JP6488080B2 - 現金処理装置および現金処理システム - Google Patents

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本発明は、現金処理装置および現金処理システムに関する。
近年、コンビニエンスストアまたはスーパーマーケット等の小売店において、売上金または釣銭準備金等の管理のために現金処理装置が用いられている。このような現金処理装置は一般的に入出金機能および現金収納機能を備える。ここで、収納されている現金の数量等に異常が発生した場合に、その原因を特定しやすくすることが求められる。
例えば、特許文献1では、紙幣等を収納する入出金カセット毎にID(Identifier)を付与し、カセットの装着位置とIDとが対応付けられ、装着されるカセットのIDと装着位置のIDとが相違する場合、カセットの装着位置のエラーを記録する現金処理装置が開示されている。
特開2010−267152号公報
しかし、特許文献1に開示される発明では、入出金カセットの装着異常は検出されて記録されるが、例えば釣銭準備金として用いられ得る棒金の収納状態の異常は検出されず記録もされない。そのため、棒金の収納状態についての異常の原因を特定することが困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、棒金の収納状態についての異常の原因を特定しやすくすることが可能な、新規かつ改良された現金処理装置および現金処理システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、操作者情報を取得する操作者情報取得部と、収納部に収納される棒金の有無を示す棒金情報を取得する棒金情報取得部と、前記棒金情報取得部により取得される棒金情報が変化した際に、前記操作者情報と前記棒金情報とを紐付けて操作時刻順に記録する制御部と、を備える現金処理装置であって、前記収納部は、前記現金処理装置から引き出され、前記棒金情報取得部は、前記収納部が引き出された状態である間、前記棒金情報を取得し、前記制御部は、前記棒金情報が変化したと判定される場合、収納有無の変化した前記棒金の収納位置を特定し、特定された前記収納位置と前記収納有無の変化の内容に基づいて操作内容を推定し、推定した前記操作内容を記録する、現金処理装置が提供される。
また、前記制御部によって記録される情報を出力する出力部をさらに備えてもよい。
また、前記出力部は、前記記録される情報を表示してもよい。
また、前記出力部は、前記記録される情報を印刷してもよい。
また、前記棒金情報取得部は、金属を検出する金属検出センサであってもよい。
また、前記棒金情報取得部は、立位状態で収納される前記棒金の高さよりも低くなるように形成されてもよい。
また、前記制御部は、取得される棒金情報が示す棒金の有無の一覧を記録してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、操作者情報を取得する操作者情報取得部と、現金処理装置の収納部に収納される棒金の有無を示す棒金情報を取得する棒金情報取得部と、前記棒金情報取得部により取得される棒金情報が変化した際に、前記操作者情報と前記棒金情報とを紐付けて操作時刻順に記録する制御部と、を備え、前記収納部は、前記現金処理装置から引き出され、前記棒金情報取得部は、前記収納部が引き出された状態である間、前記棒金情報を取得し、前記制御部は、前記棒金情報が変化したと判定される場合、収納有無の変化した前記棒金の収納位置を特定し、特定された前記収納位置と前記収納有無の変化の内容に基づいて操作内容を推定し、推定した前記操作内容を記録する、現金処理システムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、棒金の収納状態についての異常の原因を特定しやすくすることが可能な現金処理装置および現金処理システムが提供される。
一般的な現金処理装置を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る現金処理装置の斜視図である。 本実施形態に係る現金処理装置の棒金収納部の内部の例を示す図である。 本実施形態に係る現金処理装置の棒金収納部の内部の一部が拡大された図である。 本発明の一実施形態に係る現金処理装置の概略的な機能構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る現金処理装置の棒金収納部に収納される棒金の有無の変化の例を示す説明図である。 本実施形態に係る現金処理装置の制御部の記録内容の例を示す図である。 本実施形態における現金処理装置の処理を概念的に示すフローチャートである。 本実施形態の第1の変形例に係る現金処理装置の制御部の記録内容の例を示す図である。 本実施形態の第2の変形例に係る現金処理装置の制御部の記録内容の例を示す図である。 本実施形態の第3の変形例に係る現金処理装置の斜視図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.本発明の一実施形態に係る現金処理装置の概要>
