの実施形態では、eNB104は、1つ以上の近隣のeNBと、D2D発見ゾーン構成情報を交換するように構成することができる。eNB104は、この1つ以上の近隣のeNBのD2D発見ゾーン構成情報を、(例えばSIBシグナリングを介して)ProSe対応UEに信号通信するように構成することができる。これらの実施形態では、近隣のeNB間の特定レベルの協調により、特にD2D発見ゾーンのセル固有構成の場合のeNB間の発見をサポートすることができる。いくつかの実施形態では、eNB104は、それらそれぞれのセル内のD2D発見ゾーンの構成についての情報を交換することができる。近隣のセルのD2D発見構成は、それぞれのサービングセルによってUE102に信号通信することができる。いくつかの代替実施形態では、サービングセルは、近隣のセルによって伝送される関連するシステム情報ブロック(SIB)の位置についてUEに通知することができ、UEは、対応するSIBを取得し、それにより近隣のセル内のD2D発見ゾーン構成を知ることができる。どちらの場合も、特にUEに基づくオープンな発見では、選択されたサブセットしか含まないその近隣セルリストに含まれる全てのセルのD2D発見ゾーン(そのサービングセルのD2D発見ゾーンと重複しない)を伝送及び/又はリッスンするかどうかについては、UEの実施態様次第であることがある。
D2D発見ゾーンのネットワーク共通構成では、構成要素のセルは、サブフレーム境界、サブフレーム数(SFN)などに関する緊密な時間同期を維持して、共通のD2D発見ゾーンを可能にするように構成することができる。これは、例えば、バックホール型同期を使用して、又はGPSを使用して実現することができる。いくつかの実施形態では、緊密な時間同期の要件は、D2D発見ゾーンに拡張した循環プレフィックス(CP)を使用し、非発見ゾーンに通常の長さの循環プレフィックスを使用することによって、緩和することができる。
セルごとに構成されたD2D発見ゾーンでは、D2D発見の伝送/受信及びセルラ(WAN)トラフィックの共存の問題から、1つの難題が生じる。D2D発見ゾーンは現在定義されているULサブフレームで構成されているので、D2D発見信号伝送とUL PUSCH伝送との間のセル間干渉は、例えばPUSCH伝送のULスケジューリング及びULパワー制御によって、発見信号の伝送のために何らかの形態の伝送パワー制御を組み込むことによって(例えば最大伝送パワーを構成することによる)、セルクラスタ化手法を利用することによって、且つ/又はUE幾何形状に基づくUEによる発見リソースの選択によって管理することができる。これらの実施形態について、以下でさらに詳細に説明する。
いくつかの実施形態では、1つ以上の近隣のeNBのD2D発見ゾーン構成情報を信号通信するために、eNB104は、サービングeNBとして動作するときに、1つ以上の近隣のeNBによって伝送されるシステム情報ブロック(SIB)の位置情報を提供して、そのサービングeNBによってサーブされているUEがSIBを取得できるようにするように構成され、ここで、SIBは、その1つ以上の近隣のeNBのD2D発見ゾーン構成を示している。これらの実施形態では、特にUEに基づくオープンな発見では、選択されたサブセットしか含まないその近隣セルリストに含まれる全てのセルのD2D発見ゾーン(そのサービングセルのD2D発見ゾーンと重複しない)を伝送及び/又はリッスンするかどうかについては、UEの実施態様次第であることがある。これらの実施形態では、UEは、RRC接続モードであるときにはサービングeNBからシグナリングを受信することができ、そのUEがRRC遊休モードであるときには、そのUEがキャンプオンしているeNBからシグナリングを受信することができる。実施形態によれば、UEは、RRC接続モードであるときにはサービングeNBを有するが、RRC遊休モードであるときには、UEは、eNBにキャンプオンする(UEは遊休状態であるときにはeNBのサービスを受けないため)。
いくつかの実施形態では、eNB104は、1つ以上の近隣のeNBとD2D発見ゾーン構成情報を交換するように構成される。この1つ以上の近隣のenbのD2D発見ゾーン構成情報に基づいて、eNB104は、セル間干渉低減技術に従事して、発見ゾーン内のセル内及びセル間の干渉、並びに発見信号伝送とアップリンクセルラ伝送との間のセル間干渉を低減するように構成することができる。このセル間干渉低減技術は、
アップリンクセルラ伝送(例えば物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)伝送)とD2D発見信号伝送との間の干渉を低減するためにアップリンクサブフレームセットが別個のパワー制御パラメータを有する構成になっている、D2D発見信号伝送のための協働的なサブフレームパワー制御を実行すること、
発見信号を伝送するための伝送パワー制御レベルを構成すること、
協働的なセルクラスタ化を利用して、1つ以上の近隣のeNBの発見ゾーンを位置合わせすること、及び
幾何形状に基づくセル内発見ゾーン分割を利用すること
のうちの1つ以上を含む。
図5は、いくつかの実施形態による、D2D発見信号伝送のための協働的なアップリンクサブフレームパワー制御を説明する図である。これらの実施形態のいくつかでは、PUSCH伝送のためのULスケジューリング及びULパワー制御は、サービングセルが近隣のセルのD2D発見ゾーンの構成を知っているので、サービングセルによって構成することができる。いくつかの実施形態では、2つのULサブフレームセットを、異なるULサブフレームセットに対して別個のパワー制御パラメータ(例えばオープンループパワー制御パラメータP0及びα)を有するように構成することができる。これは、図5に示すように1つのULサブフレームセットを使用して1つ以上の近隣セルのD2D発見リソースをカバーすることによって、セルラPUSCH伝送から近隣のセルのD2D発見信号受信への強いセル間干渉を回避することができる。
いくつかの実施形態は、発見信号の伝送のために(例えば最大伝送パワーを構成することによって)ある形態の伝送パワー制御を組み込むことができる。いくつかの実施形態では、D2D発見信号の複数の最大パワークラスを予め定義しておくことができ、選択された最大伝送パワーレベルを、D2D発見構成シグナリングを介してUEに信号通信することができる。
いくつかの実施形態は、セルクラスタ化手法を利用することができ、これにより、近隣のセルは、X2 115(図1)を介した情報交換を介してそれらのD2D発見ゾーン構成を位置合わせする。これらの実施形態では、D2D発見ゾーン用に確保された時間周波数リソースのみを位置合わせすればよいことがあり、各セルは、サイレンシングファクタ(以下でさらに詳細に説明する)を独立して構成して、D2D発見ゾーンのローディングにおけるばらつきに合わせて調節して、D2D発見ゾーン内のセル内/クラスタ内干渉を管理することができる。
いくつかの実施形態では、発見ゾーン動作パラメータは、サイレンシングファクタ、伝送パワー制御構成、ホッピング関連パラメータ、及びスクランブル化IDのうちの少なくとも1つを含み得る。これらの実施形態では、D2D発見動作のタイプにかかわらず、すなわちオープンな発見であるか制約付きの発見であるかにかかわらず、RRC_CONNECTED又はRRC_IDLEのProSe対応UEについて、発見ゾーン及び信号(例えば発見パケット)の構成及び伝送に関する特定のパラメータを、対応するUEに信号通信することができる。
