JP6315346B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、一方のコネクタが他方のコネクタのフード部の内側に嵌合するコネクタが知られている。この種のコネクタにおいては、一方のコネクタと他方のコネクタとが誤った組み合わせや誤った向きで嵌合されることを防ぐべく、一方のコネクタの外側面に誤嵌合防止リブを突設したものが知られている。
例えば下記特許文献1に記載のコネクタにおいては、一方のコネクタの前端部に誤嵌合防止リブが突設され、一方のコネクタと他方のコネクタとを正規な向きで嵌合しようとする場合、誤嵌合防止リブがフード部に設けられた溝部に挿入されて嵌合が可能となるが、一方のコネクタと他方のコネクタとを不正な向きで嵌合しようとする場合には、誤嵌合防止リブがフード部の前端に突き当たって嵌合が阻まれる構造となっている。
特開2002−329555号公報
しかしながら、上記のような構成では、一方のコネクタの誤嵌合防止リブがフード部に突き当たったときに、一方のコネクタが斜めに傾いて、その一部がフード部に突入してしまう虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、誤嵌合防止リブがフード部に突き当たったときに一方のコネクタが斜めに傾いてフード部の内側に入り込むことを防ぐことが可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、一方のコネクタが他方のコネクタのフード部の内側に嵌合されるコネクタであり、前記一方のコネクタのハウジングは、上下方向の寸法よりも左右方向の寸法が大きい断面を有し、前記ハウジングの外側面には、前記他方のコネクタとの正嵌合時に前記フード部の内側面に設けられた溝部に入り、誤嵌合時に前記フード部に突き当たる誤嵌合防止リブと、前記正嵌合時および前記誤嵌合時のいずれにおいても前記フード部の内側面に設けられた一対の嵌合溝に嵌合される一対の嵌合リブと、が突設され、前記一対の嵌合リブが、前記ハウジングの左右方向における両端部に設けられ、前記誤嵌合防止リブが、前記左右方向において前記一対の嵌合リブの間に設けられており、前記誤嵌合時には、前記誤嵌合防止リブが前記フード部に突き当たる前に前記一対の嵌合リブが前記一対の嵌合溝に嵌合するものとされている。
本発明によれば、一方のコネクタと他方のコネクタとが誤って嵌合されようとした場合には、一対の嵌合リブが一対の嵌合溝に嵌合して一方のコネクタの姿勢が正された後に誤嵌合防止リブがフード部に突き当たるから、誤嵌合防止リブがフード部に突き当たったときに一方のコネクタが斜めに傾いてフード部の内側に入り込むことを防ぐことができる。
本実施例における第1コネクタを示す正面図 電線カバーが取り付けられていない状態の第1コネクタを示す背面図 第2コネクタを示す正面図 第1コネクタに電線カバーを取り付ける様子を示す一部切欠き平断面図 第1コネクタに電線カバーが取り付けられた状態を示す一部切欠き平断面図 電線カバーが取り付けられていない第1コネクタを第2コネクタに嵌合する前の状態を示す一部切欠き側断面図 電線カバーが取り付けられていない第1コネクタを第2コネクタに嵌合する前の状態を示す平断面図 ガイドリブがガイド溝に挿入された状態におけるコネクタを示す一部切欠き側断面図 ガイドリブがガイド溝に挿入された状態におけるコネクタを示す平断面図 正嵌合時のコネクタを示す一部切欠き正断面図 電線カバーが取り付けられた第1コネクタと第2コネクタとが正規に嵌合した状態を示す平断面図 電線カバーが取り付けられた第1コネクタと第2コネクタとが正規に嵌合した状態を示す側断面図
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明のコネクタは、前記誤嵌合防止リブおよび前記嵌合リブが、前記ハウジングの上面または下面に設けられ、前記ハウジングの左面または右面には、前記正嵌合時および前記誤嵌合時のいずれにおいても前記フード部の内側面に突設されたガイドリブが嵌合可能なガイド溝が設けられ、前記誤嵌合時には、前記誤嵌合防止リブが前記フード部に突き当たる前に前記ガイドリブが前記ガイド溝に嵌合するものとされているものとしてもよい。
このような構成によれば、一方のコネクタと他方のコネクタとが誤って嵌合されようとした場合には、一対の嵌合リブが一対の嵌合溝に嵌合することに加えてガイドリブがガイド溝に嵌合した後に誤嵌合防止リブがフード部に突き当たるから、一方のコネクタが斜めに傾いてフード部の内側に入り込むことをより確実に防ぐことができる。
