JP6309400B2 - 杭撤去方法 - Google Patents

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Description

本発明は、既設杭を囲むように筒状ケーシングを圧入して、既設杭を周囲の地盤から縁切りした後、既設杭を撤去する杭撤去方法に関する。
特許文献1には、ビル等の建築物を取り壊した後、地中に残存する既設杭を撤去する方法が開示されている。特許文献1では、既設杭を囲むように、いわゆる全周旋回機等の圧入装置により筒状ケーシングを地表面側から圧入することによって、既設杭を周囲の地盤から縁切りし、その後、既設杭を撤去している。また、特許文献1では、圧入装置を、クレーンを用いて所定の位置に配置し、その圧入装置により既設杭の縁切りを行った後、再び、クレーンを用いて既設杭を一度に吊り上げて撤去している。
特開2000−144735号公報
ここで、特許文献1に開示されているように、ビル等の建築物を完全に取り壊した後、既設杭を撤去する場合、建築物を取り壊した後は、既設杭の上空には構造物が存在しないため、圧入装置の設置や既設杭の吊り上げ(引き抜き)時に、上空に何ら制約を受けずにクレーン作業を行うことができる。このように既設杭の上空に構造物がない場合は、ラフタークレーン等の一般的なクレーンを用いて、既設杭を引き抜くことが通常である。そして、例えば、圧入装置や既設杭の総重量が大きい場合や、既設杭の全長が長い場合は、圧入装置の総重量や既設杭の総重量に見合う楊重能力、及び、既設杭の全長に見合う吊り上げ能力を有する大型クレーンを用いる必要がある。
しかしながら、既設杭の上空に何らかの構造物が存在する施工現場では、既設杭を撤去するにあたって、大型クレーンを用いることができない場合もあり、工夫が求められている。
本発明は、このような実状に鑑み、既設杭の上空に何らかの構造物が存在し、クレーン作業が制約を受ける領域にて、圧入装置の配置及び既設杭の撤去を効率的に行うことが可能な杭撤去方法を提供することを目的とする。
上記課題に対して、本発明に係る杭撤去方法は、その一態様として、地盤上下方向に延設して配置された既設杭を囲むように、筒状ケーシングを圧入装置により地表面側から圧入し、前記既設杭を周囲の地盤から縁切りした後、前記既設杭を撤去する杭撤去方法であって、地表面に対し水平方向に走行可能な一対の走行台車と、該走行台車にそれぞれ立設されると共に地表面に対して鉛直方向に伸縮可能な各伸縮部と、該各伸縮部の上端部間を連結する梁部とを有する門型リフターにより、前記圧入装置を前記既設杭の配置領域に合わせて配置する装置配置工程と、前記圧入装置により前記筒状ケーシングを圧入する圧入工程と、前記圧入装置を前記門型リフターにより撤去した後、前記梁部に吊り具を介して前記既設杭の一端部を連結し、前記伸縮部を伸長させて前記既設杭の一端部側を所定長さ分だけ露出させ、該露出部分を貫通する貫通孔を削孔し、前記貫通孔に前記筒状ケーシングの直径より長い鋼棒を挿通し、前記既設杭を前記鋼棒の両端部を介して前記筒状ケーシングの上端部で支持した状態で、前記露出部分を地表から所定高さ位置で切断し、前記走行台車を走行させて前記露出部分の吊り具側部分を前記配置領域から撤去する工程を一サイクルとし、該サイクルを前記既設杭の他端部が地上に引き抜かれるまで繰り返す引き抜き工程と、を含む。
本発明に係る杭撤去方法の上記一態様によると、前記圧入装置を前記門型リフターにより撤去した後、門型リフターの梁部に、吊り具を介して既設杭の一端部を連結し、門型リフターの伸縮部を伸長させて既設杭の一端部側を所定長さ分だけ露出させ、この露出部分を貫通する貫通孔を削孔し、貫通孔に筒状ケーシングの直径より長い鋼棒を挿通し、既設杭を鋼棒の両端部を介して筒状ケーシングの上端部で支持した状態で、露出部分を地表から所定高さ位置で切断し、門型リフターの走行台車を走行させて露出部分の吊り具側部分を配置領域から撤去する工程を一サイクルとし、このサイクルを既設杭の他端部が地上に引き抜かれるまで繰り返すことで、既設杭を撤去している。これにより、既設杭の上空に何らかの構造物が存在し、クレーン作業が制約を受ける領域であっても、門型リフターの伸長部を伸長させた時に、梁部が上空の構造物に干渉しない程度に設定するだけで、既設杭を分割して引き抜き及び水平移動させて撤去することができる上、圧入装置の移動と、既設杭の引き抜き及び水平移動を、1つの門型リフターにより行うことができるため、圧入装置の配置及び既設杭の撤去を効率的に行うことができる。
