JP6318892B2 - 現金処理装置 - Google Patents

現金処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6318892B2
JP6318892B2 JP2014122128A JP2014122128A JP6318892B2 JP 6318892 B2 JP6318892 B2 JP 6318892B2 JP 2014122128 A JP2014122128 A JP 2014122128A JP 2014122128 A JP2014122128 A JP 2014122128A JP 6318892 B2 JP6318892 B2 JP 6318892B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bar
space
processing apparatus
cash processing
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014122128A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016004284A (ja
Inventor
克彦 町田
克彦 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2014122128A priority Critical patent/JP6318892B2/ja
Publication of JP2016004284A publication Critical patent/JP2016004284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6318892B2 publication Critical patent/JP6318892B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

本発明は、現金処理装置に関する。
近年、コンビニエンスストアまたはスーパーマーケット等の小売店において、売上金または釣銭準備金等の管理のために現金処理装置が用いられている。このような現金処理装置は一般的に入出金機能および現金収納機能を備える。
例えば、特許文献1では、釣銭準備金としての棒金を収納し、当該棒金の誤収納を検出する現金処理装置が開示されている。
特開2013−175031号公報
しかし、特許文献1で開示される現金処理装置は、棒金が全て立位状態で棒金収納庫に収納される構造を有しており、当該棒金収納庫内に他の状態で棒金を収納することが困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、1つの収納部に棒金を2つの異なる状態で収納することが可能な、新規かつ改良された現金処理装置を提供することにある。
棒金を収納する第1の空間と、
前記第1の空間が設けられる収納部に設けられ、前記第1の空間に収納される棒金の収納状態と異なる収納状態で棒金を収納する第2の空間と、
を備え
前記第2の空間に収納される棒金は、容器に収納された状態で前記第2の空間に収納される、現金処理装置。
また、前記第1の空間と前記第2の空間とは隣接して設けられてもよい。
また、前記第2の空間に収納される棒金は、前記第1の空間に収納される棒金の補充用の棒金であってもよい。
また、前記収納部は、前記現金処理装置から引き出され、前記第1の空間は、前記第2の空間よりも前記収納部の引き出される方向に設けられてもよい。
また、前記第2の空間への棒金の収納に係る操作が行われた際に、前記操作が行われたことを記録する制御部と、前記制御部によって前記操作が行われたことが記録される場合、記録に係る情報を出力する出力部と、をさらに備えてもよい。
また、前記出力部は、前記記録に係る情報を表示してもよい。
また、前記出力部は、前記記録に係る情報を印刷してもよい。
また、前記出力部は、通信を介して他の装置に前記記録に係る情報を送信してもよい。
以上説明したように本発明によれば、1つの収納部に棒金を2つの異なる状態で収納することが可能な現金処理装置が提供される。
一般的な現金処理装置の構成を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る現金処理装置の正面図である。 本実施形態に係る現金処理装置の側面図である。 本実施形態に係る現金処理装置から棒金収納部が引き出されている状態の現金処理装置の側面図である。 本実施形態に係る現金処理装置の第2の空間に棒が収納されている状態の棒金収納部の内部構造の例を示す斜視図である。 本実施形態に係る現金処理装置の第2の空間に棒が収納される前の棒金収納部の内部構造の例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る現金処理装置の正面図である。 本実施形態に係る現金処理装置の表示部が表示する画面の例を示す図である。 本実施形態に係る現金処理装置の表示部が表示する画面の他の例を示す図である。 本実施形態における現金処理装置の処理を概念的に示すフローチャートである。 本実施形態の第1の変形例に係る現金処理装置の正面図である。 本実施形態の第2の変形例に係る現金処理装置と外部装置との構成例を示す図である