まず、本発明の一実施形態に係る現金処理装置の概要を説明する。
図2に示す本発明の一実施形態に係る現金処理装置100は、入出金処理機能および現金収納機能を有する。現金処理装置100は、硬貨または紙幣等の現金が投入された際に、投入される現金を金種別に収納し、出金操作が行われた際に、操作によって指示される金種の現金を放出する。また、現金処理装置100は、入出金処理が行われる現金以外に、釣銭準備金等として棒金を収納する。
例えば、店舗の売上金が店員によって現金処理装置100に投入される際に、現金処理装置100は投入される売上金を金種別に収納し、現金回収業者が売上金を回収する際に、現金処理装置100は売上金の金額に相当する現金を放出する。また、店員がレジスタの釣銭を補充する場合等に、現金処理装置100に収納される棒金が取り出される。
ここで、一般的に、現金処理装置の操作者は、現金処理装置が設置される店舗の店長等の内部責任者、および現金処理装置から現金を回収する現金回収業者等の外部業者である。まず、図1を参照して一般的な現金処理装置について説明する。図1は、一般的な現金処理装置を説明するための図である。例えば、図1に示したように、一般的な現金処理装置200は、操作部202、現金処理部204および棒金収納部206を備える。操作部202は、現金処理装置200を操作するための入力操作等を受け付け、現金処理部204は、硬貨または紙幣等の現金の入出金処理を行う。そして、棒金収納部206は、複数の棒金を収納する収納庫である。
そのため、棒金収納部206についても内部責任者および外部業者の両方によって操作され得るが、収納されている棒金の数量等に異常が発生した場合に、内部責任者または外部業者のいずれに原因があるのかが不明確となる恐れがある。
そこで、本発明では、棒金の収納状態についての異常の原因を特定しやすくすることが可能な現金処理装置100を提供する。以下、現金処理装置100の構成および動作について順次説明する。
<2.本発明の一実施形態に係る現金処理装置>
以上、本発明の一実施形態に係る現金処理装置100の概要について説明した。次に、本発明の一実施形態に係る現金処理装置100について説明する。
[2−1.現金処理装置の構成]
まず、図2を参照して、本発明の一実施形態に係る現金処理装置100の構成について説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る現金処理装置100の斜視図である。
現金処理装置100は、図2に示したように、操作部102、硬貨入金口104、硬貨処理部106、硬貨出金口108、紙幣入出金口110、紙幣処理部112および棒金収納部114を備える。
操作部102は、現金処理装置100を動作させるための操作を受け付ける。具体的には、操作部102は、現金処理装置100に行わせる動作を選択する操作を検出し、検出される操作に係る情報を後述する制御部122に通知する。例えば、操作部102は、図2に示したように現金処理装置100の上部に配置され、現金処理装置100に行わせる動作のメニューを選択するキー入力を受け付ける。なお、操作部102は静電容量方式または抵抗膜方式のタッチパネル等であってもよい。
硬貨入金口104は、硬貨の投入を受け付ける。例えば、硬貨入金口104は、複数の硬貨を同時に投入可能な大きさを有し、図2に示したように硬貨処理部106および硬貨出金口108よりも上部に配置される。なお、硬貨入金口104は開閉されるシャッタを有してもよく、硬貨が投入される際に当該シャッタが開かれ得る。
硬貨処理部106は、硬貨の入出金処理を行う。具体的には、硬貨処理部106は、硬貨入金口104に投入される硬貨を収納し、ユーザ操作によって指示される金種および枚数の硬貨を硬貨出金口108に送出する。
硬貨出金口108は、硬貨を現金処理装置100の外部に放出する。例えば、硬貨出金口108は、複数の硬貨を同時に保留可能な大きさを有し、図2に示したように硬貨処理部106よりも下部に配置される。また、硬貨出金口108は開閉されるシャッタを有し、硬貨が放出される際に当該シャッタが開かれる。
紙幣入出金口110は、入金される紙幣の投入を受け付け、出金される紙幣を現金処理装置100の外部に放出する。例えば、紙幣入出金口110は、複数の紙幣を同時に保留可能な大きさを有し、図2に示したように紙幣処理部112よりも上部に配置される。また、紙幣入出金口110は開閉されるシャッタを有し、紙幣が投入され、または放出される際に当該シャッタが開かれる。
紙幣処理部112は、紙幣の入出金処理を行う。具体的には、紙幣処理部112は、紙幣入出金口110に投入される紙幣を収納し、ユーザ操作によって指示される金種および枚数の紙幣を紙幣入出金口110に放出する。
棒金収納部114は、棒金を収納する。具体的には、棒金収納部114は現金処理装置100から引き出される引き出しのような形状であり、棒金収納部114には棒金が並べられて収納される。棒金収納部114について図3を参照して詳細に説明する。図3は、本実施形態に係る現金処理装置100の棒金収納部114の内部の例を示す図である。
