JP6318261B2 - Webサーバシステム - Google Patents

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Description

本発明は、Webアプリケーションの開発技術に関し、特に、マルチデバイスに対応した画面表示を行うWebアプリケーションを実行するWebサーバシステムに適用して有効な技術に関するものである。
近年、例えば、タブレット端末やスマートフォンなどのいわゆるスマートデバイスの業務活用が本格化しており、企業の基幹システムと連携するような中・大規模なシステムの開発案件も増える傾向にある。このような状況で、ユーザ企業の要件は複雑となり、ITベンダー等の開発者にとって開発難易度も高くなってきていることから、開発の効率化を図って生産性を向上させることが重要となる。
この点につき、例えば、ソースコードなどの開発成果物における共通部分・汎用部分の部品化や、開発時の部品の再利用を推進することが効果的である。さらに、マルチデバイスやマルチプラットフォーム(以下では単に「マルチデバイス」と総称する場合がある)対応を行うことで、デバイスやプラットフォーム毎の個別の開発部分を低減させることも有効である。
これに関連して、例えば、特開2013−235387号公報(特許文献1)には、入出力項目を表示するためのコントロールの外観や属性、制御処理などを含むユーザインタフェースを、デバイスに応じてソースコードを変更することなく動的に変更するWebサーバシステムが記載されている。当該システムは、例えば、クライアント端末からの要求に基づいて、クライアント端末のデバイスの種類に係る情報を取得するデバイス取得部と、ソースコードに含まれるパーツオブジェクトについて、デバイス取得部により取得したクライアント端末のデバイスの種類に応じた、パーツオブジェクトの承継元の上位クラスに実装された、コントロールを表示する際の調整内容に基づいて、クライアント端末の画面上に対応するコントロールを表示させるHTMLデータを生成する応答処理部とを有する。
特開2013−235387号公報
例えば、特許文献1に記載されたような技術を用いることで、Webアプリケーションの開発に際して、部品(パーツオブジェクト)を再利用可能とするとともに、1つのソースコードでマルチデバイス対応をすることが可能となる。
しかしながら、実際は、1つのソースコードによるマルチデバイス対応といっても、例えば、ソースコード中でif文などによりデバイス毎に処理を書き分けることが必要となる場合もある。また、新たにデバイスが追加された場合にソースコードに処理を追記しなければならないなど、画面開発者にとって1つのソースコードによって完全なマルチデバイス対応をすることは困難である。
また、マルチデバイス対応として、例えば、デバイスの画面サイズに応じてユーザインタフェースを切り替えることができる場合でも、実際は、ある画面において表示されるコントロールやパーツなどの大きさや表示形式、配置などを変更できるのみであり、複数画面の遷移を伴った変更を行うことは困難である。
例えば、PC(Personal Computer)やタブレット端末に比べてスマートフォンの画面サイズは小さく、表示できる情報量に制約がある。そのため、例えば、メニューなどの一覧表示について、PCやタブレット端末では1つの画面に常時全て展開した状態で一覧表示するのに対し、スマートフォンでは、通常時はメニュー表示を指示するアイコン等のみを表示しておき、当該アイコン等を介してメニュー表示が指示された際に別画面としてメニュー一覧を表示する、というようなインタフェースが採用される場合がある。従来技術ではこれらの場合に1つのソースコードで各パターンに対応できるようにすることは困難である。
そこで本発明の目的は、Webアプリケーションの開発の際に、部品化された要素を再利用することで画面開発できるようにするとともに、デバイスによっては画面遷移を伴う場合でも、1つのソースコードによってマルチデバイス対応を可能とするWebサーバシステムを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態によるWebサーバシステムは、クライアント端末からのリクエストを受けて、ビジネスロジックを実行し、前記クライアント端末のデバイスの種類に応じた処理結果画面を応答するWebサーバシステムであって、以下の特徴を有するものである。
すなわち、Webサーバシステムは、1つ以上の画面パーツの組み合わせからなり、前記各画面パーツが画面表示される際の外観を前記デバイスの種類毎に規定した第1のテンプレートを有するコンポーネントと、前記処理結果画面上において前記コンポーネントが配置される1つ以上の領域の配置パターンからなり、前記各領域が画面表示される際の外観を前記デバイスの種類毎に規定した第2のテンプレートを有するレイアウトと、を有する。
