JP6323744B2 - 研磨ロボットとその制御方法 - Google Patents

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本発明は、ワークを磨き加工する研磨ロボットとその制御方法に関する。
ロボットアームの手先に工具を取り付け、加工経路に沿って動作させてワークを加工する加工ロボットにおいて、ワークに対して力制御を行いながら加工を行う技術として、例えば特許文献1、2が既に提案されている。
特許文献1の「研磨方法」は、工具の押付力を一定にするように制御しながら加工することで、目標軌道とワークとのずれを補償するものである。
特許文献2の「ワーク加工装置とその制御方法」は、衝撃的な加工反力が発生しても加工精度を維持しかつ工具の破損を防止するものである。
特許第2852828号公報 特開2010−253613号公報
ここで、上述した従来の方法では、例えば180度未満の内角で接続する第1面と第2面を含んでいるワークを加工する場合であっても、一方の面の法線方向へのみ力制御を行って加工を行うものである。しかし、加工中にもう一方の面に工具が衝突することを回避するために、その加工範囲は、第1面と第2面の境界線から十分にクリアランスを確保した位置に設定する必要があった。
そのため、例えばワークの研磨を行う場合においては、ワークの境界線近傍についての研磨が困難であるため、研磨を行うことができない範囲が広くなるという問題点を有していた。
特に、形状にばらつきのあるワークの研磨を行う場合においては、境界線からのクリアランスをさらに確保する必要があった。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、180度未満の内角で接続する第1面と第2面を含んでいるワークを加工する場合において、ワークの形状のばらつきによらず、ワークと加工工具の衝突を回避しながらワークの境界線近傍の研磨を行うことができる研磨ロボットとその制御方法を提供することにある。
本発明によれば、ワークが180度未満の内角で接続する第1面と第2面を含んでおり、前記第1面と前記第2面の境界線が曲線であり、先端部で加工する加工工具で前記第1面又は前記第2面を研磨する研磨ロボットであって、
前記加工工具に作用する外力を計測する力センサと、
前記加工工具を3次元空間内で移動するロボットアームと、
軌跡データを記憶し前記ロボットアームを制御するロボット制御装置と、を備え、
前記ロボット制御装置は、
前記加工工具を前記第1面と前記第2面の両方に直交する2方向、又は合力が前記境界線に向かう2方向に力制御して、前記境界線に沿って前記先端部を倣わせ、前記先端部の軌跡データを記憶する軌跡取得部と、
前記加工工具を前記第1面又は前記第2面に直交する1方向に力制御し、かつ前記軌跡データに基づき前記先端部を前記境界線から離した位置でワークを研磨させる磨き制御部と、を含む、ことを特徴とする研磨ロボットが提供される。
前記軌跡取得部は、教示作業もしくは設計図面の形状データ基づいて作成した軌道を目標軌道とするハイブリッド制御によりワークを計測する。
前記磨き制御部は、前記軌跡データを前記境界線から離れる方向に変位した軌道を目標軌道とするハイブリッド制御によりワークを研磨する。
また、本発明によれば、ワークが180度未満の内角で接続する第1面と第2面を含んでおり、前記第1面と前記第2面の境界線が曲線であり、先端部で加工する加工工具で前記第1面又は前記第2面を研磨する研磨ロボットの制御方法であって、
前記加工工具に作用する外力を計測する力センサと、
前記加工工具を3次元空間内で移動するロボットアームと、
軌跡データを記憶し前記ロボットアームを制御するロボット制御装置と、を準備し、
前記ロボット制御装置により、
(A)前記加工工具を前記第1面と前記第2面の両方に直交する2方向、又は合力が前記境界線に向かう2方向に力制御して、前記境界線に沿って前記先端部を倣わせ、前記先端部の軌跡データを記憶し、