このようにして、既設杭の上空に何らかの構造物が存在し、クレーン作業が制約を受ける領域にて、圧入装置の配置及び既設杭の撤去を効率的に行うことが可能な杭撤去方法を提供することができる。
本発明の一実施形態における既設杭の配置領域を含む施工現場全体の上面図である。 地盤上下方向に延設して配置される既設杭の縦断面図である。 同上実施形態における圧入装置の概略構造を説明するための概念図である。 同上実施形態のおける杭撤去の施工手順の一例を示す図であり、圧入装置配置工程を説明するための図である。 図4に続き、圧入装置の配置が完了した状態を示す図である。 図5に続く、筒状ケーシングの圧入工程を説明するための図であり、筒状ケーシングのうちの掘削ケーシングを吊り上げている状態を示す図である。 図6に続き、中間ケーシングを接続している状態を示す図である。 図7に続き、接続されたケーシングを圧入している状態を示す図である。 筒状ケーシングの圧入が完了した状態を示す図である。 図9に続く、既設杭の引き抜き工程を説明するための図であり、既設杭を引き上げている状態を示す図である。 図10に示すA矢視方向から見た筒状ケーシングの頂部を含む部分断面図である。 図10に続き、既設杭をさらに引き上げた状態を示すと共に、既設杭に棒鋼挿入用の水平孔を設けた状態を示す図である。 水平孔に棒鋼を挿入した状態を示す断面図である。 既設杭の露出部分を地表から所定高さ位置で切断する工程を示す図である。 図14に続き、露出部分の吊り具側部分を引き上げている状態を示す。 図15に続き、上記吊り具側部分をさらに引き上げている状態を示す。 引き抜き工程完了後の流動化処理土の打設工程を示す図である。 図17に続く、筒状ケーシング引き上げ工程を示す図である。 筒状ケーシング引き上げ工程の完了後の状態を示す図である。 圧入装置の固定方法の変形例を示す部分拡大図である。 圧入装置の固定方法の別の変形例を示す部分拡大図である。
以下、添付図面参照して本発明に係る杭撤去方法の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態における杭撤去方法において用いる門型リフター1と圧入装置10の概略構成を示す上面図であると共に、既設杭Pの配置領域Sを含む杭撤去の施工現場全体の上面図を示したものでもある。図2は、図1の門型リフター1及び圧入装置10の側面図を示すと共に、地盤上下方向に延設して配置される既設杭Pの縦断面図である。
本実施形態における既設杭Pは、図1及び図2に示すように、地盤上下方向に延設して配置され、地盤中に複数本(図では6本)残置されているものとして以下説明する。既設杭Pは、例えば、地盤に削孔したボーリング孔等にコンクリート等を打設してなる場所打ち杭である。この場所打ち杭からなる既設杭Pは、その外周面の平滑度が悪いため、そのまま、引き抜くことは困難となる場合が多い。
ここで、場所打ち杭が用いられる現場としては、例えば、橋桁の架渡し工事の現場が挙げられる。
具体的には、橋脚間に橋桁を架け渡す工事の際、橋桁を下方から一時的に支持する鉄骨架台等を橋脚間に予め設ける場合があり、この鉄骨架台等を支持するコンクリート基礎の下方地盤に、上記場所打ち杭が延設されている。そして、橋桁の架け渡し工事完了後、鉄骨架台は撤去され、さらに、上記コンクリート基礎及び場所打ち杭の撤去を必要とする場合が多い。この場合、図1に示すように、コンクリート基礎Fを撤去した後、場所打ち杭からなる既設杭Pを撤去する際、図2に示すように、橋桁Bが既設杭Pの上方に既に構築されているため、クレーン作業が制約されることとなる。そのため、大型クレーンを用いて既設杭Pを撤去することは困難となる。このような橋桁Bの架渡し施工時に用いられた既設杭Pの全長は、例えば、十数mにも及び、その重量は一本当たり数十トンにもなる。
本実施形態においては、既設杭Pの上方に存在する構造物の一例として、橋桁Bを挙げ、その架渡し工事の際に用いる場所打ち杭(P)を撤去する場合を一例として、以下説明する。
まず、本実施形態の杭撤去方法において用いる門型リフター1と圧入装置10の構成について、以下に説明する。
