JP6321320B2 - 電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、電子部品が実装された複数の電子基板を搭載する電子装置に関する。
パソコンなどの電子装置には、電子部品が実装された複数の電子基板や、これらの電子基板に電力を供給する電源が、高密度に搭載されている。このような電子装置を作動させると、当該電子装置内の電子基板などが高熱になってしまう。このため、冷却用のファン部を用いて電子基板や電源を冷却する構造が多くの電子装置に採用されている。
図10、図11および図12は、一般的な電子装置900を模式的に示す。図10は、一般的な電子装置900の透過側面図である。図10は、図11のL−L切断面における断面に相当する。図11は、一般的な電子装置900の正面図である。図12は、一般的な電子装置900の透過上面図である。図12は、図10の矢視Mから視た図に相当する。なお、説明の便宜上、図10および図11には、鉛直方向Gを示す。
ここで、図10では、紙面左側を電子装置100の前面側、紙面右側を同装置100の背面側、紙面上側を同装置100の上面側、紙面下側を同装置100の下面側とする。また、電子装置100に含まれる各部についても、紙面左側を当該部の前面側、紙面右側を当該部の背面側、紙面上側を当該部の上面側、紙面下側を当該部の下面側とする。
図10および図11に示されるように、電子装置900は、ファンユニット910と、基板搭載ユニット920と、導風板ユニット930と、排気ユニット940が筐体901に搭載されるように構成されている。
図10、図11および図12に示されるように、ファンユニット910は、複数のファン部911を有している。ファンユニット910は、基板搭載ユニット920の上面側に、設けられている。複数のファン部911は、基板搭載ユニット920の上面側に、配置されている。
図10および図11に示されるように、基板搭載ユニット920は、ファンユニット910と導風板ユニット930の間に設けられている。図10および図11に示されるように、基板搭載ユニット920には、複数の電子基板921が搭載される。複数の電子基板921は、筐体901の前面901aに対して略垂直方向に沿って互いに向かい合うように、配置されている。また、基板搭載ユニット920には、ファン部誘導用通気口922と基板誘導用通気口923とが設けられている。ファン誘導用通気口922は、ファンユニット910のファン部911と基板搭載ユニット920との間の空気を通すために、ファン部911側に設けられている。基板誘導用通気口923は、基板搭載ユニット920と導風板ユニット930との間の空気を通すために、導風板ユニット930側に設けられている。また、図11に示されるように、基板搭載ユニット920の前面には、基板用カバー924が取り付けられている。また、案内板925が、後述の導風板ユニット930の前面側に延出するように、基板誘導用通気口923の近傍に設けられている。
図8および図10に示されるように、導風板ユニット930は、筐体901内であって、基板搭載ユニット920の下面側に設けられている。導風板ユニット930の前面側には、吸気口931が設けられている。
図10に示されるように、排気ユニット940には、排気用ダクト部941が設けられている。排気用ダクト部941は、ファン部911から送出される風を筐体901の背面901b側へ排出するために設けられている。
図10に示されるように、電子装置900の冷却は、冷却ルートγに沿って行われる。
すなわち、ファン部911を駆動することにより、外気が電子装置900の導風板ユニット930の前面側に設けられた吸気口931に流れ込む。吸気口931から吸い入れられた外気は、基板誘導用通気口923を介して基板搭載ユニット920の下面側から上面側に流れ、ファン誘導用通気口922を介してファン部911へ流入する。そして、ファン部911は、流入する空気を、排出用ダクト部911を介して、筐体901の背面901b側へ排出する。このように、ファン部911により外気を基板搭載ユニット920内に吸い入れて、基板搭載ユニット920内の電子基板921などを冷却する。
本発明の参考技術として、特許文献1には、ファンが複数の基板の背面側に配置された電子装置が開示されている。また、特許文献2には、図10〜図12を用いて説明した電子装置900と同様に、ファンが複数の基板の上面側に配置された電子装置が開示されている。
特開平10−107470号公報 特開2006−20755号公報
しかしながら、図10、図11および図12に示す電子装置900では、複数のファン部911は、基板搭載ユニット920の真上に配置されているので、ファン部911により吸入された空気は、図10の冷却ルートγに沿って、基板搭載ユニット920内では略鉛直方向Gの上方に流れる。このため、基板搭載ユニット920内の電子基板921の背面側などには十分に冷却されない領域が生じるという問題があった。また、電子基板921のうちで冷却が不十分な領域が無くなる様に、ファン部921を増加させることもできるが、多くのファン部921を搭載する必要があり効率的でない。また、複数のファン部911を設けても、幾つかのファン部911が故障などにより停止してしまった場合、当該停止したファン部911の鉛直方向Gの下方の電子基板921に風が供給されず、当該電子基板921は冷却されなくなってしまうという問題があった。特に、基板搭載ユニット920の中を流れる空気は、各電子基板921により区切られてしまうため、このような問題は顕著となる。さらには、電子装置900をサブラックとして、複数のサブラックを収容できるラックに搭載する場合、できるだけ多くの電子装置900をラックに搭載したいという要求がある。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、基板搭載ユニット内の複数の基板を均一に効率よく冷却できる電子装置を提供する。