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.本発明の一実施形態に係る現金処理装置の概要>
まず、本発明の一実施形態に係る現金処理装置の概要を説明する。
本発明の一実施形態に係る現金処理装置100−1を図2に示す。現金処理装置100−1は入出金処理機能および現金収納機能を有する。現金処理装置100−1は、硬貨または紙幣等の現金が投入された際に、投入される現金を金種別に収納し、出金操作が行われた際に、操作によって指示される金種の現金を放出する。また、現金処理装置100−1は、入出金処理が行われる現金以外に、釣銭準備金等として棒金を収納する。
例えば、店舗の売上金が店員によって現金処理装置100−1に投入される際に、現金処理装置100−1は投入される売上金を金種別に収納し、現金回収業者が売上金を回収する際に、現金処理装置100は売上金の金額に相当する現金を放出する。また、店員がレジスタの釣銭を補充する場合等に、現金処理装置100−1に収納される棒金が取り出される。
ここで、一般的に、釣銭準備金等として用いられる棒金は、現金回収業者等の外部業者によって配送され、配送される棒金を受け取る小売店の店長等の内部責任者によって現金処理装置に収納されることになっている。まず、図1を参照して一般的な現金処理装置について説明する。図1は、一般的な現金処理装置の構成を説明するための図である。例えば、図1に示したように、一般的な現金処理装置200は、操作部202および棒金収納部204を備える。操作部202は、現金処理装置200を操作するための入力操作等を受け付け、棒金収納部204は、複数の棒金10を収納空間全体に立位状態で配置させて収納する収納庫である。そのため、内部責任者は、外部業者から棒金10を受け取った後、当該棒金10を立位状態で棒金収納部204に収納する。
しかし、外部業者による棒金10の配送時に内部責任者が不在である場合は、外部業者は棒金10を内部責任者に直接渡すことができず、また外部業者は棒金収納部204に棒金10を立位状態に収納する作業を請け負っていないことが多い。そこで、外部業者は別個の金庫等に棒金10を保管して立ち去ることになっている。そのため、内部責任者は、別個の金庫等から棒金10を取り出し、取り出される棒金10を現金処理装置200に収納するという煩わしい作業を行っていた。
そこで、本発明では、1つの収納部に棒金を2つの異なる状態で収納することが可能な現金処理装置100−1を提供する。以下、現金処理装置100−1の構成および動作について順次説明する。なお、説明の便宜上、第1、第2の実施形態による現金処理装置を、現金処理装置100−1、現金処理装置100−2のように、末尾に実施形態に対応する番号を付することにより区別する。
<2.本発明の第1の実施形態(棒金収納構造の例)>
次に、本発明の第1の実施形態に係る現金処理装置100−1について説明する。
[2−1.現金処理装置の構成]
まず、図2および図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係る現金処理装置100−1の構成について説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係る現金処理装置100−1の正面図であり、図3は、本発明の第1の実施形態に係る現金処理装置100−1の側面図である。
図2および図3に示したように、現金処理装置100−1は、操作部102、制御部104、硬貨処理部106、紙幣処理部108および棒金収納部110を備える。
操作部102は、現金処理装置100−1を動作させるための操作を受け付ける。具体的には、操作部102は、現金処理装置100−1に行わせる動作を選択する操作を検出し、検出される操作に係る情報を制御部104に通知する。例えば、操作部102は、図2および図3に示したように現金処理装置100−1の上部に配置され、現金処理装置100−1に行わせる動作のメニューを選択するキー入力を受け付け得る。
制御部104は、現金処理装置100−1の動作を制御する。具体的には、制御部104は、操作部102によって通知される操作に係る情報に基づいて、現金処理装置100−1の備える各構成の動作を制御する。例えば、ユーザによって入出金メニューが選択された際に、操作部102は、当該選択操作を検出し、検出される当該選択操作に係る情報を制御部104に通知する。当該通知を受ける制御部104は、硬貨処理部106および紙幣処理部108等の入出金処理を行わせる。また、制御部104は、棒金収納部110の施錠および開錠を制御する。例えば、制御部104は、操作部102からユーザによる棒金収納に係るメニューの選択操作に係る情報が通知される場合、棒金収納部110を開錠させる。