また、本発明のコネクタは、前記ガイドリブが、前記一方のコネクタと前記他方のコネクタとの嵌合方向に長く延びて設けられているものとしてもよい。
このような構成によれば、一方のコネクタの姿勢が他方のコネクタとの嵌合途中で傾くことを防ぐことができるから、コネクタを正しい姿勢で接続することができる。
また、本発明のコネクタは、前記ハウジングの上面または下面に、前記他方のコネクタとの嵌合または離脱を行うときに操作されるレバーが備えられ、前記ガイド溝が、前記レバーに近い位置に設けられているものとしてもよい。
このような構成によれば、レバーに近い位置、すなわちレバーの操作によって前傾しがちな位置において、ガイドリブとガイド溝とが上下方向に当接するから、コネクタを嵌合する際にコネクタの姿勢が傾くことを効果的に防ぐことができる。
また、本発明のコネクタは、前記嵌合リブの前記嵌合方向における前端が、前記誤嵌合防止リブの前記嵌合方向における前端よりも前方に位置しているものとしてもよい。
このような構成によれば、フード部の先端面が平らであっても誤嵌合防止リブがフード部に突き当たる前に一対の嵌合リブが一対の嵌合溝に嵌合するから、フード部の先端面を、凹凸形状のない平坦な面とすることができる。
<実施例>
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図12を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例におけるコネクタは、一方のコネクタ(以後、第1コネクタ10と称する)が他方のコネクタ(以後、第2コネクタ40と称する)のフード部44Aの内側に嵌合されるものであり、第1コネクタ10には、第2コネクタ40との嵌合または離脱を行うときに回動操作されるレバー50が備えられている。以下、各構成部材において、互いの嵌合面側をそれぞれ前方とし、また、図6における上側を上方、下側を下方として説明する。
第2コネクタ40は、基板に固定される基板用コネクタであり、合成樹脂製のハウジング(以後、第2ハウジング41と称する)と、L字形に屈曲された複数の雄側の端子金具(以後、第2端子金具42と称する)とを備えている。
第2ハウジング41は、図3に示すように、左右方向に長い形状をなし、第1コネクタ10が個別に嵌合されるコネクタ嵌合部44が、左右方向に複数(本実施例では3つ)並べて設けられている。
各コネクタ嵌合部44は前方に開口したフード部44Aを備え、このフード部44Aの内側に第1コネクタ10が嵌合される。各コネクタ嵌合部44には、第2端子金具42が、その先端部をフード部44Aの内側に突出させた状態で取り付けられている。また、各コネクタ嵌合部44には、第1コネクタ10を嵌合する過程で、第1コネクタ10に保持された雌側の端子金具(以後、第1端子金具11と称する)と図示しないショート端子との短絡状態を解除する短絡解除部43が、フード部44Aの内側に突出して設けられている。
各コネクタ嵌合部44のフード部44Aの上壁には、円柱状をなすカムピン45が下方に向かって(フード部44Aの内部空間に向かって)突出して形成されている。カムピン45は、フード部44Aの前後方向における中央よりも前端寄りの位置に設けられている(図6参照)。
また、各コネクタ嵌合部44のフード部44Aの上壁には、レバー50の初期ロックを解除するためのロック解除部46が下方に向かって突出して形成されている。ロック解除部46は、図6に示すように、フード部44Aの前端から後端に至るまで前後方向に直線状に延びて設けられている。
そして、各コネクタ嵌合部44の下壁には、第1コネクタ10の下面に突設された誤嵌合防止リブ22が入り込むことが可能な溝部47と、第1コネクタ10の下面に突設された嵌合リブ21が嵌合可能な嵌合溝48とが設けられている(図3参照)。溝部47および嵌合溝48については、後ほど詳しく説明する。
また、フード部44Aの内周面には、ガイドリブ49が突設されている。ガイドリブ49についても後ほど詳しく説明する。
第1コネクタ10は、合成樹脂製のハウジング(以後、第1ハウジング12と称する)と、複数の第1端子金具11と、隣り合う一対の第1端子金具11を短絡させる図示しないショート端子とを備えている。
第1コネクタ10が第2コネクタ40に嵌合される前においては、ショート端子が対応する一対の第1端子金具11に接触することでそれらを短絡させ、第1コネクタ10が第2コネクタ40に嵌合されると、第2ハウジング41の短絡解除部43によりショート端子と第1端子金具11とが非接触状態になり、第1端子金具11の短絡状態が解除される。