前記門型リフター1は、一対の走行台車2a,2bと、伸縮部3と、梁部4と、走行レールLと、を有して構成されている。
前記一対の走行台車2a,2bは、地表面に対し水平方向に走行可能に構成されている。各走行台車2a,2bは、互いに、走行方向と直交する方向に離間して配置されている。各走行台車2a,2bは、それぞれ走行方向に延伸して形成される台車本体を有し、この台車本体上に、図示を省略したが、発電機や油圧ユニット等の駆動源や、装置全体を制御する制御盤等が搭載されている。各走行台車2a,2bは、それぞれ前後に車輪を有し、その一部の車輪が図示を省略した駆動モータによって駆動される。本実施形態において、各走行台車2a,2bは、地表面上に適宜長さでそれぞれ延設される各走行レールL上に配置され、この走行レールLをガイドとして走行する。
前記伸縮部3は、走行台車2a,2bにそれぞれ立設されると共に地表面に対して鉛直方向(地盤上下方向)に伸縮可能に構成されている。
本実施形態において、伸縮部3は、1つの走行台車(2a又は2b)上に、走行方向に離間してそれぞれ2本ずつ、つまり、全部で4本立設されている。各伸縮部3は、具体的には、それぞれ複数本(図2では5本)のブームをテレスコープ状に連続させた伸縮ブームからなる。各伸縮ブームは、ブーム内に内蔵された伸縮シリンダ(図示省略)により、同期して同一速度で伸縮するように構成されている。尚、各伸縮部3の伸縮ストロークは、例えば、後述する図6に示すように、圧入装置10を梁部4の下方の地表面上に配置した状態で、後述する掘削ケーシングC1又は接続ケーシングC2の内の適宜最大長さ(例えば3m程度)のケーシングを圧入装置10の上方に吊り上げ可能に設定されている。さらに、この吊り上げ時に、梁部4の天端が、橋桁Bに干渉しないように設定されている。
この各伸縮部3は、最下段ブームの下端部が走行台車(2a又は2b)に固定され、最上段ブームの上端部が梁部4(詳しくは後述の第1サブビーム4a)に固定されている。
前記梁部4は、各伸縮部3の上端部間を連結するものであり、例えば、全体として矩形枠状に形成されている。
本実施形態において、梁部4は、走行方向に延設される2本の第1サブビーム4a,4aと、走行方向と直交しサブビーム4a,4aの上部に位置する2本のメインビーム4b,4bとを含み、これらが矩形枠状に組み付けられて形成されている。また、梁部4は、2本のメインビーム4b,4bの上部にて走行方向に延設して架け渡される第2サブビーム4cを有している。この第2サブビーム4cの両端部には、ガイドローラを備えたガイドローラ部4dがそれぞれ取り付けられている。第2サブビーム4cは、このガイドローラ部4dを介して、メインビーム4b,4b上を走行方向と直交する方向(以下、「横行方向」という)に横行可能に構成されている。ガイドローラ部4dには、図示を省略したが、例えば、電動モータ等が内蔵されている。これによりガイドローラ部4dは、横行方向に移動可能に構成されている。また、第2サブビーム4cの下面側には、図2に示すように、圧入装置10や既設杭P等の吊り上げ用の吊り具(例えば、フック)5が取り付けられている。
このようにして、門型リフター1は、一対の走行台車2,2にそれぞれ2本の伸縮部3を立設し、伸縮部3の上端部に梁部4を接続して、門型に構成されている。
前記圧入装置10は、図3にその概略構造を示すように、筒状ケーシングCを地表面側から地盤上下方向に圧入し、既設杭Pを周囲の地盤から縁切りすると共に、筒状ケーシングCを引き上げ可能に構成されたものであり、例えば、いわゆる全周旋回機を適用する。なお、図3は、圧入装置10の概略構造を説明するための概念図であり、構造を明確にするため簡略化して示されている。また、図3の左側半分は、後述するように、チャックシリンダ14aを縮めてチャック部材14c2により筒状ケーシングCを把持している状態を示し、右側半分は把持が解除されている状態を示している。
具体的には、圧入装置10は、筒状ケーシングCを把持して回転させつつ地盤上下方向に圧入すると共に、その圧入した筒状ケーシングCを引き上げ可能に構成され、例えば、ベースフレーム11と、スラストジャッキ12と、昇降フレーム13と、チャック装置14とを含んで構成されている。