硬貨処理部106は、硬貨の入出金処理を行う。具体的には、硬貨処理部106は、硬貨入出金口および硬貨収納部等で構成され、制御部104の指示に基づいて、硬貨入出金口から投入される硬貨を硬貨収納部に収納し、また指示される数量の硬貨を硬貨入出金口に放出する。
紙幣処理部108は、紙幣の入出金処理を行う。具体的には、紙幣処理部108は、紙幣入出金口および紙幣収納部等で構成され、制御部104の指示に基づいて、紙幣入出金口から投入される紙幣を紙幣収納部に収納し、また指示される数量の紙幣を紙幣入出金口に放出する。
棒金収納部110は、棒金10を収納する。具体的には、棒金収納部110は、棒金10を収納する第1の空間と、当該第1の空間に収納される棒金10の収納状態と異なる収納状態で棒金10を収納する第2の空間と、を有する。例えば、棒金収納部110は、棒金10を立位状態で収納する空間と、棒金10を臥位状態で収納する空間とを有し得る。当該棒金収納部110について図4〜図6を参照して詳細に説明する。図4は、本実施形態に係る現金処理装置100−1から棒金収納部110が引き出されている状態の現金処理装置100−1の側面図であり、図5は、本実施形態に係る現金処理装置100−1の第2の空間に棒金10が収納されている状態の棒金収納部110の内部構造の例を示す斜視図であり、図6は、本実施形態に係る現金処理装置100−1の第2の空間に棒金10が収納される前の棒金収納部110の内部構造の例を示す斜視図である。
棒金収納部110は、現金処理装置100−1から引き出される引き出しのような形状である。例えば、ユーザによって棒金収納に係るメニューが選択される場合、操作部102によって当該選択操作に係る情報が制御部104に通知され、制御部104は棒金収納部110を開錠させる。そして、棒金収納部110は、ユーザによって図4に示したように現金処理装置100−1から引き出される。
また、棒金収納部110は、互いに異なる収納状態で棒金10を収納する第1の空間および第2の空間を有する。例えば、棒金収納部110は、図4に示したように、棒金10を立位状態で収納する第1の空間Aと、棒金10を例えば臥位状態で収納する第2の空間Bを有する。なお、第2の空間Bにおける棒金10は、ポーチ20のような容器に収められ得る。このように、第1の空間Aに収納する棒金10と第2の空間Bに収納する棒金10は収納状態が異なる。ポーチ20については後述する。また、第1の空間において棒金10が立位状態で収納されることにより、第1の空間における棒金10の設置および取り出しを容易にすることができる。さらに、図5および図6を参照して棒金収納部110の内部構造について詳細に説明する。
棒金収納部110の第1の空間および第2の空間は隣接して設けられる。例えば、図5に示したように、立位状態で棒金10が収納される第1の空間Aは、棒金収納部110の引き出される方向に第2の空間Bと並んで隣接するように設けられ得る。また、第2の空間Bに収納される棒金10は、第1の空間Aに収納される棒金10の補充用の棒金である。このため、第2の空間に収納される棒金10を第1の空間に移し替えることが容易になり、ユーザの作業を効率化することが可能となる。なお、第1の空間および第2の空間は、棒金収納部110の内部にどのような配置で設けられてもよい。例えば、第1の空間Aおよび第2の空間Bは、引き出される方向と直交する方向に並んで隣接するように設けられ得る。また、第2の空間は複数の空間に分割されてもよい。例えば、第2の空間Bは、棒金収納部110が引き出される方向に2以上の空間に分割され得る。また、第1の空間Aと第2の空間Bとの間に別の空間または物体等が配置されてもよい。
また、棒金収納部110の第1の空間は、第2の空間よりも棒金収納部110の引き出される方向に設けられる。例えば、棒金収納部110は、図5に示した引手30を使ってユーザにより引き出され、第1の空間Aは、第2の空間Bよりも引き出される方向に設けられる。このため、棒金収納部110を引き出すユーザにとって、補充用の棒金10が収納される第2の空間よりも手前に第1の空間が設けられることにより、立位状態で収納される棒金10の取り出しが容易となり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
さらに、第2の空間に収納される棒金10は容器に収められ、当該容器が第2の空間に収納される。例えば、棒金10は図5に示したようなポーチ20等の容器に収められ、当該ポーチ20は図6に示したような第2の空間Bに収納され得る。例えばポーチ20は、袋状の容器であり、防犯上の理由から不透明で外見では中身を把握しにくく破損しづらい材質で製造される。また、ポーチ20は施錠可能であり、ポーチ20の開錠のための鍵は、内部責任者と、外部業者のうちの配送される棒金10の準備者とが有する。なお、ポーチ20はケースまたは箱のような容器であってもよい。
このように、第2の空間に収納される棒金10は容器に収められ、当該容器が第2の空間に収納される。このため、外部業者は複数の棒金10を1つの容器にまとめて配送し、および収納することができ、配送作業を効率化することが可能となる。第2の空間に収納される棒金10は、ポーチのような容器に収納されていればよく、臥位状態でなくともよい。