棒金収納部114には、棒金が立位状態で配置される。例えば、棒金収納部114は、棒金10を立位状態で収納するためのケースを底部に有し、図3に示したように、棒金10は、金種の異なる棒金10が棒金収納部114の引き出される方向と直交する方向に並び、同じ金種の棒金10が棒金収納部114の引き出される方向に並ぶように、立位状態で配置される。また、棒金10は、図3に示した棒金10Aのように、棒金10の高さが揃うように配置される。
なお、一部の金種の棒金10は高さが揃えられなくてもよい。例えば、一般的に棒金10は図3に示した棒金10Aのように硬貨50枚を一組としてまとめられた棒状の物体である。しかし、高額な硬貨、例えば500円硬貨等については、硬貨20枚を一組としてまとめられた、例えば図3に示したような棒金10Bが用いられる場合があるため、そのような硬貨の棒金10Bの高さは、他の硬貨の棒金10Aの高さと異なる高さで配置される。さらに、図4を参照して棒金収納部114の内部の詳細について説明する。図4は、本実施形態に係る現金処理装置100の棒金収納部114の内部の一部が拡大された図である。
棒金収納部114には、棒金10の有無を示す情報を取得する棒金情報取得部20が設けられる。例えば、図4に示したように、棒金情報取得部20は、棒金収納部114の取り出される方向に棒金10Aまたは10Bの各々を挟むように並べられて配置される。
また、棒金情報取得部20は、金属を検出する金属検出センサである。例えば、棒金情報取得部20は、磁力の変化に基づいて金属の有無を検出する金属検出センサ等であり得る。なお、棒金取得部20は、金属の有無に加えて、金属の種類を検出してもよい。このため、棒金収納部114に棒金以外の物を収納しても当該棒金以外の物が検出されないことにより、棒金10の有無の検出精度を向上させることが可能となる。なお、棒金情報取得部20は、赤外線センサ等の光学センサであってもよい。
さらに、棒金情報取得部20は、収納される棒金10の長さに応じて形成される。具体的には、棒金情報取得部20は、立位状態で収納される棒金10の高さに応じた高さで形成される。例えば、図4に示したように、棒金10Aよりも短い棒金10Bに対応する棒金情報取得部20は、棒金10Aに対応する棒金情報取得部20の高さよりも低く形成される。なお、棒金情報取得部20は、立位状態で収納される棒金10の高さよりも高さが低くなるように形成されてもよい。例えば、図4に示したように、棒金情報取得部20の高さが棒金10の高さよりも、例えば指の幅の長さ程度低くなるように棒金情報取得部20は形成され得る。
このように、棒金情報取得部20は、収納される棒金10の長さに応じて形成される。このため、ユーザが棒金10の取り扱い易いように棒金情報取得部20が形成されることにより、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
続いて、図5を参照して、本発明の一実施形態に係る現金処理装置100の機能構成について説明する。図5は、本発明の一実施形態に係る現金処理装置100の概略的な機能構成を示すブロック図である。
現金処理装置100は、図5に示したように、操作部102、開閉検出部120、棒金情報取得部20、制御部122および記憶部124を備える。
操作部102は、操作者情報取得部として、現金処理装置100の操作者に係る情報を取得する。具体的には、操作部102はユーザによって行われる操作に基づいて操作者情報を取得する。例えば、操作部102は、ユーザID等の操作者を特定する操作者情報が入力される操作を検出した際に、入力される操作者情報を取得する。また、操作部102は取得される操作者情報を記憶部124に記憶させる。なお、記憶部124に記憶される操作者情報は操作終了後に削除され得る。
なお、操作者情報は、現金処理装置100の別途備える読取部によって取得されてもよい。例えば、読取部は、磁気カードまたはIC(Integrated Circuit)カード等から情報を読み取るカードリーダであり、例えば磁気カードを磁気ヘッドに接触させてスライドさせる操作が行われた際に当該磁気カードから情報を読み取る。また、読取部はバーコードまたはQRコード(登録商標)等の情報を読み取るコードリーダであってもよい。
開閉検出部120は、棒金収納部114の開閉を検出する。具体的には、開閉検出部120は、棒金収納部114が開けられ、または閉じられた際に、開閉状態の変化を検出し、検出される変化内容を制御部122に通知する。例えば、開閉検出部120は、棒金収納部114が開けられた際に、棒金収納部114の開閉状態が開状態に遷移された旨を制御部122に通知する。また、開閉検出部120は、棒金収納部114が閉じられた際に、棒金収納部114の開閉状態が閉状態に遷移された旨を制御部122に通知する。なお、以下では、棒金収納部114が引き出された状態を開状態、元に戻された状態を閉状態とも称する。
棒金情報取得部20は、制御部122の指示に基づいて、棒金10の有無を示す棒金情報を取得する。具体的には、棒金情報取得部20は、制御部122から情報取得動作の開始が指示された際に、棒金収納部114に収納される棒金10の有無を検出する検出状態に遷移する。そして、棒金情報取得部20は、検出状態である間、予め決定される時間間隔で棒金10の有無を検出する。また、棒金情報取得部20は、検出される棒金10の有無を示す棒金情報を生成し、生成される棒金情報を制御部122に通知する。