さらに、前記処理結果画面に適用する前記レイアウトと、前記レイアウトに配置する前記コンポーネントを取得し、取得した前記コンポーネントに対して前記ビジネスロジックの実行により得られるデータを設定して、取得した前記レイアウトの所定の前記領域に配置されるよう位置指定するエディットビューを有する。また、前記エディットビューにより取得された前記レイアウトおよび前記コンポーネントの内容に基づいて、前記クライアント端末の前記デバイスの種類に対応した前記第2のテンプレートおよび前記第1のテンプレートによって規定される外観により前記処理結果画面を作成するコンポーネントビューを有する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、本発明の代表的な実施の形態によれば、Webアプリケーションの開発の際に、部品化された要素を再利用することで画面開発できるようにするとともに、デバイスによっては画面遷移を伴う場合でも、1つのソースコードによってマルチデバイス対応をすることが可能となる。これにより、Webアプリケーションの画面開発の生産性や保守の効率性を大幅に向上させることが可能となる。
本発明の一実施の形態であるWebサーバシステムの構成例について概要を示した図である。 (a)、(b)は、本発明の一実施の形態におけるデバイス毎のレイアウトの相違の例について概要を示した図である。 (a)、(b)は、本発明の一実施の形態におけるデバイス毎のレイアウトの相違の他の例について概要を示した図である。 (a)、(b)は、本発明の一実施の形態におけるデバイス毎のコンポーネント表示の相違の例について概要を示した図である。 (a)、(b)は、本発明の一実施の形態におけるデバイス毎のコンポーネント表示の相違の他の例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態におけるエディットビューでの指定内容と、これに伴う画面表示時の処理の流れの例について概要を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施の形態であるWebサーバシステムの構成例について概要を示した図である。本発明の一実施の形態であるWebサーバシステム100は、画面パーツをコンポーネント化してコンポーネント190の一覧として有するとともに、コンポーネント190が配置される1つ以上の画面領域からなるレイアウトのパターンとしてレイアウト180の一覧を有している。そして、各レイアウト180および各コンポーネント190は、それぞれ、デバイス毎に最適化された画面出力をするように作成されたテンプレートを有しており、Webサーバシステム100は、これらに基づいてデバイス毎に最適化された画面出力を自動的に行う。
Webサーバシステム100は、例えば、サーバ機器やクラウドコンピューティングサービス上に構築された仮想サーバからなるサーバシステムであり、例えば、図示しないOS(Operating System)や、Webサーバプログラム110、言語処理系120、フレームワーク130などのミドルウェアや基盤等の上で稼働する、もしくはこれらを利用するソフトウェアとして、MVC(Model View Controller)モデルによって開発、実装されたコントローラ140、モデル150、エディットビュー160、コンポーネントビュー170、レイアウト180およびコンポーネント190などの各部(モジュール)を有する。
Webサーバプログラム110としては、例えば、Apache(登録商標) HTTP Serverなど、Webサーバにおいて一般的に用いられているものを適宜用いることができる。また、Webサーバプログラム110上で稼働するアプリケーションシステムの基盤となる言語処理系120およびフレームワーク130としては、例えば、動的なWebページを作成するために用いられるPHPなどのスクリプト言語、およびPHPで実装されたZend Frameworkなどを適宜用いることができる。
コントローラ140は、MVCモデルにおけるコントローラ(C)としての機能を有し、クライアント端末200上の図示しないWebブラウザ等からのリクエストを受けて、モデル150に対してデータの操作要求を行ってデータを取得したり、エディットビュー160に対して画面表示を要求したりする。モデル150は、MVCモデルにおけるモデル(M)としての機能を有し、ビジネスロジックを実行してデータの操作や取得を行う機能を有する。ビジネスロジック(BL)は、例えば、データベースなどを有する他のBLサーバ300に対して要求を行って実行させるようにしてもよい。
エディットビュー160およびコンポーネントビュー170は、MVCモデルにおけるビュー(V)としての機能を有し、モデル150のデータに基づいて画面生成を行って表示する機能を有する。エディットビュー160は、画面の構成を行う機能を有し、後述するように、画面において用いるレイアウト180を指定するとともに、レイアウト180によって表示される領域に配置するコンポーネント190をそれぞれ呼び出して設定を行う。コンポーネントビュー170は、このレイアウト180およびコンポーネント190の情報に基づいてレンダリングを行ってHTML(HyperText Markup Language)データを作成し、クライアント端末200に対して出力する。