第1ハウジング12は、第1端子金具11が収容される端子収容部13と、レバー50が収容されるレバー収容部14と、を有し、全体として、第2ハウジング41のフード部44A内に嵌合可能な略方形のブロック状をなしている。第1ハウジング12を正面側から見ると、図1に示すように、上下方向の寸法よりも左右方向の寸法が若干大きい長方形状をなしている。
端子収容部13には、図2に示すように、第1端子金具11が個別に収容される端子収容室15が複数設けられている。複数の端子収容室15は、上下方向に複数段に分けられるとともに、各段に左右方向に並べて配されている。各段には同数の端子収容室15が、左右方向に略同一ピッチで配されている。
各端子収容室15には、電線Wの端末部に接続された第1端子金具11が後方から挿入されて収容される。端子収容室15に正規の位置まで挿入された第1端子金具11は、端子収容室15に設けられたランスが係止することにより抜け止めされる。各端子収容室15に第1端子金具11が収容された状態では、第1ハウジング12の後面から電線Wが後方に引き出される。
端子収容部13の前面側には、フロントホルダ17が取り付けられている(図1参照)。フロントホルダ17は、端子収容部13の前面の略全体を覆うことが可能な形状に形成されている。フロントホルダ17により、各端子収容室15の前壁が構成されるとともに、後述する肉抜き部24の前端側が塞がれる。
端子収容部13には、第1端子金具11に係止して二次的にその抜け止めをするリテーナ18が装着されている(図6参照)。リテーナ18は、端子収容部13の前後方向の略中央部に設けられたリテーナ装着部19に装着されている。リテーナ装着部19は、端子収容部13の下面側に開口するとともに、最上段の端子収容室15まで上下方向に連通している。リテーナ装着部19に装着されたリテーナ18は、第1端子金具11に係止する部分が端子収容室15から下側に退避する仮係止位置と、第1端子金具11に係止する部分が端子収容室15に進入する本係止位置との間を上下方向に移動可能とされている。
第1ハウジング12の下面には、図1および図3に示すように、第2コネクタ40に設けられた嵌合溝48に嵌合可能な嵌合リブ21と、溝部47に嵌合可能な誤嵌合防止リブ22とが突設されている。嵌合リブ21および誤嵌合防止リブ22については、後ほど詳しく説明する。
第1ハウジング12の左右両面には、第2コネクタ40のガイドリブ49が嵌合可能なガイド溝23が設けられている。ガイド溝23についても後ほど詳しく説明する。
第1ハウジング12のうちガイド溝23の内側に位置する部分には、肉抜き部24が設けられている(図2参照)。肉抜き部24は、後方から見ると、左右方向に偏平な長方形状をなし、第1ハウジング12の端子収容部13を前後方向に貫通している。
肉抜き部24には、補強壁25が設けられている。補強壁25は、肉抜き部24の上面と下面とに連結されて略垂直に立ち、肉抜き部24を左右方向に分けている。補強壁25は、図2に示すように、後述する上側スライド部26Uに設けられた案内リブ29と左右方向にずれた位置に一対が設けられている。一対の補強壁25は、いずれも端子収容室15の間を仕切る隔壁に上方向に連なって設けられている。
第1ハウジング12の後面には、図4および図5に示すように、電線Wの引出部分を覆う電線カバー60が、左右方向(図4の上下方向)にスライドして取り付けられる。第1ハウジング12の後面には、電線カバー60の前縁部が係止して左右方向にスライドされるスライド部26が設けられている。
スライド部26は、図12に示すように、第1ハウジング12の上下両側に設けられ、いずれも後側および左右両側に開放された空間とされている。これにより、電線カバー60は、左右方向のいずれの向きにおいても第1ハウジング12に取り付けることが可能とされている。各スライド部26の左右両端部には、図4および図5に示すように、電線カバー60のカバー係止片63が係止可能なカバー係止部27が設けられている。
上側のスライド部26(以後、上側スライド部26Uと称する)は、図12に示すように、ガイド溝23とほぼ同じ高さ位置に形成され、上下方向の寸法(高さ)はガイド溝23の同方向の寸法と同等とされている。下側のスライド部26(以後、下側スライド部26Sと称する)は、第1ハウジング12の下面に一段下側に突出して設けられている。
上側スライド部26Uの下壁および下側スライド部26Sの上壁は、図2に示すように、第1ハウジング12の全幅に連続して設けられている。また、上側スライド部26Uの上壁は、第1ハウジング12の左右両端部を残した全幅にわたり連続して設けられている。そして、下側スライド部26Sの下壁は、第1ハウジング12の左右方向における略中央部のみに設けられている。この下壁は、第1コネクタ10に電線カバー60を取り付けないで使用する場合に、第2コネクタ40との嵌合作業時に指を当てやすい指当て部28とされている。