なお、上記では、第2の空間には棒金10または棒金10が収められる容器が収納される例を説明したが、第2の空間には棒金10以外の金品が収納されてもよい。具体的には、第2の空間には、鍵、IC(Integrated Circuit)カード、プリペイドカードまたは紙幣等の金品が収納され、または当該金品が収納される容器が収納される。この場合、施錠される棒金収納部110に貴重品が収納されることにより、貴重品の盗難等を防止することが可能となる。
このように、本発明の第1の実施形態によれば、現金処理装置100−1は、棒金10を収納する第1の空間と、第1の空間が設けられる棒金収納部110に設けられ、第1の空間に収納される棒金10の収納状態と異なる収納状態で棒金10を収納する第2の空間とを備える。このため、立位状態で棒金10を収納しない外部業者が、配送される棒金10を棒金収納部110に直接収納することができるようになり、内部責任者による棒金10の補充作業を効率化することが可能となる。
<3.本発明の第2の実施形態(棒金収納の有無を通知する例)>
以上、本発明の第1の実施形態に係る現金処理装置100−1について説明した。次に、本発明の第2の実施形態に係る現金処理装置100−2について説明する。本発明の第2の実施形態に係る現金処理装置100−2は、棒金収納部110の第2の空間に棒金10が収納された旨をユーザに通知する。
[3−1.現金処理装置の構成]
まず、図7を参照して、本発明の第2の実施形態に係る現金処理装置100−2の構成について説明する。図7は、本発明の第2の実施形態に係る現金処理装置100−2の正面図である。
現金処理装置100−2は、図7に示したように、操作部102、制御部104、硬貨処理部106、紙幣処理部108および棒金収納部110に加えて、表示部120を備える。
制御部104は、特定の操作が行われたことを記録する。具体的には、制御部104は、操作部102によって操作に係る情報が通知された際に、当該情報の示す操作が棒金収納部110の第2の空間への棒金の収納に係る操作(以下、棒金収納操作とも称する。)であるかの判定を行う。操作が第2の空間への棒金収納操作であると判定される場合、制御部104は、第2の空間への棒金収納操作が行われた旨を、現金処理装置100−2の別途備える記憶部に記憶させる。
例えば、制御部104は、操作部102によってメニュー選択操作に係る情報が通知された際に、当該情報の示す操作が棒金収納に係るメニューの選択操作であるかの判定を行う。操作が棒金収納に係るメニューの選択操作であると判定される場合、制御部104は、棒金収納に係るメニューが選択された旨を記憶部に記憶させる。なお、制御部104は、棒金収納操作が行われた旨を記憶部に記憶させる代わりに、記憶部に記憶される所定のフラグ等の情報を更新してもよく、操作履歴として操作に係る情報を記憶部に記憶させてもよい。
また、制御部104は、記録に係る情報を表示部120に表示させる。具体的には、制御部104は、棒金収納操作の行われた旨が記憶部に記憶されている場合、その旨を示す情報を表示部120に表示させる。なお、制御部104は、記録に係る情報の表示後に棒金収納部110が開錠される場合、記憶部に記憶される棒金収納操作が行われた旨の表示を停止させてもよく、さらにその旨を記憶部から削除してもよい。
表示部120は、出力部として、現金処理装置100−2の操作に係る情報を表示する。具体的には、表示部120は、現金処理装置100−2の動作をユーザに選択させるための情報を表示し、また制御部104によって記録される、棒金収納操作が行われた旨に係る情報を表示する。例えば、表示部120はタッチパネル等であり得る。なお、表示部120は操作部102と一体となって形成されてもよい。さらに、図8および図9を参照して、表示部120の表示内容について詳細に説明する。図8は、本実施形態に係る現金処理装置100−2の表示部120が表示する画面の例を示す図であり、図9は、本実施形態に係る現金処理装置100−2の表示部120が表示する画面の他の例を示す図である。
まず、表示部120は、現金処理装置100−2の動作をユーザに選択させるための情報、例えば操作メニューを表示する。例えば、図8に示したように、表示部120は、開錠、設定、釣銭配金の装填、点検、戻入および印字のような各操作に係る操作メニューがそれぞれ表示される画面40を表示する。また、表示部120は、操作者が特定される場合は、特定される操作者を識別する情報、例えばID(IDentifier)情報を表示する。