このとき、コンポーネントビュー170は、後述するように、クライアント端末200のデバイスに応じてレイアウト180およびコンポーネント190に対して設定されている画面表示のためのWebテンプレートをテンプレートエンジン171により処理することで、対象のデバイスに最適化された画面出力を行う。
Webテンプレートは、図示するように、クライアント端末200の種別(PC、スマートフォン(スマホ)、タブレット端末)毎に、レイアウト180に対するものとして、それぞれ、テンプレート(PC用)181p、テンプレート(スマホ用)181s、テンプレート(タブレット用)181t(これらを総称してテンプレート181と記載する場合がある)、およびコンポーネント190に対するものとして、それぞれ、テンプレート(PC用)191p、テンプレート(スマホ用)191s、テンプレート(タブレット用)191t(これらを総称してテンプレート191と記載する場合がある)を有する。図1の例では、PC、スマートフォン、およびタブレット端末の別にテンプレート181および191を用意しているが、これに限らず、他のデバイスのものや、同じ種類でも画面サイズが異なったり、OSやWebブラウザが異なるデバイスのものを有していてもよい。
テンプレートエンジン171は、テンプレート181および191などのWebテンプレートに規定されたデザインや外観の内容に基づいて実際の画面を作成する機能を有する。なお、テンプレートエンジン171には、例えば、PHPにおいて主に用いられているSmartyなどの一般的なテンプレートエンジンを適宜用いることができる。
コントローラ140やコンポーネントビュー170は、Webサーバシステム100として汎用的に提供することができる。また、画面部品としてのレイアウト180やコンポーネント190(テンプレート181および191も含む)は、他の開発案件で作成されたものを再利用したり、対象の開発案件において予め作成されたものを用いたりすることができる。また、モデル150についても、対象の開発案件等において別途作成されたものを用いることができる。一方、エディットビュー160は、画面開発者がソースコードとして作成することになるが、デバイス毎の相違は、テンプレート181や191(およびテンプレートエンジン171)が吸収するため、画面開発者がデバイス毎の相違を意識することは不要である。
<レイアウトとコンポーネント>
図2は、本実施の形態におけるデバイス毎のレイアウトの相違の例について概要を示した図である。レイアウトとは、画面全体を1つ以上の領域に区分し、その領域の配置のパターンを指すものであり、図2(a)では、タブレット端末でのレイアウト、図2(b)では、スマートフォンでのレイアウトの例をそれぞれ示している。
図2の例では、レイアウト180として「一覧、明細型レイアウト」を選択した場合を示しており、ヘッダ領域(ヘッダ領域401、411)およびフッタ領域(フッタ領域404、414)の他に、複数の項目を一覧表示する一覧領域(一覧領域402、412)と、その中から特定の項目を選択した際にその詳細な内容を表示するコンテンツ領域(コンテンツ領域403、413)とを有するレイアウトについて示している。
図示するように、図2(a)のレイアウトでは、1つの画面内に4つの領域が全て配置されている。一方、図2(b)のレイアウトでは、左側の画面において一覧領域412が表示されている状態で、一覧領域412の中から特定の項目を選択すると、右側の画面に遷移して、一覧領域412に代って、選択された項目を表示するためのコンテンツ領域413が表示されることを示している。同一のレイアウト180におけるこのようなデバイス毎の相違は、上述したように、テンプレート181(この場合はテンプレート(タブレット用)181tおよびテンプレート(スマホ用)181s)に規定され、コンポーネントビュー170のテンプレートエンジン171によって実際の画面に反映される。
このように、画面上に表示される部品やコントロールの単位だけではなく、画面全体のレイアウト(画面遷移を伴うものも含む)の単位でも、レイアウト180およびテンプレート181によりデバイス毎の相違を吸収・隠蔽する。これにより、デバイスによっては画面遷移を伴うレイアウトを有しているような場合であっても、エディットビュー160についてはデバイスを意識することなく開発することができる。
図3は、本実施の形態におけるデバイス毎のレイアウトの相違の他の例について概要を示した図である。図2と同様に、図3(a)では、タブレット端末でのレイアウト、図3(b)では、スマートフォンでのレイアウトの例をそれぞれ示している。図3の例では、レイアウト180として「検索条件、結果表示型レイアウト」を選択した場合を示しており、ヘッダ領域(ヘッダ領域401、411)およびフッタ領域(フッタ領域404、414)の他に、検索の際の条件を入力、指定するパーツ等を表示する検索条件領域(検索条件領域405、415)と、その検索条件に基づく検索結果を表示する検索結果領域(検索結果領域406、416)とを有するレイアウトについて示している。