例えば、棒金情報取得部20は、制御部122から情報取得動作の開始が指示された際に検出状態に遷移し、棒金10の有無を0.5秒程度の間隔で検出する。そして、棒金情報取得部20は、棒金10の有無が検出される度に、検出される棒金10の有無を示す棒金情報を生成し、生成される棒金情報を制御部122に通知する。また、棒金情報取得部20は、制御部122から情報取得動作の終了が指示された際に検出状態から元の状態に遷移し、検出および制御部122への情報通知を終了する。なお、棒金10の有無の検出が0.5秒程度の間隔で行われる例を説明したが、予め決定される時間間隔は、これに限定されず、適宜決定または変更され得る。
制御部122は、現金処理装置100の動作を制御する。具体的には、制御部122は、操作部102によって通知される操作に係る情報に基づいて、現金処理装置100の備える各構成の動作を制御する。例えば、ユーザによって入出金メニューが選択され、操作部102によって当該選択操作に係る情報が通知される場合、制御部122は硬貨処理部106および紙幣処理部112等の入出金処理を行わせる。
また、制御部122は、棒金情報取得部20に情報取得動作の指示を行う。具体的には、制御部122は、開閉検出部120によって通知される棒金収納部114の開閉状態に基づいて棒金情報取得部20に情報取得動作の開始または終了を指示する。例えば、制御部122は、開閉検出部120によって開閉状態の変化が通知される場合、変化後の開閉状態が開状態であるときは、棒金情報取得部20に情報取得動作の開始を指示する。また、変化後の開閉状態が閉状態であるときは、制御部122は棒金情報取得部20に情報取得動作の終了を指示する。
上記のような制御部122の動作により、棒金情報取得部20は、棒金収納部114が引き出された状態である間、棒金情報を取得することになる。このため、棒金収納部114に収納される棒金10について操作が行われる可能性のある状況下で棒金情報取得部20を動作させることにより、現金処理装置100の消費電力および処理負荷の低減が可能となる。
また、制御部122は、棒金情報取得部20によって通知される棒金情報が変化した際に、操作者情報と棒金情報とを紐付けて記録する。具体的には、制御部122は、棒金情報取得部20によって通知される棒金情報が示す棒金10の有無が変化した際に、操作部102によって取得される操作者情報と、変化後の棒金情報とを紐付けて記憶部124の記憶するログファイル等に記録する。さらに図6および図7を参照して制御部122の処理について詳細に説明する。図6は、本実施形態に係る現金処理装置100の棒金収納部114に収納される棒金10の有無の変化の例を示す説明図であり、図7は、本実施形態に係る現金処理装置100の制御部122の記録内容の例を示す図である。
棒金収納部114には、棒金10が碁盤目状に配置される。例えば、図6の30Aに示したように、棒金収納部114は、行毎に1円硬貨〜500円硬貨の棒金10がA〜G列まで並べられて収納可能であり得る。例えば、図6の30Aは、棒金収納部114において、1円硬貨の棒金10がA列に収納され、500円硬貨の棒金10がA〜F列に収納されている等を示す。なお、上記では、棒金10は碁盤目状に配置される例を説明したが、棒金10は様々な態様で配置され得る。
(500−Fからの棒金の取り出しを記録)
まず、棒金情報取得部20は、制御部122から情報取得動作の開始が指示された際に、棒金情報の取得を開始する。例えば、開閉検出部120から開閉状態が開状態に変化した旨が通知された際に、制御部122は棒金情報取得部20に情報取得動作の開始を指示する。制御部122から情報取得動作の開始を指示される棒金情報取得部20は、図6に示した30Aのような棒金10の有無を検出し、検出される棒金10の有無を示す棒金情報を生成して、生成される棒金情報を制御部122に通知する。例えば、棒金情報は、図6に示した30Aのような棒金10の有無を収納位置毎に行列で示す情報であり得る。なお、以下では、収納位置について例えば500円硬貨のF列を500−Fのように称する。
次に、制御部122は、棒金情報取得部20から通知される棒金情報が変化したかを判定する。例えば、制御部122は、棒金情報取得部20から棒金情報が通知される度に、先に通知された棒金情報と最新の棒金情報とを比較し、棒金情報、すなわち棒金10の有無が変化したかを判定する。
棒金情報取得部20から通知される棒金情報が変化したと判定される場合、制御部122は、操作部102から操作者情報を取得する。例えば、図6に示した30Bのように、500−Fの棒金10が取り出される場合、制御部122は、30Aにおける棒金情報と30Bにおける棒金情報とを比較し、棒金情報取得部20から通知される棒金情報が変化したと判定する。そして、制御部122は記憶部124から操作者情報を取得する。