これらの実施形態では、発見ゾーン構成は、ゾーン全体の競合型及び無競合の発見ゾーンへの任意の分割を含むことができる。パラメータは、時間ドメイン及び周波数ドメインの各発見ゾーンの範囲を示すために含めることができ、ゾーンの構成の時間オフセット及び周期性を示すことができる。セル固有発見ゾーンの割振りでは、この情報は、セルに固有のものとなり、サービングセルは、近隣のセルに対応するパラメータを信号通信して、eNB間発見をサポートすることができる。
いくつかの実施形態では、一定のランダムサイレンシングが構成される場合には、そのサイレンシングファクタについて1つの値を信号通信することができる。一方、さらに高度な適応型サイレンシング機構をサポートするためには、複数のパラメータを信号通信することが必要になることがある。1実施形態では、各ProSe対応UE102は、それぞれのUEの発見ゾーンの最初の発生に適用される公称サイレンシングファクタを有する構成にすることができる。後続の発見ゾーンの発生については、UEによって適用されるサイレンシングファクタは、UEが直前のゾーンで伝送を行ったか否かに応じて(ネットワーク/eNBによって信号通信される特定のファクタだけ)特定の下限及び上限の範囲内で増分又は減分することができる。これらの上限及び下限は、静的なもの(予め設定されたもの)であってもよいし、非常に遅い速度でネットワーク/eNBが設定及び更新するものであってもよいが、この点において、実施形態の範囲が限定されるわけではない。
いくつかの実施形態では、eNBは、発見信号伝送のサイレンシング及びミューティングプロトコルを利用することによって、発見ゾーン内の干渉を低減するように構成することができ、サイレンシングファクタを発見ゾーンパラメータに含めるように構成することができる。これらの実施形態では、サイレンシング及びミューティングプロトコルは、ProSe対応UEを、サイレンシングファクタが示す確率に基づいてD2D発見ゾーンのランダムに選択されたリソース上でのD2D発見信号伝送に使用されるサイレンシングファクタを有するように構成する。発見パケットの有効到着率と、ひいてはD2D発見ゾーン内の干渉レベルとは、制御することができる。これらの実施形態では、発見パケットを伝送しようとする各ProSe対応UEは、D2D発見ゾーン内からランダムにリソースを選択することができ、特定の確率(例えば(l−p)、ここで0≦p≦1)でパケットを伝送することができる。これらの実施形態では、pは、個々のサービングセルによってネットワーク共通的又はセル固有的に、ネットワークによって設定されるサイレンシングファクタとして定義することができる。或いは、サイレンシングファクタは、伝送確率係数が1からサイレンシングファクタを引いたものとして定義されるので、1から伝送確率係数を引くことによって表すことができる。
いくつかの実施形態では、UEに対するシグナリングは、サイレンシングファクタが、そのUEがその発見ゾーンの以前の発見期間にD2D発見信号を伝送したかどうかに応じて発見ゾーンの後続の発見期間で使用するために増分又は減分されることを示す。
D2D発見ゾーンのローディング状態を推定する方法は、いくつかある。ローディング状態は、適応可能なサイレンシングファクタを後続のDZのためにどのように調節するかを決定する補助として使用することができる。1実施形態(オプション1)では、ProSe対応UEは、現在のD2D発見ゾーンにおいて他のUEからの発見パケットを復号するときに、成功した巡回冗長検査(CRC)の数を計数することができる。この成功したCRCのカウントは、ICRCsuccと表すことができる。しきい値数ThresCRCsuccは、ICRCsuccがThresCRCsuccより大きいときに、UEが現在の発見ゾーンの負担が重いと見なすことができ、次の発見ゾーンでサイレンシングファクタを量qだけ増加させるように定義することができる。一方、現在の発見ゾーンでICRCsuccがThresCRCsucc以下である場合には、UEは、次の発見ゾーンでサイレンシングファクタを量qだけ減少させることができる。しきい値数ThresCRCsuccは、静的であってもよいし、或いは遅い速度でネットワークが設定及び更新してもよい。
競合型発見を対象とする実施形態(オプション2)では、ProSe対応UEは、発見パケットを伝送するときに、復調参照信号(demodulation reference signal:DM−RS)シーケンス又は発見プリアンブルをランダムに選択することができる。受信端では、発見伝送を受信するUEは、発見プリアンブル検出又はパケット検出を実行して所与の発見リソース中に発見パケットが存在するかどうかを確認し、DM−RS識別を実行して適当なチャネル推定及びタイミング/周波数オフセット保証を保証する必要があることがある。DM−RSブラインド検出を含む発見プリアンブル検出又はパケット検出を実行するときには、ProSe対応UEは、全ての候補DM−RSシーケンスの相関エネルギーを計算し、最高の相関エネルギーを有するDM−RSシーケンスを、さらなるベースバンド処理のために選択することができる。
競合型発見を対称とするさらに別の実施形態では、ProSe対応UEは、最初に、監視される各発見リソース内の全ての候補DM−RSシーケンスの最大相関エネルギーを決定することができる。本明細書ではMaxEnDZと呼ぶ、発見ゾーン(例えば発見期間)の全ての監視される発見リソースにわたる平均最大相関エネルギーが、半二重制約(half−duplex constrain)を受けると決定することができる。本明細書ではThresMAXENDRと呼ぶしきい値が選択される。現在の発見ゾーンでMaxEnDZがThresMAXENDR以上である場合には、UEは、現在の発見ゾーンは、発見パケット伝送の負担が重いと見なすことができ、次の発見ゾーンではサイレンシングファクタを量qだけ増加させることができる。逆に、現在の発見ゾーンでMaxEnDZがThresMAXENDR未満である場合には、UEは、次の発見ゾーンではサイレンシングファクタを量qだけ減少させることができる。ThresMAXENDRは、静的であってもよいし、或いは遅い速度でネットワークが設定及び更新してもよい。
別の実施形態(オプション3)では、ProSe対応UEは、監視される各発見リソース内の候補DM−RSシーケンスの最大相関エネルギー及び2番目に大きな(すなわち2番目に高い)相関エネルギーを計算することができる。UEは、次いで、本明細書ではMaxSecMaxEnDZと呼ぶ、2番目に大きな相関エネルギーの、半二重制約を受ける発見ゾーン内の全ての監視される発見リソースにわたる平均を計算することができる。本明細書でThresMAXSECMAXENDRと呼ぶしきい値が選択される。現在の発見ゾーンでMaxSecMaxEnDZがThresMaxSECMAXENDR以上である場合には、UEは、現在の発見ゾーンが発見パケット伝送の負担が重いと見なすことができ、次の発見ゾーンではサイレンシングファクタを量qだけ増加させることができる。逆に、現在の発見ゾーンでMaxSecMaxEnDZがThresMAXSECMASENDR未満である場合には、UEは、次の発見ゾーンではサイレンシングファクタを量qだけ減少させることができる。ThresMAXSECMAXENDRは、静的であってもよいし、或いは遅い速度でネットワークが設定及び更新してもよい。