また、表示部120は、制御部104からの指示に基づいて棒金収納操作が行われた旨を表示する。例えば、操作部102は、図8に示したような「釣銭配金の装填」メニューがユーザによって選択される場合、制御部104に当該操作に係る情報を通知する。当該情報の通知を受ける制御部104は、当該情報の示す操作が棒金収納に係るメニューの選択操作であると判定して、「釣銭配金の装填」メニューが選択された旨を記憶部に記憶させる。さらに、制御部104は、記憶部に「釣銭配金の装填」メニューが選択された旨が記憶されているため、表示部120にその旨に係る情報の表示を指示する。当該指示を受ける表示部120は、制御部104からの指示に係る情報、例えば図9に示したような「釣銭配金有り」という情報を画面40に表示する。なお、棒金収納に係るメニューが選択された旨を示す情報は、文字のほか、図形、記号、色彩等であってもよく、表示の点滅のような表示の変化等により強調されてもよい。また、棒金収納に係るメニューが選択された旨を示す情報として、選択された棒金収納に係るメニューが強調表示されてもよい。
[3−2.現金処理装置の処理]
次に、本実施形態における現金処理装置100−2の処理について図10を参照して説明する。図10は、本実施形態における現金処理装置100−2の処理を概念的に示すフローチャートである。
まず、現金処理装置100−2は、ユーザ操作を検出するまで待機する(ステップS402)。具体的には、ユーザよって現金処理装置100−2の操作メニューを選択する操作が行われた際、操作部102は当該操作を検出し、当該操作に係る情報を制御部104に通知する。
メニュー選択操作が検出された際、現金処理装置100−2は、検出される操作が棒金収納操作であるかを判定する(ステップS404)。具体的には、メニュー選択操作に係る情報が操作部102によって通知される制御部104は、当該メニュー選択操作により選択されたメニューが棒金収納に係るメニュー、例えば釣銭配金の装填であるかを判定する。
検出される操作が棒金収納操作であると判定される場合、現金処理装置100−2は、棒金収納操作が行われた旨を記録する(ステップS406)。具体的には、制御部104は、選択されたメニューが棒金収納に係るメニューであると判定される場合、棒金収納操作が行われた旨を記憶部に記憶させる。
次に、現金処理装置100−2は、棒金収納操作が行われた旨の記録があるかを判定する(ステップS408)。具体的には、制御部104は、記憶部に棒金収納操作が行われた旨が記憶されているかを判定する。
棒金収納操作が行われた旨の記録があると判定される場合、現金処理装置100−2は、棒金収納操作が行われた旨を示す情報を表示する(ステップS410)。具体的には、制御部104は、記憶部に棒金収納操作が行われた旨が記憶されていると判定される場合、表示部120にその旨に係る情報の表示を指示し、表示部120は、制御部104から指示される情報を画面に表示する。
このように、本発明の第2の実施形態によれば、現金処理装置100−2は、棒金収納部110の第2の空間への棒金の収納に係る操作が行われた際に、当該操作が行われたことを記録し、当該操作が行われたことが記録される場合、当該記録に係る情報を出力する。このため、ユーザは、棒金収納部110の内部を確認することなく、第2の空間への棒金収納操作が行われたことを把握することができ、ユーザの手間を削減することが可能となる。
また、現金処理装置100−2は、記録に係る情報を表示する。このため、視覚的に記録に係る情報がユーザに提示されることにより、ユーザが当該情報の提示に気づきやすくすることが可能となる。
[3−3.変形例]
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。なお、本実施形態は、上述の例に限定されない。以下に、本実施形態の第1および第2の変形例について説明する。
(第1の変形例)
本実施形態の第1の変形例として、現金処理装置100−2は、第2の空間への棒金収納操作が行われた旨の記録に係る情報(以下、記録に係る情報とも称する。)を印刷してもよい。具体的には、現金処理装置100−2は印刷部122をさらに備え、印刷部122は、制御部104からの指示に基づいて、第2の空間への棒金収納操作が行われた旨の記録に係る情報を印刷する。印刷部122について図11を参照して説明する。図11は、本実施形態の第1の変形例に係る現金処理装置100−2の正面図である。
現金処理装置100−2は、図11に示したように、操作部102、制御部104、硬貨処理部106、紙幣処理部108、棒金収納部110および表示部120に加えて、印刷部122を備える。例えば、印刷部122は、図11に示したように、現金処理装置100−2の筐体の上面に設けられ得る。
印刷部122は、出力部として、制御部104からの指示に基づいて印刷を行う。例えば、制御部104は、記憶部に「釣銭配金の装填」メニューが選択された旨が記憶された際に、印刷部122にその旨に係る情報の印刷を指示する。そして、印刷部122は、制御部104からの指示に係る情報、例えば「釣銭配金有り」という文字列を紙のような媒体に印刷し、印刷された媒体を排出する。
このように、本実施形態の第1の変形例によれば、現金処理装置100−2は、第2の空間への棒金収納操作が行われた旨の記録に係る情報を印刷する。このため、現金処理装置100−2に表示部が備えられていない場合であっても、ユーザに第2の空間への棒金収納操作が行われた旨を提示することができ、ユーザの利便性を確保することが可能となる。