次に、制御部122は、取得される操作者情報と通知される棒金情報とを紐付けて記録する。具体的には、制御部122は、棒金情報から棒金10の金種別の収納数量を示す情報を生成し、操作時刻と、操作者情報と、生成される棒金10の数量情報とが連結されるテキスト情報を記憶部124のログファイルに記録する。例えば、制御部122は、図6に示した30Aから30Bに棒金10の有無が変化した場合、図7に示した40Aのような、操作時刻が「2014年3月14日12:00」、操作者情報が「ID番号1111」および棒金の数量が「1円:1、5円:2、10円:3、50円:4、100円:5、500円:5」であるテキスト情報を記憶部124のログファイルに書き込む。
なお、制御部122は、変化前後の棒金情報の差分を記録してもよい。具体的には、制御部122は、棒金情報の差分として、棒金情報の変化に基づいて行われた操作を推定し、推定される操作を記録する。より具体的には、制御部122は、棒金情報が変化したと判定される場合、収納有無の変化した棒金10の収納位置を特定し、特定される収納位置と収納有無の変化内容に基づいて操作を推定する。そして、制御部122は推定される操作を記憶部124のログファイルに記録する。
例えば、制御部122は、500−Fの棒金10が取り出される場合、当該棒金10が収納されていた位置500−Fを特定し、また棒金情報の変化が「有」から「無」に変化していることから、行われた操作を「500−Fから棒金抜き取り」であると推定する。そして、制御部122は、操作者情報および棒金情報等が含まれるテキスト情報に、操作情報として当該推定される操作を示すテキスト情報を連結し、連結されて生成されるテキスト情報を記憶部124のログファイルに書き込む。図7の40Aでは、棒金の数量情報に続き、操作情報として「500-Fから棒金抜き取り」が書き込まれている。なお、推定される操作を示すテキスト情報は記憶部124に記憶される設定に基づいて決定されてもよい。
このように、制御部122は、変化前後の棒金情報の差分を記録する。このため、棒金情報の変化内容が自動的に判断されて記録されることにより、ユーザは変化内容を把握することが容易となり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
(500−Fへの棒金の収納を記録)
また、図6に示した30Cのように、500−Fに棒金10が収納される場合、制御部122は、30Bにおける棒金情報と30Cにおける棒金情報とを比較し、棒金情報取得部20から通知される棒金情報が変化したと判定する。そして、制御部122は、記憶部124から操作者情報を取得し、図7に示したような、操作時刻が「2014年3月14日12:05」、操作者情報が「ID番号1111」および棒金の数量が「1円:1、5円:2、10円:3、50円:4、100円:5、500円:6」であるテキスト情報を操作時刻順に記憶部124のログファイルに書き込む。
(100−Fへの棒金の収納を記録)
また、図6に示した30Dのように、100−Fに棒金10が収納される場合、500−Fへの棒金の収納の場合と同様に、制御部122は、棒金情報が変化したと判定する。そして、制御部122は、図7に示したような、操作時刻が「2014年3月14日12:10」、操作者情報が「ID番号1111」および棒金の数量が「1円:1、5円:2、10円:3、50円:4、100円:6、500円:6」であるテキスト情報を操作時刻順に記憶部124のログファイルに書き込む。
(100−Fからの棒金の取り出しを記録)
また、図6に示した30Eのように、100−Fから棒金10が取り出される場合、500−Fからの棒金の取り出しの場合と同様に、制御部122は、棒金情報が変化したと判定する。そして、制御部122は、図7に示したような、操作時刻が「2014年3月14日12:15」、操作者情報が「ID番号1111」および棒金の数量が「1円:1、5円:2、10円:3、50円:4、100円:5、500円:6」であるテキスト情報を操作時刻順に記憶部124のログファイルに書き込む。
記憶部124は、棒金10の操作記録を記憶する。具体的には、記憶部124は、制御部122によって記録される棒金10の操作に係る履歴情報を記憶する。例えば、記憶部124は、図7に示した40Aのようなテキスト情報をログファイルとして記憶し得る。なお、上記では、操作時刻および操作者情報等が連結されるテキスト情報が記憶される例を説明したが、操作時刻および操作者情報等は連結されずにそれぞれを紐付ける情報とともに別個に記憶されてもよい。
[2−2.現金処理装置の処理]
次に、本実施形態における現金処理装置100の処理について図8を参照して説明する。図8は、本実施形態における現金処理装置100の処理を概念的に示すフローチャートである。
まず、現金処理装置100は、操作者情報の入力操作が行われるまで待機する(ステップS302)。具体的には、操作部102は、ユーザID等の操作者情報の入力操作を検出する。
操作者情報の入力操作が行われた際に、現金処理装置100は、操作者情報を取得する(ステップS304)。具体的には、操作部102は、操作者情報の入力操作を検出した際、入力される操作者情報を取得し、取得される操作者情報を記憶部124に記憶させる。