各スライド部26には、電線カバー60のスライド動作を案内する案内リブ29が設けられている。案内リブ29は、図12に示すように、各スライド部26の後端に立設されている。また、案内リブ29は、図2に示すように、各スライド部26に複数ずつ設けられている。本実施例では、上側スライド部26Uには案内リブ29が3つ、下側スライド部26Sには案内リブ29が2つ設けられている。上側スライド部26Uの案内リブ29は、第1ハウジング12の左右方向の略中央に1つと、その両側に一対とが設けられ、肉抜き部24を介して端子収容部13の前面側に臨んでいる。下側スライド部26Sの案内リブ29は、左右に一対が設けられ、一対の案内リブ29は、指当て部28と左右方向にずれた位置に配されている。
レバー収容部14は後方に開口し、後方からレバー50が組み付けられるようになっている。レバー収容部14は、第1ハウジング12の上面の略全体にわたる大きさを有している。
レバー収容部14には、図11に示すように、第2コネクタ40のカムピン45を受け入れる第1受入路31と、ロック解除部46を受け入れる第2受入路32とが設けられている。第1受入路31および第2受入路32はいずれもレバー収容部14の前端から後方に向かって直線状に延びている。第1受入路31は第1ハウジング12の幅方向における略中心部に位置し、第2受入路32は第1ハウジング12の幅方向における一端側に位置している。
また、レバー収容部14には、レバー50に設けられた初期ロック片54が係止可能な係止受け部33が設けられている。係止受け部33は、レバー収容部14の後端寄りの位置において第2受入路32に突出する突起である。
レバー50は回動式のレバーであって、合成樹脂製で平板状をなすカム板部51と、レバー50を回動する際に指を当てて操作する操作部52とを備えている。レバー50のカム板部51は、僅かなクリアランスをもってレバー収容部14に組み付けられ、操作部52は、レバー収容部14から後方に突出した状態になる。
カム板部51の上面には、図11に示すように、第2コネクタ40のカムピン45が係合するカム溝53が形成されている。カム溝53は、カム板部51の端縁から中心側に延びる凹部であり、レバー50が初期位置にあるときには、カム溝53の入口が第1受入路31の前側(図11の左側)に位置し、カム溝53へのカムピン45の受け入れが可能となる。
また、カム板部51には、レバー50が初期位置にあるときに、レバー収容部14の係止受け部33に係止してレバー50を初期位置に保持する初期ロック片54が設けられている。初期ロック片54は、カム溝53の入り口近傍からレバー50の回動方向(レバー50が初期位置から嵌合位置に回動する方向)に向かって片持ち状に延出して設けられている。初期ロック片54の延出方向の先端部が、係止受け部33に係止するものとされている。
電線カバー60は、図12に示すように、前面側が開放された断面U字形状をなすとともに、左右方向における一端側のみが開放された形態をなし、第1ハウジング12から引き出された電線Wは、電線カバー60内において屈曲されて開放側(以後、カバー開口部61と称する)から引き出される。
電線カバー60の前縁部には、図4および図5に示すように、案内リブ29が入り込むスライド溝62が左右方向(スライド方向)に延びて形成されている。スライド溝62は、電線カバー60の上下両側に設けられ、左右方向における一方の側(カバー開口部61側)が開口し、他方の側が閉塞されている。
電線カバー60の左右方向の一端側には、正規の位置までスライドされた電線カバー60の位置を保持するべく、第1ハウジング12のカバー係止部27に係止するカバー係止片63が設けられている。カバー係止片63は、電線カバー60のカバー開口部61とは反対側の端部(取付時のスライド方向を前側とした場合の後側の端部)に設けられている。カバー係止片63は、取付時のスライド方向を前方としてその後方に向かって片持ち状をなして延びている。
さて、第1コネクタ10には、第2コネクタ40に正しい組み合わせで嵌合されようとした正嵌合時にフード部44Aの内側面に設けられた溝部47に入り、誤った組み合わせで嵌合されようとした誤嵌合時にフード部44Aに突き当たる誤嵌合防止リブ22が突設されている。
