JP6316043B2 - 装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、装置、方法、及びプログラムに関する。具体的には、本発明は、ハイダイナミックレンジ画像を取得するための装置、方法、及びプログラムに関する。
一般的に、デジタルカメラなどの撮像装置において用いられる撮像センサーのダイナミックレンジは、自然界のダイナミックレンジと比較して狭いことが知られている。そのため、通常の方法で広いダイナミックレンジ(ハイダイナミックレンジと言う。本明細書では「HDR」と略記される。)を有するシーンを撮影した場合には、黒つぶれや白飽和などが発生する。そこで、HDR画像データを取得するための様々な手法が検討されている。
一般的な手法として、同一被写体に対して、長い露光時間で撮影した画像(長秒露光画像)と、短い露光時間で撮影した画像(短秒露光画像)とを取得する。そして、暗い領域については長秒露光画像を利用し、明るい領域については短秒露光画像を利用することで、HDR画像データを取得する方法がある(特許文献1を参照)。
また、画素ごとに露光時間を制御可能なセンサーを用いて予備撮影結果に基づき各画素の露光時間を決定し、HDR画像データを取得する方法がある(特許文献2を参照)。
特許文献1及び特許文献2の方法では、取得した撮影データに対して露光時間に応じたゲイン調整を施し、画素ごとに使用する画像を切り替えることによってHDR合成を実行する。その際、撮像センサーの輝度応答は線形である必要がある。しかし、図12に示すように、撮像センサーの輝度応答の立ち上がり付近や飽和付近において非線形な応答があった場合には、切り替え付近でギャップが生じ疑似輪郭が発生してしまう。加えて、立ち上がり付近や飽和付近において、ノイズ特性が異なる場合でも切り替え付近においてノイズ特性のギャップが生じ疑似輪郭を発生させてしまう。そこで、特許文献1では、露光時間を変えて撮影する際に取得する輝度領域を重複させ、画像を切り替える際に加重加算によって滑らかに変化させることで疑似輪郭の発生を軽減する方法を提案している。また、特許文献2のように線形応答領域のみを用いる方法も開示されている。
特許第3495768号公報 特開2010−136205号公報
しかしながら、特許文献1のように取得する輝度領域を重複させる方法では、疑似輪郭は軽減できるが、加重加算によるボケが発生する。また、特許文献2のように線形応答領域のみを用いる方法では、取得するダイナミックレンジが狭くなってしまう。その結果、露光時間を変えて撮影する際の、撮影回数や撮影種類の増加を引き起こしてしまう。
本発明は、撮像センサーを制御する制御装置であって、画像データを構成する画素毎に、画素値と所定の閾値とを比較することにより少なくとも2つ以上の異なる露光時間の中から露光時間を選択的に決定し、画素毎の露光時間を示す露光時間データを生成する生成手段と、前記決定した露光時間に基づき、前記画像データに対するゲイン調整を行うゲイン調整処理手段とを備え、前記生成手段は、取得した画像データから出力値を算出し、前記算出した出力値に基づき画素毎の露光時間を決定することで、画素の切り替えパターンをブルーノイズパターンにし、前記生成手段は、前記閾値から前記出力値を減算した誤差を算出し、前記算出した誤差を処理対象の画素の周辺の画素に拡散させることを特徴とする。
本発明により、ハイダイナミックレンジを有するシーンを撮影して画像データを取得する際に、疑似輪郭の発生を低減しつつ、できるだけ少ない撮影回数及び撮影種類でHDR画像データを取得することが可能となる。
実施例1及び実施例2における撮像装置の概略構成図である。 実施例1及び実施例2における撮像装置の内部構成を示すブロック図である。 実施例1における画像処理部の内部構成を示すブロック図である。 実施例1における全体処理のフローチャートである。 実施例1における露光時間データ生成処理の詳細フローチャートである。 実施例1における誤差データの更新を説明するための図である。 実施例1におけるゲイン調整処理の詳細フローチャートである。 実施例2における画像処理部の内部構成を示すブロック図である。 実施例2における全体処理のフローチャートである。 実施例2における撮影回数・露光時間算出について説明するための図である。 実施例2における合成処理の詳細フローチャートである。 疑似輪郭の発生原因を説明するための図である。
[実施例1]