前記筒状ケーシングCは、既設杭Pの外径より大きな内径を有して円筒状に形成されるものであり、掘削ケーシングC1と、この掘削ケーシングC1の上部に順次接続される適宜個数の接続ケーシングC2とから成る。掘削ケーシングC1は、円筒状に形成され、下端部に掘削刃C1aを備えている。接続ケーシングC2は、掘削ケーシングC1と同外径で円筒状に形成され、既設杭Pの全長に応じて、適宜個数(図9では、5個)接続される。掘削ケーシングC1の上端部及び接続ケーシングC2の両端部には、接続用のボルト孔(ネジ孔又は貫通孔)が形成されている。また、掘削ケーシングC1の上端部は、例えば、その外径が少し小さく形成されてなる段付き部を有している。接続ケーシングC2の下端部は、上記段付き部に嵌合可能に内径が少し大きく形成されている。また、接続ケーシングC2の上端部は、掘削ケーシングC1の上端部と同様に段付き部を有し、継ぎ足される接続ケーシングC2の下端部と嵌合可能に形成されている。
前記ベースフレーム11は、装置のベースとなるものであり、中央に筒状ケーシングCを挿通するケーシング挿通孔11aを有し、全体として矩形状に形成されている。ベースフレーム11の底面の四隅には、レベル調整用ジャッキ11bが取り付けられている。
前記スラストジャッキ12は、昇降フレーム13を昇降させるものであり、ベースフレーム11の四隅にそれぞれ設けられている。
前記昇降フレーム13は、スラストジャック12の上端に接続され、スラストジャッキ12の伸縮に応じて昇降するように構成されている。昇降フレーム13は、その中央部にリング状の回転体13aを回転可能に備えている。図示を省略したが、昇降フレーム13内には、この回転体13aを回転させる駆動機構が設けられている。この回転体13aの内周面は上方に向かって拡径するように傾斜形成されており、その最小内径は筒状ケーシングCの外径より大きく形成されている。この回転体13aの内周面と筒状ケーシングCの外周面との間に後述の楔状のチャック部材14c2が嵌め込まれる。
前記チャック装置14は、チャックシリンダ14aと、上部フレーム14bと、チャック部14cとを含んで構成されている。
前記チャックシリンダ14aは、昇降フレーム13上の複数個所に固定され、上部フレーム14bを昇降させて、後述するようにチャック部14cを動作させるものである。
前記上部フレーム14bは、チャックシリンダ14aの上端部に固定され、チャックシリンダ14aの伸縮に応じて昇降するものである。上部フレーム14bは、その中央部にリング状の回転リング14b1を回転可能に備えている。この回転リング14b1は、筒状ケーシングCの外径より大きい内径を有して形成されている。
前記チャック部14cは、回転リング14b1に一端部が連結されるリンク機構14c1と、このリンク機構14c1の他端部に連結されて吊下げ支持される楔状のチャック部材14c2とを備えて構成されている。このチャック部14cは、回転リング14b1の周方向の適宜離間した複数個所に適宜備えられている。チャックシリンダ14aを縮めて上部フレーム14bを下降させると、チャック部材14c2が回転体13aの傾斜内周面に沿って下方へ移動しつつ縮径し、チャック部材14c2の内側に挿通された筒状ケーシングCを把持する。
この圧入装置10は、筒状ケーシングCを把持して回転させつつ、スラストジャッキ12を作動させて昇降フレーム13を下降させることにより、筒状ケーシングC(C1,C2)を地中に圧入する。スラストジャッキ12が下端(ストロークエンド)まで下降すると、筒状ケーシングCの把持を解除する。その後、昇降フレーム13を上昇させ、筒状ケーシングCの上部を再び把持し、さらに地中へ筒状ケーシングCを回転させつつ圧入する。この作業を繰り返して、既設杭Pの全長に応じた深さまで、筒状ケーシングCを圧入して、既設杭Pを周囲の地盤から縁切りする。
そして、圧入装置10は、筒状ケーシングCの引き上げ時には、昇降フレーム13を下端に位置させた状態で、接続ケーシングC2を把持し、その後、昇降フレーム13を上昇させて、スラストジャッキ12が上端まで上昇させる。そして、地上に引き上げた接続ケーシングC2を門型クレーン1により撤去し、次の接続ケーシングC2の上端部にワイヤー等を掛けて門型クレーン1により支持する。その後、圧入装置10は、把持を解除して、昇降フレーム13を下降させて、接続ケーシングC2又は掘削ケーシングC1を把持しつつ昇降フレーム13を上昇させる。この作業を繰返して、筒状ケーシングC全体を引き上げる。