誤嵌合防止リブ22は、図1に示すように、第1ハウジング12の端子収容部13の下面に突設されている。誤嵌合防止リブ22の位置は、各第1コネクタ10が嵌合されるべきコネクタ嵌合部44に設けられた溝部47の位置にあわせられている。そして、第1コネクタ10とコネクタ嵌合部44とが適正な組み合わせで嵌合されるときには、誤嵌合防止リブ22が溝部47に嵌合され、第1コネクタ10とコネクタ嵌合部44とが誤った組み合わせで嵌合されようとしたときには、誤嵌合防止リブ22がフード部44Aの前端に突き当たって、誤嵌合が防がれるようになっている。
誤嵌合防止リブ22は、図1に示すように、第1コネクタ10を正面側から見て右側略半分の領域に設けられている。誤嵌合防止リブ22は、溝部47の断面形状に整合する略方形断面を有して下方に突出している。誤嵌合防止リブ22は、全ての第1コネクタ10において位置は異なるが形状は同じとされている。
誤嵌合防止リブ22は、図7に示すように、第1コネクタ10の端子収容部13の前側部分に設けられている。誤嵌合防止リブ22は、端子収容部13の前端面から後側に入り込んだ位置に配されている。誤嵌合防止リブ22を下方から見ると、左右方向よりも前後方向の寸法が若干大きい長方形状をなしている。なお、誤嵌合防止リブ22の後端は、リテーナ装着部19から前方に離れている。
また、第1コネクタ10には、第1コネクタ10と第2コネクタ40とが正しい組み合わせ嵌合されようとした場合であっても誤った組み合わせで嵌合されようとした場合であってもフード部44Aの内側面に設けられた一対の嵌合溝48に嵌合される一対の嵌合リブ21が設けられている。
一対の嵌合リブ21は、図1に示すように、第1ハウジング12の端子収容部13の下面に突設されている。一対の嵌合リブ21は、第2コネクタ40に嵌合される全ての第1コネクタ10において同じ位置に、同じ形状をなして設けられている。
一対の嵌合リブ21は、第1コネクタ10の左右方向における両端部に設けられ、各嵌合リブ21は、図1および図3に示すように、それぞれ嵌合溝48に整合する断面形状をなして下方に突出している。一対の嵌合リブ21は、第1コネクタ10において左右対称な形状に形成されている。各嵌合リブ21は、各嵌合溝48に対して嵌合可能とされている。なお、嵌合リブ21の断面形状は、誤嵌合防止リブ22の断面形状とほぼ同じ形状とされている。
一対の嵌合リブ21は、図7に示すように、端子収容部13のうちリテーナ装着部19よりも前側の部分に設けられている。各嵌合リブ21の前後方向の寸法は、誤嵌合防止リブ22の前後方向の寸法よりも長くなっている。各嵌合リブ21の後端はリテーナ装着部19の開口縁に至っている。また、各嵌合リブ21の前端は誤嵌合防止リブ22の前端よりも前方に位置している(図6参照)。これにより、誤嵌合防止リブ22がフード部44Aに突き当たる前に、一対の嵌合リブ21が一対の嵌合溝48に嵌合するものとされている。なお、嵌合リブ21の前端面および後端面は、第1ハウジング12の下面に対して略垂直な面(コネクタの嵌合方向に略直交する面)とされている。
そして、第2コネクタ40には、第1コネクタ10の下面に突設された誤嵌合防止リブ22が前方から入り込むことが可能な溝部47と、第1コネクタ10の下面に突設された一対の嵌合リブ21がそれぞれ前方から嵌合可能な嵌合溝48とが設けられている。
溝部47は、図3に示すように、フード部44Aの下壁に凹設され、コネクタ嵌合部44毎に左右方向の位置が異なっている。本実施例では、溝部47は、第2コネクタ40を正面側から見たときに左端に位置するコネクタ嵌合部44において最も左側に配され、それよりも右側のコネクタ嵌合部44においては順に右側にずれて配されている。複数のコネクタ嵌合部44において溝部47の形状はほぼ同じとされている。各溝部47は、略方形断面を有して凹むとともにフード部44Aの後端まで連なって形成されている。各溝部47は、前方および上方に開放されている。
嵌合溝48は、図3に示すように、全てのコネクタ嵌合部44において同じ位置に設けられている。嵌合溝48は、溝部47の左右両側に一対ずつ設けられ、一対の嵌合溝48は各コネクタ嵌合部44の左右方向における両端に寄った位置に配されている。各嵌合溝48は、正面から見ると溝部47と略同形状をなしている。各嵌合溝48は、フード部44Aの後端に至っている。
そして、図6に示すように、第1コネクタ10には、第1コネクタ10と第2コネクタ40とが正しい組み合わせで嵌合されようとした場合であっても誤った組み合わせで嵌合されようとした場合であってもフード部44Aの内側面に突設されたガイドリブ49が嵌合可能なガイド溝23が設けられている。