別の実施形態(オプション4)では、監視される各発見リソース内の候補DM−RSシーケンスの最大相関エネルギー及び2番目に大きな(すなわち2番目に高い)相関エネルギーを計算する。UEは、次いで、監視される各発見リソース内の最大相関エネルギーと2番目に大きな相関エネルギーの間の比を計算し、この計算した比をしきい値比(本明細書ではThresratioDRと呼ぶ)と比較することができる。UEは、次いで、計算した比がThresratioDR以上となる(現在の発見ゾーン内の)発見リソースの数のカウントを計算することができる。本明細書ではIratioと呼ぶ、半二重制約を受ける発見期間内の全ての監視される発見リソースにわたる平均カウントを決定することができる。次いで、Iratioを、本明細書ではThresratioDZと呼ぶしきい値と比較することができる。現在の発見ゾーンでIratioがThresratioDZ未満である場合には、UEは、現在の発見ゾーンが発見パケット伝送の負担が重いと見なすことができ、次の発見ゾーンではサイレンシングファクタを量qだけ増加させることができる。逆に、現在の発見ゾーンでIratioがThresratioDZ以上である場合には、UEは、次の発見ゾーンではサイレンシングファクタを量q1だけ減少させることができる。ThresratioDZは、静的であってもよいし、或いは遅い速度でネットワークが設定及び更新してもよい。
別の実施形態(オプション5)では、オプション1〜4のうちの複数を組み合わせて使用して、発見ゾーンのローディング状態を推定するための複合メトリクスを導出することができる。UEが以前の発見ゾーンで伝送したかどうかを考慮するさらに別のオプションを、オプション1〜4の任意の組合せと併用して、このような複合メトリクスを導出することもできる。本明細書でThrescombと呼ぶしきい値を、この複合メトリクスに対して選択することができる。この複合メトリクスの現在の発見ゾーンの値がThrescomb以上である場合には、UEは、現在の発見ゾーンが発見パケット伝送の負担が重いと見なすことができ、次の発見ゾーンではサイレンシングファクタを量q0だけ増加させることができる。逆に、複合メトリクスの現在の発見ゾーンの値がThrescomb未満である場合には、UEは、次の発見ゾーンではサイレンシングファクタを量qだけ減少させることができる。Threscombは、静的であってもよいし、或いは遅い速度でネットワークが設定及び更新してもよい。
別の実施形態では、上記に挙げた基準(例えばオプション1〜5)のうちの1つ以上を、増分ファクタq及び減分ファクタqを定義する関数のパラメータとして使用することができる。例えば、既定の関数fは、基準をパラメータとして受け取り、これらのパラメータを使用して、後続の発見ゾーンのサイレンシングファクタを調節するために使用される増分ファクタq0の値を決定することができる。別の例では、既定の関数gは、基準をパラメータとして受け取り、これらのパラメータを使用して、後続の発見ゾーンのサイレンシングファクタを調節するために使用される減分ファクタqの値を決定することができる。
D2D発見ゾーンのローディング状態を推定して、サイレンシングファクタを適応させる実施形態では、サイレンシングファクタは、下限及び/又は上限に適合するように制約することができる。このような下限及び/又は上限は、静的であってもよいし、或いは遅い速度でネットワークが設定及び更新してもよい。
いくつかの実施形態では、ProSe対応UEが、同じ発見ゾーン内で発見パケットの複数のコピーを伝送することができることもある。これが許される実施形態では、発見ゾーンを、サブ発見ゾーン(sub−DZ)に分割することができる。選択肢1〜5に記載したサイレンシング確率を適応させる方式は、DZの代わりにサブ発見ゾーン(sub−DZ)を使用して適用することができる。
いくつかの実施形態では、DZ内の再伝送のために条件付きサイレンシング確率preTxを定義することができる。この条件付きサイレンシング確率は、UEがDZ内で最初の発見信号を伝送した場合に条件付けすることができる。最初の発見信号が実際にDZ中に伝送された場合には、その発見信号の1回又は複数回の後続の再伝送は、確率preTxで行うことができる。条件付きサイレンシング確率preTxは、静的であってもよいし、或いは遅い速度でネットワークが設定及び更新してもよい。
別の実施形態では、異なるタイプのD2D発見メッセージは、異なるサイズを有することができる。例えば、公安(PS)及び非PSのD2D発見メッセージの発見パケットは、通常は異なるサイズを有する。ProSe対応UEは、発見パケットのサイズに応じて、DZ(又はサブDZ)内で異なる回数だけ発見パケットを伝送/再伝送するように構成することができる。一定の、又は適合型のサイレンシングファクタを、最初の発見信号の伝送、再伝送、又はその両方に適用することができる。上述の手法(例えばオプション1〜5で述べたもの)を使用して、ローディング状態に基づいて適合型サイレンシングファクタを調節することができる。
別の実施形態では、上述の手法(例えばオプション1〜5で述べたもの)を使用して、1組の発見期間のセット内でローディング状態を推定することができる。例えば、オプション1〜5で説明した比較メトリクスを、発見ゾーン内のnこの以前の発見期間にわたって平均して、現在のローディング状態を推定するためのさらに大きなサンプルサイズの発見期間を得ることができる。n個の以前の発見期間のセットは、発見期間のスライディングウィンドウを含み、発見期間tのローディング状態を推定するために、発見期間t−nからt−1のメトリクスがこのセットに含まれるようにすることができる。
いくつかの実施形態では、発見ゾーンのパラメータが伝送パワー制御構成を含むときに、UEは、それぞれのUEカテゴリによって指定される伝送パワー未満の、D2D発見信号の伝送用の最大伝送パワーを有する構成にすることができる。これらの実施形態では、発見トラフィック状態及び使用事例に応じて、ProSe対応UEは、それぞれのUEカテゴリによって指定されるパワー未満であることもある最大伝送パワーを有する構成にすることができる。最大伝送パワーは、発見パケット伝送に適用することができる。サポートされている場合には、さらに高度な適応型パワー制御オプションに関連する追加のパラメータを信号通信する必要もある。
いくつかの実施形態では、発見ゾーンのパラメータがホッピング関連パラメータを含む場合には、これらのホッピング関連パラメータは、
無競合D2D発見ゾーン構成における発見リソースホッピングのパラメータ、
タイプ1又はタイプ2のホッピングを含むホッピングタイプ、
サブフレーム内又はサブフレーム間のホッピングを含むホッピングモード、
タイプ2のホッピングのサブバンドサイズ、及び
タイプ2のホッピングの疑似ランダムシーケンス初期化
を示す。