本発明の電子装置は、筐体内部に設けられ、電子部品が実装された複数の電子基板を前記筐体の前面に対して略垂直方向に沿って互いに向かい合うように搭載する基板搭載ユニットと、前記筐体外の空気を前記筐体の前面側から前記筐体内部に吸入するために、前記筐体の前面側に設けられた吸気口と、前記筐体内部であって前記基板搭載ユニットの上面側かつ背面側に設けられ、前記筐体外の空気を前記吸気口から吸入し、前記吸気口から吸入した空気を前記基板搭載ユニット内の前記複数の電子基板間を介して前記基板搭載ユニットの上面側かつ背面側で前記筐体の外へ排出するファン部と、前記基板搭載ユニットの背面側に設けられ、前記吸気部から吸入された空気を前記基板搭載ユニット内から前記ファン部へ導く第1のダクト部とを備えている。
本発明にかかる技術によれば、基板搭載ユニット内の複数の基板を均一に効率よく冷却できる。
本発明の実施の形態にかかる電子装置の透過側面図である。 本発明の実施の形態にかかる電子装置の前面図である。
本発明の実施の形態にかかる電子装置の透過上面図である。 本発明の実施の形態にかかる電子装置の前面側斜視図である。 ファン部の構成を示す斜視図である。 ブロア型ファン部の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態にかかる電子装置をラックに収容した際の前面側斜視図である。 本発明の実施の形態における電子装置を積み重ねた状態を示す透過側面図である。 本発明の実施の形態における電子装置を積み重ねた状態の別例を示す透過側面図である。 一般的な電子装置の透過側面図である。 一般的な電子装置の前面図である。 一般的な電子装置の透過側面図である。
<実施の形態>
図1は、本発明の実施の形態にかかる電子装置100の透過側面図である。この図1は、図2のA−A切断線における断面を示す。図2は、電子装置100の前面図である。図3は、電子装置100の透過上面図である。この図3は、図1の矢視Bを示す。図4は、電子装置100の前面側斜視図である。図5は、ファン部の構成を示す斜視図である。図6は、ブロア型ファン部の構成を示す斜視図である。図7は、電子装置100をラック200に収容した際の前面側斜視図である。なお、説明の便宜上、図1、図2、図4、図7および図10には、鉛直方向Gを示す。
ここで、図1では、紙面左側を電子装置100の前面側、紙面右側を同装置100の背面側、紙面上側を同装置100の上面側、紙面下側を同装置100の下面側とする。また、電子装置100に含まれる各部についても、紙面左側を当該部の前面側、紙面右側を当該部の背面側、紙面上側を当該部の上面側、紙面下側を当該部の下面側とする。
図1〜図4に示されるように、電子装置100は、ファンユニット110と、基板搭載ユニット120と、導風板ユニット130と、排気ユニット140が、筐体101に搭載されるように構成されている。電子装置100は、例えば、通信局舎などに設置される通信機器である。図7を用いて後述するように、電子装置100は、サブラックとして、ラック200に収容される。
図1〜図4に示されるように、筐体101は、電子装置100の外装枠に相当する。筐体101は、特に基板搭載ユニット120内の電子基板121を搭載するために形成されている。筐体101は、基板搭載ユニット120以外にも、ファンユニット110、導風板ユニット130および排気ユニット140の全てを収容する。
図1〜図4および図7に示されるように、ファンユニット110は、ファン部111を有している。複数のファンユニット110が、基板搭載ユニット920の上面側に設けられている。
ファン部111は、筐体101の内部であって、基板搭載ユニット120の上面側かつ背面側に設けられている。ファン部111は、筐体101の外部の空気を、後述の吸気口131から吸入し、吸気口131から吸入した空気を、後述の基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121の間を介して基板搭載ユニット120の上面側かつ背面側で筐体101の外部へ排出する。
次に、ファン部111の構成を、図5を用いて説明する。図5に示されるように、ファン部111は、プロペラ部111aと、駆動部111bとを有する。プロペラ部111aは、複数の羽(不図示)を有する。駆動部111bは、プロペラ部111aを、回転軸S−Sを中心に回転させる。
このとき、回転軸S−Sは、筐体101の前面101aに対して略平行方向に配置されている。このように、回転軸S−Sを配置することにより、回転軸S−Sを筐体101の前面101aに対して略垂直方向に配置する場合と比較して、ファンユニット110の鉛直方向Gにおける高さを低くすることができる。この結果、電子装置100の全体の大きさを小さくすることができる。
ここでは、回転軸S−Sが筐体101の前面101aに対して略平行方向に配置されるように、ファン部111を筐体101内に設けると説明した。しかしながら、回転軸S−Sが筐体101の前面101aに対して略垂直方向に配置されるように、ファン部111を筐体101内に設けてもよい。
次に、ファン部111の変形例を、図6を用いて説明する。図6に示されるように、ファン部111に代えて、ブロア型ファン部111Aを用いてもよい。
ブロア型ファン部111Aも、前述のファン部111と同様に、プロペラ部(不図示)と、駆動部(不図示)とを有する。プロペラ部は、複数の羽(不図示)を有する。これらプロペラ部と駆動部は、ケース111c内に収容されている。駆動部は、プロペラ部を、回転軸S1−S1を中心に回転させる。
また、ブロア型ファン部111Aは、吹出口111dを有している。吹出口111dは、回転軸S1−S1に対して略垂直方向に開口して設けられている。プロペラ部の複数の羽により送出される風は、この吹出口111dから排出される。