なお、上記では、記録に係る情報は自動的に印刷される例を説明したが、記録に係る情報はユーザ操作によって印刷されてもよい。具体的には、制御部104は、操作部102から印刷指示操作に係る情報が通知された際に、印刷部122に当該記録に係る情報を印刷させる。
例えば、操作部102は、図8に示したような「印字」メニューがユーザによって選択される場合、制御部104に「印字」メニューの選択操作に係る情報を通知する。当該情報の通知を受ける制御部104は、当該情報の示す操作が印刷に係るメニューの選択操作であると判定し、印刷部122に記録に係る情報の印刷を指示する。そして、印刷部122は、記録に係る情報および他の印刷内容を紙等の媒体に印刷し、印刷された媒体を排出する。なお、印刷部122は、記録に係る情報のみ印刷してもよく、他の印刷内容と別個に記録に係る情報を印刷してもよい。この場合、ユーザの明示的な操作によって記録に係る情報が印刷されることにより、記録に係る情報が自動的に印刷され、ユーザが印刷されたことおよびその媒体に気付かない場合に、当該媒体が紛失される等といった可能性を低減することが可能となる。
(第2の変形例)
本実施形態の第2の変形例として、現金処理装置100−2は、第2の空間への棒金収納操作が行われた旨の記録に係る情報を、通信を介して他の装置に送信してもよい。具体的には、現金処理装置100−2は通信部124をさらに備え、通信部124は、制御部104からの指示に基づいて、第2の空間への棒金収納操作が行われた旨の記録に係る情報を他の装置に送信する。本変形例に係る現金処理装置100−2について図12を参照して説明する。図12は、本実施形態の第2の変形例に係る現金処理装置100−2と外部装置300との構成例を示す図である。
現金処理装置100−2は、図12に示したように、操作部102、制御部104、硬貨処理部106、紙幣処理部108、棒金収納部110および表示部120に加えて、通信部124を備える。また、現金処理装置100−2は外部装置300と通信可能に接続される。
通信部124は、出力部として、外部装置300との通信を行う。具体的には、通信部124は、制御部104の指示に基づいて記録に係る情報を外部装置300に送信する。例えば、制御部104は、記憶部に「釣銭配金の装填」メニューが選択された旨が記憶された際に、通信部124にその旨に係る情報を外部装置300に向けて送信するように指示する。そして、通信部124は、制御部104からの指示を受けた際に、例えば記憶部に記憶されている操作履歴を外部装置300に送信する。なお、図12では、通信部124は有線通信を介して外部装置300と通信を行う例を示したが、通信部124は無線通信その他の利用可能な通信を介して外部装置300と通信を行ってもよい。
このように、本実施形態の第2の変形例によれば、現金処理装置100−2は、第2の空間への棒金収納操作が行われた旨の記録に係る情報を、通信を介して他の装置に送信する。このため、現金処理装置100−2がユーザに情報を直接的に提示する構成を備えない場合であっても、外部装置300等を利用して記録に係る情報を確認することが可能となる。
<4.むすび>
以上、本発明の第1の実施形態によれば、立位状態で棒金10を収納しない外部業者が、配送される棒金10を棒金収納部110に直接収納することができるようになり、内部責任者による棒金10の補充作業を効率化することが可能となる。また、本発明の第2の実施形態によれば、ユーザは、棒金収納部110の内部を確認することなく、第2の空間への棒金収納操作が行われたことを把握することができ、ユーザの手間を削減することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100−1、100−2 現金処理装置
102 操作部
104 制御部
106 硬貨処理部
108 紙幣処理部
110 棒金収納部
120 表示部
122 印刷部
124 通信部

Claims (8)

  1. 棒金を収納する第1の空間と、
    前記第1の空間が設けられる収納部に設けられ、前記第1の空間に収納される棒金の収納状態と異なる収納状態で棒金を収納する第2の空間と、
    を備え
    前記第2の空間に収納される棒金は、容器に収納された状態で前記第2の空間に収納される、現金処理装置。
  2. 前記第1の空間と前記第2の空間とは隣接して設けられる、請求項1に記載の現金処理装置。
  3. 前記第2の空間に収納される棒金は、前記第1の空間に収納される棒金の補充用の棒金である、請求項1または2に記載の現金処理装置。
  4. 前記収納部は、前記現金処理装置から引き出され、
    前記第1の空間は、前記第2の空間よりも前記収納部の引き出される方向に設けられる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の現金処理装置。
  5. 前記第2の空間への棒金の収納に係る操作が行われた際に、前記操作が行われたことを記録する制御部と、