これらの実施形態では、無競合発見リソース割振りでは、特定のランダム化ホッピング関連シグナリングを、UEに提供することができる。さらに、各発見パケット伝送が複数のPRB対にまたがるペイロードに基づく伝送では、異なるタイプのサブフレーム内又はサブフレーム間のホッピングを構成することができる。
いくつかの実施形態では、発見ゾーンのパラメータがスクランブル識別を含む場合には、スクランブル識別を、D2D発見パケットのCRCマスクのスクランブルに使用することができる。発見グループごとに共通のスクランブルIDを割り当てることができる。これらの実施形態では、スクランブル識別(ID)は、発見パケットのCRCマスクのスクランブルに使用することができる。スクランブル識別は、発見グループごとに共通とすることができる。オープンな発見では、ネットワーク(ネットワーク共通発見リソース構成の場合)内或いはセル又はセルクラスタ(セル固有発見リソース構成の場合)内の全てのProSe対応UEは、共通のスクランブルIDを有する構成にすることができる。
制約付きの発見では、スクランブルIDは、制約付きの発見の検証のために候補のリストを上位レイヤに送信する前に、発見しようとしている側のUEによる復号された候補のフィルタリングに使用することができる。クローズドな発見では、スクランブルは、制約付きの発見と同様にホワイトリスト式である。このようにして、ホワイトリストに載っていないProSe対応UEは、パケットを復号することができなくなる。クローズドなグループスクランブルのシードは、D2Dサーバによって生成され、D2D登録中に(SIB/ページングを介さずに)ホワイトリストグループ情報と共に送信されなければならない。
いくつかの実施形態では、制約付きの発見では、仮識別子(Temp_ID)を使用して、異なる発見グループ(他のProSe対応UEの異なるホワイトリスト)に属する同じProSe対応UEを区別することができる。制約付き発見の一部として伝送している各ProSe対応UEには、発見パケット中のUE識別に取って代わる1つ以上のTemp_ID代わり当てられる。発見しようとしている側のUEがこのようなパケットを復号すると、このUEは、復号した1つ以上のTemp_IDを、制約付き発見プロセスの一部であるさらなる識別及び検証のためにネットワークに転送する。例えば、3つのProSe対応UE、すなわちUE_A、UE_B及びUE_Cが、制約付き発見に参加している、ものと考慮されたい。UE_A及びUE_Bは、それぞれ異なるグループA及びBに属しており、それぞれのホワイトリストに互いを含んでいないが、UE_Cは、両方のホワイトリストに載っている。この場合、UE_Cには、2つの異なるTemp_ID(UE_Ca及びUE_Cb)を割り当てることができ、UE_A及びUE_Bの両方が、それぞれUE_Ca及びUE_Cbを発見することができ、これにより、後にネットワークから識別されると、UE_Cを発見することができるようになっている。しかし、UE_A及びUE_Bは、オープンな発見動作によって互いを発見することしかできない。
図6は、いくつかの実施形態による、eNBによってトリガされる無競合D2D発見ゾーンリソースを説明する図である。これらの実施形態では、eNBは、RRC及び/又はレイヤ1(物理レイヤ)シグナリングを使用して、D2D発見信号の無競合伝送のためのRRC接続モードのProSe対応UEへの発見リソースの半永続的な割振りを示すことができる。eNBは、発見リソース解除を伝送することにより、発見リソースの割振りを解除するように構成することができる。これらの実施形態では、D2D発見の無競合モードは、複数の方法でサポートすることができる。いくつかの実施形態では、この動作モードは、eNBによってトリガすることができ(動作602)、eNBは、動作604で、1つ以上のRRC_CONNECTEDモードのProSe対応UEを、発見信号の伝送のための専用リソースを有するように構成する。この場合のリソース割振りは、RRC及びレイヤ1シグナリングの組合せを使用した発見リソースの半永続的な割振りの形態で実現することができる(動作606)。構成された専用リソースは、ローディング及び全体的なD2D発見リソース割振り状態に応じて、eNBが解除することもできる(動作608)。
図7は、いくつかの実施形態によるUEによってトリガされる無競合D2D発見ゾーンリソースを説明する図である。これらの実施形態では、eNBは、ProSe対応UEからのRRCリソース要求に応答して、D2D発見信号の無競合伝送のためにRRC接続モードのProSe対応UEに発見リソースを割り振ることができる。eNBによって判断される発見リソース解除に加えて、eNBは、ProSe対応UEからのRRCシグナリングを介したリソース解除要求を受信したのに応答して発見リソースの割振りを解除することもできる。これらの実施形態では、RRC_CONNECTEDのUEは、例えば上位レイヤによる開始時に、RRCレイヤを介したD2D発見信号伝送のためのリソースをサービングセルに要求することができる(動作702)。その後、eNBの判定を受けて、サービングセルは、RRCシグナリングを介して、このリソース割振りの構成でUEを構成し(動作704)、最終的にはレイヤ1シグナリングを介した半永続的な割振りでUEを構成することができる。レイヤ1シグナリング/起動は、リソースがRRCを介して構成される(動作704)可能性があるので使用されず、この場合には、発見伝送は、発見リソースプール/ゾーンが次に発生したときに自動的に起動される(動作706)。eNBによって判断されるリソースの解除(動作710)に加えて、UEは、RRCレイヤを介して発見リソース解除を要求することもできる(動作708)。
これらの実施形態では、D2D発見リソースがPDCCHを介して明示的に割り振られたときに、RRCリソース構成(動作704)が必要でないこともある。eNB判断型のリソース解除機構及びUE要求型のリソース解除機構を備えたeNBによってトリガされる無競合リソース割振り方式及びUEによってトリガされる無競合D2Dリソース割振り方式の組合せを実現することもできる。
さらに、アクティブなProSe対応UEの有無に応じて、D2D発見のためのリソースが、セル/セルクラスタレベル又はネットワークレベルで確保されない(すなわち発見ゾーンが構成されない)こともある。このような状況では、RRC_CONNECTEDモードのProSe対応UEは、RRC又はアプリケーションレイヤを介してD2D発見リソースの割振りを求める要求を送信することができる。アプリケーションレイヤを介して要求された場合には、この要求は、D2Dサーバに送信されることになり、D2Dサーバは、必要に応じて、発見ゾーンをオンにする、又は無競合発見のために追加のリソースを割り振るようにeNBに要求する。また、RRC_IDLEモードのProSe対応UEは、接続モードに移行して、発見リソース要求を送信することができる。ただし、これは、RRC接続のセットアップを必要としないこともある。例えば、UEは、発見ゾーン要求しか示さないRRC接続要求を送信することができる。或いは、UEは、eNBが発見要求メッセージに対する確認(又は発見無線リソース構成)メッセージを送信したときに、自律的に遊休モードに入る。