このとき、回転軸S1−S1は、筐体101の前面101aに対して略平行方向に配置されている。このように、回転軸S1−S1を配置することにより、前述のファン部111と同様に、回転軸S1−S1を筐体101の前面101aに対して略垂直方向に配置する場合と比較して、ファンユニット110の鉛直方向Gにおける高さを低くすることができる。この結果、電子装置100の全体の大きさを小さくすることができる。
ここでは、回転軸S1−S1が筐体101の前面101aに対して略平行方向に配置されるように、ファン部111Aを筐体101内に設けると説明した。しかしながら、回転軸S1−S1が筐体101の前面101aに対して略垂直方向に配置されるように、ファン部111Aを筐体101内に設けてもよい。
また、ファンユニット110は、図7に示されるように、筐体101の前面側101a側から筐体101内部に、筐体101の前面101aに対して略垂直方向に抜き差しできるように構成されている。これにより、ファン部111が筐体101の背面側に配置された場合であっても、ファンユニット110を筐体101の前面側から抜き差しすることができるので、ファン部111の交換などの保守作業を容易に行うことができる。
図1〜図4に示されるように、基板搭載ユニット120は、筐体101内であって、ファンユニット110と導風板ユニット130の間に設けられている。
図1、図3、図4および図7に示されるように、基板搭載ユニット120には、複数の電子基板121が搭載される。複数の電子基板121は、筐体101の前面101aに対して略垂直方向に沿って互いに向かい合うように、配置されている。電子基板121の基板面には、抵抗やICなどの電子部品(不図示)が実装されている。図1および図7に示されるように、電子基板121は、後述の基板カバー124とともに、筐体101内の基板搭載ユニット120に対して、筐体101の前面101a側から抜き差しできるように設けられている。このとき、電子基板121の面は、筐体101の前面101aに対して略垂直方向に沿うように、配置されている。
また、図1に示されるように、基板搭載ユニット120には、ファン部誘導用通気口122と基板誘導用通気口123とが設けられている。ファン誘導用通気口122は、ファンユニット910のファン部111と基板搭載ユニット120との間の空気を通すために、基板搭載ユニット120の背面側に設けられている。基板誘導用通気口123は、基板搭載ユニット120と導風板ユニット130との間の空気を通すために、導風板ユニット130側に設けられている。
また、図1、図2、図4および図7に示されるように、基板搭載ユニット120の前面には、基板用カバー124が取り付けられている。また、基板用カバー124は、図7に示されるように、電子基板121の面に対して略垂直方向に沿って、電子基板121の端面に取り付けられている。
また、案内板125が、後述の導風板ユニット130の前面側に延出するように、基板誘導用通気口123の近傍に設けられている。案内板125は、後述するように、特に吸入口131から吸入された空気を、導風板ユニット130から基板搭載ユニット120へ誘導するために設けられている。この案内板125は、吸気部131から吸入された空気を円滑に基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121間へ導くために、設けられている。
また、図1に示されるように、基板搭載ユニット120には、ファン部誘導用ダクト部126が設けられている。このファン部誘導用ダクト部126は、基板搭載ユニット120の背面側に設けられている。ファン部誘導用ダクト部126の一端は、ファン誘導用通気口122に接続され、ファン部誘導用ダクト部126の他端は、ファン部111に接続されている。これにより、ファン部111と基板搭載ユニット120とが連通する。このように、ファン部111を基板搭載ユニット120の背面側かつ上面側に配置し、ファン部111と基板搭載ユニット120とが連通するようにファン部誘導用ダクト部126を設けることにより、空間Xができる。この空間Xは、基板搭載ユニット120内の全ての電子基板121の間の空間と繋がっている。
そして、ファン部誘導用ダクト部126は、後述の吸気口131から吸入された空気を、基板搭載ユニット120からファン部111へ導く。これにより、後述の吸気口131から吸入された空気は、全ての電子基板121の間を通って、基板搭載ユニット120の背面側に送出された後、ファン部誘導用ダクト部126によって鉛直方向Gの上方に円滑に流れ、ファン部111に流入する。
図1、図2、図4および図7に示されるように、導風板ユニット130は、筐体101内であって、基板搭載ユニット120の下面側に、設けられている。導風ユニット130の前面側には、吸気口131が設けられている。導風板ユニット130は、吸気部131から吸入された空気を基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121間へ導く。
図1〜図4に示されるように、排気ユニット140は、筐体101内部の最上面側に設けられている。排気ユニット140は、基板搭載ユニット120の上面側に設けられている。排気ユニット140は、排気用ダクト部141を有する。
排気用ダクト部141は、図1〜図4に示されるように、ファン部111の位置に対応して、筐体101の内部であって基板搭載ユニット120の上面側かつ背面側に設けられている。排気用ダクト部141は、ファン部111から送出される空気を基板搭載ユニット120の上面側かつ背面側で筐体101の背面側へ導く。なお、排気用ダクト部141は、本発明の第2のダクト部に相当する。