まず、実施例1の概要について説明する。本実施例では、画素ごとに複数種類の露光時間を設定可能な撮像センサーを用いて、撮影した画像データに対して画素ごとにゲイン調整を行うことで、HDR画像を取得する方法について述べる。その際、画素ごとにどの露光時間を選択するかについて、予備撮影結果と、撮像センサーの輝度応答特性とに基づき誤差拡散法を用いて決定する。これにより、撮像センサーの輝度応答に非線形応答があったとしても、ダイナミックレンジを維持する。加えて、画素ごとに露光時間が異なる撮影条件で撮影する際に画素ごとの露光時間の切り替えパターンを人の知覚しづらい高周波パターン(ブルーノイズパターン)にすることで、非線形な輝度応答に起因して発生する疑似輪郭の発生を抑える。尚、本実施例では簡単のため、撮像センサーは、長秒の露光時間及び短秒の露光時間という2種類の露光時間を設定可能であり、短秒の露光時間は、長秒の露光時間の半分の時間に設定されるものとする。
図1は、本実施例における撮像装置の概略構成図であって、図1(a)は正面図であり、図1(b)は背面図である。撮像装置101は、光学部102と、撮影ボタン103と、表示部104と、操作ボタン105とから構成される。光学部102は、ズームレンズと、フォーカスレンズと、ブレ補正レンズと、絞りと、シャッターとから構成されており、集光により被写体の光情報を取得する。撮影ボタン103は、ユーザが撮影の開始を撮像装置101に指示するためのボタンである。表示部104は、液晶ディスプレイなどを用いて実現されており、撮像装置101にて処理された画像データや各種データなどを表示する。操作ボタン105は、ユーザが撮影条件(具体的には、絞りやシャッタースピードなどの撮影パラメータ)を撮像装置101に指示するためのボタンである。
図2は、本実施例における撮像装置101の内部構成を示すブロック図である。カラー撮像素子部201は、光学部102にて取得した光情報を電流値へと変換する素子であり、カラーフィルタなどと組み合わせることで色情報を取得する。カラー撮像素子部201は、各画素に対して任意の露光時間を設定可能な撮像センサーであり、本実施例では、撮像センサーは、各画素に対して2種類の露光のうちのどちらかを選択的に設定可能である。2種類の露光のうち、長い露光時間による露光を「長秒露光」、短い露光時間による露光を「短秒露光」と呼ぶ。長秒露光の露光時間は予め設定されている撮影時の基準露光時間とし、短秒露光の露光時間は長秒露光の露光時間の半分とする。CPU202は、撮像装置101内の各構成の処理全てに関わり、ROM(Read Only Memory)203や、RAM(Rondom Access Memory)204に格納された命令を順次読み込み、解釈し、その結果に従って処理を実行する。撮像系制御部205は、光学部102に対する、フォーカスを合わせる、シャッターを開く、絞りを調整するなどのCPU202から指示された制御を行う。制御部206は、撮影ボタン103や操作ボタン105からのユーザ指示によって、撮影動作の開始及び終了の制御を行う。キャラクタージェネレーション部207は、文字やグラフィックなどを生成する。A/D変換部208は、光学部102及びカラー撮像素子部201を介して取得した被写体の光量(アナログ値)をデジタル信号値に変換する。画像処理部209は、A/D変換後の画像データに対して、画像処理を行う。エンコーダ部210は、画像処理部209にて処理した画像データをJpegなどのファイルフォーマットに変換する。メディアI/F211は、PC/メディア213(例えば、ハードディスク、メモリカード、CFカード、SDカードなど)に画像データを送受信するためのインターフェースである。システムバス212は、それを介して各構成がデータを送受信するためのバスである。
図3は、本実施例における画像処理部209の内部構成を示すブロック図である。RAW画像データ記憶部301は、撮影動作によってカラー撮像素子部201が取得した被写体の光情報に対して、A/D変換部208がデジタル信号値化を実行することによって生成した画像データを記憶する。予備撮影画像データ記憶部302は、予備撮影によって取得した画像データを記憶する。パラメータ記憶部303は、現像処理に必要なパラメータや、露光時間データを生成する際に必要となる閾値データなどを記憶する。尚、露光時間の算出について、詳細は後述する。露光時間データ記憶部304は、各画素に対する露光時間を示す露光時間データを記憶する。誤差データ記憶部305は、各画素に対する誤差を示す誤差データを記憶する。出力画像データ記憶部306は、最終的に出力される画像データを記憶する。ゲイン調整処理部307は、露光時間データ記憶部304に記憶している露光時間データに基づき入力画像データに対してゲイン調整を行う。現像処理部308は、RAW画像データ記憶部301に記憶しているRAW画像データに対して、ホワイトバランス、デモザイキング処理、ノイズリダクション、色変換、ガンマ処理などの現像処理を行う。露光時間データ生成部309は、予備撮影画像データ記憶部302に記憶している予備撮影画像データに基づき各画素に対する露光時間を決定することで、露光時間データを生成する。