いくつかの実施形態では、D2D発見リソースは、静的にプロビジョニングすることができる。ネットワーク有効範囲外又は部分ネットワーク有効範囲のシナリオにおける国家安全保証及び公安(NSPS)の使用事例のD2D発見をサポートするために、特定の周期的な時間周波数リソースを、公安(PS)ProSe対応UEについてD2D発見リソースとして予め構成することができる。このようなリソースは、低いデューティサイクルを有するように構成することもでき、適当な条件下では、厳密なD2D発見プロトコルによっては、部分ネットワーク有効範囲又はネットワーク有効範囲外のシナリオに合わせてUEを協調させることによって、追加のリソースを割り振って予め構成されたD2D発見ゾーンを補足することができる。これらの追加のリソースの構成は、上記で概説した原理に従うものでよいが、静的に予め構成されたデフォルトのD2D発見ゾーンの存在を考慮する。
いくつかの実施形態では、幾何学的形状に基づくセル内D2D発見ゾーン分割では、UEは、セル中心D2D UE及びセル縁部D2D UEのうちの少なくとも1つのD2D発見ゾーンの発見リソースを含む1つ以上の近隣のeNBのD2D発見ゾーン構成情報を示すサービングeNBからのシグナリングを受信することができる。UEは、少なくともサービングeNBのRSRPに基づいて、セル中心D2D UE又はセル縁部D2D UEについて示されたリソースを、D2D発見信号の伝送のために選択することができる。これらの実施形態では、UEは、UEの幾何学的形状に基づいて発見リソースを選択することができる。発見ゾーンは分割することができ、発見リソースの一部は、それらの発見リソースが近隣のセルにおける通常のULスケジューリングに使用される場合には、主にセル中心UEのために使用される。何らかの既定の、又は構成されたしきい値より大きな比RSRPserving/RSRPstrongest_neighborを有するProSe対応UEは、セル中心ProSe対応UEのために確保された発見ゾーンで、D2D発見パケットを伝送することができる。上記において、RSRPservingは、サービングセルのRSRPであり、RSRPstrongest_neighborは、最大のRSRP値を有する近隣セルリスト中のセルとのリンクのRSRPに対応する。この幾何学的形状に基づくセル内D2D発見ゾーン分割を、WANトラフィックを有するセルにおけるPUSCH伝送の慎重なスケジューリングと結合すると、近隣セルにおいてD2D発見ゾーンとLTE UL伝送とが共存できるようにすることができる。eNB同士は、セル中心D2D UE又はセル縁部D2D UEのために使用される発見リソース上で情報を交換することができる。これらの実施形態のいくつかでは、UEは、上記の比の代わりにRSRPservingに基づいて発見リソースを選択することができ、その場合でも、特に(例えばマクロのみのネットワークの)同様の伝送パワーを有するeNBを有するNWでは、同様に作用する。
図8は、プロキシミティサービス(ProSe)に対応したUEの機能800を説明する図である。810で、ProSe対応UEは、進化型ノードB(eNB)から、時間リソース及び周波数リソースと発見ゾーンの周期性を示し、1つ以上の発見ゾーン動作パラメータを示す、デバイスツーデバイス(D2D)発見ゾーン構成情報を受信することができる。820で、ProSe対応UEは、他のUEから伝送されるD2D発見信号がないか、D2D発見ゾーンの第1の発見期間を監視することができる。830で、ProSe対応UEは、他のUEから、第1の発見期間中の発見パケットを受信することができる。840で、ProSe対応UEは、第1の発見期間内のローディング状態を推定することができる。850で、ProSe対応UEは、第1の発見期間内のローディング状態の推定したローディング状態に基づいて、サイレンシングファクタを適応させることができる。サイレンシングファクタは、UEが第1の発見期間に続く第2の発見期間中にD2D発見信号を伝送しない確率を含むことができる。
1つの例では、ProSe対応UEは、半二重制約を受ける他のUEから受信した発見パケットを復号するときに成功した巡回冗長検査(CRC)の数を計数し、成功した巡回冗長検査(CRC)の数をしきい値数(これは、静的なものであってもよいし、eNBからの信号によって定期的に更新されてもよい)と比較し、成功した巡回冗長検査(CRC)の数がしきい値数以上である場合にはサイレンシングファクタを増加させ、成功した巡回冗長検査(CRC)の数がしきい値数未満である場合にはサイレンシングファクタを減少させることによって、発見ゾーン(例えば競合型D2D発見ゾーン)の第1の発見期間内のローディング状態を推定することができる。
別の例では、ProSe対応UEは、復調及び参照信号(DM−RS)のブラインド検出を含む発見プリアンブル検出又は発見パケット検出を実行し、第1の発見期間内に位置する複数の発見リソースのそれぞれで複数のDM−RSシーケンスを受信し、第1の発見ゾーン内のこれら複数のDM−RSシーケンスを含む全てのDM−RSシーケンスの相関エネルギーを計算し、上記複数の発見リソースのそれぞれの中の上記複数のDM−RSシーケンスからDM−RSシーケンスを選択することによって、発見ゾーン(例えば競合型D2D発見ゾーン)の第1の発見期間内のローディング状態を推定することができ、ここで、上記の選択されるDM−RSシーケンスは、それぞれの発見リソース上で伝送することができる上記複数のDM−RSシーケンスを含む全てのDM−RSシーケンスの計算した相関エネルギーに対して最大の計算した相関エネルギーを有するものである。
ProSe対応UEは、半二重制約を受ける発見期間内の全ての監視される発見リソースにわたる第1の発見ゾーン内の平均最大相関エネルギーを計算し、この平均最大相関エネルギーをしきい値相関エネルギー(これは、静的なものであってもよいし、eNBからの信号によって定期的に更新されてもよい)と比較し、平均最大相関エネルギーがしきい値相関エネルギー以上である場合にはサイレンシングファクタを増加させ、平均最大相関エネルギーがしきい値相関エネルギー未満である場合にはサイレンシングファクタを減少させることによって、ローディング状態を推定するように構成することもできる。
ProSe対応UEは、第1の発見期間内に位置する複数の発見リソースのそれぞれの中の複数のDM−RSシーケンスから第2のDM−RSシーケンスを選択し(この第2のDM−RSシーケンスは、発見リソース上で伝送することができる上記複数のDM−RSシーケンスを含む全てのDM−RSシーケンスの計算した相関エネルギーに対して2番目に大きな計算した相関エネルギーを有する)、半二重制約を受ける発見期間内の全ての監視される発見リソースにわたる第1の発見ゾーン内の平均の2番目に大きな相関エネルギーを計算し、この計算した2番目に大きな相関エネルギーを、しきい値相関エネルギー(これは、静的なものであってもよいし、eNBからの信号によって定期的に更新されてもよい)と比較し、計算した2番目に大きな相関エネルギーがしきい値相関エネルギー以上である場合にはサイレンシングファクタを増加させ、計算した2番目に大きな相関エネルギーがしきい値相関エネルギー未満である場合にはサイレンシングファクタを減少させることによって、ローディング状態を推定するように構成することもできる。