例えば、図3(a)と図2(a)において各領域の配置が異なるように、エディットビュー160において指定するレイアウト180を変更することで、コンポーネントビュー170のテンプレートエンジン171によって各領域のデザイン、外観を自動的に切り替えることができる。
図4は、本実施の形態におけるデバイス毎のコンポーネント表示の相違の例について概要を示した図である。図2と同様に、図4(a)では、タブレット端末でのレイアウト、図4(b)では、スマートフォンでのレイアウトの例を示しており、それぞれ、図2の例で示した「一覧、明細型レイアウト」において「メニュー」のコンポーネント190をヘッダ領域401、411に表示させた場合を示している。
図示するように、図4(a)のタブレット端末でのレイアウトでは、ヘッダ領域401に4つのメニューボタンが横並びに表示されている。一方、図4(b)のスマートフォンのレイアウトでは、左側の画面において、ヘッダ領域411にはメニューを表示させるアイコンのみが表示されており、このアイコンをタップすると右側の画面に遷移して、ヘッダ領域411が拡張され(ヘッダ領域411’)、この領域にメニューボタンが縦並びに表示されることを示している。同一のコンポーネント190におけるこのようなデバイス毎の相違は、レイアウト180の場合と同様に、テンプレート191(この場合はテンプレート(タブレット用)191tおよびテンプレート(スマホ用)191s)に規定され、コンポーネントビュー170のテンプレートエンジン171によって実際の画面に反映される。
なお、本実施の形態におけるコンポーネント190は、1つの画面パーツやコントロールからなるものに限らず、図示するように、複数のパーツやコントロール(図4の例では4つのメニューボタン)の集合や組み合わせによって構成してもよい。
図5は、本実施の形態におけるデバイス毎のコンポーネント表示の相違の他の例について概要を示した図である。図3と同様に、図5(a)では、タブレット端末でのレイアウト、図5(b)では、スマートフォンでのレイアウトの例を示しており、それぞれ、図3の例で示した「検索条件、結果表示型レイアウト」において「検索結果一覧」のコンポーネント190を検索結果領域406、416に表示させた場合を示している。図示するように、図5(a)のタブレット端末でのレイアウトでは、検索結果領域406に検索結果一覧が表形式で表示されている。一方、図5(b)のスマートフォンのレイアウトでは、遷移した右側の画面の検索結果領域416に検索結果一覧がリスト形式で縦並びに表示されることを示している。
<処理の流れ>
図6は、エディットビュー160での指定内容と、これに伴う画面表示時の処理の流れの例について概要を示した図である。上述したように、画面開発者は、ソースコードとして以下の処理を行うようなエディットビュー160を作成するが、その中では、デバイス毎の相違を意識することなくレイアウト180およびコンポーネント190を指定して配置、設定するだけでよい。デバイス毎に最適化された画面表示は、テンプレート181や191に規定された内容に基づいてコンポーネントビュー170(およびテンプレートエンジン171)が実行時に動的に行う。
エディットビュー160では、まず、予め作成されているレイアウト180の一覧の中から、画面表示に用いるレイアウト180を取得する(S01)。この時点ではレイアウト180に設定された各領域にはまだ何も表示すべきコンポーネント190は配置されていない。次に、予め作成されているコンポーネント190の一覧の中から、ステップS01で取得したレイアウト180に配置する1つ以上のコンポーネント190を取得する(S02)。この時点ではまだコンポーネント190には表示すべきデータなどの設定は何もされていない。
その後、ステップS190で取得した各コンポーネント190に対して、表示すべきデータとして、モデル150から取得したデータを設定する(S03)。なお、モデル150によるデータの取得は、コントローラ140を介した指示により実行される。次に、データを設定した各コンポーネント190を、ステップS01で取得したレイアウト180における適当な領域に配置されるよう位置指定する(S04)。そして、各コンポーネント190の配置位置を指定したレイアウト180をコンポーネントビュー170に渡して画面描画を指示する(S05)。
このとき、クライアント端末200のデバイスの種類に係る情報も併せてコンポーネントビュー170に渡す(もしくはコンポーネントビュー170自身がリクエストメッセージの内容から取得する)。デバイスの種類に係る情報は、例えば、クライアント端末200からのリクエストメッセージのUser−Agentヘッダから取得するなど、公知の技術により取得することができる。なお、ここでのデバイスの種類に係る情報には、機器の種別の他に、例えば、OS、Webブラウザやそのバージョン等の情報も含まれるものとする。