図4は、本実施例における全体処理のフローチャートである。
まず、ステップS401では、ユーザは、操作ボタン105を使用してシャッタースピード、絞り値などの撮影パラメータを入力し、撮影条件を設定する。次いで、ステップS402に進む。
ステップS402では、CPU202は、撮影ボタン103が押されたかどうかを判定する。判定の結果、撮影ボタン103が押された場合には、ステップS403に進み、撮影ボタン103が押されていない場合には、ステップS401に戻る。
ステップS403では、画像処理部209(露光時間データ生成部309)は、画素毎の露光時間を示す露光時間データを生成する(詳細は後述する)。次いで、ステップS404に進む。
ステップS404では、撮像装置101は、ステップS401にて設定した撮影条件(撮影パラメータ)に基づき本撮影を行う。本撮影では、撮像系制御部205にて、光学部102を駆動させることで被写体の光量を取得し、A/D変換部208にて、取得した被写体の光情報をRAW画像データに変換し、RAW画像データをRAW画像データ記憶部301に記憶する。次いで、ステップS405に進む。
ステップS405では、画像処理部209(ゲイン調整処理部307)は、ステップS404にてRAW画像データ記憶部301に記憶したRAW画像データに対して、ゲイン調整を行う(詳細は後述する)。次いで、ステップS406に進む。
ステップS406では、現像処理部308は、ステップS405にてゲイン調整を行ったRAW画像データに対して現像処理を行う。現像後の画像データは、出力画像データ記憶部306に記憶される。次いで、ステップS407に進む。
ステップS407では、表示部104は、ステップS406にて出力画像データ記憶部306に記憶した画像データを表示する。ユーザは、表示部104に表示された画像データに基づいて、出力する画像データを選択する。次いで、ステップS408に進む。
ステップS408では、撮像装置101は、ステップS407にて表示部104に表示した画像データを、エンコーダ部210によりJpegなどのファイルフォーマットに変換し、メディアI/F211を介してPC/メディア213に出力する。
<露光時間データ生成>
図4のステップS403の露光時間データ生成について詳細に説明する。本処理では、予備撮影結果に基づき、設定した閾値以上の出力値を有する画素については、本撮影時に短秒撮影を行うよう設定する。その際、出力値と、閾値との誤差を周囲の画素に拡散させる。これらの処理により、短秒で撮影する画素と、長秒で撮影する画素との切り替えパターンが人の視覚しづらいブルーノイズパターンとなり、その結果、疑似輪郭の発生を抑制できる。
以下、図5を用いて露光時間データ生成処理について説明する。図5は、ステップS403の露光時間データ生成処理の詳細フローチャートである。
まず、ステップS501では、露光時間データ生成部309は、ステップS401にて設定した露光時間を全ての画素に対して設定する。次いで、ステップS502に進む。
ステップS502では、撮像装置101は、ステップS501にて設定した露光時間に従って予備撮影を行う。予備撮影の結果取得した画像データは、予備撮影画像データ記憶部302に記憶される。次いで、ステップS503に進む。
ステップS503では、露光時間データ生成部309は、誤差データ記憶部305に記憶している誤差データを構成する誤差値Δ(x,y)を全て0に初期化し、さらに閾値dを設定する。ここで誤差値Δ(x,y)は、画素位置(x,y)における誤差値である。また、閾値dは、撮像センサーの輝度応答特性が線形性を失う値に設定する。次いで、ステップS504に進む。
ステップS504では、露光時間データ生成部309は、処理対象画素の初期画素位置として(x,y)=(0,0)をセットする。次いで、ステップS505に進む。
ステップS505では、露光時間データ生成部309は、予備撮影画像データ記憶部302に記憶している予備撮影画像データのうち処理対象画素位置における画素値i(x,y)を読み込む。次いで、ステップS506に進む。