別の例では、ProSe対応UEは、復調及び参照信号(DM−RS)のブラインド検出を含む発見プリアンブル又はパケット検出を実行し、第1の発見期間内に位置する複数の発見リソースのそれぞれで複数のDM−RSシーケンスを受信し、第1の発見期間内に位置する複数の発見リソースのそれぞれについて各DM−RSシーケンスの相関エネルギーを計算し、第1の発見ゾーン内の各発見リソースの最大相関エネルギーを決定し(ここで、この発見期間内に位置する複数の発見リソースのそれぞれの最大相関エネルギーは、それぞれの発見リソース上で伝送することができる任意のDM−RSシーケンスの最大相関エネルギーを含む)、第1の発見期間内に位置する複数の発見リソースのそれぞれの2番目に大きな相関エネルギーを決定し、第1の発見期間内に位置する複数の発見リソースのそれぞれについての相関エネルギー比を計算し(ここで、選択した発見リソースについての相関エネルギー比は、選択した発見リソースの最大相関エネルギーとその選択した発見リソースの2番目に大きな相関エネルギーとの間の比を含む)、第1の発見期間に位置する複数の発見リソースのそれぞれにおいて各発見リソースのしきい値を満たすカウントを計算し(ここで、選択した発見リソースのしきい値を満たすカウントは、その選択した発見リソースの相関エネルギー比がしきい値比(これは、静的なものであってもよいし、eNBからの信号によって定期的に更新されてもよい)以上であるときに増分される)、第1の発見期間内に位置する全ての監視される発見リソースにわたる平均のしきい値を満たすカウントを計算し、この平均のしきい値を満たすカウントを、しきい値数(これは、静的なものであってもよいし、eNBからの信号によって定期的に更新されてもよい)と比較し、この平均のしきい値を満たすカウントがしきい値数未満である場合にはサイレンシングファクタを増分し、平均のしきい値を満たすカウントがしきい値数以上である場合にはサイレンシングファクタを減分することによって、ローディング状態を推定するように構成することができる。
別の例では、ProSe対応UEは、UEが以前の発見期間中に伝送したかどうかを示す指示、成功した巡回冗長検査(CRC)の数(ここで、ハードウェア回路は、さらに、第1の発見期間内に他のUEから受信した発見パケットを復号するときに、成功したCRCの数を計数するように構成される)、第1の発見ゾーン内の最大相関エネルギー(ここで、ハードウェア回路は、さらに、第1の発見期間内に位置する複数の発見リソースのそれぞれにおいてUEで受信される複数のDM−RSシーケンスの相関エネルギーを計算し、これら複数のDM−RSシーケンス中のDM−RSシーケンスに関連する計算した最高の相関エネルギーに等しい最大相関エネルギーを設定することによって、最大相関エネルギーを決定するように構成される)、第1の発見ゾーン内の2番目に大きな相関エネルギー(ここで、ハードウェア回路は、さらに、第1の発見期間内に位置する複数の発見リソースのそれぞれにおいてUEで受信される複数のDM−RSシーケンスの相関エネルギーを計算し、これら複数のDM−RSシーケンス中のDM−RSシーケンスに関連する計算した2番目に高い相関エネルギーに等しい2番目に大きな相関エネルギーを設定することによって、2番目に大きな相関エネルギーを決定するように構成される)、或いは平均のしきい値を満たすカウント(ここで、ハードウェアは、さらに、最大相関エネルギーと2番目に大きな相関エネルギーとの比がしきい値比以上となる、第1の発見期間に位置する複数の発見リソースのそれぞれにおける発見リソースの数を計数し、発見ゾーンの第1の発見期間中の発見リソースの数にわたって平均することによって、平均のしきい値を満たすカウントを計算するように構成される)のうちの1つ以上を含む入力を受ける第1の発見期間内のローディング状態を定量化する関数を使用して、ローディング状態を推定するように構成することができる。ProSe対応UEは、この関数によって定量化されたローディング状態がしきい値以上であるときにはサイレンシングファクタを増加させ、この関数によって定量化されたローディング状態がしきい値未満であるときにはサイレンシングファクタを減少させることができる。これらのしきい値は、静的なものであってもよいし、或いはUEからの信号によって定期的に更新されてもよい。サイレンシングファクタは、上限値及び下限値によって境界を設けることができる。サイレンシングファクタは、関数によって定量化されたローディング状態がしきい値以上であるときには、増分係数Qだけ増加させることができ、関数によって定量化されたローディング状態がしきい値未満であるときには、減分係数Qだけ減少させることができる。
図9は、ユーザ機器(UE)、移動局(MS)、モバイルワイヤレスデバイス、モバイル通信デバイス、タブレット、ハンドセット、又はその他のタイプのワイヤレスデバイスなどのワイヤレスデバイスの図例である。このワイヤレスデバイスは、ノード、マクロノード、低出力ノード(LPN)、或いは基地局(bs)、進化型ノードB(eNB)、ベースバンドユニット(BBU)、遠隔無線ヘッド(RRH)、遠隔無線機器(RRE)、中継局(RS)、無線機器(RE)又はその他のタイプのワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)アクセスポイントなどの伝送局と通信するように構成された1つ以上のアンテナを含むことができる。このワイヤレスデバイスは、3GPP LTE、WiMAX、高速パケットアクセス(HSPA)、Bluetooth(登録商標)及びWiFiなど、少なくとも1つのワイヤレス通信標準を使用して通信するように構成することができる。このワイヤレスデバイスは、各ワイヤレス通信標準ごとに別個のアンテナを使用して通信することもできるし、或いは複数のワイヤレス通信標準について共有アンテナを使用して通信することもできる。このワイヤレスデバイスは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)及び/又はWWANで通信することができる。
図9は、ワイヤレスデバイスの音声入出力に使用することができるマイクロフォン及び1つ以上のスピーカも示している。ディスプレイスクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD)スクリーン、又は有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイなどその他のタイプのディスプレイスクリーンとすることができる。ディスプレイスクリーンは、タッチスクリーンとして構成することができる。タッチスクリーンは、容量性、抵抗性、又は別のタイプのタッチスクリーン技術を使用することができる。アプリケーションプロセッサ及びグラフィックプロセッサを内部メモリに結合して、処理能力及び表示能力を提供することができる。不揮発性メモリポートを使用して、データ入出力のオプションをユーザに提供することもできる。不揮発性メモリポートは、ワイヤレスデバイスのメモリ機能を拡張するために使用することもできる。キーボードをワイヤレスデバイスに一体化する、又はワイヤレスデバイスにワイヤレスに接続して、追加のユーザ入力を実現することもできる。タッチスクリーンを使用して、仮想キーボードを提供することもできる。