次に、現金処理装置100は、棒金収納部114が開けられるまで待機する(ステップS306)。具体的には、開閉検出部120は、棒金収納部114の開閉状態の変化を検出する。
棒金収納部114が開けられた際に、現金処理装置100は、棒金情報の取得を開始する(ステップS308)。具体的には、開閉検出部120は、棒金収納部114が開けられた際、棒金収納部114の開閉状態が開状態に変化したことを検出し、制御部122に棒金収納部114の開閉状態が開状状態に変化した旨を通知する。当該通知を受ける制御部122は棒金情報取得部20に情報取得動作の開始を指示する。
次に、現金処理装置100は、取得される棒金情報が変化したかを判定する(ステップS310)。具体的には、棒金情報取得部20は、制御部122からの指示に基づいて棒金収納部114の棒金10の有無を検出し、検出される棒金10の有無を示す棒金情報を生成し、生成される棒金情報を制御部122に通知する。当該通知を受ける制御部122は、先に通知された棒金情報と最新の棒金情報とを比較し、棒金情報が変化したかを判定する。
取得される棒金情報が変化したと判定される場合、現金処理装置100は、操作者情報および棒金情報を記録する(ステップS312)。具体的には、制御部122は、棒金情報が変化したと判定される場合、操作者情報を記憶部124から取得し、取得される操作者情報と棒金情報とを紐付けて記憶部124のログファイルに記録する。
次に、現金処理装置100は、棒金収納部114が閉じられるまで、棒金情報の取得を継続する(ステップS314)。具体的には、棒金情報取得部20は予め決定される時間間隔で、棒金10の有無の検出および検出により得られる棒金情報の通知を継続する。
棒金収納部114が閉じられた際に、現金処理装置100は、棒金情報の取得を終了する(ステップS316)。具体的には、開閉検出部120は、棒金収納部114が閉じられた際に、棒金収納部114の開閉状態が閉状態に変化したことを検出し、制御部122に棒金収納部114の開閉状態が閉状状態に変化した旨を通知する。当該通知を受ける制御部122は棒金情報取得部20に情報取得動作の終了を指示し、当該指示を受ける棒金情報取得部20は棒金10の有無の検出および検出により得られる棒金情報の通知を終了する。
このように、本発明の一実施形態によれば、現金処理装置100は、操作者情報および収納部に収納される棒金10の有無を示す棒金情報を取得し、取得される棒金情報が変化した際に、操作者情報と棒金情報とを紐付けて記録する。このため、棒金情報が変化した際の操作者が特定されることにより、棒金10の収納状態についての異常の原因を特定しやすくすることが可能となる。
[2−3.変形例]
以上、本発明の一実施形態について説明した。なお、本実施形態は、上述の例に限定されない。以下に、本実施形態の第1〜第3の変形例について説明する。
(第1の変形例)
本実施形態の第1の変形例として、制御部122は、棒金情報取得部20により取得される棒金情報が変化する場合に加えて、その他の場合にも、操作者情報と棒金情報とを紐付けて記録してもよい。具体的には、制御部122は、予め決定される操作が行われた場合に、操作者情報と棒金情報とを紐付けて記録する。例えば、制御部122は、ログイン操作もしくはログアウト操作、または棒金収納部114の開閉操作が行われた場合に、操作者情報および棒金情報等を記録する。図9を参照して本変形例の処理について説明する。図9は、本実施形態の第1の変形例に係る現金処理装置100の制御部122の記録内容の例を示す図である。
まず、ログイン操作またはログアウト操作が行われた際に、操作部102によって当該操作に係る情報が制御部122に通知される。当該通知を受ける制御部122は、棒金情報取得部20に情報取得動作を指示する。当該操作を受ける棒金情報取得部20は、棒金収納部114の棒金10の有無を検出し、検出により得られる棒金情報を制御部122に通知する。当該通知を受ける制御部は、操作者情報を記憶部124から取得し、例えば図9に示したような、取得される操作者情報および棒金情報等に操作情報「ログイン」または「ログアウト」が加えられたテキスト情報を記憶部124のログファイルに書き込む。
また、棒金収納部114の開閉操作が行われた際に、開閉検出部120によって当該操作による開閉状態の変化が検出され、検出される変化内容が制御部122に通知される。当該通知を受ける制御部122は、棒金情報取得部20に情報取得動作を指示する。当該操作を受ける棒金情報取得部20は、棒金収納部114の棒金10の有無を検出し、検出により得られる棒金情報を制御部122に通知する。当該通知を受ける制御部122は、操作者情報を記憶部124から取得し、例えば図9に示したような、取得される操作者情報および棒金情報等に操作情報「棒金収納部開」または「棒金収納部閉」が加えられたテキスト情報を記憶部124のログファイルに書き込む。
このように、本実施形態の第1の変形例によれば、制御部122は、棒金情報取得部20により取得される棒金情報が変化する場合に加えて、その他の場合にも、操作者情報と棒金情報とを紐付けて記録する。このため、棒金収納部114が引き出されている状態でない場合にも操作者情報および棒金情報が紐付けられて記録されることにより、棒金10が直接的に操作されにくい状況における棒金情報の変化を把握することができ、棒金10の収納状態についての異常の原因をさらに特定しやすくすることが可能となる。