ステップS506では、露光時間データ生成部309は、出力値Oを、誤差データのうち処理対象画素位置における誤差値Δ(x,y)に基づき式(1)を用いて算出する。次いで、ステップS507に進む。
O=i(x,y)+Δ(x,y)・・・式(1)
ステップS507では、露光時間データ生成部309は、出力値Oが閾値d以上かどうかを判定する。判定の結果、出力値Oが閾値d以上の場合にはステップS508に進み、そうでない場合にはステップS509に進む。
ステップS508では、露光時間データ生成部309は、露光時間データ記憶部304に記憶している露光時間データのうち処理対象画素位置(x,y)に対する露光時間を、短秒露光用の露光時間に設定する。次いで、ステップS510に進む。
ステップS509では、露光時間データ生成部309は、露光時間データ記憶部304に記憶している露光時間データのうち処理対象画素位置(x,y)に対する露光時間を、長秒露光用の露光時間に設定する。次いで、ステップS510に進む。
ステップS510では、露光時間データ生成部309は、誤差データを更新する(詳細は後述する)。次いで、ステップS511に進む。
ステップS511では、露光時間データ生成部309は、全ての画素位置に対してステップS505〜S510の処理を実行したかどうかを判定する。判定の結果、全ての画素位置に対してステップS505〜S510の処理を実行した場合にはステップS404に進み、そうでない場合にはステップS512に進む。
ステップS512では、露光時間データ生成部309は、処理対象画素位置を更新する。次いで、ステップS505に戻る。
<誤差データの更新>
図5のステップS510の誤差データ更新について、図6を用いて詳細に説明する。本実施例では、ステップS507における閾値処理の後で、出力値と、閾値との誤差Δを計算し、この誤差Δを誤差拡散法により処理対象画素位置の周辺に拡散しながら、各画素に対する露光時間を設定していく。本処理ではまず、式(2)を用いて処理対象画素位置における誤差Δを算出する。
Δ−(i(x,y)+Δ(x,y))+d・・・式(2)
次に、算出した誤差Δを周囲の画素に拡散させる。このとき、RAW画像データは、各画素が一つの色しか有さないBayer配列であることが一般的である。そのため、誤差を算出した画素と同一の色を有する画素に誤差Δを拡散させる必要がある。図6(a)は、処理対象画素が緑(G)の場合の誤差拡散方法を示している。図6(a)では、画素位置(x,y)の緑(G)の画素をG(x,y)と表記している。図6(a)に示すように、処理対象画素位置(x,y)における誤差Δを、式(3)〜式(6)で示すように拡散させる。
Δ(x+2,y)+=7/16*Δ・・・式(3)
Δ(x−1,y+1)+=3/16*Δ・・・式(4)
Δ(x+1,y+1)+=5/16*Δ・・・式(5)
Δ(x,y+2)+=1/16*Δ・・・式(6)
図6(b)は、処理対象画素が赤(R)の場合の誤差拡散方法を示している。図6(b)では、画素位置(x,y)の赤(R)の画素をR(x,y)と表記している。図6(b)に示すように、処理対象画素位置(x,y)における誤差Δを、数(7)〜式(10)で示すように拡散させる。
Δ(x+2,y)+=7/16*Δ・・・式(7)
Δ(x−2,y+2)+=3/16*Δ・・・式(8)
Δ(x,y+2)+=5/16*Δ・・・式(9)
Δ(x+2,y+2)+=1/16*Δ・・・式(10)
<ゲイン調整>
図4のステップS405のゲイン調整について、図7を用いて詳細に説明する。図7は、ステップS405のゲイン調整処理の詳細フローチャートである。
まず、ステップS701では、ゲイン調整処理部307は、処理対象画素位置を初期化して(x,y)=(0,0)に設定する。次いで、ステップS702に進む。
ステップS702では、ゲイン調整処理部307は、RAW画像データ記憶部301に記憶しているRAW画像データのうち処理対象画素位置における画素値i(x,y)を読み込む。次いで、ステップS703に進む。
ステップS703では、ゲイン調整処理部307は、露光時間データ記憶部304に記憶している露光時間データデータのうち処理対象画素位置における露光時間t(x,y)を読み込む。次いで、ステップS704に進む。
ステップS704では、ゲイン調整処理部307は、画素値i(x,y)、露光時間t(x,y)、及び基準の露光時間tに基づき、式(11)を用いて、ゲイン調整後の出力画素値o(x,y)を算出する。ここで本実施例では、基準の露光時間=長秒露光の露光時間とする。次いで、ステップS705に進む。
o(x,y)=i(x,y)/t(x,y)*t・・・(式11)