様々な技術、或いはそれらの特定の特徴又は部分は、フロッピーディスケット、CD−ROM、ハードドライブ、非一時的コンピュータ可読記憶媒体、又はその他の任意の機械可読記憶媒体などの有形媒体に実施されたプログラムコード(すなわち命令)の形態をとることができ、ここで、プログラムコードがコンピュータなどの機械にロードされ、その機械によって実行されたときに、その機械は、上記の様々な技術を実施する装置となる。回路は、ハードウェア、ファームウェア、プログラムコード、実行可能コード、コンピュータ命令、及び/又はソフトウェアを含むことができる。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、信号を含まないコンピュータ可読記憶媒体とすることができる。プログラマブルコンピュータ上でプログラムコードが実行される場合には、コンピューティングデバイスは、プロセッサと、プロセッサによって読取り可能な記憶媒体(揮発性及び不揮発性のメモリ及び/又は記憶要素を含む)と、少なくとも1つの入力デバイスと、少なくとも1つの出力デバイスとを含むことができる。揮発性及び不揮発性のメモリ及び/又は記憶要素は、RAM、EPROM、フラッシュドライブ、光学ドライブ、磁気ハードドライブ、固体状態ドライブ、又はその他の電子データを記憶する媒体とすることができる。ノード及びワイヤレスデバイスは、トランシーバモジュール、カウンタモジュール、処理モジュール、及び/或いはクロックモジュール又はタイマモジュールも含むことができる。本明細書に記載した様々な技術を実施又は利用することができる1つ以上のプログラムは、アプリケーションプログラミングインタフェース(API)、再利用可能な制御装置などを使用することができる。このようなプログラムは、ハイレベルな手続き型又はオブジェクト指向のプログラミング言語で実施して、コンピュータシステムと通信することができる。ただし、これらの1つ以上のプログラムは、望ましい場合には、アセンブリ言語又は機械言語で実施することもできる。いずれの場合も、言語は、コンパイル済み又は解釈済みの言語とすることができ、ハードウェアの実施態様と結合することができる。
本明細書に記載した機能ユニットの多くは、それらの実施態様の独立性をより具体的に協調するためにモジュールとして標識を付けていることに留意されたい。例えば、モジュールは、カスタムVLSI回路又はゲートアレイ、論理チップやトランジスタなどの市販の半導体、或いはその他の離散構成要素を含むハードウェア回路として実施することができる。モジュールは、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイ論理、プログラマブル路論理デバイスなど、プログラマブルハードウェアデバイスとして実施することもできる。
モジュールは、様々なタイプのプロセッサによって実行されるソフトウェアとして実施することもできる。特定されている実行可能なコードのモジュールは、例えば、オブジェクト、手続き又は関数などとして編成することができるコンピュータ命令の1つ以上の物理的又は論理的ブロックを含むことができる。しかしながら、特定されているモジュールの実行可能部分は、物理的に一緒に位置している必要はなく、論理的に結合されたときにそのモジュールを構成してそのモジュールの表明された目的を達成する異なる位置に記憶された異なる命令を含むこともできる。
実際に、実行可能コードのモジュールは、単一の命令であっても多数の命令であってもよく、いくつかの異なるコードセグメントにわたって、異なるプログラム間で、またいくつかのメモリデバイスにわたって、分散していてもよい。同様に、動作データは、本明細書ではモジュール内で特定して図示しているが、任意の適当な形態で実施し、任意の適当なタイプのデータ構造内に編成することができる。動作データは、単一のデータセットとして収集することもできるし、或いは異なる記憶デバイスにわたる場合など、異なる位置にわたって分散させることもでき、少なくとも部分的には、単にシステム又はネットワーク上の電子信号として存在することもできる。モジュールは、所望の機能を実行するように動作可能なエージェントなど、受動的であっても能動的であってもよい。
本明細書を通じて「例」に言及している場合、これは、その例に関連して述べられる特定の機能、構造、又は特徴が、少なくとも1つの実施形態に含まれるということを意味している。したがって、本明細書中の様々な箇所に見られる「例では」という表現は、必ずしもそれら全てが同じ実施形態を指しているわけではない。
本明細書で使用する複数の品目、構造要素、構成要素、及び/又は材料は、便宜上共通のリストに示されることがある。ただし、これらのリストは、そのリストの各要素が、個別に別個の一意的な部材として特定されるように解釈すべきではない。したがって、このようなリストの個々の要素は、特に指定がない限り、それらが共通のグループ内に示されているということのみを以て、同じリストの任意の他の要素の事実上の均等物として解釈すべきではない。さらに、本明細書では、様々な実施形態及び例についてそれらの様々な構成要素の代替物と共に言及することもある。このような実施形態、例、及び代替物は、互いの事実上の均等物として解釈すべきではなく、分離した自律的なものと見なすべきものである。
さらに、記載する機能、構造、又は特徴は、1つ以上の実施形態で任意の適当な方法で組み合わせることができる。以下の説明では、様々な実施形態が完全に理解されるように、レイアウト例、距離、ネットワーク例など、多数の具体的な詳細を与える。しかし、当業者なら、請求する主題は、これらの具体的な詳細のうちの1つ以上がなくても、或いは他の方法、構成要素、レイアウトなどを用いても、実施することができることを理解するであろう。その他、周知の構造、材料、又は動作は、請求する主題の特徴を分かりにくくしないように、詳細に図示又は説明していない。
上記の例は、1つ以上の特定の応用例における本発明の請求する主題の原理を例示するものであり、発明的な才能を発揮しなくても、請求する主題の原理及び概念から逸脱することなく、形態、使用、及び実施の細部に多数の修正を加えることができることは、当業者には明らかであろう。したがって、請求する主題は、後記の特許請求の範囲によってのみ限定されるものとする。

Claims (16)

  1. プロキシミティサービス(ProSe)に対応したユーザ機器(UE)であって、
    進化型ノードB(eNB)から、時間リソース及び周波数リソースと発見ゾーンの周期性とを示し、1つ以上の発見ゾーン動作パラメータを示す、デバイスツーデバイス(D2D)発見ゾーン構成情報を受信し、
    他のUEから伝送されるD2D発見信号がないか、D2D発見ゾーンの第1の発見期間を監視し、
    前記他のUEから、前記第1の発見期間中の発見パケットを受信し、
    前記第1の発見期間内のローディング状態を推定し、
    前記第1の発見期間内の前記推定したローディング状態に基づいてサイレンシングファクタを適応させ、ここで、前記サイレンシングファクタは、前記UEが前記第1の発見期間に続く第2の発見期間中にD2D発見信号を伝送しない確率を含む
    ように構成されたハードウェア回路を含