次に、本発明に係る杭撤去方法の一実施形態を、図4〜図19を参照して、上記門型リフター1と圧入装置10を用いた場合で説明する。なお、図1及び図2に示すように、橋脚B施工時のコンクリート基礎Fは、事前に撤去されているものとして説明する。
本実施形態における杭撤去方法は、地盤上下方向に延設して配置された既設杭Pを囲むように、筒状ケーシングCを圧入装置10により地表面側から圧入し、この既設杭Pを周囲の地盤から縁切りした後、既設杭Pを撤去する杭撤去方法であって、門型リフター1及び圧入装置10を配置する装置配置工程と、筒状ケーシングCの圧入工程と、既設杭Pの引き抜き工程と、流動化処理土の打設工程と、筒状ケーシングCの引き上げ工程と、を含む。
まず、走行レールLの間に仮置き(図1参照)された圧入装置10を門型リフター1により吊り上げ、走行台車2a,2b(図1及び図2参照)を走行させると共にガイドローラ部4d(図1及び図2参照)を駆動させることにより、図4に示すように、圧入装置10を既設杭Pの上方に位置させる。このとき、圧入装置10の位置を、走行方向及び横行方向に微調整して、圧入装置10のケーシング挿通孔11a(図3参照)の孔芯と既設杭Pの杭芯が略合うように、圧入装置10を既設杭Pの上方に位置させる。
その後、門型リフター1の伸縮部3を下降方向に動作させ、図5に示すように、圧入装置10を地表面上に配置し、門型リフター1を退避させる。このようにして、圧入装置10を既設杭Pの配置領域S(図1参照)に合わせて配置する。本実施形態において、この工程が、本発明に係る杭撤去方法における「装置配置工程」に相当する。
次に、退避させた門型リフター1により、筒状ケーシングCのうちの掘削ケーシングC1を吊り上げると共に、その筒芯を既設杭Pの杭芯に略合わせて、図6に示すように、掘削ケーシングC1を既設杭Pの上方に位置させる。そして、門型リフター1の伸縮部3を下降方向に動作させ、掘削ケーシングC1を地表面上に配置する。その後、図7に示すように、門型リフター1により吊り上げて搬送された接続ケーシングC2を掘削ケーシングC1の上部に接続する。
その後、圧入装置10により、掘削ケーシングC1を把持して回転させつつ下降させることにより、掘削ケーシングC1を既設杭Pの周囲を囲むように地中に圧入する。そして、スラストジャッキ12(図3参照)を下端(ストローク)まで縮めたところで、掘削ケーシングC1の把持を解除して、昇降フレーム13(図3参照)を上昇させる。その後、接続ケーシングC1の上部を把持し、接続ケーシングC2を回転させつつ下降させることにより、図8に示すように、掘削ケーシングC1をさらに下方に圧入する。そして、この作業を、後続の接続ケーシングC2について繰り返して、図9に示すように、既設杭Pの全長に応じた深さまで、掘削ケーシングC1並びに接続ケーシングC2からなる筒状ケーシングCを圧入して、既設杭Pを周囲の地盤から縁切りする。本実施形態において、この工程が、本発明に係る杭撤去方法における「圧入工程」に相当する。
続いて、圧入装置10を門型リフター1により吊り上げて一時的に撤去すると共に、最上部の接続ケーシングC2も門型リフター1により一時的に撤去する。
そして、梁部4に吊り具(例えば、フック)5を介して既設杭Pの一端部P1を連結し、伸縮部3を伸長させ、既設杭Pを引き上げる。
具体的には、図10、及び、図10に示すA矢視方向から見た筒状ケーシングCの頂部を含む部分断面図である図11に示すように、既設杭Pの一端部P1に、ケミカルアンカーボルト6aを打ち込み、そのケミカルアンカーボルト6aの端部に吊り金具6bを取り付け、この吊り金具6bに玉掛けしたワイヤーを、門型リフター1の吊り具5に掛けて、既設杭Pを引き上げる。
さらに、図12に示すように、既設杭Pを引き上げ、既設杭Pの一端部P1側を所定長さ分だけ露出させる。この既設杭Pの露出部分P2の周りには、図示を省略したが、土砂等が付着しており、この付着土をバックホー等により取り除く。その後、図12に示すように、この露出部分P2における筒状ケーシングC2の上端部付近の適宜高さ位置で、水平方向に貫通する2つの貫通孔Paを、図13に示すように、例えば、互いに平行に延伸するようにして削孔する。そして、この貫通孔Paに、それぞれ、例えば、総ネジPC鋼棒(ゲビンデスターブ)等の鋼棒8を挿通し、各鋼棒8の両端からそれぞれナット9を螺合させて、各鋼棒8を既設杭(露出部分P2)Pに強固に取り付ける。各鋼棒8は、筒状ケーシングCの直径より長く、その両端部はそれぞれ、平面視で、筒状ケーシングCの外周面より外方に突出するように取り付けられている。