(B)前記加工工具を前記第1面又は前記第2面に直交する1方向に力制御し、かつ前記軌跡データに基づき前記先端部を前記境界線から離した位置でワークを研磨させる、ことを特徴とする研磨ロボットの制御方法が提供される。
前記(A)において、教示作業もしくは設計図面の形状データ基づいて作成した軌道を目標軌道とするハイブリッド制御により先端部の軌跡データを計測する。
前記(B)において、前記軌跡データを前記境界線から離れる方向に変位した軌道を目標軌道とするハイブリッド制御によりワークを研磨する。
上記本発明によれば、加工工具を第1面と第2面の両方に直交する2方向、又は合力が前記第1面と前記第2面の境界線に向かう2方向に力制御して、前記境界線に沿って先端部を倣わせることによって、ワークの形状のばらつきによらず、ワークの境界線の軌跡データを取得することが可能になる。また、先端部の軌跡データを記憶し、加工工具を第1面又は第2面に直交する1方向に力制御し、かつ軌跡データに基づき先端部を境界線から離した位置でワークを研磨することによって、研磨中にもう一方の面と加工工具とが衝突することを回避することができる。
従って、180度未満の内角で接続する第1面と第2面を含んでいるワークを加工する場合において、ワークの形状のばらつきによらず、ワークと加工工具の衝突を回避しながらワークの境界線近傍の研磨を行うことができる。
本発明の研磨ロボットの構成図である。 本発明の研磨ロボットで研磨するワークの説明図である。 本発明の制御方法の全体フロー図である。 本発明の制御方法によるステップS2の説明図である。 本発明の制御方法によるステップS3の説明図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の研磨ロボット10の構成図である。
この図において、1はワーク(被加工部材)、2はワーク保持装置、3は加工工具、10は研磨ロボット、20はロボット制御装置である。
ワーク1は、加工工具3により、バリ取り、C面取り、又はラウンドエッジ加工される被加工部材であり、例えば鋳鉄等の硬い材質からなる。なお、本発明においてはワーク1を加工工具3によって研磨する場合を想定している。
本発明の研磨ロボット10で研磨するワーク1は、具体的には図2に示すように、180度未満の内角θで接続する第1面1aと第2面1bを含むものを対象としている。なお、この内角θは、平面又は曲面で構成される60°〜120°程度であるものが好ましく、90°であるものがさらに好ましい。
また、ワーク1は、この例ではワーク保持装置2により所定位置に正確に固定される。所定位置は、研磨ロボット10の作動範囲内において予め設定された位置である。
研磨ロボット10は、ロボットアーム12の先端に加工工具3を取り付け、軌道(加工経路)に沿って動作させてワーク1を加工する。
なお研磨ロボット10は、この例では、多関節ロボットであるが、本発明はこれに限定されず、その他のロボットであってもよい。
加工工具3は、ロボットアーム12の先端に取り付けられ、ワーク1を加工する。
この例において、加工工具3は、ワーク1を加工する先端部3aとこれを回転駆動する駆動装置3b(この例では電動スピンドルモータ)とからなる。
先端部3aは、ブラシ、クッションサンダ(砥粒入りの樹脂のスポンジ)、砥石、超硬カッター、等である。
また、駆動装置3bは、縦、横、円等の様々な動きをする駆動装置でも代替可能であり、電動スピンドルモータはエアモータでも代替可能である。
図1において、ロボットアーム12の先端に力センサ14が取り付けられ、力センサ14に加工工具3が取り付けられている。
力センサ14は、例えばロードセルであり、3次元空間内で移動可能なロボットアーム12の先端に取り付けられ、これに作用する外力を検出するようになっている。
この力センサ14で検出される外力は、好ましくは6自由度の外力(3方向の力と、3軸まわりのトルク)であるが、本発明はこれに限定されず、ワーク1に対する押付力が検出できる限りで、その他の力センサであってもよい。