ステップS705では、ゲイン調整処理部307は、ステップS704にて算出したゲイン調整後の画素値o(x,y)でRAW画像データ記憶部301に記憶しているRAW画像データのうち処理対象画素位置における画素値を更新する。次いで、ステップS706に進む。
ステップS706では、ゲイン調整処理部307は、全ての画素位置に対してステップS702〜S705の処理を行ったかどうかを判定する。判定の結果、全ての画素位置に対してステップS702〜S705の処理を行った場合にはステップS406に進み、そうでない場合にはステップS707に進む。
ステップS707では、ゲイン調整処理部307は、処理対象画素位置の更新を行う。次いで、ステップS702に戻る。
以上説明した処理を行うことで、画素ごとに露光時間を制御可能な撮像センサーを用いてHDR画像データを取得する際に、センサーの輝度に対する非線形応答に起因して生じる疑似輪郭を軽減することが可能となる。
なお、本実施例では、画素ごとに設定可能な露光時間が2つある(即ち、長秒露光の露光時間及び短秒露光の露光時間)場合を例に挙げて説明したが、露光時間は、この例に限定されない。露光時間を3段階、4段階と設定できたとしても、同様の処理で本発明を実現可能である。
また、本実施例では、誤差拡散法を用いて、誤差を処理対象画素の周囲に拡散することで、露光時間の切り替えパターンをブルーノイズパターンとする手法を説明したが、ディザ法などを用いて誤差を処理対象画素の周囲に拡散させる手法であっても構わない。
[実施例2]
実施例1では、画素ごとに露光時間を制御可能な撮像センサーを用いて、HDR画像データを取得する方法について説明した。これに対し、本実施例では、一般的な撮像センサーを用いて、露光時間を変えて複数回撮影して取得した複数の画像データを合成することにより、HDR画像データを取得する。本実施例に係る撮像装置の構成は実施例1と同じであるので、説明を省略する(図1を参照)。また、本実施例に係る撮像装置の内部構成に関しても実施例1と同じであるので、説明を省略する(図2を参照)。以下、本実施例について、実施例1と相違する点を中心に説明する。
図8は、本実施例における画像処理部209の内部構成を示す図である。画像処理部209は、実施例1と同様に、RAW画像データ記憶部301、パラメータ記憶部303、露光時間データ記憶部304、誤差データ記憶部305、出力画像データ記憶部306、ゲイン調整処理部307、及び現像処理部308を備える。しかし、本実施例における画像処理部209は、撮影画像データ記憶部801、撮影回数記憶部802、合成処理部803、及び撮影回数・露光時間算出部804も備えており、この点において実施例1と異なる。撮影画像データ記憶部801は、撮影し現像処理した画像データを記憶する。撮影回数記憶部802は、撮影した回数を記憶する。合成処理部803は、異なる露光時間で複数回撮影することで取得した複数の撮影画像データを合成する。撮影回数・露光時間算出部804は、HDR画像データを取得するために必要な撮影回数及び撮影毎の露光時間を算出する。
図9は、本実施例における全体処理のフローチャートである。
まず、ステップS901では、ユーザは、操作ボタン105を使用して、撮影対象であるハイダイナミックレンジを有するシーンを撮影する際にユーザが実現したい最大輝度、絞り値、焦点距離、ISO感度などの撮影パラメータを入力し、撮影条件を設定する。次いで、ステップS902に進む。
ステップS902では、CPU202は、撮影ボタン103が押されたかどうかを判定する。判定の結果、撮影ボタン103が押された場合には、ステップS903に進み、撮影ボタン103が押されていない場合には、ステップS901に戻る。
ステップS903では、画像処理部209(撮影回数・露光時間算出部804)は、本撮影時に必要となる撮影回数及び各撮影の露光時間を算出する(詳細は後述する)。次いで、ステップS904に進む。
ステップS904では、撮像装置101は、ステップS903にて算出した撮影回数及び露光時間に基づき本撮影を行う。本撮影では、撮像系制御部205にて、光学部102を駆動させることで被写体の光量を取得し、A/D変換部208にて、取得した被写体の光情報をRAW画像データに変換し、RAW画像データをRAW画像データ記憶部301に記憶する。次いで、ステップS905に進む。
ステップS905では、現像処理部308は、ステップS904にてRAW画像データ記憶部301に記憶した各RAW画像データに対して現像処理を行う。現像後の画像データは、撮影画像データ記憶部801に記憶される。次いで、ステップS906に進む。