そして、図13のように、鋼棒8を既設杭Pに取り付けた後、図14に示すように、門型リフター1により既設杭Pを下降させる。これにより、既設杭Pは、鋼棒8を介して筒状ケーシングCの上端部で支持される。その後、この露出部分P2を、地表から所定高さ位置(図14に点線で示す位置)で切断し、図15及び図16に示すように、露出部分P2の吊り具5側(つまり、上部側)である吊り具側部分P2aを、門型リフター1により吊り上げる。このとき、切断後に残った既設杭Pの残余部分は、鋼棒8によって筒状ケーシングCに預けられている。その後、図16に一点鎖線で示すように、走行台車(2a,2b)を走行させて吊り具側部分P2aを配置領域Sから撤去する。
次に、筒状ケーシングCに預けられた既設杭Pの残余部分の一端部P1を、例えば鋼棒8にワイヤーを掛ける等して門型リフター1により吊り上げる。そして、露出された露出部分P2に、同様に、貫通孔Paを削孔し、別の鋼棒8を挿通し、その鋼棒8にナット9を螺合する。この既設杭Pを再び筒状ケーシングCに預けた状態で露出部分P2を地表から所定位置で切断し、この新たな露出部分P2の吊り具側部分P2aを門型リフター1により撤去する。
このように、梁部4に吊り具5を介して既設杭Pの一端部P1を連結し、伸縮部3を伸長させて既設杭Pの一端部P1側を所定長さ分だけ露出させ、露出部分P2を地表から所定高さ位置で切断し、走行台車(2a,2b)を走行させて露出部分P2の吊り具側部分P2aを配置領域Sから撤去する工程を一サイクルとし、このサイクルを既設杭Pの他端部P3が地上に引き抜かれるまで繰り返す。本実施形態において、この工程が、本発明に係る杭撤去方法における「引き抜き工程」に相当する。
上述のように、既設杭Pの引き抜きを完了させた後、図17に示すように、既設杭Pの引き抜きによって生じた、地盤上下方向の孔の中に、流動化処理土P’を打設する。この工程が、流動化処理土の打設工程である。
その後、一旦撤去した圧入装置10を門型リフター1により、筒状ケーシングCの上部に配置した後、同じく一旦撤去した最上部の接続ケーシングC2を再接続する。そして、最上部の接続ケーシングC2を圧入装置10により把持し、その後、昇降フレーム13を上昇させる。そして、図18に示すように、地上に引き上げた最上部の接続ケーシングC2をその下部の接続ケーシングC2から切り離し、図18に一点鎖線で示すように、門型クレーン1により撤去する。そして、次の接続ケーシングC2の上端部にワイヤー等を掛けて門型クレーン1により支持する。その後、圧入装置10は、把持を解除して、昇降フレーム13を下降させて、再び接続ケーシングC2を把持しつつ昇降フレーム13を上昇させる。この作業を繰返して、図19に示すように、一本の筒状ケーシングCの引き上げが完了する。
そして、図示を省略するが、他の既設杭P(図1では、残り5本)についても、図4〜図19で説明した各工程を行い、全ての既設杭Pの撤去工事が完了する。
かかる本実施形態による杭撤去方法によれば、門型リフター1の梁部4に、吊り具5を介して既設杭Pの一端部P1を連結し、門型リフター1の伸縮部3を伸長させて既設杭Pの一端部P1側を所定長さ分だけ露出させ、この露出部分P2を地表から所定高さ位置で切断し、門型リフター1の走行台車2a,2bを走行させて露出部分P2の吊り具側部分P2aを配置領域Sから撤去する工程を一サイクルとし、このサイクルを既設杭Pの他端部P3が地上に引き抜かれるまで繰り返すことで、既設杭Pを撤去している。これにより、既設杭Pの上空に何らかの橋桁B等の構造物が存在し、クレーン作業が制約を受ける領域であっても、門型リフター1の伸長部3を伸長させた時に、梁部4が上空の構造物に干渉しない程度に設定するだけで、既設杭Pを分割して引き抜き及び水平移動させて撤去することができる上、圧入装置10の移動と、既設杭Pの引き抜き及び水平移動を、1つの門型リフター1により行うことができるため、圧入装置10の配置及び既設杭Pの撤去を効率的に行うことができる。