ガイドリブ49は、図3に示すように、各フード部44Aの左右両面に一対が設けられている。一対のガイドリブ49はほぼ同じ高さ位置であって、上下方向における中央よりも上端寄りの位置に設けられている。一対のガイドリブ49は左右に対称な形状をなし、各ガイドリブ49を前方から見ると、左右方向の寸法(フード部44Aからの突出寸法)が、上下方向の寸法よりも若干大きい略四角形状をなしている。各ガイドリブ49の下面は、フード部44Aの内周面から略直角に立つ略水平な面とされ、上面は、内端縁(突出端縁)から外端縁(フード部44Aの内周面)に向かって次第に下がるように緩く傾斜した面とされている。
ガイドリブ49は、図6に示すように、前後方向(第1コネクタ10と第2コネクタ40との嵌合方向)に長く延びて設けられている。ガイドリブ49は、フード部44Aの前端よりも少し後側に入った位置であって、カムピン45よりも前側の位置から後方に直線状に延びている。ガイドリブ49の後端はフード部44Aの奥壁(後端)に至っている。なお、ガイドリブ49は、前後方向の全体において略水平に延びている。
ガイド溝23は、図1に示すように、第1ハウジング12の左右両面に凹み形成されるとともに前方に開放されている。ガイド溝23には、フード部44Aの内周面に突設されたガイドリブ49が嵌り合うものとされている。ガイド溝23は、レバー50近い位置(端子収容部13とレバー収容部14との間の位置)に設けられている。各ガイド溝23は、フード部44Aのガイドリブ49に整合する形状に形成され、下面が略水平をなすとともに上面が緩く傾斜している。一対のガイド溝23は、上下方向の位置がほぼ同じであり、第1ハウジング12の中心線に対して左右に対称な形状をなしている。一対のガイド溝23は、第1ハウジング12の上下方向の中心よりも上側に位置している。
各ガイド溝23は、図6に示すように、第1ハウジング12の前端から後方に延び、その後端は第1ハウジング12の後面に近い位置に至っている。なお、第1ハウジング12のうちガイド溝23よりも後側の部分は、電線カバー60に備えられたカバー係止片63が第1ハウジング12の左右方向から係止可能なカバー係止部27とされている。
次に、第1コネクタ10を第2コネクタ40に嵌合する作業の一例について説明する。
まず、第1コネクタ10のレバー50を初期位置にするとともに電線カバー60を取り付ける。図4に示すように、電線カバー60のカバー開口部61側をスライド方向の先方(図4の下側)に配して、全ての電線Wを電線カバー60内に収容しつつ、第1ハウジング12の左端または右端から電線カバー60の前縁部をスライド部26に差し入れる。すると、電線カバー60のスライド溝62に第1ハウジング12の案内リブ29が入り込む。電線カバー60をスライドさせると、電線Wが電線カバー60内において屈曲し、図5に示すように、電線カバー60のカバー開口部61が第1ハウジング12の反対側の端に至る。そして、カバー係止片63がカバー係止部27に係止し、反対方向へのスライド移動が制限される。また、案内リブ29がスライド溝62の閉塞された端部に到達し、さらなるスライド動作が制限される。そして、案内リブ29とスライド溝62とが前後方向に係止していることにより、電線カバー60の前後方向の離脱が制限される。こうして電線カバー60の取り付けが完了する。
次いで、第1コネクタ10をコネクタ嵌合部44のフード部44A内に浅く嵌合させる。すると、図8および図9に示すように(電線カバー60と電線Wは図示せず)、ガイドリブ49の前端部がガイド溝23の前端部に進入して第1ハウジング12の前端部がフード部44Aに嵌合し、第1ハウジング12の上下方向の向きが矯正される。そして、一対の嵌合リブ21が一対の嵌合溝48に嵌合し、第1ハウジング12の左右方向の傾きが矯正される。こうして第1コネクタ10の姿勢が定まる。
その後、第1コネクタ10と第2コネクタ40との組み合わせが正しいときには、図10に示すように、誤嵌合防止リブ22が溝部47に入り込んで嵌合が進み、カムピン45が第1受入路31からカム溝53の入口に進入し、また、ロック解除部46が第2受入路32から進入して初期ロック片54と係止受け部33との係止状態を解除する。これにより、初期位置にあるレバー50の回動操作が許容された状態になる。
一方、第1コネクタ10と第2コネクタ40との組み合わせが誤っているときには、誤嵌合防止リブ22がフード部44Aの前面に突き当たってそれ以上の嵌合が阻まれ、誤嵌合が防止される。
次に、レバー50を回動する。レバー50の操作部52を押圧してレバー50を嵌合位置側へ回動させると、カムピン45とカム溝53との係合によるカム作用によって第1コネクタ10がコネクタ嵌合部44に引き寄せられ、フード部44Aに対する第1コネクタ10の嵌合が進む。