なお、図4に示されるように、コンソールパネル150を、筐体101の前面側に取り付けてもよい。このコンソールパネル150は、複数のコンソールポート151を有している。なお、コンソールポート151は、ターミナルソフトを起動するPCをRS−232Cケーブルを使用して接続するためにHUBなどの機器に装備されたポートである。図4では、コンソールパネル150は、筐体101の前面であって、ファンユニット110および排気ユニット140と向かい合う位置に、取り付けられている。
以上、本発明の実施の形態における電子装置100の構成を説明した。
次に、本発明の実施の形態にかかる電子装置100をラック200に収容した際の構成を、図7に基づいて説明する。
図7に示されるように、ラック200は、直方体の外枠によって構成されている。ラック200は、単数または複数の電子装置100を、サブラックとして、収容することができる。図7に示されるように、電子装置100の筐体101の前面側101aは、ラック200の前面側に露出するように配置される。このため、図7に示されるように、ファンユニット110や電子基板121を、筐体101の前面側101a側から抜き差しすることができる。このように、筐体101の前面側からファンユニット110や電子基板121を抜き差しできる方式は、フロントアクセス方式とも呼ばれている。
以上、電子装置100をラック200に収容した際の構成を説明した。
次に、電子装置100の冷却ルートαについて、図に基づいて説明する。
図1に示されるように、電子装置100内の冷却は、冷却ルートαに沿って行われる。
すなわち、ファン部111を駆動することにより、筐体101外の空気が電子装置900の導風板ユニット130の前面側に設けられた吸気口131に流れ込む。
吸気口931から吸い入れられた空気は、ファン部111の吸引力によって、導風板ユニット130内を通って、基板誘導用通気口123を介して基板搭載ユニット120の下面側から上面側に流れる。このとき、導風板ユニット130の前面側では、吸気口931から吸い入れられた空気は、案内板125に沿って、基板誘導用通気口123を介して基板搭載ユニット120の下面側から上面側に流れる。このように、案内板125を設けることにより、吸気口931の近くの空気を、効率よく鉛直方向Gの上方に向け、流すことができる。
次に、吸気口131から吸い入れられた空気は、ファン部111の吸引力によって、基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121の間を前面側から背面側に向けて流れて、ファン部誘導用通気口122を介してファン部誘導用ダクト部126内に流れる。これにより、吸気口931から吸い入れられた空気は、基板搭載ユニット120の背面側に設けられたファン部誘導用ダクト部126内の空間Xに流入する。
このとき、複数のファン部111が基板搭載ユニット120の上面側かつ背面側に設けられている場合において、いくつかのファン部111が故障等により停止した状態を想定する。この場合であっても、稼動しているファン部111が、空間X内の空気を吸入するので、新たに吸気口131から吸入される空気が基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121の間に流入する。このため、図10〜図12に示した電子装置900のように、基板搭載ユニット内の電子基板の一部の領域が十分に冷却されない状態が生じない。
次に、ファン部111は、ファン部誘導用ダクト部126内の空間X内の空気を吸入して、これをファン部111の鉛直方向Gの上方へ向けて送出する。
ファン部111から送出された空気は、排気用ダクト部141に沿って、排気ユニット140の背面側に排出される。これにより、吸気口131から吸い入れられた空気が、筐体101の外に排出される。
このように、電子装置100は、ファン部911により筐体101の外の空気を基板搭載ユニット120内に吸い入れて、基板搭載ユニット120内の電子基板121などを冷却する。
以上の通り、電子装置100の冷却ルートαについて説明した。
次に、電子装置100を積み重ねて利用する例を、図8に基づいて説明する。図8は、本発明の実施の形態における電子装置を積み重ねた状態を示す透過側面図である。
なお、電子装置100の積み重ねは、図7に示したラック200内で行われる。ただし、これに限定されず、複数の電子装置100をラック200外で積み重ねてもよい。
ここで、図8では、紙面左側を電子装置100、100Aの前面側、紙面右側を同装置100、100Aの背面側、紙面上側を同装置100、100Aの上面側、紙面下側を同装置900の下面側とする。また、電子装置100、100Aに含まれる各部についても、紙面左側を当該部の前面側、紙面右側を当該部の背面側、紙面上側を当該部の上面側、紙面下側を当該部の下面側とする。
図8に示されるように、上側の電子装置100Aが、下側の電子装置100の鉛直方向Gの上方に積み重ねられている。より具体的には、上側の電子装置100Aの筐体101の下面が、下側の電子装置100の筐体101の上面に向かい合うように、重ねられている。
ここで、上側の電子装置100Aは、導風板ユニット130を有していない。すなわち、上側の電子装置100Aは、導風板ユニット130を外した後に、下側の電子装置100の上に積み重ねられている。
ここで、図1および図8に示されるように、ファン部111は、基板搭載ユニット120の上面側かつ背面側で、基板搭載ユニット120の上面側へ突出するように筐体101に設けられている。このため、図8
に示されるように、上側の電子装置100Aを下側の電子装置100に積み重ねた際に、上側の電子装置100Aの基板搭載ユニット120の下面と、下側の電子装置100の基板搭載ユニット120の上面との間は離間される。