このようにして、既設杭の上空に何らかの構造物が存在し、クレーン作業が制約を受ける領域にて、圧入装置の配置及び既設杭の撤去を効率的に行うことが可能な杭撤去方法を提供することができる。
また、本実施形態のように、複数の既設杭Pが延設されている場合であっても、門型リフター1により、効率的に圧入装置10の再配置及び既設杭Pの撤去を効率的に行うことができる。
ところで、本実施形態においては、走行レールL及び圧入装置10は地表面上に直接配置するものとして説明した。しかしながら、既設杭Pの配置領域Sの周囲の地盤中に地下構造物が存在する場合や、地表面に段差がある場合や、地盤が軟弱な場合等、走行レールL及び圧入装置10を地表面上に直接配置することができない現場もある。
このような現場では、杭撤去方法は、後述する図20又は図21に示すように、地表面上に架台20を設置する架台設置工程と、覆工板21を架台20上に固定する覆工板固定工程とを、前述した装置配置工程に先立って更に含むとよい。
前記架台20は、筒状ケーシングCが挿通される開口部20aを各既設杭Pの配置領域Sに合わせた位置に設けられてなり、例えば形鋼等を用いて形成される。より具体的には、地表面上にベースコンクリート20bが施工され、架台20は、このベースコンクリート20bを介して地表面上に配置される。
前記覆工板21は、開口部20a毎に分割形成される。そして、各覆工板21が、架台20上に固定される。
このように、架台設置工程と覆工板固定工程を含む場合、装置配置工程は、門型リフター1を、梁部4が既設杭Pの上方に位置するように、覆工板21上に配置する門型リフター配置工程と、各覆工板21のうち一の覆工板21aを撤去した後、圧入装置10を撤去した覆工板21a下の開口部20aを跨ぐように、一の覆工板21aに隣接する他の覆工板21b上に固定することにより、圧入装置10の回転止めを行う回転止め工程と、を有する。また、門型リフター1の走行レールLは、覆工板21上に固定される。
これにより、上空に構造物が存在する上、既設杭Pの配置領域Sの周囲の地盤中に地下構造物が存在する場合や、地表面に段差がある場合や、地盤が軟弱な場合等の条件が悪い現場であっても、圧入装置の配置及び既設杭の撤去を効率的に行うことが可能な杭撤去方法を提供することができる。また、回転駆動中の圧入装置10への筒状ケーシングCからの回転方向反力が大きく、圧入装置10を回転させる方向の力が大きい場合であっても、覆工板に圧入装置10を固定することができるため、圧入装置10の回転を防止することができる。その結果、筒状ケーシングCを効率的に回転させることができる。
このように、架台上に圧入装置10を固定する場合、上記回転止め工程は、より具体的には、例えば、図20に示すように、圧入装置10の下部外周面11cの複数箇所(例えば、ベースフレーム11の4隅)にて、この外周面11cと離間して対向する端面30aを有して形成される固定治具30を、他の覆工板21b上に固定する治具固定工程と、ベースフレーム11の外周面11cと固定治具30の端面30aとの間にジャッキ31を配置した後、このジャッキ31を伸長させるジャッキ伸長工程と、を含んで構成する。固定治具30は、鋼材からなり、ハイテンションボルト等にて覆工板21(21b)上に固定される。
これにより、圧入装置10の下部外周面11cと固定治具30との間にジャッキ31を配置して、圧入装置10を、ジャッキ31及び固定治具30を介して、覆工板21上に強固に固定することができ、より効率的に筒状ケーシングCを回転させることができる。
また、回転止め工程は、これに限らず、上記ジャッキ伸長工程に代えて、図21に示すように、ベースフレーム11の外周面11cと固定治具30の端面30aとの間に、楔32を打ち込む楔打ち込み工程を含んで構成するようにしてもよい。これにより、ジャッキにより固定する場合と比べて、簡易に固定することができる。そして、圧入装置10の周辺にスペースの余裕がない場合により好適である。
なお、上記説明では、既設杭Pは、場所打ち杭であるものとしたが、既設杭Pの種類については、これに限らない。また、既設杭Pの上方に存在する構造物の一例として、橋桁Bを挙げたが、構造物は橋桁Bに限らず、どのようなものでもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形及び変更が可能である。