なお、上記では、制御部122は、棒金収納部114の開閉状態が開状態に変化した場合、棒金情報取得部20に情報取得動作の開始指示と別個の情報取得動作の指示を行う例を説明した。しかし、制御部122は、別個の情報取得動作の指示を行わずに、情報取得動作の開始指示を行い、当該開始指示後に最初に通知される棒金情報を棒金収納部114が開けられた際の操作として記録してもよい。この場合、別個の情報取得動作の指示を行う場合と比べて処理が削減されることにより、制御部122の処理を簡素化することが可能となる。
(第2の変形例)
本実施形態の第2の変形例として、制御部122は、取得される棒金情報が示す棒金10の有無の一覧を記録してもよい。具体的には、制御部122は、棒金10の収納位置毎に棒金10の有無を示す情報を記憶部124のログファイルに記録する。図10を参照して制御部122の記録処理について詳細に説明する。図10は、本実施形態の第2の変形例に係る現金処理装置100の制御部122の記録内容の例を示す図である。
まず、制御部122は、棒金情報取得部20から通知される棒金情報が変化した場合等に、操作者情報および棒金の数量等を記憶部124のログファイルに記録する。例えば、制御部122は、500−Fから棒金10が取り出された際に、図10に示したような、操作時刻が「2014年3月14日12:00」、操作者が「ID番号1111」、棒金の数量が「1円:1、5円:2、10円:3、50円:4、100円:5、500円:5」、操作情報が「500−Fから棒金抜き取り」であるテキスト情報を記憶部124のログファイルに書き込む。
さらに、制御部122は、棒金情報が示す棒金10の有無を棒金10の収納位置毎に行列形式で記憶部124のログファイルに記録する。例えば、制御部122は、図10に示したように、実際の棒金収納部114の棒金10の収納位置を表す行列形式で棒金10の有無を記憶部124のログファイルに書き込む。なお、図10に示した「ON」は棒金10が存在する旨を示し、「OFF」は棒金10が存在しない旨を示す。
このように、本実施形態の第2の変形例によれば、制御部122は、取得される棒金情報が示す棒金10の有無の一覧を記録する。このため、収納有無が変化した棒金10の棒金収納部114内における収納位置が特定しやすいように記録されることにより、棒金10の収納状態についての異常の原因の特定作業を効率化することが可能となる。
なお、上記では、棒金10の有無が棒金10の収納位置毎に行列形式で記録される例を説明したが、棒金10の有無は棒金10の収納位置毎に一列で記録されてもよい。例えば、制御部122は、棒金10の収納位置および棒金10の有無を一行として「1−A:ON」、「1−B:OFF」のように記憶部124のログファイルに書き込む。この場合、行列形式で記録される場合と比べて、制御部122の記録処理を簡素化することが可能となる。
(第3の変形例)
本実施形態の第3の変形例として、現金処理装置100は、記録される情報を出力してもよい。具体的には、現金処理装置100の操作部102は表示部を含み、表示部は、出力部として、制御部122によって記録される情報を表示する。例えば、操作部102は、表示部を含むタッチパネル等であり、所定の操作、例えばログ表示操作等が行われたことを検出した際に、記憶部124に記憶されるログファイルを取得し、取得されるログファイルの内容を表示部に表示させる。
また、現金処理装置100は別途印刷部116を備え、印刷部116は、出力部として、制御部122によって記録される情報を印刷する。図11を参照して印刷部116について説明する。図11は、本実施形態の第3の変形例に係る現金処理装置100の斜視図である。例えば、図11に示したように現金処理装置100は印刷部116を上面に備え、操作部102は、所定の操作、例えばログ印刷操作等が行われたことを検出した際に、当該操作が行われた旨を印刷部116に通知する。当該通知を受ける印刷部116は、記憶部124に記憶されるログファイルを取得し、取得されるログファイルの内容を紙等の媒体に印刷する。
このように、本実施形態の第3の変形例によれば、現金処理装置100は、記録される情報を出力する。このため、ユーザは現金処理装置100の内部に記録される情報を確認することができ、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
さらに、現金処理装置100は、記録される情報を表示する。このため、記録内容が視覚的に出力されることにより、ユーザに記録される情報を把握させやすくすることが可能となる。
また、現金処理装置100は、記録される情報を印刷する。このため、ユーザは記録される情報を現金処理装置100の外部に持ち出すことができ、棒金10の収納状態についての異常の原因の特定作業を現金処理装置100の外部で行うことが可能となる。