また、図8に示されるように、導風路160は、上側の電子装置100Aと下側の電子装置100の間の空間に設けられる。すなわち、導風路160は、互いに離間された上側の電子装置100Aの基板搭載ユニット120の下面と下側の電子装置100の基板搭載ユニット120の上面との間であって、下側の電子装置100の筐体101の前面とファン部111の間に設けられている。
より具体的には、導風路160は、上側の電子装置100の基板搭載ユニット120の下面と下側の電子装置100のファンユニット110の上面の間に設けられるとともに、下側の電子装置100のファンユニット110内にも設けられる。
また、上側の電子装置100A内に外部の空気を吸入するための吸気口161は、図8に示されるように、導風路160の前面側に設けられている。
また、図8に示されるように、下側の電子装置100のファンユニット110の上面には、複数のファンユニット通気口112が設けられている。このファンユニット通気口112は、下側の電子装置100のファンユニット110内を通る空気を上側の電子装置110Aの基板搭載ユニット120内へ通すために、開口して設けられている。
次に、積み重ねられた上側の電子装置100Aの冷却ルートβについて説明する。なお、下側の電子装置100の冷却ルートαは、前述したとおりであるので、詳しい説明を省略する。
図8に示されるように、積み重ねられた上側の電子装置100A内の冷却は、冷却ルートβに沿って行われる。
すなわち、ファン部111を駆動することにより、筐体101外の空気が導風路160の前面側に設けられた吸気口161に流れ込む。
吸気口161から吸入された空気は、ファン部111の吸引力によって、導風路160内を通って、基板誘導用通気口123を介して基板搭載ユニット120の下面側から上面側に流れる。なお、下側の電子装置100のファンユニット110内を通る空気は、ファン部111の吸引力によって、ファンユニット通気口112および基板誘導用通気口123を介して基板搭載ユニット120の下面側から上面側に流れる。
次に、吸気口131から吸入された空気は、ファン部111の吸引力によって、基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121の間を前面側から背面側に向けて流れて、ファン部誘導用通気口122を介してファン部誘導用ダクト部126内に流れる。これにより、基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121が冷却される。そして、吸気口931から吸入された空気は、基板搭載ユニット120の背面側に設けられたファン部誘導用ダクト部126内の空間Xに流入する。
次に、ファン部111は、ファン部誘導用ダクト部126内の空間X内の空気を吸入して、これをファン部111の鉛直方向Gの上方へ向けて送出する。
ファン部111から送出された空気は、排気用ダクト部141に沿って、排気ユニット140の背面側に排出される。これにより、吸気口931から吸入された空気が、筐体101の外に排出される。
このように、積み重ねられた上側の電子装置100Aは、ファン部911により筐体101の外の空気を基板搭載ユニット120内に吸入して、基板搭載ユニット120内の電子基板121などを冷却する。
以上の通り、積み重ねられた上側の電子装置100Aの冷却ルートβについて説明した。
次に、電子装置100を積み重ねて利用する別例を、図9に基づいて説明する。図9は、本発明の実施の形態における電子装置を積み重ねた状態の別例を示す透過側面図である。
なお、電子装置100の積み重ねは、図7に示したラック200内で行われる。ただし、これに限定されず、複数の電子装置100をラック200外で積み重ねてもよい。
図9に示されるように、上側の電子装置100Bが、下側の電子装置100の鉛直方向Gの上方に積み重ねられている。より具体的には、上側の電子装置100Bの筐体101の下面が、下側の電子装置100の筐体101の上面に重ねられている。
図9では、紙面左側を電子装置100、100Bの前面側、紙面右側を同装置100、100Bの背面側、紙面上側を同装置100、100Bの上面側、紙面下側を同装置900の下面側とする。また、電子装置100、100Bに含まれる各部についても、紙面左側を当該部の前面側、紙面右側を当該部の背面側、紙面上側を当該部の上面側、紙面下側を当該部の下面側とする。
ここで、図8と図9を対比する。図9では、積み重ねられた上側の電子装置100Bの基板搭載ユニット120の下面と下側の電子装置100のファンユニット110の上面の間の導風路160の前面側に、コンソールパネル150が設けられている点で、図8と相違する。
このため、上側の電子装置100B内に外部の空気を吸入するための吸気口161Aは、図9に示されるように、導風路160の前面側であって、下側の電子装置100のファンユニット110の前面側のみに設けられている。
次に、積み重ねられた上側の電子装置100Aの冷却ルートδについて説明する。なお、下側の電子装置100の冷却ルートαは、前述したとおりであるので、詳しい説明を省略する。
図9に示されるように、積み重ねられた上側の電子装置100B内の冷却は、冷却ルートδに沿って行われる。
すなわち、ファン部111を駆動することにより、筐体101外の空気が導風路160の前面側に設けられた吸気口161に流れ込む。
吸気口161から吸入された空気は、ファン部111の吸引力によって、導風路160内を通って、ファンユニット通気口112および基板誘導用通気口123を介して基板搭載ユニット120の下面側から上面側に流れる。
次に、吸気口131から吸入された空気は、ファン部111の吸引力によって、基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121の間を前面側から背面側に向けて流れて、ファン部誘導用通気口122を介してファン部誘導用ダクト部126内に流れる。これにより、基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121が冷却される。そして、吸気口161から吸い入れられた空気は、基板搭載ユニット120の背面側に設けられたファン部誘導用ダクト部126内の空間Xに流入する。