    前記制御部によって前記操作が行われたことが記録される場合、記録に係る情報を出力する出力部と、
    をさらに備える、請求項1〜のいずれか1項に記載の現金処理装置。
  6. 前記出力部は、前記記録に係る情報を表示する、請求項5に記載の現金処理装置。
  7. 前記出力部は、前記記録に係る情報を印刷する、請求項5に記載の現金処理装置。
  8. 前記出力部は、通信を介して他の装置に前記記録に係る情報を送信する、請求項5に記載の現金処理装置。
JP2014122128A 2014-06-13 2014-06-13 現金処理装置 Active JP6318892B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014122128A JP6318892B2 (ja) 2014-06-13 2014-06-13 現金処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014122128A JP6318892B2 (ja) 2014-06-13 2014-06-13 現金処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016004284A JP2016004284A (ja) 2016-01-12
JP6318892B2 true JP6318892B2 (ja) 2018-05-09

Family

ID=55223557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014122128A Active JP6318892B2 (ja) 2014-06-13 2014-06-13 現金処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6318892B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5009001B2 (ja) * 2007-02-07 2012-08-22 ローレル精機株式会社 棒金保管庫
JP5242215B2 (ja) * 2008-03-28 2013-07-24 グローリー株式会社 補助保管装置
JP2011238013A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Nec Computertechno Ltd 棒金収納管理装置
JP5646296B2 (ja) * 2010-11-24 2014-12-24 グローリー株式会社 貨幣処理装置
JP5820742B2 (ja) * 2012-02-24 2015-11-24 ローレル機械株式会社 現金管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016004284A (ja) 2016-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6764199B2 (ja) Posシステム、登録装置、プログラム、及び登録データの送信方法
JP6851657B2 (ja) Posシステム、監視装置、プログラム及び監視方法
JP6286313B2 (ja) 自動取引装置
JP5374052B2 (ja) 釣銭補充管理システム
JP2020060977A (ja) 販売データ処理装置、及びプログラム
EP3333814A1 (en) Money processing system
JP6318892B2 (ja) 現金処理装置
JP5416525B2 (ja) 物品管理装置および物品管理システム
JP5862703B2 (ja) レジスタ
JP2018147183A (ja) 商品販売データ処理装置、及び管理プログラム
JP4795644B2 (ja) Pos装置
JP2015108909A (ja) 売上金入金機
CN100576265C (zh) 自动售货机
JP6857091B2 (ja) 貨幣処理システム、貨幣処理機、貨幣釣銭機および貨幣処理方法
JP6364729B2 (ja) 貨幣管理装置
JP6894018B2 (ja) チェックアウトシステム及び解除方法
JP6210141B2 (ja) 棒金管理システム
JP6176061B2 (ja) 現金処理装置
JP5469420B2 (ja) 物品管理装置
JP6007865B2 (ja) 棒金管理システム
JP2018156567A (ja) 商品販売データ処理装置、及び表示制御プログラム
JP5046903B2 (ja) 自動取引装置
JP6618784B2 (ja) 棒金収納装置および装着部
JP2016136443A (ja) Posシステム、商品登録装置およびプログラム
JP6488080B2 (ja) 現金処理装置および現金処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6318892

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150