なお、上記では、所定の操作が行われた際に、記録される情報が出力される例を説明したが、記録される情報は自動的に出力されてもよい。例えば、制御部122は、棒金収納部114における作業が終了した際、例えば開閉検出部120から開閉状態が閉状態に変化した旨が通知された際に、操作部102または印刷部116に出力動作を指示する。そして、当該指示を受ける操作部102または印刷部116は、記憶部124に記憶されるログファイルを取得し、取得されるログファイルの内容を表示し、または印刷する。この場合、記録される情報が自動的に出力されることにより、ユーザの操作の手間を省略することができ、利便性を向上させることが可能となる。
また、上記では、記憶部124から取得されるログファイルの内容が出力される例を説明したが、当該ログファイルの内容を加工して得られる情報が出力されてもよい。例えば、操作部102または印刷部116は、ログファイルの一部を省略した内容を表示させ、または印刷してもよい。この場合、ログファイルの内容が表示部または印刷部116の性能または仕様に合わないような場合であっても、ログファイルの内容について出力することが可能となる。
<3.むすび>
以上、本発明の一実施形態によれば、棒金情報が変化した際の操作者が特定されることにより、棒金10の収納状態についての異常の原因を特定しやすくすることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、制御部122が棒金情報の変化を判定する例を説明したが、棒金情報取得部20が棒金情報の変化を判定してもよい。具体的には、棒金情報取得部20は、予め決定される時間間隔で棒金10の有無を検出し、検出される棒金10の有無が変化したかを判定する。棒金10の有無が変化したと判定される場合、棒金情報取得部20は、検出される棒金10の有無を示す棒金情報を生成し、生成される棒金情報を制御部122に通知する。この場合、制御部122に棒金情報が通知される回数が低減されることにより、現金処理装置100の通知処理にかかる処理負荷を低減することが可能となる。
20 棒金情報取得部
100 現金処理装置
102 操作部
104 硬貨入金口
106 硬貨処理部
108 硬貨出金口
110 紙幣入出金口
112 紙幣処理部
114 棒金収納部
116 印刷部
120 開閉検出部
122 制御部
124 記憶部

Claims (8)

  1. 操作者情報を取得する操作者情報取得部と、
    収納部に収納される棒金の有無を示す棒金情報を取得する棒金情報取得部と、
    前記棒金情報取得部により取得される棒金情報が変化した際に、前記操作者情報と前記棒金情報とを紐付けて操作時刻順に記録する制御部と、
    を備える現金処理装置であって、
    前記収納部は、前記現金処理装置から引き出され、
    前記棒金情報取得部は、前記収納部が引き出された状態である間、前記棒金情報を取得し、
    前記制御部は、
    前記棒金情報が変化したと判定される場合、
    収納有無の変化した前記棒金の収納位置を特定し、
    特定された前記収納位置と前記収納有無の変化の内容に基づいて操作内容を推定し、
    推定した前記操作内容を記録する、
    現金処理装置。
  2. 前記制御部によって記録される情報を出力する出力部をさらに備える、請求項1に記載の現金処理装置。
  3. 前記出力部は、前記記録される情報を表示する、請求項2に記載の現金処理装置。
  4. 前記出力部は、前記記録される情報を印刷する、請求項2に記載の現金処理装置。
  5. 前記棒金情報取得部は、金属を検出する金属検出センサである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の現金処理装置。
  6. 前記棒金情報取得部は、立位状態で収納される前記棒金の高さよりも低くなるように形成される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の現金処理装置。
  7. 前記制御部は、取得される前記棒金情報が示す棒金の有無の一覧を記録する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の現金処理装置。
  8. 操作者情報を取得する操作者情報取得部と、
    現金処理装置の収納部に収納される棒金の有無を示す棒金情報を取得する棒金情報取得部と、
    前記棒金情報取得部により取得される棒金情報が変化した際に、前記操作者情報と前記棒金情報とを紐付けて操作時刻順に記録する制御部と、
    を備え、
    前記収納部は、前記現金処理装置から引き出され、
    前記棒金情報取得部は、前記収納部が引き出された状態である間、前記棒金情報を取得し、
    前記制御部は、
    前記棒金情報が変化したと判定される場合、
    収納有無の変化した前記棒金の収納位置を特定し、
    特定された前記収納位置と前記収納有無の変化の内容に基づいて操作内容を推定し、
    推定した前記操作内容を記録する、
    現金処理システム。
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