次に、ファン部111は、ファン部誘導用ダクト部126内の空間X内の空気を吸入して、これをファン部111の鉛直方向Gの上方へ向けて送出する。
ファン部111から送出された空気は、排気用ダクト部141に沿って、排気ユニット140の背面側に排出される。これにより、吸気口161から吸い入れられた空気が、筐体101の外に排出される。
このように、積み重ねられた上側の電子装置100Bは、ファン部111により筐体101の外の空気を基板搭載ユニット120内に吸入して、基板搭載ユニット120内の電子基板121などを冷却する。
以上の通り、積み重ねられた上側の電子装置100Bの冷却ルートδについて説明した。
以上に説明したように、本発明の実施の形態における電子装置100は、基板搭載ユニット120と、吸気口131と、ファン部111と、ファン部誘導用ダクト部126(第1のダクト部)とを備えている。
基板搭載ユニット120は、筐体101内部に設けられ、電子部品が実装された複数の電子基板121を筐体101の前面に対して略垂直方向に沿って互いに向かい合うように搭載する。吸気口131は、筐体101外の空気を筐体101の前面側から筐体101内部に吸入するために、筐体101の前面側に設けられている。ファン部111は、筐体101内部であって基板搭載ユニット120の上面側かつ背面側に設けられている。また、ファン部111は、筐体101外の空気を吸気口131から吸入し、吸気口131から吸入した空気を基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121間を介して基板搭載ユニット121の上面側かつ背面側で筐体101の外へ排出する。ファン部誘導用ダクト部126は、基板搭載ユニット120の背面側に設けられている。ファン部誘導用ダクト部126は、吸気部131から吸入された空気を基板搭載ユニット120内からファン部111へ導く。
このように、ファン部111は、筐体101内部であって基板搭載ユニット120の上面側かつ背面側に設けられている。そして、ファン部誘導用ダクト部126は、基板搭載ユニット120の背面側に設けられ、吸気部131から吸入された空気を基板搭載ユニット120内からファン部111へ導く。ファン部111は、筐体101外の空気を吸気口131から吸入し、吸気口131から吸入した空気を基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121間を介して基板搭載ユニット121の上面側かつ背面側で筐体101の外へ排出する。これにより、吸気部131から吸入された空気は、基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121間を通って、基板搭載ユニット120の背面側に設けられたファン部誘導用ダクト部126の空間Xに集中的に集められた後に、ファン部111により筐体101の外に排出される。したがって、ファン部111が、筐体101外の空気を筐体101の前面101a側から吸入して、筐体101の背面側へ排出する風の流れを形成することができる(図1の冷却ルートαを参照)。このため、本発明の実施の形態における電子装置100によれば、基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121を均一に効率よく冷却できる。
また、吸気部131から吸入された空気は、基板搭載ユニット120の背面側に設けられたファン部誘導用ダクト部126の空間Xに集中的に集められる。このとき、複数のファン部111が基板搭載ユニット120の上面側かつ背面側に設けられている場合において、いくつかのファン部111が故障等により停止した状態を想定する。この場合であっても、稼動しているファン部111が、空間X内の空気を吸入するので、新たに吸気口131から吸入される空気が基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121の間に流入する。このため、図10〜図12に示した電子装置900のように、基板搭載ユニット内の電子基板の一部の領域が十分に冷却されない状態が生じない。したがって、複数のファン部11のうち一部の故障によって、電子基板121が破損することを低減することができる。
また、本発明の実施の形態における電子装置100は、ファンユニット110を備えている。ファンユニット110は、ファン部111を収容し、基板搭載ユニット120の上面側に設けられるように、筐体101の前面側から筐体101内部に筐体101の前面に対して略垂直方向に挿入できるように構成されている。
これにより、ファンユニット110を筐体101の前面側から抜き差しすることができるので(フロントアクセス方式)、例えば、ファン部111が故障した場合などで、ファン部111の取り外しや取り付けを容易に行うことができる。
また、本発明の実施の形態における電子装置100は、導風板ユニット130を備えている。導風板ユニット130は、筐体101内部であって基板搭載ユニット120の下面側に設けられている。また、導風板ユニット130は、吸気部131を有し、吸気部131から吸入された空気を基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121間へ導く。これにより、吸気部131から吸入された空気を円滑に複数の電子基板121間へ導くことができる。この結果、基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121を均一に効率よく冷却できる。