ステップS906では、合成処理部803は、ステップS905にて撮影画像データ記憶部801に記憶した撮影画像データを合成する合成処理を行う(詳細は後述する)。この合成処理の結果取得した画像データは、出力画像データ記憶部306に記憶される。次いで、ステップS907に進む。
ステップS907では、表示部104は、出力画像データ記憶部306に記憶されている画像データを表示する。ユーザは、表示部104に表示された画像データに基づいて、出力する画像データを選択する。次いで、ステップS908に進む。
ステップS908では、撮像装置101は、ステップS907にて表示部104に表示した画像データを、エンコーダ部210によりJpegなどのファイルフォーマットに変換し、メディアI/F211を介してPC/メディア213に出力する。
<撮影回数・露光時間算出>
図9のステップS903の撮影回数・露光時間算出について、図10を用いて説明する。図10は、撮影回数・露光時間算出を説明するための図である。図10に示すように、ユーザが指定する最大輝度を取得するためには、ステップS904の本撮影にて、複数回撮影する必要がある。そこで、ユーザが指定する最大輝度を取得するために要する撮影回数及び各撮影の露光時間を算出する。
1回目の撮影(本明細書及び図10では撮影1と表記し、2回目以降の撮影に関しても同様に表記する)の露光時間をt、輝度から出力画素値への変換係数をa、最大値をbとすると、輝度xと、出力画素値yとの関係は、式(12)で示すことができる。
y=a・t・x (x≦b/(a・t))
y=b (x>b/(a・t))・・・式(12)
同様に、撮影1の次の撮影、即ち撮影2の露光時間をtとすると、撮影2における、輝度xと、出力画素値yとの関係は、式(13)で示すことができる。
y=a・t/t・x (x≦(b・t)/(a・t))
y=b (x>(d・t)/(a・t))・・・式(13)
ここで、出力画素値の下限の閾値をc、上限の閾値をd(下限の閾値c及び上限の閾値dは、撮像センサーの輝度応答特性の線形性が失われる値である。)とすると、式(12)より式(14)の関係が成立する。
x=d/(a・t)・・・式(14)
撮影2の直線は(d/(a・t1),c)を通るので、露光時間t2は、式(13)及び式(14)により、式(15)に従って、求めることができる。
=c・t/d・・・式(15)
同様に、撮影nの露光時間tは、撮影n−1の露光時間tn−1を用いて式(16)に従って求めることができる。
=c・tn−1/d・・・式(16)
また、撮影回数nは、式(17)を満足する最小のnとなる。
ユーザ指定の最大輝度<d/(a・t)・・・式(17)
以上の計算により、撮影回数n及び各撮影の露光時間t、t、・・・tを決定する。
<合成処理>
図9のステップS906の合成処理について、図11を用いて説明する。図11は、ステップS906の合成処理の詳細フローチャートである。本説明では簡単のため、ステップS903において算出した撮影回数が3回の場合を例に挙げて説明する。
まず、ステップS1101では、合成処理部803は、撮影画像データ記憶部801に記憶している撮影画像データを読み込んでセットする。ここでは、セットする撮影画像データを露光時間が長い順に撮影画像1、撮影画像2、撮影画像3とする。次いで、ステップS1102に進む。
ステップS1102では、画像処理部209(ゲイン調整処理部307)は、露光時間データ記憶部304に記憶している露光時間データを用いてゲイン調整を行う。次いで、ステップS1103に進む。
ステップS1103では、合成処理部803は、誤差データを構成する誤差値Δ(x,y)を初期化して全て0に設定する。さらに、合成処理部803は、撮影画像1と、撮影画像2とを切り替えるための閾値d1、並びに、撮影画像2と、撮影画像3とを切り替えるための閾値d2を設定する。ここで、閾値d1は撮影画像1の最大出力画素値の95%とし、閾値d2はゲイン調整後の撮影画像2の最大出力画素値の95%とする。撮影画像の最大出力画素値とは、撮影画像の中の画素が有する画素値の中で最大のもののことをいう。次いで、ステップS1104に進む。
ステップS1104では、合成処理部803は、処理対象画素の初期画素位置として(x,y)=(0,0)をセットする。次いで、ステップS1105に進む。
ステップS1105では、合成処理部803は、撮影画像1の(x,y)におけるRGB値を読み込む。次いで、ステップS1106に進む。
ステップS1106では、合成処理部803は、出力値Oを式(18)に従って計算する。
O=(4*R+3*G+B)/8+Δ(x,y)・・・式(18)