研磨ロボット10は、ロボットコントローラ16を備える。ロボットコントローラ16は、例えば数値制御装置であり、指令信号によりロボットアーム12の先端を6自由度(3次元位置と3軸まわりの回転)に制御する。
図1において、本発明のロボット制御装置20は、軌跡データDを記憶しロボットアーム12を制御するものであり、この例においては、制御PC25を備える。
制御PC25は、この例においては、記憶装置21、軌跡取得部22、磨き制御部23を含んでいるものであり、ロボットコントローラ16を介してロボットアーム12を制御するものである。
なお、制御PC25は、この例ではロボットコントローラ16と別個に設けられているが、ロボットコントローラ16と制御PC25を同一の制御PCで構成してもよい。
記憶装置21は、加工工具3の位置、姿勢、及び押付け方向を含む軌跡データDを記憶する。
軌跡データDは、例えば、ワーク座標系における加工工具3の3次元位置(x,y,z)と姿勢(a,b,c)で表され、姿勢パラメータa,b,cは、例えばオイラー角などである。また、加工工具3の押付け方向は、ワーク座標系における単位ベクトル(vx,vy,vz)で表される。
なお、本発明は、加工工具3の位置、姿勢、及び押付け方向を設定できる限りで、これらの座標系と姿勢パラメータの定義(一般に、姿勢表現には多種の定義のパラメータが使用されている)に限定されない。
軌跡取得部22は、加工工具3を第1面1aと第2面1bの両方にそれぞれ直交する2方向に力制御して、境界線1cに沿って先端部3aを倣わせ、この先端部3aの軌跡データDを記憶装置21に記憶するものである。
ここで、力制御の方向は「直交する2方向」に限定されず、合力が第1面1aと第2面1bの境界線1cに向かう2方向でもよい。また、「境界線1cに向かう」とは、厳密に境界線1cに向かう必要はなく、境界線1cに近づく方向であればよい。
なお、既に記憶装置21に軌跡データDが記憶されている場合にはこれを修正したものを記憶する。
特に、この軌跡取得部22は、教示作業もしくは設計図面の形状データ等に基づいて作成した軌道を目標軌道とするハイブリッド制御により先端部3aの軌跡データを計測するのが好ましい。
なお、「ハイブリッド制御」とは、力制御と位置制御を同時に行う制御のことであり、軌跡取得部22においては、第1面1aと第2面1bの法線方向に力制御し、空間上のその他の方向に位置制御する。ただし、第1面1aと第2面1bが曲面の場合、法線方向は一定ではないため、動作と同期して、力制御をする方向を変化させる必要がある。
磨き制御部23は、第1面1a又は第2面1bに直交する1方向に力制御し、かつ軌跡データDに基づき先端部3aを境界線1cから離した位置でワーク1を研磨させるものである。
特に、この磨き制御部23は、軌跡データDを境界線1cから離れる方向に変位(シフト)した軌道を目標軌道とするハイブリッド制御によりワーク1を研磨するものが好ましい。
磨き制御部23においては、第1面1a又は第2面1bの法線方向に力制御し、空間上のその他の方向に位置制御する。ただし、第1面1a又は第2面1bが曲面の場合、法線方向は一定ではないため、動作と同期して、力制御をする方向を変化させる必要がある。
「動作と同期する」とは、法線が曲面などの場合、その法線方向によって力のかけ方が違うので、その法線方向に連動して力のかけ方を調節することを意味する。
図3は、本発明の制御方法の全体フロー図である。
上述した装置を準備し、本発明の制御方法は、S1〜S3の各ステップ(工程)を実施する。
ステップS1(軌跡データ生成ステップ)では、例えばワーク1のCADモデルや教示等によって軌跡データDを生成して記憶装置21に記憶する。
ステップS2(倣いステップ)では、加工工具3を第1面1aと第2面1bの両方にそれぞれ直交又は合力が第1面1aと第2面1bの境界線1cに向かう2方向に力制御して、境界線1cに沿って先端部3aを倣わせ、先端部3aの軌跡データDを記憶(修正)する。