また、本発明の実施の形態における電子装置100は、排気用ダクト部141(第2のダクト部)を備えている。排気用ダクト部141は、筐体101内部であって基板搭載ユニット120の上面側かつ背面側にファン部111の位置に対応して設けられている。排気用ダクト部141は、ファン部111から送出される空気を基板搭載ユニット120の上面側かつ背面側で筐体101の背面側へ導く。これにより、ファン部111から送出される空気を基板搭載ユニット120の上面側かつ背面側で効率よく筐体101の背面側へ導くことができる。
また、本発明の実施の形態における電子装置100Aにおいて、ファン部111は、基板搭載ユニット120の上面側かつ背面側で、基板搭載ユニットの上面側へ突出するように筐体101に設けられている。このとき、電子装置100Aの筐体101の下面を電子装置と別の電子装置100の筐体101の上面に重ねることで複数の電子装置100、100Aを鉛直上下方向に積み重ねた際に、上側の電子装置100A(当該電子装置)の基板搭載ユニット120の下面と下側の電子装置100(当該電子装置の下側に配置された別の電子装置)の基板搭載ユニット120の上面との間は離間されている。また、導風路160は、互いに離間された上側の電子装置100Aの基板搭載ユニットの下面と下側の電子装置100の基板搭載ユニット120の上面との間であって下側の電子装置100の筐体101の前面とファン部111の間に設けられている。導風路160は、吸気口161から吸入された空気を基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121間へ導く。
このように、ファン部111が基板搭載ユニット120の上面側かつ背面側で基板搭載ユニットの上面側へ突出するように筐体101に設けられている。この場合に、電子装置100Aの筐体101の下面を電子装置と別の電子装置100の筐体101の上面に重ねることで複数の電子装置100、100Aを鉛直上下方向に積み重ねると、互いに離間された上側の電子装置100Aの基板搭載ユニットの下面と下側の電子装置100の基板搭載ユニット120の上面との間であって下側の電子装置100の筐体101の前面とファン部111の間に空間が確保される。この空間を、吸気口161から吸入された空気を基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121間へ導く導風路160として利用することにより、積み重ねられた電子装置の高さを低く抑えることができる。
また、本発明の実施の形態における電子装置100Aは、ファンユニット110を備えている。ファンユニット110は、ファン部111を収容する。ファンユニット110は、基板搭載ユニット120の上面側に設けられるように、筐体101の前面側から筐体101内部に筐体101の前面に対して略垂直方向に挿入できるように構成されている。このとき、導風路160は、互いに離間された上側の電子装置100A(当該電子装置)の基板搭載ユニット120の下面と下側の電子装置100(当該電子装置の下側に配置された別の電子装置)の基板搭載ユニット120の上面との間であって下側の電子装置100の筐体101の前面とファン部111の間に配置されている。そして、ファンユニット通気口112(第1の通気口)は、吸気口131から吸入された空気を導風路160から上側の電子装置100Aの基板搭載ユニット120へ通すために、導風路160が設けられたファンユニット110の上面に形成されている。
このように、導風路160が設けられたファンユニット110の上面にファンユニット通気口112(第1の通気口)を形成することにより、吸気口131から吸入された空気を導風路160から上側の電子装置100Aの基板搭載ユニット120へ円滑に通すことができる。この結果、基板搭載ユニット120内の複数の電子基板121を効率よく冷却することができる。
また、本発明の実施の形態における電子装置100において、ファン部111は、プロペラ部111aと、駆動部111bとを有する。プロペラ部111aは、複数の羽を有する。駆動部111bは、プロパラ部111aを、回転軸S−Sを中心に回転させる。また、ファン部111は、吸気口131から吸入された空気を回転軸S−Sと略平行方向に沿って送出するように構成されている。これにより、ファン部111からは回転軸S−Sと略平行方向に風が送出されるので、回転軸S−Sの向きを調整することによって、吸気口131から吸入された空気を筐体101の背面側へ排出するように容易に調整することができる。
また、本発明の実施の形態における電子装置100において、ファン部111Aは、吸気口131から吸入された空気を回転軸S1−S1と略垂直方向に沿って送出するように構成されている。これにより、ファン部111からは回転軸S1−S1と略垂直方向に風が送出されるので、回転軸S1−S1の向きを調整することによって、吸気口131から吸入された空気を筐体101の背面側へ排出するように容易に調整することができる。このようなファン部111Aは、前述の通り、例えばブロア型ファンとも呼ばれる。
また、本発明の実施の形態における電子装置100において、回転軸S−Sまたは回転軸S1−S1は、筐体101の前面101aに対して略平行方向に配置されている。このようにすることで、ファン部111を横置きにすることができる。これにより、回転軸S−Sまたは回転軸S1−S1を筐体101の前面101aに対して略垂直方向に配置する場合と比較して、ファン部111の鉛直方向Gの実装高さを低くすることができる。このため、電子装置100の高さを低く抑えることができる。