ただし、式(18)において、R,G,Bはそれぞれ、撮影画像1の(x,y)におけるRGB値であり、Δ(x,y)は(x,y)における誤差値である。次いで、ステップS1107に進む。
ステップS1107では、合成処理部803は、ステップS1106で算出した出力値Oと、閾値d1とを比較して、出力値Oが閾値d1以上かどうかを判定する。判定の結果、出力値Oが閾値d1以上の場合にはステップS1109に進み、そうでない場合にはステップS1108に進む。
ステップS1108では、合成処理部803は、処理対象画素位置(x,y)における出力画素値として、撮影画像1の(x,y)における画素値をセットする。次いで、ステップS1112に進む。
ステップS1109では、合成処理部803は、ステップS1106で算出した出力値Oと、閾値d2とを比較して、出力値Oが閾値d2以上かどうかを判定する。判定の結果、出力値Oが閾値d2以上の場合には、ステップS1111に進み、そうでない場合にはステップS1110に進む。
ステップS1110では、合成処理部803は、処理対象画素位置(x,y)の出力画素値として、撮影画像2の(x,y)における画素値をセットする。次いで、ステップS1112に進む。
ステップS1111では、合成処理部803は、処理対象画素位置(x,y)の出力画素値として、撮影画像3の(x,y)における画素値をセットする。次いで、ステップS1112に進む。
ステップS1112では、合成処理部803は、誤差データを更新する(詳細は後述する)。次いで、ステップS1113に進む。
ステップS1113では、合成処理部803は、全ての画素位置に対してステップS1105〜S1112の処理を実行したかどうかを判定する。判定の結果、全ての画素位置に対してステップS1105〜S1112の処理を実行した場合にはステップS907に進み、そうでない場合には、ステップS1114に進む。
ステップS1114では、合成処理部803は、処理対象画素位置を更新する。次いで、ステップS1105に戻る。以降、ステップS1113において、全ての画素位置に対してステップS1105〜S1112の処理を実行したと判定されるまで、処理対象画素位置毎に、ステップS1105〜S1114までの処理を繰り返す。
<誤差データの更新>
図11のステップS1112の誤差データの更新について説明する。本処理では、ステップS1106にて算出した出力値Oを用いて実施例1における式(2)に従って誤差Δを算出する。そして、算出した誤差Δを式(19)〜式(22)に従い周囲の画素に拡散することで、誤差データの更新を行う。
Δ(x+1,y)+=7/16*Δ・・・式(19)
Δ(x−1,y+1)+=3/16*Δ・・・式(20)
Δ(x,y+1)+=5/16*Δ・・・式(21)
Δ(x+1,y+1)+=1/16*Δ・・・式(22)
以上説明した処理を行うことで、一般的な撮像センサーを用いて、露光時間を変化させて複数回撮影することによりHDR画像データを取得する際に、センサーの輝度に対する非線形応答に起因して生じる疑似輪郭を軽減することが可能となる。また、本実施例により、図10に示したように、センサーのダイナミックレンジを最大限に活用することができる。その結果、ハイダイナミックレンジシーンを撮影してHDR画像データを合成・取得する際にできるだけ少ない撮影回数及び少ない撮影種類による撮影が可能となる。
[その他の実施例]
本発明の目的は、前述した実施例の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム又は装置に供給し、システム又は装置(具体的にはCPUやMPU)がプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSが実際の処理の一部又は全部を行っても良い。OSの処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も、本発明の範囲に含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、処理が実行されても良い。また、機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUが実際の処理の一部又は全部を実行しても良く、機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUの実行処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も、本発明の範囲に含まれる。