1・・・・・・・門型リフター
2a,2b・・・一対の走行台車
3・・・・・・・伸縮部
4・・・・・・・梁部
5・・・・・・・吊り具
6a・・・・・・ケミカルアンカーボルト
6b・・・・・・吊り金具
8・・・・・・・鋼棒
10・・・・・・圧入装置
11・・・・・・ベースフレーム
11c・・・・・外周面
20・・・・・・架台
20a・・・・・開口部
21・・・・・・覆工板
21a・・・・・一の覆工板
21b・・・・・他の覆工板
30・・・・・・固定治具
30a・・・・・端面
31・・・・・・ジャッキ
32・・・・・・楔
B・・・・・・・橋桁
C・・・・・・・筒状ケーシング
F・・・・・・・コンクリート基礎
L・・・・・・・走行レール
P・・・・・・・既設杭(場所打ち杭)
P1・・・・・・一端部
P2・・・・・・露出部分
P2a・・・・・吊り具側部分
P3・・・・・・他端部
P’・・・・・・流動化処理土
Pa・・・・・・貫通孔
S・・・・・・・配置領域

Claims (5)

  1. 地盤上下方向に延設して配置された既設杭を囲むように、筒状ケーシングを圧入装置により地表面側から圧入し、前記既設杭を周囲の地盤から縁切りした後、前記既設杭を撤去する杭撤去方法であって、
    地表面に対し水平方向に走行可能な一対の走行台車と、該走行台車にそれぞれ立設されると共に地表面に対して鉛直方向に伸縮可能な各伸縮部と、該各伸縮部の上端部間を連結する梁部とを有する門型リフターにより、前記圧入装置を前記既設杭の配置領域に合わせて配置する装置配置工程と、
    前記圧入装置により前記筒状ケーシングを圧入する圧入工程と、
    前記圧入装置を前記門型リフターにより撤去した後、前記梁部に吊り具を介して前記既設杭の一端部を連結し、前記伸縮部を伸長させて前記既設杭の一端部側を所定長さ分だけ露出させ、該露出部分を貫通する貫通孔を削孔し、前記貫通孔に前記筒状ケーシングの直径より長い鋼棒を挿通し、前記既設杭を前記鋼棒の両端部を介して前記筒状ケーシングの上端部で支持した状態で、前記露出部分を地表から所定高さ位置で切断し、前記走行台車を走行させて前記露出部分の吊り具側部分を前記配置領域から撤去する工程を一サイクルとし、該サイクルを前記既設杭の他端部が地上に引き抜かれるまで繰り返す引き抜き工程と、
    を含む、杭撤去方法。
  2. 前記既設杭は場所打ち杭であることを特徴とする請求項1に記載の杭撤去方法。
  3. 前記既設杭が複数個所に配置されている構成とし、
    前記筒状ケーシングが挿通される開口部を前記各既設杭の配置領域に合わせた位置に設けられてなる架台を、前記地表面上に設置する架台設置工程と、
    前記開口部毎に分割形成される各覆工板を、前記架台上に固定する覆工板固定工程と、
    を前記装置配置工程に先立って更に含み、
    前記装置配置工程は、
    前記門型リフターを、前記梁部が前記既設杭の上方に位置するように、前記覆工板上に配置する門型リフター配置工程と、
    前記各覆工板のうち一の覆工板を撤去した後、前記圧入装置を前記撤去した覆工板下の前記開口部を跨ぐように他の覆工板上に固定することにより、前記圧入装置の回転止めをする回転止め工程と、
    を有する、請求項1又は2に記載の杭撤去方法。
  4. 前記回転止め工程は、
    前記圧入装置の下部外周面の複数箇所にて該外周面と離間して対向する端面を有して形成される固定治具を、前記他の覆工板上に固定する治具固定工程と、
    前記下部外周面と前記固定治具の端面との間に、楔を打ち込む楔打ち込み工程と、
    を有する、請求項3に記載の杭撤去方法。
  5. 前記回転止め工程は、
    前記圧入装置の下部外周面の複数箇所にて該外周面と離間して対向する端面を有して形成される固定治具を、前記他の覆工板上に固定する治具固定工程と、
    前記下部外周面と前記固定治具の端面との間にジャッキを配置した後、該ジャッキを伸長させるジャッキ伸長工程と、
    を有する、請求項3に記載の杭撤去方法。
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