この嵌合過程では、第1コネクタ10の上側が下側よりも相対的に先に進もうとして第1コネクタ10が前のめりになろうとすると、ガイドリブ49とガイド溝23とが上下方向に当接するから傾くことが制限される。したがって、第1コネクタ10は、フード部44A内を傾くことなく、すなわち第1端子金具11が第2端子金具42と略平行に配される正しい姿勢を保持したまま前進する。
そして、第1コネクタ10がフード部44Aに対して正規の嵌合位置に至ると、各短絡解除部43により第1端子金具11間の短絡状態が解除され、また、第1端子金具11と第2端子金具42とが電気的に接続された状態になる。こうして、第1コネクタ10を第2コネクタ40のコネクタ嵌合部44に嵌合する作業が完了する。このような嵌合作業を3つの第1コネクタ10について行うと、全ての第1コネクタ10を第2コネクタ40に嵌合する作業が完了する。
次に、上記のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
本実施例のコネクタは、第1コネクタ10が第2コネクタ40のフード部44Aの内側に嵌合されるコネクタであり、第1コネクタ10の第1ハウジング12の外側面には、第2コネクタ40に正しい組み合わせで嵌合されようとした正嵌合時にフード部44Aの内側面に設けられた溝部47に入り、誤った組み合わせで嵌合されようとした誤嵌合時にフード部44Aに突き当たる誤嵌合防止リブ22と、正嵌合時および誤嵌合時のいずれにおいてもフード部44Aの内側面に設けられた一対の嵌合溝48に嵌合される一対の嵌合リブ21とが突設され、誤嵌合時には、誤嵌合防止リブ22がフード部44Aに突き当たる前に一対の嵌合リブ21が一対の嵌合溝48に嵌合するものとされている。
この構成によれば、第1コネクタ10と第2コネクタ40とが誤って嵌合されようとした場合には、一対の嵌合リブ21が一対の嵌合溝48に嵌合して第1コネクタ10の姿勢が正された後に誤嵌合防止リブ22がフード部44Aに突き当たるから、誤嵌合防止リブ22がフード部44Aに突き当たったときに第1コネクタ10が斜めに傾いてフード部44Aの内側に入り込むことを防ぐことができる。
また、誤嵌合防止リブ22および嵌合リブ21が第1ハウジング12の下面に設けられ、第1ハウジング12の左右両面には、正嵌合時および誤嵌合時のいずれにおいてもフード部44Aの内側面に突設されたガイドリブ49が嵌合可能なガイド溝23が設けられ、誤嵌合時には、誤嵌合防止リブ22がフード部44Aに突き当たる前にガイドリブ49がガイド溝23に嵌合するものとされている。
この構成によれば、第1コネクタ10と第2コネクタ40とが誤った組み合わせで嵌合されようとした場合には、一対の嵌合リブ21が一対の嵌合溝48に嵌合することに加えてガイドリブ49がガイド溝23に嵌合した後に、誤嵌合防止リブ22がフード部44Aに突き当たるから、第1コネクタ10が斜めに傾いてフード部44Aの内側に入り込むことをより確実に防ぐことができる。
また、ガイドリブ49が、前後方向に長く延びて設けられている。この構成によれば、第1コネクタ10の姿勢が第2コネクタ40との嵌合途中で傾くことを防ぐことができるから、コネクタを正しい姿勢で嵌合することができる。
また、第1ハウジング12の上面に、第2コネクタ40との嵌合または離脱を行うときに操作されるレバー50が備えられ、ガイド溝23が、レバー50に近い位置に設けられている。この構成によれば、レバー50に近い位置、すなわちレバー50の操作によって前傾しがちな位置において、ガイドリブ49とガイド溝23とが上下方向に当接するから、コネクタを嵌合する際にコネクタの姿勢が傾くことを効果的に防ぐことができる。
また、嵌合リブ21の前端が、誤嵌合防止リブ22の前端よりも前方に位置している。この構成によれば、フード部44Aの前端面が平らであっても誤嵌合防止リブ22がフード部44Aに突き当たる前に一対の嵌合リブ21が一対の嵌合溝48に嵌合するから、フード部44Aの前端面を、凹凸形状のない平坦な面とすることができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、誤嵌合防止リブ22が、第1コネクタ10とコネクタ嵌合部44とが誤った組み合わせで嵌合されることを防止するものである場合について説明したが、これに限らず、誤嵌合防止リブは、例えば第1コネクタがコネクタ嵌合部に対して上下逆向きで嵌合されることを防止するものであってもよく、その際には、一対の嵌合溝をフード部の上下両側に設けるようにすればよい。