また、前述の実施例の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行しても良いし、複数のコンピュータが協働することによって実行しても良い。更に、プログラムコードをコンピュータが実行しても良いし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けても良い。または、プログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行しても良い。

Claims (8)

  1. 撮像センサーを制御する制御装置であって、
    画像データを構成する画素毎に、画素値と所定の閾値とを比較することにより少なくとも2つ以上の異なる露光時間の中から露光時間を選択的に決定し、画素毎の露光時間を示す露光時間データを生成する生成手段と、
    前記決定した露光時間に基づき、前記画像データに対するゲイン調整を行うゲイン調整処理手段と
    を備え、
    前記生成手段は、取得した画像データから出力値を算出し、前記算出した出力値に基づき画素毎の露光時間を決定することで、画素の切り替えパターンをブルーノイズパターンにし、
    前記生成手段は、前記閾値から前記出力値を減算した誤差を算出し、前記算出した誤差を処理対象の画素の周辺の画素に拡散させることを特徴とする制御装置。
  2. 前記生成手段は、前記画素毎に、周囲から拡散された誤差を前記画素値に加算した値と、前記閾値とを比較することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記生成手段は、前記画素値が前記閾値以上である場合は、短い露光時間を選択し、前記画素値が前記閾値未満である場合は、長い露光時間を選択することを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記生成手段は、誤差拡散法により前記算出した誤差を拡散させることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記生成手段は、本撮影の前に実行する予備撮影により取得した画像データと、前記撮像センサーの特性とに基づき、前記画素毎の露光時間を決定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  6. 前記生成手段は、前記予備撮影により取得した画像データから出力値を算出し、
    前記誤差は、前記算出した出力値と、前記撮像センサーの輝度応答特性が線形性を失う値である閾値との差であることを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
  7. 撮像センサーを制御する方法であって、
    画像データを構成する画素毎に、画素値と所定の閾値とを比較することにより少なくとも2つ以上の異なる露光時間の中から露光時間を選択的に決定し、画素毎の露光時間を示す露光時間データを生成するステップと、
    前記決定した露光時間に基づき、前記画像データに対するゲイン調整を行うステップと
    を備え、
    前記生成するステップでは、取得した画像データから出力値が算出され、前記算出された出力値に基づき画素毎の露光時間が決定されることで、画素の切り替えパターンはブルーノイズパターンにされ
    前記生成するステップでは、前記閾値から前記出力値を減算した誤差を算出し、前記算出した誤差を処理対象の画素の周辺の画素に拡散させることを特徴とする方法。
  8. コンピュータに、
    撮像センサーを制御する方法であって、
    画像データを構成する画素毎に、画素値と所定の閾値とを比較することにより少なくとも2つ以上の異なる露光時間の中から露光時間を選択的に決定し、画素毎の露光時間を示す露光時間データを生成するステップと、
    前記決定した露光時間に基づき、前記画像データに対するゲイン調整を行うステップと
    を備え、
    前記生成するステップでは、取得した画像データから出力値が算出され、前記算出された出力値に基づき画素毎の露光時間が決定されることで、画素の切り替えパターンはブルーノイズパターンにされ
    前記生成するステップでは、前記閾値から前記出力値を減算した誤差を算出し、前記算出した誤差を処理対象の画素の周辺の画素に拡散させることを特徴とする方法
    を実行させるための、プログラム。
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