図4は、本発明の制御方法によるステップS2の説明図である。
図4(A)は、ステップS2におけるワーク1と加工工具3を示す説明図であり、図4(B)は、図4(A)のA面断面図である。
この例において、加工工具3は、図4(B)に示すように、第1面1aの法線方向に対して押付け力F1によって力制御をし、かつ、第2面1bの法線方向に対して押付け力F2によって力制御をしている。さらに、第1面1aと第2面1bの境界線1cについての軌跡データDに沿って(図4(A)の破線矢印方向)に位置制御を行う。
このステップS2における制御では、加工工具3の押付け方向の力が目標値となるように力制御しながら、押付け方向に直交又は合力が第1面1aと第2面1bの境界線1cに向かう方向は、軌跡データDに追従するように位置制御するものである。
なお、ステップS2では、加工工具3の代わりに、加工工具3と同一形状の倣い治具(図示しない)を、ロボットアーム12の手先側フランジ面に取り付けて行うのがよい。なお、ワーク1を加工しない限りで、加工工具3をそのまま倣い治具として用いてもよい。
ステップS3(研磨ステップ)では、ステップS2の終了後、加工工具3を第1面1a又は第2面1bに直交する1方向に力制御し、かつ軌跡データDに基づき先端部3aを境界線1cから離した位置でワーク1を研磨する。
図5は、本発明の制御方法によるステップS3の説明図である。
図5(A)は、ステップS2に従って軌跡データDを取得する際の説明図である。上述したように、第1面1aと第2面1bに力制御することで、結果的に境界線1cに沿って加工工具3の先端部3aが倣って動作した軌跡データDを取得する。
また、図5(B)は、ステップS3の第1実施形態の説明図であり、図5(C)は、ステップS3の第2実施形態の説明図である。
なお、図5(A)〜図5(C)、第1面1aに対して力制御を行いながら境界線1cから離れた位置で第2面1bを研磨する場合について示している。
図5(B)に示す第1実施形態では、第1面1aに対して力制御を行いながら、(1)軌跡データDを境界線1cから離れる方向に変位した軌道を新たな目標軌道とし、(2)その変位した位置において新たな目標軌道に沿って磨き加工を行い、さらにこの(1)及び(2)を交互に繰り返すことによって、磨き加工を行うというものである。
なお、この軌跡データDから作成した目標軌道に沿って行う磨き加工は、図5(B)に示すように、磨き加工を行う方向を毎回逆転させる方法であってもよく、毎回同じ方向に磨き加工を行う方法であってもよい。
また、磨き加工の目標軌道を作成する処理は軌跡データDの変位に限定されず、図5(C)に示すように、軌跡データDを加工する領域の境界線としてもよい(第2実施形態)。
なお、ステップS3における研磨は、工具基準点(TCP:Tool Center Point)や基準座標系を変位させることによって行うものであってもよい。
また、ワーク1の形状のばらつきが小さい場合は、ワーク1を正確に位置決めすることを条件に、全てのワーク1について軌跡データDを計測せずに研磨するものであってもよい。
さらに、第1面1a及び第2面1bのうち、研磨を行っていない方の面に影響がなければ(加工工具3と接触するおそれがなければ)、軌跡データDを取得しながら研磨を行うものであってもよい。
上述した本発明によれば、加工工具3を第1面1aと第2面1bの両方に直交する2方向、又は合力が第1面1aと第2面1bの境界線に向かう2方向に力制御して、境界線1cに沿って先端部3aを倣わせることによって、ワーク1の形状のばらつきによらず、ワーク1の境界線1cの軌跡データDを取得することが可能になる。また、先端部3aの軌跡データDを記憶し、加工工具3を第1面1a又は第2面1bに直交する1方向に力制御し、かつ軌跡データDに基づき先端部3aを境界線1cから離した位置でワーク1を研磨することによって、研磨中にもう一方の面と加工工具3とが衝突することを回避することができる。
従って、ワーク1の形状のばらつきによらず、ワーク1と加工工具3の衝突を回避しながらワーク1の境界線1c近傍の研磨を行うことができる。