コンポーネントビュー170では、渡されたレイアウト180および各コンポーネント190について、それぞれ、デバイスの種類に対応したテンプレート181および191を取得して、テンプレートに規定されているデザインに従ってデータを含めた画面描画を行う。例えば、各コンポーネント190については、デバイスの種類(図6の例ではスマートフォン)に対応したテンプレート(スマホ用)191sを取得して、これに規定されているデザインに基づいてデータを含めてコンポーネント190を画面描画する(図6の例では検索結果の一覧表示)。また、レイアウト180については、テンプレート181sを取得して、これに規定されているデザインに基づいて各領域を描画するとともに、指定された領域の位置に画面描画された各コンポーネント190を配置する(図6の例では検索結果領域416に検索結果の一覧表示を配置する)。
以上に説明したように、本発明の一実施の形態であるWebサーバシステム100によれば、画面パーツをコンポーネント化するとともに、コンポーネント190が配置される1つ以上の領域からなるレイアウト180のパターンを有している。そして、各レイアウト180および各コンポーネント190は、それぞれ、デバイス毎に最適化された画面出力をするように作成されたテンプレート181、191を有しており、Webサーバシステム100は、これらのテンプレートを処理するテンプレートエンジン171を有するコンポーネントビュー170を備える。
これにより、画面のレイアウトおよびコンポーネントが部品化され、エディットビュー160のソースコードにおいてこれらを呼び出すことにより、デバイスに応じて最適化された画面表示を動的に行うことが可能となる。すなわち、画面開発者は、デバイス毎の相違を意識することなくエディットビュー160のソースコードを作成することができる。さらに、レイアウト180やコンポーネント190におけるデータの処理や振る舞いを制御する機能と、テンプレート181、191によって規定されるデザイン(HTMLやCSS(Cascading Style Sheets)など)とを分離することで、デザイナーによる開発成果物を画面パーツとして容易に取り込むことが可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記の実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、上記の実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
本発明は、マルチデバイスに対応した画面表示を行うWebアプリケーションを実行するWebサーバシステムに利用可能である。
100…Webサーバシステム、110…Webサーバプログラム、120…言語処理系、130…フレームワーク、140…コントローラ、150…モデル、160…エディットビュー、170…コンポーネントビュー、171…テンプレートエンジン、180…レイアウト、181p…テンプレート(PC用)、181s…テンプレート(スマホ用)、181t…テンプレート(タブレット用)、190…コンポーネント、191p…テンプレート(PC用)、191s…テンプレート(スマホ用)、191t…テンプレート(タブレット用)、
200…クライアント端末、
300…BLサーバ
401…ヘッダ領域、402…一覧領域、403…コンテンツ領域、404…フッタ領域、405…検索条件領域、406…検索結果領域、411、411’…ヘッダ領域、412…一覧領域、413…コンテンツ領域、414…フッタ領域、415…検索条件領域、416…検索結果領域







Claims (1)

  1. クライアント端末からのリクエストを受けて、ビジネスロジックを実行し、その処理結果につき、前記クライアント端末のデバイスの種類に応じた処理結果画面を応答するアプリケーションを稼働させるWebサーバシステムであって、
    1つ以上の画面パーツの組み合わせからなり、前記各画面パーツが画面表示される際の外観を前記デバイスの種類毎に規定した第1のテンプレートを有する、他のアプリケーションにおいて再利用可能なコンポーネントと、
    前記処理結果画面上において前記コンポーネントが配置される1つ以上の領域の配置パターンからなり、前記各領域が画面表示される際の外観を前記デバイスの種類毎に規定した第2のテンプレートを有する、他のアプリケーションにおいて再利用可能なレイアウトと、
    前記処理結果画面に適用する前記レイアウトと、前記レイアウト上の前記各領域に配置する前記コンポーネントを取得し、取得した前記コンポーネントに対して前記ビジネスロジックの実行により得られるデータを設定して、取得した前記レイアウトの所定の前記領域に配置されるよう位置指定するエディットビューと、
    前記エディットビューにより取得された前記レイアウトおよび前記コンポーネントの内容に基づいて、前記クライアント端末の前記デバイスの種類に対応した前記第2のテンプレートおよび前記第1のテンプレートによって規定される外観により前記処理結果画面を作成するコンポーネントビューと、を有し、
    前記レイアウトには、異なる複数の前記処理結果のそれぞれに対応した画面からなる複数の画面の遷移にわたる前記領域の配置パターンを含む、Webサーバシステム。
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