    前記発見ゾーンの前記第1の発見期間内の前記ローディング状態を推定するように構成された前記ハードウェア回路が、
    半二重制約を受ける前記他のUEから受信した前記発見パケットを復号するときに、成功した巡回冗長検査(CRC)の数を計数し、
    成功した巡回冗長検査(CRC)の前記数をしきい値数と比較し、
    成功した巡回冗長検査(CRC)の前記数が前記しきい値数以上である場合には前記サイレンシングファクタを増加させ、
    成功した巡回冗長検査(CRC)の前記数が前記しきい値数未満である場合には前記サイレンシングファクタを減少させる
    ようにさらに構成される、ProSe対応UE。
  2. 前記しきい値が、静的である、請求項に記載のUE。
  3. 前記ハードウェア回路が、
    前記進化型ノード(eNB)からの更新しきい値を定期的に受信し、
    前記更新しきい値に基づいて前記しきい値数を更新する
    ようにさらに構成される、請求項に記載のUE。
  4. 前記発見ゾーンの前記第1及び第2の発見期間が、競合型D2D発見ゾーン(CB−D2D DZ)である、請求項1に記載のUE。
  5. 前記第1の発見期間内の前記ローディング状態を推定するように構成された前記ハードウェア回路が、
    復調及び参照信号(DM−RS)のブラインド検出を含む発見プリアンブル検出又は発見パケット検出を実行し、
    前記第1の発見期間内に位置する複数の発見リソースのそれぞれで複数のDM−RSシーケンスを受信し、
    第1の発見ゾーン内の前記複数のDM−RSシーケンスを含む全てのDM−RSシーケンスの相関エネルギーを計算し、
    前記複数の発見リソースのそれぞれの中の前記複数のDM−RSシーケンスからDM−RSシーケンスを選択する
    ようにさらに構成され、前記選択されたDM−RSシーケンスが、それぞれの発見リソース上で伝送することができる前記複数のDM−RSシーケンスを含む全てのDM−RSシーケンスの前記計算した相関エネルギーに対して最大の計算した相関エネルギーを有する、請求項1に記載のUE。
  6. 前記第1の発見期間内の前記ローディング状態を推定するように構成された前記ハードウェア回路が、
    半二重制約を受ける発見期間内の全ての監視される発見リソースにわたる前記第1の発見ゾーン内の平均最大相関エネルギーを計算し、
    前記平均最大相関エネルギーをしきい値相関エネルギーと比較し、
    前記平均最大相関エネルギーが前記しきい値相関エネルギー以上である場合には前記サイレンシングファクタを増加させ、
    前記平均最大相関エネルギーが前記しきい値相関エネルギー未満である場合には前記サイレンシングファクタを減少させる
    ようにさらに構成される、請求項に記載のUE。
  7. 前記しきい値相関エネルギーが、静的である、請求項に記載のUE。
  8. 前記ハードウェア回路が、
    進化型ノード(eNB)からの信号を定期的に受信し、
    前記eNBからの情報に基づいて前記しきい値数を更新する
    ようにさらに構成される、請求項に記載のUE。
  9. 前記第1の発見期間内に位置する複数の発見リソースのそれぞれの中の前記複数のDM−RSシーケンスから第2のDM−RSシーケンスを選択し、ここで、前記第2のDM−RSシーケンスは、前記発見リソース上で伝送することができる前記複数のDM−RSシーケンスを含む全てのDM−RSシーケンスの前記計算した相関エネルギーに対して2番目に大きな計算した相関エネルギーを有し、
    半二重制約を受ける発見期間内の全ての監視される発見リソースにわたる前記第1の発見ゾーン内の平均の2番目に大きな相関エネルギーを計算し、
    前記計算した2番目に大きな相関エネルギーを、しきい値相関エネルギーと比較し、
    前記計算した2番目に大きな相関エネルギーが前記しきい値相関エネルギー以上である場合には前記サイレンシングファクタを増加させ、
    前記計算した2番目に大きな相関エネルギーが前記しきい値相関エネルギー未満である場合には前記サイレンシングファクタを減少させるように
    さらに構成された、請求項に記載のUE。
  10. 前記しきい値相関エネルギーが、静的である、請求項に記載のUE。
  11. 前記ハードウェア回路が、
    進化型ノード(eNB)からの信号を定期的に受信し、
    前記eNBからの前記信号に基づいて前記しきい値数を更新する
    ようにさらに構成される、請求項に記載のUE。
  12. 前記第1の発見期間内の前記ローディング状態を推定するように構成された前記ハードウェア回路が、
    復調及び参照信号(DM−RS)のブラインド検出を含む発見プリアンブル又はパケット検出を実行し、
    前記第1の発見期間内に位置する複数の発見リソースのそれぞれで複数のDM−RSシーケンスを受信し、
    前記第1の発見期間内に位置する前記複数の発見リソースのそれぞれについて各DM−RSシーケンスの相関エネルギーを計算し、
    第1の発見ゾーン内の各発見リソースの最大相関エネルギーを決定し、ここで、前記発見期間内に位置する前記複数の発見リソースのそれぞれの前記最大相関エネルギーは、それぞれの発見リソース上で伝送することができる任意のDM−RSシーケンスの最大相関エネルギーを含み、
    前記第1の発見期間内に位置する前記複数の発見リソースのそれぞれの2番目に大きな相関エネルギーを決定し、
    前記第1の発見期間内に位置する前記複数の発見リソースのそれぞれについての相関エネルギー比を計算し、ここで、選択した発見リソースについての相関エネルギー比は、前記選択した発見リソースの前記最大相関エネルギーと前記選択した発見リソースの前記2番目に大きな相関エネルギーとの間の比を含み、
    前記第1の発見期間に位置する前記複数の発見リソースのそれぞれにおいて各発見リソースのしきい値を満たすカウントを計算し、ここで、選択した発見リソースのしきい値を満たすカウントは、前記選択した発見リソースの前記相関エネルギー比がしきい値比以上であるときに増分され、
    前記第1の発見ゾーン内に位置する全ての監視される発見リソースにわたる平均のしきい値を満たすカウントを計算し、
    前記平均のしきい値を満たすカウントを、しきい値数と比較し、
    前記平均のしきい値を満たすカウントが前記しきい値数未満である場合には前記サイレンシングファクタを増分し、
    前記平均のしきい値を満たすカウントが前記しきい値数以上である場合には前記サイレンシングファクタを減分する
    ようにさらに構成される、請求項1に記載のUE。
  13. 前記しきい値比が、静的である、請求項12記載のUE。
  14. 前記しきい値数が、静的である、請求項12に記載のUE。
  15. 前記UEが、進化型ノード(eNB)からの信号を定期的に受信し、前記UEが、前記eNBからの前記信号に基づいて前記しきい値比を更新する、請求項12に記載のUE。
  16. 前記UEが、進化型ノード(eNB)からの信号を定期的に受信し、前記UEが、前記eNBからの前記信号に基づいて前記しきい値数を更新する、請求項12に記載のUE。
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