また、本発明においては、磨き制御部23によって取得した軌跡データDに基づいて研磨することが可能であるため、加工工具3とワーク1の接触位置について正確な計算を行うことなく研磨を行うことができる。
なお、境界線1c近傍(例えば境界線1cから5〜10mm程度の範囲)については本発明による研磨ロボット10で研磨を行い、その他の範囲については従来の手段で研磨を行うものであってもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 ワーク(被加工部材)、1a 第1面、1b 第2面、1c 境界線、
2 ワーク保持装置、3 加工工具、3a 先端部、3b 駆動装置、
10 研磨ロボット、12 ロボットアーム、14 力センサ、
16 ロボットコントローラ、20 ロボット制御装置、
21 記憶装置、22 軌跡取得部、23 磨き制御部、25 制御PC

Claims (6)

  1. ワークが180度未満の内角で接続する第1面と第2面を含んでおり、前記第1面と前記第2面の境界線が曲線であり、先端部で加工する加工工具で前記第1面又は前記第2面を研磨する研磨ロボットであって、
    前記加工工具に作用する外力を計測する力センサと、
    前記加工工具を3次元空間内で移動するロボットアームと、
    軌跡データを記憶し前記ロボットアームを制御するロボット制御装置と、を備え、
    前記ロボット制御装置は、
    前記加工工具を前記第1面と前記第2面の両方に直交する2方向、又は合力が前記境界線に向かう2方向に力制御して、前記境界線に沿って前記先端部を倣わせ、前記先端部の軌跡データを記憶する軌跡取得部と、
    前記加工工具を前記第1面又は前記第2面に直交する1方向に力制御し、かつ前記軌跡データに基づき前記先端部を前記境界線から離した位置でワークを研磨させる磨き制御部と、を含む、ことを特徴とする研磨ロボット。
  2. 前記軌跡取得部は、教示作業もしくは設計図面の形状データ基づいて作成した軌道を目標軌道とするハイブリッド制御によりワークを計測する、ことを特徴とする請求項1に記載の研磨ロボット。
  3. 前記磨き制御部は、前記軌跡データを前記境界線から離れる方向に変位した軌道を目標軌道とするハイブリッド制御によりワークを研磨する、ことを特徴とする請求項1に記載の研磨ロボット。
  4. ワークが180度未満の内角で接続する第1面と第2面を含んでおり、前記第1面と前記第2面の境界線が曲線であり、先端部で加工する加工工具で前記第1面又は前記第2面を研磨する研磨ロボットの制御方法であって、
    前記加工工具に作用する外力を計測する力センサと、
    前記加工工具を3次元空間内で移動するロボットアームと、
    軌跡データを記憶し前記ロボットアームを制御するロボット制御装置と、を準備し、
    前記ロボット制御装置により、
    (A)前記加工工具を前記第1面と前記第2面の両方に直交する2方向、又は合力が前記境界線に向かう2方向に力制御して、前記境界線に沿って前記先端部を倣わせ、前記先端部の軌跡データを記憶し、
    (B)前記加工工具を前記第1面又は前記第2面に直交する1方向に力制御し、かつ前記軌跡データに基づき前記先端部を前記境界線から離した位置でワークを研磨させる、ことを特徴とする研磨ロボットの制御方法。
  5. 前記(A)において、教示作業もしくは設計図面の形状データ基づいて作成した軌道を目標軌道とするハイブリッド制御により先端部の軌跡データを計測する、ことを特徴とする請求項4に記載の研磨ロボットの制御方法。
  6. 前記(B)において、前記軌跡データを前記境界線から離れる方向に変位した軌道を目標軌道とするハイブリッド制御によりワークを研磨する、ことを特徴とする請求項4に記載の研磨ロボットの制御方法。
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