(2)上記実施例では、第2コネクタ40に複数の第1コネクタ10が嵌合される形態のコネクタについて説明したが、これに限らず、本発明は、例えば、第2コネクタと第1コネクタとが一対一で嵌合するものにも適用することができる。
(3)上記実施例では、第2コネクタ40が基板用コネクタである場合について説明したが、これに限らず、本発明は、第2コネクタが基板用コネクタではない場合にも適用することができる。
(4)上記実施例では、ガイド溝23が第1ハウジング12の左右両側面に設けられているが、これに限らず、ガイド溝を第1ハウジングの左右両側面のうちいずれか一方の面のみに設けてもよい。
(5)上記実施例では、誤嵌合防止リブ22が第1コネクタ10の下面に設けられるとともに溝部47が第2コネクタ40の下壁に設けられているが、これに限らず、誤嵌合防止リブは第1コネクタの上面に設けても良く、溝部は誤嵌合防止リブの位置に対応して第2コネクタの上壁に設けてもよい。
(6)上記実施例では、第1コネクタ10にレバー50が備えられている場合について説明したが、これに限らず、本発明は、レバーが備えられていないコネクタにも適用することができる。
(7)上記実施例では、嵌合リブ21の前端が、誤嵌合防止リブ22の前端よりも前方に位置しているが、これに限らず、誤嵌合防止リブおよび嵌合リブの前端の位置を同じにしてフード部の前面に凹凸形状を設けてもよく、例えば誤嵌合時に誤嵌合防止リブが当接される部分を他の部分よりも後側に凹ませるようにしてもよい。
(8)上記実施例では、第1コネクタ10をコネクタ嵌合部44のフード部44A内に浅く嵌合させると、ガイドリブ49の前端部がガイド溝23の前端部に進入した後に、一対の嵌合リブ21が一対の嵌合溝48に嵌合するものとされているが、これに限らず、ガイドリブがガイド溝に進入する前に、一対の嵌合リブが一対の嵌合溝に嵌合するものとしてもよい。
10…第1コネクタ(一方のコネクタ)
12…第1ハウジング(一方のコネクタのハウジング)
21…嵌合リブ
22…誤嵌合防止リブ
23…ガイド溝
40…第2コネクタ(他方のコネクタ)
44A…フード部
47…溝部
48…嵌合溝
49…ガイドリブ
50…レバー

Claims (5)

  1. 一方のコネクタが他方のコネクタのフード部の内側に嵌合されるコネクタであり、
    前記一方のコネクタのハウジングは、上下方向の寸法よりも左右方向の寸法が大きい断面を有し、前記ハウジングの外側面には、
    前記他方のコネクタとの正嵌合時に前記フード部の内側面に設けられた溝部に入り、誤嵌合時に前記フード部に突き当たる誤嵌合防止リブと、
    前記正嵌合時および前記誤嵌合時のいずれにおいても前記フード部の内側面に設けられた一対の嵌合溝に嵌合される一対の嵌合リブと、が突設され、
    前記一対の嵌合リブが、前記ハウジングの左右方向における両端部に設けられ、前記誤嵌合防止リブが、前記左右方向において前記一対の嵌合リブの間に設けられており、
    前記誤嵌合時には、前記誤嵌合防止リブが前記フード部に突き当たる前に前記一対の嵌合リブが前記一対の嵌合溝に嵌合するものとされているコネクタ。
  2. 前記誤嵌合防止リブおよび前記嵌合リブが、前記ハウジングの上面または下面に設けられ、前記ハウジングの左面または右面には、前記正嵌合時および前記誤嵌合時のいずれにおいても前記フード部の内側面に突設されたガイドリブが嵌合可能なガイド溝が設けられ、
    前記誤嵌合時には、前記誤嵌合防止リブが前記フード部に突き当たる前に前記ガイドリブが前記ガイド溝に嵌合するものとされている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記ガイドリブが、前記一方のコネクタと前記他方のコネクタとの嵌合方向に長く延びて設けられている請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記ハウジングの上面または下面に、前記他方のコネクタとの嵌合または離脱を行うときに操作されるレバーが備えられ、
    前記ガイド溝が、前記レバーに近い位置に設けられている請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記嵌合リブの前記嵌合方向における前端が、前記誤嵌合防止リブの前記嵌合方向における前端よりも前方に位置している請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のコネクタ。
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