また、本発明の実施の形態における電子装置100は、コンソールパネル150を備えている。コンソールパネル150は、コンソールポート151を有し、筐体101の前面側に取り付けることができるように構成されている。上述の通り、ファン部111は、筐体101内部であって基板搭載ユニット120の上面側かつ背面側に設けられている。したがって、電子装置100の前面側にコンソールパネル150を配置することができる。これにより、電子装置100の大きさを変えずに、コンソールパネル150を配置することができる。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、上述各実施の形態に対して、さまざまな変更、増減、組合せを加えてもよい。これらの変更、増減、組合せが加えられた変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
100、100A、100B 電子装置
101 筐体
110 ファンユニット
111 ファン部
112 ファンユニット通気口
120 基板搭載ユニット
121 電子基板
122 ファン部誘導用通気口
123 基板誘導用通気口
124 基板用カバー
125 案内板
126 ファン部誘導用ダクト部
130 導風板ユニット
131 吸気口
140 排気ユニット
141 排気用ダクト部
150 コンソールパネル
151 コンソールポート
160 導風路
161、161A 吸気口
900 電子装置
901 筐体
910 ファンユニット
911 ファン部
920 基板搭載ユニット
921 電子基板
922 ファン部誘導用通気口
923 基板誘導用通気口
924 基板用カバー
925 案内板
930 導風板ユニット
931 吸気口
932 案内板
940 排気ユニット
941 排気用ダクト部

Claims (9)

  1. 筐体内部に設けられ、電子部品が実装された複数の電子基板を前記筐体の前面に対して略垂直方向に沿って互いに向かい合うように搭載する基板搭載ユニットと、
    前記筐体外の空気を前記筐体の前面側から前記筐体内部に吸入するために、前記筐体の前面側に設けられた吸気口と、
    前記筐体内部であって前記基板搭載ユニットの上面側かつ背面側に設けられ、前記筐体外の空気を前記吸気口から吸入し、前記吸気口から吸入した空気を前記基板搭載ユニット内の前記複数の電子基板間を介して前記基板搭載ユニットの上面側かつ背面側で前記筐体の外へ排出するファン部と、
    前記基板搭載ユニットの背面側に設けられ、前記吸気口から吸入された空気を前記基板搭載ユニット内から前記ファン部へ導く第1のダクト部とを備え
    前記ファン部は、前記基板搭載ユニットの上面側かつ背面側で、前記基板搭載ユニットの上面側へ突出するように前記筐体に設けられており、
    前記電子装置の筐体の下面を前記電子装置と別の電子装置の筐体の上面に重ねることで複数の前記電子装置を鉛直上下方向に積み重ねた際に、当該電子装置の基板搭載ユニットの下面と、当該電子装置の下側に配置された前記別の電子装置の基板搭載ユニットの上面との間は離間されており、
    互いに離間された当該電子装置の基板搭載ユニットの下面と前記別の電子装置の基板搭載ユニットの上面との間であって前記別の電子装置の筐体の前面と前記ファン部の間に設けられ、前記吸気口から吸入された空気を前記基板搭載ユニット内の前記複数の電子基板間へ導く導風路を備えた電子装置。
  2. 前記ファン部を収容し、前記基板搭載ユニットの上面側に設けられるように、前記筐体の前面側から前記筐体内部に前記筐体の前面に対して略垂直方向に挿入できるように構成されたファンユニットを備えた請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記筐体内部であって前記基板搭載ユニットの下面側に設けられ、前記吸気口を有し、前記吸気口から吸入された空気を前記基板搭載ユニット内の前記複数の電子基板間へ導く導風板ユニットを備えた請求項1または2に記載の電子装置。
  4. 前記筐体内部であって前記基板搭載ユニットの上面側かつ背面側に前記ファン部の位置に対応して設けられ、前記ファン部から送出される空気を前記基板搭載ユニットの上面側かつ背面側で前記筐体の背面側へ導く第2のダクト部を備えた請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子装置。
  5. 前記ファン部を収容し、前記基板搭載ユニットの上面側に設けられるように、前記筐体の前面側から前記筐体内部に前記筐体の前面に対して略垂直方向に挿入できるように構成されたファンユニットを備え、
    前記導風路は、互いに離間された当該電子装置の基板搭載ユニットの下面と前記別の電子装置の基板搭載ユニットの上面との間であって前記別の電子装置の筐体の前面と前記ファン部の間に配置される前記ファンユニット内に設けられ、
    前記吸気口から吸入された空気を前記導風路から前記上側の電子装置の基板搭載ユニットへ通すための第1の通気口が、前記導風路が設けられた前記ファンユニットの上面に形成された請求項に記載の電子装置。
  6. 前記ファン部は、
    複数の羽を有するプロペラ部と、
    前記プロペラ部を、回転軸を中心に回転させる駆動部とを有し、
    前記吸気口から吸入された空気を前記回転軸と略平行方向に沿って送出するように構成された請求項1〜のいずれか1項に記載の電子装置。
  7. 前記ファン部は、
    複数の羽を有するプロペラ部と、
    前記プロペラ部を、回転軸を中心に回転させる駆動部とを有し、
    前記吸気口から吸入された空気を前記回転軸と略垂直方向に沿って送出するように構成された請求項1〜のいずれか1項に記載の電子装置。
  8. 前記回転軸は、前記筐体の前面に対して略平行方向に配置された請求項6または7に記載の電子装置。
  9. コンソールポートを有し、前記筐体の前面側に取り付けることができるように構成されたコンソールパネルを備えた請求項1〜のいずれか1項に記載の電子装置。
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